JP2015206484A - 真空式温水機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 真空式温水機の熱媒液の加熱にヒートポンプ給湯機の高温水等を使用し、燃焼式バーナを補助的に使用することによって、缶体効率の向上、年間エネルギー消費量とランニングコストの低減及びCOの削減等を図る。
【解決手段】 内部が大気圧以下に保持された缶体1と、缶体1の下部に形成され、熱媒液2を貯留する熱媒液槽3と、缶体1内の上部に形成された減圧蒸気室4と、減圧蒸気室4に配置された温水熱交換器5と、熱媒液槽3内の熱媒液2を加熱蒸発させる加熱手段とを備えた真空式温水機において、前記加熱手段は、熱交換器8とヒートポンプ給湯機9により得られた高温水10から成り、熱交換器8内にヒートポンプ給湯機9の高温水10を流し、熱交換器8を介して高温水10と熱媒体槽内の熱媒液の熱交換を行い、熱媒液槽3内の熱媒液2を加熱蒸発させる構成とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、温水発生装置として用いられる真空式温水機の改良に係り、特に、真空式温水機の熱媒液の加熱にヒートポンプ給湯機の高温水やコージェネレーションシステムのエンジン冷却水、太陽熱温水機の高温水、温泉水、その他の高温水を使用し、前記高温水を主熱源とすると共に、燃焼式バーナ11を補助的に使用することによって、缶体効率の向上、年間エネルギー消費量とランニングコストの低減及びCOの削減等を図れるようにした真空式温水機に関するものである。
従来、温水発生装置として用いられる真空式温水機としては、例えば、図7に示す構造のものが知られている(特許文献1参照)。
即ち、前記真空式温水機は、図7に示す如く、缶体30、バーナ31、燃焼室32、減圧蒸気室33、熱媒水34、温水熱交換器35、水管36、抽気ポンプ(図示省略)等を備えており、缶体30内を抽気ポンプにより大気圧以下に減圧して真空に近い状態とし、この状態でバーナ31により熱媒水34を加熱沸騰させて減圧蒸気室33内にそのときの熱媒水34の温度と同じ蒸気を発生させ、その蒸気が温水熱交換器35の表面で凝縮することで温水熱交換器35内の給水を加熱し、温水を作るようにしたものである。
この真空式温水機は、缶体30内が減圧されているため、要求される温度の温水を素早く負荷側へ供給できるメリットがある。
しかし、従来の真空式温水機においては、下記の(1)〜(5)に示すような問題点がある。
(1)燃焼式のバーナにより熱媒水を加熱しているため、熱効率が80%〜95%程度ま でとなる。
(2)熱効率を向上させるために缶体構造や水管の配列を変更した場合には、構造が複雑 となる。
(3)燃焼排ガスの排出規制があるので、規制値を満足するためにバーナが複雑且つ高価 なものとなる。
(4)缶体容量や使用燃料によりバーナの選定が必要になり、多種類のバーナを用意して おく必要がある。
(5)燃焼排ガス中に含まれる水蒸気の潜熱を回収する熱回収装置を付設した高効率の真 空式温水機(特許文献2参照)の場合、低温の燃焼排ガスにより白煙が生じると共 に、燃焼排ガス中の水蒸気が凝縮することにより発生する凝縮液が低pHとなるた め、凝縮液を中和処理するための処理装置と腐食対策が必要になり、イニシャルコス トも増加する。
特開平11−337002号公報 特開2012−102906号公報
本発明は、このような問題点に鑑みて為されたものであり、その目的は、真空式温水機の熱媒液の加熱にヒートポンプ給湯機の高温水やコージェネレーションシステムのエンジン冷却水、太陽熱温水機の高温水、温泉水、その他の高温水を使用し、前記高温水を主熱源とすると共に、燃焼式バーナを補助的に使用することによって、缶体効率の向上、年間エネルギー消費量とランニングコストの低減及びCOの削減等を図れるようにした真空式温水機を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1の発明は、内部が大気圧以下に保持された密閉状の缶体と、缶体の下部に形成され、熱媒液を貯留する熱媒液槽と、缶体内の上部に形成された減圧蒸気室と、減圧蒸気室に配置され、発生した蒸気を水との熱交換により凝縮して液化させる温水熱交換器と、熱媒液槽内の熱媒液を加熱蒸発させる加熱手段とを備えた真空式温水機において、前記加熱手段は、熱交換器とヒートポンプ給湯機により得られた高温水から成り、熱交換器内にヒートポンプ給湯機の高温水を流し、熱交換器を介して高温水と熱媒液槽内の熱媒液の熱交換を行い、熱媒液槽内の熱媒液を加熱蒸発させる構成としたことに特徴がある。
本発明の請求項2の発明は、加熱手段が、熱交換器とコージェネレーションシステムのエンジン冷却水、熱交換器と太陽熱温水器により得られた高温水、熱交換器と温泉水、熱交換器とその他の高温水から成ることに特徴がある。
本発明の請求項3の発明は、加熱手段が、熱媒液の温度低下時に熱媒液槽内の熱媒液を加熱する補助用の燃焼式バーナを備えていることに特徴がある。
本発明の請求項4の発明は、缶体内に仕切板を配設して熱媒液槽を二つの槽に区画し、一方の槽を、熱交換器とヒートポンプ給湯機の高温水、熱交換器とコージェネレーションシステムのエンジン冷却水、熱交換器と太陽熱温水器の高温水、熱交換器と温泉水、熱交換器とその他の高温水により加熱される高温水用加熱槽とし、また、他方の槽を、燃焼式バーナにより加熱されるバーナ用加熱槽としたことに特徴がある。
本発明の請求項5の発明は、温水熱交換器の低温側の下方位置に、温水熱交換器で凝縮した凝縮液を高温水用加熱槽に導いて凝縮液を高温水用加熱槽内に蓄えるための斜板を設けたことに特徴がある。
本発明の請求項6の発明は、斜板に高温水用加熱槽内に位置する下向きの側板を設け、当該側板と缶体との間に凝縮液が流下する下降通路を形成し、下降通路の下端部開口と高温水用加熱槽内とを連通させたことに特徴がある。
本発明の請求項7の発明は、仕切板の高さをバーナ用加熱槽内の熱媒液の液面よりも高く設定し、高温水用加熱槽内に蓄えられた熱媒液が貯液容量を超えると、熱媒液が仕切板の上端からバーナ加熱槽側へオーバーフローする構成としたことに特徴がある。
本発明の請求項8の発明は、バーナ用加熱槽内の熱媒液の温度を温度検出器により検出し、高温水用加熱槽側からのオーバーフローした熱媒液によりバーナ用加熱槽内の熱媒液の温度が設定温度以下になったときに、制御装置により燃焼式バーナを駆動して熱媒液の加熱を行う構成としたことに特徴がある。
本発明の請求項9の発明は、高温水用加熱槽内に熱交換器を配設し、高温水用加熱槽内の熱媒液を熱交換器により直接加熱する構成としたことに特徴がある。
本発明の請求項10の発明は、缶体の外部に熱交換器を配設すると共に、熱交換器と高温水用加熱槽との間に高温水用加熱槽内の熱媒液が循環する熱媒液循環路を設け、熱交換器により加熱された熱媒液循環路内の熱媒液を高温水用加熱槽内に戻し、高温水用加熱槽内の熱媒液を間接加熱する構成としたことに特徴がある。
本発明の真空式温水機は、缶体内の熱媒液を主にヒートポンプ給湯機の高温水、コージェネレーションシステムのエンジン冷却水、太陽熱温水器の高温水、温泉水、その他の高温水等により加熱し、熱媒液の温度低下時に燃焼式バーナを補助的に使用しているため、従来の燃焼式バーナを使用した真空式温水機に比較して缶体効率の向上、年間エネルギー消費量とランニングコストの低減及びCOの削減を図ることができる。
また、本発明の真空式温水機は、ヒートポンプ給湯機の高温水、コージェネレーションシステムのエンジン冷却水、太陽熱温水器の高温水、温泉水、その他の高温水等を主熱源とし、燃焼式バーナを補助的に使用しているため、従来の燃焼式バーナを主熱源とした真空式温水機のように、缶体容量、燃焼室や缶体の形状により燃焼性能が変わって多種類の燃焼式バーナが必要になると云うこともなく、燃焼式バーナの種類を減少させて燃焼式バーナを限定することができる。
更に、本発明の真空式温水機は、ヒートポンプ給湯機の高温水、コージェネレーションシステムのエンジン冷却水、太陽熱温水器の高温水、温泉水、その他の高温水等を主熱源としているため、従来の燃焼排ガス中の水蒸気の潜熱を回収する熱回収装置を付設した真空式温水機のように、白煙が生じたり、低pHの凝縮液を中和処理する処理装置を必要としたり、また、煙道が腐食したりすると云うこともなく、燃焼排ガスによる問題もクリアーすることができる。
本発明の実施形態に係る真空式温水機を示し、真空式温水機の一部省略縦断正面図である。 同じく真空式温水機の一部省略縦断側面図である。 熱媒液加熱用の主熱源をヒートポンプ給湯機の高温水とし、熱媒液を直接加熱するようにした真空式温水機の概略構成図である。 本発明の他の実施形態に係る真空式温水機を示し、熱媒液加熱用の主熱源をヒートポンプ給湯機の高温水とし、熱媒液を間接加熱するようにした真空式温水機の概略構成図である。 本発明の更に他の実施形態に係る真空式温水機を示し、熱媒液加熱用の主熱源を太陽熱温水器の高温水とした真空式温水機の概略構成図である。 本発明の更に他の実施形態に係る真空式温水機を示し、熱媒液加熱用の主熱源を温泉水とし、熱媒液を間接加熱するようにした真空式温水機の概略構成図である。 従来の真空式温水機の縦断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図3は本発明の実施形態に係る真空式温水機を示し、当該真空式温水機は、内部が大気圧以下に保持された密閉状の缶体1と、缶体1の下部に形成され、熱媒液2を貯留する熱媒液槽3と、缶体1内の上部に形成された減圧蒸気室4と、減圧蒸気室4に配置され、発生した蒸気を水との熱交換により凝縮して液化させる温水熱交換器5と、缶体1内に配設され、熱媒液槽3を二つの槽に区画する仕切板6と、温水熱交換器5の低温側の下方位置に配置され、温水熱交換器5からの凝縮液2aを熱媒液槽3の一方の槽に導く斜板7と、熱媒液槽3内の熱媒液2を加熱蒸発させる加熱手段等を備えており、前記加熱手段は、熱交換器8と、ヒートポンプ給湯機9により得られた高温水10と、補助用の燃焼式バーナ11とから成り、主に熱交換器8とヒートポンプ給湯機9の高温水10を用いて熱媒液槽3内の熱媒液2を加熱蒸発させ、燃焼式バーナ11を補助的に使用するようにしたものである。
前記缶体1は、鋼板材等により密閉された横長の四角箱状に形成されており、缶体1の下部には、缶体1内に封入した熱媒液2(例えば、水)を貯留する熱媒液槽3が形成されている。
また、缶体1内の上部には、缶体1内を抽気ポンプ(図示省略)により減圧することにより減圧蒸気室4が形成されている。
前記温水熱交換器5は、減圧蒸気室4に缶体1の長手方向に沿う水平姿勢で配置された低温側熱交換器5Aと、減圧蒸気室4に缶体1の長手方向に沿う水平姿勢で配置され、低温側熱交換器5Aに直列に接続された高温側熱交換器5Bとから成り、低温側熱交換器5Aに水の入口5aが形成され、また、高温側熱交換器5Bに温水の出口5bが形成されている。
前記仕切板6は、缶体1内に缶体1の長手方向に沿う姿勢で配設されており、熱媒液槽3を缶体1の長手方向に沿う二つの槽に区画している。
二つの槽のうち、一方の槽は、温水熱交換器5の低温側熱交換器5Aの下方に位置して熱交換器8とヒートポンプ給湯機9により得られた高温水10とにより加熱される高温水用加熱槽3Aになっていると共に、他方の槽は、温水熱交換器5の高温側熱交換器5Bの下方に位置して燃焼式バーナ11により加熱されるバーナ用加熱槽3Bとなっている。
また、仕切板6の高さは、バーナ用加熱槽3B内の熱媒液2の液面よりも若干高くなるように設定されており、高温水用加熱槽3A内の熱媒液2が貯液容量を超えると、熱媒液2が仕切板6の上端からバーナ用加熱槽3B側へオーバーフローするようになっている。
尚、バーナ用加熱槽3B内には、図示していないが、熱媒液2内に水没された燃焼室と、内部に熱媒液2が流通し、燃焼排ガスの熱を吸収する水管群とがそれぞれ設けられている。
前記斜板7は、温水熱交換器5の低温側熱交換器5Aの下方位置に缶体1の中央位置から缶体1の側壁へ向って下り傾斜となる傾斜姿勢で配置されており、低温側熱交換器5Aから流下した凝縮液2aを集めて高温水用加熱槽3A側に流し、凝縮液2aを高温水用加熱槽3Aに強制的に蓄えるものである。
また、斜板7の低所側端部には、側板12が缶体1の側壁と平行になるように下向きに連設されている。この側板12と缶体1のとの間には、斜板7より集められた凝縮液2aが流下する下降通路13が形成されており、当該下降通路13の下端部開口は、高温水用加熱槽3A内と連通状態になっている。
前記熱交換器8は、高温水用加熱槽3A内に熱媒液2に浸漬する状態で配設されており、内部にヒートポンプ給湯機9により得られた高温水10が流通し、熱媒液2を直接加熱するようになっている。
この熱交換器8は、缶体1の側壁を気密状に貫通する入口ヘッダー8Aと、入口ヘッダー8Aの上方に位置して缶体1の側壁を気密状に貫通する出口ヘッダー8Bと、入口ヘッダー8Aと出口ヘッダー8Bとの間に介設した複数の伝熱管8Cとから成る。
前記ヒートポンプ給湯機9は、冷凍サイクル回路を搭載したヒートポンプユニットで高温水10を生成し、生成された高温水10を貯湯タンクに貯め、必要に応じて貯湯タンクから高温水10を供給するものであり、熱交換器8の入口ヘッダー8A及び出口ヘッダー8Bに入口側配管14及び出口側配管15を介してそれぞれ接続され、入口側配管14に設けた高温水循環ポンプ16によりヒートポンプ給湯機9の高温水10を熱交換器8へ供給できるようになっている。
また、高温水循環ポンプ16の下流側位置の入口側配管14と出口側配管15との間には、熱交換器8をバイパスさせるバイパス配管17を設けられていると共に、このバイパス配管17と入口側配管14との間には、高温水10を熱交換器8側又はバイパス配管17側へ切り換えて流すことができる電動式の三方弁18が設けられている。
前記三方弁18は、高温水用加熱槽3A内の熱媒液2の温度を温度検出器19により検出し、この検出温度に基づいて制御盤20により切り換え制御されており、温度検出器19による検出温度が設定温度以上(例えば、90℃以上)になった場合、高温水10がバイパス配管17側へ流れるように制御盤20により切り換え制御され、また、温度検出器19による検出温度が設定温度未満(例えば、90℃未満)になった場合、高温水10が熱交換器8側へ流れるように制御盤20により切り換え制御されている。
前記燃焼式バーナ11は、バーナ用加熱槽3B内の熱媒液2を加熱するものであり、給湯負荷が増加して熱媒液2の温度が低下したときや仕切板7からオーバーフローした熱媒液2によりバーナ用加熱槽3B内の温度が低下したときに作動させて熱媒液2を補助的に加熱するものである。
即ち、燃焼式バーナ11は、バーナ用加熱槽3B内の熱媒液2の温度を温度検出器21により検出し、この検出温度に基づいて制御盤20に制御されており、熱媒液2の温度が設定温度(例えば、90℃)に達しない場合に、制御盤20により作動されてバーナ用加熱槽3B内の熱媒液2を補助的に加温し、真空式温水機の設定を満足する温度及び流量を確保するようになっている。
尚、この実施形態においては、上述した真空式温水機は、ヒートポンプ給湯機9の高温水10による加熱の場合、最高出湯温度を90℃に設定し、熱媒液2の加熱を行う制御となっている。何故なら、従来の真空式温水機の燃焼式バーナによる制御は、熱媒液の温度が86℃まで高燃焼制御し、熱媒液の温度が86℃で低燃焼制御に切り換え、熱媒液の温度が90℃で燃焼を停止し、熱媒液の温度が83℃で再燃焼制御を行っているからである。前記最高出湯温度は、90℃に限定されるものではなく、如何なる温度であっても良いことは勿論である。
而して、前記真空式温水機においては、高温水循環ポンプ16により送られて来たヒートポンプ給湯機9の高温水10が熱交換器8内を通過することにより缶体1内の熱媒液2が加熱されて蒸発し、発生した蒸気を減圧蒸気室4に充満させると共に、表面温度が蒸気の温度よりも低くなっている温水熱交換器5の表面で凝縮させることにより温水熱交換器5内を流通する水と熱交換を行わせ、温水熱交換器5の出口から蒸気の温度まで加熱された温水を回収し、また、蒸気は、温水熱交換器5の表面で凝縮して凝縮液2aとなり、熱媒液槽3に落下して熱媒液2となる。
蒸気を凝縮させる温水熱交換器5では、低温側熱交換器5Aの方が高温側熱交換器5Bよりも凝縮液2aが多くなっており、低温側熱交換器5Aから流下した凝縮液2aは、斜板7により受け止められて斜板7上を流下し、下降通路13を通って高温水用加熱槽3Aの下部に流入し、熱交換器8内を流通するヒートポンプ給湯機9の高温水10により再度加熱されて蒸発する。また、高温側熱交換器5Aから流下した凝縮液2aは、バーナ用加熱槽3Bに落下する。
従って、温水熱交換器5から流下した凝縮液2aは、その多くが斜板7により高温水用加熱槽3Aに強制的に蓄えられる。また、高温水用加熱槽3A内の熱媒液2が貯水容量を超えると、仕切板6からオーバーフローし、バーナ用加熱槽3B内に流入する。
そして、この真空式温水機では、熱媒液2の加熱は、主にヒートポンプ給湯機9の高温水10により行っており、給湯負荷の増加等により熱媒液2の温度が低下したときには、補助的に燃焼式バーナ11を作動させて熱媒液2を加熱し、熱媒液2が設定温度(例えば、90℃)に保たれるように制御されている。
即ち、ヒートポンプ給湯機9の高温水10による加熱の場合、高温水用加熱槽3A内の熱媒液2の温度が90℃に保たれるように高温水10により熱媒液2の加熱を行っており、熱媒液2の温度が90℃以上になった場合は、温度検出器19からの検出温度に基づいて制御盤20により三方弁18を切り換え制御し、ヒートポンプ給湯機9の高温水10が熱交換器8からバイパス配管17へ流れるようにし、熱媒液2の加温を停止する。
また、高温水用加熱槽3A内の熱媒液2の温度が90℃未満に低下した場合は、温度検出器19からの検出温度に基づいて制御盤20により三方弁18を切り換え制御し、ヒートポンプ給湯機9の高温水10がバイパス配管17から熱交換器8へ流れるようにし、熱媒液2を加温する。
更に、給湯負荷の増加やバーナ用加熱槽3B内にオーバーフローした熱媒液2によりバーナ用加熱槽3B内の温度が設定温度に達しない場合は、温度検出器21からの検出温度に基づいて制御盤20により補助的に燃焼式バーナ11を作動させ、熱媒液2の加熱を行い、真空式温水機の設定を満足する温度及び流量を確保する。
このように、前記真空式温水機は、主に熱媒液2の加熱をヒートポンプ給湯機9の高温水10により行い、熱媒液2の温度低下時に燃焼式バーナ11を補助的に使用しているため、従来の燃焼式バーナ11を使用した真空式温水機に比較して缶体効率の向上、年間エネルギー消費量とランニングコストの低減及びCOの削減を図ることができ、また、燃焼式バーナ11の種類を減少させて燃焼式バーナ11を限定することができ、更に、煙道からの白煙が生じたり、低pHの排ガスドレンを中和処理する処理装置を必要としたり、或いは、煙道が腐食したりすると云うこともない。
図4は本発明の他の実施形態に係る真空式温水機を示し、当該真空式温水機は、熱媒液2加熱用の主熱源をヒートポンプ給湯機9の高温水10とし、缶体1の外部に熱交換器8を配設すると共に、熱交換器8と高温水用加熱槽3Aとの間に高温水用加熱槽3A内の熱媒液2が循環する熱媒液循環路22を設け、熱交換器8により加熱された熱媒液循環路22内の熱媒液2を高温水用加熱槽3Aに戻し、高温水用加熱槽3A内の熱媒液2を間接加熱する構成としたものであり、その他の構成は図1〜図3に示す真空式温水機と同様構造に構成されているため、図1〜図3に示す真空式温水機と同じ部位・部材には同一の参照番号を付し、その詳細な説明を省略する。
前記熱媒液循環路22は、図4に示す如く、熱交換器8を収容するケーシング22aと、缶体1に形成され、高温水用加熱槽3A内に連通する熱媒液入口22b及び熱媒液出口22cと、ケーシング22aと熱媒液入口22b及び熱媒液出口22cとをそれぞれ連結する循環用配管22dと、熱媒液入口22b側の循環用配管22dに設けた熱媒液循環ポンプ22eとから成り、熱媒液循環ポンプ22eにより高温水用加熱槽3A内の熱媒液2を循環させ、その途中において熱媒液2をケーシング22a内の熱交換器8により加温し、高温水用加熱槽3A内に戻すようにしたものである。
図4に示す真空式温水機も、図1〜図3に示す真空式温水機と同様の作用効果を奏することができる。
図5は本発明の更に他の実施形態に係る真空式温水機を示し、当該真空式温水機は、加熱手段が熱交換器8と太陽熱温水器23の高温水10から成り、太陽熱温水器23により得られた高温水10を熱媒液2を加熱するための主熱源とし、燃焼式バーナ11を補助的に使用するようにしたものである。
図5に示す真空式温水機は、ヒートポンプ給湯機9に換えて太陽熱温水器23を使用したものであり、その他の構成は図1〜図3に示す真空式温水機と同様構造に構成されているため、図1〜図3に示す真空式温水機と同じ部位・部材には同一の参照番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図5に示す真空式温水機も、図1〜図3に示す真空式温水機と同様の作用効果を奏することができる。
図6は本発明の更に他の実施形態に係る真空式温水機を示し、当該真空式温水機は、加熱手段が熱交換器8と高温の温泉水10′から成り、温泉水10′を熱媒液2を加熱するための主熱源とすると共に、燃焼式バーナ11を補助的に使用し、高温水用加熱槽3A内の熱媒液2を間接加熱するようにしたものである。
図6に示す真空式温水機は、ヒートポンプ給湯機9の高温水10に換えて高温の温泉水10′を使用したものであり、その他の構成は図4に示す真空式温水機と同様構造に構成されているため、図4に示す真空式温水機と同じ部位・部材には同一の参照番号を付し、その詳細な説明を省略する。
図6に示す真空式温水機も、図4に示す真空式温水と同様の作用効果を奏することができる。しかも、この真空式温水機は、高温の温泉水10′を熱媒液2と熱交換させて温度を低下させているため、高温の温泉水10′を冷却水により希釈せずに100%温泉水を直接利用することができる。
尚、上記の各実施形態においては、熱媒液2の主熱源としてヒートポンプ給湯機9の高温水10、太陽熱温水器23の高温水10、高温の温泉水10′をそれぞれ使用するようにしたが、他の実施形態においては、図示していないが、熱媒液2の主熱源としてコージェネレーションシステムのエンジンを冷却して高温となったエンジン冷却水を使用するようにしても良く、或いは、その他の高温水(例えば、各種機器の高温排水)を使用するようにしても良い。
また、図5に示す実施形態においては、熱交換器8を高温水用加熱槽3A内に配設し、熱媒液2を直接加熱するようにしたが、他の実施形態においては、熱交換器8を缶体1の外部に配設し、熱交換器8と高温水用加熱槽3Aとの間に高温水用加熱槽3A内の熱媒液2が循環する熱媒液循環路22を設け、熱交換器8により加熱された熱媒液循環路22内の熱媒液2を高温水用加熱槽3A内に戻し、高温水用加熱槽3A内の熱媒液2を間接加熱するようにしても良い。
更に、図6に示す実施形態においては、熱交換器8を缶体1の外部に配設し、熱媒液2を間接加熱するようにしたが、他の実施形態においては、熱交換器8を高温水用加熱槽3A内に配設し、熱媒液2を直接加熱するようにしても良い。
1は缶体、2は熱媒液、2aは凝縮液、3は熱媒液槽、3Aは高温水用加熱槽、3Bはバーナ用加熱槽、4は減圧蒸気室、5は温水熱交換器、5Aは低温側熱交換器、5Bは高温側熱交換器、5aは入口、5bは出口、6は仕切板、7は斜板、8は熱交換器、8Aは入口ヘッダー、8Bは出口ヘッダー、8Cは伝熱管、9はヒートポンプ給湯機、10は高温水、10′は温泉水、11は燃焼式バーナ、12は側板、13は下降通路、14は入口側配管、15は出口側配管、16は高温水循環ポンプ、17はバイパス配管、18は三方弁、19は温度検出器、20は制御盤、21は温度検出器、22は熱媒液循環路、22aはケーシング、22bは熱媒液入口、22cは熱媒液出口、22dは循環用配管、22eは熱媒液循環ポンプ、23は太陽熱温水器。

Claims (10)

  1. 内部が大気圧以下に保持された密閉状の缶体と、缶体の下部に形成され、熱媒液を貯留する熱媒液槽と、缶体内の上部に形成された減圧蒸気室と、減圧蒸気室に配置され、発生した蒸気を水との熱交換により凝縮して液化させる温水熱交換器と、熱媒液槽内の熱媒液を加熱蒸発させる加熱手段とを備えた真空式温水機において、前記加熱手段は、熱交換器とヒートポンプ給湯機により得られた高温水から成り、熱交換器内にヒートポンプ給湯機の高温水を流し、熱交換器を介して高温水と熱媒液槽内の熱媒液の熱交換を行い、熱媒液槽内の熱媒液を加熱蒸発させる構成としたことを特徴とする真空式温水機。
  2. 加熱手段は、熱交換器とコージェネレーションシステムのエンジン冷却水、熱交換器と太陽熱温水器により得られた高温水、熱交換器と温泉水、熱交換器とその他の高温水から成ることを特徴とする請求項1に記載の真空式温水機。
  3. 加熱手段は、熱媒液の温度低下時に熱媒液槽内の熱媒液を加熱する補助用の燃焼式バーナを備えていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の真空式温水機。
  4. 缶体内に仕切板を配設して熱媒液槽を二つの槽に区画し、一方の槽を、熱交換器とヒートポンプ給湯機の高温水、熱交換器とコージェネレーションシステムのエンジン冷却水、熱交換器と太陽熱温水器の高温水、熱交換器と温泉水、熱交換器とその他の高温水により加熱される高温水用加熱槽とし、また、他方の槽を、燃焼式バーナにより加熱されるバーナ用加熱槽としたことを特徴とする請求項3に記載の真空式温水機。
  5. 温水熱交換器の低温側の下方位置に、温水熱交換器で凝縮した凝縮液を高温水用加熱槽に導いて凝縮液を高温水用加熱槽内に蓄えるための斜板を設けたことを特徴とする請求項4に記載の真空式温水機。
  6. 斜板に高温水用加熱槽内に位置する下向きの側板を設け、当該側板と缶体との間に凝縮液が流下する下降通路を形成し、下降通路の下端部開口と高温水用加熱槽内とを連通させたことを特徴とする請求項5に記載の真空式温水機。
  7. 仕切板の高さをバーナ用加熱槽内の熱媒液の液面よりも高く設定し、高温水用加熱槽内に蓄えられた熱媒液が貯液容量を超えると、熱媒液が仕切板の上端からバーナ加熱槽側へオーバーフローする構成としたことを特徴とする請求項4に記載の真空式温水機。
  8. バーナ用加熱槽内の熱媒液の温度を温度検出器により検出し、高温水用加熱槽側からのオーバーフローした熱媒液によりバーナ用加熱槽内の熱媒液の温度が設定温度以下になったときに、制御装置により燃焼式バーナを駆動して熱媒液の加熱を行う構成としたことを特徴とする請求項7に記載の真空式温水機。
  9. 高温水用加熱槽内に熱交換器を配設し、高温水用加熱槽内の熱媒液を熱交換器により直接加熱する構成としたことを特徴とする請求項4、請求項5、請求項6、請求項7又は請求項8に記載の真空式温水機。
  10. 缶体の外部に熱交換器を配設すると共に、熱交換器と高温水用加熱槽との間に高温水用加熱槽内の熱媒液が循環する熱媒液循環路を設け、熱交換器により加熱された熱媒液循環路内の熱媒液を高温水用加熱槽内に戻し、高温水用加熱槽内の熱媒液を間接加熱する構成としたことを特徴とする請求項4、請求項5、請求項6、請求項7又は請求項8に記載の真空式温水機。
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