JP2015190774A - 測定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】周波数が変わる無線通信方式を利用してTOAやTDOAに基づく位置特定を行うシステムにおいて、測定装置側において到来する通信信号の周波数を予め把握した上で、その周波数を用いて受信した通信信号を復調する。【解決手段】測定パルス生成器10aは、通信モジュール20が携帯端末4に通信信号を送信したときに、その通信信号の搬送波の周波数を検知する。それぞれ位置の異なるアンテナV1〜V4に接続された各測定パルス生成器10a〜10dは、送信された前記通信信号に対する応答として携帯端末4から到来する応答信号を、測定パルス生成器10aにより検知された周波数を用いて受信し、その受信した応答信号を復調して時間測定用のパルス列を生成する。時間測定部32は、各測定パルス生成器10a〜10dにより生成されたパルス列の到来時間を測定する。【選択図】図1

Description

本発明は、移動端末から受信した無線信号の到来時間に基づいて、当該移動端末の位置を推定する技術に関する。
従来、いわゆるスマートフォン等の携帯通信端末と、車両に搭載された車両制御装置との間で無線通信を行うことで、ドアの施解錠やエンジン始動を行う電子キーシステムが提案されている。この種の電子キーシステムでは、スマートフォン等の携帯通信端末に普及しているBluetoothやBluetooth Low Energy(Bluetoothは登録商標)等の近距離無線通信を用いて、携帯通信端末と車両との間で通信を行うものがある。
また、携帯通信端末が車両に対して所定距離まで接近したことを条件にドアの施解錠を許可するといった具合に、携帯通信端末と車両との位置関係に基づいて制御を行うサービスが検討されている。この種のサービスでは、車両と携帯通信端末との位置関係を特定するために、TOA(Time Of Arrival)や、TDOA(Time Difference Arrival)等に基づく位置特定方法が利用される。TOAやTDOAに基づく位置特定方法は、被測定対象から受信した通信信号の到来時間を測定することにより、被測定対象との相対位置を特定する技術である。
例えば、特許文献1には、TDOA方式による位置特定方法を利用する測位システムが記載されている。特許文献1に記載の測位システムは、移動端末から受信したフレームを復調することにより測距パルスを生成し、測距パルスの受信時刻を測定する。そして、複数のアンテナにおけるフレームの受信時刻の時間差を求め、移動端末の位置を特定する。
特開2008−202996号公報
TOAや、TDOAでは、送信元で変調された通信信号を測定装置側の復調回路によって復調することによって、通信信号の到来時間を測定するのに適したパルス信号を生成する必要がある。また、復調回路において通信信号を精度よく復調するためには、受信機の周波数フィルタの帯域幅を到来する通信信号の周波数に合わせる必要があるため、受信する通信信号の周波数が予め分かっていることが肝要である。
例えば、BluetoothやBluetooth Low Energy(BLE)では、無線通信に使う周波数を頻繁に変更する周波数ホッピングの技術が使用されている。このBluetoothやBLEでは、2.4GHz帯の周波数を複数のチャンネルに分けて、チャンネルをランダムに変えて通信を行う。このような無線通信方式を利用してTOAやTDOAに基づく位置特定をするにあたって、到来する通信信号の周波数が予め分からない場合、変更され得る周波数帯に合わせて測定装置側の周波数フィルタの帯域幅を広くする必要がある。その場合、測定装置側の復調回路が他のBluetooth機器や、同じ周波数帯を使用するWi−Fi機器や電子レンジ等から発生する電波も取得してしまい、正確な到来時間を測定できないおそれがある。
本発明は上記問題を鑑みてなされたものである。本発明の目的は、周波数が変わる無線通信方式を利用してTOAやTDOAに基づく位置特定を行うシステムにおいて、測定装置側において到来する通信信号の周波数を予め把握した上で、その周波数を用いて受信した通信信号を復調するための技術を提供することである。
本発明の測定システムは、無線通信手段と、検知手段と、測定パルス生成手段とを備える。無線通信手段は、測定対象端末との間で所定の近距離無線通信を行うものである。この近距離無線通信は、通信の周波数が変わるものであり、送信側が通信信号を送信する際に用いた搬送波の周波数と同じ周波数を用いて、受信側が当該通信信号に対する応答信号を送信側に返信する仕組みを有する。検知手段は、通信手段が測定対象端末に対して通信信号を送信したときに、その通信信号の搬送波の周波数を検知する。測定パルス生成手段は、無線通信手段によって測定対象端末に送信された通信信号に対する応答として測定対象端末から到来する応答信号を、検知手段により検知された周波数の情報を用いて受信し、その受信した応答信号を復調して時間測定用のパルス列を生成する。測定手段は、測定パルス生成手段により生成されたパルス列の到来時間を測定する。
本発明によれば、通信の周波数が変化する近距離無線通信において、測定対象端末から到来する応答信号の周波数が予め分かっているので、その周波数に合わせて応答信号の到来を待ち受けることができる。すなわち、受信回路に用いられる周波数フィルタの帯域幅を狭帯域(例えば、Bluetoothでは1MHz以内、BLEでは2MHz以内)にすることが可能になる。このようにすることで、他のBluetooth機器や、同じ周波数帯を使用するWi−Fi機器や電子レンジ等から発生する電波を復調回路が取得し、測定に不適な誤ったパルスを出力するケースを低減できる。また、到来する応答信号の周波数が事前に分かることで、応答信号の変調方式に対応した復調方式を適用できるため、外来ノイズに対して強くなる。また、応答信号を復調した時間測定ようのパルス列において、任意の位置のパルスを基準にして到来時間の測定を行うことができる。
第1実施形態の電子キーシステムの全体構成を表すブロック図。 アンテナの配置状況を表す説明図。 到来時間測定方法の概念を表すシーケンス図。 測位処理(第1実施形態)の手順を表すタイミングチャート図。 第2実施形態の電子キーシステムの全体構成を表すブロック図。 測位処理(第2実施形態)の手順を表すシーケンス図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は下記の実施形態に限定されるものではなく様々な態様にて実施することが可能である。
[第1実施形態]
(電子キーシステム1aの構成の説明)
第1実施形態の電子キーシステム1aの構成について、図1を参照しながら説明する。電子キーシステム1aは、車両に搭載される車両制御装置であり、認証ECU3、通信モジュール20、測定パルス生成器10a〜10d等を備える。この電子キーシステム1aは、車両のユーザが携帯する携帯端末4との間でBluetooth Low Energyによる近距離無線通信を行う。なお、Bluetooth Low Energyを略して記載するための用語として、「BLE」との表記を用いる。
電子キーシステム1aが搭載される車両には、図2に例示されるとおり、車両を基準とする位置座標が既知の4つのアンテナV1〜V4が設置されている。これらの4つのアンテナV1〜V4は、例えば、車両の前部左側、前部右側、後部左側、後部右側といった具合にそれぞれ異なる位置に設置されており、各アンテナV1〜V4が携帯端末4から発信される電波を受信する。携帯端末4から発信される電波は、携帯端末4と各アンテナV1〜V4との距離差に応じて異なる時刻(図2においてt1,t2,t3.t4と表記)に各アンテナV1〜V4に到来する。
図1の説明に戻る。アンテナV1には、BLE通信機2が接続されている。BLE通信機2は、BLEの通信規格に準拠した無線通信を行う送受信機である通信モジュール20と、携帯端末4から受信した通信信号を復調して測定パルスを生成する測定パルス生成器10aとが1つのモジュールとして構成された通信装置である。
通信モジュール20は、RF部21及び制御部22を備える。RF部21は、外部に送信するデジタル情報を変調したり、外部から受信した無線周波数信号を復調してベースバンド信号に変換する機能を有する高周波回路である。なお、BLE通信においては、GFSK(Gaussian Frequency Shift Keying)と呼ばれる連続位相周波数偏移変調方式を用いて、送信する信号の変調が行われる。制御部22は、周知のマイクロプロセッサ等で構成され、RF部21の制御や各種信号処理を行う。制御部22は、認証ECU3の情報処理部33と通信可能に接続されており、情報処理部33からの制御に基づいて、携帯端末4との間の通信を行う。
測定パルス生成器10aは、アンテナV1により受信された携帯端末4からの通信信号を復調し、電波の到来時間を測定するためのパルス列である測定パルスを生成する。この測定パルス生成器10aは、フロントエンド部11、PLL発振器12、復調部13、スイッチ14、及び制御部15を備える。
フロントエンド部11は、アンテナV1から入力される高周波信号(RF信号)を中間周波数信号(IF信号)に変換する電子回路である。このフロントエンド部11は、混合器やバンドパスフィルタ、増幅器等を備える。フロントエンド部11は、受信した通信信号とPLL発振器12から供給される信号とを混合器で混合したり、バンドパスフィルタにより混信成分を除去したり、増幅器により信号を増幅する等の処理を経てIF信号を得る。
PLL発振器12は、周波数変換のための信号を発生する局部発振器である。このPLL発振器12は、制御部15から制御されることにより、携帯端末4から受信する受信周波数と中間周波数との和又は差となるように調整された周波数の信号を発生する。復調部13は、フロントエンド部11において周波数変換されたIF信号を復調し、ベースバンド信号のビット列を表すパルス波形を生成する復調回路である。
この復調部13は、BLE通信で用いられるGFSK変調方式に対応したアナログ復調式の復調回路である。仮に、デジタル復調方式を採用する場合、復調後のベースバンド波形の精度はクロック周波数に依存するため、電波到来時間の測定に適した正確なパルス波形を得るためには、数GHz程度の高速のクロックが必要となる。これに対し、アナログ変調の場合、そのような高速のクロックに依らずともベースバンド波形を得ることができる。スイッチ14は、制御部15からの制御により測定パルスの出力を入切りするスイッチである。制御部15によって必要なタイミングでスイッチ14が入れられることにより、復調部13により生成された測定パルスが認証ECU3の時間測定部32に出力されるようになっている。
制御部15は、マイクロプロセッサ等で構成され、測定パルス生成器10aを制御する。制御部15は、受信する通信信号の周波数に合わせてPLL発振器12の発振周波数を調節したり、通信信号の受信タイミングに合わせてスイッチ14を入切りする機能を有する。また、制御部15は、認証ECU3の情報処理部33と接続されており、情報処理部33と通信する機能を有する。
また、測定パルス生成器10aは、通信モジュール20が携帯端末4に送信するためにアンテナV1に出力した通信信号を直接取込み、取込んだ通信信号から搬送波の周波数を検知する回路構成を備える。測定パルス生成器10aの制御部15は、取込んだ通信信号から搬送波の周波数を検知し、検知した周波数を受信周波数として設定すると共に、その周波数チャンネルを認証ECU3の情報処理部33に通知する。そして、制御部15は、設定した受信周波数に基づいてPLL発振器12の発振周波数を調節し、通信モジュール20から送信された送信信号に応じて携帯端末4から送信されてくる応答信号の到来を待ち受ける。
一方、アンテナV2〜V4には、測定パルス生成器10b〜10dがそれぞれ単独に接続されている。これらの測定パルス生成器10b〜10dは、BLE通信機2に組込まれている測定パルス生成器10aと同等の構成を有するものである。各測定パルス生成器10b〜10dは、それぞれに接続されたアンテナV2〜V4により受信された携帯端末4からの通信信号を復調し、電波の到来時間を測定するための測定パルスを生成する。
各測定パルス生成器10b〜10dの制御部15は、認証ECU3の情報処理部33から通知される通信信号の周波数を受信周波数として設定する。そして、制御部15は、設定した受信周波数に基づいてPLL発振器12の発振周波数を調節し、通信モジュール20から送信された送信信号に応じて携帯端末4から送信されてくる応答信号の到来を待ち受ける。
認証ECU3は、マイクロコンピュータを中心に構成された電子制御装置である。この認証ECU3は、通信モジュール20を介して携帯端末4と間で通信を行うことにより、各種の車両制御を行う。認証ECU3は、測定基準パルス発生器31、時間測定部32、及び情報処理部33を備える。測定基準パルス発生器31は、各アンテナV1〜V4で受信した電波の到来時間を計測するための、測定開始タイミングの基準となる測定基準パルスを発生する。時間測定部32は、各測定パルス生成器10a〜10dからそれぞれ出力される測定パルスと、測定基準パルス発生器31から出力される測定基準パルスとの時間差を計測することにより、各アンテナV1〜V4で受信した電波の到来時間を計測する。
情報処理部33は、接続処理、時間測定処理、位置測定処理、認証処理等の各種処理を実行する。接続処理は、通信モジュール20を用いて携帯端末4との間で、BLEの通信接続を確立する処理である。この通信接続は、携帯端末4から定期的に送信されるアドバタイジング・パケットを通信モジュール20が受信し、通信モジュール20からコネクション・リクエスト・パケット(CONNECT#REQ)を返信することにより確立する。
時間測定処理は、通信モジュール20から通信信号を送信するタイミングに同期して、測定基準パルス発生器31に測定基準パルスを発生させ、時間測定部32において携帯端末4からの電波の到来時間を計測する処理である。位置測定処理は、時間測定処理において測定された各アンテナV1〜V4における電波の到来時間に基づいて、携帯端末4の位置を特定する処理である。本実施形態では、TDOA方式による位置特定方法を利用することを想定している。すなわち、情報処理部33は、4つのアンテナV1〜V4間における電波の到来時間の時間差を計算し、各アンテナV1〜V4間の時間差の軌跡である双曲面の交点を求めることにより、電波の発信元である携帯端末4の位置を特定する。認証処理は、通信接続が確立した携帯端末4に対して、車両を操作する電子キーとして用いることができるかどうかを認証する処理である。具体的には、情報処理部33は、通信モジュール20を介して携帯端末4から認証用のIDコードを受信する。そして、受信したIDコードと、認証ECU3に予め登録されているIDコードと照合し、両者が一致することで認証を成立させる。
また、認証ECU3は、車両に設けられたタッチセンサ34に接続されている。情報処理部33は、タッチセンサ34による検知結果を取得することにより、ユーザによるドアの施解錠の意思を認知できるようになっている。タッチセンサ34は、車両のドアの外側のハンドルに設けられた接触検知用のセンサやスイッチにより構成され、人が車両のドアのハンドルに触れる所作を検知する。また、認証ECU3は、エンジンスイッチ35に接続されている。情報処理部33は、エンジンスイッチ35の操作入力を取得することにより、ユーザによるエンジン始動の意思を認知できるようになっている。エンジンスイッチ35は、車両の運転席付近のインストルメントパネル等に設けられたボタンスイッチ等により構成され、エンジンを始動するための操作指示を受付ける。
また、認証ECU3は、車内通信ネットワークの通信路であるバス100に接続されている。これにより、情報処理部33は、バス100を介してボデーECU36と通信し、車両に設けられた各種アクチュエータ37を制御できるようになっている。ボデーECU36は、電気式ドアロックや照明、電源供給システム等の内装品を制御する電子制御装置である。ボデーECU36には、車両の内装品の駆動源である各種アクチュエータ37が接続されている。また、認証ECU3は、エンジン始動に関わる各種ECU(図示なし)に接続されている。情報処理部33は、認証処理によって携帯端末4の認証が成立すると、その携帯端末4と自車両との位置関係に応じて、ウェルカムライトの点灯や、ドアの施解錠、エンジン始動の許可等といった各種車両制御を実行する。
携帯端末4は、電子キーシステム1aが搭載された車両のドアの施解錠やエンジンの始動を行うための電子キーとして用いられる電子機器であり、いわゆるスマートフォンと呼ばれる高機能携帯電話等により具現化される。携帯端末4は、通信モジュール41及び制御部42を備える。
通信モジュール41は、電子キーシステム1aの通信モジュール20との間でBLEの通信規格に準拠した通信方式の近距離無線通信を行う通信装置である。制御部42は、図示しないCPU、ROM、RAM等を中心に構成された情報処理装置であり、携帯端末4の各種動作を制御する。制御部42には、携帯端末4を電子キーとして機能させるための情報として、認証用のIDコードが登録されている。制御部42は、通信モジュール41を介して、電子キーシステム1aの通信モジュール20との間でBLEの通信接続を確立し、通信モジュール20に認証用のIDコードを送信する。
(BLEの通信シーケンスに基づく到来時間測定方法の説明)
電子キーシステム1aと携帯端末4との間で行われるBLE通信では、通信信号の送受信に使う搬送波の周波数を頻繁に変更する周波数ホッピングの技術が適用されている。このBLEでは、2.4GHz帯の周波数を2MHz幅のチャンネルに分割して、チャンネルをランダムに変えて通信を行う。
図3に、電子キーシステム1aと携帯端末4との間で行われる通信シーケンスの一例を示す。S10において、携帯端末4側の通信モジュール41が通信接続を確立するためのアドバタイジング・パケットを送信する。S12では、アドバタイジング・パケットの送信が完了してから、約150マイクロ秒(T#IFSと表記)後に、電子キーシステム1a側の通信モジュール20が、コネクション・リクエスト・パケット(CONNECT#REQ)を返信する。これにより、電子キーシステム1aと携帯端末4とが通信接続状態になり、車両側の電子キーシステム1aがマスタ、携帯端末4がスレーブの役割に移行する。
通信接続後、一定期間ごとにマスタ(電子キーシステム1a)とスレーブ(携帯端末4)との間でコネクション・イベントが発生する。このコネクション・イベントでは、まず、マスタが所定のタイミングでスレーブに通信信号を送信する(S14)。スレーブは、マスタからの送信が完了してから約150マイクロ秒(T#IFSと表記)後に、マスタに返信する形で応答信号を送信する(S16)。このとき、スレーブは、マスタが通信信号の送信に用いた周波数のチャンネルと同一のチャンネルを用いて、応答信号を送信する。また、マスタは、コネクション・イベントごとに通信に用いる周波数のチャンネルを切替えて、スレーブに通信信号を送信し(S18)、スレーブもこれに従ってチャンネルを切替える。
電子キーシステム1aでは、コネクション・イベントにおいて通信モジュール20が携帯端末4に送信信号を送信するタイミングで、BLE通信機2内の測定パルス生成器10aがその通信信号の周波数を検知する。そして、検知された周波数の情報を用いて、各測定パルス生成器10a〜10dが、スレーブから送信されてくる応答信号の到来を待ち受ける。応答信号の受信後、各測定パルス生成器10a〜10dにより生成された測定パルスを用いて、電波の到来時間の測定を開始する。
このように、コネクション・イベントにおいてマスタからスレーブに対して通信信号が送信されるタイミングを利用することで、測定を行うべきタイミングを数マイクロ秒の誤差で検知でき、規定の時間後に到来する応答信号の周波数チャンネルを事前に読取ることが可能となる。
(測位処理の説明)
第1実施形態の電子キーシステム1aにおいて実行される測位処理の手順について、図4のシーケンス図を参照しながら説明する。
S100では、認証ECU3の情報処理部33が、所定の処理タイミングで無線通信実行指令を通信モジュール20に送信する。S102では、通信モジュール20の制御部22が、認証ECU3から受信した無線通信実行指令に基づく通信信号を携帯端末4に送信する。このとき、S104では、測定パルス生成器10aの制御部15が、S102において通信モジュール20から送信された通信信号に用いられた周波数のチャンネルを検知する。次のS106では、測定パルス生成器10aの制御部15は、検知した周波数のチャンネルを表す周波数情報を認証ECU3に通知する。
S108では、認証ECU3の情報処理部33が、測定パルス生成器10aから周波数情報を受信する。次のS110では、認証ECU3の情報処理部33は、S108で受信した周波数情報を、他の測定パルス生成器10b〜10dに通知する。S112では、各測定パルス生成器10b〜10dの制御部15は、認証ECU3から周波数情報を受信する。
S114では、測定パルス生成器10aの制御部15が、S104で検知した周波数のチャンネルに基づき、携帯端末4からの応答信号を受信するための受信周波数を設定する。また、S116では、各測定パルス生成器10b〜10dの制御部15が、認証ECU3から通知された周波数情報に基づき、携帯端末4からの応答信号を受信するための受信周波数を設定する。一方、S118では、認証ECU3の情報処理部33が、測定基準パルス発生器31から測定基準パルスを発生させ、応答信号の到来時間の特定を開始する。
S120では、通信モジュール20が、携帯端末4から送信されてくる応答信号を受信し、受信した応答信号をデジタル信号処理したデータを認証ECU3に出力する。一方、S122及びS124では、各測定パルス生成器10a〜10dの制御部15が、設定した受信周波数に合わせてPLL発振器12の発振周波数を調節し、携帯端末4から送信されてくる応答信号を受信する。そして、S126及びS128では、各測定パルス生成器10a〜10dが、受信した応答信号を復調して測定パルスを生成する。
S130では、認証ECU3の時間測定部32が、各測定パルス生成器10a〜10dから出力された生成された測定パルスと、測定基準パルス発生器31から発生した測定基準パルスとの時間差に基づいて、各アンテナV1〜V4で受信した電波の到来時間を計測する。次のS132では、認証ECU3の情報処理部33が、時間測定部32により計測された電波の到来時間と、各アンテナV1〜V4の位置座標とに基づいて、携帯端末4の位置を算出する。
[第2実施形態]
(電子キーシステム1bの構成の説明)
第2実施形態の電子キーシステム1bの構成について、図5を参照しながら説明する。なお、図5では、第1実施形態の電子キーシステム1a(図1参照)と同等の構成については同一の符号を付し、詳細な説明については省略する。ここでは、主に第1実施形態の電子キーシステム1aの構成との差異について説明する。
第2実施形態の電子キーシステム1bは、通信モジュール20と、測定パルス生成器10aとが独立した別個のモジュールとして構成されている点において、BLE通信機2として一体に構成された第1実施形態と相違する。また、この電子キーシステム1bでは、通信モジュール20と、測定パルス生成器10aとが、それぞれ別のアンテナV0,V1に接続されている。
第2実施形態では、通信モジュール20の制御部22が、自通信モジュール20から携帯端末4に通信信号を送信した際に用いた周波数を、認証ECU3の情報処理部33に通知する。そして、認証ECU3情報処理部33は、通信モジュール20から通知された周波数情報を各測定パルス生成器10a〜10dに通知する。これにより、各測定パルス生成器10a〜10dは、通知された通信信号の周波数を受信周波数として設定して、応答信号を待ち受ける。
(測位処理の説明)
第2実施形態の電子キーシステム1bにおいて実行される測位処理の手順について、図6のシーケンス図を参照しながら説明する。
S200では、認証ECU3の情報処理部33が、所定の処理タイミングで無線通信実行指令を通信モジュール20に送信する。S202では、通信モジュール20の制御部22が、認証ECU3から受信した無線通信実行指令に基づく通信信号を携帯端末4に送信する。このとき、S204では、通信モジュール20の制御部22は、S202で送信した通信信号に用いた周波数のチャンネルを把握する。次のS206では、通信モジュール20の制御部22は、把握した周波数のチャンネルを表す周波数情報を認証ECU3に通知する。
S208では、認証ECU3の情報処理部33が、通信モジュール20から周波数情報を受信する。次のS210では、認証ECU3の情報処理部33は、S208で受信した周波数情報を、各測定パルス生成器10a〜10dに通知する。S212では、各測定パルス生成器10a〜10dの制御部15が、認証ECU3から周波数情報を受信する。
S214では、各測定パルス生成器10a〜10dの制御部15が、認証ECU3から通知された周波数情報に基づき、携帯端末4からの応答信号を受信するための受信周波数を設定する。一方、S216では、認証ECU3の情報処理部33が、測定基準パルス発生器31から測定基準パルスを発生させ、応答信号の到来時間の特定を開始する。
S218では、通信モジュール20が、携帯端末4から送信されてくる応答信号を受信し、受信した応答信号をデジタル信号処理したデータを認証ECU3に出力する。一方、S220では、各測定パルス生成器10a〜10dの制御部15が、設定した受信周波数に合わせてPLL発振器12の発振周波数を調節し、携帯端末4から送信されてくる応答信号を受信する。そして、S222では、各測定パルス生成器10a〜10dが、受信した応答信号を復調して測定パルスを生成する。
S224では、認証ECU3の時間測定部32が、各測定パルス生成器10a〜10dから出力された測定パルスと、測定基準パルス発生器31から発生した測定基準パルスとの時間差に基づいて、各アンテナV1〜V4で受信した電波の到来時間を計測する。次のS226では、認証ECU3の情報処理部33が、時間測定部32により計測された電波の到来時間と、各アンテナV1〜V4の位置座標とに基づいて、携帯端末4の位置を算出する。
[効果]
実施形態の電子キーシステム1a,1bによれば、以下の効果を奏する。
周波数ホッピング方式が適用されるBLE通信を用いた位置測定方法において、測定対象の携帯端末4から到来する応答信号の周波数を予め把握することで、その周波数に合わせて測定パルス生成器10が応答信号の到来を待ち受けることができる。
そのため、測定パルス生成器10に用いられるバンドパスフィルタの帯域幅を、チャンネル幅に合わせて狭帯域(例えば、Bluetoothでは1MHz以内、BLEでは2MHz以内)にすることが可能になる。このようにすることで、他のBluetooth機器や、同じ周波数帯を使用するWi−Fi機器や電子レンジ等から発生する混信電波から誤った測定パルスを生成するケースを低減できる。また、到来する応答信号の周波数が事前に分かることで、応答信号の変調方式に対応した復調方式を適用できるため、外来ノイズに対して強くなる。また、応答信号を復調した測定パルスにおいて、任意の位置のパルスを基準にして到来時間の測定を行うことができる。
[変形例]
上記実施形態では、4つのアンテナにおける電波の到来時間差に基づいて対象物の位置を測定する、TDOA方式による位置測定方法を利用する事例について説明した。これとは別に、例えば、1〜3箇所のアンテナにおける電波の到来時間に基づいて対象物の位置を測定する、TOA方式による位置測定方法を利用する構成であってもよい。
TOA方式とTDOA方式とを比較した場合、TOA方式は、電波が伝搬するのに要した絶対時間に基づいて位置を測定するため、通信回路における遅延時間のばらつきが測定結果に影響するというデメリットがある。一方、TDOA方式は、TOA方式よりもアンテナが多く必要となるデメリットがある。その反面、アンテナ間の到来時間差による相対時間に基づいて位置を測定するため、TOA方式よりも高精度であるというメリットがある。
第1実施形態の電子キーシステム1aにおいて、各アンテナV1〜V4の回路ごとにそれぞれ通信モジュール20が設けられる構成であってもよい。このようにすることで、例えば、通信環境の悪化等の要因により、ある位置のアンテナを介して携帯端末4と通信できないときに、別の位置のアンテナを介して携帯端末4と通信を行うことができるといった利点がある。これにより、通信環境が悪化した状況下における電子キーシステムの動作の確実性を向上できる。
上述の実施形態では、図3に例示されるとおり、BLE通信におけるアドバタイジング・イベントが完了して通信接続が確立した後に行われる通信から測位を開始する事例について説明した。これは、コネクション時において、車両側(マスタ)からのデータ送信と、車両のデータ送信に対する携帯端末4(スレーブ)からの返信を利用して、携帯端末4の測位を行う構成である。これに限らず、アドバタイジング・イベントの最中に、車両側(スキャナー)から送信されるスキャン・リクエストと、このスキャン・リクエストと同じチャンネルを用いて携帯端末4側(アドバタイザー)から返信されるスキャン・レスポンスの通信を利用して、携帯端末4の測位を行う構成であってもよい。あるいは、車両側がアドバタイザー、携帯端末4側がスキャナーとして機能する場合、次のようにしてもよい。すなわち、車両側から送信されるアドバタイジング・パケットと、このアドバタイジング・パケットと同じチャンネルを用いて携帯端末4から返信されるスキャン・リクエストの通信を利用して、携帯端末4の測位を行う構成であってもよい。
1a,1b…電子キーシステム、10a,10b,10c,10d…測定パルス生成器、11…フロントエンド部、12…PLL発振器、13…復調部、14…スイッチ、15…制御部、2…BLE通信機、20…通信モジュール、21…RF部、22…制御部、3…認証ECU、31…測定基準パルス発生器、32…時間測定部、33…情報処理部、34…タッチセンサ、35…エンジンスイッチ、36…ボデーECU、37…各種アクチュエータ、4…携帯端末、41…通信モジュール、42…制御部、100…バス、V0〜V4…アンテナ。

Claims (4)

  1. 通信の周波数が変わる方式の所定の近距離無線通信であって、送信側が通信信号を送信する際に用いた搬送波の周波数と同じ周波数を用いて、受信側が当該通信信号に対する応答信号を前記送信側に返信する仕組みを有する近距離無線通信を用いて、測定対象端末(4)との間で通信を行う無線通信手段(20)と、
    前記通信手段が前記測定対象端末に対して通信信号を送信したときに、その通信信号の搬送波の周波数を検知する検知手段(S104,S204)と、
    前記無線通信手段によって前記測定対象端末に送信された通信信号に対する応答として前記測定対象端末から到来する応答信号を、前記検知手段により検知された周波数の情報を用いて受信し、その受信した応答信号を復調して時間測定用のパルス列を生成する測定パルス生成手段(10)と、
    前記測定パルス生成手段により生成されたパルス列の到来時間を測定する測定手段(32,33)と、
    を備えることを特徴とする測定システム。
  2. 請求項1に記載の測定システムにおいて、
    前記測定パルス生成手段は、受信した応答信号をアナログ復調するものであること、
    を特徴とする測定システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の測定システムにおいて、
    前記所定の近距離無線通信は、送信側が通信信号を送信してから、受信側が当該通信信号に対する応答信号を返信するまでの応答時間が規定されているものであって、
    前記測定パルス生成手段は、前記無線通信手段によって前記測定対象端末に通信信号を送信してから前記応答時間後に到来する応答信号を、前記検知手段により検知された周波数の情報を用いて受信し、その受信した応答信号を復調して時間測定用のパルス列を生成すること、
    を特徴とする測定システム。
  4. 請求項1ないし請求項3の何れか1項に記載の測定システムにおいて、
    それぞれ既知の位置に配置され、前記無線通信手段による通信において前記測定対象端末から送信された応答信号を受信する複数のアンテナ(V1〜V4)と、
    前記複数のアンテナにそれぞれ接続され、各アンテナが受信した前記応答信号を復調して各アンテナに対応する時間測定用のパルス列を生成する複数の前記測定パルス生成手段(10a〜10d)とを備え、
    前記測定手段は、複数の前記測定パルス生成手段により生成された、各アンテナに対応するパルス列について、各アンテナ間の到来時間差を測定すること、
    を特徴とする測定システム。
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