JP2015199446A - ステアリングメンバー装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子機器などステアリングメンバー本体に装着される装着部品類に必要な所定の振動耐久性および締結力を確保すると共に、自動車の重量増やコストアップを抑制できるように構成する。
【解決手段】ステアリングメンバー本体に電子機器取付けブラケット6を装着すべく、ステアリングメンバー本体1に設けたブラケット類取付け孔1aを、ステアリングメンバー本体1内に突出するバーリング形状に形成して、当該バーリング形状のブラケット類取付け孔1aにボルト8を螺合挿着することによって電子機器取付けブラケット6をステアリングメンバー本体1に装着構成した。
【選択図】図3
【解決手段】ステアリングメンバー本体に電子機器取付けブラケット6を装着すべく、ステアリングメンバー本体1に設けたブラケット類取付け孔1aを、ステアリングメンバー本体1内に突出するバーリング形状に形成して、当該バーリング形状のブラケット類取付け孔1aにボルト8を螺合挿着することによって電子機器取付けブラケット6をステアリングメンバー本体1に装着構成した。
【選択図】図3
Description
この発明は、自動車の操舵制御を司るべく構成したステアリング機構を支承するステアリングメンバー装置に関する。
従来の自動車におけるステアリングメンバー装置は、例えば図8に示すように、ステアリングメンバー本体aがその車幅方向両外側端にそれぞれ取付けられた一対のサイドブラケットb、bを介して車幅方向に延在するように不図示の車体に配設されており、且つ、ステアリングメンバー本体aにおける両サイドブラケットb、bを挟む中間部に、ブラケット類を構成するステアリングコラムブラケットc、ポストブラケットd、インストルメントパネルを車体に取付けるためのインストステイブラケットe、e、或いは、自動車の自動運転装置或いは自動停止装置としての電子機器或いはエアバッグ装置など装着部品類fを取付けるための装着部品類取付けブラケットgを装着して構成している。
上記ブラケット類、例えば、装着部品類取付けブラケットgは、図9乃至図11にそれぞれ示す構成により、ステアリングメンバー本体aに装着されるようになっている。
すなわち、図9における装着部品類取付けブラケットgは、ステアリングメンバー本体側ブラケットg−1と装着部品類側ブラケットg−2とで構成して、ステアリングメンバー本体側ブラケットg−1は、その一端側を溶接によりステアリングメンバー本体aに装着され、装着部品類側ブラケットg−2は、その一端側においてビスiをもって装着部品類fを装着するようになっている。そして、ステアリングメンバー本体側ブラケットg−1と装着部品類側ブラケットg−2とは、互いの他端側をボルトhを用いて互いに連結されている。
また、図10に示すステアリングメンバー装置においては、装着部品類fをステアリングメンバー本体aに装着する装着部品類取付けブラケットgは、単一構成としているものである。そして、かかる単一構成の装着部品類取付けブラケットgは、その一端側をボルトjを用いてステアリングメンバー本体aに直付けする構成となっている。装着部品類取付けブラケットgの他端側には、ビスiをもって装着部品類fが装着されている。
さらに、図11に示すステアリングメンバー装置においては、装着部品類fをステアリングメンバー本体aに装着する装着部品類取付けブラケットgは、図10の場合と同様に、単一構成としているが、ステアリングメンバー本体aへの装着方法として、ステアリングメンバー本体a側に予めプロジェクトナットkを植設しておいた上で、ボルトjなどを利用して、一端側をステアリングメンバー本体aに直付けするように構成している。装着部品類取付けブラケットgの他端側には、ビスiをもって装着部品類fが装着されている(以上、例えば特許文献1乃至特許文献5を参照)。
ところで、自動車用ステアリングメンバー装置は、従来から、ステアリングメンバー本体をインストルメントパネル、エアコン装置、オーディオなどの電気機器、エアバッグ装置などの種々の装着部品類の装着場所として利用されているばかりでなく、近時の自動車技術の発展や安全走行志向の要請などにより、たとえば、自動車の自動運転装置或いは自動車の自動停止装置などの新しい機器装置の装着場所としても利用されるようになってきており、結果的に、ステアリングメンバーに装着される装着部品類が益々増加する傾向にある。
かかる観点から、上記図9乃至図11に示す従来のステアリングメンバー装置技術を検討するに、先ず図9に示すステアリングメンバー装置においては、たとえば装着部品類fをステアリングメンバー本体aに取付けるための装着部品類取付けブラケットgをステアリングメンバー本体側ブラケットg−1と装着部品類側ブラケットg−2とで構成していることから、ブラケット類の部品点数が増加し、これに伴い、ステアリングメンバー本体への装着部品類取付けレイアウト設計に多くの設計工数を費やさざるを得なくなる。
これに対して、図10に示す従来のステアリングメンバー装置における装着部品類fは、単一構成の装着部品類取付けブラケットgをもってステアリングメンバー本体aに溶接によって直付けしている点、また、図11に示す従来のステアリングメンバー装置において装着部品類fは、やはり単一構成の装着部品類取付けブラケットgをボルトjによって取付けることでステアリングメンバー本体aに装着するように構成されている。
かかることから、図10及び図11に示す従来のステアリングメンバー装置は、ブラケット類の部品点数増加という課題は克服しているものといえる。
しかしながら、図10及び図11に示すステアリングメンバー装置においては、装着部品類取付けブラケットgをステアリングメンバー本体aに直付けしていることから新たな技術的課題が生起する。すなわち、図10に示す従来のステアリングメンバー装置においては、装着部品類取付けブラケットgを装着するボルトjにおける不完全ネジ部の存在によるステアリングメンバー本体aへの螺合寸法不足で装着部品類の振動耐久性や締結力が懸念されることから、ステアリングメンバー本体aの板厚を厚くするなどの対策を取らざるを得ない。また、図11に示す従来のステアリングメンバー装置においては、ステアリングメンバー本体aへの装着部品類取付けブラケットgの取付けためにプロジェクトナットkなどの使用により、結果的に、自動車の重量増及びプロジェクトナットkなどをステアリングメンバー本体aに装着するための工数増加によるコストアップの要因ともなってしまうことになる。
そこで、この発明は、電子機器などステアリングメンバー本体に装着される装着部品類に必要な所定の振動耐久性および締結力を確保すると共に、自動車の重量増やコストアップを抑制するようにしたステアリングメンバー装置を提供することを目的としている。
この発明に係るステアリングメンバー装置は、ステアリングメンバー本体を、その車幅方向両外側端にそれぞれ取付けられた一対のサイドブラケットを介して、車幅方向に延在するように車体に配設し、且つ、前記ステアリングメンバー本体における前記両サイドブラケットを挟む中間部において、ステアリングコラムブラケット、ポストブラケット、インストステイブラケット、或いは電子機器類取付けブラケットなどが構成するブラケット類を装着して構成するステアリングメンバー装置であって、前記ブラケット類を装着すべく前記ステアリングメンバー本体に設けたブラケット類取付け孔を、前記ステアリングメンバー本体内に突出するバーリング形状に形成して、当該バーリング形状の前記ブラケット類取付け孔にボルトを螺着することによって前記ブラケット類を前記ステアリングメンバー本体に装着構成したことを特徴とする。
かかる構成により、この発明は、ステアリングメンバー本体においてその内方に突出するバーリング形状のブラケット類取付け孔を設けて、ブラケット類取付け孔を介してブラケット類をステアリングメンバー本体に装着するように構成していることから、バーリング形状のブラケット類取付け孔によって所定の肉厚が確保され結果的にボルトの所定螺合寸法が確保されて、ブラケット類に装着された装着部品類のために必要な所定の振動耐久性および締結力を確保できると共に、単一構成のブラケット類であるが故に、従来のようなステアリングメンバー本体aのようなの厚肉対策やプロジェクトナットなどを必要とせずにステアリングメンバー本体への装着が可能となることから、自動車の重量増やコストアップを抑制することができる。
また、この発明に係る実施形態としてのステアリングメンバー装置は、上記発明における前記ブラケット類に前記ステアリングメンバー本体への位置決め孔を設けると共に、前記ステアリングメンバー本体に外方に突出するバーリング形状の位置決め突起を設けて、該バーリング形状の位置決め突起を前記位置決め孔に嵌合することによって、前記ブラケット類における前記ステアリングメンバー本体への装着前の前記ブラケット類の位置決めを行うように構成している。
かかる構成により、この発明における実施形態は、ブラケット類側の位置決め孔に、ステアリングメンバー本体に外方に突出するように設けたバーリング形状の位置決め突起を挿入することにより、ブラケット類におけるステアリングメンバー本体への装着前のブラケット類の位置決めを行うことができる。この結果、ブラケット類のステアリングメンバー本体への装着作業時に、従来の技術において用いていたような位置決め治具を使用する必要なく、ブラケット類の取り付け作業工数や製造コストの軽減に寄与することができる。
この発明は、ステアリングメンバー本体においてその内方に突出するバーリング形状のブラケット類取付け孔を設けて、ブラケット類取付け孔を介してブラケット類をステアリングメンバー本体に装着するように構成していることから、バーリング形状のブラケット類取付け孔によって所定の肉厚が確保され結果的にボルトの所定螺合寸法が確保されて、ブラケット類に装着された装着部品類のために必要な所定の振動耐久性および締結力を確保できると共に、単一構成のブラケット類であるが故に、従来のようなステアリングメンバー本体aのような厚肉対策やプロジェクトナットなどを必要とせずにステアリングメンバー本体への装着が可能となることから、自動車の重量増やコストアップを抑制することができる。
この発明の実施例に係るステアリングメンバー装置は、電子機器などステアリングメンバー本体に装着される装着部品類に必要な所定の振動耐久性および締結力を確保すると共に、自動車の重量増やコストアップを抑制できるように構成している。
次に、図1乃至図3を用いて、この発明を採用した実施例1に係る自動車におけるステアリングメンバー装置について説明する。
先ず、実施例1に係るステアリングメンバー装置は、図1に示すように、たとえば管状を呈するステアリングメンバー本体1がその車幅方向両外側端にそれぞれ取付けられた一対のサイドブラケット2、2を介しては車幅方向に延在するように不図示の車体に配設されている。
かかるステアリングメンバー本体1における両サイドブラケット2、2を挟む中間部には、装着部品類を取付けるブラケット類を構成するステアリングコラムブラケット3、ポストブラケット4、不図示のインストルメントパネルを車体に取付けるためのインストルメントステイ5、5、或いは、自動車の自動運転装置や自動停止装置などの電子機器類7を取付けるための電子機器類取付けブラケット6などが装着されている。
そして、電子機器類取付けブラケット6は、図2及び図3に示すように、一端側が湾曲状に形成されたステアリングメンバー本体取付け部6aと他端側が略直角に折曲されて形成された電子機器取付け部6bを有して構成されている。
ステアリングメンバー本体取付け部6aには、ボルト8を挿入するためのボルト挿入孔6cが穿設されている。
電子機器取付け部6bには、一対のビス9を用いて、たとえば自動運転装置或いは自動停止装置などの電子機器類7が装着されている。
そして、ステアリングメンバー本体取付け部6aに設けられたボルト挿入孔6cに対応して、ステアリングメンバー本体1には、その内方に突出するバーリング形状のブラケット類取付け孔1aが形成されている。従って、ブラケット類取付け孔1aは、ボルト8を螺合挿着すべく、ステアリングメンバー本体1の一般肉厚よりもより実質的に肉厚に形成されていることになる。この結果、ステアリングメンバー本体1は、たとえボルト8に不完全ネジ部が存したとしても、電子機器類7のために必要な螺合寸法が確保されて、装着部品類に必要な所定の振動耐久性や締結力を確保することができるように構成されていることになる。
このように構成するこの発明の実施例1においては、ステアリングメンバー本体1においてその内方に突出するバーリング形状のブラケット類取付け孔1aを設けて、ブラケット類取付け孔1aを介して電子機器取付けブラケット6をステアリングメンバー本体1に装着するように構成していることから、バーリング形状のブラケット類取付け孔1aによって所定の肉厚が確保されて、結果的に所定のボルト螺合寸法が確保されて、電子機器類取付けブラケット6に装着された電子機器類7のために必要な所定の振動耐久性および締結力を確保できると共に、単一構成の電子機器類取付けブラケット6であるが故に、従来のようなステアリングメンバー本体aへの厚肉対策やプロジェクトナットなどを必要とせずにステアリングメンバー本体1への装着が可能となることから、自動車の重量増やコストアップを抑制することができる。
なお、実施例1におけるステアリングメンバー本体1は、先ず所定形状を有する板材を用意し、かかる板材の所定位置に予めバーリング形状のブラケット取付け孔1aを孔明けプレス機などにより穿設した上で、上記板材を管体製造プレス機などを用いて管状に成形することにより製作されている。この結果、ステアリングメンバー本体1は、板材を環状に成形したことによる接合継ぎ目1bを有することになる。
また、11は、ボルト8の頭部と電子機器取付けブラケット6のステアリングメンバー本体取付け部6aとの間に介在するワッシャーを示している。
次に、図4乃至図7を用いて、この発明の実施例2について説明する。
かかる実施例2においては、上記実施例1と同様に、ステアリングメンバー本体1に電子機器類7を装着する電子機器類取付けブラケット6は、一端側が湾曲状に形成されたステアリングメンバー本体取付け部6aと他端側が略直角に折曲されて形成された電子機器取付け部6bを有して構成されている。
電子機器取付け部6bには、一対のビス9を用いて、たとえば自動運転装置或いは自動停止装置などの電子機器類7が装着されている。
そして、ステアリングメンバー本体取付け部6aに設けられたボルト挿入孔6cに対応して、ステアリングメンバー本体1には、その内方に突出するバーリング形状のブラケット類取付け孔1aが形成されている。従って、ブラケット類取付け孔1aは、ボルト8を螺合挿着すべく、ステアリングメンバー本体1の一般肉厚よりもより肉厚に形成されている。この結果、ステアリングメンバー本体1は、たとえボルト8に不完全ネジ部が存したとしても、電子機器類7のために必要な所定の振動耐久性や締結力を確保できるように構成されていることになる。
さらに、この発明の実施例2においては、電子機器類取付けブラケット6のステアリングメンバー本体取付け部6aには、ブラケット類取付け孔1aに並設されるように、外方に突出するバーリング形状の位置決め突起1cが設けられている。
また、電子機器取付けブラケット6のステアリングメンバー本体取付け部6aには、位置決め突起1cが嵌合する位置決め孔6dが穿設されている。この結果、電子機器取付けブラケット6は、ボルト8を用いてステアリングメンバー本体1に装着するに当たって、位置決め突起1cを位置決め孔6dに嵌合することにより、ステアリングメンバー本体1の所定の場所に位置決めされることになる。
かかる実施例2においては、実施例1と同様に、ステアリングメンバー本体1においてその内方に突出するバーリング形状のブラケット類取付け孔1aを設けて、ブラケット類取付け孔1aを介して電子機器取付けブラケット6をステアリングメンバー本体1に装着するように構成していることから、バーリング形状のブラケット類取付け孔1aによって所定の肉厚が確保され、結果的に所定のボルトの螺合寸法が確保されて、電子機器類取付けブラケット6に装着された電子機器類7のために必要な所定螺合寸法が確保されて、所定の振動耐久性および締結力を確保するできると共に、単一構成の電子機器類取付けブラケット6となし、しかも従来のようなステアリングメンバー本体aのような厚肉対策やプロジェクトナットなどを必要とせずにステアリングメンバー本体1への装着が可能となることから、自動車の重量増やコストアップを抑制することができる。
加えて、かかる実施例2においては、電子機器取付けブラケット6のステアリングメンバー本体取付け部6aに設けた位置決め孔6dに、ステアリングメンバー本体1に外方に突出するように設けたバーリング形状の位置決め突起1cを挿入することにより、電子機器取付けブラケット6におけるステアリングメンバー本体1への装着前の位置決めを行うことができる。この結果、電子機器取付けブラケット6のステアリングメンバー本体1への装着作業時に、従来の技術において用いていたような位置決め治具を使用する必要なく、電子機器取付けブラケット6の取付け作業工数や製造コストの軽減に寄与することができる。
なお、実施例2におけるステアリングメンバー本体1は、先ず所定形状を有する板材を用意し、かかる板材の所定位置に予めバーリング形状のブラケット取付け孔1a及び位置決め突起1cを孔明けプレス機などにより穿設した上で、上記板材を管製造プレス機などを用いて管状に成形することにより製作されている。この結果、上記実施例1と同様に、ステアリングメンバー本体1は、板材を環状に成形したことによる接合継ぎ目1bを有することになる。
また、11は、ボルト8の頭部と電子機器取付けブラケット6のステアリングメンバー本体取付け部6aとの間に介在するワッシャーを示している。
上記実施例1及び実施例2において、ステアリングメンバー本体1に設けたブラケット類取付け孔1a或いは実施例2において、ステアリングメンバー本体1に設けた位置決め突起1cは、電子機器取付けブラケット6のステアリングメンバー本体1への装着に関連して設けられたものであるが、これに限定されず、サイドブラケット2、ステアリングコラムブラケット3、ポストブラケット4、インストルメントステイ5等のブラケット類をステアリングメンバー本体1に装着する場合にも、バーリング形状のブラケット類取付け孔1a或いは位置決め突起1cを適用することができる。
したがって、かかるブラケット類には、電子機器類7に限らず、不図示のステアリングコラムシャフト、インストルメントパネル或いはエアバッグ装置などの装着部品類が適宜装着されることになる。
以上説明したこの発明は、電子機器などステアリングメンバー本体に装着される装着部品類に必要な所定の振動耐久性および締結力を確保と共に、自動車の重量増やコストアップを抑制できるように構成していることから、自動車の操舵制御を司るべく構成したステアリング機構を支承するステアリングメンバー装置等に好適であるといえる。
1 ステアリングメンバー本体
1a ブラケット類取付け孔
1b 接合継ぎ目
1c 位置決め突起
6 電子機器取付けブラケット(ブラケット類)
6a ステアリングメンバー本体取付け部
6b 電子機器類取付け部(装着部品取付け部)
6c ボルト挿入孔
6d 位置決め孔
7 電子機器類(装着部品類)
1a ブラケット類取付け孔
1b 接合継ぎ目
1c 位置決め突起
6 電子機器取付けブラケット(ブラケット類)
6a ステアリングメンバー本体取付け部
6b 電子機器類取付け部(装着部品取付け部)
6c ボルト挿入孔
6d 位置決め孔
7 電子機器類(装着部品類)
Claims (2)
- ステアリングメンバー本体を、その車幅方向両外側端にそれぞれ取付けられた一対のサイドブラケットを介して、車幅方向に延在するように車体に配設し、且つ、前記ステアリングメンバー本体における前記両サイドブラケットを挟む中間部において、ステアリングコラムブラケット、ポストブラケット、インストステイブラケット、或いは電子機器類取付けブラケットなどが構成するブラケット類を装着して構成するステアリングメンバー装置であって、前記ブラケット類を装着すべく前記ステアリングメンバー本体に設けたブラケット類取付け孔を、前記ステアリングメンバー本体内に突出するバーリング形状に形成して、当該バーリング形状の前記ブラケット類取付け孔にボルトを螺合挿着することによって前記ブラケット類を前記ステアリングメンバー本体に装着構成したことを特徴とするステアリングメンバー装置。
- 前記ブラケット類に前記ステアリングメンバー本体への位置決め孔を設けると共に、前記ステアリングメンバー本体に外方に突出するバーリング形状の位置決め突起を設けて、該バーリング形状の位置決め突起を前記位置決め孔に嵌合することによって、前記ブラケット類における前記ステアリングメンバー本体への装着前の前記ブラケット類の位置決めを行うように構成したことを特徴とする請求項1に記載の自動車用ステアリングメンバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014080147A JP2015199446A (ja) | 2014-04-09 | 2014-04-09 | ステアリングメンバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014080147A JP2015199446A (ja) | 2014-04-09 | 2014-04-09 | ステアリングメンバー装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=54551141
Family Applications (1)
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JP2014080147A Pending JP2015199446A (ja) | 2014-04-09 | 2014-04-09 | ステアリングメンバー装置 |
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WO2017141754A1 (ja) * | 2016-02-17 | 2017-08-24 | カルソニックカンセイ株式会社 | ステアリングメンバおよびその製造方法 |
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2014
- 2014-04-09 JP JP2014080147A patent/JP2015199446A/ja active Pending
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