JP2015208550A - 眼寸法測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定パターンノイズなどの不要な周波数成分が含まれない測定の干渉信号を取得することが可能であると共に、測定の干渉信号(Aスキャン信号)の中に固定パターンノイズや不要な周波数成分が含まれていても、正確に被検眼内部の測定対象部位の位置を特定することが可能な眼寸法測定装置を提供すること。
【解決手段】被検眼に対する干渉系の0点位置(測定光路長と参照光路長が一致する位置)を移動させるディレイラインを備え、0点位置とディレイラインのディレイ値の関係を求める算出手段と、算出手段で得られた0点位置とディレイ値の関係に基づいて、被検眼に対して所定の位置に0点位置を移動するようにディレイラインを制御するディレイ制御手段を備えた構成とした。
【選択図】図7

Description

本願は、被検眼を検査する眼科装置に関し、特に被検眼内部の測定対象部位(例えば、水晶体、網膜等)の位置を特定する眼寸法測定装置に関する。
光干渉を用いて被検眼の内部(例えば、水晶体、網膜等)を検査するための眼科装置が開発されている。この種の眼科装置は、光源からの光を被検眼の内部に照射すると共にその反射光を導く測定光学系と、光源からの光を参照面に照射すると共にその反射光を導く参照光学系を備えている。そして、測定光学系により導かれた反射光と参照光学系により導かれた反射光とを合成した干渉光から、被検眼内部の測定対象部位(例えば、水晶体、網膜等)の位置を特定する。特許文献1には、この種の眼科装置の従来例が開示されている。
ところが、取得した干渉光(Aスキャン信号)には、光学系内部の意図しない反射によって、毎回同じ位置に現れる、いわゆる、固定パターンノイズなどが含まれることが多い。特許文献2には、バンドパスフィルタを用いて、受光素子から出力される信号(干渉信号)に含まれる不要な周波数成分(定常ノイズ、もしくは回路上での電気ノイズ)を除去する方法が開示されている。
特開2008−161218号公報 特許第5249073号公報
しかし、固定パターンノイズなどのような不要な周波数成分は、機器間や使用する環境などで異なったり、変動したりするため、特許文献2のように、バンドパスフィルタを用いても、完全に除去できるものではない。そのため、固定パターンノイズなどの不要な周波数成分を除去した干渉信号(Aスキャン信号)を取得するのが困難であった。
本願は、上述した実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、取得した測定の干渉信号(Aスキャン信号)の中に固定パターンノイズなどの不要な周波数成分が含まれないように測定の干渉信号(Aスキャン信号)を取得することが可能な眼寸法測定装置を提供することにある。さらに言えば、取得した測定の干渉信号(Aスキャン信号)の中に固定パターンノイズなどの不要な周波数成分が含まれていても、正確に被検眼内部の測定対象部位の位置を特定することが可能な眼寸法測定装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、光干渉により取得した干渉信号から被検眼の深さ方向の寸法を測定する眼寸法測定装置において、被検眼に対する干渉系の0点位置(測定光路長と参照光路長が一致する位置)を移動させるディレイラインを備え、0点位置とディレイラインのディレイ値の関係を求める算出手段と、算出手段で得られた0点位置とディレイ値の関係に基づいて、被検眼に対して所定の位置に0点位置を移動するようにディレイラインを制御するディレイ制御手段を有することを特徴とする。
求めたディレイラインにおける(移動可能な)コーナーキューブ及び/又はミラーなどの位置と干渉系の0点位置の関係から、0点位置を所定の位置、例えば、ノイズ等が比較的少ない領域に測定干渉信号が取得できるような0点位置にコーナーキューブ及び/又はミラーなど移動制御して容易に設定することができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の眼寸法測定装置であって、取得した干渉信号から固定パターンノイズ等のピークを特定する特定手段を有することを特徴とする。
取得した干渉信号から固定パターンノイズ等のピークを特定することにより、固定パターンノイズ等のピークを排除して、眼寸法等を算出可能となるため、正確な眼寸法等の測定値を算出することができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の眼寸法測定装置であって、特定された固定パターンノイズ等のピークの位置に基づいて、移動する0点の所定位置を算出する算出手段を有することを特徴とする。
特定された固定パターンノイズ等のピークの位置から固定パターンノイズ等のピークが含まれない(深さ方向の)領域を求め、その領域に被検眼のAスキャン像が取得できるような0点位置Z0を算出し、ディレイ制御手段によりZ0の位置に0点を移動して干渉信号を取得することにより、固定パターンノイズ等のピークのないAスキャン像を容易に取得することができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載の眼寸法測定装置であって、特定手段は、被検眼のない状態で干渉信号を取得する第1の取得手段を備え、取得した干渉信号から固定パターンノイズ等のピークを特定することを特徴とする。
被検眼のない状態で干渉信号を取得することで、固定パターンノイズ等のピークを容易に、かつ、確実に特定することができる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項2又は3に記載の眼寸法測定装置であって、特定手段は、異なる0点位置で複数の干渉信号を取得する第2の取得手段を備え、取得した複数の干渉信号を加算平均して固定パターンノイズ等のピークを特定することを特徴とする。
異なる0点位置で取得した複数の干渉信号は、被検眼の干渉信号は変化するが固定パターンノイズ等の信号は変化しないため、取得した複数の干渉信号を加算平均すると、被検眼の干渉信号はキャンセルされ、固定パターンノイズ等の信号のみを検出できることから、上述のように、事前に被検眼のない状態で干渉信号を取得することなく、固定パターンノイズ等のピークを容易に、かつ、確実に特定することができる。
また、請求項6に記載の発明は、請求項2又は3に記載の眼寸法測定装置であって、特定手段は、光源からの光が被検眼に対し複数の異なる位置に入射する入射手段と、複数の異なる位置に入射して複数の干渉信号を取得する第3の取得手段を備え、複数の干渉信号を加算平均して固定パターンノイズ等のピークを特定する特定手段を有することを特徴とする。
被検眼に対し複数の異なる位置における複数の干渉信号を加算平均すると、上述のように被検眼の干渉信号はキャンセルされ、固定パターンノイズ等の信号のみを検出できることから、上述のように、0点位置を移動することなく、固定パターンノイズ等のピークを容易に、かつ、確実に特定することができる。
また、請求項7に記載の発明は、請求項2及び4〜6のいずれか1つに記載の眼寸法測定装置であって、特定した固定パターンノイズ等のピークを排除して被検眼の眼寸法を算出する算出手段を有することを特徴とする。
固定パターンノイズ等のピークが取得した被検眼の干渉信号に含まれていても、特定した固定パターンノイズ等のピークを排除して被検眼の眼寸法を算出することができるため、正確な眼寸法の値を取得できる。
また、請求項8に記載の発明は、請求項4及び6の少なくとも1つに記載の眼寸法測定装置であって、被検眼のない状態の1次元画像(Aスキャン像)及び/又は2次元画像(Bスキャン像)を画面に表示する表示手段を有することを特徴とする。
例えば、被検眼のない状態のA/Bスキャン像と被検眼を測定したA/Bスキャン像を並列表示することで、被検眼を測定したA/Bスキャン像に存在する固定パターンノイズ等のピークが視覚的に確認できるため、検者は、取得したA/Bスキャン像を評価することができる。
また、請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の眼寸法測定装置であって、0点位置移動ボタンを備え、表示画面上で(固定パターンノイズ等のピークを基準に)被検眼部のA及び又はBスキャン像を移動させる、或いは、(被検眼部のA及び又はBスキャン像を基準に)固定パターンノイズ等のピークを移動させることを特徴とする。
0点位置移動すると、被検眼のA/Bスキャン像は移動するが、固定パターンノイズ等のピークは移動しないため、0点位置移動ボタンを検者が操作しディレイ制御することで、視覚的にA/Bスキャン像における固定パターンノイズ等のピークが把握できるため、固定パターンノイズ等のピークのないA/Bスキャン像を取得することができる。固定パターンノイズ等のピークがあったとしても、他の補正手段を用いて固定パターンノイズ等のピークを排除するなどして、正しい被検眼内の各眼寸法を測定することができる。
上記のように、本発明にかかる眼寸法測定装置は、固定パターンノイズなどの不要な周波数成分が含まれない測定の干渉信号を取得することが可能であると共に、測定の干渉信号(Aスキャン信号)の中に固定パターンノイズや不要な周波数成分が含まれていても、正確に被検眼内部の測定対象部位の位置を特定することが可能なのである。
本発明に係る一実施例の眼科装置の光学系の概略構成図である。 一実施例に係る眼科装置の制御系のブロック図である。 0点調整機構の機能を説明するための図である。 焦点調整機構の機能を説明するための図である。 0点位置とコーナーキューブの移動位置の関係を示したグラフの一例である。 測定光学系の光路長を所定の光路長範囲で走査したときに得られる干渉信号波形を処理する手順を説明するための図である。 本実施例に係る眼科装置の処理手順の一例を示すフローチャートである。 被検眼のない場合のAスキャン像を説明する図である。 0点の位置を移動してFPNなどのノイズのない領域に被検眼のAスキャン像を取得する手順を説明した図である。 本発明に係る別の一実施例(参照光路に0点調整機構を配置した例)の眼科装置の光学系の概略構成図である。 図10の構成の場合の0点の位置を移動してFPNなどのノイズのない領域に被検眼のAスキャン像を取得する手順を説明した図である。 0点の位置を移動させて複数のAスキャン像からFPNなどのノイズを特定する方法を説明した図である。(その1) 0点の位置を移動させて複数のAスキャン像からFPNなどのノイズを特定する方法を説明した図である。(その2) 本発明に係る別の一実施例(Bスキャン機構を追加した例)の眼科装置の光学系の概略構成図である。 図14の構成で取得されるBスキャン像の取得方法を説明した図である。 Bスキャン像からFPNなどのノイズを特定する方法を説明した図である。 特定されたFPNなどのノイズを排除して眼寸法を算出する図である。 被検眼のない場合のAスキャン像をモニタの画面上に表示した一例である。 被検眼のない場合のBスキャン像をモニタの画面上に表示した一例である。 被検眼のAスキャン像に対して、検者が操作して取得した0点の位置を移動する方法を説明した図である。 被検眼のBスキャン像に対して、検者が操作して取得した0点の位置を移動する方法を説明した図である。
図1は本発明に係る眼科装置の光学系の一実施例(以下本実施例)の構成を示したものである。図1に示すように、本実施例の眼科装置は、被検眼100を検査するための測定部10を有している。測定部10は、被検眼100から反射される反射光と参照光とを干渉させる干渉光学系14と、被検眼100の前眼部を観察する観察光学系50と、被検眼100に対して測定部10を所定の位置関係にアライメントするためのアライメント光学系(図示省略)を有している。アライメント光学系は、公知の眼科装置に用いられているものを用いることができるため、その詳細な説明は省略する。
干渉光学系14は、光源12と、光源12からの光を被検眼の内部に照射すると共にその反射光を導く測定光学系と、光源12からの光を参照面に照射すると共にその反射光を導く参照光学系と、測定光学系により導かれた反射光と参照光学系により導かれた参照光とを合成した干渉光を受光する受光素子26によって構成されている。
光源12は、波長掃引型の光源であり、出射される光の波長が所定の周期で変化するようになっている。光源12から出射される光の波長が変化すると、出射される光の波長に対応して、被検眼100の深さ方向の各部位から反射される光のうち参照光と干渉を生じる反射光の反射位置が被検眼の深さ方向に変化する。このため、出射される光の波長を変化させながら干渉光を測定することで、被検眼100の内部の各部位(すなわち、水晶体104や網膜106)の位置を特定することが可能となる。
測定光学系は、ビームスプリッタ24と、ミラー28と、0点調整機構30と、ミラー34と、焦点調整機構40と、ミラー46と、ホットミラー48によって構成されている。光源12から出射された光は、ビームスプリッタ24、ミラー28、0点調整機構30、ミラー34、焦点調整機構40、ミラー46、及びホットミラー48を介して被検眼100に照射される。被検眼100からの反射光は、ホットミラー48、ミラー46、焦点調整機構40、ミラー34、0点調整機構30、ミラー28、及びビームスプリッタ24を介して受光素子26に導かれる。0点調整機構30と焦点調整機構40については、後で詳述する。
参照光学系は、ビームスプリッタ24と参照ミラー22によって構成されている。光源12から出射された光の一部は、ビームスプリッタ24で反射され、参照ミラー22に照射され、参照ミラー22によって反射される。参照ミラー22で反射された光は、ビームスプリッタ24を介して受光素子26に導かれる。参照ミラー22とビームスプリッタ24と受光素子26は、干渉計20内に配置され、その位置が固定されている。このため、本実施例の眼科装置では、参照光学系の参照光路長は一定で変化しない。
受光素子26は、参照光学系により導かれた光と測定光学系により導かれた光とを合成した干渉光を検出する。受光素子26としては、例えば、フォトダイオードを用いることができる。
観察光学系50は、被検眼100にホットミラー48を介して観察光を照射すると共に、被検眼100から反射される反射光(すなわち、照射された観察光の反射光)を撮影する。ここで、ホットミラー48は、干渉光学系の光源12からの光を反射する一方で、観察光学系の光源からの光を透過する。このため、本実施例の眼科装置では、干渉光学系による測定と、観察光学系50による前眼部の観察を同時に行うことができる。なお、観察光学系50には、公知の眼科装置に用いられているものを用いることができるため、その詳細な構成については説明を省略する。
ここで、測定光学系に設けられる0点調整機構30と焦点調整機構40について説明する。0点調整機構30は、コーナキューブ32と、コーナキューブ32をミラー28,34に対して進退動させる第2駆動装置56(図2に図示)を備えている。第2駆動装置56がコーナキューブ32を図1の矢印Aの方向に駆動することで、光源12から被検眼100までの光路長(すなわち、測定光学系の物体光路長)が変化する。ここで説明する0点とは図3に示すように、参照光路長(詳細には、光源12〜参照ミラー22+参照ミラー22〜受光素子26)と物体光路長(詳細には、光源12〜検出面+検出面〜受光素子26)が一致する位置であり、干渉光を用いた測定装置ではこの0点を基準に深さ方向(本実施例では被検眼の網膜方向)の干渉信号を取得する。
0点に近いほど干渉光の強度は大きいため、本実施例のような被検眼100の角膜102から網膜106までの測定を行う場合は、通常、図3に示すように被検眼の角膜の少し手前の位置(図3に示す位置)に0点が来るように0点調整機構30により調整される。尚、本実施例における0点調整機構30は、後述するように、0点位置を角膜102の表面から網膜106の表面の距離移動できるように構成されている。
焦点調整機構40は、光源12側に配置される凸レンズ42と、被検眼100側に配置される凸レンズ44と、凸レンズ42に対して凸レンズ44を光軸方向に進退動させる第3駆動装置58(図2に図示)を備えている。凸レンズ42と凸レンズ44は、光軸上に配置され、入射する平行光の焦点の位置を変化させる。すなわち、第3駆動装置58が凸レンズ44を図1の矢印Bの方向に駆動することで、被検眼100に照射される光の焦点の位置が被検眼100の深さ方向に変化する。具体的には、凸レンズ44から照射される光が平行光となるように凸レンズ42と凸レンズ44との間隔を調整した状態から、凸レンズ44を凸レンズ42から離れる方向に移動させると、凸レンズ44から照射される光は収束光となり、凸レンズ44を凸レンズ42に近づく方向に移動させると、凸レンズ44から照射される光は発散光となる。このため、凸レンズ42と凸レンズ44との間隔を調整することで、図4(a),(b)に示すように、正常視の被検眼100に対して、照射される光の焦点の位置を角膜102の表面から網膜106の表面まで変化させることができる。また、図4(c)、(d)に示す近視眼に対しても、照射される光の焦点の位置が網膜106の位置となるように調整することができる。このように、被検眼100に照射される光の焦点の位置を被検眼100の角膜102の表面や網膜106の表面に一致させることで、これらの面から反射される光の強度を強くでき、これらの面の位置を精度よく検出することができる。
また、本実施例の眼科装置では、被検眼100に対して測定部10の位置を調整するための位置調整機構16(図2に図示)と、その位置調整機構16を駆動する第1駆動装置54(図2に図示)を備えている。
次に、本実施例の眼科装置の制御系の構成を説明する。図2に示すように、眼科装置は演算装置64によって制御される。演算装置64は、CPU,ROM,RAM等からなるマイクロコンピュータ(マイクロプロセッサ)によって構成されている。演算装置64には、光源12と、第1〜第3駆動装置54〜58と、モニタ62と、観察光学系50が接続されている。演算装置64は、光源12のオン/オフを制御し、第1〜第3駆動装置54〜58を制御することで各機構16,30,40を駆動し、また、観察光学系50を制御して観察光学系50で撮像される前眼部像をモニタ62に表示する。また、演算装置64には、受光素子26が接続され、受光素子26で検出される干渉光の強度に応じた干渉信号が入力する。演算装置64は、受光素子26からの干渉信号をフーリエ変換することによって、被検眼100の各部位(角膜102の前後面、水晶体104の前後面、網膜106の表面)の位置を特定し、被検眼100の眼軸長を算出する。なお、演算装置64による被検眼100の各部位の位置を特定する処理の詳細については後述する。
次に、本実施例の眼科装置を用いて眼軸長を測定する際の手順を説明する。本発明にかかる眼科装置においては、測定する前にコーナキューブ32の位置と0点位置の関係を求める。例えば、図5のグラフに示すような関係を求める。図5は、コーナキューブ32の位置をーAmmから+Bmm移動すると0点位置は被検眼の角膜頂点位置に対してー14mmから+56mmの範囲で移動することを示している。ここで、コーナキューブ32の原点(0mm)では0点位置は角膜頂点位置に対してー4.6mm(角膜頂点から前方に4.6mmの位置)となっている。測定を開始する前にコーナキューブ32の位置と0点位置の関係を求め、演算装置64に記憶しておくことで、ディレイラインを制御して(コーナキューブ32の位置を移動して)、0点位置を任意の位置に移動することが可能となる。
測定の手順については、図7〜図9を参照して説明する。S10で、0点位置を所定の位置、例えば図8におけるΔZ(−4.6mm)の位置に来るように0点調整機構30を制御する。この状態で、被検者眼のない状態での干渉信号を取得し、フーリエ変換してAスキャン像A0を取得する(S12)。Aスキャン像A0は被検者眼からの反射光がないため、図8の(c)のような例えば固定パターンノイズ(FPN)のみが存在するAスキャン像が取得される。Aスキャン像A0にはFPNの他に光学系内部の反射光によるノイズピークも存在することがある。
S14では、Aスキャン像A0からFPNなどのピークの位置(深さ位置)を検出し、(0点位置を基準とする)深さ位置Lを算出する。そして、S16では、FPNなどのノイズのピークが被検眼のAスキャン像と重ならない0点位置Z0を算出する。例えば、図8(c)の場合では、Z0=L+α(|α|>0)としてもよい。
S18では、0点位置をZ0の位置に来るように0点調整機構30を制御する。その後、被検眼の測定を開始する。
まず、検査者は図示しないジョイスティック等の操作部材を操作して、被検眼100に対して測定部10の位置合わせを行う(S20)。すなわち、演算装置64は、検査者の操作部材の操作に応じて、第1駆動装置54により位置調整機構16を駆動する。これによって、被検眼100に対する測定部10のxy方向(縦横方向)の位置とz方向(進退動する方向)の位置が調整される。
被検眼100に対して測定部10の位置合わせが終了したら、S22で被検眼100の干渉信号を取得し、取得した干渉信号をS24でフーリエ変換してAスキャン像が取得される(S26)。
図9には、上述の操作を説明する図である。図9の(a)と(b)は被検眼がない場合の0点の位置を示したものであり、図8の(a)と(b)と同じである。0点の位置をZ0に位置に移動した場合(図9の(c)と(d))との比較のため、図示してある。図9の(e)はS26で取得されたAスキャン像を示す。図9の(e)に示すように、FPNなどのピークの後方に被検眼100のAスキャン像が取得されるため、この被検眼100のAスキャン像の部分(点線で囲まれた領域)のみ取り出すことにより、FPNなどのピークのない被検眼100のAスキャン像が取得できるのである。
S28で、取得したAスキャン像から被検眼の対象部位(例えば、角膜、水晶体、網膜など)を特定し、各眼寸法値を算出して、S30で、各眼寸法値や取得したAスキャン像をモニタ62に表示される。
上記説明に係る図1の構成は、測定光路の中に0点調整機構30が配置されているが、図10に示すように参照光路の中に0点調整機構30が配置してもよい。この場合、参照ミラー22を光軸に沿って移動するように第2駆動装置56(図2に図示)で制御する。
図11は、図10の構成における操作内容を説明したものである。参照ミラー22を移動して0点の位置をZ0に位置に移動し、図11の(e)に示すようにFPNなどのピークのない被検眼100のAスキャン像が取得できる。
上記の例では、被検眼のない状態のAスキャン像A0からFPNなどのピークの位置(深さ位置)を検出したが、別の方法でもFPNなどのピークの位置(深さ位置)を検出することが可能である。図12はその1例を説明した図である。
図12の(a)、(c)及び(e)は、0点の位置をそれぞれΔZ1、ΔZ2、ΔZ3と移動した場合の0点と被検眼の位置関係を示した図である。そして、図12の(b)、(d)及び(f)は、0点の位置をそれぞれΔZ1、ΔZ2、ΔZ3と移動した場合のAスキャン像を示した図である。FPNのピークの位置と被検眼のAスキャン像の位置がずれていくのがわかる。
図13は図12の(b)、(d)及び(f)の各Aスキャン像の0点を合わせて表示し直したものである。図12の(b)、(d)及び(f)からわかるように、FPNの位置は一定であるのに対し、被検眼のAスキャン像の位置が移動している。そのため、0点を基準にして各Aスキャン像を加算平均すると、被検眼のAスキャン像はキャンセルされ、図13の(g)のようにFPNのピークのみのAスキャン像が得られる。そのため、図13の(g)からFPNなどのピークの位置(深さ位置)Lを検出することができるのである。FPNなどのピークの位置Lを用いて、上述のようにFPNなどのピークのない被検眼100のAスキャン像が取得できる0点位置Z0を算出することができるのである。
図14は、本発明に係る別の一実施例(Bスキャン機構を追加した例)の眼科装置の光学系の概略構成図である。図1のミラー46をガルバノミラー46aに変更することにより、矢印Cのようにガルバノミラー46aを所定の走査角の範囲で走査する。
図15はガルバノミラー46aを所定の走査角の範囲Cで走査して被検眼の2次元データ(Bスキャン像)を取得する方法を説明した図である。ガルバノミラー46aを走査することにより、被検眼100に対して複数の異なる位置に光が入射されるため、被検眼100に対して(図15上で)縦方向に異なる位置のAスキャン像が取得され、図15の下図に示すような2次元画像(Bスキャン像)が取得できるのである。
図16は被検眼100に対して複数の異なる位置の干渉信号から得られたBスキャン像からFPNなどのノイズを特定する方法を説明した図である。図16(a)は得られたBスキャン像を示したものであり、Bスキャン像は前述のように被検眼の複数の異なる位置のAスキャン像から成る。例えば、図16(a)に示す異なる位置のAスキャン像A(n)、A(n+a)、A(n+b)を0点位置を基準に並べて示したのが図16(b)である。FPNのピーク以外の被検眼のAスキャン像は深さ方向に対して異なる位置に現れるので、これら複数のAスキャン像に対して加算平均処理を実施すると、被検眼のAスキャン像の信号はキャンセルされるため、図16(c)のようにFPNのピークのみのAスキャン像が得られる。そのため、図16の(c)からFPNなどのピークの位置(深さ位置)Lを検出することができるのである。FPNなどのピークの位置Lを用いて、上述のようにFPNなどのピークのない被検眼100のAスキャン像が取得できる0点位置Z0を算出することができるのである。
上記の説明ではAスキャン像に対して加算平均処理を実施することを記載したが、フーリエ変換前の干渉信号(Aスキャン信号)に対して加算平均処理した後にフーリエ変換してもよい。
上述の例では、FPNなどのピークの位置Lを求め、FPNなどのピークのない被検眼100のAスキャン像が取得できる0点位置Z0を算出して、被検眼のAスキャン像の中にFPNなどのピークが存在しないように0点を位置Z0に移動して測定し、得られたAスキャン像から各眼寸法を算出する方法を開示したが、必ずしも0点を位置Z0に移動する必要はない。
図12のように、0点の位置を任意の位置に移動させて複数のAスキャン像を取得すると、被検眼のAスキャン像は移動するがFPNのピークは移動しないことを利用して、例えば、パターンマッチ処理などにより、取得したAスキャン像の中に存在するFPNのピークを特定することが可能である。
図17は、特定されたFPNなどのノイズを排除して眼寸法を算出する図である。図17の(b)のようにFPNなどのノイズピークを特定し、各眼寸法を算出する際、図17の(c)のように排除して算出することも可能である。
図18は、上述で示した被検眼のない場合のAスキャン像をモニタの画面上に表示した一例である。被検眼のない場合のAスキャン像1802と被検眼を測定したAスキャン像1804を並列してモニタ62の画面1801に表示した例である。図18(a)は被検眼のAスキャン像の中にFPNのノイズピークが存在している場合の例であり、図18(b)はAスキャン像の中にFPNなどのピークが存在しないように0点を位置Z0に移動して測定した場合の例である。被検眼のない場合のAスキャン像1802と被検眼を測定したAスキャン像1804と並列表示することにより、被検眼を測定したAスキャン像1804を検者が評価可能になる。例えば、FPNなどのピークを避けて被検眼のAスキャン像が取得できているかを視覚的に判断可能になり、測定値の評価が可能となる。
図19は、上述で示した被検眼のない場合のBスキャン像をモニタの画面上に表示した一例である。Aスキャン像の表示の場合と同様、被検眼のない場合のBスキャン像1902と被検眼を測定したBスキャン像1904を並列してモニタ62の画面1801に表示した例である。図19(a)は被検眼のBスキャン像の中にFPNのノイズピークが存在している場合の例であり、図19(b)はBスキャン像の中にFPNなどのピークが存在しないように0点を位置Z0に移動して測定した場合の例である。被検眼のない場合のBスキャン像1902と被検眼を測定したBスキャン像1904と並列表示することにより、被検眼を測定したBスキャン像1904を検者が評価可能になる。Aスキャン像の表示の場合と同様、FPNなどのピークを避けて被検眼のBスキャン像が取得できているかを視覚的に判断可能になり、測定値の評価が可能となる。
図18及び図19の表示部1806には眼寸法の測定結果などが表示される。操作ボタン部1808は表示の切替や測定の開始など操作に関わるボタンが配置されている。操作ボタンの内容は画面に合わせて適宜配置されるため、操作ボタンの数や種類は限定されるものではない。また、被検眼のない画像と被検眼の測定画像を併記表示した例を示したが、併記表示に限定されるものではなく、表示切替ボタンを別途備えて切替によって被検眼のない画像と被検眼の測定画像のいずれか1つを表示するようにしてもよい。
上記までの例は、演算処理で0点を移動する所定位置を求め、ディレイラインを制御する方法を開示したが、モニタ62の画面1801に表示した被検眼のAスキャン像やBスキャン像を確認して、別途備えた操作ボタンにて検者がディレイライン制御して0点位置を移動するようにしてもよい。
図20は、被検眼のAスキャン像に対して、検者が操作して取得した0点の位置を移動する方法を説明した図である。画面2002は移動する前のAスキャン像であり、画面2004は、検者が操作ボタン2008や操作ボタン2010の矢印ボタンを用いて0点位置を移動して測定したAスキャン画像である。図20の(a)においては0点位置を移動することにより、FPNのピークに対して被検眼のAスキャン像を深さ方向(画面2004では左右方向)に移動する例を示したもので、図20の(b)は被検眼のAスキャン像に対してFPNのピークを深さ方向(画面2004では左右方向)に移動する例を示したものである。検者はボタン操作で0点位置を移動できるようにすることにより、検者が適切を判断した0点位置での測定が可能になる。
図21は、被検眼のBスキャン像に対して、検者が操作して取得した0点の位置を移動する方法を説明した図である。画面2102は移動する前のBスキャン像であり、画面2104は、検者が操作ボタン2108や操作ボタン2110の矢印ボタンを用いて0点位置を移動して測定したBスキャン画像である。図21の(a)においては0点位置を移動することにより、FPNのピークに対して被検眼のBスキャン像を深さ方向(画面2104では左右方向)に移動する例を示したもので、図21の(b)は被検眼のBスキャン像に対してFPNのピークを深さ方向(画面2104では左右方向)に移動する例を示したものである。検者はボタン操作で0点位置を移動できるようにすることにより、Aスキャン像の場合と同様、検者が適切を判断した0点位置での測定が可能になる。
図20及び図21の矢印ボタン2006、2010や2106、2110の操作については、矢印ボタンを押す毎に所定の距離0点を移動してもよいし、矢印ボタンを1度押すと、押された方向に自動的に移動が始まり、検者が画面を確認して適切な位置になったと判断したときに2008や2108の「●」ボタンを押して0点位置を決定してもよい。眼寸法の算出は、移動と同時に算出し、その結果を随時表示てもよいし、「●」ボタンを押すことで算出を行い、その結果を表示してもよい。
移動する前のAスキャン像2002、Bスキャン像2102を並列表示することで、FPNのピークが正確に把握することができ、より適切な0点位置に設定可能になる。
画面2002や画面2104は必ずしも図20や図21のように並列表示する必要はない。例えば、画面2004や画面2104の中に移動前のAスキャン像やBスキャンを色や表示方法(点線など)を変えて重ねて表示してもよい。さらに言えば、移動する前のAスキャン像やBスキャン像は必ずしも表示する必要はなく、表示がなくとも本発明の効果は得ることが可能である。
以上、本発明の実施形態について詳述してきたが、これらはあくまでも例示であって、本発明はかかる実施形態における具体的な記載によって、何等、限定的に解釈されるものでなく、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を加えた態様において実施され得るものであり、また、そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることが、理解されるべきである。
例えば、上記説明ではFPNのピークが1つの例を用いたが、勿論、FPNのピークは1つであるとは限らない。複数のピークが現れる場合もある。複数のピークが一定の範囲内に固まって現れる場合は、前後端のいずれかのピークの位置を特定するようにしてもよい。また、ピーク間の距離が非常に大きく、被検眼のAスキャン像の距離的範囲を超えるような場合はピーク間の中に被検眼のAスキャン像が取得されるような0点の位置を算出してもよい。
また、上記説明では主にFPNのピークが被検眼のAスキャン像の中に入らない所定の位置に0点を移動するようにディレイラインをディレイ制御したが、Aスキャン像の中に現れるノイズはFPNだけではなく、光学系内の反射によるノイズも現れる。このようなノイズはFPNとは異なり、測定毎に異なる位置に現れる可能性が高い。このような場合は、図20や図21に示した方法を用いることで、視覚的にノイズが把握できることから、眼寸法を算出する際にこのようなノイズを考慮して算出できるため、このような場合においても本発明の効果が得られるのである。
以上、本発明の特徴を特に眼寸法測定装置に関して説明したが、本発明に係る技術は眼寸法測定装置に限らず、干渉光を用いた他の眼科装置、例えば眼底OCTや前眼部OCTについても利用可能であり、本発明の効果を得ることができることは言うまでもない。
10・・測定部
12・・光源
14・・干渉光学系
20・・干渉計
22・・参照ミラー
24・・ビームスプリッタ
26・・受光素子
28,34・・ミラー
30・・0点調整機構
32・・コーナキューブ
40・・焦点調整機構
42・・凹レンズ
44・・凸レンズ
46・・ミラー
46a・・ガルバノミラー
48・・ホットミラー
50・・観察光学系
54・・第1駆動装置
56・・第2駆動装置
58・・第3駆動装置
60・・第4駆動装置
62・・モニタ
64・・演算装置

Claims (9)

  1. 光干渉により取得した干渉信号から被検眼の深さ方向の寸法を測定する眼寸法測定装置において、
    被検眼に対する干渉系の0点位置(測定光路長と参照光路長が一致する位置)を移動させるディレイラインを備え、
    0点位置とディレイラインのディレイ値の関係を求める算出手段と、
    算出手段で得られた0点位置とディレイ値の関係に基づいて、被検眼に対して所定の位置に0点位置を移動するようにディレイラインを制御するディレイ制御手段を有することを特徴とする眼寸法測定装置。
  2. 取得した干渉信号から固定パターンノイズ等のピークを特定する特定手段を有することを特徴とする請求項1に記載の眼寸法測定装置。
  3. 特定された固定パターンノイズ等のピークの位置に基づいて、移動する0点の所定位置を算出する算出手段を有することを特徴とする請求項2に記載の眼寸法測定装置。
  4. 特定手段は、被検眼のない状態で干渉信号を取得する第1の取得手段を備え、取得した干渉信号から固定パターンノイズ等のピークを特定することを特徴とする請求項2又は3に記載の眼寸法測定装置。
  5. 特定手段は、異なる0点位置で複数の干渉信号を取得する第2の取得手段を備え、取得した複数の干渉信号を加算平均して固定パターンノイズ等のピークを特定することを特徴とする請求項2又は3に記載の眼寸法測定装置。
  6. 特定手段は、光源からの光が被検眼に対し複数の異なる位置に入射する入射手段と、
    複数の異なる位置に入射して複数の干渉信号を取得する第3の取得手段を備え、
    複数の干渉信号を加算平均して固定パターンノイズ等のピークを特定する特定手段を有することを特徴とする請求項2又は3に記載の眼寸法測定装置。
  7. 特定した固定パターンノイズ等のピークを排除して被検眼の眼寸法を算出する算出手段を有することを特徴とする請求項2〜6のいずれか1つに記載の眼寸法測定装置。
  8. 被検眼のない状態の1次元画像(Aスキャン像)及び/又は2次元画像(Bスキャン像)を画面に表示する表示手段を有することを特徴とする請求項4及び6の少なくとも1つに記載の眼寸法測定装置。
  9. 被検眼の1次元画像(Aスキャン像)及び/又は2次元画像(Bスキャン像)を画面に表示する表示手段を有すると共に、0点位置移動ボタンを備え、表示画面上で(固定パターンノイズ等のピークを基準に)被検眼部のA及び又はBスキャン像を移動させる、或いは、(被検眼部のA及び又はBスキャン像を基準に)固定パターンノイズ等のピークを移動させる、請求項2〜8のいずれか1つに記載の眼寸法測定装置。
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