JP2015213938A - 抵抗溶接法 - Google Patents

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勲 浅田
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Abstract

【課題】凸設部を介在する抵抗溶接において、凸設部以外での金属片同士の接触を防ぐ抵抗溶接法を提供する。【解決手段】本願の抵抗溶接法によれば、凸設部7を有する第1金属片8と凸設部7の接触する接触面部10を有する第2金属片9とを、凸設部7を接触面部10に押圧するように一対の電極13により狭持してこの電極13間に電流を流すことにより溶接する。そして、一対の電極13に狭持される際に、凸設部7以外の第1金属片8に第2金属片9が接触することを防止する絶縁物15を第1金属片8と第2金属片9の間に設ける。これにより、第1金属片8および第2金属片9は一対の電極13によって狭持される際にも凸設部7以外で第1金属片8と第2金属片9は接触することがない。このため、凸設部7を介在する抵抗溶接において、凸設部7以外での金属片8、9同士の接触を防ぐ抵抗溶接法を提供できる。【選択図】図2

Description

本発明は、異なる金属片を一対の電極により狭持してこの電極間に電流を流すことにより金属片同士を溶接する抵抗溶接法に関する。
従来から、金属片等に凸設部を設け、この凸設部を別の金属片等に押圧させるとともに一対の電極により狭持させ、この電極間に電流を流すことでそれぞれの金属片等を溶接する抵抗溶接法が周知となっている(例えば、特許文献1参照。)。
なお、凸設部は電極の位置決め、狭持の際の所定押圧力確保等のために設けられている。
しかし、金属片等に凸設部が設けられていると、図3に示すように一対の電極によって狭持される際に金属片が凸設部に沿って変形し、凸設部以外の部位で金属片同士が接触してしまう虞があった。この場合、凸設部以外にも電流が流れ、凸設部におけるジュール熱の発生が不十分となり、溶接不良となってしまう。
特許第2874991号公報
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、凸設部を介在する抵抗溶接において、凸設部以外での金属片同士の接触を防ぐ抵抗溶接法を提供することにある。
本願発明の抵抗溶接法によれば、凸設部を有する第1金属片と凸設部の接触する接触面部を有する第2金属片とを、凸設部を接触面部に押圧するように一対の電極により狭持してこの電極間に電流を流すことにより溶接する。
そして、一対の電極に狭持される際に、凸設部以外の第1金属片に第2金属片が接触することを防止する絶縁物を第1金属片と第2金属片の間に設ける。
これにより、第1金属片および第2金属片は一対の電極によって狭持される際にも凸設部以外で第1金属片と第2金属片は接触することがない。
このため、凸設部を介在する抵抗溶接において、凸設部以外での金属片同士の接触を防ぐ抵抗溶接法を提供できる。
本発明の一実施形態に係るインジェクタの説明図である(実施例1)。 要部拡大図である(実施例1、2、3)。 要部拡大図である(従来例)。
以下、発明を実施するための形態を実施例に基づいて説明する。
〔実施例1〕
実施例1に係るインジェクタについて図1を用いて説明する。ここで、図1(a)はインジェクタの全体図、図1(b)はコネクタ拡大図、図1(c)は要部拡大図となっている。
図1(a)に示すようにインジェクタ1は、ボディ2にコモンレール(図示せず。)から供給される高圧燃料が流れる高圧燃料流路が形成されており、高圧燃料がボディ2の先端に設けられたノズル3から内燃機関(図示せず。)の気筒内に噴射される周知の構成となっている。
そして、ボディ2の後端部にはインジェクタ1の外部に圧力センサ4によって取得された高圧燃料流路の燃料圧に係るセンサ信号を取り出す端子(図示せず。)を有するコネクタ5が設けられている。
ここで、コネクタ5は、図1(b)、(c)に示すように、上述のセンサ信号を取り出す端子の一部であり凸設部7を有する金属片(以下、第1金属片8と呼ぶ。)を外部に露出させた樹脂成型品である。
そして、第1金属片8は圧力センサ4の端子(以下、第2金属片9と呼ぶ。)と凸設部7において接続している。
そして、コネクタ5は、第1金属片8と第2金属片9が接続された状態で圧力センサ4をボディ2の所定の位置に配置して樹脂モールドされ、ボディ2に一体化され、ボディ2の後端部に固定される。
なお、第1金属片8と第2金属片9との接続は、断線時に燃料噴射以上を起こす虞があるため、車両の振動、冷熱による収縮膨張等の過酷な状況に耐え得る必要があり強固なものである必要がある。
また、圧力センサ4は、高圧燃料流路の燃料圧に応じて抵抗値が変化するセンサチップ、センサチップの抵抗値変化に基づいて燃料圧に応じてセンサ信号を出力する信号処理回路用IC等を備える周知の構成であり、第1金属片8を介してコネクタ5の端子からセンサ信号が出力される。
ここで、第1金属片8と第2金属片9の接続方法である抵抗溶接法について、図2(a)を用いて説明する。
この抵抗溶接法によれば、凸設部7を有する第1金属片8と凸設部7の接触する接触面部10を有する第2金属片9とを、凸設部7を接触面部10に押圧するように一対の電極13により狭持してこの電極13間に電流を流すことにより溶接する。
そして、一対の電極13に狭持される際に、凸設部7以外の第1金属片8に第2金属片9が接触することを防止する絶縁物15を第1金属片8と第2金属片9の間に設ける。
より具体的には、絶縁物15は、第1金属片8の根元に設けられている樹脂製の筒状体である。
〔実施例1の効果〕
実施例1の抵抗溶接法によれば、凸設部7を有する第1金属片8と凸設部7の接触する接触面部10を有する第2金属片9とを、凸設部7を接触面部10に押圧するように一対の電極13により狭持してこの電極13間に電流を流すことにより溶接する。
そして、一対の電極13に狭持される際に、凸設部7以外の第1金属片8に第2金属片9が接触することを防止する絶縁物15を第1金属片8と第2金属片9の間に設ける。
また、絶縁物15は、第1金属片8の根元に設けられている。
これにより、第1金属片8および第2金属片9は一対の電極13によって狭持される際に凸設部7に沿って変形しても絶縁物15に当接するだけで、凸設部7以外で第1金属片8と第2金属片9は接触することがない。
このため、凸設部7を介在する抵抗溶接において、凸設部7以外での金属片同士の接触を防ぐ抵抗溶接法を提供できる。
〔実施例2〕
実施例2について図2(b)を用いて説明する。
実施例2の抵抗溶接法によれば、一対の電極13に狭持される際に、凸設部7以外の第1金属片8に第2金属片9が接触することを防止する絶縁物15を第1金属片8と第2金属片9の間に設ける。
ここで、絶縁物15は、第2金属片9の先端部に設けられている。
これにより、実施例1と同様の効果を得ることができる。
なお、この場合、例えば、第2金属片の先端部を溶融樹脂内に短時間浸し取り出して冷却するだけで容易に絶縁部15を形成することができる。
〔実施例3〕
実施例3について図2(c)を用いて説明する。
実施例3の抵抗溶接法によれば、一対の電極13に狭持される際に、凸設部7以外の第1金属片8に第2金属片9が接触することを防止する絶縁物15を第1金属片8と第2金属片9の間に設ける。
ここで、第1金属片8は一部が外部に露出するように樹脂に埋め込まれているものであり、この樹脂の一部が絶縁物15となっている。
これにより、実施例1と同様の効果を得ることができる。
なお、この場合、樹脂成型品であるコネクタ5を形成する際に第1金属片8の根元を樹脂で覆うことにより一体的に絶縁部15を形成することができ、絶縁部15を別途に作製する手間を省くことができる。
[変形例]
本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形例を考えることができる。
例えば、実施例1〜3によれば、絶縁物15は第1金属片8または第2金属片9のいずれかに設けられていたが、この態様に拘るものではなく、例えば、板状の絶縁物15を第1金属片8と第2金属片9との間に挿入する構成としてもよい。
7 凸設部 8 第1金属片 9 第2金属片 10 接触面部 13 電極
15 絶縁物

Claims (4)

  1. 凸設部(7)を有する第1金属片(8)と前記凸設部(7)の接触する接触面部(10)を有する第2金属片(9)とを、前記凸設部(7)を前記接触面部(10)に押圧するように一対の電極(13)により狭持してこの電極(13)間に電流を流すことにより溶接する抵抗溶接法において、
    前記一対の電極(13)に狭持される際に、前記凸設部(7)以外の前記第1金属片(8)に前記第2金属片(9)が接触することを防止する絶縁物(15)を前記第1金属片(8)と前記第2金属片(9)の間に設けることを特徴とする抵抗溶接法。
  2. 請求項1に記載の抵抗溶接法において、
    前記絶縁物(15)は前記第1金属片(8)に設けられていることを特徴とする抵抗溶接法。
  3. 請求項1に記載の抵抗溶接法において、
    前記絶縁物(15)は前記第2金属片(9)に設けられていることを特徴とする抵抗溶接法。
  4. 請求項2に記載の抵抗溶接法において、
    前記第1金属片(8)は一部が外部に露出するように樹脂に埋め込まれているものであり、
    この樹脂の一部が前記絶縁物(15)となることを特徴とする抵抗溶接法。



























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