JP2015182663A - 乗員情報検出装置及び乗員情報検出方法 - Google Patents

乗員情報検出装置及び乗員情報検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】シートベルトの装着状態を確実に検出できると共に、各種の乗員情報を検出できるようにした乗員情報検出装置及び乗員情報検出方法を提供することを目的とする。【解決手段】乗員情報検出装置は、シートの背もたれ部に離隔して配設された複数の第1検出部と、シートに対応して設けられたシートベルトに配設された第2検出部と、シートの着席部に離隔して配設された第3検出部と、第1検出部、第2検出部、及び第3検出部のうち、少なくとも2つの検出部によって検出された検出値に基づいて、乗員の姿勢の検知を行う姿勢検知部と、第1検出部、第2検出部、及び第3検出部のうち、少なくとも2つの検出部によって検出された検出値に基づいて、シートベルトの装着を検出するシートベルト検知部と、姿勢検出部によって検出された結果とシートベルト検知部によって検出された結果とに基づいてシートベルトの装着状態を判定する判定部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等に乗車している乗員の各種の情報を検出する乗員情報検出装置及び乗員情報検出方法に関する。
バックルスイッチのベルト挿入状態を監視することにより、シートベルトの装着状態を検知し、シートベルトが未装着の場合には、乗員へ警告を報知するものが知られている。具体的には、シートに設置されたシートベルトのバックルの金具部の部分がバックルスイッチとなっている。乗員がシートベルトを装着し、バックルの金具を締結させると、このバックルスイッチが電気的に導通し、シートベルトの装着が検出される。バックルが締結されないと、バックルスイッチは非導通となり、シートベルト未装着の警告表示や警告の音声案内等が出力される。
また、特許文献1には、妨害タグにより発振回路の発振周波数の変化を検知して、シートベルトの装着を検知するものが記載されている。
特表2002−535199号公報
しかしながら、バックルスイッチによりシートベルトの装着を検出する構成では、シートベルトのバックルが締結されてバックルスイッチが導通状態となれば、乗員のシートベルトの装着状態とは無関係に、シートベルトが装着されたと判断されてしまう。したがって、乗員がシートベルトを体に接触しない形でバックルを締結したような場合には、乗員の拘束ができていないにもかかわらず、シートベルトが装着されたと判定されてしまうという問題があった。
また、安全性を確保する上で、乗員の姿勢は重要である。乗員が寝転んで座っているような状態では、たとえシートベルトを装着したとしても、安全が保たれるとは限らない。また、乗員の姿勢によっては、シートベルトが体に巻き付き、危険になるような場合さえ考えられる。
また、特許文献1に示されるものでは、シートベルトに妨害タグを取り付ける必要がある。また、特許文献1に示されるものでは、運転者の運転姿勢に応じた検出を行うことが難しい。
上述の課題を鑑み、本発明は、シートベルトの装着状態を確実に検出できると共に、各種の乗員情報を検出できるようにした乗員情報検出装置及び乗員情報検出方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様による乗員情報検出装置は、シートの背もたれ部に離隔して配設された複数の第1検出部と、前記シートに対応して設けられたシートベルトに配設された第2検出部と、前記シートの着席部に離隔して配設された第3検出部と、前記第1検出部、前記第2検出部、及び前記第3検出部のうち、少なくとも2つの検出部によって検出された検出値に基づいて、乗員の姿勢の検知を行う姿勢検知部と、前記第1検出部、前記第2検出部、及び前記第3検出部のうち、少なくとも1つの検出部によって検出された検出値に基づいて、前記シートベルトの装着を検出するシートベルト検知部と、前記姿勢検知部によって検出された結果と、前記シートベルト検知部によって検出された結果とに基づいて前記シートベルトの装着状態を判定する判定部と、を備える。
また、本発明の一態様に係る乗員情報検出装置は、複数の前記第1検出部、前記第2検出部、及び前記第3検出部のうち、少なくとも1つの検出部に周期信号を送出する信号送受信部、を備え、前記姿勢検知部が検出する検出値は、前記第1検出部、前記第2検出部、及び前記第3検出部のうち、少なくとも2つの電極間に発生する容量に基づく電圧値であり、前記シートベルト検知部が検出する検出値は、前記第1検出部、前記第2検出部、及び前記第3検出部のうち、少なくとも2つの電極間に発生する容量に基づく電圧値であるようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る乗員情報検出装置は、前記第1検出部、前記第2検出部、及び前記第3検出部のうち、少なくとも2つの検出部によって検出された検出値に基づいて、前記乗員の大きさを検出する乗員情報検知部、を備え、前記判定部は、前記姿勢検知部によって検出された結果と、前記シートベルト検知部によって検出された結果に加え、前記乗員情報検知部によって検出された結果とに基づいて前記シートベルトの装着状態を判定するようにしてもよい。
また、本発明の一態様に係る乗員情報検出装置は、前記乗員情報検知部によって検出された乗員の大きさに基づいて、前記シートに対応する乗員保護装置を作動させる制御指令を出力する乗員保護制御部、を備えるようにしてもよい。
上述した課題を解決するために、本発明の一態様による乗員情報検出方法は、シートの背もたれ部に離隔して配設された複数の第1検出部と、前記シートに対応して設けられたシートベルトに配設された第2検出部と、前記シートの着席部に離隔して配設された第3検出部とを有する乗員情報検出装置における乗員情報検出方法であって、姿勢検知部が、前記第1検出部、前記第2検出部、及び前記第3検出部のうち、少なくとも2つの検出部によって検出された検出値に基づいて、乗員の姿勢の検知を行う姿勢検知手順と、シートベルト検出部が、前記第1検出部、前記第2検出部、及び前記第3検出部のうち、少なくとも1つの検出部によって検出された検出値に基づいて、前記シートベルトの装着を検出するシートベルト検知手順と、前記姿勢検知手順によって検出された結果と、前記シートベルト検知手順によって検出された結果とに基づいて前記シートベルトの装着状態を判定する判定手順と、を含む。
本発明によれば、シートベルトの装着状態を確実に検出できると共に、各種の乗員情報を検出できる。
本実施形態に係る乗員情報検出装置の概要を示すブロック図である。 本実施形態に係る乗員情報検出装置におけるシートベルトの電極の説明図である。 本実施形態に係る乗員情報検出装置におけるシートベルト装着状態判定の説明図である。 本実施形態に係る乗員情報検出装置における乗員判定の説明図である。 本実施形態に係る乗員情報検出装置における乗員大きさ判定の説明図である。 本実施形態に係る乗員情報検出装置における着座状態判定の説明図である。 本実施形態に係る乗員情報検出装置における乗員情報を取得する処理を示すフローチャートである。 本実施形態に係る乗員情報検出装置における乗員情報表示の説明図である。 本実施形態に係る乗員情報検出装置1における乗員情報表示と、バックルスイッチによるシートベルト装着状態判定警告とを説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態にかかる乗員情報検出装置1の概要を示すブロック図である。図2は、本実施形態に係る乗員情報検出装置におけるシートベルトの電極の説明図である。図1に示すように、本実施形態に係る乗員情報検出装置1は、シート10と、乗員情報判定部20と、表示部40と、エアバッグ装置50とを備えている。
シート10は、乗員100が着席する車両のシートである。シート10は、例えばウレタンシートなどで構成されている。シート10の背もたれ部10aには、電極11a〜11e(第1検出部)が取り付けられる。シート10の座部10bには、電極12a及び12b(第3検出部)が取り付けられる。また、シートベルト15には、図2に示すように、金属繊維の編み込み等により、電極16(第2検出部)が設けられる。
乗員情報判定部20は、発振器21と、変位電流検出用抵抗器22と、遅延回路23と、変位電流検出用差動回路24と、全波整流回路25と、積分回路26と、制御回路27と、スイッチ回路28及び29と、選択回路30及び31と、メモリ32とから構成される。
発振器21は、例えば周波数が100[kHz]程度の正弦波を生成する。変位電流検出用抵抗器22は、乗員100がシートベルト15を装着したことによる又は乗員100がシート10に着座したことによる、変位電流Idを検出する。
発振器21の出力端子は、変位電流検出用抵抗器22の一方の端子22aに接続されると共に、遅延回路23の入力端子に接続される。変位電流検出用抵抗器22の一方の端子22a及び他方の端子22bは、変位電流検出用差動回路24の非反転入力端子24a及び反転入力端子24bにそれぞれ接続される。また、変位電流検出用抵抗器22の他方の端子22bは、選択回路30に接続される。
選択回路30は、制御回路27からの制御信号に基づいて、変位電流検出用抵抗器22の端子22bと、背もたれ部10aの電極11a〜11eとを、選択的に接続する。
遅延回路23は、発振器21が出力する正弦波を所定の位相分遅延させる。遅延位相が例えばπ/2なら、遅延回路23の出力信号は、発振器21からの正弦波を反転したものとなる。遅延回路23の出力端子は、スイッチ回路29に接続される。
スイッチ回路29は、制御回路27からの制御信号に基づいて、遅延回路23の出力端子と選択回路31とを接続する。選択回路31は、制御回路27からの制御信号に基づいて、スイッチ回路29と、座部10bの電極12a及び12bとを、選択的に接続する。また、スイッチ回路28は、制御回路27からの制御信号に基づいて、シートベルト15の電極16を接地させる。
変位電流検出用差動回路24は、例えば、演算増幅器を用いた差動増幅回路である。変位電流検出用差動回路24の非反転入力端子24a及び反転入力端子24bには、変位電流検出用抵抗器22の両端の端子22a及び22bの電圧が供給される。変位電流検出用差動回路24は、変位電流検出用抵抗器22の両端電圧から、変位電流検出用抵抗器22に流れる変位電流Idを検出する。そして、変位電流検出用差動回路24は、変位電流の検出信号を全波整流回路25に出力する。
全波整流回路25は、変位電流検出用差動回路24からの変位電流の検出信号を全波整流する。積分回路26は、全波整流回路25の出力信号を平滑化する。全波整流回路25及び積分回路26により、変位電流の検出信号が検波され、積分回路26から、変位電流レベル検出信号が得られる。
制御回路27は、スイッチ回路28、29、及び選択回路30、31を制御する。そして、制御回路27は、積分回路26から得られる変位電流レベル検出信号を受け取り、変位電流レベル検出信号を基に、乗員判定、シートベルト装着状態判定、乗員大きさ判定、着座状態判定(姿勢判定)等を行う。
メモリ32は、乗員判定、シートベルト装着状態判定、乗員大きさ判定、着座状態判定等の検出結果を保存する。
バックルスイッチ33は、シートベルト15を締結したときにバックルの金具が電気的に導通することを検出して、シートベルトの装着状態を検出するものである。制御回路27には、バックルスイッチ33の情報が送られる。なお、この例では、バックルスイッチ33の情報を制御回路27に送っているが、バックルスイッチ33を省略する構成としても良い。
なお、制御回路27は、シート10の背もたれ部10aに設けられている電極11a〜11e、シートベルト15に編み込まれている電極16との間の容量に基づく電圧に基づいて、シートベルト15と乗員100との距離を検出し、シートベルト15が装着されているか否かを判別するようにしてもよい。
表示部40は、制御回路27からの乗員判定、シートベルト装着状態判定、乗員大きさ判定、着座状態判定の結果に応じて、各種の表示を行う。なお、このような表示の代わりに又は表示と共に、音声案内や警告音を出力させても良い。
エアバッグ装置(乗員保護装置)50は、車両が衝突した場合に展開するエアバッグを備える。エアバッグ装置50は、制御回路27からの乗員判定、シートベルト装着状態判定、乗員大きさ判定、着座状態判定の結果に応じて、衝突発生時等に、エアバッグを展開させる。
上述のように、本実施形態に係る乗員情報検出装置1では、乗員情報判定部20は、変位電流検出用抵抗器22を流れる変位電流Idの検出信号を基に、乗員判定、シートベルト装着状態判定、乗員大きさ判定、着座状態判定等を行うことができる。このことについて以下に説明する。
まず、シートベルト装着状態判定について説明する。図3は、本実施形態に係る乗員情報検出装置におけるシートベルト装着状態判定の説明図である。図3に示す例では、シートベルト装着状態判定を行うときのスイッチ回路28及び29、選択回路30及び31の状態を示している。図3に示すように、シートベルト装着状態判定を行うときには、制御回路27は、スイッチ回路28をオンし、スイッチ回路29をオフさせる。また、シートベルト装着状態判定を行うときには、制御回路27は、背もたれ部10a側の全ての電極11a〜11eが選択されるように、選択回路30を設定する。なお、選択回路31については、スイッチ回路29がオフされているので、動作とは無関係である。
このような状態で、発振器21から正弦波が出力される。この発振器21からの正弦波は、変位電流検出用抵抗器22、選択回路30を介して、背もたれ部10a側の電極11a〜11eに供給される。また、このとき、スイッチ回路28がオンするため、シートベルト15の電極16は接地される。したがって、背もたれ部10a側の電極11a〜11eと、シートベルト15の電極16との間に、発振器21から正弦波信号が印加される。
ここで、シート10上に乗員100が着席しており、乗員100がシートベルト15を装着していると、乗員100が誘電体となり、図3に示すように、電極11a〜11eと電極16との間に、キャパシタンスC1が生じる。このようなキャパシタンスC1が生じると、電極11a〜11eと電極16との間に、発振器21から正弦波信号が流れる。これにより、変位電流検出用抵抗器22に変位電流Idが流れ、積分回路26からの変位電流レベル検出信号の値が大きくなる。
これに対して、乗員100がシートベルト15を装着していないと、電極11a〜11eと電極16との間のキャパシタンスC1が生じない。このため、変位電流検出用抵抗器22に変位電流Idは殆ど流れず、積分回路26からの変位電流レベル検出信号の値は小さくなる。
制御回路27は、積分回路26からの変位電流レベル検出信号の値と閾値と比較する。そして、制御回路27は、積分回路26からの変位電流レベル検出信号が閾値以上の場合には、乗員100がシートベルト15を装着していると判定する。
このように、本実施形態に係る乗員情報検出装置1では、スイッチ回路28をオンし、スイッチ回路29をオフさせ、背もたれ部10a側の電極11a〜11eとシートベルト15の電極16との間に、発振器21から正弦波信号を印加し、変位電流検出用抵抗器22に流れる変位電流Idを検出することで、シートベルト装着状態判定を行うことができる。このようなシートベルト装着状態判定では、背もたれ部10a側の電極11a〜11eとシートベルト15の電極16との間に、乗員100によるキャパシタンスC1が生じなければ、シートベルトが装着されたとは判定されない。このため、たとえシートベルトのバックルを締結し、バックルスイッチをオンさせたとしても、シートベルトの誤った装着方法があった場合には、シートベルトが装着されたとは検出されない。
なお、上述の説明では、シートベルト装着状態判定を行うときには、背もたれ部10a側の全ての電極11a〜11eを選択しているが、シートベルトの着用検出を行う際に、電極11a〜11eを適宜選択するようにしても良い。本実施形態では、背もたれ部10a側には複数の電極11a〜11eが配設されており、シートベルトの着用検出を行う際に、電極11a〜11eを適宜選択することで、シートベルトの弛み検出等を行うことも可能である。
次に、乗員判定について説明する。図4は、本実施形態に係る乗員情報検出装置における乗員判定の説明図である。図4に示す例では、乗員判定を行うときのスイッチ回路28及び29、選択回路30及び31の状態を示している。図4に示すように、乗員判定を行うときには、制御回路27は、スイッチ回路29をオンし、スイッチ回路28をオフさせる。また、乗員判定を行うときには、制御回路27は、背もたれ部10a側の全ての電極11a〜11eが選択されるように、選択回路30を設定する。また、乗員判定を行うときには、制御回路27は、座部10b側の全ての電極12a及び12bが選択されるように、選択回路31を設定する。
このような状態で、発振器21から正弦波が出力される。この発振器21からの正弦波は、変位電流検出用抵抗器22、選択回路30を介して、背もたれ部10a側の電極11a〜11eに供給される。発振器21の出力電圧がsinωtであるとすると、電極11a〜11eには、正弦波sinωtが供給される。
また、このとき、スイッチ回路29がオンしているので、発振器21からの正弦波は、遅延回路23、スイッチ回路29、及び選択回路31を介して、座部10bの電極12a及び12bに供給される。ここで、遅延回路23の遅延位相αが例えばπ/2なら、遅延回路23の出力信号は−sinωtとなり、電極12a及び12bには、発振器21からの信号が反転されて供給される。このため、背もたれ部10a側の電極11a〜11eと、座部10bの電極12a及び12bとの間に、発振器21からの信号が、互いに逆相で印加されることになる。
ここで、シート10上に乗員100が着席していると、乗員100が誘電体となり、図4に示すように、電極11a〜11eと電極12a及び12bとの間に、キャパシタンスC2が生じる。このようなキャパシタンスC2が生じると、電極11a〜11eと電極12a及び12bとの間に、発振器21から正弦波信号が流れる。これにより、変位電流検出用抵抗器22に変位電流Idが流れ、積分回路26からの変位電流レベル検出信号の値が大きくなる。
これに対して、シート10に乗員100が着席していないと、電極11a〜11eと電極12a及び12bとの間に、キャパシタンスC2が生じない。このため、変位電流検出用抵抗器22に変位電流Idは殆ど流れず、積分回路26からの変位電流レベル検出信号の値は小さくなる。
制御回路27は、積分回路26からの変位電流レベル検出信号の値と閾値と比較する。そして、制御回路27は、積分回路26からの変位電流レベル検出信号が閾値以上の場合には、乗員100が着席していると判定する。
次に、乗員の大きさ判定について説明する。図5は、本実施形態に係る乗員情報検出装置における乗員大きさ判定の説明図である。図5に示す例では、乗員大きさ判定を行うときのスイッチ回路28及び29、選択回路30及び31の状態を示している。図5に示すように、乗員大きさ判定を行うときには、制御回路27は、スイッチ回路29をオンし、スイッチ回路28をオフさせる。また、乗員判定を行うときには、制御回路27は、背もたれ部10a側の電極11a〜11eが順に選択されるように、選択回路30を設定する。また、座部10b側の電極12a及び12bが選択されるように、選択回路31を設定する。
乗員大きさ判定を行う場合には、乗員判定のときと同様に、制御回路27は、スイッチ回路28をオフし、スイッチ回路29をオンする。また、乗員大きさ判定を行うときには、制御回路27は、背もたれ部10a側の電極11a〜11eが例えば下側から上側に順に選択されるように、選択回路30を設定する。前述の乗員判定のときと同様に、このような状態で、発振器21から正弦波が出力されると、背もたれ部10a側の電極11a〜11eと、座部10bの電極12a及び12bに、発振器21からの信号が、互いに逆相で印加されることになる。
シート10上に乗員100が着席していると、乗員100による誘電体C2が生じ、変位電流検出用抵抗器22に変位電流Idが流れる。ここで、背もたれ部10a側の電極11a〜11eを、例えば下側から上側に順に選択していくと、乗員100の肩が背もたれ部10aに触れる位置に応じて、変位電流Idが大きく変化する点がある。すなわち、背もたれ部10a側の電極11a〜11eのうち、乗員100の体に触れている位置に対応する電極が選択されているときには、変位電流Idは大きくなるが、乗員100の体に触れない位置に来ると、変位電流Idは殆ど流れなくなる。このことから、背もたれ部10a側の電極11a〜11eを例えば下側から上側に順に選択し、積分回路26からの変位電流レベル検出信号の値が大きく下がる位置を判定すれば、このとき選択されている電極11a〜11eの位置から、乗員100の肩の位置までの大きさを判定できる。
次に、着座状態判定(姿勢判定)について説明する。図6は、本実施形態に係る乗員情報検出装置における着座状態判定の説明図である。図6に示す例では、着座状態判定を行うときのスイッチ回路28及び29、選択回路30及び31の状態を示している。図6に示すように、着座検出を行うときには、制御回路27は、スイッチ回路29をオンし、スイッチ回路28をオフさせる。また、乗員判定を行うときには、制御回路27は、背もたれ部10a側の電極11a〜11eが適宜選択され、また、座部10b側の電極12a及び12bが適宜選択されるように、選択回路30及び31を設定する。
前述の乗員判定のときと同様に、スイッチ回路29をオンし、スイッチ回路28をオフさせ、背もたれ部10a側の電極11a〜11eと座部10bの電極12a及び12bとの間に、発振器21から正弦波信号を互いに逆相で印加すると、乗員100により生じるキャパシタンスC2により、変位電流検出用抵抗器22に変位電流Idが流れる。ここで、本実施形態では、背もたれ部10a側には、複数の電極11a〜11eが設けられている。また、座部10bには、複数の電極12a及び12bが設けられている。これら複数の電極11a〜11e及び12a及び12bを用いることで、着座状態判定を行うことができる。
例えば、乗員100が正しい着座姿勢をとり、シート10に深く腰掛け、背筋を伸ばしているような状態では、座部10bの電極12bは乗員100の臀部と接触し、また、背もたれ部10aの上側の電極11a〜11cは、乗員100の背中と接触する。これに対して、乗員100がシート10に浅く腰掛けて、寝転んでいるような状態になると、座部10bの電極12bは乗員100の臀部と接触しなくなり、また、背もたれ部10aの上側の電極11a〜11cは、乗員100の背中と接触しなくなる。このことから、背もたれ部10a側の電極11a〜11eと、座部10bの電極12a及び12bとを適宜選択し、積分回路26からの変位電流レベル検出信号の値を判定すれば、その組み合わせから、シートに浅く腰掛けている、前屈みになっている等、乗員100の着座状態を検出できる。
このように、本実施形態では、背もたれ部10a側の複数の電極11a〜11eと、座部10b側の複数の電極12a及び12bと、シートベルト15の電極16とを用いて、シートベルト装着状態判定、乗員判定、乗員大きさ判定、着座状態判定を行うことができる。これにより、図7に示すように、各種の乗員情報を取得して、乗員に警告を与えることができる。
なお、上述の実施形態では、シートベルト装着状態判定を行う際には、シートベルト15の電極16を接地して、背もたれ部10a側の複数の電極11a〜11eに正弦波を印加しているが、背もたれ部10a側の複数の電極11a〜11eとシートベルト15の電極16との間に、互いに逆相の正弦波を印加するようにしても良い。また、乗員判定、乗員大きさ判定、着座状態判定を行う際に、座部10b側の電極12a及び12bを接地させるようにしても良い。その他、背もたれ部10a側の電極11a〜11eと、座部10b側の電極12a及び12bと、シートベルト15の電極16とを用いて、シートベルト装着状態判定、乗員判定、乗員大きさ判定、着座状態判定が行うことができれば、乗員情報判定部20は、どのように構成しても良い。
図7は、本実施形態に係る乗員情報検出装置における乗員情報を取得する処理を示すフローチャートである。図7に示す例では、背もたれ部10a側の複数の電極11a〜11eと、座部10b側の複数の電極12a及び12bと、シートベルト15の電極16とを用いて、各種の乗員情報を取得する処理を示すフローチャートである。図8は、本実施形態に係る乗員情報検出装置における乗員情報表示の説明図である。
(ステップS1)制御回路27は、背もたれ部10a側の複数の電極11a〜11eと、座部10b側の複数の電極12a及び12bとを用いて、図4に示したように乗員判定を行う。制御回路27は、処理を、ステップS2に進める。
(ステップS2)制御回路27は、乗員100がシート10に座っているか否かを判定する。制御回路27は、乗員100がシート10に座っていると判定された場合(ステップS2:YES)、ステップS3に進み、乗員100がシート10に座っていないと判定された場合(ステップS2:NO)、ステップS1に戻る。
(ステップS3)制御回路27は、背もたれ部10a側の複数の電極11a〜11eと、座部10b側の複数の電極12a及び12bとを用いて、図5に示したように乗員100の大きさ判定を行う。制御回路27は、処理を、ステップS4に進める。
(ステップS4)制御回路27は、乗員100の大きさの判定値をメモリ32に保存する。制御回路27は、処理を、ステップS5に進める。
(ステップS5)制御回路27は、シートベルト15のバックルスイッチ33を検出する。制御回路27は、処理を、ステップS6に進める。
(ステップS6)制御回路27は、バックルスイッチ33が導通状態になっているか否かを判定する。制御回路27は、シートベルト15のバックルスイッチ33が導通状態であると判定された場合(ステップS6:YES)、ステップS7に進み、シートベルト15のバックルスイッチ33が導通状態ではないと判定された場合(ステップS6:NO)、ステップS8に進む。
(ステップS7)制御回路27は、シートベルト15の電極16と、背もたれ部10a側の複数の電極11a〜11eとを用いて、図3に示したようにシートベルト装着状態判定を行う。制御回路27は、処理を、ステップS9に進める。
(ステップS8)制御回路27は、図8(A)に示すような、シートベルトが未装着であることを示す警告を表示部40に表示させて、ステップS7に処理を進める。
(ステップS9)制御回路27は、ステップS5の検出結果から、シートベルトが正しく装着されているか否かを判定する。制御回路27は、シートベルトが正しく装着されていると判定された場合(ステップS9:YES)、ステップS10に進み、シートベルトが正しく装着されていないと判定された場合(ステップS9:NO)、ステップS11に進む。
(ステップS10)制御回路27は、図8(B)に示すような、シートベルトが装着済みであることを示す表示を表示部40に表示させて、処理をステップS12に進める。
(ステップS11)制御回路27は、図8(C)に示すような、シートベルトが正しく装着されていないことを示す表示を表示部40に表示させて、処理をステップS12に進める。
(ステップS12)制御回路27は、背もたれ部10a側の複数の電極11a〜11eと、座部10b側の複数の電極12a及び12bとを用いて、図6に示したように着座状態判定を行う。
(ステップS13)制御回路27は、ステップS12の検出結果から、正しい姿勢で乗員100がシート10に座っているか否かを判定する。制御回路27は、正しい姿勢で乗員100がシート10に座っていると判定された場合(ステップS13:YES)、ステップS14に進み、正しい姿勢で乗員100がシート10に座っていないと判定された場合(ステップS13:NO)、ステップS15に進む。
(ステップS14)制御回路27は、シートベルトの判定結果、及び着座状態の判定結果をメモリ32に記憶する。制御回路27は、処理を、ステップS16に進める。
(ステップS15)制御回路27は、図8(D)に示すような、正しい姿勢で着座していないことを示す警告を表示部40に表示させ、ステップS14に処理を進める。
(ステップS16)制御回路27は、所定時間経過したか否かを判定する。制御回路27は、所定時間経過したと判定した場合(ステップS16;YES)、ステップS1に戻る。これにより、ステップS1〜S4で、乗員判定、乗員大きさ判定が行われ、その後、ステップS5〜S16で、シートベルト装着状態判定及び着座状態の判定処理が繰り返される。
また、制御回路27は、所定時間経過していないと判定した場合(ステップS16;YES)、ステップS5に戻る。これにより、ステップS5〜S16で、シートベルトの検出及び着座状態の検出処理が繰り返され、各時間での判定結果が、メモリ32に保存される。
上述した例では、シートベルト15が装着されているか否かをバックルスイッチ33の検出結果を用いる例を説明したが、これに限られない。制御回路27は、シート10の背もたれ部10aに設けられている電極11a〜11e、シートベルト15に編み込まれている電極16との間の容量に基づく電圧に基づいて、シートベルト15と乗員100との距離を検出し、シートベルト15が装着されているか否かを判別するようにしてもよい。この場合、ステップS5において、制御回路27は、電極11a〜11e、電極16との間の容量に基づく電圧を検出するようにしてもよい。そいて、制御回路27は、ステップS6において、検出した電圧に基づいて、シートベルト15と乗員100との距離を検出し、シートベルト15が装着されているか否かを判別するようにしてもよい。
また、上述した処理手順は一例であり、これに限られない。乗員の大きさ、シートベルトの装着検知、着座状態の検知(姿勢検知)を行う順番は、この順番に限られず、異なる順番であってもよく、平行して同時に検知を行うようにしてもよい。
なお、上述の例では、シートベルト装着状態判定及び着座状態判定処理を所定時間繰り返した後、乗員判定及び乗員大きさ判定を行うことで、シートベルトの検出及び着座状態の検出処理に重みを置くようにしているが、乗員判定、乗員大きさ判定、シートベルト装着状態判定、着座状態判定を、単純に繰り返しても良い。また、乗員判定、乗員大きさ判定、シートベルト装着状態判定は、乗員100が乗車するときにだけ行い、着座状態の判定を常に行うようにしても良い。乗員判定、乗員大きさ判定、シートベルト装着状態判定、着座状態判定をどのようなタイミングで行うか、また、これらの判定結果をどのように利用するかについては、その他、各種考えられる。
以上説明したように、本実施形態の乗員情報検出装置1は、シート10の背もたれ部10aに離隔して配設された複数の第1検出部(電極11a〜電極11e)と、シートに対応して設けられたシートベルト15に配設された第2検出部(電極16、バックルスイッチ33)と、シートの着席部に離隔して配設された第3検出部(電極12a及び電極12b)と、第1検出部、第2検出部、及び第3検出部のうち、少なくとも2つの検出部によって検出された検出値に基づいて、乗員の姿勢の検知を行う姿勢検知部(制御回路27)と、第1検出部、第2検出部、及び第3検出部のうち、少なくとも1つの検出部によって検出された検出値に基づいて、シートベルトの装着を検出するシートベルト検知部(制御回路27)と、姿勢検出部によって検出された結果と、シートベルト検知部によって検出された結果とに基づいてシートベルトの装着状態を判定する判定部(制御回路27)と、を備える。
この構成によって、本実施形態によれば、背もたれ部10a側の複数の電極11a〜11eと、座部10b側の複数の電極12a及び12bと、シートベルト15の電極16とを用いて、シートベルト装着判定、乗員の姿勢判定を行い、判定した結果に基づいてシートベルトの装着状態を判定ことができる。これにより、これらの乗員情報を取得して、乗員に警告を与えることができる。
また、本実施形態の乗員情報検出装置1は、第1検出部(電極11a〜電極11e)、第2検出部(電極16)、及び第3検出部(電極12a及び電極12b)のうち、少なくとも2つの検出部によって検出された検出値に基づいて、乗員の大きさを検出する乗員情報検知部(制御回路27)、を備え、判定部(制御回路27)は、姿勢検知部(制御回路27)によって検出された結果と、シートベルト検知部(制御回路27)によって検出された結果に加え、乗員情報検知部によって検出された結果とに基づいて前記シートベルトの装着状態を判定する。
この構成によって、本実施形態によれば、背もたれ部10a側の複数の電極11a〜11eと、座部10b側の複数の電極12a及び12bと、シートベルト15の電極16とを用いて、シートベルト装着判定、乗員の姿勢判定、及び乗員大きさ判定を行い、判定した結果に基づいてシートベルトの装着状態を判定ことができる。これにより、これらの乗員情報を取得して、乗員に警告を与えることができる。
図9は、本実施形態に係る乗員情報検出装置1における乗員情報表示と、バックルスイッチによるシートベルト装着状態判定警告とを説明する図である。図9(A)〜図9(D)は、本実施形態に係る乗員情報検出装置1における乗員情報表示を示し、図9(E)〜図9(H)は、バックルスイッチによるシートベルト着用警告を示している。
バックルスイッチによるシートベルト着用警告では、シートベルトのバックルの結合状態により、シートベルトの装着状態が判定されている。このため、図9(G)に示すように、乗員100が腰と座部の間にシートベルト15を置いたとしても、バックルが結合されていれば、シートベルトは装着されていると判定される。また、図9(H)に示すような、正しくない着座状態でも、警告は表示されない。
これに対して、本実施形態では、図9(C)に示すように、乗員100が腰と座部の間にシートベルト15を置いた場合には、たとえバックルを結合したとしても、正しくシートベルトを装着したと判定されない。このため、シートベルトが正しく装着されていないことを示す表示「Irregular Belted」を表示部40に表示し、乗員100に警告を与えることができる。また、図9(D)に示すような、正しくない着座状態では、着座状態判定により着座状態が正しくないと判定される。このため、着材状態が正しくないことを示す表示「Irregular Position」を表示部40に表示し、乗員100に警告を与えることができる。
なお、本実施形態で説明した乗員のシート10は、運転者に限られず、助手席、後部座席等であってもよい。また、本実施形態で説明した乗員情報検出装置1を、車両以外に、シートベルトの装着が望まれる遊具装置等に適用してもよい。
また、本実施形態では、背もたれ部10a側の複数の電極11a〜11eと座部10b側の複数の電極12a及び12bとを用いて、乗員100の大きさ判定が行われ、この判定結果がメモリ32に記憶される。衝突等が発生した場合には、この判定結果により、乗員が大人か子供かを判定し、これに応じて、エアバッグを適切に展開させることができる。更に、本実施形態では、背もたれ部10a側の複数の電極11a〜11eとシートベルト15の電極16とを用いて、シートベルトの装着状態が判定され、この判定結果がメモリ32に記憶される。また、背もたれ部10a側の複数の電極11a〜11eと座部10b側の複数の電極12a及び12bとを用いて、乗員100の着座状態が判定され、この判定結果がメモリ32に記憶される。これらの判定結果により、乗員100がシートベルト15を正しく装着しているか否か、乗員100の着座姿勢は正しいか否かを判定して、エアバッグを適切に展開させることができる。
なお、乗員情報検出装置1の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1…乗員情報検出装置、10…シート、11a〜11e,12a,12b,16…電極、15…シートベルト、20…乗員情報判定部、21…発振器、22…変位電流検出用抵抗器、23…遅延回路、24…変位電流検出用差動回路、25…全波整流回路、26…積分回路、27…制御回路、28、29…スイッチ回路、30,31…選択回路、32…メモリ、40…表示部、50…エアバッグ装置、100…乗員

Claims (5)

  1. シートの背もたれ部に離隔して配設された複数の第1検出部と、
    前記シートに対応して設けられたシートベルトに配設された第2検出部と、
    前記シートの着席部に離隔して配設された第3検出部と、
    前記第1検出部、前記第2検出部、及び前記第3検出部のうち、少なくとも2つの検出部によって検出された検出値に基づいて、乗員の姿勢の検知を行う姿勢検知部と、
    前記第1検出部、前記第2検出部、及び前記第3検出部のうち、少なくとも1つの検出部によって検出された検出値に基づいて、前記シートベルトの装着を検出するシートベルト検知部と、
    前記姿勢検知部によって検出された結果と、前記シートベルト検知部によって検出された結果とに基づいて前記シートベルトの装着状態を判定する判定部と、
    を備える乗員情報検出装置。
  2. 複数の前記第1検出部、前記第2検出部、及び前記第3検出部のうち、少なくとも1つの検出部に周期信号を送出する信号送受信部、を備え、
    前記姿勢検知部が検出する検出値は、
    前記第1検出部、前記第2検出部、及び前記第3検出部のうち、少なくとも2つの電極間に発生する容量に基づく電圧値であり、
    前記シートベルト検知部が検出する検出値は、
    前記第1検出部、前記第2検出部、及び前記第3検出部のうち、少なくとも2つの電極間に発生する容量に基づく電圧値である請求項1に記載の乗員情報検出装置。
  3. 前記第1検出部、前記第2検出部、及び前記第3検出部のうち、少なくとも2つの検出部によって検出された検出値に基づいて、前記乗員の大きさを検出する乗員情報検知部、を備え、
    前記判定部は、
    前記姿勢検知部によって検出された結果と、前記シートベルト検知部によって検出された結果に加え、前記乗員情報検知部によって検出された結果とに基づいて前記シートベルトの装着状態を判定する請求項1または請求項2に記載の乗員情報検出装置。
  4. 前記乗員情報検知部によって検出された乗員の大きさに基づいて、前記シートに対応する乗員保護装置を作動させる制御指令を出力する乗員保護制御部、を備える請求項3に記載の乗員情報検出装置。
  5. シートの背もたれ部に離隔して配設された複数の第1検出部と、前記シートに対応して設けられたシートベルトに配設された第2検出部と、前記シートの着席部に離隔して配設された第3検出部とを有する乗員情報検出装置における乗員情報検出方法であって、
    姿勢検知部が、前記第1検出部、前記第2検出部、及び前記第3検出部のうち、少なくとも2つの検出部によって検出された検出値に基づいて、乗員の姿勢の検知を行う姿勢検知手順と、
    シートベルト検出部が、前記第1検出部、前記第2検出部、及び前記第3検出部のうち、少なくとも1つの検出部によって検出された検出値に基づいて、前記シートベルトの装着を検出するシートベルト検知手順と、
    前記姿勢検知手順によって検出された結果と、前記シートベルト検知手順によって検出された結果とに基づいて前記シートベルトの装着状態を判定する判定手順と、
    を含む乗員情報検出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109398301A (zh) * 2018-12-17 2019-03-01 扬州大学 一种汽车安全带假扣识别系统及其识别方法

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