JP2015222376A - 清掃部材、帯電装置、画像形成装置 - Google Patents

清掃部材、帯電装置、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】清掃材の両端部が両面テープを用いて軸材の外周面に固定されている場合と比して、軸材に螺旋状に巻き付けられている清掃材の端部が、軸材から剥がれてしまうのを抑制することができる清掃部材、帯電装置、及び画像形成装置を得る。
【解決手段】清掃材76の両端部が、孔部78に厚さ方向に圧縮されて嵌められている。このように、清掃材76の両端部の剥離方向の移動が規制されているため、清掃材76の両端部が両面テープ(図示省略)を用いて芯材74の外周面74Aに固定されている場合と比して、清掃材76の両端部が、芯材74から剥がれてしまうのが抑制される。
【選択図】図1

Description

本発明は、清掃部材、帯電装置、画像形成装置に関する。
特許文献1には、帯電ローラ(帯電部材)と従動しながら回転し、帯電ローラを清掃する清掃ローラが記載されている。そして、この清掃ローラ(清掃部材)は、軸部と、軸部(軸材)の周面に螺旋状に巻き付けられた帯部(清掃材)とを有している。
特開2010−286712号公報
従来の構成では、清掃材は、軸材に両面テープを用いて固定されている。清掃部材が、回転する帯電部材に、従動して回転する場合に、清掃材を介して回転力が軸材に伝達される。このため、清掃材には、軸材から剥離しようとする剥離力が作用する。この剥離力により、清掃材の端部が、軸材から剥離することがあった。
本発明の課題は、清掃材の両端部が両面テープを用いて軸材の外周面に固定されている場合と比して、軸材に螺旋状に巻き付けられている清掃材の端部が、軸材から剥がれてしまうのを抑制することである。
請求項1に係る清掃部材は、軸心周りに回転可能に支持されており、長手方向の少なくとも一端部に孔部が形成されている軸材と、前記軸材に螺旋状に巻き付けられており、少なくとも一端部が前記孔部に圧縮されて嵌められており、回転する被清掃部材に従動して回転し、前記被清掃部材を清掃する清掃材と、を備えることを特徴とする。
請求項2に係る清掃部材は、請求項1に記載の清掃部材において、前記孔部は、前記軸材の両端部に形成されており、前記清掃材の両端部は、前記孔部に嵌められていることを特徴とする。
請求項3に係る帯電装置は、回転する像保持体に従動して回転し、前記像保持体を帯電する被清掃部材としての帯電部材と、回転する前記帯電部材に従動して回転し、前記帯電部材を清掃する請求項1又は2に記載の清掃部材と、を備えることを特徴とする。
請求項4に係る帯電装置は、請求項3に記載の帯電装置において、前記清掃部材の軸材の両端部と直接的に接触しており、前記軸材を回転可能に支持している支持部材を備えることを特徴とする。
請求項5に係る画像形成装置は、回転する像保持体と、回転する像保持体に従動して回転し、前記像保持体を帯電する被清掃部材としての帯電部材と、回転する前記帯電部材に従動して回転し、前記帯電部材を清掃する請求項1又は2に記載の清掃部材と、帯電した前記像保持体を露光して、前記像保持体に静電潜像を形成する露光装置と、前記像保持体に形成された静電潜像を現像する現像装置と、を備えることを特徴とする。
請求項6に係る帯電装置は、請求項5に記載の画像形成装置において、前記清掃部材の軸材の両端部と直接的に接触しており、前記軸材を回転可能に支持している支持部材を備えることを特徴とする。
請求項1の清掃部材によれば、清掃材の両端部が両面テープを用いて軸材の外周面に固定されている場合と比して、軸材に螺旋状に巻き付けられている清掃材の端部が、軸材から剥がれてしまうのを抑制することができる。
請求項2の清掃部材によれば、清掃材の一端部だけが孔部に嵌められている場合と比して、軸材に螺旋状に巻き付けられている清掃材の両端部が、軸材から剥がれてしまうのを抑制することができる。
請求項3の帯電装置によれば、請求項1又は2に記載の清掃部材を備えていない場合と比して、帯電部材を清掃する清掃性能が低下してしまうのを抑制することができる。
請求項4の帯電装置によれば、支持部材が他の部材を介して軸材を支持している場合と比して、部品点数を少なくすることができる。
請求項5の画像形成装置によれば、請求項1又は2に記載の清掃部材を備えていない場合と比して、現像された画像の品質が低下してしまうのを抑制することができる。
請求項6の画像形成装置によれば、支持部材が軸材を他の部材を介して支持している場合と比して、部品点数を少なくすることができる。
本発明の第1実施形態に係る清掃部材の一端部を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る帯電装置の一端部を示した正面図である。 本発明の第1実施形態に係る帯電装置、及び像保持体を示した正面図である。 (A)(B)(C)本発明の第1実施形態に係る清掃部材による帯電ロールの清掃工程を示した工程図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置のトナー画像形成部等を示した構成図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を示した概略構成図である。 本発明の第2実施形態に係る清掃部材の一端部を示した斜視図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る清掃部材、帯電装置、及び画像形成装置の一例について図1〜図6に従って説明する。なお、図中に示す矢印Y方向は、鉛直方向であって装置上下方向を示し、矢印X方向は、水平方向であって装置幅方向を示し、矢印Z方向は、水平方向であって装置奥行を示す。
(全体構成)
画像形成装置10は、図6に示されるように、第一筐体12と、第二筐体14と、画像形成部16と、媒体搬送部50と、後処理部60と、制御部68と、を含んで構成されている。なお、制御部68は、画像形成装置10を構成する各部(画像形成部16を構成する各部等)の制御を行うようになっている。
また、第一筐体12と第二筐体14とは、装置幅方向に並んで配置され、連結機構44により連結されている。
〔画像形成部16〕
画像形成部16は、第一筐体12の内部に配置され、図5に示されるように、トナー画像を形成するトナー画像形成部20と、トナー画像形成部20で形成された画像を記録媒体としてのシート部材Pに転写する転写装置30と、を備えている。さらに、画像形成部16は、シート部材Pに転写されたトナー画像をシート部材Pに定着する定着装置40を備えている。なお、画像形成部16は、電子写真方式によりシート部材Pに画像を形成するようになっている。
[トナー画像形成部20]
トナー画像形成部20は、像保持体の一例としての感光体ドラム21と、帯電装置22と、露光装置23と、現像装置24と、を含んで構成されている。トナー画像形成部20は、色ごとにトナー画像を形成するように複数備えられている。本実施形態では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の計4色のトナー画像形成部20が設けられている。また、各色のトナー画像形成部20は、同様の構造とされ、転写装置30に備えられたる転写ベルト31の周回方向において、上流側から、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の順で各色のトナー画像形成部20が配置されている。また、各色の感光体ドラム21が転写ベルト31と接している。そして、各色のトナー画像形成部20は、装置幅方向に並んでいる。なお、Y、M、C、Kを区別して説明する必要が無い場合は、Y,M,C,Kを省略して記載することがある。
感光体ドラム21は、円筒状に形成され、駆動手段(図示省略)によって自軸周りに回転駆動されるようになっている。感光体ドラム21の外周面には、一例として負の帯電極性を呈する感光層が形成されている。なお、感光体ドラム21の外周面にオーバーコート層を形成してもよい。
帯電装置22は、感光体ドラム21の外周面(感光層)に接触して、回転する感光体ドラム21に従動しながら回転し、感光体ドラム21の外周面を負極性に帯電させる帯電部材の一例としての帯電ロール70を備えている。なお、帯電装置22については、詳細を後述する。
露光装置23は、感光体ドラム21の外周面に静電潜像を形成するようになっている。具体的には、制御部68を構成する画像信号処理部から受け取った画像データに応じて、変調した露光光Lを帯電装置22により帯電された感光体ドラム21の外周面に照射するようになっている。そして、露光光Lの照射により、感光体ドラム21の外周面には静電潜像が形成されるようになっている。
本実施形態では、露光装置23は、光源(図示省略)から照射された光ビームをポリゴンミラーやFθレンズを含む光走査手段(光学系)で走査しつつ感光体ドラム21の外周面を露光する構成となっている。
現像装置24は、トナーT(粉体の一例)及びキャリアCAを含む現像剤Gで感光体ドラム21の外周面に形成された静電潜像をトナー画像として現像することで、感光体ドラム21の外周面にトナー画像を形成するようになっている。現像装置24には、トナーTを現像装置24へ補充するためのトナーカートリッジ39が搬送路(図示省略)を介してつながっている。各色のトナーカートリッジ39は、露光装置23に対して上方で、装置幅方向に並んで配置されており、個別に第一筐体12に対して着脱可能(交換可能)とされている。
転写装置30は、各色の感光体ドラム21のトナー画像が転写される無端状の転写ベルト31を備え、転写ベルト31は、複数のロール32に巻き掛けられて姿勢が決められている。本実施形態では、転写ベルト31は、正面側から見て装置幅方向に長い逆鈍角三角形状の姿勢とされている。
複数のロール32のうちロール32Dは、モーター(図示省略)の動力により転写ベルト31を矢印A方向に周回させる駆動ロールとして機能する。また、複数のロール32のうちロール32Tは、転写ベルト31に張力を付与する張力付与ロールとして機能する。複数のロール32のうちロール32Bは、後述する二次転写ロール34の対向ロールとして機能する。
さらに、転写ベルト31を挟んで各色の感光体ドラム21の反対側には、感光体ドラム21の外周面に形成されるトナー画像を転写ベルト31に転写する一次転写ロール33が夫々配置されている。
さらに、転写ベルト31の鈍角を成す下端側の頂部には、転写ベルト31に転写されたトナー画像をシート部材Pに転写する二次転写ロール34が接触しており、転写ベルト31と二次転写ロール34とで転写ニップNTが形成されている。
定着装置40は、転写装置30においてトナー画像が転写されたシート部材Pに、トナー画像を定着させるようになっている。本実施形態では、定着装置40は、定着ニップNFにおいてトナー画像を加熱しつつ加圧することで、トナー画像をシート部材Pに定着するようになっている。
〔媒体搬送部50〕
媒体搬送部50は、図6に示されるように、画像形成部16にシート部材Pを供給する媒体供給部52と、画像が形成されたシート部材Pを排出する媒体排出部54と、を含んで構成されている。さらに、媒体搬送部50は、シート部材Pの両面に画像を形成させる際に用いられる媒体戻し部58と、転写装置30から定着装置40までシート部材Pを搬送する中間搬送部59と、を含んで構成されている。
媒体供給部52は、画像形成部16の転写ニップNTに対し、転写タイミングに合わせてシート部材Pを1枚ずつ供給するようになっている。これに対して、媒体排出部54は、定着装置40にてトナー画像が定着されたシート部材Pを装置外に排出するようになっている。さらに、媒体戻し部58は、一方の面にトナー画像が定着されたシート部材Pの他方の面に画像を形成する際に、シート部材Pの表裏を反転させて画像形成部16(媒体供給部52)に戻すようになっている。
〔後処理部60〕
後処理部60は、図6に示されるように、第二筐体14の内部に配置され、画像が形成されたシート部材Pを冷却する媒体冷却部62と、シート部材Pの湾曲を矯正する矯正装置64と、画像を検査する画像検査部66と、を含んで構成されている。
そして、後処理部60を構成する各部は、媒体搬送部50の媒体排出部54中に配置され、媒体冷却部62、矯正装置64及び画像検査部66は、シート部材Pの排出方向の上流側からこの順で配置されている。
(画像形成動作)
次に、画像形成装置10によるシート部材Pへの画像形成工程、及び後処理工程の概要について説明する。
画像形成指令を受けた制御部68は、トナー画像形成部20、転写装置30及び定着装置40を作動させる。これにより、感光体ドラム21及び現像装置24に備えられたる現像ロール(符号省略)が回転され、転写ベルト31が周回される。さらに、定着装置40に備えられる加圧ロール42が回転される共に、定着ベルト(符号省略)が周回される。そして、これらの動作に同期して、制御部68は、媒体搬送部50等を作動させる。
これにより、各色の感光体ドラム21は、回転しながら帯電装置22によって帯電される。また、制御部68は、画像信号処理部で画像処理が施された画像データを、各色の露光装置23に送る。各色の露光装置23は、画像データに応じて各色の露光光Lを出射して、帯電した各色の感光体ドラム21に露光する。そして、各色の感光体ドラム21の外周面に静電潜像が形成される。各色の感光体ドラム21に形成された静電潜像は、現像装置24から供給される現像剤Gによってトナー画像として現像される。これにより、各色の感光体ドラム21には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のうち、対応する色のトナー画像が形成される。
さらに、各色の感光体ドラム21に形成された各色のトナー画像は、各色の一次転写ロール33によって周回する転写ベルト31に順次転写される。これにより、転写ベルト31には、4色分のトナー画像が重畳されたトナー画像が形成される。このトナー画像は、転写ベルト31の周回によって転写ニップNTに搬送される。この転写ニップNTには、このトナー画像の搬送にタイミングを合わせるように、媒体供給部52によりシート部材Pが供給される。この転写ニップNTにおいて転写バイアス電圧が印加されることで、転写ベルト31からトナー画像がシート部材Pに転写される。
トナー画像が転写されたシート部材Pは、中間搬送部59によって転写装置30の転写ニップNTから定着装置40の定着ニップNFに向けて、負圧吸引されながら搬送される。定着装置40は、定着ニップNFを通過するシート部材Pに熱及び加圧力(定着エネルギー)を付与する。これにより、シート部材Pに転写されたトナー画像がシート部材Pに定着される。
定着装置40から排出されたシート部材Pは、媒体排出部54によって装置外の排出媒体受け部に向けて搬送されつつ、後処理部60により処理が施される。定着装置40により加熱されたシート部材Pは、まず媒体冷却部62において冷却される。次に、シート部材Pは、矯正装置64によって湾曲が矯正される。さらに、シート部材Pに定着されたトナー画像は、画像検査部66によって、トナー濃度欠陥、画像欠陥、画像位置欠陥等の有無や程度が検出される。そして、シート部材Pは、媒体排出部54によって第二筐体14の外部に排出される。
一方、シート部材Pの画像が形成されていない非画像面(裏面)に画像を形成させる場合(両面印刷の場合)には、制御部68は、画像検査部66を通過したシート部材Pの搬送経路を、媒体排出部54から媒体戻し部58に切り替える。これによりシート部材Pは、表裏反転されて媒体供給部52に送り込まれる。このシート部材Pの裏面には、前述した工程と同様の工程で画像が形成(定着)され、媒体排出部54によって第二筐体14の外部に排出される。
(要部構成)
次に、帯電装置22について説明する。
帯電装置22は、図3に示されるように、感光体ドラム21の上側に配置されており、感光体ドラム21の外周面を負極性に帯電する帯電ロール70(帯電部材の一例)と、帯電ロール70の外周面を清掃する清掃部材72と、を備えている。さらに、帯電装置22は、帯電ロール70、及び清掃部材72を回転可能に支持する一対の支持部材90を備えている。
〔帯電ロール70〕
帯電ロール70は、装置奥行方向に延びる円柱状とされている軸部材70Aと、軸部材70Aが貫通している円筒状のロール部70Bと、を備えている。そして、図3に示されるように、ロール部70Bが感光体ドラム21の上側から感光体ドラム21の外周面に接触している。さらに、帯電ロール70の軸部材70Aは、帯電ロール70の両端部に配置される一対の支持部材90に回転可能に支持されている。
この構成において、帯電ロール70は、回転する感光体ドラム21と従動して回転するようになっている。そして、感光体ドラム21と従動して回転する帯電ロール70に図示せぬ電源から電圧が印加されることで、帯電ロール70が感光体ドラム21の外周面を帯電するようになっている。
〔清掃部材72〕
清掃部材72は、図3に示されるように、装置奥行方向に延びる円柱状とされている軸材の一例としての芯材74と、芯材74の外周面に螺旋状に巻き付けられている清掃材76と、を備えている。そして、清掃部材72の清掃材76は、帯電ロール70の上側から帯電ロール70の外周面に接触している。さらに、清掃部材72の芯材74は、清掃部材72の両端部に配置されている一対の支持部材90に回転可能に支持されている。換言すれば、芯材74は、支持部材90によって、芯材74の軸心周りに回転可能に支持されている。
芯材74は、一例として、樹脂材料(例えば、ポリアセタール樹脂等)で成形されており、外径4〔mm〕、長さ270〔mm〕とされている。
一方、清掃材76は、一例として、ウレタン樹脂を発泡させて成形されており、芯材74の外周面に巻き付けられていない自由状態で断面矩形状とされている。また、自由状態での断面形状が、一例として、幅5〔mm〕、厚さ(高さ)3〔mm〕とされている。そして、清掃材76は、両面テープ(図示省略)を用いることで、芯材74の外周面に固定されている。さらに、清掃材76が芯材74に巻き付けられている状態では、図4(A)に示されるように、清掃材76における幅方向の両方の端部76Aは、中央部76Bよりも芯材74の径方向に突出している(反り立っている)。
一方、芯材74においてロール部70Bと対向しない両端部には、図2、図3に示されるように、芯材74の軸方向(本実施形態では、「装置奥行方向」と同様の方向)に延びる孔部78が夫々形成されている。
孔部78は、図1に示されるように、芯材74の外周面74Aを周方向に分割することで形成されており、芯材74の端面74Bから芯材74の軸方向に延びている。これにより、芯材74の両端部が、径方向に二分割されている。さらに、孔部78の孔幅(図中K寸法)は、自由状態の清掃材76の厚さより小さく(薄く)されており、本実施形態では、1.5〔mm〕とされている。そして、清掃材76の両端部が、厚さ方向に圧縮されて孔部78に嵌められている。このように、芯材74においてロール部70Bと対向しない両端部に形成されている孔部78に、清掃材76の両端部が嵌められている。
この構成において、清掃材76が回転する帯電ロール70のロール部70Bと接触し、清掃部材72が従動して回転することで、清掃材76が、ロール部70Bの軸方向の全域においてロール部70Bと接触し、ロール部70Bが清掃されるようになっている。
〔支持部材90〕
帯電ロール70、及び清掃部材72を回転可能に支持している支持部材90は、図3に示されるように、清掃部材72の両端部に夫々配置されている。支持部材90には、図2に示されるように、軸部材70Aの端部が挿入される凹部92と、芯材74の端部が挿入される凹部94と、が形成されている。
そして、軸部材70Aの端部が凹部92に挿入され、芯材74の端部が凹部94に挿入されることで、軸部材70Aと芯材74とが予め決められた間隔で配置されるようになっている。
(作用)
次に、帯電装置22の作用について、清掃部材72が、帯電ロール70のロール部70Bの外周面に付着したトナー外添剤等の付着物を取り除き、ロール部70Bの外周面を清掃する動作によって説明する。
清掃材76が回転する帯電ロール70のロール部70Bと接触し、清掃部材72が従動して回転する。図4(A)(B)に示されるように、矢印方向に回転する帯電ロール70のロール部70Bの外周面に付着した付着物Rは、従動して回転する清掃部材72の清掃材76の一方の端部76Aに押圧されて凝集する。具体的には、付着物Rは、清掃材76の一方の端部76Aがロール部70Bに押されて清掃材76の厚さ方向(図4(A)に示すG方向)と、幅方向(図4(A)に示すW方向)に弾性変形(弾性圧縮)することで清掃材76に押圧されて凝集する。そして、図4(C)に示されるように、凝集した付着物Rは、従動回転する清掃部材72の清掃材76の端部76Aが復元することで、この復元力により、密な状態からほぐされ、ロール部70Bの外周面からはじかれる。このように、清掃部材72が、ロール部70Bの外周面を清掃する。
ここで、清掃部材72が回転する帯電ロール70に従動して回転する場合には、帯電ロール70の回転力が、清掃材76を介して芯材74に伝達される。そして、芯材74の両端部が、支持部材90に支持されながら回転する。
清掃材76が帯電ロール70の回転力を芯材74に伝達する場合に、清掃材76には、芯材74から剥離しようとする剥離力が全体に作用する。一方、清掃材76においてロール部70Bと接触する部分には、芯材74に押し付けられる押付力が作用する。
(まとめ)
ここで、清掃部材72が回転しても清掃材76の両端部は、ロール部70Bと対向しないため、清掃材76の両端部には、押圧力が作用することなく剥離力だけが作用する。そこで、清掃材76の両端部が芯材74から剥離することが考えられる。
しかし、前述したように、清掃材76の両端部が、孔部78に厚さ方向に圧縮されて嵌められている。このように、清掃材76の両端部の剥離方向の移動が規制されているため、清掃材76の両端部が両面テープ(図示省略)を用いて芯材74の外周面74Aに固定されている場合と比して、清掃材76の両端部が、芯材74から剥がれてしまうのが抑制される。
また、清掃材76の両端部が芯材74から剥がれてしまうのが抑制されることで、剥がれた両端部を起点として、ロール部70Bと対向する部分の清掃材76が、芯材74から剥がれてしまうのが抑制される。
また、清掃材76が芯材74から剥がれてしまうのが抑制されることで、清掃材76が芯材74から剥がれてしまう場合と比して、帯電ロール70を清掃する清掃部材72の清掃性能が低下してしまうのが抑制される。
また、支持部材90が、芯材74の両端部と接触し、芯材74を回転可能に支持している。このため、支持部材90が他の部材を介して芯材74を支持する場合と比して、部品点数が少なくなる。例えば、芯材74との間で清掃材76の端部を挟み込み清掃材76の端部が芯材74から剥離するのを抑制する筒部材が用いられる場合がある。この場合には、支持部材90は、筒部材を介して芯材74を支持することとなるが、本実施形態では、清掃材76の両端部が孔部78に嵌められることで、芯材74からの剥離が抑制されている。このため、支持部材90が、芯材74の両端部と接触し、芯材74を回転可能に支持する。このように、筒部材を用いることがないため、部品点数が少なくなる。
また、帯電装置22においては、帯電ロール70を清掃する清掃部材72の清掃性能の低下が抑制されることで、帯電ロール70に生じる帯電ムラが抑制される。
また、画像形成装置10においては、帯電ロール70に生じる帯電ムラが抑制されることで、出力画像の品質の低下が抑制される。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る清掃部材、帯電装置、及び画像形成装置の一例について図7に従って説明する。なお、第1実施形態と同一部材については、同一符号を付してその説明を省略し、第1実施形態と異なる部分を主に説明する。
第2実施形態の清掃部材102の芯材104の両端部には、図7に示されるように、芯材104の軸方向に延びる孔部108が夫々形成されている(図7では片側のみ示す)。
具体的には、芯材104の端面104Bは孔部108によって分割されておらず、孔部108は、芯材104の端面104Bに対して軸方向の内側の位置から芯材104の軸方向に延びている。
また、孔部108の孔幅(図中L寸法)は、清掃材76の高さより小さく(短く)されており、本実施形態では、1.5〔mm〕とされている。そして、清掃材76の両端部が、厚さ方向に圧縮されて孔部108に嵌められている。
なお、第2実施形態の作用は、第1実施形態の作用と同様である。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、芯材74、104が樹脂材料により成形されたが、金属材料等により成形されてもよい。
また、上記実施形態では、孔部78、108を芯材74、104の両端部に形成させたが、一端部だけに形成してもよい。
10 画像形成装置
21 感光体ドラム(像保持体の一例)
22 帯電装置
23 露光装置
24 現像装置
70 帯電ロール(帯電部材の一例)
72 清掃部材
74 芯材(軸材の一例)
76 清掃材
78 孔部
90 支持部材
102 清掃部材
104 芯材(軸材の一例)
108 孔部

Claims (6)

  1. 軸心周りに回転可能に支持されており、長手方向の少なくとも一端部に孔部が形成されている軸材と、
    前記軸材に螺旋状に巻き付けられており、少なくとも一端部が前記孔部に圧縮されて嵌められており、回転する被清掃部材に従動して回転し、前記被清掃部材を清掃する清掃材と、
    を備える清掃部材。
  2. 前記孔部は、前記軸材の両端部に形成されており、
    前記清掃材の両端部は、前記孔部に嵌められている請求項1に記載の清掃部材。
  3. 回転する像保持体に従動して回転し、前記像保持体を帯電する被清掃部材としての帯電部材と、
    回転する前記帯電部材に従動して回転し、前記帯電部材を清掃する請求項1又は2に記載の清掃部材と、
    を備える帯電装置。
  4. 前記清掃部材の軸材の両端部と直接的に接触しており、前記軸材を回転可能に支持している支持部材を備える請求項3に記載の帯電装置。
  5. 回転する像保持体と、
    回転する像保持体に従動して回転し、前記像保持体を帯電する被清掃部材としての帯電部材と、
    回転する前記帯電部材に従動して回転し、前記帯電部材を清掃する請求項1又は2に記載の清掃部材と、
    帯電した前記像保持体を露光して、前記像保持体に静電潜像を形成する露光装置と、
    前記像保持体に形成された静電潜像を現像する現像装置と、
    を備える画像形成装置。
  6. 前記清掃部材の軸材の両端部と直接的に接触しており、前記軸材を回転可能に支持している支持部材を備える請求項5に記載の画像形成装置。
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