JP2015224634A - ロータブレードクーラント流 - Google Patents

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William Vehr James
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    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/60Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft

Abstract

【課題】翼形部を通るクーラント流を増加又は強化すること。
【解決手段】ロータブレードは、翼形部を含む。翼形部は、根元から先端までスパン方向で且つ前縁と後縁との間で半径方向外向きに延びる正圧側壁及び負圧側壁を含む。先端は、先端フロアと、複数のクーラント出口と、先端フロアから半径方向外向きに延びる正圧側部分及び負圧側部分を有する先端レールと、を含む。冷却通路は、翼形部内に囲まれて、クーラント出口のうちの1又はそれ以上と流体連通している。バッフルが、先端フロア全体を横断して正圧側部分から負圧側部分まで半径方向外向きに延びて第1の先端ポケット及び第2の先端ポケットを定める。スロットが先端レールの負圧側部分に沿って配置され、第1又は第2の先端ポケットのうちの1つから外への流体連通をもたらし、対応する先端ポケット内の圧力を低減する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、全体的に、タービンのロータブレードに関する。より詳細には、本発明は、ロータブレードを通るクーラント流を促進するよう構成された先端を有するロータブレードに関する。
空気を吸い込むターボ機械(例えば、ガスタービン)において、空気は圧縮機によって加圧された後、燃料と混合されて環状列の燃焼器内で点火され、高温の燃焼ガスを発生する。高温ガスは、各燃焼器から移行部品を通り、環状高温ガス経路に沿って流れるようになる。タービン段は通常、高温ガス経路に沿って配置され、高温ガスが第1段ノズル及びロータブレードにわたって流れ、次いで、後続のタービン段のノズル及びロータブレードにわたって流れる。ロータブレードは、タービンロータシャフトに結合された複数のロータディスクに固定することができ、各ロータディスクは、ロータシャフトに装着される。ロータブレードは一般に、実質的に平坦なプラットフォームから半径方向外向きに延びる翼形部と、ロータブレードをロータディスクのうちの1つに固定するためプラットフォームから半径方向内向きに延びる装着部とを含む。翼形部の先端は通常、先端とシュラウドとの間に小さなクリアランスギャップが定められるようにタービンの固定シュラウド又はシールから半径方向内向きに離間して配置される。加圧空気のようなクーラントを翼形部に通すために、複数の冷却通路が翼形部内に定められる。特定の構成において、クーラントを先端において冷却通路から外に送るために、先端に沿って複数のクーラント出口が定められる。
冷却通路を通るクーラントの流れは、主として、クーラントの供給圧力と、クーラント出口又はその直ぐ下流側にある翼形部先端にて通常形成される静圧との間の圧力差により引き起こされる。例えば、空力負荷最適化、作動速度の低下、及び/又はタービン負荷要件の変化に起因して、供給圧力が低すぎる場合には、冷却流の要求に適合するために静圧の低下又は減少が必要となる。従って、翼形部を通るクーラント流を増加又は強化するために、先端において低下又は減少した静圧を提供するロータブレード先端設計の改善が有用となる。
米国特許第8,500,396号明細書
本発明の態様及び利点は、以下の説明において記載され、又は、本説明から明らかにすることができ、或いは、本発明を実施することによって理解することができる。
本発明の1つの実施形態は、翼形部を有するロータブレードである。翼形部は、根元から先端までスパン方向で且つ前縁と後縁との間で翼弦方向でプラットフォームから半径方向外向きに延びる正圧側壁及び負圧側壁を含む。先端は、先端フロアと、該先端フロアに沿って配置される複数のクーラント出口とを含む。先端は更に、先端フロアから半径方向外向きに延びる先端レールを含む。先端レールは、前縁及び後縁にて連結される正圧側部分及び負圧側部分を有する。複数の冷却通路が、クーラントを通過させるために翼形部内に囲まれる。各冷却通路又は冷却通路の少なくとも一部は、クーラント出口のうちの1又はそれ以上と流体連通している。バッフルは、先端フロア全体にわたって正圧側部分から負圧側部分まで半径方向外向きに延びて第1の先端ポケット及び第2の先端ポケットを定める。スロットは、先端レールの負圧側部分に沿って配置され、第1又は第2の先端ポケットのうちの1つから外への流体連通をもたらす。
本発明の別の実施形態は、ロータブレードを通るクーラント流を促進させるシステムである。本システムは、加圧されたクーラントをロータブレードに沿って形成された冷却通路入口に供給するクーラント供給源を含む。ロータブレードは、装着主部を有する装着部を含む。装着主部は、ロータシャフトと相互接続可能である。冷却通路入口のうちの少なくとも1つは、装着主部により形成される。翼形部は、装着部から半径方向外向きに延び、根元から先端までスパン方向で且つ前縁と後縁との間で翼弦方向でプラットフォームから半径方向外向きに延びる正圧側壁及び負圧側壁を含む。先端は、先端フロアと、該先端フロアに沿って配置される複数のクーラント出口とを含む。先端は更に、先端フロアから半径方向外向きに延びる先端レールを含む。先端レールは、前縁及び後縁にて連結される正圧側部分及び負圧側部分を含む。複数の冷却通路は、翼形部に通過してクーラントを送るために該翼形部内に囲まれる。各冷却通路は、クーラント入口のうちの1又はそれ以上と各々が流体連通している。バッフルは、先端フロア全体を横断して正圧側部分から負圧側部分まで半径方向外向きに延びて第1の先端ポケット及び第2の先端ポケットを定める。スロットは、先端レールの負圧側部分に沿って配置され、第1又は第2の先端ポケットのうちの1つから外への流体連通をもたらす。
本発明の別の実施形態は、ガスタービンである。ガスタービンは、圧縮機と、圧縮機から下流側に配置された燃焼器と、燃焼器から下流側に配置されたタービンと、を含む。タービンは、タービンを貫通して軸方向に延びるロータシャフトを含む。外側ケーシングは、ロータシャフトを円周方向に囲んで間に高温ガス経路を定める。複数のロータブレードは、ロータシャフトに相互接続されて、全体としてロータブレードの段を定める。各ロータブレードは、装着主部を有する装着部を含む。装着主部は、ロータシャフトと相互接続可能であり、冷却通路入口のうちの少なくとも1つは、装着主部内に形成される。ロータブレードが更に、装着部に結合されて、根元から先端までスパン方向で且つ前縁と後縁との間で翼弦方向でプラットフォームから半径方向外向きに延びる正圧側壁及び負圧側壁を有する翼形部を含む。先端は、先端フロアと、該先端フロアに沿って配置される複数のクーラント出口とを含む。先端は更に、先端フロアから半径方向外向きに延びる先端レールを含む。先端レールは、前縁及び後縁にて連結される正圧側部分及び負圧側部分を含む。複数の冷却通路は、翼形部に通過してクーラントを送るために該翼形部内に囲まれる。各冷却通路は、クーラント入口のうちの1又はそれ以上と流体連通している。バッフルは、先端フロア全体を横断して正圧側部分から負圧側部分まで半径方向外向きに延びて第1の先端ポケット及び第2の先端ポケットを定める。少なくとも1つのクーラント出口は、第1の先端ポケット内で先端フロアに沿って配置され、該クーラント出口の少なくとも1つが、第2の先端ポケット内で先端フロアに沿って配置される。スロットは、先端レールの負圧側部分に沿って配置され、第1又は第2の先端ポケットのうちの1つから外への流体連通をもたらす。
当業者であれば、本明細書を精査するとこのような実施形態の特徴及び態様、並びにその他がより理解されるであろう。
添付図の参照を含む本明細書の残りの部分において、当業者にとって最良の形態を含む本発明の完全且つ有効な開示をより詳細に説明する。
本発明の少なくとも1つの実施形態を組み込むことができる例示的なガスタービンの機能図。 本発明の種々の実施形態を組み込むことができる例示的なロータブレードの斜視図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、例示的なロータブレードの先端の拡大斜視図。 図3に示した例示的なロータブレード先端の拡大上面図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、例示的なロータブレードの拡大斜視図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、例示的なロータブレードの拡大斜視図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、例示的なロータブレードの拡大斜視図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、例示的なロータブレードの拡大斜視図。
ここで、その1つ又はそれ以上の実施例が添付図面に例示されている本発明の実施形態について詳細に説明する。詳細な説明では、図面中の特徴部を示すために参照符号及び文字表示を使用している。本発明の同様の又は類似した要素を示すために、図面及び説明において同様の又は類似した表示を使用している。本明細書で使用される用語「第1」、「第2」、及び「第3」は、ある構成要素を別の構成要素と区別するために同義的に用いることができ、個々の構成要素の位置又は重要性を意味することを意図したものではない。用語「上流」及び「下流」は、流体通路における流体流れに対する相対的方向を指す。例えば、「上流」は、流体がそこから流れる方向を指し、「下流」は流体がそこに向けて流れる方向を指す。用語「半径方向」は、特定の構成要素の軸方向中心線に実質的に垂直な相対方向を指し、用語「軸方向」は、特定の構成要素の軸方向中心線に実質的に平行な及び/又は同軸に整列された相対方向を指す。
各実施例は、本発明の限定ではなく、例証として提供される。実際に、本発明の範囲又は技術的思想から逸脱することなく、修正形態及び変形形態を本発明において実施できることは、当業者であれば理解されるであろう。例えば、1つの実施形態の一部として例示され又は説明される特徴は、別の実施形態で使用して更に別の実施形態を得ることができる。従って、本発明は、このような修正形態及び変形形態を特許請求の範囲及びその均等物の技術的範囲内に属するものとして保護することを意図している。本明細書では産業用又は地上設置型のガスタービンが図示され説明されたが、本明細書で図示され説明される本発明は、請求項において特に指定のない限り、産業用又は地上設置型のガスタービンに限定されない。例えば、本明細書に記載される本発明は、限定ではないが、蒸気タービン、航空機ガスタービン又は船舶用ガスタービンを含む、あらゆるタイプのタービンで用いることができる。
ここで図面を参照すると、図1は、ガスタービン10の1つの実施形態の概略図を示す。ガスタービン10は、一般に、入口セクション12と、該入口セクション12の下流側に配置される圧縮機セクション14と、該圧縮機セクション14の下流側に配置される燃焼器セクション16内の複数の燃焼器(図示せず)と、燃焼器セクション16の下流側に配置されるタービンセクション18と、タービンセクション18の下流側に配置される排気セクション20とを含む。加えて、ガスタービン10は、圧縮機セクション14とタービンセクション18との間に結合される1又はそれ以上のシャフト22を含むことができる。
タービンセクション18は、一般に、複数のロータディスク26(その1つが図示されている)と、各ロータディスク26から半径方向外向きに延びて相互接続されている複数のロータブレード28とを有するロータシャフト24を含むことができる。次いで、各ロータディスク26は、タービンセクション18を貫通して延びるロータシャフト24の一部に結合することができる。タービンセクション18は更に、ロータシャフト24及びロータブレード28を円周方向に囲む外側ケーシング30を含み、これによりタービンセクション18を通る高温ガス経路32が少なくとも部分的に定められる。
作動中、空気などの作動流体は、入口セクション12を通って圧縮機セクション14に流入し、ここで空気が漸次的に加圧され、従って、加圧空気を燃焼セクション16の燃焼器に提供する。加圧空気は、燃料と混合されて各燃焼器内で燃焼され、高温の燃焼ガス34を生成する。高温の燃焼ガス34は、高温ガス経路32を通って燃焼器セクション16からタービンセクション18まで流れ、ここでエネルギー(運動及び/又は熱)が高温ガス34からロータブレード28に伝達され、従って、ロータシャフト24が回転を生じるようになる。次いで、機械的回転エネルギーを用いて圧縮機セクション14に動力を供給し、電気を発生させることができる。タービンセクション18から出た高温の燃焼ガス34は、排気セクション20を介してガスタービン10から排出することができる。
図2は、本発明の1又はそれ以上の実施形態を組み込むことができる例示的なロータブレード28の斜視図である。
図2に示すように、ロータブレード28は一般に、装着主部38を有する装着又はシャンク部36と、実質的に平坦なプラットフォーム42から実質的に半径方向外向きに延びる翼形部40とを含む。プラットフォーム42は一般に、タービンセクション18(図1)の高温ガス経路32を通って流れる高温の燃焼ガス34に対する半径方向内向き境界として機能する。図2に示すように、装着又はシャンク部36の装着主部38は、プラットフォーム42から半径方向内向きに延びることができ、相互接続してロータブレード28をロータディスク26に固定するよう構成された根元構造体(ダブテールのような)を含むことができる。
翼形部40は、正圧側壁44と、対向する負圧側壁46とを含む。正圧側壁44及び負圧側壁46は、翼形部40とプラットフォーム42との間の交差部に定めることができる翼形部40の根元48から翼形部40の先端50まで、スパン方向でプラットフォーム42から実質的に半径方向外向きに延びる。正圧側壁44及び負圧側壁46は、翼形部40の前縁52と後縁54との間で翼弦方向に延びる。正圧側壁44は一般に、翼形部40の空力的凹状外面を含む。同様に、負圧側壁46は一般に、翼形部40の空力的凸状外面を定めることができる。先端50は、根元と半径方向の反対側に配置される。従って、先端50は一般に、ロータブレード28の半径方向最外部を定めることができ、すなわち、ガスタービン10の固定シュラウド又はシール(図示せず)に隣接して位置付けるよう構成することができる。
図2に示すように、複数の冷却通路56(図2において破線で示される)は、翼形部40内で囲まれて、クーラント58を正圧側壁44と負圧側壁46との間で翼形部40を通って送り、従って、対流冷却を提供する。クーラント58は、翼形部40を冷却するため、圧縮機セクション14(図1)からの加圧空気の一部、及び/又は蒸気もしくは他の何れかの好適な流体又はガスを含むことができる。ロータブレード28に沿って1又はそれ以上の冷却通路入口60が配置される。1つの実施形態において、1又はそれ以上の冷却通路入口60は、装着主部38内に、又は装着主部38に沿って、或いは装着主部38によって形成される。冷却通路入口60は、少なくとも1つの対応する冷却通路56と流体連通している。
図3は、本発明の1つの実施形態による、図2に示すような翼形部40の先端50の拡大斜視図である。図3及び図4に示すように、先端50は先端フロア62を含む。先端フロア62は一般に、翼形部40の正圧側壁44と負圧側壁46の間、並びに前縁52と後縁54の間に延びる。複数のクーラント出口64が先端フロア62に沿って配置される。各冷却通路56(図2)は、クーラント出口64の少なくとも1つと流体連通している。
図3に示すように、先端レール66が、先端フロア62から半径方向外向きに延びる。先端レール66は、正圧側部分68及び負圧側部分70を含む。正圧側部分68は、先端フロア62の外周に沿って延び、全体として正圧側壁44と輪郭が共形となる。負圧側部分70は、先端フロア62の外周に沿って延び、全体として負圧側壁46と輪郭が共形となる。正圧側部分68及び負圧側部分70は、前縁52において、及び後縁54及び/又は後縁54に近接して連結及び/又は交差する。
1つの実施形態において、図3及び4に示すように、バッフル72は、先端フロア62から半径方向外向きに延びる。バッフル72は、先端フロア62にわたって先端レール66の正圧側部分68から負圧側部分70に延びる。1つの実施形態において、バッフル72、先端レール66、及び先端フロア62は、翼形部40の先端50に沿って第1の先端ポケット74及び第2の先端ポケット76を定める。第1の先端ポケット74は、全体として翼形部40の前縁52に隣接及び/又は近接して定められる。第2の先端ポケット76は、全体としてバッフル72から翼形部40の後縁54に向かって延びる。種々の実施形態において、クーラント出口64の少なくとも一部は、第1の先端ポケット74内で先端フロア62に沿って形成され、クーラント出口64の少なくとも一部は、第2の先端ポケット76内で先端フロア62に沿って形成される。作動時には、高温ガス34は、翼形部40の正圧側壁44上に配向され、従って、各ロータブレード28の正圧側壁44に沿って高圧領域78を生成する。ロータブレード28が回転し、及び/又は高温ガス34の一部が先端50を越えて漏洩すると、負圧側壁46に沿って減圧又は低圧(高圧領域に対して)領域80が生じる。通常、クーラント58は、ガスタービン10の種々の動作モードに全体として関連する種々の供給圧力で、クーラント供給源(圧縮機セクション14(図1)のような)からクーラント通路入口60を通って冷却通路56に供給される。冷却通路56を通り、先端50にてクーラント出口64から出るクーラント58の流れは、主として、クーラント通路入口60における供給圧力と、翼形部40の先端50、特に先端ポケット74、76内に通常定められる静圧との圧力差によって生じる。例えば、空力負荷最適化、作動速度の低下、及び/又はタービン負荷要件の変化に起因して、供給圧力が低すぎる場合には、冷却流の要求に適合するために静圧の低下又は減少が必要となる。
種々の実施形態において、図3及び4に示すように、先端レール66の負圧側部分70に沿ってスロット又は開口82が形成される。1つの実施形態において、先端レール66の負圧側部分70に沿ってスロット82が形成されて、第1の先端ポケット74から低圧又は減圧領域80内へのクーラント58の流体連通を可能にするクーラント流路84を定め、従って、第1の先端ポケット74内の静圧が低下し、これにより特に前縁52に近接した翼形部40を通るクーラント流が促進又は増強される。
図5、6、7、及び8は、本発明の種々の実施形態による、翼形部40の先端50の拡大斜視図である。1つの実施形態において、図5に示すように、スロット又は開口86は、先端レール66の負圧側部分70に沿って定められて、第2の先端ポケット76から低圧又は減圧領域80内へのクーラント58の流体連通を可能にするクーラント流路88を定めるようにし、従って、第2の先端ポケット76内の静圧が低下し、これにより特に翼形部40の中間部分及び/又は後縁54に近接した翼形部40を通るクーラント流が促進又は増強される。
1つの実施形態において、図6に示すように、先端50は、第1のスロットを定めるスロット82と、第2のスロット88を定めるスロット86とを含むことができ、ここで両スロット82、86は、先端レール66の負圧側部分70に沿って定められて、第1及び第2の先端ポケット74,76それぞれから低圧又は減圧領域80内へのクーラント58の流体連通を可能にするクーラント流路84、88を定めるようにし、従って、第1及び第2の先端ポケット74,76両方の内部の静圧が低下して、これにより翼形部40の前縁52、中間部分、及び/又は後縁54両方に近接した翼形部40を通るクーラント流が促進又は増強される。1つの実施形態において、図7に示すように、先端50は、先端フロア62から及び先端レール66の正圧側部分68から負圧側部分70まで半径方向外向きに延びて第3の先端ポケット92を定める二次バッフル90を含むことができる。スロット94は、先端レール66の負圧側部分70に沿って定められて、第3の先端ポケット92から低圧又は減圧領域80内へのクーラント58の流体連通を可能にするクーラント流路96を定めるようにし、従って、第3の先端ポケット92内の静圧を低下させ、これにより翼形部40の後縁54に近接して翼形部40を通るクーラント流を促進又は増強する。
1つの実施形態において、図8に示すように、バッフル72は、クーラント58の少なくとも一部が第1及び第2の先端ポケット74,76間に流れることができるように構成される。例えば、スロット又は開口96は、バッフル72に沿って形成することができ、従って、これらの間に流路98が定められる。これに加えて、又は代替として、バッフル72は、第1の先端ポケット74に流入するクーラント58の少なくとも一部がバッフル72の上部98を越えて流れることができるような先端フロア62からのサイズにされ、従って、第1の先端ポケット74における静圧が低下し、これにより翼形部40の前縁52に近接した翼形部40を通るクーラント流を促進又は増強することができる。
本明細書で説明し例示したように、本発明は、既存のロータブレード先端技術に優る様々な技術的利点を提供する。例えば、本発明は、種々の冷却流に対して、特にロータブレード翼形部の前縁に沿った流れに対してより低い静圧を提供する。より低い静圧は、先端を別個の先端ポケット又は領域に分離して、異なる先端ポケットを異なる圧力ゾーンと接続することにより達成される。先端での低減された静圧は、冷却通路入口での所要のクーラント供給圧力を低減し、従って、タービン性能全体の改善をもたらすことができる。
本明細書は、最良の形態を含む実施例を用いて本発明を開示し、更に、あらゆる当業者があらゆるデバイス又はシステムを実施及び利用すること並びにあらゆる包含の方法を実施することを含む本発明を実施することを可能にする。本発明の特許保護される範囲は、請求項によって定義され、当業者であれば想起される他の実施例を含むことができる。このような他の実施例は、請求項の文言と差違のない構造要素を有する場合、或いは、請求項の文言と僅かな差違を有する均等な構造要素を含む場合には、本発明の範囲内にあるものとする。
10 ガスタービン
12 入口セクション
14 圧縮機セクション
16 燃焼セクション
18 タービンセクション
20 排気セクション
22 シャフト
24 ロータシャフト
26 ロータディスク
28 ロータブレード
30 外側ケーシング
32 高温ガス経路
34 高温ガス
36 装着/シャンク部
38 装着主部
40 翼形部
42 プラットフォーム
44 正圧側壁
46 負圧側壁
48 根元
50 先端
52 前縁
54 後縁
56 冷却通路
58 クーラント
60 クーラント通路入口
62 先端フロア
64 クーラント出口
66 先端レール
68 正圧側部分
70 負圧側部分
72 バッフル
74 第1の先端ポケット
76 第2の先端ポケット
78 高圧領域
80 低圧領域
82 スロット
84 クーラント流路
86 スロット
88 クーラント流路
90 二次バッフル
92 スロット
94 クーラント流路
96 スロット/開口
98 上部

Claims (20)

  1. ロータブレード(28)であって、
    根元(48)から先端(50)までスパン方向で且つ前縁(52)と後縁(54)との間で翼弦方向でプラットフォーム(42)から半径方向外向きに延びる正圧側壁(44)及び負圧側壁(46)を含む翼形部(40)を備え、
    前記先端が、先端フロア(62)と、該先端フロア(62)に沿って配置される複数のクーラント出口(64)とを含み、前記先端が更に、前記先端フロア(62)から半径方向外向きに延びる先端レール(66)を含み、前記先端レール(66)が、前記前縁(52)及び後縁(54)にて連結される正圧側部分(68)及び負圧側部分(70)を有し、
    前記ロータブレード(28)が更に、
    クーラントを通過させるために前記翼形部内に囲まれて、前記クーラント出口(64)のうちの1又はそれ以上と各々が流体連通した複数の冷却通路(56)と、
    前記先端フロア全体にわたって前記正圧側部分(68)から前記負圧側部分(70)まで半径方向外向きに延びて第1の先端ポケット(74)及び第2の先端ポケット(76)を定めるバッフル(72)と、
    前記先端レールの負圧側部分に沿って配置され、前記第1又は第2の先端ポケットのうちの1つから外への流体連通をもたらすスロット(82)と、
    を含む、ロータブレード(28)。
  2. 前記スロット(82)が、前記先端フロア(62)から半径方向外向きに延びる、請求項1に記載のロータブレード(28)。
  3. 前記クーラント出口(64)の少なくとも1つが、前記第1の先端ポケット(74)内で前記先端フロア(62)に沿って配置される、請求項1に記載のロータブレード(28)。
  4. 前記クーラント出口(64)の少なくとも1つが、前記第2の先端ポケット(76)内で前記先端フロア(62)に沿って配置される、請求項1に記載のロータブレード(28)。
  5. 前記バッフル(72)内に形成される開口(96)を更に備え、前記開口(96)が、前記第1の先端ポケット(74)と前記第2の先端ポケット(76)との間の流体連通を提供する、請求項1に記載のロータブレード(28)。
  6. 前記バッフル(72)は、前記クーラントの一部が前記バッフルの上部(98)を越えて隣接する先端ポケット内に流入できるように構成されている、請求項1に記載のロータブレード(28)。
  7. 前記先端フロア全体にわたって前記正圧側部分(68)から前記負圧側部分(70)まで半径方向外向きに延びて第3の先端ポケット(92)を定める二次バッフル(90)を更に備える、請求項1に記載のロータブレード(28)。
  8. 前記先端レール(66)の負圧側部分(70)に沿って配置され、前記第3の先端ポケット(92)から外への流体連通をもたらすスロット(94)を更に備える、請求項7に記載のロータブレード(28)。
  9. ロータブレード(28)を通るクーラント流を促進させるシステムであって、
    加圧されたクーラントを前記ロータブレード(28)に沿って形成された冷却通路入口(60)に供給するクーラント供給源を備え、
    前記ロータブレード(28)が、
    ロータシャフト(24)と相互接続可能であり且つ前記冷却通路入口(60)のうちの少なくとも1つを形成する装着主部(38)を有する装着部(36)と、
    根元(48)から先端(50)までスパン方向で且つ前縁(52)と後縁(54)との間で翼弦方向でプラットフォーム(42)から半径方向外向きに延びる正圧側壁(44)及び負圧側壁(46)を有する、前記装着部に結合された翼形部(40)と、
    を含み、
    前記先端が、先端フロア(62)と、該先端フロア(62)に沿って配置される複数のクーラント出口(64)とを含み、前記先端が更に、前記先端フロア(62)から半径方向外向きに延びる先端レール(66)を含み、前記先端レール(66)が、前記前縁(52)及び後縁(54)にて連結される正圧側部分(68)及び負圧側部分(70)を有し、
    前記ロータブレード(28)が更に、
    前記翼形部に通過してクーラントを送るために前記翼形部内に囲まれて、前記クーラント入口のうちの1又はそれ以上と各々が流体連通した複数の冷却通路(56)と、
    前記先端フロア全体にわたって前記正圧側部分(68)から前記負圧側部分(70)まで半径方向外向きに延びて第1の先端ポケット(74)及び第2の先端ポケット(76)を定めるバッフル(72)と、
    前記先端レールの負圧側部分に沿って配置され、前記第1又は第2の先端ポケットのうちの1つから外への流体連通をもたらすスロット(82)と、
    を含む、システム。
  10. 前記スロット(82)が、前記先端フロア(62)から半径方向外向きに延びる、請求項9に記載のシステム。
  11. 前記クーラント出口(64)の少なくとも1つが、前記第1の先端ポケット(74)内で前記先端フロア(62)に沿って配置され、前記クーラント出口(64)の少なくとも1つが、前記第2の先端ポケット(76)内で前記先端フロア(62)に沿って配置される、請求項9に記載のシステム。
  12. 前記バッフル(72)内に形成されるクーラント開口を更に備え、前記クーラント開口が、前記第1の先端ポケット(74)と前記第2の先端ポケット(76)との間の流体連通を提供する、請求項9に記載のシステム。
  13. 前記バッフル(72)は、前記クーラントの一部が前記バッフルの上部(98)を越えて隣接する先端ポケット内に流入できるように構成されている、請求項9に記載のシステム。
  14. 前記先端フロア全体にわたって前記正圧側部分(68)から前記負圧側部分(70)まで半径方向外向きに延びて第3の先端ポケット(92)を定める二次バッフル(90)を更に備える、請求項9に記載のシステム。
  15. 前記先端レール(66)の負圧側部分(70)に沿って配置され、前記第3の先端ポケット(92)から外への流体連通をもたらす二次スロットを更に備える、請求項14に記載のシステム。
  16. ガスタービン(10)であって、
    圧縮機と、
    前記圧縮機から下流側に配置された燃焼器と、
    前記燃焼器から下流側に配置されたタービンと、
    を備え、前記タービンが、前記タービンを貫通して軸方向に延びるロータシャフト(24)と、前記ロータシャフトを円周方向に囲んで間に高温ガス経路を定める外側ケーシング(30)と、前記ロータシャフトに相互接続されてロータブレード(28)の段を定める複数のロータブレード(28)と、を含み、
    前記各ロータブレード(28)が、
    ロータシャフト(24)と相互接続可能であり且つ前記冷却通路入口(60)のうちの少なくとも1つを形成する装着主部(38)を有する装着部(36)と、
    根元(48)から先端(50)までスパン方向で且つ前縁(52)と後縁(54)との間で翼弦方向でプラットフォーム(42)から半径方向外向きに延びる正圧側壁(44)及び負圧側壁(46)を有する、前記装着部に結合された翼形部(40)と、
    を含み、
    前記先端が、先端フロア(62)と、該先端フロア(62)に沿って配置される複数のクーラント出口(64)とを含み、前記先端が更に、前記先端フロア(62)から半径方向外向きに延びる先端レール(66)を含み、前記先端レール(66)が、前記前縁(52)及び後縁(54)にて連結される正圧側部分(68)及び負圧側部分(70)を有し、
    前記ロータブレード(28)が更に、
    前記翼形部に通過してクーラントを送るために前記翼形部内に囲まれて、前記クーラント入口のうちの1又はそれ以上と各々が流体連通した複数の冷却通路(56)と、
    前記先端フロア全体を横断して前記正圧側部分(68)から前記負圧側部分(70)まで半径方向外向きに延びて第1の先端ポケット(74)及び第2の先端ポケット(76)を定めるバッフル(72)と、
    を含み、前記少なくとも1つのクーラント出口(64)が前記第1の先端ポケット(74)内で前記先端フロア(62)に沿って配置され、前記クーラント出口(64)の少なくとも1つが、前記第2の先端ポケット(76)内で前記先端フロア(62)に沿って配置され、
    前記ロータブレード(28)が更に、
    前記先端レールの負圧側部分に沿って配置され、前記第1又は第2の先端ポケットのうちの1つから外への流体連通をもたらすスロット(82)と、
    を含む、ガスタービン(10)。
  17. 前記スロット(82)が、前記先端フロア(62)から半径方向外向きに延びる、請求項16に記載のガスタービン(10)。
  18. 前記バッフル内に形成されたスロット(96)を更に備え、該スロット(96)が、前記第1の先端ポケット(74)と前記第2の先端ポケット(76)との間の流体連通を提供する、請求項16に記載のガスタービン(10)。
  19. 前記バッフル(72)は、前記クーラントの一部が前記バッフルの上部(98)を越えて隣接する先端ポケット内に流入できるようなサイズにされている、請求項16に記載のガスタービン(10)。
  20. 前記先端フロア全体にわたって前記正圧側部分(68)から前記負圧側部分(70)まで半径方向外向きに延びて第3の先端ポケット(92)を定める二次バッフル(90)を更に備え、前記先端レール(66)の負圧側部分(70)に沿って二次スロットが配置され、該二次スロットが、前記第3の先端ポケット(92)から外への流体連通をもたらす、請求項16に記載のガスタービン(10)。
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