JP2015220627A - 光送信器および線形性調整方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ドライバアンプ20に、光変調駆動信号のPeak振幅値を検出するPeak出力振幅検出部21と、光変調駆動信号のRMS振幅値を検出するRMS出力振幅検出部22とを設け、線形性調整時、DSP−LSI10から出力された一定周波数の正弦波からなるトレーニング信号を増幅して得られた光変調駆動信号のPeak振幅値およびRMS振幅値を検出し、制御回路33が、これらPeak振幅値およびRMS振幅値から当該ドライバアンプ20の線形性を示す線形性指標値を算出し、当該線形性指標値が要求範囲を満足するまで、当該ドライバアンプ20の線形性調整用バイアス電圧を調整出力する。
【選択図】 図1
Description
変調方式がDMTの場合でもASSPの出力はアナログ信号となるため、ドライバアンプには線形性が求められる。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるコヒーレント光送受信器1について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかるコヒーレント光送受信器の要部構成を示すブロック図である。
また、DSP−LSI10には、主な処理部として、信号処理部11、D/A変換器12、およびパターン記憶部13が設けられている。
光変調器32は、各ドライバアンプ20からの光変調駆動信号SPに基づいて、光源31からの連続光をデジタル光変調することによりデジタルコヒーレント光信号を生成して出力する機能を有している。
制御回路33は、各ドライバアンプ20の線形性調整を行う機能を有している。
RMS出力振幅検出部22は、ドライバアンプ20の出力振幅のRMS値をそれぞれ検出して制御回路33へ出力する機能を有している。
これらPeak出力振幅検出部21およびRMS出力振幅検出部22は、一般的で簡易なアナログ回路により実現すればよい。
次に、図2を参照して、本実施の形態にかかるコヒーレント光送受信器1の動作として、ドライバアンプ20の線形性調整動作について説明する。図2は、ドライバアンプの線形性調整処理を示すフローチャートである。
コヒーレント光送受信器1は、コヒーレンと光送受信器の立ち上げ時、光源31の波長調整などと並行して、ドライバアンプ20ごとに図2の線形性調整処理を実行する。
一方、D/A変換器12から出力された正弦波信号がドライバアンプ20によって歪んで増幅された場合、Peak/RMS値は2.83より小さな値となる。
図3のように歪みのない理想的な正弦波の場合、Peak/RMS値は2.83である。一方、歪んだ波形のPeak/RMS値は2.83より小さく、例えば、図4のように、歪み特性モデルとしてtanh関数を用いた場合、Peak/RMS値は2.40となった。
したがって、ドライバアンプ20で増幅して得られた光変調駆動信号のPeak/RMS値を読み取ることで、ドライバアンプの線形性をスペクトルアナライザなどの測定装置を用いることなく、コヒーレント光送受信器に搭載された機能を用いるだけで測定することができる。
続いて、制御回路33は、算出したTHDと予め設定されている線形性の要求範囲とを比較する(ステップ104)。
これにより、THDが要求範囲内となるまで、ドライバアンプ20の線形性が調整される。
このように、本実施の形態は、ドライバアンプ20に、光変調駆動信号のPeak振幅値を検出するPeak出力振幅検出部21と、光変調駆動信号のRMS振幅値を検出するRMS出力振幅検出部22とを設け、線形性調整時、DSP−LSI10から出力された一定周波数の正弦波からなるトレーニング信号を増幅して得られた光変調駆動信号のPeak振幅値およびRMS振幅値を検出し、制御回路33が、これらPeak振幅値およびRMS振幅値から当該ドライバアンプ20の線形性を示す線形性指標値を算出し、当該線形性指標値が要求範囲を満足するまで、当該ドライバアンプ20の線形性調整用バイアス電圧を調整出力するようにしたものである。
これにより、スペクトルアナライザなどの測定装置を用いることなくドライバアンプ20の線形性を自動で検出し、最適な線形性となるようバイアス電圧を調整することができ、結果として、光送受信器1さらには光通信システム全体の特性を維持することが可能となる。
次に、図6を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかる光送受信器1について説明する。図6は、第2の実施の形態にかかる光送受信器の要部構成を示すブロック図である。
また、制御回路33については、CFP2/4モジュール1B内ではなく、DSP−LSI10が実装されたホストボード1Aに配置してもよい。
次に、図7を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかる光送受信器1について説明する。図7は、第3の実施の形態にかかる光送受信器の要部構成を示すブロック図である。
前述した第1および第2の実施の形態では、長距離光通信用のコヒーレント光送受信器1を例として説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本実施の形態では、短距離通信用である400Gビットイーサネット(400GbE)対応のイーサネット光送受信器1Eに本発明を適用した場合の実施例を示す。
RMS出力振幅検出部22は、ドライバアンプ20の出力振幅のRMS値をそれぞれ検出して制御回路33へ出力する機能を有している。
これらPeak出力振幅検出部21およびRMS出力振幅検出部22は、一般的で簡易なアナログ回路により実現すればよい。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
Claims (8)
- 入力された送信データをデジタル信号処理して光変調に用いるシンボルを示す複数のアナログ電気信号を出力するLSIと、
前記アナログ電気信号ごとに設けられて、当該アナログ電気信号を増幅して光変調駆動信号を出力する複数のドライバアンプと、
これらドライバアンプからの光変調駆動信号に基づき光変調して出力する光変調器と、
前記ドライバアンプの前記光変調駆動信号の振幅値に基づき算出した当該ドライバアンプの線形性指標値に基づいて、当該ドライバアンプの線形性調整を行う制御回路と
を備えることを特徴とする光送信器。 - 請求項1に記載の光送信器において、
前記ドライバアンプは、前記光変調駆動信号のPeak振幅値を検出するPeak出力振幅検出部と、前記光変調駆動信号のRMS振幅値を検出するRMS出力振幅検出部とを有し、
前記制御回路は、前記ドライバアンプで検出された前記Peak振幅値および前記RMS振幅値から、前記線形性指標値を算出することを特徴とする光送信器。 - 請求項2に記載の光送信器において、
前記線形性指標値は、前記Peak振幅値を前記RMS振幅値で除算したPeak/RMS値、または当該Peak/RMS値から算出したTHD(Total Harmonic Distortion)からなることを特徴とする光送信器。 - 請求項3に記載の光送信器において、
前記LSIは、前記線形性調整の際、一定周波数の正弦波からなるトレーニング信号を出力し、
前記Peak出力振幅検出部は、前記ドライバアンプで増幅された前記トレーニング信号のPeak振幅値を検出するとともに、前記RMS出力振幅検出部は、前記ドライバアンプで増幅された前記トレーニング信号のRMS振幅値を検出する
ことを特徴とする光送信器。 - 請求項1〜請求項4のいずれか1つに記載の光送信器において、
前記制御回路は、前記線形性指標値が予め設定されている要求範囲に含まれるまで、前記ドライバアンプの線形性を調整することを特徴とする光送信器。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の光送信器において、
前記光変調器は、前記各ドライバアンプからの光変調駆動信号に基づいて、光源からの連続光をデジタル光変調することにより、コヒーレント光信号を生成して出力することを特徴とする光送信器。 - 請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の光送信器において、
前記光変調器は、前記各ドライバアンプからの光変調駆動信号に基づいて、それぞれ個別の光源を変調駆動し、これら光源から得られた光信号を合波器で合波することによりイーサネット光信号を生成して出力することを特徴とする光送信器。 - 入力された送信データをデジタル信号処理して得られた複数のアナログ電気信号をドライバアンプで増幅し、得られた光変調駆動信号に基づき光変調した光信号を送信する光送信器で用いられて、前記ドライバアンプの線形性を調整する線形性調整方法であって、
前記ドライバアンプで得られた前記光変調駆動信号の振幅値を検出する振幅検出ステップと、
前記振幅値に基づき算出した当該ドライバアンプの線形性指標値に基づいて、当該ドライバアンプの線形性調整を行う制御ステップと
を備えることを特徴とする線形性調整方法。
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