JP2015220867A - 車載電源システム、および電源システムを搭載した車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】好適な電圧特性を得ることができる車載電源システム、および電源システムを搭載した車両を提供することである。
【解決手段】実施形態の車載電源システムは、アイドリングストップ制御を行う車両に搭載される。車載電源システムは、リチウムイオン電池と、鉛蓄電池とを持つ。リチウムイオン電池は、ニオブ系酸化物を負極に使用したものである。鉛蓄電池は、前記リチウムイオン電池に並列に接続される。
【選択図】図1
【解決手段】実施形態の車載電源システムは、アイドリングストップ制御を行う車両に搭載される。車載電源システムは、リチウムイオン電池と、鉛蓄電池とを持つ。リチウムイオン電池は、ニオブ系酸化物を負極に使用したものである。鉛蓄電池は、前記リチウムイオン電池に並列に接続される。
【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、車載電源システム、および電源システムを搭載した車両に関する。
従来、鉛蓄電池とリチウムイオン電池を並列に接続し、車載用に用いられる電源システムが知られている。この種の電源システムでは、好適な電圧特性を得ることができない場合があった。
本発明が解決しようとする課題は、好適な電圧特性を得ることができる車載電源システム、および電源システムを搭載した車両を提供することである。
実施形態の車載電源システムは、アイドリングストップ制御を行う車両に搭載される。車載電源システムは、リチウムイオン電池と、鉛蓄電池とを持つ。リチウムイオン電池は、ニオブ系酸化物を負極に使用したものである。鉛蓄電池は、前記リチウムイオン電池に並列に接続される。
以下、実施形態の車載電源システム、および電源システムを搭載した車両を、図面を参照して説明する。図1は、実施形態の車載電源システムが搭載された車両1の機能構成例を示す図である。車両1は、例えば、エンジン10と、オルタネータ12と、スタータモータ14と、鉛蓄電池50と、変速機18と、エンジンECU(Electronic Control Unit)20と、アクセル開度センサ22と、ブレーキセンサ24と、シフト位置センサ26と、車速センサ28と、車軸30と、補機40と、鉛蓄電池50と、スイッチ55と、リチウムイオン電池60と、バッテリ制御部70とを備える。
エンジン10は、ガソリン等の炭化水素系の燃料を内部で燃焼させることによって動力を出力する。エンジン10の出力する動力は、変速機18や図示しないクラッチ、デファレンシャルギヤ等を介して車軸30に出力される。オルタネータ12は、エンジン10の出力する動力を用いて発電したり、車両1の減速時に車軸30から入力される動力を用いて発電(回生)したりする。オルタネータ12の発電した電力は、鉛蓄電池50やリチウムイオン電池60を充電するのに用いられる。スタータモータ14は、エンジン10が停止している状態においてエンジンECU20により駆動されてクランキング動作を行い、エンジン10を始動させる。また、スタータモータ14は、車両1の発進時や加速時に、走行用の駆動力を出力する機能を有していてもよい。この場合、スタータモータ14は、車両1の制動時に回生によって発電することも可能になる。
なお、エンジン10、オルタネータ12、スタータモータ14は、入出力軸が直接または間接的に連結されていればよく、図1に示す並び順は、これらの連結態様を特定するものではない。
エンジンECU20は、アクセル開度センサ22、ブレーキセンサ24、シフト位置センサ26、車速センサ28等から入力される値に基づいて、エンジン10、オルタネータ12、スタータモータ14の制御を行う。エンジンECU20は、例えば、アクセル開度センサ22とシフト位置センサ26、車速センサ28から入力される値に基づいて、エンジン10のスロットル開度を調整したり、点火時期を適切に調整する制御を行う。また、エンジンECU20は、車両1の走行状態や鉛蓄電池50の充電率に基づいて、オルタネータ12のオン/オフ制御を行う。エンジンECU20は、例えば、車両1が加速する際にはオルタネータ12をオフ状態にし、それ以外の場面では、バッテリECU70から入力される、鉛蓄電池50やリチウムイオン電池60のSOC(充電率)が所定値を下回ったときに、オルタネータ12をオン状態にするといった制御を行う。
また、エンジンECU20は、例えば、車速センサ28から入力される値と、アクセル開度センサ22から入力される値が共に微小値未満(ゼロとみなされる値)であり、且つ、ブレーキセンサ24から入力される値または信号がブレーキ中であることを示す場合に、エンジン10を停止させる制御(アイドリングストップ制御)を行う。エンジンECU20は、アイドリングストップ制御によりエンジン10が停止した状態において、例えばブレーキセンサ24から入力される値または信号がブレーキ解除を示し、且つアクセル開度センサ22から入力される値が所定値を上回った場合には、リチウムイオン電池60のSOCに基づいて,リチウムイオン電池60を優先的にスタータモータ14の電力源となるよう制御して、スタータモータ14を駆動してエンジン10を始動させる。
鉛蓄電池50は、リチウムイオン電池60と並列に接続される。鉛蓄電池50およびリチウムイオン電池60は、スタータモータ14やエンジンECU20、バッテリ制御部70等の各種ECU、補機40等に電力を供給する。鉛蓄電池50には、電圧センサ52や図示しない電流センサ、温度センサ等が取り付けられている。また、鉛蓄電池50とオルタネータ12との間には、スイッチ55が設けられている。スイッチ55は、鉛蓄電池50とオルタネータ12とを接続状態または遮断状態にすることができる。
リチウムイオン電池60は、例えば、正極側にマンガンを、負極側にニオブ系酸化物を、それぞれ用いたリチウムイオン電池であり、電池セルを5個直列に接続した電池パックである。リチウムイオン電池60は、正極と負極とがセパレータを挟んで対向する構造を複数積層しており、複数の正極に接続された正極端子と、複数の負極に接続された負極端子と、ガス排出弁が筐体表面に設けられている。リチウムイオン電池60を、このような態様とすることにより、車載用途に好適な電圧特性を得ることができる。なお、リチウムイオン電池60にも、図示しない電圧センサや電流センサ、温度センサ等が取り付けられてよい。
バッテリ制御部70は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、各種インターフェース装置等がバスを介して接続されたコンピュータ装置である。また、バッテリ制御部70は、エンジンECU20と類似な回路構成であってよい。バッテリ制御部70は、鉛蓄電池50やリチウムイオン電池60の充放電電流を積算すること等により、これらのSOCを算出する。また、バッテリ制御部70は、5個直列接続された電池セルの残存容量が均等になるよう制御する。
図2は、実施形態のリチウムイオン電池60と、他の態様のリチウムイオン電池との間で電圧特性を比較した図である。図中、(1)は、正極側にニッケル系酸化物を、負極にチタン酸リチウムを用いたリチウムイオン電池であって、電池セルを6個直列に接続したものの電圧特性を示している。(2)は、正極側にマンガンを、負極側にチタン酸リチウムを用いたリチウムイオン電池であって、電池セルを5個直列に接続したものの電圧特性を示している。(3)は、正極側にマンガンを、負極側にチタン酸リチウムを用いたリチウムイオン電池であって、電池セルを6個直列に接続したものの電圧特性を示している。そして、(4)は、実施形態のリチウムイオン電池60(正極側にマンガンを、負極側にニオブ系酸化物を用いたリチウムイオン電池であって、電池セルを5個直列に接続したもの)の電圧特性を示している。
ここで、車載用途として鉛蓄電池と並列に使用されるリチウムイオン電池に対しては、以下のような要求がある。(A)鉛蓄電池の劣化を抑制するために、鉛蓄電池の電圧が保護電圧Vd(例えば12.8[V])で一定に維持されるようにしたい。(B)リチウムイオン電池の充電許容最大電圧が、ECUや補機が正常に作動できる上限電圧Vu(例えば15.5[V])程度となるようにしたい。これにより、保護電圧Vd以上となるSOC範囲を、なるべく広くなるようにすることができ、より耐久性の高いリチウムイオン電池を鉛蓄電池より優先して使用することができる。また、アイドリングストップ状態からのエンジン再始動において、保護電圧Vdからリチウムイオン電池の放電許容最低電圧までの電位が充分にあると、優先的にスタータモータ14の電力源としてリチウムイオン電池が使用できるので、鉛蓄電池の放電も抑制される(なお、この場合はスイッチ55をオフ状態にしてエンジン再始動させる)。
図2の電圧特性から、上記要求(A)、(B)を最も好適に満たすのは、実施形態のリチウムイオン電池60(正極側にマンガンを、負極側にニオブ系酸化物を用いたリチウムイオン電池であって、電池セルを5個直列に接続したもの)である。従って、実施形態の車載電源システムによれば、好適な電圧特性を得ることができる。
また、上記(A)の要求を満たすため、実施形態のバッテリ制御部70は、鉛蓄電池52が充電されている状態のときに、鉛蓄電池52の電圧が所定電圧以上となると、スイッチ55を遮断状態にしてオルタネータ12と鉛蓄電池50とを電気的に切り離すことにより、鉛蓄電池50への充電を停止させる。これによって、鉛蓄電池50の劣化を抑制することができる。
図3は、実施形態のバッテリ制御部70により実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。まず、バッテリ制御部70は、エンジンECU20から入力されるオルタネータ12やスタータモータ14の動作状態、鉛蓄電池50やリチウムイオン電池に取り付けられた電流センサの検出値などに基づいて、鉛蓄電池50が充電状態にあるか否かを判定する(ステップS100)。
鉛蓄電池50が充電状態にない場合、バッテリ制御部70は、スイッチ55を導通状態に変更または維持する(ステップS102)。
鉛蓄電池50が充電状態にある場合、バッテリ制御部70は、電圧センサ52の検出値Vが、保護電圧Vd以上であるか否かを判定する(ステップS104)。電圧センサ52の検出値Vが、保護電圧Vd以上である場合、バッテリ制御部70は、スイッチ55を遮断状態に変更または維持する(ステップS106)。一方電圧センサ52の検出値Vが、保護電圧Vd未満である場合、バッテリ制御部70は、スイッチ55を導通状態に変更または維持する(ステップS102)。
係る制御によって、実施形態の車載電源システムは、鉛蓄電池50の電圧が保護電圧Vd以上にならないようにし、保護電圧Vd以上の電圧をリチウムイオン電池60から供給し、保護電圧Vd未満の電圧を鉛蓄電池50とリチウムイオン電池60の双方から供給するようにすることができる。また、リチウムイオン電池60の放電電力を大きくすることができるため、鉛蓄電池50をなるべく満充電に近い状態に維持することができる。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、ニオブ系酸化物を負極に使用したリチウムイオン電池60と、リチウムイオン電池60に並列に接続される鉛蓄電池50とを持つことにより、車載用途に好適な電圧特性を得ることができる。
なお、上記実施形態におけるオルタネータ12、スタータモータ14、およびスイッチ55が、「充電部」の一例である。また、バッテリ制御部70が、「制御部」の一例である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10…エンジン、12…オルタネータ、14…スタータモータ、20…エンジンECU、40…補機、50…鉛蓄電池、52…電圧センサ、55…スイッチ、60…リチウムイオン電池、70…バッテリ制御部
Claims (4)
- アイドリングストップ制御を行う車両に搭載される車載電源システムであって、
ニオブ系酸化物を負極に使用したリチウムイオン電池と、
前記リチウムイオン電池に並列に接続される鉛蓄電池と、
を備える車載電源システム。 - 前記鉛蓄電池の電圧が所定電圧以上である場合に、前記鉛蓄電池への充電を停止させる制御部を備える、
請求項1記載の車載電源システム。 - アイドリングストップ制御を行う車両に搭載される車載電源システムであって、
リチウムイオン電池と、
前記リチウムイオン電池に並列に接続される鉛蓄電池と、
前記鉛蓄電池の電圧が所定電圧以上である場合に、前記鉛蓄電池への充電を停止させる制御部と、
を備える車載電源システム。 - 走行のための動力を出力するエンジンと、
ニオブ系酸化物を負極に使用したリチウムイオン電池と、
前記リチウムイオン電池に並列に接続される鉛蓄電池と、
前記エンジンの出力する動力、または車両の減速時に回生される電力を用いて前記リチウムイオン電池および前記鉛蓄電池を充電する充電部と、
前記車両の停止時に前記エンジンを停止させる制御部と、
を備える電源システムを搭載した車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014102816A JP2015220867A (ja) | 2014-05-16 | 2014-05-16 | 車載電源システム、および電源システムを搭載した車両 |
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JP2014102816A Pending JP2015220867A (ja) | 2014-05-16 | 2014-05-16 | 車載電源システム、および電源システムを搭載した車両 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016032361A (ja) * | 2014-07-29 | 2016-03-07 | 株式会社豊田自動織機 | 車両の電源装置 |
-
2014
- 2014-05-16 JP JP2014102816A patent/JP2015220867A/ja active Pending
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