JP2015212984A - コンテンツ識別に基づいてコンテンツを自動的に発見して取り出すための方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンテンツをコンテンツ識別(ID)に基づいて自動的に発見して取り出すための方法および装置を提供する。【解決手段】コンテンツの登録、コンテンツのホストおよびソースの発見、コンテンツセッションの開始および制御のために、ネットワーク中のユーザエージェントおよびコンテンツ制御エンティティが対話する。コンテンツIDをネットワーク位置またはアドレスにマッピングするために、コンテンツ名解決ハンドラ(CNRH)が提供される。クライアントデバイスからのコンテンツ要求は、コンテンツオブジェクトを一意に識別するコンテンツIDを含み、CNRHを使用して解決されて、コンテンツ要求に応じるための少なくとも1つのコンテンツプロバイダの識別情報が得られ、IPマルチメディアサブシステム(IMS)制御プレーンエンティティを介して選択されたコンテンツプロバイダに転送される。【選択図】図5

Description

コンテンツ識別に基づいてコンテンツを自動的に発見して取り出すための方法および装置に関する。
(関連出願の相互参照)
本出願は、2011年1月25日に出願された米国特許仮出願第61/435,968号明細書、および2011年9月12日に出願された米国特許仮出願第61/533,593号明細書の利益を主張するものであり、これらの仮出願の内容は参照により本明細書に組み込まれる。
インターネットおよびワイヤレスセルラーネットワークにおける従来のデータ通信は、クライアント−サーバモデルに基づく。通信当事者は、関係を確立し、データとソースアドレスおよび宛先アドレスとを含むインターネットプロトコル(IP)パケットを送受信する。IPパケットは、宛先アドレスに基づいてネットワークによって搬送される。
マルチメディアコンテンツを含むコンテンツの配信および送達は、インターネットおよびモバイルネットワークの主要な使用法である。インターネットおよびモバイルネットワークを介したコンテンツ送達トラフィックは、将来も増加し続けるであろう。あるコンテンツオブジェクトが、複数のホスティング位置から入手可能である場合がある。マルチメディアコンテンツ、例えばビデオクリップが、多くのフォーマットおよび解像度のものである可能性がある。ユーザデバイスが、複数のフォーマットを再生することができ、種々の動作条件(例えば帯域幅、処理能力、メモリ、記憶域、バッテリ電力など)を有することができる場合がある。ユーザは、コンテンツのソースの位置よりはむしろ、コンテンツそのものに関心がある。さらに、コンテンツが、ユーザデバイスによって効率的に復号できる適切なフォーマットで、かつ、望ましい解像度および利用可能な最良の品質でユーザに送達されれば、都合がよいであろう。
インターネットのホスト中心モデルにより、幅広いネットワークアプリケーションおよびサービスを可能にし、また、ホストが別のホストにデータを送信することを可能にしているが、コンテンツ取出し機能をサポートすることが効率的ではない。コンテンツホスト位置を指定することなしに、ユーザは、コンテンツを直接取り出すことができない。さらに、インターネットは、コンテンツに無知であり、したがって、コンテンツを選択的にキャッシュしてネットワーク効率を向上させるための知性を有さない。
コンテンツ識別(ID)に基づいてコンテンツを自動的に発見して取り出すための方法および装置を開示する。コンテンツの登録、コンテンツのホストおよびソースの発見、コンテンツセッションの開始および制御のために、ネットワーク中のユーザエージェントおよびコンテンツ制御エンティティが対話する。コンテンツIDをネットワーク位置またはアドレスにマッピングするために、コンテンツ名解決ハンドラ(CNRH、content name resolution handler)が提供される。2つ以上のコンテンツサービスプロバイダネットワークが相互接続して、コンテンツサービスプロバイダネットワーク領域をまたいでコンテンツを発見して取り出すことができる。クライアントデバイスからのコンテンツ要求は、コンテンツオブジェクトを一意に識別するコンテンツIDを含む。コンテンツIDは、CNRHを使用して解決されて、コンテンツ要求に応じるための少なくとも1つのコンテンツプロバイダの識別情報が得られる。コンテンツプロバイダが選択され、選択されたコンテンツプロバイダにコンテンツ要求が転送される。コンテンツ要求は、IPマルチメディアサブシステム(IMS)制御プレーンエンティティを介して、選択されたコンテンツプロバイダにルーティングすることができる。
添付の図面と共に例として提供する後続の記述から、より詳細な理解を得ることができる。
1つまたは複数の開示する実施形態をその中で実現できる例示的な通信システムの図である。 図1Aに示す通信システム内で使用できる例示的なワイヤレス送受信ユニット(WTRU)のシステム図である。 図1Aに示す通信システム内で使用できる例示的な無線アクセスネットワークおよび例示的なコアネットワークのシステム図である。 コンテンツ送達ネットワーク(CDN)を使用してコンテンツを取り出すための例示的なプロセスを示す図である。 一実施形態による、ユーザエージェントクライアント(UAC)によって開始されるピアツーピアコンテンツ取出しの例示的なプロセスを示す図である。 一実施形態による、コンテンツサーバによるコンテンツ公示を使用したピアツーピアコンテンツ取出しの代替的プロセスを示す図である。 一実施形態による、コンテンツセッション制御(CSC)ネットワークの例示的なアーキテクチャを示す図である。 一実施形態による、コンテンツ指向の機能を実施するように構成されたIPマルチメディアサブシステム(IMS)システムを示す図である。 一実施形態による、CSCユーザエージェント(UA)を有するクライアントデバイスが管理領域内でコンテンツオブジェクトを発見して取り出す場合の、ネットワークエンティティ間のメッセージ交換の例示的なシグナリング図である。 一実施形態による、CSCユーザエージェント(UA)を有するクライアントデバイスが管理領域内でコンテンツオブジェクトを発見して取り出す場合の、ネットワークエンティティ間のメッセージ交換の例示的なシグナリング図である。 一実施形態による、コンテンツキャッシュ/サーバが、そのホストするコンテンツオブジェクトを公開/登録するための、例示的なシグナリング図である。 コンテンツキャッシュ/サーバが、そのホストするコンテンツオブジェクトを公開/登録するための、別の例示的なシグナリング図である。 一実施形態による、IMSを使用してコンテンツ送達またはストリーミングセッションを確立するための例示的なシグナリング図である。 別の実施形態による、IMSを使用してコンテンツ送達またはストリーミングセッションを確立するための別の例示的なシグナリング図である。 一実施形態による、ネットワークが中間ボックス(複数可)を起動してサービスを提供しコンテンツおよびサービスアクセスを制御する場合の、コンテンツ送達またはストリーミングセッションを確立するための例示的なシグナリング図である。 別の実施形態による、ネットワークが中間ボックス(複数可)を起動してサービスを提供しコンテンツおよびサービスアクセスを制御する場合の、コンテンツ送達またはストリーミングセッションを確立するための例示的なシグナリング図である。 2つ以上の管理領域が外部レジストリを介してコンテンツ情報データ(CID)を交換する例を示す図である。 一実施形態による、ユーザデバイスが領域をまたいでコンテンツを取り出す場合の例示的なネットワークレイアウトを示す図である。 複数の領域をまたいでコンテンツを取り出すための例示的なシグナリング図である。 複数の領域をまたいでコンテンツを取り出すための例示的なシグナリング図である。 UAがIMSネットワーク領域をまたいでコンテンツを取り出す場合の、例示的なネットワークレイアウトを示す図である。 相互接続されたコンテンツ名解決ハンドラ(CNRH)の例を示す図である。 分散ハッシュテーブル(DHT)リングを形成する複数のCNRHの例を示す図である。
図1Aは、1つまたは複数の開示する実施形態をその中で実現できる例示的な通信システム100の図である。通信システム100は、音声、データ、ビデオ、メッセージング、ブロードキャストなどのコンテンツを複数のワイヤレスユーザに提供する、多元接続システムとすることができる。通信システム100は、複数のワイヤレスユーザが、ワイヤレス帯域幅を含むシステムリソースの共有により、このようなコンテンツにアクセスすることを可能にする。例えば、通信システム100は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交FDMA(OFDMA)、シングルキャリアFDMA(SC−FDMA)など、1つまたは複数のチャネルアクセス方法を採用することができる。
図1Aに示すように、通信システム100は、ワイヤレス送受信ユニット(WTRU)102a、102b、102c、102dと、無線アクセスネットワーク(RAN)104と、コアネットワーク106と、公衆交換電話網(PSTN)108と、インターネット110と、他のネットワーク112とを含むことができるが、開示する実施形態が任意の数のWTRU、基地局、ネットワーク、および/またはネットワーク要素を企図することは理解されるであろう。各WTRU102a、102b、102c、102dは、ワイヤレス環境で動作および/または通信するように構成された任意のタイプのデバイスとすることができる。例として、WTRU102a、102b、102c、102dは、ワイヤレス信号を送信および/または受信するように構成されてよく、ユーザ機器(UE)、移動局、固定またはモバイルの加入者ユニット、ページャ、セルラー電話機、パーソナルディジタルアシスタント(PDA)、スマートフォン、ラップトップ、ネットブック、パーソナルコンピュータ、ワイヤレスセンサ、消費者電子機器などを含み得る。
通信システム100はまた、基地局114aおよび基地局114bを含んでよい。各基地局114aおよび114bは、WTRU102a、102b、102c、102dのうちの少なくとも1つとワイヤレスに相互作用して、コアネットワーク106、インターネット110、および/またはネットワーク112など1つまたは複数の通信ネットワークへのアクセスを容易にするように構成された、任意のタイプのデバイスとすることができる。例として、基地局114a、114bは、ベーストランシーバステーション(BTS)、ノードB、eノードB、ホームノードB、ホームeノードB、サイトコントローラ、アクセスポイント(AP)、ワイヤレスルータなどとすることができる。基地局114a、114bはそれぞれ単一の要素として描かれているが、基地局114a、114bが任意の数の相互接続された基地局および/またはネットワーク要素を含んでよいことは理解されるであろう。
基地局114aは、RAN104の一部とすることができ、RAN104は、他の基地局、および/または、基地局コントローラ(BSC)や無線ネットワークコントローラ(RNC)や中継ノードなどのネットワーク要素(図示せず)を含んでもよい。基地局114aおよび/または基地局114bは、特定の地理領域内でワイヤレス信号を送信および/または受信するように構成されてよく、この地理領域はセル(図示せず)と呼ばれることもある。セルはさらに、セルセクタに分割することができる。例えば、基地局114aに関連するセルを3つのセクタに分割することができる。したがって、一実施形態では、基地局114aは、3つの送受信機、すなわちセルの各セクタにつき1つの送受信機を備えることができる。別の実施形態では、基地局114aは、多入力多出力(MIMO)技術を採用することができ、したがって、セルの各セクタにつき複数の送受信機を利用することができる。
基地局114a、114bは、エアインタフェース116を介してWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数と通信することができ、エアインタフェース116は、任意の適切なワイヤレス通信リンク(例えば、無線周波数(RF)、マイクロ波、赤外線(IR)、紫外線(UV)、可視光など)とすることができる。エアインタフェース116は、任意の適切な無線アクセス技術(RAT)を使用して確立することができる。
より具体的には、上で言及したように、通信システム100は、多元接続システムとすることができ、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC−FDMAなど、1つまたは複数のチャネルアクセス方式を採用することができる。例えば、RAN104中の基地局114a、および、WTRU102a、102b、102cは、UTRA(Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実装することができ、これにより、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))を使用してエアインタフェース116を確立することができる。WCDMAは、HSPA(High−Speed Packet Access)および/またはHSPA+(Evolved HSPA)などの通信プロトコルを含み得る。HSPAは、HSDPA(High−Speed Downlink Packet Access)および/またはHSUPA(High−Speed Uplink Packet Access)を含み得る。
別の実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、E−UTRA(Evolved UMTS Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実装することができ、これにより、LTE(Long Term Evolution)および/またはLTE−A(LTE−Advanced)を使用してエアインタフェース116を確立することができる。
他の実施形態では、基地局114aおよびWTRU102a、102b、102cは、IEEE802.16(すなわちWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access))、CDMA2000、CDMA2000 1X、CDMA2000 EV−DO、IS−2000(Interim Standard 2000)、IS−95(Interim Standard 95)、IS−856(Interim Standard 856)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)、EDGE(Enhanced Data rates for GSM Evolution)、GSM EDGE(GERAN)などの無線技術を実装することができる。
図1A中の基地局114bは、例えばワイヤレスルータ、ホームノードB、ホームeノードB、またはアクセスポイントとすることができ、事業所、家庭、車両、キャンパスなどの局所化されたエリア中でのワイヤレス接続性を容易にするために任意の適切なRATを利用することができる。一実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、IEEE802.11などの無線技術を実装して、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)を確立することができる。別の実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、IEEE802.15などの無線技術を実装して、ワイヤレスパーソナルエリアネットワーク(WPAN)を確立することができる。さらに別の実施形態では、基地局114bおよびWTRU102c、102dは、セルラーベースのRAT(例えばWCDMA、CDMA2000、GSM、LTE、LTE−Aなど)を利用して、ピコセルまたはフェムトセルを確立することができる。図1Aに示されるように、基地局114bは、インターネット110への直接接続を有することができる。したがって、基地局114bは、コアネットワーク106を介してインターネット110にアクセスすることは必要とされなくてよい。
RAN104は、コアネットワーク106と通信することができる。コアネットワーク106は、音声、データ、アプリケーション、および/またはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)サービスをWTRU102a、102b、102c、102dのうちの1つまたは複数に提供するように構成された任意のタイプのネットワークとすることができる。例えば、コアネットワーク106は、呼制御、課金サービス、モバイル位置ベースのサービス、前払い電話、インターネット接続、ビデオ配信などを提供することができ、かつ/または、ユーザ認証など、高レベルのセキュリティ機能を実施することができる。図1Aには示されていないが、RAN104および/またはコアネットワーク106が、RAN104と同じRATまたは異なるRATを採用する他のRANと、直接的にまたは間接的に通信しうることが理解されよう。例えば、コアネットワーク106は、E−UTRA無線技術を利用しうるRAN104に接続されるのに加えて、GSM無線技術を採用する別のRAN(図示せず)と通信することができる。
コアネットワーク106はまた、WTRU102a、102b、102c、102dがPSTN108、インターネット110、および/または他のネットワーク112にアクセスするためのゲートウェイとしての働きをすることができる。PSTN108は、POTS(plain old telephone service)を提供する回路交換型電話網を含み得る。インターネット110は、TCP/IPインターネットプロトコルスイート中の、伝送制御プロトコル(TCP)、ユーザデータグラムプロトコル(UDP)、およびインターネットプロトコル(IP)など、共通の通信プロトコルを使用する相互接続されたコンピュータネットワークおよびデバイスの地球規模のシステムを含み得る。ネットワーク112は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される、有線またはワイヤレス通信ネットワークを含み得る。例えば、ネットワーク112は、RAN104と同じRATまたは異なるRATを採用しうる1つまたは複数のRANに接続される別のコアネットワークを含み得る。
通信システム100中のWTRU102a、102b、102c、102dのいくつかまたは全ては、マルチモード能力を備えることができる。すなわち、WTRU102a、102b、102c、102dは、種々のワイヤレスリンクを介して種々のワイヤレスネットワークと通信するために、複数の送受信機を備えることができる。例えば、図1Aに示すWTRU102cは、セルラーベースの無線技術を採用しうる基地局114aと、及びIEEE802無線技術を採用しうる基地局114bと通信するように構成することができる。
図1Bは、例示的なWTRU102のシステム図である。図1Bに示すように、WTRU102は、プロセッサ118、送受信機120、送受信要素122、スピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、表示装置/タッチパッド128、非取外し可能メモリ106、取外し可能メモリ132、電源134、全地球測位システム(GPS)チップセット136、および他の周辺装置138を備えてよい。WTRU102が、一実施形態との整合性を維持しながら前述の要素の任意のサブコンビネーションを備えてよいことは理解されよう。
プロセッサ118は、汎用プロセッサ、専用プロセッサ、従来型プロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと関連する1つまたは複数のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、他の任意のタイプの集積回路(IC)、状態機械などとすることができる。プロセッサ118は、信号符号化、データ処理、電力制御、入出力処理、および/または、WTRU102がワイヤレス環境で動作できるようにする他の任意の機能を実施することができる。プロセッサ118は送受信機120に結合されてよく、送受信機120は送受信要素122に結合されてよい。図1Bではプロセッサ118と送受信機120とを別々のコンポーネントとして描いているが、プロセッサ118と送受信機120とを共に電子パッケージまたはチップ中で統合してもよいことは理解されるであろう。
送受信要素122は、エアインタフェース116を介して基地局(例えば基地局114a)との間で信号を送信または受信するように構成されうる。例えば、一実施形態では、送受信要素122は、RF信号を送信および/または受信するように構成されたアンテナとすることができる。別の実施形態では、送受信要素122は、例えばIR、UV、または可視光信号を送信および/または受信するように構成された、エミッタ/検出器とすることができる。さらに別の実施形態では、送受信要素122は、RF信号と光信号の両方を送受信するように構成されてよい。送受信要素122が任意の組合せのワイヤレス信号を送信および/または受信するように構成されてよいことは理解されるであろう。
加えて、図1Bでは送受信要素122が単一の要素として描かれているが、WTRU102は、任意の数の送受信要素122を備えてよい。より具体的には、WTRU102は、MIMO技術を採用することができる。したがって、一実施形態では、WTRU102は、エアインタフェース116を介してワイヤレス信号を送受信するために、2つ以上の送受信要素122(例えば複数のアンテナ)を備えることができる。
送受信機120は、送受信要素122によって送信されることとなる信号を変調し、送受信要素122によって受信された信号を復調するように構成されてよい。上に言及したように、WTRU102は、マルチモード能力を有することができる。したがって、送受信機120は、WTRU102が複数のRAT(例えばUTRAおよびIEEE802.11など)を介して通信できるようにするために、複数の送受信機を備えることができる。
WTRU102のプロセッサ118は、スピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、および/または、表示装置/タッチパッド128(例えば液晶表示装置(LCD)表示ユニットもしくは有機発光ダイオード(OLED)表示ユニット)に結合されてよく、これらからユーザ入力データを受け取ることができる。プロセッサ118はまた、スピーカ/マイクロホン124、キーパッド126、および/または、表示装置/タッチパッド128にユーザデータを出力することができる。加えて、プロセッサ118は、非取外し可能メモリ106および/または取外し可能メモリ132など、任意のタイプの適切なメモリからの情報にアクセスすること、およびそのようなメモリにデータを記憶することができる。非取外し可能メモリ106は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、ハードディスク、または他の任意のタイプのメモリ記憶デバイスを含み得る。取外し可能メモリ132は、SIM(subscriber identity module)カード、メモリスティック、SD(secure digital)メモリカードなどを含み得る。他の実施形態では、プロセッサ118は、サーバやホームコンピュータ(図示せず)上のメモリなど、WTRU102上に物理的に位置しないメモリからの情報にアクセスすること、およびそのようなメモリにデータを記憶することができる。
プロセッサ118は、電源134から電力を受け取ることができ、WTRU102中の他のコンポーネントへの電力を分配および/または制御するように構成されてよい。電源134は、WTRU102に電力を供給するための任意の適切なデバイスとすることができる。例えば、電源134は、1つまたは複数の乾電池バッテリ(例えばニッケルカドミウム(NiCd)、ニッケル亜鉛(NiZn)、ニッケル金属水素化物(NiMH)、リチウムイオン(Li−ion)等)、太陽電池、燃料電池などを含み得る。
プロセッサ118は、GPSチップセット136にも結合されてよく、GPSチップセット136は、WTRU102の現在位置に関する位置情報(例えば経度と緯度)を提供するように構成されてよい。GPSチップセット136からの情報に加えて、またはそれに代えて、WTRU102は、基地局(例えば基地局114a、114b)からエアインタフェース116を介して位置情報を受け取ることができ、かつ/または、2つ以上の近隣基地局から受け取られる信号のタイミングに基づいてその位置を決定することができる。WTRU102が、一実施形態との整合性を維持しながら任意の適切な位置決定方法を用いて位置情報を取得してよいことは、理解されるであろう。
プロセッサ118はさらに、他の周辺装置138にも結合されてよく、周辺装置138は、追加の機構、機能、および/または有線もしくはワイヤレス接続性をもたらす、1つまたは複数のソフトウェアおよび/またはハードウェアモジュールを含み得る。例えば、周辺装置138は、加速度計、電子コンパス、衛星送受信機、ディジタルカメラ(写真またはビデオ用)、USB(universal serial bus)ポート、振動デバイス、テレビジョン送受信機、ハンズフリーヘッドセット、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線ユニット、ディジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、ビデオゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザなどを含み得る。
図1Cは、一実施形態による、RAN104およびコアネットワーク106のシステム図である。上に言及したように、RAN104は、E−UTRA無線技術を採用して、エアインタフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信することができる。RAN104はまた、コアネットワーク106とも通信することができる。
RAN104は、eノードB140a、140b、140cを含むことができるが、RAN104が一実施形態との整合性を維持しながら任意の数のeノードBを含んでよいことは理解されるであろう。eノードB140a、140b、140cはそれぞれ、エアインタフェース116を介してWTRU102a、102b、102cと通信するために、1つまたは複数の送受信機を備えてよい。一実施形態では、eノードB140a、140b、140cは、MIMO技術を実装することができる。したがって、例えばeノードB140aは、複数のアンテナを使用して、WTRU102aとの間でワイヤレス信号を送受信することができる。
各eノードB140a、140b、140cは、特定のセル(図示せず)に関連してよく、無線リソース管理決定、ハンドオーバ決定、アップリンクおよび/またはダウンリンクにおけるユーザのスケジューリングなどを処理するように構成されてよい。図1Cに示すように、eノードB140a、140b、140cは、X2インタフェースを介して相互と通信することができる。
図1Cに示すコアネットワークは、移動性管理ゲートウェイ(MME)142、サービングゲートウェイ144、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ146を含んでよい。前述の各要素はコアネットワーク106の一部として描かれているが、これらの要素のいずれか1つがコアネットワークオペレータ以外のエンティティによって所有および/または運営されてもよいことは理解されるであろう。
MME142は、S1インタフェースを介してRAN104中の各eノードB142a、142b、142cに接続されてよく、制御ノードとしての働きをすることができる。例えば、MME142は、WTRU102a、102b、102cのユーザを認証すること、ベアラをアクティブ化/非アクティブ化すること、WTRU102a、102b、102cの最初の帰属中に特定のサービングゲートウェイを選択することなどを担うことができる。MME142はまた、RAN104と、GSMやWCDMAなど他の無線技術を採用する他のRAN(図示せず)との間で切り替えるための制御プレーン機能を提供することもできる。
サービングゲートウェイ144は、S1インタフェースを介してRAN104中の各eノードB140a、140b、140cに接続されてよい。サービングゲートウェイ144は一般に、WTRU102a、102b、102cとの間でユーザデータパケットをルーティングおよび転送することができる。サービングゲートウェイ144はまた、eノードB間のハンドオーバ中にユーザプレーンをつなぎ留めること、ダウンリンクデータがWTRU102a、102b、102cに利用可能なときにページングをトリガすること、WTRU102a、102b、102cのコンテキストを管理および記憶することなど、他の機能を実施することもできる。
サービングゲートウェイ144は、PDNゲートウェイ146にも接続されてよく、PDNゲートウェイ146は、インターネット110などのパケット交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cとIP対応デバイスとの間の通信を容易にすることができる。
コアネットワーク106は、他のネットワークとの通信を容易にすることができる。例えば、コアネットワーク106は、PSTN108などの回路交換ネットワークへのアクセスをWTRU102a、102b、102cに提供して、WTRU102a、102b、102cと従来の陸線通信デバイスとの間の通信を容易にすることができる。例えば、コアネットワーク106は、コアネットワーク106とPSTN108との間のインタフェースとしての働きをするIPゲートウェイ(例えばIPマルチメディアサブシステム(IMS)サーバ)を含むか、またはそのようなIPゲートウェイと通信することができる。加えて、コアネットワーク106は、他のサービスプロバイダによって所有および/または運営される他の有線またはワイヤレスネットワークを含み得るネットワーク112へのアクセスを、WTRU102a、102b、102cに提供することができる。
以下では、用語「ユーザデバイス」および「クライアントデバイス」は、交換可能に使用され、WTRUを含む。以下では、用語「コンテンツID」、「コンテンツ名」、および「オブジェクトID」は、交換可能に使用される。
インターネットでは、コンテンツは、ソースサーバから直接に、またはコンテンツ配信ネットワーク(CDN)中のエッジサーバから間接的に、エンドデバイスに送達される(例えば、エンドデバイスにストリーミングされるか、またはエンドデバイスによってダウンロードされる)。インターネットのエッジに戦略的に位置する多くのエッジサーバを展開してオーバーレイネットワークを形成することにより、CDNは、ネットワーク内の通過トラフィックを低減しユーザの起動遅延を短縮することができる。CDNは、専用のインフラストラクチャを必要とする。
ピアツーピア(P2P)コンテンツ送達が、低コストのサーバインフラストラクチャを伴う代替として出現してきた。参加ユーザ/ピアのリソース(例えばアップロード帯域幅、記憶空間、処理力など)を利用することにより、ピアツーピアシステム中で利用可能なリソースの量は、ユーザ/ピアの数に比例して増加する。
ウェブプロキシキャッシングは、遅延および帯域幅使用を低減しトラフィック負荷の平衡をとるための別の方法である。インターネットサービスプロバイダネットワーク中で、ウェブキャッシュプロキシを階層的に、または高レイテンシのリンクの端部でインストールすることができる。ウェブキャッシュプロキシは、その中を通るコンテンツのコピーを記憶する。記憶されたコンテンツを求める後続の要求に対しては、これらの要求がソースサーバに向かう途中でウェブキャッシュプロキシによってインターセプトされたときに、ウェブキャッシュプロキシから応えることができる。検索エンジンおよびウェブブラウザもまた、コンテンツをキャッシュすることができる。
オーバーレイCDNサービスおよびP2Pはロケーションダイバーシティを可能にするが、これらの手法はいくつかの不都合を被る。これらの手法は、アプリケーション特有であり、事前の計画およびコンテンツ管理を必要とする。CDNキャッシングは一般に、コンテンツサービスプロバイダのビジネスモデルに基づく。P2Pネットワークは、限られた数の事前計画済みコンテンツアイテムをホストする。これらの手法は、ユーザがコンテンツ名またはコンテンツ識別子しか提供しない場合には、自動的なコンテンツ発見をサポートしない。各CDNネットワークまたは各P2Pネットワークは、異なる技術を使用してコンテンツを命名、管理、および配信し、孤島を形成する。これにより、異なるCDNおよびP2Pネットワークをまたいでコンテンツをシームレスかつ効率的に発見して取り出すことが困難になる。ウェブプロキシキャッシングは、領域内でまたは領域をまたいでコンテンツ名に基づいてコンテンツ位置を解決する能力を有さない。ウェブプロキシは、要求されたコンテンツを持っていない場合には、単にコンテンツ要求を起源コンテンツサーバ(すなわちコンテンツ要求の中の宛先アドレス)に転送するだけである。
図2に、CDNネットワークを使用してコンテンツを取り出すための例示的なプロセスを示す。ユーザが、ウェブブラウザを備えるクライアントデバイスを使用して、検索エンジンに接続することによってコンテンツを検索する(201)。検索は、キーワード、作者、または他の情報に基づく場合がある。検索エンジンは、関連するリンクとともにユニフォームリソースロケータ(URL)を返す(202)。URLは、コンテンツを受け取るためのネットワーク位置と、コンテンツを取り出すためのメカニズムとを識別する。これらは、リソースに接触するための、起源サーバまたはポータルのドメイン名、起源サーバ上における要求されたコンテンツのリソース識別、およびプロトコル(例えばHTTP(Hyper Text Transport Protocol)やRTSP(Real Time Streaming Protocol(RTSP))を含む。ステップ201および202は、ユーザがコンテンツURLを知っている場合にはスキップすることができる。ユーザは、コンテンツを取り出すために、URLをクライアントデバイスのウェブブラウザに手動で入力することができる。
次いでユーザは、コンテンツを取り出すためにクライアントデバイス上でリンクをクリックし、クライアントデバイスは、URLのクエリをドメインネームサーバ(DNS)送り、そのURLを解決する。DNSは、そのデータベースを使用して起源サーバのドメインネームをそのIPアドレスにマッピングすることによって、起源サーバのIPアドレスをクライアントデバイスに返す(203)。
次いでクライアントデバイスは、コンテンツの起源サーバに向けてコンテンツ要求コマンドを送る(204)。起源サーバは、リダイレクトコマンド、または埋め込みオブジェクトを含む基本インデックスウェブページを返す(205)。リダイレクトコマンド、および基本インデックスページ中の各埋め込みオブジェクトは、URLを含む。このURLは、コンテンツを供給するCDNプロバイダを示す。コンテンツ要求コマンドがウェブキャッシュプロキシによって捕らえられて、ウェブキャッシュプロキシ上で一致が見つかった場合は、ウェブキャッシュプロキシからコンテンツを供給することができる。
クライアントデバイスは、リダイレクトコマンド、または基本インデックスページ中の埋め込みオブジェクト中で受け取られたURLを解決するために、URLのクエリをDNSに送り、コンテンツサーバのIPアドレスを受け取る(206)。クエリは、CDNプロバイダの権限DNSに転送され、CDNプロバイダの権限DNSは、要求元クライアントデバイスに対するコンテンツサーバを割り振り、このコンテンツサーバのIPアドレスをクライアントデバイスに返す。次いでクライアントデバイスは、コンテンツサーバに要求を送る(207)。クライアントは、コンテンツサーバからコンテンツを取り出す(208)。
上記のCDN手法では、URLは、コンテンツ自体の名前や識別子ではなく、コンテンツのネットワーク位置(すなわちコンテンツの起源サーバ)を表す。インターネットサービスプロバイダ(ISP)ネットワーク中のサーバもしくはネットワーク要素によってキャッシュされたか、または別のCDNプロバイダによってキャッシュされた、要求されたコンテンツのローカルコピーがあるかもしれない。このローカルコピーは、クライアントデバイスにより近いか、またはクライアントへのよりよいネットワーク経路を有するかもしれない。しかし、上記のCDN手法によれば、要求されたコンテンツをローカルコピーからクライアントに送達することは不可能である。
CDNに記憶されたコンテンツのコピーは、クライアントデバイスの現在の動作条件(例えば帯域幅、処理能力、メモリ、バッテリ電力など)に合致しないかもしれず、したがって、コンテンツは最適な品質で供給されないかもしれない。別の位置に記憶された別のコンテンツコピーが、クライアントデバイスの現在の動作条件に合致するかもしれない。しかし、上記のCDN手法によれば、要求されたコンテンツを別の位置からクライアントに送達することは不可能である。さらに、CDNは、リソース制限により、いくつかのコンテンツファイルだけしかホストしない場合がある。より多くのコンテンツに到達するために、複数のコンテンツサービスネットワークを相互接続することが望ましい。しかし、2つ以上のCDNネットワークの相互接続またはピアリングをサポートするための既存の技術はない。
P2Pコンテンツ取出しの場合、コンテンツオブジェクトをダウンロードしたいP2Pクライアントまたはピアは、まず、コンテンツのデスクリプタ(descriptor)ファイルを取得する。デスクリプタファイルは、共有されることになるコンテンツと、トラッカ(tracker)とに関するメタデータを含む。トラッカは、コンテンツ配信を調整するマシンである。配信されるコンテンツは、複数の部分に分割される。デスクリプタ中のメタデータは、部分のサイズ、コンテンツ部分を保護するのに使用されるハッシュアルゴリズムなど、コンテンツに関する情報を含む。
ピアは、トラッカに接続する。トラッカは、他のどのピアからコンテンツの部分をダウンロードするかをピアに教える。ピアは、他のピアとの接続を確立し、他のピアからコンテンツの部分をダウンロードする。ピアは、そのダウンロードステータスをトラッカに報告する。各ピアがコンテンツの新しい部分を受け取る度に、このピアは、他のピアに対してその部分のソースになる。ピアは、ピア間でコンテンツの部分に群がり、コンテンツ配信タスクを共有する。ピアは、コンテンツサーバおよびクライアントとしての役割を果たす。
上記のP2P手法では、ピアはまず、コンテンツを取り出すためにデスクリプタファイルを取得しなければならない。デスクリプタファイルは、ウェブや電子メールなど、従来の手段によって配信される。さらに、P2Pネットワークは、デスクリプタに応じて、1つまたは複数の特定のコンテンツファイルの取出しをホストすることができる。P2P手法によれば、クライアントは、コンテンツ名や識別子を提供することによってコンテンツを自動的に取り出すことはないであろう。クライアントによって要求されたコンテンツのローカルコピーが、P2Pネットワークに参加していない(例えば、ISP、CDNプロバイダ、もしくは別のP2Pネットワークに属する)サーバまたはネットワーク要素に記憶されている場合、上記のP2P方法によれば、たとえこのローカルコピーがクライアントデバイスにより近いか、またはクライアントへのよりよいネットワーク経路を有するとしても、要求されたコンテンツをローカルコピーからクライアントに送達することは不可能である。
コンテンツオブジェクト(例えば、ビデオクリップ、音楽、映画、文書、ファイルなどについてのデータ)に、一意の識別子(ID)または名前(以下では「コンテンツID」と呼ぶ)が与えられる。コンテンツIDは、より効率的でスケーラブルなコンテンツ送達メカニズムを達成できるように、コンテンツをそのソース位置から切り離すことを可能にする。例えば、コンテンツを複数のサーバから複数の経路に沿って宛先に送達することができ、動的なネットワーク内キャッシングを実施して帯域幅を最適化することができる。さらに、コンテンツIDは、自動コンテンツ発見を容易にすることができる。これは、複数のコンテンツサービスネットワークの相互接続またはピアリングを可能にし、したがって、より多くのコンテンツ、ならびにより多くのフォーマットおよびタイプのコンテンツオブジェクト、ならびにより多くのリソース(サーバ、帯域幅、処理力、記憶域など)が、ユーザに利用可能となることができる。ユーザデバイスがコンテンツIDを提供することによってコンテンツオブジェクトを要求すると、名付けられたコンテンツオブジェクトは、コンテンツの具体的な物理的位置にかかわらず、自動的に発見されてネットワークからユーザデバイスへと取り出されるものとすることができる。
コンテンツは、種々の方式で名付けることができる。例えば、コンテンツは、コンテンツファイルをハッシュすることによって生成された値をコンテンツIDとして使用して、またはコンテンツIDを生成するための何らかの名付け方法を使用して、名付けることができる。あるいは、コンテンツは、国際標準図書番号(ISBN)やバーコードと同様に名付けることもできる。
一実施形態では、コンテンツは、以下のコード/フィールドによって識別することができる。すなわち、(国/グループコード)−(発行元コード)−(タイトルコード)−(チェックディジット)−(フォーマット/タイプコード)−(タイムスタンプ)−(継続時間)−(フォーマットチェックディジット)である。
国/グループコードは、国または国グループに割り当てられるコードである。発行元コードは、コンテンツの発行元に割り当てられるコードである。発行元は、コンテンツにタイトルコードを割り当てることができる。発行元は、電子コンテンツ発行元(例えばディズニー)、または電子コンテンツ作成サービスプロバイダとすることができる。コンテンツ作成者は、作成したコンテンツを公開するためにコンテンツにタイトルコードを割り当てるよう、電子コンテンツ作成サービスプロバイダに要求することができる(このプロセスはウェブサービスを介して自動的に行われてもよい)。
チェックディジットは、エラー検出および/または訂正に使用することができ、国コード、発行元コード、およびタイトルコード中の数字から計算することができる。
フォーマット/タイプコードは、ファイルフォーマット、符号化フォーマット、解像度など(例えば、doc、txt、h.264、480×640ビデオ解像度のmpegビデオ、など)を含めた、コンテンツのフォーマットまたはタイプを表す。フォーマット/タイプコードは、ワイルドカードに設定して、任意のフォーマット/タイプのコンテンツを表すこともできる。
タイムスタンプフィールドは、開始時刻を表す。継続時間フィールドは、再生するビデオ/オーディオファイルの継続時間を表す。タイムスタンプフィールドおよび継続時間フィールドは、コンテンツオブジェクトの時間領域参照を表す。
フォーマットチェックディジットは、フォーマット/タイプコード、タイムスタンプフィールド、および継続時間フィールドのエラー検出および/または訂正に使用することができ、フォーマット/タイプコード、タイムスタンプフィールド、および継続時間フィールド中の数字から計算することができる。
上記のコンテンツIDフォーマットは例であり、1つまたは複数のコードもしくはフィールドがなくてもよく、または追加のコード(複数可)もしくはフィールド(複数可)が加えられてもよいことに留意されたい。
ユーザは、コンテンツIDを使用して、コンテンツを取り出すためのセッションを開始することができる。コンテンツIDが不明の場合、ユーザは、そのタイトル、作者、キーワードなどに基づいてコンテンツIDを検索するか、または他の手段を使用してコンテンツIDを見つけることができる。
ユーザデバイスおよびコンテンツプロバイダは、コンテンツセッション制御(CSC)ユーザエージェント(UA)を含むことができる。CSC UAは、CSCメッセージの作成または受信、コンテンツの公開または登録、およびコンテンツ取出しセッションの管理に使用される、接続エンドポイントである。CSC UAは、CSC要求の送信もしくはそのコンテンツIDの登録を行うユーザエージェントクライアント(UAC)の役割、または、CSC要求の受信およびCSC応答の返信ならびにそのコンテンツIDの公開もしくは公示を行うユーザエージェントサーバ(UAS)の役割を果たすことができる。UACおよびUASのこれらの役割は、CSCトランザクションの継続時間にわたって続いてよい。CSC UAは、相互と直接に通信して、コンテンツIDに基づいてコンテンツを発見して取り出すことができる。
図3に、一実施形態による、UACによって開始されるピアツーピアコンテンツ取出しの例示的なプロセスを示す。CSC UACは、要求されたコンテンツのIDを含む要求メッセージを、1つまたは複数のCSC UASに送る(302)。要求メッセージは、ブロードキャスト、マルチキャスト、またはユニキャストされてよい。CSC UASは、そのデータベースをルックアップし(304)、要求元CSC UACに応答を送る(306)。応答は、要求されたコンテンツをCSC UASが持っているかどうかに関する情報を含み、また、要求されたコンテンツをCSC UASが持っている場合には、コンテンツを取り出す方法(例えば、URLまたはサーバおよびポート、ならびに、コンテンツの取出しに使用されるプロトコル)を含んでもよい。CSC UACは、CSC UAS応答に基づいてデータセッションをセットアップする。CSC UACは、コンテンツ取出し要求をCSC UASに送り(308)、CSC UASからデータを受け取る(310)。
図4に、一実施形態による、コンテンツサーバによるコンテンツ公示を使用したピアツーピアコンテンツ取出しの代替的プロセスを示す。CSC UASは、ブロードキャストまたはマルチキャストメッセージを使用して、公開したいコンテンツを公示する(402)。CSC UACは、コンテンツ公示メッセージを受け取った後、公示されたコンテンツが、ユーザによって設定されたプロファイルまたは関心に合致するかどうか判定する(404)。合致する場合は、CSC UACは、要求されたコンテンツのIDを含む要求メッセージをCSC UASに送ることによって、コンテンツ取出し手順を開始する(406)。CSC UASは、CSC UACに応答を送る(408)。コンテンツ公示メッセージを受け取ったCSC UACは、利用可能なコンテンツをユーザに知らせることができ、ユーザは、コンテンツ取出し手順を開始するようCSC UACに指示することができる。CSC UACは、応答を受け取った後、CSC UAS応答に基づいてデータセッションをセットアップする。CSC UACは、コンテンツ取出し要求をCSC UASに送り(410)、CSC UASからデータを受け取る(412)。
2つ以上のCSCユーザエージェントが、いかなる介在CSCインフラストラクチャもなしに通信することができるが、これは限られていることが多く、大きいネットワーク中での、または複数のネットワークにまたがった、コンテンツ取出しサービスを効果的にサポートしない可能性がある。1組の制御エンティティをネットワーク中で展開して、コンテンツ発見および取出しサービスをサポートすることができる。
図5に、一実施形態による、CSCネットワーク500の例示的なアーキテクチャを示す。ネットワーク500は、制御プレーン(plane)510、データプレーン530、およびアプリケーションプレーン550を備えることができる。制御プレーン510は、CSCエンティティネットワークを表す。CSCエージェントを有するデバイスが、CSCネットワークの登録およびCSCネットワークへの接続を行うことができる。ネットワークエンティティ(例えばホーム加入サーバ(HSS))をネットワーク中で使用して、CSCエージェントの認証および許可を実施することができる。データプレーン530は、エンドデバイス、サーバ、ルータ、および他のネットワークノードの間の物理的なネットワーク接続を表す。アプリケーションプレーン550は、ネットワーク中の利用可能なサービスおよびアプリケーションを表す。
制御プレーン510は、CSCプロキシ(CSC−P)512、CSCハンドラ(CSC−H)514、CSCインテロゲータ(CSC−I)516、CSC相互接続境界コントローラ(CSC−IBC)518、コンテンツ名解決ハンドラ(CNRH)520、およびホーム加入者サーバ(HSS)522を含むことができる。
CSC−P512は、他のクライアントに代わって要求を行うためにCSCサーバとCSCクライアントの両方としての役割を果たす中間エンティティである。CSC−P512は、ユーザとネットワークとの間に安全なエッジを提供することを担う。CSC−P512は、コンテンツ取出しのために、ネットワーク中のCSC−H514やCSC−I516などの別のエンティティにCSCメッセージを転送することができる。転送は、ユーザエージェントID、メッセージタイプ、コンテンツID、データベースのクエリなどに基づく場合がある。CSC−P512は、ユーザエージェント認証、および、ユーザエージェントとネットワークとの間のセキュリティ維持のために使用することができる。例えば、CSC−P512は、CSC UAからCSCメッセージを受け取ったとき、このメッセージを認証し、UA登録中にこのCSC−UAに対処するように割り当てられたCSC−I516またはCSC−H514にこのメッセージを送ることができる。さらに、CSC−P512は、データプレーンリソース許可のために、データプレーン530と対話することができる(例えば、ディープパケットインスペクション、データプレーン530にわたるサービス品質(QoS)制御、帯域幅管理、ポリシ制御、セキュリティ、およびリソース制御など)。UAは、動的ホスト構成プロトコル(DHCP)、プロキシ公示、もしくは他の手段を使用してCSC−P512を発見することができ、または手動で構成されてよい。1つまたは複数のCSC−Pがネットワーク中にある場合がある。
CSC−H514は、ユーザエージェント登録を処理し、ユーザ位置(例えばデバイスのIPアドレス)とユーザエージェントIDとを結び付けることができる。CSC−H514は、シグナリング要求をアプリケーションサーバに向けて送ってネットワーク500上のユーザのためのサービスを起動することを担うことができる。CSC−H514は、CSCコンテンツ要求を受け取ったとき、アプリケーションサーバ(複数可)552を起動することができる。CSC−H514は、ユーザエージェントがコンテンツ要求を行ったときにどのアプリケーションサーバ(複数可)を起動する必要があるかを識別する情報をHSS522から得る。例えば、要求元UAに対するアプリケーションサーバが、広告挿入を制御し、ユーザプライバシーを制御し(例えば、アプリケーションサーバがユーザIDを隠してユーザの代わりにコンテンツを要求することができる)、またはユーザのコンテンツ取得優先順位を制御することができる。
CSC−H514は、コンテンツ登録を処理することができる。CSC−H514は、CNRH520と対話することができる。CSC−H514は、CSCユーザエージェントからのコンテンツ登録要求を受諾し、これらのコンテンツ登録において受け取ったコンテンツ位置情報をCNRH520中に配置することができる。
CSC−H514は、コンテンツIDベースのルーティングサービスを提供することができ、CNRH520を使用して、要求されたコンテンツのIDに基づいてコンテンツ位置を解決することができる。要求されたコンテンツに対して、1つまたは複数のプロバイダ、ホスト、ソース、またはサーバがある場合がある。CSC−H514は、メッセージルーティング機能を実施して、要求されたコンテンツを得るためにどのコンテンツプロバイダにCSC要求メッセージが転送されるべきか決定することができる。ルーティングは、コンテンツID、要求元ユーザエージェント位置、コンテンツ位置、コンテンツフォーマット、ネットワーク条件、および/またはユーザデバイスプロファイルに基づく場合がある。CSC−H514は、CSC要求メッセージを1つまたは複数のコンテンツプロバイダに転送することができる。コンテンツは、1つのソースまたは複数のソースから取り出すことができる。
要求されたコンテンツを有するCSC−H514(すなわち、それに関連するUAのうちの1つまたは複数が、要求されたコンテンツを有する)が、CSC要求メッセージを受け取ったとき、CSC−H514は、コンテンツセキュリティサーバなどのアプリケーションサーバ(複数可)を起動することができる。登録時、要求されたコンテンツを処理するCSC−Hは、コンテンツを提供するUAに関連するCSC−Pの識別を知り、CSC要求メッセージをCSC−Pに転送することができる。次いでCSC−Pは、要求をコンテンツプロバイダUAに送ることができる。コンテンツプロバイダUAは、応答を送ることができ、応答は、逆の経路上で転送されてよい。加えて、CSC−Hは、データプレーン上のMRFを介してネットワークオペレータのポリシを制御することができる。負荷分散および高可用性のために、ネットワーク領域中に1つまたは複数のCSC−HまたはCSC−Hインスタンスがある場合がある。
CSC−I516は、登録時にCSC−HインスタンスをUAに割り当てるためのプロセスを制御する。UAが登録するとき、登録メッセージがCSC−P512によってCSC−I516に送られる。CSC−I516はHSS522に照会し、HSS522は、登録を実施しているユーザにCSC−H514を割り当てる。CSC−I516は、シグナリング要求および応答を起源UAのCSC−Hから宛先UAのCSC−Hに転送することを担うことができ、外部からのメッセージ(例えば登録)のための転送ポイントである。CSC−I516は、HSS522に照会して、特定の宛先に向けられたメッセージの送信先となるべきCSC−Hの識別を得ることができる。負荷分散および高可用性のために、ネットワーク領域中に1つまたは複数のCSC−IまたはCSC−Iインスタンスがある場合がある。
CNRH520は、コンテンツIDを、ネットワーク位置/アドレスにマッピングする。CSCエージェントを有するコンテンツソースが、CSC−H514を介して、そのホストされるコンテンツをCNRH520に登録する。CSCエージェントを有するネットワークノード(サーバ、キャッシング機能付きルータ、およびエンドデバイスなど)もまた、コンテンツを動的にキャッシュするので、コンテンツを登録することができる。コンテンツソースまたはネットワークノードは、コンテンツが削除された後でそれ以上公開されない場合にコンテンツを登録解除する。
CNRH520は、分散データベースまたは集中データベース上に構築することができる。分散データベースが使用される場合、コンテンツ登録を受け取ること、およびコンテンツIDをコンテンツURLまたはコンテンツホストのネットワークアドレスにマッピングすることの任務は、1組のCNRHに分散される。CNRHは、図18に示すように階層方式で構成されてよい。権限CNRHサーバを、その特定のネットワーク領域を担うように割り当てることができ、他のCNRHサーバを、そのサブ領域に割り当てることができる。
CNRH520は、DNSとは異なる。CNRH520は、コンテンツIDをコンテンツURLまたはコンテンツプロバイダのアドレスに変換することを担う(例えば、「movie−foo」を、www.host.com/movie−foo.movというURLに)。DNSは、ドメインネームを変換するものである(例えば、www.example.comを、そのネットワークアドレス、例えば192.0.32.10に)。DNSは、CNRH機能を扱うように拡張することができる。権限DNSサーバは、そのサブ領域および領域中のネットワークノードによってホストされるコンテンツについて、コンテンツ登録情報を処理すること、およびコンテンツIDをコンテンツURLおよびコンテンツプロバイダのネットワークアドレスに変換することを担うように、増強することができる。CSC−H514がネットワーク領域中のCSCエージェントからコンテンツ登録要求を受け取った後、CSC−H514は、ネットワーク領域の権限CNRHに接触して、登録において受け取った情報を権限CNRH中に配置することができる。
あるいは、CNRHは、フラットトポロジ中で分散されてもよい。例として、CSC−H514とCNRH520を統合することができる。各CSC−H514は、CNRH機能を含む。CSC−Hは、コンテンツ登録情報を交換する。CSC−H514がそのCSC UAからコンテンツ登録を受け取った場合、CSC−H514は、コンテンツ登録情報を集約して、集約された情報を他のCSC−Hに送ることができる。他のCSC−Hは、コンテンツ位置を知る。
あるいは、CNRHは、ハイブリッドフラット及び階層構成で接続されることができる。例えば、複数のCNRHが、分散ハッシュテーブル(DHT)を形成することができ、DHTは、コンテンツIDをハッシュ空間でCNRTノードIDにマッピングし、図19に示すような分散ディレクトリを提供する。図19の例では、複数のCNRH2、10、15、および19が、DHTリングを形成することができ、コンテンツオブジェクトID(この例では8および17)が、ハッシュ空間でCNRHノードIDにマッピングされてよい(例えばこの例では、コンテンツID8はCNRH10にマッピングされ、コンテンツID17はCNRH19にマッピングされる)。
固定またはモバイルデバイスが、CSC UA機能およびCNRH機能を実装して、それがホストするコンテンツの発見および取出しのために他のエージェントにサービスすることができる。
CSC IBC518は、他の領域との境界におけるコンテンツセッション制御に使用することができる。CSC IBC518を使用して、他の領域との相互接続メディア経路に対するポリシを施行することができる。
データプレーン530は、メディアリソース機能(MRF)532、アクセス境界ゲートウェイ(ABG)534、相互接続境界ゲートウェイ(IBG)536などを含んでよい。MRF532およびABG534は、ディープパケットインスペクションおよびモディフィケーション、コンテンツセキュリティ、メディアリレー、ファイアウォール横断、アナウンスメント挿入、メディアトランスコーディング、データ経路アクセス制御施行など、コンテンツデータフロー操作および管理を実施することができる。
CSC−P512、CSC−H514、およびCSC−I516は、論理エンティティである。これらは、別々のホスト上または同じホスト上で実現することができる。CSC中の機能コンポーネント(すなわちCSC−P、CSC−H、およびCSC−I)は、IMS中の機能コンポーネント(すなわち、プロキシ呼セッション制御機能(P−CSCF)、インテロゲーティング呼セッション制御機能(I−CSCF)、およびサービング呼セッション制御機能(S−CSCF))またはセッション開始プロトコル(SIP)とは異なる。CSCは、コンテンツIDに基づいてコンテンツを扱う。CSCは、コンテンツをコンテンツホストIPアドレスおよびURLから切り離す。CSC中の機能コンポーネントは、コンテンツIDに基づいて、コンテンツプロバイダ登録およびコンテンツ位置解決を実施する。対照的に、IMSおよびSIP機能コンポーネントは、コンテンツを扱うための機能を有さない。CSCエージェントは、それがホストする、またはキャッシュする、または公開したいコンテンツを登録する。SIPエージェントまたはIMSエージェントは、そのデバイスID、現在のIPアドレス、及び呼を受け取りたい対象URLを登録する。CSC中では、コンテンツホストは、それがホストするコンテンツを、ブロードキャストまたはマルチキャストメッセージを使用して公開することができる。さらに、CSC中では、制御メッセージのルーティングはコンテンツIDに基づくことができ、CNRHを使用して、コンテンツIDが1つまたは複数のコンテンツホスト位置/ネットワークアドレスにマッピングされる。SIPまたはIMSは、本明細書に開示する実施形態によるコンテンツ機能をサポートするように拡張することができる。
図6に、一実施形態による、コンテンツ指向の機能を実施するように構成されたIMSシステムを示す。IMSシステムにはCNRH620が提供され、従来のIMSエンティティ(すなわちP−CSCF、I−CSCF、S−CSCFなど)は、本明細書に開示する実施形態によるコンテンツ指向の機能を実施するように強化される(すなわち、強化型プロキシ呼セッション制御機能(eP−CSCF)612、強化型インテロゲーティング呼セッション制御機能(eI−CSCF)614、強化型サービング呼制御機能(eS−CSCF)616、強化型相互接続境界コントローラ機能/強化型セッション境界コントローラ(eIBCF/eSBC)618などが提供される)。「強化型(enhanced)」とは、IMSエンティティが、本明細書に開示する実施形態によるコンテンツ関連シグナリングをサポートするように強化されたことを意味する。各コンテンツオブジェクトには、コンテンツ識別をそのネットワーク位置から切り離すための一意のIDが割り当てられる。IMSユーザエージェントおよびIMSネットワーク制御エンティティは、コンテンツオブジェクトをURLやホストIPアドレスの代わりにそのオブジェクトID(OID)(すなわちコンテンツID)によって位置特定およびアクセスし、制御メッセージをネットワーク領域内で、およびネットワーク領域をまたいでルーティングし、コンテンツ取出しセッションを開始、交渉、および制御するために、対話する。CNRH620は、要求されたコンテンツのIDを、URL/ホストIPアドレス、またはより一般的な送達ディレクティブにマッピングする。ネットワーク要素(例えば基地局、eノードB、ゲートウェイ、ルータなど)は、強化型IMS SIPシグナリングおよびCNRH620を介して、キャッシュ/ホストされるコンテンツオブジェクトをキャッシュおよび公開することができる。これにより、帯域幅を最適化すること、コンテンツを最良の経路(複数可)に沿って最良の位置(複数可)から送達すること、負荷平衡、レイテンシの改善、および体感品質(QoE)など、より効率的でスケーラブルなコンテンツ送達が可能になる。
CNRH620は、強化型IMS CSCFと同位置に配置するかまたは統合して、IMSアプリケーションサーバ(AS)として実現することができる。あるいは、CNRH620は、DNS/ENUM(Electronic Number Mapping System)622をCNRH機能で強化することによって実現することもできる。
図7Aおよび7Bは、一実施形態による、CSC UAを有するクライアントデバイスが管理領域内でコンテンツオブジェクトを発見して取り出す場合の、ネットワークエンティティ間のメッセージ交換の例示的なシグナリング図である。CSC UA(要求元UA)を有するユーザデバイスが、要求されるコンテンツのIDを含むコンテンツ要求(CREQ)メッセージを、CSC−Pに送る(702)。要求元UAに対するCSC−Pは、コンテンツ要求メッセージをCSC−Hに転送する(704)。
CSC−Hは、アプリケーションサーバ(例えば広告制御サーバまたはユーザプライバシーサーバ)を起動することができる(706)。アプリケーションサーバは、CSC−Hにシグナリングを送り返す(708)。CSC−Hは、コンテンツ位置解決のためにCNRHと通信する(710)。CNRHは、コンテンツIDなどのコンテンツ要求情報に基づいて、そのデータベースをルックアップし(712)、コンテンツ要求に応えるための1つまたは複数の潜在的なコンテンツプロバイダの識別、ならびに他の情報(プロバイダの物理的位置および取出しコストなど)を返す(714)。
CSC−Hは、CNRHから返された情報を使用して、このCSCコンテンツ要求に応えるためのコンテンツプロバイダ(複数可)を選択および決定する(716)。あるいは、CSC−Hは、CNRHから返された情報および他のコンテンツ要求情報を、コンテンツセッション制御アプリケーションサーバ(CSC−AS)(図示せず)に転送することもできる。CSC−ASは、このCSCコンテンツ要求に応えるためのコンテンツプロバイダ(複数可)を選択および決定し、その決定をCSC−Hに知らせることができる。CSC−ASは、セッションのためのプレアドミッション制御を実施することができる。CSC−ASはまた、このコンテンツセッションに関するセッションポリシ、セキュリティパラメータ、リソース制御パラメータ、および課金を決定することができる。これらのパラメータは、メディアストリームの操作およびポリシの施行のために、データプレーンコンポーネントによって使用することができる。
CSC−Hは、CSC−Iにコンテンツ要求を送る(718)。CSC−Iは、HSSに照会して、コンテンツプロバイダに割り当てられたCSC−Hの識別を知り(720、722)、コンテンツプロバイダに対するCSC−Hにコンテンツ要求メッセージを転送する(724)。
コンテンツプロバイダに対処するCSC−Hは、アプリケーションサーバ(複数可)(例えばコンテンツセキュリティサーバまたはコンテンツ課金サーバ)を起動することができる(726)。ASは、CSC−Hにシグナリングを送り返す(728)。コンテンツプロバイダに対処するCSC−Hは、コンテンツプロバイダに対するCSC−Pにコンテンツ要求メッセージを転送する(730)。
次いで、コンテンツプロバイダに対するCSC−Pは、コンテンツ要求メッセージをコンテンツプロバイダUAに転送する(732)。コンテンツプロバイダUAは、CSCコンテンツ要求返信(CREP)メッセージでCSCコンテンツ要求に応答する(734)。CSCコンテンツ要求返信メッセージは、メディアコンテンツを取り出すためのプロトコルおよびURLなど、どのようにメディアコンテンツセッションをセットアップするかに関する情報を含む。CSCコンテンツ要求返信メッセージは、コンテンツプロバイダに対するCSC−Pに送られる。
コンテンツプロバイダに対するCSC−Pは、CSCコンテンツ要求返信メッセージを、コンテンツプロバイダに対処するCSC−Hに転送する(736)。コンテンツプロバイダに対するCSC−Pは、ABGと対話して、コンテンツプロバイダ側のデータフロー操作および管理のためのリソースを割り振ることができる(737)。コンテンツプロバイダに対するCSC−Hは、アプリケーションサーバ(複数可)を起動することができる(738)。ASは、CSC−Hにシグナリングを送り返す(740)。
コンテンツプロバイダに対するCSC−Hは、CSCコンテンツ要求返信をCSC−Iに送る(742)。CSC−Iは、HSSに照会して、要求元UAに割り当てられたCSC−Hの識別を知り(744、746)、要求元UAに対するCSC−Hにコンテンツ要求返信を転送する(748)。
要求元UAに対するCSC−Hは、アプリケーションサーバ(複数可)を起動することができる(750)。ASは、CSC−Hにシグナリングを送り返す(752)。要求元UAに対するCSC−Hは、要求元UAに対するCSC−PにCSCコンテンツ要求返信メッセージを転送する(754)。
CSC−Pは、データプレーン上のABGと対話して、ディープパケットインスペクション、QoS制御、帯域幅管理などのデータフロー管理のためのリソースを割り振る(756)。CSC−Pは、要求元ユーザエージェントにCSCコンテンツ要求返信メッセージを転送する(758)。要求元ユーザデバイスは、コンテンツ要求返信メッセージ中の情報に基づいて、コンテンツを取り出す(760)。
要求元ユーザエージェントとコンテンツプロバイダは、同じCSC−HおよびCSC−P、または、異なるCSC−HおよびCSC−Pを有してよいことに留意されたい。
図8に、一実施形態による、コンテンツキャッシュ/サーバが、そのホストするコンテンツオブジェクトを公開/登録するための、例示的なシグナリング図を示す。コンテンツキャッシュ/サーバは、IMSユーザエージェントを備えることができる。あるいは、コンテンツキャッシュ/サーバとIMSエンティティとの間の通信のために、プロトコルアダプタを使用することもできる。プロトコルアダプタは、IMSプロトコルと、コンテンツキャッシュ/サーバによって使用されるプロトコルとの間で変換する。
コンテンツオブジェクトを有するコンテンツキャッシュ/サーバが、強化型IMSコアネットワーク(eIM CN)(すなわちeP−CSCF、eI−CSCF、eS−CSCF)を介して、そのCNRHにメッセージ(例えばSIP PUBLISHまたはREGISTERメッセージ)を送ってコンテンツオブジェクトを登録する(802、804)。CNRHは、PUBLISHまたはREGISTERメッセージを受け取るのに応答して、eIM CNエンティティを介してコンテンツキャッシュ/サーバにRESPONSE(応答)メッセージを送る(806、808)。コンテンツキャッシュ/サーバにおいて新しいコンテンツオブジェクトが利用可能になったときは、この動作を繰り返すことができる。
図9に、コンテンツキャッシュ/サーバが、そのホストするコンテンツオブジェクトを公開/登録するための、別の例示的なシグナリング図を示す。CNRFが、eIM CNを介してコンテンツキャッシュ/サーバに加入メッセージ(例えばSIP SUBCRIBEメッセージ/信号)を送って、コンテンツキャッシュ/サーバのイベントに加入することができる(902、904)。加入メッセージは、eIM CNエンティティ(すなわちeP−CSCF、eI−CSCF、eS−CSCF)を介して、適切なコンテンツキャッシュ/サーバにルーティングすることができる。コンテンツキャッシュ/サーバは、eIM CNを介してCNRHに応答メッセージを送る(906、908)。当該のイベントが発生した(例えば新しいコンテンツオブジェクトがキャッシュされたかまたは利用可能になった)とき、コンテンツキャッシュ/サーバは、eIM CNを介してメッセージ(例えばSIP NOTIFY)をCNRH(すなわち加入者)に送ることができる(9010、912)。CNRHは、応答(例えばSIP 200 OK)でコンテンツキャッシュ/サーバに応答することができる(914、916)。この通知動作を繰り返して、新しいイベントが発生したときはいつでもCNRFに通知することができる。
図10に、一実施形態による、IMSを使用してコンテンツ送達またはストリーミングセッションを確立するための例示的なシグナリング図を示す。UAが、eIM CNを介してCNRHにコンテンツ要求メッセージ(例えばSIP INVITE)を送る(1002、1004)。コンテンツ要求メッセージは、要求されたコンテンツのIDまたは名前を含むことができる。CNRHは、コンテンツ要求を受け取ると、要求されたコンテンツのIDを確認し、コンテンツの位置(複数可)(例えばURLまたはホストIPアドレス)を決定し、1つまたは複数のコンテンツキャッシュ/サーバを選択することができる。この選択は、ポリシに基づいて、例えば、コンテンツキャッシュ/サーバから要求元UAまでの経路品質、利用可能な記憶またはメモリ空間、コンテンツキャッシュサーバの負荷および/または利用可能な帯域幅などに基づいて行うことができる。CNRHは、eIM CNを介して、選択されたコンテンツキャッシュ/サーバに向けてコンテンツ転送メッセージを転送する(1006、1008)。CNRHは、コンテンツ要求メッセージを修正することができる。IMSエンティティもまた、コンテンツ要求メッセージを修正することができる。コンテンツキャッシュ/サーバは、コンテンツ要求メッセージを受け取ると、eIM CNを介してCNRHに応答(例えばSIP 200 OK)を送ることができる(1010、1012)。応答メッセージには、コンテンツオブジェクトを得るための命令およびセッション記述が含まれる。CNRHは、eIM CNを介してUSに応答を送る(1014、1016)。次いで、UAとコンテンツキャッシュ/サーバとの間でコンテンツストリーミングまたはダウンロードが確立される(1018)。
図11は、別の実施形態による、IMSを使用してコンテンツ送達またはストリーミングセッションを確立するための別の例示的なシグナリング図である。UAが、コンテンツ要求メッセージ(例えばSIP INVITE)をeIM CN(例えばS−CSCF)に送る(1102)。この要求は、要求されたコンテンツのIDまたは名前を含む。eIM CNエンティティ(すなわち照会元IMSエンティティ)は、要求されたコンテンツオブジェクトの位置(複数可)を解決するために、クエリメッセージをCNRHに送る(1104)。CNRHは、要求を受け取ると、要求されたコンテンツのIDを確認し、コンテンツ位置(複数可)(すなわちURLまたはホストIPアドレス)を決定し、照会元IMSエンティティに応答を送る(1106)。応答は、要求されたコンテンツオブジェクトの位置情報を含む。クエリおよび応答メッセージは、それぞれSIP INVITEおよび応答(例えば200 OK)メッセージとすることができ、または、HTTPなど他のプロトコルメッセージを使用することができる。照会元IMSエンティティは、そのポリシに基づいて、1つまたは複数のコンテンツキャッシュ/サーバを選択する。IM CNは、コンテンツ要求メッセージ(例えばSIP INVITE)を修正し、選択されたコンテンツキャッシュ/サーバに向けてコンテンツ要求メッセージを転送することができる(1108)。コンテンツキャッシュ/サーバは、コンテンツ要求メッセージを受け取ると、応答(例えばSIP 200 OK)をeIM CNに送る(1110)。応答メッセージには、コンテンツオブジェクトを得る命令、およびセッション記述が含まれる。応答メッセージは、要求元UAに転送される(1112)。次いで、UAとコンテンツキャッシュ/サーバとの間で、コンテンツストリーミングまたはダウンロードセッションが確立される(1114)。
ネットワークは、中間ボックス(複数可)を挿入して、サービスを提供し、コンテンツおよびサービスアクセスを制御することができる。図12に、一実施形態による、ネットワークが中間ボックス(複数可)を起動してサービスを提供しコンテンツおよびサービスアクセスを制御する場合の、コンテンツ送達またはストリーミングセッションを確立するための例示的なシグナリング図を示す。UAが、eIM CNを介してセッション制御機能(SCF)にコンテンツ要求メッセージ(例えばSIP INVITE)を送る(1202、1204)。コンテンツ要求メッセージは、要求されたコンテンツオブジェクトのIDを含むことができる。eIM CNは、コンテンツ要求メッセージをSCFエンティティにルーティングする。SCFは、コンテンツ要求メッセージを受け取ると、ユーザ加入情報に従って、要求されたコンテンツサービスのサービス権利をチェックすることができる。SCFは、データプレーン上でコンテンツデータを操作する(例えばストリームミキシング、広告挿入、トランスコーディングなど)ために、強化型MRFを起動してセットアップすることができる(1206)。SCFは、コンテンツ要求メッセージをCNRHに転送する(1208)。SCFは、コンテンツ要求メッセージをCNRHに転送する前にコンテンツ要求メッセージを修正してもよい。CNRHは、コンテンツ要求メッセージを受け取ると、要求されたコンテンツのIDを確認し、コンテンツ位置(複数可)(例えばURLまたはホストIPアドレス)を決定し、そのポリシに基づいて1つまたは複数のコンテンツキャッシュ/サーバを選択することができる。次いでCNRHは、選択されたコンテンツキャッシュ/サーバにコンテンツ要求メッセージを転送する(1210)。CNRHは、コンテンツ要求を修正することができる。コンテンツキャッシュ/サーバは、コンテンツ要求メッセージを受け取ると、応答(例えばSIP 200 OK)をCNRHに送る(1212)。応答メッセージには、コンテンツオブジェクトを得る命令、およびセッション記述が含まれてよい。CNRHは、応答メッセージをSCFに転送し(1214)、SCFは、eIM CNを介してUAに応答メッセージを転送する(1216、1218)。次いで、UAとコンテンツキャッシュ/サーバとの間で、コンテンツストリーミングまたはダウンロードセッションが確立される(1220)。SCFとCRNHとコンテンツキャッシュ/サーバとの間のSIPメッセージは、IMSの中を通ることができ、IMSはメッセージを修正することができる。IMSがコンテンツ要求メッセージをSCFおよびCNRHに転送する順序は、入れ替えることができる。
図13は、別の実施形態による、ネットワークが中間ボックス(複数可)を起動してサービスを提供しコンテンツおよびサービスアクセスを制御する場合の、コンテンツ送達またはストリーミングセッションを確立するための例示的なシグナリング図である。UAが、eIM CNを介してSCFにコンテンツ要求メッセージ(例えばSIP INVITE)を送る(1302、1304)。コンテンツ要求メッセージは、要求されたコンテンツオブジェクトのIDを含むことができる。SCFは、コンテンツ要求メッセージを受け取ると、要求されたコンテンツサービスのサービス権利をチェックし、要求されたコンテンツオブジェクトの位置(複数可)を解決するためにクエリメッセージをCNRHに送ることができる(1306)。CNRHは、コンテンツ要求メッセージを受け取ると、要求されたコンテンツのIDを確認し、コンテンツ位置(複数可)(例えばURLまたはホストIPアドレス)を決定し、照会元SCFに応答を送ることができる(1308)。応答は、要求されたコンテンツオブジェクトの位置情報を含むことができる。クエリおよび応答メッセージは、それぞれSIP INVITEおよび200 OKメッセージとすることができ、または、HTTPなど他のプロトコルメッセージを使用することができる。SCFは、データプレーン上でコンテンツデータを操作する(例えばストリームミキシング、広告挿入、トランスコーディングなど)ために、強化型MRFを起動してセットアップすることができる(1310)。SCFは、そのポリシに基づいて1つまたは複数のコンテンツキャッシュ/サーバを選択し、選択されたコンテンツキャッシュ/サーバにコンテンツ要求メッセージを転送する(1312)。SCFは、選択されたコンテンツキャッシュ/サーバに向けてコンテンツ要求を転送する前に、コンテンツ要求を修正してもよい。コンテンツキャッシュ/サーバは、コンテンツ要求メッセージを受け取ると、応答(例えばSIP 200 OK)をSCFに送る(1314)。SCFは、eIM CNを介してUAに応答メッセージを転送する(1316、1318)。応答メッセージには、コンテンツオブジェクトを得る命令、およびセッション記述が含まれる。次いで、UAとコンテンツキャッシュ/サーバとの間で、コンテンツストリーミングまたはダウンロードセッションが確立される(1320)。SCFとCRNHとコンテンツキャッシュ/サーバとの間のSIPメッセージは、IMSの中を通り、IMSはメッセージを修正することができる。
2つ以上のコンテンツサービスプロバイダまたはISPが、それらのネットワーク領域を相互接続またはピアリングして、より多くのコンテンツオブジェクトおよびフォーマット、ならびにリソースを利用可能にすることができる。ピアリングは、効率的でスケーラブルな通信メカニズム、例えば、コンテンツを複数のソースから複数の経路に沿って宛先に移動させることや、帯域幅を最適化するための自動キャッシングを可能にすることができる。
図14に、2つ以上の管理領域が外部レジストリを介してコンテンツ情報データ(CID)を交換する例を示す。外部レジストリ1402は、複数の管理領域(領域1および2)または複数の情報データプロバイダからの情報データを、単一のビューに集約する。図14には2つの領域しか示していないが、3つ以上の領域を含んでもよいことに留意されたい。交換されるCIDは、領域中でホストされる集約されたコンテンツID、コンテンツを取り出すコスト、CSC制御メッセージのルーティング情報などを含むことができる。外部レジストリ1402は、CIDを収集し、マスタデータベースをそのデータリポジトリ中で維持する。領域中でホストされるコンテンツID情報を集約して、情報量を低減し、スケーラビリティを向上させることができる。レジストリ1402は、領域中のローカルデータリポジトリ1404、1406にCIDを配布することができる。他の方法(例えば分散ハッシュテーブル(DHT))を、領域をまたいだCIDの維持および交換に使用することもできる。
図15に、一実施形態による、ユーザデバイスが領域をまたいでコンテンツを取り出す場合の例示的なネットワークレイアウトを示す。要求元CSC UAを有するクライアントデバイスが領域1に位置し、コンテンツプロバイダが領域2に位置する。複数の領域をまたいでコンテンツを取り出すための例示的な手順について、図16Aおよび16Bを参照しながら説明する。
図16Aおよび16Bは、複数の領域をまたいでコンテンツを取り出すための例示的なシグナリング図である。CSC UAを有するクライアントデバイスが、要求されるコンテンツのIDを含むコンテンツ要求(CREQ)メッセージを、要求元UAに対するCSC−P(ホームCSC−Pと呼ばれる)に送る(1602)。ホームCSC−Pは、コンテンツ要求メッセージを、ユーザのホーム領域(すなわちこの例では領域1)中のホームCSC−Hに転送する(1604)。
ホームCSC−Hは、アプリケーションサーバ(複数可)(例えば広告制御サーバまたはユーザプライバシーサーバ)を起動することができる(1606)。アプリケーションサーバは、ホームCSC−Hにシグナリングを送り返す(1608)。ホームCSC−Hは、領域1中のホームCNRHと通信する(1610)。ホームCNRHは、コンテンツIDなどのコンテンツ要求情報に従ってそのデータベースをルックアップすることにより、このコンテンツ要求に応じるための1つまたは複数の潜在的なコンテンツプロバイダの識別、ならびに、プロバイダの物理的位置や取出しコストなど他の情報を返す(1612)。ホームCSC−Hは、ホームCNRHから返された情報を使用して、このCSCコンテンツ要求に応じるべきコンテンツプロバイダ(複数可)を選択および決定する(1614)。ホームCSC−Hは、コンテンツ取出しセッションを確立するために、このCSCコンテンツ要求に応じるべきターゲット領域(この例では領域2)中のコンテンツプロバイダと、コンテンツ要求メッセージをルーティングする方法とを選択することができる。あるいは、ホームCSC−Hは、ホームCNRHから返された情報および他のコンテンツ要求情報を、ホームCSC−AS(図示せず)に転送することもできる。ホームCSC−ASは、このCSCコンテンツ要求に応じるべきコンテンツプロバイダ(複数可)を選択および決定し、その決定をホームCSC−Hに知らせることができる。ホームCSC−ASは、セッションのためのプレアドミッション制御を実施することができる。コンテンツプロバイダがリモート領域にある場合、ホームCSC−ASは、このコンテンツセッションに関するセッションポリシ、セキュリティパラメータ、リソース制御パラメータ、および課金を、CSC−Hを介してリモートCSC−ASと交換および交渉することができる。これらのパラメータは、メディアストリームの操作およびポリシの施行のために、データプレーンコンポーネントによって使用することができる。
コンテンツプロバイダが別の領域にある場合、ホームCSC−Hは、ホーム領域中のホームCSC−IBCにCSC要求を送る(1616)。ホームCSC−IBCは、セッション境界制御を実施することができる(1618)。ホームCSC−IBCは、ターゲット領域(この例では領域2)中のリモートCSC−IBCにCSCコンテンツ要求を送る(1620)。
ターゲット領域中のリモートCSC−IBCは、セキュリティおよびポリシ制御、アドミッション制御、およびメディアプレーンリソース許可(例えばQoS制御、ポリシ施行、帯域幅管理など)のために、CSC要求を処理する(1622)。リモートCSC−IBCは、リモートCNRHと対話することにより、このコンテンツ要求に応じるべき特定のコンテンツプロバイダを決定することができる(内部ネットワークは外界から隠れている場合があるので)(1624、1626)。あるいは、リモートCSC−IBCは、リモートCNRHから返された情報および他のコンテンツ要求情報を、リモートCSC−AS(図示せず)に転送することもできる。リモートCSC−ASは、このCSCコンテンツ要求に応じるべきコンテンツプロバイダを決定し、その決定をリモートCSC−IBCに知らせることができる。リモートCSC−ASはまた、セッションのためのアドミッション制御を実施することもできる。リモートCSC−ASはまた、このコンテンツセッションに関するセッションポリシ、セキュリティパラメータ、リソース制御パラメータ、および課金を、CSC−IBCを介してホームCSC−ASと交換および交渉することもできる。
リモートCSC−IBCは、ターゲット領域中のリモートCSC−IにCSCコンテンツ要求を送る(1628)。リモートCSC−Iは、ターゲット領域中のリモートHSSに照会して、コンテンツプロバイダに割り当てられたリモートCSC−Hの識別を知り(1630、1632)、コンテンツプロバイダに対するリモートCSC−HにCSCコンテンツ要求メッセージを転送する(1634)。
コンテンツプロバイダに対処するリモートCSC−Hは、アプリケーションサーバ(複数可)、例えばコンテンツセキュリティサーバまたはコンテンツ課金サーバを起動することができる(1636)。アプリケーションサーバは、リモートCSC−Hにシグナリングを送り返す(1638)。コンテンツプロバイダに対処するリモートCSC−Hは、コンテンツプロバイダに対するリモートCSC−Pに、CSC要求メッセージを転送する(1640)。次いでリモートCSC−Pは、CSC要求メッセージをコンテンツプロバイダUAに転送する(1642)。
リモート領域中のコンテンツプロバイダUAは、CSCコンテンツ要求返信(CREP)メッセージでCSCコンテンツ要求に応答する(1644)。CSCコンテンツ要求返信メッセージは、メディアコンテンツを取り出すためのプロトコルおよびURLなど、どのようにメディアコンテンツセッションをセットアップするかに関する情報を含む。CSCコンテンツ要求返信メッセージは、コンテンツプロバイダに対するリモートCSC−Pに送られる。
コンテンツプロバイダに対するリモートCSC−Pは、CSCコンテンツ要求返信メッセージを、コンテンツプロバイダに対処するCSC−Hに転送する(1646)。リモートCSC−Pは、ABGと対話して、リモート領域中でのデータフロー操作および管理のためのリソースを割り振ることができる(1648)。
リモートCSC−Hは、アプリケーションサーバ(複数可)を起動することができる(1650)。アプリケーションサーバは、CSC−Hにシグナリングを送り返す(1652)。コンテンツプロバイダに対するリモートCSC−Hは、CSCコンテンツ要求返信をリモートCSC−IBCに送る(1654)。リモートCSC−IBCは、ホームCSC−IBCに要求返信を転送する(1656)。リモートCSC−IBCは、リモートCSC−IBGと対話して、データプレーン中のリソースおよびポリシ制御を割り振ることができる(1658)。
ホームCSC−IBCは、要求返信をホームCSC−Iに送る(1660)。ホームCSC−IBCは、ホームCSC−IBGと対話して、データプレーン中のリソースおよびポリシ制御を割り振ることができる(1662)。ホームCSC−Iは、ホームHSSに照会して、要求元UAに割り当てられたホームCSC−Hの識別を知り(1664、1666)、要求元ユーザエージェントに対するホームCSC−Hにコンテンツ要求返信を転送する(1668)。
要求元UAに対するホームCSC−Hは、アプリケーションサーバ(複数可)を起動することができる(1670)。アプリケーションサーバは、ホームCSC−Hにシグナリングを送り返す(1672)。要求元UAに対するホームCSC−Hは、要求元UAに対するホームCSC−Pに、CSCコンテンツ要求返信メッセージを転送する(1674)。
ホームCSC−Pは、CSCコンテンツ要求返信メッセージを、要求元ユーザエージェントに転送する(1676)。CSC−Pは、データプレーン上のアクセス境界ゲートウェイと対話して、ディープパケットインスペクション、QoS制御、帯域幅管理など、データフロー管理のためのリソースを割り振ることができる(1678)。要求元ユーザデバイスは、コンテンツ要求返信メッセージ中の情報に基づいて、コンテンツを取り出す(1680)。
図17に、UAがIMSネットワーク領域をまたいでコンテンツを取り出す場合の、例示的なネットワークレイアウトを示す。CNRHが、各IMSネットワーク中、およびP−CSCHなどのIMSエンティティ中に設けられる。
図18に、相互接続されたCNRHの例示的な階層ツリーを示す。インターネット階層にマッピングする、ピアリングされたリンクを含む階層ツリーを、種々のネットワーク領域のCNRHが形成することができる。コンテンツ公開メッセージが、階層に沿って上方に、かつピア間で伝搬する。各CNRHは、その子孫およびピア中で公開された全てのコンテンツオブジェクトの位置情報を維持することができる。コンテンツオブジェクトのコピーの位置情報は、コンテンツIDの、次のホップのCNRHへのマッピングと、このコンテンツオブジェクトコピーのホストへの距離またはコストとを含む。あるコンテンツオブジェクトが、異なる位置にある複数のコピーを有する場合がある。コンテンツオブジェクトコピーのホストへのCNRHホップ数の点から見た最も近いコピーの位置情報を、CNRHによって維持することができる。あるいは、CNRHは、そのポリシに従って、コンテンツホストへの最小コストを有するコピーの位置情報を維持することもできる。あるいは、コンテンツオブジェクトの位置情報の複数のエントリをCNRHによって維持することもでき、各エントリはコピーに対応する。
CNRHが、複数のネットワーク領域全体で最も近いコピー(ホスト)に向けて、または、最小コストを有するコピーに向けて、またはそのポリシに従って複数のコピーに向けて、コンテンツ要求(例えばSIP INVITE)を転送する。コンテンツオブジェクトコピーのホストは、コンテンツ要求メッセージ(例えばSIP INVITE)を受け取ると、応答メッセージ(例えばSIP 200 OK)を送ることができる。応答メッセージには、コンテンツオブジェクトを得るための命令およびセッション記述が含まれてよい。応答メッセージは、ネットワーク領域をまたいでコンテンツ要求の起源に転送し返される。次いで、コンテンツダウンロードまたはストリーミングデータセッションが確立され、データパケット交換が実施される。CNRHが、コンテンツ要求を受け取ったときに、要求されたコンテンツオブジェクトの位置情報を有さない場合は、CNRHは、コンテンツ要求をその親CNRHに転送する。コンテンツ要求が最高レベル/ルートCNRHまで上がっても、要求されたコンテンツオブジェクトの位置情報が見つからない場合は、ルートCNRHはエラーメッセージで応答することができる。エラーメッセージは、ネットワーク領域をまたいでコンテンツ要求の起源に転送し返される。
代替的な一実施形態では、CNRHは、階層型DHTまたは別のトポロジを形成することができる。コンテンツ公開メッセージはCNRH間を伝搬して、ネットワーク領域をまたいでコンテンツオブジェクトの位置情報が公開される。コンテンツ要求メッセージ(例えばSIP INVITE)はCNRH間で転送されて、ネットワーク領域をまたいで、要求されたコンテンツオブジェクトのコピーのホストの位置が決定される。領域間SIPメッセージは各領域中のIMSおよびIBCF/SBCの中を通って、セキュリティおよび領域間ポリシが施行される。
実施形態
1.コンテンツを発見して取り出す方法。
2.クライアントデバイスからコンテンツ要求を受け取ることを含む、実施形態1の方法。
3.前記コンテンツ要求は、コンテンツオブジェクトを一意に識別するコンテンツIDを含む、実施形態2の方法。
4.CNRHを使用してコンテンツIDを解決して、コンテンツ要求に応じる少なくとも1つのコンテンツプロバイダの識別情報を得ることをさらに含む、実施形態2〜3のいずれか1つにおける方法。
5.コンテンツプロバイダを選択することをさらに含む、実施形態4の方法。
6.選択されたコンテンツプロバイダにコンテンツ要求を転送することをさらに含む、実施形態5の方法。
7.コンテンツ要求を受け取りに応答して、アプリケーションサーバを起動することをさらに含む、実施形態2〜6のいずれか1つにおける方法。
8.ホーム加入者サーバに照会して、選択されたコンテンツプロバイダにサービスするネットワークエンティティを決定することをさらに含み、決定されたネットワークエンティティにコンテンツ要求が転送される、実施形態2〜7のいずれか1つにおける方法。
9.コンテンツオブジェクトを取り出すためのメディアコンテンツセッションをどのようにセットアップするかに関する情報を含むコンテンツ要求返信を受け取ることをさらに含む、実施形態2〜8のいずれか1つにおける方法。
10.コンテンツ要求返信をクライアントデバイスに転送することをさらに含む、実施形態9の方法。
11.ホーム加入者サーバに照会して、クライアントデバイスにサービスするネットワークエンティティを決定することをさらに含み、決定されたネットワークエンティティにコンテンツ要求返信が転送される、実施形態9〜10のいずれか1つにおける方法。
12.データプレーン上のネットワークエンティティと対話して、コンテンツ要求返信を受け取ったときにデータフロー管理のためのリソースを割り振ることをさらに含む、実施形態9〜11のいずれか1つにおける方法。
13.コンテンツプロバイダがクライアントデバイスのホーム領域中に位置しないという条件で、ホーム領域中のIBCエンティティにコンテンツ要求を送ることをさらに含む、実施形態2〜12のいずれか1つにおける方法。
14.セッション境界制御を実施し、コンテンツプロバイダの位置するターゲット領域中のIBCエンティティにコンテンツ要求を転送することをさらに含む、実施形態13の方法。
15.CNRHから受け取られた情報をアプリケーションサーバに転送することをさらに含み、アプリケーションサーバはコンテンツ要求に応じるためのコンテンツプロバイダを選択する、実施形態4〜14のいずれか1つにおける方法。
16.コンテンツ要求は、IMS制御プレーンエンティティを介して、選択されたコンテンツプロバイダにルーティングされる、実施形態2〜15のいずれか1つにおける方法。
17.IMS中のセッション制御エンティティがコンテンツ要求を受け取ることをさらに含む、実施形態16の方法。
18.セッション制御エンティティがCNRHに照会することをさらに含む、実施形態17の方法。
19.セッション制御エンティティがCNRHから識別情報を受け取ることをさらに含む、実施形態18の方法。
20.セッション制御エンティティがコンテンツプロバイダに向けてコンテンツ要求を送ることをさらに含む、実施形態19の方法。
21.IMS中のセッション制御エンティティがコンテンツ要求を受け取ることをさらに含む、実施形態16の方法。
22.セッション制御エンティティがコンテンツ要求をCNRHに転送することをさらに含む、実施形態21の方法。
23.CNRHが、コンテンツプロバイダを選択し、選択されたコンテンツプロバイダに向けてコンテンツ要求を送ることをさらに含む、実施形態22の方法。
24.CNRHがコンテンツオブジェクトに対する登録メッセージをコンテンツプロバイダから受け取ることをさらに含む、実施形態2〜23のいずれか1つにおける方法。
25.CNRHがコンテンツオブジェクトを登録することをさらに含む、実施形態24の方法。
26.CNRHがコンテンツプロバイダに加入メッセージを送ってコンテンツプロバイダのイベントに加入することをさらに含む、実施形態24〜25のいずれか1つにおける方法。
27.加入したイベントが発生したという条件でCNRHが登録メッセージを受け取ることをさらに含む、実施形態26の方法。
28.コンテンツを発見して取り出す方法。
29.コンテンツIDを含むコンテンツ要求を送ることを含む、実施形態28の方法。
30.コンテンツIDは、コンテンツオブジェクトを一意に識別し、CNRHを介して、コンテンツ要求に応じるための少なくとも1つのコンテンツプロバイダの識別情報に解決される、実施形態29の方法。
31.コンテンツ要求返信を受け取ることをさらに含む、実施形態29〜30のいずれか1つにおける方法。
32.コンテンツ要求返信中の情報に基づいてメディアセッションをセットアップしてコンテンツオブジェクトを取り出すことをさらに含む、実施形態31の方法。
33.公開するコンテンツを示すコンテンツ公示メッセージを受け取ることをさらに含む、実施形態29〜32のいずれか1つにおける方法。
34.コンテンツ公示メッセージ中のコンテンツが、ユーザによって設定されたプロファイルに合致するかどうか判定することをさらに含み、コンテンツ公示中のコンテンツがプロファイルに合致するという条件でコンテンツ要求が送られる、実施形態33の方法。
35.コンテンツIDに基づくコンテンツの発見および取出しをサポートするためのネットワーク。
36.コンテンツIDを、コンテンツ要求に応じるための少なくとも1つのコンテンツプロバイダの識別情報に解決するように構成されるCNRHを備える、実施形態35のネットワーク。
37.コンテンツIDを含むコンテンツ要求をクライアントデバイスから受け取り、コンテンツ要求に応じるためのコンテンツプロバイダを選択し、選択されたコンテンツプロバイダにコンテンツ要求を転送するように構成されるネットワークエンティティをさらに備える、実施形態36の方法。
38.ネットワークエンティティはIMS制御プレーン中のエンティティである、実施形態37のネットワーク。
39.ネットワークエンティティは、コンテンツ要求を受け取るのに応答してアプリケーションサーバを起動するようにさらに構成される、実施形態37〜38のいずれか1つにおけるネットワーク。
40.コンテンツを発見して取り出すためのユーザデバイス。
41.コンテンツIDを含むコンテンツ要求を送るように構成されたプロセッサを備え、コンテンツIDは、コンテンツオブジェクトを一意に識別し、CNRHを介して、コンテンツ要求に応じるための少なくとも1つのコンテンツプロバイダの識別情報に解決される、実施形態40のユーザデバイス。
42.プロセッサは、コンテンツ要求返信を受け取り、コンテンツ要求返信中の情報に基づいてメディアセッションをセットアップしてコンテンツオブジェクトを取り出すようにさらに構成される、実施形態41のユーザデバイス。
43.プロセッサは、公開するコンテンツを示すコンテンツ公示メッセージを受け取り、ユーザによって設定されたプロファイルにコンテンツ公示メッセージ中のコンテンツが合致するかどうか判定するようにさらに構成され、コンテンツ公示中のコンテンツがプロファイルに合致するという条件でコンテンツ要求が送られる、実施形態41〜42のいずれか1つにおけるユーザデバイス。
以上では特徴および要素を特定の組合せで述べているが、各特徴または要素を単独で、または他の特徴および要素との任意の組合せで使用してもよいことは、当業者なら理解するであろう。加えて、本明細書に述べた方法は、コンピュータまたはプロセッサによって実行されるようにコンピュータ可読媒体に組み込まれたコンピュータプログラム、ソフトウェア、またはファームウェアにおいて実現することができる。コンピュータ可読媒体の例としては、電子信号(有線またはワイヤレス接続を介して伝送される)およびコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、読取専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、レジスタ、キャッシュメモリ、半導体メモリデバイス、内蔵ハードディスクや取外し可能ディスクなどの磁気媒体、光磁気媒体、および、CD−ROMディスクやディジタル多用途ディスク(DVD)などの光媒体が挙げられるが、これらに限定されない。WTRU、UE、端末、基地局、RNC、または任意のホストコンピュータ中で使用するための、無線周波数送受信機を、プロセッサをソフトウェアと共に使用して実現することができる。

Claims (20)

  1. コンテンツを発見して取り出す方法であって、
    クライアントデバイスからコンテンツ要求を受け取るステップであって、前記コンテンツ要求は、コンテンツオブジェクトを一意に識別するコンテンツ識別(ID)を含む、受け取るステップと、
    コンテンツ名解決ハンドラ(CNRH)で前記コンテンツIDを解決して、前記コンテンツ要求に応じる少なくとも1つのコンテンツプロバイダの識別情報を得るステップと、
    コンテンツプロバイダを選択するステップと、
    前記選択されたコンテンツプロバイダに、前記コンテンツ要求を転送するステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記コンテンツ要求の受け取りに応答してアプリケーションサーバを起動するステップをさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. ホーム加入者サーバに照会して、前記選択されたコンテンツプロバイダにサービスするネットワークエンティティを決定するステップをさらに備え、前記決定されたネットワークエンティティに前記コンテンツ要求が転送されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記コンテンツオブジェクトを取り出すためのメディアコンテンツセッションをどのようにセットアップするかに関する情報を含むコンテンツ要求返信を受け取るステップと、
    前記コンテンツ要求返信を前記クライアントデバイスに転送するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. ホーム加入者サーバに照会して、前記クライアントデバイスにサービスするネットワークエンティティを決定するステップをさらに備え、前記決定されたネットワークエンティティに前記コンテンツ要求返信が転送されることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記コンテンツ要求返信を受け取ったときに、データプレーン上のネットワークエンティティと対話してデータフロー管理のためにリソースを割り振るステップをさらに備えることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 前記コンテンツプロバイダが前記クライアントデバイスのホーム領域中に位置しないという条件で、前記ホーム領域中の相互接続境界制御(IBC)エンティティに前記コンテンツ要求を送るステップと、
    セッション境界制御を実施し、前記コンテンツプロバイダが位置するターゲット領域中のIBCエンティティに前記コンテンツ要求を転送するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記CNRHから受け取られる前記情報をアプリケーションサーバに転送するステップをさらに備え、前記アプリケーションサーバは前記コンテンツ要求に応じる前記コンテンツプロバイダを選択することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記コンテンツ要求は、IPマルチメディアサブシステム(IMS)制御プレーンエンティティを介して、前記選択されたコンテンツプロバイダにルーティングされることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. IMS中のセッション制御エンティティが前記コンテンツ要求を受け取るステップと、
    前記セッション制御エンティティが前記CNRHに照会するステップと、
    前記セッション制御エンティティが前記CNRHから前記識別情報を受け取るステップと、
    前記セッション制御エンティティが前記コンテンツプロバイダに向けて前記コンテンツ要求を送るステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. IMS中のセッション制御エンティティが前記コンテンツ要求を受け取るステップと、
    前記セッション制御エンティティが前記コンテンツ要求を前記CNRHに転送するステップと、
    前記CNRHが、前記コンテンツプロバイダを選択し、前記選択されたコンテンツプロバイダに向けて前記コンテンツ要求を送るステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 前記CNRHが前記コンテンツオブジェクトに対する登録メッセージを前記コンテンツプロバイダから受け取るステップと、
    前記CNRHが前記コンテンツオブジェクトを登録するステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 前記CNRHが前記コンテンツプロバイダに加入メッセージを送って前記コンテンツプロバイダのイベントに加入するステップと、
    加入したイベントが発生したという条件で前記CNRHが前記登録メッセージを受け取るステップと
    をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. コンテンツを発見して取り出す方法であって、
    コンテンツ識別(ID)を含むコンテンツ要求を送るステップであって、前記コンテンツIDは、コンテンツオブジェクトを一意に識別し、コンテンツ名解決ハンドラ(CNRH)を介して、前記コンテンツ要求に応じるための少なくとも1つのコンテンツプロバイダの識別情報に解決されるものであるステップと、
    コンテンツ要求返信を受け取るステップと、
    前記コンテンツ要求返信中の情報に基づいてメディアセッションをセットアップして前記コンテンツオブジェクトを取り出すステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  15. 公開するコンテンツを示すコンテンツ公示メッセージを受け取るステップと、
    前記コンテンツ公示メッセージ中の前記コンテンツが、ユーザによって設定されたプロファイルに合致するかどうか判定するステップと
    をさらに備え、前記コンテンツ公示中の前記コンテンツが前記プロファイルに合致するという条件で前記コンテンツ要求が送られることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. コンテンツ識別(ID)に基づくコンテンツの発見および取出しをサポートするためのネットワークであって、
    コンテンツIDを、コンテンツ要求に応じるための少なくとも1つのコンテンツプロバイダの識別情報に解決するように構成されたコンテンツ名解決ハンドラ(CNRH)と、
    前記コンテンツIDを含む前記コンテンツ要求をクライアントデバイスから受け取り、前記コンテンツ要求に応じるためのコンテンツプロバイダを選択し、前記選択されたコンテンツプロバイダに前記コンテンツ要求を転送するように構成されたネットワークエンティティと
    を備えることを特徴とするネットワーク。
  17. 前記ネットワークエンティティはIPマルチメディアサブシステム(IMS)制御プレーン中のエンティティであることを特徴とする請求項16に記載のネットワーク。
  18. 前記ネットワークエンティティは、前記コンテンツ要求を受け取るのに応答してアプリケーションサーバを起動するようにさらに構成されることを特徴とする請求項16に記載のネットワーク。
  19. コンテンツを発見して取り出すためのユーザデバイスであって、
    コンテンツ識別(ID)を含むコンテンツ要求を送るように構成されたプロセッサを備え、前記コンテンツIDは、コンテンツオブジェクトを一意に識別し、コンテンツ名解決ハンドラ(CNRH)を介して、前記コンテンツ要求に応じるための少なくとも1つのコンテンツプロバイダの識別情報に解決され、
    前記プロセッサは、コンテンツ要求返信を受け取り、前記コンテンツ要求返信中の情報に基づいてメディアセッションをセットアップして前記コンテンツオブジェクトを取り出すようにさらに構成されることを特徴とするユーザデバイス。
  20. 前記プロセッサは、公開するコンテンツを示すコンテンツ公示メッセージを受け取り、ユーザによって設定されたプロファイルに前記コンテンツ公示メッセージ中の前記コンテンツが合致するかどうか判定するようにさらに構成され、前記コンテンツ公示中の前記コンテンツがプロファイルに合致するという条件で前記コンテンツ要求が送られることを特徴とする請求項19に記載のユーザデバイス。
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