JP2015181766A - 金属体検出装置およびパチンコゲーム機 - Google Patents

金属体検出装置およびパチンコゲーム機 Download PDF

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Abstract

【課題】金属体の存在位置を高い精度で検出する金属体検出装置を得る。
【解決手段】互いに並走する複数の駆動信号電極線と、互いに並走する複数の信号検出電極線とが、交差して格子状に配線された平板状のタッチパネル本体を主体に構成した金属体検出装置であって、前記タッチパネル本体の表面に設けた保護絶縁体の表面をタッチ面にし、前記タッチ面に接触する金属体に接してグラウンドに接地する導体ガイドを有し、前記駆動信号電極線と前記信号検出電極線の交差点に形成される静電容量への蓄積電荷量を検出することで前記タッチ面への金属体の接触位置を検出する接触位置検出手段を備えた金属体検出装置を用いる。
【選択図】図2

Description

本発明は、金属体の存在位置を検出する金属体検出装置に係り、特に、複数本の送信線と複数本の受信線とで検知領域をマトリクス状に配置して構成されるタッチパネル本体を用いて、金属体の有無およびその存在位置を検知する金属体検出装置、及び、その金属体検出装置を用いたパチンコゲーム機に関する。
平面的領域内で金属体が存在する位置を検出することが必要となることがある。例えば、平面領域内を移動する金属体の移動軌跡を検出する。具体的には、パチンコゲーム機における金属球の存在位置を検出することが挙げられる。
パチンコゲーム機は、当該ゲーム機において設定される特定の空間内で、金属球の金属体を移動させ、その金属体の移動先に応じて、賞の有無を決める。すなわち、パチンコゲーム機は、“パチンコ球”と呼ばれる金属球を、多数のピン(釘)の障害物が設けてある垂直な平面上を落下移動させて遊ぶゲーム機である。
パチンコゲーム機は、特許文献1では、図1のように、金属球Mを移動させるための空間を構成する遊技盤3と、それを一定間隔を保って覆うガラス板を有する。そして、打球発射装置が金属球Mを打ち出して、その金属球Mを打球レール4により遊技盤3の遊技領域5に導き入れる。
パチンコゲーム機は、通常、その遊技盤3の面を鉛直方向に立てて設置する。遊技盤3の遊技領域5には多数のピン(釘)が設置され、遊技盤3に沿って落下させる金属球Mが頻繁にピンに衝突して運動方向を変えるようにする。
また、遊技盤3の遊技領域5には、金属球Mが入って入賞となる複数個の入賞口6を設ける。入賞口6に入った金属球Mは、遊技盤3の背面に移動して、遊技盤から排出される。一方、入賞口6に入らなかった金属球Mは、遊技盤3の遊技領域5の下部に設けた排出孔に集めて最終的に遊技盤3から排出する。
特開2005−027832号公報 特開平5−38377号公報
金属球Mを用いてゲームを演出するパチンコゲーム機では、遊技盤3の金属球Mの入賞口6に設けた金属球検出スイッチによって金属球Mの入球を検出する。遊技盤3上の任意の位置の金属球Mの存在位置を検出して、表示手段がその金属球Mの位置に応じて様々な演出を行うようにできれば、パチンコゲーム機の演出効果を増すことができる。
特許文献2では、遊技盤3の任意の位置の金属球Mの位置を検出する手段として、電磁誘導を利用して金属球Mの位置を検出する技術が提案されている。
すなわち、特許文献2の技術では、遊技盤3の任意の位置の金属球Mの位置を検出するマトリクスセンサが、複数の並列した折り返し状の送信線と、それに直交する複数の並列
した折り返し状の受信線と、その間にある金属球Mとの間の磁気誘導を利用して金属球Mの位置を検出していた。
しかし、特許文献2の技術では、折り返し状の送信線及び受信線の配線が、折り返し前の配線と折り返し後の戻り配線の間隔が、金属球Mの大きさ程度の幅を持つので、その幅程度の位置検出誤差がある。すなわち、特許文献2の技術では、金属球Mの位置の検出誤差が金属球Mの直径の11mm程度あるため、金属球Mの位置の検出精度が低い問題があった。
本発明の課題は、金属体の存在位置を高い精度で検出することができる金属体検出装置を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するために、互いに並走する複数の駆動信号電極線と、互いに並走する複数の信号検出電極線とが、交差して格子状に配線された平板状のタッチパネル本体を主体に構成した金属体検出装置であって、前記タッチパネル本体の表面に設けた保護絶縁体の表面をタッチ面にし、前記タッチ面に接触する金属体に接してグラウンドに接地する導体ガイドを有し、前記駆動信号電極線と前記信号検出電極線の交差点に形成される静電容量への蓄積電荷量を検出することで前記タッチ面への金属体の接触位置を検出する接触位置検出手段を備えたことを特徴とする金属体検出装置である。
本発明は、並走する駆動信号電極線の間隔及び信号検出電極線の間隔を任意に細かく設定して、タッチ面への金属体の接触位置の検出精度を自由に高く設定できるので、金属体の存在位置を高い精度で検出することができる金属体検出装置が得られる効果がある。
また、本発明は、上記の金属体検出装置であって、前記タッチパネル本体の表面と裏面とがともにタッチ面であることを特徴とする金属体検出装置である。
また、本発明は、上記の金属体検出装置であって、前記導体ガイドを前記タッチパネル本体のタッチ面に平行に移動させる可動部を有することを特徴とする金属体検出装置である。
また、本発明は、上記の金属体検出装置であって、前記平板状のタッチパネル本体を貫通し前記金属体を通す孔を有することを特徴とする金属体検出装置である。
また、本発明は、上記の金属体検出装置を有する飾り図柄表示装置を備えたパチンコゲーム機であって、前記飾り図柄表示装置が、表示手段と、少なくとも1つの前記金属体検出装置とを有することを特徴とするパチンコゲーム機である。
また、本発明は、上記のパチンコゲーム機であって、前記金属体検出装置の前記導体ガイドを前記タッチパネル本体のタッチ面に平行に移動させる可動部を有することを特徴とするパチンコゲーム機である。
また、本発明は、上記のパチンコゲーム機であって、前記金属体検出装置の前記平板状のタッチパネル本体を貫通し前記金属体を通す孔を有することを特徴とするパチンコゲーム機である。
また、本発明は、上記のパチンコゲーム機であって、前記飾り図柄表示装置が、表面側から裏面側に順に、前記金属体検出装置と、前記表示手段と、第2の前記金属体検出装置と、回転ドラムとで構成されることを特徴とするパチンコゲーム機である。
また、本発明は、上記のパチンコゲーム機であって、前記飾り図柄表示装置の表面に前記金属体検出装置のタッチ面を露出させ、前記金属体検出装置の表面のタッチ面で操作者の指の接触位置を検出させ、前記金属体検出装置の裏面のタッチ面で前記金属体の接触位置を検出させることを特徴とするパチンコゲーム機である。
本発明は、互いに並走する複数の駆動信号電極線と、互いに並走する複数の信号検出電極線とが、交差して格子状に配線された平板状のタッチパネル本体を主体に構成した金属体検出装置であって、そのタッチパネル本体の表面に設けた保護絶縁体の表面をタッチ面にし、そのタッチ面に接触する金属体に接してグラウンドに接地する導体ガイドを有することで、タッチパネル本体の駆動信号電極線と前記信号検出電極線の交差点に形成される静電容量への蓄積電荷量を検出する。
本発明によれば、並走する駆動信号電極線の間隔及び信号検出電極線の間隔を任意に細かく設定して、タッチ面への金属体の接触位置の検出精度を自由に高く設定できるので、タッチ面への金属体の接触位置を高い精度で検出できる金属体検出装置が得られる効果がある。
そして、タッチパネル本体により金属体の接触位置を検出するので、金属体の接触位置を高い精度で検出することができる効果がある。
本発明の第1の実施形態の金属体検出装置を用いたパチンコゲーム機の前面を示す正面図である。 本発明の第1の実施形態の金属体検出装置を用いたパチンコゲーム機の飾り図柄表示装置の概略の構成を示す側断面図である。 本発明の第1の実施形態の金属体検出装置の導体ガイドとタッチパネル本体の配置を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態の金属体検出装置の導体ガイドとタッチパネル本体の配置を示す側断面図である。 本発明の第1の実施形態の金属体検出装置のタッチパネル本体の配線の概要を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態の金属体検出装置のタッチパネル本体の電極線のノードの配線の束を示す図である。 本発明の第1の実施形態の金属体検出装置のタッチパネル本体の駆動信号電極線と信号検出電極線の概観図である。 本発明の第1の実施形態の金属体検出装置のタッチパネル本体の駆動信号電極線と信号検出電極線の複数のノードを示す図である。 本発明の第1の実施形態の金属体検出装置のタッチパネル本体の模式的な部分断面図である。 本発明の第1の実施形態の金属体検出装置の回路と接触位置検出手段の回路のブロック図である。 本発明の第1の実施形態の金属体検出装置の送信回路及び受信回路の各部の出力信号波形を示す図である。 本発明の第1の実施形態の金属体検出装置の受信回路から出力される信号波形を示す図である。 本発明の第2の実施形態の金属体検出装置のタッチパネル本体の模式的な部分断面図である。 本発明の第3の実施形態の金属体検出装置のタッチパネル本体の模式的な部分断面図である。 本発明の第3の実施形態の金属体検出装置を用いたパチンコゲーム機の飾り図柄表示装置の概略の構成を示す側断面図である。 本発明の第4の実施形態の金属体検出装置を用いたパチンコゲーム機の飾り図柄表示装置の概略の構成を示す側断面図である。 本発明の第5の実施形態の金属体検出装置の導体ガイドとタッチパネル本体の配置を示す平面図である。 本発明の第5の実施形態の金属体検出装置を用いたパチンコゲーム機の飾り図柄表示装置の概略の構成を示す側断面図である。
<第1の実施形態>
以下、本発明が適用される本発明の第1の実施形態のパチンコゲーム機について、図1から図12を参照して説明する。図1はパチンコゲーム機の遊技盤3の前面を示す正面図である。
本実施形態のパチンコゲーム機で、打球発射装置から発射された金属球Mが、打球レール4を通って遊技盤3の遊技領域5に入り、その後、遊技領域5を下りてくる。
ここで、遊技領域5の遊技盤3に沿って落下する金属球Mが頻繁に衝突して運動方向を変えるように、遊技盤3に多数のピン(釘)が分布して配置されている。
(飾り図柄表示装置)
遊技盤3の中央付近に飾り図柄表示装置100を設ける。飾り図柄表示装置100の周囲の遊技盤3の遊技領域5には金属球Mの入賞口6を設ける。入賞口6に入った金属球Mは、遊技盤3の背面に導いて、入賞口6に設けた金属球検出スイッチによって金属球の入球を検出する。
そして、入賞口6へ金属球が入ることに連動させて、飾り図柄表示装置100の表示手段2による演出を行わせたり、その他の種々の表示装置による演出を行わせる。例えば、飾り図柄表示装置100の表示手段2に、入賞口6に入った金属球の数を表示させたり、遊技における演出のための各種画像を表示させる。また、金属球の入賞口6には、その他の演出動作をさせるための可変機構を設けることができる。
更に、図2のように、飾り図柄表示装置100の前面側には、タッチパネル本体10を主体にした金属体検出装置1を設け、そのタッチパネル本体10のタッチ面12aに金属球Mを接触させ、その金属球Mの位置を金属体検出装置1に検出させる。
以下で、飾り図柄表示装置100の構成について詳しく説明する。飾り図柄表示装置100は、図2の断面図のように、遊技者側から、タッチパネル本体10を主体にした金属体検出装置1を備え、その後ろの表示手段2を配置し、更に奥に回転ドラム7を配置する。
表示手段2の前側の金属体検出装置1は、金属球Mが接触して通過するタッチパネル本体10を主体に構成する。次の表示手段2は、飾り図柄の画像を表示する液晶表示装置(LCD;画像表示装置)等で構成する。そして、その背後には、飾り図柄を可変表示する複数の回転ドラム7を設置する。
(主要な演出動作)
図1のように、パチンコゲーム機では、金属球Mが入賞口6に入ると、金属球Mを入賞
口6内の金属球検出スイッチで検出して、それに応答させて、飾り図柄表示装置100の表示手段2と回転ドラム7とで変化する表示をさせて演出を行う。
更に、図2のように、金属球Mを飾り図柄表示装置100の金属体検出装置1のタッチパネル本体10の面上にも接触させて通過させる。金属体検出装置1が、金属球Mがタッチパネル本体10の面上を通過する位置を検出すると、飾り図柄表示装置100の表示手段2に、その金属球の位置に応答した表示を行わせて演出を行う。
(回転ドラム)
図1の平面図と図2の側面図のように、飾り図柄表示装置100に円筒状の回転ドラム7を複数個(例えば3個)設けて、各回転ドラム7をモータで回転させる。また図2のように、各回転ドラム7の内部には、それぞれ、内側から回転ドラム7の表面を照明するドラム用バックライト8を設ける。
各回転ドラム7の表面には複数の飾り図柄を付して、回転ドラム7をモータで回転させることによって、回転ドラム7の表面の飾り図柄の可変表示を行う。ドラム用バックライト8からの光を、回転ドラム7の表面を透過させて飾り図柄表示装置100の表示手段2を背面から照明させる。また、各回転ドラム7には、ドラム装飾用LED9も設ける。
図2のように表示手段2の裏側に配置されている回転ドラム7の表面に付されている図柄をドラム用バックライト8からの光で照明して、その光を表示手段2を透過させて、回転ドラム7の表面の図柄を表示手段2が表示する画像に重畳させて遊技者に視認させる。
なお、表示手段2には、液晶表示装置を用いる他に、有機EL表示装置等の他の表示装置を用いることもできる。また、回転ドラム7の代わりに他のバックライト手段を用いて飾り図柄表示装置100を構成することもできる。
(金属体検出装置)
図2のように、飾り図柄表示装置100には、表示手段2の遊技者側(前側)に、タッチパネル本体10を主体に構成した金属体検出装置1を設ける。金属体検出装置1は、金属球Mに接触するタッチパネル本体10と、その前面の金属球Mに接触する導体ガイド11と、タッチパネル本体10の電極線に接続する接触位置検出手段20で構成する。
図3の平面図に、金属体検出装置1の導体ガイド11とタッチパネル本体10の配置を示す。図3の金属体検出装置1の導体ガイド11は、タッチパネル本体10のタッチ面12aに平行に移動する可動部を有し、その導体ガイド11をガイド移動機構11bが移動させる。
(導体ガイド)
図3の平面図と図4の側面図を参照して、導体ガイド11の機構を詳しく説明する。導体ガイド11の金属球Mに接触する部分に導体部分11aを設け、その導体部分11aをグラウンドに接続することで金属球Mをグラウンドに接地する。そのように接地されている金属球Mがタッチパネル本体10へ接触している位置を、タッチパネル本体10と接触位置検出手段20によって検出する。
導体ガイド11の断面は、図4(A)あるいは図4(B)のように構成し、導体ガイド11が金属球Mと接触する部分に導体部分11aを設ける。図4(A)では、導体ガイド11の絶縁体部分に導体部分11aが埋め込まれている場合を示し、図4(B)では、導体ガイド11全体を導体部分11aで形成した場合を示す。
図4(A)の導体部分11aは、導電性のフィルムやテープを貼り付けて形成することができ、あるいは導電性材料を印刷、あるいは埋め込んで導体部分11aを形成することができる。
図4(B)のように導体ガイド11の全体を導体部分11aで構成する場合は、導体部分11aをタッチパネル本体10から隔てて設置する。そうすることで、導体部分11aとタッチパネル本体10との間に形成される容量を、金属球Mとタッチパネル本体10との間に形成される容量よりも小さくする。それにより、導体部分11aの存在が金属球Mのタッチパネル本体10による検出の妨げにならないように影響を小さくできる効果がある。
図3の平面図のように、導体ガイド11の左右の端を上下に移動させるガイド移動機構11bを設ける。ガイド移動機構11bが導体ガイド11を上下に移動させることで、その導体ガイド11の保持する金属球Mのタッチパネル本体10の面に接触する位置を上下の任意の位置に設定できる。
そして、金属球Mをガイド移動機構11bに沿って左右に移動させることと、導体ガイド11の上下移動とを合わせて、結局、金属球Mをタッチパネル本体10の面の任意の位置に接触させることができる。
その金属球Mがタッチパネル本体10の面に接触する位置を接触位置検出手段20が検出し、その検出位置に応じて、飾り図柄表示装置100の表示手段2に異なった表示をさせることでパチンコゲーム機の演出効果を高めることができる効果がある。
(タッチパネル本体)
図5の模式的な回路構成図のように、第1の実施形態の金属体検出装置1のタッチパネル本体10の電極線と接触位置検出手段20を接続して金属体検出装置1を構成する。タッチパネル本体10は平板状であり、タッチパネル本体10の駆動信号電極線(Y1〜Y5)と、信号検出電極線(X1〜X5)に接触位置検出手段20の送信回路40と受信回路50を電気接続する。
(タッチパネル本体の電極線のマトリックス)
図5のように、タッチパネル本体10には、駆動信号電極線Y1〜Y5と、信号検出電極線(X1〜X5)を交差させて設ける。駆動信号電極線Y1〜Y5には、接触位置検出手段20の送信回路40から駆動信号(パルス信号)を印加する。
そして、信号検出電極線(X1〜X5)には、接触位置検出手段20の受信回路50を接続し、その受信回路50が電極線の交差点に形成された静電容量の充放電電流信号を受信する
接触位置検出手段20の接触位置検出回路30が、送信回路40及び受信回路50の動作を制御して、相互容量方式により、受信回路50から出力される電極線の交差点の静電容量の蓄積電荷量を検出して、その蓄積電荷量を、金属球Mが無い場合の電極線の交差点の静電容量の蓄積電荷量と比較して、金属球Mのタッチ面12aへの接触位置を検出する。そして、接触位置検出手段20が、金属球Mのタッチ面12aへの接触位置の座標を計算する。
図6に、タッチパネルの駆動信号電極線Y及び信号検出電極線Xの電極線の配線の束の構成を示す。タッチパネルの駆動信号電極線Y又は信号検出電極線Xの1つのノードの電極線の構成は、図6のように、例えば5mmの幅に分散させて配置した9本の銅配線を束
ねてその両端を接続して電極線を構成する。
このようにタッチパネル本体10の電極線の幅は5mm程度であるため、タッチパネル本体10への金属球Mの接触位置を5mm程度の高い分解能で検出することができる効果がある。また、この電極線の幅をより狭い幅に設定することで、金属球Mの接触位置をより高い分解能で検出することができるようになる。
そして、図6の電極線で構成した駆動信号電極線Yと信号検出電極線Xを、タッチパネル本体10で、図7の様に、互いに並走する複数の駆動信号電極線(Y1〜Y5)と、互いに並走する複数の信号検出電極線(X1〜X5)とを、互いに交差させて格子状に配置する。図7では例として電極線のノードの5X5のマトリックスを示した。実際には、図8のように、40×20等の多くの電極線で構成したマトリックスを用いる。ここで、駆動信号電極線Yと信号検出電極線Xは直交させて用いるか、又は、斜めに交差させて用いることもできる。
(タッチパネル本体の断面構造)
図9は、金属球Mが接触するタッチパネル本体10の断面を模式的に示す断面図である。ここで、タッチパネル本体10は、数mm程度の厚さで構成することができるため、実際には、タッチパネル本体10は金属球Mに比較してかなり薄いものになる。
タッチパネル本体10は、表面側から、メラミン樹脂やガラス板等の保護絶縁体12と、透明接着剤15aと、表面側に複数の駆動信号電極線Yを設けたPET(ポリエチレンテレフタレート)等の支持シート13と、透明接着剤15bと、表面側に複数の信号検出電極線Xを設けた支持シート14の順に重ねて構成する。
タッチパネル本体10の駆動信号電極線Y1〜Y5と信号検出電極線X1〜X5は支持シート13と14によって支持する。支持シート13の表面側に駆動信号電極線Y1〜Y5を設け、支持シート14で支持された信号検出電極線X1〜X5を、支持シート13の裏面側に対向させて配置する。保護絶縁体12と支持シート13を透明接着剤15aで接着し、支持シート13と支持シート14を透明接着剤15bで接着する。
(タッチパネル本体の金属球の検出動作)
金属体検出装置1は、タッチパネル本体10の表面のタッチ面12aに接触した金属球Mの接触位置情報を以下のようにして取得する。
図9のタッチパネル本体10の模式的な断面図に、電場の状況を破線で示す。タッチパネル本体10の表面の、金属球Mがタッチするタッチ面12aは、メラミン樹脂やガラス板等の保護絶縁体12で形成し、その保護絶縁体12が駆動信号電極線Y1〜Y5を保護する。
駆動信号電極線Y1〜Y5と信号検出電極線X1〜X5とが支持シート13を挟んで重なり合う電極の交差点には静電容量C11、C12が形成される。その静電容量を経由して駆動信号電極線Y1〜Y5から信号検出電極線X1〜X5に電流が流れる。
図9のようにグラウンドに接地した導体に接触している金属球Mがタッチ面12aの表面に接触すると、金属球M側を経由してグラウンドまで電流が流れることで、電極線の交差点の静電容量C11に流れる電流が減少することで、静電容量C11に蓄積する電荷が減る。その電荷を接触位置検出手段20の受信回路50が測定する。
そして、接触位置検出回路30が、駆動信号電極線Y1〜Y5と信号検出電極線X1〜
X5の交差点の静電容量を走査して、その静電容量に蓄積する電荷の通常に蓄積する電荷量からの減少量を計算することで、金属球Mがタッチした位置を検出する。
(接触位置検出手段)
図10のブロック図を参照して、タッチパネル本体10の電極線に接続する接触位置検出手段20の各機能要素を詳細に説明する。図11に、送信回路40と受信回路50の各部の信号波形を示す。
接触位置検出手段20では、図10のように、接触位置検出回路30が、送信回路40を制御して、送信回路40に駆動信号電極線Y1〜Y5を順次に選択させて、図11(A)のように駆動信号電極線Y1〜Y5にパルス状の駆動信号を印加させる。
また、触位置検出回路30が、受信回路50を制御して、受信回路50に信号検出電極線X1〜X5を順次に選択させて、信号検出電極線X1〜X5からの信号を取り出させる制御を行う。
そうして、受信回路50が、電極線の交差点の各静電容量に蓄積された電荷量を測定し、その値のディジタルデータを作成して接触位置検出回路30に送信する。
(送信回路と受信回路)
送信回路40は、図10のように、駆動信号電極線Y1〜Y5ごとにスイッチング素子が接続されて構成される駆動電極選択回路41を有する。駆動電極選択回路41は、接触位置検出回路30に制御されて駆動信号電極線Y1〜Y5を1本ずつ選択して、図11(A)のように、パルス状の駆動信号を順次に駆動信号電極線Y1〜Y5に印加する。
受信回路50は、図10のように、受信電極選択回路51と電荷積分回路52とAD変換回路53とを備えている。接触位置検出回路30がこの受信電極選択回路51を制御して信号検出電極線X1〜X5を順に選択して、信号検出電極線X1〜X5からの出力信号を電荷積分回路52に順次に入力させる。
受信電極選択回路51は、駆動電極選択回路41に選択された駆動信号電極線Y1〜Y5の1つ毎に、信号検出電極線X1〜X5を1本ずつ順次に選択して、図11(A)のように信号検出電極線X1〜X5の充放電電流信号を電荷積分回路52に送信する。これにより、駆動信号電極線Y1〜Y5と信号検出電極線X1〜X5の全ての交差点の静電容量の充放電電流信号を読み出すことで、電極線の全ての交差点の静電容量ごとの充放電電流信号を取り出すことができる。
電荷積分回路52は、図11(B)のように、受信電極選択回路51から入力された、信号検出電極線X1〜X5の充放電電流信号(アナログ信号)を時間積分して電極線の交点ごとの容量の蓄積電荷量をあらわす電圧信号に変換する。
その電圧信号をAD変換回路53に送信する。AD変換回路53は、その電圧信号をディジタルデータであらわしたディジタル信号に変換して出力する。
駆動信号電極線Y1〜Y5に駆動信号(パルス信号)を印加すると、電荷積分回路52の出力のピークが所定の振幅で変化するが、金属球Mがその電極線の交差点にタッチすると、金属球Mが導電性を持つ金属球であり導体ガイド11と接触してグラウンドに接地されているので、金属球Mと駆動信号電極線Y、金属球Mと信号検出電極線Xとの間の電気力線に変化が生じ、図12(B)のように、電荷積分回路52の出力電圧が小さくなる。
(接触位置検出回路)
接触位置検出回路30は、図10のように、蓄積電荷マップ記憶回路31と、接触位置座標変換回路32に接続している。図12に、金属球Mをタッチ面12aに接触させた場合の、送信回路40と受信回路50の各部の信号波形を示す。
蓄積電荷マップ記憶回路31は、図11(B)のように出力された、金属球Mが接触しない状態の電極線の交差点の静電容量に蓄積される電荷の量を記憶する。
接触位置検出回路30は、受信回路50から受信した、図12(B)のような、電極線の交差点の静電容量の電荷の量と、蓄積電荷マップ記憶回路31が記憶する、図11(B)のような、電極線の交差点の静電容量の電荷の量の差を計算し、その差の大きさによって、金属球Mの接触位置を検出する。
ここで、位置が固定された導体ガイド11がタッチパネル本体10のタッチ面の近くにあって電極線の交差点の静電容量の電荷の量に影響を与えている場合も以下のように金属球Mの接触位置を検出することができる。
すなわち、蓄積電荷マップ記憶回路31が、その導体ガイド11の影響を受けた状態での、金属球Mが接触しない状態の、電極線の交差点の静電容量に蓄積される電荷の量を記憶する。そして、金属球Mがタッチ面に接触した場合には、電極線の交差点の静電容量の蓄積電荷の量が変化するので、その変化の差分を接触位置検出回路30が計算することで金属球Mの接触位置を検出することができる効果がある。
接触位置検出回路30は、電極線の交差点の静電容量の電荷の量と、蓄積電荷マップ記憶回路31が記憶する電荷の量の差分が所定の閾値を越えた場合に、その位置に金属体(金属球M)が接触していると判定して金属体の接触位置を検出する。
接触位置座標変換回路32は、接触位置検出回路30の検出した金属球Mの接触位置の位置座標を計算してその位置座標のデータを出力する。
この金属球Mの接触位置の位置座標のデータはパチンコゲーム機のマイクロコンピュータ等の制御手段に送信され、その制御手段が、飾り図柄表示装置100の表示手段2や回転ドラム7やその他の演出手段を制御して、金属球Mの接触位置に応じた演出動作を実行する。
<第2の実施形態>
第2の実施形態は、導体ガイド11のガイド移動機構11bを設けず、図13のように、タッチパネル本体10のタッチ面12aに導体ガイド11の導体部分11aを接触させる。それ以外の要素は第1の実施形態と同様に構成する。
図13(A)は、導体ガイド11の導体部分11aをタッチ面12aに接触させて固定した場合を示す。図13(B)は、その導体ガイド11を金属線による導体部分11aで形成した場合を示す。金属ワイヤによる導体部分11aをタッチ面12aに貼り付けておく。
本実施形態において、グラウンドに接続する導体部分11aをタッチパネル本体10のタッチ面12aに接触させても、導体部分11aの位置が固定されている。そのため、たとえ、導体部分11aとタッチパネル本体10の電極線との間の静電容量が金属球Mと電極線との間の静電容量よりも大きい場合であっても、導体部分11aとタッチパネル本体10の電極線との間の静電容量は固定されていて変化しない。
接触位置検出手段20の蓄積電荷マップ記憶回路31が、その導体部分11aとの静電容量の影響を加えた状態での電極線の交差点の静電容量に蓄積される電荷の量を記憶する。それにより、接触位置検出回路30が、受信回路50から受信した電極線の交差点の静電容量の電荷の量と、蓄積電荷マップ記憶回路31が記憶する電荷の量の差を計算し、その差の大きさによって、金属球Mの接触位置を検出することができる。
このため、図13(B)の場合において、金属球Mが金属ワイヤで構成する導体部分11aに沿って移動したり、金属球Mが金属ワイヤで構成する導体部分11aに接触した場合に金属球Mのタッチパネル本体10上の位置を検出することができる。
なお、図13(B)の導体部分11aは、金属ワイヤを金属テープに置き換えるて構成することができる。すなわち、金属テープをタッチ面12aに貼り付けて導体部分11aとし、その金属テープに金属球Mが接触した場合にその金属球Mを検出することができる。
<第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態のパチンコゲーム機の飾り図柄表示装置100について、図14と図15を参照して説明する。
(タッチパネル本体の断面構造)
図14は、第2の実施形態の飾り図柄表示装置100のタッチパネル本体10の断面を模式的に示す断面図である。タッチパネル本体10は、表面側から、メラミン樹脂やガラス板等の保護絶縁体12と、透明接着剤15aと、表面側に複数の駆動信号電極線Yを設けたPET(ポリエチレンテレフタレート)等の支持シート13と、透明接着剤15bと、表面側に複数の信号検出電極線Xを設けた支持シート14と、透明接着剤15cと、メラミン樹脂やガラス板等の保護絶縁体16の順に重ねて構成する。
駆動信号電極線Y1〜Y5と信号検出電極線X1〜X5とが支持シート13を挟んで重なり合う電極の交差点に静電容量C11、C12が形成される。
図15に第2の実施形態のパチンコゲーム機の飾り図柄表示装置100の構成を示す。第2の実施形態の飾り図柄表示装置100の金属体検出装置1は、タッチパネル本体10の裏面側に導体ガイド11を配置する。すなわち、金属球Mに接触する導体ガイド11を、タッチパネル本体10と表示手段2の間に配置して、金属球Mをタッチパネル本体10の裏面側のタッチ面16aに接触させる。
この導体ガイド11は、第1の実施形態と同様にガイド移動機構11bを用いて上下に移動させても良い。又は、第2の実施形態のように固定した導体部分11aで構成する導体ガイド11を設置しても良い。
また、タッチパネル本体10の表面側のタッチ面12aを、遊技盤3と一定間隔を保って覆うガラス板にあけた空孔から露出させ、操作者の指Fをタッチ面12aに接触できるように構成する。そして、図14と図15のように、金属体検出装置1が、タッチパネル本体10の表面側のタッチ面12aに接触する操作者の指Fの位置を検出できるようにする。
ここで、操作者の指Fはグラウンドに接地している。また、タッチパネル本体10は、タッチパネル本体10の裏面側からタッチ面16aに接触する金属球Mの位置も検出する。このように、本実施形態のタッチパネル本体10は、両面のタッチ面12aで操作者の指Fを検出し、タッチ面で金属球Mの接触を検出する。
(変形例1)
本実施形態の変形例1として、タッチパネル本体10の表面側のタッチ面12aに導体ガイド11を設置して金属球Mを走行させるとともに、裏面側のタッチ面16aにも導体ガイド11を設置して、タッチパネル本体10の表側の金属球Mと裏側の金属球とをともに検出するように構成することもできる。
<第4の実施形態>
本発明の第4の実施形態のパチンコゲーム機の飾り図柄表示装置100について、図16を参照して説明する。第4の実施形態の飾り図柄表示装置100は、図16の断面図のように、遊技者側から、タッチパネル本体10を主体にした金属体検出装置1を備え、その後ろの表示手段2を配置し、更に奥に、第2のタッチパネル本体17を主体にした第2の金属体検出装置18を備え、最奥に、飾り図柄を可変表示する複数の回転ドラム7を設置する。
第4の実施形態は、第3の実施形態と同様に、金属体検出装置1のタッチパネル本体10に接続した接触位置検出手段20でタッチパネル本体10への指F又は金属球Mの接触位置を検出する。
それとともに、第2のタッチパネル本体17に接続した第2の接触位置検出手段20bで金属球Mの第2のタッチパネル本体17への接触位置を検出する第2の金属体検出装置18を構成する。
<第5の実施形態>
第5の実施形態は、図17の平面図と図18の側面図のように、第4の実施形態の、表示手段2の奥の第2の金属体検出装置18の第2のタッチパネル本体17に、金属球Mを潜らせてタッチパネル本体17の裏面に導く孔17hを設ける。そして、その孔17hに金属球Mを導く導体ガイド11を設置する。タッチパネル本体17の駆動信号電極線Yと信号検出電極線Xは、その孔17hを避けて配線し、孔17hで切断されることが無いようにする。
図18のように、金属球Mを孔17hを通過させてタッチパネル本体17の表から裏に、あるいはその逆に、タッチパネル本体17の表裏を自由に出入りさせることでパチンコゲーム機の演出効果を高める。
同様に、表面側のタッチパネル本体10にも、金属球Mが表裏を自由に出入りできる孔17hを形成して、同様な演出を行わせることもできる。
(変形例2)
変形例2として、孔17hを設けたタッチパネル本体17を用いるとともに、金属球Mを導く導体ガイド11は、第1の実施形態と同様にガイド移動機構11bを用いて上下に移動させる。それにより、金属球Mのタッチパネル本体17上の運動の経路を複雑にして演出効果を高めることができる。
なお、本発明は、パチンコゲーム機への応用に限定されず、金属球M等の金属体を、本発明の金属体検出装置1を用いる種々のゲーム機、あるいは金属体の製造装置等の産業機器に用いることができる。
そして、金属体検出装置1は、金属体を導体ガイド11に接触させて、導体ガイド11
を介してグラウンドに接地させて、その金属体をタッチパネル本体10に接触させて、タッチパネル本体10の駆動信号電極線と信号検出電極線の交差点に形成される静電容量への蓄積電荷量を接触位置検出回路で検出することで前記タッチ面への金属体の接触位置を検出する接触位置検出手段によって金属体の接触位置を検出する。
1・・・金属体検出装置
2・・・表示手段
3・・・遊技盤
4・・・打球レール
5・・・遊技領域
6・・・入賞口
7・・・回転ドラム
8・・・ドラム用バックライト
9・・・ドラム装飾用LED
10・・・タッチパネル本体
10h・・・孔
11・・・導体ガイド
11a・・・導体部分
11b・・・ガイド移動機構
12・・・保護絶縁体
12a・・・タッチ面
13、14・・・支持シート
15a、15b、15c・・・透明接着剤
16・・・(裏面側)保護絶縁体
16a・・・タッチ面
17・・・第2のタッチパネル本体
18・・・第2の金属体検出装置
20・・・接触位置検出手段
20b・・・第2の接触位置検出手段
30・・・接触位置検出回路
31・・・蓄積電荷マップ記憶回路
32・・・接触位置座標変換回路
40・・・送信回路
41・・・駆動電極選択回路
50・・・受信回路
51・・・受信電極選択回路
52・・・電荷積分回路
53・・・AD変換回路
100・・・飾り図柄表示装置
C11、C12・・・静電容量
F・・・(操作者の)指
M・・・金属球
X1〜X5・・・信号検出電極線
Y1〜Y5・・・駆動信号電極線

Claims (9)

  1. 互いに並走する複数の駆動信号電極線と、互いに並走する複数の信号検出電極線とが、交差して格子状に配線された平板状のタッチパネル本体を主体に構成した金属体検出装置であって、
    前記タッチパネル本体の表面に設けた保護絶縁体の表面をタッチ面にし、
    前記タッチ面に接触する金属体に接してグラウンドに接地する導体ガイドを有し、
    前記駆動信号電極線と前記信号検出電極線の交差点に形成される静電容量への蓄積電荷量を検出することで前記タッチ面への金属体の接触位置を検出する接触位置検出手段を備えたことを特徴とする金属体検出装置。
  2. 請求項1記載の金属体検出装置であって、前記タッチパネル本体の表面と裏面とがともにタッチ面であることを特徴とする金属体検出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の金属体検出装置であって、前記導体ガイドを前記タッチパネル本体のタッチ面に平行に移動させる可動部を有することを特徴とする金属体検出装置。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の金属体検出装置であって、前記平板状のタッチパネル本体を貫通し前記金属体を通す孔を有することを特徴とする金属体検出装置。
  5. 請求項1乃至4の何れか一項の金属体検出装置を有する飾り図柄表示装置を備えたパチンコゲーム機であって、前記飾り図柄表示装置が、表示手段と、少なくとも1つの前記金属体検出装置とを有することを特徴とするパチンコゲーム機。
  6. 請求項5記載のパチンコゲーム機であって、前記金属体検出装置の前記導体ガイドを前記タッチパネル本体のタッチ面に平行に移動させる可動部を有することを特徴とするパチンコゲーム機。
  7. 請求項5又は6に記載のパチンコゲーム機であって、前記金属体検出装置の前記平板状のタッチパネル本体を貫通し前記金属体を通す孔を有することを特徴とするパチンコゲーム機。
  8. 請求項5乃至7の何れか一項に記載のパチンコゲーム機であって、前記飾り図柄表示装置が、表面側から裏面側に順に、前記金属体検出装置と、前記表示手段と、第2の前記金属体検出装置と、回転ドラムとで構成されることを特徴とするパチンコゲーム機。
  9. 請求項5乃至8の何れか一項に記載のパチンコゲーム機であって、前記飾り図柄表示装置の表面に前記金属体検出装置のタッチ面を露出させ、前記金属体検出装置の表面のタッチ面で操作者の指の接触位置を検出させ、前記金属体検出装置の裏面のタッチ面で前記金属体の接触位置を検出させることを特徴とするパチンコゲーム機。
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