JP2015213033A - 車両用灯具 - Google Patents

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由彦 濱島
Yoshihiko Hamashima
由彦 濱島
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Ichikoh Industries Ltd
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Abstract

【課題】発光部に近接させてヒートシンク部材にレンズを取り付ける構成とした場合に、その発光部の発熱によるレンズの温度上昇を抑制することのできる車両用灯具を提供する。【解決手段】本発明の車両用灯具は、発光部2が一面側に設けられかつ一面側とは反対側の他面側に放熱フィン5a’が設けられたヒートシンク部材5と、発光部2に近接させて臨まされたレンズ3と、レンズ3をヒートシンク部材5に固定保持するレンズ保持部材4と、ヒートシンク部材5に設けられて放熱フィン5a’に向けて風を送風する送風ファン7とを備え、ヒートシンク部材5には、送風ファン7による風をレンズ3に導く貫通路5kが他面側から一面側に向かって形成されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、送風ファンによりヒートシンク部材を介して発光部を冷却する車両用灯具の改良に関する。
従来から、送風ファンによりヒートシンク部材を介して発光部を冷却する車両用灯具が知られている(特許文献1参照)。
そのヒートシンク部材は放熱フィンを有し、その放熱フィンは発光部が設けられている一面側とは反対側の他面側に設けられている。
その送風ファンにより放熱フィンに向けて風が送られ、発光部の熱は放熱フィンを介して、外部に放熱される。
特開2010−131793号公報
ところで、近時、車両用灯具では、その発光部に近接させてヒートシンク部材にレンズを取り付ける構成が提案されている。
しかしながら、このようにヒートシンク部材にレンズを近接させて取り付ける構成とすると、発光部の発熱により、レンズの温度が上昇する。
このため、レンズをガラス材料よりも軽い樹脂材料で製作することにした場合、レンズが発光部の発熱により変形する可能性があり、車両用灯具の軽量化を図れないという不都合がある。
本発明は、上記の事情に鑑みて為されたもので、発光部に近接させてヒートシンク部材にレンズを取り付ける構成とした場合に、その発光部の発熱によるレンズの温度上昇を抑制することのできる車両用灯具を提供することにある。
本発明の車両用灯具は、発光部が一面側に設けられかつ該一面側とは反対側の他面側に放熱フィンが設けられたヒートシンク部材と、
前記発光部に近接させて臨まされたレンズと、
該レンズを前記ヒートシンク部材に固定保持するレンズ保持部材と、
前記ヒートシンク部材に設けられて前記放熱フィンに向けて風を送風する送風ファンとを備え、
前記ヒートシンク部材には、前記送風ファンによる風を前記レンズに導く貫通路が前記他面側から前記一面側に向かって形成され、前記送風ファンの軸部が前記貫通路と前記発光部との間に位置していることを特徴とする。
本発明によれば、レンズを樹脂で製作した場合でも、発光部の発熱によるレンズの変形を防止でき、従って、レンズをガラス製とした場合に較べて、車両用灯具の軽量化を図ることができる。
本発明に係る車両用灯具の実施例に係るランプユニットの分解斜視図である。 図4に示すランプユニットのX-X線に沿う断面図である。 図2に示すヒートシンク部材とレンズ保持部材との挟持前の状態を示す断面図である。 図1に示すランプユニットの正面図である。 本発明に係る車両用灯具のランプユニットの変形例を模式的に説明するための図である。
(車両用灯具の概要)
図1は、本発明に係る車両用灯具のランプユニット1の構成を示す分解斜視図である。
そのランプユニット1は、例えば、図示を略すランプハウジングに上下方向用光軸調整機構(図示を略す)、左右方向用光軸調整機構(図示を略す)を介して取り付けられる。
このランプユニット1は、発光部2、レンズ3、レンズ保持部材4、ヒートシンク部材5、後述する送風ファンとしての軸流ファンを内蔵するフレーム6から概略構成されている。
(発光部2の構成の概要)
発光部2は、例えば、LEDから構成された発光チップを樹脂材料で封止したパッケージと、このパッケージを実装した基板2aとから構成されている。
この発光部2は、光源ホルダ2bに保持され、ネジ2cによりヒートシンク部材5の発光部取付部5aに位置決め固定される。
なお、その光源ホルダ2bは、発光部2への給電用ターミナル、駆動回路、コネクタが設けられている。
(レンズ3の概略構成)
レンズ3は、レンズ部3aとフランジ部3bとから概略構成されている。このレンズ3は、ガラス材料よりも軽い樹脂材料により構成され、レンズ保持部材4に位置決めして固定される。そのレンズ保持部材4へのレンズ3の取り付け構造については、本発明と直接的には関係しないので、その詳細な説明は省略する。
(レンズ保持部材4の概略構成)
レンズ保持部材4は、レンズ保持筒4a、取り付け板部4b、補強リブ部4cから概略構成されている。このレンズ保持部材4は、ヒートシンク部材5よりも熱伝導率が低い材料(熱抵抗が大きな材料)により構成されている。
このレンズ保持部材4は、レンズ3を保持した状態でヒートシンク部材5に位置決め固定される。その位置決め固定構造については後述する。
(ヒートシンク部材5の概略構成)
ヒートシンク部材5には、その一面側に、発光部取付部5aを包囲するようにして光源ホルダ2bを配設する配設凹処5bが形成されると共に、その一面側に下方から上方に向かって延びる対流形成用の空気案内溝5cが形成されている。
そのヒートシンク部材5の他面側には、図2、図3に示すように、放熱フィン5a’が設けられると共に、フレーム6が取り付け固定されている。そのヒートシンク部材5は、熱伝導性の高い金属製の高い材料、例えば、アルミニウムやマグネシウムから構成されたダイキャスト製品からなる。
(レンズ保持部材4、ヒートシンク部材5の詳細構成)
そのヒートシンク部材5には、図1、図4に示すように、レンズ保持部材4の位置決め穴4dに係合する位置決め突起5dと、レンズ保持部材4の取り付け板部4bに当接する当接突起5eとが形成されている。
その当接突起5eは、図1に示すように、ヒートシンク部材5の一面側の四隅にそれぞれ設けられ、この当接突起5eの近傍にはそれぞれ取り付けフック穴5fが形成されている。
レンズ保持部材4の取り付け板部4bには、この取り付けフック穴5fに対向して長穴4d’が形成されている。その取り付けフック穴5f、長穴4d’には取り付けフック部材8が挿入される。
取り付けフック部材8は、図2、図3に示すように、立ち上がり板部8a、挟持板部8b、弾性補強板部8cとから概略構成されている。
ヒートシンク部材5の他面側には、その挟持板部8bに係合する係合突起部5gが形成されている。
その取り付けフック部材8を、図3に示すように、長穴4d’と、取り付けフック穴5fとに挿入した状態で、レンズ保持部材4をヒートシンク部材5に対して相対的に矢印X1方向にスライドさせる。
すると、図2に示すように、取り付けフック部材8が矢印X1方向に移動されて、挟持板部8bが係合突起部5gに当接する。と同時に、弾性補強板部8cが取り付けフック穴5fの壁面5hに当接する。
これにより、ヒートシンク部材5にレンズ保持部材4ががたつくことなく挟持され、レンズ3が発光部2に近接して臨まされる。そのレンズ3は発光部2からの光が入射する入射面と、発光部2からの光を出射する出射面とを有する。その入射面はヒートシンク部材5に近接して対向し、その入射面とヒートシンク部材5の一面側との間に空間が形成されている。
そのヒートシンク部材5には、図1に示すように、その他面側から一面側に向かって延びる貫通路5kが形成されている。
(送風ファンのフレーム6の取り付け構成)
ヒートシンク部材5の他面側には、図2、図3に示すように、ボス部5jが形成されている。フレーム6と、ヒートシンク部材5とはそのボス部5jにネジ部材5mを螺合させることにより固定されている。なお、フレーム6とヒートシンク部材5との取り付け固定の構成はこれに限られるものではない。
そのフレーム6には、図2、図3に示すように、送風ファンとしての軸流ファン7が設けられている。その軸流ファン7は、駆動モータ7aと、回転軸部7bと、羽部7cとから概略構成されている。フレーム6には、外部からの冷たい風を取り込む取り込み口(図示を略す)が形成されている。その回転軸部7bは、ランプユニット1を正面から見て発光部2と貫通路5kとの間に位置している。
貫通路5kは、羽部7cの中央部7dの回転域に臨んでいる。同様に、発光部2の背面側に位置する放熱フィン5a’も、羽部7cの中央部7dの回転域に臨んでいる。
レンズ3とヒートシンク部材5との間の空間には、その羽部7cの中央部7dにより貫通路5kを介して図1に示すように他面側から一面側に向かって矢印T1で示すように風が送られる。
これにより、発光部2により加熱されたレンズ3の入射面が冷却され、レンズ3の温度上昇が抑制される。その他面側から一面側に向かって送られた風は、対流現象により、空気案内溝5cを経由して、下方から上方に向かって矢印T2で示すように案内され、レンズ保持部材4の上部開口4mを経由して外方に向かって排出される。
また、発光部2は、ヒートシンク部材5の放熱フィン5a’に送られた風により、放熱フィン5a’が冷却されることにより間接的に冷却される。
この実施例によれば、羽部7cの中央部7dにより送られる風を積極的に取り込む構成としているので、効率よく風を貫通路5kと放熱フィン5a’とに送ることができ、その結果、レンズ3の冷却効率の向上と、発光部2の冷却効率の向上とを図ることができる。
また、この実施例によれば、発光部2は、放熱フィン5a’によりヒートシンク部材5の他面側から冷却されると共に、空気案内溝5cを案内されて下方から上方に向かう空気によりヒートシンク部材5の一面側からも冷却されるので、発光部2の冷却効率がより一層向上する。
更に、送風ファンの羽部7cの中央部7dの回転域5d’が発光部2の後方に位置するようにして設けられているので、発光部2の後方からの冷却効率も向上する。
以上、実施例について説明したが、貫通路5kは、図5に模式的に示すように、、羽部7cの中央部7dの回転域5d’で、レンズ3の光軸Oを含む水平面を境にして下側に配置する構成とすれば、冷たい空気を対流現象により下方から上流に送ることができるので、より一層冷却効率の向上を図ることができて望ましい。
2…発光部
3…レンズ
4…レンズ保持部材
5…ヒートシンク部材
5a’…放熱フィン
5k…貫通路
7…軸流ファン(送風ファン)
7c…羽部
7d…中央部

Claims (5)

  1. 発光部が一面側に設けられかつ該一面側とは反対側の他面側に放熱フィンが設けられたヒートシンク部材と、
    前記発光部に近接させて臨まされたレンズと、
    該レンズを前記ヒートシンク部材に固定保持するレンズ保持部材と、
    前記ヒートシンク部材に設けられて前記放熱フィンに向けて風を送風する送風ファンとを備え、
    前記ヒートシンク部材には、前記送風ファンによる風を前記レンズに導く貫通路が前記他面側から前記一面側に向かって形成され、前記送風ファンの軸部が前記貫通路と前記発光部との間に位置していることを特徴とする車両用灯具。
  2. 前記送風ファンが軸流ファンであり、前記貫通路と前記発光部に対向する放熱フィンとは前記軸流ファンの羽部の中央部の回転域に位置していることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
  3. 前記貫通路は、前記レンズの光軸を含む水平面に対して下側に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具。
  4. 前記一面側には前記発光部を経由して下方から上方に向かって延びて対流形成用の空気案内溝が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用灯具。
  5. 発光部が一面側に設けられかつ該一面側とは反対側の他面側に放熱フィンが設けられたヒートシンク部材と、
    前記発光部に近接させて臨まされたレンズと、
    該レンズを前記ヒートシンク部材に固定保持するレンズ保持部材と、
    前記ヒートシンク部材に設けられて前記放熱フィンに向けて風を送風する送風ファンとを備え、
    前記送風ファンは軸流ファンであり、前記送風ファンの羽部の中央部の回転域が前記発光部の後方に位置するようにして設けられていることを特徴とする車両用灯具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2018116952A1 (ja) * 2016-12-22 2018-06-28 スタンレー電気株式会社 車両用灯具
JP2020166936A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 市光工業株式会社 車両用灯具

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