JP2015208175A - 太陽光発電パネル架台 - Google Patents
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Abstract
【課題】架台の傾斜角度を広範囲に多段階に且つ容易に調整可能であり、架台全体の強度及び耐久性に優れ、構造的に極めて簡素な太陽光発電パネル架台を提供する。【解決手段】架台の左右方向中央部に位置して前後傾斜方向に沿う縦桟1と、縦桟1上に前後方向所定間隔置きに固定された複数本の横桟3と、縦桟1を頂部で支持する1本の支柱3と、隣接する横桟2,2の各対間に取り付けられた複数枚の太陽光発電パネルPとを備え、縦桟1及び支柱3が角筒状の中空アルミ型材からなり、支柱3の頂部側の左右側面部3a,3aと縦桟1の中間部の左右側面部1a,1aに、支柱3と縦桟1とを前後2カ所でボルト止めするためのボルト挿通孔31A〜31Fを有し、支柱3における前後一方側のボルト挿通孔が架台の複数の傾斜角度に共通して一か所に形成され、同他方側のボルト挿通孔31A〜31Fが架台の各傾斜角度毎に対応した複数カ所に形成されてなる。【選択図】図8
Description
本発明は、架台の左右方向中央部に位置して前後傾斜方向に沿う縦桟と、該縦桟上に前後方向所定間隔置きに固定された複数本の横桟と、前記縦桟を頂部で支持する1本の支柱と、隣接する縦桟の各対間に取り付けられた複数枚の太陽光発電パネルとを備えた太陽光発電パネル架台に関する。
近年、環境保護、省資源、CO2 削減等の観点から、太陽電池を利用した太陽光発電システムが急速に普及しており、大きな発電量を得るために複数枚の太陽光発電パネル(太陽電池モジュール)を縦横に平面的に並べた太陽電池アレイが一般化し、更にはメガソーラーやギガソーラーとして多数基の太陽電池アレイを並設した大規模太陽光発電施設も増加しつつある。ところが、これら太陽光発電施設では、発電システムとしての経済性に見合うために、数十年といった長期間にわたる安定した継続稼働を前提として、風雨や地震の揺れ等に耐え得る優れた耐久性を確保して、且つ発電効率をできるだけ高め、また設備コスト、施工コスト、稼働コスト、保全コスト等を可及的に低減する必要がある。
従来、太陽光発電パネル架台として、発電効率を最大限に高める目的で、センサーで検出される太陽位置の変化や設置地域の緯度に対応したプログラムに基づき、太陽光発電パネルを常に太陽に向けるように電動や油圧駆動によって変位制御する、太陽追尾機構を備えるものが多々ある(例えば、特許文献1〜3)。しかしながら、これらの太陽追尾機構を設けた太陽光発電パネル架台では、設備及び保全のコストが非常に高く付く上、概して構造的に架台可動部の耐久強度が不充分であり、また太陽追尾機構の長期的な信頼性についても、まだ20年以上の稼働実績がない現状では確約されたものとは言えない。
現在、汎用されている太陽光発電パネル架台は、複数本の縦桟及び横桟を格子状に連結した架台フレームを前後左右の支柱で支承し、この架台フレーム上に複数枚の太陽光発電パネルを縦横に配列して取り付けた構造が主流である。そして、左右方向に長く連続する大型の架台では前後の支柱が左右方向一定間隔置きに配置され、また前後にも長い形態では前後方向の中間部にも支柱を配置するようにしている(例えば、特許文献4の図1)。しかるに、架台フレームを前後左右の支柱で支承する構造では、受光効率面から太陽光発電パネルの傾斜角度(仰角)を設置場所の緯度等に応じて変更する場合、その傾斜角度毎に前後一方又は両方の支柱として高さの異なるものを用意する必要があり、それだけ資材コストが嵩むことに加え、支柱とこれを立設する基礎の数が多くなるため、施工作業に手間及び時間を要して施工コストも高く付くという難点があった。
なお、架台フレームを前後左右の支柱で支承する太陽光発電パネル架台として、後部支柱の一部をネジ軸とし、該ネジ軸の範囲で架台フレームの支承高さを変えることで架台の傾斜角度を調整可能としたもの(特許文献5)も提案されているが、その傾斜角度の調整範囲は10°程度でしかない。一方、太陽光発電パネルの傾斜角度を多段階に調整可能な太陽光発電パネル架台として、1本の支柱の頂部に架台フレームを水平枢軸を介して傾動自在に支承し、該架台フレームの後部側と支柱中間部との間にV字形の支え棒を上下のブラケットを介して斜めに架設すると共に、該支え棒の支柱側の枢着位置を上下複数段に選択可能としたものも提案されている(特許文献6)。しかるに、この支え棒を用いる太陽光発電パネル架台は、支柱頂部と架台フレームとが剛体的に連結しておらず、支え棒があっても架台全体の強度に乏いため、強風時の風圧や地震の揺れに抗する上でパネル構体が小サイズで軽量のものに制約され、また支え棒の支柱側の枢着位置を上下複数段に選択しても、架台フレームの傾斜角度の調整幅は30°程度に止まる。
本発明は、上述の事情に鑑みて、太陽光発電パネル架台として、架台の傾斜角度を広範囲に多段階に且つ容易に調整可能であり、しかも架台全体の強度及び耐久性に優れる上、構造的に極めて簡素であって設備コスト、施工コスト、稼働コスト、保全コスト等を従来に比して大きく低減し得るものを提供することを目的としている。
上記目的を達成するための手段を図面の参照符号を付して示せば、請求項1の発明に係る太陽光発電パネル架台は、架台(パネル構体10)の傾斜下位側を前として、架台の左右方向中央部に位置して前後傾斜方向に沿う縦桟1と、該縦桟1上に前後方向所定間隔置きに固定された複数本の横桟2と、縦桟1を頂部で支持する1本の支柱3と、隣接する横桟2,2の各対間に取り付けられた複数枚の太陽光発電パネルPとを備え、縦桟1及び支柱3が角筒状の中空アルミ型材からなり、図2に示すように、支柱3の頂部側の左右側面部3a,3aと縦桟1の中間部の左右側面部1a,1aとに、該支柱3と縦桟1とを前後2カ所でボルト止めするためのボルト挿通孔31A〜31F,32、11A,11B,12を有し、その支柱3における前後一方側のボルト挿通孔32が架台の複数の傾斜角度に共通して一か所に形成されると共に、同他方側のボルト挿通孔31A〜31Fが架台の各傾斜角度毎に対応した複数カ所に形成されてなることを特徴としている。
請求項2の発明は、上記請求項1の太陽光発電パネル架台において、縦桟1における前後一方側のボルト挿通孔11A,11Bが架台3の複数の傾斜角度に共用する長孔をなすものとしている。
請求項3の発明は、上記請求項1又は2の太陽光発電パネル架台において、縦桟1の下部側に長手方向摺動自在に嵌合する縦断面コ字状の補強枠4を備え、該補強枠4が縦桟1のボルト挿通孔11A,11B,12に対応するボルト挿通孔41A,41B,42を有してなるものとている。
請求項4の発明は、上記請求項3の太陽光発電パネル架台において、縦桟1における前後のボルト挿通孔11A,11B,12が長孔と丸孔とで構成され、補強枠4のボルト挿通孔41A,41B,42が該縦桟1の長孔に対して丸孔に、該縦桟1の丸孔に対して長孔にそれぞれ構成されてなるものとしている。
請求項5の発明は、上記請求項1〜4のいずれかの太陽光発電パネル架台において、図4、特に図7に示すように、支柱3は、内部が上下方向に連続する仕切壁33によって中央空間部34と前側空間部35及び後側空間部36とに区割され、その中央空間部34に角筒状の補強鋼管5が嵌入されると共に、前側空間部35及び後側空間部36に臨んで前後のボルト挿通孔31A〜31F,32(図2参照)が穿設されてなるものとしている。
請求項6の発明は、上記請求項5の太陽光発電パネル架台において、支柱3は、前側空間部35及び後側空間部36の少なくとも一方が更に仕切壁33によって外寄り中空部35a,36aと内寄り中空部35b,36bとに区割され、架台の各傾斜角度毎に対応して複数カ所に形成される他方側のボルト挿通孔31A〜31Fが外寄り中空部35a及び内寄り中空部35bに臨んで穿設されてなるものとしている。
請求項7の発明は、上記請求項1〜6の太陽光発電パネル架台において、縦桟1及び横桟2と太陽光発電パネルPとからなるパネル構体10の重心が支柱3の前後2カ所のボルト止め部の間に位置してなるものとしている。
請求項8の発明は、上記請求項1〜7のいずれかの太陽光発電パネル架台において、縦桟1が支柱3の頂部の左右両側に当接配置する2本の角筒状の中空アルミ型材からなるものとしている。
請求項9の発明は、上記請求項1〜8のいずれかの太陽光発電パネル架台において、架台の最小傾斜角と最大傾斜角の角度差が40°以上であって、且つ該架台の傾斜角度を4段階以上の多段階に調整可能であるものとしている。
次に、本発明の効果について図面の参照符号を付して説明する。まず、請求項1の発明に係る太陽光発電パネル架台では、縦桟1及び横桟2と太陽光発電パネルPとからなるパネル構体10が1本の支柱3の頂部に支承されるが、該パネル構体10の縦桟1が支柱3の頂部側の前後2カ所でボルト止めされることに加え、該縦桟1及び支柱3が共に角筒状の中空アルミ型材からなるから、該パネル構体10と支柱3とが剛体的に強固に連結された状態となり、もって該パネル構体10のサイズ及び重量が大きくとも架台全体として高強度で強風時の風圧や地震の揺れに充分に耐えることができ、また電動や油圧による駆動部を有さず、これら駆動部の故障や機能低下の懸念もないから、極めて優れた耐久性を発揮する。更に、この太陽光発電パネル架台では、電動や油圧による駆動部を有さず、それらのメンテナンスが不要であることに加え、パネル構体10と支柱3がブラケット等を介さずに直接にボルト止めでき、且つ支柱3を支える基礎も一つでよいから、設備コスト、施工コスト、稼働コスト、保全コストのいずれについても非常に少なくて済む。
しかも、この太陽光発電パネル架台においては、支柱3における前後一方側のボルト挿通孔32が架台の複数の傾斜角度に共通して一か所に形成され、同他方側のボルト挿通孔31A〜31Fが架台の各傾斜角度毎に対応した複数カ所に形成されるから、一方側の一か所のボルト挿通孔32によるボルト止めと、他方側の複数カ所のボルト挿通孔31A〜31Fより選択される位置でのボルト止めにより、パネル構体10を所望の傾斜角度に設定できる。加えて、一方のボルト挿通孔32と他方のボルト挿通孔31A〜31Fとが前後方向に近い位置にあるから、他方のボルト挿通孔31A〜31Fの相互の高低差が少なくても、パネル構体10の傾斜角度の調整幅を大きくとることができ、例えば該傾斜角度の調整幅を10°〜60°と広範囲として、低緯度地域から高緯度地域まで同じ太陽光発電パネル架台を用いて高い受光効率を得るように設定することが可能である。また、設置後の太陽光発電パネル架台においても、一方のボルト挿通孔32によるボルト止め部を支点として保持した状態で、他方のボルト挿通孔31A〜31Fのいずれかによるボルト止め部のボルトを異なる位置のボルト挿通孔に差し変えるだけで、パネル構体10の傾斜角度を簡単に変更できるから、例えば夏冬の2回あるいは四季毎の4回、季節による太陽高度の変化に合わせて受光効率の高い傾斜角度に変更することで、一年を通して高い発電効率を得ることが可能となり、また降雪地域での冬季に傾斜角度を大きくすることで着雪を防止できるという利点もある。
請求項2の発明によれば、縦桟1における前後一方側のボルト挿通孔11A,11Bが架台の複数の傾斜角度に共用する長孔をなすから、支柱3側の複数カ所に設ける他方のボルト挿通孔31A〜31Fの数に対して縦桟1側の孔数が少なくなり、それだけ縦桟1の穿孔による強度低下を抑制できる。また逆に言えば、縦桟1の強度を確保しつつ、支柱3側の他方のボルト挿通孔31A〜31Fの数を多くして、パネル構体10の傾斜角度の調整段数を増加できる。
請求項3の発明によれば、縦桟1の下部側にボルト挿通孔41A,41B,42を有する補強枠4が嵌合し、縦桟1の支柱3に対するボルト止め部近傍が補強枠4によって補強されるから、該縦桟1と支柱3との連結がより強固になり、架台全体としてもより高強度になる。また、補強枠4は縦桟1に対して長手方向摺動自在に嵌合しているから、パネル構体10の傾斜角度が変わっても、所定の位置までスライドさせて縦桟1のボルト止め部近傍を補強できる。
請求項4の発明によれば、補強枠4のボルト挿通孔41A,41B,42が該縦桟1の長孔に対して丸孔に、該縦桟1の丸孔に対して長孔にそれぞれ構成されているから、該補強枠4と縦桟1における長孔部分の断面欠損が相互に補われ、該断面欠損による強度低下が抑制される。
請求項5の発明によれば、支柱3の内部が仕切壁33によって中央空間部34と前側及び後側空間部35,36に区割され、その中央空間部34に角筒状の補強鋼管5が嵌入されているから、中空アルミ型材からなる該支柱3がより高剛性になることに加え、前後のボルト挿通孔31A〜31F,32が前側及び後側空間部35,36に臨むから、前後2カ所のボルト止め部も高剛性で強く緊締でき、それだけ該支柱3と縦桟1との連結強度が増大する。又、補強鋼管5には上記ボルト挿通孔を穿設することがないから、補強鋼管5の強度を低下させることがないと共に、前記ボルト挿通孔の形成を容易に行うことができる。
請求項6の発明によれば、支柱3の複数カ所に設けるボルト挿通孔31A〜31Fが前側又は後側空間部35,36の更に前後に区割された外寄り中空部35a,36aと内寄り中空部35b,36bとに臨んで穿設されているから、これらによるボルト止め位置の剛性が更に高くなり、該支柱3と縦桟1との連結強度が更に大きくなる。
請求項7の発明によれば、パネル構体10の重心が支柱3に対する前後2カ所のボルト止め部の間に位置し、重量バランスが支柱3の前後に略均等になるから、架台の角度調整を小さい力で容易に行える。
請求項8の発明によれば、縦桟1が支柱3の頂部の左右両側に当接配置する2本の角筒状の中空アルミ型材からなり、前後のボルト止め部において両側の縦桟1,1間で支柱3を挟み付ける形で締結することになるから、パネル構体10と支柱3との連結部がより高剛性で極めて強固に一体化すると共に、各横桟2が2本の縦桟1,1に固定されるから、該パネル構体10自体の強度も大きくなる。
請求項9の発明によれば、架台の最小傾斜角と最大傾斜角の角度差が40°以上であって、且つ該架台の傾斜角度を4段階以上の多段階に調整可能であるから、設置場所の緯度ならびに季節による太陽高度の違いに対応して、高い受光効率が得られるように該傾斜角度を広範囲に且つ細かく調整できる。
以下に、本発明に係る太陽光発電パネル架台の一実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1(a)(b)に示す太陽光発電パネル架台は、地盤Gに上部側一部を残して埋設した略立方体形状のコンクリート基礎C上に、角筒状の中空アルミ型材からなる1本の支柱3が垂直に立設され、この支柱3の頂部に矩形のパネル構体10が前方に低く傾斜した状態で連結されている。そのパネル構体10は、図3でも示すように、左右方向中央部に位置して前後傾斜方向に沿って平行配置した2本の縦桟1,1と、両縦桟1,1上に前後方向一定間隔置きに固定された5本の横桟2と、隣接する横桟2,2の各対間に左右2列で前後4列に取り付けられた8枚の太陽光発電パネルPとで構成されている。そして、2本の縦桟1,1は、長手方向中央部において、各々下部側に嵌装した補強枠4を介して支柱3の頂部の左右両側に当接配置し、その当接部の前後2カ所で該支柱3にボルト止めされている。なお、縦桟1及び横桟2は、縦長角筒状の中空アルミ型材からなる。
図2に示すように、支柱3は、頂端が前方へ低く傾斜しており、その頂部の左右側面部3a,3aに、前部側の高さが異なる6カ所にボルト挿通孔31A〜31Fが穿設されると共に、後部側の頂端近傍の一か所にボルト挿通孔32が穿設されている。なお、前部側のボルト挿通孔31A〜31Fの内、4つのボルト挿通孔31A〜31C,31Eは該支柱3の前縁に近く配置しているのに対し、2つのボルト挿通孔31D,31Fは若干後位に配置している。そして、図に付記するように、前部側のボルト挿通孔31A〜31Fは、架台の傾斜角度10°〜60°の範囲で10°ずつ異なる6つの各傾斜角度に対応している。
また、各縦桟1は、左右側面部1a,1aの下部側に、長手方向に連続する摺動ガイド溝13を備えると共に、その長手方向の中央部には摺動ガイド溝13よりも下位に位置して、前後方向の長孔をなす2つの前部側のボルト挿通孔11A,11Bと、丸孔をなす後部側の1つのボルト挿通孔12とが穿設されている。更に、補強枠4の左右側面部4a,4aには、丸孔をなす2つの前部側のボルト挿通孔41A,41Bと、長孔をなす後部側の1つのボルト挿通孔42とが穿設されている。
ここで、図2に付記するように、支柱3における後部側のボルト挿通孔32の中心から前部側のボルト挿通孔31A〜31Fの各中心までの距離r1〜r6と、縦桟1における後部側のボルト挿通孔42の中心から前部側ボルト挿通孔11A,11Bの各長孔における前後端円弧の各中心までの距離L1〜L4とは、次式1,2の関係をなすように設定されている。
L1≦r1,r2,r3,r4≦L2・・・式1
L3≦r5,r6≦L4・・・・・・・・・式2
L1≦r1,r2,r3,r4≦L2・・・式1
L3≦r5,r6≦L4・・・・・・・・・式2
なお、補強枠4のボルト挿通孔41A,41B,42は、縦桟1のボルト挿通孔11A,11B,12と同じ距離関係に設定されているが、その前部側のボルト挿通孔41A,41Bが丸孔、後部側のボルト挿通孔42が長孔であり、縦桟1における長孔・丸孔の配置とは逆になっている。
角筒状の支柱3の中空内部は、図4の横断面で示すように、長手方向に連続する4つの仕切り壁33によって広い中央空間部34と、前側空間部35の狭い外寄り空間35a及び内寄り中空部35bと、後側空間部36の狭い外寄り空間36a及び内寄り中空部36bとに、前後5つに区割されている。しかして、中央空間部34には、角筒状の補強鋼管5が該支柱3の全長にわたって挿嵌されており、中央空間部34の四周内面に2条ずつ設けた各凸条部37が補強鋼管5の外周面に接当することで、該支柱3と補強鋼管5がガタツキのない嵌合状態になってる。また、図2に示す前部側の4つのボルト挿通孔31A〜31C,31Eは前側空間部35の外寄り空間35aに、前部側の残る2つのボルト挿通孔31D,31Fは前側空間部35の内寄り空間35bに、後部側のボルト挿通孔32は後側空間部36の外寄り空間36aに、それぞれ臨んで穿設されている。
図5(a)に示すように、縦桟1の中空アルミ型材は、内部が長手方向に連続する上下の仕切壁14a,14bによって広い中央空間部15aと狭い上下両側の空間部15b,15cとに区割されており、下側仕切壁14bの両側部が左右側面部1a,1aの各摺動ガイド溝13の奥底部を形成している。また、該縦桟1の上面部1bの幅方向中央には、長手方向に連続する金具保持溝16が形成され、この金具保持溝16の両側部に縦断面逆L字形に凹入する係合溝部16a,16aを有している。また、図5(b)に示すように、補強枠4は、縦断面上向き開放コ字形のアルミ型材からなり、両側面部4a,4aの上端に断面逆L字形に内向き突出する係合突縁部43が形成されている。そして、該補強枠4は、図5(c)に示すように、両側の係合突縁部43,43を縦桟1の摺動ガイド溝13,13に係合した状態で、該縦桟1の下部側に長手方向摺動自在で且つ下方離脱不能に嵌合される。
一方、横桟2は、図6の断面で示すように、左右側面部1a,1aの下部側に長手方向に連続する摺動ガイド溝21,21を有すると共に、上端から左右両側へ張出する取付片22,22が長手方向全長にわたって設けられている。なお、横桟2は、後述のように連結金具7に連結される。
図1(b)及び図3に示すように、支柱3と該支柱3を挟んでその両側の縦桟1,1との前後部2カ所でのボルト止めは、図7及び図8(a)(b)で示すように、後部側においては両縦桟1,1及び補強枠4と支柱3の後部側のボルト挿通孔12,12,42,32にボルトB1を通し、該ボルトB1にナットN1を螺合緊締する。そして、前部側においては、架台の傾斜角度を10°,20°,30°,40°のいずれかに設定する場合、両縦桟1,1及び補強枠4の前部側で且つ後寄りのボルト挿通孔11B,11B,41Bと、支柱3の前部側のボルト挿通孔31A〜31Dより設定傾斜角度に応じて選択される1つとにボルトB1を通し、該ボルトB1にナットN1を螺合緊締する。また、架台の傾斜角度を50°又は60°に設定する場合、両縦桟1,1及び補強枠4の前部側で且つ前寄りのボルト挿通孔11A,11A,41Aと、支柱3の前部側のボルト挿通孔31E,31FのいずれかとにボルトB1を通し、該ボルトB1にナットN1を螺合緊締する。図8(a)は傾斜角度を30°に、図8(b)は傾斜角度を60°に、それぞれ設定した状態を示している。なお、各ボルトB1の頭部側には平座金W1を、ナットN1側には平座金W1及びばね座金W2をそれぞれ介在させている。
両縦桟1,1に対する各横桟2の連結固定には、図9及び図10に示すように、各固定部において上下一対の連結金具6,7が使用される。その下側連結金具6は、帯板状の基板部6aの幅方向両側に縦断面L字形の係止条片部6bを有すると共に、基板部6aの下面側に一対の平行な脚片部6c,6cが突設され、両脚片部6c,6c間で下方に開く溝部61を構成しており、基板部6aの長手方向両側部には上下方向のボルト挿通孔62が穿設されている。また、上側連結金具7は、縦桟1の上面部1bに対応する左右幅で且つ下側連結金具6に対応する長さの基板部7aと、該基板部7aの中央側から左右方向に沿って上方へ突出する平行2条の挟持壁部7b,7bとを有し、両挟持壁部7b,7bの上端に内向きに突出する縦断面L字形の係止片71が形成されており、基板部7aの左右両側部に下側連結金具6に対応して上下方向のボルト挿通孔72が穿設されると共に、各挟持壁部7bの上部に一対のねじ挿通孔73,73が形成されている。
そして、下側連結金具6は、縦桟1の金具保持溝16に対し、その各係止条片部6bが該金具保持溝16の係合溝部16aに係合して、且つ基板部6aの上面が縦桟1の上面部1bと面一になる状態で、長手方向摺動自在に挿嵌し得るように寸法設定されている。また、上側連結金具7は、両挟持壁部7b,7bの間隔が横桟2の幅に略対応し、且つ各係止片71が横桟2の係止溝部21に係入し得るように、それぞれ寸法設定されている。なお、これら上下の連結金具6,7はアルミ型材の切断短材にて構成されている。
両縦桟1,1上に横桟2を固定するには、各縦桟1の金具保持溝16に横桟1の本数に対応する個数(例示では5個)の下側連結金具6を、各ボルト挿通孔62に下方から固定ボルトB2を挿通した状態でスライド嵌合させる。これにより、各下側連結金具6は、各2本の固定ボルトB2が頭部を両脚片部6c,6c間の溝部61に収めて上方へ突出した状態で、該金具保持溝16に摺動自在で且つ上方離脱不能に保持される。一方、各横桟2には、2本の縦桟1,1に対応して2個の上側連結金具7を、両係止片71,71が該横桟2の摺動ガイド溝21,21に係合した状態でスライド嵌合させておく。次に、図9に示すように、各下側連結金具6の上に上側連結金具7を重ね、該上側連結金具7の各ボルト挿通孔72に挿通した固定ボルトB2に平座金W1及びばね座金W2を介してナットN2を螺着する。なお、下側連結金具6の溝部61は固定ボルトB2の頭部を回転不能とする幅に設定されている。
上述のように組み付けた上下の連結金具6,7は、ナットN2の締め付けが緩んだ状態で、縦桟1の長手方向に沿ってスライド移動可能であると共に、横桟2の長手方向にもスライド可能である。従って、各横残2は、両縦桟1,1上で前後方向及び左右方向の何れにも変位可能な仮組み状態となるから、この仮組み状態で位置調整して性格な固定位置に合わせ、ナットN2を締め付けることにより、下側連結金具6の両側の係止条片部6b,6b(図10参照)と上側連結金具7の基板部7aとの間で、縦桟1の金具保持溝16の両側の上面部1b,1bが挟着され、もって縦桟1に両連結金具6,7が固定されることで前後方向に移動不能となり、次いで上側連結金具7の両挟持壁部7b,7bの各ねじ挿通孔73に外側からドリリングタッピングねじSを通して当該横桟2の側壁部に螺刻貫通させることにより、縦桟1に対して左右方向にも移動不能となり、該縦桟1に強固に連結した状態となる。
太陽光発電パネルPの取り付けは、図9に示すように、隣接配置した横桟2,2の取付片22,22上に該太陽光発電パネルPを抱持する周枠Fの下側の内向き突縁部Faを載せ、該突縁部Fa及び取付片22に予め穿設されたボルト挿通孔(図示省略)にボルトB3を挿通してナットN3を螺合緊締すればよい。
かくして構築した太陽光発電パネル架台は、図1(a)(b)に示すように、縦桟1及び横桟2と太陽光発電パネルPとからなるパネル構体10が左右及び前後に対称な形態に設定され、その中央位置において支柱3に支承されている。従って、該パネル構体10は、その傾斜角度の違いに拘らず、支柱3に対する前後2カ所のボルト止め位置の間に重心が位置している。
上記構成の太陽光発電パネル架台においては、パネル構体10が1本の支柱3の頂部に支承されているが、該パネル構体10の縦桟1が支柱3の頂部側の前後部2カ所でボルト止めされることに加え、該縦桟1及び支柱3が共に角筒状の中空アルミ型材からなるため、該パネル構体10と支柱3とが剛体的に強固に連結され、もって該パネル構体10のサイズ及び重量が大きくとも架台全体として高強度で強風時の風圧や地震の揺れに充分に耐え得る優れた耐久性を発揮する。
特に実施形態のように、支柱3の内部を仕切壁33によって中央空間部34と前側及び後側空間部35,36に区割し、その中央空間部34に角筒状の補強鋼管5を嵌入する構成とすれば、該支柱3がより高剛性になることに加え、前後のボルト挿通孔31A〜31F,32が前側及び後側空間部35,36に臨むから、前後2カ所のボルト止め部も高剛性で強く緊締でき、それだけ該支柱3と縦桟1との連結強度が増大することになる。この場合、支柱3の前側空間部35を更に例示したように外寄り中空部35aと内寄り中空部35bとに区割し、該支柱3の複数カ所に設ける前部側のボルト挿通孔31A〜31Fをこれら外寄り中空部35aと内寄り中空部35bとに臨んで穿設する構成とすれば、ボルト止め位置の剛性が更に高くなり、該支柱3と縦桟1との連結強度が更に大きくなる。また、実施形態の図1(b)及び図3に示すように、前後のボルト止め部において2本の縦桟1,1間で支柱3を挟み付ける形で締結する構成とすれば、パネル構体10と支柱3との連結部がより高剛性で極めて強固に一体化すると共に、各横桟2が2本の縦桟1,1に固定されるから、該パネル構体10自体の強度も大きくなるという利点がある。
一方、この太陽光発電パネル架台では、図2に示すように、支柱3における後部側のボルト挿通孔32が架台の異なる6つの傾斜角度に共通して一か所に形成され、同前部側のボルト挿通孔31A〜31Fが架台の各傾斜角度毎に対応した6カ所に形成されるから、後部側の1か所のボルト挿通孔32によるボルト止めと、前部側の6カ所のボルト挿通孔31A〜31Fより選択される位置でのボルト止めにより、パネル構体10を10°〜60°までの10°刻みの所望の傾斜角度に設定できる。従って、低緯度地域から高緯度地域まで同じ太陽光発電パネル架台を用いて高い受光効率を得るように設定することが可能である。なお、このように、架台の傾斜角度を広範囲に調整できるのは、支柱3に設ける後部側のボルト挿通孔32と前部側のボルト挿通孔31A〜31Fとが前後方向に近い位置にあり、前部側のボルト挿通孔31A〜31Fの相互の高低差が少なくても大きな角度差を設定できることによる。
また、設置後の太陽光発電パネル架台においても、後部側のボルト挿通孔32によるボルト止め部を支点として保持した状態で、前部側のボルト挿通孔31A〜31Fのいずれかによるボルト止め部のボルトを異なる位置のボルト挿通孔に差し変えるだけで、パネル構体10の傾斜角度を簡単に変更できる。従って、例えば夏冬の2回あるいは四季毎の4回、季節による太陽高度の変化に合わせて受光効率の高い傾斜角度に変更することで、一年を通して高い発電効率を得ることが可能となる。また、降雪地域の冬季において該傾斜角度を例えば60°といった高角度に設定することで、太陽光発電パネルPへの着雪を防止できるという利点もある。
なお、実施形態では架台の最小傾斜角と最大傾斜角の角度差を50°として6段階に角度調整できるようにしているが、本発明においては、設置場所の緯度差や季節変化による太陽高度の違いに対応する上で、該角度差が40°以上で4段階以上の多段階に調整可能とすることが推奨される。
しかして、実施形態として例示したように、パネル構体10の傾斜角度の違いに拘らず、その重心が支柱3に対する前後2カ所のボルト止め位置の間に位置するように設定すれは、支柱3の前後の重量バランスが略均等になるから、傾斜角度の調整を小さい力で容易に行えるという利点がある。
一方、実施形態では支柱3の頂部の後部側に複数の傾斜角度に共用する1つのボルト挿通孔32を儲け、同前部側に各傾斜角度に対応する複数のボルト挿通孔31A〜31Fを設けているが、逆に、頂部の前部側に共用の1つのボルト挿通孔を設け、同後部側に各傾斜角度に対応する複数のボルト挿通孔を設ける構成としてもよい。
縦桟1のボルト挿通孔については、実施形態のように前後一方側(前部側)を複数の傾斜角度に共用する長孔とすることで、支柱3の前後一方側(前部側)の複数カ所に設けるボルト挿通孔に対して孔数を少なくでき、それだけ縦桟1の穿孔による強度低下を抑制できる。また逆に言えば、縦桟1の強度を確保しつつ、支柱3側の各傾斜角度に対応するボルト挿通孔の数を多くして、パネル構体10の傾斜角度の調整段数を増加できる。なお、実施形態では縦桟1の前部側のボルト挿通孔として2個の長孔を設けているが、架台の傾斜角度の調整段階が少ない場合は1個の長孔だけで支柱3側の複数のボルト挿通孔に対応可能である。
本発明では実施形態で用いた補強枠4を省略してもよいが、該補強枠4を用いることで、縦桟1の支柱3に対するボルト止め部近傍を補強できるから、該縦桟1と支柱3との連結がより強固になり、架台全体としてもより高強度になる。また、補強枠4は、縦桟1に対して長手方向摺動自在であるから、パネル構体10の傾斜角度が変わっても、所定の位置までスライドさせて縦桟1のボルト止め部近傍を補強できる。なお、実施形態のように、補強枠4のボルト挿通孔を、該縦桟1の長孔に対して丸孔に、該縦桟1の丸孔に対して長孔にすることにより、該補強枠4と縦桟1の長孔部分の断面欠損を相互に補えるから、該断面欠損による強度低下を抑制できる。
支柱3を立設する基礎部分については、例示した半埋設型のコンクリート基礎Cに限らず、コンクリート製の置き基礎やコンクリート杭、スクリュー杭等、種々の形態のものを採用できる。更に、本発明においては、横桟2の本数、太陽光発電パネルPの配設枚数、縦桟1及び横桟2と支柱3の断面形状、縦桟1と横桟2との連結固定手段、横桟2に対する太陽光発電パネルPの取付手段等、細部構成については実施形態以外に種々設計変更可能である。
1 縦桟
1a 側面部
11A,11B 前部側のボルト挿通孔
12 後部側のボルト挿通孔
2 横桟
3 支柱
3a 側面部
31A〜31F 前部側のボルト挿通孔
32 後部側のボルト挿通孔
33 仕切壁
34 中央空間部
35 前側空間部
35a 外寄り中空部
35b 内寄り中空部
36 後側空間部
36a 外寄り中空部
36b 内寄り中空部
4 補強枠
41A,41B 前部側のボルト挿通孔
42 後部側のボルト挿通孔
5 補強鋼管
10 パネル構体
B1 ボルト
N1 ナット
P 太陽光発電パネル
1a 側面部
11A,11B 前部側のボルト挿通孔
12 後部側のボルト挿通孔
2 横桟
3 支柱
3a 側面部
31A〜31F 前部側のボルト挿通孔
32 後部側のボルト挿通孔
33 仕切壁
34 中央空間部
35 前側空間部
35a 外寄り中空部
35b 内寄り中空部
36 後側空間部
36a 外寄り中空部
36b 内寄り中空部
4 補強枠
41A,41B 前部側のボルト挿通孔
42 後部側のボルト挿通孔
5 補強鋼管
10 パネル構体
B1 ボルト
N1 ナット
P 太陽光発電パネル
Claims (9)
- 架台の傾斜下位側を前として、架台の左右方向中央部に位置して前後傾斜方向に沿う縦桟と、該縦桟上に前後方向所定間隔置きに固定された複数本の横桟と、前記縦桟を頂部で支持する1本の支柱と、隣接する横桟の各対間に取り付けられた複数枚の太陽光発電パネルとを備え、
前記縦桟及び支柱が角筒状の中空アルミ型材からなり、
支柱の頂部側の左右側面部と縦桟の中間部の左右側面部とに、該支柱と縦桟とを前後2カ所でボルト止めするためのボルト挿通孔を有し、その支柱における前後一方側のボルト挿通孔が架台の複数の傾斜角度に共通して一か所に形成されると共に、同他方側のボルト挿通孔が架台の各傾斜角度毎に対応した複数カ所に形成されてなることを特徴とする太陽光発電パネル架台。 - 前記縦桟における前後一方側のボルト挿通孔が架台の複数の傾斜角度に共用する長孔をなす請求項1に記載の太陽光発電パネル架台。
- 前記縦桟の下部側に長手方向摺動自在に嵌合する縦断面コ字状の補強枠を備え、該補強枠が縦桟のボルト挿通孔に対応するボルト挿通孔を有してなる請求項1又は2に記載の太陽光発電パネル架台。
- 前記縦桟における前後のボルト挿通孔が前記長孔と丸孔とで構成され、前記補強枠のボルト挿通孔が該縦桟の長孔に対して丸孔に、該縦桟の丸孔に対して長孔にそれぞれ構成されてなる請求項3に記載の太陽光発電パネル架台。
- 前記支柱は、内部が上下方向に連続する仕切壁によって中央空間部と前側空間部及び後側空間部とに区割され、その中央空間部に角筒状の補強鋼管が嵌入されると共に、前側空間部及び後側空間部に臨んで前後のボルト挿通孔が穿設されてなる請求項1〜4のいずれかに記載の太陽光発電パネル架台。
- 前記支柱は、前側空間部及び後側空間部の少なくとも一方が更に前記仕切壁によって外寄り中空部と内寄り中空部とに区割され、架台の各傾斜角度毎に対応して複数カ所に形成される前記他方側のボルト挿通孔が外寄り中空部及び内寄り中空部に臨んで穿設されてなる請求項5に記載の太陽光発電パネル架台。
- 前記縦桟及び横桟と太陽光発電パネルとからなるパネル構体の重心が前記支柱の前後2カ所のボルト止め部の間に位置してなる請求項1〜6のいずれかに記載の太陽光発電パネル架台。
- 前記縦桟が前記支柱の頂部の左右両側に当接配置する2本の角筒状の中空アルミ型材からなる請求項1〜7のいずれかに記載の太陽光発電パネル架台。
- 架台の最小傾斜角と最大傾斜角の角度差が40°以上であって、且つ該架台の傾斜角度を4段階以上の多段階に調整可能である請求項1〜8のいずれかに記載の太陽光発電パネル架台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014088744A JP2015208175A (ja) | 2014-04-23 | 2014-04-23 | 太陽光発電パネル架台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014088744A JP2015208175A (ja) | 2014-04-23 | 2014-04-23 | 太陽光発電パネル架台 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015208175A true JP2015208175A (ja) | 2015-11-19 |
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ID=54604587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014088744A Pending JP2015208175A (ja) | 2014-04-23 | 2014-04-23 | 太陽光発電パネル架台 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2015208175A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108155854A (zh) * | 2018-01-09 | 2018-06-12 | 广东保威新能源有限公司 | 一种光伏组件的安装系统 |
CN108988751A (zh) * | 2018-06-29 | 2018-12-11 | 江苏德溢利新材料科技有限公司 | 一种角度可调节便于安装的单柱光伏支架 |
KR102448001B1 (ko) * | 2021-05-07 | 2022-09-27 | 주식회사 야베스 | 태양광 발전장치가 설치된 가드레일 |
-
2014
- 2014-04-23 JP JP2014088744A patent/JP2015208175A/ja active Pending
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