JP2015213768A - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015213768A JP2015213768A JP2015129596A JP2015129596A JP2015213768A JP 2015213768 A JP2015213768 A JP 2015213768A JP 2015129596 A JP2015129596 A JP 2015129596A JP 2015129596 A JP2015129596 A JP 2015129596A JP 2015213768 A JP2015213768 A JP 2015213768A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insertion hole
- end side
- inserted member
- rotation
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 474
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 474
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 148
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 428
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 263
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 14
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 52
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 42
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 29
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 21
- 239000000463 material Substances 0.000 description 16
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 15
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 14
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 14
- 238000003860 storage Methods 0.000 description 14
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 12
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 12
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 11
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 11
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 11
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 11
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 230000008034 disappearance Effects 0.000 description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 6
- 210000000282 nail Anatomy 0.000 description 6
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 5
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 5
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 3
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 3
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 3
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 238000006748 scratching Methods 0.000 description 2
- 230000002393 scratching effect Effects 0.000 description 2
- 230000037330 wrinkle prevention Effects 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 239000010813 municipal solid waste Substances 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 210000004906 toe nail Anatomy 0.000 description 1
- 230000000007 visual effect Effects 0.000 description 1
- 230000002087 whitening effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
Abstract
Description
御装置(基板ボックス)を不正に取り外すことができないように固定ピン(固定部材)で
固定する固定手段を備えたスロットマシン等の遊技機に関する。
御する重要部品であり、不正な改造を防ぐために基板ボックス内に封入された状態で遊技
機の筐体内に収容されている。
筐体内に着脱自在に保持されており、作業時など、必要に応じて台座装置から取り外すこ
とができるようになっている。
イド移動させた場合に基板ボックスを保持し、スライド方向他方側にスライド移動させた
場合に基板ボックスを取り外すことができる構成を有している。
と裏側を視認して制御基板に不正改造が行われているか等を外観から確認できるように、
基板ボックスを筐体内で回動可能に保持する構成を有している。
認可能な位置である収容位置から、基板ボックスの一方側を軸として他方側を背板から離
間させ制御基板の裏側を視認可能な位置である回動位置に、回動させることができる。
。そして、台座装置から不正に取り外されて制御基板が筐体外に持ち出されたり、不正な
制御基板と交換されたり、制御基板に不正改造が行われたりするのを防止するために、固
定手段によって台座装置に固定されている。
部材は、台座装置に分離可能に設けられており、スライド方向に直交する方向で且つ基板
ボックス側から台座装置側に向かって延在して底部が閉塞された第1挿入穴を有している
。
置に保持された状態で第1被挿入部材の第1挿入孔に連通する第2挿入孔が穿設されてい
る。第2挿入孔は、基板ボックスのスライド方向に直交する方向に延在して第2被挿入部
材を貫通している。
端側部分が第2挿入孔内に挿入されて、台座装置に対する基板ボックスのスライド移動を
規制し、基板ボックスを台座装置に固定する構成を有する。
部分が台座装置の第1挿入孔に挿入され且つ固定ピンの基端側部分が基板ボックスの第2
挿入孔に挿入された場合に、固定ピンが抜脱方向に移動されないように第2被挿入部材に
係止され、台座装置によって外部から覆い隠されるようになっている。
止されるが、先端側部分は連通孔に挿入されているだけであって台座装置に係止されては
いない。したがって、基板ボックスと台座装置をスライド方向に直交する方向でかつ互い
に離反する方向に付勢して基板ボックスと台座装置の間に隙間を生じさせることができ、
かかる隙間から不正に係止爪の解除操作が行われることが懸念され、基板ボックスへの係
止を不正に解除して固定ピンを抜き取り、基板ボックスが台座装置から不正に取り外され
るおそれがある。
側係止爪1002を設けて、固定ピン1001を台座装置1010の第1被挿入部材10
11に係止させる固定手段1000の構成を説明するものである。
入部材1011には、基板ボックス1020のスライド方向に直交する方向で且つ基板ボ
ックス1020側から台座装置1010側に向かって延在して底部が閉塞された第1挿入
孔1012が穿設されている。第1挿入孔1012は、入口側1012aと底部側101
2bとの間で段差を介して底部側1012bが拡大されており、固定ピン1001の先端
側係止爪1002が係止されるようになっている。
挿入部材1021を貫通し、先端側部分が第1挿入孔1012に挿入される軸方向長さを
有しており、先端側部分には先端側係止爪1002が設けられている。先端側係止爪10
02は、第1挿入孔1012の底部側1012bにて入口側1012aよりも第1挿入孔
1012の径方向外側に突出して第1被挿入部材1011に係止され、固定ピン1001
が抜脱方向に移動されるのを規制する構成を有する。
部材1011に係止される。したがって、第1被挿入部材1011の外部から先端側係止
爪1002に対して係止を解除する操作を行うことはできず、固定ピン1001が不正に
抜き取られて基板ボックス1020が台座装置1010から不正に取り外されるのを防ぐ
ことができる。
2bが入口側1012aよりも段差を介して拡大された形状を有している。したがって、
台座装置1010を射出成形する成形型の型抜きが困難で、成形型が複雑な構成を有する
という課題を有する。
れた状態では外部から覆い隠されており、第1被挿入部材1011を台座装置1010か
ら分離した後も引き続き覆い隠される。したがって、先端側係止爪1002に対して外部
から直接触れて係止を解除する解除操作を行うことができない。
態で第1被挿入部材1011から取り外すためには、第1被挿入部材1011を破壊する
必要があり、第1被挿入部材1011を破壊する際に、固定ピン1001まで破壊してし
まうおそれがあった。したがって、固定ピン1001を再使用が可能な状態で第1被挿入
部材1011から簡単に取り外すことができないという課題を有する。
保持された基板ボックスが台座装置から不正に取り外されないように固定する固定ピンを
、第1被挿入部材から簡単に取り出すことができる構造を有する遊技機を提供することに
ある。
容する基板ボックスと、遊技機の筐体内に設けられ、前記基板ボックスを保持し、前記基
板ボックスを予め設定された方向に移動させた場合に前記基板ボックスを取り外し可能な
台座装置と、前記基板ボックスの移動を規制して前記基板ボックスを前記台座装置に固定
する規制手段とを備え、前記規制手段は、前記台座装置に脱着可能に設けられ、且つ第1
挿入孔が形成され、前記台座装置からの離脱により前記第1挿入孔の軸心と交差する方向
に分離して前記第1挿入孔の内周面の一部を備えた複数の部材に分解される第1被挿入部
材と、前記基板ボックスに分離可能に設けられ、且つ第2挿入孔が形成され、前記基板ボ
ックスを前記台座装置に保持させた場合に前記第1被挿入部材に対向して配置されて、前
記第2挿入孔が前記第1挿入孔に連続する第2被挿入部材と、前記台座装置に前記基板ボ
ックスが保持された状態で前記第2挿入孔側から挿入されて前記第1挿入孔に先端側部分
が挿入され、前記第2挿入孔に基端側部分が挿入される規制部材と、該規制部材に設けら
れ、前記第1挿入孔に前記規制部材の先端側部分が挿入された状態で前記第1被挿入部材
に係止されて前記規制部材の抜脱方向への移動を規制する先端側係止爪と、前記規制部材
に設けられ、前記第2挿入孔に前記規制部材の基端側部分が挿入された状態で前記第2被
挿入部材と当接して前記規制部材の挿入方向への移動を規制する当接部と、を備えたこと
を特徴とする遊技機。
取り外されないように固定する固定ピンを、第1被挿入部材から簡単に取り出すことがで
きる構造を有する遊技機を提供することができる。
)として区分して示し、それらを必要に応じて効果等を示しつつ説明する。
ックスを保持し、前記基板ボックスを予め設定された方向に移動させた場合に前記基板ボ
ックスを取り外し可能な台座装置と、前記基板ボックスの移動を規制して前記基板ボック
スを前記台座装置に固定する規制手段とを備え、前記規制手段は、前記台座装置に脱着可
能に設けられ、且つ第1挿入孔が形成され、前記台座装置からの離脱により前記第1挿入
孔の軸心と交差する方向に分離して前記第1挿入孔の内周面の一部を備えた複数の部材に
分解される第1被挿入部材と、前記基板ボックスに分離可能に設けられ、且つ第2挿入孔
が形成され、前記基板ボックスを前記台座装置に保持させた場合に前記第1被挿入部材に
対向して配置されて、前記第2挿入孔が前記第1挿入孔に連続する第2被挿入部材と、前
記台座装置に前記基板ボックスが保持された状態で前記第2挿入孔側から挿入されて前記
第1挿入孔に先端側部分が挿入され、前記第2挿入孔に基端側部分が挿入される規制部材
と、該規制部材に設けられ、前記第1挿入孔に前記規制部材の先端側部分が挿入された状
態で前記第1被挿入部材に係止されて前記規制部材の抜脱方向への移動を規制する先端側
係止爪と、前記規制部材に設けられ、前記第2挿入孔に前記規制部材の基端側部分が挿入
された状態で前記第2被挿入部材と当接して前記規制部材の挿入方向への移動を規制する
当接部と、を備えたことを特徴とする遊技機。
スを保持し、基板ボックスを予め設定されたスライド方向にスライド移動させた場合に基
板ボックスを取り外し可能な台座装置と、基板ボックスのスライド移動を規制して基板ボ
ックスを台座装置に固定する固定手段とを備え、固定手段は、台座装置に脱着可能に設け
られ、基板ボックスのスライド方向に交差する方向に延在する第1挿入孔が形成され、第
1挿入孔の軸心に沿って軸方向一方側に移動させた場合に台座装置から離脱され、台座装
置からの離脱により第1挿入孔の軸心と交差する方向に分離して第1挿入孔の内周面の一
部を備えた複数の部材に分解される第1被挿入部材と、基板ボックスに分離可能に設けら
れ、基板ボックスのスライド方向に交差する方向に延在する第2挿入孔が形成され、基板
ボックスを台座装置に保持させた場合に台座装置から第1被挿入部材が離脱される方向側
で第1被挿入部材に対向して配置されて、第2挿入孔が第1挿入孔に連続する第2被挿入
部と、台座装置に基板ボックスが保持された状態で第2挿入孔側から挿入されて第1挿入
孔に先端側部分が挿入され、第2挿入孔に基端側部分が挿入される固定部材と、固定部材
に設けられ、第1挿入孔に固定部材の先端側部分が挿入された状態で第1被挿入部材に係
止されて固定部材の抜脱方向への移動を規制する先端側係止爪と、固定部材に設けられ、
第2挿入孔に固定部材の基端側部分が挿入された状態で第2被挿入部と当接して固定部材
の挿入方向への移動を規制する当接部とを備えたことを特徴とする遊技機。
部材の先端側部分を挿入し、第2被挿入部の第2挿入孔に固定部材の基端側部分を挿入し
た場合に、台座装置に対する基板ボックスのスライド移動が規制されて基板ボックスが台
座装置に固定される。
の移動が規制されると共に、当接部が第2被挿入部と当接して固定部材の挿入方向への移
動が規制される。
台座装置からの不正な取り外しを防ぐことができる。
クスから分離して、第2被挿入部に対向する位置に配置されている第1被挿入部材を台座
装置から離脱する方向に移動させることが可能となる。
部材を取り外すことができる。したがって、台座装置に対して基板ボックスをスライド移
動させることが可能となり、基板ボックスを台座装置から取り外すことができる。
1挿入孔の軸心と交差する方向に分離して第1挿入孔の内周面の一部を備えた複数の部材
に分解することができる。
壊することなく再使用可能な状態で取り外すことができる。
台座装置に着脱自在な構成としたので、第1被挿入部材を成形する成形型と、台座装置を
成形する成形型を別々のものにすることができ、各成形型の構造を簡単化することができ
る。
第2挿入孔の軸心と交差する方向に分離して前記第2挿入孔の内周面の一部を備えた複数
の部材に分解されることを特徴とする遊技機。
部を第2挿入孔の軸心と交差する方向に分離して第2挿入孔の内周面の一部を備えた複数
の部材に分解できる。したがって、固定部材から第2被挿入部を簡単に取り外すことがで
き、固定部材を破壊することなく再使用可能な状態で取り外すことができる。
挿入された状態で第2被挿入部材に係止されて固定部材の抜脱方向への移動を規制する基
端側係止爪を有することを特徴とする遊技機。
部材の先端側部分を挿入し且つ第2被挿入部材の第2挿入孔に固定部材の基端側部分を挿
入した場合に、先端側係止爪が第1被挿入部材に係止され且つ基端側係止爪が第2被挿入
部材に係止される。
先端側係止爪と基端側係止爪の両方に対して同時に係止解除操作を行う必要があり、かか
る操作は煩雑であり、また、困難でもある。したがって、固定部材の不正な取り外しを防
止でき、高いセキュリティ性を有する。
ボックスから分離して第1被挿入部材を台座装置から離脱させるだけでよく、基板ボック
スを台座装置から簡単に取り外すことができる。
軸心と交差する方向に分離して複数の部材に分解されるので、固定部材から第1被挿入部
材を簡単に取り外すことができる。したがって、固定部材を破壊することなく再使用可能
な状態で取り外すことができる。
向に分離して第2挿入孔の内周面の一部を備えた複数の部材に分解できる構成を有する場
合は、固定部材から第2被挿入部材を簡単に取り外すことができ、固定部材を破壊するこ
となく再使用可能な状態で取り外すことができる。
スを保持し、基板ボックスを予め設定されたスライド方向にスライド移動させた場合に基
板ボックスを取り外し可能な台座装置と、基板ボックスのスライド移動を規制して基板ボ
ックスを台座装置に固定する固定手段とを備え、固定手段は、台座装置に着脱自在に設け
られ、基板ボックスのスライド方向に交差する方向に延在する第1挿入孔が形成され、第
1挿入孔の軸心に沿って軸方向一方側に移動させた場合に台座装置から離脱される第1被
挿入部材と、基板ボックスに分離可能に設けられ、基板ボックスのスライド方向に交差す
る方向に延在する第2挿入孔が形成され、基板ボックスを台座装置に保持させた場合に台
座装置から第1被挿入部材が離脱される方向側で第1被挿入部材に対向して配置されて、
第2挿入孔が第1挿入孔に連続する第2被挿入部材と、台座装置に基板ボックスが保持さ
れた状態で第2挿入孔側から挿入されて第1挿入孔に先端側部分が挿入され、第2挿入孔
に基端側部分が挿入される固定部材と、固定部材に設けられ、第1挿入孔に固定部材の先
端側部分が挿入されて固定部材が第1被挿入部材に対して予め設定された回転係止位置に
配置された状態で第1被挿入部材に係止されて固定部材の抜脱方向への移動を規制し、固
定部材が第1被挿入部材に対して相対的に軸周りに回転されて回転係止位置から予め設定
された回転解除位置に配置された場合に第1被挿入部材への係止が解除されて固定部材の
抜脱方向への移動を許容する先端側係止爪と、固定部材に設けられ、第2挿入孔に固定部
材の基端側部分が挿入された状態で第2被挿入部材と当接して固定部材の挿入方向への移
動を規制する当接部と、台座装置に基板ボックスを保持して第1挿入孔に固定部材の先端
側部分を挿入し且つ第2挿入孔に固定部材の基端側部分を挿入した場合に、固定部材と係
合して固定部材を回転係止位置に位置決めし、また、第2被挿入部材を基板ボックスから
分離した場合に、固定部材の位置決めを解除して固定部材を回転係止位置から回転解除位
置に回転可能とする回転位置決め手段とを有することを特徴とする遊技機。
部材の先端側部分を挿入し、第2被挿入部材の第2挿入孔に固定部材の基端側部分を挿入
した場合に、台座装置に対する基板ボックスのスライド移動が規制されて基板ボックスが
台座装置に固定される。
止爪が第1被挿入部材に係止されて、固定部材の抜脱方向への移動が規制される。そして
、当接部が第2被挿入部材と当接して固定部材の挿入方向への移動が規制される。
が第2挿入孔に挿入された状態が維持されて、台座装置から基板ボックスを不正に取り出
されるのを防ぐことができる。
ックスから分離して、回転位置決め手段による固定部材の回転位置決めを解除する。
止爪による第1被挿入部材への係止を解除し、第1被挿入部材に対して固定部材を抜脱方
向に向かって移動させる。
外すことができる。したがって、台座装置に対して基板ボックスをスライド移動させるこ
とが可能となり、基板ボックスを台座装置から取り外すことができる。
から固定部材を取り外すことができるので、固定部材の取り外しの際に固定部材に傷を付
けたり破壊するおそれもなく、固定部材を再使用可能な状態で取り出すことができる。
台座装置に着脱自在な構成としたので、第1被挿入部材を成形する成形型と、台座装置を
成形する成形型を別々のものにすることができ、各成形型の構造を簡単化することができ
る。
入されて固定部材が回転係止位置に配置された場合に先端側係止爪に対して固定部材の抜
脱方向側に対向して配置され、第1被挿入部材に対して固定部材が相対的に抜脱方向に向
かって付勢された場合に先端側係止爪に当接して第1被挿入部材に対する固定部材の相対
的な抜脱方向への移動を規制する第1係止部と、第2被挿入部材が基板ボックスから分離
されて、固定部材が回転解除位置に配置された場合に先端側係止爪に対して固定部材の抜
脱方向側に配置され、第1被挿入部材に対して固定部材が相対的に抜脱方向に向かって付
勢された場合に先端側係止爪を通過させて第1被挿入部材に対する固定部材の相対的な抜
脱方向への移動を許容する第1通路部を有することを特徴とする遊技機。
第1被挿入部材は、第1係止部と第1通路部を有しており、第1係止部は、固定部材の先
端側部分が第1挿入孔に挿入されて固定部材が第1被挿入部材に対して回転係止位置に配
置された場合に、先端側係止爪に対して固定部材の抜脱方向側に対向して配置され、かか
る状態で固定部材が相対的に抜脱方向に向かって付勢された場合に先端側係止爪と当接し
て第1被挿入部材に対する固定部材の相対的な抜脱方向への移動を規制する。
転解除位置に配置された場合に先端側係止爪に対して固定部材の抜脱方向側に配置され、
かかる状態で第1被挿入部材に対して固定部材が相対的に抜脱方向に向かって付勢された
場合に先端側係止爪を通過させて第1被挿入部材に対する固定部材の相対的な抜脱方向へ
の移動を許容する。
材に対して回転係止位置に配置された場合に、第1被挿入部材に対する固定部材の相対的
な抜脱方向への移動を規制することができ、第2被挿入部材が基板ボックスから分離され
て、固定部材が回転解除位置に配置された場合に、第1被挿入部材に対する固定部材の相
対的な抜脱方向への移動を許容することができる。
入されて固定部材が第2被挿入部材に対して予め設定された回転係止位置に配置された状
態で第2被挿入部材に係止されて固定部材の抜脱方向への移動を規制し、固定部材が第2
被挿入部材に対して相対的に軸周りに回転されて回転係止位置から予め設定された回転解
除位置に配置された場合に第2被挿入部材への係止が解除されて固定部材の抜脱方向への
移動を許容する基端側係止爪を有することを特徴とする遊技機。
部材の先端側部分を挿入し、第2被挿入部材の第2挿入孔に固定部材の基端側部分を挿入
した場合に、固定部材が回転位置決め手段によって回転係止位置に位置決めされて、先端
側係止爪が第1被挿入部材に係止され且つ基端側係止爪が第2被挿入部材に係止される。
端側係止爪の両方に対して同時に係止解除操作を行う必要があり、かかる操作は煩雑であ
り、また、困難でもある。したがって、固定部材の不正な取り外しを防止でき、高いセキ
ュリティ性を有する。
ックスから分離して、回転位置決め手段による固定部材の回転位置決めを解除し、第1被
挿入部材に対して固定部材を相対的に軸周りに回転させて回転係止位置から回転解除位置
に移動させ、先端側係止爪による第1被挿入部材への係止を解除し、固定部材の先端側部
分を第1挿入孔から抜脱するだけでよく、基板ボックスを台座装置から簡単に取り外すこ
とができる。
から回転解除位置に移動させて、基端側係止爪による第2被挿入部材への係止を解除し、
固定部材の基端側部分を第2挿入孔から抜脱することができ、第2被挿入部材から固定部
材を簡単に取り外すことができ、固定部材に傷を付けたり破壊することなく、再使用可能
な状態で取り外すことができる。
入されて固定部材が回転係止位置に配置された場合に基端側係止爪に対して固定部材の抜
脱方向側に対向して配置され、第2被挿入部材に対して固定部材が相対的に抜脱方向に向
かって付勢された場合に基端側係止爪に当接して第2被挿入部材に対する固定部材の相対
的な抜脱方向への移動を規制する第2係止部と、第2被挿入部材が基板ボックスから分離
されて固定部材が回転解除位置に配置された場合に基端側係止爪に対して固定部材の抜脱
方向側に配置され、第2被挿入部材に対して固定部材が相対的に抜脱方向に向かって付勢
された場合に基端側係止爪を通過させて第2被挿入部材に対する固定部材の相対的な抜脱
方向への移動を許容する第2通路部を有することを特徴とする遊技機。
第2被挿入部材は、第2係止部と第2通路部を有しており、第2係止部は、固定部材の基
端側部分が第2挿入孔に挿入されて固定部材が第2被挿入部材に対して回転係止位置に配
置された場合に、基端側係止爪に対して固定部材の抜脱方向側に対向して配置され、かか
る状態で固定部材が相対的に抜脱方向に向かって付勢された場合に基端側係止爪と当接し
て第2被挿入部材に対する固定部材の相対的な抜脱方向への移動を規制する。
転解除位置に配置された場合に基端側係止爪に対して固定部材の抜脱方向側に配置され、
かかる状態で第2被挿入部材に対して固定部材が相対的に抜脱方向に向かって付勢された
場合に基端側係止爪を通過させて第2被挿入部材に対する固定部材の相対的な抜脱方向へ
の移動を許容する。
材に対して回転係止位置に配置された場合に、第2被挿入部材に対する固定部材の相対的
な抜脱方向への移動を規制することができ、第2被挿入部材が基板ボックスから分離され
て、固定部材が回転解除位置に配置された場合に、第2被挿入部材に対する固定部材の相
対的な抜脱方向への移動を許容することができる。
の先端側部分が第1挿入孔に挿入されて先端側係止爪が第1被挿入部材に係止された場合
に、先端側係止爪に対して固定部材の回転方向一方側に対向して配置され、第1被挿入部
材に対する固定部材の相対的な回転方向一方側への回転を規制する第1回転規制部と、第
2被挿入部材に設けられ、固定部材の基端側部分が第2挿入孔に挿入されて基端側係止爪
が第2被挿入部材に係止された場合に、基端側係止爪に対して固定部材の回転方向他方側
に対向して配置され、第2被挿入部材に対する固定部材の相対的な回転方向他方側への回
転を規制する第2回転規制部を有することを特徴とする。
、固定部材の先端側部分を第1挿入孔に挿入し且つ固定部材の基端側部分を第2挿入孔に
挿入して、先端側係止爪を第1被挿入部材に係止させ且つ基端側係止爪を第2被挿入部材
に係止させることによって、先端側係止爪に対して固定部材の回転方向一方側に第1回転
規制部を対向させて第2被挿入部材に対する固定部材の回転方向一方側への回転を規制し
、そして、基端側係止爪に対して固定部材の回転方向他方側に第2回転規制部を対向させ
て第2被挿入部材に対する固定部材の回転方向他方側への回転を規制することができる。
したがって、固定部材を回転係止位置に位置決めすることができる。
対する固定部材の位置決めを解除して固定部材の相対的な回転方向他方側への回転を許容
し、固定部材を回転係止位置から回転解除位置に回転させることができる。
位置から回転解除位置に移動させて、先端側係止爪による第1被挿入部材への係止を解除
し、固定部材の先端側部分を第1挿入孔から抜脱することができる。
スライド方向にスライド移動させて、基板ボックスを台座装置から簡単に取り外すことが
できる。
置から回転解除位置に移動させて、基端側係止爪による第2被挿入部材への係止を解除し
、固定部材の基端側部分を第2挿入孔から抜脱することができる。
を付けたり破壊するおそれもなく、固定部材を再使用することができる。
スを保持し、基板ボックスを予め設定されたスライド方向にスライド移動させた場合に基
板ボックスを取り外し可能な台座装置と、基板ボックスのスライド移動を規制して基板ボ
ックスを台座装置に固定する固定手段とを備え、固定手段は、台座装置に脱着可能に設け
られ、基板ボックスのスライド方向に交差する方向に延在する第1挿入孔が形成され、第
1挿入孔の軸心に沿って軸方向一方側に移動させた場合に台座装置から離脱される第1被
挿入部材と、基板ボックスに分離可能に設けられ、基板ボックスのスライド方向に交差す
る方向に延在する第2挿入孔が形成され、基板ボックスを台座装置に保持させた場合に台
座装置から第1被挿入部材が離脱される方向側で第1被挿入部材に対向して配置されて、
第2挿入孔が第1挿入孔に連続する第2被挿入部材と、台座装置に基板ボックスが保持さ
れた状態で第2挿入孔側から挿入されて第1挿入孔に先端側部分が挿入され、第2挿入孔
に基端側部分が挿入される固定部材と、固定部材に設けられ、第1挿入孔に固定部材の先
端側部分が挿入された状態で第1被挿入部材に係止されて固定部材の抜脱方向への移動を
規制し、第1被挿入部材が台座装置から離脱された場合に、第1被挿入部材から露出して
第1被挿入部材に対する係止を解除する操作が可能となる先端側係止爪と、固定部材に設
けられ、第2挿入孔に固定部材の基端側部分が挿入された状態で第2被挿入部材と当接し
て固定部材の挿入方向への移動を規制する当接部とを有することを特徴とする遊技機。
部材の先端側部分を挿入し、第2被挿入部材の第2挿入孔に固定部材の基端側部分を挿入
した場合に、台座装置に対する基板ボックスのスライド移動が規制されて基板ボックスが
台座装置に固定される。
制される。そして、当接部が第2被挿入部材と当接して固定部材の挿入方向への移動が規
制される。
部材の基端側部分が第2被挿入部材の第2挿入孔に挿入された状態が維持されて、台座装
置から基板ボックスが不正に取り出されるのを防ぐことができる。
ックスから分離して、第2被挿入部材に対向する位置に配置されている第1被挿入部材を
台座装置から離脱する方向に移動させる。
部材を取り外すことができる。したがって、台座装置に対して基板ボックスをスライド移
動させることが可能となり、基板ボックスを台座装置から取り外すことができる。
先端側係止爪を露出させて、第1被挿入部材に対する係止を解除する係止解除操作を可能
とすることができる。
壊することなく再使用可能な状態で取り外すことができる。
台座装置に着脱自在な構成としたので、第1被挿入部材を成形する成形型と、台座装置を
成形する成形型を別々のものにすることができ、各成形型の構造を簡単化することができ
る。
の基端側部分を第2挿入孔に挿入した場合に第2被挿入部材に係止されて固定部材の抜脱
方向への移動を規制し、第1被挿入部材が固定部材から取り外された場合に、第2被挿入
部材から露出して第2被挿入部材への係止を解除する操作を可能とする基端側係止爪を有
することを特徴とする遊技機。
部材の先端側部分を挿入し且つ第2被挿入部材の第2挿入孔に固定部材の基端側部分を挿
入した場合に、先端側係止爪が第1被挿入部材に係止されると共に、基端側係止爪が第2
被挿入部材に係止される。
先端側係止爪と基端側係止爪の両方に対して同時に係止解除操作を行う必要があり、かか
る操作は煩雑であり、また、困難でもある。したがって、固定部材の不正な取り外しを防
止でき、高いセキュリティ性を有する。
ックスから分離して第1被挿入部材を台座装置から離脱させるだけでよく、基板ボックス
を台座装置から簡単に取り外すことができる。
端側係止爪が露出して、第2被挿入部材に対する基端側係止爪の係止解除操作が可能とな
るので、第2被挿入部材から固定部材を簡単に抜脱することができる。したがって、第2
被挿入部材から固定部材を抜脱する際に、固定部材を破壊することなく再使用可能な状態
で取り外すことができる。
図面に基づいて説明する。図1は、スロットマシン1の正面図、図2は、スロットマシン
1の前面扉3が閉じた状態を示す全体斜視図、図3は、スロットマシン1の前面扉3を開
いた状態を示した全体斜視図、図4は、前面扉3の背面図、図5は、筐体2の正面図であ
る。
体2は、スロットマシン1の骨格をなす部材であり、図5に示すように、天板2a、底板
2b、背板2c、左側板2d、右側板2eからなり、筐体2正面側が開放された箱形状を
有している。
体2に取り付けられ、上下方向に延在する揺動中心軸線を中心として水平に揺動自在に支
持され、横方向の揺動によって筐体2の正面側を開閉するように構成されている。
と、その施錠装置6による施錠状態を解除して前面扉3を開放するためのキーシリンダ7
(図1及び図2を参照)が設けられている。
す遊技パネル8が設けられている。遊技パネル8には、縦長の表示窓9が3つ横並びに形
成されている。表示窓9は透明又は半透明な材質によって構成されており、各表示窓9を
介してリール52を視認できるようになっている。
ートレバー11が設けられている。スタートレバー11は、揺動操作によって各リール5
2の回転開始を指示する信号を出力する。
ストップボタン12がそれぞれ設けられている。各ストップボタン12は、停止させるリ
ール52が表示される表示窓9の下方位置に対応して各々配置されており、押し操作によ
ってリール52の回転停止を指示する信号を出力する。
めの発光ランプが内蔵されており、リール52の回転速度が一定になって回転を停止させ
ることが可能な状態になると点灯し、リール52の回転が停止すると消灯される。
から投入されたコインは、図3及び図4に示すように、前面扉3の背面に設けられたセレ
クタ22によって貯留用通路23か排出用通路24のいずれかに案内される。セレクタ2
2は、通路切替用のソレノイドを有しており、非励磁時に排出用通路24側とし、励磁時
に貯留用通路23側に切り換える動作を行う。
排出用通路24に案内されたコインは、前面扉3の前面下部に設けられたコイン排出口2
5(図1及び図2を参照)からコイン受け皿26に排出されて遊技者に返還される。
設けられている。コイン返却スイッチ13は、コイン投入口21に投入されたコインがセ
レクタ22内に詰まった際に押し操作することにより、セレクタ22を機械的に動作させ
て、セレクタ22内のコインを強制的に排出用通路24内(図3及び図4を参照)に導き
、コイン排出口25からコイン受け皿26に排出させることができる。
用のベットボタン14が設けられている。そして、3枚投入用のベットボタン14の左方
には、クレジットされた仮想コインを2枚投入するための2枚投入用のベットボタン15
と、1枚投入するための1枚投入用ベットボタン16が設けられている。
ト精算ボタン17は、予め設定された最大枚数、例えば50枚となるまでの余剰の投入コ
イン数や入賞時に獲得した獲得コイン数を電子的に記憶する貯留モード(クレジット機能
)と、獲得コイン数を記憶せずに払い出す払出モードとを切り替えるように構成されてい
る。
コインの枚数の記憶が開始され、再び操作されると貯留モードが解除されて払出モードと
なり記憶させた枚数分のコインが実際に排出される。
を表示する残数表示部31と、ビッグボーナスやレギュラーボーナス等の特別遊技状態の
際に、残りのゲーム数等を表示するゲーム数表示部32と、獲得コインの枚数を表示する
獲得枚数表示部33とがそれぞれ設けられている。
像等によって種々の情報を表示する液晶表示部35が設けられている。そして、コイン受
け皿26の上方には、スロットマシン1の機種名や遊技に係わるキャラクタなどが表示さ
れた下段プレート36が装着されている。また、コイン受け皿26の左側には灰皿37が
設けられている。そして、コイン排出口25の左右両側位置には、遊技の進行に伴って種
々の効果音を鳴らしたり、遊技者に遊技の状態を報知する左右一対のスピーカ38が設け
られている。
れており、仕切板2fの上部には、リールユニット51が取り付けられている。リールユ
ニット51は、円筒状に形成された左リール52a、中央リール52b、左リール52c
を備えており、各リール52は、その中心軸線が回動中心軸線となるように、リールユニ
ット51のベース53に回転自在に支持されている。各リール52の回転中心軸線は、筐
体2の横幅方向に略水平に左右に延びる同一軸線上に配置されて、各リール52が各表示
窓9に対して1対1で対応している。
り、一つの表示窓11内から3つの図柄が視認できるように配置されている。そして、リ
ール52の正転により、各表示窓9には各種図柄が上から下に向かって移動しているよう
に映し出される。
ピングモータにより別個独立して回転駆動され、リール表面の図柄が各表示窓9から視認
可能な位置に停止される。
インを貯留する貯留タンク62と、コインを払い出す払出装置63を備えている。払出装
置63は、図示していないコイン払出用回転板を回転させることによって、貯留タンク6
2から所定枚数のコインを排出し、排出用通路24を介してコイン受け皿26にコインを
払い出す。
を回避するための予備タンク64が設けられている。ホッパ装置61の貯留タンク62に
は、貯留タンク62内のコインを予備タンク64へ誘導する誘導プレート(図示せず)が
設けられている。誘導プレートは、その誘導プレートが設けられている高さ以上に貯留タ
ンク62内にコインが貯留された場合に、コインを案内して貯留タンク62から予備タン
ク64内に導き、予備タンク64内に貯留するようになっている。
源ボックス71は、正面側に開閉扉72が設けられており、その開閉扉72を開くことで
露出される正面部には、電源スイッチ、リセットスイッチ、設定キー挿入孔(いずれも図
示せず)が設けられている。
ためのものである。リセットスイッチは、スロットマシンの各種状態をリセットするため
のスイッチである。リセットスイッチは、押し状態で電源スイッチをオンすることによっ
て、スロットマシン内のバックアップデータをリセットでき、また、電源スイッチがオン
されている状態でリセットスイッチを押した場合には、エラー状態をリセットできるよう
になっている。設定キー挿入孔は、設定キーを挿入するためのキー孔であり、ホール管理
者等が設定キーを挿入して、スロットマシン1の設定状態を例えば設定1から設定6まで
変更できるようになっている。
ユニット100が設けられている。中継基板81は、リールユニット51の上面に沿って
左右方向に亘って延在して配設されており、中継基板81の上面には、配線コード82が
接続されている。配線コード82は、中継基板81から上方に延出し、主基板ユニット1
00の主制御装置101に接続されている。
装置101を筐体2内の背板2cに取付支持する台座装置201とを備えている。
ス部203が起立姿勢位置に位置決め保持された主基板ユニット100状態を示す斜視図
、図9は、可動ベース部203が傾倒姿勢位置に位置決め保持された主基板ユニット10
0の状態を示す斜視図、図10は主基板ユニット100の背面斜視図、図11は主基板ユ
ニット100の分解斜視図、図12は台座装置201を構成する固定ベース部202と可
動ベース部203とを拡大して示す分解斜視図、図13は台座装置201の正面斜視図、
図14は主制御装置101を構成する主基板103と基板ボックス102とを拡大して示
す分解斜視図、図15は図6のII−II線断面図、図16は図6のIII−III線断面図、
図17は固定ベース部202への可動ベース部203の支持構造を説明する模式図であり
、回動軸部265の右端部側を支持ピン207の軸方向に沿った断面により示すものであ
る。
の右側、図中の左側を主基板ユニット100の左側とし、図中の手前側を主基板ユニット
100の前側、図中の奥側を主基板ユニット100の後側として説明する。
部202と、固定ベース部202に支持されて水平に延在する回動中心軸線を回動中心と
した上下に回動可能な可動ベース部203とを備えている。
ライド方向にスライド移動自在に主制御装置101を案内し、主制御装置101を回動中
心軸線に接近する方向にスライド移動させることによって可動ベース部203に保持し、
回動中心軸線から離反する方向にスライド移動させることによって可動ベース部203か
ら取り外し可能な保持手段204を備えている。
位置と傾倒姿勢位置に選択的に配置して位置決め保持する起立姿勢位置決め保持手段20
5と傾倒姿勢位置決め保持手段206を備えている。
0、120によって構成される基板ボックス102と、これら各ケース体110、120
の間に挟まれる形で基板ボックス102に収容される横長矩形の平板形状を有した主基板
(制御基板)103とを備えている。
り、台座装置201の保持手段204によって可動ベース部203に着脱自在に装着でき
るようになっている。
03を回動させて、図7及び図8に示す起立姿勢位置に位置決め保持することにより、基
板ボックス102が筐体2の背板2cに沿って平行に延在して基板ボックス102内の主
基板103の表面を筐体2の正面側から視認可能とする一方、可動ベース部203を回動
させて、図9に示す傾倒姿勢位置に配置することにより、基板ボックス102が筐体2の
正面側に傾倒して基板ボックス102内の主基板103の裏面を筐体2の正面側から視認
可能とするようになっている。
、例えば図11に示されるように、基板ボックス102よりも一回り大きな横長矩形で上
下に延在する平板状の底板部211を有している。
取り付けるための取付フランジ部212が設けられている。取付フランジ部212は、図
8〜図13に示されるように、底板部211の左端部及び右端部で底板部211の裏面側
に折曲された脚部213と、脚部213の後端部で互いに左右に離反する方向に折曲され
た第1取付面部214とからなる断面が略L字形状を有している。
底板部211の裏面側に所定距離離間した位置で底板部211と平行に延在し、図9に示
すように、底板部211の上下に亘って一定幅で帯状に延びるように形成されている。そ
して、第1取付面部214の上下方向略中央位置には、背板固定用の取付ネジを挿通する
ための底孔部214aが開口形成されている。
切欠部221は、図9〜図12に示されるように、底板部211の上端部から矩形状に切
り欠かれて形成されており、上端部から平行に垂下する一対の対向辺部には、フランジ片
222が設けられている。フランジ片222は、底板部211の裏面側に折曲されて延出
し、切欠部221の上下に亘って一定幅を有して帯状に形成されている。
辺部には、第2取付面部223が設けられている。第2取付面部223は、底板部211
の裏面側に折曲されて後方に延出し、後端部で下方に折曲されて第1取付面部214と面
一に延在し、切欠部211の左右に亘って形成されており、底板部211と対向する部分
には、背面固定用の取付ネジを螺入するためのネジ孔223aが、互いに左右に離反した
位置に螺設されている。
固定した場合に切欠部211と背板2cとの間に形成される開口部分を協働して閉塞し、
底板部211と背板2cとの間隙に不正な回路基板等を隠し入れることができないように
している。
に位置決めして保持するための起立姿勢位置決め保持手段205を構成する係止爪部23
1が取り付けられている(図6〜図9、図11〜図13を参照)。
固定され、底板部211の表面から前方に向かって延出する基部232と、基部232の
先端で底板部211の横幅方向中央側に向かって突出して可動ベース部203を係止する
爪部233を有している。
ース部203を互いに対向する基部232の間に介在させて爪部233で係止し、可動ベ
ース部203が傾倒するのを防いで起立姿勢位置に位置決め保持すると共に、互いに離反
する方向に弾性変形させることによって爪部233の係止を解き、可動ベース部203の
起立姿勢位置への位置決め保持を解除し、可動ベース部203を傾倒させることができる
ようになっている。
が取り付けられている。取付フレーム部材224は、金属製の板状部材を折曲加工するこ
とによって形成されており、第1取付面部214及び第2取付面部223と面一に延在す
る第3取付面部225を有している。
板部211と背板2cとの間に形成される空間部分を埋めて、底板部211と背板2cと
の間隙に不正な回路基板等を隠し入れることができないようにしている。
せず)を挿通するための底孔部225aが穿設されている。そして、底板部211には、
その背板固定用の取付ネジを底板部211の表面側から挿入するための開口穴211aが
、第3取付面部225の底孔部225aに対応する箇所に各々穿設されている(図12を
参照)。これら底孔部225a及び開口孔211aは、固定ベース部202の下部側、す
なわち、可動ベース部203の回動中心軸線の近傍位置に設けられている。
は、底板部211の下端部で底板部211の裏面側に折曲されて底板部211の下端部と
背板2cとの間に形成される開口部分を閉塞するように形成されている。
固定ベース部202を背板2cに固定する構成を採用している(図18を参照)。したが
って、固定ベース部202を背板2cに固定した場合に底板部211の上端部と背板2c
との間に形成される開口部分を天板2aによって閉塞することができる。このため、底板
部211の上端部には、この開口部分を閉塞する上蓋部を特に設けていないが、上蓋部を
設けて開口部分を積極的に閉塞する構成としてもよい。
ンジ部241は、特に図12に示されるように、底板部211の下端部で底板部211の
表面側に向かって折曲されて突出し、底板部211の横幅方向に沿って水平に左右に延在
する起立板部242と、起立板部242の左端部及び右端部で折曲されて上方に突出し、
互いに対峙する一対の軸支板部243、244を有している。
幅方向長さを有した横長の帯板形状をなし、係止爪部231の下方に対応する位置に軸支
板部243、244が設けられている。
ース部203を固定ベース部202に支持するための支持部分を構成するものであり、底
板部53の横幅方向に沿って左右に貫通する軸孔243a、244aが開口形成されてい
る。軸孔243a、244aは、起立板部242の先端部側に位置しかつ軸孔243a、
244aの中心が互いに同一軸線上に位置するように設けられており、例えば金属製の支
持ピン207を挿入して組み付け可能な構成となっている。
する軸支板部243よりも上方でかつ起立板部242の先端部よりも前方に延長されてお
り、かかる延長部分には錠取付穴245が開口形成されている。錠取付穴245は、軸孔
243a、244aと同方向に開口するように形成されており、例えば南京錠のU字バー
などを挿通可能な内径を有している。
は、可動ベース部203の回動軸部265を前方から覆い隠すように設けられている。
42の横幅方向に沿って左右に延在し、上端部252の高さ位置が軸孔243a、244
aの中心高さよりも高い位置となるように形成されている(例えば、図16を参照)。
場合に、回動軸部265の筐体正面側に対向して回動軸部265の軸方向長さに亘って延
在し、そして、カバー板部251の上端部252が支持ピン207の軸中心(回動中心軸
線)よりも高い位置に位置して、回動軸部265とカバー板部251との間に形成される
隙間を最小限のものにするように形成されている。これにより、回動軸部265とカバー
板部251との間隙に、バールやスクリュードライバーなどの工具の先端が差し込まれる
のを防ぎ、てこの原理を利用して工具をこじる等の回動軸部265の破壊行為を防ぐよう
になっている。
決めして保持するための傾倒姿勢位置決め保持手段206を構成する回動ストッパ253
が設けられている。
部251の上端部252よりも一段低く形成されており、図15(b)に示すように、可
動ベース部203を傾倒姿勢位置まで傾倒させた際に、可動ベース部203の当接部26
9に当接するように形成されている。
樹脂製材料によって構成されており、特に図12及び図13に示されるように、横長矩形
の底板部261と、底板部261の長辺側である下端部で折曲されて底板部261の表面
側に向かって突出する載置部262と、底板部261の短辺側である左端部及び右端部で
それぞれ底板部261の表面側に向かって折曲形成された一対の側板部263、264と
を有している。
爪部231の間に亘る横幅と、固定ベース部202の底板部211の上下に亘る高さ幅と
からなる平板形状をなし、互いに左右に離間した2カ所に窓孔部261aが開口形成され
ている。窓孔部261aは、可動ベース部203を起立姿勢位置に位置決め保持しかつ底
板部261を固定ベース部202の底板部211の表面側に重ね合わせた状態で、固定ベ
ース部202の底孔部211aに連通する位置に形成されている。
部242と略同一の一定幅で底板部261の左右に亘って延在し、上面に主制御装置10
1の基板ボックス102が載置される横長の帯板形状を有しており、載置部262の下面
には、回動軸部265が一体に形成されている。
ス部203を固定ベース部202に支持するための支持部分を構成するものであり、載置
部262の前端部側で載置部262の下面に沿って左右に延在する円柱形状をなし、固定
ベース部202の互いに対向する軸支板部243、244の間に亘って介在される長さを
有している。
回動可能に支持するための軸孔265aが設けられている(図15〜図17を参照)。軸
孔265aは、回動軸部265の左端部及び右端部から軸心に沿って穿設されており、ス
リット溝268よりも軸方向内側の位置まで至る軸方向深さを有している。
離間した位置にそれぞれ設けられ、軸孔265aの軸心に直交して載置部262から回動
軸部265までスリット状に切り欠いて形成され、載置部262及び回動軸部265を軸
方向両側に分断している(図6及び図17を参照)。
を参照)。当接部269は、固定ベース部202の回動ストッパ253に対応する軸方向
位置で、回動軸部265から径方向外側に向かって突設されており(図15を参照)、可
動ベース部203を傾倒姿勢位置まで傾倒させた際に、回動ストッパ253に当接するよ
うに形成されている。
するためのリブ266と、後述する補強プレート271を固定するための固定ネジ穴部2
67が設けられている(図15及び図16を参照)。
方向に延在し、回動軸部265の軸方向に所定間隔をおいて複数設けられている。固定ネ
ジ穴部267は、底板部261の各窓孔部261aの下方位置に各々設けられており、載
置部262の下面に沿って載置部262の後端部から前端部側に向かってネジ穴が螺設さ
れている。
ス部202に支持する支持剛性を向上させるためのものであり、金属製の板状部材を折曲
加工することによって形成されている。補強プレート271は、載置部262の左右のス
リット溝268の間に亘る長さを有して載置部262の上面に重なり合う平板部272と
、平板部272の左端部及び右端部でそれぞれ下方に向かって折曲されて互いに対向し、
スリット溝268に差し込まれる軸支板部273と、平板部272の後端部で上方に向か
って折曲されて左右方向に亘って延在し、底板部261の表面に沿って重なり合う起立板
部274とを有している(図12を参照)。
窓孔部274aが開口形成されている。各窓孔部274aは、補強プレート271の載置
部262への取り付けによって底板部261の窓孔部261aに連通する位置に形成され
ており、第3取付面部225の固定ネジを通過させることができる大きさを有している。
置部262に固定するためのブラケット275(図16を参照)が設けられている。ブラ
ケット275は、平板部272の後端部で折曲されて平板部272から下方に延出し、底
板部261の窓孔部261aを通過して固定ネジ穴部267の後端部に接面するように形
成されている。かかるブラケット275には、補強プレート271を固定するための固定
ネジ276が挿通される挿通孔が穿設されている。
径を有した開口孔273aが穿設されており、かかる開口孔273aは、補強プレート2
71の載置部262への固定により、軸支板部273がスリット溝268に差し込まれて
回動軸部265の軸孔265aと同軸上に配置される位置に形成されている。
プレート271の平面部272を重ね合わせると共に、底板部261の表面側に起立板部
274を重ね合わせて、各軸支板部273をスリット溝268に差し込み、ブラケット2
75を底板部261の窓孔部261aに通過させて固定ネジ穴部267の後端部に接面さ
せる。そして、固定ネジの先端を底板部261の裏面側からブラケット275の貫通孔2
75aに挿通させて固定ネジ穴部267のネジ穴に螺入する。これにより、補強プレート
271は載置部262に取り付けられ、軸支板部273の軸孔273aが回動軸部265
の軸孔265aと同軸上に配置される。
までの間に亘って延在して形成されており、各側板部263、264の前端部には、側板
部263、264の上端部から下端部までの間に所定間隔をおいて複数の返し部281が
内側に折り曲げ形成されて設けられている。
幅に対応して設定され、左右の側板部263、264との離間距離は、基板ボックス10
2の左右幅に対応して設定されている。
ス部203に装着するための装着口が形成され、かかる装着口から挿入された基板ボック
ス102を底板部261に沿って載置部262に接近及び離反する方向、換言すると、可
動ベース部203の回動軸部265(回動中心軸線)に直交する方向に往復移動自在に案
内する構成となっている。
されたスライド方向である載置部262に接近する方向にスライド移動させて載置部26
2に載置することによって、可動ベース部203に保持でき、その保持された状態から、
底板部261に沿って予め設定されたスライド方向である載置部262から離反する方向
にスライド移動させることによって、可動ベース部203から取り外すことができる。
81によって、基板ボックス102を台座装置201に着脱自在に保持する保持手段20
4が構成される。
部282は、側板部263、264から左右方向である筐体2の横幅方向外側に突出して
、軸支板部243、244と対向する断面がL字状の板形状をなし、回動軸部265の側
端面との間に固定ベース部202の軸支板部243、244を挿入して介在させることが
可能な間隙を形成している。
されている。各軸孔282aは、回動軸部265の軸孔265aと同軸上の位置に設けら
れており、回動軸部265の軸孔265aに先端が挿入された支持ピン207の基端を支
持するように構成されている。
の間に軸支板244を挿入して介在させ、支持ピン207をボス板部282の軸孔282
aから、軸支板244の軸孔244aを通して、回動軸部265の軸孔265aに挿入し
て取り付けることにより、軸支板244を間に介して支持ピン207の軸方向両側を支持
することができる。
は、例えば南京錠などの錠を取り付けることによって、可動ベース部203の傾倒を禁止
し、可動ベース部203を起立姿勢位置に固定するためのものである。
282に互いに同軸上に穿設されており、固定ベース部202の軸支板部244に穿設さ
れた錠取付穴245と略同一の内径を有して同方向に向かって開口し、可動ベース部20
3を起立姿勢位置に位置決め保持することによって固定ベース部202の錠取付穴245
と同軸上に連通する位置に配置され、また、可動ベース部203を傾倒姿勢位置に位置決
め保持することによって固定ベース部202の軸支板部244よりも前方に傾倒した位置
に配置されるように構成されている。
京錠のU字バーなどを錠取付穴245、283に挿通し、南京錠をロックすることにより
、可動ベース部203の傾倒を禁止し、起立姿勢位置に固定できる。そして、例えば適正
に管理された鍵の所有者等が南京錠のロックを解除してU字バーを錠取付穴245、28
3から取り外さない限り、可動ベース部203を傾倒させることはできず、基板ボックス
102を可動ベース部203から取り出すこともできない。したがって、基板ボックス1
02内の主基板103が基板ボックス102ごと盗まれるのを防ぐことができ、結果的に
筐体2内からの主制御装置101の盗難を防止できる。
段204により保持された主制御装置101の基板ボックス102を可動ベース部203
に固定するための貫通孔284aが穿設されている。
4の前端部から内方に向かって突出して底板部261と対向する平板形状をなし、底板部
261との間に基板ボックス102の一部を挿入して介在させることが可能な間隔を有し
ている。
対して垂直に延在する方向、換言すると、中心軸線が基板ボックス102のスライド移動
方向に直交しかつ回動中心軸線に直交する方向に沿って延在するように形成されている。
尚、主制御装置101の可動ベース部203への固定方法については、後述の主制御装置
101の構成を説明する際に合わせて説明する。
れた主制御装置101を係止するための係止部285と、固定手段300の第1被挿入部
材310が設けられている。
た一対のスリット溝により形成された係止片286と、係止片286の上部に開口形成さ
れた係止孔287とを有している。そして、主制御装置101を可動ベース部203に装
着した際に、基板ボックス102に突設された突起部121a(図10を参照)を係止部
285の係止孔287に係入させて、基板ボックス102を可動ベース部203に係止す
る一方、係止片286を弾性変形させて係止孔287への係入を解くことによって、基板
ボックス102の可動ベース部203への係止を解除できるようになっている。
によって主制御装置101を可動ベース部203に固定する固定手段300を構成するも
のであり、係止部285の左右両側に、複数(本実施の形態では4つ)が横一列に並ぶよ
うに可動ベース部203に取り付けられる。第1被挿入部材310を可動ベース部203
に取り付ける嵌合部321は、可動ベース部203の底板部261から後方に突出するよ
うに形成されており、可動ベース部203が起立姿勢位置にあるときには、図10に示す
ように、固定ベース部202の切欠部221によって形成された空きスペースに収容され
て、固定ベース部202の底板部211との干渉を避けるようになっている。尚、第1被
挿入部材310の詳細な構成については、固定手段300の構成を説明する際に合わせて
説明する。
ベース部202の軸支板部243、244とが位置合わせされ、ボス板部282の軸孔2
82a、軸支板部243、244の軸孔243a、244a及び回動軸部265の軸孔2
65aに支持ピン207が挿通されて、固定ベース部202に回動可能に支持される。
回動軸部265の側端面とボス板部282との間に軸支板244を挿入し、回動軸部26
5の軸孔265aと軸支板部244の軸孔244aを位置合わせし、支持ピン207をボ
ス板部282の軸孔282aから軸支板244の軸孔244aを通して回動軸部265の
軸孔265aに挿入して取り付けることにより、固定ベース部202に回動自在に支持さ
れる。
265の側端面とボス板部282との間に軸支板部243を挿入し、回動軸部265の軸
孔265aと軸支板部243の軸孔243aを位置合わせし、支持ピン207をボス板部
282の軸孔282aから軸支板部243の軸孔243aを通して回動軸部265の軸孔
265aに挿通して取り付けることにより、固定ベース部202に回動自在に支持される
。
板部273の軸孔273aの内径は、支持ピン207の外径よりもわずかに大きく、ボス
板部282の軸孔282aと回動軸部265の軸孔265aの内径は、支持ピン207の
外径よりもわずかに小さく形成されており、支持ピン207はボス板部282の軸孔28
2aと回動軸部265の軸孔265aに圧入される。
82a内に没入し、支持ピン207の抜き外しができない状態とされ、固定ベース部20
2に対して可動ベース部203を回動可能であるが、分離できないようになっている。
して、支持ピン207の軸方向両側を側板部264とボス板部282によって支持される
。そして、可動ベースb203の左端部側では、軸支板部243を間に介して、支持ピン
207の軸方向両側を側板部263とボス板部282によって支持される。したがって、
支持ピン207を可動ベース部203に強固に支持させることができ、可動ベース部20
3を固定ベース部202に支持する支持剛性を強くし、可動ベース部203を固定ベース
部202に安定して支持することができる。
すように、係止爪部231により固定ベース部202の底板部211の表面側に沿って底
板部211が垂直に延在する起立姿勢位置に位置決め保持される。そして、図15(b)
に示すように、係止爪部231による係止を解除しかつ前方へ傾倒させることにより、起
立姿勢位置から約60度だけ前方に傾倒した位置で回動軸部265の当接部269がカバ
ー板部251の回動ストッパ253に当接し、傾倒姿勢位置に位置決め保持される。
回動する力が作用し、傾倒姿勢位置まで回動して、傾倒姿勢位置で当接部269が回動ス
トッパ253に当接する。したがって、可動ベース部203を傾倒姿勢位置に必ず位置決
め保持することができる。
5aが設けられており、金属製材料からなる支持ピン207が各々挿入されている。そし
て、支持ピン207の先端部側は、スリット溝268に差し込まれた補強プレート271
の軸支板部273に開口する軸孔273aを通過して更に奥まで挿入されている。
なる固定ベース部202の軸支板部243、244が配置されており、支持ピン207の
基端部側が軸支板部243、244の軸孔243a、244aに挿入されて支持されてい
る。したがって、回動軸部265の左端部及び右端部は、回動軸部265の軸方向中央部
分よりも高い剛性を有している。
ッパ253に当接する当接部269が設けられている。したがって、回動ストッパ253
を確実に受け止めることができ、可動ベース部203を傾倒姿勢位置に安定して位置決め
保持することができる。
、回動軸部265の下方位置を通過して先端部が回動軸部265よりも筐体2の正面側に
突出する位置に配置される。そして、カバー板部251は、回動軸部265の筐体正面側
に対向して回動軸部265の軸方向に沿って延在する。
図16(a)及び図16(b)に示すように、起立姿勢位置及び傾倒姿勢位置の何れにお
いても、カバー板部251によって筐体2の正面側から覆い隠される。
すことができ、工具等を用いた回動軸部265の破壊行為を予防することができる。
高い位置になるように形成されている。このように、カバー板部251の上端部251の
高さ位置を回動軸部265の回動中心軸線と同一若しくはそれ以上の高さ位置に設定する
ことで、回動軸部265とカバー板部251との間の間隙を最小限のものとしている。
51との間に、バールやスクリュードライバーなどの工具の先端が差し込まれるのを防ぎ
、てこの原理を利用して工具をこじる等の回動軸部265の破壊行為を防ぐことができる
。
で固定ベース部202を背板2cに固定する構成を採用していることから(例えば、図1
8を参照)、回動軸部265の回動中心軸線と天板2aとの間隔が狭く、回動軸部265
とカバー板部251との間隙に上方からスクリュードライバー等の棒状の工具を挿入可能
なスペースを確保することができない。
ース部202からの切り離しを困難なものとし、主基板103が可動ベース部203と共
に持ち去られるのを抑制することができる。
2によって覆われてカバーされている(図7を参照)。したがって、工具等を用いて軸支
板部243、244が破壊されるのを防ぐことができ、軸支板部243、244の破壊に
より可動ベース部203が固定ベース部202から切り離されて、主制御装置101が可
動ベース部203と共に持ち去られるのを抑制することができる。
よって形成することができるので、簡単に設けることができ、何ら特別な部品を後付けす
る必要がなく、低コストで実施できるという利点も有している。
に可動ベース部203を回動自在に支持した状態で、固定ベース部202の表面側から第
1取付面部214の底孔部214aに取付ネジが挿通され、更に、可動ベース部203を
起立姿勢位置に位置決め保持した状態で、可動ベース部203の窓孔部274a、261
a及び底板部211の開口穴211aを通して第3取付面部225の底孔部225aに取
付ネジが挿通され、背板2c内側の各々対応する箇所に予め設けられているナット部(図
示せず)に螺入されることで、背板2cに固定される。取付ネジは、筐体2の正面側から
筐体内に挿入されたスクリュードライバ等の工具先端と係合し、工具をその回転中心軸線
が筐体2の前後方向に延在する状態で回すことにより螺入される。
ジ(図示せず)を挿入し、そのネジ先端部を背板2cから筐体2内に突出させ、固定ベー
ス部202裏面の第2取付面部223に設けられたネジ孔223aに螺入する。したがっ
て、固定ベース部202は、背板2cに対して前方及び後方の両方から固定される。
後方からのネジも取り外さない限りは固定ベース部202を背板2cから取り外すことが
できないようになっており、固定ベース部202の取り外しをより困難なものとし、主基
板ユニット100の盗難防止を図っている。
03の窓孔部274a、261aが基板ボックス102によって閉塞され、可動ベース部
203の前方から窓孔部274a、261aにスクリュードライバの先端を差し込むこと
ができない。
動中心軸線の近傍位置である、台座装置201の下部側に設けられていることから、可動
ベース部203を傾倒姿勢位置に位置決め保持した状態では、起立姿勢位置から約60度
だけ前方に傾倒した可動ベース部203が邪魔となり、底板部211の開口穴211aに
スクリュードライバの先端を差し込むことができない。
姿勢位置及び傾倒姿勢位置の何れにおいても、第3取付面部225の底孔部225aに挿
通された取付ネジを取り外すことはできない。したがって、主基板ユニット100の盗難
を防ぐことができる。
の説明では、一対のケース体110、120のうち、筐体2内で表側に位置するケース体
110を表ケース体110とし、裏側に位置するケース体120を裏ケース体120とし
て説明する。
CPUやROM等のICチップを含む各種電子部品、ソケット104等が実装されている
。主基板103は、対角線上に位置する隅角部に設けられた一対の小孔103aを通過し
てネジ106により表ケース体110側に固定されるようになっている。
基板収容部111を有しており、その周縁部には、一段低い段部112が形成されている
。
る封印履歴記録シートを貼付するための貼付枠111aが凹設されている。そして、段部
112には、主基板103上のソケット104を挿通させるための複数のソケット挿通孔
112aが形成されている。
に一列に並ぶように設けられている。表ケース体110の上部には、横長矩形の角孔部1
14が開口形成されており、その角孔部114内には、分解封印部141の封印部材14
2が左右に離間した位置にそれぞれ設けられている。封印部材142は、封印ピン130
を挿入可能な内径を有する筒状体をなし、角孔部114内で上下に延在するゲート部11
6によって表ケース体110に連結されている。このゲート部116は、ニッパなどの工
具で切断でき、切断によって封印部材142を表ケース体110から分離できるようにな
っている。
動ベース部203に固定するためのネジ孔部117aが螺設されている。固定面117は
、表ケース体110の表側で基板ボックス102のスライド移動方向に沿って延在し、基
板ボックス102の可動ベース部203への保持により、可動ベース部203の固定用フ
ランジ284の裏面に対向して重なり合う平面形状を有している。
用フランジ284の貫通孔284aの位置と一致し、その中心軸線が貫通孔284aの中
心軸線と同軸上に延在して貫通孔284aと連通する位置に形成されている。そして、固
定ネジ289を、互いに連通する貫通孔284aとネジ孔部117aに前方から挿着し、
ネジ孔部117aに螺入することによって基板ボックス102に係止できるようになって
いる。
クス102のスライド移動方向に直交しかつ回動中心軸線に直交する方向に沿って延在す
る。したがって、基板ボックス102の可動ベース部203から取り出す方向へのスライ
ド移動を規制することができ、保持手段204により保持された基板ボックス102を可
動ベース部203に固定することができる。
289の螺入を筐体の前方側から行うことができるので、右利きの作業者にとっては、ス
クリュードライバなどの工具を回しやすく、簡単に固定作業を行うことができる。
よって、固定面117と対向する側である筐体2の左端部側、すなわち、固定面117と
反対側に移動し、固定面117側が大きく開放される。したがって、固定面117周辺の
作業スペースを広く確保することができ、固定ネジ289の固定作業及び取外作業を容易
に行うことができる。したがって、主制御装置101の基板ボックス102を台座装置2
01の可動ベース部203に固定する固定作業及び固定解除作業を容易に行うことができ
る。
の貫通孔284aに連通する基板ボックス102のネジ孔部117aが基板ボックス10
2を可動ベース部203に保持させる際のスライド移動方向先頭側に配置されているので
、基板ボックス102を回動中心軸線に接近する方向にスライド移動させて可動ベース部
203に保持させる際に固定用フランジ284に対向する基板ボックス102の固定面1
17の長さを、基板ボックス102のスライド移動方向に沿って長く形成する必要がなく
、より短い距離とすることができ、基板ボックス102の形状を簡単なものにすることが
できる。
、固定用フランジ284の表面側と面一に連続して延在する平面部118が形成されてい
る。
面を構成するように形成されている。封印シールは、基板ボックス102の表面側から平
面部118と固定用フランジ284に跨るように貼付され、一旦剥がされると封印シール
から粘着剤が剥がれ、再度貼付することができず、シール貼付面に剥がされた形跡を残す
ものであり、基板ボックス102の固定の封印が解かれたか否かを確認できる。
対向する底板部121を有している。そして、その底板部121の左端部及び右端部には
、基板高さ方向に起立して先端部がL字状に形成された複数の引掛部122が形成されて
おり、これら複数の引掛部122と表ケース体110の長孔113との係合により、表ケ
ース体110と裏ケース体120とが組み合わされるようになっている。
ね合わせることによって表ケース体110の長孔113に挿通され、表ケース体110に
対して裏ケース体120を相対的に上方にスライド移動させることによって、表ケース体
110の長孔113と係合するようになっている。引掛部122の長孔113への係合に
より、表ケース体110と裏ケース体120が合体して中空箱状の基板ボックス102が
形成される。
せることによって、引掛部122の長孔113への係止を解除でき、表面側と裏面側とに
離反させることで基板ボックス102を表ケース体110と裏ケース体120に分解でき
、基板ボックス102内に収容されている主基板103を取り出すことが可能となる。
態で、結合ネジ132、133によって結合され、相対的な上下のスライド移動が規制さ
れる。
ネジ孔部119が設けられている。結合ネジ孔部119は、表ケース体110の裏面側に
ネジ孔が螺設されており、裏ケース体120の対応する箇所に穿設された貫通孔に結合ネ
ジ132を挿通し、表ケース体110の結合ネジ孔部119に螺入することによって、裏
ケース体120を表ケース体110に結合し、表ケース体110と裏ケース体120との
相対的な上下のスライド移動を規制することができる。
ネジ孔部128が設けられている。結合ネジ孔部128は、裏ケース体120の表面側に
ネジ穴が螺設されており、表ケース体110の対応する箇所に穿設された貫通孔110a
に結合ネジ133を挿通し、裏ケース体120の結合ネジ孔部128に螺入することによ
って、表ケース体110を裏ケース体120に結合することができる。
ケース体120との相対的な上下のスライド移動を防ぎ、基板ボックス120が表ケース
体110と裏ケース体120に分解されるのを不可能とする一方、結合ネジ132、13
3の取り外しにより、表ケース体110と裏ケース体120との相対的な上下のスライド
移動を許容し、基板ボックス102を表ケース体110と裏ケース体120に分解するこ
とができる。
部123内には、分解封印部141の封印部材143が設けられている。封印部材143
は、角孔部123内で左右に離間した位置にそれぞれ設けられている。封印部材143は
、封印ピン130を挿入可能な内径を有する筒状体をなし、角孔部123内を上下に延在
するゲート部125によって裏ケース体120に連結されている。
裏ケース体120から分離できるように構成されている。各封印部材143は、表ケース
体110と裏ケース体120を互いに組み合わせることにより、表ケース体110の封印
部材142と同軸上に連続する位置にそれぞれ設けられている。
封印ピン130を装着することにより、基板ボックス102を表ケース体110と裏ケー
ス体120に分解できないように封印する分解封印部141を構成する。
側部分が挿入されて係止され、裏ケース体120の封印部材143内に封印ピン130の
先端側部分が挿入されて係止される。そして、かかる係止状態で、表ケース体110と裏
ケース体120との相対的な上下のスライド移動を規制し、基板ボックス102が表ケー
ス体110と裏ケース体120とに不正に分解されるのを防ぐことができる。そして封印
ピン130は、装着後に取り外して再利用することが不可能な構成を有している。
ニッパなどの工具で切断し、封印部材142を表ケース体110から分離し、そして、封
印部材143を裏ケース体120から分離することによって、分解封印部141による封
印を解除することができる。
42、143の両方を分離して分解封印部141の封印を解除しているが、これに限られ
るものではなく、封印部材142、143のいずれか一方だけを分離することでも分解封
印部141による封印を解除できる。
20との相対的な上下のスライド移動が許容され、基板ボックス102を表ケース体11
0と裏ケース体120に分解することが可能になる。
110と裏ケース体120に分解するためには、封印部材142、143を分離してその
封印を解除しなければならない。
3を分離した形跡が明確に残される。換言すれば、基板ボックス102に封印部材142
、143の分離の形跡を残さない限り、基板ボックス102を表ケース体110と裏ケー
ス体120に分解することはできない。したがって、封印部材142、143の分離の形
跡を見ることによって、基板ボックス102の分解の事実及びその回数を容易に把握する
ことができる。
って封印した日時及び封印した者の氏名が記載されるように定められている。したがって
、シートの記載内容と、封印部材142、143の分離の形跡を見比べることで、基板ボ
ックス102の不正な分解がなされていないかを容易に判断することができる。尚、本実
施の形態では、分解封印部141において、複数ある封印部分の何れを使用するかは予め
順番が定められており、例えば左側の封印が最初に行われる。
。第2被挿入部材330は、角孔部123内で左右一列に並ぶように複数設けられている
。各第2被挿入部材330は、基板ボックス120を可動ベース部203に取り付けた状
態で、可動ベース部203の第1被挿入部材310と対向して同軸上に連続する位置に設
けられている。
ス102側から固定ピン301を挿入することにより、基板ボックス102を可動ベース
部203から取り外すことができないように固定する固定手段300を構成する。
係止され、可動ベース部203の第1被挿入部材310に固定ピン301の先端側部分が
挿入されて係止される。そして、かかる係止状態で、可動ベース部203に対する基板ボ
ックス102の取外方向へのスライド移動を規制し、基板ボックス102が可動ベース部
203から不正に取り外されるのを防ぐことができる。
入部材330を基板ボックス102から分離し、第1被挿入部材310を可動ベース部2
03から分離して、第1被挿入部材310と第2被挿入部材330に固定ピン301が挿
入された状態のまま取り出す。これにより、基板ボックス102の可動ベース部203に
対する取外方向へのスライド移動が許容され、基板ボックス102を可動ベース部203
から取り外すことが可能となる。
102を可動ベース部203から取り外すためには、第2被挿入部材330を基板ボック
ス102から分離する必要がある。
分離した形跡が明確に残される。換言すれば、基板ボックス102に分離の形跡を残さな
い限り、基板ボックス102を可動ベース部203から取り外すことはできない。したが
って、第2被挿入部材330の分離の形跡を見ることによって、基板ボックス102の可
動ベース部203からの取り外しの事実及びその回数を容易に把握することができる。
手段300によって固定した日時及び固定した者の氏名等が記載されるように定められて
いる。したがって、シートの記載内容と、第2被挿入部材330の分離の形跡を見比べる
ことで、基板ボックス102の不正な取り外しがなされていないかを容易に判断すること
ができる。本実施の形態では、複数の第1被挿入部材310及び第2被挿入部材330の
何れを使用するかは予め順番が定められており、例えば左側から右側に向かって順に1つ
ずつ使用される。
ず、スロットマシン1の製造時において、主基板103が基板ボックス102内に収容さ
れて主制御装置101が組み立てられると、一対の分解封印部141のうちの一つによっ
て、基板ボックス102を表ケース体110と裏ケース体120に分解できないように封
印される(例えば図6に示す「A」が封印される)。
うちの一つによって、基板ボックス102を可動ベース部203から取り外すことができ
ないように固定される(例えば図6に示す「B」が固定される)。
102から取り外す場合、主制御装置101に対する作業が初回のときは、固定手段30
0による固定が最初に解かれて主制御装置101が台座装置201から取り外され、次い
で分解封印部141による封印が解かれて主基板103が基板ボックス102内から取り
外される(例えば図6に示す「A」の封印と「B」の固定が解除される)。
容されて、可動ベース部203に装着される。そして、取外作業により分離された第2被
挿入部材330とは別の第2被挿入部材330を使用して固定される(例えば図6に示す
「C」が固定される)。
かかる固定状態では基板ボックス102を可動ベース部203から引き出して取り外すこ
とができないので、基板ボックス102を表ケース体110と裏ケース体120に分解す
ることもできない。したがって、結果として表ケース体110と裏ケース体120との組
み立て状態が維持され、基板ボックス102内に主基板103が封印された状態で収容さ
れる。
01に対する作業が2回目以降のときは、固定手段300による固定が解かれて、基板ボ
ックス102と可動ベース部203との結合が解除され、主制御装置101を台座装置2
01から取り外すことができる。
かれると、表ケース体110と裏ケース体120とを相対的に上下にスライド移動させる
ことが可能となり、基板ボックス102を表ケース体110と裏ケース体120に分解し
て、主基板103を取り外すことができる。
された第2被挿入部材330とは別の第2被挿入部材330を使用して固定される(例え
ば図6に示す「D」が固定される)。
B」、「C」、「D」、「E」)の第2被挿入部材330が分離された場合には、一対の
分解封印部141のうちの他方の分解封印部141(例えば図6に示す「F」)が封印さ
れ、スロットマシン1の製造元等に発送される。スロットマシン1の製造元等では、分解
封印部141の封印を解いて基板ボックス102を表ケース体110と裏ケース体120
に分解し、主基板103を取り出して基板ボックス102を交換し、分解封印部141の
うちの一つを封印して発送元に返送する。
を台座装置201から取り外す手順を図18に基づいて以下に説明する。
(a)は、可動ベース部203が起立姿勢位置に位置決め保持された状態を示し、図18
(b)は、可動ベース部203が傾倒姿勢位置に位置決め保持された状態を示し、図18
(c)は、可動ベース部203から主制御装置101を取り出す状態を示している。
固定されて、可動ベース部203が筐体2の横幅方向に延在する回動中心軸線を中心とし
て回動可能に支持されて回動によって起立姿勢位置と傾倒姿勢位置に選択的に配置できる
ように筐体2に取り付けられている。
姿勢位置決め保持手段205を構成する左右の係止爪部231によって起立姿勢位置に位
置決め保持されている。
部231による可動ベース部203の係止を解除し、可動ベース部203の先端部側を筐
体2の正面側に引き出すように回動させる。これにより、可動ベース部203は、支持ピ
ン207を回動中心として筐体2の正面側に傾倒し、図18(b)に示すように、当接部
269がカバー板部251の回動ストッパ253に当接して起立姿勢位置から約60度の
回動角度だけ傾倒した傾倒姿勢位置に位置決め保持される。
への係入を解き、基板ボックス102の可動ベース部203への係止を解除してから、図
18(c)に示すように、主制御装置101を可動ベース部203の底板部211に沿っ
て予め設定された摺接方向である載置部262から離反する方向、換言すると、回動軸部
265の回動中心軸線に直交して離反する方向にスライド移動させ、可動ベース部203
から引き出して取り外す。主制御装置101の台座装置201への取り付けは、上記取り
外し手順を逆に行うことによりできる。
筐体2の正面側に傾倒する方向に回動させて、傾倒姿勢位置に位置決め保持できる。すな
わち、可動ベース部203は、起立姿勢位置から筐体2の正面側に傾倒されると、重力に
よって下方に向かって回動する力が作用し、傾倒姿勢位置まで回動して、傾倒姿勢位置で
当接部269が回動ストッパ253に当接する。したがって、可動ベース部203を予め
設定された傾倒姿勢位置に必ず位置決め保持することができる。
203への取付作業を行うときに、他方の手で可動ベース部203を支持して位置決め固
定する必要がない。したがって、基板ボックス102の可動ベース部203への取付作業
及び取外作業を容易なものとし、取付作業においては基板ボックス102を可動ベース部
203に取り付け易いという効果を得る。したがって、これらの作業時間の短縮を図るこ
とができる。
とから、起立姿勢位置では、筐体2の正面側から基板ボックス102の表ケース部110
を透過して主基板103の表面を視認でき、傾倒姿勢位置では、筐体2の正面側でかつ上
側から可動ベース部203の底板部211及び基板ボックス102の裏ケース部120を
透過して主基板103の裏面を視認できる。
き、主基板103の裏面を視認する際に、筐体2の横方向からのぞき込む必要がなく、筐
体2の正面側でかつ上方から視認できる。
閉塞するように設けられていることから、そのような前面扉3などの障害物がない、筐体
2の正面側でかつ上方から視認できる。したがって、前面扉3に邪魔されることなく、主
基板103の裏面を視認でき、主基板103の表面と裏面の両側の視認作業を容易に行う
ことができる。したがって、主基板103に対して不正な利益を得ることを目的とした改
造等が行われているか否かの確認作業を容易に行うことができる。
基板ボックス102の裏ケース体120には、フランジ126が設けられている。
20から後方に向かって突出している(図22を参照)。そして、基板ボックス102を
可動ベース部203に取り付けた状態で、可動ベース部203の底板部261よりも上方
に位置し、底板部261よりも後方の位置まで突出するように形成されている。
1被挿入部材310から第2被挿入部材330に亘る部位の上方に位置し、裏ケース体1
20と底板部261との間の合わせ目部分を基板ボックス102の上方から覆い隠すこと
ができる。したがって、裏ケース体120と底板部261との間にカッターや鋸の刃など
を挿入して固定ピン301を切断する等の不正操作を防止できる。
127に係入する係止部288が突設されている。係止孔127は、フランジ126を上
下に貫通して形成されている。本実施の形態では、合計で4個が設けられており、各第2
被挿入部材330の近傍位置にそれぞれ配置されている。
る。そして、基板ボックス102を可動ベース部203に取り付けた状態で、フランジ1
26の下方から係止孔127内に進入し、係止孔127内を貫通して先端がフランジ12
6の上方に突出する形状を有する。したがって、基板ボックス102を可動ベース部20
3に取り付けることにより、フランジ126の下方から係止孔127内に係止部288を
進入させて、係止孔127内を貫通してフランジ126の上方に突出させることができる
。
に付勢した場合であっても、係止部288を係止孔127内に係止することができ、底板
部261と裏ケース体120との間に隙間が生じるのを防ぐことができる。したがって、
フランジ126の効果である、裏ケース体120と底板部261との間にカッターや鋸の
刃などを挿入して固定ピン301を切断する等の不正操作を防止できるという効果を更に
向上させることができる。
ン301の斜視図、図22は、第1被挿入部材310の構成を説明する図、図23は、第
1被挿入部材310と嵌合部321の構成を説明する図、図24は、第2被挿入部材33
0の構成を説明する図、図25は、固定手段300の断面図である。
ース部203から不正に取り外される行為を防ぐためのものであり、固定ピン(規制(固
定)部材)301と、可動ベース部203に着脱自在に取り付けられて固定ピン301の
先端側部分が挿入されて係止される第1被挿入部材310と、第1被挿入部材310に対
向して基板ボックス102に配設され固定ピン301の基端側部分が挿入される第2被挿
入部材330を備えている。
によって構成されている。固定ピン301は、一定径を有して軸方向に延在する円柱状の
軸部302を有している。そして、軸部302の基端には、段差を介して拡径された円盤
状の鍔部303が設けられている。鍔部303は、第2被挿入部材330の後述する第2
挿入孔333に固定ピン301の基端側部分が挿入された状態で第2被挿入部材330と
当接して固定ピン301の挿入方向への移動を規制する当接部を構成する。
けられている。腕部305は、軸部302の先端から軸方向に沿って延出し、軸部302
の軸方向に直交する方向に互いに離反するように一対が設けられている。各腕部305は
、先端側係止爪304を互いに接近する方向に付勢することによって弾性変形し、また、
付勢力の消失により復元して元の位置に戻すことができるように構成されている。
た場合に、第1被挿入部材310に係止されて固定ピン301の抜脱方向への移動を規制
する構成を有する。先端側係止爪304は、軸部302よりも径方向外側に突出するよう
に各腕部305の先端に各々設けられている。そして、腕部305に対してほぼ垂直面と
なるように段差状に形成された段差面304aと、腕部305の基端側から先端側に移行
するにしたがって段差面304aの外縁から軸部302の中心に向かって移行するように
傾斜した傾斜面304bを有している。
した場合に、第1被挿入部材310の後端面310aに対向できるように平面状に形成さ
れている。
4に挿入する際に、第1挿入孔314の内周面に当接して一対の腕部305を互いに接近
する方向に付勢できるように形成されている。
ボネイトなどの合成樹脂製材料からなる。そして、第1挿入孔314の軸心と交差する方
向に分離して第1挿入孔314の内周面の一部を備えた2個のプレート部材311(複数
の部材)に分解される構成を有する。本実施の形態では、第1被挿入部材310は、正面
斜視図である図22(a)及び背面斜視図である図22(b)、及び図23に示すように
、上下に組み合わされる2個のプレート部材311によって構成される。
略中央位置には、切欠部313が形成されている。切欠部313は、平板部312の短手
方向一方側の合わせ面から短手方向他方側に向かって半円状に切り欠いて形成されている
。切欠部313は、2個のプレート部材311を上下に組み合わせた場合に、同一平面上
で並列に並べられた2つの平板部312の中央位置に、一定径を有して平板部312を貫
通する第1挿入孔314を形成するように構成されている。
一対の先端側係止爪304の最大離間距離よりも小さな内径を有し、固定ピン301の先
端側部分を挿入した場合に固定ピン301の腕部305との間に若干の間隙を有して内周
面が対向するように構成されている。
3の嵌合部321に着脱自在に保持させるための保持爪315が設けられている。保持爪
315は、第1被挿入部材310を正面側から斜視した図22(a)及び裏面側から斜視
した図22(b)に示すように、平板部312から突出する腕部316の先端に設けられ
ている。
れている側)にそれぞれ基端が設けられ、平板部312に対して直交する方向でかつ互い
に平行に延在する。そして、弾性変形により保持爪315を互いに接近する方向に向かっ
て移動させ、復元により保持爪315を元の位置に戻すことができる弾性力を有している
。
り、腕部316に対してほぼ垂直面となるように段差状に形成された段差面315aと、
腕部316の基端側から先端側に移行するにしたがって段差面315aの外縁から互いに
接近する方向に向かって移行する傾斜面315bを有している。
21に着脱自在に取り付けられる。嵌合部321は、可動ベース部203の底板部261
に一体に形成されており、本実施の形態では、底板部261の上部中央に合計で4個が左
右一列に並ぶように配置されている(図10及び図12を参照)。
入部材310を取り付けたときに、プレート部材311の平板部312が可動ベース部2
03の底板部261から表面側に突出しないように保持する構成を有する。このように、
プレート部材311の平板部312の表面が可動ベース部203の底板部261の表面に
突出しないように構成することで、基板ボックス102を可動ベース部203に対してス
ライド移動させた際に、基板ボックス102が第1被挿入部材310に引っ掛かってしま
うことを防止できる。
部321aと、矩形凹部321aの略中央位置に凹設される丸穴部321bと、矩形凹部
321a内でかつ丸穴部321bの左右両側に沿って穿設されて保持爪315が挿入され
る爪孔部321cとを有する。
は、嵌合部321に取り付けられた第1被挿入部材310に、固定ピン301の先端側係
止爪304が係止された場合に、先端側係止爪304を収容して、底板部261の裏面側
から覆い隠す大きさを有する(例えば、図27を参照)。爪孔部321cは、丸穴部32
1bの軸方向に沿って延在し、保持爪315の腕部315aよりも若干短い長さ寸法を有
し、その底部には開口孔321dが形成されている。
板部312が嵌め込まれて平板部312の表面が可動ベース部203の底板部261の表
面と面一とされた状態で、保持爪315が開口孔321dから突出する位置に形成されて
いる。そして更に、一対の爪孔部321cの最大離間距離が、プレート部材311の一対
の腕部316の最大離間距離と同一若しくは若干短くなるように形成されている。
て爪孔部321cに挿通し、保持爪315を開口孔321dから突出させて、腕部316
を復元させ、保持爪315を嵌合部321の後端面に引っ掛けて、第1被挿入部材310
を嵌合部321に取り付けることができる。第1被挿入部材310は、第1挿入孔314
が基板ボックス102のスライド方向に直交する方向に延在するように嵌合部321に取
り付けられる。
ら突出している一対の保持爪315を互いに接近する方向に付勢して、各腕部316を弾
性変形させ、保持爪315の引っ掛かりを外す。そして、第1挿入孔314の軸心に沿っ
て嵌合部321から離反する方向に移動させることによって取り外すことができる。第1
被挿入部材310の取外作業は、可動ベース部203を傾倒姿勢位置に位置決め保持させ
た状態で、底板部261の後方から行うことができる。
れており、底板部261の後方からプレート部材311の平板部312や固定ピン301
の先端側係止爪304に触れることはできない構造となっている。
部261に対して直交する方向に沿って凹設又は穿設されているので、底板部261の表
面側と裏面側から挟み込む金型によって形成することができ、可動ベース部203を容易
に製造することができる。
その要部を拡大して示す図である図25(b)に示すように、基板ボックス102の裏ケ
ース体120に一体に設けられている。そして、基板ボックス102を可動ベース部20
3に保持させた場合に、可動ベース部203の各第1被挿入部材310に対して基板ボッ
クス102のスライド移動方向に直交する方向で且つ第1被挿入部材310の平板部31
2にそれぞれ対向するように設けられている。
形状を有しており、その中心には、第2挿入孔333が穿設されている。第2被挿入部材
330は、裏ケース体120の角孔部123内にゲート部331によって支持されている
。
孔部123内の高さ方向略中央位置に第2被挿入部材330を支持する。そして、第2被
挿入部材330の上方に位置する箇所及び下方に位置する箇所をそれぞれニッパなどの工
具で切断することによって、第2被挿入部材330を裏ケース体120から分離できるよ
うに構成されている。
1に直交する方向に沿って延在し、第2被挿入部材330の後端面330aが底板部12
1の後面と面一に位置するように第2被挿入部材330を支持する。
幅を有して上下に延在し、ゲート部331の幅方向後端縁部が第2被挿入部材330の後
端面330aよりも前側(表ケース体110側)の位置に位置し、かつ基板ボックス10
2を可動ベース部203に保持させた状態でゲート部331の幅方向後端縁部と可動ベー
ス部203の底板部261との間に所定間隔を有して離間するように設けられている。
の間に所定間隔を設けることによって、例えば表ケース体110側から工具を差し入れて
ゲート部331を切断するときに工具をゲート部331の幅方向全幅に亘って確実に当接
させることができ、ゲート部331の切断作業を容易に行うことができる。
横幅を有しており、ゲート部331の幅方向前端縁部が第2被挿入部材330の前端面と
面一となり、ゲート部331の幅方向後端縁部が第2被挿入部材330の軸方向略中央位
置に位置するように形成されている。
ている。そして、第2挿入孔333は、第2被挿入部材330を貫通して形成されており
、基板ボックス102のスライド方向に直交する方向に延在し、基板ボックス102が可
動ベース部203に保持された状態で、第1被挿入部材310の第1挿入孔314と同軸
上に連続する位置に配置される構成を有する。
面との間に若干の間隙を形成できるように軸部302の外径よりも若干大きな内径を有し
ている。第2挿入孔333の軸方向前側部分には、拡径部334が形成されている。拡径
部334は、第2挿入孔333との間に段差面334aを介して拡径されて形成されてお
り、第2被挿入部材330の前端面330aに開口している。
鍔部303を収容できるように、鍔部303の外径よりも若干大きい内径と、鍔部303
の軸方向長さと同一若しくは若干長い軸方向長さを有している。
向に移動されるのを規制し、固定ピン301を所定の挿入位置に位置決めすることができ
るようになっている。
して第2被挿入部材330を裏ケース体120から分離した場合に、第2被挿入部材33
0を第2挿入孔333の軸心と交差する方向に分離して第2挿入孔333の内周面の一部
を備えた2つの部材336に分解されるように構成されている。
し、第2被挿入部材330の前端面330aから後端面330bに亘って切り欠いて設け
られており、第2被挿入部材330を左右に二分している。そして、ゲート部331を切
断した場合に、第2被挿入部材330を左右に分解できるようになっている。
に、第1被挿入部材310が嵌合部321から取り外される方向側で第1被挿入部材31
0に対向して配置され、第1被挿入部材310の取り出し方向への移動を妨げるようにな
っている。そして、ゲート部331が切断されて第2被挿入部材330が基板ボックス1
02の裏ケース体120から取り外されると、第1被挿入部材310との対向が解除され
て、第1被挿入部材310を嵌合部321から取り外すことができるようになっている。
により基板ボックス102を可動ベース部203に固定する場合、第1被挿入部材310
の嵌合部321に第1被挿入部材310を取り付け、基板ボックス102を可動ベース部
203に対してスライド移動させて結合させる。
2挿入孔333が基板ボックス102のスライド方向に直交する方向に同軸上に配置され
る。
挿入孔333内に挿入する。固定ピン301は、固定ピン301の先端側部分が第2被挿
入部材330の第2挿入孔333内に挿入されると、先端側係止爪304の傾斜面304
bが第2挿入孔333の内周面に当接して、各先端側係止爪304が互いに接近する方向
に付勢される。そして、第2挿入孔333内に進入して、第2挿入孔333内を通過し、
第2挿入孔333に連続する第1挿入孔314内に進入する。そして、先端側係止爪30
4は、第1挿入孔314内を通過し、最終的に、図27に示すように、第1被挿入部材3
10の後端面310aから先端側係止爪304全体が突出する。
4全体が突出すると、付勢が解除され、腕部305が復元して、先端側係止爪304の段
差面304aが第1被挿入部材310の後端面310aと対向する。したがって、固定ピ
ン301を挿入方向とは逆向きの抜脱方向に付勢した場合に、先端側係止爪304の段差
面304aが第1被挿入部材310の後端面310aに当接して、固定ピン301の抜脱
方向への移動が規制され、第1被挿入部材310に係止される。
内に挿入されて、鍔部303の底面が第2被挿入部材330の前端面330aと略面一と
なる。そして、鍔部303が第2挿入孔333と拡径部334との段差面334aに当接
して固定ピン301の更なる挿入方向への移動が規制される。
挿入され且つ固定ピン301の基端側部分が第2被挿入部材330の第2挿入孔333に
挿入された状態で先端側係止爪304が第1被挿入部材310に係止されており、固定ピ
ン301を第1被挿入部材310及び第2被挿入部材330から取り外すことができない
状態になっている。
ス部203に対する基板ボックス102の相対的なスライド移動が規制され、基板ボック
ス102を可動ベース部203から不正に取り外すことができないように固定することが
できる。
方向への移動が規制されると共に鍔部303が拡径部334の段差面334aに当接して
固定ピン301の挿入方向への移動が規制されるので、可動ベース部203と基板ボック
ス102とを固定ピン301の軸方向に沿って互いに離反する方向に付勢した場合に、可
動ベース部203と基板ボックス102との間に隙間が形成されるのを防ぐことができ、
かかる隙間から固定ピン301に不正な細工がなされるのを防止できる。
ト部331を切断して、固定ピン301の先端側係止爪304が係止されている第2被挿
入部材330を裏ケース体120から分離する。
所がそれぞれ切断される。ゲート部331は、可動ベース部203の底板部261との間
に所定間隔を有して離間する位置に設けられているので、表ケース体110側から工具を
差し入れてゲート部331を切断するときに工具をゲート部331の幅方向全幅に亘って
確実に当接させることができ、ゲート部331の切断作業を容易に行うことができる。
れると、スリット332を間に介して左右に2つに分解され、互いに離反して固定ピン3
01から取り外される。
部材310との対向が解除されて、第1被挿入部材310を可動ベース部203の嵌合部
321から取り外すことが可能となる。
03を起立姿勢位置から傾倒させて傾倒姿勢位置に位置決め保持させ、可動ベース部20
3の底板部261を露出させる。
を互いに接近する方向に付勢して保持爪315の引っ掛かりを外し、第1被挿入部材31
0を底板部261の表面側に押し出す。
4の軸心に沿って嵌合部321から離反する方向に移動され、固定ピン310が第1挿入
孔314に挿入された状態のままで嵌合部321から取り外される。
321から取り外されると、基板ボックス102は、可動ベース部203に対してスライ
ド方向にスライド移動させることが可能になる。したがって、基板ボックス102を可動
ベース部203から正規に取り出すことができる。
互いに上下に離反して、第1挿入孔314の径方向に分解され、固定ピン301から取り
外される。したがって、固定ピン301を、第1被挿入部材310及び第2被挿入部材3
30から簡単に取り外すことができる。
ピン301を挿入した場合に、固定ピン301の先端側部分が第1被挿入部材310の第
1挿入孔314に挿入され且つ固定ピン301の基端側部分が第2被挿入部材330の第
2挿入孔333に挿入される。そして、先端側係止爪304が第1被挿入部材310に係
止されて、固定ピン310の抜脱方向への移動が規制される。したがって、基板ボックス
102のスライド移動が規制されて基板ボックス102を台座装置201に固定した状態
が維持される。
2被挿入部材330が対向して配置されているので、第2被挿入部材330が裏ケース体
120から分離されるまでは、嵌合部321から取り外すことができない。したがって、
可動ベース部203を回動させた場合に基板ボックス102内の制御基板の裏面を筐体2
の正面側から視認可能としつつ、第1被挿入部材310に係止された先端側係止爪304
を、嵌合部321によって外部から覆い隠して、先端側係止爪304に対して直接触れる
のを禁止し、不正な解除操作を防ぐことができる。
部材330を基板ボックス102の裏ケース体120から分離して第1被挿入部材310
との対向を解除し、第1被挿入部材310を固定ピン310と共に嵌合部321から取り
外す。第1被挿入部材310は、嵌合部321から取り出されると、2つのプレート部材
311に分解されて互いに離反し、固定ピン301から取り外される。そして、第2被挿
入部材330は、裏ケース体120から分離されると、2つに分解されて互いに離反し、
固定ピン301から取り外される。
0を分離した場合に、第2被挿入部材330を2つに分解して固定ピン310から簡単に
取り外すことができる。そして、第1被挿入部材310を可動ベース部203の嵌合部3
21から取り外した場合に、第1被挿入部材310を2つのプレート部材311に分解し
て固定ピン310から簡単に取り外すことができる。したがって、固定ピン310を破壊
することなく、再使用可能な状態で第1被挿入部材310及び第2被挿入部材330から
取り外すことができる。
できるので、1台のスロットマシン1に対して、1個の固定ピン301を用意するだけで
よく、予備の固定ピン301を付与する必要がない。したがって、複数の固定ピン301
を用意したときの不具合、例えば、固定ピン301を破壊して可動ベース部203と基板
ボックス102との固定を解除した後に、未使用の固定ピン301を再び同じ第1被挿入
部材310と第2被挿入部材330に挿入して可動ベース部203と基板ボックス102
との固定が未だ解除されていないと偽装する不正行為等を防ぐことができる。
ずれか一方がプラスチック製材料によって構成され、他方が金属製材料によって構成され
ており、これらを廃棄する場合には、簡単かつ確実に分別して廃棄できる。したがって、
それぞれ資源ゴミとしてリサイクルすることができ、資源の有効活用を図ることができる
。
可動ベース部203とは別体に設けて嵌合部321に着脱自在な構成としたので、第1被
挿入部材310を成形する成形型と、可動ベース部203を成形する成形型を別々の物に
することができ、各成形型の構造を簡単化することができる。したがって、成形型の製造
を容易なものとし、生産コストを低減でき、遊技機の提供価格の高騰を抑制することがで
きる。
5によって台座装置201の可動ベース部203に係止される場合を例に説明したが、こ
れに限定されるものではなく、例えば、第1被挿入部材310の係止爪315を省略して
、嵌合部321に嵌合させる構成としてもよい。かかる構成によれば、プレート部材31
1の構造を簡単化することができるので、プレート部材311の製造を容易化することが
できる。また、第1被挿入部材310を嵌合部321から取り外す場合に、係止爪315
の係止を解除する係止解除操作を省略することができ、簡単に取り外すことができる。
に突出する構成を有する場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、例えば
、先端側係止爪304が軸部302よりも径方向内側に位置する構成としてもよい。かか
る構成によれば、第2被挿入部材330の第2挿入孔333から固定ピン301を抜脱す
る際に、先端側係止爪304が第2被挿入部材330に引っ掛かることなく第2挿入孔3
33内を通過させることができる。したがって、固定ピン301を第2被挿入部材330
から簡単に抜脱することができる。
28に示す第1被挿入部材340と図29に示す第1被挿入部材350は、図22に示す
第1被挿入部材310と全体形状が同一の寸法を有するように構成されている。
ボネイトなどの合成樹脂製材料からなる。そして、第1挿入孔344の軸心と交差する方
向に分離して第1挿入孔344の内周面の一部を備えた2個のプレート部材(複数の部材
)341に分解される構成を有する。本実施の形態では、第1被挿入部材340は、図2
8に示すように、それぞれが一方の腕部346を有し、左右に組み合わされる2個のプレ
ート部材341によって構成される。
342a側である一方の側端には、切欠部343が形成され、平板部342の他方の側端
には、保持爪345が設けられている。
向かって半円状に切り欠いて形成されており、2個のプレート部材341を組み合わせた
場合に、並列に並べられた2つの平板部342の中央位置に、一定径を有して平板部34
2を貫通する第1挿入孔344を形成するように構成されている。そして、第1挿入孔3
44が固定ピン301の軸部302の外径よりも若干大きくかつ一対の先端側係止爪30
4の最大離間距離よりも小さな内径を有し、固定ピン301の先端側部分を挿入した場合
に固定ピン301の腕部305との間に若干の間隙を有して内周面が対向するように構成
されている。
在に保持させるためのものであり、平板部342から突出する腕部346の先端に設けら
れている。
けられており、平板部342に対して直交する方向に延在する。そして、弾性変形により
保持爪345を互いに接近する方向に向かって移動させ、復元により保持爪345を元の
位置に戻すことができる弾性力を有している。
腕部346との間で腕部346に対してほぼ垂直面となるように段差状に形成された段差
面345aと、腕部346の基端側から先端側に移行するにしたがって段差面345aの
外縁から切欠部343が設けられている側端に向かって接近する方向に移行する傾斜面3
45bを有している。
する。連結部347は、平板部342の一方の側端に設けられており、連結ピン347a
と連結穴347bによって構成される。連結ピン347aと連結穴347bは、切欠部3
43を間に介して上下に離間した位置にそれぞれ設けられており、連結ピン347aが平
板部342から突出し、連結穴347bが平板部342に凹設されている。
2aどうしを接面させた場合に、一方のプレート部材341の連結ピン347aを他方の
プレート部材341の連結穴347bに挿入して嵌合させ、且つ他方のプレート部材34
1の連結ピン347aを一方のプレート部材341の連結穴347bに挿入して嵌合させ
ることができ、各平板部342を同一平面上で並列に並べて一枚の板状とするように連結
する構成を有する。
合部321の爪孔部321cに挿通し、保持爪345を嵌合部321の開口孔321dか
ら突出させて、腕部346を復元させ、保持爪345を嵌合部321の後端面に引っ掛け
て、第1被挿入部材340を嵌合部321に取り付けた状態に保持できるようになってい
る。
に、可動ベース部203の嵌合部321から取り出した際に、2個のプレート部材341
に分解して互いに離反させることができる。したがって、第1被挿入部材340を固定ピ
ン301から簡単に取り外すことができる。
ボネイトなどの合成樹脂製材料からなる。そして、第1挿入孔354の軸心と交差する方
向に分離して第1挿入孔354の内周面の一部を備えた2個のプレート部材(複数の部材
)351に分解される構成を有する。本実施の形態では、第1被挿入部材350は、図2
9に示すように、それぞれが一方の腕部356を有し、左右に組み合わされる2個のプレ
ート部材351によって構成される。
352a側である一方の側端には、切欠部353が形成され、平板部352の他方の側端
には、保持爪355が設けられている。
側端に向かって半円状に切り欠いて形成されている。切欠部353は、2個のプレート部
材351を組み合わせた場合に、並列に並べられた2つの平板部352の中央位置に、一
定径を有して平板部352を貫通する第1挿入孔354を形成するように構成されている
。
先端側係止爪304の最大離間距離よりも小さな内径を有し、固定ピン301の先端側部
分を挿入した場合に固定ピン301の腕部305との間に若干の間隙を有して内周面が対
向する。
在に保持させるためのものであり、平板部352から突出する腕部356の先端に設けら
れている。
けられており、平板部352に対して直交する方向に延在する。そして、弾性変形により
保持爪355を互いに接近する方向に向かって移動させ、復元により保持爪355を元の
位置に戻すことができる弾性力を有している。
腕部356に対してほぼ垂直面となるように段差状に形成された段差面355aと、腕部
356の基端側から先端側に移行するにしたがって段差面355aの外縁から切欠部35
3が設けられている側端に向かって接近する方向に移行する傾斜面355bを有している
。
する。連結部357は、平板部352の合わせ面352a側である一方の側端に設けられ
ており、切欠部353を間に介して合わせ面352aの上部と下部にそれぞれ形成された
一対の凸部357a、357bと、一対の凹部357c、357dによって構成されてい
る。
の裏面側に形成され、凸部357bが平板部352の表面側に形成されている。そして、
凹部357c、357dは、凹部357cが平板部352の表面側に形成され、凹部35
7dが平板部352の裏面側に形成されている。
右から互いに接近させて各合わせ面352aを互いに接面させた場合に、一方のプレート
部材351の凸部357a、357bを他方のプレート部材351の凹部357c、35
7dに係合させ、且つ他方のプレート部材351の凸部357a、357bを一方のプレ
ート部材351の凹部357c、357dに係合させることができ、各平板部352を同
一平面上で並列に並べて一枚の板状とするように連結する構成を有する。
合部321の爪孔部321cに挿通し、保持爪355を嵌合部321の開口孔321dか
ら突出させて、腕部356を復元させ、保持爪355を嵌合部321の後端面に引っ掛け
て、第1被挿入部材350を嵌合部321に取り付けた状態に保持できるようになってい
る。
に、可動ベース部203の嵌合部321から取り出した際に、2個のプレート部材351
に分解して互いに離反させることができる。したがって、第1被挿入部材350を固定ピ
ン301から簡単に取り外すことができる。
次に、第2実施の形態における固定手段400の構成について以下に詳細に説明する。
尚、第1実施の形態と同様の構成要素については同一の符号を付することでその詳細な説
明を省略する。
、先端側係止爪404が第1被挿入部材410に係止され、且つ基端側係止爪406が第
2被挿入部材430に係止される構成について説明する。
成を説明する図、図33は、第1被挿入部材410と嵌合部321の構成を説明する図、
図34及び図35は、第2被挿入部材430の構成を説明する図、図36は、固定手段4
00の断面図である。
、第2被挿入部材430を備えている。
によって構成されており、丸棒状の軸部402を有している。軸部402は、所定の肉厚
を有する円筒形状を有しており、軸部402の基端には段差を介して拡径された円盤状の
鍔部403が設けられている。鍔部403は、第2被挿入部材430の後述する第2挿入
孔433に固定ピン401の基端側部分が挿入された状態で第2被挿入部材430と当接
して固定ピン401の挿入方向への移動を規制する当接部を構成する。
ている。腕部405は、軸部402の先端から軸方向に沿って延出しており、軸部402
の軸方向に直交する方向に互いに離反するように一対が設けられている。各腕部405は
、先端側係止爪304を互いに接近する方向に付勢することによって弾性変形し、また、
付勢力の消失により復元して元の位置に戻すことができるように構成されている。
た場合に、第1被挿入部材410に係止されて固定ピン401の抜脱方向への移動を規制
する構成を有する。先端側係止爪404は、各腕部405の先端に各々設けられており、
軸部402よりも径方向外側に突出している。そして、腕部405に対してほぼ垂直面と
なるように段差状に形成された段差面404aと、腕部405の基端側から先端側に移行
するにしたがって段差面404aの外縁から漸次縮径するように傾斜状に形成された傾斜
面404bを有している。
した場合に、後述する第1被挿入部材410の第1係止部417の後端面417aに対向
できるように平面状に形成されている。
する際に、第1挿入孔414の内周面に当接して一対の腕部405を互いに接近する方向
に付勢できるように形成されている。
ている。腕部407は、軸部402に開口形成された窓穴部402a内で、軸部402の
軸方向に沿って軸部402の基端側から先端側に向かって延出しており、軸部402の軸
方向に直交する方向に互いに離反するように一対が設けられている。各腕部407は、基
端側係止爪406を互いに接近する方向に付勢することによって弾性変形し、また、付勢
力の消失により復元して元の位置に戻すことができるように構成されている。
れた場合に、第2被挿入部材430に係止されて固定ピン401の抜脱方向への移動を規
制する構成を有する。基端側係止爪406は、軸部402よりも径方向外側に突出するよ
うに各腕部407の先端に各々設けられている。そして、腕部407に対してほぼ垂直面
となるように段差状に形成された段差面406aと、腕部407の基端側から先端側に移
行するにしたがって段差面406aの外縁から漸次縮径するように傾斜状に形成された傾
斜面406bを有している。
433に挿入した場合に、後述する第2挿入孔433内の後側段差面435aに対向でき
るように平面状に形成されている。傾斜面406bは、固定ピン401の基端側部分を第
2被挿入部材430の第2挿入孔433に挿入する際に、第2挿入孔433の内周面に当
接して一対の腕部407を互いに接近する方向に付勢できるように形成されている。
方向と各基端側係止爪406が互いに離反する方向とが、0度の位相角度となる位置関係
を有しており、軸方向に沿って一列に並ぶように設けられている。そして、先端側係止爪
404と基端側係止爪406は、略同一の径方向高さを有する。
ボネイトなどの合成樹脂製材料からなる。そして、第1挿入孔414の軸心と交差する方
向に分離して第1挿入孔414の内周面の一部を備えた2個のプレート部材411(複数
の部材)に分解される構成を有する。本実施の形態では、第1被挿入部材410は、正面
斜視図である図31(a)及び背面斜視図である図31(b)、及び図32に示すように
、上下に組み合わされる2個のプレート部材411によって構成される。
略中央位置には、切欠部413と突起部418が形成されている。切欠部413は、平板
部412の短手方向一方側の合わせ面から短手方向他方側に向かって半円状に切り欠いて
形成されている。切欠部413は、2個のプレート部材411を上下に組み合わせた場合
に、同一平面上で並列に並べられた2つの平板部412の中央位置に、一定径を有して平
板部412を貫通する第1挿入孔414を形成するように構成されている。
一対の先端側係止爪404の最大離間距離よりも小さな内径を有し、固定ピン401の先
端側部分を挿入した場合に固定ピン401の腕部405との間に若干の間隙を有して内周
面が対向するように構成されている。
形成されている。突起部418は、2個のプレート部材411を組み合わせた場合に、同
一平面上に並列に並べられた2つの平板部412の中央位置で円筒状に突出する第1係止
部417を形成するように構成されている。第1係止部417は、第1挿入孔414と同
一の内径を有し、後端面417aが軸方向に直交する方向に沿って平面状に形成されてい
る。
1係止部417の後端面417aよりも突出させた場合に、後端面417aが先端側係止
爪404の段差面404aと対向するようになっている。そして、かかる状態から固定ピ
ン401を抜脱方向に移動させようとした場合に、先端側係止爪404の段差面404a
を第1係止部417の後端面417aに当接させて抜脱方向への移動を規制し、先端側係
止爪404を第1被挿入部材410に係止することができるようになっている。
合部321に着脱自在に保持させるための保持爪415が設けられている。保持爪415
は、第1被挿入部材410を正面側から斜視した図31(a)及び後面側から斜視した図
31(b)に示すように、平板部412から突出する腕部416の先端に設けられている
。
が設けられている合わせ面側にそれぞれ基端が設けられ、平板部412に対して直交する
方向でかつ互いに平行に延在する。そして、弾性変形により保持爪415を互いに接近す
る方向に向かって移動させ、復元により保持爪415を元の位置に戻すことができる弾性
力を有している。
り、腕部416に対してほぼ垂直面となるように段差状に形成された段差面415aと、
腕部416の基端側から先端側に移行するにしたがって段差面415aの外縁から互いに
接近する方向に向かって移行する傾斜面415bを有している。
21に着脱自在に取り付けられる。尚、嵌合部321の構成については、第1実施の形態
と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
に弾性変形させて爪孔部321cに挿通し、保持爪315を開口孔321dから突出させ
て、腕部416を復元させ、保持爪415を嵌合部321の後端面に引っ掛けることがで
き、嵌合部321に取り付けられる。第1被挿入部材410は、第1挿入孔414が基板
ボックス102のスライド方向に直交する方向に延在するように嵌合部321に取り付け
られる。
突出している一対の保持爪415を互いに接近する方向に付勢して、各腕部416を弾性
変形させ、保持爪415の引っ掛かりを外してプレート部材411の保持を解除すること
によって取り外すことができる。第1被挿入部材410は、嵌合部321から取り外され
ると、2個のプレート部材411に分離して、第1挿入孔414の径方向に分解すること
ができる。
その要部を拡大して示す図である図34(b)に示すように、基板ボックス102の裏ケ
ース体120に一体に設けられている。そして、基板ボックス102を台座装置201の
可動ベース部203に装着した場合に、可動ベース部203の各第1被挿入部材410に
対して基板ボックス102のスライド移動方向に直交する方向で且つ第1被挿入部材41
0の平板部412にそれぞれ対向するように設けられている。
状を有しており、その中心には、第2挿入孔433が穿設されている。第2被挿入部材4
30は、裏ケース体120の角孔部123内にゲート部331によって支持されている。
ている。そして、第2挿入孔433は、第2被挿入部材430を貫通して形成されており
、基板ボックス102のスライド方向に直交する方向に延在し、基板ボックス102が可
動ベース部203に保持された状態で、第1被挿入部材410の第1挿入孔414と同軸
上に連続する位置に配置される構成を有する。
干の間隙を形成できるように軸部402の外径よりも若干大きな内径を有している。第2
挿入孔433の軸方向前側部分には、拡径部434が形成されている。拡径部434は、
第2挿入孔433との間に段差面434aを介して拡径されて形成されており、第2被挿
入部材430の前端面430aに開口している。
鍔部303を収容できるように、鍔部303の外径よりも若干大きい内径と、鍔部303
の軸方向長さと同一若しくは若干長い軸方向長さを有している。
に移動されるのを規制し、固定ピン301を所定の挿入位置に位置決めすることができる
ようになっている。
5は、後側段差面435aを介して拡径されて形成されており、第2被挿入部材430の
後端面430bに開口している。そして、基板ボックス102を可動ベース部203に挿
着した場合に、開口部分が第1被挿入部材410によって閉塞されるように構成されてい
る。
の基端側係止爪406の最大離間距離よりも若干大きい内径と、基端側係止爪406とほ
ぼ同一の軸方向長さを有している。
6を第2被挿入部材430の後側段差面435aよりも突出させた場合に、後側段差面4
35aが基端側係止爪406の段差面406aと対向するように形成されている。そして
、かかる状態から固定ピン401を抜脱方向に移動させようとした場合に、基端側係止爪
406の段差面406aを後側段差面435aに当接させて抜脱方向への移動を規制し、
基端側係止爪406を第2被挿入部材430に係止することができるようになっている。
して第2被挿入部材430を裏ケース体120から分離した場合に、第2被挿入部材43
0を第2挿入孔433の軸心と交差する方向に分離して第2挿入孔433の内周面の一部
を備えた2つの部材436に分解されるように構成されている。
し、第2被挿入部材430の前端面430aから後端面430bに亘って切り欠いて設け
られており、第2被挿入部材430を左右に二分している。そして、ゲート部331を切
断した場合に、第2被挿入部材430を第2挿入孔433の径方向である左右に分解でき
るようになっている。
に、第1被挿入部材410が嵌合部321から取り外される方向側で第1被挿入部材41
0に対向して配置され、第1被挿入部材410の取り出し方向への移動を妨げるようにな
っている。そして、ゲート部331が切断されて第2被挿入部材430が基板ボックス1
02の裏ケース体120から取り外されると、第1被挿入部材410との対向が解除され
て、第1被挿入部材410を嵌合部321から取り外すことができるようになっている。
により基板ボックス102を可動ベース部203に固定する場合、第1被挿入部材310
の嵌合部321に第1被挿入部材310を取り付け、基板ボックス102を可動ベース部
203に対してスライド移動させて結合させる。
2挿入孔433が基板ボックス102のスライド方向に直交する方向に同軸上に配置され
る。
挿入孔433内に挿入する。固定ピン401は、固定ピン410の先端側部分が第2被挿
入部材430の第2挿入孔433に挿入されると、先端側係止爪404の傾斜面404b
が第2挿入孔433の内周面に当接して、各先端側係止爪404が互いに接近する方向に
付勢される。そして、第2挿入孔433内に進入して、第2挿入孔433内を通過し、第
2被挿入部材430の後端面430bから先端側係止爪404全体が突出する。
突出すると、第2挿入孔433に同軸上に連続する第1被挿入部材410の第1挿入孔4
14に挿入される。そして、各先端側係止爪404の傾斜面404bが第1挿入孔414
の内周面に当接し、また、基端側係止爪406の傾斜面406bが第2挿入孔433の内
周面に当接した状態とされる。
に接近する方向に付勢され、第1挿入孔414内に進入して、第1挿入孔414内を通過
し、第1係止部417の後端面417aから先端側係止爪404全体が突出する。
体が突出すると、付勢が解除され、腕部405が復元して、先端側係止爪404の段差面
404aが第1係止部417の後端面417aに対向する。
に進入して、第2挿入孔433内を通過し、第2被挿入部材430の後端面430bから
突出する。基端側係止爪406は、第2被挿入部材430の後端面430bから基端側係
止爪406全体が突出すると、付勢が解除され、腕部407が復元して、基端側係止爪4
06の段差面406aが第2被挿入部材430の後端面430aに対向する。
側係止爪404の段差面404aが第1係止部417の後端面417aに当接すると共に
、基端側係止爪406の段差面406aが収容部435の後側段差面435aに当接して
、固定ピン401の抜脱方向への移動が規制される。
430bと略面一となる。そして、先端側係止爪404の先端が丸穴部321bの底面に
対向し、基端側係止爪406の先端が第1被挿入部材410の平板部412に対向し、鍔
部403が拡径部434の前端面434aと当接して固定ピン401の更なる挿入方向へ
の移動が規制される。
404が第1被挿入部材410に係止され、且つ固定ピン401の基端側部分が第2挿入
孔433に挿通されて基端側係止爪406が第2被挿入部材430に係止されており、固
定ピン401を第1被挿入部材410及び第2被挿入部材430から取り外すことができ
ない状態になっている。
ス部203に対する基板ボックス102の相対的なスライド移動が禁止され、基板ボック
ス102を可動ベース部203から分離して取り外すことができないように固定すること
ができる。
方向への移動が規制されると共に鍔部403が拡径部434の前端面434aに当接して
固定ピン401の挿入方向への移動が規制されるので、可動ベース部203と基板ボック
ス102とを固定ピン401の軸方向に沿って互いに離反する方向に付勢した場合に、可
動ベース部203と基板ボックス102との間に隙間が形成されるのを防ぐことができ、
かかる隙間から固定ピン401に不正な細工がなされるのを防止できる。
ト部331を切断して、固定ピン401の基端側係止爪406が係止されている第2被挿
入部材430を裏ケース体120から分離する。
れると、スリット432を間に介して左右に2つに分解され、互いに離反して固定ピン4
01から取り外される。
部材410との対向が解除されて、第1被挿入部材410を可動ベース部203の嵌合部
321から取り外すことが可能となる。
03を起立姿勢位置から傾倒させて傾倒姿勢位置に位置決め保持させ、可動ベース部20
3の底板部261を露出させる。
を互いに接近する方向に付勢して保持爪415の引っ掛かりを外し、第1被挿入部材41
0を底板部261の表面側に押し出す。
4の軸心に沿って嵌合部321から離反する方向に移動され、固定ピン410が第1挿入
孔414に挿入された状態のままで嵌合部321から取り外される。
321から取り外されると、基板ボックス102は、可動ベース部203に対してスライ
ド方向にスライド移動させることが可能になる。したがって、基板ボックス102を可動
ベース部203から正規に取り出すことができる。
互いに上下に離反して、第1挿入孔414の径方向に分解され、固定ピン401から取り
外される。したがって、固定ピン401を、第1被挿入部材410及び第2被挿入部材4
30から簡単に取り外すことができる。
ピン401を挿入した場合に、固定ピン401の先端側部分が第1被挿入部材410の第
1挿入孔414に挿入され且つ固定ピン401の基端側部分が第2被挿入部材430の第
2挿入孔433に挿入される。そして、先端側係止爪404が第1被挿入部材410に係
止され且つ基端側係止爪406が第2被挿入部材430に係止されて、固定ピン310の
抜脱方向への移動が規制される。したがって、基板ボックス102のスライド移動が規制
されて基板ボックス102を台座装置201に固定した状態が維持される。
2被挿入部材430が対向して配置されているので、第2被挿入部材430が裏ケース体
120から分離されるまでは、嵌合部321から取り外すことができない。したがって、
可動ベース部203を回動させた場合に基板ボックス102内の制御基板の裏面を筐体2
の正面側から視認可能としつつ、第1被挿入部材310に係止された先端側係止爪304
を、嵌合部321によって外部から覆い隠して、先端側係止爪304に対して直接触れる
のを禁止し、不正な解除操作を防ぐことができる。
を有しているので、例えば、第2被挿入部材430を基板ボックス102から分離せずに
固定ピン410を取り外すには、先端側係止爪404に対して係止解除操作を行うと同時
に、基端側係止爪406に対しても係止解除操作を行わなければならないが、かかる操作
は煩雑であり、また、困難である。したがって、固定ピン410の不正な取り外しを防止
でき、高いセキュリティ性を有する。
部材430を基板ボックス102の裏ケース体120から分離して第1被挿入部材410
との対向を解除し、第1被挿入部材410を固定ピン410と共に嵌合部321から取り
外す。第1被挿入部材410は、嵌合部321から取り出されると、2つのプレート部材
411に分解されて互いに離反し、固定ピン401から取り外される。そして、第2被挿
入部材430は、裏ケース体120から分離されると、2つに分解されて互いに離反し、
固定ピン401から取り外される。
0を分離した場合に、第2被挿入部材430を固定ピン410から簡単に取り外すことが
できる。そして、第1被挿入部材410を可動ベース部203の嵌合部321から取り出
した場合に、第1被挿入部材410を固定ピン410から簡単に取り外すことができる。
したがって、固定ピン410を破壊することなく、再使用可能な状態で第1被挿入部材4
10及び第2被挿入部材430から取り外すことができる。
動ベース部203とは別体に設けて嵌合部321に着脱自在な構成としたので、第1被挿
入部材410を成形する成形型と、可動ベース部203を成形する成形型を別々の物にす
ることができ、各成形型の構造を簡単化することができる。したがって、成形型の製造を
容易なものとし、生産コストを低減でき、遊技機の提供価格の高騰を抑制することができ
る。
らなる場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、3個以上のプレート部材
によって構成し、第1被挿入部材410を第1挿入孔414の径方向に分解可能な構成と
してもよい。同様に、上述の第2実施の形態では、第2被挿入部材430が第2挿入孔4
33の径方向に2つに分解される構成を例に説明したが、3個以上に分解される構成とし
てもよい。
次に、第3実施の形態における固定手段500の構成について以下に詳細に説明する。
尚、第1実施の形態と同様の構成要素については同一の符号を付することでその詳細な説
明を省略する。
ら分離し、第1被挿入部材510を台座装置201の可動ベース部203から分離した後
、固定ピン501を第1被挿入部材510に対して相対的に回転させることによって、固
定ピン501から第1被挿入部材510を取り外し、次いで、固定ピン501を第2被挿
入部材530に対して相対的に回転させることによって、固定ピン501から第2被挿入
部材530を取り外す構成の場合を例に説明する。
成を説明する図、図40は、第1被挿入部材510と嵌合部321の構成を説明する図、
図41及び図42は、第2被挿入部材530の構成を説明する図、図43及び図44は、
固定手段500の断面図である。
挿入部材530を備えている。
によって構成されており、丸棒状の軸部502を有している。軸部502は、所定の肉厚
を有する円筒形状を有しており、軸部502の基端には段差を介して拡径された円盤状の
鍔部503が設けられている。鍔部503は、第2被挿入部材530の後述する第2挿入
孔533に固定ピン501の基端側部分が挿入された状態で第2被挿入部材530と当接
して固定ピン501の挿入方向への移動を規制する当接部を構成する。
ている。腕部505は、軸部502の先端から軸方向に沿って延出しており、軸部502
の軸方向に直交する方向に互いに離反するように一対が設けられている。各腕部505は
、先端側係止爪504を互いに接近する方向に付勢することによって弾性変形し、また、
付勢力の消失により復元して元の位置に戻すことができるように構成されている。
径方向外側に突出している。そして、腕部505に対してほぼ垂直面となるように段差状
に形成された段差面504aと、腕部505の基端側から先端側に移行するにしたがって
段差面504aの外縁から漸次縮径するように傾斜状に形成された傾斜面504bを有し
ている。
した場合に、後述する第1被挿入部材510の第1係止部517の後端面517aに対向
できるように平面状に形成されている。
する際に、第1挿入孔513の内周面に当接して一対の腕部505を互いに接近する方向
に付勢できるように形成されている。
ている。腕部507は、軸部502に開口形成された窓穴部502a内で、軸部502の
軸方向に沿って軸部502の基端側から先端側に向かって延出しており、互いに軸部50
2の軸方向に直交する方向に離反するように一対が設けられている。
性変形し、また、付勢力の消失により復元して元の位置に戻すことができるように構成さ
れている。
径方向外側に突出している。そして、腕部507に対してほぼ垂直面となるように段差状
に形成された段差面506aと、腕部507の基端側から先端側に移行するにしたがって
段差面506aの外縁から漸次縮径するように傾斜状に形成された傾斜面506bを有し
ている。
533に挿入した場合に、後述する第2挿入孔533内の後側段差面535aに対向でき
るように平面状に形成されている。
533に挿入する際に、第2係止部534の湾曲面534aに当接して一対の腕部507
を互いに接近する方向に付勢できるように形成されている。
方向と各基端側係止爪506が互いに離反する方向とが、90度の位相角度となる位置関
係を有している。そして、先端側係止爪504と基端側係止爪506は、軸部502の軸
心からの径方向高さが略同一になるように形成されている。
ボネイトなどの合成樹脂製材料からなる。第1被挿入部材510は、正面斜視図である図
38(a)及び背面斜視図である図38(b)、及び図39に示すように、横長矩形の平
板部512を有している。平板部512は、可動ベース部203の底板部261とほぼ同
一の厚さを有する平板形状を有している。平板部512は、嵌合部321の矩形凹部32
1a内に嵌め込まれて収容される大きさを有する。
入孔513は、固定ピン501の先端側部分を挿通可能な丸孔形状を有している。第1挿
入孔513は、固定ピン501の軸部502の外径よりも若干大きくかつ一対の先端側係
止爪504の最大離間距離よりも小さな内径を有し、固定ピン301の先端側部分を挿入
した場合に固定ピン501の軸部502との間に若干の間隙を有して内周面が対向するよ
うに構成されている。
うに第1通路部514が切欠形成されている。第1通路部514は、固定ピン501の先
端側部分が第1被挿入部材510の第1挿入孔513に挿入されて固定ピン501が第1
被挿入部材510に対して予め設定された回転解除位置に配置された場合に、各先端側係
止爪504に対して固定ピン501の抜脱方向側に配置される。そして、第1被挿入部材
510に対して固定ピン501を相対的に抜脱方向に付勢した場合に、先端側係止爪50
4を第1挿入孔513の軸方向に沿って通過させて規制部材の抜脱方向への移動を許容す
る構成を有する。
形成されており、平板部512の長手方向一方側で第1挿入孔513に対して斜め下部位
置(図39では右側斜め下部位置)に一方が配置され、平板部512の長手方向他方側で
第1挿入孔513に対して斜め上部位置(図39では左側斜め上部位置)に他方が配置さ
れている。第1通路部513は、第1挿入孔513に先端側部分が挿入された固定ピン5
01を第1挿入孔513の軸心に沿って移動させた場合に、先端側係止爪504を通過さ
せることができる大きさを有する。
いる。
孔513に挿入されて固定ピン501が第1被挿入部材510に対して予め設定された回
転係止位置に配置された場合に、各先端側係止爪504に対して固定ピン501の抜脱方
向側に対向して配置される。そして、第1被挿入部材510に対して固定ピン501を相
対的に抜脱方向に付勢した場合に、先端側係止爪504に当接して第1被挿入部材510
に対する固定ピン501の相対的な抜脱方向への移動を規制する構成を有する。
離反する位置(図39では上下位置)に対をなして設けられており、一定の肉厚を有して
第1挿入孔513の外縁に沿う円弧形状を有している。
形成されており、固定ピン501が回転係止位置に配置された場合に、先端側係止爪50
4の段差面504aと対向するように形成されている。そして、かかる状態から固定ピン
501を抜脱方向に付勢した場合に、先端側係止爪504の段差面504aを当接させて
抜脱方向への移動を規制し、先端側係止爪504を第1被挿入部材510に係止するよう
になっている。
して固定ピン501の各先端側係止爪504が上下に配置される位置で且つ第2被挿入部
材530に対して固定ピン501の各基端側係止爪506が上下に配置される位置として
予め設定されている。
働して、固定ピン501を回転係止位置に位置決めする回転位置決め手段を構成する。第
1回転規制部518は、固定ピン501の先端側係止爪504が第1係止部517に係止
された状態から固定ピン501が第1被挿入部材510に対して軸周りに回転方向一方側
に相対的に回転移動されるのを規制する構成を有する。
、一対の第1通路部514が離反する方向に直交する方向に互いに離反する位置に対をな
して設けられている。具体的には、平板部512の長手方向一方側で第1挿入孔513に
対して斜め上部位置(図39では右側斜め上部位置)に一方が配置され、平板部512の
長手方向他方側で第1挿入孔513に対して斜め下部位置(図39では左側斜め下部位置
)に他方が配置されている。
18aは、固定ピン501の先端側係止爪504が第1係止部517に係止された状態で
先端側係止爪504の回転方向一方(図39では時計回り)側に対向する。そして、かか
る状態から固定ピン501を軸周りに回転方向一方側に回転させようとした場合に先端側
係止爪504を当接させて固定ピン501の回転を規制するようになっている。
性変形させた状態でも、先端側係止爪504の回転方向一方側と対向し、固定ピン501
の回転を規制するように構成されている。
規制されるが、回転方向他方側への回転移動は規制されず、先端側係止爪504の抜脱方
向側に第1通路部514が配置される位置まで相対的に回転移動させることができる。
合部321に着脱自在に保持させるための保持爪515が設けられている。保持爪515
は、平板部512から突出する腕部516の先端に設けられている。
けられ、平板部512に対して直交する方向でかつ互いに平行に延在する。そして、弾性
変形により保持爪515を互いに接近する方向に向かって移動させ、復元により保持爪5
15を元の位置に戻すことができる弾性力を有している。
り、腕部516に対してほぼ垂直面となるように段差状に形成された段差面515aと、
腕部516の基端側から先端側に移行するにしたがって段差面515aの外縁から互いに
接近する方向に向かって移行する傾斜面515bを有している。
自在に取り付けられる。尚、嵌合部321の構成については、第1実施の形態と同様であ
るので、その詳細な説明を省略する。
爪孔部321cに挿通し、保持爪515を開口孔321dから突出させて、腕部516を
復元させ、保持爪515を嵌合部321の後端面に引っ掛けることができ、嵌合部321
に取り付けられる(例えば、図43を参照)。第1被挿入部材510は、第1挿入孔41
4の軸心が基板ボックス102のスライド方向に直交する方向に延在するように嵌合部3
21に取り付けられる。
突出している一対の保持爪515を互いに接近する方向に付勢して、各腕部516を弾性
変形させ、保持爪515の引っ掛かりを外して取り外すことができる。
その要部を拡大して示す図である図41(b)に示すように、基板ボックス102の裏ケ
ース体120に一体に設けられている。そして、基板ボックス102を台座装置201の
可動ベース部203に装着した場合に、可動ベース部203の各第1被挿入部材510に
対して基板ボックス102のスライド移動方向に直交する方向で且つ第1被挿入部材51
0の平板部412にそれぞれ対向するように設けられている。
状を有しており、その中心には、第2挿入孔533が穿設されている。第2被挿入部材5
30は、裏ケース体120の角孔部123内にゲート部331によって支持されている。
ている。そして、第2挿入孔533は、第2被挿入部材530を貫通して形成されており
、基板ボックス102のスライド方向に直交する方向に延在し、基板ボックス102が可
動ベース部203に保持された状態で、第1被挿入部材510の第1挿入孔513と同軸
上に連続する位置に配置される構成を有する。
干の間隙を形成し、且つ鍔部503を収容可能な内径を有している。第2被挿入部材53
0は、基板ボックス102を可動ベース部203に取り付けた場合に、第2挿入孔533
が第1被挿入部材510の第1挿入孔513と同軸上に連続する位置に配置されるように
設けられている。
5、第2回転規制部536が形成されている。第2係止部534は、固定ピン501の基
端側部分が第2挿入孔533内に挿入されて、固定ピン501が第2被挿入部材530に
対して予め設定された回転係止位置に配置された場合に、各基端側係止爪506に対して
固定ピン501の抜脱方向側に対向して配置される。そして、第2被挿入部材530に対
して固定ピン501を相対的に抜脱方向に付勢した場合に、基端側係止爪506に当接し
て第2被挿入部材530に対する固定ピン501の相対的な抜脱方向への移動を規制する
構成を有する。
なすように突設されている。各第2係止部534は、固定ピン501を第2挿入孔533
内に挿入した状態で、固定ピン501の軸部502の外周面に沿って対向し、固定ピン5
01を軸周りに回転自在に支持可能な湾曲面534aを有している。湾曲面534aは、
第2挿入孔533と同一の中心軸線を中心として軸部502の半径よりも若干大きな半径
を有して凹状に湾曲するように形成されている。
34bは、第2挿入孔533の軸方向に直交する方向に沿って平面状に形成されている。
そして、固定ピン501を第2被挿入部材530に対して予め設定された回転係止位置に
配置させた場合に、基端側係止爪506の段差面506aに対向するように形成されてい
る。そして、かかる状態から固定ピン501を抜脱方向に付勢した場合に、基端側係止爪
506の段差面506aを第2係止部534の後端面534bに当接させて固定ピン50
1の抜脱方向への移動を規制し、基端側係止爪506を第2被挿入部材530に係止する
ことができるようになっている。
34cは、第2挿入孔533の軸方向に直交する方向に沿って平面状に形成されている。
そして、第2挿入孔533に挿入された鍔部303と当接して、固定ピン501がそれ以
上挿入方向に移動されるのを規制し、固定ピン501を所定の挿入位置に位置決めするこ
とができるように構成されている。
予め設定された回転解除位置に配置されている場合に基端側係止爪506を通過させて固
定ピン501の抜脱方向への移動を許容する構成を有する。
3内で上下に離反して対をなしている。そして、第2被挿入部材530に対して固定ピン
501を軸周りに相対的に回転させて回転係止位置から回転解除位置に移動させた場合に
、第2係止部534の後端面534bに対する基端側係止爪506の段差面506bの対
向を解除し、固定ピン501の抜脱方向側に第2通路部535を配置される。そして、第
2被挿入部材530に対して固定ピン501を相対的に抜脱方向に付勢した場合に、基端
側係止爪506を第2挿入孔533の軸方向に沿って通過させて固定ピン501の抜脱方
向への移動を許容する構成を有する。
止位置に位置決めする回転位置決め手段を構成する。第2回転規制部536は、固定ピン
501の基端側係止爪506が第2係止部534に係止された状態から固定ピンが第2被
挿入部材530に対して軸周りに回転方向他方側に相対的に回転移動されるのを規制する
構成を有する。第2回転規制部536は、第2挿入孔533内の第2係止部534よりも
軸方向後側に突設されており、図42に示すように、左右に離反して対をなして設けられ
ている。
方向後側に向かって突出させることによって形成されており、第2挿入孔533内の左右
方向一方側でかつ斜め上部位置(図42では右側斜め上部位置)に一方が配置され、他方
が第2挿入孔533内の左右方向他方側でかつ斜め下部位置(図42では、左側斜め下部
位置)に配置されている。
36aは、固定ピン501の基端側部分が第2係止部534に係止された状態で基端側係
止爪506の回転方向他方(図42では、反時計回り)側に対向する。そして、かかる状
態から固定ピン501を軸周りに回転方向他方側に回転させようとした場合に基端側係止
爪506を当接させて固定ピン501の回転を規制するようになっている。
性変形させた状態でも、基端側係止爪506の回転方向他方側と対向し、固定ピン501
の回転方向他方側への回転を規制するように構成されている。
規制されるが、回転方向一方側(図42では時計回り)への回転移動は規制されず、基端
側係止爪506の抜脱方向側に第2通路部535が配置される位置まで相対的に回転移動
させることができる。
に、第1被挿入部材510に対向して、第1被挿入部材510の取り出し方向への移動を
妨げる位置に配置される。そして、ゲート部331が切断されて第2被挿入部材530が
基板ボックス102の裏ケース体120から取り外されると、第1被挿入部材510との
対向が解除されて、第1被挿入部材510を嵌合部321から取り外すことができるよう
になっている。
により基板ボックス102を可動ベース部203に固定するには、基板ボックス102を
可動ベース部203に対してスライド移動させて装着する。これにより、第1被挿入部材
510の第1挿入孔513と、第2被挿入部材530の第2挿入孔533が基板ボックス
102のスライド方向に直交する方向に同軸上に配置される。
挿入孔533内に挿入する。固定ピン501は、先端側係止爪504が上下に配置され、
基端側係止爪506が左右に配置された姿勢状態で挿入される。 これにより、各先端側
係止爪504がそれぞれ第2通路部535を通過して、固定ピン501の先端側部分が第
2挿入孔533に挿入され、第2被挿入部材530の後端面530bから先端側係止爪5
04が突出する。
挿入孔533に同軸上に連続する第1被挿入部材510の第1挿入孔513に挿入される
。そして、各先端側係止爪504の傾斜面504bが第1挿入孔513の内周面に当接し
、また、基端側係止爪506の傾斜面506bが第2係止部534の湾曲面534aに当
接した状態とされる。
止爪504は、第1挿入孔513の内周面によって互いに接近する方向に付勢され、第1
挿入孔513内に進入して、第1挿入孔513内を通過し、第1係止部517の後端面5
17aから先端側係止爪504全体が突出する。
体が突出すると、第1挿入孔513の内周面による付勢が解除され、腕部505が復元し
て、先端側係止爪504の段差面504aが第1係止部517の後端面517aに対向す
る位置に配置されると共に、先端側係止爪504の回転方向一方側が第1回転規制部51
8の対向面518aに対向配置される。これにより、第1被挿入部材510に対する固定
ピン501の抜脱方向への移動と、回転方向一方側への移動が規制される。
534の湾曲面534aによって互いに接近する方向に付勢され、一対の第2係止部53
4の湾曲面534aの間を通過し、第2係止部534の後端面534bよりも基端側係止
爪506全体が突出する。
全体が突出すると、第2係止部534の湾曲面534aによる付勢が解除されて腕部50
7が復元し、基端側係止爪506の段差面506aが第2被挿入部材530の後端面53
0aに対向する位置に配置されると共に、基端側係止爪506の回転方向他方側が第2回
転規制部536の対向面536aに対向配置される。これにより、第2被挿入部材530
に対する固定ピン501の抜脱方向への移動と、回転方向他方側への移動が規制される。
04が第1被挿入部材510に係止され、固定ピン501の基端側部分が第2挿入孔53
3に挿入されて基端側係止爪506が第2被挿入部材に係止されると、鍔部503が第2
係止部534の前端面534cに当接して固定ピン501の更なる挿入方向への移動が規
制される。
側係止爪504の段差面504aが第1係止部517の後端面517aに当接すると共に
、基端側係止爪506の段差面506aが第2係止部534の後端面534bに当接して
、固定ピン501の抜脱方向への移動が規制される。
端側係止爪504が第1回転規制部518の対向面518aに当接して固定ピン501の
回転方向一方側への回転移動が規制される。
06が第2回転規制部536の対向面536aに当接して固定ピン501の回転方向他方
側への回転移動が規制される。
れ且つ基端側係止爪506が第2被挿入部材530に係止される。そして、第1回転規制
部518と第2回転規制部536によって、固定ピン501の回転方向一方側及び回転方
向他方側への回転移動が規制され、回転係止位置に位置決めされる。
り外すことができない状態とすることができる。したがって、可動ベース部203に対す
る基板ボックス102の相対的なスライド移動が禁止され、基板ボックス102を可動ベ
ース部203から分離して取り外すことができないように固定することができる。
方向への移動が規制されると共に鍔部503が第2係止部534の前端面534cに当接
して固定ピン501の挿入方向への移動が規制されるので、可動ベース部203と基板ボ
ックス102とを固定ピン501の軸方向に沿って互いに離反する方向に付勢した場合に
、可動ベース部203と基板ボックス102との間に隙間が形成されるのを防ぐことがで
き、かかる隙間から固定ピン501に不正な細工がなされるのを防止できる。
ト部331を切断して、固定ピン501の基端側係止爪506が係止されている第2被挿
入部材530を裏ケース体120から分離する。
被挿入部材530の第2回転規制部536による回転規制が解除されて、回転方向他方側
への回転が可能となる。したがって、先端側係止爪504を回転係止位置から回転解除位
置に移動させて、第1係止部517の後端面517aに対する段差面504aの対向を解
除し、第1通路部514の位相に一致させることができる。そして、かかる位相を維持し
つつ、固定ピン501を抜脱方向に移動させることによって、固定ピン501の先端側部
分を第1挿入孔513から抜脱し、固定ピン501を第1被挿入部材510から取り外す
ことができる。
ピン501を簡単に取り外すことができ、基板ボックス102を可動ベース部203に対
してスライド方向にスライド移動させて、基板ボックス102を可動ベース部203から
正規に取り出すことができる。
入部材530が取り付けられた状態のままとなっているが、この第2被挿入部材530を
固定ピン501から取り外すには、まず、第2被挿入部材530に対して固定ピン501
を回転方向一方側に相対的に回転させて回転係止位置から回転解除位置に配置し、基端側
係止爪506の段差面506aと第2係止部534の後端面534aとの対向を解除する
。
て、基端側係止爪506を第2通路部535に通過させ、固定ピン501の基端側部分を
第2挿入孔533から抜脱する。
動させると、固定ピン501の先端側係止爪504が第2係止部534の後端面534a
に当接する。
方向一方側に回転させて、先端側係止爪504の段差面504aと第2係止部534の後
端面534aとの対向を解除する。
て、先端側係止爪504を第2通路部535に通過させ、固定ピン501の先端側部分を
第2挿入孔533から抜脱する。以上の作業によって、固定ピン501から第2被挿入部
材530を取り外すことができる。
、再利用することができる。
板ボックス102の第2被挿入部材530側から固定ピン501を挿入した場合に、固定
ピン501の先端側部分が第1被挿入部材510の第1挿入孔513に挿入され、固定ピ
ン501の基端側部分が第2被挿入部材530の第2挿入孔533に挿入される。
が第2被挿入部材530に係止されて、固定ピン501の抜脱方向への移動が規制される
。したがって、基板ボックス102のスライド移動が規制されて基板ボックス102を台
座装置201に固定することができる。
に第2被挿入部材530が対向して配置されているので、第2被挿入部材530が裏ケー
ス体120から分離されるまでは、嵌合部321から取り外すことができない。
の裏面を筐体2の正面側から視認可能としつつ、第1被挿入部材510に係止された先端
側係止爪504を、嵌合部321によって外部から覆い隠して、先端側係止爪504に対
して直接触れるのを禁止し、不正な解除操作を防ぐことができる。
530を基板ボックス102の裏ケース体120から分離して、固定ピン501を第1被
挿入部材510に対して相対的に回転させ、先端側係止爪504を第1通路部514の位
相に一致させ、かかる位相状態を維持したまま抜脱方向に移動させて、固定ピン501の
先端側部分を第1挿入孔513から抜脱する。これにより、固定ピン501を取り外すこ
とができ、基板ボックス102を台座装置201から簡単に取り外すことができる。
ン501から第2被挿入部材530を取り外すことができる。したがって、固定ピン50
1を傷つけたり破壊することなく、再使用可能な状態で第1被挿入部材510及び第2被
挿入部材530から簡単に取り外すことができる。
動ベース部203とは別体に設けて嵌合部321に着脱自在な構成としたので、第1被挿
入部材510を成形する成形型と、可動ベース部203を成形する成形型を別々の物にす
ることができ、各成形型の構造を簡単化することができる。したがって、成形型の製造を
容易なものとし、生産コストを低減でき、遊技機の提供価格の高騰を抑制することができ
る。
505との位相角度を90度とする位置関係を有する場合を例に説明したが、いかなる位
相角度であってもよく、例えば、先端側係止爪504と基端側係止爪505とが0度の位
相角度となる位置関係を有してもよい。この場合、例えば、第2被挿入部材530は、第
1挿入孔513内の一対の第2係止部534が上下に配置され、第2通路部535が左右
に配置される構成を有する。
に突出する構成の場合を例に説明したが、例えば、先端側係止爪504が軸部502より
も径方向内側に位置する構成を有していてもよい。かかる構成によれば、固定ピン501
の先端側部分を第2挿入孔533から抜脱する際に、先端側係止爪504が第2被挿入部
材530に引っ掛かることなく、固定ピン501を抜脱方向に移動させるだけで固定ピン
501の先端側部分を第2挿入孔533から抜脱することができる。したがって、より簡
単に固定ピン501から第2被挿入部材を取り外すことができる。
次に、第4実施の形態における固定手段600の構成について以下に詳細に説明する。
尚、第1実施の形態と同様の構成要素については同一の符号を付することでその詳細な説
明を省略する。
ら分離し、第1被挿入部材610を台座装置201の可動ベース部203から分離した後
、固定ピン601の先端側係止爪604を撓ませることによって、固定ピン601から第
1被挿入部材610を取り外し、次いで、固定ピン601から第2被挿入部材630を取
り外すことができる構成の場合を例に説明する。
成を説明する図、図48は、第1被挿入部材610と嵌合部321の構成を説明する図、
図49及び図50は、第2被挿入部材630の構成を説明する図、図51は、固定手段6
00の断面図である。
挿入部材630を備えている。固定ピン601は、所定の剛性を有する例えばポリカーボ
ネイトなどの合成樹脂製材料によって構成されており、丸棒状の軸部602を有している
。軸部602は、所定の肉厚を有する円筒形状を有しており、軸部602の基端には段差
を介して拡径された円盤状の鍔部603が設けられている。鍔部603は、第2被挿入部
材630の後述する第2挿入孔633に固定ピン601の基端側部分が挿入された状態で
第2被挿入部材630と当接して固定ピン601の挿入方向への移動を規制する当接部を
構成する。
ている。腕部605は、軸部602の先端から軸方向に沿って延出しており、互いに軸部
602の軸方向に直交する方向に離反するように一対が設けられている。各腕部605は
、先端側係止爪604を互いに接近する方向に付勢することによって弾性変形し、また、
付勢力の消失により復元して元の位置に戻すことができるように構成されている。
離反する方向に突出している。そして、腕部605に対してほぼ垂直面となるように段差
状に形成された段差面604aと、腕部605の基端側から先端側に移行するにしたがっ
て段差面604aの外縁から漸次縮径するように傾斜状に形成された傾斜面604bを有
している。
613に挿入して先端側係止爪604全体を突出させた場合に、第1被挿入部材610の
後端面610aに対向できるように平面状に形成されている。
する際に、第1挿入孔613の内周面に当接して一対の腕部605を互いに接近する方向
に付勢できるように形成されている。
れている。換言すると、先端側係止爪604は、軸部602の軸中心から最大突出部分ま
での径方向距離が軸部602の半径以下の大きさに設定されており、軸部602の外周面
よりも径方向外側に突出しないように形成されている。
04の最も離間した部位の離間距離が、軸部602の直径以下となる大きさを有している
。
ている。腕部607は、軸部602に開口形成された窓穴部602a内で、軸部602の
軸方向に沿って軸部602の基端側から先端側に向かって延出しており、互いに軸部60
2の軸方向に直交する方向に離反するように一対が設けられている。
性変形し、また、付勢力の消失により復元して元の位置に戻すことができるように構成さ
れている。
側係止爪606は、互いに離反する方向に向かって突出しており、軸部602の外周面よ
りも径方向外側に突出している。
た段差面606aと、腕部607の基端側から先端側に移行するにしたがって段差面60
6aの外縁から漸次縮径するように傾斜状に形成された傾斜面606bを有している。
633に挿入した場合に、後述する収容部635の後側段差面635aに対向できるよう
に平面状に形成されている。
633に挿入する際に、第2挿入孔633の内周面に当接して一対の腕部607を互いに
接近する方向に付勢できるように形成されている。
が互いに離反する方向と各基端側係止爪606が互いに離反する方向とが、0度の位相角
度となる位置関係を有しており、軸部602の軸方向に一列に並ぶように設けられている
。尚、先端側係止爪604と基端側係止爪606の位置関係は、これに限定されるもので
はなく、例えば90度の位相角度となる等、種々の位置関係であってもよい。
ボネイトなどの合成樹脂製材料によって構成されており、正面斜視図である図46(a)
及び背面斜視図である図46(b)に示すように、平板部612を有している。
平板ブロック形状を有している。そして、平板部612の長手方向略中央位置には、第1
挿入孔613が穿設されている。
。第1挿入孔613は、一対の腕部605の最大離間距離よりも若干大きく且つ一対の先
端側係止爪604の最大離間距離よりも小さな内径を有している。第1挿入孔613の軸
方向前側部分には、段差面614aを介して拡径された凹部614が形成されている。凹
部614は、先端側係止爪604が第1被挿入部材610に係止された状態で、軸部60
2の先端が挿入されるように形成されている。
後端面610aから先端側係止爪604全体を突出させた場合に、後端面610aが先端
側係止爪604の段差面604aと対向する。そして、かかる状態から固定ピン601を
抜脱方向に相対的に移動させようとした場合に、先端側係止爪604の段差面604aを
後端面610aに当接させて抜脱方向への移動を規制し、先端側係止爪604を係止する
ことができるようになっている。
た場合に、先端側係止爪604の段差面604aと第1被挿入部材610の後端面610
aとの対向を解除でき、各先端側係止爪604を第1挿入孔613内に通過させて固定ピ
ン601の先端側部分を抜脱できるようになっている。
合部321に着脱自在に保持させるための保持爪615が設けられている。保持爪615
は、平板部612から突出する腕部616の先端に設けられている。
けられ、平板部612に対して直交する方向でかつ互いに平行に延在する。そして、弾性
変形により保持爪615を互いに接近する方向に向かって移動させ、復元により保持爪6
15を元の位置に戻すことができる弾性力を有している。
り、腕部616に対してほぼ垂直面となるように段差状に形成された段差面615aと、
腕部616の基端側から先端側に移行するにしたがって段差面615aの外縁から互いに
接近する方向に向かって移行する傾斜面615bを有している。
自在に取り付けられる。尚、嵌合部321の構成については、第1実施の形態と同様であ
るので、その詳細な説明を省略する。
に弾性変形させて爪孔部321cに挿通し、保持爪615を開口孔321dから突出させ
て、腕部616を復元させ、保持爪615を嵌合部321の後端面に引っ掛けることがで
き、嵌合部321に取り付けられる(例えば、図48を参照)。
突出している一対の保持爪615を互いに接近する方向に付勢して、各腕部616を弾性
変形させ、保持爪615の引っ掛かりを外して取り外すことができる。
その要部を拡大して示す図である図49(b)に示すように、基板ボックス102の裏ケ
ース体120に一体に設けられている。そして、基板ボックス102を台座装置201の
可動ベース部203に装着した場合に、可動ベース部203の各第1被挿入部材610に
対して基板ボックス102のスライド移動方向に直交する方向で且つ第1被挿入部材61
0にそれぞれ対向するように設けられている。
状を有しており、その中心軸線が台座装置201に対する基板ボックス102のスライド
移動方向に直交する方向に沿って延在するように、裏ケース体120の角孔部123内に
ゲート部331によって支持されている。
している。そして、第2被挿入部材630の中心には、第2挿入孔633が穿設されてい
る。第2挿入孔633は、一定径を有して軸方向に延在する丸穴形状を有しており、固定
ピン601を挿入した場合に、軸部602の外周面との間に若干の間隙を形成できるよう
に軸部602の外径よりも若干大きく且つ一対の基端側係止爪606の最大離間距離より
も小さな内径を有している。
照)。拡径部634は、第2挿入孔633との間に前側段差面634aを介して拡径され
て形成されており、第2被挿入部材630の前端面630bに開口している。
鍔部603全体を収容できるように、鍔部603の外径よりも若干大きい内径と、鍔部6
03の軸方向長さと同一若しくは若干長い軸方向長さを有している。
入方向に移動されるのを規制し、所定の挿入位置に位置決めすることができるようになっ
ている。
5は、後側段差面635aを介して拡径されて形成されており、第2被挿入部材630の
後端面630bに開口している。そして、基板ボックス102を可動ベース部203に挿
着した場合に、第1被挿入部材610によって閉塞されるように構成されている。
の基端側係止爪606の最大離間距離よりも若干大きい内径と、基端側係止爪606とほ
ぼ同一の軸方向長さを有している。
6を第2被挿入部材630の後側段差面635aよりも突出させた場合に、後側段差面6
35aが基端側係止爪606の段差面606aに対向し、かかる状態から固定ピン601
を抜脱方向に移動させようとした場合に、基端側係止爪606の段差面606aを後側段
差面634aに当接させて抜脱方向への移動を規制し、基端側係止爪606を第2被挿入
部材630に係止することができるようになっている。
せた場合に、基端側係止爪606の段差面606aと第2被挿入部材630の後側段差面
634との対向を解除することができ、各基端側係止爪606を第2挿入孔633内に通
過させて固定ピン601の基端側部分を抜脱できるようになっている。
に、第1被挿入部材610に対向して、第1被挿入部材610の取り出し方向への移動を
妨げる位置に配置される。そして、ゲート部331が切断されて第2被挿入部材630が
基板ボックス102の裏ケース体120から取り外されると、第1被挿入部材610との
対向が解除されて、第1被挿入部材610を嵌合部321から取り外すことができるよう
になっている。
により基板ボックス102を可動ベース部203に固定するには、基板ボックス102を
可動ベース部203に対してスライド移動させて装着する。
2挿入孔633が基板ボックス102のスライド方向に直交する方向に同軸上に配置され
る。
挿入孔633内に挿入する。固定ピン601は、先端側から第2挿入孔633に挿入され
、先端側係止爪604の傾斜面604bが第2挿入孔633の内周面に当接して、各先端
側係止爪604が互いに接近する方向に付勢される。そして、各先端側係止爪604は、
第2挿入孔633内に進入して通過し、第2被挿入部材630から突出する。
同軸上に連続する第1被挿入部材610の第1挿入孔613に挿入される。そして、各先
端側係止爪604の傾斜面604bが第1挿入孔613の内周面に当接し、また、基端側
係止爪606の傾斜面606bが第2挿入孔633の内周面に当接した状態とされる。
に接近する方向に付勢され、第1挿入孔613内に進入して通過し、第1被挿入部材61
0から突出する。そして、基端側係止爪606も互いに接近する方向に付勢され、第2挿
入孔633内に進入して通過し、収容部635の後側段差面635aよりも後方に移動す
る。
と、第1挿入孔613による付勢が解除され、腕部605が復元して、先端側係止爪60
4の段差面604aが第1被挿入部材610の後端面610aに対向する位置に配置され
る。
606全体が移動すると、付勢が解除され、腕部607が復元して、基端側係止爪606
の段差面606aが収容部635の後側段差面635aに対向する位置に配置される。
01の更なる挿入方向への移動が規制され、固定ピン601の位置決めがなされる。
先端側係止爪604の段差面604aが第1被挿入部材610の後端面610aに当接す
ると共に、基端側係止爪606の段差面606aが収容部635の後側段差面635aに
当接して、固定ピン601の抜脱方向への移動が規制される。
の裏面側から覆い隠されている。したがって、外部から先端側係止爪604に触れること
ができず、先端側係止爪604に対する係止解除操作が防止されている。
30の収容部635が第1被挿入部材610によって塞がれて外部から覆い隠されている
。したがって、外部から基端側係止爪606に触れることができず、基端側係止爪606
に対する係止解除操作も防止されている。
の相対的な挿入方向及び抜脱方向への移動が規制されて、固定ピン601を第1被挿入部
材610及び第2被挿入部材630から取り外すことができない状態とすることができる
。したがって、可動ベース部203に対する基板ボックス102の相対的なスライド移動
が規制され、基板ボックス102を可動ベース部203から分離して取り外すことができ
ないように固定することができる。
ト部331を切断して、固定ピン601の基端側係止爪606が係止されている第2被挿
入部材630を裏ケース体120から分離する。
の対向が解除されて、第1被挿入部材610を可動ベース部203の嵌合部321から取
り出すことが可能となる。
03を起立姿勢位置から傾倒させて傾倒姿勢位置に位置決め保持させ、可動ベース部20
3の底板部261を露出させる。
を互いに接近する方向に付勢して保持爪615の引っ掛かりを外し、第1被挿入部材61
0を底板部261の表面側に押し出すことができる。
3の軸心に沿って嵌合部321から離反する方向に移動され、固定ピン610が第1挿入
孔613に挿入された状態のままで嵌合部321から取り出される。
321から取り出されると、基板ボックス102は、可動ベース部203に対してスライ
ド方向にスライド移動させることが可能になる。したがって、基板ボックス102を可動
ベース部203から正規に取り出すことができる。
及び裏ケース体120から分離された第2被挿入部材630がそれぞれ取り付けられた状
態のままとなっている。これら第1被挿入部材610と第2被挿入部材630を固定ピン
601から取り外すには、まず最初に第1被挿入部材610が取り外され、次いで第2被
挿入部材630が取り外される。
側係止爪604が第1被挿入部材610に係止された状態で露出され、外部から先端側係
止爪604に対する係止解除操作が可能となる。
せ、先端側係止爪604の段差面604aと第1被挿入部材610の後端面610aとの
対向を解除し、固定ピン601を相対的に抜脱方向に移動させて、各先端側係止爪604
を第1挿入孔613内に通過させ、固定ピン601の先端側部分を第1挿入孔613から
抜脱することができる。したがって、固定ピン601から第1被挿入部材610を簡単に
取り外すことができる。
、第1被挿入部材610によって閉塞されていた収容部635が開放され、外部から基端
側係止爪606に対する係止解除操作が可能となる。
せ、基端側係止爪606の段差面606aと収容部635の後側段差面635aとの対向
を解除し、固定ピン601を相対的に抜脱方向に移動させて、各基端側係止爪606を第
2挿入孔633内に通過させ、固定ピン601の基端側部分を第2挿入孔633から抜脱
することができる。
604が位置するので、固定ピン601の基端側部分を第2挿入孔633から抜脱した後
に、引き続いて第2被挿入部材630に対して抜脱方向に移動させた場合に、先端側係止
爪604が第2被挿入部材630に引っ掛かることなく、固定ピン601の先端側部分を
第2挿入孔633内に通過させて、第2挿入孔633から抜脱することができる。したが
って、固定ピン601から第2被挿入部材630を簡単に取り外すことができる。
ピン601を挿入した場合に、固定ピン601の先端側部分が第1被挿入部材610の第
1挿入孔613に挿入され且つ固定ピン601の基端側部分が第2被挿入部材630の第
2挿入孔633に挿入される。
が第2被挿入部材630に係止されて、固定ピン601の抜脱方向への移動が規制される
。したがって、基板ボックス102のスライド移動が規制されて基板ボックス102を台
座装置201に固定した状態が維持される。
2被挿入部材630が対向して配置されているので、第2被挿入部材630が裏ケース体
120から分離されるまでは、嵌合部321から取り外すことができない。
の裏面を筐体2の正面側から視認可能としつつ、第1被挿入部材610に係止された先端
側係止爪604を、嵌合部321によって外部から覆い隠して、先端側係止爪604に対
して直接触れるのを禁止し、不正な係止解除操作を防ぐことができる。
部材630を基板ボックス102の裏ケース体120から分離して第1被挿入部材610
との対向を解除し、第1被挿入部材610を固定ピン601と共に嵌合部321から取り
外す。
り外されると、外部に露出され、係止解除操作が可能となる。したがって、先端側係止爪
604に係止解除操作を行い、第1被挿入部材610に対する係止を解除し、固定ピン6
01の先端側部分を第1被挿入部材610の第1挿入孔613から抜脱し、固定ピン60
1から第1被挿入部材610を簡単に取り外すことができる。
取り外されると、収容部635が開放されて外部からの係止解除操作が可能となる。した
がって、基端側係止爪606に係止解除操作を行い、第2被挿入部材630に対する係止
を解除し、固定ピン601の基端側部分を第2被挿入部材630の第2挿入孔633から
抜脱し、固定ピン601から第2被挿入部材630を取り外すことができる。
入部材630から簡単に取り外すことができ、固定ピン510を傷つけたり破壊するおそ
れもない。
(第5実施の形態)
次に、第5実施の形態について図に基づいて以下に説明する。尚、上記各実施の形態と
同様の構成要素については同一の符号を付することでその詳細な説明を省略する。
、要部拡大図である。本実施形態において特徴的なことは、裏ケース体120に設けられ
ているフランジ126に、裏ケース体120に対して可動ベース部203の底板部261
を後方に向かって離間させる方向に付勢した痕跡が残るように腕部503を設けたことで
ある(可動ベース部203に関する構成は図12参照)。
図上右側)から可動ベース部203の係止片286を構成するための左側のスリット溝に
対応する位置までと、裏ケース体120の右端部のネジ孔128(図14参照)が形成さ
れている付近から可動ベース部203の係止片286を構成するための右側のスリット溝
に対応する位置までの2箇所に、裏ケース体120から後方に向かって突出して形成され
ている。特に、第2被挿入部材330の上方位置では、後方に向かって突出する突出量が
固定ベース部202の第2取付面部223の後方延出量と同程度に構成されている。した
がって、フランジ126を平面視した場合、フランジ126の突出量の差により途中位置
で段差部が見られることとなる。この突出量が多い部分を膨出部501と定義する。なお
、裏ケース体120と表ケース体110とを互いに組み合わせ可動ベース部203に装着
した場合に、上記の段差部が固定ベース部202のフランジ片222に近接し、フランジ
126の上面は表ケース体110の上面と同一面になるように構成されている。
部には、抉り防止壁502が膨出部501の突出量と同じ突出量で裏ケース体120の下
方に所定長さ延在するように形成されている。その長さは、前述の可動ベース部203の
底板部261の上端縁から下方に向かって切り欠いたスリット溝の長さに略等しい。この
抉り防止壁502は、基板ボックス102を可動ベース部203に装着した場合に、可動
ベース部203のスリット溝に入り込む形状になっている。
503が裏ケース体120の下方に所定長さ延在するように形成されている。その長さは
、抉り防止壁502の長さと略同一である。更に、この腕部503と裏ケース体120の
底板部121の裏面との間には所定の間隔、すなわち可動ベース部203の底板部261
の厚さと略同一の間隔が設けられており、基板ボックス102を可動ベース部203に装
着した場合に、この間隔に可動ベース部203の底板部261が隙間なく嵌合するように
構成されている。また、脆弱部503aは、腕部503の根元部に切り欠きを設けること
で形成されている。正面視の際、第2被挿入部330、ゲート部331と重ならない位置
に腕部503を設けており、腕部503は基板ボックス102が台座装置201に装着さ
れた状態で、正面から視認することができる。
ベース部203に対する基板ボックス102の装着、取り外しの動作が行われる。また、
膨出部501の上面の前方寄り位置には、係止孔127が穿設されている。本実施の形態
では、各フランジ126にそれぞれ2個ずつ設けられており、各第2被挿入部材330の
近傍位置にそれぞれ配置されている。この係止孔127に可動ベース部203に突設され
た係止部288が嵌入される。係止部288は、可動ベース203の底板部261から上
方に向かって突設されている。そして、係止部288は、基板ボックス102を可動ベー
ス部203に取り付けた状態で、フランジ126の下方から係止孔127に進入し、係止
孔127内を貫通して先端がフランジ126の上方に突出する形状を有する。
対して可動ベース部203の底板部261を後方に向かって離間させる方向に付勢した場
合、係止部288が係止孔127内に嵌入されているので、底板部261と裏ケース体1
20との間に隙間が生じることが防止されている。しかし更に力が加えられ、係止部28
8が係止孔127から外されて、裏ケース体120に対して可動ベース部203の底板部
261を後方に向かって離間させる方向に動かされた場合、腕部503は可動部ベース部
203の底板部261と密着した状態にあるので、腕部503は脆弱部503aの部分で
破壊され、その痕跡が残ることとなる。腕部503が破壊に至らなくとも、腕部503の
脆弱部503a付近に曲がりや白化等の現象が生じ、裏ケース体120に対して可動ベー
ス部203の底板部261を後方に向かって離間させる方向に付勢した痕跡が残る。この
ように、基板ボックス102外から基板ボックス102内を確認できるようにするために
、基板ボックス102及び可動ベース部203の材料は透明樹脂材料を使用したまま、裏
ケース体120に対して可動ベース部203の底板部261を後方に向かって離間させる
方向に動かされた痕跡を残すための手段として腕部503を設けている。
過剰な力が加わらないため、装着時に破壊することはない。ここで、腕部503は裏ケー
ス体120ではなく、表ケース体110や可動ベース部203に設けることも可能である
が、可動ベース部203に設ける場合は、基板ボックス102の可動ベース部203への
装着に障害とならない部位に設ける必要がある。例えば、側板部264の前端部から基板
ボックス102側へ突設した腕部を設けることができる。なお、腕部503は基板ボック
ス102が台座装置201に装着された状態で正面から視認できる位置に設けられている
ので、可動ベース部203を回転させることなく視認でき、不正行為が行われた痕跡をい
ち早く確認することが可能である。
膨出部501は、第1被挿入部材310から第2被挿入部材330に至る部位の上方に位
置し、裏ケース体120と可動ベース部203の底板部261との間の合わせ目部分を、
基板ボックス102の上方から覆い隠すことができる。加えて、抉り防止壁502は膨出
部501と略L字型に繋がって強度が高められており、抉り防止壁502は可動ベース部
203のスリット溝を隙間なく覆う構成になっているので、裏ケース体120と底板部2
61との間にカッターや鋸の刃などを挿入して固定ピン301を切断する等の不正操作を
防止できる。
ース部203の底板部261を後方に向かって離間させる方向に付勢した痕跡が確実に残
り、裏ケース体120と底板部261との間にカッターや鋸の刃などを挿入して固定ピン
301を切断する等の不正操作をより確実に防止できることとなる。
602の径方向内側に位置する構成の場合を例に説明したが、これに限定されるものでは
なく、軸部602の外周面よりも径方向外側に突出する構成を有していてもよい。
囲で種々の変更が可能である。例えば、上述の各実施の形態では、固定手段300、40
0、500、600によって台座装置201と基板ボックス102とを固定する場合を例
に説明したが、固定対象は台座装置201と基板ボックス102だけに限定されるもので
はない。例えば、基板ボックス102を構成する表ケース体110と裏ケース体120と
を固定手段300等によって固定してもよく、互いに相対的にスライド移動することによ
って結合及び分離される2つの部材であれば、どのようなものであってもよい。
2 筐体
2c 背板
3 前面扉
51 リールユニット
61 ホッパ装置
71 電源ボックス
81 中継基板
100 主基板ユニット
101 主制御装置
102 基板ボックス
103 主基板
110 表ケース体
120 裏ケース体
121 底板部
125 ゲート部
126 フランジ
127 係止孔
130 封印ピン
201 台座装置
202 固定ベース部
203 可動ベース部
261 底板部
300、400、500、600 固定手段
301、401、501、601 固定ピン(規制(固定)部材)
303、403、503、603 鍔部(当接部)
304、404、504、604 先端側係止爪
406、506、606 基端側係止爪
310、340、350、410、510、610 第1被挿入部材
311、411 プレート部材(複数の部材)
314、344、354、414、513、613 第1挿入孔
321 嵌合部
330、430、530、630 第2被挿入部材
332、432 スリット
333、433、533、633 第2挿入孔
417、517 第1係止部
514 第1通路部
518 第1回転規制部
前記第1部材を保持可能であって、前記第1部材を保持している状態において前記第1部材を予め設定されたスライド方向にスライド移動させることにより前記第1部材を取り外し可能とする第2部材と、
前記第1部材の移動を規制して前記第1部材と前記第2部材とを固定する規制手段と、
前記第2部材に係止手段により係止される第3部材と、
を備え、
前記第1部材は第1挿入部を有し、
前記第2部材と前記第3部材とにより第2挿入部が形成され、
前記第2部材に前記第1部材を保持させた場合に、前記第1挿入部は前記第2挿入部に連続する構成であり、
前記第2部材に前記第1部材が保持された状態で前記第1挿入部側から前記規制手段が挿入されることにより、前記規制手段の先端側部分が前記第2挿入部に挿入され、前記規制手段の基端側部分が前記第1挿入部に挿入され、
前記規制手段は、
前記第2挿入部に該規制手段の先端側部分が挿入された状態で係止され前記第1挿入部側への移動を規制する先端側係止爪と、
前記第1挿入部に前記規制手段の基端側部分が挿入された状態で前記第1挿入部と当接して前記第2挿入部側への移動を規制する基端側規制部と、
を有し、
前記第2部材と前記第3部材とにより前記先端側係止爪を覆う先端側係止爪収容部が形成され、
前記第1部材と前記第2部材とが前記規制手段により固定された状態では、前記係止手段を弾性変形させても前記第3部材に対向して配置された前記第1部材の所定部位に前記第3部材が当接することで前記第3部材の取り外しが妨げられ前記第2部材からの前記第3部材の取り外しが規制された状態となり、
前記第1部材の特定部位が切断され前記規制手段による前記第1部材と前記第2部材との固定が解除された状態では、前記第3部材に対向して配置された前記第1部材の所定部位を取り外すことが可能となり前記係止手段を弾性変形させて前記第2部材から前記第3部材を取り外すことが可能な状態となることを特徴とする。
Claims (5)
- 制御基板を収容する基板ボックスと、
遊技機の筐体内に設けられ、前記基板ボックスを保持し、前記基板ボックスを予め設定
されたスライド方向にスライド移動させた場合に前記基板ボックスを取り外し可能な台座
装置と、
前記基板ボックスのスライド移動を規制して前記基板ボックスを前記台座装置に固定す
る規制手段とを備え、
前記規制手段は、
前記台座装置に着脱自在に設けられ、前記基板ボックスのスライド方向に交差する方向
に延在する第1挿入孔が形成され、該第1挿入孔の軸心に沿って軸方向一方側に移動させ
た場合に前記台座装置から離脱される第1被挿入部材と、
前記基板ボックスに分離可能に設けられ、前記基板ボックスのスライド方向に交差する
方向に延在する第2挿入孔が形成され、前記基板ボックスを前記台座装置に保持させた場
合に前記台座装置から前記第1被挿入部材が離脱される方向側で前記第1被挿入部材に対
向して配置されて、前記第2挿入孔が前記第1挿入孔に連続する第2被挿入部材と、
前記台座装置に前記基板ボックスが保持された状態で前記第2挿入孔側から挿入されて
前記第1挿入孔に先端側部分が挿入され、前記第2挿入孔に基端側部分が挿入される規制
部材と、
該規制部材に設けられ、前記第1挿入孔に前記固定部材の先端側部分が挿入されて前記
規制部材が前記第1被挿入部材に対して予め設定された回転係止位置に配置された状態で
前記第1被挿入部材に係止されて前記規制部材の抜脱方向への移動を規制し、前記規制部
材が前記第1被挿入部材に対して相対的に軸周りに回転されて前記回転係止位置から予め
設定された回転解除位置に配置された場合に前記第1被挿入部材への係止が解除されて前
記規制部材の抜脱方向への移動を許容する先端側係止爪と、
前記規制部材に設けられ、前記第2挿入孔に前記規制部材の基端側部分が挿入された状
態で前記第2被挿入部材と当接して前記規制部材の挿入方向への移動を規制する当接部と
、
前記台座装置に前記基板ボックスを保持して前記第1挿入孔に前記規制部材の先端側部
分を挿入し且つ前記第2挿入孔に前記規制部材の基端側部分を挿入した場合に、前記規制
部材と係合して前記規制部材を前記回転係止位置に位置決めし、また、前記第2被挿入部
材を前記基板ボックスから分離した場合に、前記規制部材の位置決めを解除して前記規制
部材を前記回転係止位置から前記回転解除位置に回転可能とする回転位置決め手段と、
を有することを特徴とする遊技機。 - 前記第1被挿入部材は、
前記規制部材の先端側部分が前記第1挿入孔に挿入されて前記規制部材が前記回転係止
位置に配置された場合に前記先端側係止爪に対して前記規制部材の抜脱方向側に対向して
配置され、前記第1被挿入部材に対して前記規制部材が相対的に抜脱方向に向かって付勢
された場合に前記先端側係止爪に当接して前記第1被挿入部材に対する前記規制部材の相
対的な抜脱方向への移動を規制する第1係止部と、
前記第2被挿入部材が前記基板ボックスから分離されて、前記規制部材が前記回転解除
位置に配置された場合に前記先端側係止爪に対して前記規制部材の抜脱方向側に配置され
、前記第1被挿入部材に対して前記規制部材が相対的に抜脱方向に向かって付勢された場
合に前記先端側係止爪を通過させて前記第1被挿入部材に対する前記規制部材の相対的な
抜脱方向への移動を許容する第1通路部を有することを特徴とする請求項1に記載の遊技
機。 - 前記規制部材は、前記第2挿入孔に前記規制部材の基端側部分が挿入されて前記規制部
材が前記第2被挿入部材に対して予め設定された回転係止位置に配置された状態で前記第
2被挿入部材に係止されて前記規制部材の抜脱方向への移動を規制し、前記規制部材が前
記第2被挿入部材に対して相対的に軸周りに回転されて前記回転係止位置から予め設定さ
れた回転解除位置に配置された場合に前記第2被挿入部材への係止が解除されて前記規制
部材の抜脱方向への移動を許容する基端側係止爪を有することを特徴とする請求項1又は
2に記載の遊技機。 - 前記第2被挿入部材は、
前記規制部材の基端側部分が前記第2挿入孔に挿入されて前記規制部材が前記回転係止
位置に配置された場合に前記基端側係止爪に対して前記規制部材の抜脱方向側に対向して
配置され、前記第2被挿入部材に対して前記規制部材が相対的に抜脱方向に向かって付勢
された場合に前記基端側係止爪に当接して前記第2被挿入部材に対する前記規制部材の相
対的な抜脱方向への移動を規制する第2係止部と、
前記第2被挿入部材が前記基板ボックスから分離されて前記規制部材が前記回転解除位
置に配置された場合に前記基端側係止爪に対して前記規制部材の抜脱方向側に配置され、
前記第2被挿入部材に対して前記規制部材が相対的に抜脱方向に向かって付勢された場合
に前記基端側係止爪を通過させて前記第2被挿入部材に対する前記規制部材の相対的な抜
脱方向への移動を許容する第2通路部を有することを特徴とする請求項3に記載の遊技機
。 - 前記回転位置決め手段は、
前記第1被挿入部材に設けられ、前記規制部材の先端側部分が前記第1挿入孔に挿入さ
れて前記先端側係止爪が前記第1被挿入部材に係止された場合に、前記先端側係止爪に対
して前記規制部材の回転方向一方側に対向して配置され、前記第1被挿入部材に対する前
記規制部材の相対的な回転方向一方側への回転を規制する第1回転規制部と、
前記第2被挿入部材に設けられ、前記規制部材の基端側部分が前記第2挿入孔に挿入さ
れて前記基端側係止爪が前記第2被挿入部材に係止された場合に、前記基端側係止爪に対
して前記固定部材の回転方向他方側に対向して配置され、前記第2被挿入部材に対する前
記規制部材の相対的な回転方向他方側への回転を規制する第2回転規制部を有することを
特徴とする請求項4に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015129596A JP6065947B2 (ja) | 2007-10-25 | 2015-06-29 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007277424 | 2007-10-25 | ||
JP2007277424 | 2007-10-25 | ||
JP2015129596A JP6065947B2 (ja) | 2007-10-25 | 2015-06-29 | 遊技機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012257119A Division JP5772796B2 (ja) | 2007-10-25 | 2012-11-26 | 遊技機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016252289A Division JP2017056250A (ja) | 2007-10-25 | 2016-12-27 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015213768A true JP2015213768A (ja) | 2015-12-03 |
JP6065947B2 JP6065947B2 (ja) | 2017-01-25 |
Family
ID=40812046
Family Applications (8)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008106403A Expired - Fee Related JP5228593B2 (ja) | 2007-10-25 | 2008-04-16 | 遊技機 |
JP2012257119A Active JP5772796B2 (ja) | 2007-10-25 | 2012-11-26 | 遊技機 |
JP2012257126A Active JP5772797B2 (ja) | 2007-10-25 | 2012-11-26 | 遊技機 |
JP2015129596A Active JP6065947B2 (ja) | 2007-10-25 | 2015-06-29 | 遊技機 |
JP2015129602A Active JP6065948B2 (ja) | 2007-10-25 | 2015-06-29 | 遊技機 |
JP2016252290A Pending JP2017056251A (ja) | 2007-10-25 | 2016-12-27 | 遊技機 |
JP2016252289A Pending JP2017056250A (ja) | 2007-10-25 | 2016-12-27 | 遊技機 |
JP2018148104A Pending JP2018183652A (ja) | 2007-10-25 | 2018-08-07 | 遊技機 |
Family Applications Before (3)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008106403A Expired - Fee Related JP5228593B2 (ja) | 2007-10-25 | 2008-04-16 | 遊技機 |
JP2012257119A Active JP5772796B2 (ja) | 2007-10-25 | 2012-11-26 | 遊技機 |
JP2012257126A Active JP5772797B2 (ja) | 2007-10-25 | 2012-11-26 | 遊技機 |
Family Applications After (4)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015129602A Active JP6065948B2 (ja) | 2007-10-25 | 2015-06-29 | 遊技機 |
JP2016252290A Pending JP2017056251A (ja) | 2007-10-25 | 2016-12-27 | 遊技機 |
JP2016252289A Pending JP2017056250A (ja) | 2007-10-25 | 2016-12-27 | 遊技機 |
JP2018148104A Pending JP2018183652A (ja) | 2007-10-25 | 2018-08-07 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (8) | JP5228593B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5228593B2 (ja) * | 2007-10-25 | 2013-07-03 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2022094859A (ja) * | 2020-12-15 | 2022-06-27 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05237219A (ja) * | 1992-02-28 | 1993-09-17 | Sankyo Kk | 遊技機制御基板 |
JP2003275443A (ja) * | 2002-03-27 | 2003-09-30 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2006326198A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Heiwa Corp | 遊技機の基板ケース装置 |
JP5772796B2 (ja) * | 2007-10-25 | 2015-09-02 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4318141B2 (ja) * | 2002-12-20 | 2009-08-19 | サミー株式会社 | 不正着脱防止機構並びにこの機構を備えた基板ケースおよび遊技機 |
JP4288191B2 (ja) * | 2004-02-23 | 2009-07-01 | サミー株式会社 | 基板ケースの不正開放防止機構 |
JP2005348920A (ja) * | 2004-06-10 | 2005-12-22 | Sankyo Kk | 遊技機 |
JP4480652B2 (ja) * | 2005-09-21 | 2010-06-16 | 株式会社オリンピア | 制御基板封止構造 |
-
2008
- 2008-04-16 JP JP2008106403A patent/JP5228593B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2012
- 2012-11-26 JP JP2012257119A patent/JP5772796B2/ja active Active
- 2012-11-26 JP JP2012257126A patent/JP5772797B2/ja active Active
-
2015
- 2015-06-29 JP JP2015129596A patent/JP6065947B2/ja active Active
- 2015-06-29 JP JP2015129602A patent/JP6065948B2/ja active Active
-
2016
- 2016-12-27 JP JP2016252290A patent/JP2017056251A/ja active Pending
- 2016-12-27 JP JP2016252289A patent/JP2017056250A/ja active Pending
-
2018
- 2018-08-07 JP JP2018148104A patent/JP2018183652A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05237219A (ja) * | 1992-02-28 | 1993-09-17 | Sankyo Kk | 遊技機制御基板 |
JP2003275443A (ja) * | 2002-03-27 | 2003-09-30 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2006326198A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Heiwa Corp | 遊技機の基板ケース装置 |
JP5772796B2 (ja) * | 2007-10-25 | 2015-09-02 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2018183652A (ja) | 2018-11-22 |
JP5772797B2 (ja) | 2015-09-02 |
JP6065948B2 (ja) | 2017-01-25 |
JP2009119239A (ja) | 2009-06-04 |
JP2017056251A (ja) | 2017-03-23 |
JP2013039435A (ja) | 2013-02-28 |
JP5228593B2 (ja) | 2013-07-03 |
JP2015186629A (ja) | 2015-10-29 |
JP2017056250A (ja) | 2017-03-23 |
JP2013039436A (ja) | 2013-02-28 |
JP5772796B2 (ja) | 2015-09-02 |
JP6065947B2 (ja) | 2017-01-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5664689B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2008061739A (ja) | 遊技機 | |
JP2009018152A5 (ja) | ||
JP6065948B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009119239A5 (ja) | ||
JP6315215B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5751459B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5835289B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5228592B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5660516B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6315216B2 (ja) | 遊技機 | |
JP6331047B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2009011812A5 (ja) | ||
JP6015981B2 (ja) | 遊技機 | |
JP5034386B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2011010857A (ja) | 遊技機 | |
JP5533939B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2014028155A (ja) | 遊技機 | |
JP2012161690A (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132 Effective date: 20160614 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160729 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161212 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6065947 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |