JP2015191433A - 情報入力装置および自動販売機 - Google Patents

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藤田  和久
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高功 上田
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Abstract

【課題】静電容量式でタッチ入力を検知するとともに前面に大きな押圧力が負荷されても検知精度が低下することを抑制できる情報入力装置、およびかかる情報入力装置を備える各種機器を提供する。
【解決手段】情報入力装置100は、背面支持体110、前面表示体120およびセンサシート30を備える。センサシート30は背面支持体110の前面側に配置され、静電容量式でタッチ入力を検知する複数のセンサ電極を有する。前面表示体120はセンサシート30の前面側に配置される。情報入力装置100は、センサ電極と異なる位置に前面表示体120と背面支持体110とに亘って面直方向に立設されたリブ26を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、静電容量式でタッチ入力を検知する情報入力装置、およびかかる情報入力装置を備える自動販売機に関する。
現金自動支払い機や現金自動預け払い機(以下、自動取引装置という場合がある)のほか、各種施設や建物への入構ゲートなどでは、本人確認や入構資格の確認のため暗証番号の情報入力とその照合確認が行われている。入力動作の繰り返し耐久性が高く、また目的に応じて様々な入力画面を形成できるという観点から、機械式の押しボタンに代えて、タッチ入力センサと表示デバイスとを組み合わせたタッチ入力式の情報入力装置が提供されている。
特許文献1には、携帯電話機などに実装されるタッチ入力デバイスが記載されている。このタッチ入力デバイスは、透明支持基板、透明電極および引き回し回路を備え、液晶表示装置や有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)装置などの表示部の前面側に配置されている。透明電極および引き回し回路は透明支持基板上にパターン形成されている。透明支持基板は、携帯電話機の最前面の保護部材を兼用しており、ガラスやポリカーボネートなどの透明材料からなり、十分な厚みをもっている。ユーザは、表示部に表示される文字やアイコン等の表示要素を、透明電極および透明支持基板を通じて視認し、所望の表示要素の表示位置をユーザの指先やスタイラスなどの入力体でタッチする。これにより、当該表示要素に対応する一または複数の透明電極によりタッチ入力が検知される。
タッチ入力デバイスの検知方式としては、主として抵抗膜式および静電容量式が提供されている。このほか、光学式や電磁誘導式、表面弾性波式などの検知方式も提案されている。
抵抗膜式は、離間して対向配置された2枚の抵抗膜の一方を押圧して対向間隔を局所的に縮めることで電気抵抗を変化させ、電圧の変化としてこれを検知する方式である。
静電容量式は表面型と投影型とに大別される。表面型は、基板上に導電膜を積層して四隅にセンサ電極を配置したものである。指等が接近すると、センサ電極が形成している電界が指等を通じて人間(アース)側に吸収されて静電容量が変化するため、この変化を検知してタッチ位置を特定する。投影型は、基板上に多数のセンサ電極を配列し、指等が接近して複数のセンサ電極間の静電容量が変化することを検知してタッチ位置を特定する方式である。投影型の静電容量式は、センサ電極の配置形態によって更に自己容量式と相互容量式とに分類される。自己容量式は、指等が接近してセンサ電極の近傍の電界状態が変化したことによって当該センサ電極の浮遊容量が変化することを検知する方式である。相互容量式は、近接する一対のセンサ電極(電極対)の間に形成されている電界が指等を通じて人間(アース)側に吸収されて当該電極対の静電容量が変化することを検知する方式である。
光学式は、デバイス画面の周囲から面内方向に放射されている光(赤外線など)を指等で遮断した位置を、画面周囲に配置されたイメージセンサで特定する方式である。電磁誘導式は、磁界を発生させるペン型の専用器具を用いてデバイスの画面をタッチし、この磁界をデバイスのセンサで検知することでタッチ位置を特定する方式である。表面弾性波式は、ガラス板などの剛性の高い基板の隅に圧電素子を設けて基板を振動させ、基板を指等で触れることで振動が吸収および反射されたことを検知する方式である。
抵抗膜式と表面弾性波式は、指等で抵抗膜や基板を強く押圧して電気抵抗や振動の状態変化を検知する感圧方式である。そして、静電容量式、光学式および電磁誘導式は、電(磁)界や光の状態変化を検知する非感圧方式であり、小さな力でタッチ入力をすることが可能である。
特開2011−076172号公報
専用器具を用いる電磁誘導式を除き、ユーザからみてタッチ入力デバイスの検知方式は一見して明らかではないため、検知方式を意識せずにタッチ操作を行うことが一般的である。感圧方式である抵抗膜式および表面弾性波式のタッチ入力デバイスは、ユーザの指等から負荷される押圧力を検知する方式であるため、十分な耐圧強度で作成される。また、光学式で用いられるイメージセンサはデバイスの画面周囲に配置されているため、画面を強く押圧してもイメージセンサに押圧力が負荷されることはなく、耐圧強度に優れる方式である。
これに対し静電容量式は、センサ電極が形成する電界の変化を検知する方式であるため、基板が強く押圧されて撓みが生じると、センサ電極の平面状態や電極対の位置関係が変化して静電容量が変動してしまうため誤検知を誘引する。しかしながら、上述のようにユーザは検知方式を意識せずにタッチ操作をするため、静電容量式のタッチ入力デバイスに対しても、感圧方式と同様に大きな押圧力でタッチ操作をすることがある。このため、静電容量式の場合は、デバイス(装置)の前面に過大な押圧力が加えられると、基板およびセンサ電極が塑性的に撓み変形して検知精度が低下することが問題となる。また、ユーザの指等からの押圧力のほか、タッチ入力デバイスを屋外に設置した場合には、小石や枝等の飛来物や通行者の不測の衝突などにより、デバイス(装置)の前面に大きな押圧力が加えられる虞がある。
本発明は上述のような課題に鑑みてなされたものであり、静電容量式でタッチ入力を検知するとともに前面に大きな押圧力が負荷されても検知精度が低下することを抑制できる情報入力装置、およびかかる情報入力装置を備える各種機器を提供するものである。
本発明によれば、背面支持体と、前記背面支持体の前面側に配置され、静電容量式でタッチ入力を検知する複数のセンサ電極を有するセンサシートと、前記センサシートの前面側に配置された前面表示体と、前記センサ電極と異なる位置に前記前面表示体と前記背面支持体とに亘って面直方向に立設されたリブと、を備える情報入力装置が提供される。
上記発明によれば、センサシートを挟む前面表示体と背面支持体とに亘って面直方向にリブが立設されており、このリブがセンサ電極と異なる位置に設けられている。このため、前面表示体に負荷された押圧力はリブを通じて背面支持体に伝達されるため、センサシートやセンサ電極に撓み変形が発生することが低減される。
また、本発明によれば、上記の情報入力装置と、前記情報入力装置を前面に保持する筐体と、前記筐体の内部に設けられた、商品を収容する商品収容部および収容された前記商品を前記筐体の前面側に払い出す商品払出機構と、を備える自動販売機が提供される。
本発明の情報入力装置およびこれを備える自動販売機などの各種機器によれば、静電容量式でタッチ入力が検知されるため小さな力で入力操作をすることができるとともに、前面に大きな押圧力が負荷されても検知精度が低下することが抑制される。
本発明の第一実施形態にかかる情報入力装置の一例を示す断面模式図である。 図1の部分拡大図である。 本発明の第二実施形態にかかる情報入力装置の一例を示す断面模式図である。 図4(a)は本発明の実施形態にかかる情報入力装置の一部切欠斜視図である。図4(b)は情報入力装置の内部構造を示す一部切欠斜視図である。 情報入力装置の分解斜視図である。 センサシートの平面図である。 本発明の実施形態にかかる自動販売機の一例を示す正面図である。 自動販売機の機能ブロック図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、すべての図面において、同様の構成要素には同様の符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
なお、以下の説明では前後方向や上下方向を規定する場合があるが、これは構成要素の相対関係を説明するために便宜的に規定するものであり、本発明にかかる装置の製造時や使用時の方向を必ずしも限定するものではない。
また、以下の説明において「シート」とは、主面の縦寸法または横寸法に比べて厚み寸法が小さい層状であることを意味し、フィルムやプレートなどの意味を包含する。
<情報入力装置>
はじめに、情報入力装置100の概要について説明する。図1は本発明の第一実施形態にかかる情報入力装置100の一例を示す断面模式図である。図1は、後述する図4(a)のI−I線断面図にあたる。図2は図1の部分拡大図である。
情報入力装置100は、背面支持体110、前面表示体120およびセンサシート30を備えている。センサシート30は背面支持体110の前面側に配置され、静電容量式でタッチ入力を検知する複数のセンサ電極32を有している。前面表示体120はセンサシート30の前面側に配置されている。本実施形態の情報入力装置100は、センサ電極32と異なる位置に前面表示体120と背面支持体110とに亘って面直方向に立設されたリブ26を備えている。
本実施形態の説明において、情報入力装置100の前面側とはユーザの指やスタイラスペンなどの入力体210でタッチ入力する側であり、図1における上側を意味する。また、情報入力装置100の背面側とは前面側の反対側であり、図1における下側を意味する。前面側と背面側とを結ぶ方向を前後方向と呼称する場合がある。
また、情報入力装置100をタッチするとは、入力体210を情報入力装置100の前面に物理的に接触させることのほか、センサシート30が静電容量式の検知方式により入力体210の接近を検知できる程度に入力体210を情報入力装置100の前面に非接触に近接させることを含む。
情報入力装置100は、センサシート30のセンサ電極32を用いて静電容量式で入力体210によるタッチ入力を検知し、タッチ入力された入力情報を取得する装置である。情報入力装置100は、光源が放射する光(可視光線)によって文字、図形または記号などの表示要素44(図4(b)を参照)を所定の輝度で点灯表示する表示機能や、音声出力機能、現金または商品などの払出機能などの他の機能を有していてもよい。情報入力装置100の用途は特に限定されず、自動取引装置のほか、モバイル機器や座席モニター、更に後述するように払出機能を有する自動販売機150などに広く用いることができる。
背面支持体110は、センサシート30よりも背面側に配置された一の部品または複数部品の集合体である。本実施形態の背面支持体110は、発光体12を保持する発光基板10と、この発光基板10の前面側に配置され発光体12を収容する収容部22を有する収容プレート20と、発光基板10の背面側を支持する背面カバー84と、を含んでいる。背面支持体110は、図示しない他の部品を更に含んでもよい。
センサシート30は光透過性であり、センサ電極32は透明電極である。センサ電極32は酸化インジウムスズ(ITO:Indium Tin Oxide)などで作成することができる。センサシート30の詳細は図6を用いて後述する。
本実施形態の情報入力装置100は、背面支持体110、前面表示体120およびセンサシート30に加え、他の部材を更に備えてもよい。具体的には、情報入力装置100はパターンシート40を更に備えている。パターンシート40は遮光性であり、所定の形状の複数の光開口部42がセンサ電極32に対応する位置に形成されている。発光体12が発した光はセンサシート30およびパターンシート40を透過し、前面表示体120を通じて前面側に放射される。これにより、パターンシート40は、センサシート30を透過した光を通過させて文字、図形または記号を表す表示要素44を発光表示する。
前面表示体120は、センサシート30よりも前面側に配置された一の部品または複数部品の集合体である。本実施形態の前面表示体120は、パターンシート40の前面側に配置された光透過性の保護部材70を含んでいる。保護部材70は一または複数の光透過性の部材により構成されている。本実施形態の保護部材70は、情報入力装置100の最前面に配置される保護シート72と、この保護シート72および背面支持体110の間に配置されるスペーサ部材74と、を含んでいる。
前面表示体120は他の部材を更に備えてもよい。具体的には、本実施形態の前面表示体120は、保護シート72とスペーサ部材74との間に、発光体12から放射された光の視野角を所定の角度以下に制限する視野角制限シート60を任意で備えている。また、前面表示体120は、保護シート72の周囲を保持する前面カバー82を備えている。このほか、前面表示体120は、隣接する表示要素44どうしの間を遮光して表示要素44を明瞭に視認させるための遮蔽シート(図示せず)を備えてもよい。
リブ26は、センサ電極32と異なる位置に設けられ、前面表示体120と背面支持体110とを面直方向に接続している。これによりリブ26は、入力体210から前面表示体120の最前面(本実施形態では保護シート72)に負荷される押圧力F1の荷重パスを、センサシート30におけるセンサ電極32と異なる位置に形成する。センサシート30は薄いシート状であり、その曲げ剛性は、前面表示体120の曲げ剛性やリブ26の圧縮剛性よりも遙かに小さい。これにより、図2に示すように押圧力F1は前面表示体120からリブ26の内部を軸力F2として伝達されて背面支持体110に至るため、センサシート30のセンサ電極32には実質的に押圧力F1が負荷されない。これにより、センサシート30には塑性的および弾性的な撓み変形が生じることがなく、これに起因する検知精度の低下を防止することができる。また、センサシート30に繰り返しの撓みが生じないため、その耐久性を向上することができる。
本実施形態のセンサシート30は、センサ電極32と異なる位置に開口する貫通孔36を有している。リブ26は、貫通孔36に挿通されており、前面表示体120と背面支持体110とを面直方向に連結している。より具体的には、リブ26は、背面支持体110の一部を構成する収容プレート20の前面側に突出して形成されている。センサシート30には貫通孔36が形成され、パターンシート40には挿通孔46が貫通形成されている。貫通孔36および挿通孔46は、リブ26に対応する位置に形成されている。リブ26の先端部26aは、センサシート30およびパターンシート40を貫通し、前面表示体120を構成するスペーサ部材74の背面に当接している。すなわち、本実施形態のリブ26は、背面支持体110の前面(収容プレート20)と前面表示体120の背面(スペーサ部材74)と、を直接的に連結している。
なお、本実施形態に代えて、背面支持体110の前面側および前面表示体120の背面側からそれぞれ突出形成された一対の対向リブで、センサシート30の同位置(ただし、センサ電極32の非形成位置)を表裏両側から挟持するように構成してもよい。すなわち、分割形成された2本の対向リブでセンサシート30を表裏両側から面直方向に挟み込むことで、対向リブを伝達する軸力はセンサシート30を厚み方向に通過し、センサシート30に曲げ応力は付与されない。これにより、センサシート30に貫通孔36を設けることなく、センサシート30の撓み変形を抑制することができる。ただし、上記のように対向リブでセンサシート30を表裏両側から挟持する場合は、高い位置精度で背面支持体110と前面表示体120(すなわち、対向リブ同士)を組み合わせる必要がある。これに対し、本実施形態のようにセンサシート30に貫通孔36を形成してこれに一方側からリブ26を挿通するように構成することで、センサシート30とリブ26(収容プレート20)との位置合わせが容易で製造性に優れる。
本実施形態ではセンサシート30の貫通孔36とリブ26との位置合わせを更に容易にするため、リブ26をテーパー形状としている。すなわち、リブ26は面直方向に外径が連続的に変化するテーパー形状をなしている。そして、貫通孔36の開口径は、リブ26の細径部分(先端部26a)の外径よりも大きく、かつ太径部分(基端部26b)の外径よりも小さい。これにより、リブ26はセンサシート30の貫通孔36に挿通可能であり、かつリブ26を貫通孔36に挿入したときセンサシート30はリブ26の基端部26bまでは挿通されず、突出方向の中間部で保持される(図2を参照)。
なお、リブ26の外径とは、リブ26を情報入力装置100の面内方向に切った断面における長径寸法または短径寸法をいう。リブ26の細径部分の外径および太径部分の外径とは、細径部分と太径部分を、長径方向または短径方向のいずれか共通の方向に測定した場合の径寸法である。そして貫通孔36の開口径とは、貫通孔36の開口幅を上記共通の方向に測定した寸法である。
センサシート30におけるセンサ電極32の形成領域と、前面表示体120または背面支持体110と、の間に空隙部90、92が形成されている。本実施形態では、センサシート30と前面表示体120との間に空隙部90が形成され、センサシート30と背面支持体110との間に空隙部92が形成されている。パターンシート40は空隙部90の内部に収容されてセンサシート30の前面に当接している。
センサシート30の前面側に空隙部90を形成することで、保護シート72に負荷された押圧力F1によって前面表示体120に撓み変形が生じても、この撓みの凸部によってセンサシート30が押圧されることがない。また、センサシート30の背面側に空隙部92を形成することで、リブ26から伝達された軸力F2によって収容プレート20に凹状に撓み変形が生じても、センサシート30がこの撓みに追随して凹状に反り返ることがない。このため、前面表示体120に過大な押圧力F1が負荷されてもセンサシート30に撓み変形が生じることがなく、センサ電極32による検知精度の低下を抑制することができる。
本実施形態のリブ26は、背面支持体110の前面側に、前面表示体120に向って突出して形成されている。そして、突出方向の先端側(図1、図2の上方)に向って、リブ26の外径は細径に変化してテーパー形状になっている。具体的には、本実施形態のリブ26は長円形の断面をもつテーパー円柱状(図4(b)および図5を参照)であり、貫通孔36の開口形状は長円形である(図6を参照)。リブ26は、基端部26bから先端部26aに向って連続的に細径に変化している。これにより、リブ26から伝達された軸力F2によって収容プレート20に凹状に撓み変形が生じる場合、リブ26は、センサシート30の貫通孔36から抜ける方向に、すなわちセンサシート30に対して相対的に下方に変位する。このため、センサシート30に撓み変形が生じることを更に好適に防止することができる。
保護部材70に負荷された押圧力F1を背面支持体110に伝達する経路はリブ26のみに限られない。本実施形態の情報入力装置100は、保護部材70の周縁から背面支持体110に、センサシート30を介さずに押圧力F1が伝達される。
具体的には、保護部材70の背面側の周縁または背面支持体110の前面側の周縁に、パターンシート40およびセンサシート30を収容する前面周壁部21が形成されている。本実施形態では、図1に示すように、背面支持体110を構成する収容プレート20の前面側の周縁に前面周壁部21が突出して形成されている。この前面周壁部21の上端は、保護部材70を構成するスペーサ部材74の背面に当接している。これにより、保護部材70および背面支持体110は、前面周壁部21を介して面直方向に互いに連結されている。前面表示体120(スペーサ部材74)の背面は、前面周壁部21およびリブ26によって背面支持体110(収容プレート20)に支持されている。これにより、前面表示体120に負荷された押圧力F1は、背面支持体110の略全面に分散して前後方向に伝達されるため、背面支持体110に局所的な撓み変形が生じることが抑制される。
前面周壁部21は、収容プレート20の前面側の周縁の略全周に形成されている。ただし、前面周壁部21は、保護部材70(スペーサ部材74)の四辺をそれぞれ部分的に支持できればよく、収容プレート20の周縁の全周回に亘って切れ目なく形成されている必要はない。また、本実施形態に代えて、前面表示体120(スペーサ部材74)の背面側の周囲に周壁部を形成してもよい。
リブ26が収容プレート20を面直方向に押圧する軸力F2は、収容プレート20から背面カバー84に伝達される。かかる軸力F2は発光基板10を経由して背面カバー84に伝達されてもよいが、軸力F2が発光基板10に実質的に付与されないことがより好ましい。このため、収容プレート20の背面と背面カバー84の前面とが、発光基板10を経由せずに直接的に連結されていることが好ましい。収容プレート20の背面側の周縁には、前面周壁部21に対応する位置に背面周壁部23が形成されている。背面周壁部23の突出高さは発光基板10の厚み寸法と同等であり、発光基板10は背面周壁部23に収容されている。
また、本実施形態の発光基板10には、支持構造29を挿通させる通孔19が貫通形成されている。そして、情報入力装置100は、発光基板10を貫通して背面カバー84と収容プレート20とを面直方向に連結する支持構造29を備えている。これにより、前面表示体120からリブ26を通じて収容プレート20の面央部に負荷された軸力F2は、通孔19に挿通された支持構造29を経由して背面カバー84に伝達されることとなり、発光基板10には実質的に押圧力F1が負荷されない。また、収容プレート20の前面周壁部21に負荷された押圧力F1は、前面周壁部21の背面に形成された背面周壁部23を通じて背面カバー84に伝達される。これにより、入力体210が前面表示体120に大きな押圧力F1を付与したとしても、発光基板10の撓みが抑制され、発光体12の光軸方向が変動することがない。かかる観点で、支持構造29は前面周壁部21またはリブ26の近傍に配置されることが好ましい。
また、リブ26または支持構造29の背面側の直下には、背面カバー84のうち曲げ剛性が高い肉厚部分が配置されていることが好ましい。これにより、収容プレート20の背面および支持構造29から背面カバー84に対して、発光基板10を実質的に経由せずに押圧力F1(軸力F2)が伝達される。
本実施形態の背面カバー84の前面側には補強リブ85および支持突部86が突出形成されている。補強リブ85は帯状の突条であり、支持突部86は柱状である(図5を参照)。図1に示すように、補強リブ85または支持突部86の少なくとも一部分は、リブ26、前面周壁部21または支持構造29のいずれかの背面側の直下領域と重複する位置に形成されている。これにより、補強リブ85または支持突部86を通じて収容プレート20から背面カバー84に押圧力F1(軸力F2)が良好に伝達される。
収容プレート20、センサシート30およびパターンシート40を面内方向に互いに位置合わせする位置合わせ部28を、リブ26とは異なる位置に備えている。本実施形態の位置合わせ部28は、収容プレート20の前面より突出する円柱状のボス(位置決めピン)である。リブ26をテーパー形状にしてセンサシート30およびパターンシート40とリブ26とを低い位置決め精度で嵌合させたとしても、リブ26とは別に位置合わせ部28を設けることで、センサシート30およびパターンシート40と収容プレート20とを高い位置決め精度で組み合わせることができる。
図1に示すように、位置合わせ部28は前面表示体120まで到達しない高さであることが好ましい。これにより、押圧力F1が前面表示体120から位置合わせ部28に伝達されることがなく、位置合わせ部28を介してセンサシート30に撓み変形が生じることがない。
図3は本発明の第二実施形態にかかる情報入力装置100の一例を示す断面模式図である。
本実施形態の情報入力装置100は、リブ26が貫通孔36に遊挿され、センサシート30が背面支持体110の前面側に当接している点で第一実施形態と相違する。これにより、センサシート30の前面側に配置されるパターンシート40を、センサシート30を介して背面支持体110(収容プレート20)と隙間なく密着させることができる。
以下、本実施形態について更に説明する。第一実施形態と重複する事項は説明を適宜省略する。本実施形態のパターンシート40はセンサシート30の前面側に当接しており、パターンシート40とセンサシート30との間、およびセンサシート30と背面支持体110(収容プレート20)との間には実質的に空気層が存在しない。これにより、収容プレート20の収容部22に収容された発光体12から放射された光は、空気層で拡散することなくセンサシート30を面直に透過し、更に光開口部42を通じて実質的に光漏れすることなく前面表示体120に入光する(図1を参照)。このため、本実施形態の情報入力装置100によれば、遮光性のパターンシート40の光開口部42で形づくられる表示要素44(図3(b)を参照)が、くっきりと明瞭に発光表示される。
本実施形態のリブ26は、基端部26bから先端部26aまで実質的に同径の直柱状をなしている。リブ26は収容プレート20の前面側に直立して一体成形されている。センサシート30の貫通孔36およびパターンシート40の挿通孔46には、共通のリブ26が遊挿されており、貫通孔36および挿通孔46の内径はリブ26の外径よりも大きい。貫通孔36と挿通孔46とは同径でもよく、または互いに径が異なってもよい。パターンシート40の前面側には、第一実施形態と同様に空隙部90が形成されている。これにより、図3に示すように押圧力F1がリブ26の内部を軸力F2として伝達される際に、センサシート30およびパターンシート40には押圧力F1および軸力F2が実質的に付与されない。そして、軸力F2によって収容プレート20(背面支持体110)が凹状に撓み変形した場合、リブ26が貫通孔36や挿通孔46に対して抜去方向(図3の下方)に変位して収容プレート20がセンサシート30から離間する方向に変形する。このため、センサシート30およびパターンシート40には、押圧力F1に起因する曲げ応力が実質的に付与されない。したがって、前面表示体120に過大な押圧力F1が負荷されてもセンサシート30に撓み変形が生じることがなく、センサ電極32による検知精度の低下を抑制することができる。
以下、情報入力装置100のうち第一実施形態および第二実施形態に共通する事項について、更に詳細に説明する。以下、第一実施形態と第二実施形態とを区別せず本実施形態と呼称する。
本実施形態の発光体12は発光ダイオードである。発光基板10は、発光体12に給電する配線パターンと、給電端子および発光体12への給電量を制御する発光制御部(図示せず)と、を備えている。発光基板10は1枚または複数枚の配線基板からなり、センサシート30のセンサ電極32における静電容量の変化を検出する情報解析部131(図8を参照)を備えている。本実施形態の発光体12は発光基板10の前面側に実装され、発光基板10の法線方向を光軸方向としている。発光基板10は、発光体12(発光ダイオード)に加え、所定の面積で発光する平面発光部を構成する導光板16(図5を参照)を備えている。このほか、発光体12としては、有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)デバイスや冷陰極管を用いてもよい。本実施形態の発光体12の光軸方向は前面方向(図1の上方)である。
収容プレート20は遮光性のプレート材料からなり、収容部22が貫通形成されている。前面周壁部21および背面周壁部23を除く収容プレート20の厚み寸法は、発光体12の高さ寸法よりも大きい。収容プレート20は発光基板10の前面側に配置され、収容部22は発光体12の実装位置に対応して開口形成されている。収容部22に発光体12を収容することで、発光体12を物理的に保護するとともに、発光体12から放射された拡散光を収容部22で集光することができる。
光開口部42は、1個または複数個が合わさって、文字、図形または記号などの表示要素44(図4(b)を参照)を構成する。パターンシート40の背面側から発光体12が光を放射することで、情報入力装置100の前面に正対するユーザは表示要素44の形状の発光を視認することができる。光開口部42は光透過性の領域である。光開口部42は、物理的な空隙としてパターンシート40に貫通形成されていてもよく、または光開口部42には透明樹脂または半透明樹脂などの光透過性の材料が充填されていてもよい。本実施形態のパターンシート40の光開口部42は、発光体12の光軸方向に貫通形成されている。
発光体12は、光開口部42に対して1対1に個別に設けられてもよく、または複数個の光開口部42に対して1個の発光体12が設けられてもよい。また、1個の光開口部42に対して複数個の発光体12が設けられてもよい。本実施形態では、パターンシート40の光開口部42と収容プレート20の収容部22とは同一の寸法および形状であり、光開口部42と収容部22は位置合わせされている。複数個の発光体12のうちの一部または全部を予め定められたタイミングで点灯(点滅を含む)させることで、所定の文字、図形または記号を表す1個または複数個の表示要素44が固定表示または変動表示される。これにより、表示要素44は、少なくとも点灯状態において、ユーザが目視にて互いに識別可能な形状に形成されている。
視野角制限シート60は、透過領域62と不透過領域64とが所定のピッチで繰り返して形成されており、透過領域62を透過する光の視野角を一方向または直交する二方向に所定の極視野カットオフ角以下に制限する。透過領域62の繰り返し方向は一方向でもよく、または直交する二方向でもよい。すなわち、透過領域62はスリット状に形成されて一方向に繰り返して形成されたものでもよく、またはマトリクス状に繰り返して二次元配列されたものでもよい。
保護シート72とともに保護部材70を構成するスペーサ部材74は光透過性を有し、視野角制限シート60よりも厚み寸法が大きい。スペーサ部材74は有色でも無色でもよく、発光体12が放射する光と同色系の有色のスペーサ部材でもよい。
スペーサ部材74の前面側の周囲には、略全周に亘って支持突条76が形成されている。支持突条76の突出高さは視野角制限シート60の厚み寸法と同等である。視野角制限シート60は、支持突条76が形成する空間内に収容されて物理的に保護されている(図1を参照)。
保護シート72は、前面表示体120を物理的に保護する耐候性の部材である。一例としてアクリル樹脂などの透明樹脂材料で作製することができる。保護シート72の厚み寸法は特に限定されないが、1mm以上5mm以下などの十分な肉厚とすることが好ましい。これにより、入力体210による押圧力や、風雨とともに飛来する枝や小石などの衝突物の衝撃力等がセンサシート30に局所的に負荷されることを防止する。
カバー部材80は上記の各要素を物理的に保護する部材である。本実施形態のカバー部材80は前面カバー82と背面カバー84とからなる。背面カバー84の背面側には、取付部88が突出形成されている。取付部88は、センサシート30および発光基板10から延出する配線類(図示せず)を収容する筒状をなし、自動販売機150の筐体122(図7を参照)などの他の機器に対して情報入力装置100を取り付けるために嵌合固定される。
図4(a)は本実施形態にかかる情報入力装置100の一部切欠斜視図である。図4(b)は情報入力装置100の内部構造を示す一部切欠斜視図である。図4(b)では、前面カバー82、保護シート72、視野角制限シート60およびスペーサ部材74の一部を図示省略してある。図4(a)および図4(b)では、便宜上、図中左手前側の一部を切り欠いて内部構造を図示してある。図1は、図4(a)に矢印で示すI−I線断面図にあたる。便宜上、図4(b)にも同様にI−I線を図示してある。I−I線(切断線)は、リブ26、光開口部42および位置合わせ部28を通過する屈曲線である。屈曲部分は図1において図示省略している。
図5は情報入力装置100の分解斜視図である。図5の左手前方向が前面側であり、右奥行方向が背面側である。
本実施形態のパターンシート40の光開口部42は、7セグメントディスプレイタイプ(以下、単に7セグともいう)の表示に対応している。具体的には、7個の光開口部42は数字の8の字状に配置され、当該7個の光開口部42によって一つの表示要素44が構成されている。収容プレート20の収容部22は、光開口部42に対応する位置および形状に形成されており、収容部22には発光体(発光ダイオード)12が収容されている。
ユーザは、発光表示された表示要素44のいずれかを選択し、指などの入力体210(図1を参照)を用いて保護シート72の上から表示要素44にタッチする。表示要素44の直下には、発光体12を収容する収容部22が配置されているため、リブ26は表示要素44を避ける位置に配置されている。
すなわち、リブ26は、収容プレート20における収容部22の非形成領域に設けられている(図5を参照)。より具体的には、図4(b)に示すように、リブ26は、隣接する表示要素44どうしの間に形成されている。表示要素44は、情報入力装置100の幅方向および上下方向に配列されている。ただし、ここでいう上下方向とは鉛直方向の上下には限られない。本実施形態のリブ26は、幅方向に隣接する表示要素44どうしの間に形成されている。ただし、本実施形態に代えて、上下方向に隣接する表示要素44どうしの間にリブ26を形成してもよく、または、幅方向および上下方向に隣接する4個の表示要素44の中間位置にリブ26を形成してもよい。
図5に示すように、収容プレート20のコーナー部近傍の背面側には支持構造29が突出形成されている。発光基板10には、支持構造29に対応する位置に通孔19が形成されており支持構造29を挿通可能である。これにより、収容プレート20と発光基板10とは位置合わせされる。
収容プレート20の前面側にはリブ26および位置合わせ部28が突出形成されている。リブ26は、上述のように表示要素44どうしの間に形成され、言い換えると収容プレート20の面央部に配置されている。位置合わせ部28は、リブ26よりも収容プレート20の周縁部(前面周壁部21)の近傍に配置されている。
センサシート30には、リブ26および位置合わせ部28にそれぞれ対応する位置および形状に、貫通孔36および位置決め孔38が開口形成されている。パターンシート40にも同様に、リブ26および位置合わせ部28にそれぞれ対応する位置および形状に、挿通孔46および位置決め孔48が開口形成されている。位置合わせ部28を位置決め孔38、48に挿通することで、センサシート30およびパターンシート40は収容プレート20に対して位置合わせされる。これにより、収容プレート20を介して発光基板10、センサシート30およびパターンシート40は互いに位置合わせされる。
視野角制限シート60は、面内外方に突出する突出部66を有している。スペーサ部材74の前面側の周囲には支持突条76が形成されている。支持突条76は非周回状に形成され、視野角制限シート60の突出部66に対応する位置に間欠部78が設けられている。視野角制限シート60の突出部66を間欠部78に嵌合することで、視野角制限シート60は支持突条76に収容される。
図6は静電容量式のセンサシート30の平面図である。図6の上下方向および幅方向は、図4(a)、図4(b)に対応している。本実施形態では、近接する電極対33の間の静電容量の変化を検知する相互容量式の投影型のセンサシート30を例示する。ただし、本発明においては、相互容量式に代えて自己容量式としてもよく、または投影型に代えて表面型としてもよい。
センサシート30には多数の電極対33がセンサ電極32としてパターン形成されている。すなわち、本実施形態のセンサ電極32は、互いに離間する第一電極33aおよび第二電極33bからなる複数対の電極対33を含んでいる。そして、リブ26(図1を参照)が挿通される貫通孔36は、隣接する電極対33どうしの間に形成されている。個々の電極対33の前面側には、パターンシート40の表示要素44(図4(b)を参照)がそれぞれ対向して配置される。入力体210が表示要素44に近接することで、電極対33の静電容量が変化し、センサシート30はこれを検出してタッチ入力を検知する。
ここで、電極対33どうしの間とは、一つの電極対33を構成する第一電極33aと第二電極33bとの間ではなく、他の電極対33どうしの間をいう。本実施形態のように、隣接する電極対33どうしの間、すなわち電極対33の外部に貫通孔36を形成してリブ26を挿通することで、対になる第一電極33aと第二電極33bとの間の静電容量が、リブ26の挿抜によって変化することがない。
本実施形態では、いずれの電極対33に対しても、それぞれに近接して1以上の貫通孔36が形成されている。このため、いずれの電極対33をタッチした場合でも、入力体210の押圧力F1はリブ26から収容プレート20に伝達され、電極対33を撓ませることがない(図2を参照)。
第一電極33aは、矩形や三角形などの島状に形成されたランド電極である。第二電極33bは、第一電極33aの周囲を取り囲むように形成された枠状電極である。第一電極33aは電極対33ごとに個別に設けられ、第二電極33bは複数の電極対33に共通して設けられている。図示するように、貫通孔36は第二電極33bの内側に形成されていてもよい。
電極対33は、上下方向および幅方向に複数個ずつ配列されている。センサシート30の面央部またはその近傍に配置されている電極対33を中央電極対321と呼称し、センサシート30の周縁近傍に配置されている電極対33を周辺電極対322と呼称する。周辺電極対322は、電極対33の配列方向(上下方向または幅方向の少なくとも一方)の片側に他の電極対33が配置されていないものをいう。中央電極対321は、電極対33の配列方向(上下方向および幅方向)の両側に他の電極対33が配置されているものをいう。
すなわち、本実施形態のセンサ電極32は中央電極対321と周辺電極対322とで構成されている。そして、リブ26(貫通孔36)は、センサシート30の面央部に配置されているセンサ電極32である中央電極対321を個別に挟む位置に形成されている。これにより、前面表示体120のうち押圧力F1が負荷された際に最も大きく撓み変形する面央部においてリブ26が前面表示体120を支持するため、センサ電極32の検知精度の低下を良好に抑制することができる。
第一電極33a(ランド電極)には、それぞれ配線34が接続されている。配線34はコネクタ35に接続されている。位置決め孔38は、配線34の形成領域よりも周縁側に形成されている。
本実施形態に代えて自己容量式の投影型のセンサシート30とする場合は、第二電極33bが不要であり、配列された第一電極33aどうしの間に貫通孔36を形成してリブ26を挿通するとよい。また、表面型のセンサシート30とする場合は、導電膜の適所に貫通孔36を形成するとよい。ただし、センサシート30およびリブ26の存在により検知精度に影響を与えないという観点で、自己容量式または相互容量式の投影型のセンサシート30がより好ましい。
本実施形態の情報入力装置100によれば、指などの入力体210で大きな押圧力F1を前面表示体120に負荷しても、センサシート30の撓み変形に起因する検知精度の低下を防止することができる。このため、情報入力装置100は、不特定のユーザに使用される可能性があり、かつ小石や枝等の飛来物や通行者の不測の衝突の可能性がある屋外での使用に好適に用いられる。以下、情報入力装置100の用途の一例として、成人認証式の自動販売機150について説明する。
<自動販売機>
図7は本発明の実施形態にかかる自動販売機150の一例を示す正面図である。図8は自動販売機150の機能ブロック図である。
本実施形態の自動販売機150は、上記の情報入力装置100と、この情報入力装置100を前面に保持する筐体122と、を備えている。筐体122の内部には、商品Gを収容する商品収容部124、および収容された商品Gを筐体の前面側に払い出す商品払出機構126が設けられている。
筐体122の前面には、商品Gのサンプルまたは商品Gを示す画像が表示されている。このほか、筐体122の前面には商品取出口128、コイン投入部141、紙幣投入部142およびカード読み書き部143が設けられている。
本実施形態の自動販売機150で払い出される商品Gは、たばこ商品である。商品G(たばこ商品)は銘柄ごとに整列して商品収容部124に収容されており、ユーザのボタン選択を契機として、払出処理部140の制御により商品払出機構126が駆動されて商品Gが商品取出口128に払い出される。
本実施形態の自動販売機150は、ユーザの成人認証により商品G(たばこ商品)の購入者適格を判定する。かかる成人認証にあたり、情報入力装置100によってユーザから暗証コードのタッチ入力を受け付ける。
自動販売機150は、情報保持部132、コード読取部133、照合部134および成人認証部136を備えている。
情報保持部132は、タッチ操作によりセンサ電極32に入力された入力情報を保持する。コード読取部133は、暗証コードおよび暗号化された生年月日情報を記憶するICカード200から暗証コードを読み取る。照合部134は、情報保持部132に保持された入力情報と、コード読取部133に読み取られた暗証コードと、を照合する。そして、コード読取部133は、照合部134の照合結果に基づいて、復号された生年月日情報をICカード200から取得する。成人認証部136は、取得された生年月日情報に基づいて、ICカード200の保有者であるユーザの成人認証を行う。
ICカード200は、保有者の生年月日情報を記憶するICタグを備えるカードである。具体的には、運転免許証のように公的に発行された身分証明書であり、RFID(Radio Frequency Identification)タグが埋設されている。生年月日情報は公開鍵暗号方式で暗号化されてICカード200に記憶されている。ICカード200には、例えば4桁の数字などの暗証コードが設定されている。また、ICカード200には、照合判定可能な残回数が読み書き可能に記録されている。残回数の初期値は、例えば3回である。
はじめに、自動販売機150を操作するユーザは、情報入力装置100に表示される表示要素44(図4(b)を参照)を選択してタッチすることにより、センサシート30における対応する電極対33(図6を参照)に情報を入力する。かかるタッチ操作により4桁の数字を入力する。情報解析部131は、電極対33の静電容量の変化に基づいてタッチ入力を検出し、入力された4桁の数字を入力情報として取得する。取得された入力情報は情報保持部132で一時的に保持される。
筐体122の前面に搭載されたカード読み書き部143は、コード読取部133および回数書込部135からなる。コード読取部133は、ICカード200に記録された残回数が1回以上である場合、カード読み書き部143にかざされたICカード200から暗証コードとおよび暗号化された生年月日情報を読み取る。照合部134は、情報保持部132に保持された入力情報と、コード読取部133に読み取られた暗証コードと、を照合して一致判定を行う。入力情報と暗証コードが一致していると判定された場合、照合部134は入力情報を秘密鍵として用いて生年月日情報を復号する。なお、復号された生年月日情報をコード読取部133がICカード200から取得するとは、上記のように暗号化された生年月日情報をコード読取部133が取得して照合部134がこれを復号する場合のほか、照合部134の照合結果に基づいて、ICカード200において復号された生年月日情報をコード読取部133が読み取る場合を含む。
なお、入力情報と暗証コードが不一致であると判定された場合、回数書込部135はICカード200に記録されている残回数を減算して書き込む。ICカード200に記録された残回数が零回になった場合、ICカード200はロックされ、コード読取部133により暗証コードとおよび暗号化された生年月日情報を読み取る処理は禁止される。
成人認証部136は現時点の日付情報を保有している。成人認証部136は、この日付情報とコード読取部133が取得した生年月日情報とに基づいて、ICカード200の保有者が成人であるか否かを判定する成人認証を行う。保有者が成人であると成人認証部136が判定した場合、成人認証部136は払出処理部140に対して商品Gの購入を許可する購入許可情報を送信する。払出処理部140は、購入許可情報を受信すると、商品Gのボタン選択をユーザから受け付けて商品払出機構126を駆動して商品Gを払い出すとともに、コイン投入部141または紙幣投入部142から投入された金銭との差額を釣り銭として払い出す。
以上の処理により、ICカード200を用いてユーザの成人認証を行った上で商品G(たばこ商品)の購入処理が行われる。
本実施形態の自動販売機150が備える情報入力装置100においては、上述のようにセンサ電極32と異なる位置にリブ26が前面表示体120と背面支持体110とに亘って面直方向に立設されている。これにより、前面表示体120に負荷された押圧力F1の大小によらず、センサシート30に撓み変形が生じることが抑制され、これに起因する検知精度の低下を防止することができる。このため、情報入力装置100の耐久性を向上することができるため、屋外に設置されかつ不特定のユーザに使用される自動販売機150において暗証コードなどの情報入力操作をタッチ式で行う場合に好適に用いることができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成される限りにおける種々の変形、改良等の態様も含む。
たとえば、上記実施形態では、押圧力F1の無負荷状態(初期状態)においてもリブ26が背面支持体110と前面表示体120とを連結している態様を例示したが、本発明はこれに限られない。すなわち、本実施形態に代えて、初期状態においてリブ26の先端部26aは前面表示体120の背面から僅かに離間していてもよい。そして、押圧力F1が負荷されて前面表示体120に小さな撓みが生じることでリブ26の先端部26aが前面表示体120(スペーサ部材74)の背面に当接し、それ以上の撓み変形が前面表示体120に生じることを抑制してもよい。初期状態におけるリブ26と前面表示体120との離間量を所定以下にしておくことで、押圧力F1が負荷されてセンサシート30に有意な撓み変形が生じる前にリブ26で前面表示体120を支持することができる。
上記実施形態では、表示要素44を形成するパターンシート40や視野角制限シート60をセンサシート30の前面側に配置することを例示したが、本発明はこれに限られない。パターンシート40または視野角制限シート60は、センサシート30の背面側に配置してもよい。
また、上記実施形態では保護部材70を保護シート72およびスペーサ部材74で構成することを例示したが、これに代えて、スペーサ部材74を削除してもよく、またはスペーサ部材74をセンサシート30よりも背面側に配置してもよい。
また、上記実施形態では情報入力装置100の最前面に保護シート72が配置される態様を例示したが、これに代えて、保護シート72の前面に半透過性の吸光フィルム(スモークフィルム)などの他部材を被着してもよい。
本発明の情報入力装置100および自動販売機150の各種の構成要素は、個々に独立した存在である必要はない。複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等を許容する。
上記実施形態は、以下の技術思想を包含するものである。
(1)背面支持体と、前記背面支持体の前面側に配置され、静電容量式でタッチ入力を検知する複数のセンサ電極を有するセンサシートと、前記センサシートの前面側に配置された前面表示体と、前記センサ電極と異なる位置に前記前面表示体と前記背面支持体とに亘って面直方向に立設されたリブと、を備える情報入力装置。
(2)前記センサシートは、前記センサ電極と異なる位置に開口する貫通孔を有し、前記リブが、前記貫通孔に挿通されて前記前面表示体と前記背面支持体とを面直方向に連結していることを特徴とする上記(1)に記載の情報入力装置。
(3)前記センサ電極は、互いに離間する第一電極および第二電極からなる複数対の電極対を含み、前記貫通孔が、隣接する前記電極対どうしの間に形成されている上記(2)に記載の情報入力装置。
(4)前記リブが前記貫通孔に遊挿され、前記センサシートが前記背面支持体の前面側に当接している上記(2)または(3)に記載の情報入力装置。
(5)前記リブは面直方向に外径が連続的に変化するテーパー形状をなし、前記貫通孔の開口径が前記リブの細径部分の外径よりも大きく、かつ太径部分の外径よりも小さい上記(2)または(3)に記載の情報入力装置。
(6)前記リブが、前記背面支持体の前面側に、前記前面表示体に向って突出して形成されており、かつ突出方向の先端側に向って前記リブの外径が細径に変化している上記(5)に記載の情報入力装置。
(7)前記センサシートにおける前記センサ電極の形成領域と、前記前面表示体または前記背面支持体と、の間に空隙部が形成されている上記(1)から(6)のいずれか一項に記載の情報入力装置。
(8)前記リブが、前記センサシートの面央部に配置されている前記センサ電極を個別に挟む位置に形成されている上記(1)から(7)のいずれか一項に記載の情報入力装置。
(9)前記背面支持体が、発光体を保持する発光基板と、前記発光基板の前面側に配置され前記発光体を収容する収容部を有する収容プレートと、前記発光基板の背面側を支持する背面カバーと、を含み、前記リブが、前記収容プレートにおける前記収容部の非形成領域に設けられている上記(1)から(8)のいずれか一項に記載の情報入力装置。
(10)前記発光基板を貫通して前記背面カバーと前記収容プレートとを面直方向に連結する支持構造を備える上記(9)に記載の情報入力装置。
(11)前記センサシートは光透過性であり、所定の形状の複数の光開口部が前記センサ電極に対応する位置に形成され、前記センサシートを透過した光を通過させて文字、図形または記号を表す表示要素を発光表示する遮光性のパターンシートを更に備え、前記リブが、隣接する前記表示要素どうしの間に形成されている上記(9)または(10)に記載の情報入力装置。
(12)前記収容プレート、前記センサシートおよび前記パターンシートを面内方向に互いに位置合わせする位置合わせ部を、前記リブと異なる位置に備える上記(11)に記載の情報入力装置。
(13)前記前面表示体が、前記パターンシートの前面側に配置された光透過性の保護部材を含み、前記保護部材の背面側の周縁または前記背面支持体の前面側の周縁に、前記パターンシートおよび前記センサシートを収容する周壁部が形成されており、前記保護部材および前記背面支持体が前記周壁部を介して面直方向に互いに連結されている上記(10)または(12)に記載の情報入力装置。
(14)上記(1)から(13)のいずれか一項に記載の情報入力装置と、前記情報入力装置を前面に保持する筐体と、前記筐体の内部に設けられた、商品を収容する商品収容部および収容された前記商品を前記筐体の前面側に払い出す商品払出機構と、を備える自動販売機。
(15)前記タッチ入力により前記センサ電極に入力された入力情報を保持する情報保持部と、暗証コードおよび暗号化された生年月日情報を記憶するICカードから前記暗証コードを読み取るコード読取部と、前記情報保持部に保持された前記入力情報と、前記コード読取部に読み取られた前記暗証コードと、を照合する照合部と、を備え、かつ、前記コード読取部は、前記照合部の照合結果に基づいて復号された前記生年月日情報を取得し、取得された前記生年月日情報に基づいて前記ICカードの保有者の成人認証を行う成人認証部を更に備えることを特徴とする上記(14)記載の自動販売機。
(16)前記商品がたばこ商品である上記(15)記載の自動販売機。
10 発光基板
12 発光体
16 導光板
19 通孔
20 収容プレート
21 周壁部
22 収容部
23 背面周壁部
26 リブ
26a 先端部
26b 基端部
28 位置合わせ部
29 支持構造
30 センサシート
32 センサ電極
321 中央電極対
322 周辺電極対
33 電極対
33a 第一電極
33b 第二電極
34 配線
35 コネクタ
36 貫通孔
38、48 位置決め孔
40 パターンシート
42 光開口部
44 表示要素
46 挿通孔
60 視野角制限シート
62 透過領域
64 不透過領域
66 突出部
70 保護部材
72 保護シート
74 スペーサ部材
76 支持突条
78 間欠部
80 カバー部材
82 前面カバー
84 背面カバー
85 補強リブ
86 支持突部
88 取付部
90、92 空隙部
100 情報入力装置
110 背面支持体
120 前面表示体
122 筐体
124 商品収容部
126 商品払出機構
128 商品取出口
131 情報解析部
132 情報保持部
133 コード読取部
134 照合部
135 回数書込部
136 成人認証部
140 払出処理部
141 コイン投入部
142 紙幣投入部
143 カード読み書き部
150 自動販売機
200 ICカード
210 入力体
F1 押圧力
F2 軸力
G 商品

Claims (16)

  1. 背面支持体と、
    前記背面支持体の前面側に配置され、静電容量式でタッチ入力を検知する複数のセンサ電極を有するセンサシートと、
    前記センサシートの前面側に配置された前面表示体と、
    前記センサ電極と異なる位置に前記前面表示体と前記背面支持体とに亘って面直方向に立設されたリブと、
    を備える情報入力装置。
  2. 前記センサシートは、前記センサ電極と異なる位置に開口する貫通孔を有し、
    前記リブが、前記貫通孔に挿通されて前記前面表示体と前記背面支持体とを面直方向に連結していることを特徴とする請求項1に記載の情報入力装置。
  3. 前記センサ電極は、互いに離間する第一電極および第二電極からなる複数対の電極対を含み、
    前記貫通孔が、隣接する前記電極対どうしの間に形成されている請求項2に記載の情報入力装置。
  4. 前記リブが前記貫通孔に遊挿され、前記センサシートが前記背面支持体の前面側に当接している請求項2または3に記載の情報入力装置。
  5. 前記リブは面直方向に外径が連続的に変化するテーパー形状をなし、
    前記貫通孔の開口径が前記リブの細径部分の外径よりも大きく、かつ太径部分の外径よりも小さい請求項2または3に記載の情報入力装置。
  6. 前記リブが、前記背面支持体の前面側に、前記前面表示体に向って突出して形成されており、かつ突出方向の先端側に向って前記リブの外径が細径に変化している請求項5に記載の情報入力装置。
  7. 前記センサシートにおける前記センサ電極の形成領域と、前記前面表示体または前記背面支持体と、の間に空隙部が形成されている請求項1から6のいずれか一項に記載の情報入力装置。
  8. 前記リブが、前記センサシートの面央部に配置されている前記センサ電極を個別に挟む位置に形成されている請求項1から7のいずれか一項に記載の情報入力装置。
  9. 前記背面支持体が、発光体を保持する発光基板と、前記発光基板の前面側に配置され前記発光体を収容する収容部を有する収容プレートと、前記発光基板の背面側を支持する背面カバーと、を含み、
    前記リブが、前記収容プレートにおける前記収容部の非形成領域に設けられている請求項1から8のいずれか一項に記載の情報入力装置。
  10. 前記発光基板を貫通して前記背面カバーと前記収容プレートとを面直方向に連結する支持構造を備える請求項9に記載の情報入力装置。
  11. 前記センサシートは光透過性であり、
    所定の形状の複数の光開口部が前記センサ電極に対応する位置に形成され、前記センサシートを透過した光を通過させて文字、図形または記号を表す表示要素を発光表示する遮光性のパターンシートを更に備え、
    前記リブが、隣接する前記表示要素どうしの間に形成されている請求項9または10に記載の情報入力装置。
  12. 前記収容プレート、前記センサシートおよび前記パターンシートを面内方向に互いに位置合わせする位置合わせ部を、前記リブと異なる位置に備える請求項11に記載の情報入力装置。
  13. 前記前面表示体が、前記パターンシートの前面側に配置された光透過性の保護部材を含み、
    前記保護部材の背面側の周縁または前記背面支持体の前面側の周縁に、前記パターンシートおよび前記センサシートを収容する周壁部が形成されており、前記保護部材および前記背面支持体が前記周壁部を介して面直方向に互いに連結されている請求項11または12に記載の情報入力装置。
  14. 請求項1から13のいずれか一項に記載の情報入力装置と、
    前記情報入力装置を前面に保持する筐体と、
    前記筐体の内部に設けられた、商品を収容する商品収容部および収容された前記商品を前記筐体の前面側に払い出す商品払出機構と、を備える自動販売機。
  15. 前記タッチ入力により前記センサ電極に入力された入力情報を保持する情報保持部と、
    暗証コードおよび暗号化された生年月日情報を記憶するICカードから前記暗証コードを読み取るコード読取部と、
    前記情報保持部に保持された前記入力情報と、前記コード読取部に読み取られた前記暗証コードと、を照合する照合部と、を備え、かつ、
    前記コード読取部は、前記照合部の照合結果に基づいて復号された前記生年月日情報を取得し、
    取得された前記生年月日情報に基づいて前記ICカードの保有者の成人認証を行う成人認証部を更に備えることを特徴とする請求項14に記載の自動販売機。
  16. 前記商品が、たばこ商品である請求項15に記載の自動販売機。
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