JP2015183365A - ダムゲート制御装置、ダムゲート制御プログラム及びダムゲート制御方法 - Google Patents

ダムゲート制御装置、ダムゲート制御プログラム及びダムゲート制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のダムゲートを閉じるまでに要する時間差に起因する放流量の減少を抑制する。
【解決手段】放流量設定値受付部26が、ダムに設けられた複数のゲートを開いて第1放流量で放流している状態から、複数のゲートを閉じた後、複数のゲートと異なるゲートを開いて第1放流量より大きい第2放流量で放流する指示を受け付けると、ゲート制御部28は、複数のゲートのそれぞれのゲート閉動作終了時刻Teが一致するように複数のダムゲートのそれぞれの閉動作開始時刻Ts1,Ts2を決定する。また、ゲート制御部28は、決定した複数のゲートのそれぞれの閉動作開始時刻Ts1,Ts2に、各ゲートの閉動作を開始する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ダムゲート制御装置、ダムゲート制御プログラム及びダムゲート制御方法に関する。
複数のダムゲートを用いて放流するダムにおいては、台風等の降雨によるダム湖への流入量の増加に伴い、ダム下流への放流量を増やしたい場合がある。この場合、既に開放しているダムゲートよりも放流量が大きいダムゲートを開放する必要がある。しかしながら、既に開放しているダムゲートを開放したまま他のダムゲートを開放しようとした場合、誤操作等により下流に大量の水が放流される可能性があり非常に危険である。そのため、ダムゲートの制御においては、危険因子を少なくすることを理由に、既に開放しているダムゲートを閉じてから、他のダムゲートを開放しなければならないという運用が採用されている。
なお、特許文献1、2には、ダムの流水制御のためのゲートの操作に関する技術が開示されている。
特開2007−197920号公報 特開2000−38715号公報
現状においては、放流量を大きくする場合でも、既に開放されている複数のダムゲートを一旦すべて閉じる必要があるため、既に開放されている複数のダムゲートを一斉に閉じ始め、全てのダムゲートが閉じたのを確認した後、放流量の大きいダムゲートを開放している。
しかしながら、ダムゲートを閉じている間は、放流量が徐々に少なくなるため、ダム湖の貯水量の増加が懸念される。
1つの側面では、本発明は、複数のダムゲートを閉じるまでに要する時間差に起因する放流量の減少を抑制することが可能なダムゲート制御装置、ダムゲート制御プログラム及びダムゲート制御方法を提供することを目的とする。
一つの態様では、ダムゲート制御装置は、ダムに設けられた複数のダムゲートを開いて第1放流量で放流している状態から、前記複数のダムゲートを閉じた後、前記複数のダムゲートと異なるダムゲートを開いて前記第1放流量より大きい第2放流量で放流する指示を受け付ける受け付け部と、前記受け付け部が指示を受け付けた場合に、前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作完了予定時刻が一致するように前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作開始時刻を決定する決定部と、決定した前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作開始時刻に、前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作を開始する制御部と、を備えている。
一つの態様では、ダムゲート制御プログラムは、ダムに設けられた複数のダムゲートを開いて第1放流量で放流している状態から、前記複数のダムゲートを閉じた後、前記複数のダムゲートと異なるダムゲートを開いて前記第1放流量より大きい第2放流量で放流する指示を受け付け、前記指示を受け付けた場合に、前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作完了予定時刻が一致するように前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作開始時刻を決定し、決定した前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作開始時刻に、前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作を開始する、処理をコンピュータに実行させるプログラムである。
一つの態様では、ダムゲート制御方法は、ダムに設けられた複数のダムゲートを開いて第1放流量で放流している状態から、前記複数のダムゲートを閉じた後、前記複数のダムゲートと異なるダムゲートを開いて前記第1放流量より大きい第2放流量で放流する指示を受け付け、前記指示を受け付けた場合に、前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作完了予定時刻が一致するように前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作開始時刻を決定し、決定した前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作開始時刻に、前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作を開始する、処理をコンピュータが実行するダムゲート制御方法である。
1つの側面として、複数のダムゲートを閉じるまでに要する時間差に起因する放流量の減少を抑制することができる。
一実施形態に係るダム放流量制御システムの構成を概略的に示す図である。 ダムの外観図である。 ダム監視装置のハードウェア構成を示す図である。 ダム監視装置の機能ブロック図である。 図5(a)は、ゲート情報テーブルのデータ構造を示す図であり、図5(b)は、ゲート状況テーブルのデータ構造を示す図であり、図5(c)は、制御時刻テーブルのデータ構造を示す図である。 ゲート制御処理を示すフローチャートである。 図6のステップS22の具体的な処理を示すフローチャートである。 図8(a)〜図8(c)は、図7の処理を説明するための図である。 図9(a)、図9(b)は、図6、図7の処理を実行した場合の、ゲート1、ゲート2の放流量の変化を示すグラフである。 図10(a)、図10(b)は、比較例におけるゲート1、ゲート2の放流量の変化を示すグラフである。 図9(a)、図9(b)の処理を実行した場合の、ゲート1とゲート2の放流量の合計の変化を示すグラフである。 比較例におけるゲート1とゲート2の放流量の合計の変化を示すグラフである。
以下、ダム放流量制御システムの一実施形態について、図1〜図12に基づいて詳細に説明する。
図1には、一実施形態にかかるダム放流量制御システム100のブロック図が示されている。図1に示すように、ダム放流量制御システム100は、ダムに設けられた複数(図1では3つ)のゲート1、2、3と、これらゲート1、2、3の開閉を行う駆動装置41、42、43と、ダムの水位を計測する水位計60と、を備える。また、ダム放流量制御システム100は、管理事務所内に設けられたダムゲート制御装置としてのダム監視装置10と、表示装置12と、入力装置14と、を備える。
ゲート1〜3は、例えば、図2のダムの外観図に示すように、ダム堤体に設けられており、ダム湖の水を放流する際に開閉される。ゲート1とゲート2は、例えばオリフィスゲートである。ゲート1の最大放流量は、一例として30(m3/s)であるものとする。また、ゲート2の最大放流量は、一例として20(m3/s)であるものとする。ゲート3は、例えば、クレストゲートであり、最大放流量は、一例として300(m3/s)であるものとする。
駆動装置41〜43は、各ゲート1〜3を開閉し、各ゲートの開度を調整する装置である。駆動装置41,42は、一例として油圧ユニットを含んでいる。また、駆動装置43は、一例としてワイヤーロープと、該ワイヤーロープを巻き上げる巻き上げ装置と、を含んでいる。なお、ゲート3は、図2に示すように、2つ設けられているが、1つの駆動装置43により開閉されるものとする。駆動装置41〜43は、管理事務所内に設けられているダム監視装置10からの指示の下、各ゲート1〜3の開閉動作、開度調整を行う。
水位計60は、例えば水晶式水位計であり、ダム湖の底部に設けた圧力センサにより水圧を検出し、水深と水圧の関係から水位を測定する装置である。水位計60の測定結果は、ダム監視装置10に送信される。
ダム監視装置10は、PC(Personal Computer)等の情報処理装置である。図3には、ダム監視装置10のハードウェア構成が示されている。図3に示すように、ダム監視装置10は、CPU90、ROM92、RAM94、記憶部(ここではHDD(Hard Disk Drive))96、入出力インタフェース97及び可搬型記憶媒体用ドライブ99等を備えている。ダム監視装置10の構成各部は、バス98に接続されている。入出力インタフェース97には、表示装置12と入力装置14が接続されている。表示装置12は、液晶ディスプレイ等を含み、ダム監視装置10から送信されてくる画像を表示する。入力装置14は、キーボードやタッチパネル、マウス等を含み、管理事務所の職員(以下、管理者と呼ぶ)からの入力を受け付け、ダム監視装置10に対して送信する。
ダム監視装置10では、ROM92あるいはHDD96に格納されているプログラム(ダムゲート制御プログラム)、或いは可搬型記憶媒体用ドライブ99が可搬型記憶媒体91から読み取ったプログラム(ダムゲート制御プログラム)をCPU90が実行することにより、図4の各部の機能が実現される。
図4は、ダム監視装置10の機能ブロック図である。ダム監視装置10では、CPU90がプログラムを実行することで、水位モニタ部22、水位表示部24、受け付け部としての放流量設定値受付部26、決定部及び制御部としてのゲート制御部28、の機能が実現されている。なお、図4には、HDD96等に格納されているゲート情報テーブル32、ゲート状況テーブル34、制御時刻テーブル36も図示されている。
水位モニタ部22は、水位計60から送信されてくるダム湖の水位情報を受信し、水位表示部24に送信する。水位表示部24は、受信したダム湖の水位情報を表示装置12上に表示する。
放流量設定値受付部26は、管理者が入力装置14を介して入力する放流量設定値を受け付け、ゲート制御部28に送信する。
ゲート制御部28は、放流量設定値受付部26から受信した放流量設定値に基づいて、ゲートの開閉制御方法を決定し、該開閉制御方法に従って、駆動装置41〜43を駆動制御する。
図5(a)には、ゲート情報テーブル32のデータ構造が示され、図5(b)には、ゲート状況テーブル34のデータ構造が示され、図5(c)には、制御時刻テーブル36のデータ構造が示されている。
ゲート情報テーブル32は、ゲートの様式や仕様を格納するテーブルであり、図5(a)に示すように、「ゲート閉スピード(Gvn(m/s))」、「最大放流量(Qnmax(m3/s))」の各フィールドを有する。「ゲート閉スピード」のフィールドには、ゲートを1秒間に何m閉じることができるかを示す値が格納される。なお、本実施形態では、各ゲート1〜3のゲート閉スピードは、ゲート固有のスピードであり、それぞれ異なる値であるものとするが、少なくとも1つのゲート閉スピードが他のゲート閉スピードと異なっていればよく、同じゲート閉スピードのゲートが存在していてもよい。「最大放流量」のフィールドには、ゲートの開度を最大にした場合の1秒間の放流量(m3)が格納される。
ゲート状況テーブル34は、各ゲートの現在の状況を格納するテーブルであり、図5(b)に示すように、「ゲート状況(開or閉)」、「ゲート開度(H(m))」、「ゲート閉所要時間Tcn(s)」、「放流量Qn(m3/s)」の各フィールドを有する。「ゲート状況(開or閉)」のフィールドには、現在、各ゲートが開状態にあるのか、閉状態にあるのかが格納される。「ゲート開度(H(m))」のフィールドには、ゲートがどの程度(何m)開いているのかが格納される。「ゲート閉所要時間Tcn(s)」は、ゲート開度H(m)を、図5(a)のゲート閉スピード(Gvn(m/s))で除すことにより、求められる時間が格納される。「放流量Qn(m3/s)」は、現在のゲート開度での放流量が格納される。
制御時刻テーブル36は、閉動作を行うゲートが複数存在する場合の、各ゲートの閉動作タイミングの情報等を格納するテーブルである。制御時刻テーブル36は、図5(c)に示すように、「ゲート閉動作開始時刻(Tsn)」、「ゲート閉動作終了時刻(Te)」、「Tc最大フラグ」の各フィールドを有する。「ゲート閉動作開始時刻(Tsn)」のフィールドには、ゲート制御部28が定めた各ゲートの閉動作を開始する時刻が格納される。「ゲート閉動作終了時刻(Te)」のフィールドには、各ゲートの閉動作の終了予定時刻が格納される。なお、本実施形態では、各ゲートにおいて同一時刻に閉動作が終了する。「Tc最大フラグ」のフィールドには、閉動作を行う各ゲートのうち、ゲート状況テーブル34においてゲート閉所要時間Tcnが最も大きい(長い)ゲートか否かの情報が格納される。図5(c)では、「Tc最大フラグ」のフィールドに「ON」が格納されていれば、ゲート閉所要時間が最も長く、「OFF」が格納されていれば、ゲート閉所要時間が最も長くないことを意味する。
次に、図6、図7に基づいて、その他図面を参照しつつ、ゲート制御処理について詳細に説明する。なお、図6、図7の処理の前提として、各ゲート1〜3は閉状態(放流量=0(m3/s))にあるものとする。
図6の処理では、まず、ステップS10において、放流量設定値受付部26は、放流量設定値が入力されるまで待機する。具体的には、放流量設定値受付部26は、管理者が入力装置14を介して放流量設定値を入力するまで待機し、入力があった段階で、ステップS12に移行する。なお、管理者は、例えば、表示装置12に表示される水位計60の計測結果(水位)を参照して、放流量を決定するものとする。
ステップS12に移行すると、ゲート制御部28は、放流量設定値に合わせて開動作させるゲートを選択する。この場合、ゲート制御部28は、ゲート情報テーブル32を参照し、放流量設定値に適したゲートを1又は複数選択する。なお、本実施形態では、放流量設定値が50(m3/s)であったため、ゲート制御部28によって、ゲート1、ゲート2が選択されたものとする。
次いで、ステップS14では、ゲート制御部28は、ゲートの開動作を開始する。この場合、ゲート制御部28は、駆動装置41,42を介して、ゲート1,2を全開にする。なお、ゲート制御部28は、ゲートの開制御が終了した段階で、ゲート状況テーブル34を更新する。ここでは、一例として、ゲート状況テーブル34には、図5(b)に示すようなデータが格納されるものとする。なお、ゲート閉所要時間Tcn(s)については、次式(1)より算出できる。
Tcn(s)=H(m)/Gvn(m/s) …(1)
次いで、ステップS16では、放流量設定値受付部26は、放流量設定値が変更されるまで待機する。例えば、管理者は、ダム湖の水位(貯水量)が下がった場合には、放流量設定値を小さく変更する。一方、大雨などによりダム湖の水位(貯水量)が上がり、洪水等が発生する危険が生じた場合には、放流量設定値を大きく変更する。
ステップS16の判断が肯定され、ステップS18に移行すると、ゲート制御部28は、放流量設定値が増加したか否かを判断する。すなわち、ゲート制御部28は、放流量設定値がステップS10において入力された値よりも大きく変更されたか否かを判断する。このステップS18の判断が否定された場合には、ステップS30に移行するが、肯定された場合には、ステップS20〜S28の処理を実行する。ここでは、一例として、放流量設定値が50(m3/s)から300(m3/s)に変更されたものとする。すなわち、第1放流量から、第1放流量よりも大きい第2放流量で放流する指示を受け付けたとする。なお、放流量設定値が大きく変更された場合においては、既に開放しているゲートを開放したまま他のゲートを開放してしまうと、下流に大量の水が放流されるおそれがある。したがって、本実施形態では、既に開放しているゲートを全て閉じてから、他のゲートを開放することとする。
ステップS20に移行すると、ゲート制御部28は、放流量設定値に合わせて開制御するゲートを選択する。この場合、ゲート制御部28は、図5(a)のゲート情報テーブル32を参照して、開制御するゲートとして、ゲート3を選択したものとする。この場合、現在開状態のゲート1、2は閉じる必要がある。
次いで、ステップS22では、ゲート制御部28は、ゲート閉制御処理のサブルーチンを実行する。具体的には、ゲート制御部28は、ステップS22の処理として、図7のフローチャートに沿った処理を実行する。
図7の処理では、まず、ステップS40において、ゲート制御部28は、開状態のゲートのうち、閉状態にすべきゲートを特定し、特定した各ゲートを閉状態にするのに必要な時間(ゲート閉所要時間Tcn)をゲート状況テーブル34から取得する。ここでは、ゲート制御部28は、閉状態にすべきゲート1のゲート閉所要時間(Tc1)として18000(s)(=5(h))を取得する。また、ゲート制御部28は、閉状態にすべきゲート2のゲート閉所要時間(Tc2)として7200(s)(=2(h))を取得する。なお、ゲート制御部28は、図8(a)に示すように、制御時刻テーブル36に対して、ゲート名「ゲート1」、「ゲート2」を入力する。
次いで、ステップS42では、ゲート制御部28は、閉状態にすべきゲートが複数であるか否かを判断する。このステップS42の判断が否定された場合、すなわち、閉状態にすべきゲートが1つの場合には、ステップS64に移行するが、肯定された場合には、ステップS44に移行する。
ステップS44に移行すると、ゲート制御部28は、ゲート閉所要時間が最も長いゲートを抽出する。この場合、ゲート制御部28は、ゲート1,2のうち、ゲート閉所要時間が長いゲート1を抽出する。なお、ゲート制御部28は、図8(b)の制御時刻テーブル36に示すように、抽出したゲート(ゲート1)のTc最大フラグを「ON」に設定する。
次いで、ステップS46では、ゲート制御部28は、抽出したゲート(ゲート1)の予定閉時刻を算出する。例えば、現在時刻が0:00であったとする。この場合、ゲート制御部28は、現在時刻(0:00)にゲート閉所要時間(5h)を加算した時刻(5:00)を予定閉時刻とし、該予定閉時刻を、図8(b)に示すように、ゲート1のゲート閉動作終了時刻(Te)として制御時刻テーブル36に格納する。次いで、ステップS48では、ゲート制御部28は、抽出したゲート(ゲート1)のゲート閉動作開始時刻を現在時刻(0:00)とし、図8(b)に示すように、ゲート1のゲート閉動作開始時刻(Ts1)として制御時刻テーブル36に格納する。
次いで、ステップS50では、ゲート制御部28は、抽出したゲート(ゲート1)の閉動作を開始する。すなわち、ゲート制御部28は、駆動装置41を介して、ゲート1の閉動作を開始する。
次いで、ステップS52では、ゲート制御部28は、ゲート閉の所要時間が次に長いゲートを抽出する。ここでは、ゲート2が抽出される。なお、ゲート制御部28は、図8(c)の制御時刻テーブル36に示すように、抽出したゲート(ゲート2)のTc最大フラグを「OFF」に設定する。また、抽出したゲート(ゲート2)の「ゲート閉動作開始時刻」として、ゲート1と同一の時刻(5:00)を格納する。
次いで、ステップS54では、ゲート制御部28は、抽出したゲートのゲート閉動作開始時刻(Ts2)を算出し、制御時刻テーブル36に格納する。この場合、ゲート制御部28は、次式(2)より、ゲート閉動作開始時刻(Ts2)を算出する。
Ts2=Te−Tc2 …(2)
本実施形態では、Ts2は、Ts2=5:00−2(h)=3:00となる。ゲート制御部28は、算出したゲート2のゲート閉動作開始時刻(Ts2)=3:00を、図5(c)に示すように、制御時刻テーブル36に格納する。
次いで、ステップS56では、ゲート制御部28は、全てのゲートを抽出したか否かを判断する。このステップS56の判断が否定された場合には、ステップS52に戻るが、ステップS56の判断が肯定された場合には、ステップS58に移行する。なお、図5(c)の場合、全てのゲートが抽出されたため、ステップS58に移行する。
ステップS58に移行した場合、ゲート制御部28は、ゲート閉動作開始時刻(Tsn)となるまで待機する。この場合、制御時刻テーブル36に格納されているいずれかのゲートのゲート閉動作開始時刻(Tsn)になった段階で、ステップS60に移行する。ここでは、例えば、ゲート2のゲート閉動作開始時刻(Ts2)=3:00になったため、ステップS60に移行したものとする。
ステップS60に移行すると、ゲート制御部28は、該当するゲートの閉動作を開始する。すなわち、ゲート制御部28は、駆動装置42を介して、ゲート(ゲート2)の閉動作を開始する。
次いで、ステップS62では、ゲート制御部28は、全てのゲートの閉動作を開始したか否かを判断する。このステップS62の判断が否定された場合には、ステップS58に戻るが、肯定された場合には、図7(S22)の全処理を終了し、図6のステップS24に移行する。なお、上述したステップS58〜S62では、閉状態にすべき複数のゲートのゲート閉所要時間を考慮して、各ゲートのゲート閉動作終了時刻が一致するように、ゲート閉動作開始時刻を各ゲート間で異ならせている。
ところで、ステップS42の判断が否定された場合、すなわち、閉状態とすべきゲートが1つであった場合には、ステップS64に移行し、ゲート制御部28は、閉状態とすべきゲートの閉動作を開始して、図6のステップS24に移行する。
図6に戻り、ステップS24に移行すると、ゲート制御部28は、閉状態にすべきすべてのゲートが閉状態となるまで待機する。この場合、閉状態にすべきすべてのゲートが閉状態となった段階で、ゲート制御部28は、ステップS26に移行する。
ステップS26に移行すると、ゲート制御部28は、開状態にすべきゲート(ゲート3)の開動作を開始する。この場合、ゲート制御部28は、駆動装置43を介して、ゲート3の開動作を実行する。なお、開状態にすべきゲートが複数ある場合には、ゲート制御部28は、同時に複数のゲートの開動作を開始するようにすればよい。
次いで、ステップS28では、ゲート制御部28は、開状態にすべきゲートが設定すべき開度になるまで待機し、設定すべき開度となった段階で、ステップS16に戻る。なお、ゲート制御部28は、ゲートが設定すべき開度となった段階で、ゲート状況テーブル34を更新する。
ところで、ステップS18の判断が否定された場合、すなわち、放流量設定値が小さく変更された場合には、ゲート制御部28は、ステップS30に移行する。
ステップS30に移行すると、ゲート制御部28は、放流量設定値に合わせてゲートを制御する。例えば、ゲート制御部28は、現在開状態となっているゲートの開度を調整したり、開状態のゲートを閉じ、別のゲートを開くなどする。その後は、ステップS28に移行する。
次に、図6、図7の処理を実行することによる効果について説明する。図9(a)、図9(b)には、図6、図7の処理を実行した場合の、ゲート1、ゲート2の放流量の変化が示されている。図9(a)に示すように、ゲート1では、ゲート閉動作開始直後からゲートの閉動作を開始しているが、ゲート2では、ゲート閉動作開始から3時間後にゲートの閉動作を開始している。
一方、図10(a)、図10(b)には、比較例に係るゲート1、ゲート2の放流量の変化が示されている。比較例においては、図10(a)、図10(b)に示すように、ゲート1、2ともに、ゲート閉動作開始直後からゲートの閉動作を開始することとしている。
図9(a)、図9(b)のような各ゲートの閉動作を行った場合、ゲート1とゲート2の放流量の合計の変化は、図11のようになる。また、図10(a)、図10(b)の比較例では、ゲート1とゲート2の放流量の合計の変化は、図12のようになる。図11と図12とを比較すれば分かるように、図9(a)、図9(b)のような各ゲートの閉動作を行うことで、閉動作の間の放流量を最大にすることが可能となる。具体的には、図10(a)、図10(b)では、ゲート閉動作終了時刻までのゲート1、ゲート2による総放流量R1、R2は、
R1=Tc1×Q1/2=18000×30/2=270000(m3
R2=Tc2×Q2/2=7200×20/2=72000(m3
となるので、ゲート1とゲート2の合計総放流量R(図12のハッチング部分の面積に相当)は、
R=R1+R2=342000(m3)となる。
一方、図9(a)、図9(b)では、ゲート閉動作終了時刻までのゲート1、ゲート2による総放流量R1’、R2’は、
R1’=Tc1×Q1/2=18000×30/2=270000(m3
R2’=Tc1×Q2−Tc2×Q2max/2
=18000×20−7200×20/2=288000(m3
となるので、ゲート1とゲート2の合計総放流量R’(図11のハッチング部分の面積に相当)は、
R’=R1’+R2’=558000(m3)となり、R<R’となっていることが分かる。
以上、詳細に説明したように、本実施形態によると、放流量設定値受付部26が、ダムに設けられた複数のゲート(ゲート1,2)を開いて第1放流量で放流している状態から、複数のゲート(ゲート1,2)を閉じた後、複数のゲートと異なるゲート(ゲート3)を開いて第1放流量より大きい第2放流量で放流する指示を受け付けると(S16:肯定、S18:肯定)、ゲート制御部28は、複数のゲート(ゲート1,2)のそれぞれのゲート閉動作終了時刻Teが一致するように複数のダムゲート(ゲート1,2)のそれぞれの閉動作開始時刻(Ts1,Ts2)を決定する(S48)。そして、ゲート制御部28は、決定した複数のゲート(ゲート1,2)のそれぞれの閉動作開始時刻(Ts1,Ts2)に、各ゲートの閉動作を開始する(S58〜S62)。これにより、本実施形態では、複数のゲートを閉じるまでに要する時間差に起因する放流量の減少を抑制することができる。すなわち、比較例(図10(a)、図10(b)、図12)のように複数のゲートの閉動作を一斉に開始する場合よりも、本実施形態(図9(a)、図9(b)、図11)では放流量を大きくすることができる。したがって、大雨などにより放流量を増やす必要がある場合において、複数のゲートの閉動作に起因するダム湖の水位上昇(貯水量増加)や氾濫などの発生を抑制することができる。
また、本実施形態によると、ゲートそれぞれの閉動作の速度は、各ゲート固有の速度であり、複数のゲートのうちの少なくとも1つの閉動作の速度は、他のゲートの閉動作の速度と異なっている。このような場合にも、本実施形態の処理を実行することで、放流量を最大にすることができる。
なお、上記実施形態では、ゲートが3つである場合について説明したが、これに限らず、ゲートの数は、3以上の任意の数とすることができる。また、上記実施形態では、水位計60が1つである場合について説明したが、これに限らず、水位計60は複数あってもよい。また、上記実施形態では、ダム監視装置10は、1つのダムのゲートを制御する場合について説明したが、これに限らず、ダム監視装置10は、複数のダムのゲートを制御するようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、放流量設定値を管理者が入力する場合について説明したが、これに限らず、水位計60の計測結果に基づいて、ゲート制御部28が自動的に放流量設定値を定めることとしてもよい。
なお、上記の処理機能は、コンピュータによって実現することができる。その場合、処理装置が有すべき機能の処理内容を記述したプログラムが提供される。そのプログラムをコンピュータで実行することにより、上記処理機能がコンピュータ上で実現される。処理内容を記述したプログラムは、コンピュータで読み取り可能な記録媒体(ただし、搬送波は除く)に記録しておくことができる。
プログラムを流通させる場合には、例えば、そのプログラムが記録されたDVD(Digital Versatile Disc)、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの可搬型記録媒体の形態で販売される。また、プログラムをサーバコンピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを介して、サーバコンピュータから他のコンピュータにそのプログラムを転送することもできる。
プログラムを実行するコンピュータは、例えば、可搬型記録媒体に記録されたプログラムもしくはサーバコンピュータから転送されたプログラムを、自己の記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、自己の記憶装置からプログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行する。なお、コンピュータは、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み取り、そのプログラムに従った処理を実行することもできる。また、コンピュータは、サーバコンピュータからプログラムが転送されるごとに、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行することもできる。
上述した実施形態は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
なお、以上の実施形態の説明に関して、更に以下の付記を開示する。
(付記1) ダムに設けられた複数のダムゲートを開いて第1放流量で放流している状態から、前記複数のダムゲートを閉じた後、前記複数のダムゲートと異なるダムゲートを開いて前記第1放流量より大きい第2放流量で放流する指示を受け付ける受け付け部と、
前記受け付け部が前記指示を受け付けた場合に、前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作完了予定時刻が一致するように前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作開始時刻を決定する決定部と、
決定した前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作開始時刻に、前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作を開始する制御部と、を備えるダムゲート制御装置。
(付記2) 前記ダムゲートそれぞれの閉動作の速度は、各ダムゲート固有の速度であり、
前記複数のダムゲートのうちの少なくとも1つの閉動作の速度は、他のダムゲートの閉動作の速度と異なることを特徴とする付記1に記載のダムゲート制御装置。
(付記3) ダムに設けられた複数のダムゲートを開いて第1放流量で放流している状態から、前記複数のダムゲートを閉じた後、前記複数のダムゲートと異なるダムゲートを開いて前記第1放流量より大きい第2放流量で放流する指示を受け付け、
前記指示を受け付けた場合に、前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作完了予定時刻が一致するように前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作開始時刻を決定し、
決定した前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作開始時刻に、前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作を開始する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とするダムゲート制御プログラム。
(付記4) 前記ダムゲートそれぞれの閉動作の速度は、各ダムゲート固有の速度であり、前記複数のダムゲートのうちの少なくとも1つの閉動作の速度は、他のダムゲートの閉動作の速度と異なることを特徴とする付記3に記載のダムゲート制御プログラム。
(付記5) ダムに設けられた複数のダムゲートを開いて第1放流量で放流している状態から、前記複数のダムゲートを閉じた後、前記複数のダムゲートと異なるダムゲートを開いて前記第1放流量より大きい第2放流量で放流する指示を受け付け、
前記指示を受け付けた場合に、前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作完了予定時刻が一致するように前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作開始時刻を決定し、
決定した前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作開始時刻に、前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作を開始する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とするダムゲート制御方法。
(付記6) 前記ダムゲートそれぞれの閉動作の速度は、各ダムゲート固有の速度であり、前記複数のダムゲートのうちの少なくとも1つの閉動作の速度は、他のダムゲートの閉動作の速度と異なることを特徴とする付記5に記載のダムゲート制御方法。
10 ダム監視装置(ダムゲート制御装置)
26 放流量設定値受付部(受け付け部)
28 ゲート制御部(決定部、制御部)

Claims (4)

  1. ダムに設けられた複数のダムゲートを開いて第1放流量で放流している状態から、前記複数のダムゲートを閉じた後、前記複数のダムゲートと異なるダムゲートを開いて前記第1放流量より大きい第2放流量で放流する指示を受け付ける受け付け部と、
    前記受け付け部が前記指示を受け付けた場合に、前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作完了予定時刻が一致するように前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作開始時刻を決定する決定部と、
    決定した前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作開始時刻に、前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作を開始する制御部と、を備えるダムゲート制御装置。
  2. 前記ダムゲートそれぞれの閉動作の速度は、各ダムゲート固有の速度であり、
    前記複数のダムゲートのうちの少なくとも1つの閉動作の速度は、他のダムゲートの閉動作の速度と異なることを特徴とする請求項1に記載のダムゲート制御装置。
  3. ダムに設けられた複数のダムゲートを開いて第1放流量で放流している状態から、前記複数のダムゲートを閉じた後、前記複数のダムゲートと異なるダムゲートを開いて前記第1放流量より大きい第2放流量で放流する指示を受け付け、
    前記指示を受け付けた場合に、前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作完了予定時刻が一致するように前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作開始時刻を決定し、
    決定した前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作開始時刻に、前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作を開始する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするダムゲート制御プログラム。
  4. ダムに設けられた複数のダムゲートを開いて第1放流量で放流している状態から、前記複数のダムゲートを閉じた後、前記複数のダムゲートと異なるダムゲートを開いて前記第1放流量より大きい第2放流量で放流する指示を受け付け、
    前記指示を受け付けた場合に、前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作完了予定時刻が一致するように前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作開始時刻を決定し、
    決定した前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作開始時刻に、前記複数のダムゲートのそれぞれの閉動作を開始する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とするダムゲート制御方法。
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