JP2015191460A - 情報伝達システム、情報伝達方法、および情報伝達プログラム - Google Patents

Abstract

【課題】情報伝達を効率的に行う。【解決手段】サーバ用携帯端末は、発信用入力情報と、発信用入力情報を一意に特定する情報伝達種類とを関連付けた第１テーブルを予め記憶し、クライアント用携帯端末へ発信する際、第１テーブルより、情報伝達種類を一覧表示し、情報伝達種類についての発信情報入力画面を表示し、選択された情報伝達種類と発信情報入力画面上にて入力された各入力情報とを含む発信データを、クライアント用携帯端末へ一括送信する。クライアント用携帯端末は、情報伝達種類と、発信用入力情報に対する返信用入力情報とを関連付けた第２テーブルを予め記憶し、受信した際、発信データに含まれる情報伝達種類に対応する発信用入力情報についての返信用入力情報より、返信情報入力画面を表示し、発信データに含まれる情報伝達種類と返信情報入力画面上にて入力された各入力情報とを少なくとも含む返信データを、サーバ用携帯端末へ送信する。【選択図】図１

Description

本発明は、サーバ用携帯端末とクライアント用携帯端末とを備える情報伝達システム、情報伝達方法、および情報伝達プログラムに関する。

子供や老人を預かる施設と保護者との間で、たとえば、電子メールを利用した情報伝達が行われている。しかしながら、施設側の操作者は、常にパソコンがある机上のみで業務しているとは限らず、パソコンが無い施設内の他の場所、あるいは施設外で業務する場合がある。そこで、携帯端末をサーバ用携帯端末とすることで、机上にいない場合であっても、保護者側の携帯端末（クライアント用携帯端末）との間での情報伝達が可能となる。

特許文献１には、押下された入力キーに対応付けて履歴記憶部に記憶された各々の入力候補を優先的に表示する技術が記載されている。

特開２００９−１６９４７２号公報（ページＮｏ．３−６）

しかしながら、一般的には、サーバ用携帯端末側における伝達情報の入力のほとんどは、作業者が直接文字を入力することで行われている。文字を直接入力する作業の場合、作業負荷、誤入力率、情報伝達遅延の増加が懸念される。

特許文献１の技術は、携帯端末のようなキー数が限られている文字入力装置における操作負担を軽減させることを目的としている。しかしながら、この技術では、上記のような使用環境（サーバ用携帯端末とクライアント用携帯端末との間における情報伝達）において発生する課題を解決することはできない。

本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、情報伝達を効率的に行うことができる情報伝達システム、情報伝達方法、および情報伝達プログラムを提供することを目的とする。

本発明の情報伝達システムは、サーバ用携帯端末とクライアント用携帯端末とを備える情報伝達システムであって、前記サーバ用携帯端末は、発信用入力情報と、前記発信用入力情報を一意に特定する情報伝達種類とを関連付けた第１テーブルを予め記憶する第１記憶手段と、前記クライアント用携帯端末へ発信データを発信する際、前記第１テーブルを参照し、前記情報伝達種類を一覧表示し、前記一覧表示の中から選択された前記情報伝達種類についての前記発信用入力情報に関する発信情報入力画面を表示し、選択された前記情報伝達種類と前記発信情報入力画面上にて入力された各入力情報とを少なくとも含む前記発信データを、前記クライアント用携帯端末へ一括送信する第１制御手段と、を備え、前記クライアント用携帯端末は、前記情報伝達種類と、前記発信用入力情報に対する返信用入力情報とを関連付けた第２テーブルを予め記憶する第２記憶手段と、前記発信データを受信した際、前記発信データに含まれる前記情報伝達種類に対応する発信用入力情報についての前記返信用入力情報を取得し、前記返信用入力情報に対応する返信情報入力画面を表示し、前記発信データに含まれる前記情報伝達種類と前記返信情報入力画面上にて入力された各入力情報とを少なくとも含む返信データを、前記サーバ用携帯端末へ送信する第２制御手段と、を備える。

本発明の情報伝達方法は、サーバ用携帯端末とクライアント用携帯端末とを備える情報伝達システムにおける情報伝達方法であって、前記サーバ用携帯端末において、発信用入力情報と、前記発信用入力情報を一意に特定する情報伝達種類とを関連付けた第１テーブルを予め記憶し、前記クライアント用携帯端末へ発信データを発信する際、前記第１テーブルを参照し、前記情報伝達種類を一覧表示し、前記一覧表示の中から選択された前記情報伝達種類についての前記発信用入力情報に関する発信情報入力画面を表示し、選択された前記情報伝達種類と前記発信情報入力画面上にて入力された各入力情報とを少なくとも含む前記発信データを、前記クライアント用携帯端末へ一括送信し、前記クライアント用携帯端末において、前記情報伝達種類と、前記発信用入力情報に対する返信用入力情報とを関連付けた第２テーブルを予め記憶し、前記発信データを受信した際、前記発信データに含まれる前記情報伝達種類に対応する発信用入力情報についての前記返信用入力情報を取得し、前記返信用入力情報に対応する返信情報入力画面を表示し、前記発信データに含まれる前記情報伝達種類と前記返信情報入力画面上にて入力された各入力情報とを少なくとも含む返信データを、前記サーバ用携帯端末へ送信することを特徴とする。

本発明の情報伝達プログラムは、サーバ用携帯端末とクライアント用携帯端末とを備える情報伝達システムのコンピュータに、前記サーバ用携帯端末に、発信用入力情報と、前記発信用入力情報を一意に特定する情報伝達種類とを関連付けた第１テーブルを予め記憶させる処理と、前記サーバ用携帯端末において、前記クライアント用携帯端末へ発信データを発信する際、前記第１テーブルを参照し、前記情報伝達種類を一覧表示し、前記一覧表示の中から選択された前記情報伝達種類についての前記発信用入力情報に関する発信情報入力画面を表示し、選択された前記情報伝達種類と前記発信情報入力画面上にて入力された各入力情報とを少なくとも含む前記発信データを、前記クライアント用携帯端末へ一括送信する処理と、前記クライアント用携帯端末に、前記情報伝達種類と、前記発信用入力情報に対する返信用入力情報とを関連付けた第２テーブルを予め記憶する処理と、前記クライアント用携帯端末において、前記発信データを受信した際、前記発信データに含まれる前記情報伝達種類に対応する発信用入力情報についての前記返信用入力情報を取得し、前記返信用入力情報に対応する返信情報入力画面を表示し、前記発信データに含まれる前記情報伝達種類と前記返信情報入力画面上にて入力された各入力情報とを少なくとも含む返信データを、前記サーバ用携帯端末へ送信する処理とを実行させるためのプログラムである。

本発明によれば、情報伝達を効率的に行うことができる。

本発明の実施形態に係る情報伝達システムの構成例を示すブロック図である。 図１に示す第１記憶部に記憶される情報伝達種類定義テーブルのデータ構成例を示す図である。 図２に示す情報伝達種類定義テーブルに含まれる情報発信用入力情報のデータ内容を示す図である。 図１に示す第１記憶部に記憶される返信関連情報のデータ構成例を示す図である。 図１に示す第２記憶部に記憶されるクライアント側情報伝達関連情報のデータ構成例を示す図である。 図１に示す第１伝達処理部の動作例（情報発信動作例）を示すフローチャートである。 サーバ用携帯端末における表示画面遷移の一例を示す図である。 図７に示す情報発信入力画面の一例を示す図である。 図１に示す第１伝達処理部の動作例（返信受信動作）を示すフローチャートである。 図１に示す第２伝達処理部の動作例を示すフローチャートである。

［構成の説明］
図１は、本発明の実施形態に係る情報伝達システム１０の構成例を示すブロック図である。

情報伝達システム１０は、サーバ用携帯端末１００と、ｎ（ｎは正の整数）台のクライアント用携帯端末２００を備える。

サーバ用携帯端末１００は、サーバ用情報伝達部６００を備える。サーバ用情報伝達部６００は、ｎ台のクライアント用携帯端末２００との間で情報伝達（メール送受信）を実行する第１伝達処理部３００（第１制御手段）と、ｎ台のクライアント用携帯端末２００からの返信状況を確認する返信状況確認部４００（返信状況確認手段）と、第１記憶部５００（第１記憶手段）と、を備える。

第１記憶部５００は、サーバ側情報伝達関連情報を記憶する。サーバ側情報伝達関連情報は、各クライアント用携帯端末２００のメールアドレスと、情報伝達種類定義テーブル１２（図２参照／第１テーブル）と、を含む。図２に示すように、情報伝達種類定義テーブル１２は、情報伝達種類５０（キー１、２、・・・）毎に、情報発信用入力情報５１（発信情報Ａ、Ｂ、・・・）を定義する。図３は、情報伝達種類定義テーブル１２に含まれる情報発信用入力情報５１のデータ内容（発信情報のデータ形式６０、付加情報６１等）を示す図である。

また、第１記憶部５００は、返信状況確認部４００による返信状況確認処理を実行するための情報である返信関連情報１４（図４参照）を保持する。図４に示すように、返信関連情報１４は、クライアント用携帯端末メールアドレス７０（メールアドレス１、２、・・・）毎に、発信済み情報伝達種類７１（キー１、２、・・・）と返信有無７２（有／無）と発信情報７３（発信情報Ａ、Ｂ、・・・）と発信情報に対する返信情報７４（返信情報Ａ−１、Ａ−２、Ｂ−１、任意文字列、・・・）をを含む。

図１の説明に戻る。クライアント用携帯端末２００は、クライアント用情報伝達部９００を備える。クライアント用情報伝達部９００は、サーバ用携帯端末１００への返信を実行する第２伝達処理部７００（第２制御手段）と、第２記憶部８００（第２記憶手段）と、を備える。

第２記憶部８００は、クライアント側情報伝達関連テーブル１６（図５参照／第２テーブル）を記憶する。図５に示すように、クライアント側情報伝達関連テーブル１６では、情報伝達種類９０（キー１、２、・・・）毎に、発信情報９１（発信情報Ａ、Ｂ、・・・）に対応する返信情報９２（返信情報Ａ−１、Ａ−２、任意文字列、・・・）が定義されている。
［サーバ用携帯端末１００の動作説明］
図６は、図１に示す第１伝達処理部３００の動作例（情報発信動作例）を示すフローチャートである。図７は、サーバ用携帯端末１００における表示画面遷移の一例を示す図である。図８は、図７に示す情報発信入力画面の一例を示す図である。

サーバ用携帯端末１００の操作者によって、サーバ用携帯端末１００の待ち受け画面上のクライアントへの情報発信用ボタン（不図示）が押下されると、第１伝達処理部３００は、サーバ用携帯端末情報発信画面２１（図７参照）を表示する（ステップＳ３０）。

サーバ用携帯端末情報発信画面２１上において、上記操作者によって、クライアントへの情報発信が選択されると、第１伝達処理部３００は、情報伝達種類選択画面２２（図７参照）を表示する（ステップＳ３１）。情報伝達種類選択画面２２において、情報伝達種類定義テーブル１２（図２参照）に定義されている全ての情報伝達種類５０（キー１、キー２、・・・）が一覧表示されるとともに、操作者によっていずれか１つの情報伝達種類が選択される。

情報伝達種類選択画面２２上において、上記操作者によって、クライアント用携帯端末２００に発信するための１つの情報伝達種類５０が選択されると、第１伝達処理部３００は、第１記憶部５００に記憶された情報伝達種類定義テーブル１２を参照し、情報伝達種類５０に対応した情報発信用入力情報５１を取得する（ステップＳ３２）。たとえば、キー１が選択された場合、図２に示されるように、第１伝達処理部３００は、発信情報Ａ、発信情報Ｂ、および発信情報Ｃを取得する。第１伝達処理部３００は、情報発信用入力情報５１に対応した情報発信入力画面２３（図８参照）を表示する（ステップＳ３３）。なお、図８に示す情報発信入力画面２３は、一例として、情報伝達種類５０としてのキー１（図２参照）に対応する情報発信用入力情報５１（発信情報Ａ、Ｂ、Ｃ）の入力画面を示す。

情報発信入力画面２３上において、上記操作者によって、発信情報の入力が実施される（ステップＳ３４）。この場合、情報発信入力画面２３上において、発信情報Ａ、Ｂは、選択方式（図８の４１、４２）で入力され、発信情報Ｃは、文字入力により入力される（図８参照）。

情報発信入力画面２３上にて送信ボタン４４が押下されると、第１伝達処理部３００は、情報伝達種類選択画面２２上で選択された情報伝達種類５０と、情報発信入力画面２３上で入力された各入力情報と、を少なくとも含む電子メールを、第１記憶部５００に記憶されたクライアント用携帯端末メールアドレス７０へ一括送信する（ステップＳ３５）。

図９は、図１に示す第１伝達処理部３００の動作例（返信受信処理）を示すフローチャートである。本処理は、電子メールを受信する度に実行される。電子メールを受信すると、第１伝達処理部３００は、受信した電子メールのメールアドレスが第１記憶部５００に格納されているクライアント用携帯端末メールアドレス７０と一致するか否かを判定する（ステップＳ８０）。

受信したメールがクライアント用携帯端末２００からの電子メールと判断された場合（ステップＳ８０においてＹｅｓ）、第１伝達処理部３００は、第１記憶部５００に格納されている情報伝達種類が電子メール内に含まれているかを判断する（ステップＳ８１）。情報伝達種類が含まれている場合（ステップＳ８１においてＹｅｓ）、第１伝達処理部３００は、返信関連情報１４（図４参照）において、当該クライアント用携帯端末メールアドレス７０に関する領域に、返信に関連する情報を書き込む（ステップＳ８２）。具体的には、第１伝達処理部３００は、発信済み情報伝達種類７１に対応した返信有無７２を“有”に設定し、発信情報に対する返信情報７４の格納領域に、クライアント用携帯端末２００から受信したメールに含まれる返信情報を格納する。

ステップＳ８２の処理が終了した場合、受信したメールがクライアント用携帯端末２００からの電子メールでないと判断された場合（ステップＳ８０においてＮｏ）、および、情報伝達種類が電子メール内に含まれていない場合（ステップＳ８１においてＮｏ）、図９に示す処理は終了する。

次に、返信状況確認部４００の動作例について説明する。概略的には、サーバ用携帯端末１００の操作者が複数のクライアント用携帯端末２００からの返信状況を迅速に確認したい場合、返信状況確認部４００は、簡略化された操作にて確認を実行する。

まず、図７の「情報伝達種類別状況確認画面２５」について説明する。サーバ用携帯端末情報発信画面２１（図７参照）上において、サーバ用携帯端末１００の操作者によって、「情報伝達種類別状況確認」が選択されると、返信状況確認部４００は、確認用情報伝達種類選択画面２４を表示する。確認用情報伝達種類選択画面２４上において、上記操作者によって、確認したい情報伝達種類が選択されると、返信状況確認部４００は、選択された情報伝達種類と一致する発信済み情報伝達種類７１を持つクライアント用携帯端末メールアドレス７０を、情報伝達種類別状況確認画面２５に表示する。そして、返信状況確認部４００は、情報伝達種類別状況確認画面２５に表示されたクライアント用携帯端末メールアドレス７０について、選択された情報伝達種類に関連づけられた情報（返信有無７２、発信情報７３、発信情報に対する返信情報７４を、情報伝達種類別状況確認画面２５に表示する。

次に、図７の「クライアント別状況確認画面２７」について説明する。サーバ用携帯端末情報発信画面２１上において、上記操作者によって、「クライアント別状況確認」が選択されると、返信状況確認部４００は、確認用クライアント選択画面２６を表示する。確認用クライアント選択画面２６上において、上記操作者によって、第１記憶部５００に格納されたクライアント用携帯端末メールアドレス７０のいずれかが選択される。返信状況確認部４００は、確認用クライアント選択画面２６にて選択されたクライアント用携帯端末メールアドレス７０について、発信済み情報伝達種類７１と、発信済み情報伝達種類７１に関連づけられた情報（返信有無７２、発信情報７３、発信情報に対する返信情報７４）を、クライアント別状況確認画面２７に表示する。
［クライアント用携帯端末２００の動作説明］
図１０は、図１に示す第２伝達処理部７００の動作例を示すフローチャートである。

サーバ用携帯端末１００から電子メールを受信すると、第２伝達処理部７００は、第２記憶部８００に格納されたクライアント側情報伝達関連テーブル１６（図５参照）を参照し、受信したメールに含まれる情報伝達種類９０に対応する発信情報９１への返信情報９２を取得する（ステップＳ１００）。第２伝達処理部７００は、返信情報９２に対応する返信情報入力画面（不図示）を表示する（ステップＳ１０１）。返信情報入力画面上にて、クライアント用携帯端末２００の操作者によって、返信情報が入力される（ステップＳ１０２）。第２伝達処理部７００は、サーバ用携帯端末１００から受信したメールに含まれる情報伝達種類９０と、ステップＳ１０２にて入力された返信情報と、を少なくとも含む電子メールを、サーバ用携帯端末１００へ返信する（ステップＳ１０３）。
［効果の説明］
以上説明したように、本実施形態では、サーバ用携帯端末１００とクライアント用携帯端末２００との間で共有化された情報伝達種類に基づいた情報伝達処理が実行される。これにより、サーバ用携帯端末１００の操作者は、情報伝達種類を選択することで伝達すべき情報を、選択方式や文字による入力支援機能を搭載した入力画面にて簡略化された操作で入力し、複数のクライアント用携帯端末２００へ一括送信することができる。また、クライアント用携帯端末２００の操作者は、情報伝達種類に応じた返信情報を、返信情報入力画面から簡単な操作にて、送信することができる。すなわち、本実施形態によれば、情報伝達に関する作業を効率的に行うことができる。

さらに、本実施形態において、サーバ用携帯端末１００は、クライアント用携帯端末２００からの返信状況を確認する返信状況確認部４００を備える。従って、多数のクライアント用携帯端末２００からの返信をサーバ用携帯端末１００で受信する場合（たとえば、預かり施設における現状報告の一斉収集時、あるいは商業用途におけるアンケートの一斉回収時等）であっても、返信内容を容易に把握することができる。

なお、以上説明した実施形態において、サーバ用携帯端末１００とクライアント用携帯端末２００の間の情報伝達に電子メールを使用している場合、写真の添付も可能である。具体的には、サーバ用情報伝達機能及びクライアント用情報伝達機能に写真を添付する機能を追加することにより、写真による状況報告も可能である。

また、メールアドレス表示の代わりに、メールアドレスをインデックスとして、サーバ用携帯端末に格納された電話帳から個人名などを検索し、それを表示することによって、容易にメールアドレス使用者を識別できるようにすることも可能である。

また、図１では返信状況確認部４００が記載されているが、返信状況確認部４００は、本発明の最上位の課題を解決するための必須の要素ではない。従って、返信状況確認部４００を含んでいない状態の図１の構成であっても、上位課題は解決可能である。

また、以上説明した実施形態では、サーバ用携帯端末１００とクライアント用携帯端末２００との間での情報伝達が電子メールにて行われる場合が例示されているが、上記情報伝達は電子メールに限定されない。

また、以上説明した実施形態は、預かり施設（たとえば、保育園、幼稚園、学校、老人ホーム等）におけるシステムに限定されず、他の用途（たとえば、商業用途等）のシステムにも広く適用可能である。

以上説明した実施形態の全部又は一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。

「コンピュータシステム」の例としては、たとえば、ＣＰＵ（Central Processing Unit）を挙げることができる。

「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」は、たとえば、非一時的な記憶装置である。非一時的な記憶装置の例としては、たとえば、光磁気ディスク、ＲＯＭ（Read Only Memory）、不揮発性半導体メモリ等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスクを挙げることができる。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」は、一時的な記憶装置であってもよい。一時的な記憶装置の例としては、たとえば、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線、あるいは、コンピュータシステム内部の揮発性メモリを挙げることができる。

また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、更に前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。

以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の記載に限定されない。上記実施形態に多様な変更又は改良を加えることが可能であることは当業者にとって自明である。従って、そのような変更又は改良を加えた形態もまた本発明の技術的範囲に含まれることは説明するまでもない。また、以上説明した各実施形態において使用される、数値や各構成の名称等は例示的なものであり適宜変更可能である。

１０ 情報伝達システム
１２ 情報伝達種類定義テーブル
１４ 返信関連情報
１６ クライアント側情報伝達関連テーブル
５０ 情報伝達種類
５１ 情報発信用入力情報
６０ データ形式
６１ 付加情報
７０ クライアント用携帯端末メールアドレス
７１ 発信済み情報伝達種類
７２ 返信有無
７３ 発信情報
７４ 発信情報に対する返信情報
９０ 情報伝達種類
９１ 発信情報
９２ 返信情報
１００ サーバ用携帯端末
２００ クライアント用携帯端末
３００ 第１伝達処理部
４００ 返信状況確認部
５００ 第１記憶部
６００ サーバ用情報伝達部
７００ 第２伝達処理部
８００ 第２記憶部
９００ クライアント用情報伝達部

Claims (7)

1. サーバ用携帯端末とクライアント用携帯端末とを備える情報伝達システムであって、
   前記サーバ用携帯端末は、
   発信用入力情報と、前記発信用入力情報を一意に特定する情報伝達種類とを関連付けた第１テーブルを予め記憶する第１記憶手段と、
   前記クライアント用携帯端末へ発信データを発信する際、前記第１テーブルを参照し、前記情報伝達種類を一覧表示し、前記一覧表示の中から選択された前記情報伝達種類についての前記発信用入力情報に関する発信情報入力画面を表示し、選択された前記情報伝達種類と前記発信情報入力画面上にて入力された各入力情報とを少なくとも含む前記発信データを、前記クライアント用携帯端末へ一括送信する第１制御手段と、を備え、
   前記クライアント用携帯端末は、
   前記情報伝達種類と、前記発信用入力情報に対する返信用入力情報とを関連付けた第２テーブルを予め記憶する第２記憶手段と、
   前記発信データを受信した際、前記発信データに含まれる前記情報伝達種類に対応する発信用入力情報についての前記返信用入力情報を取得し、前記返信用入力情報に対応する返信情報入力画面を表示し、前記発信データに含まれる前記情報伝達種類と前記返信情報入力画面上にて入力された各入力情報とを少なくとも含む返信データを、前記サーバ用携帯端末へ送信する第２制御手段と、
   を備えることを特徴とする情報伝達システム。
2. 前記第１記憶手段は、前記情報伝達種類毎に前記返信データに関連する返信関連情報を格納するための返信関連情報格納領域を備え、
   前記返信データを受信した際、前記第１制御手段は、前記返信関連情報格納領域における該当領域に、前記返信関連情報を書き込むことを特徴とする請求項１記載の情報伝達システム。
3. 前記サーバ用携帯端末は、前記返信関連情報格納領域に格納された前記返信関連情報を表示する返信状況確認手段をさらに備えることを特徴とする請求項２記載の情報伝達システム。
4. 前記返信状況確認手段は、前記返信関連情報格納領域に登録されている前記情報伝達種類を一覧表示し、選択された前記情報伝達種類に対応する前記返信関連情報を前記返信関連情報格納領域から読み出して表示することを特徴とする請求項３記載の情報伝達システム。
5. 前記返信状況確認手段は、前記返信関連情報格納領域に登録されている前記クライアント用携帯端末を一覧表示し、選択されたクライアント用携帯端末に割り振られた前記情報伝達種類に対応する前記返信関連情報を前記返信関連情報格納領域から読み出して表示することを特徴とする請求項３記載の情報伝達システム。
6. サーバ用携帯端末とクライアント用携帯端末とを備える情報伝達システムにおける情報伝達方法であって、
   前記サーバ用携帯端末において、
   発信用入力情報と、前記発信用入力情報を一意に特定する情報伝達種類とを関連付けた第１テーブルを予め記憶し、
   前記クライアント用携帯端末へ発信データを発信する際、前記第１テーブルを参照し、前記情報伝達種類を一覧表示し、前記一覧表示の中から選択された前記情報伝達種類についての前記発信用入力情報に関する発信情報入力画面を表示し、選択された前記情報伝達種類と前記発信情報入力画面上にて入力された各入力情報とを少なくとも含む前記発信データを、前記クライアント用携帯端末へ一括送信し、
   前記クライアント用携帯端末において、
   前記情報伝達種類と、前記発信用入力情報に対する返信用入力情報とを関連付けた第２テーブルを予め記憶し、
   前記発信データを受信した際、前記発信データに含まれる前記情報伝達種類に対応する発信用入力情報についての前記返信用入力情報を取得し、前記返信用入力情報に対応する返信情報入力画面を表示し、前記発信データに含まれる前記情報伝達種類と前記返信情報入力画面上にて入力された各入力情報とを少なくとも含む返信データを、前記サーバ用携帯端末へ送信する
   ことを特徴とする情報伝達方法。
7. サーバ用携帯端末とクライアント用携帯端末とを備える情報伝達システムのコンピュータに、
   前記サーバ用携帯端末に、発信用入力情報と、前記発信用入力情報を一意に特定する情報伝達種類とを関連付けた第１テーブルを予め記憶させる処理と、
   前記サーバ用携帯端末において、前記クライアント用携帯端末へ発信データを発信する際、前記第１テーブルを参照し、前記情報伝達種類を一覧表示し、前記一覧表示の中から選択された前記情報伝達種類についての前記発信用入力情報に関する発信情報入力画面を表示し、選択された前記情報伝達種類と前記発信情報入力画面上にて入力された各入力情報とを少なくとも含む前記発信データを、前記クライアント用携帯端末へ一括送信する処理と、
   前記クライアント用携帯端末に、前記情報伝達種類と、前記発信用入力情報に対する返信用入力情報とを関連付けた第２テーブルを予め記憶する処理と、
   前記クライアント用携帯端末において、前記発信データを受信した際、前記発信データに含まれる前記情報伝達種類に対応する発信用入力情報についての前記返信用入力情報を取得し、前記返信用入力情報に対応する返信情報入力画面を表示し、前記発信データに含まれる前記情報伝達種類と前記返信情報入力画面上にて入力された各入力情報とを少なくとも含む返信データを、前記サーバ用携帯端末へ送信する処理と
   を実行させるための情報伝達プログラム。

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