JP2015197881A - タッチセンサモジュール - Google Patents

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正博 ▲高▼田
正博 ▲高▼田
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村上 孝博
Takahiro Murakami
孝博 村上
秀人 松房
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秀人 松房
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Abstract

【課題】枠部材を用いることなく可動体の動きを規制することができ、寸法管理が容易なタッチセンサモジュールを提供する。【解決手段】可動体3と、可動体3の下側に配置された固定体4と、可動体3と固定体4との間に配置された弾性部材7と、操作面2に接触又は近接する操作体の位置を検出する第1検出手段と、可動体3の揺動及び上下動を検出する第2検出手段と、を備えたタッチセンサモジュール1であって、可動体3の下面から固定体4の下側に突出する突出部5と、突出部5の下端部から横方向に延出する延出部6と、固定体4の下面の一部であって延出部6と当接する当接面と、を有し、弾性部材7の反発力を利用して当接面と延出部6とを圧接させると共に、当接面と延出部6との圧接によって可動体3の上方への移動を規制している。【選択図】図1

Description

本発明は、タッチセンサモジュールに関し、特に、操作面に対する押圧操作を検出可能な検出手段を備えたタッチセンサモジュールに関する。
近年、操作面に接触又は近接する指先等の操作体の位置を検出するタッチパッドと、タッチパッドに対する押圧操作を検出可能な検出手段と、を備えたタッチセンサモジュールが実用化されている。タッチセンサモジュールは、ノートパソコン等の電子機器の筐体部分の所定の位置(パームレスト等)に取り付けられ、画面のカーソル移動等に利用される。
従来のタッチセンサモジュールとしては、特許文献1に係る電子デバイス260(タッチセンサモジュール)等が提案されている。図13は、特許文献1に係る電子デバイス260の構成を示す説明図である。図13(a)は、押圧操作前の電子デバイス260を示す説明図である。図13(b)は、表示装置222の一方の側端部付近を押圧した時の表示装置222の動作を示す説明図である。
図13に示すように、電子デバイス260は、表示装置222と枠部材224とばね要素262とスイッチ264とシール266とを備えている。表示装置222は、板状の外形を有し、指等の物体の接触又は近接を検出する図示しない検出手段(タッチパッド)と一体で形成された、液晶ディスプレイ等の表示装置である。
枠部材224は、電子デバイス260の筐体の一部として形成され、側壁と上壁と底壁とを有している。そして、枠部材224は、側壁と上壁と底壁とで形成する空洞内に表示装置222を収容している。シール266は、表示装置222と枠部材224の上壁とのすき間を塞ぐための部材である。
ばね要素262は、ゴム又は発泡剤で形成される圧縮性バンパー等の部材であり、表示装置222と枠部材224の底壁との間に配置されている。ばね要素262は、自身のばね力(反発力)によって表示装置222を枠部材224の上壁に押し当てて表示装置222の上方への動きを規制すると共に、表示装置222の下方への移動や上下方向への回動(揺動)が可能となるように表示装置222を支持している。
そして、例えば、表示装置222の中央部付近が押圧されると、表示装置222全体が下方に移動する。また、表示装置222の一方の側端部が押圧されると、表示装置222の他方の側端部を支点として、表示装置222が上下に回動する。このように、表示装置222は、押圧操作に対応して下方に移動したり上下方向に回動(揺動)したりする可動体となっている。
スイッチ264は、表示装置222に対する押圧操作を検出するための部材であり、表示装置222の下側の所定の位置に配置されている。そして、表示装置222が押圧操作に対応して下方に移動したり上下方向に回動(揺動)したりすると、それに対応して動作し所定の信号を生成している。スイッチ264が生成した信号は、電子デバイス260における、コマンドの開始や選択の実行や表示部における動きの制御等の種々の制御機能を実行するために使用される。
特表2008−532115号公報
電子デバイス260のような構造では、通常、枠部材224には電子デバイス260が搭載される電子機器の筐体の一部が使用される。その場合、表示装置222とスイッチ264とを、枠部材224とは別に組み立てた後に、枠部材224に取り付けることになる。
そして、このような方法で電子デバイス260を組み立てたのでは、表示装置222側の寸法管理と枠部材224側の寸法管理とを個別に行わなければならず、電子デバイス260の寸法管理が難しいという課題が有った。
例えば、枠部材224側の高さ寸法に対して表示装置222側の高さ寸法が大きめにばらついた場合には、枠部材224の内部に表示装置222を収容できなくなる可能性が有った。また、枠部材224側の高さ寸法に対して表示装置222側の高さ寸法が小さめにばらついた場合には、表示装置222を枠部材224の上壁に押し当てる際のばね力が不足する可能性が有った。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、枠部材を用いることなく可動体の動きを規制することができ、寸法管理が容易なタッチセンサモジュールを提供することにある。
この課題を解決するために、請求項1に記載のタッチセンサモジュールは、上側に操作面を有する可動体と、前記可動体の下側に配置された固定体と、前記可動体と前記固定体との間に配置されて前記可動体を揺動可能に支持すると共に、上下方向に弾性変形して前記可動体を上下動可能に支持する弾性部材と、前記操作面に接触又は近接する操作体の位置を検出する第1検出手段と、前記可動体の揺動及び上下動を検出する第2検出手段と、を備えたタッチセンサモジュールであって、前記可動体の下面から前記固定体の下側に突出する突出部と、前記突出部の下端部から横方向に延出する延出部と、前記固定体の下面の一部であって前記延出部と当接する当接面と、を有し、前記弾性部材の反発力を利用して前記当接面と前記延出部とを圧接させると共に、前記当接面と前記延出部との圧接によって前記可動体の上方への移動を規制していることを特徴とする。
この構成のタッチセンサモジュールでは、弾性部材の弾性変形を利用して、可動体の上下方向の揺動や下方への移動を可能にすると共に、弾性部材の反発力を利用して、突出部の延出部と固定体の当接面とを圧接させ、可動体の上方への動きを規制することができる。しかも、この構成のタッチセンサモジュールでは、突出部の延出部と固定体の当接面とを圧接させることによって、可動体の上方への動きを規制した後に、タッチセンサモジュールを、電子機器の筐体のような枠部材に取り付けることができるので、タッチセンサモジュールの寸法と枠部材の寸法とを厳密に管理しなくても良くなる。その結果、この構成のタッチセンサモジュールでは、枠部材を用いることなく可動体の動きを規制することができ、しかも、寸法管理が容易となる。
請求項2に記載のタッチセンサモジュールでは、前記固定体は、前記固定体を上下に貫通する貫通孔を有し、前記突出部は、前記貫通孔を貫通して前記固定体の下側に突出し、前記当接面は、前記貫通孔の周囲に形成されていることを特徴とする。
この構成のタッチセンサモジュールでは、突出部が固定体の貫通孔を貫通しているので、可動体と固定体との位置決めが容易になる。また、突出部が固定体の貫通孔を貫通することによって、突出部の横方向への位置ずれを抑制し易くなる。しかも、突出部の下端部が固定体の下側に突出しているので、延出部を固定体の下側に延出させ易くなる。その結果、タッチセンサモジュールの組み立てが容易になる。
請求項3に記載のタッチセンサモジュールでは、前記突出部は、上下方向に延び、下端部にネジ穴が形成された筒状部材と、前記筒状部材のネジ穴にねじ止めされ、板状の頭部を有するネジ部材と、を含み、前記ネジ部材の頭部の中央部が前記突出部の下端部となり、前記ネジ部材の頭部の外周部が前記延出部となっていることを特徴とする。
この構成のタッチセンサモジュールでは、筒状部材を用いて突出部を形成しているので、突出部の機械強度を高め易くなる。また、筒状部材の一部を変形させて延出部を形成するのは困難であるが、この構成のタッチセンサモジュールでは、筒状部材に取り付けられたネジ部材の頭部の外周部を延出部としているので、延出部の形成が容易になる。
請求項4に記載のタッチセンサモジュールでは、前記突出部は、前記可動体の一部を下方に屈曲させて形成され、前記延出部は、前記突出部の下端部付近を横方向に屈曲させて形成されていることを特徴とする。
この構成のタッチセンサモジュールでは、突出部は、可動体の一部を下方に屈曲させて形成され、延出部は、突出部の下端部付近を横方向に屈曲させて形成されている。そのため、可動体と突出部と延出部とを一体で形成することができ、タッチセンサモジュールの組み立てが簡単になる。
請求項5に記載のタッチセンサモジュールでは、前記可動体は、曲げ加工が可能な金属製の板状部材を含み、前記突出部と前記延出部とは、前記板状部材の一部を屈曲させて形成されたことを特徴とする。
この構成のタッチセンサモジュールでは、突出部と延出部とは、曲げ加工が可能な金属製の板状部材の一部を屈曲させて形成される。そのため、突出部と延出部との加工が容易である。
本発明によれば、枠部材を用いることなく可動体の動きを規制することができ、寸法管理が容易なタッチセンサモジュールを提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るタッチセンサモジュール1の使用例を示す説明図である。 図1に示すタッチセンサモジュール1の斜視図である。 図1に示すタッチセンサモジュール1を上から見た場合の分解斜視図である。 図1に示すタッチセンサモジュール1を下から見た場合の分解斜視図である。 図1に示すタッチセンサモジュール1の構造を示す第1の説明図である。 図1に示すタッチセンサモジュール1の構造を示す第2の説明図である。 図1に示すタッチセンサモジュール1の組み立て方法を示す説明図である。 図1に示すタッチセンサモジュール1の電子機器80への取り付け方法を示す説明図である。 図1に示すタッチセンサモジュール1の動作を示す説明図である。 本発明の第2実施形態に係るタッチセンサモジュール101の構造を示す第1の説明図である。 本発明の第2実施形態に係るタッチセンサモジュール101の構造を示す第2の説明図である。 図10に示すタッチセンサモジュール101の動作を示す説明図である。 特許文献1に係る電子デバイス260の構成を示す説明図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、各図において、X1方向を左方向、X2方向を右方向、Y1方向を前方、Y2方向を後方、Z1方向を上方、Z2方向を下方として、説明を進める。
まず、本発明の第1実施形態に係るタッチセンサモジュール1の構成について、図1ないし図6を用いて説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るタッチセンサモジュール1の使用例を示す説明図である。図2は、図1に示すタッチセンサモジュール1の斜視図である。図2(a)は、タッチセンサモジュール1を上から見た場合の斜視図であり、図2(b)は、タッチセンサモジュール1を下から見た場合の斜視図である。図3は、図1に示すタッチセンサモジュール1を上から見た場合の分解斜視図である。図4は、図1に示すタッチセンサモジュール1を下から見た場合の分解斜視図である。図5は、図1に示すタッチセンサモジュール1の構造を示す第1の説明図である。図5(a)は、タッチセンサモジュール1を上から見た場合の模式図であり、図5(b)は、タッチセンサモジュール1を正面から見た場合の模式図である。図6は、図1に示すタッチセンサモジュール1の構造を示す第2の説明図である。図6(a)は、図5(a)のA1−A1断面に対応した模式図であり、図6(b)は、図5(a)のA2−A2断面に対応した模式図である。
タッチセンサモジュール1は、図1に示すように、略長方形の操作面2を有している。そして、タッチセンサモジュール1は、ノートパソコン等の電子機器80の筐体81の所定の位置(パームレスト等)に、操作面2が露出するように取り付けられ、画面のカーソル移動等に利用される。
タッチセンサモジュール1は、図2ないし図4に示すように、静電容量方式のタッチパッドであるタッチパッド3(可動体)と、タッチパッド3の下側に配置された固定体4と、タッチパッド3から下方に突出する2つの突出部5と、突出部5の下端部からそれぞれ横方向に延出する延出部6と、タッチパッド3と固定体4との間に配置された2つの弾性部材7と、を備えている。
タッチパッド3は、図3及び図4に示すように、操作板10と配線基板20と支持板30とで構成される。操作板10は、合成樹脂でできた薄い板状部材である。操作板10は、図3及び図4に示すように、上下に略長方形の板面を有している。そして、操作板10の上面が操作面2となっている。
配線基板20は、合成樹脂でできた基板である。配線基板20は、図3及び図4に示すように、上下に略長方形の板面を有している。配線基板20の上面には、図示しない容量検出電極群が形成されている。配線基板20の下面の所定の位置には、電子部品21が実装されて容量検出回路を構成している。容量検出電極群と容量検出回路とは、図示しない配線用の電極を介して互いに接続されている。そして、容量検出電極群と容量検出回路とで、操作面2に接触又は近接する指先等の操作体の位置を検出するための第1検出手段を構成している。
静電容量方式のタッチパッドにおける、操作体の接触位置や近接位置の検出原理や、容量検出電極群のパターン形状や、容量検出回路の回路構成等は公知なので、詳細な説明は省略するが、タッチパッド3では、前述した容量検出電極群と容量検出回路とを用いて検出した静電容量の変化に基づいて、操作面2に接触又は近接する操作体の位置を検出している。
また、配線基板20の下面には、2つのプッシュスイッチ22が実装されている。プッシュスイッチ22は、図5及び図6に示すように、配線基板20の下面の前端部と後端部とにそれぞれ実装されている。プッシュスイッチ22の下端部は、下方から上方に押圧可能となっている。また、プッシュスイッチ22は、図示しない配線等を介して図示しない動作検出回路と接続されている。そして、プッシュスイッチ22と動作検出回路とで、タッチパッド3に対する押圧操作を検出するための第2検出手段を構成している。
尚、本実施形態では、第2検出手段を用いて、タッチパッド3に対する押圧操作の有無を検出し、第1検出手段を用いて、操作面2に接触又は近接する操作体の位置を押圧位置として検出することによって、押圧操作時の押圧位置にそれぞれ対応した入力操作を可能としている。
支持板30は、金属でできた板状部材である。支持板30は、図3及び図4に示すように、上下に略長方形の板面を有している。支持板30の電子部品21やプッシュスイッチ22と対応する位置には、電子部品21やプッシュスイッチ22を囲むように切り欠き部が形成されている。
2つの突出部5は、図5及び図6に示すように、支持板30の下面の左端部付近と右端部付近とからそれぞれ下方に突出している。そして、延出部6は、2つの突出部5の下端部からそれぞれ横方向に延出している。本実施形態では、突出部5は、筒状部材50とネジ部材60の一部とを用いて形成される。また、延出部6は、ネジ部材60の一部を用いて形成される。
筒状部材50は、金属でできた筒状の部材である。筒状部材50は、上下方向に延びる略円柱状の外形を有している。筒状部材50の下端部には、図示しないネジ穴が形成されている。筒状部材50は、図5に示すように、支持板30の下面の左端部付近と右端部付近とにそれぞれ固定されている。このような筒状部材50は、金属材料に切削加工やプレス成型等の加工を加えることによって得られる。そして、支持板30の所定の位置に形成された凹部に筒状部材50の上端部を圧入することによって、筒状部材50を支持板30に固定することができる。
ネジ部材60は、金属でできたねじ止め用の部材である。ネジ部材60は、図3及び図4に示すように、横方向に円板状に広がる頭部61と、頭部61の中央部付近から上方に突出するネジ部62と、を有している。ネジ部62には、図示しないネジ山が形成されている。頭部61の下面には、ねじ止め用のドライバの先端を挿入するための溝が形成されている。そして、ネジ部材60のネジ部62が筒状部材50の下端部にねじ止めされて突出部5と延出部6とが形成される。以下、ネジ部材60のネジ部62が筒状部材50の下端部にねじ止めされることを、ネジ部材60が筒状部材50にねじ止めされると略称する。
ネジ部材60が筒状部材50にねじ止めされた時に、筒状部材50とネジ部材60の頭部61の中央部61aとが突出部5となり、ネジ部材60の頭部61の中央部61aが、突出部5の下端部となる。また、ネジ部材60の頭部61の円板部分の外径は、筒状部材50の円柱部分の外径よりも大きく設定されており、ネジ部材60の頭部61の外周部61bが、延出部6となる。
固定体4は、本実施形では固定板40である。固定板40は、金属でできた板状部材である。固定板40は、図3及び図4に示すように、上下に略長方形の板面を有している。固定板40の電子部品21と対応する位置には、電子部品21を囲むように切り欠き部が形成されている。
固定板40の突出部5と対応する位置には、貫通孔41がそれぞれ形成されている。そして、突出部5の筒状部材50の部分が貫通孔41をそれぞれ上下に貫通するようになっている。以下、突出部5の筒状部材50の部分が貫通孔41を上下に貫通することを、突出部5が貫通孔41を貫通すると略称する
また、固定板40の上面の、プッシュスイッチ22と対応する位置には、プッシュスイッチ22を押圧するための凸部であるスイッチ受け部42がそれぞれ形成されている。固定板40の下面は、タッチセンサモジュール1を電子機器80の筐体81に取り付けるための取り付け面8となっている。また、固定板40の下面の貫通孔41の周囲の部分は、それぞれ延出部6が当接する当接面43となっている。
弾性部材7は、本実施形態では、ゴム部材70である。ゴム部材70は、図3及び図4に示すように、中央部付近を上下に貫通する貫通孔が形成されたリング状の部材である。ゴム部材70は、上下に弾性変形できるようになっている。以下、ゴム部材70が上下に弾性変形することを、ゴム部材70が弾性変形すると略称する。
ゴム部材70は、図5及び図6に示すように、タッチパッド3の支持板30と固定板40との間の、突出部5と対応する位置にそれぞれ配置され、突出部5の筒状部材50の部分がゴム部材70の貫通孔を上下に貫通するようになっている。以下、突出部5の筒状部材50の部分がゴム部材70の貫通孔を上下に貫通することを、突出部5がゴム部材70を貫通すると略称する。
次に、タッチセンサモジュール1の組み立て方法について、図7を用いて説明する。図7は、図1に示すタッチセンサモジュール1の組み立て方法を示す説明図である。図7(a)は、タッチパッド3の積層方法を示している。図7(b)は、タッチパッド3の固定板40への取り付け方法を示している。図7(c)は、ネジ部材60の筒状部材50へのねじ止め方法を示している。図7(a)と図7(b)と図7(c)とは、いずれもタッチセンサモジュール1を前から見た場合の模式図である。
タッチセンサモジュール1の組み立てでは、まず、図7(a)に示すように、操作板10と配線基板20と支持板30とを上下に積層してタッチパッド3を形成する。操作板10と配線基板20と支持板30とは、粘着剤等を利用して互いに貼り付けられる。配線基板20の下面の所定の位置には、プッシュスイッチ22が実装されている。また、支持板30の下面の所定の位置には、筒状部材50が固定されている。
次に、図7(b)に示すように、タッチパッド3を固定板40の上に取り付ける。タッチパッド3を固定板40の上に取り付ける時に、筒状部材50がゴム部材70を貫通して固定板40の貫通孔41に挿入される。そして、筒状部材50がゴム部材70を貫通することによって、ゴム部材70がタッチパッド3と固定板40との間に保持される。
次に、図7(c)に示すように、固定板40の下側からネジ部材60を近づけ、筒状部材50にネジ部材60をねじ止めする。そして、図6に示すように、突出部5の下端部(ネジ部材60の頭部61の中央部61a)が、固定板40の下側に突出する。また、ゴム部材70の反発力によってタッチパッド3が上方に付勢され、それに伴って、延出部6(ネジ部材60の頭部61の外周部61b)が上方に付勢される。そして、延出部6が上方に付勢されることによって、延出部6と当接面43とが圧接する。タッチセンサモジュール1は、このようにして組み立てられる。
次に、タッチセンサモジュール1の電子機器80への取り付け方法について、図8を用いて説明する。図8は、図1に示すタッチセンサモジュール1の電子機器80への取り付け方法を示す説明図である。図8(a)は取り付け前の状態を示し、図8(b)は、取り付け後の状態を示している。図8(a)と図8(b)とは、いずれも図5(a)のA1−A1断面に対応した模式図である。
図8(a)に示すように、電子機器80の筐体81の所定の位置には、タッチセンサモジュール1の外形に対応した凹部82が形成されている。そして、図8(b)に示すように、筐体81の凹部82に、タッチセンサモジュール1が操作面2を上側にして挿入される。そして、タッチセンサモジュール1の取り付け面8が、粘着剤等を利用して凹部82の底部に貼り付ける。
尚、筐体81の凹部82の底部には、開口部83が形成されており、取り付け面8の下側に突出するネジ部材60の頭部61等は、開口部83で囲まれた空間に収容される。タッチセンサモジュール1は、このようにして、電子機器80の筐体81に取り付けられる。
次に、タッチセンサモジュール1の押圧操作時の動作について、図9を用いて説明する。図9は、図1に示すタッチセンサモジュール1の動作を示す説明図である。図9(a)は、タッチパッド3が押圧操作されない状態を示す説明図である。図9(b)は、タッチパッド3の前端部を押圧した時のタッチパッド3の動作を示す説明図である。図9(c)は、タッチパッド3の中央部を押圧した時のタッチパッド3の動作を示す説明図である。図9(a)と図9(b)と図9(c)とは、いずれも図5(a)のA1−A1断面に対応した模式図である
図9(a)に示すように、タッチパッド3が押圧操作されない時には、弾性部材7(ゴム部材70)の反発力によって、タッチパッド3が上方に付勢され、延出部6(ネジ部材60の頭部61の外周部61b)と当接面43とが圧接した状態となっている。そして、延出部6と当接面43とが圧接することによって、タッチパッド3の上方への動きが規制されている。この状態では、2つのプッシュスイッチ22の下端部は、どちらも押圧されない。
図9(b)に示すように、タッチパッド3の前端部が下方に押圧されると、弾性部材7の前部が下方に弾性収縮し、タッチパッド3の前端部が下方に揺動する。それに伴って、配線基板20の前端部に実装されたプッシュスイッチ22が下方に移動し、スイッチ受け部42に押圧される。タッチパッド3に対する押圧操作が解除されると、タッチパッド3は、弾性部材7の反発力によって、上方に押し戻される。
また、図示しないが、タッチパッド3の後端部が下方に押圧されると、弾性部材7の後部が下方に弾性収縮し、タッチパッド3の後端部が下方に揺動する。それに伴って、配線基板20の後端部に実装されたプッシュスイッチ22が下方に移動し、スイッチ受け部42に押圧される。タッチパッド3に対する押圧操作が解除されると、タッチパッド3は、弾性部材7の反発力によって、上方に押し戻される。
また、図9(c)に示すように、タッチパッド3の中央部が下方に押圧されると、弾性部材7全体が下方に弾性収縮し、タッチパッド3全体が下方に移動する。それに伴って、配線基板20に実装された2つのプッシュスイッチ22が共に下方に移動し、スイッチ受け部42に押圧される。タッチパッド3に対する押圧操作が解除されると、タッチパッド3は、弾性部材7の反発力によって、上方に押し戻される。
タッチセンサモジュール1では、このように、弾性部材7が、タッチパッド3を上下方向に揺動可能に支持すると共に、タッチパッド3を上下動可能にも支持している。そして、タッチセンサモジュール1では、このようなタッチパッド3の上下方向の揺動や下方への移動に伴うプッシュスイッチ22の動作を利用して、タッチパッド3に対する押圧操作を検出している。
次に、本実施形態の効果について説明する。本実施形態のタッチセンサモジュール1では、弾性部材7(ゴム部材70)の弾性変形を利用して、タッチパッド3の上下方向の揺動や下方への移動を可能にすると共に、弾性部材7の反発力を利用して、延出部6(ネジ部材60の頭部61の外周部61b)と当接面43とを圧接させ、タッチパッド3の上方への動きを規制することができる。しかも、本実施形態のタッチセンサモジュール1では、ネジ部材60と当接面43とを圧接させることによって、タッチパッド3の上方への動きを規制した後に、タッチセンサモジュール1を、電子機器80の筐体81のような枠部材に取り付けることができるので、タッチセンサモジュール1の寸法と枠部材の寸法とを厳密に管理しなくても良くなる。その結果、本実施形態のタッチセンサモジュール1では、枠部材を用いることなくタッチパッド3の動きを規制することができ、しかも、寸法管理が容易となる。
また、本実施形態のタッチセンサモジュール1では、突出部5(筒状部材50の部分)が固定板40の貫通孔41を貫通しているので、タッチパッド3と固定板40との位置決めが容易になる。また、突出部5が固定板40の貫通孔41を貫通することによって、突出部5の横方向への位置ずれを抑制し易くなる。しかも、突出部5の下端部(ネジ部材60の頭部61の中央部61a)が固定板40の下側に突出しているので、延出部6(ネジ部材60の頭部61の外周部61b)を固定板40の下側に延出させ易くなる。その結果、タッチセンサモジュールの組み立てが容易になる
また、本実施形態のタッチセンサモジュール1では、筒状部材50を用いて突出部5を形成しているので、突出部5の機械強度を高め易くなる。また、このような筒状部材50の一部を変形させて延出部6を形成するのは困難であるが、本実施形態のタッチセンサモジュール1では、筒状部材50に取り付けられたネジ部材60の頭部61の外周部61bを延出部6としているので、延出部6の形成が容易になる。
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、本実施形態において、前述した第1実施形態と同一の構成である場合、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
まず、本発明の第2実施形態に係るタッチセンサモジュール101の構成について、図10ないし図11を用いて説明する。図10は、本発明の第2実施形態に係るタッチセンサモジュール101の構造を示す第1の説明図である。図10(a)は、タッチセンサモジュール101を上から見た場合の模式図であり、図10(b)は、図10(a)のA3−A3断面に対応した模式図である。図11は、本発明の第2実施形態に係るタッチセンサモジュール101の構造を示す第2の説明図である。図11(a)は、図10(a)のA4−A4断面に対応した模式図であり、図11(b)は、図10(a)のA5−A5断面に対応した模式図である。
タッチセンサモジュール101は、図10及び図11に示すように、タッチパッド3(可動体)と、タッチパッド3の下側に配置された固定体4と、タッチパッド3から下方に突出する4つの突出部5と、突出部5の下端部からそれぞれ横方向に延出する延出部6と、タッチパッド3と固定体4との間に配置された弾性部材7と、を備えている。
タッチパッド3は、操作板10と配線基板20と支持板130とで構成される。操作板10と配線基板20とは、第1実施形態における操作板10と配線基板20と同じである。支持板130は、第1実施形態の支持板30と同様に、金属でできた板状部材であり、上下に略長方形の板面を有している。
但し、本実施形態では、プッシュスイッチ22は、配線基板20の下面の中央部に1つだけ実装されている。また、本実施形態では、支持板130には、曲げ加工が可能な金属材料が使用される。そして、支持板130の一部を下方に屈曲させて形成した第1屈曲部131が突出部5となっている。また、第1屈曲部131の下端部を横方向に屈曲させて形成した第2屈曲部132が延出部6となっている
4つの突出部5は、支持板130の左端部の前寄りの位置と、左端部の後寄りの位置と、右端部の前寄りの位置と、右端部の後寄りの位置と、にそれぞれ形成されている。延出部6は、支持板130の左端部に形成された2つ突出部5の下端部からそれぞれ左方向に延出し、支持板130の右端部に形成された2つ突出部5の下端部からそれぞれ右方向に延出している。
固定板140は、第2実施形態の固定板140と同様に、金属でできた板状部材であり、上下に略長方形の板面を有している。固定板140の突出部5と対応する位置には、貫通孔41がそれぞれ形成されている。そして、4つの突出部5がそれぞれ貫通孔41を上下に貫通し、突出部5の下端部が固定板140の下側に突出している。
固定板140の上面の、プッシュスイッチ22と対応する位置には、スイッチ受け部42が形成されている。固定板140の下面は、取り付け面8となっている。固定板140の下面の貫通孔41の周囲の部分は、延出部6と当接する当接面43となっている。
弾性部材7は、本実施形態では、可撓性を有した金属材料で形成された板バネ部材170である。板バネ部材170は、タッチパッド3と固定板140との間にプッシュスイッチ22を囲むように配置されている。そして、弾性部材7がタッチパッド3を上方に付勢し、延出部6と当接面43とを圧接させている。
次に、タッチセンサモジュール101の押圧操作時の動作について、図12を用いて説明する。図12は、図10に示すタッチセンサモジュール101の動作を示す説明図である。図12(a)は、タッチパッド3が押圧操作されない状態を示す説明図である。図12(b)は、タッチパッド3の前端部を押圧した時のタッチパッド3の動作を示す説明図である。図12(c)は、タッチパッド3の中央部を押圧した時のタッチパッド3の動作を示す説明図である。図12(a)と図12(b)と図12(c)とは、いずれも図10(a)のA4−A4断面に対応した模式図である
図12(a)に示すように、タッチパッド3が押圧操作されない時には、弾性部材7(板バネ部材170)の反発力によって、タッチパッド3が上方に付勢され、延出部6と当接面43とが圧接した状態となっている。そして、延出部6(第2屈曲部132)と当接面43とが圧接することによって、タッチパッド3の上方への動きが規制されている。この状態では、プッシュスイッチ22の下端部は押圧されない。
図12(b)に示すように、タッチパッド3の前端部が下方に押圧されると、弾性部材7が弾性変形し、タッチパッド3の前端部が下方に揺動する。それに揺動に伴って、プッシュスイッチ22が下方に移動し、スイッチ受け部42に押圧される。タッチパッド3に対する押圧操作が解除されると、タッチパッド3は、弾性部材7の反発力によって、上方に押し戻される。
また、図示しないが、タッチパッド3の後端部が下方に押圧されると、弾性部材7が弾性変形し、タッチパッド3の後端部が下方に揺動する。それに伴って、プッシュスイッチ22が下方に移動し、スイッチ受け部42に押圧される。タッチパッド3に対する押圧操作が解除されると、タッチパッド3は、弾性部材7の反発力によって、上方に押し戻される。
また、図12(c)に示すように、タッチパッド3の中央部が下方に押圧されると、板バネ部材170が弾性変形し、タッチパッド3全体が下方に移動する。それに伴って、プッシュスイッチ22が下方に移動し、スイッチ受け部42に押圧される。タッチパッド3に対する押圧操作が解除されると、タッチパッド3は、弾性部材7の反発力によって、上方に押し戻される。
タッチセンサモジュール101では、このように、弾性部材7が、タッチパッド3を上下方向に揺動可能に支持すると共に、タッチパッド3を上下動可能にも支持している。そして、タッチセンサモジュール101では、このようなタッチパッド3の上下方向の揺動や下方への移動に伴うプッシュスイッチ22の動作を利用して、タッチパッド3に対する押圧操作を検出している。
次に、本実施形態の効果について説明する。尚、本実施形態では、第1実施形態と異なる効果についてのみ説明する。本実施形態のタッチセンサモジュール101では、突出部5は、タッチパッド3の支持板130の一部を下方に屈曲させて形成された第1屈曲部131であり、延出部6は、突出部5である第1屈曲部131の下端部を横方向に屈曲させて形成された第2屈曲部132である。そのため、タッチパッド3の支持板130と突出部5と延出部6とを一体で形成することができ、タッチセンサモジュール101の組み立てが簡単になる。
また、本実施形態のタッチセンサモジュール101では、突出部5と延出部6とは、曲げ加工が可能な金属製の板状部材である支持板130の一部を屈曲させて形成される。このような支持板130と突出部5と延出部6とは、プレス成型等の簡単な加工方法を用いて形成することができる。そのため、突出部5と延出部6との加工が容易である。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更することができる。
例えば、本発明の実施形態において、タッチセンサモジュール1(又はタッチセンサモジュール101)が取り付けられる電子機器は、ノートパソコン以外の機器であっても構わない。例えば、タッチセンサモジュール1(又はタッチセンサモジュール101)は、ゲーム機や車載ナビゲーション装置等の入力装置として使用されても構わない。また、タッチパッド3は、静電容量方式ではなく、抵抗膜方式や光学方式等の方式に対応したタッチパッドであっても構わない。
また、本発明の実施形態において、プッシュスイッチ22は、前述した以外の位置に実装されていても構わない。また、前述した以外の数のプッシュスイッチ22が配線基板20の下面に実装されていても構わない。
また、本発明の実施形態において、タッチセンサモジュール1(又はタッチセンサモジュール101)は、プッシュスイッチ以外の方法を用いて、タッチパッド3に対する押圧操作を検出しても構わない。また、本発明の第1実施形態において、タッチセンサモジュール1は、第1検出手段を用いてタッチパッド3に対する押圧位置を検出するのではなく、2つのプッシュスイッチ22のどちらが押圧されたかによって、タッチパッド3に対する押圧位置を検出しても構わない。
また、本発明の実施形態において、タッチパッド3は、操作板10と配線基板20と支持板30(又は支持板130)以外の部材を備えていても構わない。例えば、配線基板20の下側には、通信用のアンテナ等が配置されていても構わない。
また、本発明の実施形態において、所定の機能を実現できるのであれば、タッチパッド3の操作板10と配線基板20と支持板30(又は支持板130)とは、前述した以外の材料で形成されていても構わない。例えば、支持板30(又は支持板130)は合成樹脂等の材質でできていても構わない。また、操作板10は、配線基板20の上面に合成樹脂等の材料を塗布することによって、配線基板20と一体で形成されていても構わない。
また、本発明の実施形態において、突出部5の形状や数や配置は、前述した内容と異なっていても構わない。例えば、突出部5は、下方に突出する円錐台のような形状であっても構わない。また、その場合、支持板30(又は支持板130)にプレス加工等の加工を加えて、支持板30(又は支持板130)と一体で突出部5を形成しても構わない。また、本発明の第1実施形態において、接着剤等によって筒状部材50を支持板30に固定しても構わない。そして、接着剤等によって筒状部材50の下端部に延出部6となる円板状部材を固定しても構わない。
また、本発明の実施形態において、所定の機械強度を実現できるのであれば、固定板40(又は固定板140)と筒状部材50とネジ部材60とは、前述した以外の材質でできていても構わない。例えば、固定板40(又は固定板140)と筒状部材50とネジ部材60とは、合成樹脂等の材質でできていても構わない。
また、本発明の実施形態において、弾性部材7となるゴム部材70や板バネ部材170の形状や数や配置は、前述した内容と異なっていても構わない。例えば、本発明の第1実施形態において、ゴム部材70の形状は、円柱や直方体であっても構わない。そして、ゴム部材70は、配線基板20の下面の突出部5付近に貼り付けられていても構わない。ゴム部材70が配線基板20の下面に貼り付けられている場合、支持板30のゴム部材70と対応する位置には、ゴム部材70を取り囲むように切り欠き部が形成されていても構わない。弾性部材7と配線基板20と支持板30とをこのような構成とすることによって、弾性部材7の厚さを維持しつつ、タッチセンサモジュール1の高さを低くすることができる。
また、本発明の実施形態において、所定の弾性を有しているのであれば、弾性部材7は、前述した以外の材料を用いて形成されていても構わない。
1 タッチセンサモジュール
2 操作面
3 タッチパッド
4 固定体
5 突出部
6 延出部
7 弾性部材
8 取り付け面
10 操作板
20 配線基板
21 電子部品
22 プッシュスイッチ
30 支持板
40 固定板
41 貫通孔
42 スイッチ受け部
43 当接面
50 筒状部材
60 ネジ部材
61 頭部
61a 中央部
61b 外周部
62 ネジ部
70 ゴム部材
80 電子機器
81 筐体
82 凹部
83 開口部
101 タッチセンサモジュール
130 支持板
131 第1屈曲部
132 第2屈曲部
140 固定板
170 板バネ部材

Claims (5)

  1. 上側に操作面を有する可動体と、
    前記可動体の下側に配置された固定体と、
    前記可動体と前記固定体との間に配置されて前記可動体を揺動可能に支持すると共に、
    上下方向に弾性変形して前記可動体を上下動可能に支持する弾性部材と、
    前記操作面に接触又は近接する操作体の位置を検出する第1検出手段と、
    前記可動体の揺動及び上下動を検出する第2検出手段と、
    を備えたタッチセンサモジュールであって、
    前記可動体の下面から前記固定体の下側に突出する突出部と、
    前記突出部の下端部から横方向に延出する延出部と、
    前記固定体の下面の一部であって前記延出部と当接する当接面と、
    を有し、
    前記弾性部材の反発力を利用して前記当接面と前記延出部とを圧接させると共に、
    前記当接面と前記延出部との圧接によって前記可動体の上方への移動を規制していることを特徴とするタッチセンサモジュール。
  2. 前記固定体は、
    前記固定体を上下に貫通する貫通孔を有し、
    前記突出部は、
    前記貫通孔を貫通して前記固定体の下側に突出し、
    前記当接面は、
    前記貫通孔の周囲に形成されていることを特徴とする、
    請求項1記載のタッチセンサモジュール。
  3. 前記突出部は、
    上下方向に延び、下端部にネジ穴が形成された筒状部材と、
    前記筒状部材のネジ穴にねじ止めされ、板状の頭部を有するネジ部材と、
    を含み、
    前記ネジ部材の頭部の中央部が前記突出部の下端部となり、
    前記ネジ部材の頭部の外周部が前記延出部となっていることを特徴とする、
    請求項2記載のタッチセンサモジュール。
  4. 前記突出部は、
    前記可動体の一部を下方に屈曲させて形成され、
    前記延出部は、
    前記突出部の下端部を横方向に屈曲させて形成されていることを特徴とする、
    請求項1記載のタッチセンサモジュール。
  5. 前記可動体は、
    曲げ加工が可能な金属製の板状部材を含み、
    前記突出部と前記延出部とは、
    前記板状部材の一部を屈曲させて形成されたことを特徴とする、
    請求項4記載のタッチセンサモジュール。
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