JP2015219223A - 光センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】体格の増大の抑制された光センサを提供する。
【解決手段】受光面にて光を受光して電気信号に変換する受光素子と、受光面の周囲を覆うことで、受光素子を保護する保護部50と、を有し、車両のダッシュボードに設置される光センサ。保護部は、空気よりも光の屈折率が高い第1樹脂材料と、第1樹脂材料よりも光の屈折率が高い第2樹脂材料と、から成り、第1樹脂材料と第2樹脂材料との界面53が第2樹脂材料を介して界面に入射した光を反射して、受光素子の受光面へと導いており、界面は、車両の前方上方の光を受光素子にて受光させるべく、車両の走行する路面に対して平行な平行方向と界面に直交する垂線との成す角度が、界面にて全反射が起き始める角度以上となるように傾斜している。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両のダッシュボードに設置され、車両に入射する光を検出する光センサに関するものである。
従来、特許文献1に示されるように、受光素子からの信号に基づいて車両のライトを点消灯制御するための光検出センサが知られている。この光検出センサは、上記した受光素子と、受光素子が配置されるホルダと、ホルダの外周面に嵌入される光学レンズと、受光素子の上方に設けられた光案内通路と、を有する。光検出センサは自動車のダッシュパネルに取り付けられ、光学レンズを介して光案内通路に入射した車両前方からの光(前方光)が受光素子へと導かれる。
特開2002−39858号公報
上記したように特許文献1に示される光検出センサでは、光学レンズと光案内通路とが別部材となっている。そのために光検出センサの体格が増大する虞がある。
そこで本発明は上記問題点に鑑み、体格の増大の抑制された光センサを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために本願の第1発明は、受光面(12a)にて光を受光して電気信号に変換する受光素子(12)と、受光面の周囲を覆うことで、受光素子を保護する保護部(50)と、を有し、車両(200)のダッシュボードに設置される光センサであって、保護部は、空気よりも光の屈折率が高い第1樹脂材料と、第1樹脂材料よりも光の屈折率が高い第2樹脂材料と、から成り、第1樹脂材料と第2樹脂材料との界面(53)が第2樹脂材料を介して界面に入射した光を反射して、受光素子の受光面へと導いており、界面は、車両の前方上方の光を受光素子にて受光させるべく、車両の走行する路面(300)に対して平行な平行方向と界面に直交する垂線との成す角度が、界面にて全反射が起き始める角度(θr)以上となるように傾斜していることを特徴とする。
このように本発明では保護部(50)の一部(界面(53))が導光部としての機能を果たしている。したがって保護部とは別体で導光部を有する構成と比べて、光センサ(100)の体格の増大が抑制される。さらに言えば、車両(200)の前方上方の光を検出するべく、保護部(50)に形成した界面(53)の形状を、保護部(50)を構成する樹脂材料の特性(屈折率)に基づいて形成している。これにより、保護部を特殊な形状に加工することでその一部に導光部を形成した構成と比べて、その形状が簡素化される。
本願の第2発明は、車両の前方上方の光と平行方向との成す角度をθ、橋げた(400)の横幅をa、道路構造令で定められている橋げたの最低高さをb、車両のダッシュボードの平均高さをcとすると、tanθ=(b−c)/aを満し、界面は角度θの入射角度を有する車両の前方上方の光を全反射して、受光素子の受光面へと導く。
これによれば日中において車両前方に車両(200)への光の入射を妨げる橋げた(400)が位置する場合、受光素子(12)に入射角度θの光が入射されなくなる。しかしながら車両(200)が橋げた(400)に突入する際、第1受光素子(12)に入射角度θの光が入射され始める。したがって受光素子(12)の出力信号の大小に基づいて車両(200)の前方に橋げた(400)が有るか否かを検出することができる。
なお、特許請求の範囲に記載の請求項、および、課題を解決するための手段それぞれに記載の要素に括弧付きで符号をつけているが、この括弧付きの符号は実施形態に記載の各構成要素との対応関係を簡易的に示すためのものであり、実施形態に記載の要素そのものを必ずしも示しているわけではない。括弧付きの符号の記載は、いたずらに特許請求の範囲を狭めるものではない。
光センサの概略構成を示す上面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 車両における光センサの搭載位置、および、光の検出範囲を示す模式図である。 受光素子に入射する光を示すセンサ部の断面図である。 界面および反射部それぞれによって反射されて第1受光素子に入射する前方光を示す断面図である。 界面によって全反射された前方光が第1受光素子に入射することを示す模式図である。 反射部によって鏡面反射された前方光が第1受光素子に入射することを示す模式図である。 車両に設けられた光センサが橋げたに突入する前の状態を示す模式図である。 車両に設けられた光センサが橋げたに突入し始めた状態を示す模式図である。 車両に設けられた光センサが橋げたに突入した状態を示す模式図である。 橋げたの横幅aと前方光の入射角度θとの関係を示すグラフ図である。 規定部および第1受光素子の変形例を示すセンサ部の断面図である。 規定部および第1受光素子の変形例を示すセンサ部の断面図である。 入射部の変形例を示す断面図である。
以下、本願発明の光センサが車両のライト制御に適用された場合の実施形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図11に基づいて本実施形態に係る光センサを説明する。なお図1では、第1樹脂材料によって被覆された第1樹脂材料と第2樹脂材料との界面53、および、足部52の内壁面50aそれぞれを破線で示している。そして図2および図5では第1樹脂材料と第2樹脂材料とを明瞭に区別して示すために両者のハッチングを異ならせている。
以下においては互いに直交の関係にある3方向を、x方向、y方向、z方向と示す。x方向とy方向は車両200の走行する路面300に対して平行であり、z方向は車両200の天地方向に沿っている。そしてy方向は車両200の進退方向に沿い、x方向は車両200の左右方向に沿っている。y方向が特許請求の範囲に記載の平行方向に相当する。
図1および図2に示すように光センサ100は、センサ部10と、処理部30と、ホルダー40と、保護部50と、を有する。そして図3に概略的に示すように光センサ100は、車両200のダッシュボードに設置される。光センサ100は車両200に搭載されたライト201の制御回路(図示略)と電気的に接続されており、制御回路は光センサ100から出力された電気信号に基づいてライト201の点灯と消灯を自動制御する。
図2に示すようにセンサ部10と処理部30それぞれはホルダー40の一面40aに搭載され、ワイヤ(図示略)を介して電気的に接続されている。保護部50はドーム形状を成し、その開口部がホルダー40によって閉塞されている。この保護部50とホルダー40とによって構成される閉塞空間内にセンサ部10と処理部30とが位置している。保護部50は車両200の外から入射する可視光(以下外光と示す)を透過する材料から成り、保護部50を介して閉塞空間内に入射した光がセンサ部10へ入射される。センサ部10からは入射した光に応じた電気信号(以下センサ信号と示す)が生成され、このセンサ信号が処理部30に出力される。処理部30は入力されたセンサ信号に基づいて橋げた400やトンネルなどの構造物の有無の判定処理を行い、その処理に応じた電気信号(以下処理信号と示す)が制御回路に出力される。なお、後述するようにホルダー40はターミナルを有する。このターミナルの一端がワイヤを介して処理部30と電気的に接続され、他端が制御回路と電気的に接続されている。
図1および図2に示すように本実施形態に係る光センサ100は上記した構成要素の他に反射部60も有する。反射部60は後述する界面53から漏れた車両200の前方上方の光(以下前方光と示す)をセンサ部10へと反射する機能を果たす。以下、光センサ100の構成要素について個別に説明する。
センサ部10は、図4および図5に示すように、基板11と、基板11のセンサ面11aの表層に形成された第1受光素子12および第2受光素子13を有する。受光素子12,13それぞれは受光面12a,13aに入射した光を受光して電気信号に変換する光電変換素子であり、具体的にはフォトダイオードである。第1受光素子12は上記した前方光を検出し、第2受光素子13はz方向において上方(天方向)から車両200に入射する光(以下上方光と示す)を検出する。第1受光素子12が特許請求の範囲に記載の受光素子に相当し、第2受光素子13が特許請求の範囲に記載の環境光検出素子に相当する。
センサ部10は上記した構成要素の他に、図4および図5に示すように、受光面12a,13aそれぞれに入射する光の角度を規定する規定部14を有する。受光素子12,13それぞれの受光面12a,13aはセンサ面11aに対して面一となっており、規定部14はセンサ面11aの上方に積層された透光膜15と遮光膜16を有する。透光膜15は外光を透光する性質を有し、遮光膜16は外光を遮光する性質を有する。センサ面11aに1つの透光膜15が積層され、その上に1つの遮光膜16が積層されている。そして遮光膜16の上にさらにもう1つの透光膜15が積層され、1つの遮光膜16が2つの透光膜15の間に位置している。上記した遮光膜16に開口部17が形成され、この開口部17によって受光面12a,13aに入射する光の角度が規定されている。
図4に示すようにセンサ部10は2つの第1受光素子12を有し、これら2つの第1受光素子12それぞれに対して1つの第1開口部17aが共通して対応している。y方向に2つの第1受光素子12が並んでおり、その間に第1開口部17aが位置している。これに対してセンサ部10は1つの第2受光素子13を有し、この1つの第2受光素子13に対して1つの第2開口部17bが対応している。そして第2受光素子13と第2開口部17bとがz方向において対向している。このため、開口部17によって規定される光の入射角度が第1受光素子12と第2受光素子13とにおいて異なっている。
上記したように受光面12a,13aそれぞれに入射する光の入射角度の規定に差異があるのは、第1受光素子12は前方光を検出し、第2受光素子13は上方光を検出するためである。検出対象となる前方光と上方光は図3に示す円錐(コーン)によって概略的に示される。上方光を検出するだけであれば、図4に示すように第2受光面13aの上方に第2開口部17bが形成されていればよい。しかしながら例えば図5に示すように第1受光面12aには界面53および反射部60それぞれによって反射された前方光が入射する。界面53は第1受光素子12よりも車両前方側に位置し、反射部60は車両後方側に位置する。したがって界面53によって全反射された前方光は車両前方側から第1受光面12aへと向かい、反射部60によって鏡面反射された前方光は車両後方側から第1受光面12aへと向かう。このように車両前方側と車両後方側それぞれから向かってくる前方光を検出するために、センサ部10はy方向に並ぶ2つの第1受光素子12を有し、その間に第1開口部17aが位置している。車両前方側に位置する第1受光素子12の第1受光面12aに反射部60によって鏡面反射された前方光が入射され、車両後方側に位置する第1受光素子12の第1受光面12aに界面53によって全反射された前方光が入射される。
処理部30は受光素子12,13の出力信号に基づいて車両200への前方光の入射を妨げる橋げた400やトンネルなどの構造物が車両200の前方に有るか否かを判定するものである。処理部30は第2受光素子13の出力信号に基づいて車両200の周囲の照度を検出し、第1受光素子12の出力信号に基づいて車両200の前方の明暗を検出する。処理部30は車両200の環境照度を判定するための照度閾値と、構造物の有無を判定するための構造物閾値と、を有する。処理部30は、第2受光素子13の出力信号が照度閾値よりも大きく、第1受光素子12の出力信号が構造物閾値よりも大きい場合、日中であり、車両200の前方に橋げた400やトンネルなどの構造物が無いと判定する。この場合、ライト201は消灯状態となっている。しかしながら処理部30は、第2受光素子13の出力信号が照度閾値よりも大きく、第1受光素子12の出力信号が構造物閾値よりも小さくなった場合、例えば図8に示すように車両200は橋げた400やトンネルなどの構造物へ突入する前であると判定する。次いで処理部30は、第2受光素子13の出力信号が照度閾値よりも小さく、第1受光素子12の出力信号が構造物閾値よりも大きくなった場合、処理部30は車両前方の構造物がトンネルではなく橋げた400であると判定し、例えば図9に示すように車両200は橋げた400へ突入したと判定する。この後、図10に示すように車両200は橋げた300内を走行すると、一時的に車両200の周囲の照度が低くなる。しかしながら一時的に車両200の周囲の照度が低くなるだけであるので、ライト201の点灯は不要であると処理部30は判定する。したがって処理部30はこの判定を含む処理信号を制御回路へと出力し、ライト201の消灯状態保つ。
これとは異なり、第2受光素子13の出力信号が照度閾値よりも小さく、第1受光素子12の出力信号が構造物閾値よりも小さくなった場合、処理部30は車両前方の構造物が橋げた400ではなくトンネルであり、車両200の周囲の照度がしばらく低くなるので、ライト201の点灯が必要になると判定する。そして処理部30はこの判定を含む処理信号を制御回路へと出力し、制御回路によってライト201を自動で点灯させる。この後、第2受光素子13の出力信号が照度閾値よりも小さく、第1受光素子12の出力信号が構造物閾値よりも大きくなった場合、処理部30は車両200がトンネルから脱出する前であり、車両200のライト201の点灯がやがて不要になると判定する。処理部30はこの判定を含む処理信号を車両200の制御回路へ出力し、制御回路によってライト201を自動で消灯させる。
なお、上記した構造物の有無の判定処理は日中において行われる。日中であれば上記したように構造物の有無によって受光素子12,13の出力信号が閾値を上回ったり下回ったりする。しかしながら夜間の場合、構造物が有ろうと無かろうと、受光素子12,13それぞれの出力信号は閾値よりも低くなる。したがって処理部30は受光素子12,13それぞれの出力信号が閾値よりも低い場合は夜間であると判定し、構造物の有無の判定処理を行わない。
ホルダー40は絶縁性の樹脂材料にターミナルがインサート成形されて成るものである。上記したようにホルダー40は保護部50とともに閉塞空間を構成し、閉塞空間内に位置する一面40aにセンサ部10と処理部30とが搭載される。そしてセンサ部10と電気的に接続された処理部30がワイヤを介してターミナルと電気的に接続されている。本実施形態に係るホルダー40の一面40aは円形を成しており、ホルダー40における保護部50内に位置する部位は円盤形状を成している。この保護部50内に位置するホルダー40の側面40bが全周にわたって保護部50の内壁面50aと接触することで、閉塞空間が構成されている。ホルダー40には保護部50を固定するための嵌合部(図示略)が形成されており、この嵌合部によって両者が固定されている。
保護部50は受光面12a,13aの周囲を覆うことで、受光素子12,13を保護するものである。保護部50は、外光の入射される屋根部51と、屋根部51を支える足部52と、を有する。図1に示すようにx方向とy方向とによって規定されるx−y平面における屋根部51の外形輪郭線は円形を成し、足部52の外形輪郭線は環状を成している。そして図2に示すように屋根部51におけるホルダー40側の端面の縁部の全周に沿って足部52が形成され、足部52におけるホルダー40側の端部の内壁面50aがホルダー40の側面40bと全周に渡って接触されている。
屋根部51の外壁面50bと内壁面50aとは緩やかに湾曲しており、その曲率が互いに異なっている。そのために屋根部51の外壁面50bと内壁面50aとの最短距離(厚さ)が、屋根部51におけるホルダー40から最も離れた頂点から足部52へと向かうにしたがって徐々に長く(厚く)なっている。この屋根部51の外壁面50bの曲率は、検出光である上方光および前方光それぞれが屋根部51の外壁面50bと空気との界面にて反射されずに屋根部51内へと入射するように定められている。また後述するように屋根部51における緩やかに湾曲した内壁面50aに金属薄膜の反射部60が設けられ、この反射部60にて前方光が第1受光素子12へと反射される。したがって屋根部51の緩やかに湾曲した内壁面50aの曲率は、前方光が反射部60の反射面60aによって鏡面反射されて第1受光素子12へと入射するように定められている。
図1および図2に示すように、保護部50は屈折率の異なる第1樹脂材料と第2樹脂材料とによって2色成形されて成る。屋根部51は第1樹脂材料から成る本体部51aと第2樹脂材料から成る入射部51bとが一体的に連結されて成り、足部52は第1樹脂材料から成る。第1樹脂材料は空気よりも光の屈折率が高く、第2樹脂材料は第1樹脂材料よりも光の屈折率が高くなっている。したがってこの本体部51aと入射部51bとの界面53では光の反射が起きるようになっている。
図1に示すように入射部51bはx−y平面において扇形状を成している。そして入射部51bにおける扇の頂を成す部位が車両前方側に位置し、扇の根もとを成す部位が車両後方側に位置している。これにより車両200の前方から保護部50へと進む光は、第2樹脂材料から成る入射部51bを介して界面53へと入射し易くなっている。入射部51bに入射した前方光は界面53によって反射され、第1受光素子12へと入射される。
上記したように入射部51bはx−y平面において扇形状を成すが、界面53は上面と下面の形状の異なる柱体を縦に半分に等分した側面の形状を成しており、その側面は球面形状を成すように湾曲している。図1に示すように界面53における扇の半径を成す部位はx−y平面においてy方向に対して傾斜している。そして図2に示すように界面53におけるホルダー40から離れた部位はy方向とz方向とによって規定されるy−z平面においてz方向に対して傾斜している。この界面53におけるx−y平面の傾斜は車両の左右方向(x方向)における光の検出範囲を規定し、y−z平面の傾斜は車両の天地方向(z方向)における光の検出範囲を規定する。界面53の反射によって検出したい光は、車両200の前方上方から光センサ100へと入射する光(前方光)である。そのために界面53の傾斜において重要となるのは、y−z平面における界面53の傾斜である。
図6に示すように界面53の少なくとも一部は、前方光を第1受光素子12にて受光させるべく、y方向に沿うガイド線(図6に示す二点鎖線)と界面53に直交する垂線(図6に示す一点鎖線)との成す鋭角の角度が、界面53にて全反射が起き始める角度θr(以下全反射角度θrと示す)以上となるように傾斜している。本実施形態では一部の界面53の垂線とガイド線との成す角度が全反射角度θrと一致している。例えば図6に実線矢印で示すように、この界面53にy方向に沿う光が入射した場合、この光と上記した垂線との成す角度はθr1と成るため、このy方向に沿う光は界面53にて全反射され、この全反射された光が第1受光素子12へと入射される。また図6に破線矢印で示すように、上記した界面53にy方向よりも角度θだけ上方から光が入射した場合、この光と上記した垂線との成す角度はθr1+θと成る。このため、このy方向よりも角度θだけ上方から界面53へと入射した光は界面53にて全反射され、この全反射された光も第1受光素子12へと入射される。
界面53にて全反射することのできる前方光の入射角度範囲は界面53のy方向に対する傾斜角度θ1によって決定される。上記したように本実施形態ではy方向に沿うガイド線と界面53の垂線との成す角度が全反射角度θrと一致しているため、y方向からの角度がθ1よりも低く0°以上の入射角度を有する前方光の全てが界面53によって全反射される。
上記したy方向よりも角度θだけ上方から界面53へと入射する光が、車両200への前方光の入射を妨げる橋げた400やトンネルなどの構造物の有無を検出するために有用な光である。図9に示すように、この角度θは、車両200の走行する路面300に対して上方にて交差する橋げた400の横幅をa、道路構造令で定められている橋げた400の最低高さをb、車両200のダッシュボードの平均高さをcとすると、tanθ=(b−c)/aを満たす。最低高さbは4.5m、平均高さcは1.3mである。横幅aは対象とする橋げた400によって様々に変化するが、本実施形態では30mである。この場合、角度θは6°となる。図11に示すように、対象とする橋げた400の横幅aに応じて、角度θの値はtanθ=(b−c)/aにしたがって変化する。なおもちろんではあるが、図6に示すように角度θは界面53の傾斜角度θ1よりも低い値である。そして図6では説明を簡明とするために本来であれば球面形状に湾曲している界面53を直線によって示している。
以上示したように角度θの前方光を界面53にて反射し、第1受光素子12にて受光させることのできる構成となっている。そのために下記事項を判定することができる。例えば図8に示すように車両200が橋げた400へ突入する前の場合、第1受光素子12へ入射される角度θの前方光は弱くなる。しかしながら図9に示すように車両200が橋げた400へ突入した場合、および、図10に示すように車両200が橋げた400から脱出する前の場合それぞれにおいて、第1受光素子12へと入射される角度θの前方光は強くなる。これとは異なり、車両200が橋げた400の横幅よりも走行距離の長いトンネルへ突入した場合、第1受光素子12へと入射される角度θの前方光は依然弱いままである。したがって第1受光素子12から出力される電気信号の強弱によって車両200の前方に位置する構造物が橋げた400であるのかトンネルであるのかを判定することができる。このような判定は上記したように処理部30にて行われる。
反射部60は、界面53にて反射されずに車両後方へと進んだ前方光を第1受光素子12の第1受光面12aへと反射するものである。反射部60はアルミニウムなどから成る金属薄膜であり、図1および図2に示すように、本体部51aの内壁面50aにおける緩やかに湾曲した部位に固定されている。そして反射部60は界面53よりも下方であり、且つ、界面53およびセンサ部10よりも車両後方側に位置している。これにより、例えば図5に示すように界面53にて反射されずに車両後方へと進んだ前方光を反射部60にて鏡面反射し、第1受光素子12へと前方光を入射させることができる。
図7に示すように反射部60における光の入射する反射面60aは、前方光を第1受光素子12にて受光させるべく傾斜している。具体的に言えば、反射面60aはy方向に対する傾斜角度θ2で傾斜しており、この傾斜角度θ2は本体部51aの内壁面50aにおける緩やかに湾曲した部位の曲率によって定められる。例えば図7に実線矢印で示すように、y方向に沿う光が反射部60にて鏡面反射されて第1受光素子12へと入射される。同様にして図7に破線矢印で示すように、y方向よりも角度θだけ上方から反射面60aへと入射した光も反射部60にて鏡面反射されて第1受光素子12へと入射される。なお、図7に示す二点鎖線は角度θを示すためのy方向に沿うガイド線である。そして反射面60aにて鏡面反射して第1受光素子12へと光を向かわせることのできる光の入射角度は上記した傾斜角度θ2によって決定される。y方向からの角度がθ2よりも低く0°以上の入射角度を有する前方光が反射部60によって鏡面反射されて、第1受光素子12へと入射される。なお図7では説明を簡明とするために本来であれば湾曲している反射面60aを直線によって示している。
次に本実施形態に係る光センサ100の作用効果を説明する。上記したように保護部50の一部(界面53)が前方光を第1受光素子12へと導く導光部としての機能を果たしている。したがって保護部とは別体で導光部を有する構成と比べて、光センサ100の体格の増大が抑制される。さらに言えば、前方光を検出するべく、保護部50に形成した界面53の形状を、保護部50を構成する樹脂材料の特性(屈折率)に基づいて形成している。これにより、保護部を特殊な形状に加工することでその一部に導光部を形成した構成と比べて、その形状が簡素化される。
界面53は、橋げた400の横幅a、道路構造令で定められている橋げた400の最低高さb、車両200のダッシュボードの平均高さcによって規定される角度θの入射角度を有する前方光を全反射して、第1受光素子12の受光面12aへと入射させる。これによれば日中において車両前方に車両200への光の入射を妨げる橋げた400が位置する場合、第1受光素子12に入射角度θの光が入射されなくなる。しかしながら車両200が橋げた400に突入する際、第1受光素子12に入射角度θの光が入射され始める。したがって第1受光素子12の出力信号の大小に基づいて車両200の前方に橋げた400が有るか否かを検出することができる。
光センサ100は、界面53から漏れた前方光を第1受光素子12の第1受光面12aへと反射する反射部60を有する。これによれば反射部がない構成と比べて、前方光の検出精度が向上される。
センサ部10は、z方向において上方から車両200に入射する光(上方光)を検出する第2受光素子13を有する。これによれば受光素子12,13それぞれの検出に基づいて、車両200の周囲と前方それぞれの明暗を検出することができる。例えば受光素子12,13それぞれの出力信号が大きい場合、日中であり、車両200の前方に橋げた400やトンネルなどの構造物が無いことがわかる。しかしながら第2受光素子13の出力信号が大きく、第1受光素子12の出力信号が小さい場合、車両200は橋げた400やトンネルなどの構造物へ突入する前であることがわかる。そして第2受光素子13の出力信号が小さく、第1受光素子12の出力信号が大きくなった場合、車両前方の構造物がトンネルではなく橋げた400であることがわかる。この場合、車両200の周囲が一時的に暗くなるだけなので、ライト201の点灯が不要であることがわかる。これとは異なり、第2受光素子13と第1受光素子12それぞれの出力信号が小さくなった場合、車両前方の構造物が橋げた400ではなくトンネルであることがわかる。この場合、車両200の周囲がしばらく暗くなるので、ライト201の点灯が必要になることがわかる。この後、第2受光素子13の出力信号が小さく、第1受光素子12の出力信号が大きくなった場合、車両200がトンネルから脱出する前であり、ライト201の点灯がやがて不要になることがわかる。このような判定は上記したように処理部30にて行われる。
規定部14によって受光素子12,13の受光面12a,13aに入射する光が規定されている。これによれば前方光と上方光をより精度よく検出することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態において光センサ100が、センサ部10と、処理部30と、ホルダー40と、保護部50と、反射部60と、を有する例を示した。しかしながらセンサ部10と保護部50との相対位置が固定され、センサ部10のセンサ信号が上記した制御回路などに出力されるのであれば、光センサ100としてはセンサ部10と保護部50のみを有する構成を採用することもできる。この場合、本実施形態にて示した処理部30による構造物の判定処理は制御回路にて行われる。
本実施形態においてセンサ部10が第2受光素子13を有する例を示した。しかしながらセンサ部10は第2受光素子13を有していなくともよい。この場合、第1受光素子12の出力信号の時間平均値によって、車両200の周囲の環境光を検出することができる。車両200の前方に障害物があり、第1受光素子12への前方光の入射が遮られたとしても、日中の場合、夜間や車両200がトンネル内に位置する場合と比べて車両200への光の入射が高いことが期待される。したがって日中であるのか夜間や車両200がトンネル内に位置するのかは、第1受光素子12の出力信号の時間平均に基づいて検出することができる。このような処理は処理部30にて行われる。上記変形例の場合、処理部30は第1受光素子12の出力信号の時間平均値に基づいて車両200の周囲の照度を検出し、第1受光素子12の出力信号に基づいて車両200の前方の明暗を検出する。
本実施形態においてセンサ部10が規定部14を有する例を示した。しかしながらセンサ部10は規定部14を有していなくとも良い。
本実施形態ではセンサ面11aに1層の遮光膜16が形成された例を示した。しかしながらセンサ面11aに複数層の遮光膜16が形成され、これら遮光膜16それぞれに開口部17が形成された構成を採用することもできる。例えば図12に示すように、センサ面11aに2層の遮光膜16が形成された構成を採用することもできる。図12に示す変形例ではセンサ面11a側の第1層目の遮光膜16に形成された第1開口部17aは本実施形態で示した第1開口部17aと同様である。しかしながら第1層目の上方に位置する第2層目の遮光膜16に形成された第1開口部17aは、1層目の第1開口部17aへの上方光の入射を妨げるように形成されている。この場合、第1開口部17aを介して上方光が第1受光素子12へと入射することが抑制される。そのために例えば図12に示すように、センサ部10が1つの第1受光素子12を有する構成を採用することもできる。図12に示す変形例では、第1受光素子12の第1受光面12aと第1層目の遮光膜16に形成された第1開口部17aとがz方向にて対向している。
本実施形態では光センサ100が反射部60を有するため、センサ部10が界面53によって全反射された前方光を検出する第1受光素子12と、反射部60によって鏡面反射された前方光を検出する第1受光素子12と、を有する例を示した。しかしながら光センサ100が反射部60を有さない場合、例えば図13に示すように、センサ部10が界面53によって全反射された前方光を検出する第1受光素子12のみを有する構成を採用することもできる。図13に示す変形例では、界面53によって全反射されて車両前方側から向かってくる前方光を検出するべく、第1受光素子12は、y方向において第1開口部17aよりも車両後方側に位置している。
本実施形態では処理部30が受光素子12,13の出力信号に基づいて車両200への前方光の入射を妨げる橋げた400やトンネルなどの構造物が車両200の前方に有るか否かを検出する例を示した。しかしながら処理部30は単に受光素子12,13それぞれの出力信号を増幅してノイズを除去した後に、その信号を車両200の制御回路へと出力するだけでもよい。この場合、本実施形態にて示した処理部30による構造物の判定処理は制御回路にて行われる。
本実施形態では保護部50内に位置するホルダー40が円盤形状である例を示した。しかしながらホルダー40の形状としては上記例に限定されず、例えば直方体を採用することもできる。このようにホルダー40の形状が変化したとしても、それに合わせて保護部50の足部52の形状は変化され、ホルダー40の側面40bが全周にわたって保護部50の内壁面50aと接触することで、閉塞空間が構成される。
本実施形態ではy−z平面において屋根部51の外壁面50bが緩やかに湾曲している例を示した。しかしながら屋根部51の形状としては例えば図14に示す形状を採用することもできる。図14では、本体部51aの外壁面50bは緩やかに湾曲しているが、入射部51bの外壁面50bは直線形状に屈曲している。より詳しく言えば、入射部51bはy方向に沿う前方光を効率良く自身の中へと入射させるべく、車両側の外壁面50bがz方向とx方向とによって規定されるz−x平面に面し、y方向に沿う前方光に対して直交している。
本実施形態では屋根部51における緩やかに湾曲した内壁面50aに金属薄膜の反射部60が設けられるため、屋根部51の緩やかに湾曲した内壁面50aの曲率が、反射面60aの傾斜角度θ2を定める例を示した。しかしながら反射部60として金属薄膜ではなく、反射面60aによって前方光が鏡面反射されて第1受光素子12へと入射する傾斜角度θ2を有する形状を有する金属構造体を採用すれば、屋根部51の緩やかに湾曲した内壁面50aの曲率を反射面60aの傾斜角度θ2に依存して定めなくとも良い。なお、もちろんではあるが、反射部60の設けられる内壁面50aは湾曲していなくとも良い。本実施形態で示したように金属薄膜の反射部60が設けられる場合、傾斜角度θ2を定めるようにy方向およびz方向それぞれに対して傾斜していれば良い。
本実施形態において入射部51bはx−y平面において扇形状を成す例を示した。しかしながら入射部51bの形状としては扇形状でなくとも良い。また図1に示したように入射部51bは、x−y平面における屋根部51の幾何学的中心GCをy方向に貫く中心線(図1に示す一点鎖線)を介して対称形状である例を示した。しかしながら入射部51bは中心線を介して対称でなくとも良い。
本実施形態では界面53が湾曲している例を示した。しかしながら界面53の形状としては上記例に限定されることなく、入射角度θを有する前方光を第1受光素子12へと反射できる形状であれば適宜採用することができる。例えば界面53が平面形状を成す構成を採用することもできる。すなわち、y−z平面において全ての界面53の傾斜角度θ1が一定の構成を採用することもできる。
本実施形態では橋げた400の横幅aを30mとして、角度θが6°である例を示した。しかしながら角度θの値としては上記例に限定されず、検出対象とする橋げた400の横幅aの値に応じて適宜決定される。また、上記した横幅aだけではなく、対象とする車両200のダッシュボードの平均高さcの値に応じても角度θは適宜決定される。
なお本実施形態では第1樹脂材料と第2樹脂材料それぞれの具体的な材料を述べていなかった。しかしながら第1樹脂材料としては例えばポリカーボネートを採用することができる。そしてこれよりも屈折率の高い第2樹脂材料としては、ポリエステル、メラミン樹脂、エボナイト、ポリメタクリル酸メチル樹脂、チオウレタン系樹脂、エピスルフィド系樹脂を採用することができる。例えば第1樹脂材料としてポリカーボネートを採用し、第2樹脂材料としてエボナイトを採用した場合、ポリカーボネートの屈折率は1.59、エボナイトの屈折率は1.66なので、スネルの法則により全反射角度θrは73.3°となる。
12・・・第1受光素子
12a・・・第1受光面
50・・・保護部
53・・・界面
100・・・光センサ
300・・・路面
θr・・・全反射角度

Claims (7)

  1. 受光面(12a)にて光を受光して電気信号に変換する受光素子(12)と、
    前記受光面の周囲を覆うことで、前記受光素子を保護する保護部(50)と、を有し、車両(200)のダッシュボードに設置される光センサであって、
    前記保護部は、空気よりも光の屈折率が高い第1樹脂材料と、前記第1樹脂材料よりも光の屈折率が高い第2樹脂材料と、から成り、前記第1樹脂材料と前記第2樹脂材料との界面(53)が前記第2樹脂材料を介して前記界面に入射した光を反射して、前記受光素子の前記受光面へと導いており、
    前記界面は、前記車両の前方上方の光を前記受光素子にて受光させるべく、前記車両の走行する路面(300)に対して平行な平行方向と前記界面に直交する垂線との成す角度が、前記界面にて全反射が起き始める角度(θr)以上となるように傾斜していることを特徴とする光センサ。
  2. 前記車両の前方上方の光と前記平行方向との成す角度をθ、橋げた(400)の横幅をa、道路構造令で定められている前記橋げたの最低高さをb、前記車両のダッシュボードの平均高さをcとすると、tanθ=(b−c)/aを満し、
    前記界面は前記角度θの入射角度を有する前記車両の前方上方の光を全反射して、前記受光素子の前記受光面へと導くことを特徴とする請求項1に記載の光センサ。
  3. 前記角度θは6°であることを特徴とする請求項2に記載の光センサ。
  4. 前記界面にて反射されずに前記車両の後方へと進んだ前記車両の前方上方の光を前記受光素子の前記受光面へと反射する反射部(60)を有することを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の光センサ。
  5. 前記保護部はドーム形状を成し、その内壁面(50a)によって前記受光面の周囲を覆っており、
    前記反射部は前記保護部の前記内壁面における前記界面よりも下方であり、且つ、前記界面および前記受光素子よりも前記車両の後方側に固定されていることを特徴とする請求項4に記載の光センサ。
  6. 前記車両の天地方向における天方向の光を電気信号に変換する環境光検出素子(13)を有することを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の光センサ。
  7. 前記界面にて反射され、前記受光素子の前記受光面に入射する光を規定する規定部(14)を有し、
    前記規定部は、前記受光素子の前記受光面の上方に積層された透光膜(15)と遮光膜(16)を有し、前記遮光膜に開口部(17)が形成され、前記開口部によって前記受光素子の前記受光面に入射する光が規定されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の光センサ。
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