JP2015209994A - 過冷却凍結装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】過冷却凍結の冷却速度を十分に早くすることができ、凍結品の品質向上を図ることができる過冷却凍結装置及び方法を提供する。
【解決手段】凍結容器内に収容した液状被凍結物を過冷却状態にしてから凍結させる過冷却凍結装置において、前面に扉12aを有する冷却庫12の内部に設けられた被凍結物載置部材(棚板14)と、該被凍結物載置部材を冷却するための低温流体が流通する低温流体配管15と、前記低温流体の流通量を制御する温度制御手段とを備え、前記液状被凍結物を収納した凍結容器と前記被凍結物載置部材とを接触させて熱伝導により前記液状被凍結物を冷却する。
【選択図】図1

Description

本発明は、過冷却凍結装置及び方法に関し、詳しくは、ヒトや動物に用いるワクチンや血液などをはじめとした生物由来製品を凍結させるための過冷却凍結装置及び方法に関する。
ワクチンや血液などをはじめとした生物由来製品(液体の医薬製剤とその原料並びに中間体)を凍結する際に、細胞内又は細胞間隙に生じる氷結晶が細胞組織に損傷を与えたり、凍結濃縮によって濃度が不均一となったりすることがある。これらの不具合を回避するための方法として、凍結点以下でも凍結しない過冷却状態を経て凍結させる過冷却凍結法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第4253775号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている方法では、過冷却状態を解除した後、冷気の風量や風速を増大させて凍結させるようにしているので、過冷却状態解除後の冷却速度が食品には十分であっても、ワクチンや血液などを凍結させる際には、氷結晶の肥大化が発生して品質が低下するおそれがあった。
そこで本発明は、過冷却凍結の冷却速度を十分に早くすることができ、凍結品の品質向上を図ることができる過冷却凍結装置及び方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の過冷却凍結装置は、凍結容器内に収納した液状被凍結物を過冷却状態にしてから凍結させる過冷却凍結装置において、前面に扉を有する冷却庫の内部に設けられた被凍結物載置部材と、該被凍結物載置部材を冷却するための低温流体が流通する低温流体配管と、前記低温流体の流通量を制御する温度制御手段とを備え、前記液状被凍結物を収納した前記凍結容器と前記被凍結物載置部材とを接触させて熱伝導により前記液状被凍結物を冷却することを特徴としている。
さらに、本発明の過冷却凍結装置は、前記凍結容器が、前記液状被凍結物を収納可能な合成樹脂製袋体であること、前記液状被凍結物が、合成樹脂製袋体の内部に収納され、該合成樹脂製袋体を金属製の凍結容器内に収容した状態で前記被凍結物載置部材に載置されることを特徴としている。
また、前記低温流体配管を流通する低温流体の一部又は全量を前記冷却庫内に導入すること、前記冷却庫内に低温流体を導入する低温流体導入部と、冷却庫内の余剰の低温流体を外部に導出する低温流体導出部とを備えていること、前記冷却庫の内部の低温雰囲気ガスを流動させる低温雰囲気ガス流動手段を備えていることを特徴としている。
さらに、前記被凍結物載置部材は、前記冷却庫内に配置される冷却箱の内部に水平方向に設けられた棚板であること、前記冷却箱を構成する冷却箱構成部材に、冷却箱を冷却するための低温流体が流通する低温流体配管が設けられていることを特徴としている。
また、前記冷却庫の内部及び前記冷却箱の内部の低温雰囲気ガスを流動させる低温雰囲気ガス流動手段を備えていること、前記低温雰囲気ガス流動手段は、前記凍結容器の表面に接触する低温雰囲気ガスを乱流状態で流動させることを特徴としている。
加えて、前記低温流体は、液体窒素、液化アルゴン、液体空気、低温窒素ガス、低温アルゴンガス、低温空気のいずれか一つ又はこれらの混合流体であることを特徴としている。
本発明の過冷却凍結方法は、前記過冷却凍結装置を使用して凍結容器内に収納した液状被凍結物を過冷却状態にしてから凍結させる過冷却凍結方法であって、液状被凍結物を収納した前記凍結容器を前記被凍結物載置部材に載置した状態で、前記低温流体配管に低温流体を流通させて被凍結物載置部材を冷却し、前記凍結容器と前記被凍結物載置部材とを接触させて熱伝導により前記液状被凍結物を冷却して過冷却状態とし、過冷却状態を解除した後、液状被凍結物の凍結が完了するまでに必要な冷熱を、前記被凍結物載置部材が持つ冷熱により与えることを特徴とし、さらに、前記液状被凍結物の冷却速度が−5℃/h〜−30℃/hであることを特徴としている。
本発明によれば、液状被凍結物の過冷却状態を解除した後、被凍結物載置部材が持つ冷熱を固体同士の熱伝導で液状被凍結物に伝熱して冷却するので、液状被凍結物を急速に凍結させることができる。これにより、氷結晶の肥大化を抑えることができるとともに、氷結晶以外の品質低下要因を回避できるため、品質の優れた凍結品を得ることができる。
本発明の過冷却凍結装置の第1形態例を示す説明図である。 同じく過冷却凍結装置の断面側面図である。 図2のIII−III断面図である。 図2のIV−IV断面図である。 凍結処理される液状被凍結物の一例を示す平面図である。 同じく側面図である。 本発明の過冷却凍結装置の第2形態例を示す説明図である。 本発明の過冷却凍結装置の第3形態例を示す説明図である。
図1乃至図4は、本発明の過冷却凍結装置の第1形態例を示している。本形態例に示す過冷却凍結装置11は、前面に扉12aを有する冷却庫12と、該冷却庫12の内部に配置される冷却箱13と、該冷却箱13の内部に水平方向に設けられた複数の被凍結物載置部材である棚板14と、各棚板14の下面に沿って設けられた低温流体配管15と、冷却箱13の対向する両側壁13a,13aにそれぞれ設けられた複数の導入ファン16及び導出ファン17と、冷却庫12内に低温流体を導入する低温流体導入部18と、冷却庫12内の余剰の低温流体を外部に導出する低温流体導出部19とを備えている。
冷却箱13や棚板14などの各構成部材は、耐食性に優れ、洗浄性も良好で、さらに、熱伝導率が高く、低温で脆化しない金属、例えばステンレス鋼やニッケル鋼、酸化皮膜を形成したアルミニウム合金やマグネシウム合金、カーボンナノチューブを混合した合成樹脂などで形成されている。この冷却箱13の両側壁13aの外面及び後壁13bの外面と冷却庫12の両側壁内面及び後壁内面との間には、冷却庫12の内部及び冷却箱13の内部の低温雰囲気ガスを循環させるための循環通路20が設けられている。また、前面の扉12aの内側に位置する前壁には、各棚板14に対応した複数の開口13cを有している。
導入ファン16及び導出ファン17は、冷却箱13内の低温の雰囲気ガスを、循環通路20を介して循環させるためのもので、特に、乱流状態で流動、循環させることにより、冷却箱13内及び冷却庫12内の雰囲気ガスの温度を速やかに均一化するとともに、棚板14などの冷却対象物表面での境膜の影響を排除して冷却効率を向上させるようにしている。導入ファン16及び導出ファン17の設置数は、冷却箱13の大きさや棚板14の上下間隔などの条件に応じて適宜に設定することができ、導入ファン16のみを設けて導出側は通気口としたり、導出ファン17のみを設けて導入側を通気口としたりすることもできる。さらに、各ファン16,17の回転方向や回転速度を制御することにより、冷却箱13内の低温雰囲気ガスの流動状態を適宜に設定することができる。
低温流体配管15及び低温流体導入部18には、低温流体の流量を制御するための流量制御部15F,18Fがそれぞれ設けられており、測定対象に対応した温度検出手段21、例えば非接触式や測温抵抗体などの温度検出手段21で検出した温度に応じて温度制御手段22が低温流体の流量を調整することにより、棚板14や液状被凍結物をあらかじめ設定された冷却速度で冷却できるようにしている。
低温流体配管15及び低温流体導入部18に用いる低温流体は、所望の低温状態で流動性を有する流体を任意に用いることができ、例えば、液体窒素、液化アルゴン、液体空気、低温窒素ガス、低温アルゴンガス、低温空気のいずれか一つ又はこれらの混合流体を用いることができる。通常は、コスト面を考慮して、液体窒素又は液体窒素を気化させた低温窒素ガスを用いることが好ましい。低温流体導入部18から液体、例えば液体窒素を導入する場合は、導入部先端に霧化用ノズルを設けて霧化状態で導入することが好ましい。また、低温流体配管15と低温流体導入部18とで異なる低温流体を使用することも可能であり、低温流体配管15内を流れる低温流体の一部又は全量を冷却箱13内や冷却庫12内に噴出させて導入することもできる。
過冷却凍結装置11で凍結処理される液状被凍結物は、図5及び図6に示すように、所定の低温特性を有する単層フィルム又はシートや積層フィルム又はシートからなる凍結容器である合成樹脂製袋体31の内部に収納した状態で前記棚板14に載置してもよく、想像線で示すような金属製容器32内に前記合成樹脂製袋体31を収容した状態で前記棚板14に載置してもよい。金属製容器32は、該金属製容器32の底板だけでなく、天板にも合成樹脂製袋体31が接触するような寸法に形成することにより、液状被凍結物を上下両面から効果的に冷却できる。
次に、このように形成した過冷却凍結装置11を使用して液状被凍結物を凍結処理する手順を説明する。まず、処理対象となる液状被凍結物は、該液状被凍結物の種類に応じた合成樹脂製袋体31内に充填収納し、必要に応じて合成樹脂製袋体31を金属製容器32内に収容した状態で前記棚板14に載置する。扉12aを閉じた後、導入ファン16及び導出ファン17を作動させ、低温流体配管15に低温流体を流通させるとともに、低温流体導入部18から冷却庫12内に低温流体を導入する。低温流体の流量は、温度検出手段21で検出した温度、液状被凍結物、合成樹脂製袋体31、金属製容器32、棚板14、冷却箱13内の低温雰囲気ガスなどの温度に応じて温度制御手段22が流量制御部15F,18Fを制御し、液状被凍結物をあらかじめ設定された冷却速度で冷却できるように調節する。
冷却速度は、液状被凍結物の種類や量に応じて適宜設定されるもので、例えば、ヒト由来の液体製剤では−5℃/h〜−30℃/hの範囲、アルブミン溶液やワクチンでは−5℃/h〜−15℃/hの範囲が好適である。また、蒸留水の場合は、冷却速度を−120℃/h以上にすることもできる。液状被凍結物は、低温流体配管15により冷却された棚板14から金属製容器32や合成樹脂製袋体31を介して、固体−固体−液体間の熱伝導によって効率よく冷却することができる。
液状被凍結物の凍結点を過ぎて過冷却状態に冷却された後、自然にあるいは強制的に過冷却状態が解除されると、液状被凍結物の温度は凍結点まで上昇するが、棚板14は低温流体配管15の低温流体によって過冷却状態解除時の温度に冷却されているので、温度上昇した液状被凍結物は、棚板14が持つ寒冷熱容量により、固体−液体(固体)間の熱伝導によって所定の凍結温度に急速に冷却することができる。
このように、固体である棚板14からの熱伝導によって液状被凍結物を冷却することにより、境膜の影響を受けずに効率よく冷却することができ、−5℃/h以上の冷却速度で安定した状態で効率よく冷却することができる。また、過冷却状態解除後には、棚板14が持つ熱容量によって急速に液状被凍結物を冷却することにより、液状被凍結物の全体を瞬時に凍結させることができる。
これにより、針状結晶の発生を防止でき、細胞の構造が破壊されることがなく、タンパク質の変成、ドリップの発生、凍結障害などが生じることがなくなる。したがって、本発明は、ヒトや動物に用いるワクチンや血液をはじめとする生物由来製品(液体の医薬製剤とその原料並びに中間体)の凍結に好適に用いることができ、これらの品質向上や回収率の向上を図ることができる。
図7は本発明の過冷却凍結装置の第2形態例を示す説明図、図8は本発明の過冷却凍結装置の第3形態例を示す説明図である。なお、以下の説明において、前記第1形態例に示した過冷却凍結装置の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図7に示す過冷却凍結装置は、冷却箱13の側壁13aに低温流体配管15aを設けたもので、図8に示す過冷却凍結装置は、冷却箱13の後壁13bに低温流体配管15bを設けたものである。このように、側壁13aや後壁13bにも低温流体配管15a,15bを設け、棚板14の低温流体配管15と併用することにより、冷却箱13の全体を迅速かつ均一に冷却することができる。
なお、過冷却凍結にあたっては、あらかじめ、測温抵抗体により、前記冷却箱13内の低温雰囲気ガスの温度と、液状被凍結物の表面温度や液状被凍結物の中心温度を測定し、これらの相関を確認するとともに、最適な冷却温度を特定しておき、量産運転時には、前記冷却箱13内の低温雰囲気ガスの温度を制御温度とし、各温度の相関を考慮した過冷却凍結の温度プログラムを作成し、温度制御手段22を作動させることが好ましい。
11…過冷却凍結装置、12…冷却庫、12a…扉、13…冷却箱、13a…側壁、13b…後壁、13c…開口、14…棚板、15…低温流体配管、15a,15b…低温流体配管、15F…流量制御部、16…導入ファン、17…導出ファン、18…低温流体導入部、18F…流量制御部、19…低温流体導出部、20…循環通路、21…温度検出手段、22…温度制御手段、31…合成樹脂製袋体、32…金属製容器

Claims (13)

  1. 凍結容器内に収納した液状被凍結物を過冷却状態にしてから凍結させる過冷却凍結装置において、前面に扉を有する冷却庫の内部に設けられた被凍結物載置部材と、該被凍結物載置部材を冷却するための低温流体が流通する低温流体配管と、前記低温流体の流通量を制御する温度制御手段とを備え、前記液状被凍結物を収納した前記凍結容器と前記被凍結物載置部材とを接触させて熱伝導により前記液状被凍結物を冷却することを特徴とする過冷却凍結装置。
  2. 前記凍結容器は、前記液状被凍結物を収納可能な合成樹脂製袋体であることを特徴とする請求項1記載の過冷却凍結装置。
  3. 前記液状被凍結物は、合成樹脂製袋体の内部に収納され、該合成樹脂製袋体を金属製の凍結容器内に収容した状態で前記被凍結物載置部材に載置されることを特徴とする請求項1記載の過冷却凍結装置。
  4. 前記低温流体配管を流通する低温流体の一部又は全量を前記冷却庫内に導入することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の過冷却凍結装置。
  5. 前記冷却庫内に低温流体を導入する低温流体導入部と、冷却庫内の余剰の低温流体を外部に導出する低温流体導出部とを備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の過冷却凍結装置。
  6. 前記冷却庫の内部の低温雰囲気ガスを流動させる低温雰囲気ガス流動手段を備えていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項記載の過冷却凍結装置。
  7. 前記被凍結物載置部材は、前記冷却庫内に配置される冷却箱の内部に水平方向に設けられた棚板であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の過冷却凍結装置。
  8. 前記冷却箱を構成する冷却箱構成部材に、冷却箱を冷却するための低温流体が流通する低温流体配管が設けられていることを特徴とする請求項7記載の過冷却凍結装置。
  9. 前記冷却庫の内部及び前記冷却箱の内部の低温雰囲気ガスを流動させる低温雰囲気ガス流動手段を備えていることを特徴とする請求項7又は8記載の過冷却凍結装置。
  10. 前記低温雰囲気ガス流動手段は、前記凍結容器の表面に接触する低温雰囲気ガスを乱流状態で流動させることを特徴とする請求項6又は9記載の過冷却凍結装置。
  11. 前記低温流体は、液体窒素、液化アルゴン、液体空気、低温窒素ガス、低温アルゴンガス、低温空気のいずれか一つ又はこれらの混合流体であることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項記載の過冷却凍結装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項記載の過冷却凍結装置を使用して凍結容器内に収納した液状被凍結物を過冷却状態にしてから凍結させる過冷却凍結方法であって、液状被凍結物を収納した前記凍結容器を前記被凍結物載置部材に載置した状態で、前記低温流体配管に低温流体を流通させて被凍結物載置部材を冷却し、前記凍結容器と前記被凍結物載置部材とを接触させて熱伝導により前記液状被凍結物を冷却して過冷却状態とし、過冷却状態を解除した後、液状被凍結物の凍結が完了するまでに必要な冷熱を、前記被凍結物載置部材が持つ冷熱により与えることを特徴とする過冷却凍結方法。
  13. 前記液状被凍結物の冷却速度が−5℃/h〜−30℃/hであることを特徴とする請求項12記載の過冷却凍結方法。
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