JP2015203911A - インタフェース装置、情報処理装置およびコンピュータプログラム - Google Patents

インタフェース装置、情報処理装置およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ディスプレイの表示画面の全体の画面色は元のままとして、テキスト部分だけ背景領域を暗く、文字列を明るい色にすることで、見やすい表示画面にする。【解決手段】表示画面501に、文字列とその背景領域とを含む操作領域504を表示させる際に、背景領域の色と文字列の色との組み合わせが予め定められた第1モードと、文字列の色の明度が背景領域の色よりも低い第2モードとを選択的に切り替え、切り替えたモードによる色の組み合わせに応じた操作領域を描画するようにした。【選択図】図5

Description

本発明は、ディスプレイの表示画面を通じて操作指示を受け付けるインタフェース装置およびその応用技術に関する。
タッチパネルを操作入力用の表示画面として使用する情報処理装置が普及し、事務機器や携帯端末に広く応用されている。このような情報処理装置の操作画面は、ユーザが、画面上に表示されたテキストやコンテンツを確認し、ボタン等を押下することで、操作入力を行えるようになっているのが一般的である。但し、操作画面は、レイアウトや配色によって、ユーザにとって見えやすかったり、そうでなかったりする。特に、高齢者や弱視者にとっては、健常者が不自由なく見えている表示画面が必ずしも見えやすいとは限らない。例えば、白色背景に黒字の表示画面が弱視者にとって見えにくい要因となることは、しばしば指摘されることである。
表示画面の色の問題に関し、特許文献1に開示された技術では、背景を暗めにし、文字を白色のようなコントラストにすることで、高齢者や弱視者が画面上のテキストやコンテンツを見やすくする工夫が施されている。一般的な情報処理装置でも、特定の箇所以外の画面色の背景を暗めにし、文字色を白字にする機能のものが存在する。また、単純に、元の画面色を反転することで、背景を暗めにし、文字を白色にする機能も存在する。
特願2007−174156
表示画面の色を単純に反転すると、背景色が暗めで文字色が白であった場合、それが逆転すると、背景色が白色で、文字色が黒色となってしまうという問題がある。また、表示画面の色やコントラストを変更可能にすると、情報処理装置で提供される機能と表示画面の色とを結び付けて使用しているユーザにとっては、逆にわかりづらいものとなる。
本発明は、このような問題を解消し、表示画面に対するアクセシビリティを高めることができるインタフェース装置を提供することを主たる課題とする。
本発明のインタフェース装置は、ディスプレイの表示画面を通じて入力された操作を受け付けるインタフェース装置であって、前記表示画面に、文字列とその背景領域とを含む操作領域を表示させる画面表示手段を備えており、前記画面表示手段が、前記操作領域における前記背景領域の色と前記文字列の色との組み合わせが予め定められた第1モードと、前記文字列の色の明度が前記背景領域の色よりも低い第2モードとを選択的に切り替える切替手段と、前記第1モード又は前記第2モードによる色の組み合わせに応じた前記操作領域を前記表示画面に描画する描画手段とを含んで構成される。
本発明によれば、第1モードと第2モードとを選択的に切り替えることができる。そのため、配色によって見えやすかったり、そうでなかったりするユーザの需要に柔軟に応えることができる。特に、第2モードでは、単純に色を反転しただけでは得られないアクセシビリティを実現することができる。
第1実施形態の情報処理装置のハードウェア構成図。 (a)〜(c)は情報処理装置の機能構成図。 通常状態を表す画面の説明図。 情報処理装置の処理手順説明図。 アクセシビリティ状態を表す画面の説明図。 第2実施形態における情報処理装置の処理手順説明図。 第2実施形態におけるアクセシビリティ状態を表す画面の説明図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1の実施形態を、図1から図5に基づき説明する。本実施形態では、携帯端末、事務機器など、ディスプレイの表示画面を通じて入力された操作を受け付けるインタフェース装置を搭載した情報処理装置の例について説明する。
図1は、第1実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成図である。この情報処理装置は、CPU(Central Processing Unit )111、RAM(Random Access Memory )112、ROM(Read Only Memory)113をシステムバス110に接続して構成される。システムバス110には、また、入力制御部114、表示制御部115、外部メモリI/F(I/Fはインタフェースの略。以下同じ。)116、通信I/Fコントローラ117も接続されている。
CPU111は、ROM113などに格納されたコンピュータプログラムを実行することにより、情報処理装置101の動作を制御する。また、後述するインタフェース装置としての機能を情報処理装置101において実現する。RAM112は、揮発性のメモリであり、CPU111の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。ROM113は、不揮発性のメモリである。このROM113には、画像データその他のデータ、上記のコンピュータプログラムなどが、それぞれ格納されている。画像データはディスプレイ119に表示させる画面情報の一例となる画像を生成するためのデータである。
入力制御部114には、入力デバイスであるタッチパネル118、キーボード(不図示)やマウス(不図示)などが接続されている。入力制御部114は、入力デバイスを通じて受け付けたユーザの操作位置および操作の種類を表す入力情報を生成し、これをCPU111に通知する。
表示制御部115には、ディスプレイ119が接続されている。表示制御部115は、CPU111から供給される表示制御信号に基づいて、GUI(Graphical User Interface)を構成するGUI画面をディスプレイ119に表示させる。
本実施形態では、タッチパネル118とディスプレイ119とを一体に構成する。すなわち、タッチパネル118を、光の透過率がディスプレイ119の表示を妨げないように構成し、ディスプレイ119の表示面の上層に取り付ける。これにより、タッチパネル118における入力座標と、ディスプレイ119の表示座標とを1対1に対応付けることができる。そのため、あたかもユーザがディスプレイ119の表示画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。
なお、タッチパネル118は、抵抗膜方式、静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式のいずれの方式のものを用いても良い。
外部メモリI/F116には、外部メモリ120が接続されている。外部メモリ120は、例えばハードディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk )、メモリーカードである。外部メモリI/F116は、CPU111の制御に基づき、装着された外部メモリ120からのデータの読み出しや、当該外部メモリ120に対するデータの書き込みを行う。
通信I/Fコントローラ117は、CPU111の制御に基づき、例えばLANやインターネット、有線、無線等の各種ネットワーク102に対する通信を行う。
情報処理装置101は、上記のコンピュータプログラムをCPU111が実行することにより、情報処理装置101をインタフェース装置として動作させる。その際に情報処理装置101に構築する機能構成について説明する。図2(a)は、全体的な機能構成図である。本実施形態では、情報処理装置101に、画面表示手段の一例となる画面制御部201の機能を構築する。画面制御部201は、入力情報制御部210、入力情報通知部211、画面表示部212、画面管理部213の詳細機能を有するものである。
入力情報制御部210は、タッチパネル118(ディスプレイ119)の表示画面における表示状態、ユーザによる操作位置および操作の種類を検出する。すなわち、入力情報制御部210は、タッチパネル118への操作位置を、情報処理装置101で扱うことができる論理的なデータ、すなわちx座標、y座標およびこれらの変化値に変換する。また、操作位置およびその変化値と所定の条件との対比により、タッチダウン、タッチオン、ムーブ、タッチアップ、タッチオフなどの操作の種類を検出する。
所定の条件とは、例えば操作の特徴を識別するための操作パターンなどである。時間の変化も条件の一つとなる。つまり、一定時間何もしない状態も操作の種類の一つとなる。また、タッチパネル118の表面で移動する指やペンの移動情報(移動方向、移動量、移動速度など)も条件の一つとなる。そのため、例えばムーブの移動方向についても検知・検出が可能となる。その際、タッチ位置の座標変化に基づいて、タッチパネル118の垂直成分・水平成分毎に移動情報を検知・検出する。
入力情報制御部210は、検出した操作位置および操作の種類を表す入力情報を入力情報通知部211へ通知する。
入力情報通知部211は、入力情報制御部210から通知された入力情報を情報処理装置101で動作する1つ以上のアプリケーションソフトウェア(以下、「AP」という。)に通知する。このとき、入力情報通知部211は、入力情報を、すべてのAPに通知しても構わないし、特定のAPにだけ通知しても構わない。通知を受けたい旨を指示したAPにだけ通知をしても構わない。
画面表示部212は、画面管理部213と協働して、ディスプレイ119の表示画面に、ユーザの操作を受け付けるための操作領域を描画する描画手段として動作する。操作領域は、文字列とその背景領域とがテキスト部分であり、このテキスト部分が操作領域の一部をなし、テキスト部分以外の操作領域の色が予め固定色で形成されている領域である。
画面管理部213は、1つ以上のAPの画面情報を格納しており、画面の切替要求を受信すると、指定された画面を最前面に移動させる。画面管理部213は、また、画面の管理構造に基づき、最前面の画面が非表示になった場合には、適切な画面、通常は直前の画面を最前面にする。さらに、画面管理部213は、画面の切替要求に従う処理の実行により発生する可能性のある画面の再描画要求をAPに通知し、APに画面を更新させる。画面管理部213は、画面の表示要求を画面表示部212に対して行う。
図2(b)は、上述した画面表示部212の詳細機能構成図である。画面表示部212は、アイコン表示部221、コントロール表示部222、テキスト表示部223、モード設定部224の詳細機能を有する。
アイコン表示部221は、画面管理部213からの要求を受けて、画面表示部212が画面を表示する際に、操作領域の一つとなるアイコンを表示する。コントロール表示部222も同様に、画面管理部213からの要求を受けて、画面表示部212が画面を表示する際に、画面内のボタン、リスト、ラベル、スクロールバー等、アイコン以外の操作領域のパーツを表示する。テキスト表示部223は、画面管理部213からの要求を受けて、画面表示部212が画面を表示する際に、APから渡された文字列を操作領域のテキスト部分に表示する。
モード設定部224は、通常モード(第1モード)とアクセシビリティモード(第2モード)のどちらのモードで操作領域のテキスト部分を描画するかを判別するためのモード設定値を変更可能に設定する設定手段として動作する。設定されたモード設定値は、RAM112に保持される。
通常モードとは、デフォルトとして予め定めた色で操作領域を描画するモードである。アクセシビリティモードとは、テキスト部分における文字列の色の明度が背景領域の色よりも低いモードである。具体的には、通常モードでは、操作領域における背景領域を第1色とし文字列の色を第1色よりも明度が低く彩度が弱い第2色とする。また、アクセシビリティモードでは、背景領域を第1色よりも明度が低い第3色とし文字列の色を第3色よりも彩度が高い第4色とする。明度は色の明るさをいい、白に近づくほど高く、黒に近づくほど明度は低い。また、彩度はあざやかさや色みの強さである。白色、灰色、黒色は彩度が0(色味をもたない)となる。
なお、アクセシビリティモードでは、テキスト部分のうち文字列を除く背景領域の全体を塗りつぶし、文字列が浮かび上がるようにする。
図2(c)は、図2(b)に示したテキスト表示部223の詳細機能構成図である。テキスト表示部223は、プロパティ設定部231、モード判定部232、背景色変更部233、文字色変更部234、テキスト描画部235、データ保持部236の詳細機能を有する。そして、これらの詳細機能により、通常モードとアクセシビリティモードとを選択的に切り替える切替手段として動作する。
プロパティ設定部231は、モードによる色の組み合わせに応じた操作領域の表現色を実現するためのプロパティデータの設定を行う。プロパティデータは、例えば、文字列、フォント名(ゴシック、明朝等)、フォントサイズ、文字色、ボールド、イタリック、テキスト領域幅(Pixel)、テキスト領域高さ(Pixel)、テキスト描画開始座標(X,Y)、テキスト領域アドレスである。また、文字列の色およびテキスト部分の背景領域の色を表す上記の第1ないし第4色もプロパティデータの一つとして存在する。
これらのプロパティデータは、例えば、画面表示部212およびテキスト表示部223を介してAPより指定される。
モード判定部232は、モード設定部224で設定されたモード設定値が通常モードかアクセシビリティモードのどちらを表すかを判別する。そして、背景色変更部233および文字色変更部234に対して、判別結果に応じた操作領域の色の組み合わせを指示する。
背景色変更部233および文字色変更部234は、操作領域の色の組み合わせを変更する変更手段として動作する。背景色変更部233は、モード判定部232によってアクセシビリティモードと判定された場合に、プロパティ設定部231で先にデータ保持部236に設定しているテキスト部分の背景領域を第3色で塗りつぶす。これにより、文字列を目立たせることができる。
文字色変更部234は、モード判定部232によってアクセシビリティモードであった場合、プロパティ設定部231で先に設定し、データ保持部236に保持されている文字列の色を第4色に設定する(書き換える)。
テキスト描画部235は、データ保持部236に保持されている各プロパティデータを基に、操作領域のうち、テキスト部分に対して上記色の文字列および背景領域を描画する。
データ保持部236は、テキスト描画部235で最終的に文字列を描画するためのプロパティデータをRAM112に保持する。
ここで、操作領域のテキスト部分の背景領域を黒色で塗りつぶし、文字列を白で描画する処理について説明する。通常ディスプレイ119の1ピクセル(Pixel)はRGBA(R:赤、G:緑、B:青、A:透過度)の4バイトデータのカラーフォーマットで構成されている。画面表示部212、アイコン表示部221、コントロール表示部222、テキスト表示部223で扱う表示領域も、同等のカラーフォーマットをRAM112上に、メモリ空間として生成する。そして、このメモリ空間の情報を画面表示部212によって表示制御部115を介すことで、ディスプレイ119にAPが想定した画面、および画面の色を描画することが可能である。
例えば黒色を表す場合であれば、16進数では0x00(1バイト目):0x00(2バイト目):0x00(3バイト目):0xFF(4バイト目)で表され、プログラム上この4バイトをまとめて0x000000FFで表現する。他方、RGBAの4バイトカラーフォーマットに則れば、16進数で0xFFFFFFFFを文字列の色として設定することで、白色で描画することが可能である。
なお、0xとは、C言語、C++言語などの一般的なプログラミング言語で扱われる16進数を表す場合の表現である。
また、本実施形態では、RGBAのAを除いたRGBの定義として黒色を0x000000、白色を0xFFFFFFとしている。RGBそれぞれの値が0に近づくほど濃い色になるが、この定義を逆として扱うことも可能である。
背景色変更部233において、テキスト部分の背景領域を黒色で塗りつぶす場合、操作領域のテキスト部分のアドレスを開始アドレスとする。そして、テキスト部分の幅×高さ×4バイト分の領域を、黒色を表す16進数で、4バイトごと繰り返し値を変更することで、黒色の描画が可能となる。すなわち、1バイト目を0x00、2バイト目を0x00、3バイト目を0x00、4バイト目を0xFFという順で、繰り返し値を変更することで、背景領域が黒色となる。
次に、通常モードとアクセシビリティモードとの表示画面における相違について説明する。図3の表示画面は、情報処理装置101で動作中のAPにより提供されるコピー機能を実現するための表示画面である。このような表示画面を、以下、「AP画面」と呼ぶ。
図3において、AP画面301は、通常モードで描画された例を示す。ボタン302は、コントロール表示部222により表示される。アイコン303は、アイコン表示部221により表示される。テキスト部分304は、テキスト表示部223により表示される。
アイコン305は、アイコン表示部221により表示される、モード切替のためのアイコンである。このアイコン305を押下することで、通常モードとアクセシビリティモードとの切替が可能となる。すなわち、モード設定部224のモード設定値を通常モードとアクセシビリティモードのいずれかのモード設定値に変更される。
図4は、テキスト部分の描画処理の手順説明図である。この処理は、APからの描画指示の入力を契機に行われる。
画面表示部212は、描画指示がテキスト描画かどうかを判定する(S401)。テキスト描画であった場合は(S401:Y)、テキスト描画に関わるプロパティ設定を行う(S402)。すなわち、プロパティ設定部231が、APにより指示されたテキスト部分のプロパティデータをデータ保持部236から読み出し、これらの設定を行う。プロパティデータについては上述したとおりである。
その後、モード判定部232が、モード設定部224で設定されたモード設定値を取得し(S403)、取得したモード設定値がアクセシビリティモードかどうかを判定する(S404)。アクセシビリティモードの場合(S404:Y)、背景色変更部233が、データ保持部236に保持されているテキスト部分を第3色、例えば黒色に塗りつぶす処理を行う(S405)。また、文字色変更部234が、データ保持部236に設定されている文字列の色を白色に設定する(S406)。
その後、データ保持部236に保持されているプロパティデータを基に、テキスト描画部235が、テキスト部分の背景領域に文字列を描画し(S407)、処理を終える。なお、S404において、アクセシビリティモードではない、つまり通常モードと判定した場合(S404:N)、テキスト描画部235は、通常モードの色の組み合わせで文字列を描画し(S407)、処理を終える。
S401において、描画指示がテキスト描画ではないと判定した場合(S401:N)、画面表示部212は、アイコン描画かどうかを判定する(S408)。アイコン描画であった場合(S408:Y)、アイコン表示部221が、APから指定されたアイコンを描画し(S409)、処理を終える。S408において、描画指示がアイコン描画ではないと判定した場合(S408:N)、コントロール表示部222が、APから指定されたコントロールを描画し(S410)、処理を終える。
次に、上記の処理手順により表示されるAP画面の例を説明する。
図5は、アクセシビリティモードでの描画処理が行われている状態を示す。AP画面501は、図3のAP画面301において、アイコン305によってアクセシビリティモードが選択されている。つまり、テキスト部分の背景領域および文字列の色が通常モードと異なるものとなっている。
ボタン502は、コントロール表示部222により表示されるが、このボタン502に配置されるテキスト部分以外は、通常モード時の固定色で表示されている。アイコン503は、アクセシビリティモードか通常モードかに関係なく、所定のアイコン色で表示されている。テキスト部分504は、図4で示したアクセシビリティモード時の処理により、背景領域が黒色、文字列が白色で表示されている。アイコン505は、図3のアイコン305と逆の意味を表している。このアイコン505を押下することで、モード設定部224で設定されているモード設定値が通常モードに変更される。この場合は、図4に示した手順で処理を実行することにより、図3で示した通常モード時のAP画面301を表示することができる。
なお、図3のAP画面301において、必ずしも本実施形態で示すようなアイコン305,505によって切換えるのではなく、モード切換専用画面を設けても良い。また、情報処理装置101の認証時に各ユーザに適したモードへの切り替えを自動で行っても良い。また、本実施形態では4バイトカラーフォーマットをRGBAとしているが、ARGB、ABGR、またはRGBの3バイトというようにフォーマットが違うこともあり得る。但し、いかなるフォーマットであっても容易に対応が可能である。
また、図3〜図5では、便宜上、通常モード時のテキスト部分の背景領域を白色、文字列を黒色とし、アクセシビリティモード時には、それを反転させた色として説明したが、実際には、上述した第1色から第4色の条件を満たす色とする。
色が変更されるのは、テキスト部分だけなので、ユーザがいつも使うAP画面の全体の色の組み合わせが変化することはない。そのため、AP画面の機能と色とを紐づけて使用しているユーザにとっては、より使いやすいものとなる。
これにより、表示画面に対するアクセシビリティを高めることができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態では、AP画面に表示される複数の操作領域のいずれかに某かの詳細設定が行われていて、他の操作領域と色が相違している場合の例を示す。このような場合においても、通常モードとアクセシビリティモードとを選択的に切り替えて使用することができる。某かの詳細設定とは、例えば、文字列のフォント名を特殊なものに設定することが挙げられる。
図6は、アクセシビリティモードで描画されたAP画面601の例を示す。このAP画面601では、ボタン602で示される「両面」設定の操作領域が、予めユーザによって某かの設定がなされている。そのため、ボタン全体の色が、他の設定されていない項目と異なる色となっている。
また、ボタン602のうち、テキスト部分603についても、同様に某かの設定がなされている。そのため、他の設定項目のテキスト部分の背景領域および文字列の色と異なっている。このように、ユーザにより既に設定されている項目のテキスト部分の背景領域と文字列の色を変えることで、予め某かの設定がなされている項目とそうでない項目とがわかるようになっている。
このような描画は、モード判定部232に、通常モードとアクセシビリティモードとの判別機能のほかに、操作領域に対して既に背景領域又は文字列の色が設定されているかどうかを判別する既設定判別の機能を付加することにより実現可能となる。
図7は、図6に示したAP画面601を表示するための処理手順説明図である。図4との関係では、S408以降のアイコン描画、コントロール描画については同じ処理となる。そのため、これらの手順の説明を省略し、図3のS402以降のテキスト描画との相違について説明する。前提として、テキスト表示部223がAPからテキスト描画の指示を受けたものとする。
プロパティ設定部231は、テキスト描画に関わるプロパティ設定を行う(S701)。具体的には、APから指示されたテキスト描画に関わる各プロパティデータをデータ保持部236から読み出し、その設定を行う。プロパティデータの内容は第1実施形態で示したものであるが、この実施形態では、さらに、文字列の色(文字色)および背景領域の色として、上記の第1ないし第4色のほか、これらの色と同じ明度又は彩度で、異なる色相の色に変更できるようにしている。なお、「色相」とは、赤、青、黄といった色あいをいう。
プロパティ設定後、モード判定部232は、モード設定部224に保持されているモード設定値を取得し(S702)、取得したモード設定値がアクセシビリティモードかどうかを判定する(S703)。アクセシビリティモードであった場合(S703:Y)、モード判定部232は、データ保持部236に保持されている各プロパティデータを参照する。
次に、モード判定部232は、操作領域に対して既に背景領域又は文字列の色についてユーザが設定されているかをどうかを判別する。例えば、文字列として描画するフォント名が設定値用(例えばゴシック設定用、明朝設定用等)かどうかを判別する(S704)。設定値用のフォント名でない(例えば通常のゴシック、明朝等)でないと判定した場合、背景色変更部233が、データ保持部236に保持されているプロパティデータを参照して、テキスト部分の背景領域を黒色に塗りつぶす処理を行う(S705)。また、文字色変更部234が、データ保持部236に保持されている文字列の色を白色に設定する(S706)。
その後、テキスト描画部235において、データ保持部236に保持されている各プロパティデータを基に、テキスト部分に対して背景領域と文字列とを描画し(S707)、処理を終える。
S704において、設定値用のフォント名であると判定した場合(S704:Y)、背景色変更部233は、データ保持部236に保持されているテキスト部分の背景領域を、黒色と異なる色に設定する。例えば紺色(0x00:0x00:0x66:0xFF)に設定する(S708)。また、文字色変更部234が、データ保持部236に保持されている文字列の色を白色と異なる色、例えば黄色(0xFF:0xFF:0x00:0xFF)に設定する(S709)。その後、S707の文字描画を行い、処理を終える。
S703において、アクセシビリティモードではない(通常モード)と判定した場合(S703:N)は、通常モードのまま、S707の文字描画を行い、処理を終える。
なお、図7のS708、S709では、設定箇所のテキスト部分の背景領域を紺色、文字列の色を黄色に設定する例について説明したが、他の色でも構わない。
また、S704では、フォント名によって設定箇所かどうかで既設定の有無を判別する場合の例を示したが、S701で設定するプロパティデータのうち、文字列の色、または他の拡張プロパティ設定値を利用することで判別しても構わない。
以上のように、第2実施形態によれば、ユーザによって、既に某かの詳細設定が行われ、これによって既に他の操作領域と異なる色で描画されている場合であっても、通常モードとアクセシビリティモードとを選択的に切り替えて使用することができる。
すなわち、ユーザがいつも使うAP画面の全体の色あいは通常モードのままとし、テキスト部分の背景領域および文字列だけを選択的に切り替えて描画することができる。そのため、第1実施形態と同様、AP画面の機能と色を紐づけて使用しているユーザにとっては、より使いやすいものとなる。
これにより、表示画面に対するアクセシビリティを高めることができる。
なお、第1および第2実施形態では、インタフェース装置を、APが動作する情報処理装置に搭載した場合の例について説明したが、インタフェース装置自体でAP相当の機能を実現できる場合は、インタフェース装置単独で実施することができる。
また、第1および第2実施形態では、コンピュータプログラムが、情報処理装置101のROM113に格納されていることを前提として説明したが、この例に限定されない。例えばCD−ROMやDVDのような可搬性の記録媒体に記録して流通させることが可能である。また、コンピュータプログラムをプログラムサーバに記録しておき、適宜、ダウンロードして使用する形態も可能である。このようなコンピュータプログラムを汎用のコンピュータにインストールすることにより、上記の情報処理装置101を実現することができる。

Claims (9)

  1. ディスプレイの表示画面を通じて入力された操作を受け付けるインタフェース装置であって、前記表示画面に、文字列とその背景領域とを含む操作領域を表示させる画面表示手段を備えており、
    前記画面表示手段が、
    前記操作領域における前記背景領域の色と前記文字列の色との組み合わせが予め定められた第1モードと、前記文字列の色の明度が前記背景領域の色よりも低い第2モードとを選択的に切り替える切替手段と、
    前記第1モード又は前記第2モードによる色の組み合わせに応じた前記操作領域を前記表示画面に描画する描画手段とを含んで構成される、
    インタフェース装置。
  2. 前記画面表示手段は、前記第1モードおよび前記第2モードを判別するためのモード設定値を変更可能に設定する設定手段と、
    各モードに対応する前記操作領域の背景領域および文字列の色を表現するためのプロパティデータを保持する保持手段とをさらに備えており、
    前記描画手段は、
    前記設定手段で設定されたモードによる色の組み合わせに応じた前記操作領域の表現色を実現するためのプロパティデータを前記保持手段より読み出し、読み出したプロパティデータに基づいて当該モードに応じた色の組み合わせによる操作領域を前記表示画面に描画するように構成されている、
    請求項1記載のインタフェース装置。
  3. 前記第1モードは、前記操作領域における前記背景領域を第1色とし前記文字列の色を前記第1色よりも明度が低く彩度が弱い第2色とするモードであり、
    前記第2モードは、前記背景領域を前記第1色よりも明度が低い第3色とし前記文字列の色を前記第3色よりも彩度が高い第4色とするモードである、
    請求項2記載のインタフェース装置。
  4. 前記画面表示手段は、前記操作領域に対して既に背景領域又は文字列の色が他の色に設定されているかをどうかを判別する既設定判別手段と、
    既設定の操作領域における既設定の色をそれと異なる色に変更する変更手段とをさらに備えて成る、
    請求項3記載のインタフェース装置。
  5. 前記変更手段は、前記既設定の色と同じ明度又は彩度で、異なる色相の色に変更する、
    請求項4記載のインタフェース装置。
  6. 前記操作領域は、文字列とその背景領域とがテキスト部分であり、このテキスト部分が前記操作領域を一部をなし、前記テキスト部分以外の前記操作領域の色が予め固定色で形成されている、
    請求項1ないし5のいずれか1項記載のインタフェース装置。
  7. 前記第2モードでは、前記テキスト部分のうち前記文字列を除く背景領域の全体を塗りつぶす、
    請求項6記載のインタフェース装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項記載のインタフェース装置を備えて成る、
    情報処理装置。
  9. コンピュータを、ディスプレイの表示画面を通じて入力された操作を受け付けるインタフェース装置として動作させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記インタフェース装置を、前記表示画面に、文字列とその背景領域とを含む操作領域を表示させる画面表示手段として機能させ、かつ、この画面表示手段において、
    前記操作領域における前記背景領域の色と前記文字列の色との組み合わせが予め定められた第1モードと、前記文字列の色の明度が前記背景領域の色よりも低い第2モードとを選択的に切り替える切替手段、
    前記第1モード又は前記第2モードによる色の組み合わせに応じた前記操作領域を前記表示画面に描画する描画手段として機能させる、
    コンピュータプログラム。
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