JP2015192341A - 撮像システム - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で被写体までの距離を算出するための画素信号を生成することができる撮像システムを提供することを課題とする。
【解決手段】撮像システムは、行列状に配置され、光電変換により電荷を生成する複数の光電変換素子と、前記複数の光電変換素子の上にそれぞれ設けられる複数のカラーフィルタと、前記複数の光電変換素子の電荷をそれぞれ転送するための複数の転送スイッチと、被写界に光を投射する発光素子とを有し、前記複数の転送スイッチは、前記発光素子が光を投射している期間とオーバーラップするタイミングでオン状態になり、前記発光素子が投射する光の色に応じて、オン/オフ状態が異なることを特徴とする。
【選択図】図7

Description

本発明は、撮像システムに関する。
近年、被写体に赤外光を投射し、その反射光を撮像装置で受光することで、被写体距離を算出する方法が提案されている。光の速度は、3×10m/sである。これが既知であるので、光源より対象物に向かってパルス光を放ち、対象物からはね返ってきた反射光を受け、そのパルス光の遅れ時間を計測することで、対象物までの距離を測定することができる。TOF(Time−Of−Flight)法とは、このパルス光の飛行時間を測定することで、対象物までの距離を測る方法である。遅れ時間計測範囲に対する距離計測範囲を読み取ることができ、例えば遅れ時間計測範囲が1μsであり、遅れ時間計測分解能が、1nsのものができれば、150mの範囲を15cmの分解能で測定でき、車載用の距離センサとして利用可能である。
この原理を応用し、電荷振り分け方式の画素構造を有するCMOS型固体撮像装置を用いて、2次元の距離画像を取得する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、照射パルス光が物体に反射して、遅れて到達する反射パルス光の先行部分に対応する信号成分と後行部分に対応する信号成分をスイッチで振り分ける。これらの信号を画素毎に検出し、先行部分と後行部分の比率を求めることにより、画素毎の距離情報を得ることができる。
さらに、TOF法でフォトダイオードの開口率を低下させない方法として、偶数行と奇数行で転送タイミングを変えることで、異なる画素出力を用いて距離情報を得る方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−294420号公報 特開2010−213231号公報
通常、画像を生成するための固体撮像装置は、画素上に赤(R),緑(G),青(B)のカラーフィルタがベイヤ状に配置される。特許文献2では、偶数行画素の信号と奇数行画素の信号を用いて、距離情報を得るようにしている。しかし、これでは色違いの画素出力を用いることになり、正確な距離情報を得るために、後段の処理回路が複雑になる課題がある。また、1つのフローティングディフュージョン部を偶数行画素と奇数行画素で共有しているため、ほぼ同時に転送される信号を保持するためのメモリが別途必要になる。また、通常の撮像システムには、パッシブ型の専用のセンサで、位相差検出により焦点検出情報を生成させる手段を有しているが、一般的に暗い状況では精度が落ちる課題がある。
本発明の目的は、簡単な構成で被写体までの距離を算出するための画素信号を生成することができる撮像システムを提供することである。
本発明の撮像システムは、行列状に配置され、光電変換により電荷を生成する複数の光電変換素子と、前記複数の光電変換素子の上にそれぞれ設けられる複数のカラーフィルタと、前記複数の光電変換素子の電荷をそれぞれ転送するための複数の転送スイッチと、被写界に光を投射する発光素子とを有し、前記複数の転送スイッチは、前記発光素子が光を投射している期間とオーバーラップするタイミングでオン状態になり、前記発光素子が投射する光の色に応じて、オン/オフ状態が異なることを特徴とする。
投射する光の色に応じて、反射光を効率よく用いることにより、簡単な構成で被写体までの距離を算出するための高精度の画素信号を得ることができる。これにより、被写体までの距離を高精度で算出することができる。
画素の構成例を示す図である。 固体撮像装置の構成例を示す図である。 読み出し部の構成例を示す図である。 画素のレイアウト図である。 読み出し駆動を説明するためのタイミングチャートである。 被写体距離情報を生成可能な撮像システムを説明するための図である。 TOF法における駆動方法を示すタイミングチャートである。 画素出力を説明するための図である。 TOF法における駆動方法を示すタイミングチャートである。 画素出力を説明するための図である。 TOF法における駆動方法を示すタイミングチャートである。 画素出力を説明するための図である。 読み出し部の構成例を示す図である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による画素100の構成例を示す図である。フォトダイオード101は、光電変換により電荷を生成する光電変換素子であり、アノードが接地されている。フォトダイオード101のカソードは、転送MOSトランジスタ(転送スイッチ)102を介して、フローティングディフュージョンCfd及び増幅MOSトランジスタ104のゲートに接続されている。増幅MOSトランジスタ104のゲートは、フローティングディフュージョンCfdをリセットするためのリセットMOSトランジスタ103のソースが接続されている。リセットMOSトランジスタ103のドレインは、電源電圧VDDのノードに接続されている。増幅MOSトランジスタ104は、ドレインが電源電圧VDDのノードに接続され、ソースが選択MOSトランジスタ105のドレインに接続されている。
転送MOSトランジスタ102のゲートには、信号PTXが入力される。転送MOSトランジスタ102は、信号PTXに応じて、フォトダイオード101の電荷をフローティングディフュージョンCfd及び増幅MOSトランジスタ104のゲートに転送する。リセットMOSトランジスタ103のゲートには、信号PRESが入力される。リセットMOSトランジスタ103は、信号PRESに応じて、フローティングディフュージョンCfd及びフォトダイオード101の電荷をリセットする。選択MOSトランジスタ105のゲートには、信号PSELが入力される。選択MOSトランジスタ105は、信号PSELに応じて、増幅MOSトランジスタ104のソースを端子OUTに接続する。端子OUTは、図3の垂直出力線301に接続される。増幅MOSトランジスタ104は、選択MOSトランジスタ105を介して、図3の垂直出力線301の負荷の電流源302に接続されることで、ソースフォロワアンプとして機能する。なお、信号PRES及びPSELは、それぞれ、図2の垂直走査部202により生成される。
図2は、CMOS型固体撮像装置200の構成例を示す図である。固体撮像装置200は、画素部201、垂直走査部202、読み出し部203、水平走査部204及び読み出しアンプ150を有する。画素部201は、2次元行列状に配置された複数の画素100(図1)を有し、光学系により結像された光学像を受光する。垂直走査部202は、信号PTX、PSEL及びPTXにより、画素部201内の画素100の行を順に選択する。水平走査部204は、画素部201内の画素の列を順に選択する。これにより、画素部201内の複数の画素は、順に選択される。読み出し部203は、垂直走査部202及び水平走査部204によって選択される画素100の信号を読み出しアンプ150に読み出す。なお、固体撮像装置200は、上記の各回路にタイミング信号を提供するタイミングジェネレータ等を備えても良い。
図3は、図1の画素100及び図2の読み出し部203の一部の構成例を示す図である。画素100_00は、第0行第0列の画素100である。画素100_01は、第0行第1列の画素100である。画素100_02は、第0行第2列の画素100である。画素100_03は、第0行第3列の画素100である。画素100_10は、第1行第0列の画素100である。画素100_11は、第1行第1列の画素100である。画素100_12は、第1行第2列の画素100である。画素100_13は、第1行第3列の画素100である。8個の画素100_00〜100_13は、画素部201内で2次元行列状に配置される。8個の画素100_00〜100_13の例を説明するが、実際にはより多数の画素100が配置されている。各列の画素100の出力端子OUTは、列毎に配置された垂直出力線301及び電流源302に共通に接続されている。電流源302は、垂直出力線301の負荷である。
信号PTX_00〜PTX_13は、それぞれ、画素100_00〜100_13の転送MOSトランジスタ102のゲートに入力される信号PTXである。信号PSEL_0は、第0行の画素100_00,100_01,100_02,100_03の選択MOSトランジスタ105のゲートに入力される信号PSELである。
増幅アンプ303は、垂直出力線301に読み出された信号を増幅する。保持容量306は、スイッチ304を介して、増幅アンプ303の出力信号を保持する。保持容量307は、スイッチ305を介して、増幅アンプ303の出力信号を保持する。スイッチ304は、図5の信号PTNにより駆動され、保持容量306は画素100のリセット状態の信号(N信号)を保持する。また、スイッチ305は、図5の信号PTSにより駆動され、保持容量307は画素100の光電変換に基づく信号(S信号)を保持する。保持容量306及び307の各列の信号は、水平走査部204によって、読み出しアンプ150の入力端子に順次転送される。読み出しアンプ150は、保持容量307のS信号と保持容量306のN信号の差分を出力する。
図4は、画素100_00〜100_13のレイアウト図である。画素100_00〜100_13は、それぞれ、半導体層に、フォトダイオード101、転送MOSトランジスタ102及びフローティングディフュージョンCfdを有し、その直上にマイクロレンズ401が配置される。また、フォトダイオード101の上には、カラーフィルタ層がベイヤ配列されている。画素100_00及び100_02には、赤色(R)のカラーフィルタが配置される。画素100_01及び100_03には、緑色(Gr)のカラーフィルタが配置される。画素100_10及び100_12には、緑色(Gb)のカラーフィルタが配置される。画素100_11及び100_13には、青色(B)のカラーフィルタが配置される。
図5は、固体撮像装置200の第1のモードにおける駆動方法を示すタイミングチャートであり、被写体を撮像するためにフォトダイオード101に蓄積された信号を1画面分、読み出す駆動方法を示す。横軸は、時間の経過を示しており、その時刻をT1〜T13で示している。信号HDがローレベルからハイレベルになることで、垂直走査部202による画素選択行が切り替わる。また、信号HDの位相は、選択行の信号PSELの位相を示している。また、各パルス信号はハイレベルで対応するトランジスタをオンさせる。さらに、第0行の同一行の転送MOSトランジスタ102は、2列毎の信号PTX_00,PTX_01と信号PTX_02,PTX_03により駆動される。第1行の同一行の転送MOSトランジスタ102は、2列毎の信号PTX_10,PTX_11と信号PTX_12,PTX_13により駆動される。時刻T1以前では、フォトダイオード101は、光電変換により生成した電荷の蓄積を行っている。
時刻T1では、信号HD、PTS、PTNがローレベルであり、信号PRESがハイレベルである。次に、時刻T2では、信号HD(PSEL)がローレベルからハイレベルになることで、垂直走査部202により第0行が選択される。具体的には、第0行の信号PSEL_0がローレベルからハイレベルになり、第0行の選択MOSトランジスタ105がオンし、第0行の増幅MOSトランジスタ104が垂直出力線301に接続される。このとき、信号PRESはハイレベルであり、全画素100のリセットMOSトランジスタ103がオンし、フローティングディフュージョンCfdはリセット状態である。
次に、時刻T3〜T4では、信号PTS及びPTNがハイレベルになり、スイッチ304及び305がオンし、保持容量306及び保持容量307はリセットされる。
次に、時刻T5では、信号PRESがローレベルになり、全画素100のリセットMOSトランジスタ103がオフし、フローティングディフュージョンCfdのリセット状態が解除される。
次に、時刻T6〜T7では、信号PTNが再びハイレベルになり、スイッチ304がオンし、画素100のリセット状態解除後の出力信号(N信号)が保持容量306に保持さる。
次に、時刻T8〜T9では、信号PTX_00,PTX_01及び信号PTX_02,PTX_03がハイレベルになる。これにより、第0行の全画素100_00〜100_03では、転送MOSトランジスタ102がオンし、フォトダイオード101の電荷がフローティングディフュージョンCfdに転送される。また、時刻T8〜T10では、信号PTSが再びハイレベルになり、スイッチ305がオンし、第0行の画素100_00〜100_03の光電変換に基づく出力信号(S信号)が保持容量307に保持される。
次に、時刻T10〜T11の期間では、水平走査部204により、保持容量306及び307に保持された信号が順次読み出しアンプ150の入力端子に転送される。読み出しアンプ150は、保持容量307のS信号と保持容量306のN信号の差分を出力する。
次に、時刻T11では、信号PRESがハイレベルになり、全画素100のリセットMOSトランジスタ103がオンし、フローティングディフュージョンCfdがリセットされる。
時刻T11〜T12では、信号HD及びPSEL_0がローレベルになり、第0行の選択MOSトランジスタ105がオフし、第0行の増幅MOSトランジスタ104が垂直出力線301から切断される。
次に、時刻T12では、信号HD及びPSEL_1がローレベルからハイレベルになり、第1行の選択MOSトランジスタ105がオンし、第1行の増幅MOSトランジスタ104が垂直出力線301から切断される。時刻T2〜T12と同様に、第1行の画素100_10〜100_13の読み出しが行われる。この際、第0行の信号PTX_00〜PTX_03の代わりに、第1行の信号PTX_10〜PTX_13の信号がハイレベルになり、第1行の画素100_10〜100_13の転送MOSトランジスタ102がオンする。上記の処理を全行について順次行い、1画面分の全ての画素100の信号の読み出しを行うことができる。これにより、被写体を撮像するための1画面分の画素信号が得られる。
図6は、第2のモードにおいて、固体撮像装置200を用いてTOF(Time−Of−Flight)法による被写体距離情報(距離画像)を生成可能な撮像システム(カメラ)の構成例を示す図である。撮影レンズ601は、被写界からの光を固体撮像装置200に集光する。発光素子(投光手段)602は、被写界に対して、『R色』、『G色』、『B色』のパルス光を投射(照射)する。タイミング発生回路603は、固体撮像装置200及び発光素子602を駆動する。発光素子602は、信号LED_R_PLSがハイレベルになることにより、『R色』の光を被写界に対して投射する。また、発光素子602は、信号LED_G_PLSがハイレベルになることにより、『G色』の光を被写界に対して投射する。また、発光素子602は、信号LED_B_PLSがハイレベルになることにより、『B色』の光を被写界に対して投射する。距離算出部604は、発光素子602から投射された光が被写体に反射して固体撮像装置200で受光されるまでの時間を測定することで、撮像システムから被写体までの距離情報(距離画像)を算出する。発光素子602は、赤色、緑色及び青色の光を選択的に投射可能である。図4の複数の画素100_00〜100_13のカラーフィルタは、発光素子602が投射する赤色、緑色及び青色の光と略同一色のカラーフィルタを有する。
図7は、固体撮像装置200の第2のモードにおける駆動方法を示すタイミングチャートであり、1画面分の被写体距離情報を生成するための駆動方法を示す。このタイミングチャートでは、発光素子602が『R色』の光を投射してその反射光を『R色』のフィルタを有する画素100で受光する、または、発光素子602が『B色』の光を投射してその反射光を『B色』のフィルタを有する画素100で受光する。これにより、1画面分の被写体までの距離を測定する。
まず、時刻T1では、信号HD、PTS及びPTNがローレベルであり、信号PRESがハイレベルである。次に、時刻T2では、信号HD及びPSEL_0がハイレベルになり、第0行の選択MOSトランジスタ105がオンし、第0行の増幅MOSトランジスタ104が垂直出力線301に接続される。このとき、信号PRESはハイレベルであり、全画素100のリセットMOSトランジスタ103がオンし、フローティングディフュージョンCfdはリセット状態である。また、時刻T2〜T3では、信号PTX_00,PTX_01及び信号PTX_02,PTX_03がハイレベルになり、第0行の全画素100_00〜100_03では、転送MOSトランジスタ102がオンし、フォトダイオード101の電荷がリセットされる。
次に、時刻T4〜T5では、信号PTS及びPTNがハイレベルになり、スイッチ304及び305がオンし、保持容量306及び保持容量307がリセットされる。
次に、時刻T6では、信号PRESがローレベルになり、全画素100のリセットMOSトランジスタ103がオフし、フローティングディフュージョンCfdのリセット状態が解除される。
次に、時刻T7〜T8では、信号PTNが再びハイレベルになり、スイッチ304がオンし、画素100のリセット状態解除後の出力信号(N信号)が保持容量306に保持さる。
次に、時刻T9〜T11の期間では、信号PTX_00及びPTX_01がハイレベルになる。これにより、画素100_00及び100_01では、転送MOSトランジスタ102がオンし、フォトダイオード101の電荷がフローティングディフュージョンCfdに転送される。
次に、時刻T11〜T13の期間では、信号PTX_02及びPTX_03がハイレベルになる。これにより、画素100_02及び100_03では、転送MOSトランジスタ102がオンし、フォトダイオード101の電荷がフローティングディフュージョンCfdに転送される。
また、時刻T10〜時刻T12の期間では、信号LED_R_PLSがハイレベルになり、発光素子602は『R色』の光を被写界に向けて投射する。
その後、時刻T14〜T15では、信号PTSが再びハイレベルになり、スイッチ305がオンし、第0行の画素100_00〜100_03の光電変換に基づく出力信号(S信号)が保持容量307に保持される。
次に、時刻T15〜T16の期間では、水平走査部204により、保持容量306及び307に保持された信号が順次読み出しアンプ150の入力端子に転送される。読み出しアンプ150は、保持容量307のS信号と保持容量306のN信号の差分を出力する。
ここで、発光素子602が『R色』の光を被写界に向けて投射しその反射光が固体撮像装置200で受光される期間のうち、時刻T9〜T11内の一部の期間に画素100_00及び100_01のフォトダイオード101が受光する。また、時刻T11〜T13内の一部の期間に画素100_02及び100_03のフォトダイオード101が受光する。図4に示すように、画素100_00及び100_02は、フォトダイオード101上に『R色』のカラーフィルタが配置されているので、投射光が『R色』の場合に、信号の強度が非常に高くなる。一方、画素100_01及び100_03は、フォトダイオード101上に『G色』のカラーフィルタが配置されているので、光電変換の効率は悪い。
つまり、第0行の画素100_00〜100_03から読み出されたS信号及びN信号の差分信号のうち、画素100_00及び100_02のフォトダイオード101の出力信号に所定の演算を行う。これにより、『R色』で投射された光の反射光を効率よく用いて被写体距離を算出することができる。
TOF(Time−Of−Flight)法による被写体距離情報の生成方法を説明する。時刻T9〜T13の間に被写界に光を投射し、その反射光を受光する際、2個の画素100_00及び100_02のフォトダイオード101の電荷を時分割に取り出す。撮像システム内の距離算出部604(図6)は、2個の画素100_00及び100_02の出力信号を比較することで、撮像システムから被写体までの距離を算出することができる。
次に、時刻T16では、信号PRESがハイレベルになり、全画素100のリセットMOSトランジスタ103がオンし、フローティングディフュージョンCfdがリセットされる。
時刻T16〜T17では、信号HD及びPSEL_0がローレベルになり、第0行の選択MOSトランジスタ105がオフし、第0行の増幅MOSトランジスタ104が垂直出力線301から切断される。
次に、時刻T17では、信号HD及びPSEL_1がローレベルからハイレベルになり、第1行の選択MOSトランジスタ105がオンし、第1行の増幅MOSトランジスタ104が垂直出力線301に接続される。
また、時刻T17では、信号PTX_10,PTX_11及び信号PTX_12,PTX_13がハイレベルになり、第1行の全画素100_10〜100_13では、転送MOSトランジスタ102がオンし、フォトダイオード101の電荷がリセットされる。
次に、時刻T4〜T5の期間と同様に、信号PTS及びPTNがハイレベルになる。次に、時刻T6と同様に、信号PRESがローレベルになる。次に、時刻T7〜T8の期間と同様に、信号PTNがハイレベルになる。次に、時刻T18では、信号PTNがローレベルになる。
次に、時刻T19〜T21の期間では、信号PTX_10及びPTX_11がハイレベルになる。これにより、画素100_10及び100_11では、転送MOSトランジスタ102がオンし、フォトダイオード101の電荷がフローティングディフュージョンCfdに転送される。
次に、時刻T21〜T23の期間では、信号PTX_12及びPTX_13がハイレベルになる。これにより、画素100_12及び100_13では、転送MOSトランジスタ102がオンし、フォトダイオード101の電荷がフローティングディフュージョンCfdに転送される。
また、時刻T20〜時刻T22の期間では、信号LED_B_PLSがハイレベルになり、発光素子602は『B色』の光を被写界に向けて投射する。
その後、時刻T24では、信号PTSが再びハイレベルになり、スイッチ305がオンし、第1行の画素100_10〜100_13の光電変換に基づく出力信号(S信号)が保持容量307に保持される。次に、水平走査部204により、保持容量306及び307に保持された信号が順次読み出しアンプ150の入力端子に転送される。読み出しアンプ150は、保持容量307のS信号と保持容量306のN信号の差分を出力する。
ここで、発光素子602が『B色』の光を被写界に向けて投射しその反射光が固体撮像装置200で受光される期間のうち、時刻T19〜T21内の一部の期間に画素100_10及び100_11のフォトダイオード101が受光する。また、時刻T21〜T23内の一部の期間に画素100_12及び100_13のフォトダイオード101が受光する。図4に示すように、画素100_11及び100_13は、フォトダイオード101上に『B色』のカラーフィルタが配置されているので、投射光が『B色』の場合に、信号の強度が非常に高くなる。一方、画素100_10及び100_12は、フォトダイオード101上に『G色』のカラーフィルタが配置されているので、光電変換の効率は悪い。
つまり、第1行の画素100_10〜100_13から読み出されたS信号及びN信号の差分信号のうち、画素100_11及び100_13のフォトダイオード101の出力信号に所定の演算を行う。これにより、『B色』で投射された光の反射光を効率よく用いて被写体距離を算出することができる。
上記の第1行の処理を終えた後、上記の第0行の処理と同様に、第2行の処理を行う。その後、上記の第1行の処理と同様に、第3行の処理を行う。偶数行の処理と奇数行の処理を全行について順次行い、1画面分の全ての画素100の読み出しを行う。1画面分の被写体距離情報が得られる。
図8(a)及び(b)は、図7のタイミングチャートで駆動させたときの画素の出力信号のイメージを示す図であり、各行毎にハッチで示した2個の画素100のフォトダイオード101の信号を用いて、被写体距離の算出を行う。例えば、図8(a)では、『R色』の光を投射した時に用いる『R色』のカラーフィルタのフォトダイオード101をハッチで示している。図8(b)では、『B色』の光を投射した時に用いる『B色』のカラーフィルタのフォトダイオード101をハッチで示している。すなわち、2行のうちの1行で、4列中の同色の2列の画素100の出力信号を用いる。このように、1画面において、1×4画素毎に1つの距離情報(距離画像)を得ることができる。
図9は、図7に対応し、固体撮像装置200の第2のモードにおける駆動方法を示すタイミングチャートであり、1画面分の被写体距離情報を生成するための駆動方法を示す。このタイミングチャートでは、発光素子602が『G色』の光を投射してその反射光を『G色』のフィルタを有する画素100で受光することで、被写体までの距離を測定する場合を示す。図9と図7との違いは、時刻T10〜時刻T12の期間、及び時刻T20〜時刻T22の期間で、信号LED_B_PLSがハイレベルになり、発光素子602が『G色』の光を被写界に向けて投射している点である。以下、図9が図7と異なる点を説明する。
時刻T10〜時刻T12の期間では、発光素子602が『G色』の光を被写界に向けて投射しその反射光が固体撮像装置200で受光される期間のうち、時刻T9〜T11内の一部の期間に画素100_00及び100_01のフォトダイオード101が受光する。また、時刻T11〜T13内の一部の期間に画素100_02及び100_03のフォトダイオード100が受光する。図4に示すように、画素100_01及び100_03は、フォトダイオード101上に『G色』のカラーフィルタが配置されているので、投射光が『G色』の場合に、信号の強度が非常に高くなる。一方、画素100_00及び100_02は、フォトダイオード101上に『R色』のカラーフィルタが配置されているので、光電変換の効率は悪い。
つまり、第0行の画素100_00〜100_03から読み出されたS信号及びN信号の差分信号のうち、画素100_01及び100_03の出力信号に所定の演算を行う。これにより、『G色』で投射された光の反射光を効率よく用いて、被写体距離を算出することができる。
同様に、時刻T20〜時刻T22の期間に『G色』の光を被写界に向けて投射しその反射光が固体撮像装置200で受光される期間のうち、時刻T19〜T21内の一部の期間に画素100_10及び100_11のフォトダイオード101が受光する。また、時刻T21〜T23内の一部の期間に画素100_12及び100_13のフォトダイオード101が受光する。図4に示すように、画素100_10及び100_12は、フォトダイオード101上に『G色』のカラーフィルタが配置されているので、投射光が『G色』の場合に、信号の強度は非常に高くなる。一方、画素100_11及び100_13は、フォトダイオード101上に『B色』のカラーフィルタが配置されているので、光電変換の効率は悪い。
つまり、第1行の画素100_10〜100_13から読み出されたS信号及びN信号の差分信号のうち、画素100_10及び100_12の出力信号に所定の演算を行う。これにより、『G色』で投射された光の反射光を効率よく用いて、被写体距離を算出することができる。
上記の第1行の処理を終えた後、上記の第0行の処理と同様に、第2行の処理を行う。その後、上記の第1行の処理と同様に、第3行の処理を行う。偶数行の処理と奇数行の処理を全行について順次行い、1画面分の全ての画素100の読み出しを行う。
図10は、図9のタイミングチャートで駆動させたときの画素出力のイメージを示す図であり、発光素子602が『G色』の光を投射した時に、各行毎にハッチで示した2個の画素のフォトダイオードの信号を用いて、被写体距離の算出を行う。すなわち、毎行の4列中の同色の2列の画素100の出力信号を用いる。このように、1画面において1×4画素毎に1つの距離情報(距離画像)を得ることができる。
以上のように、第1の実施形態によれば、被写体を撮像するための1画面分の画素信号を得られるとともに、投射された光の色に応じて反射光を効率よく用いることで、1画面において1×4画素毎に1つの距離情報(距離画像)を得ることができる。
次に、第1の実施形態の応用例を説明する。固体撮像装置200を用いた撮像システムにおいて、通常は、パッシブ型の専用のセンサで位相差検出により焦点検出情報を生成しながら撮影レンズ601を駆動し、被写体にピントを合わせ、図5のタイミングチャートで駆動することで、被写体を撮像する。
周囲環境が暗く、パッシブ型の専用のセンサで位相差検出による焦点検出が困難な場合は、図6〜図10で説明したTOF法により距離情報(距離画像)を取得し、撮影レンズ601を駆動して、被写体にピントを合わせる。この際、図5のタイミングチャートで駆動することで、被写体を撮像する。
さらに、TOF法による距離情報(距離画像)の取得時は、被写体の色に応じて、投射光色を変えて、対応する駆動方式で駆動を行うことで、効率的に距離情報を取得することができる。このような動作を行うことで、ピント合わせができる明るさの範囲を広げることが可能である。
(第2の実施形態)
図13は、図3に対応し、本発明の第2の実施形態による画素100及び読み出し部203の一部の構成例を示す図である。ここでは、2×2個の画素100_00,100_01,100_10,100_11を例に説明する。実際には、より多くの画素100が配置されている。以下、図13が図3と異なる点を説明する。第0列の画素100_00及び100_10に対して2本の垂直出力線301a及び301bが設けられ、奇数行の画素100_10は垂直出力線301aに接続され、偶数行の画素100_00は垂直出力線301bに接続される。同様に、第1列の画素100_01及び100_11に対して2本の垂直出力線301a及び301bが設けられ、奇数行の画素100_11は垂直出力線301aに接続され、偶数行の画素100_01は垂直出力線301bに接続される。図3と同様に、垂直出力線301a及び301bは、それぞれ、増幅アンプ303に接続される。保持容量306は、スイッチ304を介して、増幅アンプ303の出力端子に接続される。保持容量307は、スイッチ305を介して、増幅アンプ303の出力端子に接続される。すなわち、本実施形態は、図7及び図9のタイミングチャートにおける1行分の動作で、2行分の画素100の出力信号を得ることができる。
図11は、図9に対応し、固体撮像装置200の第2のモードにおける駆動方法を示すタイミングチャートであり、1画面分の被写体距離情報を生成するための駆動方法を示す。このタイミングチャートでは、発光素子602が『G色』の光を投射してその反射光を『G色』のフィルタを有する画素100で受光することで、被写体までの距離を測定する場合を示す。
以下、図11が図9と異なる点を説明する。時刻T2から時刻T17までで2行分の画素100の読み出しを行っており、同一行の転送MOSトランジスタ102は同一のタイミングで駆動されている。
時刻T2〜T3では、信号PTX_00〜PTX_13がハイレベルになり、全画素100_00〜100_13で、転送MOSトランジスタ102がオンし、フォトダイオード101の電荷がリセットされる。また、時刻T2〜T16では、信号PSEL_0及びPSEL_1がハイレベルになり、第0行の画素100_00〜100_02及び第1行の画素100_10〜100_13で、選択MOSトランジスタ105がオンする。
時刻T7〜T8では、第0行及び第1行の信号PTNがハイレベルになり、第0行及び第1行の画素100_00〜100_13のリセット状態解除後の出力信号(N信号)が保持容量306に保持さる。
時刻T9〜T11の期間では、信号PTX_00,PTX_01及び信号PTX_10,PTX_11がハイレベルになる。これにより、画素100_00,100_01,100_10,100_11では、転送MOSトランジスタ102がオンし、フォトダイオード101の電荷がフローティングディフュージョンCfdに転送される。
時刻T11〜T13の期間では、信号PTX_02,PTX_03及び信号PTX_12,PTX_13がハイレベルになる。これにより、画素100_02,100_03,100_12,100_13では、転送MOSトランジスタ102がオンし、フォトダイオード101の電荷がフローティングディフュージョンCfdに転送される。
また、時刻T10〜T12の期間では、信号LED_G_PLSがハイレベルになり、発光素子602が『G色』の光を被写界に向けて投射する。
その後、時刻T14〜T15では、信号PTSがハイレベルになり、第0行及び第1行の画素100_00〜100_13の光電変換に基づく出力信号(S信号)が保持容量307に保持さる。
その後、時刻T15〜T16の期間では、水平走査部204により、保持容量306及び307の信号が順次読み出しアンプ150の入力端子に転送される。読み出しアンプ150は、第0行及び第1行のS信号とN信号の差分を出力する。
上記の第0行及び第1行の処理を終えた後、時刻T17以降で、上記の第0行及び第1行の処理と同様に、第2行及び第3行の処理を行う。
時刻T17では、信号PTX_00〜PTX_13がハイレベルになり、全画素で、転送MOSトランジスタ102がオンし、フォトダイオード101の電荷がリセットされる。また、時刻T17では、信号PSEL_2及びPSEL_3がハイレベルになり、第2行の画素100及び第3行の画素で、選択MOSトランジスタ105がオンする。
時刻T18の前では、第2行及び第3行の信号PTNがハイレベルになり、第2行及び第3行の画素のリセット状態解除後の出力信号(N信号)が保持容量306に保持さる。
時刻T19〜T21の期間では、信号PTX_20,PTX_21及び信号PTX_30,PTX_31がハイレベルになる。これにより、画素100_20,100_21,100_30,100_31では、転送MOSトランジスタ102がオンし、フォトダイオード101の電荷がフローティングディフュージョンCfdに転送される。
時刻T21〜T23の期間では、信号PTX_22,PTX_23及び信号PTX_32,PTX_33がハイレベルになる。これにより、画素100_22,100_23,100_32,100_33では、転送MOSトランジスタ102がオンし、フォトダイオード101の電荷がフローティングディフュージョンCfdに転送される。
また、時刻T20〜T22の期間では、信号LED_G_PLSがハイレベルになり、発光素子602が『G色』の光を被写界に向けて投射する。
その後、時刻T24では、信号PTSがハイレベルになり、第2行及び第3行の画素100_20〜100_33の光電変換に基づく出力信号(S信号)が保持容量307に保持さる。
その後、水平走査部204により、保持容量306及び307の信号が順次読み出しアンプ150の入力端子に転送される。読み出しアンプ150は、第2行及び第3行のS信号とN信号の差分を出力する。
上記の処理を全行について順次、2行単位で行い、1画面分の全ての画素100の信号を読み出す。
図12は、図11のタイミングチャートで駆動させたときの画素の出力信号のイメージを示す図であり、発光素子602が『G色』の光を投射した時に、各行毎にハッチで示した2個の画素100のフォトダイオード101の信号を用いて、被写体距離の算出を行う。すなわち、2行2列中の同色の2個の画素の出力を用いる。このように1画面において、2×2画素毎に1つの距離情報(距離画像)を得ることができる。
以上のように、第2の実施形態によれば、被写体を撮像するための1画面分の画素信号を得られると共に、投射された光の色に応じて、反射光を効率よく用いることで、1画面において2×2画素毎に1つの距離情報(距離画像)を得ることができる。なお、上記の第1の実施形態の応用例を、本実施形態に適用することも可能である。
第1及び第2の実施形態によれば、第2のモード(図7等)では、転送MOSトランジスタ102は、発光素子602が光を投射している期間とオーバーラップするタイミングでオン状態になり、発光素子602が投射する光の色に応じて、オン/オフ状態が異なる。また、転送MOSトランジスタ102は、第1のモードでは、同一行でオン/オフ状態が同じであり、第2のモードでは、同一行であっても列によってオン/オフ状態が異なる。
行列状のフォトダイオード101は、第1のフォトダイオード101及び第1のフォトダイオード101に隣接する同色のカラーフィルタが設けられる第2のフォトダイオード101を有する。行列状の転送MOSトランジスタ102は、第1のフォトダイオード101の電荷を転送する第1の転送MOSトランジスタ102及び第2のフォトダイオード101の電荷を転送する第2の転送MOSトランジスタ102を有する。第2のモードでは、第1の転送MOSトランジスタ102がオンし、その後、発光素子602が光の投射を開始し、その後、第1の転送MOSトランジスタ102がオフし、第2の転送MOSトランジスタ102がオンする。その後、発光素子602が光の投射を終了し、その後、第2の転送MOSトランジスタ102がオフする。距離算出部604は、第1のフォトダイオード101の電荷及び第2のフォトダイオード101の電荷に応じて、被写体までの距離を算出する。第1のモード(図5)では、第1の転送MOSトランジスタ102及び第2の転送MOSトランジスタ102は、同時にオンする。
第1の実施形態(図3)では、複数の垂直出力線301は、複数のフォトダイオード101の各列に対応して設けられる。複数のフォトダイオード101のうちの各列のフォトダイオード101の電荷に応じた信号は、同一の垂直出力線301に出力可能である。複数のフォトダイオード101の電荷に応じた信号は、複数のフォトダイオード101の1行単位で、垂直出力線301に出力される。
第2の実施形態(図13)では、複数の垂直出力線301a及び301bは、複数のフォトダイオード101の各列に対応し、奇数行及び偶数行で別に設けられる。複数のフォトダイオード101の電荷に応じた信号は、複数のフォトダイオード101の2行単位で、垂直出力線301a及び301bに出力される。
第1及び第2の実施形態によれば、被写体の撮像画像を得るための1画面分の画素信号を得られるとともに、投射された光の色に応じて反射光を効率よく用いることで距離算出精度を向上させた距離画像を得ることができる。また、TOF法で取得した距離情報(距離画像)により、撮影レンズ601を駆動し、被写体にピントを合わせできるため、ピント合わせできる明るさの範囲を広げることが可能である。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101 フォトダイオード、102,103,104,105 MOSトランジスタ、602 発光素子

Claims (8)

  1. 行列状に配置され、光電変換により電荷を生成する複数の光電変換素子と、
    前記複数の光電変換素子の上にそれぞれ設けられる複数のカラーフィルタと、
    前記複数の光電変換素子の電荷をそれぞれ転送するための複数の転送スイッチと、
    被写界に光を投射する発光素子とを有し、
    前記複数の転送スイッチは、前記発光素子が光を投射している期間とオーバーラップするタイミングでオン状態になり、前記発光素子が投射する光の色に応じて、オン/オフ状態が異なることを特徴とする撮像システム。
  2. 前記複数のカラーフィルタは、ベイヤ配列であり、
    前記複数のスイッチは、同一行であっても列によってオン/オフ状態が異なることを特徴とする請求項1記載の撮像システム。
  3. 前記複数の光電変換素子は、第1の光電変換素子及び前記第1の光電変換素子に隣接する同色のカラーフィルタが設けられる第2の光電変換素子を有し、
    前記複数の転送スイッチは、前記第1の光電変換素子の電荷を転送する第1の転送スイッチ及び前記第2の光電変換素子の電荷を転送する第2の転送スイッチを有し、
    前記第1の転送スイッチがオンし、その後、前記発光素子が光の投射を開始し、その後、前記第1の転送スイッチがオフし、前記第2の転送スイッチがオンし、その後、前記発光素子が光の投射を終了し、その後、前記第2の転送スイッチがオフすることを特徴とする請求項1又は2記載の撮像システム。
  4. さらに、前記第1の光電変換素子の電荷及び前記第2の光電変換素子の電荷に応じて、被写体までの距離を算出する距離算出部を有することを特徴とする請求項3記載の撮像システム。
  5. 第1のモード及び第2のモードを有し、
    前記第1のモードでは、
    前記第1の転送スイッチ及び前記第2の転送スイッチは、同時にオンし、
    前記第2のモードでは、
    前記第1の転送スイッチがオンし、その後、前記発光素子が光の投射を開始し、その後、前記第1の転送スイッチがオフし、前記第2の転送スイッチがオンし、その後、前記発光素子が光の投射を終了し、その後、前記第2の転送スイッチがオフすることを特徴とする請求項3又は4記載の撮像システム。
  6. さらに、前記複数の光電変換素子の各列に対応して設けられる複数の出力線を有し、
    前記複数の光電変換素子のうちの各列の光電変換素子の電荷に応じた信号は、同一の出力線に出力可能であり、
    前記複数の光電変換素子の電荷に応じた信号は、前記複数の光電変換素子の1行単位で、前記出力線に出力されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像システム。
  7. さらに、前記複数の光電変換素子の各列に対応し、奇数行及び偶数行で別に設けられる複数の出力線を有し、
    前記複数の光電変換素子の電荷に応じた信号は、前記複数の光電変換素子の2行単位で、前記出力線に出力されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の撮像システム。
  8. 前記発光素子は、赤色、緑色及び青色の光を選択的に投射可能であり、
    前記複数のカラーフィルタは、前記発光素子が投射する赤色、緑色及び青色の光と略同一色のカラーフィルタを有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の撮像システム。
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