JP2015205413A - 漢字ドリル - Google Patents

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【課題】新出漢字の学習の進度が把握しやすい漢字ドリルを提供する。【解決手段】漢字ドリルを、新出漢字が国語の教科書に新出する順番で複数記載されている学習ページ1を備え、新出する順番と、学習すべき新出漢字の総数とが表示された学習進度ラベル10が、新出漢字に付されている構成とする。また、学習進度ラベル10は、学習ページに記載された複数の新出漢字の表示の上部余白にそれぞれ記載されているものとすることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、漢字ドリルに関するものである。
小学校から中学校までの義務教育では、国語の授業で漢字を順次学ぶことになっており、小学校では学年ごとに学ぶべき漢字(新出漢字)が配当されている。従前より、小学校などの国語教育における漢字学習を補助する漢字ドリルが、種々提案されており、漢字の書き順を学ぶために漢字が一画ずつ増えるように記載されたもの(特許文献1参照)や、漢字を繰り返し書いて学ばせるために空欄を多く備え、1ページで一つの漢字を学習させるもの(特許文献2参照)等がある。
本出願人も漢字ドリルを出版しており、この漢字ドリルは新出漢字の全画字体、音訓読み、書き順、その漢字を用いる熟語などを学習させるページと、学習させた新出漢字の読み練習及び書き練習をさせることにより新出漢字を習熟させるページから構成されている。このような構成は、始めに新出漢字を学習させ、次にその新出漢字の読み練習及び書き練習をさせるという順に指導することにより、新出漢字を確実に習熟させることを意図したものである。また、本出願人の漢字ドリルは、新出漢字が教科書の単元ごとにまとめられており、授業の進捗に合わせて漢字学習を補助できるよう工夫がされている。従って、本出願人の漢字ドリルは、単元ごとの新出漢字を全部学習した上で、その読み練習及び書き練習を行うというように用いられることが多かった。
一方で近年、いわゆる「ゆとり教育」の見直しにより、文部科学省の定める学習指導要領が大きく改訂され、教育内容が大幅に増えたことから、国語の授業時間中に漢字学習を行うために充分な時間を確保することが困難になっている。
このため、朝の授業時間前の時間を利用して1日2〜4字の漢字を学習するというように、国語の授業以外の僅かな時間で漢字学習を進めることが教育の現場で行われている。また、授業の進捗に依らず(教科書の単元に関係なく)、新出漢字を前倒しして学習させるという指導がなされることもある。このような場合、教科書の単元という指標では新出漢字の学習の進度が測れないことから、漢字学習のペース配分がしにくく学習計画が立てにくい、漢字学習がどこまで進んだのかを把握しにくく達成感が得られにくい、という事情があった。
また、単元ごとに漢字学習を進める場合は、単元を基準として漢字学習の進度を把握することはできるものの、新出漢字の数は学年ごとに異なっていることに加え、単元ごと新出漢字の数は異なっているため、学ぶべき新出漢字に対してどこまで学習が進んでいるかという観点からは、漢字学習の進度を把握しにくいものであった。
実公昭61−50984号公報 登録実用新案第3021292号公報
そこで、本発明は、上記の実情に鑑み、新出漢字の学習の進度が把握しやすい漢字ドリルの提供を、課題とするものである。
上記の課題を解決するため、本発明にかかる漢字ドリルは、「新出漢字が国語の教科書に新出する順番で複数記載されている学習ページを備え、前記新出する順番と、学習すべき新出漢字の総数とが表示された学習進度ラベルが、前記学習ページの一ページ当たり少なくとも一つの前記新出漢字に付されている」ものである。
「学習すべき新出漢字の総数」は、文部科学省の定める学年別漢字配当表に基づくものであり、一年間に学ぶべき新出漢字の総数であっても良いし、二学期制または三学期制の学期ごとにまとめられた漢字ドリルの場合は、それぞれの学期ごとに学ぶべき新出漢字の総数であっても良い。学習進度ラベルにおける「新出する順番」は、新出漢字の総数が一年間の総数である場合、一年の最初に新出する漢字を1番とした順番とし、新出漢字の総数が学期ごとの総数である場合は、その学期の最初に新出する漢字を1番とした順番とする。なお、学期ごとにまとめられた漢字ドリルに、学期を単位とする学習進度ラベルに加えて、一年を単位とする学習進度ラベルが付されていてもよい。
本構成の漢字ドリルでは、学習ページに、国語の教科書に新出する順番で記載されている新出漢字に、教科書に新出する順番と、学習すべき新出漢字の総数が表示された「学習進度ラベル」が付されている。従って、学習進度ラベルを一見すれば、その時に学習している新出漢字が何番目のものであるか、その学年または学期において学習すべき新出漢字の総数に対してどれだけ学習が進んでいるかという学習の進度を、容易に把握することができる。そして、児童生徒には、学習の進度を把握させることにより、達成感を感じさせることができるため、次の新出漢字を学習する意欲を引き出すことができる。
また、学習進度ラベルから、これから学習すべき新出漢字の残数も分かるため、例えば、その後の国語の授業数、或いはその後の授業日数で新出漢字の残数を割り算することにより、一回の授業で学習すべき新出漢字の数、或いは一日の授業で学習すべき新出漢字の数を計算するなど、学習の計画を立てやすい。学習の計画を立てることにより、現状の漢字学習が遅れている、または進んでいる、という学習のペースが把握し易いものとなる。加えて、本構成の漢字ドリルは、新出漢字が教科書に新出する順番で記載されているため、国語の授業の進捗に合わせて、単元ごとに漢字学習を行うという使用にも適している。
本構成にかかる漢字ドリルは、上記構成に加え、「前記学習進度ラベルは、前記学習ページに記載された複数の前記新出漢字の表示の上部余白にそれぞれ記載されている」ものとすることができる。
本構成の漢字ドリルでは、学習進度ラベルが、新出漢字の表示の上部余白に記載されている。これにより、学習進度ラベルを一見して認識することができる。また、本構成の漢字ドリルでは、学習ページに複数記載されている新出漢字のそれぞれに、学習進度ラベルが記載されている。これにより、学習進度ラベルの新出する順番を参照させて、一文字単位で学習の範囲を設定し易い。従って、例えば、3〜4字の少ない漢字数で区切って学習させ易く、朝の授業開始前の時間で学習させる場合や、国語の授業の進捗に依らず、新出漢字を前倒しして学習させる場合など、学習のために使用する時間に合わせて学習範囲を設定することができる。
本発明にかかる漢字ドリルは、上記構成に加え、「前記新出漢字ごとに区画された漢字欄を備え、それぞれの該漢字欄は、前記新出漢字の全画字体及び音訓読みを示す漢字表示部、前記新出漢字を用いた例文を示す例文表示部、前記新出漢字を含む熟語を示す熟語表示部、前記新出漢字の書き順を画数が漸次増加する表示により示した書き順表示部、上下に配列された複数の枠に方眼が付された練習部を有しており、該練習部は、上から一つ目の枠に、前記新出漢字が薄墨色で記載された全画字体、書き順の番号、及び書き方に注意する部分を示す矢印が記載されており、該矢印で指示した部分についての書き方に関する注意事項が記載されている」ものとすることができる。
本構成の漢字ドリルでは、学習させる項目が新出漢字ごとにそれぞれの漢字欄にまとめられている。このため、一つの新出漢字について効率良く学習を進めることができる。具体的には、漢字表示部において、全画で記載された新出漢字(全画字体)と音読みと訓読みが記載されており、漢字の全画字体と読みを関連付けて覚えさせることができる。そして、例文表示部にその新出漢字を用いた例文が記載されており、その新出漢字をどのように用いるかを把握することができる。また、熟語表示部にその新出漢字を用いた熟語が記載されており、その新出漢字に対する習熟度をより高めることができる。更に、書き順表示部には新出漢字の書き順が、画数が漸次増加する表示により記載されている。これにより、書き順が一見して分かり易く、正確な書き順を覚えさせることができる。加えて、上下に配列された複数の枠に方眼が付された練習部を有しており、練習部の上から一つ目の枠には、その漢字欄の新出漢字の全画字体が薄墨色で記載されている。これにより、薄墨色で記載された全画字体をなぞって新出漢字を書かせることができる。この際、書き順が番号で記載されているため、番号の順に新出漢字を書かせることにより、正しい書き順を覚えさせることができる。更に、新出漢字を書くにあたって注意する部分が矢印で示されていると共に、矢印で示した部分についての書き方に関する注意事項が記載されていることから、間違い易い点や紛らわしい点などに注意を促すことができる。
以上のように、本発明の効果として、新出漢字の学習の進度が把握しやすい漢字ドリルを、提供することができる。
本発明の一実施形態である漢字ドリルの学習ページを説明する図である。 図1の学習ページに対応した習熟ページにおける読みページを説明する図である。 図1の学習ページに対応した習熟ページにおける書きページを説明する図である。
以下、本発明の一実施形態である漢字ドリルについて図1〜図3を用いて説明する。ここでは、三学期制の第一学期に使用する小学五年生の教科書に対応した漢字ドリルを例示する。なお、図では一例として、ある単元の学習ページ1の一部と、この学習ページ1に対応する、後述する習熟ページとを示している。また、実際にはカラー印刷されるものである。
本実施形態の漢字ドリルは、新出漢字が国語の教科書に新出する順番で複数記載されている学習ページ1を備え、新出する順番と、学習すべき新出漢字の総数とが表示された学習進度ラベル10が、新出漢字に付されているものである。
また、学習進度ラベル10は、学習ページ1に記載された複数の新出漢字の表示の上部余白にそれぞれ記載されている。
また、学習ページ1は、新出漢字ごとに区画された漢字欄20を備え、それぞれの漢字欄20は、新出漢字の全画字体及び音訓読みを示す漢字表示部21、新出漢字を用いた例文を示す例文表示部22、新出漢字を含む熟語を示す熟語表示部23、新出漢字の書き順を一画ごとに記載した書き順表示部24、上下に配列された複数の枠に方眼が付された練習部25を有しており、練習部25は、上から一つ目の枠に、新出漢字が薄墨色で記載された全画字体、書き順の番号、及び書く際に注意する部分を示す矢印が記載されており、矢印で指示した部分についての書き方に関する注意事項が記載されている。
本実施形態の漢字ドリルは短冊状の形状で、短辺の方向に縦書きで文字が記載されており、右辺側が綴じられている。なお、「上下」及び「左右」は、実際に使用する向きの漢字ドリルにおける「上下」及び「左右」を指している。
また、本実施形態の漢字ドリルは、学習ページ1に記載された複数の新出漢字それぞれに対応させて読み練習及び書き練習をさせる一以上の問題文が新出する順番で記載されていると共に、複数のグループに分けて記載されている習熟ページを備えている。加えて、学習ページ1と習熟ページは、単元ごとに一組になっており、連続したページに配されている。
まず、学習ページ1から詳細に説明する。学習ページ1は、新出漢字について説明する項目とその配置が、効率的に学習を進められるように工夫されている。以下、各項目について説明する。
学習ページ1の右上隅には、漢字ドリルのページを示すページ表示部41があり、図1の例では、四角形の枠内に大きく「9」と記載されている。ページ表示部41の下側には、教科書の単元のタイトルを示すタイトル表示部42があり、ここでは「のどがかわいた」というタイトルが短冊状の枠内に「新しい漢字」という記載と共に記載されている。このタイトル表示部42の下部には、本を開いたイラスト共に数字が記載されている。これは、教科書において、その単元が記載されているページ範囲を示している。
このように、学習ページ1では漢字ドリルのページを示す表示が、ページを開いて最初に着目し易い右上隅に大きく表示されていることにより、開いているページを把握し易い。また、学習ページ1で学習させる新出漢字が新出する教科書の単元のタイトルと、その単元の教科書のページ範囲が示されていることにより、教科書の単元との対応を一見して把握することができる。
ページ表示部41及びタイトル表示部42の左側には、それぞれ枠で区画された漢字欄20が設けられている。ここでは、「寄」、「句」、「舌」、「構」、「述」の五つの新出漢字の漢字欄20である。なお、ここで例示している単元の新出漢字は五つより多く、次のページに記載されているが、図示は省略している。
「寄」の漢字欄20を例にとり説明すると、漢字欄20の上部に、新出漢字が枠内に全画で大きく記載された漢字表示部21が配置されている。また漢字表示部21において、記載された新出漢字の全画字体の右側近傍に、その漢字の音読みが「音」という表記と共に片仮名で記載されており、「寄」の音読みである「キ」が記載されている。一方、全画字体の左側近傍には、その漢字の訓読みが「訓」という表記と共に送り仮名を含めて平仮名で記載されており、「寄」の訓読みである「よる」及び「よせる」が記載されている。送り仮名(「よる」の「る」、及び、「よせる」の「せる」)には「よ」と異なる色が付されている。このように、漢字表示部21に記載された新出漢字の全画字体に近接して音読み、訓読みが記載されていることにより、新出漢字の全画字体と読みを関連付けて覚えさせることができる。
各漢字欄20の上部余白に、学習進度ラベル10が表示されている。学習進度ラベル10は、学習ページ1に複数記載されている漢字欄20の左側における上部余白に、それぞれ記載されている。ここでは、学習進度ラベル10を、右上の頂角から対角線が引かれた長方形の枠内に数字が記載された表示として例示しており、「寄」の学習進度ラベル10では、一学期に学ぶ漢字において新出する順番である「6」を分子とし、一学期に学ぶ漢字の総数である「79」を分母とした分数として表示している。なお、分母の数字は、一学年で学ぶべき新出漢字の総数であってもよい。
学習進度ラベル10は、漢字欄20の上部余白に記載されていることにより、一見して学習進度ラベル10を認識させることができる。また、新出する順番を分子とし、学ぶべき漢字の総数を分母とした分数として表示することにより、学習の進度を、学ぶべき新出漢字の総数に対する学習した新出漢字の割合として直感的に把握することができる。これにより教師は学習のペースを把握し易く、また、児童生徒に対しては達成感を感じさせることができる。加えて、それぞれの漢字欄20に学習進度ラベル10が付されていることにより、一文字単位で学習の範囲を設定しやすい。これにより、朝の授業開始前の短い時間で学習させる場合や、国語の授業の進捗に依らず、新出漢字を前倒しして学習させる場合など、学習のために使用する時間に応じて学習範囲を設定することができる。この場合において、児童生徒に学習進度ラベル10を参照させることにより、教師が設定した学習の範囲を容易に把握させることができる。例えば、新出漢字の復習を宿題にするとき、学習進度ラベル10を使用して、宿題の範囲を児童生徒に把握させることができる。
漢字表示部21の下右側には、短冊状の例文表示部22が配置されており、「船が寄港する。」、「そばに寄る。」と、「寄」を使用した複数の例文が記載されている。例文表示部22では、記載された例文を学ばせることにより、その新出漢字をどのように用いるかを把握させることができる。
例文表示部22の右下側には、漢字の意味が細長い枠内に記載された意味表示部26が配置されており、教科書で使われている意味とその他の意味とが異なる色で表示されている。ここでは、「たちよる、たよる・身をよせる」と記載されており、「たよる・身をよせる」が異なる色で表示されている。意味表示部26では、新出漢字自体が有する意味を学ばせることができる。
例文表示部22の左下側には熟語表示部23が配置されており、「寄付」、「寄宿」、「寄生」、「寄り道」と、「寄」を使用した複数の熟語が記載されている。熟語表示部23では、記載された新出漢字を用いた熟語を学ばせることにより、意味表示部26に記載された新出漢字の意味に対する理解を深め、その新出漢字に対する習熟度をより高めることができる。
漢字欄20の左側には書き順表示部24が配置されており、「寄」が書き順に沿って画数が漸次増加する表示により記載されている。また、書き順表示部24の下部には「寄」の総画数である「11画」が記載されている。書き順表示部24では、画数が漸次増加する表示により記載された新出漢字の書き順を参照させることにより、正確な書き順を覚えさせ易い。また、新出漢字の総画数が記載されていることにより、総画数を学ばせることができる。
書き順表示部24の下側には、部首を示す部首表示部27が配置されており、部首を異なる色で表示した新出漢字の全画字体が記載されていると共に、部首の名称が記載されている。ここでは「寄」が、部首である「うかんむり」の部分の色を変えて記載されており、その右側に「うかんむり」と記載されている。部首表示部27では、部首を異なる色で示すことにより、新出漢字の部首を容易に把握させることができる。
漢字表示部21の下左側には、方眼が付された四つの枠が上下に配列された練習部25が配置されている。ここでは、上から一つ目の枠に薄墨色で全画字体「寄」が記載されており、それぞれの画の書き始める場所に数字が付されている。なお、図では、薄墨の代わりに破線で示している。
また、一つ目の枠には、字体のある部分を示す矢印が記載されている。これは、その漢字について誤り易い点や他の漢字と紛らわしい点などに注意を促すものであり、これに関する注意事項が枠外に記載されている。ここでは、矢印は七画目を指し示しており注意事項として「7画目は長く書くよ。」と記載されている。注意事項としては、このように長さに関するものの他、「はね」や「止め」に関するもの、似た漢字との書き間違いに関するもの、点など書き忘れやすい部分に関するものなどを例示することができる。上から二つ目の枠には、薄墨色で全画字体「寄」が記載されていると共に、一つ目の枠とは異なる注意書きが枠内に記載されている。ここでは、七画目の近傍に「長く」、十一画目のはねる部分に矢印と「はねる」と記載されている。ここでの注意書きとしては、その他、「とめる」、「はらう」、「向きに注意」などを例示することができる。上から三つ目の枠には、書き始める方向を示す矢印と共に第一画のみが薄墨色で記載され、四つ目の枠には方眼のみが記載されており、薄墨色の表示に頼らない書き練習を促している。
練習部25では、徐々に難易度を上げながら新出漢字を実際に繰り返し書かせることができ、これにより、スムーズにその新出漢字の書き方を習得させることができる。加えて、上から一つ目の枠には、注意を促す矢印と、矢印に関する注意事項が記載されていることにより、誤り易い点や他の漢字と紛らわしい点などを意識させて新出漢字を学ばせることができる。
熟語表示部23と、練習部25の下側には補足部28aが配置されており、新出漢字の学習を補足する項目がイラストと共に記載されている。なお、図1ではイラストを省略して示している。ここでは「使い方」として、「寄」を用いた例文である「募金を持ち寄って、車いすを寄付する」が記載されている。補足部28aの項目としては、この様に使い方として例文を示すものの他、「でき方」として全画字体の成り立ちを説明するもの、「覚え方」として全画字体の構成を説明するものなどを例示することができる。
補足部28aでは、更に新出漢字の例文を表示することにより、新出漢字の使い方についての習熟度を高めることができる。また、新出漢字の全画字体について成り立ちや構成を説明することにより、新出漢字の全画字体を直感的に理解させることができる。
「寄」の漢字欄20の右側の上部余白には、「ドリル1」と記載されている。また、「構」の漢字欄20の上部余白にも同様の記載がされており、「ドリル2」と記載されている。この、「ドリル1」及び「ドリル2」の表示がそれぞれ、学習ページ1における区切りラベル43aであるが、詳細は後述する。
「寄」の漢字欄20の中央の上部余白には、目を引き易い形状の全国調査ラベル44が記載されている。ここでは、目玉を模した形状のラベルを例示している。これは、出願人が独自に行った全国調査に基づき、書き間違いや読み間違いの多い漢字を示すラベルである。なお、例示しているページでは、「寄」の他に「構」にも全国調査ラベル44が記載されている。このように、書き間違いや読み間違いの多い漢字に全国調査ラベル44を付すことにより、多くの児童生徒が誤り易い漢字に注意を促すことができる。
漢字欄20の上部余白の中央には、新出漢字ごとに新出する教科書のページを表示した教科書ページ表示部45が記載されており、「寄」の漢字欄20では、「寄」が新出する教科書のページを示す数字である「16」が記載されている。教科書ページ表示部45を記載することにより、教科書を参照させて新出漢字の使われ方等を速やかに学習させるなど、教科書との対応がとり易い。
次に習熟ページついて図2、及び図3を用いて説明する。習熟ページは、図2に示す読み練習を行う「読みページ2」と、図3に示す書き練習を行う「書きページ3」とを備えている。また、習熟ページは一枚の表裏に記載されており、書きページ3は読みページ2の裏面に記載されている。
読みページ2と書きページ3のページ表示部41とタイトル表示部42の配置は学習ページ1と同様であり、ページの右上隅にページ表示部41が配置されており、ページ表示部41の下側にタイトル表示部42が配置されている。加えて、タイトル表示部42の下部には、一問の配点(ここでは、一問10点)の記載と共に、点数を記入できる空欄が問題文のグループの数の分だけ設けられている。また、読みページ2のタイトル表示部42の上部には「読む」、書きページ3のタイトル表示部42の上部には「かく」と、分かり易く大書されている。
漢字ドリルは、学習ページ1と習熟ページとが連続して配されているものであり、ここでの例では、図示しない学習ページの「10」ページを挟み、読みページ2のページ表示部41には「11」と、書きページ3のページ表示部41には「12」と記載されている。このように、学習ページ1と習熟ページを連続して配することにより、学習ページ1で学習させた新出漢字の読み練習または書き練習を速やかに行わせることができる。また、学習ページ1と習熟ページは、単元ごとにまとめられているものであり、習熟ページのタイトル表示部42に学習ページ1と同じタイトルが記載されていることにより、これを容易に把握させることができる。
読みページ2は、長辺方向に平行に延びた罫線により二つに区画されており、上側に問題文表示部29aが配置されており、下側に補足部28bが配置されている。問題文表示部29aには読み練習を行うための新出漢字を含む問題文が、複数のグループに分けられ、各グループに同数記載されている。ここでは、2つのグループに分けられた、各グループ10問の問題文が計20問記載されている例を示している。問題文の行頭には、ページごとに1から始まる連続番号(ここでは、1〜20の番号)が付されている。また、各グループにおいて1問目の問題文の前に、問題文の属するグループを示す区切りラベル43bが付されている。ここでは、「ドリル1」、及び「ドリル2」と記載されている。また、問題文に含まれる新出漢字の新出する順番は、学習ページ1で新出する順番に対応している。
加えて、読みページ2の問題文には、読み練習を行わせる言葉であることを示す表示と、新出漢字であることを示す表示、新出漢字であり前問とは読み方が異なることを示す表示を記載することができる。ここでは、読み練習を行わせる言葉であることを示す表示として言葉の右横に引かれた罫線と、新出漢字であることを示す表示として「○」を、更に読みが異なることを示す表示として「●」を新出漢字の右横に記載した例を示している。このような表示により、罫線が引かれた言葉が新出漢字を含み、「○」が付された漢字が学習した新出漢字であることを認識させることができる。また、「●」が付された新出漢字は、前の問題文と読み方が異なることに対する注意を促すことができる。
また、読み間違いの多い新出漢字を含む問題文には、全国調査ラベル44を付すと共に、新出漢字を含む言葉部分を強調して示すことにより、読み間違いの多い漢字であることに対する注意を促すことができる。ここでは、12,13問目の問題文の上部余白に全国調査ラベル44が付されており、またそれぞれの問題文の新出漢字を含む言葉に、文字と異なる色の網掛け(図示を省略)が施されている。
なお、新出漢字を含む問題文の数が各グループの問題数として定めた数に達しない場合は、既に学習した漢字を含む問題文で補うことができる。ここでは、「ドリル1」の新出漢字を含む問題文が1問目〜4問目、及び6問目の計5問であり、既出漢字を含む問題文(5問目、及び7問目〜10問目)で補うことにより、全10問としている場合を例示している。
補足部28bには、新出漢字の学習を補足する項目がイラストと共に記載されている。図2の例では、「なるほど漢字46」と「覚えて使おうことわざ47」の項目が記載されている(イラストの図示は省略)。なるほど漢字46では、新出漢字である「現」と同じ訓読みをする「表」についての使い分けの説明が記載されており、新出漢字の使い方について、より深く習熟させることができる。また、覚えて使おうことわざ47では、新出漢字である「寄」が用いられたことわざ「三人寄れば文殊の知恵」についての説明が記載されており、新出漢字に関するより広範な知識を学習させることができる。補足部28bに記載される項目としては、このように新出漢字と同じ読みの漢字との使い分けや、新出漢字を使用したことわざの他に、つくりが同じで部首が異なる漢字の意味の違いに関するものや、送り仮名に注意する漢字に関するもの、新出漢字を含む熟語の反対語に関するものを例示することができる。
次に、書きページ3について説明する。書きページ3は問題文表示部29bを有しており、書き練習を行うための平仮名で書かれた問題文が、複数のグループに分けられ、各グループに同数記載されている。また、問題文の行頭には、ページごとに1から始まる連続番号が付されている。ここで、読みページ2と書きページ3において行頭の番号が同じ問題文は対応しており、読みページ2の問題文を平仮名にした文が、書きページ3の同じ番号の問題文に記載されている。従って、読みページ2の問題文と同数の問題文が書きページ3に記載されており、グループの数も同数である。また、読みページ2と同様に、各グループにおいて1問目の問題文の前に、問題文の属するグループを示す区切りラベル43bが付されている。ここでは、各グループ10問の問題文が計20問記載されており、2つのグループの1問目の問題文の前に、それぞれ「ドリル1」、及び「ドリル2」と記載されている。
更に、書き間違いの多い新出漢字を含む問題文の上部余白には全国調査ラベル44を記載することにより、多くの児童生徒が書き間違い易い漢字に注意を促すことができる。ここでは、1,11,12,19,20問目の問題文に、全国調査ラベル44が付されている。加えて、送り仮名が必要な漢字を強調して示すことにより、注意を促すことができる。ここでは、送り仮名が必要な漢字に、波線が付された例を示している。
1枚の表裏に読みページ2と書きページ3が配されている習熟ページの構成により、読みページ2を開いて問題文を読ませ、ノートに書き取らせるなどした後、ページをめくって裏面の書きページ3を参照させることにより、答えを確認させることができる。または、この逆の順で書きページ3の平仮名で書かれた問題文を漢字で書かせて、裏面の読みページ2を参照させることにより、答えを確認させることができる。このように、新出漢字を学習させた後、その読み練習及び書き練習をセットで行わせることにより、新出漢字に対する習熟度を高めることができる。この際、問題の正否に応じて得点を与えて、これをタイトル表示部42の空欄に記入させることにより、習熟度を確認させると共に、学習意欲を引き出すことができる。
次に、区切りラベル43a,43bについて説明をする。習熟ページの区切りラベル43bは、上述のように読み練習及び書き練習において問題文が属するグループを表示するものであり、これに対応して、学習ページ1の区切りラベル43aは、その新出漢字を含む問題文が属するグループを表示している。例示した読みページ2、及び、書きページ3では、2つのグループそれぞれの区切りラベル43bである「ドリル1」、及び「ドリル2」が、各グループの1問目の問題文の前に付されており、学習ページ1では、「寄」及び「構」の漢字欄20の上部余白に、区切りラベル43aである「ドリル1」及び「ドリル2」がそれぞれ付されている。すなわち、ここでは、区切りラベル43aが、問題文の属するグループが、直前に記載された新出漢字の問題文の属するグループと異なる新出漢字の漢字欄20の上部余白に記載されている。従って、ここでは、区切りラベル43aによって、「寄」、「句」、「舌」に関する問題文が「ドリル1」のグループに属しており、「構」、「述」に関する問題文が「ドリル2」のグループに属していることを示している。
このような構成により、一見して、その新出漢字がどの問題文のグループに属するかを把握することができる。これにより、単元によらず新出漢字を学習する場合であっても、学習の範囲を区切り易く、教師が学習させる範囲を指定し易いと共に、児童生徒は指示された範囲を把握し易い。そして、例えば、教師の指導のもとで、学習ページ1を使用してドリル1に属する「寄」、「句」、「舌」まで新出漢字を学習させた後、速やかに読みページ2のドリル1の読み練習、及び書きページ3のドリル1の書き練習を行わせたり、ドリル1の読み練習やドリル1の書き練習を宿題に出したりすることができる。
また、漢字ドリルでは、一つのグループの問題文を10問として、一つのグループで学習させる量が多くなり過ぎないように工夫されている。これにより、朝の授業開始前などの短い時間で漢字学習を行う場合や、授業の進捗に依らず新出漢字を前倒しして学習させる場合においても、児童生徒の負担を少ないものとして学習を進めることができる。
加えて、学習ページ1と習熟ページが単元ごとに一組になって、連続したページに配されている。このため、本実施形態の漢字ドリルは、授業の進捗に合わせて、単元の区切りごとに漢字の学習を行うという使用にも適している。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
例えば、区切りラベルや全国調査ラベル、漢字欄等の形状、色は任意に設定できるものである。具体的には、練習部の上から一つ目の枠に薄墨色で記載された全画字体において、部首の色を変えたり画ごとに色を変えたりして示すことにより、より明確に書き順を示すことができる。また、書き順表示部において、順番を間違いやすい画に彩色して注意を促すことができる。その他、前学期に新出した漢字を復習させるページや、漢字ドリルにまとめた学期に新出した新出漢字のすべてから抽出した漢字、例えば全国調査ラベルが付された漢字を復習させるページを設けても良い。これにより、学期の区切りごとに、新出漢字に対する習熟度を確認する目安となる。加えて、実施形態では三学期制において一学期ごとにまとめられた漢字ドリルを例示したが、二学期制における一学期分の漢字ドリルや、一年間分がまとめられた漢字ドリルに、本発明を適用することができる。
1 学習ページ
2 読みページ
3 書きページ
10 学習進度ラベル
20 漢字欄
21 漢字表示部
22 例文表示部
23 熟語表示部
24 書き順表示部
25 練習部

Claims (3)

  1. 新出漢字が国語の教科書に新出する順番で複数記載されている学習ページを備え、
    前記新出する順番と、学習すべき新出漢字の総数とが表示された学習進度ラベルが、前記学習ページの一ページ当たり少なくとも一つの前記新出漢字に付されている
    ことを特徴とする漢字ドリル。
  2. 前記学習進度ラベルは、
    前記学習ページに記載された複数の前記新出漢字の表示の上部余白にそれぞれ記載されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の漢字ドリル。
  3. 前記学習ページは、
    前記新出漢字ごとに区画された漢字欄を備え、
    それぞれの該漢字欄は、前記新出漢字の全画字体及び音訓読みを示す漢字表示部、前記新出漢字を用いた例文を示す例文表示部、前記新出漢字を含む熟語を示す熟語表示部、前記新出漢字の書き順を画数が漸次増加する表示により示した書き順表示部、上下に配列された複数の枠に方眼が付された練習部を有しており、
    該練習部は、
    上から一つ目の枠に、前記新出漢字が薄墨色で記載された全画字体、書き順の番号、及び書き方に注意する部分を示す矢印が記載されており、
    該矢印で指示した部分についての書き方に関する注意事項が記載されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の漢字ドリル。
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