JP2015186503A - 糸及び留置部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】リフトアップの効果を得られ、且つ体内に留置した場合であっても患者にとって異物感の少ない糸を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の糸は、患者内に挿入可能な細長い柔軟体と、柔軟体の挿入端側に設けられる留置部とを有する。留置部は、コーン部材と、突出部とを有する。コーン部材は、略円錐形状であり、その狭端側が挿入端側に位置し、柔軟体が貫通する貫通孔が形成されている。突出部は、コーン部材の広端側の一部に形成され、その側面に沿って後方に延びている。
【選択図】図5

Description

本発明は、美容整形で使用される糸、及び当該糸に用いる留置部材に関する。
美容整形の分野において、しわやたるみのある部分(当該部分の皮下脂肪層)に生体適合性のある糸を通して皮膚を引き上げるフェザーリフト(切らないフェイスリフト)と呼ばれる手技がある。フェザーリフトは、皮膚を切開する従来のフェイスリフトに比べて患者負担が少ない。なお、以下において、皮膚の引き上げを「リフトアップ」という場合がある。
フェザーリフトに用いられる糸は、たとえば、糸の表面に複数の突起を設けたものがある(先行文献1参照)。この糸を皮下脂肪層に留置した場合、複数の突起が皮下脂肪層に引っ掛かることにより皮膚を引き上げ、しわやたるみを解消する。
また、リフトアップの効果をより高めるための手法として、先行文献2のような糸を用いる手技も行われている。先行文献2における糸は、複数の組織係合要素(コーン)が設けられている。この糸を皮下脂肪層に留置した場合、複数の組織係合要素が皮下脂肪層に引っ掛かることで皮膚を引き上げ、より確実にしわやたるみを解消できる。
特表2005−532848号公報 特表2010−500102号公報
しかし、先行文献1のように糸の表面に突起を設けただけでは皮下脂肪層に対する引っ掛かりが弱く、十分なリフトアップの効果は得られないという問題がある。また、引っ掛かりが弱いため、患者の日常生活中(たとえば、大きな口をあける)に糸がずれてしまう可能性もある。
また、先行文献2で示された組織係合要素(コーン)のように立体的な大型の部材を患者内に複数留置した場合、患者が異物感を覚えることが多いという問題がある。一方で、先行文献2に示される組織係合要素の構造では、複数留置しなければ十分なリフトアップの効果を得ることができない。
本発明は、これらの課題を解決するためになされたものであり、リフトアップの効果を得られ、且つ体内に留置した場合であっても患者にとって異物感の少ない糸、及び当該糸に用いる留置部材を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る糸は、患者内に挿入可能な細長い柔軟体と、柔軟体の挿入端側に設けられる留置部とを有する。留置部は、コーン部材と、突出部とを有する。コーン部材は、略円錐形状であり、その狭端側が柔軟体の挿入端側に位置し、柔軟体が貫通する貫通孔が形成されている。突出部は、コーン部材の広端側の一部に形成され、コーン部材の側面に沿って後方に延びている。
また、上記課題を解決するために請求項2に係る糸は、請求項1に係る糸であって、突出部は貫通孔を挟んで対向する位置に2つ設けられており、その先端部分が矢印状に形成されている。
また、上記課題を解決するために請求項3に係る糸は、請求項1または2に係る糸であって、柔軟体は、その表面に複数の突起が形成されている。
また、上記課題を解決するために、請求項4に係る留置部材は、美容整形に使用される糸に用いるものであって、患者内に留置される。留置部材は、コーン部材と、突出部とを有する。コーン部材は、略円錐形状であり、糸を構成する細長の柔軟体が貫通する貫通孔が形成されている。突出部は、コーン部材の広端側の一部に形成され、コーン部材の側面に沿って後方に延びている。
本発明によれば、コーン部材及び突出部により、皮下脂肪層に対する引っ掛かりを強くできるため、リフトアップの効果を得ることができる。また、コーン部材の広端側に突出部を形成することにより、複数のコーン部材を留置しなくとも皮下脂肪層に対する引っ掛かりを強くできる。よって、本発明の糸を患者内に留置した場合、患者が異物感を感じることも少ない。
カニューレの構成を示す図である。 カニューレの構成を示す図である。 カニューレの構成を示す図である。 カニューレの構成を示す図である。 糸の構成を説明する図である。 糸の構成を説明する図である。 糸の構成を説明する図である。 カニューレ及び糸を用いた手技を説明する図である。 カニューレ及び糸を用いた手技を説明する図である。 カニューレ及び糸を用いた手技を説明する図である。 カニューレ及び糸を用いた手技を説明する図である。 カニューレ及び糸を用いた手技を説明する図である。 糸の別構成を説明する図である。
<カニューレの構成>
図1〜図4を参照して、カニューレ1の構成について述べる。図1は、カニューレ1の全体構成を示す図である。図2は、穿刺部2(後述)の構成を示す図である。図3は、外筒部3(後述)の構成を示す図である。図4は、図1におけるA−A断面である。
カニューレ1は、本発明に係る糸4(後述)を患者の体内に挿入・留置する際に使用される医療器具である。図1に示すように、カニューレ1は、穿刺部2と外筒部3とを有する。穿刺部2は、外筒部3に対して挿入・抜去が可能である。カニューレ1は、適用部位により様々な長さのものを使用することができる。
図2に示すように、穿刺部2は、針部2Aと把持部2Bとを有する。穿刺部2は、たとえば、金属等の硬質の材料で形成されている。
針部2Aは、把持部2Bと一体的に形成されている細長の部材である。針部2Aは、穿刺部2が外筒部3に挿入された状態において、先端側の一部が外筒部3の先端側から突出する長さを有する(図1参照)。また、針部2Aの先端は鋭利に形成されている。よって、針部2Aは、患者の皮膚(及び皮下脂肪層)に糸4(後述)を挿入するための穴を空けることができる。
把持部2Bは、穿刺部2を把持するための部分である。術者は、把持部2Bを把持して穿刺部2を操作することにより、外筒部3に対して穿刺部2を挿入・抜去したり、外筒部3内で穿刺部2を回転させることができる。
図3に示すように、外筒部3は、筒部3Aと把持部3Bとを有する。外筒部3は、たとえば、穿刺部2と同様の材料で形成されている。
筒部3Aは、円筒形状の部材である。筒部3Aの径(貫通孔)は、少なくとも針部2B及び糸4(後述)を挿入・抜去できる大きさとなっている。なお、針部2B及び糸4(後述)を挿入・抜去できる大きさの貫通孔を有する構成であれば、筒部3Aの形状は円筒に限られない。
把持部3Bは、外筒部3を把持するための部分である。把持部3Bは、筒部3Aと同様、少なくとも針部2B及び糸4(後述)を挿入・抜去できる大きさの貫通孔が設けられている。この貫通孔は、筒部3Aの貫通孔と繋がっている。たとえば、穿刺部2を外筒部3に挿入・抜去する場合、術者は、把持部3Bを抑えたまま、穿刺部2を操作する。なお、手技の際には、穿刺部2及び外筒部3のいずれか一方の操作に加え、穿刺部2を外筒部3に挿入した状態(図1参照)のまま、把持部2B及び把持部3Bを持ってカニューレ1を患者の皮下に挿入する場合もある(後述の図8A参照)。
また、図4に示すように、把持部3Bは、対向する位置に凹部が設けられている。凹部は、人の指の形状に合わせて湾曲している。従って、把持部3Bは、指にフィットするため、術者にとって把持しやすい。
<糸の構成>
次に、図5〜図7を参照して、本発明に係る糸4の構成について述べる。図5は、糸4の外観図である。図6は、図5に示す留置部6(後述)の側面図である(サイズは異なる)。図7は、留置部6(後述)の斜視図である(図5とのサイズは異なる)。図5では糸4の後端側の一部の記載を省略している。図6及び図7では、糸4の記載を省略している。
糸4は、カニューレ1を介して患者の体内に挿入・留置される医療器具である。糸4は、柔軟体5及び留置部6を有する。
柔軟体5は、患者内(患者の皮下脂肪層内)に挿入可能な細長の柔軟性を有する部材である。柔軟体5は少なくともその一部が患者内に留置される。柔軟体5は、患者の体内に留置されることから、生体適合性のある材料により形成される。また、柔軟体5は伸縮性に優れた材料で形成されていることが望ましい。更に、柔軟体5は、生分解性ポリマーのような生体内で分解・吸収される材料により形成されていることが望ましい。この場合、糸4を体内から取り出す作業が不要となるため、患者負担が少ない。
柔軟体5の表面には、複数の突起5aが形成されている。突起5aは、柔軟体5の長手方向において所定の高さだけ突出している。患者内に糸4を留置する場合、突起5aは、皮下脂肪層に引っ掛かり、皮膚を引き上げる。また、留置した状態を保つことで、柔軟体5の周囲にコラーゲン組織が生成され、皮膚の引き上げ効果が長期に渡って継続できる。突起5aの数、位置、形状、傾き角度、突出の方向等は任意に設計することが可能である。なお、本発明に係る糸4において、突起5aは必須の構成ではない。
また、柔軟体5の先端側(挿入端側)には、柔軟体5を結んだ結び目5bが形成されている。結び目5bは、柔軟体5から留置部6(後述)が抜け落ちることを防止する。なお、留置部6(後述)の抜け落ちを防止する構成であれば、結び目5bに限られない。たとえば、結び目5bの位置に別部材(ストッパー)を設けることでもよい。また、結び目5bを留置部6(後述)の先端側だけでなく、留置部6を挟んだ後端側にも設けることでもよい。この場合、柔軟体5の後方に対する留置部6(後述)の移動範囲を制限することができる。
留置部6は、柔軟体5の挿入端側に設けられる部材である。留置部6は、柔軟体5と共に、患者内に留置される。留置部6は、コーン部材6aと、突出部6bとを含んで構成されている。
コーン部材6aは、略円錐形状の部材である。コーン部材6aは、少なくとも生体適合性のある材料で形成されている。コーン部材6aは、生分解性ポリマーのような生体内で分解・吸収される材料により形成されていることが望ましい。この場合、糸4を体内から取り出す作業が不要となるため、患者負担が少ない。
コーン部材6aは、その狭端側が柔軟体5の挿入端側に位置する。また、コーン部材6aは、柔軟体5が貫通する貫通孔が形成されている(図5、図7参照。図5では、貫通している柔軟体5を破線で示している)。コーン部材6aの狭端側と広端側で貫通孔の径は異なっていてよいが、狭端側の径は、少なくとも柔軟体5の結び目5bが抜けない大きさに形成されている。
突出部6bは、コーン部材6aの広端側の一部に形成されており、コーン部材6aの側面に沿って後方(斜め後方)に延びている。「後方」とは、柔軟体5の挿入端側から柔軟体5の後端側に向かう方向である。突出部6bは、たとえば、コーン部材6aと同じ材料で形成されている。
具体例として、突出部6bは、コーン部材6aの貫通孔を挟んで対向する位置に2つ設けられており、その先端部分が矢印状に形成されている。矢印状の矢尻部分は、コーン部材6aの側面(曲面)の形状に合わせて湾曲している(図5、図7参照)。コーン部材6aの貫通孔に柔軟体5が挿入された状態(図5の状態)において、突出部6bは、複数の突起5aよりも外側(柔軟体5から離れる側)に位置する。
なお、図5等では、コーン部材6aと突出部6bとが一体の部材として形成されている例を示しているが、これに限られない。たとえば、突出部6bをコーン部材6aよりも硬質の部材で形成することにより、皮下脂肪層に対する引っ掛かりをより強くできる。また、突出部6bの数は2つに限られない。たとえば、貫通孔を挟んで対向する位置に4つ(2組)設けてもよい。更に、突出部6bの先端部分の形状は、皮下脂肪層に引っ掛かる形状であれば矢印状に限られない(たとえば、Y字状)。
このように本発明によれば、コーン部材6a及び突出部6bにより、皮下脂肪層に対する引っ掛かりを強くできるため、リフトアップの効果を得ることができる。特に、突出部6bの先端を矢印状に形成することにより、引っ掛かりをより強くできる。また、突出部6bは、突起5aより柔軟体5から離れて位置するため、突起5aよりも引っ掛かりが強くなる。更には、コーン部材6aの広端側に突出部6bを形成することにより、先行文献2のように複数の組織係合要素を留置しなくとも皮下脂肪層に対して引っ掛かりを強くできる。よって、患者内に留置する部材の数を少なくできるため、患者が異物感を感じることも少ない。
<手技>
次に、図8A〜図8Eを参照して、カニューレ1を用いて糸4を患者内に留置する手技について説明する。図8A〜図8Eは患者の顔面及びカニューレ1等を模式的に示したものであり、患者の顔面に対するカニューレ1等の実際の大きさは必ずしもこのサイズではない。図8A〜図8Eにおいて、カニューレ1等のうち、患者の皮下にある部分は破線で示す。また、理解し易くするため、図8A〜図8Eでは突起5aの記載を省略している。
まず、術者は、患者の皮下脂肪層にカニューレ1を挿入する(図8A)。カニューレ1を挿入する位置や方向は予め施されたマーキングに基づいて決定される。
糸4の先端(留置部6)を留置する位置までカニューレ1を押し込んだ後、術者は、穿刺部2のみを引き抜く(図8B)。この場合、外筒部3のみ(筒部3Aのみ)が皮下に残ることになる。
次に、術者は、外筒部3内に糸4を挿入し、穿刺部2を用いて、糸4の先端(留置部6)を留置する位置まで押し込む(図8C)。穿刺部2は、コーン部材6aを押し込むようにして、糸4を挿入する。糸4は、その先端に引っ掛かりが強い部分(留置部6)が設けられているため、目的の位置に留置できる。
次に、術者は、カニューレ1を抜く(図8D)。このとき、糸4の先端(留置部6)は皮下脂肪層に留置されているため、糸4のみが皮下に残る(柔軟体5の表面に突起5aがある場合には、突起5aも周りの皮下脂肪層に引っ掛かるため、より確実に糸4のみが皮下に残る)。
最後に、術者は、皮膚から出ている糸4をカットする(図8E)。留置された糸4は、留置部6(及び柔軟体5の突起5a)が皮下脂肪層に引っ掛かり、皮膚を引き上げる。
このように、本発明に係る糸4を用いた新たな手技では、患者の所望の部位に糸4を留置させることができるため、しわやたるみを解消できる。また、この手技では、一つの糸4を皮下に挿入するために一つの穴を設けるだけでよい(先行文献1、2等は複数の穴を設ける必要がある)。また、留置部6の数を少なくできるため、糸4を患者内に留置した場合の異物感も少ない。なお、生分解性の材料で形成された糸4を用いた場合、約1年程度で糸4は体内から消滅するが、それまでに糸4周辺に集積したコラーゲン組織によって、皮膚のリフトアップが継続される。
なお、上記では、患者の頬に糸4を一本入れる例を説明したが、糸4を挿入する部分は頬に限られない。また、糸4を数本入れても構わない。
<糸の構成の変形例>
上記例では糸4において柔軟体5が1本の例について述べたがこれに限られない。一つの留置部6に対して複数の柔軟体5が設けられていてもよい。或いは、たとえば、図9に示すように細長の柔軟体5をリング状に形成し、その両端部に対応する部分に留置部6を設ける構成であってもよい。この場合、両端部分が「挿入端側の端部」に該当する。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。たとえば、本発明において、留置部6は一つで効果を発揮できるが、2つ以上ある構成や柔軟体5の挿入端側以外にもある構成を発明から除外するものではない。実施形態は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。それらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
4 糸
5 柔軟体
6 留置部
上記課題を解決するために、請求項1に係る糸は、患者内に挿入可能な細長い柔軟体と、柔軟体の挿入端側に設けられる単一の留置部とを有する。留置部は、コーン部材と、突出部とを有する。コーン部材は、略円錐形状であり、その狭端側が柔軟体の挿入端側に位置し、柔軟体が貫通する貫通孔が形成されている。突出部は、コーン部材の広端側の一部に形成され、コーン部材の側面に沿って後方に延びている。突出部は貫通孔を挟んで対向する位置に2つ設けられており、その先端部分が矢印状に形成されている。
また、上記課題を解決するために請求項に係る糸は、請求項1に係る糸であって、柔軟体は、その表面に複数の突起が形成されている。

Claims (4)

  1. 患者内に挿入可能な細長い柔軟体と、
    前記柔軟体の挿入端側に設けられる留置部と、
    を有し、
    前記留置部は、
    略円錐形状であり、その狭端側が前記挿入端側に位置し、前記柔軟体が貫通する貫通孔が形成されたコーン部材と、
    前記コーン部材の広端側の一部に形成され、その側面に沿って後方に延びた突出部と、
    を有することを特徴とする糸。
  2. 前記突出部は前記貫通孔を挟んで対向する位置に2つ設けられており、その先端部分が矢印状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の糸。
  3. 前記柔軟体は、その表面に複数の突起が形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の糸。
  4. 美容整形に使用される糸に用い、患者内に留置される留置部材であって、
    前記留置部材は、
    略円錐形状であり、前記糸を構成する細長の柔軟体が貫通する貫通孔が形成されたコーン部材と、
    前記コーン部材の広端側の一部に形成され、その側面に沿って後方に延びた突出部と、
    を有することを特徴とする留置部材。
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