JP2015223057A - 双方向コンバータ - Google Patents

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光 蓮田
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Abstract

【課題】従来の双方向インバータは、効率が低く形状が大きいという課題があった。【解決手段】本発明の双方向インバータは、トランジスタQ1〜Q4と、トランジスタQ1〜Q4により電流ILが与えられるリアクトルLと、トランジスタQ1〜Q4の導通状態を制御する制御信号を出力する制御回路10と、を有し、制御回路10は、トランジスタQ1、Q4を導通状態とし、トランジスタQ2、Q3を遮断状態とする第1の期間と、トランジスタQ1、Q3を導通状態とし、トランジスタQ2、Q4を遮断状態とする第2の期間と、トランジスタQ2、Q3を導通状態とし、トランジスタQ1、Q4を遮断状態とする第3の期間と、を循環的に繰り返す。【選択図】図1

Description

本発明は、電流を双方向に伝達する双方向コンバータに関し、特に小型かつ高効率な双方向コンバータに関する。
モータ等の電動機を駆動する装置は、その電動機を駆動する機能に加えて、当該電動機の駆動中に生じるエネルギーを回生する回生機能を有するものも近年多くなっている。このような装置では、電流の入出力を制御する双方向コンバータが利用され、双方向コンバータの例としては特許文献1、2に開示されたものがある。
特許文献1に開示された電流双方向コンバータの回路図を図5に示す。図5に示すように、特許文献1の電流双方向コンバータは、一端が電源に接続されるインダクタL101と、インダクタL101の他端と高電圧電源端子との間に接続されるトランジスタQ101と、インダクタの他端と低電圧電源端子との間に接続されるトランジスタQ102と、を有する。また、特許文献1の電流双方向コンバータは、補助回路部100を有する。この補助回路部100は、インダクタL1101への電磁エネルギーの蓄積と放出に際しスイッチング動作を行うトランジスタQ101、Q102について、スイッチング時におけるコレクタ・エミッタ間の電圧差を僅かとしてゼロボルトスイッチング(ZVS)動作を行わせる。これにより、特許文献1では、スイッチング損失の低減を実現する。
また、特許文献2では、特許文献1の補助回路部100の別の形態となる補助回路部を有するDCDCコンバータが開示されている。
特開2005−261059号公報 特開2005−102438号公報
しかしながら、特許文献1、2では、トランジスタQ101、Q102のスイッチングを行う場合、インダクタL101に流れる電流のピーク値が大きく、ピーク時の電流量に合わせたインダクタを準備しなければならない。インダクタの形状は、インダクタに流れる電流が大きくなるほど大型になる。また、トランジスタに流れる電流のピーク値が大きくなるとトランジスタで発生する損失が大きくなり、トランジスタの放熱対策のためにヒートシンクを大きくする必要がある。つまり、特許文献1では、双方向コンバータの形状が大きくなる問題がある。
本発明にかかる双方向コンバータの一態様は、高電圧側入力配線に第1の端子が接続される第1のトランジスタと、第1の端子が前記第1のトランジスタの第2の端子に接続され、低電圧側入力配線に第2の端子が接続される第2のトランジスタと、高電圧側出力配線に第1の端子が接続される第3のトランジスタと、第1の端子が前記第3のトランジスタの第2の端子に接続され、低電圧側出力配線に第2の端子が接続される第4のトランジスタと、前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタを接続する配線と、前記第3のトランジスタと前記第4のトランジスタの配線と、の間に接続されるリアクトルと、前記第1のトランジスタから前記第4のトランジスタの導通状態を制御する制御信号を出力する制御回路と、を有し、前記制御回路は、前記第1のトランジスタ及び前記第4のトランジスタを導通状態とし、前記第2のトランジスタ及び前記第3のトランジスタを遮断状態とする第1の期間と、前記第1のトランジスタ及び前記第3のトランジスタを導通状態とし、前記第2のトランジスタ及び前記第4のトランジスタを遮断状態とする第2の期間と、前記第2のトランジスタ及び前記第3のトランジスタを導通状態とし、前記第1のトランジスタ及び前記第4のトランジスタを遮断状態とする第3の期間と、を循環的に繰り返す。
本発明にかかる双方向コンバータの制御方法の一態様は、高電圧側入力配線に第1の端子が接続される第1のトランジスタと、第1の端子が前記第1のトランジスタの第2の端子に接続され、低電圧側入力配線に第2の端子が接続される第2のトランジスタと、高電圧側出力配線に第1の端子が接続される第3のトランジスタと、第1の端子が前記第3のトランジスタの第2の端子に接続され、低電圧側出力配線に第2の端子が接続される第4のトランジスタと、前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタを接続する配線と、前記第3のトランジスタと前記第4のトランジスタの配線と、の間に接続されるリアクトルと、前記第1のトランジスタから前記第4のトランジスタの導通状態を制御する制御信号を出力する制御回路と、を有する双方向コンバータの制御方法であって、前記制御回路は、第1の期間において、前記第1のトランジスタ及び前記第4のトランジスタを導通状態とし、前記第2のトランジスタ及び前記第3のトランジスタを遮断状態とし、第2の期間において、前記第1のトランジスタ及び前記第3のトランジスタを導通状態とし、前記第2のトランジスタ及び前記第4のトランジスタを遮断状態とし、第3の期間において、前記第2のトランジスタ及び前記第3のトランジスタを導通状態とし、前記第1のトランジスタ及び前記第4のトランジスタを遮断状態とし、前記第1の期間から前記第3の期間までを循環的に繰り返す。
本発明にかかる双方向コンバータは、リアクトルに第1のトランジスタから第4のトランジスタに向かって電流を流す第1の期間と、リアクトルに第3のトランジスタから第2のトランジスタに向かって電流を流す第3の期間と、の間に、高電位側入力配線と高電位側の出力配線との電圧差に基づきリアクトルに電流を流す第2の期間を設ける。これにより、本発明にかかる双方向コンバータは、リアクトルに流れる電流のピーク値をxし、リアクトル及びトランジスタの放熱器を小さくすることができる。
本発明によれば、入出力する電流の量を維持しながら、リアクトル及びトランジスタの放熱器を小さくすることができる。
実施の形態1にかかる双方向コンバータの回路図である。 実施の形態1にかかる双方向コンバータの動作を示すタイミングチャートである。 実施の形態1にかかる双方向コンバータの動作を示すタイミングチャートの別の例である。 双方向コンバータの駆動方法の比較例を示すタイミングチャートである。 特許文献1に記載の双方向コンバータの回路図である。
実施の形態1
以下では、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。まず、図1に実施の形態1にかかる双方向コンバータ1の回路図を示す。図1に示すように、実施の形態1にかかる双方向コンバータ1は、第1のトランジスタ(例えば、NPNトランジスタQ1)、第2のトランジスタ(例えば、NPNトランジスタQ2)、第3のトランジスタ(例えば、NPNトランジスタQ3)、第4のトランジスタ(例えば、NPNトランジスタQ4)、逆流防止素子(例えば、ダイオードD1〜D4)リアクトルL、コンデンサC、制御回路10を有する。
また、双方向コンバータ1には、電源としてバッテリViが接続される。バッテリViは、例えば、充放電が可能な二次電池である。バッテリViの正極には高電圧側入力配線が接続され、バッテリViの負極には低電圧側入力配線が接続される。高電圧側出力端子VOUT(+)には、高電圧側出力配線が接続され、低電圧側出力端子VOUT(−)は、低電圧側出力配線が接続される。そして、低電圧側出力端子VOUT(−)と高電圧側出力端子VOUT(+)との間の電圧差が出力電圧Voとなる。
なお、実施の形態1にかかる双方向コンバータ1では、第1のトランジスタから第4のトランジスタとして同一導電型のトランジスタを用いる。また、第1のトランジスタから第4のトランジスタとしてN型のトランジスタ(例えば、NPNトランジスタ)を用いる。
制御回路10は、バッテリViが出力する電源に基づき動作し、制御信号S1H、S1L、S2H、S2Lを出力する。制御回路10は、出力する制御信号により、NPNトランジスタQ1〜Q4の導通状態を個別に制御する。
より具体的には、制御回路10は、NPNトランジスタQ1〜Q4を第1の期間から第3の期間を1つの制御サイクルとし、この制御サイクルを繰り返す。第1の期間では、制御回路10は、NPNトランジスタQ1及びNPNトランジスタQ4を導通状態とし、NPNトランジスタQ2及びNPNトランジスタQ2を遮断状態とする。第2の期間では、制御回路10は、NPNトランジスタQ1及びNPNトランジスタQ3を導通状態とし、NPNトランジスタQ2及びNPNトランジスタQ4を遮断状態とする。第3の期間では、制御回路10は、NPNトランジスタQ1及びNPNトランジスタQ3を導通状態とし、NPNトランジスタQ1及びNPNトランジスタQ4を遮断状態とする。
NPNトランジスタQ1は、高電圧側入力配線に第1の端子(例えば、コレクタ)が接続さ、制御端子(例えば、ベース)に制御信号S1Hが入力される。NPNトランジスタQ2は、第1の端子(例えば、コレクタ)がNPNトランジスタQ1の第2の端子(例えば、エミッタ)に接続され、低電圧側入力配線に第2の端子(例えば、エミッタ)が接続される。NPNトランジスタQ2の制御端子(例えば、ベース)には、制御信号S2Lが入力される。
NPNトランジスタQ3は、高電圧側出力配線に第1の端子(例えば、コレクタ)が接続さ、制御端子(例えば、ベース)に制御信号S2Hが入力される。NPNトランジスタQ4は、第1の端子(例えば、コレクタ)がNPNトランジスタQ3の第2の端子(例えば、エミッタ)に接続され、低電圧側出力配線に第2の端子(例えば、エミッタ)が接続される。NPNトランジスタQ4の制御端子(例えば、ベース)には、制御信号S1Lが入力される。
NPNトランジスタQ1〜Q4には、いずれも、第1の端子と第2の端子との間に電流の逆流を防止する逆流防止素子を有する。図1に示す例では、NPNトランジスタQ1〜Q4に対応する逆流防止素子として、ダイオードD1〜D4が設けられる。ダイオードD1は、NPNトランジスタQ1のコレクタにカソードが接続され、NPNトランジスタQ1のエミッタにアノードが接続される。ダイオードD2は、NPNトランジスタQ2のコレクタにカソードが接続され、NPNトランジスタQ2のエミッタにアノードが接続される。ダイオードD3は、NPNトランジスタQ3のコレクタにカソードが接続され、NPNトランジスタQ3のエミッタにアノードが接続される。ダイオードD4は、NPNトランジスタQ4のコレクタにカソードが接続され、NPNトランジスタQ4のエミッタにアノードが接続される。
リアクトルLは、NPNトランジスタQ1とNPNトランジスタQ2を接続する配線と、NPNトランジスタQ3とNPNトランジスタQ4の配線と、の間に接続される。以下の説明では、リアクトルLに流れる電流のうちNPNトランジスタQ1側からNPNトランジスタQ3側に流れる電流を順方向の電流として扱う。コンデンサCは、高電圧側出力配線と低電圧側出力配線との間に接続される。
続いて、実施の形態1にかかる双方向コンバータ1の動作について説明する。そこで、実施の形態1にかかる双方向コンバータ1の動作を示すタイミングチャートを図2に示す。
図2に示すように、実施の形態1にかかる双方向コンバータ1では、第1の期間TM1から第3の期間TM3を1つの制御サイクルとして、この制御サイクルを繰り返すようにNPNトランジスタQ1〜Q4を制御する。また、図2に示す例では、制御サイクルの1サイクルの時間をTsとし、第1の期間TM1の時間をTxとし、第1の期間TM1と第2の期間TM2とを合計した時間をTonとし、第3の期間TM3の期間をToffとした。
第1の期間TM1では、制御信号S1H、S1Lをハイレベル(例えば、電源電圧)とすることで、NPNトランジスタQ1とNPNトランジスタQ4とをオンさせる。また、第1の期間TM1では、制御信号S2L、S2Hをロウレベル(例えば、接地電圧)とすることで、NPNトランジスタQ2とNPNトランジスタQ3とをオフさせる。これにより、第1の期間TM1では、リアクトルLに入力電圧Viが印加されることで励磁され、電流ILが増加する。この電流ILは、入力電圧をVi、リアクトルLのインダクタンス値をLとすると、(Vi/L)×Txで表される傾きで増加する。この第1の期間TM1における電流変化量を、図1ではdI1と表した。
次いで、第2の期間TM2では、制御信号S1H、S2Hをハイレベルとすることで、NPNトランジスタQ1とNPNトランジスタQ3とをオンさせる。また、第2の期間TM2では、制御信号S1L、S2Lをロウレベルとすることで、NPNトランジスタQ2とNPNトランジスタQ4とをオフさせる。これにより、第2の期間TM2では、リアクトルLに入力電圧Viと出力電圧との差分が印加されることで励磁され、電流ILが増加する。この電流ILは、入力電圧をVi、リアクトルLのインダクタンス値をLとすると、((Vi−Vo)/L)×(Ton−Tx)で表される傾きで増加する。つまり、この第2の期間TM2では、リアクトルLに流れる電流の変化率が入力電圧Viと出力電圧Voとの差に依存して決定されるため、第1の期間TM1よりも増加率が小さくなる。この第2の期間TM2における電流変化量を、図1ではdI2と表した。
次いで、第3の期間TM1では、制御信号S1H、S2Lをロウレベルとすることで、NPNトランジスタQ1とNPNトランジスタQ4とをオフさせる。また、第3の期間TM3では、制御信号S1L、S2Hをハイレベルとすることで、NPNトランジスタQ2とNPNトランジスタQ3とをオンさせる。これにより、第3の期間TM3では、リアクトルLの磁束が出力電圧Voでリセットされ、電流ILが減少する。この電流ILは、入力電圧をVi、リアクトルLのインダクタンス値をLとすると、−(Vo/L)×Toffで表される傾きで減少する。この第3の期間TM3における電流変化量を、図1ではdI3と表した。
なお、第2の期間の電流の傾きは、入力電圧Viが出力電圧Voよりも低いときは、リアクトルLに流れる電流が減少するように変化する。そこで、実施の形態1にかかる双方向コンバータ1において、入力電圧Viが出力電圧Voよりも低いの動作を示すタイミングチャートを図3に示す。図3に示すように、この場合、第2の期間TM2において、リアクトルLに流れる電流が減少する。この時の電流変化の傾きは、((Vi−Vo)/L)×(Ton−Tx)である。
ここで、比較例として、実施の形態1にかかる双方向コンバータ1において、NPNトランジスタQ1、Q3を共にオンする期間を設けない駆動方法を採用した場合の双方向コンバータ1の動作について説明する。そこで、比較例にかかる双方向コンバータの動作を示すタイミングチャートを図4に示す。
図4に示すように、比較例にかかる駆動方法では、図2、図3で示した第1の期間TM1と第3の期間TM3に相当する駆動期間しかない。そのため、比較例にかかる駆動方法では、リアクトルLに流れる電流のピーク値が高くなる。つまり、1つの制御サイクルの長さを実施の形態1にかかる双方向コンバータ1の駆動方法と、比較例にかかる駆動方法とで同じにした場合、第1の期間TM1の電流変化量をdIは、dI>dI1+dI2となる。この制御サイクルにおいてリアクトルLに流す電流を増加させるTonの長さは、出力電圧Voの変動量によって決まるものであり、出力電圧Voの変動が大きな場合、Tonの長さが長くなる傾向がある。そのため、比較例にかかる駆動方法では、出力電圧Voの変動が大きいほど、第1の期間TM1の長さが長くなり電流変化量dIも大きくなる傾向がある。
上記説明より、実施の形態1にかかる双方向コンバータ1では、リアクトルLに流れる電流ILを増加させる第1の期間TM1と、リアクトルLに流れる電流ILを減少させる第3の期間TM3と、の間に入力電圧Viと出力電圧Voとの電圧差によって電流ILの変化率が決まる第2の期間TM2を設ける。これにより、実施の形態1にかかる双方向コンバータ1では、リアクトルLに流れる電流ILのピーク値を低減しながら、高電圧側出力端子VOUT(+)と低電圧側出力端子VOUT(−)との間に接続されるコンデンサCに十分な電圧を与えることが可能な双方向インバータを実現することができる。
このように、リアクトルLに流れる電流ILを十分に維持しながら、そのピーク値を低減することで、十分な出力電流能力を維持しながら、リアクトルLの電流許容量を抑制してリアクトルLを小さくすることができる。また、電流ILのピーク値を抑制することで、NPNトランジスタQ1〜Q4の損失も低減されるため、NPNトランジスタQ1〜Q4を放熱するための放熱器の体積も小さくすることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
1 双方向コンバータ
10 制御回路
D1〜D4 ダイオード
Q1〜Q4 NPNトランジスタ
L リアクトル
C コンデンサ
S1H、S1L、S2H、S2L 制御信号
Vi バッテリ

Claims (6)

  1. 高電圧側入力配線に第1の端子が接続される第1のトランジスタと、
    第1の端子が前記第1のトランジスタの第2の端子に接続され、低電圧側入力配線に第2の端子が接続される第2のトランジスタと、
    高電圧側出力配線に第1の端子が接続される第3のトランジスタと、
    第1の端子が前記第3のトランジスタの第2の端子に接続され、低電圧側出力配線に第2の端子が接続される第4のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタを接続する配線と、前記第3のトランジスタと前記第4のトランジスタの配線と、の間に接続されるリアクトルと、
    前記第1のトランジスタから前記第4のトランジスタの導通状態を制御する制御信号を出力する制御回路と、を有し、
    前記制御回路は、
    前記第1のトランジスタ及び前記第4のトランジスタを導通状態とし、前記第2のトランジスタ及び前記第3のトランジスタを遮断状態とする第1の期間と、
    前記第1のトランジスタ及び前記第3のトランジスタを導通状態とし、前記第2のトランジスタ及び前記第4のトランジスタを遮断状態とする第2の期間と、
    前記第2のトランジスタ及び前記第3のトランジスタを導通状態とし、前記第1のトランジスタ及び前記第4のトランジスタを遮断状態とする第3の期間と、
    を循環的に繰り返す双方向コンバータ。
  2. 前記第1のトランジスタから前記第4のトランジスタは、同一導電型のトランジスタである請求項1に記載の双方向コンバータ。
  3. 前記第1のトランジスタから前記第4のトランジスタは、N型のトランジスタである請求項2に記載の双方向コンバータ。
  4. 前記第1のトランジスタから前記第4のトランジスタは、いずれも、第1の端子と第2の端子との間に電流の逆流を防止する逆流防止素子を有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の双方向コンバータ。
  5. 前記高電圧側入力配線と前記低電圧側入力配線との間には二次電池が接続される請求項1乃至4のいずれか1項に記載の双方向コンバータ。
  6. 高電圧側入力配線に第1の端子が接続される第1のトランジスタと、
    第1の端子が前記第1のトランジスタの第2の端子に接続され、低電圧側入力配線に第2の端子が接続される第2のトランジスタと、
    高電圧側出力配線に第1の端子が接続される第3のトランジスタと、
    第1の端子が前記第3のトランジスタの第2の端子に接続され、低電圧側出力配線に第2の端子が接続される第4のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタを接続する配線と、前記第3のトランジスタと前記第4のトランジスタの配線と、の間に接続されるリアクトルと、
    前記第1のトランジスタから前記第4のトランジスタの導通状態を制御する制御信号を出力する制御回路と、を有する双方向コンバータの制御方法であって、
    前記制御回路は、
    第1の期間において、前記第1のトランジスタ及び前記第4のトランジスタを導通状態とし、前記第2のトランジスタ及び前記第3のトランジスタを遮断状態とし、
    第2の期間において、前記第1のトランジスタ及び前記第3のトランジスタを導通状態とし、前記第2のトランジスタ及び前記第4のトランジスタを遮断状態とし、
    第3の期間において、前記第2のトランジスタ及び前記第3のトランジスタを導通状態とし、前記第1のトランジスタ及び前記第4のトランジスタを遮断状態とし、
    前記第1の期間から前記第3の期間までを循環的に繰り返す双方向コンバータの制御方法。
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