JP2015221511A - 複合成形品の成形方法、複合成形品の成形システム、および複合成形品 - Google Patents

複合成形品の成形方法、複合成形品の成形システム、および複合成形品 Download PDF

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Abstract

【課題】多品種少量生産に対応できてなおかつ生産性を備えた複合成形品の成形方法または複合成形品の成形システムを提供する。
【解決手段】三次元造形機15により三次元造形された成形部Bと射出成形機14により成形された成形部Aを備えた複合成形品Cの成形方法であって、三次元造形機15により三次元造形された成形部Bを射出成形機14に取付けられた成形金型12,13にインサートし、射出成形を行って一体成形するか、または射出成形機14により成形された成形部Dを成形金型12,13から取り出した後、三次元造形機15に移載し、三次元造形機15により三次元造形された成形部Eを一体成形する。
【選択図】図1

Description

本発明は、三次元造形機により三次元造形された成形部と射出成形機により成形された成形部を備えた複合成形品の成形方法、複合成形品の成形システム、および前記複合成形品の成形方法により成形された複合成形品に関するものである。
従来、樹脂等の材料で2色以上の多色或いは多材の複合成形品を成形する場合、特許文献1や特許文献2に記載された複合成形品用の射出成形機で成形がなされてきた。特許文献1は、2本の射出装置を備えるとともに横型の型締装置の可動盤に金型を取付けた回転テーブルを回転可能に設け、1本目の射出装置から金型内のキャビティに射出した後で型開して1次成形品を保持した状態で回転テーブルを180°回転させ、再び型閉して2本目の射出装置から射出を行うことにより2色の複合成形品を成形している。
また特許文献2では2枚の押圧板の間に両面に可動型が取付けられた回転板を回転可能に設け、1本目の射出装置から一方の可動型に射出した後に型開して一方の可動型を他方の可動型とともに180°回転させ、再び型閉して2本目の射出装置から射出を行うことにより2色の複合成形品を成形している。これらの特許文献1および特許文献2の射出成形機は前記方式により2色の複合成形品の成形が可能であるが、装置コストが高額になるという問題があった。即ち射出成形機にはそれぞれの樹脂に応じて2本(またはそれ以上)の射出装置を設ける必要がある上に、金型を回転させる機構の部分が複雑な構造になる。そして金型についても一般的な金型よりも複雑な構造になるという問題があった。従って複合成形品の生産数が非常に多い場合は、装置コストを十分に償却できるが、生産数が少ない場合は装置コストが複合成形品に反映される比率が上昇して複合成形品のコストアップを招いていた。
また特許文献1および特許文献2などの射出成形機の場合、成形できる成形物の形状が限定されるという問題もあった。即ち金型のキャビティは一般的に2個の金型が型合せして形成されるため、型開して成形品が取出せる形状に限定される。これらの点について金型内のコマを移動させる等して、ある程度複雑な形状の成形品を取出せるようにした金型も存在するが、金型構造が複雑化してコストアップとなる上に、それでも取出せる形状の成形品には限界があった。また射出成形により複雑な形状の成形品を成形する場合、射出時の溶融樹脂の流動時や冷却固化時にも問題となる場合がある。
更に特許文献1および特許文献2などの射出成形機の場合、複合成形品の材料の種類が4種類を上回るようになると射出装置の配置や金型の構造から実質的には対応が困難となる。そのため特許文献1および特許文献2などの射出成形機において、一般的な量産に向く複合成形品の材料の種類は、3種類程度が限界であった。
更にまた特許文献3のように射出成形機を用いて成形を行うものにおいて、キャビティ内で成形される成形品に部分的に塗装を行い、2色等の成形品を成形するものも存在する。しかしながら特許文献3は、異なる材料で成形されたものと比較して塗装された部分の立体感に欠けるという問題があった。また塗装された成形品は、使用時に塗装が剥げる可能性があるという問題もあった。更には金型に塗装装置を設けるため金型の構造およびメンテナンスも複雑になるという問題もあった。
一方最近では特許文献4のように、粉末材料の層に光ビームを照射して焼結または溶融固化させて三次元造形物を成形する等の方法による三次元造形機も存在する。三次元造形機の場合、成形金型を用いないので、特許文献1ないし特許文献3のような成形金型の型締装置も必要とせず、装置をコンパクトかつ廉価にできるという利点がある。しかしながら三次元造形機の場合、単色の成形品を成形する場合であっても多色の複合成形品を成形する場合であっても射出成形機と比較すると1個当たりの成形品の成形に非常に時間がかかり、生産性が劣る点が最大の障害となっていた。また三次元造形に用いる樹脂材料のコストも一般的な射出成形機に使用される樹脂材料のコストよりも高額であるという問題もあった。従って三次元造形機による複合成形品の成形は、試作品等の成形以外の成形品の生産を行う場合には普及してこなかった。また射出成形機の成形と三次元造形機では成形サイクルが全く異なるため、これらの成形品を複合的に組合わせることは今まで全く検討がなされてこなかった。
特開2012−183778号公報(請求項1、0028、図1) 特開昭62−25025号公報(請求項1、図1、図4) 特開平6−328503号公報(請求項1、図1) 特開2009−78558号公報(請求項1)
上記したように特許文献1および特許文献2の射出成形機は、装置コストが高額であるために、複合成形品の生産数が少ない場合は装置コストが複合成形品に反映される比率が上昇して複合成形品のコストアップを招いていた。しかしながら特に近年では消費者の需要の多様化により、多品種少量生産を行わざるを得ない場合が増加傾向にあり、対応に苦慮する場合もあった。また上記したように複合成形品の形状や色(材料)の数によっては特許文献1および特許文献2のような射出成形機では対応できない場合もあった。
一方特許文献3のように射出成形品に塗装を行う技術も存在するが、塗装部分が立体感に欠けるという問題や成形品を使用時に塗装が剥げるという問題から特許文献3が特許文献1および特許文献2の問題の解消の決め手にはならない場合が多かった。更に特許文献4の三次元造形機の技術も存在するが、生産性が劣る点が最大の障害となり試作品等の成形以外の一定個数以上の成形品の生産を行う場合には用いられていなかった。
本発明では上記の問題を鑑みて、多品種少量生産に対応できてなおかつ生産性を備えた複合成形品の成形方法または複合成形品の成形システムを提供することを目的とする。または射出成形では成形できない形状に対応できてなおかつ生産性を備えた複合成形品の成形方法または複合成形品の成形システムを提供することを目的とする。更にまた前記複合成形品の成形方法により成形された複合成形品を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の複合成形品の成形方法は、三次元造形機により三次元造形された成形部と射出成形機により成形された成形部を備えた複合成形品の成形方法であって、三次元造形機により三次元造形された成形部を射出成形機に取付けられた成形金型にインサートし、射出成形を行って一体成形することを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の複合成形品の成形方法は、三次元造形機により三次元造形された成形部と射出成形機により成形された成形部を備えた複合成形品の成形方法であって、射出成形機により成形された成形部を成形金型から取り出した後、三次元造形機に移載し、三次元造形機により三次元造形された成形部を一体成形することを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の複合成形品の成形システムは、成形部を成形する成形金型が取付けられる射出成形機と、前記射出成形機による成形部の生産能力に対応して複数台備えられ三次元造形された成形部を成形する三次元造形機と、前記射出成形機の成形金型から前記三次元造形機へ射出成形された成形部を移載あるいは前記三次元造形機から前記射出成形機の成形金型へ三次元造形機で三次元造形された成形部を移載する移載機とが、備えられたことを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の複合成形品は、三次元造形機により三次元造形された成形部と射出成形機により成形された成形部を備えた複合成形品であって、三次元造形機により三次元造形された成形部を射出成形機に取付けられた成形金型にインサートし、射出成形を行って一体成形することを特徴とする。
本発明の請求項5に記載の複合成形品は、三次元造形機により三次元造形された成形部と射出成形機により成形された成形部を備えた複合成形品であって、射出成形機により成形された成形部を成形金型から取り出した後、三次元造形機に移載し、三次元造形機により三次元造形された成形部を一体成形することを特徴とする。
本発明の複合成形品の成形方法の一つは、三次元造形機により三次元造形された成形部と射出成形機により成形された成形部を備えた複合成形品の成形方法であって、三次元造形機により三次元造形された成形部を射出成形機に取付けられた成形金型にインサートし、射出成形を行って一体成形するので、多品種少量生産に対応できてなおかつ試作以外の一定個数の生産に対応する生産性を備える。また本発明の複合成形品の成形方法の他の一つは、三次元造形機により三次元造形された成形部と射出成形機により成形された成形部を備えた複合成形品の成形方法であって、射出成形機により成形された成形部を成形金型から取り出した後、三次元造形機に移載し、三次元造形機により三次元造形された成形部を一体成形するので、こちらも多品種少量生産に対応できてなおかつ一定個数の生産に対応する生産性を備える。
本発明の実施形態の複合成形品の成形システムの全体図である。 本発明の実施形態の複合成形品の成形システムの要部拡大図と複合成形品の断面図である。 本発明の実施形態の複合成形品の成形システムに用いられる三次元造形機の概略図である。 本発明の別の実施形態の複合成形品の成形システムの全体図である。 本発明の別の実施形態の複合成形品の成形システムの要部拡大図と複合成形品の断面図である。
本発明の複合成形品の成形システム11について図1および図3を参照して説明する。複合成形品の成形システム11は、成形部Aを成形する成形金型12,13が取付けられる射出成形機14と、前記射出成形機14による成形部Aの生産能力に対応して複数台備えられ三次元造形された成形部Bを成形する三次元造形機15(3Dプリンターとも称される)と、前記三次元造形機15から前記射出成形機14の成形金型12または成形金型13へ三次元造形機15で三次元造形された成形部Bを移載する移載機16を備える。
まず三次元造形機15について説明すると、本実施形態の三次元造形機15はFDM方式(熱溶融積層方式)の三次元造形機15である。FDM方式(熱溶融積層方式)の三次元造形機は、構造および原理が比較的簡単であり、ABSなどの比較的廉価な材料を使用できるという利点がある。図3を参照して三次元造形機の概略を説明すると、下側の基台17にはZ軸用のステッピングモータ18が設けられ、上方に向けて設けられた駆動軸はボールネジ19と固定され、回転自在に設けられたボールネジ19の他方は上部の梁部材に軸支されている。また基台17には垂直方向に設けられたボールネジ19と平行にガイド20が設けられている。そしてボールネジ19にはボールネジナット21が挿通され、ボールネジナット21は成形台22に固定されている。成形台22の上面22aには成形物を置くステージが設けられている。成形台22はステッピングモータ18が駆動されボールネジ19が回転されると、ボールネジナット21とともにガイド20にガイドされながら昇降する。
また三次元造形機15の左右の支柱23の一方にはX軸用のステッピングモータ24が固定され、その駆動軸とボールネジ25が固定され、水平方向に設けられたボールネジ25の他方は支柱23に軸支されている。また左右の支柱23を接続してボールネジ25と平行にガイド26が設けられている。そしてボールネジ25にはボールネジナット27が挿通され、ボールネジナット27は水平移動ブロック28に固定されている。水平移動ブロック28はステッピングモータ24が駆動されボールネジ25が回転されると、ボールネジナット27とともに左右2本づつ設けられたガイド26にガイドされながらX軸方向に移動する。また水平移動ブロック28は図3において手前側と奥側のガイド26の間にボールネジ25の軸方向と直交方向に長く設けられ、その一端には図示しないY軸用のステッピングモータが固定され、その駆動軸とボールネジ29とが固定されている。そしてボールネジ29の他端は水平移動ブロック28の他端に軸支されている。そしてボールネジ29には図示しないボールネジナットが挿通され、ボールネジナットは、プリンタヘッド装着ブロック30に固定されている。プリンタヘッド装着ブロック30は図示しないステッピングモータが駆動されボールネジ29が回転されると、ボールネジナットとともにガイド31にガイドされながらY方向(図3において手前と奥方向)に移動する。そしてプリンタヘッド装着ブロック30にはプリンタヘッド部32が固定されている。
そしてプリンタヘッド部32には供給された樹脂を溶融させるヒータ(図示せず)と溶融された樹脂を吐出口を絞ったノズル33から吐出させるためのモータ(図示せず)が設けられている。更に三次元造形機15は、図示は省略するがプリンタヘッド部32に向けて線状の樹脂を供給する樹脂供給装置を備えている。更に三次元造形機15は、図示は省略するが3Dデータを格納し3Dデータに基いて装置を作動させる制御装置を備えている。従って三次元造形機15のX軸、Y軸、Z軸のステッピングモータ18,24等を複合的に移動または停止させることにより、成形台22に対してノズル33の位置が三次元的に自在に移動されるようになっている。
なお本実施形態の三次元造形機15については例えば次のようなものでもよい。本実施形態では成形台22が昇降するがノズル33の側がZ軸方向に昇降するものでもよい。またモータはサーボモータを使用してもよく、位置制御可能なリニアモータを使用してもよい。更にボールネジ19,25,29やボールネジナット21,27等の配置も前記に限定されない。また樹脂材料の供給方式は粉末状の樹脂材料を圧搾空気により送る方式など他の方式でもよい。更に吐出して造形される溶融樹脂の冷却を促進させるための送風機や冷却機を設けてもよい。三次元造形機は、前記のFDM方式(熱溶融積層方式)以外に、インクジェット方式、光造形方式、粉末焼成積層方式などの方式の装置を用いてもよい。
三次元造形機15の生産能力は射出成形機14の生産能力よりも遅いので、射出成形機14の生産能力に対応して三次元造形機15の設置台数は定められる。一例として三次元造形機15の生産能力が射出成形機14の1/5の場合、計算上は射出成形機14の5倍の5台の三次元造形機15が必要となる。複合成形品の成形システム11として三次元造形機15による成形と完全に連動して射出成形機14の成形を行う場合は、射出成形において最も早い成形サイクルの成形金型12,13(複合成形品)に応じて三次元造形機15の台数が決定される。具体的には一例として2台ないし30台の三次元造形機15の設置が想定される。しかし射出成形機14の稼動前から三次元造形機15を稼動させるなどして三次元造形機15の成形物Bを貯留しておくことも可能なので、厳密に、最も早い成形サイクルの成形金型12,13(複合成形品)に応じて三次元造形機15の台数を準備しなければ複合成形品Cの成形ができない訳ではない。
次に射出成形機14と三次元造形機15の間に設けられた移載機16について説明する。移載機16自体は、公知の多関節ロボットであり、三次元造形機15で三次元造形された成形部Bを前記射出成形機14の成形金型12,13へを移載するために設けられる。そのため多関節ロボットの腕の先端部には前記成形部Bの吸着または把持を行う保持部34を備える。移載機16が配置される場所は、三次元造形機15で成形された成形部Bを保持して前記射出成形機14の成形金型12,13へ移載可能な位置であれば、射出成形機14と三次元造形機15の間の位置でなくてもよい。また移載機16は、多関節ロボットでなくても1次元元ないし3次元方向に直線状に移動される移載機や円弧状に移動される移載機を組合わせたものでもよい。更に移載機16により射出成形機14の成形金型12,13で成形された複合成形品Cの取出しも行うものでもよい。更にまた本発明の複合成形品の成形方法において移載機16は必須のものではなく、作業者が三次元造形機15で成形された成形部Bを射出成形機14の成形金型12,13へ移載してもよい。
次に射出成形機14について説明する。射出成形機14は、一般的な横型の射出成形機14であってベッド48の上に1本の射出装置35と、固定盤36、可動盤37、受圧盤38、およびトグル機構等の型締手段39を備えた型締装置40が設けられている。固定盤36には固定金型12(成形金型)、可動盤37には可動金型13(成形金型)が取付けられる。また可動盤37にはエジェクタ装置41が設けられ、成形された複合成形品Cの突出しを行う。更に図2に示されるように可動金型13には後述する三次元造形機15で三次元造形された成形部Bを挿入するインサート部42が設けられている。なおインサート部42は固定金型12に設けてもよい。なお射出成形機14のタイプについては射出装置35や型締装置40の種類は限定されず、縦方向に型締がされるものでもよい。そして更に縦方向に型締されるものにおいては、成形金型が取付けられる回転テーブルが固定盤等の盤面に設けられ、回転テーブル上の成形金型がインサート位置と型締位置の間で移動するものでもよい。また本発明は射出成形機において多色成形するものを全く除外するものでもない。
なお射出成形機14の配置は、操作盤43が設けられた操作側と三次元造形機15少なくとも1台が対向するように設置することが望ましい。そのように設置することにより、1人の作業者が射出成形機14の操作と三次元造形機15の操作を行う際に、作業者の移動距離が短くて済み作業効率が向上する。なお作業者の作業領域については、移載機16である多関節ロボットを不作動にするインタロックや各種の安全扉を設けることは当然行われる。
また射出成形機14の固定盤36の上部には複合成形品Cを保持する保持部44を備えた取出用ロボット45が取付けられている。また射出成形機14の側方の床には複合成形品Cを搬送するコンベア46と複合成形品Cを収納する収納箱47が備えられている。取出用ロボット45は、可動金型13のキャビティ面とコンベア46の上方の間を移動する。なお上記移載機16が複合成形品Cの取出しを行う場合は、専用の取出用ロボット45は不要である。
複合成形品の成形システム11の複数の三次元造形機15、射出成形機14、移載機16、および取出用ロボット45や各種の安全扉等は、図示しない中央制御装置にそれぞれ接続され、それぞれの作動状態は中央制御装置に送信され、また各種の指令も中央制御装置から送信されるようになっている。なお中央制御装置は射出成形機14に設けられる場合もある。また作業者が三次元造形機15の成形部Bの移載を行う場合は、中央制御装置は無い場合も有り得る。
次に三次元造形機15により三次元造形された成形部Bと射出成形機14により成形された成形部Aを備えた複合成形品Cの成形方法について説明する。ここでは5台設置された三次元造形機15により、それぞれ1次成形品である成形部Bが熱溶融積層方式により成形される。三次元造形機15では制御装置に格納された3Dデータに基いて成形部Bの成形が行われる。三次元造形機15では、プリンタヘッド部32においてヒータにより溶融された溶融樹脂(一例としてABS)が図示しないステッピングモータにより圧力をかけてノズル33がら成形台22に向けて吐出される。同時にプリンタヘッド部32のノズル33が水平方向のXY方向に移動して成形台22上に成形部Bを成形する。1段目が成形されると成形台22がZ方向に樹脂層の厚み分だけ下降して次に同様にノズル33が移動して2段目が成形され、以後同様の手順を繰り返して三次元造形物である成形部Aを積層成形する。なお成形部Bを成形する樹脂の種類は熱溶融積層方式の場合は熱可塑性樹脂が望ましいが種類は限定されない。
前記により三次元造形機15を用いて成形部Bの形状は自在に形成でき、射出成形機14の成形金型12,13だけでは成形できないような形状も成形できる。しかし成形金型13のインサート部42に挿入される当接部B1は、成形金型13のインサート部42の形状によって規定される。そして成形部Bは、当接部B1から基部B2がキャビティCav内に幾らか突出するようにインサートされる。この際に成形部Bの基部B2は、当接部B1の断面積よりも断面積を大きくし、成形金型13のキャビティCav内でインサート部42から遠ざかる側ほど広がっているようにすることが望ましい。そうすることにより射出成形機14による成形部Aを後から一体成形した際に成形部Bが成形部Aから抜けないように成形できる。なお成形部Bについては、それぞれの三次元造形機15で色を変えて成形部を成形してもよく、1個の成形部Bを多色に成形することも可能である。また複雑な形状の成形部Bを成形する場合は、サポート材を併用して形状を形成し、後で水などによりサポート材を溶かして成形部Bを完成させるものでもよい。
本実施形態では複数台の三次元造形機15の成形は、成形完了時間をずらして成形される。そして1台の三次元造形機15の成形台22上で成形が完了すると移載機16が三次元造形機15に侵入して成形部Bを保持し、再び移動し、型開状態で待機している射出成形機14の成形金型13のインサート部42に成形部Bをセットする。ここでは三次元造形機15から射出成形機14へ直接に成形部Bを移動させているが、三次元造形機15で成形した成形部Bを、一旦、図示しない貯留部に貯留してから射出成形機14に搬入するようにしてもよい。また成形部Bに別の仕上げや塗装を行うものを除外するものではない。
本実施形態では、成形金型12,13のうち可動金型13に1個のインサート部42が設けられ、1個の成形部Bの当接部B1が挿入される。可動金型13のインサート部42の奥は、広がっており、三次元造形機15によって成形された成形部Bの当接部B1よりも先端側の先端側部分B3が複雑な形状であっても金型に当接せずに、射出時の圧力が当接部B1のみに加わって先端側部分B3に加わらないようになっている。なおインサート部42に挿入される成形部Bの数は限定されない。可動金型13に成形部Bのインサートが完了すると、射出成形機14の成形金型12,13は型閉され、型締される。そして射出装置35からスプル47を介してキャビティCav内に溶融樹脂が射出され、成形部Aの射出成形がなされる。キャビティ内に射出された溶融樹脂は、三次元造形された成形部Bの基部B2の周囲全体に充填される。従って成形部Aと成形部Bは強固に結合されて複合成形品Cが一体成形される。射出成形による成形部Aについては樹脂の種類は限定されず、樹脂温度、射出速度、射出圧力、保圧圧力、射出圧縮(キャビティ内圧縮)の有無等も限定されない。
そしてキャビティCav内に射出された溶融樹脂の冷却固化が完了すると型開がなされる。型開完了後またはその直前から取出用ロボット45が作動して可動金型13に保持された複合成形品Cを吸着保持する。またほぼ同時に可動盤37に設けられたエジェクタ装置41が作動して可動金型13に保持された複合成形品Cの突出が行われる。そして取出用ロボット45の保持部44に保持された複合成形品Cは射出成形機14の外部に搬出され、コンベア46を介してか或いは直接に収納箱47に収納される。なおスプルやゲート跡は一般的な射出成形品と同様に適宜処理される。これらの射出成形機14の成形サイクルの間も複数台の三次元造形機15ではインサート用の成形部Bの三次元造形が並行して行われていることは言うまでもない。そして射出成形機14の成形金型12,13から複合成形品Cが取出されると、移載機16は次の三次元造形機15で成形終了した成形部Bの取出しし、空になった成形金型12,13の少なくとも一方のインサート部42にセッティングする。
なお本実施形態では複数台の三次元造形機15は、1つの工場内の射出成形機14の近傍に設置されている。しかしながら射出成形機14と三次元造形機15は、1つの工場内の遠方位置や別の工場に設置されたものでもよい。その場合三次元造形機15で三次元造形された多数の成形部Bを射出成形機14の近傍の貯留部に搬送し、インサートを行う移載用ロボットまたは作業者が射出成形機の成形金型12,13のインサート部42に成形部Bをセッティングすることにより、同様に複合成形品Cの成形が可能となる。
このような三次元造形機15により三次元造形された成形部Bと射出成形機14により成形された成形部Aを備えた複合成形品Cの成形は、次のような場合に有利である。
(1) 複合成形品Cの生産速度は一定以上であることが望まれるが、一部の成形部Bの形状が異なったバリエーションが多い場合。
(2) 複合成形品Cの生産速度は一定以上であることが望まれるが、一部の成形部Bの形状が型開時の抜きの問題、溶融樹脂の流動や冷却収縮の問題などにより射出成形機14では成形が困難な場合。
(3) 複合成形品Cの生産速度は一定以上であることが望まれるが、一部の成形部Bの色または材料が多種類であって射出成形機14では成形が困難な場合。
(4) 複合成形品Cの生産速度は一定以上であることが望まれるが、成形金型12,13を含む射出成形機14のコストを抑制したい場合。
(5) 複合成形品Cの樹脂のコストを一定以下に抑制するとともに成形金型12,13を含む装置全体のコストを抑制したい場合。
なお前記(1)ないし(4)において、生産速度が一定より低くてもよければ、全ての工程を三次元造形機15で成形すればよい場合が多くなり、特別な事情が無い限り射出成形機14と組合わせる意味は少なくなる。しかし複合成形品Cの主要な部分(体積比で過半の部分)を射出成形機14で成形することにより、三次元造形機15の生産速度が遅い点を補える。また射出成形機15は一般的な射出成形機であるので、特許文献1および特許文献2のような特殊な射出成形機を使用しないでもよい。また前記(5)において、三次元造形用の樹脂の価格はABSを用いた場合でも射出成形用の樹脂の価格よりも割高である場合が殆どであるので、複合成形品Cの一定以上の部分を射出成形することにより、全部を三次元造形機15で成形した場合よりも樹脂のコストを抑制できる。
そして三次元造形機15により三次元造形された成形部Bを射出成形機14に取付けられた成形金型12,13にインサートし、射出成形を行って一体成形した複合成形品Cは、成形後に分析した際に他の成形方法により成形した複合成形品との識別が容易にできる。即ち射出成形機のみによって成形された多色の複合成形品との比較においては、射出成形による成形品の表面と三次元造形物の表面では肌触り等が異なる上に、樹脂の配向等も異なるので識別可能である。また本実施形態のように先に成形した三次元造形物(成形部B)に対して後から射出成形した成形部Aを付加した複合成形品Cと、射出成形した成形部Dに対して後から三次元造形物(成形部E)を付加した複合成形品F(別の実施形態として後述する複合成形品F)との比較においては、前者の接合部が強固である。即ち前者では多少のざらつきのある三次元造形物(成形部B)の基部B2の表面に対して、射出成形時に所定圧以上の溶融樹脂が接触するので、ざらつきの部分に射出成形された溶融樹脂が食い込んで成形されるので断面を見て識別可能である。また三次元造形機15で成形したものの基部B2の形状が先端側ほど大きい場合、射出成形の成形金型から抜くことができない形状であったり、後から三次元造形機では完全に樹脂が充填できない形状であったりするので、先に三次元造形機15で成形したものとして識別可能である。
次に図4、図5に示される別の実施形態の三次元造形機15と射出成形機14を備えた複合成形品の成形システム51と、三次元造形機15により三次元造形された成形部Eと射出成形機14により成形された成形部Dを備えた複合成形品Fの成形方法について説明する。図4、図5に示される別の実施形態では、射出成形機14により成形された1次成形品である成形部Dを成形金型12,13から取り出した後、三次元造形機15に移載し、三次元造形機15により三次元造形された成形部Eを一体成形する。
複合成形品の成形システム51の三次元造形機15や射出成形機14等の各装置の構成は図1等の実施形態と同じであるので、各装置の詳細な説明は図1および図3とその説明を援用して省略する。射出成形機14には成形金型12,13が取付けられているが図5に示されるように、成形金型12,13にはインサート部42は設けられていない。しかし一方の成形金型である可動金型13のキャビティ面の一部には突部52が設けられている。前記突部52は、射出成形される成形部Dに凹部D1を形成し、成形部Dに対して後から三次元造形機15により三次元造形部である成形部Eを造形する際に前記凹部D1により接触面積を増加させて結合を強固にすることを目的に形成されている。なお成形金型13は、突部52に替えて凹部を設けることによっても三次元造形機15により成形部Eを造形する際に接触面積を増加させて結合を強固にすることができる。また前記突部52や凹部は固定金型12に設けられたものでもよく必須のものでもない。更に他方の成形金型である固定金型12のキャビティ面12aにもテーパー状の突部53が形成されている。固定金型12の突部53は三次元造形機15に射出成形された成形部Dを載置する際の位置決めを行うことを目的に形成されている。なお突部52が固定金型12に設けられる場合、突部53は可動金型13に設けられる。
射出成形機14の側方には射出成形機14と三次元造形機15の時間当たりの生産性を考慮して複数台の三次元造形機15が設置されている。三次元造形機15の成形台22には、図示は省略するが、位置決め用のテーパー状の突部が形成されている。そして射出成形機14と三次元造形機15の間には前記射出成形機14の成形金型12,13から前記三次元造形機15へ射出成形された成形部Dを移載するための移載機16が設けられている。また前記移載機16の近傍には複合成形品Fの収納箱が設置されている。
そして複合成形品Fを成形する際には、まず射出成形機14により成形部Dを連続成形する。射出成形された成形部Dは、エジェクタ装置41により突出されるとともに移載機16により保持されて、成形が終了して空いている三次元造形機15の成形台22の上面22aの載置用のステージに移載される。この際に成形台22のステージの位置決め用の突部に対して、成形部Dの位置決め用に形成された凹部が嵌合されることにより正確な位置に位置決めができる。なお成形台22に対する成形部Dの位置決めは別の当止め手段や移載用ロボットの制御手段による位置決め機能を用いてもよい。
そして次に成形部Dの上面に形成された凹部D1の部分に三次元造形機15による三次元造形が行われる。この際に成形部Dの厚みの分だけ三次元造形機15のZ軸方向の値が補正されて制御がなされる。別の実施形態では三次元造形機15で三次元造形される成形部Eは、前記凹部D1を埋めた後は自由な形状に成形が可能であり、後でインサートを行う際の制約は考慮する必要は無い。そして三次元造形が終了して複合成形品Fの一体成形が完了すると移載機16が複合成形品Fを保持して収納箱54へ搬送する。なお複合成形品Fに別の仕上げや塗装を行うものを除外するものではない。
三次元造形機15により三次元造形される成形部Eの体積については限定されるものではないが、体積が大きいものは現在の三次元造形機15の成形速度の点では不利である(将来的には三次元造形機15の成形速度の問題が現在よりも解消される方向の進むと思われる)。現状では好ましくは10cm、より一層好ましくは5cm以下の成形部Eを付加的に追加成形するもの有利である。特には立体的に造形される文字、記号、レリーフ等の加飾部分の追加成形が成形対象として有望である。
別の実施形態のように、射出成形機14により先に成形された成形部Dに対して三次元造形機15により後から三次元造形した場合は、上記の本実施形態のよう三次元造形機により先に三次元造形したものに後から射出成形を行ったものよりも次の場合に有利である。
(1) インサート部の形状に拘束されないため三次元造形部の形状が複雑な場合。
(2) 例えば文字等のように三次元造形部の数が多い場合。
しかし別の実施形態は上記の本実施形態よりも次の場合に不利である。
(1) 三次元造形部と射出成形部の結合は、本実施形態よりも弱くなりがちであるので、結合部に強度を求められる場合。
(2) 射出成形された成形部の三次元造形機への位置決めに工夫が必要となり場合によっては成形部の形状に影響を与えるがそれが問題となる場合。
(3) 射出成形され載置された成形部Dを考慮する必要があるので三次元造形機の制御値の設定入力が複雑になるがそれが問題となる場合。
(4) 三次元造形機として光造形方式は使用できなくなるなど制限を受けるがそれが問題となる場合。
そして射出成形機14により成形された成形部Dを成形金型12,13から取り出した後、三次元造形機15に移載し、三次元造形機15により三次元造形された成形部Eを一体成形した複合成形品Fは、成形後に複合成形品Fを分析した際に他の成形方法により成形した複合成形品との識別が容易にできる。即ち射出成形機のみによって成形された多色の複合成形品との比較においては、射出成形による成形品の表面と三次元造形物である成形部Eの表面では肌触り等が異なる上に、樹脂の配向等も異なるので識別可能である。また別の実施形態の先に射出成形した成形部Dに対して後から三次元造形物である成形部Eを付加した複合成形品Fと、本実施形態の先に成形した三次元造形物である成形部Bに対して後から射出成形した成形部Aを付加した複合成形品との比較においては、射出成形された凹部D1等の接合部に対して、後で充填された三次元造形物である成形部Eが単に付着する形で当接されるので、後で射出成形された場合のように樹脂が食い込んでおらず、断面を見て識別が可能である。
また本発明の複合成形品の成形システム11,51は、複合成形品C,Fに応じて成形金型11,12を交換し制御装置のシーケンスプログラムを対応するプログラムに変更すれば、図1に記載される三次元造形機により三次元造形された成形部を射出成形機に取付けられた成形金型にインサートし、射出成形を行って一体成形する成形方法にも、図4に記載される射出成形機により成形された成形部を成形金型から取り出した後、三次元造形機に移載し、三次元造形機により三次元造形された成形部を一体成形する成形方法にも切換えて使用することができる。
本発明については、一々列挙はしないが、上記した本実施形態のものに限定されず、当業者が本発明の趣旨を踏まえて変更を加えたものについても、適用されることは言うまでもないことである。三次元造形機により成形される成形部は各種の樹脂の他、金属でもよい。また射出成形機により成形される成形部は、各種の樹脂の他、金属、セラミック等の無機物でもよい。
11,51 複合成形品の成形システム
12,13 成形金型
14 射出成形機
15 三次元造形機
16 移載機
A,D 射出成形機により成形された成形部
B,E 三次元造形機により三次元造形された成形部
C.F 複合成形品

Claims (5)

  1. 三次元造形機により三次元造形された成形部と射出成形機により成形された成形部を備えた複合成形品の成形方法であって、
    三次元造形機により三次元造形された成形部を射出成形機に取付けられた成形金型にインサートし、射出成形を行って一体成形することを特徴とする複合成形品の成形方法。
  2. 三次元造形機により三次元造形された成形部と射出成形機により成形された成形部を備えた複合成形品の成形方法であって、
    射出成形機により成形された成形部を成形金型から取り出した後、三次元造形機に移載し、
    三次元造形機により三次元造形された成形部を一体成形することを特徴とする複合成形品の成形方法。
  3. 成形部を成形する成形金型が取付けられる射出成形機と、
    前記射出成形機による成形部の生産能力に対応して複数台備えられ三次元造形された成形部を成形する三次元造形機と、
    前記射出成形機の成形金型から前記三次元造形機へ射出成形された成形部を移載あるいは
    前記三次元造形機から前記射出成形機の成形金型へ三次元造形機で三次元造形された成形部を移載する移載機とが、備えられたことを特徴とする複合成形品の成形システム。
  4. 三次元造形機により三次元造形された成形部と射出成形機により成形された成形部を備えた複合成形品であって、
    三次元造形機により三次元造形された成形部を射出成形機に取付けられた成形金型にインサートし、射出成形を行って一体成形することを特徴とする複合成形品。
  5. 三次元造形機により三次元造形された成形部と射出成形機により成形された成形部を備えた複合成形品であって、
    射出成形機により成形された成形部を成形金型から取り出した後、三次元造形機に移載し、
    三次元造形機により三次元造形された成形部を一体成形することを特徴とする複合成形品。
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