JP2015203329A - 風力発電用風車 - Google Patents

風力発電用風車 Download PDF

Info

Publication number
JP2015203329A
JP2015203329A JP2014082164A JP2014082164A JP2015203329A JP 2015203329 A JP2015203329 A JP 2015203329A JP 2014082164 A JP2014082164 A JP 2014082164A JP 2014082164 A JP2014082164 A JP 2014082164A JP 2015203329 A JP2015203329 A JP 2015203329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating body
wind power
wind
power generation
wind turbine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014082164A
Other languages
English (en)
Inventor
健 杉崎
Ken Sugisaki
健 杉崎
忠幸 前田
Tadayuki Maeda
忠幸 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Cno Power Solutions Inc
Original Assignee
Cno Power Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Cno Power Solutions Inc filed Critical Cno Power Solutions Inc
Priority to JP2014082164A priority Critical patent/JP2015203329A/ja
Publication of JP2015203329A publication Critical patent/JP2015203329A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/70Wind energy
    • Y02E10/74Wind turbines with rotation axis perpendicular to the wind direction

Landscapes

  • Wind Motors (AREA)

Abstract

【課題】強さにむらのある風が吹いた場合も安定して回転することが可能な風力発電用風車を提供すること。【解決手段】本発明は、鉛直方向に延びる回転軸を中心として、風力により回転可能な回転体を備えた風力発電用風車であって、回転体が回転中に鉛直方向から所定角度より大きく傾くことを防止するための規制手段を、備えている。【選択図】図3

Description

本発明は、風力発電用風車に係り、詳細には、鉛直方向に延びる回転軸を中心として、風力により回転可能な回転体を備えた風力発電用風車に関する。
再生可能エネルギーの一つとして近年、風力発電の重要度が増している。風力発電に用いられる風力発電機の風車としては、水平方向に延びる回転軸を有する水平軸型風車と、鉛直方向に延びる回転軸を有する垂直軸型風車が知られている。
垂直軸型風車は、水平軸型風車と異なり、360度どちらの方向から吹く風についても回転駆動源とすることが可能であり、かつ、比較的狭い敷地内にも配置することができるという利点を有する。このような垂直軸型風車の一例が特許文献1に開示されている。
国際公開第2012/073320号
風力発電機は、回転軸を有する発電機と、この発電機の回転軸を回転させるための風車を備えている。例えば、上記特許文献1の垂直軸型風車は、鉛直方向に延びる円筒状の回転体とこの回転体の周囲に配置された複数枚の鉛直方向に細長い翼を有している。これら複数の翼は、それぞれ翼支持腕によって回転体に連結され、この回転体は翼の鉛直方向の中心付近に設置された軸受を介して、発電機を内蔵した中心軸に接続されている。通常の風は、鉛直方向に細長い翼の上部と下部とでほぼ同じ強さで吹くため、翼および回転体は、接続された回転体が中心軸に対して傾くことなく滑らかに回転する。
しかし、風力発電用風車に向けて吹き付けられる風にむらがあった場合、つまり翼の上部と下部とで翼に吹き付けられる風の強さが異なる場合、回転体に対し、回転体を鉛直方向から傾けるようなモーメントが発生する。従来の風力発電用風車は、このようなモーメントに関する配慮が十分にはなされていなかったため、翼が受けた風によって、中心軸に対して、風車の円筒状の回転体が大きく傾いてしまうおそれがあった。
このように発電機の中心軸に対して、風車の円筒状の回転体が傾くと、軸受に対して大きな負荷がかかり、風車の滑らかな回転が妨げられ、ついには風車の回転が停止してしまうおそれがある。風車が頻繁に回転・停止を繰り返すと、風力発電機から得られる電力が安定しないだけでなく、風力発電機の軸受にかかる負荷により、風力発電機の耐久性を低下させる可能性がある。
また、翼に吹き付けられる風の強さの差は、翼の上下方向長さが長くなるほど大きくなるため、翼の大型化、すなわち風力発電機の大型化に対する大きな障害となっている。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、風力発電機の翼に吹き付けられる風の強さが翼の上部と下部とで差が生じ、翼が連結される回転体を傾けるモーメントが発生しても、回転体が中心軸に対して所定角度以上に傾くことを抑制することができる風力発電機を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は、鉛直方向に延びる回転軸を中心として、風力により回転可能な回転体を備えた風力発電用風車であって、回転体が回転中に鉛直方向から所定角度より大きく傾くことを防止するための規制手段を、備えていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、通常の風に対して滑らかな回転を妨げずに、上下でむらのある風により風力発電用風車の回転体を鉛直方向から傾けるようなモーメントが発生しても、回転体が回転可能な状態を保つことが可能となる。また、風力発電用風車の大型化が容易となる。
本発明において、好ましくは、回転体を回転可能に支持する支持体を更に備え、規制手段は、回転体および支持体の一方に設けられ、回転体が鉛直方向から所定角度傾いたときに、規制手段が回転体および支持体の他方に当接するように、他方との間に所定の隙間を空けて設けられていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、通常の風に対して滑らかな回転を妨げることなく、むらのある風に対して回転体が鉛直方向から所定角度を超えて傾かないようにすることが可能となる。
本発明において、好ましくは、規制手段は、回転可能に設けられたローラーであることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、回転体が鉛直方向から所定角度まで傾いても、回転体が回転可能な状態を保つことが可能となる。
本発明において、好ましくは、回転体は円筒形状の回転筒を有し、支持体は、回転筒と所定間隔をおいて同軸状に連結された断面円形の支柱であり、規制手段は回転筒と支柱の間の環状部に少なくとも3つ設けられていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、風力発電用風車に対するどの方向から吹く風に対しても、回転体が回転可能な状態を保つことが可能となる。
また、本発明は、少なくとも3つの規制手段は、等しい角度間隔で配置されていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、風力発電用風車に対するどの方向から吹く風に対しても、回転体が回転可能な状態を保つことが可能となる。
また、本発明において、ローラーの回転軸が回転体の回転軸と平行に配向されていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、回転体が鉛直方向から所定角度まで傾いても、回転体が回転可能な状態を保つことが可能となる。
また、本発明において、好ましくは、支持体は、設置面と平行な面を更に備え、規制手段は、回転体に設けられ、回転体が鉛直方向から所定角度傾いたときに規制手段が面に当接するように、面と所定の隙間を空けて設けられていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、通常の風に対して滑らかな回転を妨げずに、強さにむらのある風に対して回転体が鉛直方向から所定角度を超えて傾かないようにすることが可能となる。
また、本発明において、好ましくは、規制手段は、回転体に設けられ、回転体が鉛直方向から所定角度傾いたとき、規制手段が当該風力発電用風車が設置されている設置面に当接するように、設置面と所定の隙間を空けて設けられていることを特徴としている。
このように構成された本発明においては、通常の風に対して滑らかな回転を妨げずに、強さにむらのある風に対して回転体が鉛直方向から所定角度を超えて傾かないようにすることが可能となる。
本発明の風力発電用風車によれば、通常の風に対して滑らかな回転を妨げずに、強さにむらのある風により風力発電用風車の回転体を鉛直方向から傾けるようなモーメントが発生しても、回転体が回転可能な状態を保ち、安定した回転を継続させるようにすることが可能となる。
本発明の一実施形態の風力発電用風車の外観を概略的に示す正面図である。 本発明の一実施形態の風力発電用風車の正面部分の断面図である。 本発明の一実施形態の風力発電用風車の下部外装カバーを外した状態を概略的に示す斜視図である。 本発明の一実施形態の風力発電用風車の下部外装カバーを外した状態において、ローラー部分を拡大して概略的に示す斜視図である。 本発明の一実施形態の風力発電用風車の正面部分断面図である。 本発明の他の実施形態を概略的に示す斜視図である。 本発明の他の実施形態を概略的に示す斜視図である。 本発明の他の実施形態を概略的に示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1は本発明の好ましい実施形態の風力発電用風車の一例の外観を概略的に示す正面図である。
本実施形態において、風力発電用風車1は、設置面に対して鉛直方向に延びる回転軸を中心として風力により回転可能な回転体10を備えている。この回転体10は、後述するシャフト16及び軸受部4を介して、円柱または円筒形の支柱2により回転可能に支持されている。円柱または円筒形の支柱2の下端部は固定部3により設置面に固定される。支柱2は、金属等の耐久性の高い素材により製造されることが好ましい。
回転体10は、円筒部12と、風を受けるための翼13と、この翼13を支持して円筒部12に固定する翼支持腕14とを備えている。これら円筒部12、翼13、および翼支持腕14はアルミニウム等の金属やカーボンファイバー、プラスチック樹脂などの軽量かつ強度および耐久性が高い素材により製造されることが好ましい。
円筒部12は、支柱2より大径の中空円筒状部であり、円筒形の支柱2と同軸に配置され、後述するシャフト16及び軸受部4により、回転可能に支柱2に連結されている。
円筒部12は図2を参照して後述する円筒部フレーム12’を備え、更に、円筒部フレーム12’の中央部を覆うように設けられた中央カバー120と、円筒部フレーム12’の上部にかぶせるように設けられた上部カバー121、円筒部フレーム12’の下部にかぶせるように設けられた下部カバー122を備えている。上部カバー121及び下部カバー122は、この風力発電用風車1に吹く風に対する抵抗を抑えるために、その輪郭が略半球状に形成されている。下部カバー122は、その中心部を支柱2が貫通するように、中心部付近に開口部が設けられている。
中央カバー120、上部カバー121、下部カバー122の素材として、アルミニウム等の金属やカーボンファイバー、プラスチック樹脂などの軽量かつ強度および耐久性の高い素材を用いることが好ましいが、上部カバー121、下部カバー122等、中央カバー120ほど高い強度が要求されない部分については、アクリル樹脂や、ABS樹脂等の加工しやすく軽量なプラスチック素材を用いることも可能である。
翼13は、この風力発電用風車1に向けて、図における横方向に吹く風を受けて、揚力を発生させる機能を有しており、この揚力によって回転体10の回転方向にトルクを発生させるためのものである。翼13の形状は、従来の垂直軸型風車の翼の形状と同様であり、一方の面が前縁から後縁にかけて緩やかに湾曲し、もう一方の面が前縁から後縁にかけて略平面的になっている。また、翼13の前縁部分は丸みを帯びており、後縁部分はとがった形状となっている。本実施形態の風力発電用風車1は、このような形状を有する翼13を3枚備えており、この3枚の翼13を円筒部12の周囲に等間隔に配置することで、360度どちらの方向から吹く風についても、これを的確にとらえて回転体10を回転駆動することが可能となっている。翼13の素材として、繊維強化プラスチック、カーボンファイバー等の軽量かつ強度の高い素材を用いることが好ましい。
翼支持腕14は、上述した翼13を円筒部12に接続し固定する機能を有している。本実施形態においては、1枚の翼13を2本の翼支持腕14により上下2箇所で支持している。上方の翼支持腕14は、上部カバー121の下側付近で円筒部12に接続されている。また、下側の翼支持腕14は、下部カバー122の上側付近で円筒部12に接続されている。図1に示す翼支持腕14は図2を参照して後述する翼支持腕フレーム14’を流線型の輪郭を有するカバー部材で覆ったものであり、この風力発電用風車1に向けて吹く風に対する翼支持腕14の抵抗を抑えるようにしている。このような風力発電用風車1を上から見た場合、ちょうど円筒部12から径方向外側に向けて、翼支持腕14がそれぞれ120度間隔をおいて3方向に広がった形となり、それぞれの先に翼13が接続されている。
翼支持腕14の長さは、中央カバー120の周りを流れる空気の流量の観点から、中央カバー120の直径と同程度とすることが好ましい。このように、翼支持腕14の長さを中央カバー120の直径と同程度とすることで、中央カバー120周りの空気の流量を確保しつつ、翼13と中央カバー120との間を流れる空気の圧縮率を適切なものとすることができる。翼支持腕14の素材として、アルミニウム、カーボンファイバー等の軽量かつ耐久性の高い素材を用いることが好ましい。
図2は本発明の好ましい実施形態の風力発電用風車の一例から中央カバー120および、上部カバー121、下部カバー122、翼支持腕14のカバー部材を外したものを正面から見た正面図である。上述した構成と同じ符号が付された構成については説明を省略する。円筒部フレーム12’は中央カバー120、上部カバー121、下部カバー122の内側にあり、円筒部12の主要構造を形成するフレーム部材である。円筒部フレーム12’は上部に円形の頂板123を有しており、上側の翼支持腕フレーム14’がそれぞれ頂板123に固定されている。翼支持腕フレーム14’はカバー部材の内側にあり、翼支持腕14の主要構造を形成するフレーム部材である。これら円筒部フレーム12’及び翼支持腕フレーム14’も、アルミニウム等の金属やカーボンファイバー、プラスチック樹脂などの軽量かつ強度および耐久性が高い素材により製造されることが好ましい。
円筒部フレーム12’は鉛直方向に関して中央付近に中板124を有しており、シャフト16が中板124の中央部に円筒部フレーム12’と同軸に固定されている。支柱2、円筒部フレーム12’、シャフト16、の鉛直方向に延びる中心軸をAで示す。シャフト16が中板124の下方に延びた先には軸受部4が設けられている。軸受部4はボールベアリングなどにより、シャフト16を回転可能に軸受けするものであり、円筒部12の内部空間の下方に挿入された支柱2の上端部に設けられている。シャフト16は、この軸受部4を介して図示しない発電機に接続されている。発電機は支柱2の内部に配置されており、円筒部12が回転することにより、軸受部4により軸受されたシャフト16が回転し、その結果、発電機で発電が行なわれる。
円筒部フレーム12’は下部に円形の底板125を有しており、下側の翼支持腕14がそれぞれ底板125に固定されている。底板125の中央部には、支柱2の直径よりもやや大きい直径を有する穴が開けられており、この穴を通って支柱2が円筒部12の内部に挿入されている。また、この底板125には、円筒部12が回転可能な状態を保ちながら、円筒部12が鉛直方向から所定角度を超えて傾くことを防止するための規制手段として、後述するガイドローラー150が3つ取り付けられている。
図3は本発明の好ましい実施形態の風力発電用風車の一例から下部カバー122を外した状態での、斜め下方向からの斜視図である。図3に示すように、各翼13の下方から延びた翼支持腕14がそれぞれ底板125に固定される。また、支柱2が、底板125の中央部に設けられた穴を通して、円筒部12の内部に挿入されている。3つのガイドローラー150(図3では2つのみを示す)が底板125に設けられている。
図4は、図3に示された底板125に設けられたガイドローラー150付近を拡大した斜視図である。ガイドローラー150は、硬質ゴムや樹脂製のローラーであり、底板125の3箇所に回転可能に取付けられている。(図4においては2つのみを図示。)
ガイドローラー150は円周方向に関して、翼支持腕フレーム14’同士の中間部の真ん中付近に配置されている。底板125を底面方向から見た場合、120度の等しい角度間隔で3箇所に配置されることになる。ガイドローラー150の外周面と支柱2の外周面との間には数ミリ程度の隙間が設けられている。風の無く回転体10が静止している状態、及びむらの無い風を受けて回転体10が回転している状態においては、支柱2と円筒部12の鉛直方向中心軸が一致しているため、この隙間により、ガイドローラー150と支柱2の外周面とが離間している。この結果、ガイドローラー150と支柱2の外周面とが接触することなく、回転体10は滑らかに回転することが可能である。
しかし、回転体10の上部と下部とで回転体10へと吹き付ける風の強さに差がある場合、すなわち回転体10が、むらの有る風を受けた場合、支柱2の鉛直方向の中心軸に対して、回転体10、すなわち円筒部12及びシャフト16が傾くようなモーメントが生じる。このモーメントによって円筒部12及びシャフト16が傾き始めた場合、ごく微小の傾きであれば、シャフト16を軸受する軸受部4も大きな影響を受けず、回転体10の回転状態は維持される。
回転体10、すなわち円筒部12及びシャフト16がさらに傾き、軸受部4によるシャフト16の軸受に影響が及ぶおそれが生じる直前の角度を所定角度とすると、円筒部12が傾いて所定角度に達したときに、ガイドローラー150と支柱2の外周面との間の隙間が無くなり、ガイドローラー150が支柱2の外周面に接触するようになっている。ガイドローラー150は回転自在であるため、回転体10が回転をしながら傾き始め、所定角度に達したときも、ガイドローラー150は支柱2の外周面に接触しながら回転し、円筒部12を含む回転体10が回転可能な状態を保ち、安定した回転を継続させることが可能となる。
上述したように、3つのガイドローラー150は、底板125を底面方向から見た場合、ちょうど120度の等しい角度間隔で3箇所に配置されているため、回転体10に吹き付ける風の方向や、回転体の回転位置に関わらず、回転体10が所定角度だけ傾いた場合には支柱2の外周面に確実に接触することができる。
また、上述したように、ガイドローラー150は硬質ゴムや樹脂製のローラー、すなわち弾性体であるため、回転体10に突風が吹きつけて回転体10が急激に傾いた場合も、支柱2との接触の衝撃を和らげることが可能である。
なお、この本実施形態においては、ガイドローラー150と支柱2の外周面との間の隙間を数ミリ程度としたが、この数値は風力発電用風車の寸法によって適宜改変される。
次に、図5を参照して、隙間の値の設定方法について説明する。
図5は、図2と同様に、本発明の好ましい実施形態の風力発電用風車の一例から中央部カバー120および上部カバー121、下部カバー122、翼支持腕14のカバー部材を外したものを正面から見た正面図である。
図5に示したように、軸受部4の設置高さとガイドローラー150の設置高さとの差を、軸受部4とガイドローラー150との間の距離Lとする。ガイドローラー150と支柱2の外周面との間の隙間をdとすると、隙間dは、
d<0.05×L
の関係を満たすようにすることが好ましい。この関係を満たすようにすることで、支柱2の鉛直方向中心軸に対する回転体10の傾きを約3°以下に抑制することが可能となる。
このように通常の風に対して回転体10の滑らかな回転を妨げることなく、強さにむらのある風により風力発電用風車1の回転体10を鉛直方向から傾けるようなモーメントが発生しても、回転体10が回転可能な状態を保ち、安定した回転を継続させるようにすることが可能となる。
なお、ガイドローラー150の数は3つとしたが、4つ以上設けても構わない。その場合、4つ以上のガイドローラー150はそれぞれ回転対称となるように、円周上に等しい角度間隔で配置されることが好ましい。このように配置することで、強さにむらの有る風がどの方向から吹いたとしても対応することが可能となり、また、回転体10の重心に偏りが生じないようにすることができる。
また、本実施形態において、ガイドローラー150を回転体10の側に設けているが、ガイドローラー150を支柱2の側に設けてもよい。この場合においても、支柱2側に設けたガイドローラー150と、回転体10の円筒部12の内壁面との間に数ミリ程度の所定の隙間を設ける。
上述した実施形態と同様に、強さにむらの有る風が吹いたとしても、回転体10が所定角度傾いた時点で、支柱2の側に設けられたガイドローラー150が回転体10の円筒部12の内壁と当接する。
この場合も、軸受部4の設置高さとガイドローラー150の設置高さとの差を、軸受部4とガイドローラー150との間の距離Lとし、ガイドローラー150と支柱2の外周面との間の隙間をdとすると、上述した実施形態と同様に、隙間dは、
d<0.05×L
の関係を満たすようにすることが好ましい。
この関係を満たすことで、支柱2の鉛直方向中心軸に対する回転体10の傾きを約3°以下に抑制することが可能となる。この結果、回転体10が回転可能な状態を保ち、安定した回転を継続させるようにすることができる。
次に、本発明の第2の実施形態の風力発電用風車について説明する。図6は、本発明の第2の実施形態に係る風力発電用風車を概略的に示す斜視図である。第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
第2の実施形態の風力発電用風車1aは、第1の実施形態とは異なり、回転体10aは円筒部を備えておらず、各翼13aは2本の翼支持腕14aを介してそれぞれシャフト16aに接続されている。各翼支持腕14aはカバー部材を有していないため、第1の実施形態における翼支持腕フレーム14’の形状に類似しているが、各翼支持腕14aは直接シャフト16aに接続されている点で、第1の実施形態における翼支持腕フレーム14’の構成とは異なっている。シャフト16aは鉛直方向に延びており、その下方が軸受部4aで回転可能に支持されている。
各下側の翼支持腕14aには、更に下方に伸びるガイドローラー支持部160が連結されている(図6には2本のみを図示)。ガイドローラー支持部160は2本の棒状部材の下端を鋭角に接続した形をしており、一方の棒状部材が下側の翼支持腕14aの基端部から下方へと延び、他方の棒状部材が下側の翼支持腕14aの略中央部から支柱2aに向けて斜め下方へと延び一方の棒状部材と連結されている。ガイドローラー支持部160は1本の翼支持腕14aに2箇所で結合されている。ガイドローラー支持部160は、翼支持腕14aと同様の素材で製造されることが好ましい。
このガイドローラー支持部160の下端部には、ガイドローラー150aが回転自在に固定されている。ガイドローターは、外周面が、支柱2aの外周面との間に、数ミリ程度の所定の隙間が設けられるように配置されている。軸受部4aの設置高さとガイドローラー150aの設置高さとの差を、軸受部4aとガイドローラー150aとの間の距離Lとする。第1の実施形態と同様に、ガイドローラー150aと支柱2aの外周面との間の隙間をdとすると、隙間dは、
d<0.05×L
の関係を満たすようにすることが好ましい。
第1の実施形態と同様に、この関係を満たすようにすることで、支柱2の鉛直方向中心軸に対する回転体10aの傾きを約3°以下に抑制することが可能となる。こうして通常の風に対して回転体10aの滑らかな回転を妨げることなく、強さにむらのある風により風力発電用風車1aの回転体10aを鉛直方向から傾けるようなモーメントが発生しても、回転体10aが回転可能な状態を保ち、安定した回転を継続させるようにすることが可能となる。
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。図7は本発明の第3の実施形態に係る風力発電用風車を概略的に示す斜視図である。第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。
第3の実施形態に係る風力発電用風車1bも、第2の実施形態の風力発電用風車と同様に、回転体10bの円筒部12bの下方にガイドローラー150bが設けられている。円筒部12bの図示しない底板から下方に延びる3つのガイドローラー支持部162が設けられ(図7には1つのみを図示)、ガイドローラー支持部162のそれぞれ先端部に回転自在にガイドローラー150bが設けられている。ガイドローラー支持部162は円周方向に関して、翼支持腕14b同士の中間部の真ん中付近に配置されている。
このガイドローラー150bは、回転軸が水平方向に向けられた状態でガイドローラー支持部162に支持されている。回転体10bの円筒部12bの下方、支柱2bを取り囲むようにガイドプレート170が設けられている。ガイドプレート170は環状の板であり、支柱2bに対して、溶接・接着・ネジ止め等の手段によって固定されている。ガイドプレート170は、支柱2bと同様の素材を使用することが可能であり、少なくとも上面が滑らかな平面であることが好ましい。
ガイドローラー150bの下端とガイドプレート170の上面との間には数ミリ程度の所定の隙間が設けられている。風の無く回転体10bが静止している状態、及びむらの無い風を受けて回転体10bが回転している状態においては、支柱2bと円筒部12bの鉛直方向中心軸が一致しているため、この隙間により、ガイドローラー150bとガイドプレート170の上面とが離間している。この結果、ガイドローラー150bとガイドプレート170の上面とが接触することなく、回転体10bは滑らかに回転することが可能である。
第1の実施形態と同様に、回転体10b、すなわち円筒部12b及び図示しないシャフト16bがさらに傾き、図示しない軸受部4bによるシャフト16bの軸受に影響が及ぶおそれが生じる直前の角度を所定角度とすると、円筒部12bが傾いて所定角度に達したときに、ガイドローラー150bとガイドプレート170の上面との間の隙間が無くなり、ガイドローラー150bがガイドプレート170の上面に接触するようになっている。ガイドローラー150bは回転自在であるため、回転体10bが回転をしながら傾き始め、所定角度に達したときも、ガイドローラー150bはガイドプレート170の上面に接触しながら回転し、円筒部12bを含む回転体10bが回転可能な状態を保ち、安定した回転を継続させることが可能となる。
図7に示したように、支柱2bの中心軸及び回転体10bの回転軸からガイドローラー150bまでの距離をLとし、ガイドローラー150bとガイドプレート170の上面との間の隙間をdとすると、隙間dは、
d<0.05×L
の関係を満たすようにすることが好ましい。この関係を満たすようにすることで、支柱2bの鉛直方向中心軸に対する回転体10bの傾きを約3°以下に抑制することが可能となる。他の実施形態と同様に、通常の風に対して回転体10bの滑らかな回転を妨げることなく、強さにむらのある風により風力発電用風車1bの回転体10bを鉛直方向から傾けるようなモーメントが発生しても、回転体10bが回転可能な状態を保ち、安定した回転を継続させるようにすることが可能となる。
本発明の第4の実施形態の風力発電用風車について説明する。図8は本発明の第4の実施形態に係る風力発電用風車を概略的に示す斜視図である。
第1の実施形態と同様の構成については説明を省略する。第4の実施形態に係る風力発電用風車1は設置面200に設置されている。
第4の実施形態に係る風力発電用風車は第3の実施形態と同様に、回転体10の下方にガイドローラー150を設ける。しかしながら、第4の実施例では、第3の実施形態と異なりガイドローラー150を各翼13の下方に設け、ガイドプレート170に代えて設置面200にガイドローラーを接触させ、傾きを抑制する構成としている。
第4の実施形態に係る風力発電用風車では、図8に示すように、各翼13cの下端に、更に下方に延びるガイドローラー支持部164を設け、各ガイドローラー支持部164の先端にガイドローラー150cが回転可能に設けられている。ガイドローラー150cは、回転軸が水平方向に向けられた状態でガイドローラー支持部162に支持されている。なお、第4の実施形態においては、翼13cが大型化した場合、ガイドローラー150cとして小型のタイヤを用いることも可能である。
ガイドローラー150cの下端と設置面との間には数ミリ程度の所定の隙間が設けられている。風の無いときに回転体10cが静止している状態、及びむらの無い風を受けて回転体10cが回転している状態においては、支柱2cと円筒部12cの鉛直方向中心軸が一致しているため、この隙間により、ガイドローラー150cと設置面200とが離間している。この結果、ガイドローラー150と設置面200とが接触することなく、回転体10cは滑らかに回転することが可能である。
第3の実施形態と同様に、回転体10c、すなわち円筒部12c及び図示しないシャフト16cがさらに傾き、図示しない軸受部4cによるシャフト16cの軸受に影響が及ぶおそれが生じる直前の角度を所定角度とすると、円筒部12c及び翼13cが傾いて所定角度に達したときに、ガイドローラー150cと設置面200との間の隙間が無くなり、ガイドローラー150cが設置面200に接触するようになっている。ガイドローラー150cは回転自在であるため、回転体10cが回転をしながら傾き始め、所定角度に達したときも、ガイドローラー150cは設置面200に接触しながら回転し、翼13cを含む回転体10cが回転可能な状態を保ち、安定した回転を継続させることが可能となる。
図8に示したように、支柱2cの中心軸及び回転体10cの回転軸からガイドローラー150cまでの距離をLとし、ガイドローラー150cと設置面200との間の隙間をdとすると、隙間dは、
d<0.05×L
の関係を満たすようにすることが好ましい。この関係を満たすようにすることで、支柱2の鉛直方向中心軸に対する回転体10cの傾きを約3°以下に抑制することが可能となる。他の実施形態と同様に、通常の風に対して回転体10cの滑らかな回転を妨げることなく、強さにむらのある風により風力発電用風車1cの回転体10cを鉛直方向から傾けるようなモーメントが発生しても、回転体10cが回転可能な状態を保ち、安定した回転を継続させるようにすることが可能となる。
以上説明したように、本発明の各実施形態によると、通常の風に対して回転体の滑らかな回転を妨げることなく、強さにむらのある風により風力発電用風車の回転体を鉛直方向から傾けるようなモーメントが発生しても、回転体が回転可能な状態を保ち、安定した回転を継続させるようにすることが可能となる。また、風力発電用風車の大型化が容易となる。
本発明は、前記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲内で種々の変更、変形が可能である。
1、1a、1b、1c 風力発電用風車
2、2a、2b、2c 支柱
3、3a、3b、3c 固定部
4、4a、4b、4c 軸受部
10、10a、10b、10c 回転体
12、12b、12c 円筒部
12’ 円筒部フレーム
13、13a、13b、13c 翼
14、14a、14b、14c 翼支持腕
14’ 翼支持腕フレーム
16、16a、16b、16c シャフト
120 中央部カバー
121 上部カバー
122 下部カバー
123 頂板
124 中板
125 底板
150、150a、150b、150c ガイドローラー
160 ガイドローラー支持部
162 ガイドローラー支持部
164 ガイドローラー支持部
170 ガイドプレート
200 設置面

Claims (8)

  1. 鉛直方向に延びる回転軸を中心として、風力により回転可能な回転体を備えた風力発電用風車であって、
    前記回転体が回転中に前記鉛直方向から所定角度より大きく傾くことを防止するための規制手段を、備えている、
    ことを特徴とする、風力発電用風車。
  2. 前記回転体を回転可能に支持する支持体を更に備え、
    前記規制手段は、前記回転体および前記支持体の一方に設けられ、前記回転体が前記鉛直方向から前記所定角度傾いたときに、前記規制手段が前記回転体および前記支持体の他方に当接するように、前記他方との間に所定の隙間を空けて設けられている、
    請求項1記載の風力発電用風車。
  3. 前記規制手段は、回転可能に設けられたローラーである、
    請求項1又は2に記載の風力発電用風車。
  4. 前記回転体は円筒形状の回転筒を有し、前記支持体は、前記回転筒と所定間隔をおいて同軸状に連結された断面円形の支柱であり、
    前記規制手段は、前記回転筒と前記支柱の間の環状部に少なくとも3つ設けられている、
    請求項2又は3記載の風力発電用風車。
  5. 前記少なくとも3つの規制手段は、等しい角度間隔で配置されている、
    請求項4記載の風力発電用風車。
  6. 前記ローラーの回転軸が前記回転体の回転軸と平行に配向されている、
    請求項5記載の風力発電用風車。
  7. 前記支持体は、前記設置面と平行な面を更に備え、
    前記規制手段は、前記回転体に設けられ、前記回転体が前記鉛直方向から所定角度傾いたときに前記規制手段が前記面に当接するように、前記面と所定の隙間を空けて設けられている、
    請求項1記載の風力発電用風車。
  8. 前記規制手段は、前記回転体に設けられ、
    前記回転体が前記鉛直方向から所定角度傾いたとき、前記規制手段が当該風力発電用風車が設置されている設置面に当接するように、前記設置面と所定の隙間を空けて設けられている、
    請求項1記載の風力発電用風車。
JP2014082164A 2014-04-11 2014-04-11 風力発電用風車 Pending JP2015203329A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014082164A JP2015203329A (ja) 2014-04-11 2014-04-11 風力発電用風車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014082164A JP2015203329A (ja) 2014-04-11 2014-04-11 風力発電用風車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015203329A true JP2015203329A (ja) 2015-11-16

Family

ID=54596938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014082164A Pending JP2015203329A (ja) 2014-04-11 2014-04-11 風力発電用風車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015203329A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002339854A (ja) * 2001-03-15 2002-11-27 Toshiyuki Uchibayashi 風力発電装置
WO2004081376A1 (ja) * 2003-03-12 2004-09-23 Yasuhiro Fujita 太陽光発電と風力発電を複合した発電装置
JP2005121260A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Seikichi Hata 風力自然換気装置
WO2012073320A1 (ja) * 2010-11-30 2012-06-07 株式会社Cno 垂直軸型風車
JP2013079640A (ja) * 2011-09-22 2013-05-02 Kenei Oshiro 定方向回転風車

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002339854A (ja) * 2001-03-15 2002-11-27 Toshiyuki Uchibayashi 風力発電装置
WO2004081376A1 (ja) * 2003-03-12 2004-09-23 Yasuhiro Fujita 太陽光発電と風力発電を複合した発電装置
JP2005121260A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Seikichi Hata 風力自然換気装置
WO2012073320A1 (ja) * 2010-11-30 2012-06-07 株式会社Cno 垂直軸型風車
JP2013079640A (ja) * 2011-09-22 2013-05-02 Kenei Oshiro 定方向回転風車

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180142673A1 (en) Vertical axis wind turbine with automatic adjustment of blade angle based on centrifugal force
KR101649832B1 (ko) 조경용 바람개비의 구조
JP2007315375A5 (ja)
US20160003218A1 (en) Vane device for a turbine apparatus
CN106567810B (zh) 风力发电机组的缆线保护系统以及风力发电机组
JP2019035375A (ja) 抗力型開閉式発電機
CN108082473A (zh) 一种可实现协同运动的扑翼结构及飞行器
JP2016109078A (ja) 風力発電用垂直軸型風車の翼、風力発電用垂直軸型風車及び風力発電機
KR101312405B1 (ko) 싸이클로이달 터빈을 장착한 고공 풍력 발전 시스템.
KR20100023344A (ko) 풍력발전기
JP2015203329A (ja) 風力発電用風車
JP4857314B2 (ja) 風車
KR101187792B1 (ko) 풍력 발전용 날개 조립체
TW201211385A (en) Variable partial wind wall
KR200474081Y1 (ko) 인공 눈 제조장치
WO2012073320A1 (ja) 垂直軸型風車
JP2010071237A (ja) 風力発電装置
WO2013042770A1 (ja) 定方向回転風車
KR20170101735A (ko) 수직형 풍력 발전기
CN107850049B (zh) 捕风横轴风车
CN210135102U (zh) 一种高稳定超大吊扇
JP3177735U (ja) 垂直式風力発電羽根
CN208875211U (zh) 一种新型驱鸟器
KR20130001145U (ko) 수평형 풍력 발전장치
WO2009044386A1 (en) Vertical axis wind turbine

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170331

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170404

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20170324

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180219

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180906