JP2015191629A - 電子スタンプ表示装置、電子スタンプ表示支援プログラム、および、記憶媒体 - Google Patents

電子スタンプ表示装置、電子スタンプ表示支援プログラム、および、記憶媒体 Download PDF

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Koichi Sano
浩一 佐野
岡本 智博
Tomohiro Okamoto
智博 岡本
渉 池田
Wataru Ikeda
渉 池田
佐々木 直人
Naoto Sasaki
直人 佐々木
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Abstract

【課題】電子スタンプでありながらアナログ的なリアル感がある電子スタンプ表示装置を提供する。【解決手段】電子スタンプ表示装置100は、電子スタンプ装置の複数の突起部による物理的な接触を検知するタッチパネルTPLと、接触パターンと接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子とを含むパターンテーブルを格納する記憶部STと、タッチパネルにより検知された一連の接触と合致する接触パターンを、パターンテーブル上で検索し、合致する接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子を特定する特定部AUTと、特定された電子スタンプ識別子を含む電子スタンプ要求を電子スタンプサーバへ送信し、電子スタンプ要求に応答して電子スタンプサーバから送信された電子スタンプを受信する通信部COMと、受信した電子スタンプをタッチパネルに表示するように制御する表示制御部DICとを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、電子スタンプ表示装置、電子スタンプ表示支援プログラム、および、記憶媒体に関するものである。
携帯電話やPCなどを中心とする電子機器が普及し、従来は紙媒体で行われた印鑑、スタンプ、クーポンなどの提供が、電子機器に対して電子媒体で提供されることが多くなってきた。
例えば、「携帯端末、車載端末、スタンプカード管理方法、およびスタンプカード管理プログラム」(特許文献1を参照されたい。)が提案されている。この従来技術は、「サーバとの通信機能を備えた携帯端末であって、前記携帯端末の位置情報を取得する位置情報取得手段と、店舗識別子と、店舗の位置情報と、スタンプの付与規則とを関連付けて記憶するスタンプ付与情報記憶手段と、前記携帯端末の位置情報を取得した際に、前記スタンプ付与情報記憶手段に記憶されている店舗の位置情報に基づいて、前記携帯端末の近傍に位置する店舗を特定する店舗特定手段と、前記特定した店舗のスタンプ付与規則に基づいてスタンプ情報を生成し、その生成したスタンプ情報を付与して電子スタンプカードを生成するスタンプカード自動生成手段を有する」携帯端末である。
上記の従来技術は、デジタルの電子印鑑や電子スタンプをデジタルなものとして無線などの近接通信の通信機能などにより携帯端末が取得し、紙を使用せずに自動的に電子スタンプが画面上に表示されるものである。
特開2011−186773号公報
上記の従来技術は、デジタル情報である電子スタンプを、デジタルで画一的なファイルとして通信機能などにより携帯端末が取得して、「紙媒体などを使用せず」に表示したり提示したりできるなどのメリットはあるが、全てデジタル処理であり結果として得られる電子スタンプもデジタル画像データであるという点で、実体の感覚、即ち、リアル感がなく、風情や趣がないといったデメリットもある。即ち、この従来技術では、電子スタンプや電子印鑑の取得や表示が何の実感もなく為され、「スタンプを確かに押したのだ」或いは、「スタンプが確かに押されたのだ」というリアル感に乏しいといった問題がある。また、押された電子スタンプが、押されたときの状況を何ら反映せず常に画一的なものであり、押されたときの状況を再現することは困難であった。他方、従来の伝統的な印鑑やスタンプは、注意して押さなければ、歪みや傾き、インクのカスレ、うき、などが起こり易く、そのような印影やスタンプの変化がアナログ的な味わいとなる。従来の電子スタンプ装置や表示装置では、このようなアナログ的な味わいを十分に再現することは困難であり、むしろ、どのような状況であっても画一的に同じ印鑑やスタンプを表示できることの方が利点であり、正確に同じ画一的なスタンプを表示することを目的にしていたと言える。即ち、上記のようなアナログ的な表示をリアルに再現するような視点は、電子スタンプの分野においては皆無であった。
上記の従来技術以外にも、電子スタンプやクーポンを取得したり、入力したりするための仕組みとしては、バーコードの読み取り、ICタグの読み取り、赤外線通信などの技術があるが、いずれの技術であっても、「電子スタンプや電子クーポンを確かに取得した」、「確かに受け取った」というリアル感が得られないというのが実情であった。
このようなデジタル的な機器や技術の発展への反動として、反デジタルなもの、よりヒューマンな触れ合いやアナログ的なものが求められることが昨今多くなりつつある。例えば、アーティストやアイドルのCD販売(デジタルデータの販売)よりも、「コンサート」や「握手会」といった人と人との触れ合いやリアル感があるアナログ的なイベントがファンに好まれるといった反デジタルなトレンドも生まれつつある。
また、取得される電子スタンプや電子印鑑は、常に画一的なものであり、全てデジタルのデータとして同一のものであるという点でも、やはり風情や趣がなく味気がないといった感想も聞かれる。
他方、最近では、スマートフォンやタブレットPCの高機能化に伴い、タッチパネルを具えた電子機器が普及し始めている。タッチパネルで従来の「スタンプ」や「ハンコ」の接触を検出しようとしても、現在のタッチパネルの技術的な制約で、正確な印影やスタンプ像の検出は事実上、非常に困難である。
本願発明者は、上述した種々の課題や問題点を解決すべく、タッチパネルを用いたアナログ的なリアル感がある電子スタンプ表示技法(装置、プログラム、記憶媒体など)に想到した。
そこで、本発明の目的は、デジタルなデータである電子スタンプでありながら、アナログ的なリアル感がある電子スタンプ表示装置、電子スタンプ表示支援プログラム、および、記憶媒体を提供することである。
上述した諸課題を解決すべく、第1の発明による電子スタンプ表示装置は、
電子スタンプ装置の複数の突起部による物理的な一連の接触を検知するタッチパネルと、
接触パターンと、該接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子とを含むパターンテーブルを格納する記憶部と、
前記タッチパネルにより検知された一連の接触と合致する接触パターンを、前記パターンテーブル上で検索し、合致する接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子を特定する特定部(認証部)と、
特定された電子スタンプ識別子を含む電子スタンプ要求を、電子スタンプサーバへ送信する送信部と、
前記電子スタンプ要求に応答して前記電子スタンプサーバから送信された電子スタンプを受信する受信部と、
受信した電子スタンプを前記タッチパネルに表示するように制御する制御部と、
を有する。
なお、電子スタンプ表示装置は、携帯通信端末、通信端末、スマートフォン、PC、或いは、タブレット端末とすることが好適である。
また、第2の発明による電子スタンプ表示装置は、
前記一連の接触を構成する個々の接触によって規定される電子スタンプ領域の属性情報である、電子スタンプの大きさ、前記タッチパネル上の電子スタンプの位置、および、前記タッチパネル上の電子スタンプの傾き、のうちの少なくとも1つの属性情報を求める電子スタンプ領域処理部をさらに有し、
前記制御部が、
前記電子スタンプの表示を制御するにあたって、求めた前記電子スタンプ領域の属性情報に対応した、該電子スタンプの大きさ、位置、および、方向のうちの少なくとも1つで表示する(即ち、電子スタンプの接触による押下がされたときの配置、スタンプの大きさ、スタンプの傾きなどを再現する)ように制御する、
ことを特徴とする。
また、電子スタンプの大きさ、位置、および、方向のみならず、接触のズレや押圧の強さ(押圧が測定できるタッチパネルの場合)から、電子スタンプのズレや押された強さ(スタンプの濃淡)や、その影響などを再現させてもよい。
また、第3の発明による電子スタンプ表示装置は、
前記記憶部が、
前記特定部による特定の開始を示す開始パターンと、前記特定部による特定の終了を示す終了パターンとをさらに格納し、
前記特定部は、
前記パターンテーブル上で検索するにあたって、前記タッチパネルにより検知された一連の接触のうち、前記開始パターンと前記終了パターンとの間にある接触(即ち、データパターンの接触)のみで、前記パターンテーブル上での検索を行う、
ことを特徴とする。
本構成によれば、開始パターンと終了パターンとを認証処理の一部として使用することで、不正な入力を除外したり、認証処理の正確性を向上させたりすることが可能となる。
また、第4の発明による電子スタンプ表示装置は、
自装置の傾きを測定する傾きセンサ(例えば、ジャイロセンサ、地磁気センサ、および加速度センサを組み合わせたものなど)をさらに有し、
前記制御部が、
前記電子スタンプの表示を制御するにあたって、測定した自装置の傾きに対応して、前記電子スタンプを変化させる(例えば、実際のスタンプが押されたとき、傾きの方向にインクがたれて流れるような変化を電子スタンプの画像データに施してリアル感を出す、または、スタンプが押されたときではなく表示させるときの自装置の傾きに対応してインクがたれて流れる、或いは、髪の毛がその傾き方向に垂れるような変化を電子スタンプの画像データに施すなど)ように制御する、
ことを特徴とする。
また、第5の発明による電子スタンプ表示装置は、
自装置の傾きを測定する傾きセンサをさらに有し、
前記送信部が、
前記電子スタンプ要求の送信にあたって、測定した自装置の傾きの情報を、前記電子スタンプ要求に含ませて前記電子スタンプサーバへ送信する、
ことを特徴とする。
本構成によれば、電子スタンプサーバが、傾きに対応して選択された電子スタンプ、或いは、傾きに対応して変化させた電子スタンプを送信し、電子スタンプ表示装置側がそのような電子スタンプを受信して表示することが可能となる。
また、第6の発明による電子スタンプ表示装置は、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子スタンプ表示装置において、
GPS衛星や基地局から位置情報を受信し、自装置の位置を測定する位置認識部(例えばGPSユニット)、または、
前記タッチパネルにより検知された一連の接触の時刻情報を生成する時計機能部、
をさらに有し、
前記送信部が、
前記電子スタンプ要求の送信にあたって、測定した自装置の位置、または、前記一連の接触の時刻情報を、前記電子スタンプ要求に含ませて前記電子スタンプサーバへ送信する、
ことを特徴とする。
上述したように本発明の解決手段を装置として説明してきたが、本発明はこれらに実質的に相当する方法、プログラム、プログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものであり、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。なお、下記の方法やプログラムの各ステップは、データの処理においては必要に応じて、CPU、DSPなどの演算処理装置を使用するものであり、入力したデータや加工・生成したデータなどを磁気テープ、HDD、メモリなどの記憶装置に格納するものである。
例えば、本発明をプログラムとして実現させた第7の発明によるプログラムは、
演算処理装置を第1〜6の発明に記載の電子スタンプ表示装置として機能させる電子スタンプ表示支援プログラムである。
例えば、本発明を記憶媒体として実現させた第8の発明による記憶媒体は、
第7の発明に記載の電子スタンプ表示支援プログラムを格納したコンピュータ可読な記憶媒体である。
を有することを特徴とする。
また、第9の発明による電子スタンプ表示支援プログラム(アプリなど)は、
タッチパネルを具えた通信端末(演算手段(プロセッサ)、記憶部(メモリ)、通信部(通信ユニット)を少なくとも具える)を制御する電子スタンプ表示支援プログラムであって、
前記タッチパネルにより検知された電子スタンプ装置の複数の突起部による物理的な一連の接触を取得する取得ステップと、
前記一連の接触を構成する個々の接触によって規定される電子スタンプ領域の属性情報である、電子スタンプの大きさ、前記タッチパネル上の電子スタンプの位置、および、前記タッチパネル上の電子スタンプの傾き、のうちの少なくとも1つの属性情報を求める属性情報処理ステップと、
前記一連の接触の少なくとも一部に関連付けられた(または、対応して選択された)電子スタンプを要求する電子スタンプ要求を電子スタンプサーバに送信する送信ステップと、
前記電子スタンプ要求に応答して前記電子スタンプサーバから送信された電子スタンプを受信する受信ステップと、
受信した電子スタンプを、前記電子スタンプ領域の属性情報に対応した、電子スタンプの大きさ、位置、および、方向のうちの少なくとも1つで、前記タッチパネルに表示する(即ち、電子スタンプの接触による押下がされたときの配置、スタンプの大きさ、スタンプの傾きなどを再現する)電子スタンプ表示ステップと、
を有する。
また、第10の発明による電子スタンプ表示支援プログラムは、
前記取得される一連の接触が、
前記一連の接触の少なくとも一部よりも前に配置される、前記電子スタンプ装置による入力の開始を示す開始パターンと、
前記一連の接触の少なくとも一部よりも後に配置される、前記電子スタンプ装置による入力の終了を示す終了パターンとを含み、
前記電子スタンプ表示支援プログラムが、
前記電子スタンプ装置による入力の開始を示す開始パターンと、前記電子スタンプ装置による入力の終了を示す終了パターンとを格納する格納ステップと、
前記取得される一連の接触が、前記開始パターンと、前記終了パターンとを含む場合にだけ、前記送信ステップの実行を許可する許可ステップと、
をさらに有する、
ことを特徴とする。
また、第11の発明による電子スタンプ表示支援プログラムは、
前記取得される一連の接触が、
任意の傾きの行と列で矩形上の領域に配置される接触であり、
前記属性情報処理ステップが、
前記一連の接触を構成する個々の接触から、行と列で矩形上の領域に配置される接触のパターンとして認識し、当該接触のパターンから前記電子スタンプ領域の属性情報である、電子スタンプの大きさ、前記タッチパネル上の電子スタンプの位置、および、前記タッチパネル上の電子スタンプの傾き、のうちの少なくとも1つの属性情報を求める、
ことを特徴とする。
また、第12の発明による電子スタンプ表示支援プログラムは、
傾きセンサが測定した自装置の傾きを取得する取得ステップ、
をさらに有し、
前記受信した電子スタンプを、取得した自装置の傾きに対応して、変化させる(例えば、実際のスタンプが押されたとき、傾きの方向にインクがたれて流れるような変化を電子スタンプの画像データに施してリアル感を出す、または、スタンプが押されたときではなく表示させるときの自装置の傾きに対応してインクがたれて流れるような変化を電子スタンプの画像データに施すなど)ステップ、または、
前記電子スタンプ要求に、取得した自装置の傾きを含ませるステップ、
をさらに有する、
ことを特徴とする。
或いは、電子スタンプが人物などである場合は、当該人物が、自装置の傾きに対応してその方向によろけるような変化を画像データに施すことも可能である。
また、第13の発明による電子スタンプ表示支援プログラムは、
位置認識部(GPSユニットなど)が(GPS衛星、携帯基地局などから)位置情報を受信し、測定した自装置の位置を取得する取得ステップと、
前記電子スタンプ要求に、取得した自装置の位置を含ませるステップと、
をさらに有する、
ことを特徴とする。
また、第14の発明による電子スタンプ表示支援プログラムは、
前記電子スタンプ装置の複数の突起部による物理的な一連の接触を取得する取得ステップ、前記属性情報処理ステップ、前記送信ステップ、および、前記受信ステップの少なくとも1つが、開始、または、終了した後、前記タッチパネルに電子スタンプが押されたことを示す画像を表示するか、電子スタンプが押されたことを示す音声(例えば、ポンっという音)をスピーカから出力するか、前記タッチパネルまたは前記通信端末の少なくとも一部において電子スタンプが押されたことを示す振動を発生させるかを実行するステップ、
をさらに有する、
ことを特徴とする。
また、第15の発明による電子スタンプ表示支援プログラムは、
ソーシャルネットワークサービスを提供するSNSサーバと通信を行うSNSプログラムと情報をやりとりするインターフェイスステップと、
前記インターフェイスステップにより得られた前記ソーシャルネットワークサービスにおけるユーザの属性情報を取得する属性取得ステップと、
前記電子スタンプ要求に、取得した前記ユーザの属性情報を含ませるステップと、
をさらに有する、
ことを特徴とする。
また、第16の発明による電子スタンプ表示支援プログラムは、
表示される前記電子スタンプを記憶部に格納するスタンプ格納ステップと、
前記電子スタンプ要求に、格納されている前記電子スタンプの数、電子スタンプに付された識別子、格納の時間、および、格納の頻度の少なくとも1つを含ませるステップと、
をさらに有する、
ことを特徴とする。
また、第17の発明による電子スタンプ表示支援プログラムは、
前記電子スタンプが、
画像、静止画、映像、音声、電子クーポン、写真、図形、記号、および、文字のうちの少なくとも1つである、
ことを特徴とする。
また、第18の発明による電子スタンプ表示支援プログラムは、
接触のパターンに関連付けられた、電子スタンプ識別子を含むパターンテーブルを記憶部に格納する格納ステップと、
前記一連の接触の少なくとも一部が、前記パターンテーブルに格納された接触のパターンにマッチするか判定し、マッチした場合に、関連付けられた電子スタンプ識別子を、前記電子スタンプ要求に含ませるステップと、
をさらに有する、
ことを特徴とする。
また、第19の発明による電子スタンプ表示支援プログラムは、
タッチパネルを具えた通信端末を制御する電子スタンプ表示支援プログラムであって、
接触パターンと、該接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子とを含むパターンテーブルを記憶部に格納する格納ステップと、
前記タッチパネルにより検知された電子スタンプ装置の複数の突起部による物理的な一連の接触を取得する取得ステップと、
前記タッチパネルにより検知された一連の接触と合致する接触パターンを、前記パターンテーブル上で検索し、合致する接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子を特定する特定ステップと、
前記一連の接触を構成する個々の接触によって規定される電子スタンプ領域の属性情報である、電子スタンプの大きさ、前記タッチパネル上の電子スタンプの位置、および、前記タッチパネル上の電子スタンプの傾き、のうちの少なくとも1つの属性情報を求める属性情報処理ステップと、
特定された電子スタンプ識別子を含む電子スタンプ要求を、電子スタンプサーバへ送信する送信ステップと、
前記電子スタンプ要求に応答して前記電子スタンプサーバから送信された電子スタンプを受信する受信ステップと、
受信した電子スタンプを、前記電子スタンプ領域の属性情報に対応した、電子スタンプの大きさ、位置、および、方向のうちの少なくとも1つで、前記タッチパネルに表示する電子スタンプ表示ステップと、
を有する。
また、第20の発明による電子スタンプ表示支援プログラムは、
タッチパネルを具えた通信端末を制御する電子スタンプ表示支援プログラムであって、
接触パターンと、該接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子とを含むパターンテーブルを記憶部に格納する格納ステップと、
前記タッチパネルにより検知された電子スタンプ装置の複数の突起部による物理的な一連の接触を取得する取得ステップと、
前記タッチパネルにより検知された一連の接触と合致する接触パターンを、前記パターンテーブル上で検索し、合致する接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子を特定する特定ステップと、
前記一連の接触を構成する個々の接触によって規定される電子スタンプ領域の属性情報である、電子スタンプ領域の移動、個々の接触の強さ、および、個々の接触の押圧の変化、のうちの少なくとも1つの属性情報を求める属性情報処理ステップと、
特定された電子スタンプ識別子を含む電子スタンプ要求を、電子スタンプサーバへ送信する送信ステップと、
前記電子スタンプ要求に応答して前記電子スタンプサーバから送信された電子スタンプを受信する受信ステップと、
受信した電子スタンプを、前記電子スタンプ領域の属性情報に対応して、変化させて、前記タッチパネルに表示する電子スタンプ表示ステップと、
を有する。
また、第21の発明による電子スタンプ表示支援プログラムは、
タッチパネルを具えた通信端末を制御する電子スタンプ表示支援プログラムであって、
接触パターンと、該接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子とを含むパターンテーブルを記憶部に格納する格納ステップと、
前記タッチパネルにより検知された電子スタンプ装置の複数の突起部による物理的な一連の接触を取得する取得ステップと、
前記タッチパネルにより検知された一連の接触と合致する接触パターンを、前記パターンテーブル上で検索し、合致する接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子を特定する特定ステップと、
前記一連の接触を構成する個々の接触によって規定される電子スタンプ領域の属性情報である、電子スタンプ領域の移動、個々の接触の強さ、および、個々の接触の押圧の変化、のうちの少なくとも1つの属性情報を求める属性情報処理ステップと、
特定された電子スタンプ識別子および電子スタンプ領域の属性情報を含む電子スタンプ要求を、電子スタンプサーバへ送信する送信ステップと、
前記電子スタンプ要求に応答して前記電子スタンプサーバから送信された電子スタンプを受信する受信ステップと、
受信した電子スタンプを、前記電子スタンプ領域の属性情報に対応して前記タッチパネルに表示する電子スタンプ表示ステップと、
を有する。
また、第22の発明による記憶媒体は、
第9−21の発明に記載の電子スタンプ表示支援プログラムを格納したコンピュータ可読な記憶媒体である。
本発明によれば、デジタルなデータである電子スタンプ(電子情報)でありながら、その取得や表示に際してアナログ的なリアル感を提供することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施態様による携帯電話端末の概要を示すブロック図である。 図2は、一連の接触から電子スタンプ領域を設定する技法を説明する模式図である。 図3は、開始パターンと終了パターンを含む開始終了パターンテーブルSE−PTの使用法の一例を示す模式図である。 図4は、電子スタンプ装置の一例を示す図である。 図5は、電子スタンプ装置の一例を示す図である。 図6は、電子スタンプ装置の一例を示す図である。 図7は、図1に示したシステムで実行される処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、図1に示したシステムで実行される処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、電子スタンプ領域の属性情報である、タッチパネル上の電子スタンプの傾き、電子スタンプの位置、および、電子スタンプの大きさを求める技法を説明する模式図である。 図10は、電子スタンプ領域の属性情報である、タッチパネル上の電子スタンプのズレ(移動)を求める技法を説明する模式図である。 図11は、本発明の第2の実施態様による携帯電話端末の概要を示すブロック図である。 図12は、端末の傾きによる電子スタンプの変化の技法を示す模式図である。 図13は、電子スタンプサーバDSS2に格納されるテーブルの内容の一例を示す図である。 図13は、電子スタンプサーバDSS2に格納されるテーブルの内容の一例を示す図である。 図15は、電子スタンプサーバDSS2に格納されるテーブルの内容の一例を示す図である。 図16は、電子スタンプサーバDSS2に格納されるテーブルの内容の一例を示す図である。 図17は、図11に示した装置で実行される処理の一例を示すフローチャートである。 図18は、パターンテーブルの使用法の一例を示す模式図である。図に示すように、 図19は、パターンテーブルの使用法の一例を示す模式図である。図に示すように、 図20は、認証成功時の表示の一例を示す図である。 図21は、本発明の利用シーンのコンセプトの一例を示す図である。
以降、諸図面を参照しながら、本発明の実施態様を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施態様による携帯電話端末の概要を示すブロック図である。図に示すように、携帯電話端末100(MT)は、制御部(CPU、演算処理装置、プロセッサ)CNU、音声出力部SPK、通信部COM(送信部、受信部)、記憶部ST、および、タッチパネルTPL(表示部、接触入力部)を有する。即ち、本実施態様では、携帯電話端末として電子スタンプ表示装置(電子情報表示装置)が実現されている。タッチパネルTPLは、電子スタンプ装置DSPRの複数の突起部PSによる物理的な一連の接触を検知する。即ち、電子スタンプ装置DSPRは、複数の突起部によりあるパターンの接触をタッチパネルに与える機能を持ち、このパターン(或いは、パターンに関連付けられる識別子など)は、電子スタンプ表示装置か、電子スタンプサーバも格納しておくことを前提とする。
記憶部STは、接触パターンと、該接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子(電子スタンプそのものでもよい)とを含むパターンテーブルPTを格納する。制御部CNUは、取得部ACQ,特定部(認証部)AUT、電子スタンプ領域処理部RGP、および、表示制御部DICを有する。なお、制御部内の各機能部は、制御部内のプロセッサ(演算手段)で、記憶部に格納されているアプリケーションプログラムの各ソフトウェアモジュールを実行することによって実現させることが好適である。これは以降の各実施態様でも同様である。
取得部ACQは、タッチパネルTPLにより検知された電子スタンプ装置DSPRの複数の突起部PSによる物理的な一連の接触を取得する。なお、このような物理的な接触は、ユーザに「確かにスタンプが押されたのだ」、「入力したのだ」というリアルな感覚を与える。特定部AUT(認証部)は、タッチパネルTPLにより検知された一連の接触と合致する接触パターンを、パターンテーブルPT上で検索し、合致する接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子(或いは電子スタンプそのもの)を特定する。送信部を含む通信部COMは、特定された電子スタンプ識別子を含む電子スタンプ要求を、電子スタンプサーバDSSへネットワークNET(インターネットや電話通信網など)を介して送信する。なお、電子スタンプ識別子は、接触パターンそのものとしてもよい。
電子スタンプ要求を受信した電子スタンプサーバDSSは、記憶部に格納しているテーブルTBLを参照して、電子スタンプ要求に含まれる電子スタンプ識別子に関連付けられた電子スタンプを送信元の携帯電話端末100に送信する。携帯電話端末100の受信部として機能する通信部COMは、電子スタンプ要求に応答して電子スタンプサーバDSSから送信された電子スタンプを受信する。表示制御部DICは、受信した電子スタンプをタッチパネルTPLに表示するように制御する。
このように、生成・抽出した情報や中間データおよび取得したデータを外部に送信したり、表示部に表示したり、生成・抽出した情報や中間データおよび取得したデータなどを記憶部に格納したりすることは、後述する他の実態態様でも同様に可能であることに注意されたい。なお、本装置は、汎用コンピュータ、特定用途コンピュータ、サーバ、PC、スマートフォンなどの携帯端末などのコンピュータ、或いは、本装置の機能や処理手順(方法)をコンピュータ上で実現(実行)するプログラムモジュールをコンピュータが持つCPUや記憶部に保持したり、外部のサーバやストレージから読み込んだりすることで、コンピュータ上に本装置を構築することが好適であり、後続の各実施態様においても同様である。また、各機能部は、ネットワークで接続された別個のコンピュータ、サーバや装置に分散させてもよい。また、複数の機能部を1つにしたり、処理ステップの一部を他の機能部にさせたりするような形態でもよい。
図2は、一連の接触から電子スタンプ領域を設定する技法を説明する模式図である。電子スタンプ装置DSPRは、底面に突起部PS(突起部PS1、PS2,PS3、PS4)を有する。底面には、さらに、4つの突起部を区画し、突起部よりも高さがあり、起動前にはタッチパネルTPLに突起部が接触するのを防止するための弾力性があるガイドGUDが設けてある。電子スタンプ装置DSPRは、タッチパネルTPLに底面を置いた段階で、起動スイッチ(図示せず)の起動により、アクチエータ(図示せず)が各突起部を所定の接触のパターンでガイドよりも高く下側に押し出し、元の位置に戻る動作を行う。タッチパネルTPLでは、底面の部材を上側から透過して観察する透過断面図EDRのように配置された各突起部PS1、PS2,PS3、PS4による接触が、接触TS1,TS2,TS3,TS4として検知される。なお、底面を下方から見た場合には、各突起部の位置が左右対称に配置されることに注意されたい。これら4つの接触から、電子スタンプ領域処理部RGPは、一連の接触を構成する個々の接触によって規定される電子スタンプ領域の属性情報である、電子スタンプの大きさ、前記タッチパネル上の電子スタンプの位置、および、タッチパネル上の電子スタンプの平面上での傾き、のうちの少なくとも1つの属性情報を求め、これら属性情報から電子スタンプ領域RGNを設定する。電子スタンプ領域RGNの設定ロジックには既知の技法を使用することが可能である。例えば、シンプルなロジックとしては、電子スタンプ領域は、全ての接触を含むことが可能な矩形や円形などに設定することが可能である。突起部を格子状の行列に配置することが好適であることから、電子スタンプ領域もこれら格子状の行列に対応した矩形に設定することが好適である。
特定部AUT(認証部)が、電子スタンプ識別子を特定して、通信部COMが、特定された電子スタンプ識別子を含む電子スタンプ要求を、電子スタンプサーバDSSへネットワークNET(インターネットや電話通信網など)を介して送信して、電子スタンプ識別子に関連付けられた電子スタンプを電子スタンプサーバDSSから受信するのは上述した通りである。受信した電子スタンプは、表示制御部DICが、求めた電子スタンプ領域RGNに対応した、該電子スタンプの大きさ、位置、および、方向で表示する(即ち、電子スタンプの接触による押下がされたときの配置、スタンプの大きさ、スタンプの傾きなどが再現される)ように制御する。他に、パターンの入力時の突起部のズレ、接触の押圧の強さなども再現することが可能である。タッチパネルは、静電式パネルでも、感圧式パネルでもよい。
図3は、開始パターンと終了パターンを含む開始終了パターンテーブルSE−PTの使用法の一例を示す模式図である。なお、開始パターンと終了パターンを含む開始終了パターンテーブルSE−PTは、図1の記憶部STに格納されるものである。図3に示すように、電子スタンプ装置DSPR1(この例では9個の行列上の突起部を設けてある)の底面の部材を上側から透過して観察する透過断面図EDR1のように配置された各突起部PS1−PS9による接触が、接触TS1−TS9として検知される。開始終了パターンテーブルSE−PT1の場合には、突起部PS1,PS9の接触により、接触TS1,TS9という一連の接触を検知したときに、テーブルを参照して、認証の開始と判断し、突起部PS9,PS1という一連の接触により、接触TS9,TS1の接触を検知したときにテーブルを参照して、認証の終了と判断する。即ち、この開始パターンと終了パターンとの間にある一連の接触を認証のためのデータパターンであると判断し、認証作業(特定処理)を行う。開始終了パターンテーブルSE−PT2の場合には、突起部PS1,PS3,PS7、PS9により、接触TS1,TS3,TS7,TS9という時計回り一連の接触を検知したときに、テーブルを参照して、認証の開始と判断し、突起部PS1,PS7.PS9、PS3という一連の接触により、接触TS1,TS7、TS9,TS3という反時計回りの一連の接触を検知したときにテーブルを参照して、認証の終了と判断する。なお、電子スタンプ装置の印面(即ち底面)の接触が傾く場合もあるので、傾いた場合でも判定し易い、時計回りや、ジグザグなどの開始、終了パターンとすることが好適である。
図4は、電子スタンプ装置の一例を示す図である。図に示すように、電子スタンプ装置DSPR2は、手で握る把持部と、複数の突起部PS(接触提供部)と、十字型の弾力性があるガイドGUD1,矩形上のガイドGUD2とを有する。底面の部材を上側から透過して観察する透過断面図EDR2や斜視図PERDのように、複数の突起部PS1−4が配置されている。
図5は、電子スタンプ装置の一例を示す図である。図に示すように、電子スタンプ装置DSPR3、手で握る導電性の把持部と、接触を開始するスイッチと、突起部PSと、ガイドGUDとからなる。このように比較的シンプルな装置構成で電子スタンプ装置を実現させることができる。
図6は、電子スタンプ装置の一例を示す図である。図に示すように、電子スタンプ装置DSPR4、手で握る導電性の把持部と、パターンの入力となる接触を開始する起動用スイッチと、ソレノイドシャフトと、導電性スポンジからなる突起部PSとからなる。このように比較的シンプルな装置構成で電子スタンプ装置を実現させることができる。
ここで電子スタンプ装置の特徴および利点を再度挙げる。電子スタンプ装置は、タッチパネルの種類を問わず(例えば、感圧式、静電容量式)入力ができる装置である。また、パネルとの接触面は、パネルと入力装置を安定して接触させるガイドを備え、適正に調節された空間の中を、先端に弾性のある素材を備えた可動鉄芯が伸縮、物理的に入力することが可能であり、これにより、感圧式パネルに対応する。また、可動芯およびパネルと接触する弾性部品には導電素材を使い、可動部の負荷にならない配線を用いて、人体と導電素材電気的に接続される。これにより静電容量式パネルに対応する。また、離散された1点の入力を連続させるため、複数の点を検出できないパネルにも対応することが可能である。可動鉄芯を複数備えることにより、可動の順番の組み合わせで、認証の入力を無限に増やることも可能である。指でタッチするという仕組みのパネルに対して今後、新しい動作原理のパネルが登場しても、基本的には当該装置で対応可能である。
また、把持部分にスイッチを装備し、複数のパターンの記憶部を有し、スタンプ入力(ハンコ入力、即ち、接触のパターン)の切り替え/選択ができる。例えば、現行の試作品の回路では8パターンまで切り替えである。スタンプ(ハンコ)底面にフォトトランジスタを装着し、スマートフォンの液晶から光や色の情報を読み取り、電子スタンプ装置(ハンコ内)の情報を書き換えたり、認証を強固にしたりすることができる。なお、電子スタンプ装置は、スタンプ表示データの入力装置のみならず、他の入力装置、認証、視覚障害者用の認証などの装置として使用することが可能である。
図7は、図1に示した装置で実行される処理の一例を示すフローチャートである。この例では、装置の機能をプログラムで実現させたときの処理として説明する。図に示すように、ステップS11にて、タッチパネルにより検知された電子スタンプ装置の複数の突起部による物理的な一連の接触を取得する。次に、ステップS12にて、一連の接触を構成する個々の接触によって規定される電子スタンプ領域の属性情報である、電子スタンプの大きさ、タッチパネル上の電子スタンプの位置、および、タッチパネル上の電子スタンプの傾き、のうちの少なくとも1つの属性情報を求める。即ち、電子スタンプ領域を定める。
次に、ステップS13にて、一連の接触の少なくとも一部に関連付けられた電子スタンプを要求する電子スタンプ要求を電子スタンプサーバに送信する。このとき、電子スタンプ要求には、一連の接触、或いは、当該一連の接触から特定した、電子スタンプ識別子を含ませることが好適である。次に、ステップS14にて、電子スタンプ要求に応答して電子スタンプサーバから送信された電子スタンプを受信する。そして、ステップS15にて、受信した電子スタンプを、電子スタンプ領域の属性情報に対応した、電子スタンプの大きさ、位置、および、方向のうちの少なくとも1つで、タッチパネルに表示する。即ち、電子スタンプの接触による押下がされたときの配置、スタンプの大きさ、スタンプの傾きなどを再現する。
図8は、図1に示したシステムで実行される処理の一例を示すフローチャートである。この例では、各機能部の処理、および、接触パターンから電子スタンプ識別子を求めて、それを含む電子スタンプ要求を行う態様を説明する。図に示すように、ステップS21にて、タッチパネルが、電子スタンプ装置の複数の突起部による物理的な一連の接触を検知する。次に、ステップS22にて、記憶部が、接触パターンと、該接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子とを含むパターンテーブルを格納する。次に、ステップS23にて、特定部(認証部)が、タッチパネルにより検知された一連の接触と合致する接触パターンを、前記パターンテーブル上で検索し、合致する接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子を特定する。次に、ステップS24にて、通信部(送信部)が、特定された電子スタンプ識別子を含む電子スタンプ要求を、電子スタンプサーバへ送信する。次に、ステップS25にて、通信部(受信部)が、電子スタンプ要求に応答して前記電子スタンプサーバから送信された電子スタンプを受信する。最後に、ステップS26にて、表示制御部(制御部)が、受信した電子スタンプをタッチパネルに表示するように制御する。なおステップS22の格納ステップは、一回実施しておけば、その情報が変更されるまでは再実施する必要はない。或いは、格納ステップは、当該情報を格納したROMやフラッシュメモリを装置やコンピュータに搭載することで不要となる。
図9は、電子スタンプ領域の属性情報である、タッチパネル上の電子スタンプの傾き、電子スタンプの位置、および、電子スタンプの大きさを求める技法を説明する模式図である。図3に示した電子スタンプ装置DSPR1と同じ突起部PS1−PS9による接触が、接触TS1−TS9として検知される場合で説明する。接触TS1−TS9から、入力の座標を照合し、タッチパネル上における傾きθ、タッチパネルに対する距離Dを算出する。傾きθに基づき、(X1,Y1)を中心とする回転座標系を作成し、タッチパネル上の領域を距離Dに基づき9分割する。分割した領域を左上からそれぞれ1〜9とし、『開始パターン』以降のタッチ(接触)が、どの領域内になされたかによって、どの突起部が動作したかを判別する。最初のタッチ位置(1番の位置)の座標(X1、Y1)と2番目のタッチ位置(X2、Y2)から、下記の算出方法に基づき、θとd を算出する(式のtan-1 はアークタンジェントの記号とする)。
θ = 45°− tan-1 (Y2 − Y1 / X2 - X1)
D = √(X1 - X2)^2 + (Y1 - Y2)^2) / √2
3番目以降のタッチを行い、『データパターン』を入力する。なお、データパターンの入力(即ち、開始と終了パターンの間のパターン)には、時間制限を設け、制限時間内に次の入力が無い場合は、角度θおよび距離d を初期化する。
このようにして、一連の接触を構成する個々の接触によって規定される電子スタンプ領域の属性情報である、電子スタンプの大きさ、前記タッチパネル上の電子スタンプの位置、および、前記タッチパネル上の電子スタンプの傾きといった属性情報が求められ、最終的には、傾きθと距離Dとから、電子スタンプ領域RGN2が設定される。なお、上記の技法は、一例に過ぎず、他の既知の技法で領域や領域の属性情報を求めることが可能である。
図10は、電子スタンプ領域の属性情報である、タッチパネル上の電子スタンプのズレ(移動)を求める技法を説明する模式図である。図3、図9に示した電子スタンプ装置DSPR1と同じ突起部PS1−PS9による接触が、接触TS1−TS9として検知される場合で説明する。電子スタンプ領域RGN2が求められるまでは、図9と同様である。この例では、パターン入力中に突起部がずれて、接触TS7が移動(ズレテ)して検出され、これを電子スタンプ領域の属性情報の1つとして扱う。図のタッチパネルTPL3に示すように、電子スタンプSTP3は、カスレKSRを有するように変化している。変化前のオリジナルの電子スタンプSTPは。図2にあるものである。このような変化は、携帯電話端末100内のグラフィックソフトで処理してもよいし、電子スタンプサーバに属性情報を電子スタンプ要求と共に送信して、このようなスタンプのズレに対応してカスレを施した画像データを受信して、それをそのまま使用してもよい。なお、このズレが発生するのは、パターン入力中と、それ以外には、最初に電子スタンプ装置をタッチパネルに押し付けたときと、それを離すときがある。従って、そのときのスタンプ面のガイド(或いは、突起部をタッチパネルに接触するように突出した状態にしたものと幾つか配置させてその突起部を用いてもよい)の接触のズレを取得しても同様に、ズレを認識して、カスレを再現させてもよい。
図11は、本発明の第2の実施態様による携帯電話端末の概要を示すブロック図である。図に示すように、携帯電話端末200(MT)は、制御部(CPU、演算処理装置、プロセッサ)CNU、音声出力部SPK、通信部COM(送信部、受信部)、記憶部ST、および、タッチパネルTPL(表示部、接触入力部)を有する。即ち、本実施態様では、携帯電話端末として電子スタンプ表示装置(電子情報表示装置)が実現されている。タッチパネルTPLは、電子スタンプ装置DSPRの複数の突起部PSによる物理的な一連の接触を検知する。即ち、電子スタンプ装置DSPRは、複数の突起部によりあるパターンの接触をタッチパネルに与える機能を持ち、このパターン(或いは、パターンに関連付けられる識別子など)は、電子スタンプ表示装置か、電子スタンプサーバも格納しておくことを前提とする。
本実施態様では、携帯電話端末200は、傾きセンサCSS(姿勢センサ、例えば、ジャイロセンサ、地磁気センサ、および加速度センサを組み合わせたものなど)、位置認識部GPSU(例えば、GPSユニットなど)、および、時計機能部CLKをさらに有する。取得部ACQ(或いは、制御部のプロセッサ)は、これらの追加のセンサ、認識部、機能部を制御し、そこで測定、生成された情報を取得することが可能である。なお、特に指摘・言及しない限り本実施態様の各機能部、および、それらの処理は、第1の実施態様と同様のものであることに注意されたい。
図12は、端末の傾きによる電子スタンプの変化の技法を示す模式図である。電子スタンプ装置DSPR4の突起部PSによる接触パターンの入力を、携帯電話端末200のタッチパネルTPL4が取得する。その接触パターンの入力時の携帯電話端末200の傾き(姿勢)が、当該端末が搭載する傾きセンサCSSによって測定される。接触パターンの入力が認証されると(認証は、端末本体またはサーバ、これらの双方で行う)、傾きの測定データと、電子スタンプ識別子とを含む電子スタンプ要求を電子スタンプサーバに送信する。サーバは、電子スタンプ識別子と傾きの測定データに対応した電子スタンプを選択するか、或いは、電子スタンプ識別子に相当する電子スタンプを傾きの測定データに対応してカスタマイズ(画像の変化、即ち、レタッチ)したものを生成して、このような傾きに対応した電子スタンプを端末に送信する。端末は、タッチパネルにカスタマイズされた、或いは、この傾いた端末の状況に対応した電子スタンプSTP4−69を表示する。電子スタンプSTP4−69は、左下側にインクのタレTRE(タレやにじみなど)が含まれており、左下に傾いた状況でリアルのスタンプや印鑑が押されたようなシーンをリアルに演出、再現、表現する。
図13は、電子スタンプサーバDSS2に格納されるテーブルの内容の一例を示す図である。図に示すように、テーブルTBL1は、電子スタンプ識別子と、電子スタンプ(画像ファイルなど)とが関連付けられた項目ITM1,2,3、…を含む。項目ITM1は、電子スタンプ識別子STP4−IDと、電子スタンプSTP4とが関連付けられている。電子スタンプ識別子STP4−IDのみを含む電子スタンプ要求を受信した場合は、電子スタンプSTP4が選択され、端末に送信され、表示されることになる。電子スタンプ要求が、電子スタンプ識別子STP4−IDと、左下側(6−9時方向へ)の傾きという端末の傾き情報を含む場合は、項目ITM2に含まれる、左下側(6−9時方向へ)へのタレTREを含む電子スタンプSTP4−69が選択され、端末に送信され、表示されることになる。また、電子スタンプ要求が、電子スタンプ識別子STP4−IDと、右側(3時方向へ)の傾きという端末の傾き情報を含む場合は、項目ITM3に含まれる、右側の3時方向へのタレTRE3を含む電子スタンプSTP4−3が選択され、端末に送信され、表示されることになる。このようにして、スタンプ取得時の端末の状況がリアルに再現された臨場感がある電子スタンプを表示することが可能となる。なお、電子スタンプを写真、図、イラストなどの画像データとしても同様にリアル感を出すことが可能であることはもちろんである。なお、電子スタンプ識別子に代えて、接触パターンと電子スタンプとを関連付けたテーブルとした場合には、電子スタンプ要求には電子スタンプ識別子ではなく、接触パターンを含むものを端末が送信することになる。また、このテーブルを端末側にダウンロードして、認証やスタンプの選択までを全て端末側で実行することも可能である。
図14は、電子スタンプサーバDSS2に格納されるテーブルの内容の一例を示す図である。図に示すように、テーブルTBL2は、電子スタンプ識別子と、電子スタンプ(画像ファイルなど)とが関連付けられた項目ITM1,2,3、…を含む。項目ITM1は、電子スタンプ識別子STP5−IDと、電子スタンプSTP5とが関連付けられている。電子スタンプ識別子STP5−IDのみを含む電子スタンプ要求を受信した場合は、電子スタンプSTP4が選択され、端末に送信され、表示されることになる。電子スタンプ要求が、電子スタンプ識別子STP5−IDと、時刻情報0時(或いは、例えば、夜の時間帯、日没で星が見える時間帯17−04時まで)という端末の時刻情報を含む場合は、項目ITM2に含まれる、流れ星STRを含む電子スタンプSTP5−STRが選択され、端末に送信され、表示されることになる。この場合は、端末において電子スタンプの取得時の時刻情報が、端末装置の時計機能部CLKなどで取得されたことを前提とする。また、電子スタンプ要求が、電子スタンプ識別子STP5−IDと、時刻情報:2014年1月30日13時0分10秒(或いは、季節:冬、12月から2月までの期間など)という端末のスタンプ取得時のなんらかの時間的、時期的、季節的な時間に関する情報である時間情報を含む場合は、項目ITM3に含まれる、雪SNWを含む電子スタンプSTP5−SNWが選択され、端末に送信され、表示されることになる。このようにして、スタンプ取得時の端末の状況(或いは、そこから想定される時期、時間帯のシーン)がリアルに再現された臨場感がある電子スタンプを表示することが可能となる。
図15は、電子スタンプサーバDSS2に格納されるテーブルの内容の一例を示す図である。図に示すように、テーブルTBL3は、電子スタンプ識別子と、電子スタンプ(画像ファイルなど)とが関連付けられた項目ITM1,2,3、4、…を含む。項目ITM1は、電子スタンプ識別子STP5−IDと、電子スタンプSTP5とが関連付けられているが、図14のITM1と同様のものである。電子スタンプ識別子STP5−IDのみを含む電子スタンプ要求を受信した場合は、電子スタンプSTP4が選択され、端末に送信され、表示されることになる。電子スタンプ要求が、電子スタンプ識別子STP5−IDと、位置情報:北緯xx度、東経xx度、位置的な座標、住所、地域、都市名など(例えば、奈良、法隆寺、寺社、仏閣などの位置情報)という端末のなんらかの位置情報を含む場合は、項目ITM2に含まれる、寺社イラストTMPを含む電子スタンプSTP5−TMPが選択され、端末に送信され、表示されることになる。この場合は、端末において電子スタンプの取得時の位置情報が取得されたことを前提とする。
また、電子スタンプ要求が、電子スタンプ識別子STP5−IDと、位置情報:北緯yy度、東経yy度(例えば、都市、東京、東京タワーなどの位置情報)と、時刻情報:2014年1月30日13時0分10秒(或いは、季節:冬)という端末のスタンプ取得時位置情報および時間情報を含む場合は、項目ITM3に含まれる、雪SNWと東京タワーTKOを含む電子スタンプSTP5−TKO−SNWが選択され、端末に送信され、表示されることになる。また、電子スタンプ要求が、電子スタンプ識別子STP5−IDと、位置情報:北緯y1度、東経y1度(武道館の位置情報)とを含む場合には、項目ITM3に含まれる位置限定プレミアムスタンプとして電子スタンプSTP10が選択され、端末に送信され、表示されることになる。この場合は、端末は、「武道館」において電子スタンプを取得したことを前提とする。
図16は、電子スタンプサーバDSS2に格納されるテーブルの内容の一例を示す図である。図に示すように、テーブルTBL4は、電子スタンプ識別子と、電子スタンプ(画像ファイルなど)とが関連付けられた項目ITM1,2,3、…を含む。電子スタンプ要求が、電子スタンプ識別子STP4−IDと、9時方向におけるスタンプの押圧不足、浮きの情報を含む場合は、項目ITM1に含まれる、カスレKSR3を含む電子スタンプSTP4−3KSRが選択され、端末に送信され、表示されることになる。この場合は、端末において、電子スタンプの取得時の接触情報の圧力が取得されたことを前提とする。押圧は、同じ突起部PSが作る接触面積が圧力と比例することに着目して接触面積が大きいほど接触圧力が大きくなるという判断手法や、圧力感知のタッチパネルなど既知の技法で端末において取得可能である。
電子スタンプ要求が、電子スタンプ識別子STP4−IDと、SNS情報(A社SNSサイトにイイネ!の情報、友達・follower100人以上などの情報)とを含む場合は、項目ITM2がマッチするため、当該項目ITM2に含まれる、プレミアムな電子スタンプSTP4−PRE1が選択され、端末に送信され、表示されることになる。このようなSNS情報の属性によって、例えば、B社サイトにイイネのユーザ用の電子スタンプ、友達10人−30人用の電子スタンプ、友達500人−600人用の電子スタンプなど様々な項目を用意して、様々な属性を持つユーザに対応した電子スタンプを提供することが可能である。即ち、本技法によれば、電子スタンプを様々なものに変化して適用(表示)することができ、画一的な電子スタンプという欠点を克服することが可能となる。
また、電子スタンプ要求が、電子スタンプ識別子STP4−IDと、電子スタンプの保有情報(10個以上保有の情報)とを含む場合は、項目ITM3がマッチするため、当該項目ITM3に含まれる、プレミアムな電子スタンプSTP4−PRE2が選択され、端末に送信され、表示されることになる。このように、電子スタンプの保有数のような情報も活用して、様々な属性を持つユーザに対応した電子スタンプを提供することが可能である。
図17は、図11に示した装置で実行される処理の一例を示すフローチャートである。この例でも、装置の機能をプログラムで実現させたときの処理として説明する。図に示すように、ステップS31にて、タッチパネルにより検知された電子スタンプ装置の複数の突起部による物理的な一連の接触を取得する。次に、ステップS32にて、一連の接触を構成する個々の接触によって規定される電子スタンプ領域の属性情報を求め、さらに、センサなどの追加の情報(位置情報、時間情報、傾き情報など)を取得する。
次に、ステップS33にて、追加の情報(位置情報、時間情報など)と、一連の接触の少なくとも一部に関連付けられた電子スタンプを要求する電子スタンプ要求を電子スタンプサーバに送信する。次に、ステップS34にて、電子スタンプ要求に応答して電子スタンプサーバから送信された電子スタンプを受信する。そして、ステップS35にて、受信した電子スタンプをタッチパネルに表示する。この電子スタンプは、センサで取得された追加の情報でカスタマイズや選択されたものであるため、スタンプが押されたときのシーンや状況を再現した態様の電子スタンプとなる。
図18は、パターンテーブルの使用法の一例を示す模式図である。図に示すように、電子スタンプ装置DSPR1(この例では9個の行列上の突起部を設けてある)の底面の部材を上側から透過して観察する透過断面図EDR1のように配置された各突起部PS1−PS9による接触が、接触TS1−TS9として検知される。パターンテーブルPT1の場合には、突起部PS2,PS4、PS5、PS6の接触により、接触TS2、TS4、TC5,TC6という一連の接触を検知したときに、テーブルを参照して、同じ接触パターンとマッチすると一次的に判断し、さらに、2次的判断として各接触の接触時間が一定である場合に限り、PT1の認証が最終的に成功と判断する。即ち、このように接触の順序のパターンが合致するのと、各接触時間が一定であることによって、認証作業(特定処理)が成功したことになる。そして、電子スタンプ識別子STP−ID61が選択される。これによって、より強固な認証を行うことが可能となる。例えば、パターンを覚えたとしても、指による接触では機械のような一定の時間間隔(ミリ秒単位など)を再現することは不可能である。
パターンテーブルPT2の場合には、突起部PS2,PS4、PS5、PS6の接触により、接触TS2、TS4、TC5,TC6という一連の接触を検知したときに、テーブルを参照して、同じ接触パターンとマッチすると一次的に判断し、さらに、2次的判断として、各接触の接触時間がテーブルに規定したように変化する場合に限り、PT2の認証が最終的に成功と判断する。即ち、このように接触の順序のパターンが合致するのと、各接触時間の変化パターン(或いは、接触時間を個別に規定してもよい。TC2は6ms、TC4は1ms,TC5は4ms,TC6は5msなど)であり、一致することによって、認証作業(特定処理)が成功したことになる。そして、このようにして電子スタンプ識別子STP−ID62が選択される。
パターンテーブルPT3の場合には、突起部PS2,PS4、PS5、PS6の接触により、接触TS2、TS4、TC5,TC6という一連の接触を検知したときに、テーブルを参照して、同じ接触パターンとマッチすると一次的に判断し、さらに、2次的判断として、各接触の接触時間の休止時間TINTがテーブルに規定したように変化する場合に限り、PT3の認証が最終的に成功と判断する。即ち、このように接触の順序のパターンが合致するのと、各接触時間の休止時間の変化パターン(或いは、休止時間を個別に規定してもよい。)であり、これが一致することによって、認証作業(特定処理)が成功したことになる。そして、このようにして電子スタンプ識別子STP−ID63が選択される。
このように、同じ接触の順序のパターンでも、休止時間、接触時間の変化、など時間的な要素でより強固な認証処理を行うことができる。このことは、認証処理以外にも活用できる。例えば、同じ接触の順序のパターンでも多数の異なる識別子に関連付けることが可能であり、これに応じて多数のスタンプや画像を表示させることを可能にする。また、この例では、同じ時間には1つの突起部のみが接触する形式で説明したが、同じ時間に複数の突起部が接触するようなパターンで認証処理を規定してもよい。これは以降の実施態様でも同様である。このように本発明の各実施態様では、接触という物理的な現象を利用しているため、無線などのように他者に傍受して破られるようなリスクがないとうメリットがある。また、接触のパターンは電子スタンプ装置と携帯電話端末のタッチパネルというほぼ閉鎖された空間で実行されるため、これを見たり、撮影したりすることも非常に困難である。また、図4のように突起部を囲むようなガイドを設けることで、接触のパターンを視覚的に隠して完全に秘匿することも可能であり、堅牢なセキュリティを施すことが可能である。即ち、ガイドが、スタンプ面の安定と、セキュリティの向上という二重の機能を果たす。
図19は、パターンテーブルの使用法の一例を示す模式図である。図に示すように、パターンテーブルPT4の場合には、突起部PS2,PS4、PS5、PS6の接触により、接触TS2、TS4、TC5,TC6という一連の接触を検知したときに、テーブルを参照して、同じ接触パターンとマッチすると一次的に判断し、さらに、2次的判断として各接触の接触時間が一定である場合に2次的にマッチする判断し、さらに、接触圧力が一定である場合に、3次的にマッチすると判断し、この3段階を経てPT4の認証が最終的に成功と判断する。即ち、このように接触の順序のパターンが合致するのと、各接触時間が一定であること、接触圧力が一定であることによって、認証作業(特定処理)が成功したことになる。そして、電子スタンプ識別子STP−ID41が選択される。これによって、さらにより強固な認証を行うことが可能となる。例えば、パターンを覚えたとしても、指による接触では機械のような一定の時間間隔(ミリ秒単位など)を再現することも不可能であるし、接触圧力も一定のもの指で再現することも不可能である。
パターンテーブルPT5の場合には、突起部PS2,PS4、PS5、PS6の接触により、接触TS2、TS4、TC5,TC6という一連の接触を検知したときに、テーブルを参照して、同じ接触パターンとマッチすると一次的に判断し、さらに、2次的判断として、各接触の接触時間がテーブルに規定したように変化する場合に2次的にマッチする判断し、さらに、接触圧力が、テーブルに規定したように変化或いはそのような数値である場合に、3次的にマッチすると判断し、この3段階を経てPT5の認証が最終的に成功と判断する。そして、このようにして電子スタンプ識別子STP−ID42が選択される。パターンテーブルPT6のように、接触圧力に代えて接触面積でパターンを規定して、これを3次的な認証とすることも可能である。そして、電子スタンプ識別子でなく直接的に電子スタンプを関連付けておき、端末内で電子スタンプの選択を完結することも可能である。
上述した各実施態様では、接触のパターンを突起部の接触で規定してきた。しかし、接触のパターンには、他の態様もある。例えば、突起部が接触するのが基本的な位置とし、そこから離れて接触しない突起部のパターンとするような逆転した態様でもパターンを規定することが可能である。また、このような逆転した態様と、他のパターンとを併用してもよい。
図20は、認証成功時の表示の一例を示す図である。図に示すように、認証成功時には、電子スタンプ装置の外側に見えるように、認証成功を知らせる強調表示STREG(発光、アニメなど)を表示したり、スピーカから「ポン!」というあたかもスタンプがリアルに押されたかのような音声を出力する。これによって、ユーザは電子スタンプが押されたのだというリアル感を味うことが可能となる。
図21は、本発明の利用シーンのコンセプトの一例を示す図である。図に示すように、本実施態様の電子スタンプ装置を使用したイベントを「ポンログ」と称するが、これは、アイドル、アニメキャラ、声優、タレントなどのイベント・ライブ会場で本発明を適用したアプリを搭載した携帯電話端末を持つファンへ電子スタンプを行うような利用シーンが考えられる。これによって、ファンには付加価値が高いイベント、スタンプとなり、集客や動員数の増加を図ることが可能となる。
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各部、各ステップなどに含まれる処理や機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段/部やステップなどを1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。或いは、本発明による装置、方法、プログラムなどの一部の構成要素、機能、処理、ステップなどを遠隔地のサーバなどに配置することも可能であることに注意されたい。電子スタンプは、スタンプのイラストを提示したが、スタンプではなく写真、図、アニメ、映像などとすることも可能である。また、パターンテーブルや開始パターン、終了パターンなど端末ではなく電子スタンプ提供サーバ側に配置することも可能であり、電子スタンプ提供サーバ側のテーブルも端末側に配置することも可能である。
100 携帯電話端末
200 携帯電話端末
ACQ 取得部
AUT 特定部
CLK 時計機能部
CNU 制御部
COM 通信部
CSS センサ
DIC 表示制御部
DSPR 電子スタンプ装置
DSPR1 電子スタンプ装置
DSPR2 電子スタンプ装置
DSPR3 電子スタンプ装置
DSPR4 電子スタンプ装置
DSS 電子スタンプサーバ
DSS2 電子スタンプサーバ
EDR 透過断面図
EDR1 透過断面図
EDR2 透過断面図
GPSU 位置認識部
GUD ガイド
GUD2 ガイド
ITM1,2,3 項目
KSR カスレ
KSR3 カスレ
NET ネットワーク
PERD 斜視図
PS 突起部
PS1,PS3,PS7 突起部
PT パターンテーブル
PT1 パターンテーブル
PT2 パターンテーブル
PT3 パターンテーブル
PT4 パターンテーブル
PT5 パターンテーブル
PT6 パターンテーブル
RGN 電子スタンプ領域
RGN2 電子スタンプ領域
RGP 電子スタンプ領域処理部
SPK 音声出力部
ST 記憶部
STP 電子スタンプ
STP 電子スタンプ識別子
TBL テーブル
TBL1 テーブル
TBL2 テーブル
TBL3 テーブル
TBL4 テーブル
TINT 休止時間
TPL タッチパネル
TPL3 タッチパネル
TPL4 タッチパネル
TRE タレ
TRE3 タレ
TS1,TS2,TS3,TS4 接触
TS1,TS3,TS7,TS9 接触

Claims (22)

  1. 電子スタンプ表示装置であって、
    電子スタンプ装置の複数の突起部による物理的な一連の接触を検知するタッチパネルと、
    接触パターンと、該接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子とを含むパターンテーブルを格納する記憶部と、
    前記タッチパネルにより検知された一連の接触と合致する接触パターンを、前記パターンテーブル上で検索し、合致する接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子を特定する特定部と、
    特定された電子スタンプ識別子を含む電子スタンプ要求を、電子スタンプサーバへ送信する送信部と、
    前記電子スタンプ要求に応答して前記電子スタンプサーバから送信された電子スタンプを受信する受信部と、
    受信した電子スタンプを前記タッチパネルに表示するように制御する制御部と、
    を有する電子スタンプ表示装置。
  2. 請求項1に記載の電子スタンプ表示装置において、
    前記一連の接触を構成する個々の接触によって規定される電子スタンプ領域の属性情報である、電子スタンプの大きさ、前記タッチパネル上の電子スタンプの位置、および、前記タッチパネル上の電子スタンプの傾き、のうちの少なくとも1つの属性情報を求める電子スタンプ領域処理部をさらに有し、
    前記制御部が、
    前記電子スタンプの表示を制御するにあたって、求めた前記電子スタンプ領域の属性情報に対応した、該電子スタンプの大きさ、位置、および、方向のうちの少なくとも1つで表示するように制御する、
    ことを特徴とする電子スタンプ表示装置。
  3. 請求項1または2に記載の電子スタンプ表示装置において、
    前記記憶部が、
    前記特定部による特定の開始を示す開始パターンと、前記特定部による特定の終了を示す終了パターンとをさらに格納し、
    前記特定部は、
    前記パターンテーブル上で検索するにあたって、前記タッチパネルにより検知された一連の接触のうち、前記開始パターンと前記終了パターンとの間にある接触のみで、前記パターンテーブル上での検索を行う、
    ことを特徴とする電子スタンプ表示装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子スタンプ表示装置において、
    自装置の傾きを測定する傾きセンサをさらに有し、
    前記制御部が、
    前記電子スタンプの表示を制御するにあたって、測定した自装置の傾きに対応して、前記電子スタンプを変化させるように制御する、
    ことを特徴とする電子スタンプ表示装置。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子スタンプ表示装置において、
    自装置の傾きを測定する傾きセンサをさらに有し、
    前記送信部が、
    前記電子スタンプ要求の送信にあたって、測定した自装置の傾きの情報を、前記電子スタンプ要求に含ませて前記電子スタンプサーバへ送信する、
    ことを特徴とする電子スタンプ表示装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子スタンプ表示装置において、
    位置情報を受信し、自装置の位置を測定する位置認識部、または、
    前記タッチパネルにより検知された一連の接触の時刻情報を生成する時計機能部、
    をさらに有し、
    前記送信部が、
    前記電子スタンプ要求の送信にあたって、測定した自装置の位置、または、前記一連の接触の時刻情報を、前記電子スタンプ要求に含ませて前記電子スタンプサーバへ送信する、
    ことを特徴とする電子スタンプ表示装置。
  7. 演算処理装置を請求項1〜6に記載の電子スタンプ表示装置として機能させる電子スタンプ表示支援プログラム。
  8. 請求項7に記載の電子スタンプ表示支援プログラムを格納したコンピュータ可読な記憶媒体。
  9. タッチパネルを具えた通信端末を制御する電子スタンプ表示支援プログラムであって、
    前記タッチパネルにより検知された電子スタンプ装置の複数の突起部による物理的な一連の接触を取得する取得ステップと、
    前記一連の接触を構成する個々の接触によって規定される電子スタンプ領域の属性情報である、電子スタンプの大きさ、前記タッチパネル上の電子スタンプの位置、および、前記タッチパネル上の電子スタンプの傾き、のうちの少なくとも1つの属性情報を求める属性情報処理ステップと、
    前記一連の接触の少なくとも一部に関連付けられた電子スタンプを要求する電子スタンプ要求を電子スタンプサーバに送信する送信ステップと、
    前記電子スタンプ要求に応答して前記電子スタンプサーバから送信された電子スタンプを受信する受信ステップと、
    受信した電子スタンプを、前記電子スタンプ領域の属性情報に対応した、電子スタンプの大きさ、位置、および、方向のうちの少なくとも1つで、前記タッチパネルに表示する電子スタンプ表示ステップと、
    を有する電子スタンプ表示支援プログラム。
  10. 請求項9に記載の電子スタンプ表示支援プログラムにおいて、
    前記取得される一連の接触が、
    前記一連の接触の少なくとも一部よりも前に配置される、前記電子スタンプ装置による入力の開始を示す開始パターンと、
    前記一連の接触の少なくとも一部よりも後に配置される、前記電子スタンプ装置による入力の終了を示す終了パターンとを含み、
    前記電子スタンプ表示支援プログラムが、
    前記電子スタンプ装置による入力の開始を示す開始パターンと、前記電子スタンプ装置による入力の終了を示す終了パターンとを格納する格納ステップと、
    前記取得される一連の接触が、前記開始パターンと、前記終了パターンとを含む場合にだけ、前記送信ステップの実行を許可する許可ステップと、
    をさらに有する、
    ことを特徴とする電子スタンプ表示支援プログラム。
  11. 請求項9または10に記載の電子スタンプ表示支援プログラムにおいて、
    前記取得される一連の接触が、
    任意の傾きの行と列で矩形上の領域に配置される接触であり、
    前記属性情報処理ステップが、
    前記一連の接触を構成する個々の接触から、行と列で矩形上の領域に配置される接触のパターンとして認識し、当該接触のパターンから前記電子スタンプ領域の属性情報である、電子スタンプの大きさ、前記タッチパネル上の電子スタンプの位置、および、前記タッチパネル上の電子スタンプの傾き、のうちの少なくとも1つの属性情報を求める、
    ことを特徴とする電子スタンプ表示支援プログラム。
  12. 請求項9−11のいずれか1項に記載の電子スタンプ表示支援プログラムにおいて、
    傾きセンサが測定した自装置の傾きを取得する取得ステップ、
    をさらに有し、
    前記受信した電子スタンプを、取得した自装置の傾きに対応して、変化させるステップ、または、
    前記電子スタンプ要求に、取得した自装置の傾きを含ませるステップ、
    をさらに有する、
    ことを特徴とする電子スタンプ表示支援プログラム。
  13. 請求項9−12のいずれか1項に記載の電子スタンプ表示支援プログラムにおいて、
    位置認識部が位置情報を受信し、測定した自装置の位置を取得する取得ステップと、
    前記電子スタンプ要求に、取得した自装置の位置を含ませるステップと、
    をさらに有する、
    ことを特徴とする電子スタンプ表示支援プログラム。
  14. 請求項9−13のいずれか1項に記載の電子スタンプ表示支援プログラムにおいて、
    前記電子スタンプ装置の複数の突起部による物理的な一連の接触を取得する取得ステップ、前記属性情報処理ステップ、前記送信ステップ、および、前記受信ステップの少なくとも1つが、開始、または、終了した後、前記タッチパネルに電子スタンプが押されたことを示す画像を表示するか、電子スタンプが押されたことを示す音声をスピーカから出力するか、前記タッチパネルまたは前記通信端末の少なくとも一部において電子スタンプが押されたことを示す振動を発生させるかを実行するステップ、
    をさらに有する、
    ことを特徴とする電子スタンプ表示支援プログラム。
  15. 請求項9−14のいずれか1項に記載の電子スタンプ表示支援プログラムにおいて、
    ソーシャルネットワークサービスを提供するSNSサーバと通信を行うSNSプログラムと情報をやりとりするインターフェイスステップと、
    前記インターフェイスステップにより得られた前記ソーシャルネットワークサービスにおけるユーザの属性情報を取得する属性取得ステップと、
    前記電子スタンプ要求に、取得した前記ユーザの属性情報を含ませるステップと、
    をさらに有する、
    ことを特徴とする電子スタンプ表示支援プログラム。
  16. 請求項9−15のいずれか1項に記載の電子スタンプ表示支援プログラムにおいて、
    表示される前記電子スタンプを記憶部に格納するスタンプ格納ステップと、
    前記電子スタンプ要求に、格納されている前記電子スタンプの数、電子スタンプに付された識別子、格納の時間、および、格納の頻度の少なくとも1つを含ませるステップと、
    をさらに有する、
    ことを特徴とする電子スタンプ表示支援プログラム。
  17. 請求項9−16のいずれか1項に記載の電子スタンプ表示支援プログラムにおいて、
    前記電子スタンプが、
    画像、静止画、映像、音声、電子クーポン、写真、図形、記号、および、文字のうちの少なくとも1つである、
    ことを特徴とする電子スタンプ表示支援プログラム。
  18. 請求項8または9に記載の電子スタンプ表示支援プログラムにおいて、
    接触のパターンに関連付けられた、電子スタンプ識別子を含むパターンテーブルを記憶部に格納する格納ステップと、
    前記一連の接触の少なくとも一部が、前記パターンテーブルに格納された接触のパターンにマッチするか判定し、マッチした場合に、関連付けられた電子スタンプ識別子を、前記電子スタンプ要求に含ませるステップと、
    をさらに有する、
    ことを特徴とする電子スタンプ表示支援プログラム。
  19. タッチパネルを具えた通信端末を制御する電子スタンプ表示支援プログラムであって、
    接触パターンと、該接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子とを含むパターンテーブルを記憶部に格納する格納ステップと、
    前記タッチパネルにより検知された電子スタンプ装置の複数の突起部による物理的な一連の接触を取得する取得ステップと、
    前記タッチパネルにより検知された一連の接触と合致する接触パターンを、前記パターンテーブル上で検索し、合致する接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子を特定する特定ステップと、
    前記一連の接触を構成する個々の接触によって規定される電子スタンプ領域の属性情報である、電子スタンプの大きさ、前記タッチパネル上の電子スタンプの位置、および、前記タッチパネル上の電子スタンプの傾き、のうちの少なくとも1つの属性情報を求める属性情報処理ステップと、
    特定された電子スタンプ識別子を含む電子スタンプ要求を、電子スタンプサーバへ送信する送信ステップと、
    前記電子スタンプ要求に応答して前記電子スタンプサーバから送信された電子スタンプを受信する受信ステップと、
    受信した電子スタンプを、前記電子スタンプ領域の属性情報に対応した、電子スタンプの大きさ、位置、および、方向のうちの少なくとも1つで、前記タッチパネルに表示する電子スタンプ表示ステップと、
    を有する電子スタンプ表示支援プログラム。
  20. タッチパネルを具えた通信端末を制御する電子スタンプ表示支援プログラムであって、
    接触パターンと、該接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子とを含むパターンテーブルを記憶部に格納する格納ステップと、
    前記タッチパネルにより検知された電子スタンプ装置の複数の突起部による物理的な一連の接触を取得する取得ステップと、
    前記タッチパネルにより検知された一連の接触と合致する接触パターンを、前記パターンテーブル上で検索し、合致する接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子を特定する特定ステップと、
    前記一連の接触を構成する個々の接触によって規定される電子スタンプ領域の属性情報である、電子スタンプ領域の移動、個々の接触の強さ、および、個々の接触の押圧の変化、のうちの少なくとも1つの属性情報を求める属性情報処理ステップと、
    特定された電子スタンプ識別子を含む電子スタンプ要求を、電子スタンプサーバへ送信する送信ステップと、
    前記電子スタンプ要求に応答して前記電子スタンプサーバから送信された電子スタンプを受信する受信ステップと、
    受信した電子スタンプを、前記電子スタンプ領域の属性情報に対応して、変化させて、前記タッチパネルに表示する電子スタンプ表示ステップと、
    を有する電子スタンプ表示支援プログラム。
  21. タッチパネルを具えた通信端末を制御する電子スタンプ表示支援プログラムであって、
    接触パターンと、該接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子とを含むパターンテーブルを記憶部に格納する格納ステップと、
    前記タッチパネルにより検知された電子スタンプ装置の複数の突起部による物理的な一連の接触を取得する取得ステップと、
    前記タッチパネルにより検知された一連の接触と合致する接触パターンを、前記パターンテーブル上で検索し、合致する接触パターンに関連付けられた電子スタンプ識別子を特定する特定ステップと、
    前記一連の接触を構成する個々の接触によって規定される電子スタンプ領域の属性情報である、電子スタンプ領域の移動、個々の接触の強さ、および、個々の接触の押圧の変化、のうちの少なくとも1つの属性情報を求める属性情報処理ステップと、
    特定された電子スタンプ識別子および電子スタンプ領域の属性情報を含む電子スタンプ要求を、電子スタンプサーバへ送信する送信ステップと、
    前記電子スタンプ要求に応答して前記電子スタンプサーバから送信された電子スタンプを受信する受信ステップと、
    受信した電子スタンプを、前記電子スタンプ領域の属性情報に対応して前記タッチパネルに表示する電子スタンプ表示ステップと、
    を有する電子スタンプ表示支援プログラム。
  22. 請求項9−21のいずれか1項に記載の電子スタンプ表示支援プログラムを格納したコンピュータ可読な記憶媒体。
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