JP2015206564A - 中継器、端末機器、および、空調システム - Google Patents
中継器、端末機器、および、空調システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015206564A JP2015206564A JP2014088398A JP2014088398A JP2015206564A JP 2015206564 A JP2015206564 A JP 2015206564A JP 2014088398 A JP2014088398 A JP 2014088398A JP 2014088398 A JP2014088398 A JP 2014088398A JP 2015206564 A JP2015206564 A JP 2015206564A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- command
- unit
- frame
- repeater
- processing unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 title claims description 75
- 238000012545 processing Methods 0.000 claims abstract description 306
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 35
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 98
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 64
- 238000009432 framing Methods 0.000 claims description 52
- 230000006854 communication Effects 0.000 claims description 37
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims description 34
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 3
- 238000004904 shortening Methods 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 20
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 12
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 4
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 3
- 238000005538 encapsulation Methods 0.000 description 3
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 3
- 238000013461 design Methods 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
Abstract
Description
異なるプロトコルにて構築された上位システムと下位システムとの間に設置される中継器であって、
前記上位システムから送られたコマンドを受信する上位側受信部と、
前記下位システムに含まれる端末機器の情報を記憶する端末情報記憶部と、
中継器側で対応可能なコマンドの情報を記憶する対応可能コマンド記憶部と、
前記上位側受信部が受信したコマンドが、前記対応可能コマンド記憶部に記憶されたコマンドである場合に、前記端末情報記憶部に記憶された情報を参照して応答コマンドを作成するコマンド処理部と、
前記上位側受信部が受信したコマンドが、前記対応可能コマンド記憶部に記憶されたコマンドでない場合に、受信したコマンドから前記下位システムのフレームを生成するフレーム化処理部と、
前記フレーム化処理部により生成されたフレームを、前記下位システムの前記端末機器に送信する下位側送信部と、
前記端末機器から送られたフレームを受信する下位側受信部と、
前記下位側受信部が受信したフレームを解除して前記上位システムのコマンドを生成するフレーム解除処理部と、
前記コマンド処理部が作成した応答コマンド、又は、前記フレーム解除処理部が生成したコマンドを前記上位システムに送信する上位側送信部と、
を備えることを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態1に係る中継器100及び端末機器200を含めた全体構成を示すブロック図である。
図示するように、中継器100は、上位システム10(システムA)と、下位システム20(システムB)とを接続する。また、端末機器200は、下位システム20に含まれる機器の一例である。
この上位システム10は、例えば、ビル内や家庭内において、空調機器や照明機器などを管理(監視や制御)するシステムである。また、下位システムは、上位システムとは異なるプロトコルで構築されたシステムである。
そのため、中継器100は、異なるプロトコルにて構築された上位システム10と下位システム20とを接続するために、後述するように、通信プロトコル変換機能を備えている。
また、端末機器200は、下位システム20内において、上位システム10から中継器100を介して送られるコマンド(後述するフレーム等)を受信し、そのコマンドに応じた処理等を行う。
図2は、本発明の実施形態1に係る中継器100の構成を示すブロック図である。
図示するように、中継器100は、上位側受信部101と、上位側送信部102と、コマンド振り分け部103と、コマンド処理部104と、フレーム処理部105と、下位側送信部106と、下位側受信部107と、コマンド・フレーム振り分け部108と、同期制御部109と、対応可能コマンドDB110と、端末機器情報DB111とを備える。
例えば、受信したタイプAコマンドが、対応可能コマンドDB110に記憶されたコマンド(何れかのコマンド)と一致した場合に、コマンド振り分け部103は、そのタイプAコマンドをコマンド処理部104に供給する。一方、受信したタイプAコマンドが、対応可能コマンドDB110に記憶された何れのコマンドとも一致しなかった場合に、コマンド振り分け部103は、そのタイプAコマンドをフレーム処理部105に供給する。
コマンド処理部104は、生成した応答コマンドを上位側送信部102に供給する。
まず、フレーム化処理部105aは、コマンド振り分け部103から供給されたタイプAコマンドをフレーム化処理し、下位システム20に係る通信フレーム(タイプBフレーム)を生成する。
例えば、フレーム化処理部105aは、図3(a)に示すように、タイプAヘッダ311とコマンドデータ部312とで構成されるタイプAコマンド310から、タイプAヘッダ311を除去し、代わりに、タイプBヘッダ321を付加して、タイプBフレーム320を生成する。つまり、フレーム化処理部105aは、コマンドデータ部312を変更することなく、タイプAヘッダ311をタイプBヘッダ321に置き換えたタイプBフレーム320を生成する。
フレーム化処理部105aは、このようにして生成したタイプBフレーム320を下位側送信部106に供給する。
例えば、フレーム解除処理部105bは、図3(b)に示すように、タイプBヘッダ321とコマンドデータ部312とで構成されるタイプBフレーム320から、タイプBヘッダ321を除去し、代わりに、タイプAヘッダ311を付加して、タイプAコマンド310を生成する。つまり、フレーム解除処理部105bは、コマンドデータ部312を変更することなく、タイプBヘッダ321をタイプAヘッダ311に置き換えたタイプAコマンド310を生成する。
フレーム解除処理部105bは、このようにして生成したタイプAコマンド310を上位側送信部102に供給する。
例えば、下位側送信部106は、フレーム処理部105から供給されたタイプBフレームを、端末機器200に送信する。また、下位側送信部106は、同期制御部109から供給されたタイプBコマンドを、端末機器200に送信する。
例えば、下位側受信部107が端末機器200からタイプBフレームを受信した場合に、コマンド・フレーム振り分け部108は、そのタイプBフレームをフレーム処理部105に供給する。一方、下位側受信部107が端末機器200からタイプBコマンドを受信した場合に、コマンド・フレーム振り分け部108は、そのタイプBコマンドを同期制御部109に供給する。
例えば、前回の定時送信時から今回の定時送信時の間において、中継器100側で、端末機器情報DB111が更新されている場合に、同期制御部109は、その更新内容を通知するための通知コマンド(タイプBコマンド)を生成し、下位側送信部106から端末機器200に送信する。
一方、端末機器情報DB111が何ら更新されていない場合に、同期制御部109は、端末機器200側の更新内容を要求するための要求コマンド(タイプBコマンド)を生成し、下位側送信部106から端末機器200に送信する。そして、同期制御部109は、端末機器200から応答されるコマンド(タイプBコマンド)に従って、端末機器情報DB111を更新する。
例えば、対応可能コマンドDB110には、コマンド処理部104にて処理が可能となるコマンドの一覧が記憶されている。
例えば、端末機器情報DB111には、端末機器200の状態を示す情報や、機種情報などのうち、1つ以上の情報が記憶されている。また、端末機器情報DB111に記憶されている情報は、上述した同期制御部109によって、一定周期ごとに、端末機器200で保持されている情報(後述する機器情報DB208に記憶されている情報)と同期される。
中継器100の動作(中継・応答処理)について、以下、図4のフローチャートを参照して説明する。図4は、中継器100にて実行される中継・応答処理を説明するためのフローチャートである。この中継・応答処理では、上位システム10から何らかのタイプAコマンドが送られる場合について説明する。なお、下位システム20から送信されるのは(送信がある場合)、タイプBフレーム、又は、タイプBコマンドであるが、以下の中継・応答処理では、下位システム20からタイプBフレームが送信される場合について説明する。一方、下位システム20からタイプBコマンドが送信される場合については、後述する同期制御処理(図5に示す同期制御処理)において説明する。
すなわち、コマンド振り分け部103は、上位側受信部101が受信したタイプAコマンドの振り分けを行うために、対応可能コマンドDB110を参照して、そのタイプAコマンドが、対応可能コマンドDB110に記憶されたコマンド(何れかのコマンド)と一致するかどうかを判別する。
すなわち、コマンド振り分け部103は、対応可能コマンドDB110に記憶されたコマンドと一致したタイプAコマンドを、コマンド処理部104に供給する。そして、コマンド処理部104は、供給されたタイプAコマンドを解析し、端末機器情報DB111に記憶されている情報の更新等を行う。
そして、中継器100は、後述するステップS409に処理を進める。
すなわち、コマンド振り分け部103は、対応可能コマンドDB110に記憶されたコマンドと一致しなかったタイプAコマンドを、フレーム処理部105に供給する。そして、フレーム処理部105(フレーム化処理部105a)は、供給されたタイプAコマンドをフレーム化処理し、下位システム20に係る通信フレーム(タイプBフレーム)を生成する。
例えば、フレーム化処理部105aは、上述した図3(a)に示すように、タイプAコマンド310から、タイプAヘッダ311を除去し、代わりに、タイプBヘッダ321を付加して、タイプBフレーム320を生成する。
すなわち、フレーム処理部105は、生成したタイプBフレームを下位側送信部106に供給する。そして、下位側送信部106は、供給されたタイプBフレームを端末機器200に送信する。
なお、下位システム20からは、タイプBコマンドが送信される場合もあるが、その場合については、後述する同期制御処理において説明する。
すなわち、コマンド・フレーム振り分け部108は、供給されたのがタイプBフレームであるため、そのタイプBフレームをフレーム処理部105に供給する。そして、フレーム処理部105(フレーム解除処理部105b)は、供給されたタイプBフレームをフレーム解除処理し、上位システム10に係るコマンド(タイプAコマンド)を生成する。
例えば、フレーム解除処理部105bは、上述した図3(b)に示すように、タイプBフレーム320から、タイプBヘッダ321を除去し、代わりに、タイプAヘッダ311を付加して、タイプAコマンド310を生成する。
すなわち、コマンド処理部104は、上述したステップS404にて作成した応答コマンド、又は、上述したステップS408にてフレーム解除処理して生成したコマンドを、上位側送信部102に供給する。そして、上位側送信部102は、供給されたコマンドを上位システム10に返信する。
すなわち、同期制御部109は、前回の定時送信時点から今回の定時送信時点までの間に、コマンド処理部104によって、端末機器情報DB111が更新されたかどうかを判別する。
そして、中継器100は、後述するステップS504に処理を進める。
すなわち、同期制御部109は、作成したタイプBコマンドを下位側送信部106に供給する。そして、下位側送信部106は、供給されたタイプBコマンドを端末機器200に送信する。
なお、下位システム20からは、タイプBフレームが送信される場合もあるが、その場合については、上述した図4の中継・応答処理にて説明した通りである。
図6は、本発明の実施形態1に係る端末機器200の構成を示すブロック図である。
図示するように、端末機器200は、受信部201と、送信部202と、コマンド・フレーム振り分け部203と、フレーム処理部204と、タイプAコマンド処理部205と、タイプBコマンド処理部206と、機器制御部207と、機器情報DB208とを備える。
例えば、受信部201がタイプBフレームを受信した場合に、コマンド・フレーム振り分け部203は、そのタイプBフレームをフレーム処理部204に供給する。一方、受信部201がタイプBコマンドを受信した場合に、コマンド・フレーム振り分け部203は、そのタイプBコマンドをタイプBコマンド処理部206に供給する。
まず、フレーム化処理部204aは、タイプAコマンド処理部205から供給されたタイプAコマンドをフレーム化処理し、下位システム20に係る通信フレーム(タイプBフレーム)を生成する。
例えば、フレーム化処理部204aは、上述した図3(a)に示すように、タイプAコマンド310から、タイプAヘッダ311を除去し、代わりに、タイプBヘッダ321を付加して、タイプBフレーム320を生成する。
フレーム化処理部204aは、このようにして生成したタイプBフレーム320を送信部202に供給する。
例えば、フレーム解除処理部204bは、上述した図3(b)に示すように、タイプBフレーム320から、タイプBヘッダ321を除去し、代わりに、タイプAヘッダ311を付加して、タイプAコマンド310を生成する。
フレーム解除処理部204bは、このようにして生成したタイプAコマンド310をタイプAコマンド処理部205に供給する。
タイプAコマンド処理部205は、生成した応答コマンドをフレーム処理部204に供給する。
例えば、タイプBコマンド処理部206は、解析したタイプBコマンドが、中継器100側における端末機器情報DB111の更新内容を通知するためのコマンドである場合に、機器情報DB208に記憶されている情報を、そのコマンドに応じて更新する。
また、解析したタイプBコマンドが、中継器100から機器情報DB208の更新内容を要求するためのコマンドである場合に、タイプBコマンド処理部206は、前回の定時送信時点から今回の定時送信時点までの間における機器情報DB208の更新内容を示す応答コマンドを作成する。
例えば、機器情報DB208には、端末機器200の状態を示す情報や、機種情報などのうち、1つ以上の情報が記憶されている。また、機器情報DB208に記憶されている情報は、上述したタイプBコマンド処理部206によって、一定周期ごとに、端末機器100の端末機器情報DB111に記憶されている情報と同期される。
端末機器200の動作(応答処理)について、図7のフローチャートを参照して説明する。図7は、端末機器200にて実行される応答処理を説明するためのフローチャートである。この応答処理では、中継器100からタイプBコマンド、又は、タイプBフレームが送られる場合について説明する。
端末機器200は、受信したのがコマンドであると判別すると(ステップS602;Yes)、機器情報DB208に記憶されている情報の更新等を行う(ステップS603)。
すなわち、コマンド・フレーム振り分け部203は、受信部201から供給されたのが、タイプBコマンドであると判別すると、タイプBコマンド処理部206にそのタイプBコマンドを供給する。そして、タイプBコマンド処理部206は、供給されたタイプBコマンドを解析し、機器情報DB208に記憶されている情報の更新等を行う。
例えば、タイプBコマンド処理部206は、解析したタイプBコマンドが、中継器100側における端末機器情報DB111の更新内容を通知するためのコマンドである場合に、機器情報DB208に記憶されている情報を、端末機器情報DB111に記憶されている情報に同期させる。
例えば、タイプBコマンド処理部206は、解析したタイプBコマンドが、中継器100から機器情報DB208の更新内容を要求するためのコマンドである場合に、前回の定時送信時点から今回の定時送信時点までの間における機器情報DB208の更新内容を示す応答コマンド(タイプBコマンド)を作成する。
そして、端末機器200は、後述するステップS609に処理を進める。
すなわち、コマンド・フレーム振り分け部203は、受信部201から供給されたのが、タイプBフレームであると判別すると、フレーム処理部204にそのタイプBフレームを供給する。そして、フレーム処理部204(フレーム解除処理部204b)は、供給されたタイプBフレームを解除処理し、タイプAコマンドを生成する。
例えば、フレーム解除処理部204bは、上述した図3(b)に示すように、タイプBフレーム320から、タイプBヘッダ321を除去し、代わりに、タイプAヘッダ311を付加して、タイプAコマンド310を生成する。そして、フレーム解除処理部204bは、生成したタイプAコマンド310をタイプAコマンド処理部205に供給する。
すなわち、タイプAコマンド処理部205は、フレーム処理部204(フレーム解除処理部204b)から供給されたタイプAコマンドを解析し、機器情報DB208に記憶されている情報の更新等を行う。
すなわち、フレーム処理部204(フレーム化処理部204a)は、タイプAコマンド処理部205から供給されたタイプAコマンドをフレーム化処理し、下位システム20に係る通信フレーム(タイプBフレーム)を生成する。
例えば、フレーム化処理部204aは、上述した図3(a)に示すように、タイプAコマンド310から、タイプAヘッダ311を除去し、代わりに、タイプBヘッダ321を付加して、タイプBフレーム320を生成する。
すなわち、送信部202は、上述したステップS604にて作成されたタイプBコマンド、又は、上述したステップS608にて生成されたタイプBフレームを、中継器100に送信する。
以下、上位システム10が、端末機器200宛てにタイプAコマンドを送信した際の、中継器100及び端末機器200の一連動作を説明する。
以上説明したように、本発明の実施形態1に係る中継器100,端末機器200によれば、上位システム10(システムA)に、中継器100を介して下位システム20(システムB)の端末機器200を接続した際に、中継器100が未対応の上位システム10のコマンドを用いて、端末機器200の制御を行うことが可能となる。
以上、本発明の実施形態1について説明してきたが、具体的な構成はこの実施形態1に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
具体的に、中継器100のフレーム処理部105(例えば、フレーム解除処理部105b)は、端末機器200へタイプBフレームを送信後、一定時間内に端末機器200から返信がない場合に、応答不可を示す応答コマンド(タイプAコマンド)を作成して、上位側送信部102から上位システム10に送信する。
このような動作とすることで、上位システム10から送られたタイプAコマンドが、中継器100及び端末機器200において、共に応答不可であった場合に、中継器100と端末機器200との間の通信を低減させることができ、効果的な通信を行うことができる。
上記の実施形態1に係る中継器100は、上述した図1に示す構成であったが、他に図8に示すような構成としてもよい。
つまり、本発明の実施形態2に係る中継器120は、中継器100にないコマンド変換部121を備える点、そして、対応可能コマンドDB110の代わりに、コマンド変換対応DB122を備える点などで、実施形態1の中継器100と異なる。なお、以下の説明において、実施形態1と共通する構成要素等については、同一の符号を付す。
図8は、本発明の実施形態2に係る中継器120の構成を示すブロック図である。
図示するように、中継器120は、上位側受信部101と、上位側送信部102と、コマンド振り分け部123と、コマンド処理部104と、コマンド変換部121と、フレーム処理部105と、下位側送信部106と、下位側受信部107と、コマンド・フレーム振り分け部108と、同期制御部109と、コマンド変換対応DB122と、端末機器情報DB111とを備える。
例えば、受信したタイプAコマンドが、コマンド変換対応DB122に記憶されたコマンド(何れかのコマンド)と一致し、かつ、端末機器200へ即時送信が必要な場合に、コマンド振り分け部123は、そのタイプAコマンドをコマンド変換部121に供給する。
また、受信したタイプAコマンドが、コマンド変換対応DB122に記憶されたコマンドと一致し、かつ、端末機器200へ即時送信が不要な場合に、コマンド振り分け部123は、そのタイプAコマンドをコマンド処理部104に供給する。
更に、受信したタイプAコマンドが、コマンド変換対応DB122に記憶された何れのコマンドとも一致しなかった場合に、コマンド振り分け部123は、そのタイプAコマンドをフレーム処理部105に供給する。
例えば、コマンド変換対応DB122には、中継器120が対応するタイプAコマンドの一覧情報、タイプAコマンドとタイプBコマンドとの対応関係、及び、構成情報などが記憶されている。
また、コマンド変換対応DB122には、中継器120が対応するタイプAコマンドのうち、端末機器200へ即時送信が必要かどうかの情報も記憶されている。
中継器120の動作(中継・応答処理)について、以下、図9のフローチャートを参照して説明する。図9は、中継器120にて実行される中継・応答処理を説明するためのフローチャートである。この中継・応答処理では、上位システム10から何らかのタイプAコマンドが送られる場合について説明する。
なお、上記の図4の中継・応答処理と同じ内容の処理には、同一の符号を付す。
すなわち、コマンド振り分け部123は、上位側受信部101が受信したタイプAコマンドの振り分けを行うために、コマンド変換対応DB122を参照して、そのタイプAコマンドが、コマンド変換対応DB122に記憶されたコマンド(何れかのコマンド)と一致するかどうかを判別する。
すなわち、コマンド振り分け部123は、供給されたタイプAコマンドが、コマンド変換対応DB122に記憶されたコマンドと一致し、かつ、端末機器200へ即時送信が必要な場合に、そのタイプAコマンドをコマンド変換部121に供給する。そして、コマンド変換部121は、供給されたタイプAコマンドを、コマンド変換対応DB122を参照して、対応するタイプBコマンドに変換する。
そして、中継器120は、後述するステップS426に処理を進める。
すなわち、コマンド振り分け部123は、供給されたタイプAコマンドが、コマンド変換対応DB122に記憶されたコマンドと一致し、かつ、端末機器200へ即時送信が不要である場合に、そのタイプAコマンドを、コマンド処理部104に供給する。そして、コマンド処理部104は、供給されたタイプAコマンドを解析し、端末機器情報DB111に記憶されている情報の更新等を行う。
すなわち、下位側送信部106は、上述したステップS424にて変換されたタイプBコマンド、又は、上述したステップS405にて生成されたタイプBフレームを端末機器200に送信する。
すなわち、コマンド処理部104は、上述したステップS404にて作成した応答コマンド、又は、上述したステップS408にてフレーム解除処理して生成したコマンドを、上位側送信部102に供給する。そして、上位側送信部102は、供給されたコマンドを上位システム10に返信する。
以上説明したように、本発明の実施形態2に係る中継器120,端末機器200によれば、上述した実施形態1の効果に加え、上位システム10から送信されたタイプAコマンドによる端末機器200への操作、設定をすばやく端末機器200に反映させることができる。
上記の実施形態1に係る中継器100は、上述した図1に示す構成であったが、他に図10に示すような構成としてもよい。
つまり、本発明の実施形態3に係る中継器130は、フレーム処理部135が、フレーム処理部105のフレーム化処理部105a、及び、フレーム解除処理部105bに加え、応答不可コマンド記憶部131を更に備えた点で、実施形態1の中継器100と異なる。なお、以下の説明において、実施形態1と共通する構成要素等については、同一の符号を付す。
図10は、本発明の実施形態3に係る中継器130の構成を示すブロック図である。
図示するように、中継器130は、上位側受信部101と、上位側送信部102と、コマンド振り分け部103と、コマンド処理部104と、フレーム処理部135と、下位側送信部106と、下位側受信部107と、コマンド・フレーム振り分け部108と、同期制御部109と、対応可能コマンドDB110と、端末機器情報DB111とを備える。
応答不可コマンド記憶部131は、端末機器200側で応答不可となったコマンドを記憶している。
つまり、フレーム化処理部105aは、コマンド振り分け部103から供給されたタイプAコマンドをフレーム化処理し、タイプBフレームを生成する。また、フレーム解除処理部105bは、コマンド・フレーム振り分け部108から供給されたタイプBフレームを解除処理し、タイプAコマンドを生成する。
そして、生成したタイプBフレームが端末機器200に送信された後、端末機器20から返信された応答フレーム(タイプBフレーム)が、応答不可を示す内容であった場合に、フレーム処理部135は、一時記憶していたタイプAコマンドを応答不可コマンドとして、応答不可コマンド記憶部131に登録する。
以上説明したように、本発明の実施形態3に係る中継器130によれば、上述した実施形態1の効果に加え、上位システム10から送られたコマンドが、中継器130及び端末機器200において共に応答不可であった場合に、中継器130が初回通信時にそのコマンドを応答不可コマンドとして記憶する。そのため、次回以降、上位システム10から同じコマンドを受信した際に、中継器130は、端末機器200に問い合わせることなく、応答不可を示す応答コマンドを返信するため、端末機器200との通信が不要となり、上位システム10から見て端末機器200の応答時間を短くすることができる。
上記の実施形態1に係る中継器100、及び、端末機器200は、上述した図1、及び、図6に示す構成であったが、他に図11、及び、図13に示すような構成としてもよい。
つまり、本発明の実施形態4に係る中継器140は、フレーム処理部145が、フレーム処理部105のフレーム化処理部105a、及び、フレーム解除処理部105bに加え、応答可能コマンド記憶部141を更に備えた点で、実施形態1の中継器100と異なる。また、本発明の実施形態4に係る端末機器240は、端末機器200にない応答可能コマンド通知部241を備える点で、実施形態1の端末機器200と異なる。なお、以下の説明において、実施の形態1と共通する構成要素等については、同一の符号を付す。
図11は、本発明の実施形態4に係る中継器140の構成を示すブロック図である。
図示するように、中継器140は、上位側受信部101と、上位側送信部102と、コマンド振り分け部103と、コマンド処理部104と、フレーム処理部145と、下位側送信部106と、下位側受信部107と、コマンド・フレーム振り分け部108と、同期制御部109と、対応可能コマンドDB110と、端末機器情報DB111とを備える。
応答可能コマンド記憶部141は、端末機器200側で応答可能となるコマンドを記憶している。
つまり、フレーム化処理部105aは、コマンド振り分け部103から供給されたタイプAコマンドをフレーム化処理し、タイプBフレームを生成する。また、フレーム解除処理部105bは、コマンド・フレーム振り分け部108から供給されたタイプBフレームを解除処理し、タイプAコマンドを生成する。
また、フレーム処理部145は、コマンド振り分け部103から供給されたタイプAコマンドが、応答可能コマンド記憶部141に未登録のコマンドであった場合に、フレーム処理部145は、フレーム化処理を行わずに、応答不可を示す応答コマンド(タイプAコマンド)を作成して、上位側送信部102により上位システム10に返信する。
中継器140の動作(中継・応答処理)について、以下、図12のフローチャートを参照して説明する。図12は、中継器140にて実行される中継・応答処理を説明するためのフローチャートである。この中継・応答処理では、上位システム10から何らかのタイプAコマンドが送られる場合について説明する。また、中継器140の立ち上げ時などに、端末機器240から、端末機器240側で対応可能なコマンド(タイプAコマンド)の一覧情報を取得しており、そのようなコマンドが応答可能コマンド記憶部141に登録されているものとする。
なお、上記の図4の中継・応答処理と同じ内容の処理には、同一の符号を付す。
そして、中継器140は、応答コマンドを作成し(ステップS404)、後述するステップS409に処理を進める。
すなわち、フレーム処理部145は、コマンド振り分け部103から供給されたタイプAコマンドが、応答可能コマンド記憶部141に未登録のコマンドであった場合に、フレーム化処理を行わずに、応答不可を示す応答コマンド(タイプAコマンド)を生成する。
そして、中継器140は、後述するステップS409に処理を進める。
そして、中継器100は、下位システム20(端末機器200)から送られた応答フレームを受信し(ステップS407)、この応答フレームをフレーム解除処理する(ステップS408)。
すなわち、コマンド処理部104は、上述したステップS404にて作成した応答コマンド、上述したステップS444にて作成した応答コマンド、若しくは、上述したステップS408にてフレーム解除処理して生成したコマンドを、上位側送信部102に供給する。そして、上位側送信部102は、供給されたコマンドを上位システム10に返信する。
図13は、本発明の実施形態4に係る端末機器240の構成を示すブロック図である。
図示するように、端末機器240は、受信部201と、送信部202と、コマンド・フレーム振り分け部203と、フレーム処理部204と、タイプAコマンド処理部205と、タイプBコマンド処理部206と、機器制御部207と、機器情報DB208と、応答可能コマンド通知部241とを備える。
例えば、応答可能コマンド通知部241は、中継器140の立ち上げ時などに、対応可能なコマンド(タイプAコマンド)の一覧情報を生成し、フレーム処理部204等を経由して中継器140に送信する。
以下、中継器140の応答可能コマンド記憶部141に、端末機器240側で対応可能なコマンドの一覧情報を登録する処理について説明する。
フレーム処理部145は、供給されたタイプBフレームをフレーム解除処理し、登録コマンド(タイプAコマンド)を生成する。そして、この登録コマンドに従って、フレーム処理部145は、応答可能コマンド記憶部141に、端末機器240側で対応可能なコマンド一覧情報を登録する。
以上説明したように、本発明の実施の形態4に係る中継器140,端末機器240によれば、上述した実施形態1の効果に加え、中継器140が立ち上げ時などに端末機器240から取得した端末機器240側で対応可能なコマンド一覧情報を用いる。そのため、中継器140及び端末機器240において共に応答不可であった場合に、中継器140は、端末機器240に問い合わせることなく、応答不可を示す応答コマンドを返信するため、端末機器240との通信が不要となり、上位システム10から見て端末機器240の応答時間を短くすることができる。
上記の実施形態1に係る中継器100は、上述した図1に示す構成であったが、他に図14に示すような構成としてもよい。
つまり、本発明の実施形態5に係る中継器150は、コマンド処理部154が送信時間管理部151を備えた点、及び、フレーム処理部155が、フレーム処理部105のフレーム化処理部105a、及び、フレーム解除処理部105bに加え、送信時間管理部152を更に備えた点で、実施形態1の中継器100と異なる。なお、以下の説明において、実施形態1と共通する構成要素等については、同一の符号を付す。
図14は、本発明の実施形態5に係る中継器150の構成を示すブロック図である。
図示するように、中継器150は、上位側受信部101と、上位側送信部102と、コマンド振り分け部103と、コマンド処理部154と、フレーム処理部155と、下位側送信部106と、下位側受信部107と、コマンド・フレーム振り分け部108と、同期制御部109と、対応可能コマンドDB110と、端末機器情報DB111とを備える。
なお、コマンド処理部154は、実施形態1のコマンド処理部104と同様に、コマンド振り分け部103から供給されたタイプAコマンドを解析し、端末機器情報DB111に記憶されている情報の更新や、端末機器情報DB111に記憶されている情報を参照して応答コマンド(タイプAコマンド)の作成を行う。
なお、一定時間とは、上位システム10において通信プロトコル上、不都合が生じない時間であり、例えば、上位システム10におけるコマンドの送信から受信までの時間が、タイムアウトまでに至らない範囲の待機時間である。
フレーム処理部155のフレーム化処理部105a、及び、フレーム解除処理部105bは、上述した中継器100のフレーム処理部105と同様である。
つまり、フレーム化処理部105aは、コマンド振り分け部103から供給されたタイプAコマンドをフレーム化処理し、タイプBフレームを生成する。また、フレーム解除処理部105bは、コマンド・フレーム振り分け部108から供給されたタイプBフレームを解除処理し、タイプAコマンドを生成する。
中継器150の動作(中継・応答処理)について、以下、図15のフローチャートを参照して説明する。図15は、中継器150にて実行される中継・応答処理を説明するためのフローチャートである。この中継・応答処理では、上位システム10から何らかのタイプAコマンドが送られる場合について説明する。
なお、上記の図4の中継・応答処理と同じ内容の処理には、同一の符号を付す。
すなわち、コマンド振り分け部103は、対応可能コマンドDB110に記憶されたコマンドと一致したタイプAコマンドを、コマンド処理部154に供給する。そして、コマンド処理部154は、送信時間管理部151にて受信時刻を保持し、また、供給されたタイプAコマンドを解析し、端末機器情報DB111に記憶されている情報の更新等を行う。
そして、中継器100は、後述するステップS409に処理を進める。
すなわち、コマンド振り分け部103は、対応可能コマンドDB110に記憶されたコマンドと一致しなかったタイプAコマンドを、フレーム処理部155に供給する。そして、フレーム処理部155は、送信時間管理部152にて受信時刻を保持し、また、フレーム化処理部105aにて、供給されたタイプAコマンドをフレーム化処理し、タイプBフレームを生成する。
すなわち、コマンド・フレーム振り分け部108は、供給されたのがタイプBフレームであるため、そのタイプBフレームをフレーム処理部155に供給する。そして、フレーム処理部155は、フレーム解除処理部105bにて、供給されたタイプBフレームをフレーム解除処理し、タイプAコマンドを生成すると共に、送信時間管理部152がコマンド受信してから一定時間が経過するまで待機する。
すなわち、コマンド処理部104は、上述したステップS454にて作成した応答コマンド、又は、上述したステップS458にてフレーム解除処理して生成したコマンドを、一定時間経過後に上位側送信部102に供給する。そして、上位側送信部102は、供給されたコマンドを上位システム10に返信する。
以上説明したように、本発明の実施形態5に係る中継器150,端末機器200によれば、上述した実施形態1の効果に加え、上位システム10と端末機器200間の通信が連続で行われる場合に、上位システム10と中継器150との間の通信帯域を一定レベル以下に抑制することができる。
つまり、上位システム10が端末機器200に向けてコマンドを送信し、端末機器200(又は、中継器150)からの応答コマンドを受けて、さらに次のコマンドを上位システム10から端末機器200に向けて送信するという動作が連続する場合に、中継器150側で、一定時間待機した後に返信することで、上位システム10と中継器150との間の単位時間当たりの通信量を下げることができる。
この際、中継器150の処理において、コマンドの送受信や応答コマンドの作成などの上位側通信処理の優先順位が、端末機器200との同期制御処理よりも低いと、同期制御処理が優先され、上位側通信処理が即座に行えず、上位システム10のタイムアウトが発生してしまい、再送による輻輳が生じる可能性がある。
逆に、上位側通信処理の優先順位が、同期制御処理よりも高いと、上位システム10と端末機器200との間の通信が連続で行われる場合に、上位側通信処理の増加により中継器150は、同期制御処理を実行する時間がなくなり、端末機器200の情報との定期的な同期を維持することができなくなる。
以上、本発明の実施形態5について説明したが、具体的な構成はこの実施形態5に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での設計変更等も含まれる。
例えば、コマンド処理部154は、上位システムからの通信が連続で行われる状態を検出し、そのような通信状態の場合に限って、一定時間待機後に応答コマンドを送信するような動作としてもよい。このような動作とすることで、上位システム10から端末機器200に向けた通信が連続する場合以外でのコマンドについては、即時応答することが可能であり、上記の実施形態5の効果に加え、上位システム10から見て端末機器200からの応答時間を短縮することができる。
上記の実施形態1〜5では、本願発明の特徴を分かり易く説明するために、シンプルな構成にて説明したが、現実にはこれらの構成が種々のシステムに組み入れて実施される。以下、具体例として、空調システムに組み入れて実施される場合について、図16を参照して説明する。
図16は、本発明の実施形態6に係る空調システム300の全体構成を示すブロック図である。
なお、中継器として、上述した実施形態1に係る中継器100を用いているが、これは一例であり、代わりに、上述した実施形態2〜5に係る中継器120,130,140,150の何れかを用いてもよい。
なお、室外機501は、上述した実施形態1に係る端末機器200と同様の構成も有している。つまり、室外機501は、上述した図6に示す受信部201、送信部202、コマンド・フレーム振り分け部203、フレーム処理部204、タイプAコマンド処理部205、タイプBコマンド処理部206、機器制御部207、及び、機器情報DB208を更に備えている。
また、室外機501は、例えば、一定周期ごとに各室内機502と通信を行い、必要なデータの同期処理を行う。そのため、機器情報DB208には、室外機501の情報だけでなく、各室内機502の情報も適宜保持されている。
また、室内機502は、例えば、一定周期ごとに室外機501と通信を行い、必要なデータの同期処理を行う。
つまり、中継器100は、下位側として、上述した実施形態1に係る端末機器200の代わりに、室外機501と通信を行う。
具体的に、中継器100の下位側送信部106(図2に示す下位側送信部106)は、室外機501に対して、タイプBフレームやタイプBコマンドの送信制御を行う。また、中継器100の下位側受信部107(図2に示す下位側受信部107)は、室外機501から送られるタイプBフレームやタイプBコマンドの受信制御を行う。
以下、上位空調システム400が、下位空調システム500の空調機(室外機501,室内機502)宛てにタイプAコマンドを送信した際の、中継器100及び室外機501の一連動作を説明する。
以上説明したように、本発明の実施形態6に係る中継器100,室外機501によれば、上述した実施形態1の効果に加え、下位空調システム500の空調機(室外機501,室内機502)に新機能が追加された際に、中継器100を変更することなく、上位空調システム400から下位空調システム500の空調機の新機能を利用することが可能となる。
上記の実施形態6では、下位空調システム500において、室外機501と室内機502との間で同期処理が行われていることもあり、室外機501が、全ての応答フレームを生成する場合について説明したが、室内機502宛のコマンドに対しては、室内機502が応答フレームを生成するようにしてもよい。
このような動作とすることで、上位空調システム400から送られたコマンドが、宛先に応じた室外機501又は室内機502でそれぞれ処理されて、応答フレームが生成される。
上記の実施形態6では、中継器100を用いた空調システム300について説明したが、中継器100に代えて、上述した実施形態2〜5に係る中継器120,130,140,150の何れかを用いた場合でも、それぞれ適用可能である。
なお、中継器140を用いた空調システム300の場合では、室外機501は、上述した実施形態4に係る端末機器240と同様の構成を有するものとする。つまり、室外機501は、上述した図13に示す受信部201、送信部202、コマンド・フレーム振り分け部203、フレーム処理部204、タイプAコマンド処理部205、タイプBコマンド処理部206、機器制御部207、機器情報DB208、及び、応答可能コマンド通知部241を備えている。
このような構成の室外機501は、上述した実施形態4の端末機器240と同様に、中継器140の立ち上げ時などに、室外機501や室内機502で対応可能なコマンドの一覧情報を生成して、中継器140に送信する。
そして、中継器140は、上位空調システム400から送られたコマンドが、室外機501及び室内機502にて応答可能なコマンドかどうか等を判断する。
Claims (13)
- 異なるプロトコルにて構築された上位システムと下位システムとの間に設置される中継器であって、
前記上位システムから送られたコマンドを受信する上位側受信部と、
前記下位システムに含まれる端末機器の情報を記憶する端末情報記憶部と、
中継器側で対応可能なコマンドの情報を記憶する対応可能コマンド記憶部と、
前記上位側受信部が受信したコマンドが、前記対応可能コマンド記憶部に記憶されたコマンドである場合に、前記端末情報記憶部に記憶された情報を参照して応答コマンドを作成するコマンド処理部と、
前記上位側受信部が受信したコマンドが、前記対応可能コマンド記憶部に記憶されたコマンドでない場合に、受信したコマンドから前記下位システムのフレームを生成するフレーム化処理部と、
前記フレーム化処理部により生成されたフレームを、前記下位システムの前記端末機器に送信する下位側送信部と、
前記端末機器から送られたフレームを受信する下位側受信部と、
前記下位側受信部が受信したフレームを解除して前記上位システムのコマンドを生成するフレーム解除処理部と、
前記コマンド処理部が作成した応答コマンド、又は、前記フレーム解除処理部が生成したコマンドを前記上位システムに送信する上位側送信部と、
を備えることを特徴とする中継器。 - 前記端末情報記憶部に記憶された情報と、前記端末機器が保持している情報とを、一定周期ごとに同期させる同期制御部を更に備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の中継器。 - 前記同期制御部は、前記一定周期内において、前記端末情報記憶部に記憶された情報が更新されている場合に、更新内容を通知するコマンドを前記下位側送信部から前記端末機器に送信し、前記端末情報記憶部に記憶された情報が更新されていない場合に、前記端末機器側の更新内容を要求するコマンドを前記下位側送信部から前記端末機器に送信し、応答して前記下位側受信部が前記端末機器から受信した更新内容に従って、前記端末情報記憶部に記憶された情報を更新する、
ことを特徴とする請求項2に記載の中継器。 - 前記フレーム解除処理部は、前記下位側送信部が前記端末機器にフレームを送信した後、一定時間内に、前記下位側受信部が前記端末機器から送られるはずのフレームを受信しなかった場合に、応答不可を示す応答コマンドを作成し、
前記上位側送信部は、前記フレーム解除処理部が作成した応答コマンドを前記上位システムに送信する、
ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の中継器。 - 前記上位システムのコマンドと前記下位システムのコマンドとの対応関係を記憶するコマンド対応情報記憶部と、
前記コマンド対応情報記憶部に記憶された対応関係に従って、前記上位システムのコマンドを前記下位システムのコマンドに変換するコマンド変換部と、を更に備え、
前記コマンド変換部は、前記上位側受信部が受信したコマンドを前記端末機器へ即時送信が必要な場合に、前記上位側受信部が受信したコマンドを前記下位システムのコマンドに変換し、
前記下位側送信部は、コマンド変換部により変換されたコマンドを、前記端末機器に送信する、
ことを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の中継器。 - 前記端末機器で応答不可となったコマンドを記憶する応答不可コマンド記憶部を更に備え、
前記フレーム化処理部は、前記上位側受信部が受信したコマンドが、前記応答不可コマンド記憶部に記憶されたコマンドでない場合に、当該コマンドを一時記憶すると共に、当該コマンドから前記下位システムのフレームを生成し、
前記フレーム解除処理部は、前記下位側受信部が前記端末機器から応答不可を示すフレームを受信した場合に、前記フレーム化処理部が一時記憶したコマンドを、前記応答不可コマンド記憶部に記憶させ、
前記フレーム解除処理部は、前記上位側受信部が受信したコマンドが、前記応答不可コマンド記憶部に記憶されたコマンドである場合に、応答不可を示す応答コマンドを作成し、
前記上位側送信部は、前記フレーム解除処理部が作成した応答コマンドを前記上位システムに送信する、
ことを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の中継器。 - 前記端末機器で応答可能となるコマンドを記憶する応答可能コマンド記憶部を更に備え、
前記フレーム化処理部は、前記上位側受信部が受信したコマンドが、前記応答可能コマンド記憶部に記憶されたコマンドである場合に、当該コマンドから前記下位システムのフレームを生成し、
前記フレーム解除処理部は、前記上位側受信部が受信したコマンドが、前記応答可能コマンド記憶部に記憶されたコマンドでない場合に、応答不可を示す応答コマンドを作成し、
前記上位側送信部は、前記フレーム解除処理部が作成した応答コマンドを前記上位システムに送信する、
ことを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の中継器。 - 前記コマンド処理部、及び、前記フレーム解除処理部は、前記上位側受信部がコマンドを受信してからの時間を管理する時間管理部を備え、
前記上位側送信部は、前記コマンド処理部が作成した応答コマンド、又は、前記フレーム解除処理部が生成したコマンドを、前記時間管理部が管理する時間が一定時間を経過した後に、前記上位システムに送信する、
ことを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の中継器。 - 前記時間管理部は、前記上位側受信部が前記上位システムからのコマンドを連続して受信する通信状態を検出した場合に、前記上位側受信部がコマンドを受信してからの時間を管理する、
ことを特徴とする請求項8に記載の中継器。 - 前記上位システムは、集中制御装置、室外機、及び、室内機を含んで構成され、当該集中制御装置と当該室外機、及び、当該室内機とが通信可能に接続された上位空調システムであり、
前記下位システムは、室外機、及び、室内機を含んで構成され、当該室外機と当該室内機とが通信可能に接続された下位空調システムであって、
前記上位空調システムと前記下位空調システムの前記室外機との間の通信を中継することにより、前記上位空調システムから前記下位空調システムの前記室外機及び前記室内機を制御可能とする、
ことを特徴とする請求項1から9の何れか1項に記載の中継器。 - 異なるプロトコルにて構築された上位システムと下位システムとの間に設置される中継器と、通信可能な当該下位システムに含まれる端末機器であって、
自身の情報を記憶する記憶部と、
前記中継器から送られたフレーム又はコマンドを受信する受信部と、
前記受信部がフレームを受信した場合に、受信したフレームを解除して前記上位システムのコマンドを生成するフレーム解除処理部と、
前記フレーム解除処理部が生成したコマンドを処理し、前記記憶部に記憶された情報を参照して応答コマンドを作成する上位側コマンド処理部と、
前記上位側コマンド処理部が作成したコマンドから前記下位システムのフレームを生成するフレーム化処理部と、
前記受信部がコマンドを受信した場合に、前記記憶部に記憶された情報の更新内容を示す応答コマンドを作成する下位側コマンド処理部と
前記フレーム化処理部が生成したフレーム、又は、前記下位側コマンド処理部が作成した応答コマンドを、前記中継器に送信する送信部と、
を備えることを特徴とする端末機器。 - 上位側コマンド処理部にて応答可能なコマンド一覧を通知する応答可能コマンド通知部を更に備え、
前記応答可能コマンド通知部は、前記中継器の立ち上がり時を含むタイミングで、前記応答可能コマンド一覧を前記送信部を介して前記中継器に送信する、
ことを特徴とする請求項11に記載の端末機器。 - 集中制御装置、室外機、及び、室内機を含んで構成される上位空調システムと、室外機、及び、室内機を含んで構成される下位空調システムとが、中継器を介して接続された空調システムであって、
前記上位空調システムと前記下位空調システムとは異なるプロトコルにて構築されており、
前記中継器は、
前記上位空調システムから送られたコマンドを受信する上位側受信部と、
前記下位空調システムにおける前記室外機、及び、前記室内機の情報を記憶する下位空調システム情報記憶部と、
中継器側で対応可能なコマンドの情報を記憶する対応可能コマンド記憶部と、
前記上位側受信部が受信したコマンドが、前記対応可能コマンド記憶部に記憶されたコマンドである場合に、前記下位空調システム情報記憶部に記憶された情報を参照して応答コマンドを作成するコマンド処理部と、
前記上位側受信部が受信したコマンドが、前記対応可能コマンド記憶部に記憶されたコマンドでない場合に、受信したコマンドから前記下位空調システムのフレームを生成するフレーム化処理部と、
前記フレーム化処理部により生成されたフレームを、前記下位空調システムの前記室外機に送信する下位側送信部と、
前記下位空調システムの前記室外機から送られたフレームを受信する下位側受信部と、
前記下位側受信部が受信したフレームを解除して前記上位空調システムのコマンドを生成するフレーム解除処理部と、
前記コマンド処理部が作成した応答コマンド、又は、前記フレーム解除処理部が生成したコマンドを前記上位空調システムに送信する上位側送信部と、
を備え、
前記中継器が、前記上位空調システムと前記下位空調システムの前記室外機との間の通信を中継することにより、前記上位空調システムから前記下位空調システムの前記室外機及び前記室内機を制御可能とする、
ことを特徴とする空調システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014088398A JP6327921B2 (ja) | 2014-04-22 | 2014-04-22 | 中継器、および、空調システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014088398A JP6327921B2 (ja) | 2014-04-22 | 2014-04-22 | 中継器、および、空調システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015206564A true JP2015206564A (ja) | 2015-11-19 |
JP6327921B2 JP6327921B2 (ja) | 2018-05-23 |
Family
ID=54603479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014088398A Active JP6327921B2 (ja) | 2014-04-22 | 2014-04-22 | 中継器、および、空調システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6327921B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106524391A (zh) * | 2016-09-12 | 2017-03-22 | 珠海格力电器股份有限公司 | 通讯中继装置、通讯系统及通讯方法 |
WO2017104593A1 (ja) * | 2015-12-14 | 2017-06-22 | ヤマハ株式会社 | 情報処理装置、無線ネットワーク通信システム、無線通信中継装置、プログラムおよび情報処理方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001268084A (ja) * | 2000-03-15 | 2001-09-28 | Hitachi Kokusai Electric Inc | Lanアダプタ |
WO2002080466A1 (fr) * | 2001-03-29 | 2002-10-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Adaptateur de connexion entre systemes et terminal |
JP2003298612A (ja) * | 2002-04-04 | 2003-10-17 | Toshiba Corp | データ伝送システム |
US20080186160A1 (en) * | 2007-02-06 | 2008-08-07 | Jun-Tae Kim | Integrated management system for multi-air conditioner and integrated management method thereof |
-
2014
- 2014-04-22 JP JP2014088398A patent/JP6327921B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001268084A (ja) * | 2000-03-15 | 2001-09-28 | Hitachi Kokusai Electric Inc | Lanアダプタ |
WO2002080466A1 (fr) * | 2001-03-29 | 2002-10-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Adaptateur de connexion entre systemes et terminal |
JP2003298612A (ja) * | 2002-04-04 | 2003-10-17 | Toshiba Corp | データ伝送システム |
US20080186160A1 (en) * | 2007-02-06 | 2008-08-07 | Jun-Tae Kim | Integrated management system for multi-air conditioner and integrated management method thereof |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017104593A1 (ja) * | 2015-12-14 | 2017-06-22 | ヤマハ株式会社 | 情報処理装置、無線ネットワーク通信システム、無線通信中継装置、プログラムおよび情報処理方法 |
CN106524391A (zh) * | 2016-09-12 | 2017-03-22 | 珠海格力电器股份有限公司 | 通讯中继装置、通讯系统及通讯方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6327921B2 (ja) | 2018-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3229420A1 (en) | Method for establishing persistent connection between multiple smart devices and server, and smart device | |
EP1585254A2 (en) | Method of synchronizing management information between a plurality of managing devices in a home network | |
JP6012911B2 (ja) | 中継器、および、空調システム | |
JP4588056B2 (ja) | 空調システム | |
JP6327921B2 (ja) | 中継器、および、空調システム | |
JP6301752B2 (ja) | 情報サービス表示システムおよび時刻同期方法 | |
KR20030053427A (ko) | 네트워크 시스템 | |
JP5295309B2 (ja) | 空気調和システム | |
CN107295057B (zh) | 用于在scada系统中中继数据传输的装置 | |
KR101272077B1 (ko) | 망 부하 감소를 위한 푸시 서비스 제공 시스템 및 방법 | |
CN105677495A (zh) | 进程间通信方法和系统 | |
JP6929634B2 (ja) | 制御装置、端末装置及び機器制御システム | |
KR102251407B1 (ko) | 소프트웨어 정의 네트워크에서 컨트롤러의 이중화 제어 시스템 및 그 방법 | |
WO2014027391A1 (ja) | 空気調和装置の通信システム及び通信方法 | |
CN110771123B (zh) | 用于分发发布-订阅消息的方法和装置 | |
KR101507848B1 (ko) | 영상신호 송수신 방법 및 장치 | |
CN105791419A (zh) | 一种分布式通讯系统及对应的分布式通讯方法 | |
JP2008234122A (ja) | 画面表示情報の連携方式、および連携方法 | |
JP5832155B2 (ja) | 空気調和機のネットワークシステム | |
US20200187110A1 (en) | Distributed wireless intercom audio routing over ethernet with synchornization and roaming | |
JP6957142B2 (ja) | 制御装置、無線通信装置及びチャネル制御方法 | |
JP2018072935A (ja) | 火災受信機および移報基板 | |
JPWO2017006424A1 (ja) | 送信レート管理装置及び送信レート管理方法及び送信レート管理プログラム | |
JP2011234145A (ja) | Rdma受信装置 | |
JP2014160913A (ja) | マルチキャストツリーの構築方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160912 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170731 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170822 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171006 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180320 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180417 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6327921 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |