JP2015224633A - 固定ブレード用の冷却構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却流の配向を節減した固定ブレード用の冷却構造体を提供すること。【解決手段】固定ブレード用の冷却構造体が提供される。冷却構造体は、第1の冷却流体を固定ブレードから第1の冷却回路に配向する、固定ブレードの端壁における第1のチャンバと、第2の冷却流体を固定ブレードから第1の冷却回路と異なる第2の冷却回路に配向する、固定ブレードの端壁における第2のチャンバと、を含むことができる。第1の冷却流体は、第2の冷却流体よりも低温である。【選択図】 図1

Description

本開示は、全体的に、固定ブレードに関し、より詳細には、固定ブレード用の冷却構造体に関する。
固定ブレード(Stationary Blade)は、タービン用途において、高温のガス流を移動ブレードに配向して動力を発生させるのに使用される。蒸気及びガスタービン用途において、固定ブレードはノズルと呼ばれ、ケーシングなどの外部構造体及び/又は内部シール構造体に端壁により装着される。各端壁は、固定ブレードの翼形部部分の端部に結合される。各端部は、翼形部の端部から外向きに延びるコアを含む。
翼形部及び端壁は、過酷な温度設定環境において動作するために冷却を必要とする。例えば、一部の設定環境において、冷却流体は、ホイールスペースから引き出されて、冷却のため内部端壁に配向される。対照的に、多くのガスタービン用途において、より後段のノズルには、圧縮機から抽出された冷却流体(例えば、空気)を送給することができる。外径の端壁は、冷却流体を直接受け取り、他方、内径の端壁は、外径から冷却流体を受け取り、その後、該冷却流体が翼形部を通じて送られる。従来では、この配向は、冷却流体を翼形部のコア開口内のインピンジメント・インサート(バッフルとしても知られる)を通って加圧ダイアフラム(端壁から分離され且つ半径方向内部に位置する)に流入させることにより実施される。冷却流体がダイアフラム内に達すると、冷却流体は、端壁内の冷却回路に半径方向外向きに配向される。端壁の冷却回路は、ピン−基台構成及び/又は端壁内の蛇行通路などの様々な形態をとることができ、冷却流体をコアの必要とされる部分まで配向する。
ダイアフラム構成には幾つかの課題がある。1つの課題は、ダイアフラムを生成する部品に要求される物理的スペースによりタービンをより長くする必要があり、そうでなければ近接流路シールのようなホイールスペースシールのための空間が無くなる可能性があることである。ダイアフラムの生成はまた、極めて短い/小さいスペースに収めなければならず、固定ブレードの鋳造の後に複雑な機械加工(又は他の製造工程)を必要とする点で複雑なプロセスである。
米国特許第8,231,329号明細書
本開示の第1の態様は、固定ブレード用の冷却構造体を提供し、該冷却構造体は、第1の冷却流体を固定ブレードから第1の冷却回路に配向する、固定ブレードの端壁における第1のチャンバと、第2の冷却流体を固定ブレードから第1の冷却回路と異なる第2の冷却回路に配向する、固定ブレードの端壁における第2のチャンバと、を備え、第1の冷却流体が第2の冷却流体よりも低温である。
本開示の第2の態様は、固定ブレードを提供し、該固定ブレードは、側壁を貫通する複数のインピンジメント孔と端部にてインサート通路とを含むインピンジメント・インサートをコア開口において有する翼形部と、前記翼形部の端壁におけて冷却構造体と、を備え、前記冷却構造体が、第1の冷却流体を翼形部から第1の冷却回路に配向する、固定ブレードの端壁における第1のチャンバと、第2の冷却流体を翼形部から第1の冷却回路と異なる第2の冷却回路に配向する、固定ブレードの端壁における第2のチャンバと、を含み、第1の冷却流体が、複数のインピンジメント孔を通過せずに翼形部を通過し、第2の冷却流体が、複数のインピンジメント孔を通過して翼形部を冷却し、その結果、第1の冷却流体が第2の冷却流体よりも低温であるようになる。
本開示の第3の態様は、蛇行翼形部冷却回路を内部に有する翼形部を含む固定ブレード用の冷却構造体を提供し、該冷却構造体が、第1の冷却流体を固定ブレードから第1の冷却回路に配向する、固定ブレードの端壁における第1のチャンバと、第2の冷却流体を固定ブレードから第1の冷却回路と異なる第2の冷却回路に配向する、固定ブレードの端壁における第2のチャンバと、を含み、第1の冷却流体が第1の位置において蛇行翼形部冷却回路から取り出され、第2の冷却流体が第2の位置において蛇行翼形部冷却回路から取り出され、第2の位置が第1の位置から下流側にあり、第1の冷却流体が第2の冷却流体よりも低温であるようにし、冷却構造体が更に、固定ブレードの端壁において、第1のチャンバから第1の冷却回路に延びる第1の冷却流体通路と、固定ブレードの端壁において、第2のチャンバから第2の冷却回路に延びる第2の冷却流体通路と、を含む。
本開示の例示的な態様は、本明細書で記載される問題及び/又は考察していない他の問題を解決するように意図されている。
本開示のこれらの及びその他の特徴は、本開示の様々な実施形態を示す添付図面と関連させてなした本開示の様々な態様の以下の詳細な説明から一層容易に理解されるようになるであろう。
本開示による冷却構造体を含む固定ブレードの1つの実施形態の概略断面図。 図1の固定ブレードの端部の半径方向外向きの透視斜視図。 2つの固定ブレード構成の半径方向外向き断面図。 端壁コア開口の1つの代替の実施形態の概略断面図。 冷却構造体を含む固定ブレードの別の実施形態の概略断面図。 冷却構造体を含む固定ブレードの代替の実施形態の概略断面図。 蛇行翼形部冷却回路を有し且つ冷却構造体を含む固定ブレードの別の実施形態の概略断面図。 蛇行翼形部冷却回路を有し且つ冷却構造体を含む固定ブレードの代替の実施形態の概略断面図。 端壁コア開口の代替の実施形態の概略断面図。 端壁コア開口の代替の実施形態の概略断面図。
本開示の図面は縮尺通りではない点に留意されたい。当該図面は、本開示の典型的な態様のみを描くことを意図しており、従って、本開示の範囲を限定するものとみなすべきではない。図面では、同じ参照符号は、複数の図面にわたり同じ要素を示している。
上述のように、本開示は、固定ブレード用の冷却構造体を提供する。冷却構造体は、本明細書で記載されるように、様々な形態をとることができる。1つの実施形態において、冷却構造体は、固定ブレードから第1の冷却回路まで第1の冷却流体を配向するための固定ブレードの端壁における第1のチャンバと、第1の冷却回路とは異なる第2の冷却回路まで固定ブレードから第2の冷却流体を配向するための固定ブレードの端壁における第2のチャンバと、を含むことができる。第1の冷却流体は、第2の冷却流体よりも低い温度を有する。各チャンバは端壁の内部、詳細にはブレードの鋳造中に作製される端壁コア開口内にあるので、本開示では、比較的大型で漏れが生じやすい加圧ダイアフラムを備える必要がない。各チャンバは、取り外された後に翼形部鋳造コアにより残される端壁コア開口容積を閉蓋する(例えば、溶接シート金属部材により)ことによって形成することができる。インピンジメント・インサートが使用される場合、冷却構造体は、翼形部インピンジメント・インサート後冷却流体及び/又は翼形部から流出する新しいインピンジメント・インサート前冷却流体を用いることができる。このようにして、冷却構造体は、必要な場合にだけより低温(冷却能力がより高い)のインピンジメント前の冷却流体を使用し、適切な場合にはより温度の高い(冷却能力がより低い)インピンジメント後の冷却流体を用いることを可能にし、特定の用途に対して全体として冷却流の配向を節減する。同様の利点は、翼形部の冷却回路の異なる場所から冷却流体を引き出すことによって、蛇行翼形部冷却回路を利用する固定ブレードにおいても得ることができる。
図1〜3を参照すると、固定ブレード102の冷却構造体100が概略断面で示されている。固定ブレード102は、タービンエンジンのケーシング(図示せず)のような固定構造体に装着することができる外側半径方向端部104を含む。固定ブレード102の内側半径方向端部106は、ロータ(図示せず)に対する従来の方式でシールすることができる。固定ブレード102は、使用される用途に適切な現在公知の又は将来開発される何らかの材料(例えば、高温鋼鉄)を含むことができ、鋳造により形成することができる。固定ブレード102は、端壁110に結合された翼形部108を含む。翼形部108は、固定ブレード102に隣接したロータ(図示せず)に装着される複数の回転ブレード(図示せず)に向かって作動流体流を配向する役割を果たす。説明の目的で図示されるように、端壁110は、コア113の部分に複数の冷却回路112を含む固定ブレード102の内側半径方向端部にて拡大した領域を含む。同様の端壁もまた、固定ブレード102の外側半径方向端部104に位置付けることができ、本開示の教示は、外側半径方向端部104に位置付けられる端壁に等しく適用されることは強調しておくべきである。
図2及び3を参照すると、複数の例示的な冷却回路112が示される。図2は、種々の冷却回路112を内部に備えた単一の固定ブレード102を示し、図3は、端壁110を共用し、種々の冷却回路112を内部に備えた固定ブレード102のペアを示している。冷却回路112は、端壁110の何れかの部分を通り、場合によっては翼形部108の一部又は固定ブレード102に隣接するホイールスペース120(図1)内に延びることができる。当該技術分野で周知であり、図2において最もよく分かるように、各冷却回路112は、端壁110の特定部分、例えば、前縁部110LE、後縁部110TE、正圧側面部110PS及び/又は負圧側面部110SSを通る蛇行経路をとることができる。或いは、図3に示すように、各冷却回路112は、端壁110の特定部分、例えば、前縁部110LE、後縁部110TE、正圧側面部110PS及び/又は負圧側面部110SSに位置付けられた種々のピン−基台冷却構造体114を利用することができる。必要とされる場合、図2に示すように、蛇行経路及びピン−基台構造体を共に利用することができる。端壁110において冷却回路112に加えて、翼形部108はまた、本明細書で説明するように、様々な形態をとることができる翼形部冷却回路112を含むことができる。
図1を再度参照すると、1つの実施形態において、翼形部冷却回路112は、1又はそれ以上のインピンジメント・インサート126(インピンジメントバッフルとしても知られる)を利用することができる。より詳細には、1つの実施形態において、固定ブレード102が鋳造物であるときには、取り外し可能コア(図示せず)が設けられ、翼形部108を貫通するコア開口122と、端壁110における端壁コア開口124とを生成する。図1〜3の実施形態において、単一のインピンジメント・インサート126がコア開口122に位置付けられる。インピンジメント・インサート126の半径方向外側端部127は、第1の冷却流体140を受けるために開放される。インピンジメント・インサート126はまた、端壁110に隣接する端部にてインサート通路132を含むことができる。図示のように、インサート通路132は、端壁コア開口124内に延びるが、これは全ての状況において必須なことではない。インピンジメント・インサート126は、コア開口122内に位置付けて、該コア開口122の外面と内面との間に翼形部通路145を生成することを可能にするような断面形状を有することができる。インサート126はまた、コア開口122の内部に実質的に似た形状(断面及び長さ方向が)にすることができる。
作動時には、第1の冷却回路140が、冷却流体供給源からインピンジメント・インサート126に流入する。供給源は、例えば、圧縮機(図示せず)からの抽出、ケーシングからの抽出、又はタービンの別の部分からの抽出など、固定ブレード102への冷却流体の現在公知の又は将来開発される何らかの提供方法とすることができる。冷却流体は、特定のタービン用途において通常は冷却に使用される空気、蒸気、及び他のガスのような何らかの適切な材料を含むことができる。1つの供給源140を例示しているが、冷却流体140は、複数の流れ、すなわち、温度、圧力、流量、その他などの異なる特性を有する複数の冷却流体を設けてもよいことは強調すべきであろう。各冷却流体140は、当該技術分野で公知の固定ブレード102の端部104において、例えば、ブレードの半径方向外側端壁において種々の通路及びチャンバを介してインピンジメント・インサート126に対して配向することができる。何れにしても、第1の冷却回路140の一部は、複数のインピンジメント孔128を通過して、すなわち、翼形部108のコア開口122の内面に冷却流体140を衝突させることによって翼形部108を冷却する。この際に、第2の冷却流体144(インサート126の両側上の破線矢印)が生成され、該第2の冷却流体144は、翼形部108から熱を吸収する手段として、第1の冷却流体140よりも高い温度を有する。第2の冷却流体144は、インピンジメント・インサート126と翼形部コア開口122との間で翼形部通路145を通って流れる。第1の冷却流体140の残りの部分146は、複数のインピンジメント孔128を通過することなく、端壁コア開口124内のインサート通路132を通過し、従って、第2の冷却流体144よりも低い温度が保持される。すなわち、インサート通路132は、低温の第1の冷却流体140を端壁コア開口124に供給する。インピンジメント孔128との相互作用に基づいて、第1の冷却流体140(146)は、「インピンジメント前の」冷却流体と呼ぶことができ、第2の冷却流体は、「インピンジメント後の」冷却流体と呼ぶことができる。
従来のシステムにおいて、両方の冷却流体142、144は、端壁110の半径方向内部に位置付けられた加圧ダイアフラムにて受け取られ、次いで、冷却回路112に再配向して戻される。対照的に、本開示の実施形態による冷却構造体100は、固定ブレード102から第1の冷却回路(例えば、112LE)に第1の冷却流体140を配向するための固定ブレード102の端壁110における第1のチャンバ150と、第1の冷却回路112LEとは異なる第2の冷却回路(例えば、112TE)に固定ブレード102から第2の冷却流体144を配向するための固定ブレード102の端壁110における第2のチャンバ152と、を含む。上述のように、第1の冷却流体140は、第2の冷却流体144よりも低い温度を有する。チャンバ150,152を使用することによって、適切なより高い冷却要求に対しては高冷却能力の第1の冷却流体140を使用し、より低い冷却要求に対しては低冷却能力の第2の冷却流体を使用することが可能になる。図示の実施例において、第1の冷却回路112LEは、端壁110の前縁部110LE(図2〜3)に位置付けられ、第2の冷却回路112TEは、端壁110の後縁部110TE(図2〜3)に位置付けられる。このようにして、端壁110の後縁にて第2の冷却回路112TEよりもより多くの冷却を必要とする可能性がある第1の冷却回路LEは、より高い冷却能力の第1の冷却流体140を受け取る。同様に、このような高い冷却能力の冷却流体を必要としない部分は、より低い冷却能力の冷却流体を受け取る。全体的な効果として、利用可能な冷却流体を効率的に使用できることであり、従って、タービン全体の効率が向上する。端壁110の前縁及び後縁において第1及び第2の冷却回路112LE及び112TEがそれぞれ図示されているが、これらは、端壁110の他の部分に配置されるか、又は他の部分まで延びてもよいことは強調しておくべきである。
各チャンバ150,152は、それぞれの冷却回路112に何らかの方式で流体結合することができる。1つの実施形態において、各チャンバ150,152は、それぞれの冷却回路に単に開放されており、すなわち、回路の一部とみなすことができる。他の実施形態において、チャンバ150,152をそれぞれの冷却回路に流体結合するために、冷却流体通路が必要となる場合がある。例えば、図1の実施形態において、固定ブレード102の端壁110における第1の冷却流体通路160は、第1のチャンバ150から第1の冷却回路112LEに延び、固定ブレード102の端壁110における第2の冷却流体通路162は、第2のチャンバ152から第2の冷却回路112TEに延びる。2つの通路が例示されているが、特定の冷却流体を何れかの冷却回路に供給するために、あらゆる数の通路を設けることができることは理解される。例えば、図3を参照すると、左側の固定ブレード102には、3つの通路160、162が1又はそれ以上のチャンバ(符号なし)から延びている。更に、各通路は、必ずしも、チャンバから図1に示す方向ですなわち前縁及び後縁に向けて延びる必要はない。例えば、図2及び3は、端壁110の種々の側面に向かって延びた通路160、162を示している。
各通路160、162は、適所での機械加工又は鋳造のような何れかの既知の方式で形成することができる。図4に示す本開示による特定の1つの実施形態において、第1及び第2の冷却流体通路160、162のうちの少なくとも1つは、第1及び第2のチャンバ150,152のそれぞれのチャンバから横方向に延びる第1の通路164と、第1の通路164と交差し、端壁110の外面732にある開放端部からそれぞれの第1の冷却回路112TE又は第2の冷却回路112LEに延びる第2の通路168とを有する2部通路を含む。第1及び第2の通路164、168の各々は、何らかのボーリングプロセス(例えば、ドリル加工など)を用いて容易に形成することができる。第2の通路166の開放端部は、プラグ168及びカバー部材170(図4には両方が示されているが、1つだけが必要である)のうちの少なくとも1つによって閉鎖され、従って、それぞれの冷却流体通路160,162を形成することができる。図示のように、カバー部材170は、本明細書でより詳細に示される1又は複数のチャンバ150,152を形成するのに使用されるシートメタル部材の一部とすることができ、或いは、別個の要素であってもよい。
第1及び第2のチャンバ150,152は、幾つかの方法で形成することができる。図1に示す1つの実施形態において、第1のチャンバ閉鎖部174は、少なくとも端壁コア開口124に結合されて第1のチャンバ150を形成することができる。本明細書で述べるように、第1のチャンバ150は、インピンジメント・インサート126においてインサート通路132と流体連通しており、第1の冷却流体140(その一部146)が第1のチャンバ150に流入できるようになる。加えて、閉鎖部176は、少なくとも端壁コア開口124に結合されて第2のチャンバ152を形成することができる。本明細書で述べるように、第2のチャンバ152は、翼形部108において第2の冷却流体144を供給する翼形部通路145と流体連通している。この実施例において、図3で最もよく認められるように、第1のチャンバ閉鎖部174は、端壁コア開口124を密閉するよう成形されたシートメタル部材又は他の要素の形態の部材を含むことができる。すなわち、第1のチャンバ閉鎖部174は、端壁コア開口124を閉鎖する部材を含み、この部材により第1のチャンバ150を生成する。例えば、図3に示すように、第1のチャンバ閉鎖部174は、涙滴形状とすることができる。また、この実施例において、第2のチャンバ閉鎖部176は、例えば、端壁コア開口124を密閉し(すなわち、閉鎖部174に対して半径方向外向きの位置で)て、インサート通路132が貫通できるように加工されたシートメタル部材の形態の部材を含むことができる。すなわち、インサート通路132がインピンジメント・インサート126の端部から所定長を延びる場合、第2のチャンバ閉鎖部176は、所定長のインサート通路132及び端壁コア開口124の内面に結合されて第2のチャンバ152を形成する部材を含む。インピンジメント・インサート126が端壁コア開口124内に延びていない場合、閉鎖部176は、単に通路132と嵌合するだけである。図2は、第1のチャンバ閉鎖部174(図1及び3)が取り外されて第2のチャンバ閉鎖部176並びに端壁コア開口124及びインサート通路132との相互作用が明らかにされた、第1のチャンバ150を示している。ここで、第2のチャンバ閉鎖部176もまた、幾らか涙滴の外形を有することができる。各閉鎖部174,176は、例えば、溶接(溶接位置スポットを参照)により端壁コア開口124に固定して取り付け可能な材料から作ることができる。
図5は、第1及び第2のチャンバ250,252それぞれをどのようにして形成できるかに関する別の実施形態を示している。図5の実施形態は、以下のことを除いて図1の実施形態と同様であり、すなわち、第1のチャンバ閉鎖部及び第2のチャンバ閉鎖部が、全体として、インピンジメント・インサート126においてインサート通路132から第1の冷却流体140(その一部146はインピンジメント・インサート126を通過しない)を受け取る第1の領域282と、翼形部108において翼形部通路145から第2の冷却流体144を受け取る第2の領域284との間で端壁コア開口124のスペースを分割する第1の部材280を含むことである。第1の部材280は、翼形部108及び端壁110と共に所定位置にて鋳造することができ、或いは、例えば溶接により後で付加することもできる。第2の部材286は、第2の冷却流体144の流れが翼形部108における翼形部通路145から第1の領域282に流入するのを阻止する。更に、第3の部材288は、第1の部材280に結合して端壁コア開口124を閉鎖し、第1の領域282に第1のチャンバ250を、第2の領域284に第2のチャンバ252を形成する。各部材286,288は、シートメタル部材を含み、その位置に収まって周囲の構造体に結合できるのに必要な何らかの形状を有することができる。例えば、部材286は、インサート通路132に対する開口を備えた形状の部分的に涙滴とすることができ、部材288は、閉鎖部176に類似した形状の幾らか涙滴とすることができる。各部材286,288は、例えば、溶接(溶接位置スポットを参照)により端壁コア開口124に固定して取り付け可能な材料から作ることができる。
ここまで説明してきた冷却構造体は、異なる温度を有する冷却流体を適切な冷却回路に配向するために2つの部材を備えている。図6を参照すると、別の実施形態において、本開示による冷却構造体100はまた、第3の部材350及び第4の部材352を含むことができ、各部材は、異なる温度を有する冷却流体を異なる冷却回路に配向するようにする。すなわち、固定ブレード102の端壁110における第3の部材350は、第3の冷却流体340(その一部は346)を固定ブレード102から、第1及び第2の冷却回路(例えば、112LE、112X)とは異なる第3の冷却回路312Xに配向する。第2の冷却回路112X及び第3の冷却回路312Xは、ページの内外への、例えば、図3に示すように端壁負圧側面部110SS内への複数の位置に延びるように仮想円で示されている。更に、固定ブレード102の端壁110における第4の部材352は、第4の冷却流体344を固定ブレード102から、第1の冷却回路(例えば、112LE)、第2の冷却回路(例えば、112X)及び第3の冷却回路312Xとは異なる第4の冷却回路312TEに配向する。第1及び第4の冷却回路112LE及び312TEはそれぞれ、端壁110の前縁及び後縁にあるものと図示されているが、これらは、端壁110の他の部分に配置されるか、又は他の部分まで延びてもよいことは理解される。
この実施形態において、翼形部108の前縁部(図6の左側)は、図1のものと実質的に同様であるが、翼形部108はまた、追加のコア開口322を、すなわちコア開口122に加えて含むことができる。各コア開口122,322を分離するために、翼形部108内にディバイダ390を設けることができる。ディバイダ390は、固定ブレード102と共に鋳造するか、又は鋳造後に付加することができる。翼形部冷却回路321は更に、翼形部108の第2のコア開口322において第2のインピンジメント・インサート326を含むことができる。第2のインピンジメント・インサート326は、側壁330を通って延びる複数の第2のインピンジメント孔328と、端壁110に隣接した端部にて第2のインサート通路332とを含む。第3の冷却流体340の一部は、複数の第2のインピンジメント孔328を通過して翼形部108を冷却し、第4の冷却流体344(破線矢印、翼形部通路345の右側)を生成し、第3の冷却流体340の残りの部分346は、複数の第2のインピンジメント孔328を通過せずに第2のインサート通路332を通過する。第1の冷却流体140及び第3の冷却流体340は、異なる供給源から、例えば、圧縮機抽出とケーシング抽出により生じ、異なる温度を有することができる。この場合、第1の冷却流体140は、第3の冷却流体340よりも低い温度を有することができる。第2の冷却流体144は、第3の冷却流体340よりも高温又は低温とすることができ、第4の冷却流体344は、第2の冷却流体144よりも高温又は低温とすることができる。図6において分かるように、ディバイダ390は、端壁コア開口124を、第1及び第2のチャンバ閉鎖部174,176及び374,376の2つのセットそれぞれによってセグメント化することができる2つの領域に分割することができる。各閉鎖部は、端壁コア開口のそれぞれの部分(例えば、ディバイダ390、第1のインサート通路132、及び/又は第2のインサート通路332)を密閉するような形状にされたシートメタル部材の形態の部材を含むことができる。第1のチャンバ閉鎖部174,374は、2つの部材から形成することができ、或いは1つの部材であってもよい。
図7及び8を参照すると、本開示の実施形態による冷却構造体100を実施した固定ブレード102用の翼形部冷却回路421の代替の実施形態を示している。この実施形態において、図7に示すように、翼形部冷却回路421は、1又は複数のインピンジメント・インサートを含むのではなく、単一の冷却流体経路492を含む。図示の実施形態において、翼形部冷却回路421は、従来の蛇行冷却回路、すなわち、翼形部108内の対向する経路において移動している冷却回路を含む。しかしながら、蛇行したもの以外の経路も実施可能とすることができる点に留意されたい。ここで、冷却流体428は、翼形部冷却回路421の第1の端部に配向され、次いで、経路492に沿って配向され、流体が進むにつれて翼形部108を冷却する。その結果、冷却流体428が経路492を通って進むにつれて流体が高温になる。ここで、上述の実施形態と同様に、冷却構造体100は、第1の冷却流体440を固定ブレード102から第1の冷却回路(例えば、通路160を介して112LE)に配向するための固定ブレード102の端壁110における第1のチャンバ450と、第2の冷却流体444を固定ブレード102から、第1の冷却回路第とは異なる2の冷却回路(例えば、通路162を介して112TE)に配向するための固定ブレード102の端壁110における第2のチャンバ452とを含む。固定ブレード102の端壁110における第1の冷却流体通路160は、第1のチャンバ450から第1の冷却回路(例えば、112LE)まで延び、固定ブレード102の端壁110における第2の冷却流体通路152は、第2のチャンバ452から第2の冷却回路(例えば、112TE)まで延びる。各チャンバ450,452は、端壁コア開口124内に形成され、鋳造コアが端壁110から取り出された後に形成される。しかしながら、この場合、第1の冷却流体440は、第1の位置432にて翼形部冷却回路421から取り出され、第2の冷却流体444は、第1の位置432から下流側にある第2の位置にて翼形部冷却回路421から取り出され、第1の冷却流体440が第2の冷却流体444よりも低温であるようにされる。チャンバ450,452は、場合によっては端壁コア開口124を2つの領域に分離するコア開口ディバイダ480を使用して、1又はそれ以上の閉鎖部474、476より本明細書で記載されるように形成することができる。1つの閉鎖部474が端壁コア開口124全体にわたって延びて、例えば溶接によって固定され、場合によってはディバイダ480に対して溶接部を有してチャンバ450,452を形成することができ、或いは、複数の閉鎖部474,476を利用してもよい。閉鎖部474,476は、シートメタル部材を含むことができる。ディバイダ480は、翼形部108と共に鋳造され、或いは、例えば溶接を介して後で付加してもよい。各取り出し位置432,434は、端壁コア開口124内で経路492からそれぞれのチャンバまでの開口を生成することにより形成することができる。
図8を参照すると、第3のチャンバ454を固定ブレード102の端壁110に設けて、第3の冷却流体446を固定ブレードから第1及び第2の冷却回路とは異なる第3の冷却回路(例えば、通路162を介して112TE)に配向することができる。ここで、固定ブレード102の端壁110の第2のチャンバ452は、固定ブレード102から、通路165を介してページの内外に向けて配置された第2の冷却回路(図示せず)に第2の冷却流体444を配向することができる。図3に示すように、第3の冷却回路は、固定ブレード102の負圧側面(例えば、110SS)上に配置することができる。第3のチャンバ454は、第1及び第2のチャンバ450,452に関して説明した通りに形成することができる。これは、場合によっては端壁コア開口124を3つの領域に分離する1又はそれ以上のコア開口ディバイダ480,482を使用して、1又はそれ以上の閉鎖部474,476,478を使用することに基づく。すなわち、1つの閉鎖部474が、端壁コア開口124全体にわたって延びて、例えば溶接によって固定され、場合によってはディバイダ480,482に対して溶接部を有してチャンバ450,452,454を形成することができ、或いは、複数の閉鎖部474,476,478を利用してもよい。閉鎖部474,476,478は、シートメタル部材を含むことができる。ディバイダ480,482は、翼形部108と共に鋳造され、或いは、例えば溶接を介して後で付加してもよい。図8の実施形態において、第2のチャンバ452は、第2の冷却回路への通路165を含むことができる。
ここまで、各端壁コア開口124は、直線状の内面すなわち側壁を含むものとして例示してきた。図9及び10は、本明細書で記載される冷却構造体100の実施形態の何れかにおいて利用できる端壁コア開口624,724それぞれの代替の実施形態の概略断面図を示す。図9において、端壁コア開口624は段付きの内面630を含み、図10では、端壁コア開口724は、端壁110の外面732に対して角度が付けられた内面730を含む。種々の面の何れかは、必要に応じて、例えば、冷却回路への通路を生成するのに十分にアクセスできるように、及び/又は例えば溶接、着座、楔止めなどにより何れかの閉鎖部を確実に位置決めするために利用することができる。面の各々は、端壁110に使用される鋳造コアの適切な成形によって、及び/又は適切な機械加工によって鋳造中に生成することができる。
本明細書で記載される実施形態は、効率の向上を更に高めるために複数の代替の構造体を含むことができることは理解される。1つの実施例において、図1で仮想線で示されるように、冷却回路のうちの1つ(図示のように112LE)は、固定ブレード102に隣接したホイールスペース120への供給通路500を含むことができる。供給通路500は、冷却回路112のうちの何れかの内部の望ましい何れかの位置に存在し、何れかの実施形態において利用することができる。加えて、冷却流体のほとんどは、単一の供給源により提供されるか又はそこから引き出されるように説明してきたが、異なる冷却流体を異なる供給源から生じさせてもよいことは強調すべきである。例えば、図6の2つのインピンジメント・インサートの実施形態においては、冷却流体の流れ140及び340は、場合によっては異なる供給源、例えば、圧縮機抽出とケーシング抽出によるものとして説明されている。このような複数の供給源構成はまた、他の実施形態にも適用可能である。例えば、翼形部108において2つの翼形部蛇行冷却回路が利用される場合、2つ供給源を利用して、各経路につき1つで、異なる温度の冷却流体を生成することができ、1つのチャンバを設けて、それぞれの各経路から引き出すことができる。
本明細書では内側端壁である端壁110に関して本開示の教示を説明してきたが、本開示の教示は、端部104(図1)における外側端壁に対しても等しく適用できることは強調すべきである。更に、特定のチャンバからの通路は、特定の冷却回路に冷却流体を配向するためのものとして例示してきたが、特定のチャンバからの通路は、実際には固定ブレード102及び/又はホイールスペース120の何れかの冷却回路に配向できることは強調すべきである。チャンバからの各通路は、機械加工及び/又は鋳造することができる。後者の手法に関して、側壁コア又は翼形部コアの1又はそれ以上の一方又は両方に対して特徴要素を付加し、冷却回路及びチャンバを接続する鋳造後機械加工の作業をより再現可能でコスト効果のあるものにすることができる。例えば、同じ様式で重なり合うコアの1又はそれ以上の上にタブを生成し、それぞれの冷却回路に開放する孔開け作業をより容易にすることができる。
本明細書で使用される用語は、単に特定の実施形態を説明するためのものに過ぎず、本開示を限定するものではない。本明細書で使用される単数形態は、前後関係から明らかに別の意味を示さない限り、複数形態も含む。更に、本明細書内で使用する場合に、「含む」及び/又は「備える」という用語は、そこに述べた特徴部、完全体、ステップ、動作、要素及び/又は構成部品の存在を明示しているが、1つ又はそれ以上の特徴部、完全体、ステップ、動作、要素、構成部品及び/又はそれらの群の存在又は付加を排除するものではないことは理解されるであろう。
特許請求の範囲における全ての手段又はステッププラス機能要素の対応する構造、材料、作用及びその均等物は、具体的に特許請求された他の特許請求した要素と組み合わせて機能を実行するあらゆる構造、材料又は作用を含むことを意図している。本開示の説明は、例示及び説明の目的で提示されており、開示された形態の開示内容のみを包含するものとすること、又はそれに限定することを意図するものではない。本開示の範囲及び技術的思想から逸脱することなく、多くの修正及び変形が当業者には明らかであろう。本実施形態は、本開示の原理及び実施可能な用途を最もよく説明するようにまた企図される特定の用途に適するような様々な修正を含む様々な実施形態の開示を当業者が理解するのを可能にするように選択し説明してきた。
100 冷却構造体
102 固定ブレード
104 外側半径方向端部
106 内側半径方向端部
108 翼形部
110 端壁
112 冷却回路
113 コア
114 冷却構造体
121 翼形部冷却回路
120 ホイールスペース
122,124 コア開口
126 インピンジメント・インサート
127 外側端部
128 インピンジメント孔
132 インサート通路
140 第1の冷却流体
144 第2の冷却流体
145 翼形部通路
146 残りの部分
150,152 チャンバ
160 第1の冷却流体通路
162 第2の冷却流体通路
164 第1の通路
168 第2の通路
174 第1のチャンバ閉鎖部
176 第2のチャンバ閉鎖部
250,252 第1及び第2のチャンバ
276 部材
280 第1の部材
282 第1の領域
284 第2の領域
286 第2の部材
288 第3の部材
312 第4の冷却回路
321 翼形部冷却回路
322 コア開口
326 第2のインピンジメント・インサート
328 インピンジメント孔
330 側壁
332 第2のインサート通路
340 第3の冷却流体
344 第4の冷却流体
345 翼形部通路
346 残りの部分
350 第3のチャンバ
352 第4のチャンバ
390 ディバイダ
421 翼形部冷却回路
428 冷却流体
432,434 取り出し位置
440 第1の冷却流体
444 第2の冷却流体
446 第3の冷却流体
450 第1のチャンバ
452 第2のチャンバ
454 第3のチャンバ
474,476,478 閉鎖部
480,482 コア開放ディバイダ
492 冷却流体経路
500 供給通路
624,724 端壁コア開口
630 内面
730 内面
732 外面

Claims (10)

  1. 固定ブレード(102)用の冷却構造体(100)であって、
    第1の冷却流体(140)を前記固定ブレード(102)から第1の冷却回路(121)に配向する、前記固定ブレード(102)の端壁(110)における第1のチャンバ(150)と、
    第2の冷却流体(144)を前記固定ブレード(102)から前記第1の冷却回路(121)と異なる第2の冷却回路(221)に配向する、前記固定ブレード(102)の端壁(110)における第2のチャンバ(152)と、
    を備え、前記第1の冷却流体(140)が前記第2の冷却流体(144)よりも低温である、冷却構造体(100)。
  2. 前記固定ブレード(102)が、翼形部冷却回路(121)を内部に有する翼形部(108)を含み、前記第1の冷却流体(140)が、第1の位置において前記翼形部冷却回路(121)から取り出され、前記第2の冷却流体(144)が第2の位置において前記翼形部冷却回路(121)から取り出され、前記第2の位置が前記第1の位置から下流側にあり、前記第1の冷却流体(140)が前記第2の冷却流体(144)よりも低温であるようにする、請求項1に記載の冷却構造体(100)。
  3. 第3の冷却流体(340)を前記固定ブレード(102)から第3の冷却回路に配向する、前記固定ブレード(102)の端壁(110)における第3のチャンバ(350)を更に備える、請求項2に記載の冷却構造体(100)。
  4. 前記翼形部冷却回路(321)が、蛇行冷却回路(112)を含む、請求項2に記載の冷却構造体(100)。
  5. 前記固定ブレード(102)が、翼形部冷却回路(121)を内部に有する翼形部(108)を含み、前記翼形部冷却回路(121)が、前記翼形部(108)の第1のコア開口(122)において第1のインピンジメント・インサート(126)を含み、該第1のインピンジメント・インサート(126)が、側壁(330)を貫通して延びる第1の複数のインピンジメント孔(128)と、前記端壁(110)に隣接した端部において第1のインサート通路(132)とを含み、前記第1の冷却流体(140)の一部が、前記第1の複数のインピンジメント孔(128)を通過して、前記翼形部(108)を冷却し、前記第2の冷却流体(144)を生成するようにし、前記第1の冷却流体(140)の残りの部分が、前記第1の複数のインピンジメント孔(128)を通過せずに前記第1のインサート通路(132)を通過する、請求項1に記載の冷却構造体(100)。
  6. 前記端壁(110)が更に端壁コア開口(322)を含み、前記インサート通路(132)が、前記第1の冷却流体(140)を前記端壁コア開口(322)に供給する、請求項5に記載の冷却構造体(100)。
  7. 前記端壁コア開口(322)が、前記端壁(110)の外面に対して段付き及び角度付きの何れかにされた内面を含む、請求項6に記載の冷却構造体(100)。
  8. 少なくとも前記端壁コア開口(322)に結合されて、前記第1のインピンジメント・インサート(126)において前記インサート通路(132)と流体連通した第1のチャンバ(250)を生成する第1のチャンバ閉鎖部(174)と、
    少なくとも前記端壁コア開口(624)に結合されて、前記第2の冷却流体(144)を供給する前記翼形部(108)における翼形部通路(145)と流体連通した第2のチャンバ(152)を生成する第2のチャンバ閉鎖部(176)と、
    を更に備える、請求項6に記載の冷却構造体(100)。
  9. 前記インサート通路(132)が、前記第1のインピンジメント・インサート(126)の端部から所定長を延び、前記第2のチャンバ閉鎖部(168)が、前記所定長のインサート通路(132)及び前記開口の内面に結合されて前記第2のチャンバ(152)を生成する第1の部材(280)を含み、前記第1のチャンバ(150)の閉鎖部が、前記(端壁コア開口)(624)を閉鎖して前記第1の部材(280)と共に前記第1のチャンバ(150)を生成する第2の部材(286)を含む、請求項8に記載の冷却構造体(100)。
  10. 前記第1のチャンバ閉鎖部(174)及び前記第2のチャンバ閉鎖部(176)が全体として、
    前記端壁コア開口(624)のスペースを、前記第1のインピンジメント・インサート(126)における前記インサート通路(132)から前記第1の冷却流体(140)を受け取る第1の領域(282)と、前記翼形部(108)において前記翼形部通路(345)から前記第2の冷却流体(144)を受け取る第2の領域(284)と、に分割する第1の部材(280)と、
    前記第2の冷却流体(144)の流れが前記翼形部(108)において前記翼形部通路(345)から前記第2の領域(284)に流入するのを阻止する第2の部材(286)と、
    前記第1の部材(280)に結合され、前記端壁コア開口(624)を閉鎖して前記第1の領域(282)に第1のチャンバ(150)を形成し、且つ前記第2の領域(284)に第2のチャンバ(152)を形成する第3の部材(288)と、
    を含む、請求項8に記載の冷却構造体(100)。
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