JP2015203825A - 撮像装置 - Google Patents

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【課題】コストアップすることなく、かつ電子機器にアクセサリが取り付けられた際も通信効率を損なわないことを可能にした電子機器を提供すること。【解決手段】外部通信機器(2)と近距離無線通信可能な無線送受信手段(38)を備えた撮像装置(1)において、前記撮像装置(1)には開閉可能な連結部(37)と、外部通信機器(2)と近距離無線通信可能な無線送受信手段(38)を有する開閉蓋(33)とを備えたことを特徴とする。【選択図】 図5(b)

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に外部通信機器と近距離無線通信を行う撮像装置に関するものである。
NFC(Near Field Communication)やQiのように、電子機器にケーブルや金属端子を接することなく機器間双方のアンテナコイルによる誘導電流を用いて近距離無線データ送受信や電力受給を行うシステムが知られている。
このような近距離無線通信・充電システムでは、電子機器本体側に設けられたアンテナコイルと、外部通信機器に設けられたアンテナコイルの距離、位置や向きにより通信効率が大きく左右されるため、双方のアンテナコイルの最適なレイアウトが課題となっている。
この課題を解決するため、例えば、特許文献1では、カメラ等の電子機器内部に複数の通信アンテナコイルを配置し、外部通信機器と通信を行う際に最も通信効率の良いアンテナコイルを選択する技術が開示されている。
特許文献2では、アンテナコイルを電子機器本体の二次電池カバー内に配置し、電池カバーの中空部分を有効利用することで電子機器本体を小型化する技術が開示されている。
特開2011−125138号公報 特開2003−125544号公報
しかしながら、上述の特許文献1に開示された従来技術では、複数のアンテナコイルを搭載しているためコストアップとなる。
特許文献2に開示された従来技術では、カメラ本体側に外部電源装置などのアクセサリを装着した場合、本体側のアンテナと外部通信機器側のアンテナの距離が遠くなるため、通信効率が低下してしまう。特に一眼レフカメラなどの撮像装置の場合、バッテリーグリップやワイヤレストランスミッターなどのアクセサリが多数あるため、これらを装着した際の通信効率確保が課題である。
そこで、本発明の目的は、コストアップすることなく、かつ撮像装置にアクセサリが取り付けられた際も通信効率を損なわないことを可能にした撮像装置を提供することである。
上記目的を達成するための本発明に係る撮像装置の構成は、
外部通信機器(2)と近距離無線通信可能な無線送受信手段(38)を備えた撮像装置(1)において、
前記撮像装置(1)には開閉可能な連結部(37)と、外部通信機器(2)と近距離無線通信可能な無線送受信手段(38)を有する開閉蓋(33)とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、近距離無線通信システムにおいて、複数の通信手段を設ける必要が無いためコストアップすることなく、かつ電子機器にアクセサリが取り付けられた際も通信効率を損なわないことを可能にした電子機器を提供することができる。
本発明の実施形態である撮像装置と近距離無線通信システムの斜視図 (a)本発明の実施形態である撮像装置をユーザが把持した状態を示す上面斜視図、(b)本発明の実施形態である撮像装置をユーザが把持した状態を示す下面斜視図 本発明の実施形態である撮像装置と外部電源装置などのアクセサリを接続した状態を示した斜視図 (a)本発明の第1の実施形態である撮像装置を示した下面斜視図、(b)本発明の第1の実施形態である端子蓋の構成を示した分解斜視図 本発明の第1の実施形態である撮像装置と外部通信機器が無線通信を行っている状態を示した図 本発明の第1の実施形態である外部電源装置が接続された撮像装置と外部通信機器が無線通信を行っている状態を示した図 本発明の第1の実施形態である外部電源装置が接続された撮像装置と外部通信機器が無線通信を行っている状態を示した斜視図 (a)本発明の第2の実施形態である端子蓋を撮像装置内部から見た分解斜視図、(b)本発明の第2の実施形態である端子蓋を撮像装置外部から見た分解斜視図、 本発明の第2の実施形態である外部電源装置が接続された撮像装置と外部通信機器が無線通信を行っている状態を示した図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかわる撮像装置及び撮像装置と近距離無線通信を行う外部通信機器の斜視図である。図1において、1は電子機器本体である撮像装置、2は外部通信機器、101は撮像装置1に搭載されたアンテナコイル、201は外部通信機器2に搭載されたアンテナコイルである。近距離無線通信システムでは、撮像装置1を外部通信機器2に対して、撮像装置側アンテナコイル101と外部通信機器側アンテナコイル201を対向させた位置に置く。一方のアンテナコイルに電流を流すことでもう一方のアンテナコイルに磁界による誘導電流が流れ、撮像装置1と外部通信機器2とのデータ通信、受給電が無線通信により行われる。
図2は本発明の第1の実施形態にかかわる撮像装置をユーザが把持した状態を示した図である。図2(a)は上記状態を示す上面斜視図、図2(b)は上記状態を示す下面斜視図である。まず初めに、撮像装置上部の構成部品について説明する。
図2(a)において、本実施例1の撮像装置は、撮像装置1の外装部材3に設けられた電源スイッチ4によって撮像装置1を起動したり終了したりすることができる。ユーザが撮影状態の時には、図2に示すように、撮影者側から見て右側に位置している外装部材3の一部であるグリップ部5を把持し、撮像装置上部には、撮影者がグリップ部5を把持した状態で人差し指で操作しやすい位置にレリーズ釦6が設けられている。なお、図2(a)300はユーザの手を示している。
レリーズ釦6の押圧方向には第一の位置と第二の位置に押端部を備えており、一般的に第一の位置ではシャッタースピードや絞り値を決定し、第二の位置では実際の撮影行為が行われる。
撮像装置上部のグリップ部側には、撮影モード、例えば、撮像装置の制御に全てお任せするオートモードや、撮影者がシャッタースピードや絞り値を細かく設定できるマニュアルモードといったモード切替可能なモードダイヤル7が設けられている。
また、撮影者がモードダイヤル7によってマニュアルモードを選択した際には、例えば絞り値やシャッタースピードの設定変更をする際に使用されるダイヤル操作部材であるメイン電子ダイヤル8が設置されている。
メイン電子ダイヤル8はレリーズ釦6とモードダイヤル7の中間付近に設けられており、撮影ポジションを崩さずにメイン電子ダイヤル8による設定変更後、またすぐに撮影動作に移ることが可能となっている。
撮像装置上部には、撮影環境下の光量不足を補うためのストロボ装置9が設けられており、電源スイッチ4がオフの状態の際には撮像装置1の収納待機位置に格納され、撮像装置1より突出した不図示の緊定レバーによって係止されている。
撮像装置上部中央にある10は例えば撮影者が撮像装置1に内蔵されたストロボ装置9の発光量では能力不足と感じた場合に、発光能力の高い外付け用のストロボを着脱可能とする座金である。
次に、撮像装置背面部の構成部品について説明する。図2(b)において、メニュー選択釦11は、LCD等の表示装置12に表示される各メニュー項目の設定や画像の再生、消去、情報表示を行うための釦である。インフォメーション釦13はLCD等の表示装置12に表示される撮像装置1の各種設定情報の表示を行うための釦である。
14は焦点検出領域選択釦であり、あらかじめ撮像装置1の機能で決定された被写体の焦点箇所を撮影者が任意に選択する際に操作する釦である。AEロック釦15は、露出値のロック等に用いられる釦である。操作部16は、円盤状の押圧操作部材とその中央部に設けられた押圧操作釦17を備える。円盤状の押圧操作部材16は円周方向に4つの突起16a〜16dが略等間隔に設けられており、4方向に傾倒操作が可能になっているため、例えば前記メニュー選択釦11を押した後に、ユーザが各メニュー項目を移動させる際に用いることができる。
また、前記押圧操作釦17は、前記円盤状の押圧操作部材16によってメニュー項目を移動させた後に、選択決定を行うための釦である。再生釦18は前記メモリカードに保存された撮影データをLCD等の表示装置12に表示させるための釦である。削除釦19は前記メモリカードに保存された撮影データを削除するための釦である。露出補正釦20は撮影画像の撮影結果が暗いとき或いは明るいときに、思い通りの明るさに補正する補正モードに入るための釦であり、前記メインダイヤル8を操作することによって、補正量を設定することが可能である。
次に、撮像装置下面部の構成部品について説明する。図2(b)において、撮像装置1には撮像装置に着脱可能な二次電池を格納する不図示の電池室および、二次電池を着脱する際に開閉動作するための電池蓋30がある。なお、電池蓋30は撮像装置1に設けられたヒンジ取り付け部31に対して回転可能に取り付けられている。撮像装置下面の略中央部には、外部電源装置などのアクセサリを接続したり、撮像装置1を三脚に固定したりする際に用いる被締結部32がある。
次に、LCD等の表示装置12に対してグリップ部と反対側に位置する撮像装置側面部の構成部品について説明する。撮像装置側面部には撮影データを外部電子機器に転送する際に用いる不図示の外部インターフェース端子および周辺機器用端子を備えている。また、前記外部インターフェース端子および周辺機器用端子にはそれらを保護するための端子蓋33が設けられており、必要に応じて端子蓋33が開閉可能な構成となっている。
図3は本発明の第1の実施形態にかかわる撮像装置下面に、外部電源装置40などのアクセサリを接続した状態を示した斜視図である。外部電源装置40は大容量電源を搭載し、さらに、レリーズ釦41等の操作部を備えており、ユーザに対する操作性を向上するアクセサリ部品である。外部電源装置40は、不図示のタワー部、タワー部先端に設けられた通信ピンを備えており、略中央部に設けられた不図示の締結部を撮像装置の被締結部32に接続した際、撮像装置1と通信を行う。
撮像装置1と外部通信機器2の近距離無線通信を行う場合には、互いに設けられたアンテナコイルの距離が重要となるため、アンテナコイルをなるべく撮像装置表面近傍に配置するのが望ましい。
そこで、本発明における撮像装置1のアンテナコイルの配置について以下説明する。まず、アンテナコイルを撮像装置のグリップ部側面部に配置した場合、図2(a)に示すように、ユーザがグリップ部5を把持した際、アンテナコイルからの通信電波がユーザの手の平や指によって遮られてしまい、通信不可能な状況が発生する。
このため、外部通信機器2と近接通信を行う場合は、ユーザはグリップ部を把持することができず、グリップ部以外を把持する必要がある。例えば、撮像装置1より大きくてハンドリング性の良くない外部通信機器2と近距離無線通信を行う場合、撮像装置1のグリップ部側を外部通信機器2と接触させる必要がある。
しかし、ユーザはグリップ部5を把持することができないため、上記接続操作性が低下することが予想される。
次に、撮像装置下面部にアンテナコイルを配置した場合、図3に示すように、アンテナコイルと外部通信機器2の間に外部電源装置40などといったアクセサリが存在することで通信距離が離れてしまう。このため、通信効率の低下や場合によっては通信不能の恐れがある。また、撮像装置背面部にアンテナコイルを配置した場合、無線通信中にLCD等の表示部12の確認・操作が難しくなる。
撮像装置前面部および上部にアンテナコイルを配置した場合、ストロボ装置9や撮影レンズ、グリップ部5などの部品や形状によって撮像装置表面が凹凸状になっているため、外部通信機器2との通信距離を近接に保つことが困難である。
一方、LCD等の表示装置12に対してグリップ部5と反対側に位置する撮像装置側面部にアンテナコイルを配置した場合には、上記いずれの課題も解決することが可能となる。
また、この場合、NFCが搭載されたスマートフォンといった多機能型携帯機器と近距離通信を行う際でも、ユーザは撮像装置1のグリップ部5をしっかり把持した状態で前記多機能型携帯機器を撮像装置1の側面部に容易に接触させることが可能である。
以上より、本実施例では、撮像装置の設けるアンテナコイルの理想的な配置をLCD等の表示装置12に対してグリップ部5と反対側に位置する撮像装置側面部として以下説明する。
図4は端子蓋33について本実施例の特徴的な構成を模式的に示した模式図である。
図4(a)は本実施例の撮像装置1の下面斜視図を示した図である。図4(b)は端子蓋33を撮像装置側から見た分解斜視図である。端子蓋33は外カバー34、内カバー35、フレキシブル基板36、ヒンジ取り付け部37から構成されている。外カバー34は撮像装置側面部および、それに直交する底面の一部を覆った形状をしている。外カバー34の内部にはフレキシブル基板36が配置されており、フレキシブル基板36上にアンテナコイル38がパターン形成されている。
内カバー35は、アンテナコイル38を保護するためのものである。アンテナコイル38は端子蓋のヒンジ取り付け部37から離れた位置38(a)(以下先端側と称す)から撮像装置の底面の一部38(b)まで延長して配置されている。なお、外カバー34の材質は非導電性のエンジニアリング・プラスチックを用いているため、アンテナコイル38の通信電波を妨げることはない。
アンテナコイル38は前記フレキシブル基板36によってヒンジ取り付け部37を介して撮像装置1と電気的に接続されている。この接続手段に関して、例えばヒンジ取り付け部37の軸を中空構造にし、その内部にフレキシブル基板36を通して撮像装置1に備えている不図示のメイン基板とコネクタ接続部38(c)を介して接続するなどといった公知の技術を用いることで実現可能である。
ここで、前述したフレキシブル基板36上のアンテナコイル38の配置に関して、図5を用いて説明する。図5は本実施例の特徴的な構成である端子蓋34を備えた撮像装置1と外部通信機器2との無線通信状態を模式的に示した模式図である。図5(a)は撮像装置1と外部通信機器2が無線通信を行っている状態を示した図、図5(b)は外部電源装置1が接続された撮像装置1と外部通信機器2が無線通信を行っている状態を示した図である。図5(c)は外部電源装置1が接続された撮像装置1と外部通信機器2が無線通信を行っている状態の斜視図である。
まず図5(a)を用いて、フレキシブル基板36上のアンテナコイル38が撮像装置の底面の一部38(b)まで延長されて配置されている理由を以下に示す。図5(a)に示すように、撮像装置1とNFCなどを搭載した外部通信機器2の無線通信を行う際、撮像装置1の姿勢を考慮すると、一般的に撮像装置1の底面を外部通信機器2の上に乗せるようにして接続するのが望ましい。
本実施例ではアンテナコイル38を撮像装置1の底面の一部38(b)まで延長して配置しているため、上記姿勢においても、端子蓋33に設けられたアンテナコイル38と、外部通信機器2に設けられたアンテナコイル201の距離を近く保つことができる。このため、通信効率を低下させることなく近距離無線通信が可能となる。
次に図5(b)、(c)を用いて、アンテナコイル38が端子蓋33の先端側38(a)まで延長して配置されている理由を以下に示す。前述の通り、撮像装置1に外部電源装置40を装着した場合、撮像装置1に設けられたアンテナコイル38と外部通信機器に設けられたアンテナコイル201を近づける手段が課題となっている。
本実施例では、ヒンジ取り付け部37が撮像装置底面の外側に設けられており、外部電源装置40を装着した状態においてもヒンジ取り付け部37を中心に端子蓋33が回転可能となっている。なお、本実施例の場合、端子蓋33がヒンジ取り付け部37に対して回転可能となるよう、外部電源装置40に対して端子蓋33の回転軌跡に相当する逃がし部45を設けている。
また、端子蓋33の長手方向の長さは外部電源装置40の厚みより長く設定することで、撮像装置下面に外部電源装置40などのカメラアクセサリが装着された状態においても、端子蓋33を回転させることで端子蓋33の先端側を外部通信機器2と接触させることが可能である。
さらに、端子蓋33のヒンジ取り付け部37には、端子蓋33を開き側に付勢するために例えばコイルバネといった不図示の付勢部材が設けられている。
端子蓋33の先端側にアンテナコイル38を配置しているため、撮像装置下面に外部電源装置40などのカメラアクセサリが装着された状態においても、端子蓋33を回転させることで、アンテナコイル38を外部通信機器2に接触・保持させることが可能となる。これにより通信効率の低下や通信不可といった状況を回避することが可能となる。
一般的に、アンテナコイル38の位置を示す指標が、外装部材3に設けられている。
これは、撮像装置1と外部通信機器2と近距離無線通信する際、アンテナ同士の位置合わせを迷うことなく行うためである。本実施例では、端子蓋33を閉めた状態と開けた状態の両状態で近接通信を行う必要がある。
そこで、両状態におけるアンテナコイルの位置合わせが容易に行えるよう、アンテナコイルの配置を示す指標47(a)、(b)を、外カバー部指標47(a)と内カバー部指標47(b)の2か所に設けている。こうすることで、端子蓋33に設けられたアンテナコイル38と外部通信機器2に設けられたアンテナコイル201の位置を迷うことなく位置合わせが可能となる。
以上より、本実施例によると、形状およびアンテナコイルの配置を工夫することで、コストアップすることなく、外部電源装置40などのアクセサリの装着有無どちらの場合においても外部通信機器2と良好な通信効率を得ることが可能となる。
以下図6を用いて本発明の第2の実施例について、添付の図面に基づいて詳細に説明する。図6(a)、(b)は端子蓋33について本実施例の特徴的な構成を模式的に示した分解斜視図である。
端子蓋33は外カバー50、内カバー51、フレキシブル基板52、連結形状部53から構成されている。外カバー50は実施例1と同様、撮像装置側面部および、それに直交する底面の一部を覆った形状をしている。外カバー50の内部および連結形状部53にはフレキシブル基板52が配置されており、フレキシブル基板52上にアンテナコイル38が配置されている。
アンテナコイル38は端子蓋33の撮像装置の底面の一部38(b)まで延長されて配置されている。なお、外カバー50の材質は第1の実施例同様、非導電性のエンジニアリング・プラスチックを用いているため、アンテナコイル38の通信電波を妨げることはない。
端子蓋33の略中央部には連結部形状53を設けており、撮像装置本体内に設けた不図示の巻き取り機構によって、必要に応じてユーザが端子蓋33を自由に引き出すことが可能である。このため、連結形状部53の材質はゴム状の弾力性を有するエラストマなどが望ましい。
ここで、前述したフレキシブル基板52上のアンテナコイル38の配置に関して、図7を用いて説明する。なお、フレキシブル基板52上のアンテナコイル38が撮像装置の底面の一部まで延長されて配置されている理由については、本発明の実施例1と同様のため説明は省略する。
図7は外部電源装置40が接続された撮像装置1と外部通信機器2が無線通信を行っている状態を模式的に示した模式図である。
前述の通り、撮像装置1に外部電源装置40を装着した場合、撮像装置1に設けられたアンテナコイル38と外部通信機器40に設けられたアンテナコイル201を近づける手段が課題となっている。本実施例では、端子蓋33の略中央部に設けられた連結形状部53を引き出すことが可能である。
このため、外部電源装置40が装着された状態で外部通信機器2と無線通信を行う場合、連結形状部53を引き出すことで、撮像装置1から端子蓋33を一定距離離すことが可能となる。その後、引き出された端子蓋33のアンテナコイル38を外部通信機器のアンテナコイル201に接触させることで外部電源装置40などのカメラアクセサリが装着された場合でも、近接状態を達成することが可能となる。
これにより通信効率の低下や通信不可といった状況を回避することが可能となる。
なお、本実施例の場合、実施例1で示した外部電源装置40などのアクセサリに対して特別な逃げ形状を設ける必要はない。
また、本実施例においても、第一の実施例同様、端子蓋33を閉めた状態と開けた状態の両状態で近接通信を行う必要があり、双方のアンテナコイルの位置合わせを容易に行えるよう、アンテナコイルの配置を示す指標47(a)、(b)を、外カバー部指標47(a)と内カバー部指標47(b)の2か所に設けている。
こうすることで、端子蓋33に設けられたアンテナコイル38と外部通信機器2に設けられたアンテナコイル201の位置合わせを容易に行うことが可能となる。
以上より、本実施例によると、形状およびアンテナコイルの配置を工夫することで、コストアップすることなく、外部電源装置40などのアクセサリの装着有無どちらの場合においても外部通信機器2と良好な通信効率を得ることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 撮像装置、2 外部電源装置、33 端子蓋、37 ヒンジ取り付け部、
38 アンテナコイル(撮像装置側)、201 アンテナコイル(外部通信機器側)

Claims (5)

  1. 外部通信機器(2)と近距離無線通信可能な無線送受信手段(38)を備えた撮像装置(1)において、
    前記撮像装置(1)には開閉可能な連結部(37)と、外部通信機器(2)と近距離無線通信可能な無線送受信手段(38)を有する開閉蓋(33)とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記開閉可能な蓋は(33)、撮像装置(1)の外観側面および、少なくともそれと直交した面の一部を有していることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記無線送受信手段(38)は、撮像装置(1)の外観側面および、少なくともそれと直交した面の一部に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記直交した面は、撮像装置(1)の被締結部(32)を備えた面を示したことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記開閉可能な蓋(33)にはアンテナコイル(38)の配置を示す指標(47)が少なくとも2か所に設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の撮像装置。
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