JP2015222554A - 拡張現実を使用した歴史上の出来事の疑似体験アプリ - Google Patents
拡張現実を使用した歴史上の出来事の疑似体験アプリ Download PDFInfo
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Abstract
【課題】歴史上の出来事の舞台になった場所において、過去に起きたとされる歴史上の出来事をリアルに体験することにより感動する拡張現実を使用した歴史上の出来事の疑似体験アプリを提供する。【解決手段】実際の場所１に、アプリケーションを使用可能なデバイス３で動作させたカメラをかざすと、建造物・風景の色の境目・エッジに設定されたマーカー２によって、アプリケーションがこの場所の情報を認識する。それと同時に３に表示された１の映像を背景に、３Ｄアニメーション４、字幕５、音声６が自動的に再生される。【選択図】図１
Description
本発明は、拡張現実を使用した歴史上の出来事の疑似体験アプリに関するものである。
従来より、歴史上の出来事を簡単に、かつ楽しく知ることができる様々な映像作品や書籍、アプリケーションは多く存在している。
ところが、実際に歴史上の出来事の舞台になった場所に訪れると、それに関する建造物が既に失われていたり、この場所だと文献に記述があるだけで住宅地・田畑・野原等になっていることがある。他にも、歴史的に有名な出来事があったにもかかわらず、ほとんど知られていない場所もある。
そこで本発明は、現在は何の変哲もない場所において、過去に起きたとされる歴史上の出来事を、アプリケーションのカメラを通した３Ｄアニメーション・音声・字幕でリアルに体験することにより感動を喚起し、歴史への興味と関心を更に深めることを目的とする。
請求項１に記載の発明は、過去に歴史的に有名な出来事・合戦・事件・故事が起こったとされる場所において、今現在存在している建造物・風景そのものにあらかじめ拡張現実再生用のマーカーを登録し、アプリケーションを使用可能なスマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ、ポータブルゲーム機、その他あらゆるデバイス上で動作させたカメラでマーカーを認識することにより、マーカー上に当該の出来事をイメージした３Ｄアニメーション・音声・字幕を再生する事を要旨とする。したがって、請求項１に記載の発明によれば、何もない場所であっても歴史の一場面を再現することが可能となる。
請求項１に記載の発明は、建造物・風景そのものを拡張現実再生用のマーカーとすることを要旨とする。マーカーは、今現在存在している建造物・風景の、色の境目・エッジ部分に設定する。マーカー位置の情報は、アプリケーション内に記録されており、当該の場所にデバイスをかざすとマーカー情報を認識し、デバイス画面上に当該の出来事をイメージした３Ｄアニメーション・音声・字幕を再生する。従来のマーカーは画像を使用しているため、ステッカー・ポスター・パンフレット等の設置が不可欠であり、史跡の景観を損ねる可能性があった。本発明においては、建造物・風景そのものが拡張現実再生用のマーカーとなるため、従来の景観をまったく破壊することなく設置することが可能である。
請求項１に記載の発明によれば、アプリケーションを使用可能なデバイスをひとつ持っているだけで、誰でも簡単に使用することができる。
請求項１に記載の発明によれば、当該の出来事をイメージした３Ｄアニメーション・音声・字幕を再生することによって、その場所の歴史的背景と価値をより深く実感することができる。
請求項１に記載の発明によれば、建造物・風景そのものに拡張現実再生用のマーカーを設定するため、従来の景観を損ねることはなく、また土地の保有者・史跡管理者等にマーカーの設置を要請することなく使用することができる。
以下、本発明を具現化した第一実施形態を図面に基づいて説明する。
図１に示すように、実際の場所１に、アプリケーションを使用可能なデバイス３で動作させたカメラをかざすと、建造物・風景の色の境目・エッジに設定されたマーカー２によって、アプリケーションがこの場所の情報を認識する。それと同時に３に表示された１の映像を背景に、３Ｄアニメーション４、字幕５、音声６が自動的に再生される。
本発明は、以上述べた実施例に限定されるものではない。
１ 実際の場所
２ マーカー
３ アプリケーションを使用可能なデバイス
４ ３Ｄアニメーション
５ 字幕
６ 音声
２ マーカー
３ アプリケーションを使用可能なデバイス
４ ３Ｄアニメーション
５ 字幕
６ 音声
Claims (1)
- 過去に歴史的に有名な出来事・合戦・事件・故事が起こったとされる場所において、今現在存在している建造物・風景そのものにあらかじめ拡張現実再生用のマーカーを登録し、アプリケーションを使用可能なスマートフォン、タブレット、パーソナルコンピュータ、ポータブルゲーム機、その他あらゆるデバイス上で動作させたカメラでマーカーを認識することにより、マーカー上に当該の出来事をイメージした３Ｄアニメーション・音声・字幕を再生する事を特長とするソフトウェア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014119058A JP2015222554A (ja) | 2014-05-22 | 2014-05-22 | 拡張現実を使用した歴史上の出来事の疑似体験アプリ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014119058A JP2015222554A (ja) | 2014-05-22 | 2014-05-22 | 拡張現実を使用した歴史上の出来事の疑似体験アプリ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2015222554A true JP2015222554A (ja) | 2015-12-10 |
Family
ID=54785515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2014119058A Pending JP2015222554A (ja) | 2014-05-22 | 2014-05-22 | 拡張現実を使用した歴史上の出来事の疑似体験アプリ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2015222554A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101989969B1 (ko) * | 2018-10-11 | 2019-06-19 | 대한민국 | 증강현실 기반 건축 유적의 실감형 콘텐츠 체험시스템 |
-
2014
- 2014-05-22 JP JP2014119058A patent/JP2015222554A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101989969B1 (ko) * | 2018-10-11 | 2019-06-19 | 대한민국 | 증강현실 기반 건축 유적의 실감형 콘텐츠 체험시스템 |
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