JP2015218666A - シリンダヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】EGRガスの冷却性能を向上できるシリンダヘッドを提供すること。【解決手段】シリンダヘッド3は、シリンダヘッド3の1つの側面である前面に形成され、排気ポートに連通する第1の溝部と、シリンダヘッド3の他の側面である後面に形成された第2の溝部と、シリンダヘッド3の前面に形成された第3の溝部と、一端部が第1の溝部に連通し、他端部が第2の溝部に連通する第1のEGR通路14と、一端部が第2の溝部に連通し、他端部が第3の溝部に連通する第2のEGR通路15と、一端部が第3の溝部に連通し、他端部がEGR排出孔に連通する第3のEGR通路16とを有し、ウォータジャケット9が、第1のEGR通路14、第2のEGR15および第3のEGR通路16を囲むようにして設けられる。【選択図】図6

Description

本発明は、シリンダヘッドに関し、特に、内燃機関に設けられ、EGR通路が一体的に形成された内燃機関のシリンダヘッドに関する。
自動車等の車両に搭載された内燃機関においては、排気再循環(EGR:Exhaust Gas Recirculation)装置が用いられており、この排気再循環装置は、EGRガスをシリンダヘッドの吸気側に導入させる関係により、EGRガスをシリンダヘッドの吸気側に戻す前にEGRクーラで冷却している。
近時の排気再循環装置としては、エンジンの周辺に排気再循環装置を設ける代わりに、シリンダヘッドにEGR通路を形成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この排気再循環装置は、シリンダヘッドにEGRガスの通路となる扁平パイプ状の冷却管を複数積層してEGRガス冷却器が構成されており、冷却管がシリンダヘッドの幅方向一側面から幅方向他側面に延在される。
冷却管は、シリンダヘッドに形成されるウォータジャケット内を流れる冷却水に接触しており、この冷却水によって冷却管を流れるEGRガスが冷却される。
特開2011−252441号公報
このような従来のシリンダヘッドにあっては、シリンダヘッドの幅方向一側面から幅方向他側面に流れるEGRガスを、ウォータジャケット内を流れる冷却水によって冷却している。このため、シリンダヘッドにおけるEGRガスの流れる経路長は、シリンダヘッドの幅方向に相当する短い経路長となり、EGRガスの冷却性能が低い。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、EGRガスの冷却性能を向上できるシリンダヘッドを提供することを目的とするものである。
本発明の第1の態様は、内燃機関に設けられたシリンダヘッドであって、排気ガスが排出される排気ポートと、排気ポートから排出される排気ガスの一部をEGRガスとして吸気側に還流するEGR通路と、冷却水が循環するウォータジャケットと、EGR通路を流れるEGRガスの流量を調整するEGRバルブと、シリンダヘッドの複数の側面のうちの1つの側面に形成され、排気ポートから排出される排気ガスが導入される排気マニホールドが取付けられる第1の取付け面と、シリンダヘッドの複数の側面のうちの側面と異なる他の側面に形成され、EGRバルブが取付けられる第2の取付け面とを有するシリンダヘッドにおいて、第1の取付け面に、排気ポートに連通する第1の溝部と、第1の溝部から離隔する第3の溝部が形成され、第2の取付け面に、第2の溝部が形成され、EGR通路が、一端部が第1の溝部に連通し、他端部が第2の溝部に連通する第1のEGR通路と、一端部が第2の溝部に連通し、他端部が第3の溝部に連通する第2のEGR通路と、一端部が第3の溝部に連通し、他端部が第2の取付け面に形成されたEGR排出孔に連通する第3のEGR通路とを含んで構成され、ウォータジャケットが、第1のEGR通路、第2のEGRおよび第3のEGR通路を囲むようにして設けられる
ものから構成されている。
本発明の第2の態様としては、ウォータジャケットが、冷却水通路を形成する上壁部および下壁部を有し、第1のEGR通路、第2のEGR通路および第3のEGR通路が、冷却水の流れる方向と直交するように延在し、第1のEGR通路ないし第3のEGR通路のいずれか2つを上壁部または下壁部のいずれか一方に設け、第1のEGR通路ないし第3のEGR通路のいずれか1つを、冷却水の流れる方向に沿って第1のEGR通路ないし第3のEGR通路のいずれか2つの間に位置するように上壁部または下壁部のいずれか他方に設けてもよい。
本発明の第3の態様としては、第3のEGR通路を上壁部に設けてもよい。
このように上記の第1の態様によれば、排気ポートから排出される排気ガスの一部が、EGRガスとして第1の溝部に導入される。このEGRガスは、第1の溝部から第1のEGR通路、第2の溝部、第2のEGR通路、第3の溝部および第3のEGR通路の順に流れた後、EGR排出孔に排出される。
このため、EGRガスの流れる経路を長くできる。したがって、ウォータジャケットを流れる冷却水によって第1のEGR通路、第2のEGR通路および第3のEGR通路を流れるEGRガスを冷却する機会を増大できる。この結果、EGRガスの冷却性能を向上できる。
また、第1の態様によれば、第1のEGR通路、第2のEGR通路および第3のEGR通路をシリンダヘッドの第1の取付け面および第2の取付け面に形成された第1の溝部、第2の溝部および第3の溝部で連通している。
これにより、第1の溝部、第2の溝部および第3の溝部を排気マニホールドやEGRバルブ等によって閉止することで、第1のEGR通路、第2のEGR通路および第3のEGR通路を密閉できる。
この結果、第1のEGR通路、第2のEGR通路および第3のEGR通路を密閉する専用の蓋や栓等を不要にでき、シリンダヘッドの部品点数が増大することを防止できる。
上記の第2の態様によれば、第1のEGR通路ないし第3のEGR通路のいずれか1つを、冷却水の流れる方向に沿って第1のEGR通路ないし第3のEGR通路のいずれか2つの間に位置するようにウォータジャケットの上壁部または下壁部のいずれか他方に設けた。
これにより、第1のEGR通路、第2のEGR通路および第3のEGR通路をシリンダヘッドの幅方向と直交する長手方向に間隔を詰めて配置できる。この結果、シリンダヘッドの長手方向長さを短くできる。
上記の第3の態様によれば、第3のEGR通路を上壁部に設けた。これにより、第1のEGR通路および第2のEGR通路を流れるEGRガスに含まれた水分が凝縮された凝縮水が、最終経路となる第3のEGR通路に上がってくることを抑制できる。このため、凝縮水が第3のEGR通路を通してEGR排出孔に排出されることを抑制できる。
図1は、本発明のシリンダヘッドの一実施形態を示す図であり、シリンダヘッドの正面図(第1の取付け面側のシリンダヘッドの側面)である。 図2は、本発明のシリンダヘッドの一実施形態を示す図であり、シリンダヘッドの後面図(第1の取付け面と異なる側面)である。 図3は、本発明のシリンダヘッドの一実施形態を示す図であり、シリンダヘッドの長手方向一側面を示す図である。 図4は、本発明のシリンダヘッドの一実施形態を示す図であり、図1のIV−IV方向矢視断面図である。 図5は、本発明のシリンダヘッドの一実施形態を示す図であり、図1のV−V方向矢視断面図である。 図6は、本発明のシリンダヘッドの一実施形態を示す図であり、図3のVI−VI方向矢視断面図である。
以下、本発明に係るシリンダヘッドの実施形態について、図面を用いて説明する。
図1〜図6は、本発明に係る一実施形態のシリンダヘッドを示す図である。
まず、構成を説明する。
図1、図2において、自動車等の車両に搭載される内燃機関としてのエンジン1は、シリンダブロック2とシリンダブロック2の上部に設けられたシリンダヘッド3とを備えている。
シリンダブロック2の内部には図示しない複数の気筒(本実施形態では3つの気筒)が設けられており、シリンダヘッド3には複数の吸気ポート4および排気ポート5が設けられている。
吸気ポート4は、気筒に連通しており、吸気ポート4は、気筒に吸入空気を導入する。排気ポート5は、気筒に連通しており、排気ポート5は、気筒から排気ガスを排出する。ここで、図1、図2の左右方向が気筒配列方向である(Xで示す)。また、図3の左右方向が幅方向である(Yで示す)。
図2、図4、図5において、シリンダヘッド3の後面(車両の前後方向後面)3aには吸気フランジ部3Aが形成されており、吸気フランジ部3Aには本発明の吸気系を構成する吸気マニホールド6が取付けられている。吸気マニホールド6は、図示しない吸気管に接続されており、吸気マニホールド6は、吸気管から導入される吸入空気を各吸気ポート4に分配する。
シリンダヘッド3の後面3aにはEGRバルブフランジ部3Bが形成されており、EGRバルブフランジ部3BにはEGRバルブ7が設けられている。なお、EGRバルブ7は、後述するようにEGRガスの流量を調整するものであり、EGRバルブ7は、EGR配管10を介して吸気マニホールド6に接続される。
図1、図4、図5において、シリンダヘッド3の前面(車両の前後方向前面)3bには排気フランジ部3Cが形成されており、排気フランジ部3Cには排気マニホールド8が取付けられている。排気マニホールド8は、図示しない排気管に接続されており、各排気ポート5から排出される排気ガスを排気管に合流させる。
ここで、シリンダヘッド3の前面3bは、本発明のシリンダヘッド3の複数の側面のうちの1つの側面を構成し、シリンダヘッド3の後面3aは、本発明のシリンダヘッドの複数の側面のうちの1つの側面と異なる他の側面を構成する。また、本実施形態のシリンダヘッド3の複数の側面とは、後面3a、前面3b、後述する長手方向一端部3cおよび長手方向他端部3dを指す。
また、排気フランジ部3Cは、本発明の第1の取付け面を構成し、EGRバルブフランジ部3Bは、本発明の第2の取付け面を構成する。また、第1のEGR通路14、第2のEGR通路15および第3のEGR通路16は、本発明のEGR通路を構成する。
図6に示すように、シリンダヘッド3の内部には中空状のウォータジャケット9が設けられており、ウォータジャケット9は、冷却水通路9Aを形成する上壁部9Bおよび下壁部9Cを有する。なお、上壁部9Bおよび下壁部9Cは、シリンダヘッド3の一部から構成される。
上壁部9Bおよび下壁部9Cは、シリンダヘッド3の気筒配列方向である長手方向一端部(図1の左端部、図2中の右端部)3cから長手方向他端部(図1の右端部、図2中の左端部)3dに延在している。
冷却水通路9Aは、冷却水が満たされており、冷却水通路9Aは、シリンダヘッド3の外部において図示しない冷却ポンプやラジエータに接続されている。
これにより、ウォータジャケット9は、冷却ポンプが駆動されると、冷却水通路9Aにおいて冷却水がシリンダヘッド3の長手方向一端部3cから長手方向他端部3dを循環し、シリンダヘッド3の内部の排気ポート5等の高温の部位を冷却する。図4、図5、図6に冷却水の流れをWで示す。
図6において、シリンダヘッド3の長手方向他端部3dには冷却水出口フランジ部3Dが形成されており、冷却水出口フランジ部3Dには図示しない冷却管が接続されている。
シリンダヘッド3の長手方向他端部3dには冷却水出口9aが形成されており、冷却水出口9aは、冷却水通路9Aから冷却水を冷却管に排出する。
図1、図5において、シリンダヘッド3の排気フランジ部3Cには第1の溝部11が形成されており、第1の溝部11は、排気フランジ部3Cからシリンダヘッド3の後面3a側に窪んでいる。第1の溝部11は、シリンダヘッド3の長手方向に延在しており、排気ポート5に連通している。
図2、図5において、シリンダヘッド3のEGRバルブフランジ部3Bには第2の溝部12が形成されており、第2の溝部12は、シリンダヘッド3の長手方向に延在してEGRバルブフランジ部3Bからシリンダヘッド3の前面3b側に窪んでいる。
図1、図4、図5において、シリンダヘッド3の排気フランジ部3Cには第3の溝部13が形成されている。第3の溝部13は、第1の溝部11から離隔しており、第3の溝部13は、シリンダヘッド3の上下方向に延在して排気フランジ部3Cからシリンダヘッド3の後面3aに窪んでいる。
図1、図5、図6において、シリンダヘッド3の下壁部9Cには第1のEGR通路14が形成されており、第1のEGR通路14は、一端部14Aが第1の溝部11に連通し、他端部14Bが第2の溝部12に連通する。
図1、図2、図5、図6において、シリンダヘッド3の下壁部9Cには第1のEGR通路14に隣接して第2のEGR通路15が形成されており、第2のEGR通路15は、一端部15Aが第2の溝部12に連通し、他端部15Bが第3の溝部13に連通する。
図1、図2、図4、図6において、シリンダヘッド3の上壁部9Bには第3のEGR通路16が形成されており、第3のEGR通路16は、一端部16Aが第3の溝部13に連通し、他端部16Bがシリンダヘッド3の後面3aのバルブフランジ3Bに形成されたEGR排出孔17に連通する。
本実施形態の第1のEGR通路14、第2のEGR通路15および第3のEGR通路16は、冷却水の流れる方向W(図6参照)と直交するように延在しており、第1のEGR通路14、第2のEGR通路15および第3のEGR通路16は、ウォータジャケット9に囲まれている。
また、第3のEGR通路16は、冷却水の流れる方向Wに沿って第1のEGR通路14および第2のEGR通路15の間に位置するように上壁部9Bに設けられる。これにより、第1のEGR通路14、第2のEGR通路15および第3のEGR通路16は、シリンダヘッド3の前面視または後面視において、三角形状に配置される。
次に、作用を説明する。
EGRバルブ7が開弁されると、吸気負圧により、排気ポート5から排気される排気ガスの一部がEGRガスとして第1の溝部11に導入される。第1の溝部11に導入されるEGRガスは、第1のEGR通路14から第2の溝部12を通して第2のEGR通路15に導入される。
第2のEGR通路15に導入されるEGRガスは、第3の溝部13から第3のEGR通路16に導入された後、EGR排出孔17からEGRバルブ7とEGR配管10を通して吸気マニホールド6に還流される。図4、図5にEGRガスの流れをEで示す。
また、EGRガスは、第1のEGR通路14、第2のEGR通路15および第3のEGR通路16を流れる間にウォータジャケット9を流れる冷却水により冷却される。
このように本実施形態のシリンダヘッド3は、シリンダヘッド3の前面3bに形成され、排気ポート5に連通する第1の溝部11と、シリンダヘッドの後面3aに形成された第2の溝部12と、シリンダヘッド3の前面3bに形成された第3の溝部13と、一端部14Aが第1の溝部11に連通し、他端部14Bが第2の溝部12に連通する第1のEGR通路14と、一端部15Aが第2の溝部12に連通し、他端部15Bが第3の溝部13に連通する第2のEGR通路15と、一端部16Aが第3の溝部13に連通し、他端部16BがEGR排出孔17に連通する第3のEGR通路16とを有し、ウォータジャケット9が、第1のEGR通路14、第2のEGR15および第3のEGR通路16を囲むようにして設けられる。
このため、EGRガスの流れる経路を少なくともシリンダヘッド3の幅方向長さの3倍程度の長さにできる。したがって、ウォータジャケット9を流れる冷却水によって第1のEGR通路14、第2のEGR通路15および第3のEGR通路16を流れるEGRガスを冷却する機会を増大できる。この結果、EGRガスの冷却性能を向上できる。
また、本実施形態のシリンダヘッド3によれば、第1のEGR通路14、第2のEGR通路15および第3のEGR通路16をシリンダヘッド3の排気フランジ部3CおよびEGRバルブフランジ部3Bに形成された第1の溝部11、第2の溝部12および第3の溝部13に連通している。
これにより、第1の溝部11、第2の溝部12および第3の溝部13を排気マニホールド8やEGRバルブ7によって閉止することで、第1のEGR通路14、第2のEGR通路15および第3のEGR通路16を密閉できる。
この結果、第1のEGR通路14、第2のEGR通路15および第3のEGR通路16を密閉する専用の蓋や栓等を不要にでき、シリンダヘッド3の部品点数が増大することを防止できる。
また、本実施形態のシリンダヘッド3によれば、第3のEGR通路16を、冷却水の流れる方向Wに沿って第1のEGR通路14および第2のEGR通路15の間に位置するようにウォータジャケット9の上壁部9Bに設けた。
これにより、第1のEGR通路14、第2のEGR通路15および第3のEGR通路16をシリンダヘッド3の幅方向と直交する長手方向に間隔を詰めて配置できる。この結果、シリンダヘッド3の長手方向長さを短くできる。
これに加えて、第3のEGR通路16を上壁部9Bに形成しているので、第1のEGR通路14および第2のEGR通路15を流れるEGRガスに含まれた水分が凝縮された凝縮水が、最終経路となる第3のEGR通路16に上がってくることを抑制できる。このため、凝縮水が第3のEGR通路16を通してEGR排出孔17に排出されることを抑制できる。
なお、本実施形態のシリンダヘッド3においては、第1のEGR通路14、第2のEGR通路15および第3のEGR通路16のいずれか2つをウォータジャケット9の上壁部9Bまたは下壁部9Cのいずれか一方に設け、第1のEGR通路14、第2のEGR通路15および第3のEGR通路16のいずれか1つを、冷却水の流れる方向Wに沿って第1のEGR通路14、第2のEGR通路15および第3のEGR通路16のいずれか2つの間に位置するように上壁部9Bまたは下壁部9Cのいずれか他方に設ければ、どのような配置でもよい。
また、本実施形態のシリンダヘッド3においては、シリンダヘッド3の長手方向他端部3dにバルブフランジ部3B、第2の溝部12およびEGR排出孔17を形成してもよい。この場合には、第1のEGR通路14の他端部14Bを第2の溝部12に連通し、第2のEGR通路15の一端部15Aを第2の溝部12に連通し、第3のEGR通路16の他端部16BをEGR排出孔17に連通させればよい。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1…エンジン(内燃機関)、3…シリンダヘッド、3B…バルブフランジ部(第2の取付け面)、
3C…排気フランジ部(第1の取付け面)、3a…後面(シリンダヘッドの複数の側面のうちの1つの側面と異なる他の側面)、3b…前面(シリンダヘッドの複数の側面のうちの1つの側面)、5…排気ポート、7…EGRバルブ、8…排気マニホールド、9…ウォータジャケット、9A…冷却水通路、9B…上壁部、9C…下壁部、11…溝部(第1の溝部)、12…溝部(第2の溝部)、13…溝部(第3の溝部)、14…第1のEGR通路(EGR通路)、14A…一端部(第1のEGR通路の一端部)、14B…他端部(第2のEGR通路の他端部)、15…第2のEGR通路(EGR通路)、15A…一端部(第2のEGR通路の一端部)、15B…他端部(第2のEGR通路の他端部)、16…第3のEGR通路(EGR通路)、16A…一端部(第3のEGR通路の一端部)、16B…他端部(第3のEGR通路の他端部)、17…EGR排出孔

Claims (3)

  1. 内燃機関に設けられたシリンダヘッドであって、
    排気ガスが排出される排気ポートと、前記排気ポートから排出される排気ガスの一部をEGRガスとして吸気側に還流するEGR通路と、冷却水が循環するウォータジャケットと、前記EGR通路を流れるEGRガスの流量を調整するEGRバルブと、前記シリンダヘッドの複数の側面のうちの1つの側面に形成され、前記排気ポートから排出される排気ガスが導入される排気マニホールドが取付けられる第1の取付け面と、前記シリンダヘッドの複数の側面のうちの前記側面と異なる他の側面に形成され、前記EGRバルブが取付けられる第2の取付け面とを有するシリンダヘッドにおいて、
    前記第1の取付け面に、前記排気ポートに連通する第1の溝部と、前記第1の溝部から離隔する第3の溝部が形成され、
    前記第2の取付け面に、第2の溝部が形成され、
    前記EGR通路が、一端部が前記第1の溝部に連通し、他端部が前記第2の溝部に連通する第1のEGR通路と、一端部が前記第2の溝部に連通し、他端部が前記第3の溝部に連通する第2のEGR通路と、一端部が前記第3の溝部に連通し、他端部が前記第2の取付け面に形成されたEGR排出孔に連通する第3のEGR通路とを含んで構成され、
    前記ウォータジャケットが、前記第1のEGR通路、前記第2のEGRおよび前記第3のEGR通路を囲むようにして設けられることを特徴とするシリンダヘッド。
  2. 前記ウォータジャケットが、冷却水通路を形成する上壁部および下壁部を有し、
    前記第1のEGR通路ないし前記第3のEGR通路が、前記冷却水の流れる方向と直交するように延在し、
    前記第1のEGR通路ないし前記第3のEGR通路のいずれか2つを前記上壁部または前記下壁部のいずれか一方に設け、前記第1のEGR通路ないし前記第3のEGR通路のいずれか1つを、前記冷却水の流れる方向に沿って前記第1のEGR通路ないし前記第3のEGR通路のいずれか2つの間に位置するように前記上壁部または前記下壁部のいずれか他方に設けたことを特徴とする請求項1に記載のシリンダヘッド。
  3. 前記第3のEGR通路を前記上壁部に設けたことを特徴とする請求項2に記載のシリンダヘッド。
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