JP2015221076A - 配膳車等における食器兼用トレイ - Google Patents

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Abstract

【課題】 配膳車や配膳カートを用いて食事を提供する際に、配膳および下膳における手間と時間を大幅に削減することができるようにする。【解決手段】配膳車等における専用の食器兼用トレイであって、前後方向に伸びる略平板状の仕切壁差込部2と、仕切壁差込部2の両側にそれぞれ設けられた食品収容部3A・3Bを備え、両食品収容部3A・3Bは、食品が入れられる一または複数の凹所4を有し、且つ両食品収容部3A・3Bのうちの少なくとも一方に配膳車本体30のトレイ収容室31内に支持されるための被支持部7を有する。【選択図】 図1

Description

本発明は、病院や老人ホーム等において、多くの患者や入所者に食事を提供する際に使用されている配膳車や配膳カート等の内部に収容する専用のトレイに関し、より詳細には食器としての機能をも有するものである。
配膳車或は配膳カートは、その本体内に一または複数のトレイ収容室が設けられ、トレイ収容室の幅中央部分には、所定の高さおよび長さを有する多数の仕切壁部材が上下方向に列設され、その左右一側が冷蔵室、同他側が温蔵室とされている。そして、上下に隣り合う前記仕切り壁部材間にはトレイを差し込むためのトレイ通路が形成されている。
そして、図10に示すように、前記各トレイ通路に差し込まれるトレイ41は、通常、全体形状が横長方形であって、その中央寄り部分に前記トレイ通路に差込むための平らな仕切壁差込部42を有し、仕切壁差込部42の両側部分にそれぞれ食品を入れる種々の食器43〜47が載置されるものであった。
特開2011−78537号公報 特開2011−45475号公報
前記配膳車或は配膳カートにおけるトレイ収容室において、トレイ41上に載置される前記食器43〜47は、具体的には、ご飯を入れる御飯茶碗43、味噌汁等を入れる汁椀44、種々のおかず類を入れる大小の皿45・46および和え物や海苔等を入れる小鉢47等、多数に及ぶことから、これら食器43〜47の配膳に手間と時間を要する他、下膳においては、トレイと前記各食器をそれぞれ回収して洗浄する必要があり、この際にも多くの手間と時間を要するのが実情である。
本発明の目的は、配膳車や配膳カートを用いて食事を提供する際に、前述した配膳並びに下膳における手間と時間を大幅に削減することができる食器兼用トレイを提供することにある。
請求項1記載の本発明は、前後方向に伸びる略平板状の仕切壁差込部と、仕切壁差込部の両側にそれぞれ設けられた食品収容部を備え、両食品収容部は、食品が入れられる一または複数の凹所を有し、且つ両食品収容部のうちの少なくとも一方に配膳車本体のトレイ収容室内に支持されるための被支持部を有する配膳車等における食器兼用トレイである。
なお、本発明に係る食器兼用トレイの材質は、特に限定されないが、配膳車等におけるトレイ収容室内での加熱等に対応して例えば、耐熱性の合成樹脂等で構成するのが望ましい。
請求項2記載の本発明は、前記請求項1記載の配膳車等における食器兼用トレイについて、仕切壁差込部が前後方向の全長にわたって形成されていることを特徴とするものである。
請求項3記載の本発明は、前記請求項1記載の配膳車等における食器兼用トレイについて、仕切壁差込部が前後方向の一部にのみ形成されていることを特徴とするものである。
請求項4記載の本発明は、前記請求項1〜請求項3のうちのいずれか一項記載の配膳車等における食器兼用トレイについて、その全体形状を方形としたものである。
請求項5記載の本発明は、前記請求項1〜請求項4のうちのいずれか一項記載の配膳車等における食器兼用トレイについて、少なくとも一ヶ所の凹所の内底面に、椀、湯呑およびコップ等の下端部が嵌め入れられる円形凹部が形成されているものである。
請求項6記載の本発明は、前記請求項1〜請求項5のうちのいずれか一項記載の食器兼用トレイに嵌め被せられる蓋を有する蓋付き食器兼用トレイであって、前記蓋は、食器兼用トレイに対応する外形であって、周縁に食器兼用トレイの周囲を囲む垂下縁が形成されているものである。
請求項7記載の本発明は、前記請求項6記載の蓋付き食器兼用トレイについて、蓋が、食器兼用トレイの仕切壁差込部の上面に当接する帯状下方突出部を有することを特徴とするものである。
本発明に係る食器兼用トレイは、その食品収容部における凹所に直接、食品を入れることができるため、従来のように、トレイ上に別途、茶碗や種々の皿等といった多数の食器を並べる必要がないため、配膳にあたっての手間と時間を大幅に削減することができ、また下膳においてもトレイだけを回収して洗浄すれば良く、従来のように、多数の食器も回収して洗浄する必要がないため、下膳においても多くの手間と時間を削減することができるという格別の効果が得られる。
また、蓋付きの食器兼用トレイによれば、配膳車のトレイ収容室内で当該トレイの凹部に盛られた食品を加熱した後において、蓋を施すことにより、トレイ上の食品が冷めるのを抑制することができ、食品の味わいや食感の向上を図ることができる。
本発明の実施形態に係る食器兼用トレイを収容した配膳車本体の斜視図である。 同実施形態に係る食器兼用トレイと蓋の斜視図である。 同実施形態において、トレイに蓋を嵌め被せた状態の斜視図である。 図3の蓋付き食器兼用トレイを積み重ねた状態の正面図である。 食器兼用トレイのみを積み重ねた状態の斜視図である。 蓋のみを積み重ねた状態の斜視図である。 前記食器兼用トレイの縦断面図である。 前記蓋の縦断面図である。 他の実施形態に係る食器兼用トレイの斜視図である。 従来例を示すトレイの斜視図である。
次に、本発明の実施形態を図面にしたがって説明するが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではない。
図1に示すように、本発明に係る食器兼用トレイ1は、配膳車の本体30におけるトレイ収容室31内に収容されるものである。具体的には、トレイ収容室31のほぼ中央部分に、前後方向に伸びる仕切壁部材32が上下方向に列設され、上下に隣り合う仕切壁部材32間に形成されたトレイ通路33に対して、食器兼用トレイ1は、前後方向に伸びる略平板状の仕切壁差込部2と、仕切壁差込部2の両側にそれぞれ設けられた食品収容部3A・3Bを備え、両食品収容部3A・3Bは、種々の食品Fが入れられる複数の凹所4を有し、且つ両食品収容部3A・3Bのうち本実施形態では右側の食品収容部3Bの下側が被支持部7としてトレイ収容室31の側壁34に取り付けられた受部材35によって支持される構造となされている。また、食器兼用トレイ1は、前述した通り、その仕切壁差込部2をトレイ通路33に差込むことによっても支持される。
図2に示すように、食器兼用トレイ1は、本実施形態では、全体が横長方形であって、前記仕切壁差込部2が前後方向の全長にわたって形成され、その左側の食品収容部3Aが二つの方形状凹所4を有し、同右側の食品収容部3Bが四つの方形状凹所4を有しており、仕切壁差込部2を除いて周囲にはトレイ鍔部5が形成されている。
更に、図2、図3および図8に示すように、本実施形態では、食器兼用トレイ1は、これに嵌め被せられる蓋11を有する蓋付きものとなされ、該蓋11は、食器兼用トレイ1に対応する外形が横長方形であって、前記仕切壁差込部2を除く周縁部に、食器兼用トレイ1の周囲を囲む垂下縁11aが形成され、また食器兼用トレイ1の仕切壁差込部2の上面に当接する帯状下方突出部12を備えている。また、前記帯状下方突出部12の前後両端部分には外方に向かって低くなる傾斜部12aが形成されている。
そして、図4に示すように、本実施形態に係る蓋11付きの食器兼用トレイ1は、前記配膳車のトレイ収容室31内で加熱等された後、蓋11を被せた状態で順次積み上げて保管することができるため、配膳前における保管スペースの削減と保温性の向上を図ることができる。
図5および図6に示すように、前記蓋11付き食器兼用トレイ1は、その使用前においては、当該食器兼用トレイ1と蓋11とをそれぞれ個別に積み重ねて準備しておくことができるため、配膳の準備段階における保管スペースの削減を図ることができ、また、使用後においては、それらの洗浄後においても、それぞれ積み重ねた状態で持ち運ぶことができる。
図5および図7に示すように、本実施形態に係る食器兼用トレイ1は、前述した通り、仕切壁差込部2の左側の食品収容部3Aに一列の凹所4を有し、同右側の食品収容部3Bには二列の凹所4を備えており、そして、これら凹所4は、いずれも上方に広がる傾斜状側壁4a・4bと底部4cを有し、種々の食品が収容可能な大きさおよび深さとなされている。また、トレイ鍔部5は、前述した通り、仕切壁差込部2の箇所で左右に開離している。
図8に示すように、前記蓋11において、帯状下方突出部12は、上面11bよりも下方に一段下がった形態であり、また図2および図3に示すように、帯状下方突出部12の前後部分には外方へ傾斜した前記傾斜部12aを有する。また、蓋11の垂下縁11aは、ほぼ直角に垂下した形態となされている。
図9に示すように、食器兼用トレイ21は、本発明の他の実施形態に係るものであり、仕切壁差込部22は、前記実施形態と異なり、前後方向の一部にのみ形成され、また仕切壁差込部22の左側の食品収容部23Aには合計四つの凹所24が形成され、同右側の食品収容部23Bには二つの凹所24が形成されており、また前記左側の食品収容部23Aにおける一つの凹所24の内底面24cには椀、湯呑およびコップ等の下端部が嵌め入れられる円形凹部26が形成されている。
本発明の食器兼用トレイによれば、配膳および下膳において、それらの手間と時間とを大幅に削減することができるため、配膳車、或は配膳カートの分野において幅広い利用が期待できる。
1 食器兼用トレイ
2 仕切壁差込部
3A・3B 食品収容部
4 凹所
7 被支持部
11 蓋
30 配膳車本体
31 トレイ収容室
32 仕切壁部材
33 トレイ通路

Claims (7)

  1. 前後方向に伸びる略平板状の仕切壁差込部と、仕切壁差込部の両側にそれぞれ設けられた食品収容部を備え、両食品収容部は、食品が入れられる一または複数の凹所を有し、且つ両食品収容部のうちの少なくとも一方に配膳車本体のトレイ収容室内に支持されるための被支持部を有する、配膳車等における食器兼用トレイ。
  2. 仕切壁差込部が前後方向の全長にわたって形成されている、請求項1記載の配膳車等における食器兼用トレイ。
  3. 仕切壁差込部が前後方向の一部にのみ形成されている、請求項1記載の配膳車等における食器兼用トレイ。
  4. 全体形状が方形である、前記請求項1〜請求項3のうちのいずれか一項記載の配膳車等における食器兼用トレイ。
  5. 少なくとも一ヶ所の凹所の内底面に、椀、湯呑およびコップ等の下端部が嵌め入れられる円形凹部が形成されている、請求項1〜請求項4のうちのいずれか一項記載の配膳車等における食器兼用トレイ。
  6. 請求項1〜請求項5のうちのいずれか一項記載の食器兼用トレイに嵌め被せられる蓋を有する蓋付き食器兼用トレイであって、前記蓋は、食器兼用トレイに対応する外形であって、周縁部に食器兼用トレイの周囲を囲む垂下縁が形成されている、蓋付き食器兼用トレイ。
  7. 蓋が、食器兼用トレイの仕切壁差込部の上面に当接する帯状下方突出部を有する、請求項6記載の蓋付き食器兼用トレイ。
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