JP6125988B2 - コヒーレントcfp光送信器および損失特性補償方法 - Google Patents

コヒーレントcfp光送信器および損失特性補償方法 Download PDF

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Description

本発明は、光通信技術に関し、特にコヒーレントCFP光送信器の内部伝送線路に起因する損失特性を補償するための損失特性補償技術に関する。
近年、スマートフォンに代表される情報携帯端末の急速な普及によるモバイルブロードバンドサービスの拡大、クラウドコンピューティングや動画配信などのインターネットサービスの拡大により、通信トラフィックが急激に増加している。このような状況に対応するため、次世代の100ギガビット光ネットワークの実用化に向けた研究開発の1つとして、プラガブル(活線挿抜可能)なコヒーレントCFP(100G Form−factor Pluggable)トランシーバの研究開発が進んでいる。
CFPとは、100Gb/sのインターフェースを有したプラガブルな光トランシーバのMSA(Multi−Source Agreement)の1つである(非特許文献1,2など参照)。2010年にIEEE802委員会によって100GbE(ギガビット・イーサネット(登録商標))の標準化が完了し、それらの規格へ準拠したCFPトランシーバはデータセンタ間やサーバ間などの短距離通信に用いられている。
図8は、従来のCFPトランシーバの構成を示すブロック図である。図8に示すように、従来のCPFトランシーバにおいて、MAC(Media Access Control)−ICからの10Gb/s×10の電気信号は、ギアボックスにより25Gb/s×4の電気信号に変換される。この後、異なる波長で発振したレーザー(LD)が、ギアボックスからの25Gb/sの電気信号でそれぞれ個別に駆動されて、25Gb/s×4波長の光信号が生成され、これら4波の光信号が合波器を介して送信側光ファイバへ入力される。
一方、受信側光ファイバを介して伝送されてきた光信号は、分波器によって波長毎に分けられた後、それぞれの波長に対応する4チャネルのフォトダイオード(PD)とトランスインピーダンスアンプ(TIA)によって25Gb/s×4の電気信号へ変換される。この後、これら25Gb/s×4の電気信号は、ギアボックスにおいて伝送速度とチャネル数が変換され、MAC−ICへ送られる。MAC−ICはプリント基板上に実装されており、CFPとプラガブルコネクタを介して接続される。
図9は、CPFの種別を示す説明図である。CPFは、その寸法と消費電力によって図9のようにカテゴライズされている。
図10は、従来のCFP2/4トランシーバの構成を示すブロック図である。図10に示すように、従来のCFP2/4トランシーバでは、モジュールのI/Oピン数を減らすために、MAC−ICとの電気信号のインターフェースが25Gb/s×4となる。これにより、ギアボックスが不要となり、代わりにCDR(Clock and Data Recovery)で波形整形してタイミングを行う。Line側(光ファイバ側)のインターフェースは、CFPと同様で、25Gb/sのOn/Off keying変調された光信号を4波長多重し伝送する。
近年、数100kmから数1000km程度の長距離光通信用トランシーバに用いられているデジタルコヒーレント光通信技術を、CFPへの適用が検討されている。デジタルコヒーレント技術とは、無線分野で培われてきたデジタル信号処理(DSP)をコヒーレント光ファイバ通信へ適用した技術である。コヒーレント検波とDSPにより受信感度の向上や分散(波長分散や偏波モード分散)による光波形歪み補償を可能とする。
図11は、従来のコヒーレントCFPトランシーバの構成を示すブロック図である。図11に示すように、従来のコヒーレントCFPトランシーバにおいて、MAC−ICからの25Gb/s×4(または10Gb/s×10)の電気信号は、DSP−LSIによって25Gb/s×4の信号へ変換される。一般に、DSP−LSIのLine側送信部は、デジタル/アナログ変換器(DAC)であるため、DSP−LSIにおいて任意の送信端DSP(フォーマット変換、ナイキストフィルタ、光/電気部品の周波数特性補償、等)を施し、アナログ信号を出力することができる。また、DACは単にバイナリ信号を出力してもよい。この後、DSP−LSIからの25Gb/s×4の電気信号は、駆動回路(DRV.)で増幅された後、光変調器(Modulator)によって光信号へ変換され、送信側光ファイバへ入力される。
一方、受信側光ファイバを介して伝送されてきた光信号は、LDからの局発光と光復調器(De−Modulator)により混合され、PDとTIAによって光/電気変換される。DSP−LSIのLine側受信部は、アナログ/デジタル変換器(ADC)であり、TIAからの25Gb/s×4のアナログ電気信号をデジタル電気信号へ変換する。その後、DSP−LSIにおいて波形歪み補償を行い、25Gb/s×4(または10Gb/s×10)の電気信号として出力する。
図11に示すように、CFPの場合、DSP−LSIをモジュール内に収めることが可能であるが、CFP2/4の場合、前述の図9に示したように、寸法と消費電力の観点からDSP−LSIをモジュール内に収めることができない。
図12は、従来のコヒーレントCFPトランシーバ(CFP2/4)の構成を示すブロック図である。このため、図12に示すように、DSP−LSIをモジュール内ではなくプリント基板上に実装し、CFP2/4に対応した活線挿抜型の光モジュール内には、駆動回路、光変復調器、PD、TIA、LDのみを有する構成となる。
CFP MSA, Hardware Specification, Revision 1.4, 7 June 2010 CFP MSA, CFP2 Hardware Specification, Revision 1.0, 31 July 2013
前述の図12に示したように、従来のコヒーレントCFPトランシーバ(CFP2/4)では、DSP−LSIはプリント基板上に実装され、活線挿抜型の光モジュールとはプラガブルコネクタを介して接続される。したがって、プリント基板上のDSP−LSIからプラガブルコネクタまでの高周波配線と、光モジュール内におけるプラガブルコネクタからDRV./TIAまでの伝送線路とからなる内部伝送線路の総延長が数インチにもなるため、コヒーレントCFPトランシーバ内におけるこれら内部伝送線路での損失が大きくなり電気信号品質が著しく劣化し、システム全体の特性が大きく劣化する原因となる。
このような内部伝送線路での損失に対しては、DSP−LSIが有するデジタルイコライザ機能を利用することで、内部伝送線路の周波数特性に起因する劣化を補償することができる。例えば、DACとDRV.間の伝送路損失は、DSP−LSIの送信端イコライザ(Tx EQL)を用いて予等化することができる。また、TIAとADCとの間の伝送路損失は、DSP−LSIの受信端イコライザ(Rx EQL)を用いて等化することができる。一般に、これら送信端/受信端イコライザは、FIR(Finite Impulse Response)タイプまたはIIR (Infinite Impulse Response)タイプのデジタルフィルタで構成され、伝送路損失の周波数特性に応じたタップ係数を設定することで損失を補償することができる。
したがって、コヒーレントCFPトランシーバ(CFP2/4)内に存在する内部伝送線路の損失特性に応じたタップ係数を、DSP−LSIの送信端イコライザや受信端イコライザに設定すれば、内部伝送線路での損失を補償することができる。
しかしながら、活線挿抜型の光モジュール内の伝送路設計は、CFP2/4のベンダや製品によって異なるため、その損失特性は一様でない。このため、作業者がコヒーレントCFPトランシーバ(CFP2/4)で使用する光モジュールに合わせて、デジタルフィルタのタップ係数を個別に設定しておく必要があり、設定作業負担が増大するという問題点があった。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、活線挿抜型の光モジュールに応じたタップ係数の設定作業を必要とすることなく、コヒーレントCFPトランシーバの内部伝送線路の損失特性を補償できる損失特性補償技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかるコヒーレントCFP光送信器は、入力された送信データをデジタル信号処理して光変調に用いるシンボルを示す複数のデジタル電気信号を生成し、これらデジタル電気信号をそれぞれ個別のD/A変換器によりアナログ電気信号に変換して出力するDSP−LSIと、プラガブルコネクタを介して前記DSP−LSIと電気的に接続されて、前記D/A変換器ごとに設けられた駆動回路で、当該D/A変換器からのアナログ電気信号をそれぞれ増幅し、得られた光変調駆動信号に基づき連続光をデジタル光変調することによりデジタルコヒーレント光信号を生成して出力する活線挿抜型の光モジュールと、前記アナログ電気信号が伝搬する前記D/A変換器から前記駆動回路までの内部伝送線路ごとに、当該内部伝送線路の損失特性を補償するためのタップ係数を計算する制御回路とを備え、前記DSP−LSIは、損失計測時、前記各D/A変換器から、前記アナログ電気信号に代えて、予め指定された異なる損失計測用周波数の正弦波電気信号を順次切替出力し、前記光モジュールは、前記損失計測時、前記各駆動回路により、当該駆動回路と対応する前記D/A変換器からの正弦波電気信号の振幅値を前記損失計測用周波数ごとに検出して出力し、前記制御回路は、前記内部伝送線路ごとに、前記駆動回路から出力された前記正弦波電気信号の振幅値を受け取り、これら振幅値からなる当該内部伝送線路に関する損失特性に基づいて、当該損失特性を補償する周波数特性を有するタップ係数を計算して出力し、前記DSP−LSIは、前記内部伝送線路ごとに、前記制御回路から出力された当該内部伝送線路のタップ係数に基づいて、当該内部伝送線路を伝搬するアナログ電気信号と対応するデジタル電気信号をそれぞれデジタルフィルタ処理することにより、当該内部伝送線路で損失する前記各アナログ電気信号の周波数特性を補償するようにしたものである。
また、本発明にかかる上記コヒーレントCFP光送信器の一構成例は、前記DSP−LSIが、前記損失計測用周波数のうちから選択された少なくとも2つの異なる特定周波数の正弦波電気信号を順次切替出力し、前記制御回路は、前記タップ係数を計算する際、前記駆動回路から出力された前記特定周波数における前記振幅値に基づいて、前記損失特性の各損失計測用周波数における振幅値を内挿または外挿により求めるようにしたものである。
また、本発明にかかる上記コヒーレントCFP光送信器の一構成例は、前記制御回路が、前記DSP−LSIの内部に実装されている。
また、本発明にかかる損失特性補償方法は、入力された送信データをデジタル信号処理して光変調に用いるシンボルを示す複数のデジタル電気信号を生成し、これらデジタル電気信号をそれぞれ個別のD/A変換器によりアナログ電気信号に変換して出力するDSP−LSIと、プラガブルコネクタを介して前記DSP−LSIと電気的に接続されて、前記D/A変換器ごとに設けられた駆動回路で、当該D/A変換器からのアナログ電気信号をそれぞれ増幅し、得られた光変調駆動信号に基づき連続光をデジタル光変調することによりデジタルコヒーレント光信号を生成して出力する活線挿抜型の光モジュールとを備えるコヒーレントCFP光送信器で用いられる損失特性補償方法であって、前記アナログ電気信号が伝搬する前記D/A変換器から前記駆動回路までの内部伝送線路ごとに、当該内部伝送線路の損失特性を補償するためのタップ係数を計算する制御回路を備え、前記DSP−LSIが、損失計測時、前記各D/A変換器から、前記アナログ電気信号に代えて、予め指定された異なる損失計測用周波数の正弦波電気信号を順次切替出力するステップと、前記光モジュールが、前記損失計測時、前記各駆動回路により、当該駆動回路と対応する前記D/A変換器からの正弦波電気信号の振幅値を前記損失計測用周波数ごとに検出して出力するステップと、制御回路が、前記アナログ電気信号が伝搬する前記D/A変換器から前記駆動回路までの内部伝送線路ごとに、前記駆動回路から出力された前記正弦波電気信号の振幅値を受け取り、これら振幅値からなる当該内部伝送線路に関する損失特性に基づいて、当該損失特性を補償する周波数特性を有するタップ係数を計算して出力するステップと、前記DSP−LSIが、前記内部伝送線路ごとに、前記制御回路から出力された当該内部伝送線路のタップ係数に基づいて、当該内部伝送線路を伝搬するアナログ電気信号と対応するデジタル電気信号をそれぞれデジタルフィルタ処理することにより、当該内部伝送線路で損失する前記各アナログ電気信号の周波数特性を補償するステップとを備えている。
本発明によれば、制御回路に対する計測開始指示に応じて、正弦波電気信号が出力されてD/A変換器から駆動回路までの内部伝送線路での損失特性が実測されて、各アナログ電気信号の周波数特性を補償するためのタップ係数が自動的に計算され、DSP−LSIのデジタルフィルタに設定される。
したがって、コヒーレントCFPトランシーバで用いる活線挿抜型の光モジュールに応じて、予め作業者がタップ係数を設定するという設定作業を必要とすることなく、コヒーレントCFPトランシーバの内部伝送線路に起因する損失特性を補償できる。このため、コヒーレントCFPトランシーバにおいて、設定作業負担を削減しつつ、優れた電気特性を提供することが可能となる。
第1の実施の形態にかかるコヒーレントCFP光送信器の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態にかかるコヒーレントCFP光送信器の損失計測動作を示すシーケンス図である。 損失計測用周波数ごとの振幅値からなる損失特性を示すグラフである。 損失計測用周波数ごとの損失値からなる周波数特性を示すグラフである。 外挿を用いた損失特性の生成方法を示すグラフである。 内挿および外挿を用いた損失特性の生成方法を示すグラフである。 第3の実施の形態にかかるコヒーレントCFP光送信器の構成を示すブロック図である。 従来のCFPトランシーバの構成を示すブロック図である。 CPFの種別を示す説明図である。 従来のCFP2/4トランシーバの構成を示すブロック図である。 従来のコヒーレントCFPトランシーバの構成を示すブロック図である。 従来のコヒーレントCFPトランシーバ(CFP2/4)の構成を示すブロック図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるコヒーレントCFP光送信器1について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかるコヒーレントCFP光送信器の構成を示すブロック図である。
このコヒーレントCFP光送信器1は、MAC−ICから入力された送信データ1Sをデジタル信号処理することにより光変調に用いるシンボルを示す複数の電気信号に変換し、これら電気信号に基づき連続光をデジタル光変調することによりデジタルコヒーレント光信号20Sとを生成して、送信系光ファイバOFSへ出力する機能を有している。このコヒーレントCFP光送信器1は、光送信器として単独で用いてもよく、コヒーレントCFP光受信器とともに用いてコヒーレントCFPトランシーバを構成してもよい。
図1に示すように、コヒーレントCFP光送信器1は、主な回路構成として、DSP−LSI10と光モジュール20とから構成されている。
本実施の形態では、送信データ1SをQPSK(四位相偏移変調:Quadrature Phase Shift Keying)方式に基づき光変調することにより、デジタルコヒーレント光信号を生成する場合を例として説明するが、変調方式については、QPSKに限定されるものではない。例えば、BPSK(二位相偏移変調:Binary Phase-Shift Keying)やDPSK(差動位相偏移変調:Differential Phase-Shift Keying )などの位相偏移変調方式のほか、QAM(直角位相振幅変調:Quadrature Amplitude Modulation)などの位相振幅変調方式を用いる場合にも、同様にして本発明を適用できる。
DSP−LSIは、プリント基板に搭載されたLSIからなり、入力された送信データ1Sを信号処理部11で、FEC符号化、シンボルマッピング、予等化などのデジタル信号処理することにより光変調に用いるシンボルを示す4つのデジタル電気信号11Sを生成し、これらデジタル電気信号11Sをそれぞれ個別のD/A変換器13A〜13Dによりアナログ電気信号10Sに変換して出力する機能を有している。QPSKの場合、送信データ(バイナリ信号)が2ビットの4つのシンボル00,10,11,01にシンボルマッピングされ、これらシンボルに対応する、I−Q平面上でπ/2ずつ位相がずれた4つのデジタル電気信号11Sがそれぞれ生成される。
光モジュール20は、プラガブルコネクタCNを介してDSP−LSI10と電気的に接続される活線挿抜型の光モジュールからなり、D/A変換器13A〜13Dごとに設けられた駆動回路21A〜21Dで、D/A変換器13A〜13Dからのアナログ電気信号10Sをそれぞれ増幅し、得られた光変調駆動信号21Sに基づき、光源24からの連続光24Sを光変調器23でデジタル光変調することによりデジタルコヒーレント光信号20Sを生成し、送信系光ファイバOFSへ出力する機能を有している。
本発明は、このようなコヒーレントCFP光送信器1において、CPUなどの演算処理装置からなり、アナログ電気信号10Sが伝搬するD/A変換器13A〜13Dから駆動回路21A〜21Dまでの内部伝送線路LA〜LDごとに、当該内部伝送線路LA〜LDに関する損失特性を補償するためのタップ係数33Sを計算する機能を有する制御回路30を設け、内部伝送線路LA〜LDごとに計測した損失特性に基づいて制御回路30でタップ係数33Sを計算し、これらタップ係数33Sに基づいてDSP−LSI10のデジタルフィルタ(イコライザ)12でデジタル電気信号11Sの周波数特性を補償するようにしたものである。
ここで、損失計測に関する具体的構成としては、DSP−LSI10が、損失計測時、各D/A変換器13A〜13Dから、アナログ電気信号10Sに代えて、予め指定された異なる損失計測用周波数の正弦波電気信号10Pを順次切替出力し、光モジュール20が、損失計測時、各駆動回路21A〜21Dにおいて、当該駆動回路21A〜21Dと対応するD/A変換器13A〜13Dからの正弦波電気信号10Pの振幅値32Sを損失計測用周波数ごとに検出して、制御回路30に出力し、制御回路30が、内部伝送線路LA〜LDごとに、各駆動回路21A〜21Dから出力された振幅値32Sから当該内部伝送線路LA〜LDに関する損失特性を生成するようにしたものである。
また、周波数特性の補償に関する具体的構成としては、制御回路30が、内部伝送線路LA〜LDごとに、当該内部伝送線路LA〜LDに関する損失特性に基づいて、当該損失特性を補償する周波数特性を有するタップ係数33Sを計算して出力し、DSP−LSI10が、内部伝送線路LA〜LDごとに、制御回路30から出力された当該内部伝送線路LA〜LDのタップ係数33Sに基づいて、当該内部伝送線路LA〜LDを伝搬するアナログ電気信号10Sと対応するデジタル電気信号11Sを、信号処理部11のデジタルフィルタ12でそれぞれデジタルフィルタ処理することにより、当該内部伝送線路LA〜LDで損失する各アナログ電気信号10Sの周波数特性を補償するようにしたものである。
[第1の実施の形態の動作]
次に、図2を参照して、本実施の形態にかかるコヒーレントCFP光送信器1の動作について説明する。図2は、第1の実施の形態にかかるコヒーレントCFP光送信器の損失計測動作を示すシーケンス図である。
制御回路30は、外部からの計測開始指示に応じて、例えば光モジュール20がプラガブルコネクタCNを介してDSP−LSI10が搭載されたプリント基板に挿入された場合に、図2に示す損失計測動作を実行する。
まず、制御回路30は、予め設定されている各損失計測用周波数から未選択の損失計測用周波数を選択し(ステップ100)、選択した損失計測用周波数、出力振幅値、出力時間などの制御パラメータに基づいて、正弦波電気信号10Pの出力を指示する制御信号31Sを生成し(ステップ101)、DSP−LSI10の各D/A変換器13A〜13Dへ出力する(ステップ102)。
この際、損失計測用周波数は、アナログ電気信号10Sの周波数帯域に相当する各周波数から選択される。例えば、コヒーレントCFP光送信器1のインターフェースが100GbpsでQPSKの場合、アナログ電気信号10Sは25GHzとなるため、1GHzから25GHzまで1GHz刻みで選択すればよい。一般に、デジタルコヒーレント光通信用のD/A変換器は、動作速度が50Gs/sであるため、50Gs/sのナイキスト周波数である25GHzまでの正弦波を出力することが可能である。
DSP−LSI10のD/A変換器13A〜13Dは、制御回路30からの制御信号31Sに応じて、それぞれの内部に設けられている正弦波出力部14A〜14Dを設定し(ステップ103)、指定された損失計測用周波数の正弦波電気信号10Pを、指定された出力振幅値で、指定された出力時間だけ出力する(ステップ104)。
正弦波出力部14A〜14Dについては、一般的なD/A変換器に搭載されているテスト用の機能を用いればよい。正弦波電気信号10Pの出力振幅値は、各損失計測用周波数で同一レベルとする。また、出力時間は、駆動回路21A〜21で正弦波電気信号10Pの振幅値32Sを検出して制御回路30へ出力するまでの所要時間が確保できる時間長からなる。なお、各正弦波出力部14A〜14Dは、制御信号31Sに応じて並列的に正弦波電気信号10Pを出力することにより、損失計測に要する時間を短縮できるが、これに限定されるものではない。
一方、光モジュール20の駆動回路21A〜21Dは、それぞれの内部に設けられている振幅検出部22A〜22Dにより、D/A変換器13A〜13Dから出力された正弦波電気信号10Pの振幅値32Sを検出し(ステップ105)、得られた振幅値32Sを制御回路30に出力する(ステップ106)。この振幅値32Sは、駆動回路21A〜21Dの入力段で計測してもよいが、駆動回路21A〜21Dの出力段で計測してもよく、この場合には、駆動回路21A〜21D内の増幅器の周波数特性も補償することができる。
制御回路30は、内部伝送線路LA〜LDごとに、各駆動回路21A〜21Dから出力された振幅値32Sを保存し(ステップ107)、損失計測用周波数を全て選択済か確認し(ステップ108)、未選択の損失計測用周波数がある場合には(ステップ108:NO)、ステップ100に戻る。
一方、損失計測用周波数を全て選択済である場合(ステップ108:YES)、制御回路30は、各損失計測用周波数の振幅値32Sから各内部伝送線路LA〜LDに関する損失特性を生成し(ステップ110)、内部伝送線路LA〜LDごとに、当該損失特性を補償する周波数特性を有するタップ係数33Sを計算する(ステップ111)。タップ係数33Sについては、一般的なタップ係数の計算手法を用いればよい。
続いて、制御回路30は、各内部伝送線路LA〜LDのタップ係数33SをDSP−LSI10の信号処理部11へ出力する(ステップ112)。
DSP−LSI10の信号処理部11は、制御回路30から出力された各内部伝送線路LA〜LDのタップ係数33Sをデジタルフィルタ12に設定する(ステップ113)。
したがって、この後、実際の送信データを送信する際、信号処理部11は、これらタップ係数33Sに基づいて、当該内部伝送線路LA〜LDを伝搬するアナログ電気信号10Sと対応するデジタル電気信号11Sを、デジタルフィルタ12でそれぞれデジタルフィルタ処理した後、D/A変換器13A〜13Dへ出力する。これにより、当該内部伝送線路LA〜LDで損失する各アナログ電気信号10Sの周波数特性が補償される。
図3は、損失計測用周波数ごとの振幅値からなる損失特性を示すグラフである。図3において、横軸が正弦波電気信号10Pの損失計測用周波数を示し、縦軸が駆動回路21A〜21Dで検出した正弦波電気信号10Pの振幅値32Sを示している。ここでは、1000mVppの正弦波電気信号10PをD/A変換器13A〜13Dから出力した場合が例として示されている。
図1に示したコヒーレントCFP光送信器1のような数インチの長さの内部伝送線路LA〜LDにおいて、100MHz程度の低い周波数の正弦波電気信号10Pは、ほとんど減衰せずに、駆動回路21A〜21Dへ入力される。一方、図3に示すように、周波数が高くなるにつれて内部伝送線路LA〜LDでの損失が大きくなるため、駆動回路21A〜21Dへの入力振幅は減少し、例えば、15GHzでは500mVppとなり、1/2まで減少している。
このようにして、駆動回路21A〜21Dにおける損失計測用周波数fごとの振幅値V(f)が計測されれば、例えばfLOW=100MHzにおける内部伝送線路LA〜LDでの損失が十分小さく、損失=0dBと仮定すれば、次の式(1)で、内部伝送線路LA〜LDでの損失LOSSに関する周波数特性を計算できる。
LOSS(f)=20LOG{V(f)/V(fLOW)} …(1)
図4は、損失計測用周波数ごとの損失値からなる周波数特性を示すグラフである。図4において、横軸が正弦波電気信号10Pの損失計測用周波数を示し、縦軸が内部伝送線路LA〜LDでの損失LOSSを示している。例えば、15GHzでは−6dBとなり、図3と同様、1/2まで減少していることが分かる。
制御回路30は、このような損失特性を補償する周波数特性、例えば各損失計測用周波数でほぼ一定となるような逆の周波数特性(図3や図4において破線で示す周波数特性)を計算し、この補償用周波数特性に基づいてタップ係数33Sを計算する。
[第1の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、DSP−LSI10が、損失計測時、各D/A変換器13A〜13Dから、アナログ電気信号10Sに代えて、予め指定された異なる損失計測用周波数の正弦波電気信号10Pを順次切替出力し、光モジュール20が、損失計測時、各駆動回路21A〜21Dにおいて、当該駆動回路21A〜21Dと対応するD/A変換器13A〜13Dからの正弦波電気信号10Pの振幅値32Sを損失計測用周波数ごとに検出して出力し、制御回路30が、内部伝送線路LA〜LDごとに、駆動回路21A〜21Dから出力された正弦波電気信号10Pの振幅値32Sを受け取り、これら振幅値32Sからなる当該内部伝送線路LA〜LDに関する損失特性に基づいて、当該損失特性を補償する周波数特性を有するタップ係数33Sを計算して出力し、DSP−LSI10が、内部伝送線路LA〜LDごとに、制御回路30から出力された当該内部伝送線路LA〜LDのタップ係数33Sに基づいて、当該内部伝送線路LA〜LDを伝搬するアナログ電気信号10Sと対応するデジタル電気信号11Sをそれぞれデジタルフィルタ処理することにより、当該内部伝送線路LA〜LDで損失する各アナログ電気信号10Sの周波数特性を補償するようにしたものである。
これにより、制御回路30に対する計測開始指示に応じて、正弦波電気信号10Pが出力されてD/A変換器13A〜13Dから駆動回路21A〜21Dまでの内部伝送線路LA〜LDでの損失特性が実測されて、各アナログ電気信号10Sの周波数特性を補償するためのタップ係数33Sが自動的に計算され、DSP−LSI10のデジタルフィルタ11に設定される。
したがって、コヒーレントCFP光送信器1で用いる活線挿抜型の光モジュール20に応じて、予め作業者がタップ係数33Sを設定するという設定作業を必要とすることなく、コヒーレントCFP光送信器1の内部伝送線路LA〜LDに起因する損失特性を補償できる。このため、コヒーレントCFP光送信器1において、設定作業負担を削減しつつ、優れた電気特性を提供することが可能となる。
[第2の実施の形態]
次に、図5および図6を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるコヒーレントCFP光送信器1について説明する。図5は、外挿を用いた損失特性の生成方法を示すグラフである。図6は、内挿および外挿を用いた損失特性の生成方法を示すグラフである。
第1の実施の形態では、アナログ電気信号10Sの周波数帯域のすべてをカバーする各周波数を損失計測用周波数として選択し、これら損失計測用周波数ごとに振幅値32Sを検出する場合を例として説明した。本実施の形態では、これら損失計測用周波数のうちから少なくとも2つ以上の損失計測用周波数を選択して振幅値32Sを検出し、得られた振幅値32Sから残りの損失計測用周波数の振幅値32Sを外挿や内挿により推定する場合について説明する。
DSP−LSI10が搭載されているプリント基板上の配線に関する損失の高周波特性は、linear log scaleで近似できる。このため、D/A変換器13A〜13のナイキスト周波数である25GHzまで、実際に正弦波電気信号10Pを出力して振幅値32Sを検出する必要はない。
一例として、図5に示すように、アナログ電気信号10Sのボーレートの70%の範囲に相当する損失計測用周波数1GHz〜18GHzまで、1GHz刻みで振幅値32Sを実測し、それ以上の損失計測用周波数19GHz〜25GHzについては実測した振幅値32Sから外挿により推定してもよい。
また、他の例として、図6に示すように、損失計測用周波数1GHz,10GHzの2点でのみ振幅値32Sを実測し、損失計測用周波数2GHz〜9GHzについては実測した振幅値32Sから内挿により推定し、損失計測用周波数11GHz〜25GHzについては実測した振幅値32Sから外挿により推定してもよい。
これにより、振幅値32Sを検出すべき損失計測用周波数を削減でき、損失特性計測動作に要する時間を短縮することができる。
[第3の実施の形態]
次に、図7を参照して、本発明の第3の実施の形態にかかるコヒーレントCFP光送信器1について説明する。図7は、第3の実施の形態にかかるコヒーレントCFP光送信器の構成を示すブロック図である。
第1の実施の形態では、図1に示すように、制御回路30をDSP−LSI10と独立した構成とした場合を例として説明した。本実施の形態では、制御回路30がDSP−LSI10の内部に実装されている場合について説明する。
一般に、DSP−LSIは、プログラムにより各種回路部の動作を制御するとともに、所定の演算処理を実行する機能部を実現することができる。したがって、このような機能部により制御回路30を実現することにより、制御回路30をDSP−LSI10内に実装することができる。
これにより、コヒーレントCFP光送信器1の回路構成を簡素化でき、装置の小型化を実現することが可能となる。
なお、各実施形態の説明では、D/A変換器やA/D変換器の入出力電気信号の伝送速度は、理解を用意とするために25Gb/sと表記してきたが、実際のシステムではFEC(前方誤り訂正:Forward error correction)の冗長度のため、D/A変換器やA/D変換器の入出力電気信号の伝送速度は30数Gb/sとなり、D/A変換器やA/D変換器の動作速度もそれに応じた周波数となる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
1…コヒーレントCFP光送信器、1S…送信データ、10…DSP−LSI、10S…アナログ電気信号、11…信号処理部、11S…デジタル電気信号、12…デジタルフィルタ、13A〜13D…D/A変換器、14A〜14D…正弦波出力部、20…光モジュール、20S…コヒーレント光信号、21A〜21D…駆動回路、21S…光変調駆動信号、22A〜22D…振幅検出部、23…光変調器、24…光源、24S…連続光、30…制御回路、31S…制御信号、32S…振幅値、33S…タップ係数、CN…プラガブルコネクタ、LA〜LD…内部伝送線路、OFS…送信系光ファイバ。

Claims (4)

  1. 入力された送信データをデジタル信号処理して光変調に用いるシンボルを示す複数のデジタル電気信号を生成し、これらデジタル電気信号をそれぞれ個別のD/A変換器によりアナログ電気信号に変換して出力するDSP−LSIと、
    プラガブルコネクタを介して前記DSP−LSIと電気的に接続されて、前記D/A変換器ごとに設けられた駆動回路で、当該D/A変換器からのアナログ電気信号をそれぞれ増幅し、得られた光変調駆動信号に基づき連続光をデジタル光変調することによりデジタルコヒーレント光信号を生成して出力する活線挿抜型の光モジュールと、
    前記アナログ電気信号が伝搬する前記D/A変換器から前記駆動回路までの内部伝送線路ごとに、当該内部伝送線路の損失特性を補償するためのタップ係数を計算する制御回路とを備え、
    前記DSP−LSIは、損失計測時、前記各D/A変換器から、前記アナログ電気信号に代えて、予め指定された異なる損失計測用周波数の正弦波電気信号を順次切替出力し、
    前記光モジュールは、前記損失計測時、前記各駆動回路により、当該駆動回路と対応する前記D/A変換器からの正弦波電気信号の振幅値を前記損失計測用周波数ごとに検出して出力し、
    前記制御回路は、前記内部伝送線路ごとに、前記駆動回路から出力された前記正弦波電気信号の振幅値を受け取り、これら振幅値からなる当該内部伝送線路に関する損失特性に基づいて、当該損失特性を補償する周波数特性を有するタップ係数を計算して出力し、
    前記DSP−LSIは、前記内部伝送線路ごとに、前記制御回路から出力された当該内部伝送線路のタップ係数に基づいて、当該内部伝送線路を伝搬するアナログ電気信号と対応するデジタル電気信号をそれぞれデジタルフィルタ処理することにより、当該内部伝送線路で損失する前記各アナログ電気信号の周波数特性を補償する
    ことを特徴とするコヒーレントCFP光送信器。
  2. 請求項1に記載のコヒーレントCFP光送信器において、
    前記DSP−LSIは、前記損失計測用周波数のうちから選択された少なくとも2つの異なる特定周波数の正弦波電気信号を順次切替出力し、
    前記制御回路は、前記タップ係数を計算する際、前記駆動回路から出力された前記特定周波数における前記振幅値に基づいて、前記損失特性の各損失計測用周波数における振幅値を内挿または外挿により求める
    ことを特徴とするコヒーレントCFP光送信器。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコヒーレントCFP光送信器において、
    前記制御回路は、前記DSP−LSIの内部に実装されていることを特徴とするコヒーレントCFP光送信器。
  4. 入力された送信データをデジタル信号処理して光変調に用いるシンボルを示す複数のデジタル電気信号を生成し、これらデジタル電気信号をそれぞれ個別のD/A変換器によりアナログ電気信号に変換して出力するDSP−LSIと、プラガブルコネクタを介して前記DSP−LSIと電気的に接続されて、前記D/A変換器ごとに設けられた駆動回路で、当該D/A変換器からのアナログ電気信号をそれぞれ増幅し、得られた光変調駆動信号に基づき連続光をデジタル光変調することによりデジタルコヒーレント光信号を生成して出力する活線挿抜型の光モジュールとを備えるコヒーレントCFP光送信器で用いられる損失特性補償方法であって、
    前記アナログ電気信号が伝搬する前記D/A変換器から前記駆動回路までの内部伝送線路ごとに、当該内部伝送線路の損失特性を補償するためのタップ係数を計算する制御回路を備え、
    前記DSP−LSIが、損失計測時、前記各D/A変換器から、前記アナログ電気信号に代えて、予め指定された異なる損失計測用周波数の正弦波電気信号を順次切替出力するステップと、
    前記光モジュールが、前記損失計測時、前記各駆動回路により、当該駆動回路と対応する前記D/A変換器からの正弦波電気信号の振幅値を前記損失計測用周波数ごとに検出して出力するステップと、
    制御回路が、前記アナログ電気信号が伝搬する前記D/A変換器から前記駆動回路までの内部伝送線路ごとに、前記駆動回路から出力された前記正弦波電気信号の振幅値を受け取り、これら振幅値からなる当該内部伝送線路に関する損失特性に基づいて、当該損失特性を補償する周波数特性を有するタップ係数を計算して出力するステップと、
    前記DSP−LSIが、前記内部伝送線路ごとに、前記制御回路から出力された当該内部伝送線路のタップ係数に基づいて、当該内部伝送線路を伝搬するアナログ電気信号と対応するデジタル電気信号をそれぞれデジタルフィルタ処理することにより、当該内部伝送線路で損失する前記各アナログ電気信号の周波数特性を補償するステップと
    を備えることを特徴とする損失特性補償方法。
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