JP2015210340A - マルチ画面表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】単純な構成で映像表示装置の画面の位置を認識することが可能なマルチ画面表示装置を提供する。
【解決手段】マルチ画面1000に映像を表示する複数の映像表示装置100−1〜12は通信ケーブル71によりデイジーチェーン接続され、前記デイジーチェーン接続により当該複数の映像表示装置において情報が伝達される順序である伝達順序が規定されており、各前記映像表示装置は規定されている前記伝達順序に基づいて、前記マルチ画面における当該映像表示装置が有する前記画面の座標を算出する算出部を備える。
【選択図】図1
【解決手段】マルチ画面1000に映像を表示する複数の映像表示装置100−1〜12は通信ケーブル71によりデイジーチェーン接続され、前記デイジーチェーン接続により当該複数の映像表示装置において情報が伝達される順序である伝達順序が規定されており、各前記映像表示装置は規定されている前記伝達順序に基づいて、前記マルチ画面における当該映像表示装置が有する前記画面の座標を算出する算出部を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の画面から構成されるマルチ画面に映像を表示するマルチ画面表示装置に関する。
大画面に映像を表示する装置として、複数の画面から構成されるマルチ画面に映像を表示するマルチ画面表示装置が存在する。マルチ画面表示装置では、複数の映像表表示装置が連動して動作する。すなわち、マルチ画面表示装置は、複数の映像表表示装置により、1つの装置として動作する。マルチ画面表示装置は、複数の映像表表示装置が、行列状に並べて構成される。当該行列は、例えば、3行3列の行列である。この構成により、1つの大画面が構成される。
このような複数の映像表示装置から構成されるマルチ画面表示装置では、マルチ画面を構成する各画面の映像が、同一の輝度および画質を有する必要がある。そのためには、各映像表示装置の画面に表示される映像の輝度および画質を、各映像表示装置毎に調整する必要がある。当該調整を行うには、各映像表示装置を識別するための識別番号を設定する必要がある。特許文献1では、リモートコントローラを使用して、ディスプレイ装置ごとにID番号(識別番号)を設定する技術が開示されている。
また、マルチ画面全体に1つの映像を表示する場合、当該マルチ画面を構成する各画面には、当該1つの映像の一部が拡大して表示される。この場合、各映像表示装置の画面が、マルチ画面のどの位置に配置されているか認識する必要がある。
特許文献2では、デイジーチェーン接続された複数の表示装置において、表示装置の位置を検出するための技術(以下、関連技術Aともいう)が開示されている。具体的には、関連技術Aでは、各表示装置が表示する画像を撮像装置が撮像する。そして、撮像された画像に基づいて、表示装置の位置を検出する。
デイジーチェーン接続された複数の映像表示装置がそれぞれ有する複数の画面から構成されるマルチ画面において、メンテナンス等の対象となる特定の映像表示装置の画面の位置の認識(把握)が必要な場合がある。このような場合に、関連技術Aを利用した構成では、別途、撮像装置が必要である。そのため、関連技術Aを利用した構成では、構成が複雑なため、コストが高いという問題がある。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、単純な構成で映像表示装置の画面の位置を認識することが可能なマルチ画面表示装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係るマルチ画面表示装置は、通信ケーブルによりデイジーチェーン接続された複数の映像表示装置がそれぞれ有する複数の画面が行列状に配置されて構成されるマルチ画面に映像を表示する。前記複数の映像表示装置には、前記デイジーチェーン接続により、当該複数の映像表示装置において情報が伝達される順序である伝達順序が規定されており、各前記映像表示装置は、規定されている前記伝達順序に基づいて、前記マルチ画面における、当該映像表示装置が有する前記画面の座標を算出する算出部を備える。
本発明によれば、算出部は、デイジーチェーン接続により規定されている前記伝達順序に基づいて、前記マルチ画面における、当該映像表示装置が有する前記画面の座標を算出する。これにより、例えば、画面の座標を算出するために、従来のような撮像装置等を別途設ける必要はない。そのため、単純な構成で映像表示装置の画面の位置を認識することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明を省略する場合がある。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係るマルチ画面表示装置1000の構成を示す図である。なお、図1には、マルチ画面表示装置1000に含まれない外部制御装置5も示される。外部制御装置5は、例えば、PC(Personal Computer)である。外部制御装置5は、作業者により操作されるインタフェース(以下、操作インタフェースともいう)を有する。操作インタフェースは、例えば、キーボード、マウスである。
図1は、本発明の実施の形態1に係るマルチ画面表示装置1000の構成を示す図である。なお、図1には、マルチ画面表示装置1000に含まれない外部制御装置5も示される。外部制御装置5は、例えば、PC(Personal Computer)である。外部制御装置5は、作業者により操作されるインタフェース(以下、操作インタフェースともいう)を有する。操作インタフェースは、例えば、キーボード、マウスである。
図1に示すように、マルチ画面表示装置1000は、映像表示装置100−1,100−2,100−3,100−4,100−5,100−6,100−7,100−8,100−9,100−10,100−11,100−12を含む。
映像表示装置100−1,100−2,100−3,100−4,100−5,100−6,100−7,100−8,100−9,100−10,100−11,100−12の各々は、詳細は後述するが、同一の構成を有する。以下においては、映像表示装置100−1,100−2,100−3,100−4,100−5,100−6,100−7,100−8,100−9,100−10,100−11,100−12の各々を、単に、映像表示装置100とも表記する。
図1において、X,Y方向の各々は、互いに直交する。以下の図に示されるX,Y方向の各々も、互いに直交する。以下においては、X方向と、当該X方向の反対の方向(−X方向)とを含む方向をX軸方向ともいう。また、以下においては、Y方向と、当該Y方向の反対の方向(−Y方向)とを含む方向をY軸方向ともいう。また、以下においては、X軸方向およびY軸方向を含む平面を、XY面ともいう。
マルチ画面表示装置1000は、12台の映像表示装置100から構成される。なお、マルチ画面表示装置1000を構成する映像表示装置100の数は、12に限定されず、2〜11または13以上であってもよい。
マルチ画面表示装置1000では、複数の映像表示装置100が連動して動作する。これにより、1または複数のディスプレイとして機能する。マルチ画面表示装置1000は、12台の映像表示装置100が、一例として、3行4列の行列状に配置されることにより構成される。マルチ画面表示装置1000を構成する複数の映像表示装置100は、通信ケーブル71によりデイジーチェーン接続されている。
以下においては、デイジーチェーン接続された複数の映像表示装置において情報(データ)が伝達される順序を、伝達順序ともいう。すなわち、マルチ画面表示装置1000を構成する複数の映像表示装置100には、デイジーチェーン接続により、当該複数の映像表示装置100において情報(データ)が伝達される順序(伝達順序)が規定されている。
具体的には、映像表示装置100−1,100−2,100−3,100−4,100−5,100−6,100−7,100−8,100−9,100−10,100−11,100−12の順で、情報(データ)が伝達されるように、12台の映像表示装置100は、デイジーチェーン接続される。すなわち、マルチ画面表示装置1000を構成する複数の映像表示装置100において、情報(データ)は、伝達順序に従って伝達される。
以下においては、伝達順序を示す番号を、順序番号ともいう。順序番号は、マルチ画面表示装置1000を構成する複数の映像表示装置100において、データが伝達される順番である。映像表示装置100−1,100−2,100−3,100−4,100−5,100−6,100−7,100−8,100−9,100−10,100−11,100−12の順序番号は、それぞれ、1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12である。
以下においては、マルチ画面表示装置1000を構成する複数の映像表示装置100のうち、順序番号の値が最も大きい映像表示装置100を、終端映像表示装置ともいう。終端映像表示装置は、例えば、映像表示装置100−12である。また、以下においては、マルチ画面表示装置1000を構成する複数の映像表示装置100のうち、終端映像表示装置以外の映像表示装置100を、非終端映像表示装置ともいう。
映像表示装置100は、液晶ディスプレイ(LCD(Liquid Crystal Display))である。なお、映像表示装置100は、LCDに限定されず、リアプロジェクション方式の表示装置であってもよい。リアプロジェクション方式の表示装置は、画面の背面から当該画面に映像を投射する表示である。マルチ画面表示装置1000を構成する各映像表示装置100は、外部から入力される映像信号に基づいた映像を表示する。
映像表示装置100−1,100−2,100−3,100−4,100−5,100−6,100−7,100−8,100−9,100−10,100−11,100−12は、それぞれ、図2おける画面10−1,10−2,10−3,10−4,10−5,10−6,10−7,10−8,10−9,10−10,10−11,10−12を有する。
マルチ画面表示装置1000は、図2のマルチ画面10Aを含む。図2に示すように、マルチ画面10Aは、画面10−1,10−2,10−3,10−4,10−5,10−6,10−7,10−8,10−9,10−10,10−11,10−12が行列状に配置されて構成される1つの画面である。
以下においては、画面10−1,10−2,10−3,10−4,10−5,10−6,10−7,10−8,10−9,10−10,10−11,10−12の各々を、画面10とも表記する。すなわち、マルチ画面10Aは、複数の映像表示装置100がそれぞれ有する複数の画面10が行列状に配置されて構成される。画面10は、映像を表示するための面である。画面10は、例えば、ガラス、スクリーン等である。なお、マルチ画面10Aを構成する画面10の数は、12に限定されず、2〜11または13以上であってもよい。
マルチ画面表示装置1000は、各映像表示装置100が画面10に映像を表示することにより、マルチ画面10Aに映像を表示する。
次に、映像表示装置100の構成について説明する。図3は、本発明の実施の形態1に係る映像表示装置100の構成を示すブロック図である。なお、図3には、映像表示装置100に含まれない映像ソース装置4および外部制御装置5も示される。
映像表示装置100は、制御部20と、記憶部32と、通信ポート34aと、通信ポート34bと、通信処理部36と、映像入力回路37と、表示処理部38と、表示部40とを備える。
制御部20は、映像表示装置100内の各部(例えば、通信処理部36、表示処理部38)を制御する。制御部20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。制御部20は、算出部21と、設定部22とを含む。算出部21は、詳細は後述するが、各種の演算を行う。設定部22は、詳細は後述するが、各種情報の設定を行う。
なお、制御部20に含まれる、算出部21および設定部22の全て又は一部は、LSI(Large Scale Integration)等のハードウエアで構成されてもよい。また、算出部21および設定部22の全て又は一部は、CPU等のプロセッサにより実行される、プログラムのモジュールであってもよい。
通信ポート34aは、データ(情報)を受信するためのポートである。また、通信ポート34bは、データ(情報)を送信するためのポートである。前述したように、マルチ画面表示装置1000を構成する複数の映像表示装置100は、通信ケーブル71によりデイジーチェーン接続されている。そのため、例えば、映像表示装置100−1の通信ポート34bと、映像表示装置100−2の通信ポート34aとは、通信ケーブル71により接続される。また、例えば、映像表示装置100−2の通信ポート34bと、映像表示装置100−3の通信ポート34aとは、通信ケーブル71により接続される。なお、映像表示装置100−1の通信ポート34aは、通信ケーブル71により、外部制御装置5と接続される。
また、映像表示装置100は、通信に関する動作モードとして、通常モードと、ID設定モードとを有する。通常モードは、映像表示装置100が、前述の伝達順序に従って、データ(情報)を送信するためのモードである。ID設定モードは、詳細は後述するが、後述の識別番号を設定するためのモードである。
通信処理部36は、通信を制御するための状態として、通常状態および転送停止状態を有する。通常状態の通信処理部36は、通信ポート34aが受信したデータ(信号)を、通信ポート34bへ送信(転送)する。また、通常状態の通信処理部36は、通信ポート34bが受信したデータを、通信ポート34aへ送信する。
また、通常状態の通信処理部36は、通信ポート34aまたは通信ポート34bが受信したデータを、制御部20へ送信する。また、通常状態の通信処理部36は、制御部20から受信するデータ(信号)を、当該データの宛先に従って、通信ポート34aまたは通信ポート34bへ送信する。当該データの宛先は、例えば、外部制御装置5、または、別の映像表示装置100である。通信処理部36は、状況に応じて通信相手を変える通信切替部として機能する。
なお、転送停止状態の通信処理部36は、通信ポート34aが受信したデータを、制御部20のみへ送信し、通信ポート34bへ送信しない。
映像入力回路37は、マルチ画面表示装置1000の外部に配置された映像ソース装置4が出力する映像信号を受信する。次に、映像入力回路37は、デジタル信号に変換した映像信号を、表示処理部38へ出力する。
表示処理部38は、表示部40を制御する。具体的には、表示処理部38は、受信した映像信号が示す画像に対し画質調整等の画像処理を行う画像処理回路である。また、表示処理部38は、OSD(On Screen Display)などの画像処理の機能も有する。表示処理部38は、画像処理された映像信号を、表示部40が処理可能なフォーマットの映像信号に変換する。
また、表示処理部38は、必要に応じて、制御部20からの指示に従って、映像信号が示す画像に、例えば、メニューなどの情報を重畳した画像を示す映像信号を、表示部40へ送信する。
表示部40は、画面10(図示せず)に映像を表示するためのデバイスである。表示部40は、表示処理部38から受信した映像信号が示す画像を画面10に表示する。表示部40は、LCDパネルである。なお、表示部40は、LCDパネルに限定されず、画像を表示する他の方式の装置であってもよい。表示部40は、例えば、リアプロジェクション方式の表示装置のうち、画面10に映像を投射するための表示デバイス等であってもよい。
外部制御装置5が、マルチ画面表示装置1000を構成する各映像表示装置100のうち、特定の映像表示装置100を個別に制御する場合、当該各映像表示装置100に、異なる識別番号が設定される必要がある。当該識別番号は、映像表示装置100を識別するための番号(ID)である。なお、図1において、映像表示装置100−1〜100−12に示される番号は、識別番号である。以下においては、識別番号を、識別番号iとも表記する。
また、例えば、マルチ画面表示装置1000が、拡大表示処理を行うとする。拡大表示処理では、例えば、マルチ画面10A全体に、図4(a)の画像G10を表示する処理を行うとする。すなわち、マルチ画面表示装置1000が、画像G10を拡大表示する処理を行うとする。この場合、各映像表示装置100へ画像G10が共通して送信される。そして、各映像表示装置100は、画像G10のうち、必要な領域の画像を拡大して表示する。例えば、映像表示装置100−1は、画像G10のうち、領域R10内の画像を、画面10−1に拡大して表示する(図4(b)参照)。
拡大表示処理を行うために、マルチ画面表示装置1000を構成する各映像表示装置100には、行列情報MJ、前述の順序番号、座標P等が予め設定される。行列情報MJとは、マルチ画面10Aを構成する複数の画面10の位置を特定するための行列の情報である。以下においては、マルチ画面10Aを構成する複数の画面10の位置を特定するための行列を、行列MXともいう。すなわち、行列MXは、マルチ画面10Aを構成する複数の画面10に対応する行列である。また、行列情報MJとは、行列MXにおける行数rw(rwは自然数)および列数cl(clは自然数)である。
また、以下においては、マルチ画面表示装置1000を構成する各映像表示装置100の位置を特定するための行列も、行列MXという。例えば、図1において、マルチ画面表示装置1000は、12台の映像表示装置100が、行列MXとしての3行4列の行列状に配置されて構成される。
座標Pとは、マルチ画面10Aにおける、映像表示装置100が有する画面10の座標である。座標Pは、(x(自然数)、y(自然数))で表現される。座標P(x、y)において、「x」は、マルチ画面10Aにおける画面10のx軸方向(水平方向)の位置(座標)である。「y」は、マルチ画面10Aにおける画面10のy軸方向(縦方向)の位置(座標)である。例えば、図2において、映像表示装置100−3が有する画面10−3の座標Pは、(3,1)である。
上記の行列情報、順序番号、座標P等に従って、各映像表示装置100は、画像G10のうち、必要な領域の画像を、画面10全体に拡大表示する。ここで、一例として、映像表示装置100−1には、行数rw=3、列数cl=4および座標P(1,1)が設定されているとする。この場合、映像表示装置100−1は、図4(a)の領域10内の画像を、図4(b)のように、画面10に拡大表示する。
本実施の形態では、マルチ画面表示装置1000を構成する各映像表示装置100に、識別番号iと、座標Pとを設定するための処理(以下、識別番号設定処理ともいう)が行われる。以下においては、識別番号設定処理において外部制御装置5が行う処理を、識別番号設定処理EXともいう。また、以下においては、識別番号設定処理において各映像表示装置100が行う処理を、識別番号設定処理Mともいう。なお、前述したように、外部制御装置5は、通信ケーブル71により、図2の画面10−1を有する映像表示装置100−1の通信ポート34aと接続される。
図5は、識別番号設定処理EXのフローチャートである。識別番号設定処理EXでは、まず、ステップS110の処理が行われる。
ステップS110では、行列情報入力処理が行われる。行列情報入力処理では、作業者が、外部制御装置5に対し、操作インタフェースを利用して、行列情報MJとして、行数rw、列数clを入力する。
ステップS120では、配線構成情報Wを入力するための配線構成情報入力処理が行われる。配線構成情報Wとは、各映像表示装置100を接続する各通信ケーブル71の構成を特定する情報である。以下においては、各映像表示装置100を接続する各通信ケーブル71の構成を、ケーブル接続構成ともいう。
また、以下においては、図1に示されるケーブル接続構成を、横方向接続構成ともいう。横方向接続構成では、行列MXの各行に対応する各映像表示装置100に対する、各通信ケーブル71の接続方向はX軸方向である。なお、横方向接続構成では、行列MXの各行に対応する各映像表示装置100のうち、順序番号が最大である映像表示装置100は、当該映像表示装置100の−Y方向に存在する映像表示装置100と、Y軸方向に延在する通信ケーブル71により接続される。
例えば、図1において、行列MXの1行目に対応する各映像表示装置100のうち、順序番号が4である映像表示装置100−4は、当該映像表示装置100−4の−Y方向に存在する映像表示装置100−5と、Y軸方向に延在する通信ケーブル71により接続される。
なお、マルチ画面表示装置1000を構成する各映像表示装置100における、通信ケーブル71の接続構成は、図6に示される構成であってもよい。以下においては、図6に示されるケーブル接続構成を、縦方向接続構成ともいう。縦方向接続構成では、行列MXの各列に対応する各映像表示装置100に対する、各通信ケーブル71の接続方向はY軸方向である。なお、縦方向接続構成では、行列MXの各列に対応する各映像表示装置100のうち、順序番号が最大である映像表示装置100は、当該映像表示装置100のX方向に存在する映像表示装置100と、Y軸方向に延在する通信ケーブル71により接続される。
例えば、図6において、行列MXの1列目に対応する各映像表示装置100のうち、順序番号が3である映像表示装置100−3は、当該映像表示装置100−3のX方向に存在する映像表示装置100−4と、X軸方向に延在する通信ケーブル71により接続される。
再び、図5を参照して、ステップS120の配線構成情報入力処理では、作業者が、外部制御装置5に対し、操作インタフェースを利用して、配線構成情報Wを入力する。当該配線構成情報Wは、例えば、横方向接続構成または縦方向接続構成を特定する情報である。
ステップS130では、ID設定規則情報Rを入力するためのID設定規則情報入力処理が行われる。ID設定規則情報Rとは、各映像表示装置100に対し、識別番号iを設定するため規則(以下、ID設定規則ともいう)を特定する情報である。また、ID設定規則は、マルチ画面表示装置1000を構成する各映像表示装置100に対し識別番号iを設定するための予め定められた規則である。ID設定規則は、作業者(人)が識別番号iを認識しやすいように定められる規則である。
以下においては、識別番号iの設定対象となる映像表示装置100を、設定対象映像表示装置ともいう。また、以下においては、行列MXのうち、下端の行を除く各行に対応する各映像表示装置100のうち、行列MXの右端の列に対応する映像表示装置100を、右端映像表示装置ともいう。例えば、図1において、行列MXの1行目に対応する右端映像表示装置は、映像表示装置100−4である。また、以下においては、行列MXのうち、1行目を除く各行に対応する各映像表示装置100のうち、行列MXの左端の列に対応する映像表示装置100を、左端映像表示装置ともいう。
また、以下においては、マルチ画面表示装置1000を構成する各映像表示装置100に対し、図1のように識別番号iを設定するためのID設定規則を、横方向設定規則ともいう。横方向設定規則では、行列MXの各行に対応する各映像表示装置100において、設定対象映像表示装置が1つ右に移動する毎に、設定される識別番号iの値は、1インクリメントされる。
具体的には、横方向設定規則では、行列MXの各行に対応する各映像表示装置100において、(x+1)列目の映像表示装置100に対し設定する識別番号iの値は、x列目の映像表示装置100に対し設定する識別番号iの値より1だけ大きくされる。例えば、図1において、行列MXの1行目に対応する各映像表示装置100において、2列目の映像表示装置100−2に対し設定する識別番号iの値は、1列目の映像表示装置100−1に対し設定される識別番号i(1)より1だけ大きい2が設定される。
なお、横方向設定規則では、右端映像表示装置の次に識別番号iの設定対象となる設定対象映像表示装置は、行列MXのうち、当該右端映像表示装置に対応する行の次の行に対応する左端映像表示装置である。例えば、横方向設定規則では、行列MXの1行目に対応する映像表示装置100−4の次に識別番号iの設定対象となる設定対象映像表示装置は、行列MXの2行目に対応する映像表示装置100−8である。
また、以下においては、行列MXのうち、右端の列を除く各列に対応する各映像表示装置100のうち、行列MXの下端の行に対応する映像表示装置100を、下端映像表示装置ともいう。例えば、図6において、行列MXの1列目に対応する下端映像表示装置は、映像表示装置100−3である。また、以下においては、行列MXのうち、1列目を除く各列に対応する各映像表示装置100のうち、行列MXの上端の行に対応する映像表示装置100を、上端映像表示装置ともいう。
また、以下においては、マルチ画面表示装置1000を構成する各映像表示装置100に対し、図6のように識別番号iを設定するためのID設定規則を、縦方向設定規則ともいう。縦方向設定規則では、行列MXの各列に対応する各映像表示装置100において、設定対象映像表示装置が1つ下に移動する毎に、設定される識別番号iの値は、1インクリメントされる。
具体的には、縦方向設定規則では、行列MXの各列に対応する各映像表示装置100において、(y+1)行目の映像表示装置100に対し設定する識別番号iの値は、y行目の映像表示装置100に対し設定する識別番号iの値より1だけ大きくされる。例えば、図6において、行列MXの1列目に対応する各映像表示装置100において、2行目の映像表示装置100−2に対し設定する識別番号iの値は、1行目の映像表示装置100−1に対し設定される識別番号i(1)より1だけ大きい2が設定される。
なお、縦方向設定規則では、下端映像表示装置の次に識別番号iの設定対象となる設定対象映像表示装置は、行列MXのうち、当該下端映像表示装置に対応する列の次の列に対応する上端映像表示装置である。例えば、縦方向設定規則では、行列MXの1列目に対応する映像表示装置100−3の次に識別番号iの設定対象となる設定対象映像表示装置は、行列MXの2列目に対応する映像表示装置100−6である。
再び、図5を参照して、ステップS130のID設定規則情報入力処理では、作業者が、外部制御装置5に対し、操作インタフェースを利用して、ID設定規則情報Rを入力する。当該ID設定規則情報Rは、例えば、縦方向設定規則または縦方向設定規則を特定する情報である。
ステップS140では、外部制御装置5が、ID設定モード移行指示を、映像表示装置100−1へ送信する。ID設定モード移行指示とは、映像表示装置100の動作モードを、前述の通常モードからID設定モードに移行させるための指示である。ID設定モード移行指示の送信先は、映像表示装置100−1〜100−12である。
映像表示装置100−1は、ID設定モード移行指示を受信した場合、当該ID設定モード移行指示を、前述の伝達順序に従って、映像表示装置100−2へ送信する。なお、映像表示装置100−3〜100−11の各々も、映像表示装置100−1と同様に、受信したID設定モード移行指示を、前述の伝達順序に従って、次の映像表示装置100へ送信する。これにより、マルチ画面表示装置1000を構成する各映像表示装置100は、ID設定モード移行指示を受信する。
なお、ステップS140の処理が終了したときから、時間T1経過した後、ステップS150の処理が行われる。時間T1は、マルチ画面表示装置1000を構成する全ての映像表示装置100が、ID設定モード移行指示を受信するために必要な時間より長い時間が設定される。すなわち、ステップS150の処理が開始されるときには、マルチ画面表示装置1000を構成する全ての映像表示装置100は、ID設定モード移行指示を受信している。
ステップS150では、ID設定情報送信処理が行われる。ID設定情報送信処理では、外部制御装置5が、ID設定情報を、映像表示装置100−1へ送信する。これにより、この識別番号設定処理EXは終了する。ID設定情報は、行列情報MJ(行数rw、列数cl)、配線構成情報W、ID設定規則情報R、カウンタnを含む情報である。当該カウンタnは、順序番号を算出するための番号情報である。カウンタnには、初期値として、1が設定される。ID設定情報の送信先は、映像表示装置100−1のみである。すなわち、ID設定情報は、映像表示装置100−1のみに送信される情報である。
ID設定情報送信処理により、映像表示装置100−1は、ID設定情報を受信する。具体的には、映像表示装置100−1の通信処理部36は、通信ポート34aからID設定情報を受信する。そして、当該通信処理部36は、ID設定情報を、制御部20のみへ送信する。これにより、映像表示装置100−1の制御部20は、ID設定情報を受信する。そして、制御部20は、当該ID設定情報を、記憶部32に記憶させる。
次に、動作モードが通常モードである各映像表示装置100が行う識別番号設定処理Mについて説明する。図7は、識別番号設定処理Mのフローチャートである。まず、映像表示装置100−1が行う処理について説明する。識別番号設定処理Mでは、まず、ステップS210が行われる。
ステップS210では、指示受信処理が行われる。指示受信処理では、制御部20がID設定モード移行指示を受信する。具体的には、前述のステップS140が行われることにより、通信切替部としての通信処理部36は、通信ポート34aから、ID設定モード移行指示を受信する。通信処理部36は、受信したID設定モード移行指示を、制御部20および通信ポート34bへ送信する。これにより、制御部20はID設定モード移行指示を受信する。
なお、通信ポート34bは、前述の伝達順序に従った映像表示装置100(例えば、映像表示装置100−2)へ送信する。具体的には、通信ポート34bは、受信したID設定モード移行指示を、当該通信ポート34bを有する映像表示装置100の順序番号の値より1だけ大きい順序番号が設定された映像表示装置100へ送信する。
また、識別番号設定処理Mを行う映像表示装置100が、終端映像表示装置(映像表示装置100−12)である場合、指示受信処理では、通信処理部36は、受信したID設定モード移行指示を、制御部20のみへ送信する。
ステップS220では、ID設定モード移行処理が行われる。ID設定モード移行処理では、制御部20は、映像表示装置100の動作モードを、前述の通常モードからID設定モードに移行させる。これに伴い、制御部20は、通信処理部36の状態を、転送停止状態に設定する。前述したように、転送停止状態の通信処理部36は、通信ポート34aが受信したデータを、通信ポート34bへ送信しない。
ステップS230では、制御部20が、規定期間に、前述のID設定情報を受信したか否かが判定される。規定期間とは、通信処理部36がID設定モード移行指示を受信したときから時間T2だけ経過するまでの期間である。時間T2は、時間T1よりも十分に長い時間である。時間T2は、例えば、時間T1の3〜5倍の時間である。
ステップS230においてYESならば、処理はステップS240に移行する。一方、ステップS230においてNOならば、処理はステップS250に移行する。
ステップS240では、制御部20がID設定対応処理を実行する。そして、この識別番号設定処理Mは終了する。
制御部20が、規定期間にID設定情報を受信しなかった場合、ステップS250の処理が行われる。
ステップS250では、通常モード移行処理が行われる。通常モード移行処理では、制御部20が、映像表示装置100の動作モードを、ID設定モードから通常モードに移行させる。これに伴い、制御部20は、通信処理部36の状態を、通常状態に設定する。そして、この識別番号設定処理Mは終了する。
映像表示装置100−2〜100−12の各々も、映像表示装置100−1と同様に、識別番号設定処理Mを行う。これにより、映像表示装置100−1〜100−12の各々は、独立して並列的に、ID設定対応処理を行う。また、映像表示装置100−2〜100−12の各々が、識別番号設定処理M(指示受信処理)を行うことにより、映像表示装置100−1〜100−12の各々は、ID設定モード移行指示を受信する。
次に、ID設定対応処理について説明する。図8は、ID設定対応処理のフローチャートである。まず、映像表示装置100−1が行う処理について説明する。ID設定対応処理では、まず、ステップS310の処理が行われる。
ステップS310では、順序番号設定制御処理が行われる。順序番号設定制御処理は、各映像表示装置100が順序番号を設定するための処理である。図9は、順序番号設定制御処理のフローチャートである。順序番号設定制御処理では、まず、ステップS311の処理が行われる。
ステップS311では、順序番号設定処理が行われる。順序番号設定処理では、制御部20が、当該制御部20を含む映像表示装置100に対し順序番号を設定する。具体的には、制御部20が、受信したID設定情報に含まれるカウンタnを、順序番号として、記憶部32に記憶させる。なお、前述したように、カウンタnの初期値は、1である。
以下においては、マルチ画面表示装置1000を構成する映像表示装置100の数を、構成数Cともいう。構成数Cは、例えば、12である。
ステップS312では、制御部20が、カウンタnの値が構成数Cより小さいか否かを判定する。構成数Cは、行数rw×列数clの式により算出される。ステップS312においてYESならば処理はステップS313へ移行する。一方、ステップS312においてNOならば、処理はステップS314Aへ移行する。
ステップS313では、算出部21が、カウンタnの値を1インクリメントする。更新されたカウンタnは、後述のステップS315の処理により、当該算出部21を含む非終端映像表示装置の次にカウンタnを受信する予定の別の映像表示装置100の順序番号である。すなわち、ステップS313では、非終端映像表示装置の算出部21は、カウンタnに基づいて、当該別の映像表示装置100の順序番号を算出する。
ステップS314では、通常モード移行処理が行われる。通常モード移行処理は、ステップS250の処理と同様であるので詳細な説明は繰り返さない。
ステップS315では、ID設定情報送信処理が行われる。ID設定情報送信処理では、制御部20が、値が更新されたカウンタnを含むID設定情報を、通信処理部36および通信ポート34bを介して、前述の伝達順序に従った次の映像表示装置100へ送信する。映像表示装置100−1がID設定情報送信処理を行う場合、伝達順序に従った次の映像表示装置100は、映像表示装置100−2である。なお、値が更新されたカウンタnを含むID設定情報を受信した映像表示装置100の制御部20は、記憶部32に、当該ID設定情報を記憶させる。
映像表示装置100−1〜100−11の各々が、ステップS315の処理を行うことにより、マルチ画面表示装置1000を構成する複数の映像表示装置100には、伝達順序に従って、ID設定情報に含まれるカウンタnが伝達される。なお、マルチ画面表示装置1000を構成する複数の映像表示装置100に含まれる終端映像表示装置(映像表示装置100−12)は、当該複数の映像表示装置100のうち、ID設定情報(カウンタn)を受信するタイミングが最も遅い映像表示装置である。
ステップS312でNOである場合、すなわち、カウンタnの値が構成数Cと等しい場合、ステップS312の処理を行っている映像表示装置100は、終端映像表示装置である。この場合、処理はステップS314Aへ移行する。
ステップS314Aでは、ステップS314と同様通常モード移行処理が行われる。そして、この順序番号設定制御処理は終了し、処理は図8のID設定対応処理のステップS320へ移行する。
ステップS320では、座標Pを算出するための座標算出制御処理が行われる。図10は、座標算出制御処理のフローチャートである。座標算出制御処理では、まず、ステップS321の処理が行われる。
ステップS321では、ケーブル接続構成の種類が判定される。具体的には、制御部20(算出部21)が、ケーブル接続構成が、横方向接続構成および縦方向接続構成のいずれであるか判定する。さらに具体的には、制御部20(算出部21)が、記憶部32に記憶されているID設定情報に含まれる配線構成情報Wが、横方向接続構成および縦方向接続構成のいずれを特定する情報であるか判定する。
ケーブル接続構成が横方向接続構成である場合、処理はステップS322Aへ移行する。一方、ケーブル接続構成が縦方向接続構成である場合、処理はステップS322Bへ移行する。
ステップS322Aでは、座標算出処理Aが行われる。座標算出処理Aでは、算出部21は、前述の伝達順序および行列MXの情報に基づいて、座標Pを算出する。少し具体的には、算出部21は、順序番号(n)と、行列MXにおける列数clとに基づいて、座標P(x、y)を算出する。順序番号(n)とは、ステップS320の処理を行う映像表示装置100の記憶部32に記憶されたカウンタnの値である。
具体的には、算出部21は、座標P(x、y)のyを、例えば、以下の条件A11〜A14に従って算出する。条件A11は、n≦clの場合、y=1とする条件である。条件A12は、cl<n≦2×clの場合、y=2とする条件である。条件A13は、2×cl<n≦3×clの場合、y=3とする条件である。条件A14は、3×cl<n≦4×clの場合、y=4とする条件である。
ここで、例えば、n=3、列数cl=4であるとする。この場合、yの値は、1と算出される。また、例えば、n=6、列数cl=4であるとする。この場合、yの値は、2と算出される。
また、算出部21は、座標P(x、y)のxを、以下の条件A21,A22に従って算出する。条件A21は、算出したyの値が奇数の場合、xを、以下の式1により算出するという条件である。
ここで、例えば、n=3、y=1、列数cl=4であるとする。この場合、xの値は、式1より、3と算出される。また、例えば、n=11、y=3、列数cl=4であるとする。この場合、xの値は、式1より、3と算出される。
条件A22は、算出したyの値が偶数の場合、xを、以下の式2により算出するという条件である。
ここで、例えば、n=6、y=2、列数cl=4であるとする。この場合、xの値は、式2より、3と算出される。
より具体的な例として、例えば、図1の映像表示装置100−6が有する画面10−6の座標P(x、y)を算出するとする。ここで、n=6、列数cl=4であるとする。この場合、条件A12により、yの値は、2と算出される。また、条件A22より、xの値は、式2に基づき、3と算出される。すなわち、座標P(3、2)が算出される。座標Pが算出されると、処理は、ステップS323へ移行する。
ステップS322Bでは、座標算出処理Bが行われる。座標算出処理Bでは、算出部21は、前述の伝達順序および行列MXの情報に基づいて、座標Pを算出する。少し具体的には、算出部21は、前述の順序番号(n)と、行列MXにおける行数rwとに基づいて、座標P(x、y)を算出する。
具体的には、算出部21は、座標P(x、y)のxを、例えば、以下の条件B11〜B14に従って算出する。条件B11は、n≦rwの場合、x=1とする条件である。条件B12は、rw<n≦2×rwの場合、x=2とする条件である。条件B13は、2×rw<n≦3×rwの場合、x=3とする条件である。条件B14は、3×rw<n≦4×rwの場合、x=4とする条件である。
また、算出部21は、座標P(x、y)のyを、以下の条件B21,B22に従って算出する。条件B21は、算出したxの値が奇数の場合、yを、以下の式3により算出するという条件である。
ここで、例えば、n=7、x=3、行数rw=3であるとする。この場合、yの値は、式3より、1と算出される。
条件B22は、算出したxの値が偶数の場合、yを、以下の式4により算出するという条件である。
ここで、例えば、n=5、x=2、行数rw=3であるとする。この場合、yの値は、式4より、2と算出される。
より具体的な例として、例えば、図6の映像表示装置100−6が有する画面10−6の座標P(x、y)を算出するとする。ここで、n=6、行数rw=3であるとする。この場合、条件B12により、xの値は、2と算出される。また、条件B22より、yの値は、式4に基づき、1と算出される。すなわち、座標P(2、1)が算出される。座標Pが算出されると、処理は、ステップS323へ移行する。
なお、ステップS321と、ステップS322AまたはステップS322Bとが行われることにより、算出部21は、ケーブル接続構成と、順序番号(n)と、行列MXにおける列数clまたは行数rwとに基づいて、座標Pを算出する。
ステップS323では、座標設定処理が行われる。座標設定処理では、設定部22が、算出された座標Pを、当該制御部20を含む当該映像表示装置100に対して設定する。具体的には、設定部22が、算出された座標Pを、記憶部32に記憶させる。そして、この座標算出制御処理は終了し、処理は図8のID設定対応処理のステップS330に移行する。
ステップS330では、ID設定制御処理が行われる。ID設定制御処理は、各映像表示装置100が識別番号を設定するための処理である。図11は、ID設定制御処理のフローチャートである。ID設定制御処理では、まず、ステップS331の処理が行われる。
ステップS331では、ケーブル接続構成の種類が判定される。具体的には、制御部20が、ケーブル接続構成が、横方向接続構成および縦方向接続構成のいずれであるか判定する。さらに具体的には、制御部20(算出部21)は、記憶部32に記憶されているID設定情報に含まれる配線構成情報Wが、横方向接続構成および縦方向接続構成のいずれを特定する情報であるか判定する。
ケーブル接続構成が横方向接続構成である場合、処理はステップS332Aへ移行する。一方、ケーブル接続構成が縦方向接続構成である場合、処理はステップS332Bへ移行する。
ステップS332Aでは、ID設定規則の種類が判定される。具体的には、制御部20が、ID設定規則が、横方向設定規則および縦方向設定規則のいずれであるか判定する。さらに具体的には、制御部20(算出部21)は、記憶部32に記憶されているID設定情報に含まれるID設定規則情報Rが、横方向設定規則および縦方向設定規則のいずれを特定する情報であるか判定する。
ID設定規則が横方向設定規則である場合、処理はステップS333Aへ移行する。一方、ID設定規則が縦方向設定規則である場合、処理はステップS333Bへ移行する。
ステップS332Bでは、ID設定規則の種類が判定される。ステップS332Bの処理は、ステップS332Aの処理と同様なので詳細な説明は繰り返さない。ID設定規則が横方向設定規則である場合、処理はステップS333Cへ移行する。一方、ID設定規則が縦方向設定規則である場合、処理はステップS333Dへ移行する。
ケーブル接続構成が横方向接続構成であり、かつ、ID設定規則が横方向設定規則である場合、ステップS333Aの処理が行われる。
ステップS333Aでは、識別番号算出処理Aが行われる。識別番号算出処理Aでは、算出部21が、記憶部32に記憶されている座標P(x、y)と、記憶部32に記憶されているID設定情報に含まれる列数clとを利用して、以下の式5により、IDとしての識別番号iを算出する。
ここで、図1の映像表示装置100−6の識別番号iを算出する例について説明する。なお、映像表示装置100−6が有する画面10−6の座標P(x、y)は、(3,2)であるとする。また、列数cl=4であるとする。この場合、式5により、識別番号iは、7と算出される。識別番号iが算出されると、処理はステップS334へ移行する。
ステップS332AおよびステップS333Aが行われることにより、算出部21は、識別番号iを、ID設定規則(横方向設定規則)と、座標Pとに基づいて、算出する。
なお、ケーブル接続構成が横方向接続構成であり、かつ、ID設定規則が縦方向設定規則である場合、ステップS333Bの処理が行われる。
ステップS333Bでは、識別番号算出処理Bが行われる。識別番号算出処理Bでは、算出部21が、記憶部32に記憶されている座標P(x、y)と、記憶部32に記憶されているID設定情報に含まれる行数rwとを利用して、以下の式6により、IDとしての識別番号iを算出する。識別番号iが算出されると、処理はステップS334へ移行する。
また、ケーブル接続構成が縦方向接続構成であり、かつ、ID設定規則が横方向設定規則である場合、ステップS333Cの処理が行われる。
ステップS333Cでは、識別番号算出処理Cが行われる。識別番号算出処理Cでは、算出部21が、記憶部32に記憶されている座標P(x、y)と、記憶部32に記憶されているID設定情報に含まれる列数clとを利用して、以下の式7により、IDとしての識別番号iを算出する。識別番号iが算出されると、処理はステップS334へ移行する。
また、ケーブル接続構成が縦方向接続構成であり、かつ、ID設定規則が縦方向設定規則である場合、ステップS333Dの処理が行われる。
ステップS333Dでは、識別番号算出処理Dが行われる。識別番号算出処理Dでは、算出部21が、記憶部32に記憶されている座標P(x、y)と、記憶部32に記憶されているID設定情報に含まれる行数rwとを利用して、以下の式8により、IDとしての識別番号iを算出する。識別番号iが算出されると、処理はステップS334へ移行する。
ステップS334では、識別番号設定処理が行われる。識別番号設定処理では、設定部22が、算出された識別番号iを、当該設定部22を含む映像表示装置100に対して設定する。具体的には、設定部22は、ステップS333A〜S333Dのいずれかで算出された識別番号iを、記憶部32に記憶させる。
ステップS335では、通常モード移行処理が行われる。通常モード移行処理は、ステップS250の処理と同様であるので詳細な説明は繰り返さない。
通常モード移行処理が終了することにより、このID設定制御処理は終了するとともに、図8のID設定対応処理は終了する。なお、映像表示装置100−2〜100−12の各々も、映像表示装置100−1と同様に、ID設定対応処理を行う。
以上説明したように、本実施の形態によれば、算出部21は、デイジーチェーン接続により規定されている伝達順序に基づいて、マルチ画面10Aにおける、映像表示装置10Aが有する画面10の座標Pを算出する。これにより、例えば、画面10の座標を算出するために、従来のような撮像装置等を別途設ける必要はない。そのため、単純な構成で映像表示装置の画面の位置を認識することができる。
また、本実施の形態によれば、前述したように、マルチ画面表示装置1000を構成する各映像表示装置100は、図10のステップS321と、ステップS322AまたはステップS322Bとを行う。これにより、算出部21は、ケーブル接続構成と、順序番号(n)と、行列MXにおける列数clまたは行数rwとに基づいて、座標Pを容易に算出することができる。当該座標Pは、前述したように、マルチ画面10Aにおける、映像表示装置100が有する画面10の座標である。
また、本実施の形態によれば、上記の座標Pが算出された後、ステップS323が行われる。これにより、制御部20が、算出された座標Pを、当該制御部20を含む映像表示装置100に対して設定する。すなわち、各映像表示装置100は、撮像装置などの特殊な装置を別途使用することなく、座標Pを、容易に設定することができる。
また、本実施の形態によれば、前述したように、マルチ画面表示装置1000を構成する各映像表示装置100は、図11のID設定制御処理を行う。これにより、算出部21は、識別番号iを、ID設定規則と、座標Pとに基づいて、算出する。そして、設定部22が、算出された識別番号iを、当該設定部22を含む映像表示装置100に対して設定する。
すなわち、行列状に配置され、かつ、デイジーチェーン接続された各映像表示装置100は、デイジーチェーン接続に従った伝達順序ではなく、作業者(人)が識別番号iを認識しやすいように定められたID設定規則に基づいて、当該映像表示装置100に対し識別番号iを容易に設定することができる。
以上により、本実施の形態によれば、マルチ画面表示装置1000を構成する各映像表示装置100は、座標Pおよび識別番号iを自動で算出するとともに、当該座標Pおよび識別番号iを、当該映像表示装置100に対し自動で設定することができる。
なお、従来のマルチ画面表示装置においては、各映像表示装置に識別番号を設定する場合、リモコンなどを用いて、1台の映像表示装置ごとに識別番号を設定する必要がある。そのため、識別番号の設定に非常に時間がかかるという問題点がある。
また、従来では、各映像表示装置が、シリアルケーブルで、デイジーチェーン接続された構成において、識別番号を設定する場合、デイジーチェーン接続に基づく伝達順序に従って、識別番号が設定される。また、関連技術Aでは、映像表示装置が行列状に配置されて構成されるマルチ画面表示装置において、当該映像表示装置の位置を検出するためには、カメラなどの撮像装置を使用する必要があり、コストが高くなるという問題点がある。
そこで、本実施の形態は上記のように構成されるため、上記の各問題点を解決することができる。
<実施の形態1の変形例>
本実施の形態の変形例では、実施の形態1の図8の処理により、各映像表示装置100に対し設定された情報(例えば、識別番号i)を、画面10に表示する処理(以下、設定情報表示処理ともいう)について説明する。
本実施の形態の変形例では、実施の形態1の図8の処理により、各映像表示装置100に対し設定された情報(例えば、識別番号i)を、画面10に表示する処理(以下、設定情報表示処理ともいう)について説明する。
図12は、設定情報表示処理のフローチャートである。図12では、まず、ステップS410の処理が行われる。
ステップS410では、外部制御装置5が、情報表示指示を、映像表示装置100−1へ送信する。情報表示指示の送信先は、映像表示装置100−1〜100−12である。情報表示指示とは、各映像表示装置100に、設定情報としての、識別番号i、座標P、順序番号(n)を表示させるための指示である。
映像表示装置100−1は、情報表示指示を受信した場合、当該情報表示指示を、前述の伝達順序に従って、映像表示装置100−2へ送信する。なお、映像表示装置100−3〜100−11の各々も、映像表示装置100−1と同様に、受信した情報表示指示を、前述の伝達順序に従って、次の映像表示装置100へ送信する。これにより、マルチ画面表示装置1000を構成する各映像表示装置100は、情報表示指示を受信する。
ステップS420では、マルチ画面表示装置1000を構成する各映像表示装置100が情報取得処理を行う。情報取得処理では、制御部20が、記憶部32に記憶されている、識別番号i、座標Pおよび順序番号(n)を読み出す。これにより、制御部20は、識別番号i、座標Pおよび順序番号(n)を取得する。
ステップS430では、マルチ画面表示装置1000を構成する各映像表示装置100が表示処理を行う。表示処理では、表示処理部38が、識別番号i、座標P、および、順序番号(n)を、映像表示装置100が有する画面10に表示するための制御を行う。
具体的には、まず、制御部20が、表示指示と、識別番号i、座標Pおよび順序番号(n)とを、表示処理部38へ送信する。表示指示は、識別番号i、座標Pおよび順序番号(n)を、画面10に表示させる処理を表示処理部38に実行させるための指示である。
表示処理部38は、表示指示を受信すると、表示部40が画面10に識別番号i、座標Pおよび順序番号(n)を表示するように、当該表示部40を制御する。表示部40は、表示処理部38による制御に従い、識別番号i、座標Pおよび順序番号(n)を画面10に表示する。当該表示は、例えば、OSD(On Screen Display)機能により実行される。
以上の処理により、各映像表示装置100の画面10には、設定情報(識別番号i、座標Pおよび順序番号(n))が表示される。図13は、各映像表示装置100の画面10に表示される設定情報の一例を示す図である。
図13は、一例として、ケーブル接続構成が縦方向接続構成であり、かつ、ID設定規則が横方向設定規則である場合において、各映像表示装置100に設定された設定情報が示される。図13において、「ID」とは、識別番号iである。図13により、例えば、映像表示装置100−5に設定された識別番号i、座標Pおよび順序番号(n)は、それぞれ、6、(2,2)および5であることを示す。
以上説明したように、本実施の形態の変形例によれば、デイジーチェーン接続された各映像表示装置100の画面10は、識別番号i、座標Pおよび順序番号(n)を表示する。これにより、各映像表示装置100に設定された識別番号iおよび座標Pを容易に確認することができる。また、各映像表示装置100の画面10には、順序番号(n)も表示されるため、ケーブル接続構成の種類を容易に知ることができる。また、マルチ画面表示装置1000を構成する複数の映像表示装置100において、データが伝達される順番を容易に把握することができる。
(その他の変形例)
以上、本発明に係るマルチ画面表示装置(映像表示装置)について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これら実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない範囲内で、当業者が思いつく変形を本実施の形態に施したものも、本発明に含まれる。つまり、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態、実施の形態の変形例を自由に組み合わせたり、実施の形態、実施の形態の変形例を適宜、変形、省略することが可能である。
以上、本発明に係るマルチ画面表示装置(映像表示装置)について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これら実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を逸脱しない範囲内で、当業者が思いつく変形を本実施の形態に施したものも、本発明に含まれる。つまり、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態、実施の形態の変形例を自由に組み合わせたり、実施の形態、実施の形態の変形例を適宜、変形、省略することが可能である。
例えば、映像表示装置100は、図3に示される全ての構成要素を含まなくてもよい。すなわち、映像表示装置100は、本発明の効果を実現できる最小限の構成要素のみを含めばよい。例えば、制御部20が、通信処理部36が行う処理も行うようにすれば、映像表示装置100は、通信処理部36を備えなくてもよい。
また、本発明は、映像表示装置100が備える特徴的な構成部の動作をステップとする識別番号設定方法として実現してもよい。また、本発明は、当該識別番号設定方法に含まれる各ステップをコンピュータが実行してもよい。また、本発明は、そのような識別番号設定方法に含まれる各ステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現してもよい。また、本発明は、そのようなプログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体として実現されてもよい。また、当該プログラムは、インターネット等の伝送媒体を介して配信されてもよい。
上記実施の形態で用いた全ての数値は、本発明を具体的に説明するための一例の数値である。すなわち、本発明は、上記実施の形態で用いた各数値に制限されない。
また、本発明に係る識別番号設定方法は、図8のID設定対応処理に相当する。識別番号設定方法における各処理の実行される順序は、本発明を具体的に説明するための一例であり、上記以外の順序であってもよい。また、識別番号設定方法における処理の一部と、他の処理とは、互いに独立して並列に実行されてもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態、実施の形態の変形例を自由に組み合わせたり、実施の形態、実施の形態の変形例を適宜、変形、省略することが可能である。
例えば、実施の形態1では、映像表示装置100−1〜100−12の順に、各映像表示装置100に対し、行数rw、列数cl、配線構成情報W、ID設定規則情報R、順序番号を設定する構成としていた。また、実施の形態1では、順序番号に従って、上記各情報の各パラメータを送信する構成としたがこれに限定されない。
例えば、マルチ画面表示装置1000を構成する各映像表示装置100に対し、行数rw、列数cl、配線構成情報W、ID設定規則情報Rを、予め設定しておく構成としてもよい。この構成では、例えば、カウンタnのみが、前述の伝達順序に従って、各映像表示装置100に対し送信される。
また、実施の形態1では、算出部21は、伝達順序を示す番号である順序番号と、行列MXにおける行数rwまたは列数clとに基づいて、座標Pを算出するとしたが、これに限定されない。例えば、当該伝達順序(順序番号)のみを使用して座標Pを算出する式を予め定めておき、算出部21が、当該式により、伝達順序(順序番号)のみに基づいて、座標Pを算出するようにしてもよい。
また、図12の設定情報表示処理では、識別番号i、座標Pおよび順序番号(n)の全てを表示する構成としたがこれに限定されない。設定情報表示処理では、識別番号i、座標Pおよび順序番号(n)の一部を、画面10に表示する構成(以下、変形構成Aともいう)としてもよい。変形構成Aの設定情報表示処理では、表示処理部38が、識別番号i、座標P、および、順序番号(n)の一部(例えば、識別番号iのみ)を、映像表示装置100が有する画面10に表示するための制御を行う。
5 外部制御装置、10,10−1,10−2,10−3,10−4,10−5,10−6,10−7,10−8,10−9,10−10,10−11,10−12 画面、20 制御部、21 算出部、22 設定部、32 記憶部、36 通信処理部、38 表示処理部、40 表示部、71 通信ケーブル、100,100−1,100−2,100−3,100−4,100−5,100−6,100−7,100−8,100−9,100−10,100−11,100−12 映像表示装置、1000 マルチ画面表示装置。
Claims (7)
- 通信ケーブルによりデイジーチェーン接続された複数の映像表示装置がそれぞれ有する複数の画面が行列状に配置されて構成されるマルチ画面に映像を表示するマルチ画面表示装置であって、
前記複数の映像表示装置には、前記デイジーチェーン接続により、当該複数の映像表示装置において情報が伝達される順序である伝達順序が規定されており、
各前記映像表示装置は、
規定されている前記伝達順序に基づいて、前記マルチ画面における、当該映像表示装置が有する前記画面の座標を算出する算出部を備える
マルチ画面表示装置。 - 前記算出部は、前記伝達順序を示す番号である順序番号と、前記複数の画面に対応する行列における行数または列数とに基づいて、前記座標を算出する
請求項1に記載のマルチ画面表示装置。 - 前記複数の映像表示装置には、前記伝達順序に従って、前記順序番号を算出するための番号情報が伝達され、
前記複数の映像表示装置のうち、前記番号情報を受信するタイミングが最も遅い映像表示装置以外の映像表示装置である非終端映像表示装置の前記算出部は、さらに、前記番号情報に基づいて、当該非終端映像表示装置の次に当該番号情報を受信する予定の別の前記映像表示装置の前記順序番号を算出する
請求項2に記載のマルチ画面表示装置。 - 各前記映像表示装置の前記算出部は、さらに、当該映像表示装置を識別するための識別番号を、当該各映像表示装置に対し当該識別番号を設定するための予め定められた規則と、算出した前記座標とに基づいて、算出する
請求項1から3のいずれか1項に記載のマルチ画面表示装置。 - 各前記映像表示装置は、さらに、
算出された前記識別番号を、当該映像表示装置に対して設定する設定部を備える
請求項4に記載のマルチ画面表示装置。 - 各前記映像表示装置の前記設定部は、さらに、算出された前記座標を、当該映像表示装置に対して設定する
請求項5に記載のマルチ画面表示装置。 - 各前記映像表示装置は、さらに、
前記識別番号、前記座標、および、前記順序番号の全てまたは一部を、当該映像表示装置が有する前記画面に表示するための制御を行う表示処理部を備える
請求項4から6のいずれか1項に記載のマルチ画面表示装置。
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Citations (3)
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2014
- 2014-04-25 JP JP2014090773A patent/JP2015210340A/ja active Pending
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