JP2015197431A - 形鋼直角度測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価で且つ迅速な直角度測定が可能な形鋼直角度測定装置を提供する。【解決手段】ウエブ面が基準面1と平行になるようにして形鋼Sが搭載される基準面1に対し、2つのレーザ距離計10a、10bは、レーザ照射点Pが基準面1から予め設定された高さHに配置され且つ形鋼Sの長手方向直交面内で当該形鋼Sの同一のフランジFの異なる面に角度θ1、θ2でレーザ光の夫々が照射されるように配置される。この2つのレーザ距離計10a、10bを基準面1と平行で且つ形鋼Sの長手方向直交方向に同時に移動し、2つのレーザ距離計10a、10bが片道走査する間に形鋼Sの外表面までの距離を取得し、取得された形鋼外表面までの距離から当該形鋼Sの外表面の位置を算出し、その形鋼外表面の位置データから当該形鋼Sのフランジ隅角部直角度RAを算出する。【選択図】図1

Description

本発明は、形鋼(H形鋼)のウエブに対するフランジの直角度を測定する形鋼直角度測定装置に関し、例えば形鋼プレス工程の前後で簡易に形鋼の直角度を測定するのに好適なものである。
形鋼のプレス工程は、形鋼の長手方向の矯正作業であり、形状や寸法を測定しては矯正を行う。一般的には、プレス前後の形鋼を直接ジグに押し当てて、直角度などの形状やウエブ高さなどの寸法を測定している。また、下記特許文献1に記載されるように、レーザ距離計を用いた形鋼直角度測定装置も提案されている。この形鋼直角度測定装置は、形鋼に向けて上下に対向配置されたレーザ距離計を水平方向に往復移動させ、その往復移動間でレーザ光の照射角度を変更し、得られた形鋼までの距離とレーザ光の照射角度とから形鋼の形状を測定するようにしている。
特開平8−327329号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載される形鋼直角度測定装置は、レーザ距離計を水平方向に往復移動させ且つレーザ距離計のレーザ光照射角度を変更しなければならないため、直角度測定に時間を要すると共に、装置の構成が複雑で大がかりであるため、コスト高であるという問題がある。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、安価で且つ迅速な直角度測定が可能な形鋼直角度測定装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明のある態様に係る形鋼直角度測定装置は、ウエブ面が基準面と略平行になるようにして形鋼が搭載される前記基準面に対し、レーザ照射点が前記基準面から予め設定された高さに配置され且つ前記形鋼の長手方向と直交する面内で前記形鋼の同一のフランジの異なるフランジ面に予め設定された角度でレーザ光の夫々が照射されるように配置された2つのレーザ距離計と、前記基準面と平行で且つ前記長手方向と直交する方向に前記2つのレーザ距離計を同時に移動する移動装置と、前記移動装置によって前記レーザ距離計が前記基準面と平行で且つ前記長手方向と直交する方向に片道走査する間に前記形鋼の外表面までの距離を取得する形鋼外表面距離取得部と、前記形鋼外表面距離取得部で取得された形鋼外表面までの距離から前記形鋼の外表面の位置を算出する形鋼外表面位置算出部と、前記形鋼外表面位置算出部で算出された形鋼外表面の位置から前記形鋼のフランジ隅角部の直角度を算出するフランジ直角度算出部とを備えたことを特徴とするものである。
なお、2つのレーザ距離計のレーザ照射点は、必ずしも基準面から同じ高さである必要はなく、夫々のレーザ照射点が予め設定された高さであればよい。また、レーザ照射点は、レーザ発射点(出射点)を意味する。
また、この形鋼直角度測定装置において、前記形鋼外表面位置算出部で算出された形鋼外表面の位置から前記ウエブ面の前記基準面に対する傾斜角を算出するウエブ面傾斜角算出部と、前記ウエブ面傾斜角算出部で算出された前記ウエブ面の前記基準面に対する傾斜角に基づいて前記形鋼外表面位置算出部で算出された前記形鋼外表面の位置を補正する形鋼外表面位置補正部とを備えることが望ましい。
而して、本発明の形鋼直角度測定装置によれば、ウエブ面が基準面と略平行になるようにして形鋼を基準面に搭載する。一方、2つのレーザ距離計は、レーザ照射点が基準面から予め設定された高さに配置されると共に、形鋼の長手方向と直交する面内で当該形鋼の同一のフランジの異なるフランジ面に予め設定された角度でレーザ光の夫々が照射されるように配置される。そして、この2つのレーザ距離計を基準面と平行で且つ形鋼の長手方向と直交する方向に移動装置で同時に移動し、2つのレーザ距離計が片道走査する間に形鋼の外表面までの距離を形鋼外表面距離取得部で取得する。この取得された形鋼外表面までの距離から形鋼外表面位置算出部で当該形鋼の外表面の位置を算出し、その形鋼外表面の位置からフランジ直角度算出部で当該形鋼のフランジ隅角部の直角度を算出する。そのため、レーザ距離計のレーザ光照射角度を変更するための構造が不要となるため、構造が簡潔で安価であると共に、レーザ距離計を片道走査するだけでよいので測定時間を短縮して迅速な直角度測定が可能となる。
また、形鋼外表面位置算出部で算出された形鋼外表面の位置からウエブ面の基準面に対する傾斜角をウエブ面傾斜角算出部で算出し、算出されたウエブ面の基準面に対する傾斜角に基づいて形鋼外表面位置算出部で算出された形鋼外表面の位置を形鋼外表面位置補正部で補正する。そのため、単にフランジ隅角部の位置のみから算出したフランジ隅角部の直角度に対し、ウエブに対するフランジ隅角部の直角度を適正に算出することが可能となる。
本発明の形鋼直角度測定装置の一実施形態を示す概略構成図である。 図1の形鋼直角度測定装置のコンピュータで行われる形鋼直角度算出の演算処理を示すフローチャートである。 図1の形鋼直角度測定装置の諸元説明図である。 図1の第1レーザ距離計で取得した形鋼外表面までの距離から算出された形鋼外表面の位置の説明図である。 図1の第2レーザ距離計で取得した形鋼外表面までの距離から算出された形鋼外表面の位置の説明図である。 ウエブ面傾斜角の算出及び形鋼外表面位置の補正の説明図である。 フランジ隅角部の直角度の算出の説明図である。
次に、本発明の形鋼直角度測定装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の形鋼直角度測定装置の概略構成図である。本実施形態で直角度の測定片となる形鋼SはH形鋼である。本実施形態では、形鋼Sを搭載する水平な基準面1が用意されており、この基準面1は図1の紙面垂直方向に長手である。この基準面1と形鋼SのウエブWとが略平行になるように当該形鋼Sの長手を基準面1の長手にあわせて当該形鋼Sを基準面1に搭載する。また、水平な基準面1には、鉛直な壁面を有する校正片Eが上向きに突設されている。なお、本実施形態では、基準面1が水平で、形鋼Sは水平な基準面1の上に搭載されるように構成されているが、基準面1は必ずしも水平である必要はなく、ウエブWが基準面1と略平行になるようにして基準面1に形鋼Sを搭載することができればよい。
本実施形態では、前記基準面1の上方に、基準面1と平行に延在する梁(架台)2、即ち水平な梁(架台)2が設けられている。この梁2は、例えば図示しない柱(脚)に支持されて門型のフレームを構成し、梁2の長手が基準面1の長手、即ち形鋼Sの長手方向と直交するように配置されている。この梁2の上面には、梁2の長手に沿って走行レール3が設けられ、その走行レール3上に走行台4が搭載されている。走行台4には、図示しない走行装置が取付けられており、その走行装置をモータ5で駆動することで、例えば図に実線で示す位置から破線で示す位置まで走行台4を走行レール3に沿って往復移動することができる。この走行台4の下方には、昇降ガイド6を介して昇降台7が取付けられている。昇降台7には昇降軸8が取付けられ、図示しない昇降装置によって昇降軸8を駆動すると、昇降ガイド6に沿って昇降台7が上下方向に昇降する。モータ5の駆動状態や昇降軸8の駆動状態は、形鋼直角度測定装置を構成するコンピュータ9によって制御される。なお、これら走行レール3、走行台4、モータ5、昇降台7によって本実施形態の移動装置が構成される。
そして、昇降台7には2つのレーザ距離計10a、10bが取付けられている。これらのレーザ距離計10a、10bは、基準面1から各レーザ照射点Pまでの高さが予め設定された同じ高さHになるように配置されている。また、2つのレーザ距離計10a、10bは、照射されるレーザ光が走行レール3と平行で且つ基準面1の長手と交差する面、即ち基準面1に搭載される形鋼Sの長手方向と直交する面内にあるように配置されている。更に、2つのレーザ距離計10a、10bは、基準面1に搭載される形鋼Sの同一のフランジFの異なる面(表裏面)にレーザ光が照射されるように配置されている。即ち、2つのレーザ距離計10a、10bは、基準面1に向けて照射されるレーザ光が同一面内で交差するように、鉛直面を挟んで互いに斜め下方内向きに配置されている。具体的には、図示左方の第1レーザ距離計10aは、レーザ光が水平面から図示斜め右下方に角度θ1で照射されるように配置され、図示右方の第2レーザ距離計10bは、レーザ光が水平面から図示斜め左下方に角度θ2で照射されるように配置されている。本実施形態では、θ1=θ2=45°とした。そして、2つのレーザ距離計10a、10bで検出される被測定物までの距離はコンピュータ9に入力される。
なお、2つのレーザ距離計10a、10bは、レーザ照射点Pの基準面1からの高さが予め設定された高さである、つまりレーザ照射点Pの基準面1からの高さが分かっていれば、2つのレーザ照射点Pが基準面1から同じ高さでなくてもよい。また、2つのレーザ距離計10a、10bの例えば水平面からレーザ光のなす角度が予め設定された角度である、つまり例えば水平面からの角度として分かっていれば、同じ角度でなくてもよい。本実施形態における必須要件は、2つのレーザ距離計10a、10bから照射されるレーザ光が、基準面1に搭載される形鋼Sの長手方向と直交する面内で、且つ基準面1に搭載される形鋼Sの同一のフランジFの異なる面に照射されればよい。
図2は、コンピュータ9で行われる形鋼直角度算出のための演算処理を示すフローチャートである。この演算処理は、基準面1の長手に形鋼Sの長手を合わせて当該基準面1とウエブW面が略平行になるようにして当該基準面1に形鋼Sを搭載した後、例えばオペレータによる直角度測定開始入力によって行われる。この演算処理では、まずステップS1で、基準面1に搭載される形鋼Sの寸法に合わせて、昇降軸8を駆動して昇降台7を上下方向に昇降し、2つのレーザ距離計10a、10bのレーザ照射点Pの高さHを調整する。なお、2つのレーザ距離計10a、10bのレーザ照射点Pの高さHは、コンピュータ9で認識している。
次にステップS2に移行して、モータ5を駆動して走行台4を走行レール3に沿って移動させることで、2つのレーザ距離計10a、10bをフランジF面直交方向に片道走査し、各レーザ距離計10a、10bで検出される形鋼S外表面までの距離を取得する。
次にステップS3に移行して、前記ステップS2で取得した形鋼S外表面までの距離の測定値から形鋼S外表面の位置を算出する。各レーザ距離計10a、10bで検出される距離から形鋼S外表面の位置を算出する具体的な手法は後段に詳述する。
次にステップS4に移行して、前記ステップS3で算出した形鋼S外表面の位置データから形鋼SのウエブW面、正確にはウエブW上面の傾斜角θZを算出する。このウエブW面の傾斜角θZは、後述するように、基準面1、即ち水平面からの傾斜角度を求める。
次にステップS5に移行して、前記ステップS4で算出したウエブW面の傾斜角θZを用いて、前記ステップS3で算出した形鋼S外表面の位置データを補正する。この形鋼S外表面の位置データの補正は、後述するように、ウエブW面の傾斜角θZ分だけ、形鋼S外表面の位置データの直交二軸を回転させて行う。
次にステップS6に移行して、前記ステップS5で補正された形鋼S外表面の位置データから、各フランジFの上下角隅部間の直角度RAULを算出する。このフランジFの上下角隅部間の直角度RAULは、後述するように、フランジF上端角隅部のフランジF位置と下端角隅部のフランジF位置とのウエブW面方向への距離から求める。
次にステップS7に移行して、前記ステップS5で補正された形鋼S外表面の位置データから、各フランジFの上角隅部とフランジF中間部C間の直角度RAUMを算出する。このフランジFの上中角隅部間の直角度RAUMは、後述するように、フランジF上端角隅部のフランジF位置とウエブW位置におけるフランジF中間部CのフランジF位置とのウエブW面方向への距離から求める。
次にステップS8に移行して、前記ステップS5で補正された形鋼S外表面の位置データから、各フランジFの下角隅部とフランジF中間部C間の直角度RAMLを算出してから復帰する。このフランジFの中下角隅部間の直角度RAMLは、後述するように、フランジF下端角隅部のフランジF位置とウエブW位置におけるフランジF中間部CのフランジF位置とのウエブW面方向への距離から求める。
図3は、図1の形鋼直角度測定装置の諸元説明図である。例えば、図3の破線の位置をレーザ距離計10a、10bの片道走査の起点とし、そこから図3の実線の位置までのレーザ距離計10a、10bの移動距離をM、2つのレーザ距離計10a、10bのレーザ照射点P間のレーザ距離計走査方向の距離(=水平距離)をK、図示左方の第1レーザ距離計10aによる距離の測定値をL1、図示右方の第2レーザ距離計10bによる距離の測定値をL2とし、走行台4の走行方向、即ち基準面1と平行で且つ形鋼Sの長手方向と直交する方向をx軸、高さ方向(=鉛直方向)をy軸として、第1レーザ距離計10aの距離測定値L1の(x1、y1)座標への変換式は下記1式及び2式で表れ、第2レーザ距離計10bの距離測定値L2の(x2、y2)座標への変換式は下記3式及び4式で表れる。図4には、第1レーザ距離計10aの距離測定値L1を(x1、y1)座標に変換した形鋼S外表面の位置データの一例を、図5には、第2レーザ距離計10bの距離測定値L2を(x2、y2)座標に変換した形鋼S外表面の位置データの一例を示す。なお、図中の左方端部の位置データは、校正片Eの位置データである。また、2つのレーザ距離計10a、10bのレーザ照射点Pの高さが異なる場合には、式中の高さHを該当する高さに変更すればよい。
Figure 2015197431
このようにして算出された形鋼S外表面のうち、x1軸、x2軸と略平行な部分が形鋼SのウエブWである。フランジFの直角度RAは、ウエブWに対して評価するので、例えば図6に示すように、形鋼S外表面全体が基準面1に対して傾斜している場合もあり、そのような場合にウエブW面の傾斜角θZに合わせて形鋼S外表面の位置データを補正する必要がある。そのため、本実施形態では、図6に示すように形鋼S外表面の位置データのうち、基準面1(=水平面)に対するウエブW面(ウエブW上面)の傾斜角θZを算出し、その傾斜角θZで形鋼S外表面の位置データを補正する。具体的には、図6に示す(x1'、y1')座標のように、本来の(x1、y1)座標を傾斜角θZ分だけ、ウエブWの傾斜方向と同方向に回転させることで、形鋼S外表面の位置データを補正する。
このようにウエブW面の傾斜角θZで形鋼S外表面の位置データを補正したら、図7に示すように、設定されたウエブW厚さTの半分T/2だけ、ウエブW上面より低い位置をウエブW位置におけるフランジF中間部Cとする。そして、フランジF上端角隅部のフランジF位置とフランジF下端角隅部のフランジF位置とのウエブW面方向への距離からフランジ上下隅部間直角度RAULを求め、フランジF上端角隅部のフランジF位置とフランジF中間部CのフランジF位置とのウエブW面方向への距離からフランジ上隅部−中間部間直角度RAUMを求め、フランジF中間部CのフランジF位置とフランジF下端角隅部のフランジF位置とのウエブW面方向への距離からフランジ中間部−下隅部間直角度RAMLを求める。なお、図では形鋼Sの一方のフランジFについてのみ、直角度RAを算出するように説明しているが、両側のフランジFについて直角度RAを算出するようにしてもよい。
このように本実施形態の形鋼直角度測定装置では、ウエブW面が基準面1と略平行になるようにして形鋼Sを基準面1に搭載する。一方、2つのレーザ距離計10a、10bは、レーザ照射点Pが基準面1から予め設定された高さHに配置されると共に、形鋼Sの長手方向と直交する面内で当該形鋼Sの同一のフランジFの異なるフランジF面に予め設定された角度θ1、θ2でレーザ光の夫々が照射されるように配置される。そして、この2つのレーザ距離計10a、10bを基準面1と平行で且つ形鋼Sの長手方向と直交する方向に移動装置で同時に移動し、2つのレーザ距離計10a、10bが片道走査する間に形鋼Sの外表面までの距離を形鋼外表面距離取得ステップS2で取得する。この取得された形鋼S外表面までの距離から形鋼外表面位置算出ステップS3で当該形鋼Sの外表面の位置を算出し、その形鋼S外表面の位置データからフランジ直角度算出ステップS6〜S8で当該形鋼Sのフランジ隅角部直角度RAを算出する。そのため、レーザ距離計10a、10bのレーザ光照射角度を変更するための構造が不要となるため、構造が簡潔で安価であると共に、レーザ距離計10a、10bを片道走査するだけでよいので測定時間を短縮して迅速な直角度測定が可能となる。
また、形鋼外表面位置算出ステップS3で算出された形鋼S外表面の位置からウエブW面の基準面1に対する傾斜角θZをウエブ面傾斜角算出ステップS4で算出し、算出されたウエブW面の基準面1に対する傾斜角θZに基づいて形鋼外表面位置算出ステップS3で算出された形鋼S外表面の位置を形鋼外表面位置補正ステップS5で補正する。そのため、単にフランジF隅角部の位置のみから算出したフランジF隅角部の直角度RAに対し、ウエブWに対するフランジF隅角部の直角度RAを適正に算出することが可能となる。
1 基準面
2 梁
3 走行レール
4 走行台
5 モータ
6 昇降ガイド
7 昇降台
8 昇降軸
9 コンピュータ
10a、10b レーザ距離計
S 形鋼
W ウエブ
F フランジ
RA 直角度

Claims (2)

  1. ウエブ面が基準面と略平行になるようにして形鋼が搭載される前記基準面に対し、レーザ照射点が前記基準面から予め設定された高さに配置され且つ前記形鋼の長手方向と直交する面内で前記形鋼の同一のフランジの異なるフランジ面に予め設定された角度でレーザ光の夫々が照射されるように配置された2つのレーザ距離計と、
    前記基準面と平行で且つ前記長手方向と直交する方向に前記2つのレーザ距離計を同時に移動する移動装置と、
    前記移動装置によって前記レーザ距離計が前記基準面と平行で且つ前記長手方向と直交する方向に片道走査する間に前記形鋼の外表面までの距離を取得する形鋼外表面距離取得部と、
    前記形鋼外表面距離取得部で取得された形鋼外表面までの距離から前記形鋼の外表面の位置を算出する形鋼外表面位置算出部と、
    前記形鋼外表面位置算出部で算出された形鋼外表面の位置から前記形鋼のフランジ隅角部の直角度を算出するフランジ直角度算出部と
    を備えたことを特徴とする形鋼直角度測定装置。
  2. 前記形鋼外表面位置算出部で算出された形鋼外表面の位置から前記ウエブ面の前記基準面に対する傾斜角を算出するウエブ面傾斜角算出部と、
    前記ウエブ面傾斜角算出部で算出された前記ウエブ面の前記基準面に対する傾斜角に基づいて前記形鋼外表面位置算出部で算出された前記形鋼外表面の位置を補正する形鋼外表面位置補正部と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の形鋼直角度測定装置。
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