JP2015215346A - 側波帯ヘテロダイン検出変調において周波数が重ならない共振型光ファイバジャイロ - Google Patents

側波帯ヘテロダイン検出変調において周波数が重ならない共振型光ファイバジャイロ Download PDF

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Abstract

【課題】共振型光ファイバジャイロ(RFOG)を提供すること。【解決手段】RFOGは、ファイバコイルと、第1のおよび第2のレーザと、第1および第2の位相変調器と、共通位相変調器とを備える。第1のレーザは、CW入力光をファイバコイルのCW方向に伝搬するように発生させる。第2のレーザは、CCW入力光をファイバコイルのCCW方向に伝搬するように発生させる。第1の位相変調器は、変調周波数f1=(n+0.5)*FSRでCW入力光を変調する。第2の位相変調器は、変調周波数f2=(m+0.5)*FSRでCCW入力光を変調し、主要な側波帯の重なりが防がれるようになっている。第1の変調器および第2の変調器の位相変調振幅は、CWおよびCCW入力光の光搬送波成分を実質的に抑制する。共通位相変調器は、共通位相変調周波数および共通位相振幅でCWおよびCCW入力光を変調するように構成されている。【選択図】図1

Description

本願発明の一実施例は、例えば、側波帯ヘテロダイン検出変調において周波数が重ならない共振型光ファイバジャイロに関する。
[0001]共振型光ファイバジャイロ(RFOG)は、共振器の時計回り(CW)方向および反時計回り(CCW)方向の光の伝搬の間の共振周波数の差を検出することにより回転速度を測定する。RFOGの回転速度が小さいとき、周波数の差はとても小さい。この場合には、背景反射光が逆方向に伝搬する光と干渉し、これは、回転速度の検出に大きな誤差を引き起こす。
[0002]この問題を克服する現在利用可能な技法は、レーザ周波数の重なりを防ぐためにいくつかの異なる共振モードを用いる。いくつかの現在利用可能な技法は、自由スペクトル領域(FSR)の変動により引き起こされた誤差を取り去るために3つ以上のレーザを必要とする。他の現在利用可能な技法は、FSRを正確に測定して取り去るために周波数切替え技法を用いる。これらの現在利用可能な技法は、複雑さおよびRFOGのコストを増す。
本願発明の一実施例は、例えば、側波帯ヘテロダイン検出変調において周波数が重ならない共振型光ファイバジャイロに関する。
[0003]本出願は、共振型光ファイバジャイロ(RFOG)に関する。共振型光ファイバジャイロは、ファイバコイルと、第1のレーザと、第2のレーザと、第1の位相変調器と、第2の位相変調器と、共通位相変調器とを備える。ファイバコイルは、共振器を形成する。第1のレーザは、時計回り(CW)入力光をファイバコイルのCW方向に伝搬するように発生させる。第2のレーザは、反時計回り(CCW)入力光をファイバコイルのCCW方向に伝搬するように発生させる。第1の位相変調器は、CW方向にファイバコイルの中に結合される前に、nがゼロまたは正の整数である場合に、第1の変調周波数f=(n+0.5)*FSRでCW入力光を変調する。第1の変調器の位相変調振幅は、ファイバコイルの中に結合される前にCW入力光の光搬送波成分を実質的に抑制するように選択される。第2の位相変調器は、mがゼロまたは正の整数であると共にnとは異なる場合にCCW方向にファイバコイルの中に結合される前に第2の変調周波数f=(m+0.5)*FSRでCCW入力光を変調する。整数nおよびmは、CW入力光およびCCW入力光の主要な側波帯の重なりを防ぐように選択される。第2の変調器の位相変調振幅は、ファイバコイルの中に結合される前にCCW入力光の光搬送波成分を実質的に抑制するように選択される。共通位相変調器は、共通位相変調周波数および共通位相振幅でCW入力光およびCCW入力光を変調するように構成されている。
[0004]図面が例示的実施形態だけを示しており、したがって範囲の限定とみなされるべきでないと理解され、例示的実施形態は、以下の添付図面を用いることによって追加の特定および詳細を用いて説明される。
[0005]搬送周波数を抑制すると共に側波帯ヘテロダイン検出変調を実施する2レーザRFOG構成の一実施形態のブロック図である。 [0006]2つの異なる変調方式について、共振器のFSRモード、CW搬送周波数、CCW搬送周波数、変調されたCW搬送周波数の上側側波帯および下側側波帯、ならびに変調されたCCW搬送周波数の上側側波帯および下側側波帯の間の例示的な周波数の関係を示す図である。 2つの異なる変調方式について、共振器のFSRモード、CW搬送周波数、CCW搬送周波数、変調されたCW搬送周波数の上側側波帯および下側側波帯、ならびに変調されたCCW搬送周波数の上側側波帯および下側側波帯の間の例示的な周波数の関係を示す図である。 [0007]搬送周波数を抑制すると共に側波帯ヘテロダイン検出変調を実施する3レーザRFOG構成の一実施形態のブロック図である。 [0008]共振型光ファイバジャイロにおいて搬送周波数を抑制すると共に側波帯ヘテロダイン検出変調を実施する方法の一実施形態の流れ図である。
[0009]一般的な慣行によれば、記載された様々な特徴は、原寸に比例して描いたものではなく、例示的実施形態に関連した特定の特徴を強調するように描かれる。参照符号は、図およびテキスト全体を通じて同じ要素を示す。
[0010]以下の詳細な説明では、その一部を形成する添付図面の参照がなされ、そこには特定の例示の実施形態が示されている。しかし、他の実施形態が利用されてもよいこと、および論理的、機械的、および電気的な変更がなされてもよいことを理解されたい。さらに、図面および明細書に示されたこの方法は、個々の他のステップが実行され得る順序を限定するものとして解釈されるべきでない。したがって、以下の詳細な説明は、限定の意味でとらえられるべきではい。
[0011]後述の実施形態は、レーザの個数を減少させ、時計回り(CW)光ビームおよび反時計回り(CCW)光ビームの搬送波を抑制するために「搬送波抑制変調」(CSM)を用いてRFOGの動作を簡単にする。位相変調振幅は、ほとんどすべての光搬送波電力をその変調側波帯に変換するように注意深く選択され、それにより各光ビームの搬送波が、完全に抑制される。搬送波抑制変調に加えて、本明細書に記載されたRFOGの実施形態は、検出可能なパワーを有する何らかのCEおよびCCW周波数成分の重なりを防ぐために、CW光ビームおよびCCW光ビームについての異なる変調周波数を選択する。このように、CWおよびCCW共振検出のために同じ搬送周波数を有する2つのレーザは、相互干渉することなく同じ共振へロックされる。加えて、共通変調は、側波帯ヘテロダイン検出(SHD)変調のためにCW光ビームとCCW光ビームの両方に適用される。この簡単にされたRFOG構成は、性能の改善、および現在利用可能なRFOG構成についてコストの減少をもたらす。
[0012]図1は、搬送周波数を抑制すると共に側波帯ヘテロダイン検出変調を実施する2レーザRFOG構成の一実施形態のブロック図である。RFOG10は、ファイバコイル150と、第1のレーザ106と、第2のレーザ105と、第1の側波帯ヘテロダイン検出(SHD)変調発生器101と、第2の側波帯ヘテロダイン検出(SHD)変調発生器102と、第1のカプラ151と、第2のカプラ152と、第1の検出器118と、第2の検出器119と、第3の検出器116と、第4の検出器115と、第1の光サーキュレータ114と、第2の光サーキュレータ113と、第1の位相変調器112と、第2の位相変調器111と、共通変調信号発生器290と、圧電トランスデューサ(PZT)155と、第1のサーボ251と、第2のサーボ252と、第1のバイアス補正サーボ261と、第2のバイアス補正サーボ262とを備える。
[0013]RFOGのセンシングファイバコイル150は、共振器を形成しており、これは本明細書において「共振器150」および「センシング共振器150」とも呼ばれる。共振周波数(f)は、
=k*c/L=k*FSR 式(1)
のように数学的に記述され、ただし、kは正の整数、Lは共振器150の(ファイバの屈折率を考慮に入れた)共振器往復光路長であり、cは光速である。
[0014]第1のレーザ106は、時計回り(CW)光126を共振器150のCW方向に伝搬するように発生させる。第1のレーザ106は、本明細書において「CWレーザ106」とも呼ばれる。CW光126は、本明細書において「CW入力光126」とも呼ばれる。第1の位相変調器112は、CW入力光126が共振器150の中に結合される前に、CW入力光126を変調する。第1の位相変調器112から出力されたCW入力光126は、第1の光サーキュレータ114を通過させられて、第1のカプラ151を介してジャイロ共振器150の中に結合する。第1のカプラ151は、(図1に示された)CW方向に第1のレーザ106のCW光126を共振器150の中に結合する。第1の光サーキュレータ114は、第1のレーザ106からのCW入力光126を第1のカプラ151へ向けると共に、第1のカプラ151からのCCW出力光131を第4の検出器115へ向ける。
[0015]第2のレーザ105は、反時計回り(CCW)光125を共振器150のCCW方向に伝搬するように発生させる。第2のレーザ105は、本明細書において「CCWレーザ105」とも呼ばれる。CCW光125は、本明細書において「CCW入力光125」とも呼ばれる。第2の位相変調器111は、CCW入力光125が共振器150の中に結合される前に、CCW入力光125を変調する。第2の位相変調器111から出力されたCCW入力光125は、第2の光サーキュレータ113を通過させられて、第2のカプラ152を介してジャイロ共振器150の中に結合する。第2のカプラ152は、CCW方向に第2のレーザ105のCCW光125を共振器150の中に結合する。第2の光サーキュレータ113は、第2のレーザ105からのCCW入力光125を第2のカプラ152へ向けると共に、第2のカプラ152からのCW出力光130を第3の検出器116へ向ける。
[0016]第1の検出器118は、本明細書においてCW反射信号検出器118とも呼ばれる。第1の検出器118は、第1のカプラ151から伝送されたCW出力光128を受け入れる。第2の検出器119は、本明細書においてCCW反射信号検出器119とも呼ばれる。第2の検出器119は、第2のカプラ152からCCW出力光129を受け入れる。第3の検出器116は、CW伝送信号検出器116とも呼ばれる。第3の検出器119は、第2のカプラ152から第2の光サーキュレータ113を介してCW出力光130を受け入れる。第4の検出器115は、本明細書においてCCW伝送信号検出器115とも呼ばれる。第4の検出器115は、第1のカプラ151から第1の光サーキュレータ114を介してCCW出力光131を受け入れる。
[0017]CW入力光126が第1のカプラ151の中に結合される前に、第1の位相変調器112は、nがゼロまたは正の整数である場合に、以下の第1の変調周波数、すなわち、
=(n+0.5)*FSR 式(2)
でCW入力光126を変調する。第1のSHD変調発生器101は、CW入力光126に適用される位相変調の振幅を制御する信号314を供給するために第1の位相変調器112に通信可能に結合される。第1の位相変調器112の位相変調振幅は、CW光126が共振器150の中に結合される前に、CW光126の光搬送波成分fc,cwを実質的に抑制するように選択される。CW入力光126の位相変調は、図2および図3に示されるように、CW搬送周波数fc,cwを抑制することに加えて、上側側波帯および下側側波帯を発生させる。
[0018]当業者に知られているように、位相変調振幅は、以下の式、すなわち、
E(nω)=J(M)E(inωt) 式(3)
に基づいて変調された出力の搬送波および側波帯の強度を決定し、ただし、第n高調波(搬送波の場合、n=0)の電磁場は、ラジアンを単位にした位相変調振幅Mに対して、ベッセル関数J(M)に比例している。本明細書に記載されたRFOGの実施形態では、変調振幅は、第1のレーザ106と第2のレーザ105の両方についての搬送周波数を実質的に抑制する値を選択するようにMを設定することにより正確に制御される。例えば、M=2.405またはM=5.52であるとき、J(M)=0であり、搬送波強度は、ゼロに等しく、したがって抑制される。他のより大きい値のMは、当業者に知られているように、搬送波強度を抑制する。
[0019]同様に、CCW入力光125が第2のカプラ152の中に結合される前に、第2の位相変調器111は、mがゼロまたは正の整数であると共に式3のnとは異なる場合に、以下の第2の変調周波数、すなわち、
=(m+0.5)*FSR 式(4)
で第2のレーザ光125を変調する。整数nおよびmは、CWおよびCCW光の主要な側波帯の重なりを防ぐように選択される。第2のSHD変調発生器102は、CCW入力光125に適用される位相変調の振幅を制御する信号324を供給するために第2の位相変調器111に通信可能に結合される。第2の位相変調器111の位相変調振幅は、CCW入力光125が共振器150の中に結合される前に、CCW入力光125の光搬送波成分fc,CCWを実質的に抑制するように選択される。CCW入力光125のこの変調は、図2および図3に示されるように、CCW搬送周波数fc,CCWを抑制することに加えて、上側側波帯および下側側波帯をやはり発生させる。
[0020]図2および図3は、2つの異なる変調方式について、共振器150の共振モード300、CW搬送周波数fc,CCW350、CCW搬送周波数fc,CCW360、搬送周波数fc,cw350で変調されたCWの355で全体的に表された上側側波帯および下側側波帯、および搬送周波数fc,CCW350で変調されたCCWの365で全体的に表された上側側波帯および下側側波帯の間の例示的な周波数の関係を示す。共振器150は、図2および図3の第1列に矢印300で示されている多くの共振周波数を有する。隣接した共振モード300は、自由スペクトル領域(FSR)により隔てられている。共振モード300は、本明細書では「共振モード300」とも呼ばれる。
[0021]CWレーザ106が変調されないとき、それは、図2および図3の第2列に示されたたった1つの周波数成分(すなわち、CW搬送周波数fc,cw350)を含む。CCWレーザ105が変調されないとき、それは、図2および図3の第4列に示されたたった1つの周波数成分(すなわち、CCW搬送周波数fc,CCW360)を含む。CW搬送周波数fc,CCW350およびCCW搬送周波数fc,CCW360は、2つの隣接した共振モード301と302の中間にある同じ周波数である。
[0022]変調周波数f=fCW=(n+0.5)FSRがCW入力光126に加えられると共に、変調周波数f=fCCW=(m+0.5)FSRがCCW入力光125に加えられ、ただしn≠mであるとき、(図2および図3の第3列の)CW入力光126の発生した側波帯355は、(図2および図3の第5列の)CCW入力光125の発生した側波帯365と重ならない。図2に示された変調方式では、n=0およびm=6である。図3に示された変調方式では、n=5およびm=6である。
[0023]図2に示された例示的な変調については、SHD変調は、変調周波数fCW=(0.5)FSR(すなわち、n=0)でCW入力ビーム126に加えられて、(0.5)FSRの倍数だけCW搬送周波数fc,cwからずれた周波数である上側側波帯U−1、U−2、およびU−3、ならびに下側側波帯L−1、L−2、およびL−3を生成する。図2の第3列に示されるように、CW搬送周波数fc,cwは、上述のように、加えられた位相変調の振幅によりゼロ(またはほとんどゼロ)へ抑制されてしまっている。
[0024]図2に示された例示的な変調については、SHD変調は、変調周波数fCW=(6.5)FSR(すなわち、m=6)でCCW入力ビーム125に加えられて、(6.5)FSRの倍数だけCCW搬送周波数fc,CCWからずれた周波数である上側側波帯U−11、U−12、およびU−13、ならびに下側側波帯L−11、L−12、およびL−13を生成する。図2の第5列に示されるように、CCW搬送周波数fc,CCWは、上述のように、加えられた位相変調の振幅によりゼロ(またはほとんどゼロ)へ抑制されてしまっている。このように、両方のレーザ搬送周波数は、同じ2つの共振モード(例えば、図2および図3に示された共振モード301および共振モード302)の間でロックされる。レーザ搬送周波数fc,cw=fc,CCWは、(fc,cw=fc,CCWにおける)残りの搬送波電力がCW伝送信号検出器116およびCCW伝送信号検出器115に到達しないように、ファイバコイル150の共振でロックされない。
[0025]上側側波帯U−1、U−2、およびU−3、ならびに下側側波帯L−1、L−2、およびL−3(図2の第3列)はいずれも、上側側波帯U−11、U−12、およびU−13、ならびに下側側波帯L−11、L−12、およびL−13(図2の第5列)のいずれとも重ならない。このように、CW入力光126およびCCW入力光125の重なった搬送周波数成分におけるパワーはなく、CW入力光126とCCW入力光125の間の干渉はない。上側側波帯U−1、U−2、およびU−3、ならびに下側側波帯L−1、L−2、およびL−3は、本明細書においてCW入力光126の主要な側波帯と呼ばれる。上側側波帯U−11、U−12、およびU−13、ならびに下側側波帯L−11、L−32、およびL−13は、本明細書においてCCW入力光125の主要な側波帯と呼ばれる。図2に示された側波帯355および365の多くは、共振器150を通過し、対応する検出器(例えば、第1の検出器118、第2の検出器119、第3の検出器116、および第4の検出器115)に到達する。
[0026]CWレーザ106の側波帯成分の光パワーは、高調波の次数が増加するにつれて素早く減少する。CCW入力光125の第1高調波(第5列の側波帯U−11およびL−11)の周波数において、CW上側側波帯および下側側波帯(図2の第3列)のパワーは、ゼロに近くにすでに減じられており、2つの側波帯の間に無視できる程度の干渉をもたらす。CCW入力ビーム125の第1側波帯(第5列の側波帯U−11およびL−11)とCW入力ビーム126の第13側波帯(図示せず)との重なりが存在することに留意されたい。しかし、CW入力ビーム126の第13側波帯は、無視できる程度である振幅1.6×10−9(すなわち、式3によれば、J13(2.405)=1.6×10−9)を有する。無視できる程度のパワーを含む高次側波帯は、CW入力光およびCCW入力光の主要な側波帯ではなく、搬送波(例えば、350および360)が実質的に抑制される場合に、RFOG10(図1)の性能の劣化を引き起こさない。
[0027]図3に示された例示的な変調については、SHD変調は、変調周波数fCW=(5.5)FSR(すなわち、n=5)でCW入力ビーム126に加えられて、(5.5)FSRの倍数だけCW搬送周波数fc,cwからずれた周波数である上側側波帯U−21、U−22、およびU−23、ならびに下側側波帯L−21、L−22、およびL−23を生成する。図3の第3列に示されるように、CW搬送周波数fc,cwは、上述のように、加えられた位相変調の振幅を適切に選択することによりゼロ(またはほとんどゼロ)へ抑制されてしまっている。
[0028]図3に示された例示的な変調については、SHD変調は、変調周波数fCW=(6.5)FSR(すなわち、m=6)でCCW入力ビーム125に加えられて、(6.5)FSRの倍数だけCCW搬送周波数fc,CCWからずれた周波数である上側側波帯U−31、U−32、およびU−33、ならびに下側側波帯L−31、L−32、およびL−33を生成する。図3の第5列に示されるように、CCW搬送周波数fc,CCWは、上述のように、加えられた位相変調の振幅を適切に選択することによりゼロ(またはほとんどゼロ)へ抑制されてしまっている。
[0029]上側側波帯U−21、U−22、およびU−23、ならびに下側側波帯L−21、L−22、およびL−23(図3の第3列)はいずれも、上側側波帯U−31、U−32、およびU−33、ならびに下側側波帯L−31、L−32、およびL−33(図3の第5列)のいずれとも重ならない。このように、CW入力光126およびCCW入力光125の重なった搬送周波数成分におけるパワーはなく、CW入力光126とCCW入力光125の間の干渉はない。これらの上側側波帯U−21、U−22、およびU−23、ならびに下側側波帯L−21、L−22、およびL−23(図3の第3列)の各々は、上側側波帯U−31、U−32、およびU−33、ならびに下側側波帯L−31、L−32、およびL−33(図3の第5列)の各々から少なくとも1FSRだけずれていることに留意されたい。上側側波帯U−21、U−22、およびU−23、ならびに下側側波帯L−21、L−22、およびL−23は、本明細書においてCW入力光126の主要な側波帯と呼ばれる。上側側波帯U−31、U−32、およびU−33、ならびに下側側波帯L−31、L−32、およびL−33は、本明細書においてCCW入力光125の主要な側波帯と呼ばれる。図3に示された側波帯355および365の多くは、共振器150を通過し、対応する検出器(例えば、第1の検出器118、第2の検出器119、第3の検出器116、および第4の検出器115)に到達する。
[0030]CW光126およびCCW光125は、共通の位相変調周波数(f)および振幅でやはり変調される。本実施形態の一実施では、図1に示されるように、共通位相変調は、ファイバコイル150が巻かれていると共に共通変調信号発生器290が適用される圧電トランスデューサ(PZT)155で発生させられる。共通変調信号発生器290は、圧電トランスデューサ155を駆動してファイバコイル150の長さを周期的に増減させ、CW光126とCCW光125の両方が、ファイバコイル150を通じて伝搬している間に共通に変調されるようになっている。ファイバコイル150の長さLは、共通変調信号発生器290から受信した周期信号291に応じてPZT155により周期的に変調される。当業者に知られているように、圧電トランスデューサ155は、電圧の印加によって膨張または収縮するチタン酸ジルコン酸鉛トランスデューサ155とすることができる。このように、共通変調は、共通位相変調周波数(f)および共通位相振幅でCW光126およびCCW光125に加えられる。共振周波数fで共通変調を行う他の技法も可能であり、その1つは、図4を参照して以下に説明される。
[0031]このように、CW光126およびCCW光125は、それぞれ二重に変調される。(CW入力光126に第1の位相変調器112により与えられると共に、CCW入力光125に第2の位相変調器111により与えられる)二重変調の第1の変調プロセスは、CW光126およびCCW光125によって異なる変調周波数(側波帯)を発生させる。二重変調の第2の変調プロセスは、CW光126とCCW光125の両方により共有された共通変調である。このように、第1のレーザ106および第2のレーザ105は、それらが互いに干渉しないように搬送波電力を実質的に抑制した状態で、一方は時計回り(CW)方向、および他方は反時計回り(CCW)方向について、同じ共振モードにロックされる。
[0032]第1の検出器118は、出力(信号310)を第1のサーボ251に送る。第1のサーボ251は、本明細書において「第1のPound−Drever−Hall(PDH)サーボ251」とも呼ばれる。第2の検出器119は、出力(信号320)を第2のサーボ252に送る。第2のサーボ252は、本明細書において「第2のPound−Drever−Hall(PDH)サーボ252」とも呼ばれる。
[0033]第1の補正サーボ261および第2の補正サーボ262は、それぞれのCW伝送信号検出器116およびCCW伝送信号検出器115からRFOG信号を使用して、それぞれの第1のPDHサーボ251および第2のPDHサーボ252におけるバイアス誤差を補正する。第3の検出器116は、出力(信号316)を第1の補正サーボ261へ送る。第1の補正サーボ261は、調整オフセット信号317を第1のPDHサーボ251へ供給する。信号317は、本明細書において「第1の調整オフセット信号317」とも呼ばれる。第4の検出器115は、出力(信号326)を第2の補正サーボ262へ送る。第2の補正サーボ262は、調整オフセット信号327を第2のPDHサーボ252へ供給する。信号327は、本明細書において「第2の調整オフセット信号327」とも呼ばれる。
[0034]第1のバイアス補正サーボ261は、第3の検出器116から受信した信号316の二重復調に基づいて、第1の調整オフセット信号317を第1のPDHサーボ251に供給する。第3の検出器116から受信した信号316の二重復調は、2*fでの初期復調と、それに続く共通変調周波数fでの復調とを伴う。このように、第1の信号316(CW信号)は、第1のバイアス補正サーボ261で二重復調され、第1の調整オフセット信号317は、第1のPDHサーボ251で第1のバイアス補正サーボ261から受信される。
[0035]第2のバイアス補正サーボ262は、第4の検出器115から受信した信号326の二重復調に基づいて第2の調整オフセット信号327を第2のPDHサーボ252へ供給する。第4の検出器115から受信した信号326の二重復調は、2*fでの初期復調と、それに続く共通変調周波数fでの復調とを伴う。このように、第2の信号326(CCW信号)は、第2のバイアス補正サーボ262で二重復調され、第2の調整オフセット信号327は、第2のPDHサーボ252で第2のバイアス補正サーボ261から受信される。この二重変調および復調プロセスは、RFOGでは、本明細書において側波帯ヘテロダイン検出(SHD)とも呼ばれる。
[0036]第1のPDHサーボ251は、第1の検出器118から受信した周波数f=(n+0.5)*FSRの信号310の復調に対応する第1のレーザの周波数fc,cwを制御する。具体的には、第1のPDHサーボ251は、必要に応じて、第1の検出器118から受信した周波数f=(n+0.5)*FSRの信号の復調に対応する第1のレーザ106の周波数fc,cwの調整を引き起こす信号315を送信することにより第1のレーザの周波数fc,cwを制御する。第2のPDHサーボ252は、第2の検出器119から受信した周波数f=(m+0.5)*FSRの信号320の復調に対応する第2のレーザの周波数fc,CCWを制御する。具体的には、第2のPDHサーボ252は、必要に応じて、第2の検出器119から受信した周波数f=(m+0.5)*FSRの信号320の復調に対応する周波数fc,CCWの調整を引き起こす信号325を送信することにより第2のレーザ周波数fc,CCWを制御する。
[0037]2つのレーザ搬送波fc,cwおよびfc,CCWの周波数の差(fc,cw−fc,CCW)は、ジャイロ回転速度の直接的尺度である。例えば、プロセッサ(図示せず)は、信号315と325の周波数の差を決定して、回転時の2つのレーザ搬送周波数fc,cwおよびfc,CCWの周波数の差を決定する。本実施形態の一実施では、第1のPDHサーボ251は、ジャイロスコープのシステム10の別の部分へ回転速度を示す情報を送信する。本実施形態の別の実施では、第2のPDHサーボ252は、ジャイロスコープのシステム10の別の部分へ回転速度を示す情報も送信する。本実施形態のさらなる別の実施では、第2のPDHサーボ252だけが、ジャイロスコープのシステム10の別の部分へ回転速度を示す情報も送信する。
[0038]図4は、搬送周波数を抑制すると共に側波帯ヘテロダイン検出変調を実施する3レーザRFOG構成の一実施形態のブロック図である。共振型光ファイバジャイロ11は、図10のRFOG10における2つのレーザではない3つのレーザを含む。3つのレーザ構成は、第1のレーザ106および第2のレーザ105を第3のレーザ107に光学的に位相ロックする光位相ロックループ(OPLL)/共通変調器(mod)280を備える。第3のレーザ107は、PDHサーボ253を介してファイバコイル150にロックされる。RFOG11は、(CW方向またはCCW方向に)共振器150の中に結合される前に、第3の変調周波数fで第3のレーザ光127を変調する第3の位相変調器113も備える。
[0039]図1のRFOG10を参照して上述されたように、第1の位相変調振幅は、CW入力光126の搬送波電力を抑制するように設定され、第2の位相変調振幅は、CCW入力光125の搬送波電力を抑制するように設定される。RFOG11、第1の位相変調振幅、第2の位相変調振幅、および第3の位相変調振幅は、図1を参照して上述されたように、入力光127の搬送波電力を抑制するように設定される。
[0040]RFOG11は、以下のように動作する。第3のレーザ107が共振器150にロックされ、OPLL/共通変調器280を介して第1のレーザ106および第2のレーザ105にロックされる。OPLL/共通変調器280は、第3のレーザ107と第1のレーザ106と第2のレーザ105の間の周波数オフセットを決定する。共通位相振幅と共に共通周波数変調fが、OPLL/共通変調器280を通じて加えられ、第3のレーザ107と第1のレーザ106と第2のレーザ105の間の周波数の差が変調されるようになっている。このように、RFOG11は、共通変調が共振器150に加えられるかのように機能する。第1のレーザ106および第2のレーザ105への変調はSHD変調であり、一方、第3のレーザへの変調はPDH変調である。SHD変調は、PDHサーボ253が、第3のレーザ107を共振器150にロックするためにCW反射信号検出器118を使用すると共に、共通変調fcが第3のレーザ107に加えられないという点で、PDH変調とは異なる。第1のレーザ106および第2のレーザ105は、二重変調(すなわち、上記のSHDおよび共通変調)で制御され、一方、第3のレーザ103は、PDHサーボ253およびPDF変調器103により単に制御される。したがって、RFOG11の共通変調は、PTZを介したファイバコイル150の変調によりなされない。
[0041]図4の例示的実施形態では、第3の変調周波数を有する第3のレーザ光127は、CW入力光126と共にCW方向にファイバコイル150の中に結合される。CW入力光126およびCW入力光127は、第1の光サーキュレータ114へ入力される前に、カプラ29で組み合わされる。第3の位相変調器113は、以下の第3の変調周波数、すなわち、
=(p+0.5)*FSR 式(5)
でCW入力光127を変調し、ただし、pはゼロまたは正の整数であり、式2中のnとは異なり、式(4)のmとは異なる。第3の位相変調振幅は、上述のように、入力光127の搬送波電力を抑制するように設定される。
[0042]第3のレーザ107は、本明細書において「OPLL/共通変調器280」とも呼ばれるOPLL280を介して第1のレーザ106および第2のレーザ105に光学的に位相ロックされる。第1の光サーキュレータ114は、第3のレーザ107からの入力光127および第1のレーザ106からのCW入力光126を第1のカプラ151へ向ける。第3の位相変調器113は、第1の光サーキュレータ114を介して共振器105の中に結合される前に、第3の変調周波数fで第3のレーザ107を変調する。OPLL/共通変調器280は、第1のレーザ106、第2のレーザ105、および第3のレーザ107の間の相対周波数を変調するように構成されている。このように、CW光126およびCCW光125は、それぞれ二重に変調される。
[0043]サーボ253(本明細書において「PDHサーボ253」とも呼ばれる)は、CW反射信号検出器118から受信した第3の変調周波数fで復調された信号310に基づいて、第3のレーザ107の周波数を制御する。Pound−Drever−Hallバイアス補正サーボ263は、2*fでの初期復調と、それに続くCW伝送信号検出器116から受信した信号の共通変調周波数fでの復調とに基づいて調整オフセット信号337をサーボ253に供給する。共振追跡バイアス補正サーボ285(すなわち、共振追跡サーボ285)は、2*fでの初期復調と、それに続くCCW伝送信号検出器115から受信した信号336の共通変調周波数fでの復調とに基づいて、第2のレーザ105の周波数を調整するように、オフセット信号335をOPLL/共通変調器280に供給する。
[0044]本実施形態の別の実施では、第3の変調周波数を有する第3のレーザ光127は、CCW入力光125と共にCCW方向にファイバコイル150の中に結合される。この代替の実施形態では、CCW入力光125およびCCW入力光127は、第2の光サーキュレータ113へ入力される前にカプラで組み合わされ、補正サーボは、本文献を読んで理解した当業者に理解可能であるように切り替えられる。
[0045]図5は、共振型光ファイバジャイロにおいて搬送周波数を抑制すると共に側波帯ヘテロダイン検出変調を実施する方法500の一実施形態の流れ図である。方法500は、共振型光ファイバジャイロの同じ2つの共振モードの間のCW入力光およびCCW入力光の搬送周波数をロックし、それにより時計回り(CW)側波帯周波数成分が反時計回り(CCW)側波帯周波数成分からずらされ、搬送波電力が抑制される。本実施形態の一実施では、方法500の方法は、図1に示されたRFOG10を用いて実施される。方法500は、他のRFOG構成を用いて実施できることを理解されたい。
[0046]ブロック502において、第1の位相変調は、nがゼロまたは正の整数である場合に、(n+0.5)の自由スペクトル領域(FSR)倍の周波数でCW入力光に加えられる。第1の位相変調振幅は、図1を参照して上述されたように、CW入力光の搬送波電力を抑制するように設定される。
[0047]ブロック504において、mがゼロまたは正の整数であると共にnとは異なる場合に、(m+0.5)のFSR倍の周波数を用いた第2の位相変調が、CCW入力光に加えられる。第2の位相変調振幅は、図1を参照して上述されたように、CCW入力光の搬送波電力を抑制するように設定される。
[0048]第1の位相変調で変調されたCW入力光は、第1のカプラでCW方向にファイバコイルの中に結合される。第2の位相変調で変調されたCCW入力光は、第2のカプラでCCW方向にファイバコイルの中に結合される。
[0049]ブロック506において、共通変調が、CW入力光およびCCW入力光に加えられる。本実施形態の一実施では、共通周期的変調信号が、共通変調信号発生器から圧電トランスデューサへ供給される。本実施形態の別の実施では、図4を参照して上述されたように、第3のレーザがOPLL/共通変調器と共に使用されて、共通変調を与える。
[0050]第1のカプラからのCW出力光は、第1の検出器で受信される。第2のカプラからのCCW出力光は、第2の検出器で受信される。第2のカプラからのCW出力光は、第3の検出器で受信される。第1のカプラからのCCW出力光は、第4の検出器で受信される。
[0051]第1のレーザからのCW入力光は、第1の光サーキュレータで第1のカプラへ向けられる。第1のカプラからのCCW出力光は、第1の光サーキュレータで第4の検出器へ向けられる。第2のレーザからのCCW入力光は、第2の光サーキュレータで第2のカプラへ向けられる。第2のカプラからのCW出力光は、第2の光サーキュレータで第3の検出器へ向けられる。
[0052]ブロック508において、第1のレーザの周波数は、第1の検出器から第1のサーボへ入力される周波数f=(n+0.5)*FSRでの信号の復調に基づいて制御される。ブロック510において、第2のレーザの周波数は、第2の検出器から第2のサーボへ入力される周波数f=(m+0.5)*FSRでの信号の復調に基づいて制御される。
[0053]ブロック512において、調整オフセット信号は、2*fでの初期復調と、それに続く第1のバイアス補正サーボで第3の検出器から受信した信号の共通変調周波数fでの復調とに基づいて、第1のサーボへ供給される。
[0054]ブロック514において、調整オフセット信号は、2*fでの初期復調と、それに続く第2のバイアス補正サーボで第4の検出器から受信した信号の共通変調周波数fでの復調とに基づいて、第2のサーボに供給される。
[0055]ブロック516において、回転速度は、当業者により理解されるように、第1のレーザの第1の搬送周波数と第2のレーザの第2の搬送周波数との間の周波数の差に基づいて決定される。
[0056]例による実施形態
[0057]実施例1は、共振器を形成するファイバコイルと、時計回り(CW)入力光をファイバコイルのCW方向に伝搬するように発生させる第1のレーザと、反時計回り(CCW)入力光をファイバコイルのCCW方向に伝搬するように発生させる第2のレーザと、nがゼロまたは正の整数である場合にCW方向にファイバコイルの中に結合される前に第1の変調周波数f=(n+0.5)*FSRでCW入力光を変調する第1の位相変調器であって、第1の変調器の位相変調振幅が、ファイバコイルの中に結合される前にCW入力光の光搬送波成分を実質的に抑制するように選択される第1の位相変調器と、mがゼロまたは正の整数であると共にnとは異なる場合にCCW方向にファイバコイルの中に結合される前に第2の変調周波数f2=(m+0.5)*FSRでCCW入力光を変調する第2の位相変調器であって、nおよびmは、CW入力光およびCCW入力光の主要な側波帯の重なりを防ぐように選択され、第2の変調器の位相変調振幅は、ファイバコイルの中に結合される前にCCW入力光の光搬送波成分を実質的に抑制するように選択される第2の位相変調器と、共通位相変調周波数および共通位相振幅でCW入力光およびCCW入力光を変調するように構成される共通位相変調器とを備えた共振型光ファイバジャイロ(RFOG)を含む。
[0058]実施例2は、CW入力光に適用される位相変調の振幅を制御する信号を供給するために第1の位相変調器に通信可能に結合された第1の側波帯ヘテロダイン検出変調器と、CCW入力光に適用される位相変調の振幅を制御する信号を供給するために第2の位相変調器に通信可能に結合された第2の側波帯ヘテロダイン検出変調器とをさらに備えた実施例1の共振型光ファイバジャイロを含む。
[0059]実施例3は、CW方向にCW入力光をファイバコイルの中に結合する第1のカプラと、CCW方向にCCW入力光をファイバコイルの中に結合する第2のカプラとをさらに備えた実施例2の共振型光ファイバジャイロを含む。
[0060]実施例4は、第1のカプラからCW出力光を受信する第1の検出器と、第2のカプラからCCW出力光を受信する第2の検出器と、第2のカプラからCW出力光を受信する第3の検出器と、第1のカプラからCCW出力光を受信する第4の検出器とをさらに備えた実施例3の共振型光ファイバジャイロを含む。
[0061]実施例5は、第1のレーザから第1のカプラへCW入力光を向けると共に第1のカプラから第4の検出器へCCW出力光を向ける第1の光サーキュレータと、第2のレーザから第2のカプラへCCW入力光を向けると共に第2のカプラから第3の検出器へCW出力光を向ける第2の光サーキュレータとをさらに備えた実施例4の共振型光ファイバジャイロを含む。
[0062]実施例6は、第1の検出器から第1のサーボへ入力される周波数f=(n+0.5)*FSRでの信号の復調に基づいて第1のレーザの周波数を制御するように構成された第1のサーボと、第2の検出器から第2のサーボへ入力される周波数f2=(m+0.5)*FSRでの信号の復調に基づいて第2のレーザの周波数を制御するように構成された第2のサーボとをさらに備えた実施例4または5の共振型光ファイバジャイロを含む。
[0063]実施例7は、2*fでの初期復調と、それに続く第3の検出器から受信した信号の共通変調周波数での復調とに基づいて、調整オフセット信号を第1のPDHサーボへ供給する第1のバイアス補正サーボと、2*fでの初期復調と、それに続く第4の検出器から受信した信号の共通変調周波数での復調とに基づいて、調整オフセット信号を第2のPDHサーボへ供給する第2のバイアス補正サーボとをさらに備えた実施例6の共振型光ファイバジャイロを含む。
[0064]実施例8は、共通位相変調器が、ファイバコイルが巻かれている圧電トランスデューサ(PZT)と、周期的変調信号を圧電トランスデューサへ供給するように構成された共通変調信号発生器とを備え、ファイバコイルの長さが、周期信号に応じて周期的に増減される、実施例7の共振型光ファイバジャイロを含む。
[0065]実施例9は、ファイバコイル中を伝搬するように光を発生させる第3のレーザであって、第1のカプラが第3のレーザからファイバコイルへ光を結合する第3のレーザと、(p+0.5)のFSR倍の第3の変調周波数f3を用いて第3のレーザにより発生した第3のレーザ光を変調する第3の位相変調器であって、ただし、pはゼロまたは正の整数であり、nとは異なり、mとは異なり、n,mおよびpはCW入力光およびCCW入力光の主要な側波帯の重なりを防ぐように選択され、第2の位相変調振幅は、ファイバコイルの中に結合される前に第3のレーザ光の搬送波電力を抑制するように設定され、第3の変調器の位相変調振幅は、ファイバコイルの中に結合される前に、第3のレーザ光の光搬送波成分を実質的に抑制するように選択される第3の位相変調器と、第1のレーザおよび第2のレーザを第3のレーザに光学的に位相ロックすると共に、第1のレーザ、第2のレーザ、および第3のレーザの間の相対周波数を変調するように構成された光位相ロックループ/共通変調器とをさらに備えた実施例4〜8のいずれか1つの共振型光ファイバジャイロを含む。
[0066]実施例10は、第1の検出器からPound−Hall−Dreverサーボへ入力される周波数f3=(p+0.5)*FSRでの信号の復調に基づいて第3のレーザの周波数を制御するPound−Hall−Dreverサーボと、2*fでの初期復調と、それに続く第3の検出器から受信した信号の共通変調周波数での復調とに基づいて、調整オフセット信号をPound−Hall−Dreverサーボへ供給するPound−Hall−Dreverバイアス補正サーボと、2*f2での初期復調と、それに続く第4の検出器から受信した信号の共通変調周波数での復調とに基づいて、第2のレーザの周波数を調整するようにオフセット信号を光位相ロックループへ供給する共振追跡バイアス補正サーボとをさらに備えた実施例9の共振型光ファイバジャイロを含む。
[0067]実施例11は、共振型光ファイバジャイロにおいて搬送周波数を抑制すると共に側波帯ヘテロダイン検出変調を実施するように時計回り(CW)入力光および反時計回り(CCW)入力光をロックする方法であって、nがゼロまたは正の整数である場合に、(n+0.5)の自由スペクトル領域(FSR)倍の周波数でCW入力光に第1の位相変調を加えるステップであって、第1の位相変調振幅がCW入力光の搬送波電力を抑制するように設定される第1の位相変調を加えるステップと、mがゼロまたは正の整数であると共にnとは異なる場合に、(m+0.5)のFSR倍の周波数でCCW入力光に第2の位相変調を加えるステップであって、第2の位相変調振幅が、CCW入力光の搬送波電力を抑制するように設定され、nおよびmは、CW入力光およびCCW入力光の主要な側波帯の重なりを防ぐように選択される第2の位相変調を加えるステップと、CW入力光およびCCW入力光に共通変調を加えるステップとを含む。
[0068]実施例12は、第1のカプラでCW方向に第1の位相変調で変調されたCW入力光をファイバコイルの中に結合するステップと、第2のカプラでCCW方向に第2の位相変調で変調されたCCW入力光をファイバコイルの中に結合するステップとをさらに含み、CW入力光およびCCW入力光に共通変調を加えるステップが、共通周期的変調信号を共通変調信号発生器から圧電トランスデューサへ供給するステップをさらに含んだ11の方法を含む。
[0069]実施例13は、第1のカプラからのCW出力光を第1の検出器で受信するステップと、第2のカプラからのCCW出力光を第2の検出器で受信するステップと、第2のカプラからのCW出力光を第3の検出器で受信するステップと、第1のカプラからのCCW出力光を第4の検出器で受信するステップとをさらに含んだ実施例12の方法を含む。
[0070]実施例14は、第1の光サーキュレータで第1のレーザからのCW入力光を第1のカプラへ向けるステップと、第1の光サーキュレータで第1のカプラからのCCW出力光を第4の検出器へ向けるステップと、第2の光サーキュレータで第2のレーザからのCCW入力光を第2のカプラへ向けるステップと、第2の光サーキュレータで第2のカプラからのCW出力光を第3の検出器へ向けるステップとをさらに含んだ実施例13の方法を含む。
[0071]実施例15は、第1の検出器から第1のサーボへ入力される周波数f=(n+0.5)*FSRでの信号の復調に基づいて第1のレーザの周波数を制御するステップと、第2の検出器から第2のサーボへ入力される周波数f2=(m+0.5)*FSRでの信号の復調に基づいて第2のレーザの周波数を制御するステップとをさらに含んだ実施例13または14の方法を含む。
[0072]実施例16は、2*fでの初期復調と、それに続く第1のバイアス補正サーボで第3の検出器から受信した信号の共通変調周波数での復調とに基づいて調整オフセット信号を第1のサーボへ供給するステップと、2*f2での初期復調と、それに続く第2のバイアス補正サーボで第4の検出器から受信した信号の共通変調周波数での復調とに基づいて、調整オフセット信号を第2のサーボに供給するステップとをさらに含んだ実施例15の方法を含む。
[0073]実施例17は、nがゼロまたは正の整数である場合に、(p+0.5)の自由スペクトル領域(FSR)倍の周波数で第3のレーザにより発生した第3の入力光に第3の位相変調を加えるステップであって、第1の位相変調振幅が、CW入力光の搬送波電力を抑制するように設定される第3の位相変調を加えるステップと、光位相ロックループ/共通変調器を介して第1のレーザおよび第2のレーザに第3のレーザを光学的に位相ロックするステップと、光位相ロックループ/共通変調器で第1のレーザ、第2のレーザ、および第3のレーザの間の相対周波数を変調するステップと、Pound−Hall−Dreverサーボでの第3の変調周波数で復調された信号に基づいて第3のレーザの周波数を制御するステップと、Pound−Hall−Dreverバイアス補正サーボからPound−Hall−Dreverサーボへ調整オフセット信号を供給するステップであって、上記調整信号が、2*fでの初期復調と、それに続く第3の検出器から受信した信号の共通変調周波数での復調とに基づいている調整オフセット信号を供給するステップと、2*fでの初期復調と、それに続く第4の検出器から受信した信号の共通変調周波数での復調とに基づいて、第2のレーザの周波数を調整するようにオフセット信号を共振追跡バイアス補正サーボから光位相ロックループへ供給するステップとをさらに含んだ実施例11〜16のいずれか1つの方法を含む。
[0074]実施例18は、第1のレーザの第1の搬送周波数と第2のレーザの第2の搬送周波数との間の周波数の差に基づいて回転速度を決定するステップとをさらに含んだ11の方法を含む。
[0075]実施例19は、CW入力光の搬送波電力を抑制するように設定される第1の位相変調振幅、およびnがゼロまたは正の整数である場合に(n+0.5)の自由スペクトル領域(FSR)倍の第1の周波数で時計回り(CW)入力光に第1の位相変調を加える手段と、mがゼロまたは正の整数であると共にnとは異なる場合に、CCW入力光の搬送波電力を抑制するように設定される第2の位相変調振幅、および(m+0.5)のFSR倍の第2の周波数で反時計回り(CCW)入力光に第2の位相変調を加える手段であって、mおよびnの値がCW入力光およびCCW入力光の主要な側波帯の重なりを防ぐように選択される第2の位相変調を加える手段と、CW入力光およびCCW入力光に共通変調を加える手段と、第1の信号を二重復調する手段と、第2の信号を二重復調する手段と、第1の搬送周波数と第2の搬送周波数の間の周波数の差に基づいて回転速度を決定する手段を含む、ジャイロスコープの回転速度を検出するシステムを含む。
[0076]実施例20は、第1の信号を二重復調する手段から第1の調整オフセット信号を受信する手段と、第2の信号を二重復調する手段から第2の調整オフセット信号を受信する手段とをさらに含んだ実施例19のシステムを含む。
[0077]特定の実施形態を本明細書に図示および記載してきたが、同じ目的を達成するために計算された任意の構成が図示した特定の実施形態の代わりに用いられてもよいことが当業者により理解されよう。したがって、本発明は、特許請求の範囲およびその均等物によってのみ限定されることが明らかに意図される。
10 ジャイロスコープのシステム、RFOG
11 共振型光ファイバジャイロ、RFOG
29 カプラ
101 第1の側波帯ヘテロダイン検出(SHD)変調発生器
102 第2の側波帯ヘテロダイン検出(SHD)変調発生器
103 第3のレーザ、PDF変調器
105 第2のレーザ、CCWレーザ、共振器
106 第1のレーザ、CWレーザ
107 第3のレーザ
111 第2の位相変調器
112 第1の位相変調器
113 第2の光サーキュレータ、第3の位相変調器
114 第1の光サーキュレータ
115 第4の検出器、CCW伝送信号検出器
116 第3の検出器、CW伝送信号検出器
118 第1の検出器、CW反射信号検出器
119 第2の検出器
125 反時計回り(CCW)光、CCW入力光、第2のレーザ光、CCW入力ビーム
126 時計回り(CW)光、CW入力光、CW入力ビーム
127 第3のレーザ光、入力光、CW入力光
128 CW出力光
129 CCW出力光
130 CW出力光
131 CCW出力光
150 ファイバコイル、共振器、ジャイロ共振器
151 第1のカプラ
152 第2のカプラ
155 圧電トランスデューサ(PZT)、チタン酸ジルコン酸鉛トランスデューサ
200 共振モード
251 第1のサーボ、第1のPound−Drever−Hall(PDH)サーボ
252 第2のサーボ、第2のPound−Drever−Hall(PDH)サーボ
253 PDHサーボ、サーボ
261 第1のバイアス補正サーボ、第1の補正サーボ
262 第2のバイアス補正サーボ、第2の補正サーボ
263 Pound−Drever−Hallバイアス補正サーボ
280 光位相ロックループ(OPLL)/共通変調器(mod)、OPLL
285 共振追跡バイアス補正サーボ、共振追跡サーボ
290 共通変調信号発生器
291 周期信号
300 隣接した共振モード、共振モード
301 共振モード
302 共振モード
310 信号
314 信号
315 信号
316 信号、第1の信号
317 信号、調整オフセット信号、第1の調整オフセット信号
320 信号
324 信号
325 信号
326 信号、第2の信号
327 信号、調整オフセット信号、第2の調整オフセット信号
335 オフセット信号
336 信号
337 調整オフセット信号
350 CW搬送周波数(fc,CCW
355 発生した側波帯
360 CCW搬送周波数(fc,CCW
500 方法
365 発生した側波帯

Claims (3)

  1. 共振型光ファイバジャイロ(RFOG)であって、
    共振器を形成するファイバコイルと、
    時計回り(CW)入力光を前記ファイバコイルの前記CW方向に伝搬するように発生させる第1のレーザと、
    反時計回り(CCW)入力光を前記ファイバコイルの前記CCW方向に伝搬するように発生させる第2のレーザと、
    nがゼロまたは正の整数である場合に、前記CW方向に前記ファイバコイルの中に結合される前に第1の変調周波数f=(n+0.5)*FSRで前記CW入力光を変調する第1の位相変調器であって、前記第1の変調器の位相変調振幅が、前記ファイバコイルの中に結合される前に前記CW入力光の光搬送波成分を実質的に抑制するように選択される第1の位相変調器と、
    mがゼロまたは正の整数であると共にnとは異なる場合に、前記CCW方向に前記ファイバコイルの中に結合される前に第2の変調周波数f=(m+0.5)*FSRで前記CCW入力光を変調する第2の位相変調器であって、nおよびmは、前記CW入力光および前記CCW入力光の主要な側波帯の重なりを防ぐように選択され、前記第2の変調器の位相変調振幅は、前記ファイバコイルの中に結合される前に前記CCW入力光の光搬送波成分を実質的に抑制するように選択される第2の位相変調器と、
    共通位相変調周波数および共通位相振幅で前記CW入力光および前記CCW入力光を変調するように構成されている共通位相変調器と、
    前記CW入力光に適用される前記位相変調の振幅を制御する信号を供給するために前記第1の位相変調器に通信可能に結合された第1の側波帯ヘテロダイン検出変調器と、
    前記CCW入力光に適用される前記位相変調の前記振幅を制御する信号を供給するために前記第2の位相変調器に通信可能に結合された第2の側波帯ヘテロダイン検出変調器と
    を備えた共振型光ファイバジャイロ(RFOG)。
  2. 前記CW方向に前記CW入力光を前記ファイバコイルの中に結合する第1のカプラと、
    前記CCW方向にCCW入力光を前記ファイバコイルの中に結合する第2のカプラと、
    前記第1のカプラからCW出力光を受信する第1の検出器と、
    前記第2のカプラからCCW出力光を受信する第2の検出器と、
    前記第2のカプラからCW出力光を受信する第3の検出器と、
    前記第1のカプラからCCW出力光を受信する第4の検出器と、
    第1のサーボであって、前記第1の検出器から前記第1のサーボへ入力される周波数f=(n+0.5)*FSRでの信号の復調に基づいて前記第1のレーザの周波数を制御するように構成された第1のサーボと、
    第2のサーボであって、前記第2の検出器から前記第2のサーボへ入力される周波数f=(m+0.5)*FSRでの信号の復調に基づいて前記第2のレーザの周波数を制御するように構成された第2のサーボと、
    2*fでの初期復調と、それに続く前記第3の検出器から受信した信号の共通変調周波数での復調とに基づいて、調整(adjustment)オフセット信号を前記第1のPDHサーボへ供給する第1のバイアス補正サーボと、
    2*fでの初期復調と、それに続く前記第4の検出器から受信した前記信号の前記共通変調周波数での復調とに基づいて、調整オフセット信号を前記第2のPDHサーボへ供給する第2のバイアス補正サーボと
    をさらに備えた請求項1に記載の共振型光ファイバジャイロ。
  3. 共振型光ファイバジャイロにおいて搬送周波数を抑制すると共に側波帯ヘテロダイン検出変調を実施するように時計回り(CW)入力光および反時計回り(CCW)入力光をロックする方法であって、
    nがゼロまたは正の整数である場合に、自由スペクトル領域(FSR)の(n+0.5)倍の周波数でCW入力光に第1の位相変調を加えるステップであって、前記第1の位相変調振幅が前記CW入力光の搬送波電力を抑制するように設定される第1の位相変調を加えるステップと、
    mがゼロまたは正の整数であると共にnとは異なる場合に、前記FSRの(m+0.5)倍の周波数でCCW入力光に第2の位相変調を加えるステップであって、前記第2の位相変調振幅が、前記CCW入力光の搬送波電力を抑制するように設定され、nおよびmは、前記CW入力光および前記CCW入力光の主要な側波帯の重なりを防ぐように選択される第2の位相変調を加えるステップと、
    第1のカプラで前記CW方向に前記第1の位相変調で変調された前記CW入力光をファイバコイルの中に結合するステップと、
    第2のカプラで前記CCW方向に前記第2の位相変調で変調された前記CCW入力光を前記ファイバコイルの中に結合するステップと、
    前記CW入力光および前記CCW入力光に共通(common)変調を加えるステップと、
    第1の検出器から第1のサーボへ入力される周波数f=(n+0.5)*FSRでの信号の復調に基づいて第1のレーザの周波数を制御するステップと、
    第2の検出器から第2のサーボへ入力される周波数f=(m+0.5)*FSRでの信号の復調に基づいて第2のレーザの周波数を制御するステップと、
    2*fでの初期復調と、それに続く第1のバイアス補正サーボで第3の検出器から受信した前記信号の共通変調周波数での復調とに基づいて第1のサーボに調整オフセット信号を供給するステップと、
    2*fでの初期復調と、それに続く第2のバイアス補正サーボで第4の検出器から受信した前記信号の前記共通変調周波数での復調とに基づいて第2のサーボに調整オフセット信号を供給するステップと
    を含む方法。
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