JP2015217523A - 印刷機 - Google Patents

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JP2015217523A JP2014100108A JP2014100108A JP2015217523A JP 2015217523 A JP2015217523 A JP 2015217523A JP 2014100108 A JP2014100108 A JP 2014100108A JP 2014100108 A JP2014100108 A JP 2014100108A JP 2015217523 A JP2015217523 A JP 2015217523A
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Abstract

【課題】印刷不良の発生を抑えて、優れた印刷精度を得ることができる印刷機を提供する。【解決手段】集合版胴22及び圧胴18に対して対接離反するように移動するゴム胴19と、ゴム胴19を移動させる偏心メタル40及び駆動装置41とを備えた印刷機において、集合版胴22、圧胴18、及び、ゴム胴19を、ゴム胴19における集合版胴22との対接点と圧胴18との対接点との間の円周長さL1が、ゴム胴19の円周全長から有効印刷長さL2を差し引いた非印刷長さ以内となるように、配置して、偏心メタル40及び駆動装置41は、ゴム胴19を集合版胴22及び圧胴18に対接させるようにする。【選択図】図2

Description

本発明は、胴を他の胴に対して着脱させるための胴装置を備えた印刷機に関する。
この種の印刷機としては、例えば、特許文献1に開示されている。このような、従来の印刷機においては、偏心軸受及びこれを偏心回転させるモータを利用して、ゴム胴の版胴に対する着脱と、ゴム胴の圧胴に対する着脱とを行うようにしている。
ところで、上述したように、胴を着脱させる際に、互いの胴の有効面同士が対接する位置で着させてしまうと、胴は偏心軸受の回動を利用して互いの胴が擦り合うように着するため、その擦り合った部分においては、インキの転写にムラが生じてしまい、印刷不良の原因となってしまう。従って、着脱する胴間においては、その胴周面の有効面同士で対接させるのではなく、シート保持装置等が収納される切欠き部分同士を対接させなければならない。
特許第3501844号公報 実公平7−291号公報
ここで、上記従来の印刷機では、ゴム胴を、版胴だけに着させた後、圧胴に着させるような、2段階形式の着動作を行うようにしている。しかしながら、そのような、胴の着動作を採用すると、ゴム胴を圧胴に着させるときに、ゴム胴と版胴とは、有効面同士が対接することとなり、上述したように、印刷不良を招くおそれがある。
そこで、上記の問題点については、具体的に、特許文献2に開示されたザンメル印刷機の胴装置を、例に挙げて説明する。
図5に示すように、ザンメル印刷機の胴装置には、胴周面に切欠き101aを有した集合ゴム胴101、胴周面に切欠き102aを有した集合版胴102、胴周面に切欠き103aを有したゴム胴103、及び、胴周面に切欠き104aを有した圧胴104が、上方から下方に向けて順に配置されている。
そして、ゴム胴103の着動作(胴入れ)を行う場合には、先ず、図6(a),(b)に示すように、ゴム胴103を、集合版胴102に対して、互いの切欠き103a,102a同士が対接するように着させる。次いで、図6(c)に示すように、ゴム胴103を、圧胴104に対して、互いの切欠き103a,104a同士が対接するように着させる。
しかしながら、図6(c)に示すように、ゴム胴103を圧胴104に着させるときには、ゴム胴103と集合版胴102とは有効面同士が対接することになる。よって、ゴム胴103及び集合版胴102では、その対接した部分が擦り合うことになり、当該擦り合った部分においてインキの転写ムラが生じるおそれがある。
従って、本発明は上記課題を解決するものであって、印刷不良の発生を抑えて、優れた印刷精度を得ることができる印刷機を提供することを目的とする。
上記課題を解決する第1の発明に係る印刷機は、
第1の胴及び第2の胴に対して対接離反するように移動する第3の胴と、
前記第3の胴を移動させる移動手段とを備えた印刷機において、
前記第1の胴、前記第2の胴、及び、前記第3の胴は、前記第3の胴における前記第1の胴との対接点と前記第2の胴との対接点との間の円周長さが、前記第3の胴の円周全長から有効印刷長さを差し引いた非印刷長さ以内となるように、配置され、
前記移動手段は、前記第3の胴を前記第1の胴及び前記第2の胴に対接させる
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第2の発明に係る印刷機は、
前記移動手段は、前記第3の胴を、前記第1の胴及び前記第2の胴に対して、同時に対接させる
ことを特徴とする。
上記課題を解決する第3の発明に係る印刷機は、
前記移動手段は、
前記第3の胴の両端軸部を回転可能に支持する一対の偏心軸受と、
前記偏心軸受を回動させる駆動手段とを備える
ことを特徴とする。
従って、本発明に係る印刷機によれば、第3の胴を、第1の胴及び第2の胴に対して、互いの非印刷部を対接させて、着させることができる。これにより、印刷不良の発生を効果的に抑えることができるので、優れた印刷精度を得ることができる。
本発明の一実施例に係るザンメル印刷機の全体構成図である。 ザンメル印刷部における胴装置の概略構成図である。 ザンメル印刷部における胴配列を示した図である。 ザンメル印刷部における胴装置の動作説明図である。 従来のザンメル印刷機における胴配列を示した図である。 従来のザンメル印刷機における胴装置の動作説明図である。
以下、本発明に係る印刷機について、図面を用いて詳細に説明する。
図1に示したザンメル印刷機は、ザンメル印刷部と両面オフセット印刷部とを組み合わせた印刷機となっている。
即ち、図1に示すように、ザンメル印刷機には、紙搬送方向上流側から下流側に向けて、供給部10、ザンメル印刷部11、両面オフセット印刷部12、及び、排出部(図示省略)が、順に配置されている。これにより、供給部10から供給された紙は、一枚ずつ、スイング13及び4本の渡胴14,15,16,17を介して、ザンメル印刷部11の圧胴18に受け渡された後、当該圧胴18とゴム胴19との間に供給されるようになっている。
ザンメル印刷部11は、3本の部分版胴20、集合ゴム胴21、集合版胴22、ゴム胴19、及び、圧胴18が、下方から上方に向けて順に配置されている。そして、各部分版胴20上の画線は、集合ゴム胴21を介して、集合版胴22に一体化して転写された後、更に、ゴム胴19を介して、当該ゴム胴19と圧胴18との間に供給された紙に印刷されるようになっている。なお、図1中に示した符号23は、3本の部分版胴20に対して、それぞれ異なった色のインキを供給するインキ供給装置となっている。
ここで、ザンメル印刷が施された紙は、圧胴18から、両面オフセット印刷部12における1色目(1段目)の表面オフセット印刷ユニット12aの圧胴24に受け渡されることにより、表面にオフセット印刷が施されるようになっている。更に、表面にオフセット印刷が施された紙は、圧胴24から、1色目(1段目)の裏面オフセット印刷ユニット12bの圧胴29に受け渡されることにより、裏面にオフセット印刷が施されるようになっている。
表面オフセット印刷ユニット12aは、2つのインキツボ25a,25bを備えたダブルダクト式インキ供給装置26、版胴27、ゴム胴28、及び、圧胴24から構成されている。そして、ザンメル印刷機には、表面オフセット印刷ユニット12aが複数段設けられており、各表面オフセット印刷ユニット12aにおいては、圧胴24とゴム胴28との間に供給された紙の表面に、版胴27から転写された所定の色の画線が、印刷されるようになっている。
一方、裏面オフセット印刷ユニット12bは、2つのインキツボ30a,30bを備えたダブルダクト式インキ供給装置31、版胴32、ゴム胴33、及び、圧胴29から構成されている。そして、ザンメル印刷機には、裏面オフセット印刷ユニット12bが複数段設けられており、各裏面オフセット印刷ユニット12bにおいては、圧胴29とゴム胴33との間に供給された紙の裏面に、版胴32から転写された所定の色の画線が、印刷されるようになっている。
以上より、ザンメル印刷機においては、隣接するオフセット印刷ユニット12a,12b,…の圧胴24,29を、渡胴を介在させることなく接触させることによって、表面印刷と裏面印刷とを交互に行うように構成されている。なお、最終のオフセット印刷が施された紙は、最終色目の裏面オフセット印刷ユニット12bの圧胴29から排出された後、排出部のパイル上に積載されることになる。
また、図2及び図3に示すように、ゴム胴(第3の胴)19は、左右両側の端軸(両端軸部)19cが、偏心メタル(偏心軸受)40を介して、左右一対の本機フレームに回転可能に支持されている。そして、ゴム胴19は、偏心メタル40が、駆動装置(駆動手段)41の駆動によって、図2中において時計回りまたは反時計回りに回動することにより、集合版胴(第1の胴)22に対する着脱と、圧胴(第2の胴)18に対する着脱とが、同時に可能となっている。
更に、偏心メタル40の回転中心F1は、ゴム胴19の回転中心R1と集合版胴22の回転中心R2とを結ぶ直線L3の延長線上(あるいはその近接した位置)に配置されている。そして、圧胴18、ゴム胴19、及び、集合版胴22は、ゴム胴19における圧胴18との対接点と集合版胴22との対接点との間の円周長さL1が、ゴム胴19の円周全長からゴム胴19の有効印刷長さL2を差し引いたゴム胴19の非印刷長さ以内となるように、配置されている。
言い換えれば、ゴム胴19の回転中心R1と圧胴18の回転中心R3とを結ぶ直線L4と、ゴム胴19の回転中心R1と集合版胴22の回転中心R2とを結ぶ直線L3とがなす角度αは、約90度に設定されている。このとき、角度αは、従来の胴装置における角度β(図5参照)よりも、小さい角度となっている。
なお、図2においては、円周長さL1を、非印刷長さとなる切欠き19aの胴周方向長さと等しくしているが、非印刷部を切欠き19aの周方向両側に延長して設ける場合には、その延長長さに応じて、円周長さL1を若干長くすると共に、有効印刷長さL2を若干短くする。
駆動装置41は、ゴム胴19の下方に配置されており、サーボモータ41d、そのサーボモータ41dの回転力が伝達される伝達軸41a、その伝達軸41aと一体に形成されるレバー41b、及び、そのレバー41bの先端と偏心メタル40のフランジ部40aとの間に介在され、それらに回転可能に支持されるロッド41cから構成されている。
従って、ザンメル印刷部11における胴装置の動作としては、駆動装置41を駆動させることにより、偏心メタル40を図2中反時計回りに回動させる。これにより、図4(a),(b)に示すように、ゴム胴19は、圧胴18及び集合版胴22に対して同時に着することになる。
このとき、円周長さL1を、非印刷長さ以下となる長さに設定、即ち、角度αを約90度に設定することにより、ゴム胴19を、切欠き19aが、圧胴18の切欠き18a及び集合版胴22の切欠き22aの双方と同時に対接するように、着させる(胴入れさせる)ことができる。つまり、ゴム胴19は、圧胴18及び集合版胴22に対して、互いの非印刷部を対接させて、胴入れされることになる。
従って、本発明に係る印刷機によれば、ゴム胴19を、圧胴18及び集合版胴22に対して、互いの非印刷部を対接させて、同時に着させることにより、対接した部分の擦り合いを防止することができる。これにより、印刷不良の発生を効果的に抑えることができるので、優れた印刷精度を得ることができる。
なお、本発明に係る印刷機においては、上述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、各種変更が可能であることは言うまでもない。例えば、上述した実施形態では、第3の胴の移動手段(着脱手段、胴入れ手段)として、偏心軸受及び駆動手段を用いているが、スライドレール等のガイド部材及びシリンダ等のアクチュエータを用いて、第3の胴を直線的に移動させて、当該第3の胴を、第1の胴及び第2の胴に対して同時に着させるようにしても構わない。また、本発明に係る印刷機は、ザンメル印刷機に限らず、他の印刷機においても適用することができる。
本発明に係る印刷機は、印刷不良の発生を効果的に抑えて、優れた印刷精度を得ることができるので、証券印刷等に有効に適用することができる。
11 ザンメル印刷部
12 両面オフセット印刷部
18 圧胴(第2の胴)
18a 切欠き
19 ゴム胴(第3の胴)
19a 切欠き
19c 端軸
20 部分版胴
21 集合ゴム胴
21a 切欠き
22 集合版胴(第1の胴)
22a 切欠き
40 偏心メタル(偏心軸受)
41 駆動装置(駆動手段)
F1 偏心メタルの回転中心
R1 ゴム胴の回転中心
R2 集合版胴の回転中心
R3 圧胴の回転中心
L1 ゴム胴における集合版胴及び圧胴との対接点間の円周長さ
L2 ゴム胴の有効印刷長さ
L3 ゴム胴の回転中心R1と集合版胴の回転中心R2とを結ぶ直線
L4 ゴム胴の回転中心R1と圧胴の回転中心R3とを結ぶ直線

Claims (3)

  1. 第1の胴及び第2の胴に対して対接離反するように移動する第3の胴と、
    前記第3の胴を移動させる移動手段とを備えた印刷機において、
    前記第1の胴、前記第2の胴、及び、前記第3の胴は、前記第3の胴における前記第1の胴との対接点と前記第2の胴との対接点との間の円周長さが、前記第3の胴の円周全長から有効印刷長さを差し引いた非印刷長さ以内となるように、配置され、
    前記移動手段は、前記第3の胴を前記第1の胴及び前記第2の胴に対接させる
    ことを特徴とする印刷機。
  2. 請求項1に記載の印刷機において、
    前記移動手段は、前記第3の胴を、前記第1の胴及び前記第2の胴に対して、同時に対接させる
    ことを特徴とする印刷機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の印刷機において、
    前記移動手段は、
    前記第3の胴の両端軸部を回転可能に支持する一対の偏心軸受と、
    前記偏心軸受を回動させる駆動手段とを備える
    ことを特徴とする印刷機。
JP2014100108A 2014-05-14 2014-05-14 印刷機 Pending JP2015217523A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017177017A (ja) * 2016-03-30 2017-10-05 株式会社小森コーポレーション 電子デバイス製造装置

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