JP2015207429A - 分電盤用ブレーカ及びそれを用いた分電盤 - Google Patents

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Abstract

【課題】定格電圧値の設定作業を省くことができる分電盤用ブレーカ及びそれを用いた分電盤を提供する。
【解決手段】分電盤用ブレーカ3は、複数の一次側端子31と、外部の機器に接続される二次側端子32と、電圧計測部36と、入出力部34と、演算部37とを備える。複数の一次側端子31は、主幹ブレーカ2の二次側に電気的に接続される。電圧計測部36は、複数の一次側端子31間の電圧を計測して電圧値情報を出力する。入出力部34は、一次側端子31−二次側端子32間を流れる電流の電流値情報を外部から取得する。演算部37は、一次側端子31−二次側端子32間を流れる電流の電流値情報及び電圧値情報に基づいて電力を演算する。入出力部34は、演算部37が演算した電力の電力値情報を外部に出力する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に分電盤用ブレーカ及びそれを用いた分電盤に関し、より詳細には分電盤用キャビネットに取り付けられる分電盤用ブレーカ及びそれを用いた分電盤に関する。
従来、主幹ブレーカと、複数の分岐ブレーカとを備えた分電盤が広く知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載の分電盤は、主幹ブレーカの電流値及び分岐ブレーカの電流値を受け取る計測制御ユニットを備えている。計測制御ユニットの設定スイッチを操作することにより、計測制御ユニット内に記憶されている各々の分岐ブレーカの定格電圧値を100V又は200Vに設定する。
特開2009−131008号公報
特許文献1に記載の分電盤では、施工後の分電盤において、分岐ブレーカにつながる配線の切替や分岐ブレーカの定格電圧値の変更を行った後に、各々の分岐ブレーカの定格電圧値を設定し直さなければならない場合がある。分電盤に変更を加えた後に作業者が、分岐ブレーカの定格電圧値の設定作業を忘れたり、定格電圧値の設定値を間違えたりする可能性があった。
本発明は上記課題に鑑みて為され、定格電圧値の設定作業を省くことができる分電盤用ブレーカ及びそれを用いた分電盤を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の分電盤用ブレーカは、分電盤用キャビネットに取り付けられている主幹ブレーカの二次側に電気的に接続される複数の第1端子と、外部の機器に接続される第2端子と、複数の前記第1端子間の電圧を計測して電圧値情報を出力する電圧計測部と、前記第1端子−前記第2端子間を流れる電流の電流値情報を取得する取得部と、前記電流値情報及び前記電圧計測部から取得した前記電圧値情報に基づいて電力を演算する演算部と、前記演算部が演算した前記電力の電力値情報を外部に出力する出力部とを備えることを特徴とする。
また、本発明の分電盤用ブレーカは、分電盤用キャビネットに取り付けられている主幹ブレーカの二次側に電気的に接続される複数の第1端子と、外部の機器に接続される第2端子と、複数の前記第1端子間の電圧を計測して電圧値情報を出力する電圧計測部と、前記電圧値情報を外部に出力する出力部とを備えることを特徴とする。
本発明の分電盤は、上記の分電盤用ブレーカと、前記主幹ブレーカと、前記出力部を通して出力された情報を受ける分電盤用内器と、前記分電盤用ブレーカ、前記主幹ブレーカ、及び前記分電盤用内器が取り付けられている分電盤用キャビネットとを備えることを特徴とする。
本発明の分電盤用ブレーカは、定格電圧値の設定作業を省くことができる。
本発明の分電盤は、上記した分電盤用ブレーカを備えているので、定格電圧値の設定作業を省くことができる。
実施形態1に係る分電盤用ブレーカの概念図である。 実施形態1に係る分電盤の概略構成図である。 実施形態1に係る分電盤の要部を示す斜視図である。 実施形態1に係る分電盤の要部を示す断面図である。 実施形態2に係る分電盤用ブレーカの概念図である。 実施形態3に係る分電盤用ブレーカの概念図である。 実施形態4に係る分電盤用ブレーカの概念図である。
以下に示す各実施形態では、分電盤1が設置される電力の需要家(customer's facility)が、戸建住宅である場合を例に説明するが、この例に限らず、需要家は例えば集合住宅の各住戸、事務所、店舗、工場等であってもよい。また、以下では、分電盤1が壁に取り付けられた状態での上下左右(図2の上下左右)を上下左右とし、壁に直交する方向(図2の紙面に直交する方向)を前後方向として説明するが、分電盤1を取り付ける向きを限定する趣旨ではない。
(実施形態1)
以下、本実施形態に係る分電盤用キャビネット10、及びそれを用いた分電盤1について詳しく説明する。ただし、以下に説明する構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は、下記実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
まず、分電盤1について図2〜図4を参照して説明する。尚、分電盤1に用いられる分岐ブレーカである分電盤用ブレーカ3(図1参照)についての詳細は後述する。
本実施形態の分電盤1は計測器付き分電盤用キャビネット10を備えている。計測器付き分電盤用キャビネット10は、図2及び図3に示すように、キャビネット本体11と、導電バー41,42、中性極バー43と、電流を計測する電流計測器5とを備えている。導電バー41,42、中性極バー43は、キャビネット本体11に固定され、主幹ブレーカ2から複数の分電盤用ブレーカ3,3…への電力の経路を形成する。以下、「計測器付き分電盤用キャビネット」を単に「分電盤用キャビネット」という。
分電盤1では、配電方式として単相三線式を想定していて、第1の電圧極(L1相)の導電バー41と、第2の電圧極(L2相)の導電バー42と、中性極(N相)の中性極バー43との計3本が設けられている。
<基本構成>
本実施形態に係る分電盤1は、図2に示すように、分電盤用キャビネット10と、分電盤用キャビネット10に取り付けられる分電盤用内器(以下、単に「内器」という)とを備えている。内器は、少なくとも主幹ブレーカ2及び複数の分電盤用ブレーカ3,3…を含んでいる。本実施形態の内器は、さらに電流計測器5(図3参照)、計測ユニット6、第1通信アダプタ71、第2通信アダプタ72、第3通信アダプタ73、二次連系ブレーカ8を含んでいる。また、分電盤用キャビネット10は、図2に示す内器以外にも、例えば一次連系ブレーカ(図示せず)等の内器を取り付けるスペースを有している。
まず、分電盤用キャビネット10の基本構成について説明する。
分電盤用キャビネット10は、正面視が横長の長方形状となり前面が開口した箱状に形成されており、住宅の壁等に取り付けて使用されるキャビネット本体11を備えている。ここでは、キャビネット本体11には、前面の開口を塞ぐ位置と開放する位置との間で開閉可能な外蓋(図示せず)が取り付けられる。
さらに、キャビネット本体11において外蓋の内側には、キャビネット本体11の前面の開口を塞ぐように内蓋(図示せず)が取り付けられる。この内蓋には、少なくとも主幹ブレーカ2及び複数の分電盤用ブレーカ3,3…の一部を前方に露出させる窓孔(図示せず)が形成されている。図2は、外蓋及び内蓋が外された状態の分電盤1を示している。尚、外蓋及び内蓋はそれぞれ、分電盤用キャビネット10に含まれていてもよいし、分電盤用キャビネット10に含まれていなくてもよい。
キャビネット本体11は、合成樹脂製であって矩形枠状に形成された枠体110と、枠体110の開口部の上下方向における両側間に架け渡された桟部111〜114とを有している。これら4本の桟部111〜114は、右側から順に桟部111,112,113,114の順に並んでおり、桟部112と桟部113は一体に形成されている。この構成では、キャビネット本体11は、枠体110の開口部によって、前後方向に貫通する孔が後壁に形成されており、この孔を通して背面から内部に配線を引き込むことが可能である。
さらに、キャビネット本体11は、一対の桟部111,112に跨って取り付けられた支持板12及びベース台13を有している(図3参照)。支持板12は、例えばブリキ(スズめっきされた鉄)等の磁性材料にて形成されている。支持板12は、左右方向の両端部が一対の桟部111,112にねじ止めされることによって固定されている。ベース台13は、例えば合成樹脂等の非磁性材料からなり、支持板12の厚み方向の一面である前面に取り付けられている。尚、支持板12はブリキに限らず、例えば亜鉛めっき鋼板(SGCC)を用いて構成されていてもよい。
キャビネット本体11は、ブレーカ等の種々の内器を取り付けるためのスペースを備えている。本実施形態では、キャビネット本体11は、主幹ブレーカ2が配置される第1スペースを一対の桟部112,113間に備えている。さらにキャビネット本体11は、複数の分電盤用ブレーカ3,3…が配置される第2スペース、及び電流計測器5が配置される第3スペースをベース台13に備えている。
ここでは、第1スペースは、キャビネット本体11前面の中心よりも左寄り、且つ下寄りの位置に設けられている。キャビネット本体11は、第1スペースの上方、下方、左方、右方には、それぞれ十分なスペースを確保している。第2スペース及び第3スペースは、第1スペースの右側に設けられている。
詳しくは後述するが、複数の分電盤用ブレーカ3,3…は中性極バー43の上側と下側とに分かれて、それぞれ複数個(図2の例では11個)ずつ左右方向に並ぶように配置される。そのため、複数の分電盤用ブレーカ3,3…を取り付けるための第2スペースは、キャビネット本体11における第1スペースの右側であって、中性極バー43の上側と下側とにそれぞれ設けられることになる。電流計測器5を取り付けるための第3スペースは、中性極バー43の後方に設けられる。
このキャビネット本体11は、後述する一次連系ブレーカ(図示せず)が配置される第4スペースを一対の桟部113,114間に備えている。また、キャビネット本体11は、後述する計測ユニット6が配置される第5スペースを第1スペースの下方に備えている。さらに、キャビネット本体11は、後述する第1通信アダプタ71、第2通信アダプタ72、第3通信アダプタ73が配置される第6スペースを桟部114の左方に備えている。
このように、本実施形態の分電盤用キャビネット10は、第3〜第6スペースをキャビネット本体11に備えることにより、主幹ブレーカ2、複数の分電盤用ブレーカ3,3…、第1通信アダプタ71以外の種々の内器を付加的に取り付け(後付け)可能である。キャビネット本体11は、最小限の構成として主幹ブレーカ2が取り付けられる第1スペース、及び複数の分電盤用ブレーカ3,3…が取り付けられる第2スペース、第1通信アダプタ71が取り付けられる第6スペースを備えていればよい。つまりキャビネット本体11は、その他のスペースは適宜省略されていてもよい。
ところで、分電盤用キャビネット10は、図3に示すように、第1の電圧極の導電バー41、第2の電圧極の導電バー42、中性極の導電バーである中性極バー43をさらに備えている。これら導電バー41,42、中性極バー43は、それぞれベース台13に取り付けられることによって、キャビネット本体11に固定されている。
より詳細には、ベース台13は、支持板12に取り付けられた背板131と、背板131の前面における左右方向の両端部からそれぞれ前方に突出した一対の支柱132,132とを有している。一対の支柱132,132は、背板131の前面における上下方向の中央部に配置されている。
さらに、ベース台13は、背板131の前面の左右方向に沿った中心線から前方に突出した隔壁133と、一対の支柱132,132の間の空間を左右方向において等間隔で仕切る複数の仕切り134,134…とを有している。尚、本実施形態ではベース台13は左右方向において複数(ここでは4つ)に分割可能に構成されているが、この構成に限らず、ベース台13は一体に形成されていてもよい。
中性極バー43は、導電性を有する金属板にて、左右方向に長い長尺板状に形成されており、一対の支柱132,132間に架け渡されるように、左右方向の各端部がそれぞれ支柱132の先端部(前端部)に固定される。ここで、隔壁133は、背板131の前面からの突出高さが支柱132,132及び仕切り134,134…に比べて低く、中性極バー43と隔壁133との間には隙間が形成される。
第1の電圧極の導電バー41は、導電性を有する金属板にて形成されており、背板131の前面のうち隔壁133より上側の領域に取り付けられる。この導電バー41は、左右方向に長い長尺板状であって背板131の前方に配置される(第1の)平板412と、平板412の下端縁から前方に突出した(第1の)突出片413とを有している。
ここでは、突出片413は、一対の支柱132,132の間において平板412から隔壁133に沿って前方に立ち上がるように形成されており、且つ左右方向において複数の仕切り134,134…により複数に分断されている。言い換えれば、複数に分断された突出片413,413…は、隣接する支柱132−仕切り134間、あるいは隣接する一対の仕切り134,134間にそれぞれ配置されている。
各突出片413の先端部は二股に分かれており、一方が上向きに突出する(第1の)接続端子411となり、他方が下向きに突出する(第2の)接続端子411となる。つまり、複数の接続端子411,411…は、突出片413の先端から延長されており、且つ平板412の長手方向に分割されている。下向きに突出する接続端子411は、上向きに突出する接続端子411に比べて前方に位置しており、隔壁133と中性極バー43との間の隙間を通して隔壁133の下側へ突出する。
第2の電圧極の導電バー42は、隔壁133に対して第1の電圧極の導電バー41と略対称となる形状を採用しており、基本的な構成が第1の電圧極の導電バー41と共通している。すなわち、第2の電圧極の導電バー42は、導電性を有する金属板にて形成されており、背板131の前面のうち隔壁133より下側の領域に取り付けられる。この導電バー42は、左右方向に長い長尺板状であって背板131の前方に配置される(第2の)平板422と、平板422の上端縁から前方に突出した(第2の)突出片423とを有している。
突出片423は、左右方向において複数の仕切り134,134…により複数に分断されている。各突出片423の先端部は二股に分かれており、一方が下向きに突出する(第1の)接続端子421となり、他方が上向きに突出する(第2の)接続端子421となる。つまり、複数の接続端子421,421…は、突出片423の先端から延長されており、且つ平板422の長手方向に分割されている。上向きに突出する接続端子421は、下向きに突出する接続端子421に比べて前方に位置しており、隔壁133と中性極バー43との間の隙間を通して隔壁133の上側へ突出する。
上述した構成により、図3に示すように隔壁133の上側においては、導電バー41,42、中性極バー43は、前後方向において手前側(壁とは反対側)から中性極バー43、導電バー42(接続端子421)、導電バー41(接続端子411)の順に並ぶ。隔壁133の下側においては、導電バー41,42、中性極バー43は、前後方向において手前側(壁とは反対側)から中性極バー43、導電バー41(接続端子411)、導電バー42(接続端子421)の順に並ぶ。
尚、導電バー41は、導電バー41の短手方向の一端部に、導電バー41の長手方向に並ぶ複数の接続端子411,411…を有していればよく、これら複数の接続端子411,411…は互いに分離(分割)されていなくてもよい。つまり、導電バー41の短手方向の一端部は、導電バー41の長手方向に並ぶ複数の接続端子411,411…に分岐されていることは必須ではなく、分電盤用ブレーカ3がそれぞれ接続される接続端子411が複数あればよい。導電バー42の複数の接続端子421,421…についても同様である。
次に、分電盤1の内器(キャビネット本体11に取付可能な内器)について説明する。
主幹ブレーカ2は、その一次側端子21に、系統電源(商用電源)の単相三線式の引込線が電気的に接続される。主幹ブレーカ2の二次側端子(図示せず)には、上述した導電バー41,42、中性極バー43が電気的に接続される。主幹ブレーカ2は、一次側に接続された系統電源からの電力を二次側へ供給する投入状態と、該電力の供給を遮断する開放状態とを切替可能に構成されている。
複数の分電盤用ブレーカ3,3…は、キャビネット本体11のベース台13の前面において、隔壁133の上側と下側とに分かれて、それぞれ複数個ずつ左右方向に並ぶように配置されている。各分電盤用ブレーカ3は、図1、図3、図4に示すように、(第1の)差込口311、(第2の)差込口312、及び(第3の)差込口313内に各々露出する一次側端子31(第1端子)と二次側端子32(第2端子)とを有している。尚、各分電盤用ブレーカ3が有する差込口の数は3つに限定されず、複数であればよい。
各分電盤用ブレーカ3は、隔壁133との対向面に差込口311,312,313を有している。差込口311,312,313は、各分電盤用ブレーカ3において前後方向に3個ずつ設けられている。一次側端子31は、これら3個の差込口311,312,313のうち2個の差込口内に露出するように設けられている。これにより、隔壁133の上側に配置された各分電盤用ブレーカ3は、差込口311には中性極バー43が差し込まれ、差込口312には接続端子421の先端部が差し込まれ、差込口313には接続端子411の先端部が差し込まれる。
隔壁133の下側に配置された各分電盤用ブレーカ3は、差込口311には中性極バー43が差し込まれ、差込口312には接続端子411の先端部が差し込まれ、差込口313には接続端子421の先端部が差し込まれる。
各分電盤用ブレーカ3の二次側端子32には複数の電路(図示せず)の各々が接続される。各分電盤用ブレーカ3は、協約形寸法に形成されている。ここで、協約形寸法とは「JIS C8201−2−1」に準拠した電灯分電盤用の回路遮断器の寸法(及び形状)をいう。
これら複数の分電盤用ブレーカ3,3…の各々は、隣接する支柱132−仕切り134間、あるいは隣接する一対の仕切り134,134間にそれぞれ配置される。言い換えれば、各分電盤用ブレーカ3は、左右方向において仕切り134,134…にて仕切られた各スペースに1つずつ取り付けられることになる。
各分電盤用ブレーカ3の二次側端子32に接続された電路には、例えば照明器具や給湯設備等の機器、差込接続装置のコンセント(アウトレット)や壁スイッチ等の配線器具が負荷として1つ以上接続され、分岐回路を構成する。つまり、複数の分電盤用ブレーカ3,3…はそれぞれ分岐回路が電気的に接続され、主幹ブレーカ2からの電力を各分岐回路へ供給する投入状態と、該電力の供給を遮断する開放状態とを切替可能に構成されている。
第1の電圧極あるいは第2の電圧極と中性極とに接続される分電盤用ブレーカ3は、一次側端子31が、3個の差込口311,312,313のうち、両端の2個の差込口311,313内に露出するように設けられている。これにより、100V用分電盤用ブレーカ3は、隔壁133の上側に取り付けられた状態では、第1の電圧極と中性極とに対して電気的に接続され、隔壁133の下側に取り付けられた状態では、第2の電圧極と中性極とに対して電気的に接続される。尚、以下では第1の電圧極あるいは第2の電圧極と中性極とに接続される分電盤用ブレーカ3のことを100V用分電盤用ブレーカともいう。
また、第1の電圧極及び第2の電圧極に接続される分電盤用ブレーカ3は、一次側端子31が、3個の差込口311,312,313のうち、後ろ側の2個の差込口312,313内に露出するように設けられている。これにより、200V用分電盤用ブレーカ3は、隔壁133の上側及び下側のいずれに取り付けられた状態でも、第1の電圧極と第2の電圧極とに対して電気的に接続される。尚、以下では第1の電圧極及び第2の電圧極に接続される分電盤用ブレーカ3のことを200V用分電盤用ブレーカともいう。
電流計測器5は、基板51と、基板51を収納するケース(図示せず)とを有している。尚、図3では、電流計測器5は、ケースの図示が省略され、基板51が露出した状態で図示されている。
電流計測器5は、複数の分電盤用ブレーカ3,3…の各々に接続された負荷(電路)の消費電力を検出するためのセンサである。電流計測器5は、ここでは一対設けられており、図3に示すように隔壁133の上側と下側とにそれぞれ取り付けられている。尚、図3は隔壁133の下側の電流計測器5と、複数の分電盤用ブレーカ3,3…とが取り外された状態を表している。
電流計測器5は、複数の接続端子411,411…(421,421…)の各々に対応して設けられている。電流計測器5は、複数の接続端子411,411…(421,421…)の各々を流れる電流に応じた電気信号を出力する検出部52と、検出部52の出力を受ける処理回路53とを1枚の基板51に有している。電流計測器5は、基板51を複数の接続端子411,411…(421,421…)が貫通するように配置されている。
基板51には、複数の検出部52,52…が実装されている。複数の検出部52,52…は、それぞれ複数の分電盤用ブレーカ3,3…の各々を流れる電流の値を計測するように構成されている。この電流計測器5には、ケースを基板51の厚み方向に貫通する透孔(図示せず)が、接続端子411及び接続端子421に対応する各位置にそれぞれ形成されている。さらに、基板51のうち透孔に対応する各位置には、基板51を厚み方向に貫通する第1の貫通孔511及び第2の貫通孔512が形成されている。透孔及び貫通孔511,512は、それぞれ接続端子411,421が貫通する大きさに形成されている。
図4に示すように、第1の電圧極の導電バー41の各接続端子411、及び第2の電圧極の導電バー42の各接続端子421が基板51の各貫通孔511(512)を貫通した状態で、各接続端子411及び各接続端子421は分電盤用ブレーカ3に接続される。
電流計測器5は、基板51における各貫通孔511の周囲にそれぞれ検出部52が形成されている。各検出部52は、変流器(カレントトランス)、ホール素子、磁気抵抗素子、GMR(Giant Magnetic Resistances)素子、シャント抵抗等のセンサが用いられる。一例として、ここでは各検出部52は、コアを用いない(コアレスの)空芯コイルからなり、貫通孔511内を通過する電流に応じた出力を生じるロゴスキコイルである。電流計測器5は、各検出部52の出力に基づいて、複数の分電盤用ブレーカ3,3…の各々を流れる電流の値を算出する。複数の分電盤用ブレーカ3,3…の各々を流れる電流の値は、これら複数の分電盤用ブレーカ3,3…に接続された複数の電路の各々を流れる電流の値と同じである。
ただし、検出部52は、第1及び第2の両貫通孔511,512の周囲に設けられている必要はなく、本実施形態では、前後方向に並ぶ第1の貫通孔511及び第2の貫通孔512のうち後側(壁側)の第1の貫通孔511の周囲にのみ設けられている。すなわち、本実施形態では、円形状に開口した第1の貫通孔511と矩形状に開口した第2の貫通孔512とが前後方向に並んで形成されているが、このうち後側(壁側)となる円形状の第1の貫通孔511の周囲にのみ、検出部52が設けられている。これにより、検出部52は、電流計測器5が隔壁133の上側に取り付けられたときには第1の電圧極の電流の値を計測し、隔壁133の下側に取り付けられたときには第2の電圧極の電流の値を計測することになる。
本実施形態においては、透孔及び貫通孔511,512は、基板51の厚み方向に直交する平面内で円形状や矩形状に開口するように形成されているが、これらの形状に限定する趣旨ではない。つまり、各透孔及び各貫通孔511,512は、基板51の厚み方向に貫通していればよく、該厚み方向に直交する平面内における開口形状が、円形や矩形以外の形状であってもよく、例えばU字状のように一方向に開放された形状であってもよい。
また、電流計測器5は、検出部52の出力を受ける処理回路53を基板51に有し、さらに検出部52と処理回路53とを電気的に接続する配線部54を基板51に有している。処理回路53は、例えばASIC(Application Specific Integrated Circuit)からなり、検出部52の出力に対し、積分等の適宜の処理を施すように構成されている。ここでは、基板51は多層基板であって、配線部54は、基板51の互いに異なる層に形成された導電パターン同士をスルーホール接続(ビア接続)することによって、ツイストペア線を形成するように構成されている。
尚、本実施形態では、処理回路53は隣接する一対の検出部52,52に対して1つずつ設けられ、1つの処理回路53に一対の検出部52,52が接続されているが、この構成に限らず、例えば処理回路53と検出部52とは一対一で設けられていてもよい。
本実施形態ではさらに、電流計測器5は、各検出部52の出力を用いて、複数の電路の各々の瞬時電力を演算する演算装置55を基板51に有している。演算装置55は、例えばマイコン(マイクロコンピュータ)からなり、処理回路53と通信することにより、検出部52の出力に適宜の処理が施された後のデータを処理回路53から受信する。尚、演算装置55は、複数の電路の各々の線間電圧の値を示す電圧情報を計測ユニット6から取得し、各検出部52の出力から求まる電流の値と、電圧情報とに基づいて、瞬時電力の値を分岐回路の電力情報として求めるように構成されていてもよい。
このような構成により、隔壁133の上側に取り付けられる電流計測器5は、複数の接続端子411,411…及び複数の接続端子421,421…に取り付けられ、接続端子411,411…の各々を流れる電流の値を計測する。この電流計測器5は、隔壁133の上側に取り付けられる分電盤用ブレーカ3、例えば第1の電圧極−中性極間に接続された100V用分電盤用ブレーカ3や、第1の電圧極−第2の電圧極間に接続された200V用分電盤用ブレーカ3に流れる電流の値を計測する。
隔壁133の下側に取り付けられる電流計測器5は、複数の接続端子411,411…及び複数の接続端子421,421…に取り付けられ、接続端子421,421…の各々を流れる電流の値を計測する。この電流計測器5は、隔壁133の下側に取り付けられる分電盤用ブレーカ3、例えば第2の電圧極−中性極間に接続された100V用分電盤用ブレーカ3や、第1の電圧極−第2の電圧極間に接続された200V用分電盤用ブレーカ3に流れる電流の値を計測する。
電流計測器5は、計測ユニット6を介して第1通信アダプタ71に電気的に接続されており、計測ユニット6を通して第1通信アダプタ71へ分岐回路の電力情報を送信する。
計測ユニット6は、上述した導電バー41,42、中性極バー43に電気的に接続されており、導電バー41,42、中性極バー43からの電力を受けて、電流計測器5や第1通信アダプタ71を含む内器の動作用電源を生成する電源回路(図示せず)を有している。尚、計測ユニット6は、導電バー41,42、中性極バー43間の電圧を計測し、計測された電圧の値を電圧情報として電流計測器5へ出力する機能を有していてもよい。
また、計測ユニット6は、電流計測器5での計測対象である分岐回路以外の特定回路について、電力を計測するように構成されている。具体的には、計測ユニット6は、カレントトランス(CT)からなる電流センサ(図示せず)が電気的に接続され、この電流センサによって、例えば主幹ブレーカ2を通過する電流の値を計測する。そして、計測ユニット6は、計測された電流の値と、電圧情報とに基づいて、瞬時電力の値を特定回路の電力情報として求めるように構成されている。計測ユニット6は、第1通信アダプタ71と電気的に接続されており、特定回路の電力情報を第1通信アダプタ71へ送信する。
尚、電流計測器5及び計測ユニット6は、本実施形態ではそれぞれ電力情報を求めるように構成されているが、この例に限らず、少なくとも各電路(分岐回路または特定回路)に流れる電流の値を計測する構成であればよい。例えば、電流計測器5及び計測ユニット6は、計測した電流値を第1通信アダプタ71へ送信する構成であってもよい。
第1通信アダプタ71は、機器(図示せず)の制御を行うコントローラ(図示せず)との通信機能を有する。ここでいう機器はHEMS(Home Energy Management System)対応機器である。HEMS対応機器は、消費電力の管理対象であれば足り、例えば、HEMSにおいて重要な8機器(スマートメータ、太陽光発電装置、蓄電装置、燃料電池、電気自動車、エアコン、照明器具、給湯装置)等を含む。さらに、HEMS対応機器は、4大電力消費源の他の2つ、冷蔵庫、テレビ受像機等を含んでもよい。ただし、HEMS対応機器をこれらの機器に限定する趣旨ではない。
また、第1通信アダプタ71は、電流計測器5からは分岐回路の電力情報を受信し、計測ユニット6からは特定回路の電力情報を受信するように構成されている。さらに第1通信アダプタ71は、分電盤用ブレーカ3からは後述する電力値情報を受信するように構成されている。第1通信アダプタ71は、これらの電力情報を取得することによって、複数の電路の各々の瞬時電力のデータを収集する機能を有している。さらに、第1通信アダプタ71は、複数の電路の各々について、瞬時電力を所定時間に亘って積算した電力量を演算する機能を有していてもよい。
第1通信アダプタ71は、これらの電力情報(瞬時電力あるいは電力量)をコントローラへ送信する。コントローラは、電力情報を用いて(HEMS対応)機器を制御するように構成されている。これにより、コントローラは、複数の電路の各々での消費電力に基づいて機器を制御することができる。
ここで、コントローラは、HEMSのコントローラである。HEMSのコントローラは、表示端末(図示せず)を制御して電力情報を可視化(見える化)したり、電力情報に基づいて(HEMS対応)機器を制御したりする機能を有しており、分電盤1外に設置されている。このコントローラによれば、機器での電力消費の状況を管理することが可能になり、電力の無駄な消費を抑えることができる。
コントローラは、宅内に設置されており、例えば電波を媒体とした無線通信、あるいは有線LAN(Local Area Network)等の有線通信によって、第1通信アダプタ71と通信したり、宅内の(HEMS対応)機器を制御したりする。尚、コントローラは、インターネット等のネットワーク(図示せず)に接続され、該ネットワークを介した通信により、第1通信アダプタ71と通信したり、宅内の(HEMS対応)機器を制御したりする構成であってもよい。
尚、第1通信アダプタ71は、上述したコントローラに相当する機能を有していてもよい。これにより、第1通信アダプタ71は、複数の電路の各々での消費電力に基づいて機器を制御することができる。
第2通信アダプタ72は、通信機能を有する電力メータ(図示せず)と通信する機能を有している。第2通信アダプタ72は、第1通信アダプタ71と機械的に結合され、且つ電気的に接続される。本実施形態では、第1通信アダプタ71と第2通信アダプタ72とは、各々の一部が前後方向に重なった状態で、基板対基板(board to board)接続によって接続されている。そのため、第1通信アダプタ71が取り付けられる第6スペースの一部は、第2通信アダプタ72の取り付けスペースを兼ねることになる。
ここでいう電力メータは、所謂スマートメータであって、需要家での使用電力量を計測し、配電線に接続されているコンセントレータ(図示せず)と通信を行うことにより遠隔検針等を可能にする。さらにまた、供給事業者である電力会社、あるいは節電事業者によって運営されているサーバから各需要家の電力メータに、電力の消費を抑制するための要請である要請情報が送信される場合がある。電力メータは、第2通信アダプタ72との通信により、計量値(使用電力量)や要請情報等を第2通信アダプタ72へ送ることができる。
第3通信アダプタ73は、ガスメータ、水道メータ、太陽光発電装置、蓄電装置、電気自動車に電気的に接続される電力変換装置の少なくとも1つからなるエネルギー管理装置(図示せず)との通信機能を有している。ここでいう電力変換装置は、分電盤1側から電気自動車への単方向充電を行うための電力変換の他、双方向に電力変換を行うことで電気自動車の蓄電池の充電と放電との両方に用いられる構成であってもよい。ただし、電力変換装置は、蓄電池との間で電力の授受を行う構成であればよく、蓄電池の充電と放電とのいずれか一方のみを行う構成であってもよい。
第3通信アダプタ73は、第1通信アダプタ71と機械的に結合され、且つ電気的に接続される。本実施形態では、第1通信アダプタ71と第3通信アダプタ73とは、各々の一部が前後方向に重なった状態で、基板対基板接続によって接続されている。そのため、第1通信アダプタ71が取り付けられる第6スペースの一部は、第3通信アダプタ73の取り付けスペースを兼ねることになる。
第1通信アダプタ71とコントローラとの間の通信方式は、例えば920MHz帯の特定小電力無線、Zigbee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等の電波を媒体とした無線通信であってもよい。さらに、第1通信アダプタ71とコントローラとの間の通信方式は、有線LAN等の有線通信であってもよい。また、第1通信アダプタ71とコントローラとの間の通信における通信プロトコルは、例えばEthernet(登録商標)、ECHONET(登録商標)Lite等を用いてもよい。尚、有線通信には、電力線を伝送媒体に用いて通信を行う電力線搬送通信(PLC:Power Line Communications)も含む。
同様に、第2通信アダプタ72と電力メータとの間の通信方式についても、無線通信、有線通信を問わず適宜の方式が適用可能である。さらに、第3通信アダプタ73とエネルギー管理装置との間の通信方式についても、無線通信、有線通信を問わず適宜の方式が適用可能である。
また、一次連系ブレーカ(図示せず)は、主幹ブレーカ2の一次側端子21に電気的に接続され、且つ電力系統への逆潮流が許容されている分散電源(図示せず)に電気的に接続される。この種の分散電源としては、例えば太陽光発電装置等がある。また、太陽光発電装置と蓄電装置とが一体となり、太陽電池の発電電力を蓄電池に蓄え、蓄電池の電力を分電盤1に接続された機器へ供給するように構成された所謂、創蓄連携システムが分散電源として一次連系ブレーカに接続されてもよい。
一次連系ブレーカは、主幹ブレーカ2の一次側と、分散電源との間に電気的に接続されることになる。これにより、一次連系ブレーカは、例えば系統電源からの電力供給が停止したときや、系統電源あるいは分散電源に異常が生じたとき等に、分散電源を電力系統から切り離す(解列する)ように動作する。一次連系ブレーカは、一次側端子(図示せず)と二次側端子(図示せず)とを有しており、一次側端子が主幹ブレーカ2の一次側端子21に電気的に接続され、二次側端子に分散電源が接続される。一次連系ブレーカは、3P3E(極数3、素子数3)で、左右方向の寸法が分電盤用ブレーカ3の複数個分(3個分)の大きさのブレーカである。
二次連系ブレーカ8は、導電バー41,42、中性極バー43に電気的に接続され、且つ電力系統への逆潮流が許容されていない分散電源(図示せず)に電気的に接続される。この種の分散電源としては、例えば燃料電池、ガス発電装置、蓄電装置等がある。二次連系ブレーカ8は、主幹ブレーカ2の二次側端子と、分散電源との間に電気的に接続されることになる。これにより、二次連系ブレーカ8は、例えば系統電源からの電力供給が停止したときや、系統電源あるいは分散電源に異常が生じたとき等に、分散電源を電力系統から切り離す(解列する)ように動作する。
二次連系ブレーカ8は、分電盤用ブレーカ3と同様に一次側端子(図示せず)と二次側端子81とを有しており、一次側端子が導電バー41,42、中性極バー43に電気的に接続され、二次側端子81に分散電源が接続される。二次連系ブレーカ8は、3P3E(極数3、素子数3)で、左右方向の寸法が分電盤用ブレーカ3の複数個分(3個分)の大きさのブレーカである。この二次連系ブレーカ8は、図2の例では、隔壁133の下側に取り付けられた複数の分電盤用ブレーカ3,3…のうち右から3個目までの分電盤用ブレーカ3,3,3に代えて、キャビネット本体11に取り付けられる。つまり、二次連系ブレーカ8は、第2スペースのうち隔壁133の下側の一部に取り付けられることになる。
<特徴構成>
第1の電圧極の導電バー41と第2の電圧極の導電バー42とは基本的な構成が共通しており、上下方向において略対称となる形状を採用している。そのため、以下では導電バー41及び導電バー42のうち、第1の電圧極の導電バー41に着目して説明するが、とくに断りがなければ第1の電圧極の導電バー41の構成は第2の電圧極の導電バー42にも共通することとする。
同様に、隔壁133の上側に取り付けられる電流計測器5と、隔壁133の下側に取り付けられる電流計測器5とは、基本的な構成が共通しており、上下方向において略対称となる構成を採用している。そのため、以下ではこれら一対の電流計測器5,5のうち、第1の電圧極の導電バー41の各接続端子411を流れる電流の値を計測する電流計測器5、つまり隔壁133の上側に取り付けられる電流計測器5に着目して説明する。ただし、とくに断りがなければ、この電流計測器5の構成は、隔壁133の下側に取り付けられる電流計測器5にも共通することとする。
本実施形態に係る分電盤用ブレーカ3は、以下に説明するような構成を採用している。
分電盤用ブレーカ3は、図1に示すように、一次側端子(第1端子)31が露出する差込口311,312,313と、二次側端子(第2端子)32と、電圧計測部36と、演算部37と、入出力部34(取得部、出力部)とを備えている。本実施形態の分電盤用ブレーカ3は更に、遮断部331と、ハンドル332とを備えている。
図1に示す分電盤用ブレーカ3では、100V用分電盤用ブレーカであり、差込口311,313内に各々一次側端子31が露出している。この分電盤用ブレーカ3には、中性極−第1の電圧極間の交流電圧100Vが入力される。また、分電盤用ブレーカ3が200V用分電盤用ブレーカである場合には、差込口312,313内に各々一次側端子31が露出し、第1の電圧極−第2の電圧極間の交流電圧200Vが入力される。尚、一次側端子31は差込口311,312,313のうち複数の差込口から露出するように構成されていればよく、上記構成に限定される趣旨ではない。例えば、分電盤用ブレーカ3には、中性極−第2の電圧極間の交流電圧100Vが入力されていてもよい。また、分電盤用ブレーカ3は、差込口311,312の何れか一方に一次側端子31が露出するように一次側端子31が切り替え可能に構成されていて、定格電圧値が100V用又は200V用の分電盤用ブレーカに切り替え可能であってもよい。以下では、差込口311,313内に各々一次側端子31が露出している分電盤用ブレーカ3について説明する。
遮断部331は、一次側端子31−二次側端子32間の電路を開閉するように構成されている。そして、遮断部331は、一次側端子31−二次側端子32間の電流値が所定の電流値を超えた場合に二次側端子32に接続されている負荷への電力供給を遮断するように構成されている。遮断部331が負荷への電力供給を遮断すると、ハンドル332が分電盤用ブレーカ3の表面から起き上がった状態になる。起き上がったハンドル332を分電盤用ブレーカ3の表面に向かって押し込むことにより、遮断部331を、二次側端子32側へ電力供給できる状態に復帰させることができる。
電圧計測部36は、差動増幅回路(図示せず)と、A/D変換部(図示せず)とを有している。電圧計測部36は、差込口311,312,313内の一次側端子31に各々電気的に接続されている。電圧計測部36は、3つの差込口311,312,313内に露出する複数の一次側端子31間の電圧を計測する。
電圧計測部36は、差込口311内に露出する一次側端子31と差込口313内に露出する一次側端子31との間の電圧を計測する。差動増幅回路は、差込口311内に露出する一次側端子31と差込口313内に露出する一次側端子31との間の電圧を適宜の電圧レベルに変換して、A/D変換部に出力する。A/D変換部は、入力される電圧レベルに応じた信号を演算部37に出力する。
同様に、電圧計測部36は、差込口312内に露出する一次側端子31と差込口313内に露出する一次側端子31との間の電圧を計測することができる。また、電圧計測部36は、差込口311内に露出する一次側端子31と差込口312内に露出する一次側端子31との間の電圧を計測するように構成されていてもよい。尚、電圧計測部36は本実施形態の構成に限定されず、複数の一次側端子31間の電圧を計測できる適宜の構成でもよい。
入出力部34は、分電盤用ブレーカ3の外部に露出する部位(本実施形態では分電盤用ブレーカ3の前面)に設けられていて、演算部37に電気的に接続されている。入出力部34には、演算部37が第1通信アダプタ71と通信するためのケーブル(図示せず)の一端が接続される。入出力部34に接続されるケーブルの他端は、第1通信アダプタ71に接続される。入出力部34は、演算部37が分電盤用ブレーカ3の外部機器(本実施形態では第1通信アダプタ71)と通信して情報を入出力するために用いられる。尚、入出力部34は、外部機器と通信することができる接点端子等でもよい。例えば、ケーブルの代わりに、キャビネット本体11に新たに取り付けられた導電性のバー(図示せず)を用いて、そのバーに電気的に接続できる(接点)端子を入出力部34として用いてもよい。つまり演算部37がそのバーに電気的に接続された機器と(接点)端子を介して通信できるように入出力部34が構成されていればよい。
演算部37は、例えばマイコン(マイクロコンピュータ)(図示せず)からなり、電流計測器5が計測した電流値情報を、入出力部34を通して取得する。演算部37は、その電流値情報及び電圧計測部36の計測結果に基づいて二次側端子32に接続されている電路の電力を演算する。演算部37は、演算によって求めた電力値情報を、入出力部34と計測ユニット6とを介して第1通信アダプタ71に出力する。尚、電圧計測部36と演算部37とは、分電盤用ブレーカ3の外部から供給される電力で動作するように構成されてもよいし、2つの一次側端子31間の電圧で動作するように構成されていてもよい。また、入出力部34は、第1通信アダプタ71との通信に用いられることに限定されず、電流計測器5等の分電盤用内器や、外部の機器と通信できるように構成されていてもよい。例えば、分電盤用ブレーカ3は、情報を電流計測器5に出力できるように構成されていてもよい。
本実施形態の分電盤用ブレーカ3では、演算部37が二次側端子32に接続されている電路の電力を演算しているが、電流計測器5でも電力の演算を行うことが可能である。すなわち、分電盤1には、電力の演算機能を有する分電盤用ブレーカ3のほかにも、従来用いられている分電盤用ブレーカを取り付けても電力を求めることができるように構成されている。
尚、分電盤1の分電盤用ブレーカが全て分電盤用ブレーカ3で構成されている場合には、分電盤用ブレーカ3で電力値情報の演算ができるので、分電盤1は、電圧値情報を出力する計測ユニット6を備えていなくてもよい。この場合の分電盤1は、第1通信アダプタ71及び分電盤用ブレーカ3を用いて電力計測を行う。またこの場合の分電盤1は、電力の演算機能が省略された電流計測器5を備えていればよい。
以上説明したように、本実施形態の分電盤用ブレーカ3は、複数の一次側端子31(第1端子)と、外部の機器に接続される二次側端子32(第2端子)と、電圧計測部36と、取得部(入出力部34)と、演算部37と、出力部(入出力部34)とを備える。複数の一次側端子31(第1端子)は、分電盤用キャビネット10に取り付けられている主幹ブレーカ2の二次側に電気的に接続される。電圧計測部36は、複数の一次側端子31(第1端子)間の電圧を計測して電圧値情報を出力する。取得部は、一次側端子31(第1端子)−二次側端子32(第2端子)間を流れる電流の電流値情報を取得する。演算部37は、一次側端子31(第1端子)−二次側端子32(第2端子)間を流れる電流の電流値情報及び電圧計測部36から取得した電圧値情報に基づいて電力を演算する。出力部(入出力部34)は、演算部37が演算した電力の電力値情報を外部に出力する。
本実施形態の分電盤1は、上記した分電盤用ブレーカ3と、主幹ブレーカ2と、出力部(入出力部34)を通して出力された電力値情報(情報)を受ける第1通信アダプタ71(分電盤用内器)と、分電盤用キャビネット10とを備える。分電盤用キャビネット10には、分電盤用ブレーカ3、主幹ブレーカ2、及び第1通信アダプタ71(分電盤用内器)が取り付けられている。
<効果>
本実施形態の分電盤用ブレーカ3は、電圧計測部36が一次側端子31間の電圧を計測し、演算部37が電圧値情報及び一次側端子31−二次側端子32間を流れる電流の電流値情報に基づいて電力を演算して入出力部34から電力値情報を出力する。そのため本実施形態の分電盤用ブレーカ3は、分電盤用ブレーカ3の定格電圧値の設定作業を省くことができる。
本実施形態の分電盤1は、分電盤用ブレーカ3を備えているので、分電盤用ブレーカ3の定格電圧値の設定作業をすることなく電力を計測できる。
尚、本実施形態の分電盤用ブレーカ3は、平板状の接続端子を有する分電盤に取り付けることも可能である。
また、本実施形態の一次側端子31は、差込口311内又は差込口312内の何れかに露出するように切り替え可能であるが、差込口312内又は差込口313内の何れかに露出するように切り替え可能でもよい。つまり、分電盤用ブレーカ3は、一次側端子31が差込口311内及び差込口312内に露出するか又は差込口311内及び差込口313内に露出するように切り替え可能に構成されていてもよい。この場合、分電盤用ブレーカ3は、交流電圧100V用の分電盤用ブレーカとして使用される。分電盤用ブレーカ3が、例えば差込口313内にL1相の電極が挿入され、差込口312内にL2相の電極が挿入される構成の分電盤に用いられる場合、分電盤用ブレーカ3が接続される電圧相をL1相又はL2相に選択できる。
(実施形態2)
本実施形態に係る分電盤用ブレーカ3は、図5に示すように、電流計測部38を備えている点で、実施形態1の分電盤用ブレーカ3と相違する。以下、実施形態1と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略する。
電流計測部38は、一次側端子31−二次側端子32間の電流に応じた出力を生じる検出回路(図示せず)と、検出回路の出力を演算処理する処理回路(図示せず)とを有している。検出回路には、変流器(カレントトランス)、ホール素子、磁気抵抗素子、GMR素子、シャント抵抗、ロゴスキコイル等が用いられる。処理回路は、例えばASICからなり、検出回路の出力に対し、積分等の適宜の処理を施した後に電流値情報を演算部37に出力するように構成されている。
演算部37は、電流計測部38が出力した電流値情報と、電圧計測部36が出力した電圧値情報とに基づいて二次側端子32に接続されている電路の電力値情報を求める。
本実施形態の分電盤用ブレーカ3では、演算部37は、電流計測器5が計測した電流値情報を取得しなくても電力値情報を求めることができる点が、実施形態1と相違する。すなわち、本実施形態の分電盤用ブレーカ3を用いた分電盤1では、分電盤用ブレーカ3のみで分電盤用ブレーカ3に接続されている電路の電力の電力値情報を求めることができるので、電流計測器5を省略することができるようになる。
以上説明したように、本実施形態の分電盤用ブレーカ3の取得部は、電流値情報(一次側端子31−二次側端子32間の電流値情報)を計測して演算部37に出力する電流計測部38である。したがって、本実施形態の分電盤用ブレーカ3は、分電盤用ブレーカ3のみで分電盤用ブレーカ3に接続されている電路の電力の電力値情報を求めることができるので、電流計測器5を省略した分電盤1を実現できるようになる。
尚、電流計測部38が計測する電流値情報に基づいて遮断部331が一次側端子31−二次側端子32間を電気的に遮断するように分電盤用ブレーカ3が構成されていてもよい。例えばバイメタル等を用いることにより、分電盤用ブレーカ3を電子ブレーカとして用いることが可能になる。
さらに、本実施形態の分電盤用ブレーカ3は実施形態1の分電盤1に取り付けて用いることができる。
(実施形態3)
本実施形態に係る分電盤用ブレーカ3は、図6に示すように、設定部352と、操作部351とを備えている点で、実施形態2の分電盤用ブレーカ3と相違する。以下、実施形態2と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略する。
操作部351は、分電盤用ブレーカ3の外部に露出するように設けられていて、分電盤用ブレーカ3をキャビネット本体に取り付けた後でも操作できるように構成されている。操作部351は例えばディップスイッチ等で構成されている。この操作部351を操作することで、設定部352での設定情報を任意に変更することができる。尚、操作部351による設定方法は、ディップスイッチを用いる方法の他に、適宜の設定方法でもよい。
また設定部352は、記憶媒体(EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory))を有していて、二次側端子32の電路に接続される機器に応じた設定情報を記憶する。尚、設定情報は、予めその記憶媒体に記憶されていてもよい。例えば、二次側端子32の電路に接続される機器を、特定の機器に限定した分電盤用ブレーカ3において、設定部352にその特定の機器に応じた設定情報を予め記憶媒体に記憶させておくことにより、操作部351を省略することができる。操作部351が省略されることにより、分電盤用ブレーカ3をキャビネット本体11に取り付けた後に二次側端子32の電路に接続される機器に応じた設定操作を行わなくてもよくなる。
設定部352に記憶されている設定情報は、例えばパソコンや専用端末との通信により変更できるように設定部352が構成されていてもよい。また、設定部352の記憶媒体はEEPROMに限定されずフラッシュメモリ(flash memory)等の適宜の記憶媒体で構成されていてもよい。
ここで設定部352は、演算部37を構成するマイコン(図示せず)やIC(Integrated Circuit)を用いて構成されていてもよい。例えば設定部352と、電圧計測部36と、演算部37とがワンチップのマイコンで構成されていてもよい。
以上説明したように、本実施形態の分電盤用ブレーカ3は、二次側端子32(第2端子)に電気的に接続される機器の種類に応じた設定情報を記憶する設定部352を備える。したがって、本実施形態の分電盤用ブレーカ3は、設定部352が二次側端子32に接続される機器の種類ごとに設定情報を演算部37に出力するので、二次側端子32に接続される機器に応じた設定作業を省くことができる。
さらに、本実施形態の分電盤用ブレーカ3は実施形態1,2の分電盤1に取り付けて用いることができる。
(実施形態4)
本実施形態に係る分電盤用ブレーカ3は、図7に示すように、演算部37が省略されていて、電圧計測部36が電圧値情報を入出力部34から外部に出力するように構成されている点で、実施形態1の分電盤用ブレーカ3と相違する。以下、実施形態1と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略する。
電圧計測部36は、計測した電圧値情報を、入出力部34を介して電流計測器5に出力する。すなわち、本実施形態では、電流計測器5(分電盤用内器)が、入出力部34(出力部)を通して出力された電圧値情報(情報)を受けるように構成されている。電流計測器5は、電圧計測部36から取得した電圧値情報と、検出部52の出力から求まる電流値情報とに基づいて、分電盤用ブレーカ3の二次側端子32の電路の電力を演算する。
つまり、分電盤用ブレーカ3の電圧計測部36が、二次側端子32の電路の電圧値情報を外部機器(本実施形態では電流計測器5)に出力するので、複数の分電盤用ブレーカ3ごとに定格電圧値を電流計測器5に設定しなくてもよくなる。尚、分電盤1の分電盤用ブレーカが全て分電盤用ブレーカ3で構成されている場合には、分電盤用ブレーカ3が電圧値情報を電流計測器5に出力するので、分電盤1は、電圧値情報を出力する計測ユニット6を備えていなくてもよい。
以上説明したように、本実施形態の分電盤用ブレーカ3は、複数の一次側端子31(第1端子)と、外部の機器に接続される二次側端子32(第2端子)と、電圧計測部36と、出力部(入出力部34)とを備える。複数の一次側端子31(第1端子)は、分電盤用キャビネット10に取り付けられている主幹ブレーカ2の二次側に電気的に接続される。電圧計測部36は、複数の一次側端子31(第1端子)間の電圧を計測して電圧値情報を出力する。出力部(入出力部34)は、電圧値情報を外部に出力する。
本実施形態の分電盤用ブレーカ3は、電圧計測部36が計測した電圧値情報を外部に出力するので、分電盤用ブレーカ3の定格電圧値の設定作業を省くことができる。
本実施形態の分電盤1は、上記した分電盤用ブレーカ3と、主幹ブレーカ2と、出力部(入出力部34)を通して出力された電圧値情報(情報)を受ける電流計測器5(分電盤用内器)と、分電盤用キャビネット10とを備える。分電盤用キャビネット10には、分電盤用ブレーカ3、主幹ブレーカ2、及び電流計測器5(分電盤用内器)が取り付けられている。本実施形態の分電盤1は、分電盤用ブレーカ3を備えているので、分電盤用ブレーカ3の定格電圧値の設定作業をすることなく電力を計測できる。
さらに、本実施形態の分電盤用ブレーカ3は実施形態1〜3の分電盤1に取り付けて用いることができる。
1 分電盤
10 分電盤用キャビネット
3 分電盤用ブレーカ
31 一次側端子(第1端子)
32 二次側端子(第2端子)
34 入出力部(取得部、出力部)
352 設定部
36 電圧計測部
37 演算部
38 電流計測部
5 電流計測器(分電盤用内器)
71 第1通信アダプタ(分電盤用内器)

Claims (5)

  1. 分電盤用キャビネットに取り付けられている主幹ブレーカの二次側に電気的に接続される複数の第1端子と、
    外部の機器に接続される第2端子と、
    複数の前記第1端子間の電圧を計測して電圧値情報を出力する電圧計測部と、
    前記第1端子−前記第2端子間を流れる電流の電流値情報を取得する取得部と、
    前記電流値情報及び前記電圧計測部から取得した前記電圧値情報に基づいて電力を演算する演算部と、
    前記演算部が演算した前記電力の電力値情報を外部に出力する出力部と
    を備えることを特徴とする分電盤用ブレーカ。
  2. 前記取得部は、前記第1端子−前記第2端子間を流れる電流を計測して前記電流値情報を前記演算部に出力する電流計測部であることを特徴とする請求項1に記載の分電盤用ブレーカ。
  3. 前記第2端子に電気的に接続される機器の種類に応じた設定情報を記憶する設定部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の分電盤用ブレーカ。
  4. 分電盤用キャビネットに取り付けられている主幹ブレーカの二次側に電気的に接続される複数の第1端子と、
    外部の機器に接続される第2端子と、
    複数の前記第1端子間の電圧を計測して電圧値情報を出力する電圧計測部と、
    前記電圧値情報を外部に出力する出力部と
    を備えることを特徴とする分電盤用ブレーカ。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の分電盤用ブレーカと、
    前記主幹ブレーカと、
    前記出力部を通して出力された情報を受ける分電盤用内器と、
    前記分電盤用ブレーカ、前記主幹ブレーカ、及び前記分電盤用内器が取り付けられている分電盤用キャビネットと
    を備えることを特徴とする分電盤。
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