JP2015197413A - 制御棒位置検出装置 - Google Patents

制御棒位置検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015197413A
JP2015197413A JP2014076849A JP2014076849A JP2015197413A JP 2015197413 A JP2015197413 A JP 2015197413A JP 2014076849 A JP2014076849 A JP 2014076849A JP 2014076849 A JP2014076849 A JP 2014076849A JP 2015197413 A JP2015197413 A JP 2015197413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control rod
rod position
position detection
detection probe
end portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014076849A
Other languages
English (en)
Inventor
藤 多喜男 遠
Takio Endo
藤 多喜男 遠
司 諏訪薗
Tsukasa Suwaen
司 諏訪薗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2014076849A priority Critical patent/JP2015197413A/ja
Publication of JP2015197413A publication Critical patent/JP2015197413A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Landscapes

  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

【課題】簡便な構成で圧力容器下部スペースから据え付け、取り外し作業が可能であり、圧力容器の耐震裕度の向上に寄与する制御棒位置検出装置を提供する。
【解決手段】沸騰水型原子力発電所において制御棒位置検出プローブ案内管に収納され、制御棒6の位置を検出する制御棒位置検出プローブを有する制御棒位置検出装置であって、制御棒位置検出プローブは、制御棒と連動するマグネットが近接すると導通状態となる少なくとも一つのリードスイッチと、リードスイッチを支持するリードスイッチ支持部材と、リードスイッチ支持部材を収納する制御棒位置検出プローブ管とを有し、制御棒位置検出プローブ管が、少なくとも2つに分割された構造を備え、リードスイッチに接続された信号線が、少なくとも2つに分割された制御棒位置検出プローブ管の間でコネクタにより接続されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、制御棒位置検出装置に関する。
沸騰水型原子炉(以下、BWRと称する)の下部には、長尺物である制御棒駆動機構本体及び制御棒位置検出プローブ等が設けられており、これらは原子炉圧力容器の下部スペースで据え付け、取り外し作業が行われる。
ところで近年、耐震裕度のより一層の向上等の観点から、原子炉圧力容器を、原子炉建屋のより下部に設置する沸騰水型原子炉が検討されている。このような原子炉では、原子炉圧力容器の下部スペースの制約により、原子炉圧力容器の下方からの制御棒駆動機構の据え付け及び取り外し作業を行うことはできなかった。同様に、長尺物である制御棒位置検出プローブも、原子炉圧力容器の下方からの据え付け及び取り外し作業を行うことができなかった。
特開2000−214288号公報
上述したように、原子炉圧力容器を原子炉建屋の上部に設置した場合は、制御棒位置検出プローブを圧力容器下部からの据え付け、取り外し作業を行うことが可能であった。しかし、特許文献1に記載されたように、原子炉圧力容器を原子炉建屋の下部に設置し、制御棒駆動機構を圧力容器上部から据え付け、取り外しを行うようにした場合は、下部スペースが制約されて、制御棒駆動機構と同様の長尺物である制御棒位置検出装置の据え付け、取り外し作業を圧力容器下部から行うことはできなかった。
本発明は上記事情に鑑み、従来と同等の機能を維持する制御棒位置検出装置を、簡便な構成により、圧力容器の限られた下部スペースにおいても据え付け、取り外し作業を可能とし、圧力容器の耐震裕度の向上に寄与し得る制御棒位置検出装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施の形態による制御棒位置検出装置は、
沸騰水型原子力発電所において制御棒位置検出プローブ案内管に収納され、制御棒の位置を検出する制御棒位置検出プローブを有する制御棒位置検出装置であって、
前記制御棒位置検出プローブは、
前記制御棒と連動するマグネットが近接すると導通状態となる少なくとも一つのリードスイッチと、
前記リードスイッチを支持するリードスイッチ支持部材と、
前記リードスイッチ支持部材を収納する制御棒位置検出プローブ管とを有し、
前記制御棒位置検出プローブ管が、少なくとも2つに分割された構造を備えることを特徴とする。
また、本発明の一実施の形態による制御棒位置検出装置は、
沸騰水型原子力発電所において制御棒位置検出プローブ案内管に収納され、制御棒の位置を検出する制御棒位置検出プローブを備えた制御棒位置検出装置であって、
前記制御棒位置検出プローブは、
前記制御棒と連動するマグネットが近接すると導通状態となる少なくとも一つのリードスイッチと、
前記リードスイッチを支持するリードスイッチ支持部材と、
前記リードスイッチ支持部材を収納する制御棒位置検出プローブ管とを有し、
前記制御棒位置検出プローブ管が、変形可能なフレキシブルチューブ構造を有することを特徴とする。
本発明の制御棒位置検出装置によれば、従来と同等の機能を維持する制御棒位置検出装置を、簡便な構成により、作業に必要なスペースを従来よりも小さくすることが可能である。
本発明の実施形態におけるBWRの構成を示す縦断面図である。 同BWRにおける電動駆動式CRDにおいて、スクラム時における制御棒の位置検出を行う制御棒位置検出プローブが制御棒位置検出プローブ管に収納された状態を示す縦断面図である。 同BWRにおける制御棒位置検出プローブの構成を示す縦断面図及び横断面図である。 同BWRにおける参考例による制御棒位置検出プローブの外観形状を示す平面図である。 同制御棒位置検出プローブにおけるリードスイッチの構成を示す縦断面図及び横断面図である。 同制御棒位置検出プローブをモータブラケット等に固定した状態を示す縦断面図及び横断面図である。 本発明の実施の形態1による制御棒位置検出装置における制御棒位置検出プローブ管の結合部付近の構造を示す縦断面図、横断面図及び斜視図である。 同実施の形態1による制御棒位置検出装置を組み込んだ電動駆動式CRDの構成を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態2による制御棒位置検出装置における制御棒位置検出プローブ管の結合部付近の構造を示す縦断面図、横断面図及び斜視図である。 本発明の実施の形態3による制御棒位置検出装置における制御棒位置検出プローブ管の結合部付近の構造を示す縦断面図、横断面図及び部分拡大図である。 本発明の実施の形態4による制御棒位置検出装置における制御棒位置検出プローブ管の結合部付近の構造を示す縦断面図及び横断面図である。 本発明の実施の形態5による制御棒位置検出装置における制御棒位置検出プローブ管の結合部付近の構造を示す縦断面図及び横断面図である。 本発明の実施の形態6による制御棒位置検出装置における制御棒位置検出プローブ管の結合部付近の構造を示す縦断面図及び横断面図である。 本発明の実施の形態7による制御棒位置検出装置における制御棒位置検出プローブ管の結合部付近の構造を示す縦断面図及び横断面図である。 本発明の実施の形態8による制御棒位置検出装置の制御棒位置検出プローブ管の外観形状を示す縦断面図である。
図1に、本発明の実施形態におけるBWRの縦断面の構成を示す。
原子炉圧力容器(以下、RPVと称する)1内において、その下部には減速材を兼ねる冷却水2が収容され、さらにその上部には炉心3が配置されて炉心シュラウド4により囲まれている。炉心3には多数の燃料集合体5が装荷され、4体1組の燃料集合体間に制御棒6が出し入れ自在に収容されている。
このようなRPV1内において、冷却水2は炉心3内を上方に向かって流れる。その間に、炉心3から核分裂連鎖反応により発生した熱が冷却水2に伝達され、冷却水2が加熱される。加熱された冷却水2は、水と蒸気の気液二相流となって炉心3の上方へ移動し、炉心3から気水分離器7に案内される。
気液二相の冷却水2は、気水分離器7で水と蒸気とに分離される。分離された蒸気は、図示されていない蒸気乾燥器を経て主蒸気配管から蒸気タービン系に送られて蒸気タービンを駆動させる。蒸気タービン系で仕事をした蒸気は、図示されていない復水器で凝縮され復水となった後、原子炉復水系及び給水系を経てRPV1に給水として再び戻される。
一方、気水分離器7で分離された水は、ダウンカマ部8を流下し、原子炉復水系及び給水系を通って送られてくる給水と混合した状態で炉心3の下部に案内され、再び炉心3に導かれる。
また、RPV1の炉心3には、原子炉の起動・停止や炉出力調整のため、制御棒6が制御棒駆動機構(以下、CRDと称する)9により出し入れされる。CRD9は、RPV1のRPV下部1aを貫通して延びるCRDハウジング10内に収容される構造物(アセンブリ)であり、CRDハウジング10のCRDハウジング下部フランジ10aにボルト結合により固定される。
図2に、電動駆動式のCRD9の構成を示す。CRD9の下部には、電動機11が取り付けられている。電動機11からの回転力は、減速機構12、位置検出装置13を介して回転軸14へ伝達される。
回転軸14は、マグネットカップリングアウタ側15と接続されており、回転軸14が回転することによりマグネットカップリングインナ側16が回転して駆動軸17に連結される。駆動軸17は、ボールねじ軸18に回転一体に連結されており、このボールねじ軸18にはボールナット19が螺合している。
ボールナット19には、対をなすローラ20がガイドチューブ21の内周面に形成された軸方向の図示されていない取付け板を挟持するように設置されている。ボールナット19の上方にはピストン22が設置され、このピストン22は中空状のピストンチューブ22aの上端に設置されたカップリング23を介して制御棒6に連結される。
そして、電動機11の駆動により、回転軸14及び駆動軸17を介してボールねじ軸18が回転し、このボールねじ軸18の回転によりボールナット19が上下動する。その際に、ボールナット19は取付け板によって回転が規制された状態で上下動する。このボールナット19の上下動により、ピストン22を介して制御棒6が上下動する。この制御棒6の上下動により、炉心3への挿入・引抜量が調整されて炉出力が制御される。
BWRに緊急事態が発生して原子炉を緊急停止(以下、スクラムと称する)させる場合、CRDハウジング10のCRDハウジング下部フランジ10aに接続されたスクラム挿入配管25からスクラム水入口サポート(注水口)26を介してピストン22の下面側に高圧駆動水が供給される。この高圧駆動水の供給により、ボールナット19上に設置されているピストン22が上方に押し上げられ、制御棒6が炉心3内に高速で挿入されることにより、スクラムが達成される。
この場合の制御棒6の位置検出は、CRDハウジング10の長手方向に沿って取り付けられている制御棒位置検出プローブ227により行われる。制御棒位置検出プローブ227は、CRDハウジング下部フランジ10aに取り付けられた制御棒位置検出プローブ案内管28内に収納されている。また、制御棒位置検出プローブ227は、その下端がフランジ形状のモータブラケット31に固定される。
スクラム時における制御棒6の位置検出を行う構成として、マグネットとリードスイッチとの組合せについて、図3(a)に縦断面を示し、図3(b)に図3(a)におけるA−A線に沿う横断面を示す。図3(a)は、図3(b)におけるB−B線に沿う縦断面図に相当する。
スクラム時の制御棒6の位置検出は、制御棒6とバイオネットカップリングにより結合されているピストン22の下端に取り付けられているマグネット29の上下の動きを、CRDハウジング10の外部に設けられている制御棒位置検出プローブ227内に配列されているリードスイッチ30の動作にて検出する。リードスイッチ30は、マグネット29が近接すると接点が導通状態となり、マグネット29との距離が増加すると接点が非導通状態となる。
マグネット29とリードスイッチ30による位置検出は、マグネット29の磁力やリードスイッチ30の感度及び使用する環境、例えば遮蔽物の存在等により、相互間の距離や配置が決定される。リードスイッチ30は、筒状の制御棒位置検出プローブ227内における所定の箇所に固定されている。
図4に、参考例としての制御棒位置検出プローブ227の外観形状を示す。制御棒位置検出プローブ227は、例えば長さ約3(m)、直径約16(mm)の寸法を有する。
このような制御棒位置検出プローブ227においてリードスイッチ30を収納している箇所の部分拡大図を図5(a)に示し、図5(b)に図5(a)のA−A線に沿う横断面を示す。図5(a)は、図5(b)におけるB−B線に沿う縦断面図に相当する。
図5(b)に示されたように、制御棒位置検出プローブ227の内部には、横断面がH形状のリードスイッチ支持部材32、リードスイッチ支持部材32の隙間32aに複数個のリードスイッチ30、及びリードスイッチホルダ33が所定箇所に組み込まれている。ここでは、リードスイッチ30は図4に示されたように、(A)〜(H)から成る計8個設けられている。これらのリードスイッチ30には、両端に信号線34がそれぞれ接続されている。
制御棒位置検出プローブ227の下部には、図2を用いて説明したモータブラケット31に対し、制御棒位置検出プローブ227を固定するためのピン35が両端に設けられている。制御棒位置検出プローブ227の下端には、各々のリードスイッチ30に接続された信号線34が収納されたケーブル36が設けられ、その先端にコネクタ37が接続されており、リードスイッチ30の接点信号(導通又は非導通)を、図示されていない計測器に伝える構成となっている。
図6(a)に、制御棒位置検出プローブ227を、フランジの形状をしたモータブラケット31へ固定した状態を縦断面図として示し、図6(b)に図6(a)のA−A線に沿う横断面を示す。図6(a)は、図6(b)におけるB−B線に沿う縦断面図に相当する。
制御棒位置検出プローブ227を組み込む手順として、先ず、制御棒位置検出プローブ227の先端をモータブラケット31の開口部38に差し込む。さらに、制御棒位置検出プローブ227の先端を、スプールピース40、CRD本体フランジ90a、CRDハウジング10のCRDハウジング下部フランジ10aの貫通部を通過させ、CRDハウジング10の長手方向に沿わせた状態で取り付けられる。
制御棒位置検出プローブ227の先端を、制御棒位置検出プローブ案内管28内に挿入した後、制御棒位置検出プローブ227の下部に取り付けられているピン35がモータブラケット31の上面より上方の位置に達した時点で、制御棒位置検出プローブ227を90度回転させ、モータブラケット31に固定する。
しかし、このような参考例による制御棒位置検出プローブ227は長尺物である。このため、上述したように圧力容器の限られた下部スペースにおいて、制御棒位置検出装置の据え付け、取り外し作業を行うことはできなかった。
以下、本発明の実施の形態による制御棒位置検出装置について、図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1による制御棒位置検出装置について、その構成を示す図7を用いて説明する。図7(a)に縦断面構造を示し、図7(b)に図7(a)におけるA−A線に沿う横断面を示す。図7(a)は、図7(b)におけるB−B線に沿う縦断面図に相当する。さらに、図7(c)に後述する制御棒位置検出プローブ管の結合部付近の構成を拡大した斜視図を示す。
本実施の形態1による制御棒位置検出装置は、制御棒位置検出プローブ27における制御棒位置検出プローブ管127が、上下に二分割された制御棒位置検出プローブ上端部27aと、制御棒位置検出プローブ下端部27bとを有する。
それぞれの結合部において、制御棒位置検出プローブ上端部27aには円環状の外壁に凸部27a1が4箇所放射状に設けられ、制御棒位置検出プローブ下端部27bには円環状の内壁に凸部27b1が4箇所放射状に設けられている。これにより、制御棒位置検出プローブ上端部27aの先端部を、制御棒位置検出プローブ下端部27bの先端部内に挿入した後回転させ、それぞれの凸部27a1、27b1が嵌合するようにバイオネットカップリングを行う。
この二分割された制御棒位置検出プローブ上端部27a、下端部27bを相互に結合し組み立てる際は、図8に示されたように、制御棒位置検出プローブ上端部27aの先端を、モータブラケット31の開口部、スプールピース40、CRD本体フランジ90a、CRDハウジング下部フランジ10aを順次通過させた後、制御棒位置検出プローブ下端部27bと結合する。
制御棒位置検出プローブ上端部27aと下端部27bとの結合部の構造は、上述したようにバイオネットカップリングとなっている。そこで、制御棒位置検出プローブ上端部27aの先端部に制御棒位置検出プローブ下端部27bの先端部を挿入し、中心軸に対し45度回転させることにより結合する。その後、図7(a)、(b)に示されたように、止めネジ51を少なくとも1箇所取り付けて、制御棒位置検出プローブ上端部27aと下端部27bとの相互間の回転を阻止する。
以上の作業を分割した数だけ行って全ての制御棒位置検出プローブ管127を結合した後、図8に示されたように、制御棒位置検出プローブ下端部27bの下部に取り付けられているピン35によりモータブラケット31に固定する。より詳細には、制御棒位置検出プローブ下端部27bの下部に取り付けられているピン35がモータブラケット31の上面より上方に達した時点で、制御棒位置検出プローブ下端部27bを90度回転させる。結合した制御棒位置検出プローブ上端部27a及び下端部27bの結合を解除して取り外す場合は、上述した結合と逆の手順で行う。
本発明の実施の形態1による制御棒位置検出装置によれば、制御棒位置検出プローブにおける制御棒位置検出プローブ管を簡便な構成により二分割することで、圧力容器の限られた下部スペースにおいても据え付け、取り外し作業が可能であり、圧力容器の耐震裕度の向上に寄与することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2による制御棒位置検出装置について、その構成を示す図9を用いて説明する。図9(a)に縦断面構造を示し、図9(b)に図9(a)におけるA−A線に沿う横断面を示す。図9(a)は、図9(b)におけるB−B線に沿う縦断面図に相当する。さらに、図9(c)に制御棒位置検出プローブ管の結合部付近の構成を拡大した斜視図を示す。上記実施の形態1と同一の構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本実施の形態2による制御棒位置検出装置は、上下に二分割された制御棒位置検出プローブ上端部27aと、制御棒位置検出プローブ下端部27bとが、それぞれの結合部において、図9(a)、(b)、(c)にそれぞれ示された構造を有する。
それぞれの結合部において、制御棒位置検出プローブ上端部27aの端面にはテーパが付いた凸部27a2が設けられている。制御棒位置検出プローブ下端部27bには、凸部27a2と嵌合するように、端面にテーパが付いた凹部27b2が設けられている。これにより、制御棒位置検出プローブ上端部27aのテーパが付いた凸部27a2を、制御棒位置検出プローブ下端部27bのテーパが付いた凹部27b2内に挿入する。止めネジ53で相互間を固定し、回転を阻止する。
この二分割された制御棒位置検出プローブ上端部27a、下端部27bを相互に組み立てて圧力容器に取り付ける作業、並びに結合した制御棒位置検出プローブ上端部27a及び下端部27bの結合を解除して取り外す作業は、上記実施の形態1におけるものと同様であり、説明を省略する。
本発明の実施の形態2によれば、制御棒位置検出プローブの制御棒位置検出プローブ管を簡便な構成により二分割することで、圧力容器の限られた下部スペースにおいても据え付け、取り外し作業が可能であり、圧力容器の耐震裕度の向上を実現することができる。
さらに本実施の形態2によれば、制御棒位置検出プローブ上端部27aと制御棒位置検出プローブ下端部27bとの結合部において、それぞれ端面にテーパが付いた凸部27a2、凹部27b2が設けられていることにより、結合作業が容易となる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3による制御棒位置検出装置について、その構成を示す図10を用いて説明する。図10(a)に縦断面構造を示し、図10(b)に図10(a)におけるA−A線に沿う横断面を示す。図10(a)は、図10(b)におけるB−B線に沿う縦断面図に相当する。上記実施の形態1、2と同一の構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本実施の形態3による制御棒位置検出装置は、上下に二分割された制御棒位置検出プローブ上端部27aと、制御棒位置検出プローブ下端部27bとが、それぞれの結合部において、図10(a)、(b)に示された構造を有する。
本実施の形態3では、制御棒位置検出プローブ下端部27bの側面に、図10(a)に示されたように、外部筒54が取り付けられている。外部筒54は、点線100で囲まれた部分を拡大した図10(c)に示されたように、円筒状の外部筒部材54aと、外部筒部材54aの一方の端面にネジ54b1により取り付けられる円環状の外部筒部材54bとを有する。円環形状の外部筒部材54bは、その内径が外部筒部材54aの内径より小さく形成され、図10(c)に示されたように内側に凸部が存在する。この外部筒部材54bの凸部が、制御棒位置検出プローブ下端部27bの外周面に凹状に形成された外部筒摺動部56内に嵌合する。これにより、外部筒部材54bが制御棒位置検出プローブ下端部27bから離脱することなく外周面上を長手方向に沿って摺動可能となる。
一方、制御棒位置検出プローブ上端部27aの結合部付近の外周面には、ネジ部27a3が形成されている。また、外部筒54の内周面には、ネジ部54a1が形成されている。
制御棒位置検出プローブ上端部27aと制御棒位置検出プローブ下端部27bとを結合する際は、両者の端面を接触した状態で、制御棒位置検出プローブ下端部27bに取り付けられている外部筒54を回転させながら制御棒位置検出プローブ上端部27aとネジ止めで相互間を固定し回転を阻止する。
この二分割された制御棒位置検出プローブ上端部27a、下端部27bを相互に組み立てて圧力容器に取り付ける作業、並びに結合した制御棒位置検出プローブ上端部27a及び下端部27bの結合を解除して取り外す作業は、上記実施の形態1におけるものと同様であり、説明を省略する。
本発明の実施の形態3によれば、制御棒位置検出プローブの制御棒位置検出プローブ管を簡便な構成により二分割することで、圧力容器の限られた下部スペースにおいても据え付け、取り外し作業が可能であり、圧力容器の耐震裕度の向上を実現することができる。
さらに本実施の形態3によれば、制御棒位置検出プローブ上端部27aと制御棒位置検出プローブ下端部27bとを結合する際に、予め制御棒位置検出プローブ下端部27bに摺動可能に取り付けられた外部筒54により相互間をネジ止めする。これにより、ネジ部材の離脱がなく作業性に優れている。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4による制御棒位置検出装置について、その構成を示す図11を用いて説明する。図11(a)に縦断面構造を示し、図11(b)に図11(a)におけるA−A線に沿う横断面を示す。図11(a)は、図11(b)におけるB−B線に沿う縦断面図に相当する。尚、上記実施の形態1〜3と同一の構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本実施の形態4は、上記実施の形態3の構成において、制御棒位置検出プローブ上端部27aの結合部の端面にテーパが付いた凸部27a4が形成され、このテーパが付いた凸部27a4と凹凸が嵌合するように、制御棒位置検出プローブ下端部27bの結合部の端面にテーパが付いた凹部27b4が形成された点に特徴がある。他の構成は、上記実施の形態3と同等であり説明を省略する。
また、制御棒位置検出プローブ上端部27a、下端部27bを相互に組み立てて圧力容器に取り付ける作業、並びに結合した制御棒位置検出プローブ上端部27a及び下端部27bの結合を解除して取り外す作業は、上記実施の形態1におけるものと同様であり、説明を省略する。
本発明の実施の形態4によれば、制御棒位置検出プローブの制御棒位置検出プローブ管を簡便な構成により二分割することで、圧力容器の限られた下部スペースにおいても据え付け、取り外し作業が可能であり、圧力容器の耐震裕度の向上を実現することができる。
また本実施の形態4によれば、上記実施の形態3と同様に、制御棒位置検出プローブ上端部27aと制御棒位置検出プローブ下端部27bとを結合する際に、予め制御棒位置検出プローブ下端部27bに摺動可能に取り付けられた外部筒54により相互間をネジ止めする。これにより、ネジ部材の離脱がなく作業性に優れている。
さらに本実施の形態4によれば、制御棒位置検出プローブ上端部27aと下端部27bとの結合部に、それぞれ端面にテーパが付いた凸部27a4、凹部27b4が形成されたことにより結合作業が容易となる。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5による制御棒位置検出装置について、その構成を示す図12を用いて説明する。図12(a)に縦断面構造を示し、図12(b)に図12(a)におけるA−A線に沿う横断面を示す。図12(a)は、図12(b)におけるB−B線に沿う縦断面図に相当する。上記実施の形態1〜4と同一の構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本実施の形態5は、上記実施の形態3の構成において、制御棒位置検出プローブ下端部27bの結合部端面にガイドピン58bが少なくとも二箇所設けられており、このガイドピン58bと凹凸が嵌合するように、制御棒位置検出プローブ上端部27aの結合部端面に凹部58aが形成された点に特徴がある。他の構成は、上記実施の形態3と同等であり説明を省略する。
制御棒位置検出プローブ上端部27a、下端部27bを相互に組み立てて圧力容器に取り付ける作業、並びに結合した制御棒位置検出プローブ上端部27a及び下端部27bの結合を解除して取り外す作業は、上記実施の形態1におけるものと同様であり、説明を省略する。
本発明の実施の形態5によれば、制御棒位置検出プローブの制御棒位置検出プローブ管を簡便な構成により二分割することで、圧力容器の限られた下部スペースにおいても据え付け、取り外し作業が可能であり、圧力容器の耐震裕度の向上を実現することができる。
また本実施の形態5によれば、上記実施の形態3と同様に、制御棒位置検出プローブ上端部27aと制御棒位置検出プローブ下端部27bとを結合する際に、予め制御棒位置検出プローブ下端部27bに摺動可能に取り付けられた外部筒54により相互間をネジ止めする。これにより、ネジ部材の離脱がなく作業性に優れている。
さらに本実施の形態5によれば、制御棒位置検出プローブ上端部27aと下端部27bとの結合部にガイドピン58bと凹部58aとを設けたことにより、結合作業が容易となる。
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6による制御棒位置検出装置について、その構成を示す図13を用いて説明する。図13(a)に縦断面構造を示し、図13(b)に図13(a)におけるA−A線に沿う横断面を示す。図13(a)は、図13(b)におけるB−B線に沿う縦断面図に相当する。上記実施の形態1〜5と同一の構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本実施の形態6は、上記実施の形態3の構成において、制御棒位置検出プローブ上端部27aと制御棒位置検出プローブ下端部27bとの結合部端面にオーリング59が組み込まれており、このオーリング59と隙間無く嵌合するように、制御棒位置検出プローブ上端部27aと制御棒位置検出プローブ下端部27bのそれぞれの結合部端面に凹部が形成されている。他の構成は、上記実施の形態3と同等であり説明を省略する。
制御棒位置検出プローブ上端部27a、下端部27bを相互に組み立てて圧力容器に取り付ける作業、並びに結合した制御棒位置検出プローブ上端部27a及び下端部27bの結合を解除して取り外す作業は、上記実施の形態1におけるものと同様であり、説明を省略する。
本発明の実施の形態6によれば、制御棒位置検出プローブの制御棒位置検出プローブ管を簡便な構成により二分割することで、圧力容器の限られた下部スペースにおいても据え付け、取り外し作業が可能であり、圧力容器の耐震裕度の向上を実現することができる。
また本実施の形態5によれば、上記実施の形態3と同様に、制御棒位置検出プローブ上端部27aと制御棒位置検出プローブ下端部27bとを結合する際に、予め制御棒位置検出プローブ下端部27bに摺動可能に取り付けられた外部筒54により相互間をネジ止めする。これにより、ネジ部材の離脱がなく作業性に優れている。
さらに、制御棒位置検出プローブ上端部27aと下端部27bとの結合部分にオーリング59が設けられていることにより気密性が高まる。制御棒位置検出プローブ上端部27a、下端部27b内にはリードスイッチ、信号線等の電気部品が内蔵される。よって、機密性が高まることでこれらの電気部品の腐食が防止されるので、品質の向上に寄与することができる。
(実施の形態7)
本発明の実施の形態7による制御棒位置検出装置について、その構成を示す図14を用いて説明する。図14(a)に縦断面構造を示し、図14(b)に図14(a)におけるA−A線に沿う横断面を示す。図14(a)は、図14(b)におけるB−B線に沿う縦断面図に相当する。上記実施の形態1〜6と同一の構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本実施の形態7では、制御棒位置検出プローブ上端部27aと制御棒位置検出プローブ下端部27bとの結合部において、それぞれ半円状の結合ピン支持部27a5、27b5が対向するように2箇所ずつ設けられている。制御棒位置検出プローブ上端部27aの2箇所の結合ピン支持部27a5と、制御棒位置検出プローブ下端部27bの2箇所の結合ピン支持部27b5とは、結合ピン60により結合されている。これにより、結合ピン60を支点として制御棒位置検出プローブ上端部27aと制御棒位置検出プローブ下端部27bとが、相互に直線状に連結された状態から、矢印Rで示されるように相対的に一方向あるいはこれと逆方向に約90度をなすまで回動することができる。
この結合ピン60を支点として回動可能な制御棒位置検出プローブ上端部27a及び下端部27bを据え付ける作業は、以下のようである。
制御棒位置検出プローブ上端部27aの先端を、モータブラケット31の開口部、スプールピース40、CRD本体フランジ90a、CRDハウジング下部フランジ10aを順次通過させた後、制御棒位置検出プローブ下端部27bの角度を調整しながら組み込んでいく。制御棒位置検出プローブ上端部27a及び下端部27bが制御棒位置検出プローブ案内管28に収納されていくに従い、結合部の角度が修正されていく。
制御棒位置検出プローブ下端部27bの下部に取り付けられているピン35によりモータブラケット31に固定する。より詳細には、制御棒位置検出プローブ下端部27bの下部に取り付けられているピン35がモータブラケット31の上面より上方に達した時点で、制御棒位置検出プローブ下端部27bを90度回動させる。結合した制御棒位置検出プローブ上端部27a及び下端部27bの結合を解除して取り外す場合は、上述した結合と逆の手順で行う。
本発明の実施の形態7による制御棒位置検出装置によれば、制御棒位置検出プローブの制御棒位置検出プローブ管を簡便な構成により二分割した結合部を支点として回動可能としたことにより、圧力容器の限られた下部スペースにおいても据え付け、取り外し作業が可能であり、圧力容器の耐震裕度の向上に寄与することができる。
さらに本実施の形態7によれば、二分割した制御棒位置検出プローブ上端部と下端部とが分離することなく結合ピンにより結合された状態にあり、またネジ等による固定作業を必要としないため、据え付け作業及び取り外し作業が極めて容易である。
(実施の形態8)
本発明の実施の形態8による制御棒位置検出装置について、その構成を示す図15を用いて説明する。図15に、本実施の形態8による制御棒位置検出装置が有する制御棒位置検出プローブ61並びにこの制御棒位置検出プローブ61を収納するCRDハウジング10等の縦断面構造を示す。上記実施の形態1〜7と同一の構成要素には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
本実施の形態8による制御棒位置検出プローブ61は、制御棒位置検出プローブ管61a、制御棒位置検出プローブ管61aの内部に収納されたケーブル36、端部に固定されたコネクタ37、固定用のピン35を有する。そして制御棒位置検出プローブ管61aが、フレキシブルチューブ、フレキシブルホース等の名称で用いられている自在に変形可能な管で構成されている。
このような自在に変形可能な本実施の形態8による制御棒位置検出プローブ61を据え付る作業は、以下のようである。
制御棒位置検出プローブ61の先端を、モータブラケット31の開口部、スプールピース40、CRD本体フランジ90a、CRDハウジング下部フランジ10aを順次通過させる。このときに、制御棒位置検出プローブ61の曲げを適宜調整しながら組み込んでいく。制御棒位置検出プローブ61が制御棒位置検出プローブ案内管28に収納されていくに従い、制御棒位置検出プローブ61の曲げが修正されていく。
このような制御棒位置検出プローブ61の曲げを調整しながら組み込む作業を行っていき、制御棒位置検出プローブ61の下部に取り付けられているピン35によりモータブラケット31に固定する。結合した制御棒位置検出プローブ61を制御棒位置検出プローブ案内管28から取り外す場合は、上述した結合と逆の手順で行う。
本発明の実施の形態8による制御棒位置検出装置によれば、制御棒位置検出プローブに自在に変形可能な管を用いたことにより、圧力容器の限られた下部スペースにおいても据え付け、取り外し作業が可能であり、圧力容器の耐震裕度の向上に寄与することができる。
さらに本実施の形態8によれば、制御棒位置検出プローブが上端部、下端部に分離することなく一体に形成されており、またネジ等を用いた固定作業を必要としないため、据え付け作業及び取り外し作業が極めて容易である。
以上説明したように、本発明の実施の形態1〜8によれば、制御棒位置検出プローブを分割構造とし、又は分割した部材を回転可能に支持した構造とし、あるいはまた自在に変形可能な管を用いた構造とすることにより、簡便な構造で制御棒の位置検出機能を維持しつつ、限られたスペースにおける据え付け、取り外し作業が可能となり、耐震性の向上に寄与することができる。
なお、上記実施の形態1〜6において、制御棒位置検出プローブ127が制御棒位置検出プローブ上端部27aと制御棒位置検出プローブ上端部27bとに分割され、あるいは実施の形態7において、制御棒位置検出プローブ上端部27aと制御棒位置検出プローブ上端部27bとが分割されて結合ピン60を支点として回動し、あるいはまた実施の形態8において制御棒位置検出プローブ61がフレキシブルチューブ等の変形可能な管で構成されている。
制御棒位置検出プローブ127が制御棒位置検出プローブ上端部27aと制御棒位置検出プローブ上端部27bとに分割されている場合、制御棒位置検出プローブ127、61の内部に収納されるリードスイッチガイド部材は、例えば図5(b)に示されたリードスイッチガイド部材32と同様に断面形状を有し、制御棒位置検出プローブ127、61の内部に接着等により固定され一体として扱われる。そして、内部のリードスイッチガイド部材も分割され、リードスイッチに接続された信号線は分割部分でコネクタにより接続される。
一方、制御棒位置検出プローブ61がフレキシブルチューブ等の変形可能な管で構成されている場合、内部のリードスイッチガイド部材も同様に曲げが可能なフレキシブルな材料で形成される。
本発明の幾つかの実施の形態について説明したが、これらの実施の形態は、例として提示したものであり、発明の技術的範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施の形態やその変形は、発明の技術的範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施の形態1〜7では制御棒位置検出プローブを上端部と下端部とから成る二分割構成としている。しかし二分割には限定されず、制御棒位置検出プローブを三分割以上で構成してもよい。
1 原子炉圧力容器
6 制御棒
9 制御棒駆動機構(CRD)
10 制御棒駆動機構(CRD)ハウジング
10a 制御棒駆動機構(CRD)ハウジング下部フランジ
11 電動機
27、61 制御棒位置検出プローブ
27a 制御棒位置検出プローブ上端部
27b 制御棒位置検出プローブ下端部
27a1、27b1 凸部
27a2、27a4 テーパが付いた凸部
27b2、27b4 テーパが付いた凹部
27a3、54a1 ネジ部
28 制御棒位置検出プローブ案内管
29 マグネット
30 リードスイッチ
32 リードスイッチ支持部材
32a 隙間
33 リードスイッチホルダ
40 スプールピース
51、53 止めネジ
54 外部筒
56 外部筒摺動部
58a 凹部
58b ガイドピン
59 オーリング
60 結合ピン
61a 制御棒位置検出プローブ管
90a CRD本体フランジ
127 制御棒位置検出プローブ管

Claims (9)

  1. 沸騰水型原子力発電所において制御棒位置検出プローブ案内管に収納され、制御棒の位置を検出する制御棒位置検出プローブを有する制御棒位置検出装置であって、
    前記制御棒位置検出プローブは、
    前記制御棒と連動するマグネットが近接すると導通状態となる少なくとも一つのリードスイッチと、
    前記リードスイッチを支持するリードスイッチ支持部材と、
    前記リードスイッチ支持部材を収納する制御棒位置検出プローブ管とを有し、
    前記制御棒位置検出プローブ管が、少なくとも2つに分割された構造を備え、
    前記リードスイッチに接続された信号線が、少なくとも2つに分割された前記制御棒位置検出プローブ管の間でコネクタにより接続されることを特徴とする制御棒位置検出装置。
  2. 少なくとも2箇所分割された前記制御棒位置検出プローブ管は、
    分割された一方の端部及び他方の端部が、バイオネットカップリングにより結合される結合構造を有し、止めネジにより相互間の回転が阻止されることを特徴とする請求項1に記載の制御棒位置検出装置。
  3. 少なくとも2箇所分割された前記制御棒位置検出プローブ管は、
    分割された一方の端部が端面にテーパが形成された凸部を有し、前記凸部と嵌合するように他方の端部が端面にテーパが形成された凹部を有し、
    前記一方の端部と前記他方の端部とを嵌合させた状態で、止めネジにより相互間の回転が阻止されることを特徴とする請求項1記載の制御棒位置検出装置。
  4. 少なくとも2箇所分割された前記制御棒位置検出プローブ管は、
    分割された一方の端部と他方の端部とを結合する円環形状の外部筒を有し、
    前記外部筒は前記円環形状の内周面にネジが形成され、前記一方の端部の外周面にネジが形成され、前記外部筒と前記一方の端部とがネジ止めされることにより、前記一方の端部と前記他方の端部との相互間の回転が阻止されることを特徴とする請求項1記載の制御棒位置検出装置。
  5. 前記一方の端部が、端面にテーパが形成された凸部を有し、前記凸部と嵌合するように、前記他方の端部が、端面にテーパが形成された凹部を有することを特徴とする請求項4記載の制御棒位置検出装置。
  6. 前記一方の端部の端面に少なくとも2箇所ガイドピンが設けられ、前記他方の端部の端面に、前記一方の端面に設けられた前記ガイドピンと嵌合するように凹部が形成されたことを特徴とする請求項4記載の制御棒位置検出装置。
  7. 前記一方の端部の端面と前記他方の端部の端面との間にオーリングが設けられたことを特徴とする請求項4記載の制御棒位置検出装置。
  8. 少なくとも2箇所分割された前記制御棒位置検出プローブ管は、
    分割された一方の端部に、結合ピンの一方の端部を支持する第1の結合ピン支持部と、前記結合ピンの他方の端部を支持する第2の結合ピン支持部とが対向するように設けられ、他方の端部に、前記第1の結合ピン支持部と接触しつつ前記結合ピンの前記一方の端部を支持する第3の結合ピン支持部と、前記第2の結合ピン支持部と接触しつつ前記結合ピンの他方の端部を支持する第4の結合ピン支持部とが対向するように設けられ、
    前記結合ピンを支点として、前記一方の端部と前記他方の端部とが相対的に回動可能であることを特徴とする請求項1記載の制御棒位置検出装置。
  9. 沸騰水型原子力発電所において制御棒位置検出プローブ案内管に収納され、制御棒の位置を検出する制御棒位置検出プローブを備えた制御棒位置検出装置であって、
    前記制御棒位置検出プローブは、
    前記制御棒と連動するマグネットが近接すると導通状態となる少なくとも一つのリードスイッチと、
    前記リードスイッチを支持するリードスイッチ支持部材と、
    前記リードスイッチ支持部材を収納する制御棒位置検出プローブ管とを有し、
    前記制御棒位置検出プローブ管が、変形可能なフレキシブルチューブ構造を有することを特徴とする制御棒位置検出装置。
JP2014076849A 2014-04-03 2014-04-03 制御棒位置検出装置 Pending JP2015197413A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014076849A JP2015197413A (ja) 2014-04-03 2014-04-03 制御棒位置検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014076849A JP2015197413A (ja) 2014-04-03 2014-04-03 制御棒位置検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015197413A true JP2015197413A (ja) 2015-11-09

Family

ID=54547191

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014076849A Pending JP2015197413A (ja) 2014-04-03 2014-04-03 制御棒位置検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015197413A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101669233B1 (ko) * 2015-12-30 2016-10-25 (주)한국원자력 엔지니어링 원자로의 제어봉 위치지시기
CN114373560A (zh) * 2021-12-16 2022-04-19 华能核能技术研究院有限公司 一种模块式高温气冷堆堆内功率探测模型

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101669233B1 (ko) * 2015-12-30 2016-10-25 (주)한국원자력 엔지니어링 원자로의 제어봉 위치지시기
CN114373560A (zh) * 2021-12-16 2022-04-19 华能核能技术研究院有限公司 一种模块式高温气冷堆堆内功率探测模型

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9659674B2 (en) Instrumentation and control penetration flange for pressurized water reactor
EP3511708B1 (en) Eddy current inspection probe
US9991009B2 (en) Electrical feedthroughs for nuclear reactor
JP2015197413A (ja) 制御棒位置検出装置
CN107064192A (zh) 一种高精度的第二中子束线开关
US9478320B2 (en) Method for in-core instrumentation withdrawal from the core of a pressurized water reactor
CN112709936A (zh) 一种用于微小管路内检测的探头随动结构
KR101443363B1 (ko) 실드 튜브를 이용한 노내핵계측기
JP4560091B2 (ja) 制御棒位置検出装置及び制御棒駆動機構
US20210210234A1 (en) Vessel electrical penetration assembly for a nuclear reactor
EP2984654B1 (en) A reactor in-core instrument handling system
CN211180307U (zh) 一种光电组合微型滑环
JP2013024758A (ja) 制御棒駆動機構及び原子炉
CN117704947A (zh) 一种用于控制棒导向管内壁氧化膜厚度测量的传感器
KR101445638B1 (ko) 응력 감쇄구조를 갖는 노내핵계측기
CN214369370U (zh) 一种管路内检测的探头随动装置
CN214146959U (zh) 一种管线防护万向接头
KR20200019884A (ko) 관의 회전을 사용하여 원자로 관과 단부 부속물을 정렬시키기 위한 시스템 및 방법
KR101160662B1 (ko) 나선형 튜브의 내면 검사용 센서 안내장치
JP5813594B2 (ja) 制御棒駆動機構
JP6495804B2 (ja) 制御棒駆動機構位置検出装置
JP2012167929A (ja) 制御棒駆動機構の検出プローブ据付構造
CA2986983A1 (en) System and method for nuclear reactor inspection
CN104009442A (zh) 一种反应堆安全壳内的电缆连接装置