JP2015217752A - 車両の後部車体構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボックス形状の取付部材の変形を制御することによって取付部材自体のEA量を増加させることで、車体の重量を増加させることなく、車両の後部全体として十分なEA量を確保することができる車両の後部車体構造を提供する。
【解決手段】取付部材(10)の各側面部(11a)は、前面部(11b)の上端位置よりも下方に、後突による取付部材(10)への後方からの荷重の入力時に取付部材(10)が塑性変形する起点となる塑性変形促進部(13)を備えることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両の後部車体構造に関し、特に、他車を牽引する際や自車を緊締する際などに、当該車両に牽引用フックや緊締用フック等の連結部材を取り付けるための取付部材を備える車両の後部車体構造に関する。
従来、自動車の衝突時の安全性向上のために、車両の客室部の後部または前部には、客室部よりも柔構造につくられ、衝突時につぶれて衝撃を吸収するためのクラッシャブルゾーンが設けられている。具体的には、車両の後部については、車体を構成する車両前後方向に延びる左右のリヤサイドフレームの後端部が後突時にクラッシャブルゾーンとして谷折り形状に曲げ変形する。このクラッシャブルゾーンで吸収される衝突エネルギの量は、一般にEA(Energy Absorption)量と呼ばれる。
一方、他車を自車で牽引する際、牽引用フックを螺合締結するための牽引用ナットや、船舶等での車両の運搬の際、自車を緊締するために緊締用フック(タイダウンフック)を係合するための係合穴部等、連結部材を車両に取り付けるための取付部材が車両の後部に設けられている。
例えば特許文献1には、リヤサイドフレームの後端部に上端部が接合され、下端部がフック係合部とされた牽引フック(取付部材に相当)を備えたものにおいて、リヤサイドフレームと牽引フックの間に補強部材を架設したものが開示されており、この補強部材の中間部にビードを設けた構成が記載されている。この構成に依れば、後突時に補強部材をその中間部で変形させることにより、リヤサイドフレームの圧潰を抑制せずに、このリヤサイドフレームで十分なEA量を確保する技術が開示されている。
ここで、上述の取付部材は、それ自体が剛性を要求されることがある。剛性を高めた取付部材として、例えば、図7に示すように、ボックス形状を備えたものが考えられている。この取付部材101は、具体的には、リヤサイドフレーム102の後端部の両側面102aに各上部が結合される側面部101a、101aと、リヤサイドフレーム102の下方で両側の側面部101a、101aの前端を連結する前面部101bと、前面部101bの下端と接続する底面部101cと、を有し、これら側面部101a、101a、前面部101bおよび底面部101cによって内部空間を囲むことでボックス形状を構成している。この前面部101bは、上端がリヤサイドフレーム102の下面102bに沿うように設けられており、この底面部101cには、牽引フック等を係合するための係合穴部101dが設けられている。
特開2000−318655号公報
ところが、図7に示す車両では、後突時に上述の取付部材101の側面部101a、101aが結合されたリヤサイドフレーム102の後端部が潰れ残ってしまい、車両後部全体として十分なEA量が確保できないおそれがある。このとき、リヤサイドフレーム102の変形に伴って、このボックス形状の取付部材101も変形するが、該取付部材101の最も強度が弱い前面部101bの上端位置の両側部(図7のA部)で両側面部101a、101aが座屈してしまう。そのため、この取付部材101の変形では、リヤサイドフレーム102の潰れ残りによるEA量の不足分を補填するほどのEA量を得ることができないおそれがある。この場合、EA量の不足分を補填するために、例えばリヤサイドフレーム102や取付部材101の板厚を厚くする等の対策が必要となるが、該対策では車体の重量が増加するので、車両の軽量化の観点からは不利となる。
そこで、本発明は、ボックス形状の取付部材の変形を制御することによって取付部材自体のEA量を増加させることで、車体の重量を増加させることなく、車両の後部全体として十分なEA量を確保できるようにすることを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る車両の後部車体構造は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、
車両前後方向に延びるリヤサイドフレームと、該リヤサイドフレームの下方に設けられ、連結部材を車両に取り付けるための取付部材と、を備えた車両の後部車体構造であって、
前記取付部材は、
上部が前記リヤサイドフレームの車幅方向の両側面にそれぞれ固定され、下方に延びる左右の側面部と、
車両前方に設けられ、前記リヤサイドフレームの下方で両側の前記側面部を連結し、上端が前記リヤサイドフレームの下面に沿うように設けられた前面部と、
前記側面部または前記前面部の少なくとも一方の下端と接続され、連結部材を取り付け可能な取付部が設けられた底面部と、を備え、
前記両側面部はそれぞれ、前記前面部の上端位置よりも下方に、後突による当該取付部材への後方からの荷重の入力時に前記取付部材が塑性変形する起点となる塑性変形促進部を備える
ことを特徴とする。
また、本願の請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の車両の後部車体構造であって、
前記各塑性変形促進部は、略水平方向に延在し、互いに対向する向きに突出するビードによって構成されている
ことを特徴とする。
また、本願の請求項3に記載の発明は、前記請求項1または2のいずれか1項に記載の車両の後部車体構造であって、
前記取付部材の側面部には、前記前面部の上端位置を上下に跨がるように塑性変形を抑制する塑性変形抑制部が設けられている
ことを特徴とする。
また、本願の請求項4に記載の発明は、前記請求項3に記載の車両の後部車体構造であって、
前記塑性変形抑制部は、前記取付部材の前面部の上端位置を上下に跨るように、略上下方向に延びる互いに反対方向に突出するビードによって構成されている
ことを特徴とする。
以上の構成により、本願各請求項に係る発明によれば、次の効果が得られる。
請求項1に係る発明によれば、取付部材の各側面部が、前面部の上端位置よりも下方に、後突時に取付部材が塑性変形する起点となる塑性変形促進部を備えるので、後突時に、リヤサイドフレームが取付部材の車両前方で谷折れするのに伴い、取付部材は、塑性変形促進部を起点としてその全体が車両前方側に曲げ変形する。このとき、ボックス状の取付部材において、両側面部および前面部で構成された断面ハット形状部で安定して座屈させることができる。この断面ハット形状部での座屈は、従来の対向する側面部でのみ座屈させる場合に比べてEA量が大きい。したがって、塑性変形促進部によってボックス形状の取付部材の変形を制御することにより、取付部材自体のEA量を増加させ、よって、車体の重量を増加させることなく、車両の後部全体として十分なEA量を確保することができる。
また、請求項2に係る発明によれば、各塑性変形促進部には、略水平方向に延在し、互いに対向する向きに突出するビードが設けられているので、簡易な構造で、請求項1に係る発明の効果を得ることができる。
また、請求項3に係る発明によれば、取付部材の側面部には、前面部の上端位置を上下に跨がるように塑性変形を抑制する塑性変形抑制部が設けられているので、前面部の上端位置の強度が向上し、よって、EA量が小さい前面部の上端位置で取付部材が座屈するのを確実に防止することができる。
また、請求項4に係る発明によれば、塑性変形抑制部には、取付部材の前面部の上端位置を上下に跨るように、略上下方向に延びる互いに反対方向に突出するビードが設けられているので、簡易な構造で、請求項3に係る発明の効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係る車両の後部車体構造を示す底面図である。 同後部車体構造の側面図である。 図2に示す取付部材周辺を車両右前方斜め下方から見た斜視図である。 取付部材の構造を示す分解斜視図である。 ビードの有無による取付部材の変形を説明する側面図および正面図である。 ビードの有無による取付部材のEA量を説明するグラフである。 ビード無の取付部材を車両右方斜め前方斜め下方から見た斜視図である。
まず、本発明の実施形態に係る車両1について、図1、図2を参照しながら説明する。図1は、車両1の後部車体構造を示す底面図であり、図2は、同後部車体構造の側面図である。
図1、図2に示すように、車両1の後部車体構造には、フロアパネル2と、該フロアパネル2の車両後方に連接するリヤエンドパネル3と、フロアパネル2から下方に凹んだスペアタイヤパン4と、車両前後方向に延びる一対のリヤサイドフレーム5と、該リヤサイドフレーム5間を車幅方向に延びるクロスメンバ6と、各リヤサイドフレーム5の後端にフランジ状に設けられた一対のセットプレート7と、各セットプレート7の車両後側に設けられた一対のクラッシュカン8と、該クラッシュカン8の後端に設けられたバンパレイン9などが設けられている。
図2に示すように、リヤサイドフレーム5の後端部の下方には、他車を牽引する際や自車を緊締する際などに、牽引用または緊締用フック等の連結部材(図示しない)を車両1に取り付けるための取付部材10が設けられている。
次に、取付部材10について、図3、図4を参照しながら説明する。図3は、取付部材10の周辺を車両右前方斜め下方から見た斜視図であり、図4は、取付部材10の構造を示す分解斜視図である。
図3に示すように、本実施形態の場合、取付部材10は、上部がリヤサイドフレーム5の車幅方向の両側面5aにそれぞれ固定され、下方に延びる左右の側面部11a、11aと、車両前方に設けられ、リヤサイドフレーム5の下方で両側の側面部11a、11aを連結し、上端がリヤサイドフレーム5の下面5bに沿うように設けられた前面部11bと、前面部11bの下端と接続され、例えば緊締用フックを係合可能な係合穴部11dが設けられた底面部11cと、各セットプレート7に固定される一対のフランジ部11eと、を備える。
なお、底面部11cは、側面部11a、11aまたは前面部11bのうちの少なくとも一方と接続されていればよい。
取付部材10の各側面部11a、11aには、塑性変形促進部としての横ビード部13、13と、塑性変形抑制部としての縦ビード部14、14がそれぞれ設けられている。
図4に示すように、上述の取付部材10は、ボックス形状の本体部11と皿状の補強部12を接合して形成されている。
本体部11は、上述の側面部11a、11aと前面部11bと底面部11cとフランジ部11eを備える板状部材から形成されており、これら側面部11a、11aと前面部11bと底面部11cによって内部空間を囲むボックス形状を構成している。各フランジ部11eは、各側面部11aの後端から側方外側に広がるように接続されている。
補強部12は、板状部材から形成されており、その底面部12aの中央に係合穴部12bが設けられている。補強部12は、その底面部12aの下面が本体部11の底面部11cの上面にスポット溶接等により接合される。この接合の際、本体部11の係合穴部11dと補強部12の係合穴部12bが同心状に配置されるように構成されている。
取付部材10の各側面部11a、11aには、前面部11bの上端位置よりも下方に、後突による当該取付部材10への後方からの荷重の入力時に取付部材10が塑性変形する起点となる塑性変形促進部として一対の横ビード部13、13が設けられている。各横ビード部13、13は、略水平方向に延在し、互いに対向する向き、すなわち、取付部材10の内側に、断面が略半円形状または略U字状に突出する紐状の突起である。
さらに、本実施形態の場合、取付部材10の各側面部11a、11aには、前面部11bの上端位置を上下に跨がって略上下方向に延びるように、塑性変形を抑制する塑性変形抑制部として一対の縦ビード部14、14が設けられている。各縦ビード部14、14は、互いに反対方向、すなわち、取付部材10の外側に、断面が略半円形状または略U字状に突出する紐状の突起である。
本体部11および補強部12は、例えば一枚のブランク材からプレス成形により製造することができる。係合穴部11d、12bは、例えばプレス成形、バーリング加工等によって形成することができる。ビード部13、14は、例えばプレス成形等の公知のビード成形法を用いて形成することができる。なお、ビード部13、14のビード幅および深さは、本体部11の板厚や成形性等を考慮して適宜決定される。
なお、取付部材10は、緊締用フックを係合して車両1を緊締した際に取付部材10の係合穴部11dに作用する荷重に対して、本体部11のみで十分な強度を有するのであれば、特に補強部12を設けなくてもよい。
次に、本実施形態の作用効果について、図5、図6を参照しながら説明する。図5(a)は、本発明の実施形態であるビード部13、14が設けられた取付部材10の変形を示す図であり、図5(b)は、比較例としてビードが設けられていない取付部材101の変形を示す図である。
本発明の実施形態の場合、後突時に、リヤサイドフレーム5が取付部材10の車両前方で谷折れするのに伴い、取付部材10は、図5(a)に示すように、横ビード部13、13を起点としてその全体が車両前方側に曲げ変形する。このとき、ボックス状の取付部材10において、両側面部11a、11aおよび前面部11bで構成された断面ハット形状部で安定して座屈させることができる。
また、この座屈の際、側面部11a、11aと前面部11bは共に内側に凹むと、これら側面部11a、11aと前面部11bの接する角部ではその内側で突出した側面部11a、11aと前面部11bが互いに干渉する。
また、本実施形態の場合、縦ビード部14、14が設けられているので、両側面部11a、11aにおける前面部11bの上端位置11b1の側部の強度が向上する。よって、前面部11bの上端位置11b1の側部を起点として両側面部11a、11aのみが座屈するのを確実に防止することができる。
これに対して、比較例の場合、図5(b)に示すように、取付部材101には何らビードが設けられていないので、最も強度が弱い前面部101bの上端位置の両側部で両側面部101a、101aが座屈してしまう。
図6は、本発明の取付部材10と比較例の取付部材101の変位に対する荷重の変化を測定した結果を示すグラフである。EA量は、荷重の積分値、すなわち、当該グラフの面積に相当するので、この面積が大きいほどEA量が大きいことを表す。
図6に示すように、本発明の場合、最初に変位を加えると荷重が急激に増加してピークに達し、その後荷重が増しても荷重のピークが比較的長く続くのに対して、比較例の場合、荷重のピークが直ぐに減少してしまう。
本発明の取付部材10の場合、荷重が増しても荷重のピークが比較的長く続くのは、横ビード部13を起点とする座屈により、断面ハット形状を構成する側面部11a、11aと前面部11bが互いに干渉しながら座屈するためであると予測される。
よって、本発明のEA量は、比較例のEA量よりも格段に増加しているので、リヤサイドフレーム5の潰れ残りによるEA量の不足分を十分に補填することができる。
以上により、本実施形態によれば、ボックス形状の取付部材の変形を制御することによって、取付部材自体のEA量を増加させることで、車体の重量を増加させることなく、車両の後部全体として十分なEA量を確保できる。
また、本実施形態によれば、塑性変形促進部および塑性変形抑制部をビードによって構成しているので、比較的簡易な構造で上述の発明の効果を得ることができる。
なお、本発明は例示された実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良および設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、ビード部13、14は、本実施形態のように、断面が略半円形状または略U字状のものに限らない。例えば、略三角形状に突出していてもよい。また、複数のビード部が一直線上に直列に所定の間隔をあけて並設されていてもよい。このように複数のビード部で構成する場合、その個数も任意である。
また、本実施形態の場合、塑性変形促進部を内側に突出する横ビード部13、13で構成したが、これに限るものではない。例えば、溝部、スリット、切り欠き、孔、異材料、薄肉化、熱処理、機械的加工処理(摩擦攪拌処理等)などにより部分的に低強度化してもよい。
また、本実施形態の場合、塑性変形抑制部を外側に突出する縦ビード部14、14で構成したが、これに限るものではない。例えば、凸部、別部材付加、異材料、厚肉化、熱処理などにより、部分的に高強度化を行ってもよい。
さらに、本実施形態の場合、連結部材を取り付ける取付部として係合穴部12dを設けたが、これに限るものではない。例えば、牽引用フックを螺合締結するための牽引用ナットを代替的にまたは追加的に設けてもよい。牽引用ナットを追加的に設ける場合、一方の取付部材のみに設けてもよい。
以上のように、本発明によれば、ボックス形状の取付部材の変形を制御することによって取付部材自体のEA量を増加させることで、車体の重量を増加させることなく、車両の後部全体として十分なEA量を確保できるので、自動車の車体の製造産業分野において好適に利用される可能性がある。
1 車両
5 リヤサイドフレーム
10 取付部材
11a 側面部
11b 前面部
11c 底面部
11d 係合穴部(取付部)
13 横ビード部(塑性変形促進部)
14 縦ビード部(塑性変形抑制部)

Claims (4)

  1. 車両前後方向に延びるリヤサイドフレームと、該リヤサイドフレームの下方に設けられ、連結部材を車両に取り付けるための取付部材と、を備えた車両の後部車体構造であって、
    前記取付部材は、
    上部が前記リヤサイドフレームの車幅方向の両側面にそれぞれ固定され、下方に延びる左右の側面部と、
    車両前方に設けられ、前記リヤサイドフレームの下方で両側の前記側面部を連結し、上端が前記リヤサイドフレームの下面に沿うように設けられた前面部と、
    前記側面部または前記前面部の少なくとも一方の下端と接続され、連結部材を取り付け可能な取付部が設けられた底面部と、を備え、
    前記両側面部はそれぞれ、前記前面部の上端位置よりも下方に、後突による当該取付部材への後方からの荷重の入力時に前記取付部材が塑性変形する起点となる塑性変形促進部を備える
    ことを特徴とする車両の後部車体構造。
  2. 前記各塑性変形促進部は、略水平方向に延在し、互いに対向する向きに突出するビードによって構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両の後部車体構造。
  3. 前記取付部材の側面部には、前記前面部の上端位置を上下に跨がるように塑性変形を抑制する塑性変形抑制部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の車両の後部車体構造。
  4. 前記塑性変形抑制部は、前記取付部材の前面部の上端位置を上下に跨るように、略上下方向に延びる互いに反対方向に突出するビードによって構成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載の車両の後部車体構造。
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