JP2015196045A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示画面内にスーパーインポーズ表示されるメニューにより観察画像の視認性が損なわれる。【解決手段】画像処理装置は、観察画像を生成する画像生成手段と、生成された観察画像を表示画面内の所定の観察画像表示領域に表示させる表示手段と、表示画面内に所定のメニューをスーパーインポーズ表示させるスーパーインポーズ手段と、電子スコープが体腔内に挿入されているか否かを判定する挿入判定手段とを備える。スーパーインポーズ手段は、電子スコープが体腔内に挿入されていないと判定されたとき、所定のメニューを、その少なくとも一部が観察画像表示領域と重なる第1の領域にスーパーインポーズ表示させ、電子スコープが体腔内に挿入されていると判定されたときには、所定のメニューを、第1の領域にスーパーインポーズ表示される場合と比べて観察画像表示領域と重なる面積が小さい第2の領域にスーパーインポーズ表示させる。【選択図】図5

Description

本発明は、電子スコープにより撮像された被写体の撮像信号を処理してモニタの表示画面に表示可能な画像を生成する画像処理装置に関する。
電子スコープにより撮像された被写体の撮像信号を処理してモニタの表示画面に表示可能な画像を生成する画像処理装置が知られている。例えば特許文献1に、画像処理装置の具体的構成が記載されている。
特許文献1に記載の画像処理装置は、OSD(On Screen Display)回路を備えている。例えば、術者がキーボードを操作してモニタの表示画面にOSDメニュー(患者情報の登録メニューや各種設定メニュー等)を表示させる場合を考える。この場合、OSD回路は、術者の操作に従い、モニタの表示画面内にテキストやビットマップ等で構成されるOSDメニューをスーパーインポーズ表示させる。この種のOSDメニューは、術者に対する視認性を考慮して表示画面の中央等、術者にとって見えやすい領域にスーパーインポーズ表示される。
特開2013−89205号公報
電子スコープにより撮像された被写体の観察画像は、モニタの表示画面に表示させるべき主たる対象である。そのため、一般に、観察画像は、術者にとって見えやすい領域(モニタの表示画面の中央等)に表示される。従って、OSDメニューは、観察画像が表示されているときにスーパーインポーズされると観察画像に重なって表示され、観察画像の視認性を損なわせることがある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、表示画面内にスーパーインポーズ表示されるメニューによる観察画像の視認性の低下を抑えるのに好適な画像処理装置を提供することである。
本発明の実施形態に係る画像処理装置は、電子スコープより入力される被写体の撮像信号を処理して所定の表示画面に表示可能な観察画像を生成する画像生成手段と、画像生成手段にて生成された観察画像を、表示画面内の一部の領域である所定の観察画像表示領域に表示させる表示手段と、表示画面内に所定のメニューをスーパーインポーズ表示させるスーパーインポーズ手段と、電子スコープが体腔内に挿入されているか否かを判定する挿入判定手段とを備える。スーパーインポーズ手段は、電子スコープが体腔内に挿入されていないと判定されたとき、所定のメニューを、その少なくとも一部が観察画像表示領域と重なる第1の領域にスーパーインポーズ表示させる。スーパーインポーズ手段はまた、電子スコープが体腔内に挿入されていると判定されたとき、所定のメニューを、第1の領域にスーパーインポーズ表示される場合と比べて観察画像表示領域と重なる面積が小さい第2の領域にスーパーインポーズ表示させる。
観察画像の表示中(電子スコープが体腔内に挿入されているとき)は、観察画像の視認可能な領域が広く確保されるため、所定のメニューによる観察画像の視認性の低下が抑えられる。
所定のメニューは、電子スコープが体腔内に挿入されていると判定されたとき、観察画像表示領域と全く重ならない領域にスーパーインポーズ表示されてもよい。
また、所定のメニューは、電子スコープが体腔内に挿入されていないと判定されたとき、表示画面の中心を含む領域にスーパーインポーズ表示されてもよい。
また、本発明の実施形態に係る画像処理装置は、電子スコープより入力される複数種類の被写体の撮像信号を処理して所定の表示画面に表示可能な複数種類の観察画像を生成する画像生成手段と、画像生成手段にて生成された複数種類の観察画像を一画面内に並べて表示させる表示手段と、表示画面内に所定のメニューをスーパーインポーズ表示させるスーパーインポーズ手段と、電子スコープが体腔内に挿入されているか否かを判定する挿入判定手段とを備える。スーパーインポーズ手段は、電子スコープが体腔内に挿入されていないと判定されたとき、所定のメニューを、表示画面の中心を含む領域であって、複数種類の観察画像のうち2種類以上の観察画像の表示領域と重なる領域にスーパーインポーズ表示させる。スーパーインポーズ手段はまた、電子スコープが体腔内に挿入されていると判定されたとき、所定のメニューを、複数種類の観察画像のうち1種類の観察画像の表示領域と重なる領域にスーパーインポーズ表示させる。
本発明の実施形態によれば、表示画面内にスーパーインポーズ表示されるメニューによる観察画像の視認性の低下を抑えるのに好適な画像処理装置が提供される。
本発明の実施形態の電子内視鏡システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態のプロセッサに備えられる回転フィルタ部を集光レンズ側から見た正面図である。 シングルモードの表示画面例(図3(a))とツインモードの表示画面例(図3(b))を示す図である。 本発明の実施形態におけるOSDメニューの表示制御フローを示す図である。 図4に示される表示制御フローを実行したことで表示されるモニタの表示画面例を示す図である。 図4の処理ステップS12をより詳細に示すフローチャート図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下においては、本発明の一実施形態として電子内視鏡システムを例に取り説明する。
[電子内視鏡システム1の全体構成]
図1は、本実施形態の電子内視鏡システム1の構成を示すブロック図である。図1に示されるように、電子内視鏡システム1は、電子スコープ100、プロセッサ200及びモニタ300を備えている。
プロセッサ200は、システムコントローラ202及びタイミングコントローラ204を備えている。システムコントローラ202は、メモリ203に記憶された各種プログラムを実行し、電子内視鏡システム1全体を統括的に制御する。また、システムコントローラ202は、操作パネル218に接続されている。システムコントローラ202は、操作パネル218より入力される術者からの指示に応じて、電子内視鏡システム1の各動作及び各動作のためのパラメータを変更する。タイミングコントローラ204は、各部の動作のタイミングを調整するクロックパルスを電子内視鏡システム1内の各回路に出力する。
ランプ208は、ランプ電源イグナイタ206による始動後、白色光束Lを射出する。ランプ208には、キセノンランプ、ハロゲンランプ、水銀ランプ、メタルハライドランプ等の高輝度ランプが適している。ランプ208より射出された白色光束Lは、回転フィルタ部260に入射される。
図2は、回転フィルタ部260を集光レンズ210側から見た正面図である。図1及び図2に示すように、回転フィルタ部260は、回転式ターレット261、DCモータ262、ドライバ263及びフォトインタラプタ264を備えている。図2に示されるように、回転式ターレット261には、一対の特殊光用フィルタFs及び一対の通常光(白色光)用フィルタFnが円周方向に順に並べて配置されている。各光学フィルタは、フィールド周期(本実施形態では1/60秒)に応じた角度範囲(ここでは約90°の角度範囲)に広がる扇形状を有している。
ドライバ263は、システムコントローラ202による制御下でDCモータ262を駆動する。回転フィルタ部260は、回転式ターレット261がDCモータ262によって回転動作することにより、ランプ208より入射された白色光束Lから、スペクトルの異なる二種類の照射光(特殊光と通常光)の一方を、撮像と同期したタイミングで取り出す。具体的には、回転式ターレット261は、回転動作中、特殊光用フィルタFsより特殊光を、通常光用フィルタFnより通常光を、交互に取り出す。回転式ターレット261の回転位置や回転の位相は、回転式ターレット261の外周付近に形成された開口(不図示)をフォトインタラプタ264によって検出することにより制御される。
特殊光用フィルタFsは、例えば表層付近の血管構造(又は深層の血管構造、特定の病変部など)の分光画像を撮影するのに適した分光特性を持つ。通常光用フィルタFnは、白色光束Lを減光する減光フィルタであるが、単なる開口(光学フィルタの無いもの)や絞り機能を兼ねたスリット(光学フィルタの無いもの)に置き換えてもよい。
回転フィルタ部260より取り出された照射光は、集光レンズ210によって集光されながら羽根絞り(不図示)を介して適正な光量に制限されて、LCB(Light Carrying Bundle)102の入射端に入射される。
入射端よりLCB102内に入射された照射光は、LCB102内を伝播して電子スコープ100の先端に配置されたLCB102の射出端より射出され、配光レンズ104を介して被写体に照射される。被写体は、特殊光と通常光とによって交互に照射される。照射光により照射された被写体からの戻り光は、対物レンズ106を介して固体撮像素子108の受光面上で光学像を結ぶ。
固体撮像素子108は、補色市松型画素配置を有するインターレース方式の単板式カラーCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサである。固体撮像素子108は、受光面上の各画素で結像した光学像を光量に応じた電荷として蓄積して、イエローYe、シアンCy、グリーンG、マゼンタMgの各補色信号を生成し、生成された垂直方向に隣接する2つの画素の補色信号を加算し混合して出力する。以下、固体撮像素子108より出力される混合後の信号を「撮像信号」と記す。なお、固体撮像素子108は、CCDイメージセンサに限らず、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサやその他の種類の撮像装置を採用してもよい。固体撮像素子108はまた、原色系フィルタ(ベイヤ配列フィルタ)を搭載したものであってもよい。
回転フィルタ部260による特殊光と通常光との切り換えのタイミングは、固体撮像素子108における撮像期間(フィールド期間)の切り換えのタイミングと同期している。従って、固体撮像素子108は、1フィールド(奇数フィールド)期間中、特殊光を受光して特殊光観察像の撮像信号を生成して出力し、続く1フィールド(偶数フィールド)期間中、通常光を受光して通常光観察像の撮像信号を生成して出力する。固体撮像素子108は、上記を繰り返すことにより、各観察像の撮像信号を交互に出力する。
電子スコープ100の接続部内には、ドライバ信号処理回路112が備えられている。ドライバ信号処理回路112には、特殊光観察像、通常光観察像の各撮像信号が固体撮像素子108よりフィールド周期で入力される。ドライバ信号処理回路112は、固体撮像素子108より入力される撮像信号に対して色補完、マトリクス演算、Y/C分離等の所定の信号処理を施して画像信号(輝度信号Y、色差信号Cb、Cr)を生成し、生成された画像信号をプロセッサ200の信号処理回路220に出力する。
ドライバ信号処理回路112はまた、メモリ114にアクセスして電子スコープ100の固有情報を読み出す。メモリ114に記録される電子スコープ100の固有情報には、例えば、固体撮像素子108の画素数や感度、動作可能なフィールドレート、型番等が含まれる。ドライバ信号処理回路112は、メモリ114より読み出された固有情報をシステムコントローラ202に出力する。
システムコントローラ202は、電子スコープ100の固有情報に基づいて各種演算を行い、制御信号を生成する。システムコントローラ202は、生成された制御信号を用いて、プロセッサ200に接続されている電子スコープに適した処理がなされるようにプロセッサ200内の各種回路の動作やタイミングを制御する。
タイミングコントローラ204は、システムコントローラ202によるタイミング制御に従って、ドライバ信号処理回路112にクロックパルスを供給する。ドライバ信号処理回路112は、タイミングコントローラ204から供給されるクロックパルスに従って、固体撮像素子108をプロセッサ200側で処理される映像のフィールドレートに同期したタイミングで駆動制御する。
信号処理回路220は、前段信号処理回路220A、第一フィールドメモリ220B1、第二フィールドメモリ220B2、OSD回路220C及び後段信号処理回路220Dを備えている。
前段信号処理回路220Aは、ドライバ信号処理回路112より1フィールド周期で入力される特殊光観察像、通常光観察像の各画像信号に対して所定の信号処理を施す。そして、前段信号処理回路220Aは、所定の信号処理が施された特殊光観察像の画像信号を第一フィールドメモリ220B1に出力し、所定の信号処理が施された通常光観察像の画像信号を第二フィールドメモリ220B2に出力する。これにより、特殊光観察像の画像信号が第一フィールドメモリ220B1に書き込まれ、通常光観察像の画像信号が第二フィールドメモリ220B2に書き込まれる。
第一フィールドメモリ220B1、第二フィールドメモリ220B2に書き込まれた画像信号はそれぞれ、タイミングコントローラ204から供給されるクロックパルスに従い所定のタイミングで読み出され、OSD回路220Cに入力される。
OSD回路220Cは、表示画面内にOSDメニューをスーパーインポーズする回路である。OSDメニューには、例えば患者情報登録用メニューや設定メニューが挙げられる。患者情報登録用メニューには、登録項目として、例えば患者名、患者ID、性別、年齢が含まれる。設定メニューには、設定項目として、例えば観察画像の各種調整パラメータ(エンハンス、ブライトネス、コントラスト、ガンマ補正、シャープネス、カラーバランス)が含まれる。
術者がOSDメニュー(患者情報登録用メニュー又は設定メニュー)の表示を指示する表示指示操作を行うと、OSD回路220Cは、操作に応じたOSDメニューの表示用信号を各フィールドメモリより入力される画像信号にスーパーインポーズし、スーパーインポーズ処理後の画像信号を後段信号処理回路220Dに出力する。OSD回路220Cは、OSDメニューの表示指示操作が行われていなければ、各フィールドメモリより入力される画像信号をスルー出力する。
後段信号処理回路220Dは、OSD回路220Cより入力される画像信号を処理してモニタ表示用の画面データを生成し、生成されたモニタ表示用の画面データを所定のビデオフォーマット信号に変換する。変換されたビデオフォーマット信号は、モニタ300に出力される。これにより、特殊光で照射された被写体の観察画像(以下、「観察画像〔特殊光照射〕」と記す。)や通常光で照射された被写体の観察画像(以下、「観察画像〔通常光照射〕」と記す。)がモニタ300の表示画面に表示される。
術者は、操作パネル218を操作することにより、観察画像の表示モードを設定することができる。図3に、観察画像の表示モード例を示す。図3に示されるように、観察画像の表示モードには、術者の操作に従って選択された一方の観察画像(観察画像〔特殊光照射〕又は観察画像〔通常光照射〕)を画面内の広い領域に表示させるモード(図3(a)参照)と、同一サイズの観察画像〔特殊光照射〕と観察画像〔通常光照射〕と一画面に並べて表示させるモード(図3(b)参照)がある。以下、説明の便宜上、図3(a)の表示モードを「シングルモード」と記し、図3(b)の表示モードを「ツインモード」と記す。
術者によってOSDメニューの表示を指示する操作が行われると、操作に応じたOSDメニューが図3(a)や図3(b)に例示される表示画面内にスーパーインポーズ表示される。ここで、OSDメニューは、術者に対する視認性を考慮するとモニタ300の表示画面の中央等、術者にとって見えやすい領域にスーパーインポーズ表示されることが望ましい。しかし、この場合、OSDメニューと観察画像とが重なることにより、観察画像の視認性が損なわれることがある。特に、OSDメニューがエンハンス等の画像関連パラメータを調整するものであるとき、OSDメニュー自体がパラメータ調整後の観察画像の視認作業を妨げることがある。この場合、術者は、例えば観察画像を最適に調整するため、OSDメニューの表示操作、パラメータ調整操作、OSDメニューの表示消去操作、パラメータ調整後の観察画像の視認を繰り返さなければならない。そこで、本実施形態では、このような煩雑な作業の発生を抑えるべく、以下に示すようにOSDメニューの表示が制御される。
[OSDメニューの表示制御]
図4は、本実施形態におけるOSDメニューの表示制御フローを示す。図5(a)〜図5(h)は、図4に示される表示制御フローを実行したことで表示されるモニタ300の表示画面例を示す。なお、図5(a)〜図5(h)の各図中、符号300Mは、OSDメニューを示す。また、図5(a)〜図5(h)の各図中、符号300R1は、観察画像(観察画像〔特殊光照射〕及び観察画像〔通常光照射〕の一方)が表示される観察画像表示領域を示す。また、図5(b)〜図5(h)の各図中、符号300G1は、観察画像表示領域300R1に表示された観察画像(観察画像〔特殊光照射〕及び観察画像〔通常光照射〕の一方)を示す。また、図5(g)中、符号300R2は、観察画像(観察画像〔特殊光照射〕及び観察画像〔通常光照射〕の他方)が表示される観察画像表示領域を示す。また、図5(g)中、符号300G2は、観察画像表示領域300R2に表示された観察画像(観察画像〔特殊光照射〕及び観察画像〔通常光照射〕の他方)を示す。なお、図5において、観察画像の表示・非表示を視覚的に区別させる都合上、観察画像にはハッチングを掛け、観察画像表示領域にはハッチングを掛けていない。
[図4のS11(OSDメニューの表示指示操作判定)]
本処理ステップS11では、術者によってOSDメニュー300Mの表示を指示する表示指示操作が行われたか否かが判定される。本処理ステップS11は、OSDメニュー300Mの表示指示操作が行われたと判定される(S11:YES)まで、繰り返し実行される(NO判定を繰り返す。)。
[図4のS12(電子スコープの挿入判定)]
本処理ステップS12では、電子スコープ100が患者の体腔内に挿入されているか否かが判定される。図6は、本処理ステップS12をより詳細に示すフローチャート図である。なお、本実施形態では、電子スコープ100の挿入部先端が患者の口腔や鼻腔に挿入された時点で「電子スコープ100が体腔内に挿入」となる。
・図6のS12A(色相データの算出)
本処理ステップS12Aでは、第二フィールドメモリ220B2に保持されている通常光観察像の各画素信号の色相データが算出される。
・図6のS12B(体腔内色範囲の設定)
人の体腔内の色は赤色が支配的である。そこで、本処理ステップS12Bでは、色相環上で赤を中心とした±60度の範囲が体腔内色範囲として設定される。なお、体腔内色範囲は、予め設定されていてもよい。この場合、本処理ステップS12Bの実行は省略される。
・図6のS12C(画素のカウント)
本処理ステップS12Cでは、各画素について処理ステップS12A(色相データの算出)にて算出された色相データが処理ステップS12B(体腔内色範囲の設定)にて設定された体腔内色範囲に属するか否かが判定され、体腔内色範囲に属すると判定された画素の数がカウントされる。
・図6のS12D(カウント値の判定)
本処理ステップS12Dでは、処理ステップS12C(画素のカウント)にてカウントされた画素の数が所定値以上か否かが判定される。カウントされた画素の数が所定値未満と判定される場合(S12D:NO)は、観察画像〔通常光照射〕内において赤色が支配的ではない。そのため、電子スコープ100が患者の体腔内に挿入されていないものとみなされる。この場合、本フローチャートは、処理ステップS13(OSDメニューのスーパーインポーズ表示)に進む。一方、カウントされた画素の数が所定値以上と判定される場合(S12D:YES)は、観察画像〔通常光照射〕内において赤色が支配的である。そのため、電子スコープ100が患者の体腔内を撮像している(すなわち、体腔内に挿入されている)ものとみなされる。この場合、本フローチャートは、処理ステップS14(シングルモードの判定)に進む。
[図4のS13(OSDメニューのスーパーインポーズ表示)]
本処理ステップS13では、術者の操作に応じたOSDメニュー300Mがモニタ300の表示画面内にスーパーインポーズ表示される。具体的には、現在の表示モードがシングルモードである場合、OSDメニュー300Mは、術者に対する視認性を考慮して、図5(a)に示されるように、表示画面の中央領域(すなわち、術者にとって見えやすい領域)にスーパーインポーズ表示される。このとき、観察画像表示領域300R1には、電子スコープ100が患者の体腔内に挿入されていないことから、観察画像の表示がない。そのため、OSDメニュー300Mを表示画面の中央領域に表示させても、OSDメニュー300Mが観察画像の視認性を損なわせるという問題は発生しない。現在の表示モードがツインモードである場合も、OSDメニュー300Mは、術者に対する視認性を考慮して表示画面の中央領域にスーパーインポーズ表示される(図5(g)参照)。この場合も、OSDメニュー300Mが観察画像の視認性を損なわせるという問題は発生しない。
[図4のS14(シングルモードの判定)]
本処理ステップS14では、現在の表示モードがシングルモードか否かが判定される。
[図4のS15(OSDメニューのスーパーインポーズ表示)]
本処理ステップS15は、処理ステップS14(シングルモードの判定)にて現在の表示モードがシングルモードであると判定された場合(S14:YES)に実行される。本処理ステップS15では、術者の操作に応じたOSDメニュー300Mがモニタ300の表示画面内にスーパーインポーズ表示される。具体的には、OSDメニュー300Mは、図5(b)に示されるように、観察画像表示領域300R1と全く重ならない領域にスーパーインポーズ表示される。そのため、OSDメニュー300Mが観察画像300G1の視認性を損なわせるという問題は発生しない。図5(b)の表示画面例では、観察画像300G1を最適に調整する際、OSDメニュー300Mの表示操作と表示消去操作とを繰り返し行う等の、術者にとって煩雑な作業が不要となる。
OSDメニュー300Mと観察画像300G1とのレイアウトは、術者による操作パネル218の操作に応じて変更することができる。変更後のレイアウトには、OSDメニュー300Mの視認性を向上させるため、図5(c)や図5(d)の表示画面例のように、OSDメニュー300Mを図5(b)の表示画面例と比べて大きく且つ表示画面の中央寄りに表示させるものが挙げられる。また、変更後のレイアウトは、図5(e)や図5(f)の表示画面例のように、OSDメニュー300Mと観察画像300G1とが一部重なるものであってもよい。ここで、後者のレイアウト(図5(e)及び図5(f)の表示画面例)は、図5(a)の表示画面例と比べて、OSDメニュー300Mと観察画像表示領域300R1(観察画像300G1)とが重なる面積が小さい。後者のレイアウトによれば、OSDメニュー300Mを図5(a)の表示画面例と同じ領域に表示させる場合と比べて、観察画像300G1を視認可能な領域が広く残るため、OSDメニュー300Mによる観察画像300G1の視認性の低下が抑えられる。
[図4のS16(OSDメニューのスーパーインポーズ表示)]
本処理ステップS16は、処理ステップS14(シングルモードの判定)にて現在の表示モードがツインモードであると判定された場合(S14:NO)に実行される。本処理ステップS16では、術者の操作に応じたOSDメニュー300Mがモニタ300の表示画面内にスーパーインポーズ表示される。具体的には、OSDメニュー300Mは、図5(h)に示されるように、観察画像300G2上にスーパーインポーズ表示される。そのため、OSDメニュー300Mが観察画像300G1の視認性を損なわせるという問題は発生しない。観察画像300G2の視認性を担保したい場合は、OSDメニュー300Mを観察画像300G1上にスーパーインポーズ表示させてもよい。OSDメニュー300Mを何れの観察画像上にスーパーインポーズ表示させるかは、術者による操作パネル218の操作に応じて変更することができる。
[図4のS17(OSDメニューの消去指示操作判定)]
本処理ステップS17では、術者によってOSDメニュー300Mの表示消去を指示する消去指示操作が行われたか否かが判定される。OSDメニュー300Mの消去指示操作が行われていないと判定されると(S17:NO)、本フローチャートの処理は、処理ステップS12(電子スコープの挿入判定)に戻る。本フローチャートの処理は、処理ステップS12〜S17をループし、OSDメニュー300Mの消去指示操作が行われたと判定されると(S17:YES)ループを抜けて、処理ステップS18(OSDメニューの表示消去)に進む。
[図4のS18(OSDメニューの表示消去)]
本処理ステップS18では、術者による消去指示操作に従いOSDメニュー300Mの表示が消去される。
このように、本実施形態では、観察画像の非表示中(電子スコープ100が患者の体腔内に挿入されていないとき)、OSDメニュー300Mは、術者に対する視認性を考慮して表示画面の中央領域(すなわち、術者にとって見えやすい領域)にスーパーインポーズ表示される。一方、観察画像の表示中(電子スコープ100が患者の体腔内に挿入されているとき)、OSDメニュー300Mは、OSDメニュー300M自体による観察画像の視認性低下を抑えるため、観察画像と全く重ならない領域(又は観察画像の非表示中と比べて観察画像と重なる面積が小さい領域)にスーパーインポーズ表示される。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明した内容に限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施形態等又は自明な実施形態等を適宜組み合わせた内容も本願の実施形態に含まれる。
電子スコープ100の挿入判定方法(図4の処理ステップS12)には、色相データに基づく判定方法(図6参照)に限らず、他の判定方法も考えられる。例として、電子スコープ100の把持部(不図示)に手振れセンサ(加速度センサ)を搭載した構成を考える(例えば特開2005−185452号公報参照)。この場合、手振れセンサは、術者による把持部の把持を検知してプロセッサ200に出力する。術者による把持部の把持が検知されている期間中は、術者が電子スコープ100を用いて検査を行っている可能性が高い。そのため、プロセッサ200は、電子スコープ100が患者の体腔内に挿入されているとみなす。一方、術者による把持部の把持が検知されていない期間中は、電子スコープ100がカート等に置かれている可能性が高い。そのため、プロセッサ200は、電子スコープ100が患者の体腔内に挿入されていないとみなす。なお、手振れセンサは、術者から発せられる赤外線を検知する赤外線センサや、術者の手の温度を検知する温度センサ、保持部にかかる圧力を検知する圧力センサに置き換えてもよい。
また、電子スコープ100の挿入部先端に加速度センサを搭載した構成も考えられる。この場合、加速度センサは、挿入部先端の動きを検知してプロセッサ200に出力する。プロセッサ200は、挿入部先端の動きを所定時間モニタする。モニタされた所定時間内の挿入部先端の動き量の合計が所定の閾値以上であるとき、挿入部先端が動かされていることから検査中である可能性が高い。そのため、プロセッサ200は、電子スコープ100が患者の体腔内に挿入されているとみなす。一方、モニタされた所定時間内の挿入部先端の動き量の合計が所定の閾値未満であるとき、挿入部先端が実質的に動かされておらず、検査中でない可能性が高い。そのため、プロセッサ200は、電子スコープ100が患者の体腔内に挿入されていないとみなす。
また、検査室内の光を検知するフォトセンサをプロセッサに搭載する構成も考えられる(例えば特開2011−36319号公報参照)。フォトセンサにて検知される光量が所定の閾値未満であるとき、電子内視鏡システム100が動作中であるにも拘わらず検査室内が暗いことから、検査中である可能性が高い。そのため、プロセッサ200は、電子スコープ100が患者の体腔内に挿入されているとみなす。一方、フォトセンサにて検知される光量が所定の閾値以上であり且つ検知される光の周波数が所定の周波数以上であるとき、検査室内の蛍光灯が点灯されており、検査中でない可能性が高い。そのため、プロセッサ200は、電子スコープ100が患者の体腔内に挿入されていないとみなす。
また、固体撮像素子108の撮像タイミングと照射光の照射タイミングは同期しているが、固体撮像素子108の撮像タイミングと検査室内の蛍光灯の明滅タイミングは非同期である。そこで、プロセッサ200は、固体撮像素子108にて生成される撮像信号のレベルが安定している(時間軸上のレベルのPV値が一定範囲内である)ときには電子スコープ100が患者の体腔内に挿入されているとみなし、撮像信号のレベルが不安定(時間軸上のレベルのPV値が一定範囲に収まらない)ときには電子スコープ100が患者の体腔内に挿入されているとみなす。
1 電子内視鏡システム
100 電子スコープ
102 LCB
104 配光レンズ
106 対物レンズ
108 固体撮像素子
112 ドライバ信号処理回路
114 メモリ
200 プロセッサ
202 システムコントローラ
203 メモリ
204 タイミングコントローラ
206 ランプ電源イグナイタ
208 ランプ
210 集光レンズ
218 操作パネル
220 信号処理回路
220A 前段信号処理回路
220B1 第一フィールドメモリ
220B2 第二フィールドメモリ
220C OSD回路
220D 後段信号処理回路
260 回転フィルタ部
261 回転式ターレット
Fs 特殊光用フィルタ
Fn 通常光用フィルタ
262 DCモータ
263 ドライバ
264 フォトインタラプタ

Claims (4)

  1. 電子スコープより入力される被写体の撮像信号を処理して所定の表示画面に表示可能な観察画像を生成する画像生成手段と、
    前記画像生成手段にて生成された観察画像を、前記表示画面内の一部の領域である所定の観察画像表示領域に表示させる表示手段と、
    前記表示画面内に所定のメニューをスーパーインポーズ表示させるスーパーインポーズ手段と、
    前記電子スコープが体腔内に挿入されているか否かを判定する挿入判定手段と、
    を備え、
    前記スーパーインポーズ手段は、
    前記電子スコープが体腔内に挿入されていないと判定されたとき、前記メニューを、該メニューの少なくとも一部が前記観察画像表示領域と重なる第1の領域にスーパーインポーズ表示させ、
    前記電子スコープが体腔内に挿入されていると判定されたとき、前記メニューを、前記第1の領域にスーパーインポーズ表示される場合と比べて前記観察画像表示領域と重なる面積が小さい第2の領域にスーパーインポーズ表示させる、
    画像処理装置。
  2. 前記メニューは、
    前記電子スコープが体腔内に挿入されていると判定されたとき、前記観察画像表示領域と全く重ならない領域にスーパーインポーズ表示される、
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記メニューは、
    前記電子スコープが体腔内に挿入されていないと判定されたとき、前記表示画面の中心を含む領域にスーパーインポーズ表示される、
    請求項1又は請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 電子スコープより入力される複数種類の被写体の撮像信号を処理して所定の表示画面に表示可能な複数種類の観察画像を生成する画像生成手段と、
    前記画像生成手段にて生成された複数種類の観察画像を一画面内に並べて表示させる表示手段と、
    前記表示画面内に所定のメニューをスーパーインポーズ表示させるスーパーインポーズ手段と、
    前記電子スコープが体腔内に挿入されているか否かを判定する挿入判定手段と、
    を備え、
    前記スーパーインポーズ手段は、
    前記電子スコープが体腔内に挿入されていないと判定されたとき、前記メニューを、前記表示画面の中心を含む領域であって、前記複数種類の観察画像のうち2種類以上の観察画像の表示領域と重なる領域にスーパーインポーズ表示させ、
    前記電子スコープが体腔内に挿入されていると判定されたとき、前記メニューを、前記複数種類の観察画像のうち1種類の観察画像の表示領域と重なる領域にスーパーインポーズ表示させる、
    画像処理装置。
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