JP2015213557A - 振動体駆動装置 - Google Patents

振動体駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015213557A
JP2015213557A JP2014096783A JP2014096783A JP2015213557A JP 2015213557 A JP2015213557 A JP 2015213557A JP 2014096783 A JP2014096783 A JP 2014096783A JP 2014096783 A JP2014096783 A JP 2014096783A JP 2015213557 A JP2015213557 A JP 2015213557A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
brush
motor
shaft
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014096783A
Other languages
English (en)
Inventor
岡本 祐介
Yusuke Okamoto
祐介 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP2014096783A priority Critical patent/JP2015213557A/ja
Publication of JP2015213557A publication Critical patent/JP2015213557A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Brushes (AREA)

Abstract

【課題】振動部で発生する振動を効果的に振動体に伝達できる振動体駆動装置を提供することにある。
【解決手段】本体部21と、本体部21の外面に配置される振動体20とを備えている。本体部21の内部に振動体20を振動させる起振構造が設けられている。起振構造が、振動を発生する振動部51を含む。振動部51で発生した振動を振動体20に伝達する振動伝達軸40を備えている。振動伝達軸40の一端側に振動部51が配設され、振動伝達軸40の他端側に振動体20が配設されていることを特徴とする。本体部21の内部に内フレーム27が収容されており、振動伝達軸40と振動部51とが内フレーム27に支持されている。
【選択図】図6

Description

本発明は、振動体を振動できるように構成された振動体駆動装置に関する。振動体駆動装置は例えば洗浄装置、塗布装置あるいはマッサージ器などとして使用することができる。
この種の振動体駆動装置に関して、衣服や靴下などの繊維製品に付着した汚れを落とす振動式の洗浄装置が特許文献1に開示されている。係る特許文献1では、清掃用のブラシを取着するヘッド部とこれに連続するグリップ部とを備え、ヘッド部内に偏心カム付きモーターを収容するとともに、グリップ部にモーターを駆動するための駆動電源となる電池を収容している。モーターを駆動することによりブラシ先端が繊維表面を高速で繰り返し叩くように当たることで繊維表面の汚れが掻き落とされる。
特開2001−70048号公報
上記特許文献1では、偏心カム付きモーター(振動部)で発生した振動がヘッド部のケースに伝わり、そのケースの振動がブラシ(振動体)に伝わることで洗浄を行う。つまり、偏心カム付きモーター(振動部)で発生した振動が迂回してブラシ(振動体)に伝達されるので振動が減衰されてしまう。
本発明の目的は、振動部で発生する振動を効果的に振動体に伝達できる振動体駆動装置を提供することにある。
本発明の目的は、振動体が振動することに加えて振動体を回転させることにより、例えば回転体による泡立て、洗浄、あるいはマッサージ機能などを効果的に発揮できる振動体駆動装置を提供することにある。
本発明に係る振動体駆動装置は、本体部21と、本体部21に支持される振動体20とを備えている。本体部21に振動体20を振動させる起振構造が設けられている。起振構造が、振動を発生する振動部51を含む。振動部51で発生した振動を振動体20に伝達する振動伝達軸40を備えている。振動伝達軸40の一端側に振動部51が配設され、振動伝達軸40の他端側に振動体20が配設されていることを特徴とする。
本体部21の内部に内フレーム27が収容されており、振動伝達軸40と振動部51とが内フレーム27に支持されている。
内フレーム27に支持される振動伝達軸40の一端側に寄せて振動部51が設けられる。
振動伝達軸40の一端から本体部21の下壁内面までの寸法をVとしたとき、振動部21が、V/2よりも振動伝達軸40の一端側に寄せて配置している。
振動体20がブラシ体20から構成されている。ブラシ体20が、一方向に突出する一群のブラシ毛からなるブラシ束61と、ブラシ束61の一端部を支持するブラシベース60とを含む。起振構造が、ブラシ束61を突出方向と直交する方向に振動させる振動体20を含む。
本体部21にモーター28と、モーター28の回転動力を振動体20に伝動する伝動構造Tとが設けられている。振動体20は、伝動構造Tの終段の駆動軸39に連結されて回転可能に支持されている。駆動軸39の駆動中心軸Bは、モーター28の出力軸301の出力中心軸Mに対して偏寄配置されている。伝動構造Tが、出力中心軸Mと駆動中心軸Bに沿って交互に配置したギヤトレインで構成されている。上記ギヤトレインの一部であるギヤ36が振動伝達軸40によって回転自在に支持されている。
本体部21の中心軸Qの一側にモーター28が偏寄配置され、前記中心軸Qの他側に起振構造が配置されている。起振構造が、モーター28に隣接し、かつ、モーター28の上下範囲内に収まる状態で配置されている。
伝動構造Tが、モーター28の動力を減速する複数の減速ギヤ対で構成されている。 初段減速ギヤ対T1の噛合部E1の上方が、次段減速ギヤ対T2の第2減速ギヤ37で覆われている。
振動伝達軸40の一端側に振動部51が配設され、振動伝達軸40の他端側に振動体20が配設されていると、起振構造で発生させた振動を、振動伝達軸40を介して振動体20に伝達できるので、振動体20を効果的に振動させることができる。従って、例えば振動体20による洗浄、あるいはマッサージ機能などを効果的に発揮できる。
振動伝達軸40と振動部51とが内フレーム27に支持されていると、振動部51で発生させた振動を、内フレーム27から振動伝達軸40に効率よく伝達することができ、効果的に振動体20に対して振動を伝達することができる。
内フレーム27に支持される振動伝達軸40の一端側に寄せて振動部51が設けられると、振動部51で発生させた振動を、内フレーム27から振動伝達軸40に効率よく伝達することができ、より効果的に振動体20に対して振動を伝達することができる。
振動伝達軸40の一端から本体部21の下壁内面までの寸法をVとしたとき、振動部21が、V/2よりも振動伝達軸40の一端側に寄せて配置していると、振動部51で発生させた振動を、内フレーム27から振動伝達軸40に効率よく伝達することができ、より効果的に振動体20に対して振動を伝達することができる。
起振構造が、ブラシ束61を突出方向と直交する方向に振動させる振動部51を含むと、ブラシ束61のブラシ毛の先端を例えば洗浄対象である肌や衣服に押し当てた状態で振動部51を駆動しても、ブラシ束61のブラシ毛が洗浄対象に向けて振動することはないので、洗浄対象へのダメージが緩和される。
本体部21にモーター28と、モーター28の回転動力を振動体20に伝動する伝動構造Tとが設けられて振動体20を回転可能に支持しているので、振動体20に回転力を加えることができ、機能向上を図ることができる。伝動構造Tが、出力中心軸Mと駆動中心軸Bに沿って交互に配置したギヤトレインで構成されており、上記ギヤトレインの一部であるギヤ36が振動伝達軸40によって回転自在に支持されている。換言すれば、上記ギヤトレインの一部であるギヤ36の回転軸を振動伝達軸40が兼ねているので、ギヤ36用に別途回転軸を設けずに済み構成が簡素化される。
起振構造が、モーター28に隣接し、かつ、モーター28の上下範囲内に収まる状態で配置されていると、モーター28の側方の空間を利用して起振構造を配置できるので、本体部21の内部にデッドスペースが生じるのを防止できる。従って、本体部21の内部にモーター28および伝動構造Tと起振構造を集約配置して、装置全体を小型化することができる。
初段減速ギヤ対T1の噛合部E1の上方が、次段減速ギヤ対T2の第2減速ギヤ37で覆われていると、駆動回転数が最も大きな初段減速ギヤ対T1の噛合部E1で発生する噛合騒音が、外部へ漏れ出ようとするのを第2減速ギヤ37で遮断して、噛合騒音が本体部21の外へ漏れ出るのを防止できる。
本発明の第1実施形態に係る攪拌体の内部構造を示す概略構成図である。 泡立容器と攪拌体を分離した状態で示す側面図である。 泡立容器の平面図である。 ブラシ体および下ケースを本体ケースから分離した状態の側面図である。 振動体駆動装置の側面図である。 振動体駆動装置の内部構造を示す縦断側面図である。 本体ケースの分解側面図である。 図6におけるX−X線断面図である。 図6におけるY−Y線断面図である。 図6におけるZ−Z線断面図である。 起振構造の配置位置を示す概略側面図である。 駆動ピースと継手体を示す分解斜視図である。 モーターと振動モーターの動作状態を示すタイミングチャートである。 泡立器の泡立動作を示す縦断側面図である。 ブラシ体をブラシ支持具に装着した状態の側面図である。 本発明の第2実施形態に係るマッサージ装置の側面図である。
(第1実施例)図1から図15は本発明の振動体駆動装置の第1実施例を示す。また、第1実施例で示す振動体駆動装置には回転体駆動機構が設けられるので、この回転体駆動機構を泡立器の撹拌体に適用した構造の説明も同時に行う。本発明における前後、左右、上下とは、図2および図5の交差矢印と、交差矢印の近傍に表記した前後、左右、上下の表示に従う。図2において泡立器は、泡立容器1と、泡立容器1に装着される撹拌体(回転体駆動装置)と、撹拌体を泡立姿勢に支持するホルダー3とで構成される。泡立容器1は、平面視が円形で上向きに開口する泡生成部4と、泡生成部4を支持するスタンド5と、泡生成部4の後上部に連続して形成されるホルダー3を一体に備えたカレーポット状のプラスチック成型品からなる。
ホルダー3は、滑らかに連続するホルダー底壁8と、ホルダー底壁8に連続して上向きに延びるホルダー側壁9とで断面U字形の樋体状に形成される。ホルダー底壁8とホルダー側壁9とは、その後端から泡生成部4へ向かって下り傾斜されており、ホルダー底壁8の後端の下面側には、後述するブラシ体(回転体、振動体)20を吊下げ支持する丸軸状のブラシ支持具10が下向きに突設されている。撹拌体の本体ケース(本体部)21をホルダー3に装着して撹拌姿勢に保持した状態において、本体ケース21の下半周面はホルダー底壁8およびホルダー側壁9でしっかりと支持される。従って、泡立時に本体ケース21に作用する回転反力をホルダー側壁9で受止めて、撹拌体をホルダー3で安定した状態に支持できる。
図3に示すようにホルダー3の内部空間と泡生成部4の内部空間との間には、両空間を前後に区分する逆V字状の区分壁11が形成され、その左右中央に前記両空間を連通する連通溝12が、区分壁11と直交する状態で凹み形成されている。ホルダー3の内部空間に臨む区分壁11のうち、連通溝12を囲む傾斜壁は、ホルダー3に装着した撹拌体を受止めるための規制部13として機能する。規制部13はホルダー3の内部空間の傾斜下端に位置されている。区分壁11で前後に区分されたホルダー3の内部空間と泡生成部4の内部空間とは、泡生成部4の上開口面より下方で連通されている。区分壁11とホルダー底壁8との交差部分、つまり、ホルダー3の内部空間の傾斜下端で最も低い個所には排液口14が上下貫通状に形成されており、本体ケース21から流れ落ちてホルダー3内へ流下した液体は、先の排液口14から排出される。
泡生成部4は、器底壁15と、器底壁15に連続して上向に延びる器周囲壁16とで、上向きに開口する容器状に構成されており、先の区分壁11と対向する器周囲壁16の前半周面の複数個所に、ブラシ体20に強い圧力を付加し、その圧力で発泡要素に強い圧力を作用させながら泡立てを行う泡立リブ17が設けられている。この実施例では、器周囲壁16の前半周面の6個所において、連続波型の泡立リブ17を器周囲壁16の開口縁から器底壁15にわたって形成した。泡立リブ17が形成された器底壁15から器周囲壁16にわたる部分が、後述するブラシ束61と共同して泡を発生させる起泡部Fとして機能する。なお、泡立リブ17と対向する器周囲壁16の後半周面は平滑な2次元平面で形成されている。上記のように、泡立リブ17は上下方向に連続する断面が山形のリブで形成するが、上下方向に断続する断面が山形のリブで形成してあってもよい。
スタンド5は泡生成部4の下方からホルダー3の下方にわたって連出されて、前後に長い楕円形の伏皿状に形成されており、先に説明した排液口14と対向するスタンド5の壁面に、後述する化粧カバー80を収納保管する円形のカバー収納部18が設けられている(図14参照)。なお、楕円形のスタンド5の後端は、ブラシ支持具10の真下に位置している。このように、スタンド5を泡生成部4の下方からホルダー3の下方にわたって、前後に長く形成することにより、泡立容器1とホルダー3に装着した撹拌体を安定した状態で支持でき、泡立器の全体の印象を優美でありながらシンプルなものとすることができる。
図4および図5に示すように撹拌体は、ブラシ体20を支持する上下に長い本体ケース21と、本体ケース21の上端(外面)に配置されて泡生成部4に収容した発泡要素を回転しながら撹拌するブラシ体20と、本体ケース21の内部に設けられてブラシ体20を駆動するブラシ駆動構造などで構成する。本体ケース21はグリップを兼ねており、上半の上ケース22と、上ケース22に対して着脱される有底筒状の下ケース23と、上ケース22の上端に装着固定されて、本体ケース21上端の化粧蓋を兼ねるエンドカバー(第3遮音壁)24とで構成されている。上ケース22の右側面にはスイッチ凹部25が凹み形成されており、その下部にモーター28への給電状態を切換えるメインスイッチ26が設けられている。ブラシ体20は後述するように振動を伝達させることで洗浄対象やマッサージ対象に振動を付与できる振動体20として機能する。
図4、図7に示すように、本体ケース21の内部には内フレーム27が収容されている。内フレーム27は、上端壁307と、上端壁307の前側下方に設けられるモーターホルダー333と、モーターホルダー333の下方に設けられる電池ホルダー334とを一体に備えている。また、内フレーム27は、モーターホルダー333の後側の上下に、後述する第1振動モーター51および第2振動モーター52が固定される第1取付部331と第2取付部332とを一体に備えている。この内フレーム27を基体としてモーター28、電池29、起振構造、およびモーター28の回転動力を減速した状態で出力する伝動構造Tなどが組込まれている。ブラシ駆動構造は、モーター28と伝動構造Tと起振構造で構成される。図5に示すように、モーター28は、本体ケース21の上下方向の中心軸Qより肩部34の側(前側)へ偏寄した位置に配置されている。符号30は撹拌体の運転モードに応じて発光表示するLED灯である。図示していないが、スイッチ凹部25と正対する上ケース22の内部には、モーター28および第1、第2の振動モーター51・52の駆動状態を制御する制御基板が配置されている。該制御基板は、内フレーム27に固定されている。
上ケース22は前後に長い楕円筒状に形成されており、ケース上端における楕円の長軸寸法は、ケース下端における楕円の長軸寸法より大きく設定されており、上ケース22の全体が上広がり筒状に形成されている。エンドカバー24の上面には、ブラシ体20を連結するためのボス壁33が膨出形成され、ボス壁33の前側下縁に沿って三日月状の肩部34が前向きに張出されている。図14に示すように、本体ケース21をホルダー3に装着して撹拌姿勢に保持した状態において、本体ケース21の周面はホルダー底壁8およびホルダー側壁9で受止め支持されており、同時に肩部34が先の規制部13で受止められて位置決めされている。このように、ホルダー3に装着した撹拌体を泡生成部4に対して位置決めすることにより、起泡部Fの器底壁15および器周囲壁16に接触したブラシ束61の弾性変形量を常に一定にして均一化できる。これにより、撹拌体をホルダー3に装着した状態において、ブラシ束61が過剰に変形されて劣化するのを防止できる。装着状態における撹拌体の重量の大半は、肩部34と接合する規制部13で受止められる。
伝動構造Tは、減速ギヤ対を動力伝動要素として、多段状の減速ギヤ対からなるギヤトレインで構成されている。図1、図6に示すように、モーター28の回転動力は、その出力軸301に固定した原動ギヤ35と、第1減速ギヤ(ギヤ)36と、第2減速ギヤ37と、終段ギヤ38とからなる伝動構造Tで減速されて、終段ギヤ38に固定した駆動軸39から出力される。終段ギヤ38はプラスチック製であり、駆動軸39は金属製であって、両者はインサート成形により分離不能に固定されている。駆動軸39の駆動中心軸Bは、モーター28の出力軸301の出力中心軸Mに対して偏寄配置されている。具体的には、出力中心軸Mと駆動中心軸Bとは、本体ケース21の中心軸Qを間に挟む状態で平行に配置されている。伝動構造Tを構成する第1減速ギヤ36は、駆動中心軸Bに沿って配置される第1中間軸(第1ギヤ軸)40で回転自在に支持されており、第2減速ギヤ37は、出力中心軸Mに沿って配置される第2中間軸(第2ギヤ軸)41で回転自在に支持されている。また、第1中間軸40は、終段ギヤ38を支持する終段ギヤ軸302を兼ねている。また、後述するように第1中間軸(第1ギヤ軸)40が振動伝達軸40となる。このように、原動ギヤ35と第2減速ギヤ37は出力中心軸M上に配置され、第1減速ギヤ36と終段ギヤ38は駆動中心軸B上に配置してある。
上記のように、駆動軸39の駆動中心軸Bを、モーター28の出力軸301の出力中心軸Mに対して偏寄配置して、出力中心軸Mと駆動中心軸Bに沿って配置した多段状の動力伝動要素で伝動構造Tを構成すると、伝動構造Tを出力中心軸Mと駆動中心軸Bに沿って振り分けて配置できるので、各構成部材を並列させた状態で設けることができる。これにより、モーターと駆動軸とが同軸上に配置された従来の振動体駆動装置に伝動構造を追加する場合に比べて、駆動中心軸B方向の寸法を小さくすることができ、従って、伝動構造Tをコンパクトにして装置全体を小型化することができる。
また、伝動構造Tを減速ギヤ対からなるギヤトレインで構成し、本体ケース21の中心軸Qを間に挟む状態で出力中心軸Mと駆動中心軸Bに沿って交互に配置すると、本体ケース21の中心軸Qの両側に伝動構造Tを構成するギヤを振り分けることにより、伝動構造Tを本体ケース21の一側に偏ることなく配置できるので、本体ケース21が前後方向に太くなるのを防止して、装置全体を小型化することができる。さらに、伝動構造Tを本体ケース21の中心軸Qの両側に振り分けて配置すると、重心位置が本体ケース21の一側8に大きく偏寄するのを回避できるので、本体ケース21を片手で持って撹拌体を使用する際の操作性を軽快なものとすることができる。
伝動構造Tは、原動ギヤ35と第1減速ギヤ36とで初段減速ギヤ対T1を構成し、第1減速ギヤ36と第2減速ギヤ37とで次段減速ギヤ対T2を構成し、第2減速ギヤ37と終段ギヤ38とで終段減速ギヤ対T3を構成している。第1減速ギヤ36と第2減速ギヤ37は、それぞれ大径ギヤ361・371と小径ギヤ362・372を一体に備えており、原動ギヤ35と第1減速ギヤ36の大径ギヤ361とで第1噛合部(噛合部)E1を形成している。同様に、第1減速ギヤ36の小径ギヤ362と第2減速ギヤ37の大径ギヤ371とで第2噛合部E2を形成し、第2減速ギヤ37の小径ギヤ372と終段ギヤ38とで第3噛合部E3を形成している。初段減速ギヤ対T1の噛合部E1の上方には、第1噛合部E1を覆う状態で第2減速ギヤ37が配置されており、駆動回転数が最も大きな第1噛合部E1で発生する噛合騒音を第2減速ギヤ37で遮断して、噛合騒音が本体ケース21の外へ漏れ出るのを防止している。
図6、図8、図10に示すように、内フレーム27の上端には、ギヤフレーム(第1遮音壁)42が固定されている。ギヤフレーム42は、四隅が丸められた長方形状の水平壁303と、水平壁303の周縁から下方に向かって延出される周囲壁304とで構成されており、周囲壁304には、内フレーム27の上端壁307に突接した4個の締結ボス308に対応するボス逃げ部305が形成されている。内フレーム27の上端壁307は、水平壁303と同様に四隅が丸められた長方形状に形成されており、ギヤフレーム42は、同フレーム42の上方から締結ボス308にねじ込まれる4個のビス309で内フレーム27に締結固定される。原動ギヤ35と第1減速ギヤ36とは、ギヤフレーム42と上端壁307とで画成される空間に収容された状態で配置されている。このように、第1噛合部E1と第2減速ギヤとの間にギヤフレーム42を設けると、第1噛合部E1で発生する噛合騒音が外部へ漏れ出ようとするのを、第2減速ギヤ37に加えて第1遮音壁42でも遮断できるので、噛合騒音が本体ケース21の外へ漏れ出るのをさらに確実に防止できる。
図7に示すように、水平壁303には、第1減速ギヤ36の小径ギヤ362を収容する膨出壁311が形成されており、膨出壁311には、小径ギヤ362の一部を水平壁303の上面に露出させる窓312が形成されている。第1減速ギヤ36の小径ギヤ362と第2減速ギヤ37の大径ギヤ371とは、窓312の内部で噛合して第2噛合部E2を形成している。膨出壁311の上方には、終段ギヤ38が配置されており、終段ギヤ38と膨出壁311の間には、第1中間軸40に挿通した状態でカラー313を設けている。
図6、図8、図9に示すように、ギヤフレーム42の上方には、シール蓋(第2遮音壁)43が本体ケース21に固定されており、本体ケース21の内部は、終段減速ギヤ対T3の上方を覆うシール蓋43で密封されている。シール蓋43は蓋壁315を備えており、蓋壁315には軸受ボス316が一体に形成されて、その内部に駆動軸39を回転自在に軸支するベアリング(軸受)44が固定されている。軸受ボス316の上端には、ボス開口317が形成されており、駆動軸39はボス開口317を上下に貫通する状態で、ベアリング44で支持されている。ベアリング44よりも駆動軸39の先端側、具体的には、ベアリング44とボス開口317との間には、駆動軸39とシール蓋43との間をシールするOリング(第1パッキン)326が設けられている。Oリング326を設けることにより、液体がブラシ体20の側から駆動軸39に沿ってベアリング44の側へ浸入するのを阻止して、ベアリング44や伝動構造Tの減速ギヤ群が浸入した液体で腐食され、あるいは機能不良に陥るのを防止できる。
シール蓋43は、ギヤフレーム42と共に上ケース22に設けた連結部319に嵌係合されて、締結構造320で締結固定される。具体的には、締結構造320は、ギヤフレーム42およびシール蓋43にそれぞれ形成される締結座321・322と、上ケース22に形成されるねじボス323と、ねじボス323にねじ込まれるビス48とからなる。図10に示すように締結構造320は、シール蓋43の前縁部および左右縁部の3ヶ所に形成されている。連結部319の嵌係合面とシール蓋43の蓋壁315の周面との間にはシールリング(弾性体)325が設けてあり、前記嵌係合面と前記周面との間を封止している。
上記のように、終段減速ギヤ対T3の上方を、本体部21に固定したシール蓋43で覆うと、伝動構造Tを構成する初段減速ギヤ対T1、次段減速ギヤ対T2、および終段減速ギヤ対T3のそれぞれの噛合部E1・E2・E3の全部をシール蓋43で密封することができる。従って、各噛合部E1・E2・E3で発生する噛合騒音が外部へ漏れ出ようとするのを、第2減速ギヤ37およびギヤフレーム42に加えてシール蓋43でも遮断して、噛合騒音が本体部21の外へ漏れ出るのをより効果的に防止できる。また、伝動構造Tで発生する噛合騒音が本体部21の外へ漏れ出るのを確実に防止して、使用時の振動体駆動装置を静音化できる。また、シール蓋43と連結部319の嵌係合面をシールリング325で封止すると、駆動軸39の回転駆動に伴う振動が、シール蓋43を伝って本体ケース21の上ケース22に伝播するのをシールリング325で阻止できる。従って、使用時の伝動構造Tの振動が、泡立容器1や撹拌体を持った手に伝わるのをよく防止できる。シールリング325は、シール蓋43と本体ケース21との間のシールとして機能するので、シール蓋43より下方の本体ケース21内に液体や塵埃が侵入するのをシールリング325で阻止できる。伝動構造Tで発生した噛合騒音が、シールリング325と連結部319の嵌係合面から漏れ出るのを確実に防止できる。
第1減速ギヤ36を回転自在に支持する第1中間軸(振動伝達軸)40は、第1減速ギヤ36の上下に突出する部分が、内フレーム27の上端壁307の軸保持部とギヤフレーム42の膨出壁311の軸保持部とで軸支されている。このように、内フレーム27とギヤフレーム42とで第1中間軸40を軸支すると、第1ギヤ軸40の上下を確りと固定支持して、第1減速ギヤ36を円滑に回転させることができる。従って、次段減速ギヤ対T2の回転振れに起因する振動や噛合騒音の発生をよく防止できる。
第2減速ギヤ37を回転自在に支持する第2中間軸41は、第2減速ギヤ37の上下に突出する部分が、ギヤフレーム42の水平壁303とシール蓋43の蓋壁315とで軸支されている。このように、ギヤフレーム42とシール蓋43とで第2中間軸41を軸支すると、第2ギヤ軸41の上下を確りと固定支持して、第2減速ギヤ37を円滑に回転させることができる。従って、次段減速ギヤ対T2のバックラッシュや回転振れに起因する振動や噛合騒音の発生を確実に防止できる。また、ギヤフレーム42とシール蓋43の中央部付近を第2の中間軸41で一体化して構造強度を向上できるので、伝動構造Tの動力伝動に伴って、ギヤフレーム42、およびシール蓋43が振動し騒音が発生するのを防止できる。
図6に示すように、先に説明したエンドカバー24は、シール蓋43の上方を覆うように上ケース22の上開口を密閉する状態でシール蓋43にビス32で締結されている。このように、エンドカバー24を上ケース22の上開口を密閉するように設けると、シール蓋43に加えてエンドカバー24でも本体ケース21の上開口を密封して、各噛合部E1・E2・E3で発生する噛合騒音が外部へ漏れ出ようとするのを、第2減速ギヤ37およびギヤフレーム42、シール蓋43に加えてエンドカバー24でも遮断して、噛合騒音が本体部21の外へ漏れ出るのを確実に防止して、使用時の振動体駆動装置を静音化できる。
図8に示すように、軸受ボス316のボス開口317から突出する駆動軸39の連結端は、エンドカバー24に設けた連結穴45に臨んでいる。連結穴45の周縁には、連結穴45を囲むように下方に向かって延出される筒壁328が形成されており、筒壁328の下端は、軸受ボス316と僅かな隙間を介して対向している。駆動軸39と軸受ボス316の外面には、軸受ボス316の上端に被さるようにキャップ状の防水シール(第2パッキン)47が配置されており、防水シール47で、駆動軸39とボス開口317との間の隙間と、連結穴45を囲む筒壁328の下端と軸受ボス316の上端との間の隙間とを、同時に封止している。
上記のように、駆動軸39とボス開口317との間の隙間、および筒壁328の下端と軸受ボス316の上端との間の隙間を、防水シール47で同時に封止すると、液体が回転体20の側から駆動軸39に沿ってベアリング44の側へ浸入するのを確実に阻止しながら、筒壁328の外側へ液体が漏れ出るのを阻止できる。また、1個の防水シール47で、異なる2箇所をシールするので、部品点数が少ない分だけ振動体駆動装置の製造コストを削減できる。
図6に示すように、シール蓋43とエンドカバー24との間には、本体ケース21で囲まれる筒内空間が設けられている。防水シール47の外表面に沿って前記筒内空間に侵入した液体を排出するために、エンドカバー24と本体ケース21との接合部分に排水口330を設けている。具体的には、排水口330は、エンドカバー24の前端下部に形成した切欠きからなり、エンドカバー24を上ケース22に組付けた状態において、本体ケース21の前面に排水口330が開口している。このように筒内空間と連通する排水口330を設けると、前記筒内空間に浸入した液体を排水口330から排水できるので、本体ケース21の内部で液体が腐敗することによる異臭の発生を防いで、撹拌体を衛生的に保つことができる。
図1、図6に示すように、ブラシ駆動構造を構成する起振構造は、本体ケース21の中心軸Qと平行な回転軸を有する第1振動モーター(振動部)51と、本体ケース21の中心軸Qと直交する回転軸を有する第2振動モーター(振動部)52とで構成されている。第1振動モーター51では、本体ケース21の前後方向を含む中心軸Qと平行な軸まわりの全周囲方向の振動を発生し、第2振動モーター52では、本体ケース21の上下方向を含む中心軸Qと直交する軸まわりの全周囲方向の振動を発生する。第1振動モーター51は、シリンダー型のモーター53と偏心錘54とで構成されており、第2振動モーター52は、コイン型のモーター55と偏心錘56とを円盤状のケースに封入して構成されている。このように、互いに直交する、異なる方向の振動を発生させる第1振動モーター51と第2振動モーター52とで起振構造を構成すると、両振動モーター51・52を同時に駆動した場合には、回転体20に複雑な振動を付与することができる。また、第1振動モーター51のみを駆動した場合には前後方向を含む中心軸Qと平行な軸まわりの全周囲方向の振動をブラシ体20に付与することができる。つまり、第1振動モーター51は、ブラシ束61の突出方向と直交する方向にブラシ束61を振動させることができるので、ブラシ束61のブラシ毛の先端を例えば洗浄対象である肌や衣服に押し当てた状態で振動部51を駆動しても、ブラシ束61のブラシ毛が洗浄対象に向けて振動することはないので、洗浄対象へのダメージが緩和される。第2振動モーター52のみを駆動した場合には上下方向を含む中心軸Qと直交する軸まわりの全周囲方向の振動をブラシ体20に付与することができる。従って、例えばブラシ体20による洗浄、あるいはマッサージ機能をより効果的に発揮できる。ブラシ体20を肌面に接触させて洗浄を行う場合には、振動で毛穴に入込んでいる汚れや化粧料などを、肌を傷めることなく洗い落すことができる。第2振動モーター(振動部)52は省略することができる。第1振動モーター(振動部)51、第2振動モーター(振動部)52ともに音波振動を発生するものである。
起振構造は、本体ケース21の中心軸Qの一側に偏寄配置されたモーター28の他端側に配置されている。具体的には、第1振動モーター51と第2振動モーター52のそれぞれは、モーター28の後側(側方)に隣接し、かつ、モーター28の上下範囲内に収まる状態で配置されている。このように配置した起振構造によれば、モーター28の後方の空間を利用して起振構造を配置できるので、本体ケース21の内部にデッドスペースが生じるのを防止でき、起振構造を備える撹拌体でありながら、装置全体を小型化することができる。
第1振動モーター51と第2振動モーター52とは、内フレーム27に設けた第1取付部331と第2取付部332とにそれぞれ固定されている。第1振動モーター51は、終段ギヤ軸302(第1中間軸(振動伝達軸)40)の一端側である下側に配設されており一方、ブラシ体20は、終段ギヤ軸302(第1中間軸(振動伝達軸)40)の他端側である上側に配設されて、第1振動モーター51、終段ギヤ軸302(第1中間軸(振動伝達軸)40)およびブラシ体20が、略直線列状に配設されている。具体的には、図11に示すように終段ギヤ軸302下端の水平面上において、終段ギヤ軸302の中心軸Nから本体ケース21(上ケース22)の後壁内面までの寸法をU、本体ケース21の前後方向の垂直平面上において、終段ギヤ軸302下端から本体ケース21(下ケース23)の下壁内面までの寸法をVとしたとき、第1振動モーター51の駆動状態における偏心錘52の重心G1、および第2振動モーター52の駆動状態における偏心錘54の重心G2を、U/2よりも終段ギヤ軸302側かつ、V/2よりも終段ギヤ軸302側に寄せて配置している。本実施形態においては、終段ギヤ軸302の中心軸Nは、駆動軸39の駆動中心軸Bと一致している。このように、各偏心錘54・56の駆動状態における重心位置G1・G2を終段ギヤ軸302の下側に寄せて配置すると、起振構造で発生させた振動を、終段ギヤ軸302を介して終段ギヤ38に固定される駆動軸39に効率よく伝播して、駆動軸39に連結したブラシ体20を確実に振動させることができる。また、終段ギヤ軸302は、内フレーム27で軸支されているので、起振構造の第1振動モーター51または第2振動モーター52で発生させた振動を、内フレーム27から終段ギヤ軸302(第1中間軸(振動伝達軸)40)へと伝播させて、さらに効率よく駆動軸39に伝播することができ、ブラシ体20に対してさらに確実に振動を付与することができる。ギヤトレインの一部である第1減速ギヤ(ギヤ)36が終段ギヤ軸302(第1中間軸(振動伝達軸)40)によって回転自在に支持されているが、これは換言すれば、上記ギヤトレインの一部であるギヤ36の回転軸を終段ギヤ軸302(第1中間軸(振動伝達軸)40)が兼ねているものである。これにより、第1減速ギヤ(ギヤ)36用に別途回転軸を設けずに済み構成が簡素化される。なお、起振構造は第1振動モーター51、または第2振動モーター52のいずれか一方で構成することができる。第1振動モーター51を廃して第2振動モーター52のみで起振構造を構成した場合には、第2振動モーター52を第1取付部331に固定することにより、振動を終段ギヤ軸302を介して終段ギヤ38に固定される駆動軸39に効率よく伝播することができる。
図4においてブラシ体20は、ブラシベース60と、ブラシベース60に同ベース60から本体ケース21の中心軸Q方向(上下方向)に突出するようにその一端部が支持された一群のブラシ毛からなるブラシ束61を備えており、ブラシベース60の下面中央には継手体64が突設されている。図12に示すように、継手体64は、回転力を受ける3個の受動壁70と、駆動ピース46に係合する3個の弾性腕71とを交互に配置して六角筒状に形成されており、各弾性腕71の内面の下端寄りに係合片72が突設されている。なお、継手体64は、ブラシ体20をブラシ支持具10に係合装着するための装着構造93を兼ねている。
ブラシ束61は、ブラシベース60から上方へ延びる棒状のブラシ軸部76と、ブラシ軸部76の先端に形成される外突湾曲状のブラシ先端部77と、ブラシ先端部77の中央に凹み形成される保持凹部78とを備えている。この実施例においては、ブラシ束61をブラシベース60の側からブラシ先端部77へ向かって上広がり状に形成して、ブラシ軸部76を逆円錐台状に形成し、ブラシ先端部77を部分球面状に形成した。また、保持凹部78は部分球面状の凹曲面で形成して、その内部に洗顔剤などの発泡剤を保持できるようにした。ブラシ軸部76は、より多くの泡や洗浄剤を含むことに役立っており、ブラシ先端部77は洗浄剤を効果的に泡立てることに役立っている。
ブラシ体20は、図6に示すように、ブラシベース60の継手体64を駆動ピース46に連結して、ブラシ体20を本体ケース21と一体化して使用する。ブラシ体20を駆動軸39に連結した状態においては、各弾性腕71の係合片72が駆動ピース46の下端面に係合して、ブラシ体20が駆動軸39から分離するのを防止している。上記とは異なり、ブラシ体20を駆動軸39から取外して、ブラシベース60を片手で持った状態で、ブラシ体20を単体で使用することができる。このように、単独で使用する際のブラシ体20の外観上の体裁を向上し、さらに、ブラシベース60の下面に突出する継手体64を保護するために、ブラシベース60の下面に化粧カバー80を着脱自在に装着している(図4参照)。なお、化粧カバー80は、泡立てに使用する水を計量する計量容器を兼ねている。
以上のように構成した泡立器を用いて洗顔を行う場合について、泡立容器1と撹拌体による泡立作用の詳細と、ブラシ体20による肌洗浄作用の詳細を以下に説明する。まず、ブラシ体20を駆動軸39に連結し、クリーム状の適量の洗顔用の洗浄剤を保持凹部78に付着させて、図14に示すように本体ケース21をホルダー3に装着したのち、ブラシ体20に適量の水または湯を含浸させる。この時、化粧カバー80で水または湯を計量することにより、洗浄剤に対する水または湯を過不足なくブラシ体20に含ませることができる。給水後の化粧カバー80は、その開口面が上向きになる状態でカバー収納部18に収納保管する。この状態でメインスイッチ26をオン操作すると、図13に示すように、モーター28が起動して、その回転動力が伝動構造Tで減速されたのちブラシ体20に伝動される。このときのモーター28は、低速回転(5000rpm)するように設定されており、モーター28が起動してから1分が経過するまで、その状態を維持する。そして、低速回転時間が1分に達するとモーター28は増速されて高速回転(10000rpm)する。さらに、高速回転モードに移行して1分が経過すると、モーター28を停止させて泡立モードを終了する。なお、モーター28が低速で駆動されているときの駆動軸39およびブラシ体20の駆動回転数は150rpmであり、モーター28が高速で駆動されているときの駆動軸39およびブラシ体20の駆動回転数は300rpmである。
泡立モードが終了したら、本体ケース21をホルダー3から取外す。この時、ホルダー3に装着した状態の本体ケース21のグリップ遊端側が、ホルダー3の突端から突出しているので、突出するケース部分を手掛かりにして本体ケース21を容易にホルダー3から取外すことができる(図15参照)。ホルダー3から分離した状態のブラシ体20のブラシ束61には生成した大量の泡が保持されている。とくにブラシ軸部76は多くの泡を含んで膨らんでおり、さらにブラシ軸部76やブラシ先端部77の周面には肌理細かな弾力に富む泡が付着している。従って、撹拌体をホルダー3から分離したのち、余分な泡を器周囲壁16の開口縁でしごいてブラシ体20の外形を整え、ブラシ体20に保持されている泡を顔肌や肌面に直接塗付することができる。ブラシ体20に含まれる泡の残量が少なくなってきたら、泡生成部4内の泡塊をブラシ体20で掬いとって、頬回り、額、あご、鼻などの顔肌に塗付する。
上記の状態で、ブラシ体20のブラシ軸部76の軸周面(ブラシ束61の周側面)を洗浄すべき顔肌にあてがい、メインスイッチ26を1回オン操作すると、第1振動モーター51が起動して、ブラシ体20のブラシ束61を同ブラシ束61の突出方向と直交する方向に振動させて、肌洗浄モードに移行する。これにより、顔肌に付着している皮脂、古い角質、あるいは毛穴に入込んでいる汚れや化粧料などを、肌を傷めることなく洗い落すことができる。肌洗浄モードを開始してから1分が経過すると、第1振動モーター51を停止させて肌洗浄モードを終了するので、それまでの間に頬回りや額などをブラシ軸部76で洗浄する。最後に、本体ケース21をホルダー3に再装着して、水または湯を使用して顔肌に付着している泡を洗い流し、水気を取り除いた状態で化粧水などを顔肌に塗付して洗顔を終了する。洗浄時には、ブラシ体20の振動作用によって、顔肌をマッサージできるので血行を促進できる効果もある。メインスイッチ26を短く2回オン操作すると、第2振動モーター52が起動して、ブラシ体20のブラシ束61を同ブラシ束61の突出方向に振動させて、第2振動モーター52による肌洗浄モードに移行する。このモードの場合も肌洗浄モードを開始してから1分が経過すると、第2振動モーター52を停止させて肌洗浄モードが終了する。なお、肌洗浄モードでは、起振構造でブラシ体20を振動させたが、必ずしもその必要はない。例えば、肌洗浄モード時に、ブラシ体20を再び回転駆動して顔肌の洗浄を行うことができる。その場合のブラシ体20の回転速度は、泡立モード時のブラシ体20の回転速度よりさらに小さな回転速度で回転駆動して、顔肌に対する刺激を小さくすることが好ましい。また、肌洗浄モード時のブラシ体20の駆動時間は1分前後とすることが好ましい。より強い刺激を与えた状態で肌洗浄を行う必要がある場合には、ブラシ体20を起振構造で振動させ、さらにブラシ体20を回転駆動した状態で肌洗浄を行うことができる。
洗顔が終了したら、本体ケース21から取外したブラシ体20と泡立容器1を水洗いし、泡立容器1およびブラシ体20に付着している泡を洗い流して水切りする。次に、図15に示すように、ブラシ体20の継手体64を泡立容器1のブラシ支持具10に係合して、ブラシ束61が下向きになる状態でブラシ体20を泡立容器1に固定し、ブラシ束61を乾燥させその状態のままで保管する。本体ケース21はホルダー3に装着してもよいし、泡立容器1から分離した状態で保管してもよい。なお、泡立モードが終了したのち、一定時間が経過した時点で自動的に肌洗浄モードに移行して、第1振動モーター51と第2振動モーター52を交互(例えば10秒毎)に起動して肌洗浄を行い、さらに一定時間が経過したのちに両モーター51・52を停止させて自動的に肌洗浄モードを終了することができる。
本実施例では、上述したように起振構造で発生した振動が、内フレーム27に伝達され、続いて振動伝達軸40、終段ギヤ38、駆動軸39、振動体20と伝達される。振動伝達軸40は、内フレーム27の上端壁307とギヤフレーム42の膨出壁311に回転不能に固定されているので、終段ギヤ38は振動伝達軸40の軸まわりに回転している。ギヤ36も振動伝達軸40の軸まわりに回転する。例えば、別の変形例として、第1中間軸(振動伝達軸)40と駆動軸39とを金属で一体に構成して、これと終段ギヤ38とをインサート成形や接着などにより固定することができる。この場合、第1中間軸(振動伝達軸)40は、内フレーム27の上端壁307の軸保持部(軸受)とギヤフレーム42の膨出壁311の軸保持部(軸受)に回転可能に軸支される構成とする。したがって第1中間軸(振動伝達軸)40と駆動軸39と終段ギヤ38とが一体化された駆動軸体は、軸受44と内フレーム27の上端壁307の軸受とギヤフレーム42の膨出壁311の軸受により軸支される。上端壁307と膨出壁311の軸受部分にはリング状の含油メタル或いはベアリングを配設することができる。上記の駆動軸体を、振動伝達軸40とすることができる。なお、駆動軸体と第1減速ギヤ(ギヤ)36とは相対的に回転可能な状態となっている。
以上のように構成した泡立器は、洗顔用の洗浄剤を泡立てる以外に、シェービング用の洗浄剤を泡立てる際や、毛染め剤を泡立てる際にも使用することができる。
(第2実施形態) 図16は、本発明の振動体駆動装置を手持ち型のマッサージ器に適用した第2実施形態を示す。本実施形態では、振動体20を第1実施例の形態のブラシ体に変えてマッサージヘッドとした点が異なる。マッサージヘッド20は、円盤状のヘッドベース340と、ヘッドベース340の上面に回転自在に埋め込み装着された8個のマッサージボール341で構成されている。ヘッドベース340の下面中央には継手体64が突設されており、継手体64を駆動ピース46に連結して、マッサージヘッド20を本体ケース21と一体化して使用する。使用時には、モーター28を駆動してマッサージヘッド20を回転させることにより、マッサージボール341で肌面を揉みほぐすことができる。また、起振構造を駆動してマッサージヘッド20を振動させることにより、マッサージボール341で肌面に振動刺激を与えることができる。より強いマッサージを行う場合には、モーター28と起振構造とを同時に駆動すればよい。他は第1実施形態と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付して、その説明を省略する。
上記の各実施形態のように、振動体20は、ブラシ体やマッサージヘッドなどの形態を採ることができ、使用用途に応じた振動体20を用意することで、様々な機能を発揮させることができる振動体駆動装置を得ることができる。
上記の各実施例の振動体駆動装置は以下の態様で実施することができる。
本体部21と、本体部21に支持されるブラシ体(振動体)20とを備えており、
本体部21の内部にブラシ体(振動体)20を振動させる起振構造が設けられており、
起振構造が、振動を発生する振動部51を含み、
振動部51で発生した振動をブラシ体(振動体)20に伝達する振動伝達軸40を備えており、
振動伝達軸40の一端側に振動部51が配設され、振動伝達軸40の他端側に振動体20が配設されており、
振動部51、振動伝達軸40およびブラシ体(振動体)20が、略直線列状に配設されていることを特徴とする振動体駆動装置。
この構成によると、起振構造で発生させた振動を、振動伝達軸40を介して振動体20に確実に伝達できるので、振動体20を効果的に振動させることができる。従って、例えば振動体20による洗浄、あるいはマッサージ機能などを効果的に発揮できる。
上記構成であって、
本体部21の内部に内フレーム27が収容されており、振動伝達軸40の一端側と振動部51とが内フレーム27に支持されている振動体駆動装置。
この構成によると、振動部51で発生させた振動を、内フレーム27から振動伝達軸40に効率よく伝達することができ、効果的に振動体20に対して振動を伝達することができる。
上記構成であって、
内フレーム27に支持される振動伝達軸40の一端側に寄せて振動部51が設けられる振動体駆動装置。
この構成によると、振動部51で発生させた振動を、内フレーム27から振動伝達軸40に効率よく伝達することができ、より効果的に振動体20に対して振動を伝達することができる。
上記構成であって、
振動伝達軸40の一端から本体部21の下壁内面までの寸法をVとしたとき、振動部21が、V/2よりも振動伝達軸40の一端側に寄せて配置している振動体駆動装置。
この構成によると、振動部51で発生させた振動を、内フレーム27から振動伝達軸40に効率よく伝達することができ、より効果的に振動体20に対して振動を伝達することができる。
上記構成であって、
振動体20がブラシ体20から構成されており、
ブラシ体20が、一方向に突出する一群のブラシ毛からなるブラシ束61と、ブラシ束61の一端部を支持するブラシベース60とを含み、
起振構造が、ブラシ束61を突出方向と直交する方向に振動させる振動体20を含む振動体駆動装置。
この構成によると、ブラシ束61のブラシ毛の先端を例えば洗浄対象である肌や衣服に押し当てた状態で振動部51を駆動しても、ブラシ束61のブラシ毛が洗浄対象に向けて振動することはないので、洗浄対象へのダメージが緩和される。
上記構成であって、
本体部21にモーター28と、モーター28の回転動力を振動体20に伝動する伝動構造Tとが設けられており、
振動体20は、伝動構造Tの終段の駆動軸39に連結されて回転可能に支持されており、
駆動軸39の駆動中心軸Bは、モーター28の出力軸301の出力中心軸Mに対して偏寄配置されており、
伝動構造Tが、出力中心軸Mと駆動中心軸Bに沿って交互に配置したギヤトレインで構成されており、
上記ギヤトレインの一部のギヤ36が振動伝達軸40によって回転自在に支持されている振動体駆動装置。
この構成によると、本体部21にモーター28と、モーター28の回転動力を振動体20に伝動する伝動構造Tとが設けられて振動体20を回転可能に支持しているので、振動体20に回転力を加えることができ、機能向上を図ることができる。伝動構造Tが、出力中心軸Mと駆動中心軸Bに沿って交互に配置したギヤトレインで構成されており、上記ギヤトレインの一部であるギヤ36が振動伝達軸40によって回転自在に支持されている。換言すれば、上記ギヤトレインの一部であるギヤ36の回転軸を振動伝達軸40が兼ねているので、ギヤ36用に別途回転軸を設けずに済み構成が簡素化される。
上記構成であって、
本体部21の中心軸Qの一側にモーター28が偏寄配置され、前記中心軸Qの他側に起振構造が配置されており、
起振構造が、モーター28に隣接し、かつ、モーター28の上下範囲内に収まる状態で配置されている振動体駆動装置。
この構成によると、モーター28の側方の空間を利用して起振構造を配置できるので、本体部21の内部にデッドスペースが生じるのを防止できる。従って、本体部21の内部にモーター28および伝動構造Tと起振構造を集約配置して、装置全体を小型化することができる。
上記構成であって、
伝動構造Tが、モーター28の動力を減速する複数の減速ギヤ対で構成されており、
初段減速ギヤ対T1の噛合部E1の上方が、次段減速ギヤ対T2の第2減速ギヤ37で覆われている振動体駆動装置。
この構成によると、駆動回転数が最も大きな初段減速ギヤ対T1の噛合部E1で発生する噛合騒音が、外部へ漏れ出ようとするのを第2減速ギヤ37で遮断して、噛合騒音が本体部21の外へ漏れ出るのを防止できる。
上記の実施形態の減速ギヤ対からなる動力伝動要素に替えて、一対のプーリーと無端ベルトからなる巻掛伝動機構を動力伝動要素とした伝動構造Tを採用することができる。この場合には、ギヤトレインで構成した伝動構造Tよりも発生する騒音を低減することができ、回転体駆動構造をさらに静音化できる。また、回転体20に過度の回転反力が作用した場合には無端ベルトがスリップするので、モーターの負荷を軽減することができる。上記の各実施例に例示された形態のブラシ体20は、ブラシ束61が、ブラシ体20の回転中心軸Pと同一方向に突出して形成された形態であるが、この形態に限定されるものではなく、ブラシベース60からブラシ体20の回転中心軸Pと同一方向に突出した軸体を設け、その軸体に同軸体の突出方向と直交する向きに放射状に多数のブラシ毛を植設した形態のブラシ体20であってもよく、或いはブラシ毛の材質がシルクのたわし形態のブラシ体20であってもよい。
M モーターの出力軸の出力中心軸
B 駆動軸の駆動中心軸
Q 本体部の中心軸
T 伝動構造
T1 初段減速ギヤ対
T2 次段減速ギヤ対
T3 終段減速ギヤ対
E1 初段減速ギヤ対の噛合部
20 回転体
21 本体部
24 第3遮音壁(エンドカバー)
27 内フレーム
28 モーター
37 第2減速ギヤ
39 駆動軸
41 第2ギヤ軸(第2中間軸)
42 第1遮音壁(ギヤフレーム)
43 第2遮音壁(シール蓋)
44 軸受(ベアリング)
45 連結穴
51 第1振動モーター
52 第2振動モーター
302 出力軸
316 軸受ボス
317 ボス開口
319 連結部
325 弾性体(シールリング)
326 第1パッキン(Oリング)
328 筒壁
330 排水口

Claims (8)

  1. 本体部(21)と、本体部(21)に支持される振動体(20)とを備えており、
    本体部(21)に振動体(20)を振動させる起振構造が設けられており、
    起振構造が、振動を発生する振動部(51)を含み、
    振動部(51)で発生した振動を振動体(20)に伝達する振動伝達軸(40)を備えており、
    振動伝達軸(40)の一端側に振動部(51)が配設され、振動伝達軸(40)の他端側に振動体(20)が配設されていることを特徴とする振動体駆動装置。
  2. 本体部(21)の内部に内フレーム(27)が収容されており、振動伝達軸(40)と振動部(51)とが内フレーム(27)に支持されている請求項1に記載の振動体駆動装置。
  3. 内フレーム(27)に支持される振動伝達軸(40)の一端側に寄せて振動部(51)が設けられる請求項2に記載の振動体駆動装置。
  4. 振動伝達軸(40)の一端から本体部(21)の下壁内面までの寸法をVとしたとき、振動部(21)が、V/2よりも振動伝達軸(40)の一端側に寄せて配置している請求項3に記載の振動体駆動装置。
  5. 振動体(20)がブラシ体(20)から構成されており、
    ブラシ体(20)が、一方向に突出する一群のブラシ毛からなるブラシ束(61)と、ブラシ束(61)の一端部を支持するブラシベース(60)とを含み、
    起振構造が、ブラシ束(61)を突出方向と直交する方向に振動させる振動部(51)を含む請求項1から4のいずれかひとつに記載の振動体駆動装置。
  6. 本体部(21)にモーター(28)と、モーター(28)の回転動力を振動体(20)に伝動する伝動構造(T)とが設けられており、
    振動体(20)は、伝動構造(T)の終段の駆動軸(39)に連結されて回転可能に支持されており、
    駆動軸(39)の駆動中心軸(B)は、モーター(28)の出力軸(301)の出力中心軸(M)に対して偏寄配置されており、
    伝動構造(T)が、出力中心軸(M)と駆動中心軸(B)に沿って交互に配置したギヤトレインで構成されており、
    上記ギヤトレインの一部であるギヤ(36)が振動伝達軸(40)によって回転自在に支持されている請求項1から5のいずれかひとつに記載の振動体駆動装置。
  7. 本体部(21)の中心軸(Q)の一側にモーター(28)が偏寄配置され、前記中心軸(Q)の他側に起振構造が配置されており、
    起振構造が、モーター(28)に隣接し、かつ、モーター(28)の上下範囲内に収まる状態で配置されている請求項6に記載の振動体駆動装置。
  8. 伝動構造(T)が、モーター(28)の動力を減速する複数の減速ギヤ対で構成されており、
    初段減速ギヤ対(T1)の噛合部(E1)の上方が、次段減速ギヤ対(T2)の第2減速ギヤ(37)で覆われている請求項6または7に記載の振動体駆動装置。
JP2014096783A 2014-05-08 2014-05-08 振動体駆動装置 Pending JP2015213557A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014096783A JP2015213557A (ja) 2014-05-08 2014-05-08 振動体駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014096783A JP2015213557A (ja) 2014-05-08 2014-05-08 振動体駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015213557A true JP2015213557A (ja) 2015-12-03

Family

ID=54751078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014096783A Pending JP2015213557A (ja) 2014-05-08 2014-05-08 振動体駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015213557A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017217209A (ja) * 2016-06-07 2017-12-14 株式会社 Mtg 美容器
JP2018015027A (ja) * 2016-07-25 2018-02-01 株式会社 Mtg 美容器
JP2019517288A (ja) * 2016-05-20 2019-06-24 チャープ プロダクツ エルエルシー デュアルモーター式洗浄ブラシ
CN110088502A (zh) * 2016-10-19 2019-08-02 Mmt有限公司 紧凑型齿轮马达
US11241083B2 (en) 2017-07-13 2022-02-08 Chirp Products, LLC Cleansing brush head

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3457984A4 (en) * 2016-05-20 2020-07-29 Chirp Products LLC DOUBLE-MOTOR CLEANING BRUSH
US10729287B2 (en) 2016-05-20 2020-08-04 Chirp Products, Llc. Dual motor apparatus
JP2019517288A (ja) * 2016-05-20 2019-06-24 チャープ プロダクツ エルエルシー デュアルモーター式洗浄ブラシ
JP7106458B2 (ja) 2016-05-20 2022-07-26 チャープ プロダクツ エルエルシー デュアルモーター式洗浄ブラシ
TWI721174B (zh) * 2016-06-07 2021-03-11 日商Mtg股份有限公司 美容器
WO2017213081A1 (ja) 2016-06-07 2017-12-14 株式会社 Mtg 美容器
US10455930B2 (en) 2016-06-07 2019-10-29 Mtg Co., Ltd. Cosmetic device
KR20190017617A (ko) 2016-06-07 2019-02-20 가부시키가이샤 엠티지 미용기
JP2017217209A (ja) * 2016-06-07 2017-12-14 株式会社 Mtg 美容器
EP3466301A4 (en) * 2016-06-07 2019-12-25 MTG Co., Ltd. COSMETIC TOOL
JP7002186B2 (ja) 2016-06-07 2022-01-20 株式会社 Mtg 美容器
KR20230031380A (ko) 2016-06-07 2023-03-07 가부시키가이샤 엠티지 미용기
JP2018015027A (ja) * 2016-07-25 2018-02-01 株式会社 Mtg 美容器
JP6998110B2 (ja) 2016-07-25 2022-02-04 株式会社 Mtg 美容器
CN110088502A (zh) * 2016-10-19 2019-08-02 Mmt有限公司 紧凑型齿轮马达
CN110088502B (zh) * 2016-10-19 2024-03-15 松塞博兹自动化公司 紧凑型齿轮马达
US11241083B2 (en) 2017-07-13 2022-02-08 Chirp Products, LLC Cleansing brush head

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6621031B2 (ja) 美容装置
JP2015213557A (ja) 振動体駆動装置
US9421146B2 (en) Cosmetic device
JP6224510B2 (ja) 泡立器
JP2009207537A (ja) 美容ブラシ器具
JP4725983B1 (ja) ペットの足洗浄器
WO2016071892A1 (en) Dual-function skin cleansing apparatus
CN108078464A (zh) 一种洁面仪以及洁面仪中的洁面头
JP2013081535A (ja) 音波洗顔器
KR101643402B1 (ko) 클렌징장치
JP6293564B2 (ja) 回転体駆動装置
KR20150117405A (ko) 양방향 진동장치 및 4방향 진동을 실시하는 분리형 진동판을 구비한 피부 세정기
CN201734921U (zh) 迷你按摩器
JP2004065914A (ja) 超音波ヘアブラシ
JP6344846B2 (ja) 泡立器
KR20130139639A (ko) 미용기
CN208463916U (zh) 一种电动洗澡器
JP6345477B2 (ja) 泡立器
KR102053114B1 (ko) 음파 진동 세안기
JP6403253B2 (ja) 美容器具
JP6224511B2 (ja) 泡立器
KR102175903B1 (ko) 클렌징 장치
JP3034547B2 (ja) 美容器具
KR20130106150A (ko) 진동 마사지기 및 그에 사용되는 퍼프 패드
JP6305188B2 (ja) 泡立器