JP2015223333A - 畳縫着装置、畳床裁断装置、及び畳の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な方法によって畳の裁断方向に交差する向きに対して縫着機を進退させる加減を目視確認することができる畳縫着装置等を提供する。【解決手段】畳縁と畳11とを縫着糸19で縫着する縫着針21と、縫着針21による縫着線の外側で畳を裁断する裁断刃とを備える縫着機を有する畳縫着装置1であって、縫着機24は畳の裁断方向に交差する向きに進退できるように構成され、縫着機24は、裁断刃を撮影する撮像装置45と、撮像装置45で撮影した画像を表示する画像表示部46とをさらに備える畳縫着装置1によって解決する。【選択図】図8

Description

本発明は、畳の裁断方向に交差する向きに進退させるように構成した縫着機を備える畳縫着装置、畳の裁断方向に交差する向きに対して進退できるように構成した畳床裁断装置、及びこれらの装置を使用して畳を製造する方法に関する。
部屋の床に畳を敷設する際には、予め部屋(敷居)の歪みを測定し記録しておく。そして、記録した歪みに基づいて畳を裁断して、複数の畳を敷居の内側に敷設していく。部屋の歪みのことを「クセ」といい、部屋の歪みに合わせて畳を裁断することを「クセをとる」という。畳の短辺を「框」と呼び、框には畳縁が付いていない。畳の長辺のうち、隣の畳に隣接する辺を「上前」と呼び、他の長辺を「下前」と呼ぶ。畳のクセをとるには、部屋の歪みに合わせて、畳の下前側を裁断する。
畳を製造するには、畳床に畳表を張って、框部分で畳表と畳床とを縫着固定する。そして、畳表の上前側に縁下紙と縁布とを重ねて、畳と縁下紙と縁布とを縫着固定する。次に、畳表の下前側に縁下紙と縁布とを重ねて、畳と縁下紙と縁布とを縫着固定しながら、畳の下前側を裁断してクセをとっていく。畳を裁断しながら、畳の表側と畳縁の一端とを縫着固定することを「平刺」と呼ぶ。そして、畳縁の他端と畳の任意の箇所を縫着固定することを「返し縫い」と呼ぶ。
畳のクセをとるには、例えば、特許文献1のような装置が使用される。この装置は、数値制御によって自動的に畳のクセを取りながら平刺を行うためのものである。この装置では、返し縫いも行うことができるとされている。数値制御によって自動的に畳のクセを取りながら畳表を畳床に縫着する方法は、一般的にNC(numerical control)加工と呼ばれている。本明細書では、NC加工によって縫着を行う装置をNC縫着装置と呼ぶ。
特許文献1のようなNC縫着装置では、予め測定したクセの値を記録しておき、その数値をコンピュータに入力する。例えば、特許文献1の図6に記載されているように、畳の下前側に設定した下前基準線Lからの距離X(X0〜X4)を入力する。畳の裁断方向に直交する方向(図3のX軸方向)の現在位置を検出するセンサ(図3の符号37)、畳の裁断方向(図3のY軸方向)の現在位置を検出するセンサ(図3の符号48)によって現在位置を検知し、制御部(符号52)において予め入力した数値と現在位置とを比較して、モーター駆動回路(符号54)を作動させて、ミシン本体(符号18)をX軸方向及びY軸方向へ移動させて畳の裁断と縫着を行っていく。ミシン本体には、ミシン針(符号28)と裁断刃(符号27)が取り付けられている。
特公昭62−38973号公報
NC縫着装置は、各種のセンサや制御部などを備えていることから、設備投資に要するコストが高い。装置構成が電子制御を行わない非NC式縫着装置に比べて複雑であることから、故障した際の修理費が嵩む。また、NC式縫着装置は、非NC式縫着装置に比べて、操作が直観的でない。これらの理由から、非NC式縫着装置を好んで使用するユーザーも多い。非NC式縫着装置とは、電子制御を行わず、縫着機を目視確認しながら縫着機を畳の裁断方向に交差する向きに進退させることで畳のクセ取りを行う装置のことである。
非NC式の縫着装置では、オペレーターが縫着機を目視確認しながらハンドルなどの操作部を操作して縫着機を畳の裁断方向に交差する向きに進退させることで畳のクセ取りを行う。クセ取りを行う際には、縫着機を絶えず目視により確認して縫着機を進退させる加減を調節する。目視確認を行うときには、前屈みの姿勢を強いられ、オペレーターに対する負担が大きかった。また、畳表や畳床を裁断すると粉塵が舞い上がり、目視確認のためにオペレーターが前かがみになった際に粉塵を吸引してしまうおそれがあり、衛生上も好ましくなかった。
以上のような問題に鑑みて、本発明は、簡易な方法によって畳の裁断方向に交差する向きに対して縫着機を進退させる加減を目視確認することができる畳縫着装置、及び畳床裁断装置を提供することを目的とする。また、これらの装置を使用して畳を製造する方法を提供する。
畳縁と畳とを縫着糸で縫着する縫着針と、縫着針による縫着線の外側で畳を裁断する裁断刃とを備える縫着機を有する畳縫着装置であって、縫着機は畳の裁断方向に対して交差する向きに進退できるように構成され、縫着機は、裁断刃を撮影する撮像装置と、撮像装置で撮影した画像を表示する画像表示部とをさらに備えることを特徴とする畳縫着装置によって、上記の課題を解決する。本発明の畳装着装置では、画像表示部に映し出された裁断刃を見ながら、縫着機を畳の裁断方向に交差する向きに進退させることができる。これにより、前屈みの姿勢をとらなくても、畳の裁断部の目視確認を行うことができるようになるので、オペレーターの負担を軽減することができる。また、粉塵を吸引する可能性を低減することができる。
上記の畳縫着装置を使用すれば、撮像装置で撮影した画像を画像表示部で確認しながら畳のクセに応じて縫着機を畳の裁断方向に交差する向きに進退させて畳を裁断しながら畳縁を畳に縫着して畳を製造することができる。
裁断刃が、畳を垂直方向に裁断する第1裁断刃と、畳を斜め方向に裁断する第2裁断刃とからなる場合は、撮像装置は、第1裁断刃を撮影するように配置することが好ましい。第1裁断刃は、畳を垂直方向に裁断するので、測定記録した部屋の歪みに基づいて予め定めた裁断線を見誤りにくく、正確に畳を裁断することが可能になる。このとき、畳の裁断方向に対して上手側に第1裁断刃を設け、畳の裁断方向に対して下手側に第2裁断刃を設け、撮像装置は第1裁断刃を撮影するように配置することが好ましい。上手側に配置される第1裁断刃を撮影すれば、さらに正確に予め定めた裁断線に沿って畳を裁断しやすくなる。
畳縫着装置は、照光部をさらに備えるものであることが好ましい。照光部は、撮像装置に内蔵してもよいし、裁断刃を照らすことができる位置に固定してもよい。後者の場合は、可撓性を有するフレキシブルアームを介して畳縫着装置に固定するとよい。これにより、暗所に畳縫着装置が設置されているような場合においても、明瞭に裁断刃を視認することが可能になる。
畳縫着装置は、撮像装置のレンズに向けて圧縮空気を吹き付ける圧縮空気吐出部をさらに備えるものであることが好ましい。裁断刃で畳を裁断する際に発生する粉塵がレンズに付着することに起因して、画像表示部において裁断作業の視認性が損なわれることがある。圧縮空気を吹き付けることで、レンズに粉塵が付着することによる視認性の低下を効果的に防止することができる。圧縮空気吐出部は、可撓性を有する素材で構成した吐出部を備えるものであることが好ましい。可撓性を有する素材で構成した吐出部を曲げることで容易に吐出口の向きを変更することが可能になる。これによって、粉塵を除去するのに最適な角度に吐出部を曲げることが可能になる。
画像表示部は、畳の裁断方向に交差する向きに対する縫着機の進退を制御する操作部から手の届く範囲に設けることが好ましい。これにより、画像表示部に表示された裁断刃による裁断作業を確認しながら、縫着機の進退を操作部で制御することが可能になり、作業効率が格段に向上し、しかも畳を正確に裁断することが可能になる。手の届く範囲とは、操作部を中心とする半径5〜100cmの円内に収まる範囲を目安とする。より好ましくは、半径10〜70cmの円内に収まるようにする。縫着機を畳の裁断方向に移動させるモーターや、圧縮空気吐出部からの圧縮空気の供給の有無を切り替えるスイッチ、照光部の照光の有無を切り替えるスイッチ等の操作を行う操作部も同様に手の届く範囲に設けることが好ましい。
画像表示部は、フレキシブルアームを介して畳縫着装置に対して取り付けることが好ましい。フレキシブルアームを介して固定することで、オペレーターの体格に合わせて画像表示部の角度を変更することが可能になる。これにより、畳の製造を効率的に行うことが可能になる。
上記の畳縫着装置から縫着針などの縫着作業に必要な部材を省略して、畳床裁断装置を提供することができる。すなわち、畳床を裁断する裁断刃を取り付けた裁断機を備える畳床裁断装置であって、裁断機は畳の裁断方向に交差する向きに対して進退できるように構成され、裁断機は、裁断刃を撮影する撮像装置と、撮像装置で撮影した画像を表示する画像表示部とをさらに備えることを特徴とする畳床裁断装置である。圧縮浮吐出部、照光部、画像表示部の構成や配置は、畳縫着装置と同様にしてもよい。
上記の畳床裁断装置を使用すれば、撮像装置で撮影した画像を画像表示部で目視確認しながら畳のクセに応じて裁断機を畳の裁断方向に交差する向きに進退させて畳床を裁断し、畳を製造することができる。
本発明の畳縫着装置及び畳床裁断装置は、裁断刃を撮影する撮像装置と、撮像装置で撮影した画像を表示する画像表示部とを備える。装置のオペレーターは、画像表示部に映し出された裁断刃を見ながら縫着機又は裁断機を畳の裁断方向に交差する向きに進退させることで、予め測定した敷居の歪みに合わせて、畳を正確に裁断することが可能になる。畳縫着装置を使用するに際しては、例えば、部屋の歪みに合わせて、畳表の下前側端部を予め裁断しておく。畳表の端部に沿って裁断刃が畳を切り進むように画像表示部で裁断場を確認しながら縫着機を進退させれば、極めて簡易かつ正確に畳のクセを取ることが可能になる。畳床の裁断装置を使用するに際しては、例えば、畳床に鉛筆やサインペンなどの筆記具を使用して、部屋の歪みに合わせて裁断線を描いておく。描かれた裁断線を目印に沿って裁断刃が畳を切り進むように画像表示部で裁断場を確認しながら裁断機を進退させれば、極めて簡易かつ正確に畳のクセを取ることが可能になる。
畳の敷設方法の一例を示す平面図である。 図1の右下の畳のみを取り出して示す平面図である。 縁付畳の下前側に畳縁を縫着しながら畳床を裁断する様子を裁断方向の上流側から示した畳の部分断面図である。 部屋の歪みに合わせて予め裁断した畳表を畳床に張った状態を示す畳の平面図である。 畳床の下前側を裁断する様子を示した畳の断面図である。 裁断線を畳床に描きこんだ状態を示す畳床の平面図である。 本発明の畳縫着装置の一例を示す背面図である。 図7に示した縫着機の正面図である。 図7に示した縫着機の右側面図である。 図9において一点鎖線の円で囲んだ領域の拡大図である。 図7に示した縫着機の左側面図である。 縫着機の他の実施例を示す正面図である。 図12の縫着機の右側面図である。 縫着機の他の実施例を示す正面図である。 図14の縫着機の右側面図である。 本発明の畳床裁断装置の裁断機を示す正面図である。 図16の裁断機に右側面図である。
図面を参照しつつ本発明を実施するための形態について説明する。
最初に図1及び図2を参照して、畳の各部の名称を説明する。図1には、畳11の敷設方法の一例を示す。図1に示した敷き方は、祝儀敷きの一例である。図1の例では6畳間の例を示したが、8畳間、10畳間という具合に部屋の広さが増えるしたがって、敷設の方法も若干異なる。図2に、図1の右下部分の畳11を示す。畳11の短辺を框12と呼ぶ。長辺のうち、隣の畳に隣接する辺を上前13と呼ぶ。そして、他の長辺を下前14と呼ぶ。図2に示したように、予め部屋の歪みを測定し、歪みに応じてやや大きめに作製しておいた畳の下前側を裁断することで、複数の畳を隙間なく部屋に敷設することができる。
次に、図3及び図4を参照して、畳11(縁付畳11)の下前側の端部の処理について説明する。図3の上段には、畳11に対して縁布16と縁下紙17とを縫着し、畳床18の端部を裁断して縁付畳を製造する例を示す。図示は省略するが、畳表15は、畳床18の框部分で縫着されている。畳表15の上に縁布16と縁下紙17とを記載した順で積層する。この状態で、後述する畳縫着装置1(平刺装置)を使用して、畳11と縁布16と縁下紙17とを縫着糸19を通した縫着針21(ミシン針)で縫着する。縫着と同時に畳床18は、第1裁断刃22と第2裁断刃23によって裁断される。第1裁断刃22は畳床18を垂直方向に裁断し、第2裁断刃23は、畳床18を斜め方向(上前と下前との中心線方向)に裁断する。縫着と裁断を行う工程を平刺と呼ぶ。平刺を終えた畳11は、図14の下段に示したように、縁布16を畳の側面に向けて折り返して、縫着糸で畳床18の側面等任意の箇所に縫着する。この工程を返し縫いという。
縁布16と縁下紙17とは、縫着機24の畳押え25で畳表15に対して押さえつけられているが、縁布16と縁下紙17とは、畳押え25、縫着針21、第1裁断刃22、及び第2裁断刃23を備える縫着機24と一体に畳11の裁断方向に直交する向き(以下、Y軸方向と称する)に移動可能である。また、縫着機24は、畳11の裁断方向(以下、X軸方向と称する)にも移動可能である。縫着機24は、Y軸方向に進退しながら畳11のクセを取りつつ、X軸に移動して畳11を切り進んで行く。縫着機24をY軸方向に対して進退させることで切り落とされる畳の幅(t)が変化し、部屋の歪みに応じて畳11のクセを取ることができる。したがって、(t)の値は、予め測定し記録しておいた部屋の歪みに応じて定まり、畳11の下前14を凹ませる場合は(t)の値は大きくなる。反対に畳11の下前14を突出させる場合は(t)の値は小さくなる。
次に、図5及び6を参照して、縁なし畳28の下前側の端部の処理について説明する。この例では、予め測定記録しておいた部屋の歪みに基づいて、後述する畳床裁断装置2を使用して、畳床26を第1裁断刃22及び第2裁断刃23で裁断する。第1裁断刃22は畳床26を垂直方向に裁断し、第2裁断刃23は畳床26を斜め方向に裁断する。上記の縁付畳11の製造例と同様に、第1裁断刃22及び第2裁断刃23を備える裁断機29をY軸方向に対して進退させることで畳床26のクセを取りながら、X軸方向に移動して畳床26を切り進んで行く。裁断機29(裁断部62)を進退させる量に応じて(t)の値は変化する。畳床26を裁断した後は、両框、上前、下前の順に縫着して畳表27と畳床26とを固定する。この例では、畳表27は畳床26の裏面に折り返して、裏面側を縫着糸30で縫着した。
次に、上述の縁付畳11の製造に使用する畳縫着装置1(以下、単に装置1と称する)について、図7ないし11を参照して説明する。図7に示したように、装置1は、縫着機24と、縫着機24を畳11の裁断方向(X軸方向)に移動可能に載置するフレーム部31と、畳を載置する畳台32とからなる。畳台32には、畳11を上方から押えて畳台32に固定する固定具38が、回転可能に取り付けられている。固定具32は、油圧や空気圧によって駆動し、畳台32の上に載せた畳を上から押さえつけて固定する。
フレーム部31は、図7に示したように、装置1の設置面に接面する脚部33と、縫着機24を摺動可能に載置する上下一対のレール34と、一対のレール34を連結する左右一対の支柱35とからなる。上側のレール34には、1本のチェン36が架け渡されている。縫着機24は、スプロケットとモーターと(いずれも図示略)を内蔵しており、縫着機24側のスプロケットとフレーム部31側のチェン36とが噛み合うように、一対のレール34の上に縫着機24のキャスター37が載せられている。縫着機24は、モーターのオン、オフを切り替える操作部(図示略)を操作してスプロケットを回転させることで図1のX軸方向(畳の裁断方向)に移動する。図1において、左側は縫着機24は、左側に移動する。この装置では、縫着機24が畳の裁断方向に移動するが、畳台32を畳の裁断方向に移動させる構成としてもよい。
縫着機24は、図8ないし10に示したように、ベース39と、縫着裁断部40とからなる。ベース39はキャスター37を備えており、上述のようにX軸方向に移動する。ベース39の上平面には一対のレール41を備える。レール41は畳の裁断方向に直交する方向に敷設されている。一方、縫着裁断部40は、底面に計4つのキャスター42を備えており、キャスター42がレール41の上に載せられる。図9に示したように、縫着機24の右側面に取り付けられたハンドル43(操作部)を順方向に回すと、縫着裁断部40は、Y軸方向(畳の裁断方向に直交する向き)に対してレール41の上を移動し、畳11に接近する。ハンドル43を逆方向に移動すると、Y軸方向に沿って縫着裁断部40が畳11から離れる。縫着裁断部40は、モーターなどの駆動部によってY軸方向に進退させるようにしてもよい。この場合、Y軸方向への進退を制御する操作部はスイッチなどにする。なお、ハンドル64は、縫着針21を上下させるためのものである。
図8ないし図10に示したように、縫着裁断部40は、畳押え25と、縫着針21と、第1裁断刃22と、第2裁断刃23と、撮像装置45と、画像表示部46とを備える。畳押え25は、図3に記載したように、縁下紙17、及び縁布16を上方から畳11に対して押さえつける。畳押え25、縫着針21、第1裁断刃22、及び第2裁断刃23は縫着裁断部40に固定されているので、ハンドル43を操作すると、畳押え25、縫着針21、第1裁断刃22、及び第2裁断刃23は、Y軸方向に一体に進退し、切り落とされる畳の幅(t)(図4参照)を調節することができる。これによって、畳11のクセ取りを行うことができる。
図9に示したように、縫着針21には、糸巻47に巻かれた縫着糸19を通す。平縫いを行う場合は、図示されないボビンから下糸を供給する。環縫いを行う場合は、下糸は使用しない。この装置では、第1裁断刃22として、多角形(八角形)の刃を使用したが、円形の刃を使用してもよい。第1裁断刃22は、縫着方向(X軸方向)に沿って回転する。図11に示したように、第1裁断刃22は、第1モーター48によって駆動される。第1モーター48の動力は、駆動軸、モーター側のスプロケット、チェン49、第1裁断刃側のスプロケット、第1裁断刃側の駆動軸50の順に伝達されて、第1裁断刃22を回転させる。畳押え25の取付アーム51には、軸固定部52が取り付けられている。第1裁断刃22の駆動軸50は、軸固定部52によって回転可能に支持される。
この装置1では、第2裁断刃23として、平面視台形の揺動刃を使用したが、周方向に回転する平面視円形の刃を使用してもよい。第2裁断刃23は、図11に示したように、第2モーター53によって駆動される。動力は、駆動軸54を経て第2裁断刃23に伝達される。第2裁断刃23は、畳床18の裁断角度を変えられるようにするために、取付角度を変更できるように取り付けられている。
図8に示したように、第1裁断刃22は、畳11の裁断方向(X軸方向)に対して上手側に設けられ、第2裁断刃23は、畳11の裁断方向(X軸方向)に対して下手側に設けられる。したがって、畳11は、まず第1裁断刃22によって垂直方向に浅く裁断され、その後、第2裁断刃23によって、斜め方向に裁断される。第1裁断刃22と第2裁断刃23とは、縫着針21による縫着線の外側(畳の縁側)の裁断線上に配置される。図4に示したように、縫着針21による縫着線(破線、符号19)と裁断線63(一点鎖線)は平行であり、縫着線19と裁断線63の間隔によって、畳縁の幅が定まる。
図1ないし図11の装置1では、図13等に示したように、畳押え25に第1裁断刃側に突出するブラケット55を設けている。このブラケット55の上面に、撮像装置45を固定している。撮像装置45としては、小型のLEDライト(照光部)を内蔵するCCDカメラを使用している。撮像装置45は、畳の裁断方向(X軸方向)の上手側から下手側にレンズを向けて、第1裁断刃22と第2裁断刃23を結ぶ裁断線63上に配置されている。縫着裁断機40の右側面には、フレキシブルアーム56を介して、画像表示部46(液晶モニター)が取り付けられている。画像表示部46には、撮像装置45の信号が入力されて、第1裁断刃22が畳11を裁断する様子が映し出される。フレキシブルアーム56は、オペレーターの手で角度を変えることが可能で、縫着機24の振動によっては角度が変化しない程度の可撓性を有する素材で構成されている。このため、オペレーターの体格に合わせて、画像表示部46の角度を変更することができる。
畳11のクセを取る際には、部屋の歪みを予め測定記録しておき、部屋の歪みに合わせて予め畳表15を裁断しておき、畳表15の端部を、畳を裁断する目印とすることが好ましい。例えば、図3及び4に示したように畳表15を部屋の歪みに合わせて予め裁断しておくのである。図4においては、一点鎖線で予め裁断した畳表15の端部を示す。そして、破線で縫着針による縫着線(縫着糸19)を示す。そして、図3に示したように、裁断した畳表15の端部に対して第1裁断刃22が沿うように、画像表示部46に表示された第1裁断刃22を目視確認しながら、縫着裁断部40をY軸方向に進退させつつX軸方向(図3中では手前側)に動かすことで、予め設定した通りに畳11を裁断しながら縁布16と縁下紙17と畳11とを縫着することができる。図3では、撮像装置45で撮影する部分を破線Fで示した。画像表示部46は、図9に示したように、縫着裁断部40の進退を制御する操作部(ハンドル43)から手の届く範囲に設けられているため、画像表示部46から目を離すことなく、正確に畳の裁断作業を行うことが可能である。第1裁断刃22は、第2裁断刃23に比べて、裁断の深さが浅いため、発生する粉塵が少ない。さらに第1裁断刃22は、垂直方向に回転するため、裁断線63にそって移動させやすいため、撮像装置45で観察する目印として良好に機能する。畳表15を予め裁断しておく方法に代えて、筆記具で裁断の目印を畳表15につけてもよい。
図7ないし11の装置1は、撮像装置45のレンズに向けて圧縮空気を吹き付ける圧縮空気吐出部57を備える。圧縮空気吐出部57は、吐出口に電磁弁を備え、図示しない操作部に設けた開弁スイッチを押すことで、レンズに向けて圧縮空気が噴出する。これにより、裁断刃による畳の裁断に伴って発生する粉塵を除去する。図7に示した固定具38などの可動部の駆動力として空気圧を利用する場合は、駆動用のエアコンプレッサーから圧縮空気を供給することが好ましい。畳11を裁断すると、畳表15を構成する泥染めイグサや畳床18を構成する稲藁又は合成樹脂材料に由来する粉塵が大量に発生する。畳11を裁断していくうちにレンズに粉塵が付着して視界が損なわれることがある。このような場合に、圧縮空気を吹き付ければ、良好な視界を得ることができる。
装置1の圧縮空気吐出部57は、可撓性を有する素材で構成されている。オペレーターの手で角度が変えられて、縫着機24の振動によっては角度が変わらない程度の可撓性を有する素材で構成されているので、圧縮空気を吹き付ける角度を自在に調節することができる。粉塵が発生する状況に応じて角度を変えることで、良好な視界を得ることが可能になる。
次に、畳縫着装置1の変形例について、図12及び図13を参照して説明する。この畳縫着装置2(以下、単に装置2と称する)では、撮像装置45を取り付ける位置が装置1と相違する。フレーム部31や畳台32などのその他の点は装置1と同じであるので、その他の点についての説明は省略する。
装置2では、図12及び図13に示したように、撮像装置45を第1裁断刃22の上方に取り付ける。具体的には、縫着機筐体の突出部58の底面に撮像装置45を螺着した。撮像装置45は、上側から第1裁断刃22が畳を裁断する様子を撮影し、画像表示部46に表示する。装置1の場合と同様に、部屋の歪みに合わせて畳表15を裁断しておき、裁断された畳表15の端部を目印にして、画像表示部46に表示された第1裁断刃22が畳表15の端部を通過するように、縫着裁断部40をY軸方向に進退させることで、畳11を簡単かつ正確に裁断することができる。圧縮空気吐出部57は、図13に示したように、軸固定部52の上側に固定されている。装置1と同様に、レンズに粉塵が付着した際には、圧縮空気を吹き付けることで、良好な視界を得ることができる。
次に、畳床1の変形例について、図14及び15を参照して説明する。この畳縫着装置3(以下、単に装置3と称する)では、撮像装置45を取り付ける位置と、第1切断刃22を有しない点とで装置1と相違する。フレーム部31や畳台32などのその他の点は装置1と同じであるので、その他の点についての説明は省略する。
装置3では、図14及び図15に示したように、第2切断刃23を撮像装置45で撮影する。撮像装置45は、畳押え25の基端側に設けたブラケット59の下面に取り付けられる。圧縮空気吐出部57は、第二切断刃23の上手側にその先端を撮像装置45に向けて配置され、撮像装置45のレンズに向けて圧縮空気を吹き付ける。装置3は、第1裁断刃22を備えていないため、畳の側面を斜めに裁断する場合に使用する。
次に、畳床裁断装置4について、図16及び図17を参照して説明する。この装置4は、縫着針21、糸巻47などの縫着作業用の部材を備えない点で装置1と相違する。フレーム部31や畳台32などのその他の点は、装置1と同じであるので、その点についての説明は省略する。
装置4は、図5及び図6に示した、縁なし畳28の製造に使用することができる。例えば、図6に示したように、少し大きめに作製した畳床26を用意し、予め測定記録しておいた部屋の歪みに合わせて、筆記具を使用して畳床に目印線60(図6では2点鎖線で示した)を引いておく。この目印線60に沿って、第1裁断刃22が移動するように、画像表示部46に表示された第1裁断刃22を目視確認しながら、裁断機61をY軸方向に進退させながらX軸方向に移動させていく。裁断機61は、裁断部62とベース39とからなる。ベース39の構成は装置1と同じである。裁断部62は、第1裁断刃22と第2裁断刃23とを有する。第1裁断刃22と第2裁断刃23の駆動方式や、圧縮空気吐出部57の構成、キャスター42とレール41とによって裁断部62をY軸方向に進退させる点、キャスター37によって裁断機61をX軸方向に移動させる点などは装置1と変わるところがない。ハンドル43を操作することにより裁断部62をY軸方向に進退させて、切り落とされる畳床の幅(t)(図5参照)を調節する。撮像装置45は、装置1と同じ位置に配置され、図6において撮像装置45が撮影する部分を破線Fで示した。装置1と同様に、画像表示部46は、裁断部62を進退させる操作部(ハンドル43)から手の届く範囲内にあるので、画像表示部46から目を離すことなく、畳床26を正確に裁断することが可能である。
1 畳縫着装置
2 畳縫着装置(変形例1)
3 畳縫着装置(変形例2)
4 畳床裁断装置
11 畳
15 畳表
16 縁布
17 縁下紙
19 縫着糸
18 畳床
21 縫着針
22 第1裁断刃
23 第2裁断刃
24 縫着機
25 畳押え
29 裁断機
31 フレーム部
32 畳台
36 チェン
37 キャスター
38 固定具
39 ベース
40 縫着裁断部
41 レール
42 キャスター
43 ハンドル
45 撮像装置
46 画像表示部
48 第1モーター
49 チェン
50 駆動軸
51 取付アーム
52 軸固定部
53 第2モーター
54 駆動軸
55 ブラケット
56 フレキシブルアーム
57 圧縮空気吐出部
58 突出部
59 ブラケット
61 裁断機
62 裁断部
畳縁と畳とを縫着糸で縫着する縫着針と縫着針による縫着線の外側で畳を裁断する裁断刃とを備える縫着機を有する非NC式の畳縫着装置であって、縫着機は畳の裁断方向に交差する向きに進退できるように構成され、裁断刃は、畳を垂直方向に裁断する第1裁断刃と、畳を斜め方向に裁断する第2裁断刃とからなり、畳の裁断方向に対して上手側に第1裁断刃を設け、畳の裁断方向に対して下手側に第2裁断刃を設け、第1裁断刃の裁断の深さは第2裁断刃の裁断の深さよりも浅く、縫着機は、裁断方向に対して上手側に配置される第1裁断刃を撮影する撮像装置と、撮像装置で撮影した第1裁断刃の画像を表示する画像表示部とをさらに備えることを特徴とする畳縫着装置によって、上記の課題を解決する。本発明の畳装着装置では、画像表示部に映し出された第1裁断刃を見ながら、縫着機を畳の裁断方向に交差する向きに進退させることができる。これにより、前屈みの姿勢をとらなくても、畳の裁断部の目視確認を行うことができるようになるので、オペレーターの負担を軽減することができる。また、粉塵を吸引する可能性を低減することができる。
裁断刃が、畳を垂直方向に裁断する第1裁断刃と、畳を斜め方向に裁断する第2裁断刃とからなる場合は、撮像装置は、第1裁断刃を撮影するように配置する。第1裁断刃は、畳を垂直方向に裁断するので、測定記録した部屋の歪みに基づいて予め定めた裁断線を見誤りにくく、正確に畳を裁断することが可能になる。このとき、畳の裁断方向に対して上手側に第1裁断刃を設け、畳の裁断方向に対して下手側に第2裁断刃を設け、撮像装置は第1裁断刃を撮影するように配置する。上手側に配置される第1裁断刃を撮影すれば、さらに正確に予め定めた裁断線に沿って畳を裁断しやすくなる。
本発明の畳縫着装置及び畳床裁断装置は、第1裁断刃を撮影する撮像装置と、撮像装置で撮影した画像を表示する画像表示部とを備える。装置のオペレーターは、画像表示部に映し出された第1裁断刃を見ながら縫着機又は裁断機を畳の裁断方向に交差する向きに進退させることで、予め測定した敷居の歪みに合わせて、畳を正確に裁断することが可能になる。畳縫着装置を使用するに際しては、例えば、部屋の歪みに合わせて、畳表の下前側端部を予め裁断しておく。畳表の端部に沿って第1裁断刃が畳を切り進むように画像表示部で第1裁断を確認しながら縫着機を進退させれば、極めて簡易かつ正確に畳のクセを取ることが可能になる。畳床の裁断装置を使用するに際しては、例えば、畳床に鉛筆やサインペンなどの筆記具を使用して、部屋の歪みに合わせて裁断線を描いておく。描かれた裁断線を目印に沿って第1裁断刃が畳を切り進むように画像表示部で第1裁断を確認しながら裁断機を進退させれば、極めて簡易かつ正確に畳のクセを取ることが可能になる。
畳の敷設方法の一例を示す平面図である。 図1の右下の畳のみを取り出して示す平面図である。 縁付畳の下前側に畳縁を縫着しながら畳床を裁断する様子を裁断方向の上流側から示した畳の部分断面図である。 部屋の歪みに合わせて予め裁断した畳表を畳床に張った状態を示す畳の平面図である。 畳床の下前側を裁断する様子を示した畳の断面図である。 裁断線を畳床に描きこんだ状態を示す畳床の平面図である。 本発明の畳縫着装置の一例を示す背面図である。 図7に示した縫着機の正面図である。 図7に示した縫着機の右側面図である。 図9において一点鎖線の円で囲んだ領域の拡大図である。 図7に示した縫着機の左側面図である。 縫着機の他の実施例を示す正面図である。 図12の縫着機の右側面図である。 縫着機の参考例を示す正面図である。 図14の縫着機の右側面図である。(参考例) 本発明の畳床裁断装置の裁断機を示す正面図である。 図16の裁断機に右側面図である。
畳縁と畳とを縫着糸で縫着する縫着針と縫着針による縫着線の外側で畳を裁断する裁断刃とを備える縫着機を有する非NC式の畳縫着装置であって、縫着機は畳の裁断方向に交差する向きに進退できるように構成され、裁断刃は、畳を垂直方向に裁断する第1裁断刃と、畳を斜め方向に裁断する第2裁断刃とからなり、畳の裁断方向に対して上手側に第1裁断刃を設け、畳の裁断方向に対して下手側に第2裁断刃を設け、第1裁断刃の裁断の深さは第2裁断刃の裁断の深さよりも浅く、縫着機は、裁断方向に対して上手側に配置され第2裁断刃に比べて裁断深さが小さく発生する粉塵が少ない第1裁断刃を撮影する撮像装置と、撮像装置で撮影した第1裁断刃の画像を表示する画像表示部とをさらに備えることを特徴とする畳縫着装置によって、上記の課題を解決する。本発明の畳装着装置では、画像表示部に映し出された第1裁断刃を見ながら、縫着機を畳の裁断方向に交差する向きに進退させることができる。これにより、前屈みの姿勢をとらなくても、畳の裁断部の目視確認を行うことができるようになるので、オペレーターの負担を軽減することができる。また、粉塵を吸引する可能性を低減することができる。

Claims (11)

  1. 畳縁と畳とを縫着糸で縫着する縫着針と縫着針による縫着線の外側で畳を裁断する裁断刃とを備える縫着機を有する畳縫着装置であって、縫着機は畳の裁断方向に交差する向きに進退できるように構成され、
    縫着機は、裁断刃を撮影する撮像装置と、撮像装置で撮影した画像を表示する画像表示部とをさらに備えることを特徴とする畳縫着装置。
  2. 裁断刃は、畳を垂直方向に裁断する第1裁断刃と、畳を斜め方向に裁断する第2裁断刃とからなり、
    撮像装置は、第1裁断刃を撮影する請求項1に記載の畳縫着装置。
  3. 畳の裁断方向に対して上手側に第1裁断刃を設け、畳の裁断方向に対して下手側に第2裁断刃を設け、
    撮像装置は、第1裁断刃を撮影する請求項2に記載の畳縫着装置。
  4. 畳縫着装置は、照光部をさらに備える請求項1ないし3のいずれかに記載の畳縫着装置。
  5. 畳縫着装置は、撮像装置のレンズに向けて圧縮空気を吹き付ける圧縮空気吐出部をさらに備える請求項1ないし4のいずれかに記載の畳縫着装置
  6. 圧縮空気吐出部は、可撓性を有する素材で構成した吐出部を備える請求項5に記載の畳縫着装置。
  7. 画像表示部は、畳の裁断方向に交差する向きに対する縫着機の進退を制御する操作部から手の届く範囲に設けられる請求項1ないし6のいずれかに記載の畳縫着装置。
  8. 画像表示部は、フレキシブルアームを介して畳縫着装置に取り付けられる請求項7に記載の畳縫着装置。
  9. 畳床を裁断する裁断刃を取り付けた裁断機を備える畳床裁断装置であって、裁断機は畳の裁断方向に交差する向きに対して進退できるように構成され、
    裁断機は、裁断刃を撮影する撮像装置と、撮像装置で撮影した画像を表示する画像表示部とをさらに備えることを特徴とする畳床裁断装置。
  10. 畳縁と畳床とを縫着糸で縫着する縫着針と縫着針による縫着線の外側で畳を裁断する裁断刃とを備える縫着機と、裁断刃を撮影する撮像装置と、撮像装置で撮影した画像を表示する画像表示部とを有する畳縫着装置を使用して畳縁を畳に縫着して畳を製造する方法であって、
    撮像装置で撮影した画像を画像表示部で確認しながら畳のクセに応じて縫着機を畳の裁断方向に交差する向きに進退させて畳を裁断しながら畳縁を畳に縫着する畳の製造方法。
  11. 畳床を裁断する裁断刃を備える裁断機と、裁断刃を撮影する撮像装置と、撮像装置で撮影した画像を表示する画像表示部とを有する畳床裁断装置を使用して畳を製造する方法であって、
    撮像装置で撮影した画像を画像表示部で確認しながら畳のクセに応じて裁断機を畳の裁断方向に直交する向きに進退させて畳床を裁断する畳の製造方法。
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