JP2015185851A - 通信装置、動作制御方法及びプログラム - Google Patents

通信装置、動作制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】機能の遮断を極力抑えつつも、効率的な省電力化を図ることである。【解決手段】近距離無線通信手段(近距離無線通信部18)を備え、他の通信装置A,B,Cと通信を行う通信装置1である。通信装置1は、当該通信装置1の所定の機能を司る機能部(通信部17、位置検出部19、無線LAN部20)に対する動作制御を行う機能部制御手段(機能部電源制御部111)と、通信装置A,B,Cが保持する所定の機能に関する情報を、近距離無線通信手段による通信によって取得する情報取得手段(制御部11)と、を備える。機能部制御手段は、情報取得手段によって取得した前記情報に基づいて、機能部に対する動作制御を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、通信装置、動作制御方法及びプログラムに関する。
例えば携帯電話やスマートフォンなどの通信装置においては、バッテリの使用を最適化する機能を備えたものが知られている(例えば特許文献1参照)。具体的には、消費電力の異なる複数の位置センサを搭載していて、バッテリ電力を節約する際においては、精度が低く、消費電力の少ない位置センサを使用することで、省電力化を図っている。
特開2012−127722号公報
ここで、上述した通信装置においてはより一層の省電力化が求められており、例えば搭載されている機能を状況に応じて手動で遮断することで省電力化を図ることも考えられるが、ユーザにとっては不便を強いることになり好ましくない。
このため、本発明の課題は、機能の遮断を極力抑えつつも、効率的な省電力化を図ることである。
請求項1記載の発明では、
近距離無線通信手段を備え、他の通信装置と通信を行う通信装置であって、
当該通信装置の所定の機能を司る機能部に対する動作制御を行う機能部制御手段と、
前記通信装置が保持する前記所定の機能に関する情報を、前記近距離無線通信手段による通信によって取得する情報取得手段と、を備え、
前記機能部制御手段は、前記情報取得手段によって取得した前記情報に基づいて、前記機能部に対する動作制御を行うことを特徴とする通信装置が提供される。
本発明によれば、機能の遮断を極力抑えながらも効率的に省電力化を図ることができる。
本実施形態に係る通信装置と、この通信装置と近距離無線通信による通信が自在な複数の通信装置を示す説明図である。 本実施形態に係る通信装置の構成を機能ごとに表す機能ブロック図である。 本実施形態に係る通信装置が3つの通信装置に対して接続を確立せずに通信データをやりとりする場合のタイムチャートを示している。 本実施形態に係るBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)における通信データのフォーマットを示している。 本実施形態に係る電源制御処理の流れを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る通信装置をスマートフォンに適用した場合の実施形態の一例を詳細に説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本実施形態に係る通信装置1と、この通信装置1と近距離無線通信による通信が自在な通信装置A,B,Cを示している。
通信装置1及び通信装置A,B,Cは、近距離型の無線通信機能を備えたスマートフォンであり、通信装置1及び通信装置A,B,Cで相互に通信データをやりとりすることができる。通信装置1及び通信装置A,B,Cは、同様の無線通信機能を備えた携帯型の端末であれば、タブレット端末、フィーチャーフォン、ゲーム機等であってもよい。
各通信装置1及び通信装置A,B,Cが無線通信によって互いに通信データをやりとりする基本的な構成部分は同じであるので、以下、通信装置1の構成を一例として説明する。
図2は、通信装置1の構成を機能ごとに表す機能ブロック図である。
通信装置1は、図2に示すように、制御部11、記憶部12、操作部13、表示部14、計時部15、マイク161、スピーカ162、通話処理部16、通信部17、近距離無線通信部18、位置検出部19、無線LAN部20等を備えて構成されている。通信装置1の各部は、バス30によって接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)等を備えて構成されている。制御部11は、記憶部12に記憶されたプログラムを読み出して、当該プログラムを実行することにより、通信装置1の各部の動作を制御する。
例えば、制御部11は、操作部13を介して通話が指示されると、通話処理用のプログラムを実行し、通話処理部16及び通信部17により、通話先の通信装置と通話音声をやりとりさせる。
また、制御部11は、通信装置1の所定の機能を司る各機能部(通信部17、位置検出部19、無線LAN部20)に対する電源制御を行う機能部電源制御部111(機能部制御手段)を備えている。制御部11は、通信装置1の主電源がONとなると、電源制御処理用のプログラムを実行し、機能部電源制御部111を制御することで各機能部の電源制御を行うようになっている。
記憶部12は、制御部11が読み取り可能なプログラム、プログラムの実行に必要なデータ等を記憶している。
記憶部12としては、例えばハードディスク、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ等の記憶媒体を用いることができる。
操作部13は、操作キー、タッチパネル等を備えて、ユーザによるこれらの操作に応じた操作信号を生成し、制御部11に出力する。
表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro luminescence)ディスプレイ等を備え、制御部11による表示制御にしたがって、操作画面、通知画面等の表示画面を表示する。
計時部15は、発振器から出力されるクロック信号を元に計時し、現在日時を出力する。
マイク161は、通話音声を入力する。
通話処理部16は、マイク161により入力された送話音声をA/D変換し、符号化して通話音声のベースバンド信号を生成し、通信部17に出力する。また、通話処理部16は、通信部17から入力された通話音声のベースバンド信号を復号し、D/A変換してスピーカ162に出力する。
スピーカ162は、通話音声を出力する。
通信部17(携帯通信機能部)は、RF(Radio Frequency)通信用のアンテナ171を備え、当該アンテナ171により基地局との間で通話音声、メール等の送信及び受信を行う。
具体的には、通信部17は、アンテナ171を介して受信した電波を復調処理し、得られた通話音声のベースバンド信号、メールのパケット等を通話処理部16及び制御部11にそれぞれ出力する。また、通信部17は、制御部11から入力されたメールのパケット又は通話処理部16から入力されたベースバンド信号を変調処理して得られた電波を、アンテナ171を介して基地局に送信する。
また、通信部17は、当該通信部17に対する電源供給を制御するための通信部電源回路172を備えており、この通信部電源回路172は機能部電源制御部111によって制御されるようになっている。
位置検出部19(GPS受信機能部)は、GPS(Global Positioning System)用のアンテナ191を備え、当該アンテナ191により複数のGPS衛星から電波を受信し、当該電波とその電波の受信時刻に基づいて複数のGPS衛星との距離を演算することにより、通信装置1の現在位置を検出する。
また、位置検出部19は、当該位置検出部19に対する電源供給を制御するための位置検出部電源回路192を備えており、この位置検出部電源回路192は機能部電源制御部111によって制御されるようになっている。
無線LAN部20(無線LAN通信機能部)は、無線LAN(Local Area Network)用のアンテナ201を備え、当該アンテナ201を介して無線LANのアクセスポイントとの間で通信を行う。
また、無線LAN部20は、当該無線LAN部20に対する電源供給を制御するための無線LAN部電源回路202を備えており、この無線LAN部電源回路202は機能部電源制御部111によって制御されるようになっている。
近距離無線通信部18(近距離無線通信手段)は、Bluetooth用のアンテナ181及びBluetoothモジュールを備えている。近距離無線通信部18は、Bluetoothモジュールにより、アンテナ181を介して他の通信装置A,B,Cとの間で通信データの送信及び受信を行う。
なお、近距離型の無線通信を行うことができるのであれば、近距離無線通信部18の通信規格はBluetoothに限定されず、他の通信規格、例えばZigbee(登録商標)等であってもよい。
Bluetoothモジュールは、通信データの送信及び受信に、BLE(Bluetooth Low Energy)の通信プロトコルを用いる。このため、近距離無線通信部18の消費電力は、各機能部(通信部17、位置検出部19、無線LAN部20)のそれぞれの消費電力よりも低くなる。
BLEの通信プロトコルは、他の通信装置A,B,Cに対して通信データの送信のみを行う送信モードと、他の通信装置A,B,Cから送信される通信データの受信のみを行う受信モードを、一定間隔ごとに繰り返す。送信モードはAdvertiseと呼ばれ、受信モードはScanと呼ばれている。
近距離無線通信部18は、この送信モードと受信モードを繰り返すBLEの通信プロトコルにしたがって、送信モード時に他の通信装置A,B,Cに通信データを送信し、受信モード時に他の通信装置A,B,Cから送信された通信データを受信する。
BLEによれば、接続を確立することなく、通信データをやりとりすることができる。
図3は、通信装置1が3つの通信装置A,B,Cに対して接続を確立せずに通信データをやりとりする場合のタイムチャートを示している。
図3に示すように、通信装置1と各通信装置A,B,Cとは、Advertiseで表される送信モードとScanで表される受信モードとを繰り返し、Centralとしてのrole(役割)とPeripheralとしてのroleとを交互に切り替えている。
近距離無線通信部18は、図3に示すように、送信モードと受信モードのそれぞれをあらかじめ設定された時間で切り替える。具体的には、近距離無線通信部18はカウンタを備え、当該カウンタにより時間をカウントして、切り替える時間に到達すると送信モードから受信モードへ又はその逆に切り替える。
送信モード及び受信モードの時間は、通信装置1及び通信装置A,B,Cごとに設定することが可能である。そのため、一方の通信装置又は通信装置が送信モードであり、他方の通信装置又は通信装置が受信モードである場合に、通信データをやりとりすることができる。例えば、通信装置Aから送信された通信データを通信装置1が受信できるのは、通信装置Aの送信モードと、通信装置1の受信モードが重複している間である。
図4は、BLEにおける通信データのフォーマットを示している。
図4に示すように、通信データは、Header31とPayload32とからなるパケットデータである。実データであるPayload32は、address33を先頭に、N個のAD Structure N34から構成されている。address33は、各AD Structure N34のアドレスを示す。
各AD Structure N34は、Length35、AD Type36及びAD Data37により構成されている。Length35は、AD Structure N34のデータ長を定義する。AD Type36には、AD Data37に格納されるデータの種類を示すフラグが格納される。AD Type36に0xFFのフラグを格納すると、AD Data37として特定データを格納することが可能となる。
特定データは、BLEに制限されずに他の通信装置A,B,Cに配信できる任意のデータをいう。特定データとしてAD Data37に格納できるデータの例としては、通信部17での携帯通信受信状況に関する情報や、位置検出部19での電波受信時刻に関する情報、無線LAN通信部17の無線LAN通信状況に関する情報などが挙げられる。
例えば、図1に示す通信装置Aのように3GやLTEなどの携帯通信エリアの圏外にある場合、通信装置Aでは、携帯通信受信状況に関する情報である「圏外」が特定データとして書き込まれて通信される。
また、図1に示す通信装置BのようにGPS衛星からの電波を受信していない場合、通信装置Bでは、電波受信時刻に関する情報である「直近の電波受信時刻」が特定データとして書き込まれて通信される。
また、図1に示す通信装置Cのように無線LANの基地局と接続できていない場合、通信装置Cでは、無線LAN通信状況に関する情報である「通信不可」が特定データとして書き込まれて通信される。
そして、通信装置1では、これらの特定データが近距離無線通信部18を介して制御部11で取得され、制御部11はこの特定データに応じて各機能部(通信部17、位置検出部19、無線LAN部20)の動作制御を実行する。つまり、制御部11が本発明に係る情報取得手段である
以下、図5を参照して、通信装置1における電源制御処理について説明する。
通信装置1の主電源がONとなると、制御部11は、記憶部12から電源制御処理用のプログラムを実行する。これにより本発明に係る動作制御方法が実行される。
ステップS1では、制御部11は、近距離無線通信部18を制御して、近距離無線通信動作を開始する。
ステップS2では、制御部11の制御により近距離無線通信部18が受信モードを開始し、通信装置A,B,Cから送信される通信データを待機する。所定の時間経過すると、近距離無線通信部18は受信モードを終了する。
ステップS3では、制御部11の制御により近距離無線通信部18が送信モードを開始し、通信装置A,B,Cに対して通信データを送信する。所定の時間経過すると、近距離無線通信部18は送信モードを終了する。
ステップS4では、機能部電源制御部111は、受信モードで受信した通信データの中に携帯通信受信状況に関する情報が含まれているか否かを判断し、含まれている場合(ステップS4;YES)にはステップS5に移行し、含まれていない場合(ステップS4;NO)にはステップS8に移行する。
ステップS5では、機能部電源制御部111は、受信した携帯通信状況に関する情報が「圏外」であったか否かを判断し、「圏外」であった場合(ステップS5;YES)にはステップS6に移行し、「圏外」でなかった場合(ステップS5;NO)にはステップS7に移行する。
ステップS6では、機能部電源制御部111は、通信部電源回路172を制御して通信部17に対する電源供給をOFFとし、ステップS2に移行する。
ステップS7では、機能部電源制御部111は、通信部電源回路172を制御して通信部17に対する電源供給をONとし、ステップS2に移行する。
これにより、通信装置1の周辺にある通信装置Aの携帯通信受信状況に関する情報に基づいて、通信部17に対する電源制御が行われることになる。
なお、ステップS6で通信部17に対する電源供給をOFFに、ステップS7で通信部17に対する電源供給をONに制御したが、すでに通信部17に対する電源供給の状態が当該状態になっている場合は、ステップS6、ステップS7をスキップできる。
ステップS8では、機能部電源制御部111は、受信モードで受信した通信データの中に電波受信時刻に関する情報が含まれているか否かを判断し、含まれている場合(ステップS8;YES)にはステップS9に移行し、含まれていない場合(ステップS8;NO)にはステップS12に移行する。
ステップS9では、機能部電源制御部111は、受信した電波受信時刻に関する情報である「直近の電波受信時刻」が現時点から所定時間内であったか否かを判断し、所定時間内でなかった場合(ステップS9;NO)にはステップS10に移行し、所定時間内であった場合(ステップS9;YES)にはステップS11に移行する。ここで所定時間とは、通信装置1の周辺にある通信装置BがGPS衛星の電波を受信できていないと判断することの時間である。
ステップS10では、機能部電源制御部111は、位置検出部電源回路192を制御して位置検出部19に対する電源供給をOFFとし、ステップS2に移行する。
ステップS11では、機能部電源制御部111は、位置検出部電源回路192を制御して位置検出部19に対する電源供給をONとし、ステップS2に移行する。
これにより、通信装置1の周辺にある通信装置Bの電波受信時刻に関する情報に基づいて、位置検出部19に対する電源制御が行われることになる。
なお、ステップS10で位置検出部19に対する電源供給をOFFに、ステップS11で位置検出部19に対する電源供給をONに制御したが、すでに位置検出部19に対する電源供給の状態が当該状態になっている場合は、ステップS10、ステップS11をスキップできる。
ステップS12では、機能部電源制御部111は、受信モードで受信した通信データの中に無線LAN通信状況に関する情報が含まれているか否かを判断し、含まれている場合(ステップS12;YES)にはステップS13に移行し、含まれていない場合(ステップS12;NO)にはステップS2に移行する。
ステップS13では、機能部電源制御部111は、受信した無線LAN通信状況に関する情報が「通信不可」であったか否かを判断し、「通信不可」であった場合は(ステップS13;NO)にはステップS14に移行し、「通信不可」でなかった場合は基地局と通信中と判断して(ステップS13;YES)にはステップS15に移行する。
ステップS14では、機能部電源制御部111は、無線LAN部電源回路202を制御して無線LAN部20に対する電源供給をOFFとし、ステップS2に移行する。
ステップS15では、機能部電源制御部111は、無線LAN部電源回路202を制御して無線LAN部20に対する電源供給をONとし、ステップS2に移行する。
これにより、通信装置1の周辺にある通信装置Cの無線LAN通信状況に関する情報に基づいて、無線LAN部20に対する電源制御が行われることになる。
なお、ステップS14で無線LAN部20に対する電源供給をOFFに、ステップS15で無線LAN部20に対する電源供給をONに制御したが、すでに無線LAN部20に対する電源供給の状態が当該状態になっている場合は、ステップS14、ステップS15をスキップできる。
以上のように、本実施形態によれば、周囲にある他の通信装置A,B,Cから取得した所定の機能に関する情報に基づいて、各機能部(通信部17、位置検出部19、無線LAN部20)に対する動作制御が行われているので、ユーザが各機能部の動作を逐一手動でON/OFFせずとも、他の通信装置A,B,Cから取得した情報に基づき周囲環境に適するように各機能部を動作制御することができる。したがって、機能の遮断が極力抑えられるとともに、効率的な省電力化も図ることができる。
なお、本実施形態では、動作制御の一種として各機能部の電源供給をOFFとする場合を例示しているが、完全に電源供給をOFFとしなくても機能部の出力を弱めるようにすることでも省電力化が可能である。
また、機能部電源制御部111が各機能部に対する電源制御を行っているので、直接的な制御で省電力化を図ることができ、電源制御を効率的に行うことができる。
近距離無線通信部18の消費電力が各機能部のそれぞれの消費電力よりも低いので、周囲の通信装置A,B,Cから各情報を取得する際の消費電力も抑制することができる。
また、制御部11が通信装置Aの携帯通信受信状況に関する情報を取得するので、周囲の通信装置Aから取得した前記情報によって通信装置1の通信部17を動作制御することができる。したがって、通信装置1が「圏外」にあるかどうかを自機で判断しなくともよく、それだけ通信部17の消費電力を抑制することができる。
そして、周囲の通信装置Aから取得した携帯通信受信状況に関する情報が圏外の場合、通信部17に対する電源供給が行われないので、圏外で通信ができない間は通信部17を無駄に動作させることがなくなり、一層の省電力化を図ることができる。
また、制御部11が通信装置Bの電波受信時刻に関する情報を取得するので、周囲の通信装置Bから取得した前記情報によって通信装置1の位置検出部19を動作制御することができる。したがって、通信装置1がGPS衛星からの電波を受信できているかどうかをどうかを自機で判断しなくともよく、それだけ位置検出部19の消費電力を抑制することができる。
そして、周囲の通信装置Bから取得した電波受信時刻に関する情報に基づいて、当該通信装置がGPS衛星の電波を受信できていないと判断した場合、位置検出部19に対する電源供給が行われないので、前記電波の受信ができない間は位置検出部19を無駄に動作させることがなくなり、一層の省電力化を図ることができる。
また、制御部11が通信装置Cの無線LAN通信状況に関する情報を取得するので、周囲の通信装置Cから取得した前記情報によって通信装置1の無線LAN部20を動作制御することができる。したがって、通信装置1が「通信不可」にあるかどうかを自機で判断しなくともよく、それだけ無線LAN部20の消費電力を抑制することができる。
そして、周囲の通信装置Cから取得した無線LAN通信状況に関する情報が「通信不可」の場合、無線LAN部20に対する電源供給が行われないので、通信不可である間は無線LAN部20を無駄に動作させることがなくなり、一層の省電力化を図ることができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態では、各機能部(通信部17、位置検出部19、無線LAN部20)の電源回路172,192,202を制御し電源供給をOFFとすることで消費電力を抑制する場合を例示しているが、制御部11から各機能部に対する動作クロックを遮断し、各機能部の動作を禁じることで消費電力を低減させてもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲をその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
近距離無線通信手段を備え、他の通信装置と通信を行う通信装置であって、
当該通信装置の所定の機能を司る機能部に対する動作制御を行う機能部制御手段と、
前記通信装置が保持する前記所定の機能に関する情報を、前記近距離無線通信手段による通信によって取得する情報取得手段と、を備え、
前記機能部制御手段は、前記情報取得手段によって取得した前記情報に基づいて、前記機能部に対する動作制御を行うことを特徴とする通信装置。
<請求項2>
請求項1記載の通信装置において、
前記機能部制御手段は、前記機能部に対する電源制御を行うことを特徴とする通信装置。
<請求項3>
請求項2記載の通信装置において、
前記近距離無線通信手段の消費電力は、前記機能部の消費電力よりも低いことを特徴とする通信装置。
<請求項4>
請求項2又は3記載の通信装置において、
前記機能部は、携帯通信機能部であり、
前記情報取得手段は、前記通信装置の携帯通信受信状況に関する情報を取得することを特徴とする通信装置。
<請求項5>
請求項4記載の通信装置において、
前記機能部制御手段は、前記情報取得手段によって取得した前記携帯通信受信状況に関する情報が圏外の場合、前記機能部に対する電源供給を行わないことを特徴とする通信装置。
<請求項6>
請求項2又は3記載の通信装置において、
前記機能部は、GPS受信機能部であり、
前記情報取得手段は、前記通信装置の電波受信時刻に関する情報を取得することを特徴とする通信装置。
<請求項7>
請求項6記載の通信装置において、
前記機能部制御手段は、前記情報取得手段によって取得した前記電波受信時刻に関する情報が所定の時間内ではない場合、前記機能部に対する電源供給を行わないことを特徴とする通信装置。
<請求項8>
請求項2又は3記載の通信装置において、
前記機能部は、無線LAN通信機能部であり、
前記情報取得手段は、前記通信装置の無線LAN通信状況に関する情報を取得することを特徴とする通信装置。
<請求項9>
請求項8記載の通信装置において、
前記機能部制御手段は、前記情報取得手段によって取得した前記無線LAN通信状況に関する情報が通信不可の場合、前記機能部に対する電源供給を行わないことを特徴とする通信装置。
<請求項10>
近距離無線通信手段を備えるとともに他の通信装置と通信を行う通信装置の所定の機能を司る機能部に対する動作制御方法であって、
前記機能部に対する動作制御を行う機能部制御ステップと、
前記通信装置が保持する前記所定の機能に関する情報を、前記近距離無線通信手段による通信によって取得する情報取得ステップと、を含み、
前記機能部制御ステップでは、前記情報取得ステップで取得した前記情報に基づいて、前記機能部に対する動作制御を行うことを特徴とする動作制御方法。
<請求項11>
近距離無線通信手段を備え、他の通信装置と通信を行う通信装置のコンピュータを、
当該通信装置の所定の機能を司る機能部に対する動作制御を行う機能部制御手段と、
前記通信装置が保持する前記所定の機能に関する情報を、前記近距離無線通信手段による通信によって取得する情報取得手段として機能させ、
前記機能部制御手段は、前記情報取得手段によって取得した前記情報に基づいて、前記機能部に対する動作制御を行うことを特徴とするプログラム。
1 通信装置
11 制御部(情報取得手段)
12 記憶部
13 操作部
14 表示部
15 計時部
16 通話処理部
17 通信部(携帯通信機能部)
18 近距離無線通信部(近距離無線通信手段)
19 位置検出部(GPS受信機能部)
20 無線LAN部(無線LAN通信機能部)
30 バス
111 機能部電源制御部(機能部制御手段)
161 マイク
162 スピーカ
171 アンテナ
172 通信部電源回路
181 アンテナ
191 アンテナ
192 位置検出部電源回路
201 アンテナ
202 無線LAN部電源回路
A,B,C 通信装置

Claims (11)

  1. 近距離無線通信手段を備え、他の通信装置と通信を行う通信装置であって、
    当該通信装置の所定の機能を司る機能部に対する動作制御を行う機能部制御手段と、
    前記通信装置が保持する前記所定の機能に関する情報を、前記近距離無線通信手段による通信によって取得する情報取得手段と、を備え、
    前記機能部制御手段は、前記情報取得手段によって取得した前記情報に基づいて、前記機能部に対する動作制御を行うことを特徴とする通信装置。
  2. 請求項1記載の通信装置において、
    前記機能部制御手段は、前記機能部に対する電源制御を行うことを特徴とする通信装置。
  3. 請求項2記載の通信装置において、
    前記近距離無線通信手段の消費電力は、前記機能部の消費電力よりも低いことを特徴とする通信装置。
  4. 請求項2又は3記載の通信装置において、
    前記機能部は、携帯通信機能部であり、
    前記情報取得手段は、前記通信装置の携帯通信受信状況に関する情報を取得することを特徴とする通信装置。
  5. 請求項4記載の通信装置において、
    前記機能部制御手段は、前記情報取得手段によって取得した前記携帯通信受信状況に関する情報が圏外の場合、前記機能部に対する電源供給を行わないことを特徴とする通信装置。
  6. 請求項2又は3記載の通信装置において、
    前記機能部は、GPS受信機能部であり、
    前記情報取得手段は、前記通信装置の電波受信時刻に関する情報を取得することを特徴とする通信装置。
  7. 請求項6記載の通信装置において、
    前記機能部制御手段は、前記情報取得手段によって取得した前記電波受信時刻に関する情報が所定の時間内ではない場合、前記機能部に対する電源供給を行わないことを特徴とする通信装置。
  8. 請求項2又は3記載の通信装置において、
    前記機能部は、無線LAN通信機能部であり、
    前記情報取得手段は、前記通信装置の無線LAN通信状況に関する情報を取得することを特徴とする通信装置。
  9. 請求項8記載の通信装置において、
    前記機能部制御手段は、前記情報取得手段によって取得した前記無線LAN通信状況に関する情報が通信不可の場合、前記機能部に対する電源供給を行わないことを特徴とする通信装置。
  10. 近距離無線通信手段を備えるとともに他の通信装置と通信を行う通信装置の所定の機能を司る機能部に対する動作制御方法であって、
    前記機能部に対する動作制御を行う機能部制御ステップと、
    前記通信装置が保持する前記所定の機能に関する情報を、前記近距離無線通信手段による通信によって取得する情報取得ステップと、を含み、
    前記機能部制御ステップでは、前記情報取得ステップで取得した前記情報に基づいて、前記機能部に対する動作制御を行うことを特徴とする動作制御方法。
  11. 近距離無線通信手段を備え、他の通信装置と通信を行う通信装置のコンピュータを、
    当該通信装置の所定の機能を司る機能部に対する動作制御を行う機能部制御手段と、
    前記通信装置が保持する前記所定の機能に関する情報を、前記近距離無線通信手段による通信によって取得する情報取得手段として機能させ、
    前記機能部制御手段は、前記情報取得手段によって取得した前記情報に基づいて、前記機能部に対する動作制御を行うことを特徴とするプログラム。
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