JP2015177334A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性に優れた撮像装置を提供する。
【解決手段】この撮像装置は、光入射部を一端の近傍に有し光入射部からの光が入射される撮像光学系を有する第1の筐体と、表示部を有しグリップ部として機能する第2の筐体と、第1の軸を中心として第1の筐体と第2の筐体とを回転可能に支持する連結部とを備える。第1の軸は、第1の筐体の一端と反対側である他端の近傍に設けられており、光入射部は、第1の軸と直交する成分を含む光が入射される。
【選択図】図6A

Description

本開示は、撮像光学系および表示部を備えた撮像装置に関する。
ビデオカメラやスチルカメラ等の撮像装置として、撮像光学系を有する第1の筐体と表示部を有する第2の筐体とが互いに回転可能に連結されたものが知られている(例えば特許文献1〜3参照)。
特開2005−189601号公報 特開2013−254007号公報 特開2006−78755号公報
しかしながら、最近では、撮影者の好みに応じた様々なスタイルでの撮影、例えばハイアングル撮影やローアングル撮影、または自分撮り(撮影者自身の撮影)を簡便に行うことのできる撮像装置が求められている。
本開示はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、操作性に優れた撮像装置を提供することにある。
本開示の一実施形態としての撮像装置は、光入射部を一端の近傍に有し、光入射部からの光が入射される撮像光学系を有する第1の筐体と、表示部を有し、グリップ部として機能する第2の筐体と、第1の軸を中心として第1の筐体と第2の筐体とを回転可能に支持する連結部とを備える。ここで第1の軸は、第1の筐体の一端と反対側である他端の近傍に設けられており、光入射部は第1の軸と直交する成分を含む光が入射される。
本開示の一実施形態としての撮像装置では、撮像光学系を有する第1の筐体に対して第2の筐体が第1の軸を中心として回転可能に支持されているので、第2の筐体を静止した状態のまま、第1の筐体の角度を自在に変化させることができる。このため、例えば撮影者は第2の筐体を握ったまま(持ち替えることなく)第1の筐体のチルト方向の角度、あるいはパン方向の角度を任意かつ自在に選択し、楽な姿勢で撮影することができる。ここで、第1の軸は、第1の筐体における他端近傍に設けられているので、第2の筐体や、それを握っている使用者の手などの映り込みが回避される。
本開示の一実施形態としての撮像装置によれば、操作性が向上し、撮影者による様々なスタイルでの撮影を簡便に行うことができる。なお、本開示の効果はこれに限定されるものではなく、以下の記載のいずれの効果であってもよい。
第1の実施の形態に係る撮像装置の、収納状態における外観を表す正面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、収納状態における外観を表す背面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、収納状態における外観を表す右側面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、収納状態における外観を表す左側面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、収納状態における外観を表す上面図である。 図1Dに示したIIA−IIA線に沿った断面図である。 図2Aに示したIIB−IIB線に沿った断面図である。 図2Aに示したIIC−IIC線に沿った断面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、第1の使用状態における外観を表す正面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、第1の使用状態における外観を表す背面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、第1の使用状態における外観を表す右側面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、第1の使用状態における外観を表す左側面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、第1の使用状態における外観を表す上面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、第1の使用状態における外観を表す底面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、第2の使用状態における外観を表す正面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、第2の使用状態における外観を表す背面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、第2の使用状態における外観を表す右側面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、第2の使用状態における外観を表す左側面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、第2の使用状態における外観を表す上面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、第2の使用状態における外観を表す底面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、通常撮影モードに対応した形態を表す斜視図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、通常撮影モードに対応した形態を表す正面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、通常撮影モードに対応した形態を表す背面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、通常撮影モードに対応した形態を表す右側面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、通常撮影モードに対応した形態を表す左側面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、通常撮影モードに対応した形態を表す上面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、自分撮り撮影モードに対応した形態を表す斜視図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、自分撮り撮影モードに対応した形態を表す右側面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、据え置き通常撮影モードに対応した形態を表す斜視図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、据え置き自分撮り撮影モードに対応した形態を表す斜視図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の、投影再生モードに対応した形態を表す右側面図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置の回路構成を表すブロック図である。 第1の実施の形態に係る撮像装置において実行される処理を表すフォローチャートである。 第2の実施の形態に係る撮像装置の、収納状態における外観を表す斜視図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の、収納状態における外観を表す他の斜視図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の分解斜視図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の他の分解斜視図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の、収納状態における外観を表す正面図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の、収納状態における外観を表す背面図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の、収納状態における外観を表す右側面図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の、収納状態における外観を表す左側面図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の、収納状態における外観を表す上面図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の、収納状態における外観を表す底面図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の態様の変化を説明する説明図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の、第1の使用状態における外観を表す正面図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の、第1の使用状態における外観を表す背面図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の、第1の使用状態における外観を表す右側面図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の、第1の使用状態における外観を表す左側面図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の、第1の使用状態における外観を表す上面図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の、第1の使用状態における外観を表す底面図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の、通常撮影モードにおける一態様を表す右側面図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の、投影再生モードにおける一態様を表す斜視図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の、投影再生モードにおける一態様を表す左側面図である。 第2の実施の形態に係る撮像装置の、投影再生モードにおける一態様を表す右側面図である。
以下、本開示の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(連結部としての第1の軸により回転可能に支持された第1の筐体および第2の筐体を備えた撮像装置)
2.第2の実施の形態(第1の軸および第2の軸を有する連結部により回転可能に支持された第1の筐体および第2の筐体を備えた撮像装置)
<第1の実施の形態>
[1.撮像装置1の基本構成]
図1A〜1Eは、本開示の第1の実施の形態としての撮像装置1の、収納状態における外観を表すものであって、それぞれ撮像装置1の正面図、背面図、右側面図、左側面図、上面図である。なお、底面図は上面図と対称であるため、ここでは省略する。また、図2Aは、撮像装置1における表示部21の表示面21S(いずれも後述)に平行な断面を表す断面図であり、図2Bおよび図2Cは、表示部21の表示面21Sに直交する断面を表す断面図である。具体的には、図2Aは、図1Dに示したIIA−IIA線に沿った矢視方向の断面図であり、図2Bは、図2Aに示したIIB−IIB線に沿った矢視方向の断面図であり、図2Cは、図2Aに示したIIC−IICに沿った矢視方向の断面図である。但し、図2A〜2Cでは、その内部構造については省略して図示している。
撮像装置1は、第1の筐体10と、第2の筐体20と、第1の軸J1を中心として第1の筐体10と第2の筐体20とを回転可能に支持する連結部30とを備える。
第1の筐体10は、撮像光学系としての撮像レンズ11を有する。撮像レンズ11には、第1の筐体10の一端の近傍に設けられた光入射部12から外光(例えば被写体光)が入射されるようになっている。連結部30は、第1の筐体10の光入射部12が設けられた一端と反対側である他端の近傍に設けられている。光入射部12に入射される外光は、第1の軸J1と直交する成分を含む光である。撮像レンズ11の光軸は、第1の軸J1と直交する方向であることが望ましい。なお、撮像レンズ11は単レンズであってもよいし、複数のレンズ群からなるものであってもよい。あるいは、絞りやフィルタなどの光学部材を含むものであってもよい。第1の筐体10は、撮像レンズ11の像側に、例えば電荷結合素子(CCD:Charge Coupled Device)や相補型金属酸化物半導体(CMOS:complementary metal-oxide semiconductor)などの撮像素子(図示せず)をさらに有しているとよい。撮像素子は、撮像レンズ11を介して得られた被写体光を電気信号へ光電変換するものである。
第1の筐体10は、例えば略直方体形状を有する。具体的には、第1の筐体10は、正面10A、背面10B、右側面10C、左側面10D、上面10E、底面10Fの6面を有する。光入射部12は、正面10Aに設けられている。第1の筐体10において、正面10A,背面10B,上面10Eおよび底面10Fはいずれも第1の軸J1と平行であるが、それらの面のうち第1の軸J1から最も遠くに位置する面は、光入射部12が設けられた正面10Aである。また、第1の筐体10の右側面10Cには、左側面10Dに向けて円柱状にくり貫かれた凹部13が設けられている。
第2の筐体20は、例えばグリップ部として機能するものであり、本体部21と、表示部22とを有する。本体部21は、例えば制御部や記憶部などが設けられている。表示部22は、例えばタッチパネル方式の表示デバイスであり、画像表示を行うほか、撮像装置1における撮影動作や再生動作を行うための操作部としても機能するものでる。表示部22は、例えば第1の軸J1と直交する第2の軸J2を中心として、本体部21に対し回転可能に支持されている。具体的には、例えば第2の軸J2を回転中心とする円柱状の回転軸部21Tが本体部21の上面に立設され、回転軸部21Tが表示部22の下面に設けられた凹部(図示せず)と回転可能に嵌合している。本体部21および表示部22は、いずれも第2の軸J2と直交する面内に広がり、第2の軸J2の方向において積層されている。第2の筐体20は、本体部21における他端の近傍に光出射部23を有すると共に、光出射部23から第1の軸J1と直交する成分を含む光(画像光)を出射する投影レンズ24を有する。投影レンズ24の光軸は、例えば第1の軸J1と直交する方向である。なお、投影レンズ24は単レンズであってもよいし、複数のレンズ群からなるものであってもよい。あるいは、絞りやフィルタなどの光学部材を含むものであってもよい。ここで、第2の筐体20(本体部21)の他端の近傍とは、連結部30により第1の筐体10の他端の近傍と連結された端部をいう。第2の筐体20(本体部21)の他端と反対側の端部を第2の筐体20(本体部21)の一端という。
第2の筐体20もまた、第1の筐体10と同様に略直方体形状を有する。具体的には、第2の筐体20は、正面20A、背面20B、右側面20C、左側面20D、上面20E、底面20Fの6面を有する。正面20Aは、本体部21の正面21Aと表示部22の正面22Aとを有する。同様に、背面20Bは本体部21の背面21Bと表示部22の背面22Bとを有し、右側面20Cは本体部21の右側面21Cと表示部22の右側面22Cとを有し、左側面20Dは本体部21の左側面21Dと表示部22の左側面22Dとを有する。また、上面20Eは表示部22の上面でもあり、底面20Fは本体部21の背面でもある。光出射部23は、背面20Bに設けられている。上面20Eは、画像が表示される表示部22の表示面22Sを含んでいる。第2の筐体20において、正面20A,背面20B,上面20Eおよび底面20Fはいずれも第1の軸J1と平行であるが、それらの面のうち第1の軸J1から最も遠くに位置する面は、正面20Aである。本体部21の左側面20D(後出)には、第1の筐体10に向けて突出する円柱状の回転軸部25が設けられている。回転軸部25の中心軸は第1の軸J1と一致している。
本実施の形態では、第1の軸J1の方向をX軸方向とし、第2の軸J2の方向をY軸方向とし、第1の軸J1および第2の軸J2の双方と直交する方向をZ軸方向とする。
図1A〜1Eなどに示した収納状態において、第1の筐体10の正面10Aおよび背面10B、ならびに第2の筐体20の正面20Aおよび背面20Bは、互いに実質的に平行である。同様に、収納状態では、右側面10Cおよび左側面10Dならびに右側面20Cおよび左側面20Dもまた互いに実質的に平行であり、上面10Eおよび底面10Fならびに上面20Eおよび底面20Fもまた互いに実質的に平行である。
収納状態とは、第1の筐体10の右側面10Cと第2の筐体20の左側面10Dとが完全に重なり合うように当接した状態をいう。収納状態では、第1の筐体10におけるX軸方向の寸法、Y軸方向の寸法、およびZ軸方向の寸法は、それぞれ、例えば第2の筐体20におけるX軸方向の寸法、Y軸方向の寸法、およびZ軸方向の寸法と実質的に等しい。ここで、X軸方向の寸法を幅、Y軸方向の寸法を厚さ、Z軸方向の寸法を長さということとする。本実施の形態では、例えば幅は長さよりも短く、厚さよりも大きい。収納状態では、Z軸方向において第1の筐体10の一端の位置と第2の筐体20の一端の位置とが実質的に一致し、第1の筐体10の他端の位置と第2の筐体20の他端の位置とが実質的に一致している。したがって、正面10Aと正面20Aとは共通する平面を構成し、背面10Bと背面20Bとは共通する他の平面を構成している。さらに、正面10Aおよび正面20Aが構成する共通の平面と、背面10Bおよび背面20Bが構成する共通の平面とは互いに実質的に平行であり、いずれも第1の軸J1と実質的に平行である。収納状態では、同様にY軸方向においても上面10Eと上面20Eとの位置および底面10Fと底面20Fとの位置が実質的に一致している。すなわち、収納状態では、第1の筐体10および第2の筐体20の外縁が形成する全体の寸法は最小となっている。
次に、連結部30について説明する。連結部30は、突起部31および係止部32を有する(図2A)。第1の筐体10と第2の筐体20とは、連結部30において相互に着脱可能となっている。
突起部31は、略角柱状の全体形状を有し、その一面に円柱状の凹部31Uを有する。凹部31Uは、その内面と円柱状の回転軸部25の外周面とが当接するように回転軸部25と嵌合している。したがって突起部31は、第1の軸J1を中心軸として回転可能に回転軸部25によって支持されている。
第1の筐体10と第2の筐体20とが連結部30において連結された状態(以下、連結状態という。)において、突起部31は、第1の筐体10の右側面10Cの一部に設けられた凹部に挿入されている。この場合、突起部31と第1の筐体10とは一体として、第2の筐体20に対し第1の軸J1を中心軸として回転するようになっている。ここで、回転方向は双方向であることが望ましいが、一方向であってもよい。また、回転可能な角度の範囲は360°であることが望ましいが、用途に応じて360°未満の任意の角度としてもよい。係止部32は、突起部31の離脱を抑止する機構であり、全体として鍵型を有し、操作部32Aと中間部32Bと爪部32Cとを有している。具体的には、中間部32Bは例えばX軸方向に延在し、回転軸32Jを中心として第1の筐体10に回転可能に支持されている。操作部32Aは、中間部32Bの一端に設けられ、その頂面が背面10Bから外部へ露出している。爪部32Cは、中間部32Bの他端に設けられ、Z軸方向へ延在している。連結状態において、爪部32Cの先端部は突起部31の一部に設けられた溝に係止されている。係止部32は、このような構成により、操作部32Aを+Z方向へ押し込むことで爪部32Cが操作部32Aと反対の方向、すなわち−Z方向へ持ち上がることとなる。このため、爪部32Cの先端部が突起部31から離れ、突起部31が第1の筐体10から離脱可能となる。すなわち、操作部32Aは連結解除ボタンであり、使用者は操作部32Aを押し込むことにより第1の筐体10と第2の筐体20とを分離することができる。なお、分離した際、突起部31は筐体20の回転軸部25と一体となっている。また、係止部32は、使用者が操作部32Aを押し込まない状態では、例えば板ばねやコイルばねのような付勢部材(図示せず)によって爪部32Cの先端部が突起部31に押し付けられている。
図3A〜3Fは、第1の筐体10を、収納状態から第2の筐体20に対して第1の軸J1と中心として180°回転させた使用状態を表すものであって、それぞれ撮像装置1の正面図、背面図、右側面図、左側面図、上面図、底面図である。この状態は、例えば使用者が上方(天井方向)を撮影する場合に対応する。その際、使用者は例えば第2の筐体20を右手で握り、右手の親指で表示部22に表示される操作キーを操作する。ここで、第2の筐体20は、表示部22の全てが本体部21と重なり合った閉状態にある。
また、図4A〜4Fは、図3A〜3Fに示した撮像装置1の使用状態において、さらに表示部22を、閉状態から本体部21に対して第2の軸J2を中心として上面からみて左回転させた開状態を表すものである。図4A〜4Fは、それぞれ撮像装置1の正面図、背面図、右側面図、左側面図、上面図、底面図である。ここでの回転角度、すなわち、本体部21に対する表示部22のなす角度θ2は、図4Eに示したように略90°である。図4Eに示したように、第2の筐体20における本体部21は、表示部22と対向する上面21Eに操作部26が設けられている。操作部26は、表示部22に表示される操作キーの代わりに、撮像装置1における撮影動作や再生動作を行うためのものであって例えば機械式のボタンである。なお、操作部26におけるボタンの数や大きさ、配置等は図4Eに示したものに限定されることなく、適宜変更可能である。
このように、撮像装置1では、第2の軸J2を中心として表示部22が本体部21に対して回転される回転量(あるいは、回転した角度θ2)に応じて、第2の軸J2の方向に眺めたときの表示部22と本体部21との重なり領域の大きさが変更可能である。撮像装置1は制御部56(後出)を備えており、その制御部56により、第2の軸J2を中心とした回転に伴う表示部22と本体部21との重なり領域の変化に応じて表示部22における画面表示の切り替えが行われる。表示部22と本体部21との重なり領域が比較的大きい状態、例えば閉状態において表示部22の表示面22Sに操作メニュー画像と撮影画像(スルー画像または再生画像)とが分割して表示される。一方、表示部22と本体部21との重なり領域が比較的小さい開状態では、表示部22の表示面22Sには、閉状態の撮影画像よりも大きな寸法の撮影画像が表示(例えば画面全体に亘り表示)される。
[2.撮像装置1の動作モード]
撮像装置1には、複数の動作モードが用意されている。動作モードとしては、撮影を行うための撮影モードと、画像を再生するための再生モードとに大別される。
(撮影モード)
撮影モードは、通常撮影モードと自分撮り撮影モードとに分類される。さらに、通常撮影モードには手持ち通常撮影モードと据え置き通常撮影モードとが存在し、自分撮り撮影モードには手持ち自分撮り撮影モードと据え置き自分撮り撮影モードとが存在する。撮像装置1では、各撮影モードにおいて動画および静止画の双方の撮影が可能であってもよいし、いずれか一方のみの撮影が可能であってもよい。
図5A〜5Fは、手持ち通常撮影モードに対応した撮像装置1の形態を表すものであって、それぞれ撮像装置1の斜視図、正面図、背面図、右側面図、左側面図、上面図である。この手持ち通常撮影モードは、使用者(撮影者)が表示部22の表示面、すなわち上面20Eを手前(使用者側)へ向けて右手で本体部21を把持しつつ、光入射部12(撮像レンズ11)を前方の被写体へ向けた状態で撮影する撮影モードである。使用者は、左手で第1の筐体10を回転させ、任意の被写体に光入射部12(撮像レンズ11)を向けることができる。また、使用者は本体部21を把持する右手を持ち替えることなく、操作部26を操作してハイアングルからローアングルまで任意の撮影アングルでの撮影を容易に行うことができる。なお、図5A〜5Fでは、本体部21に対して表示部22を開いた状態、すなわち第2の軸J2(図5A〜5Fでは図示せず)を中心として閉状態から90°回転させた状態を表すが、閉状態での使用も可能である。図5A〜5Fでは、第1の筐体10の上面10Eおよび底面10Fが水平面に平行であり、第2の筐体20の上面20Eおよび底面20Fが水平面に対し略45°傾斜した状態を表している。この手持ち通常撮影モードは、光入射部12が、表示部22の表示面(上面20E)が向く方向と反対側へ向くこととなる状態である。具体的には図5Dに示したように、第1の筐体10と第2の筐体20とのなす角度θ1が180°以上360°未満である状態と定義される。ここで、角度θ1は、図5Dに示したように第2の筐体20から第1の筐体10を眺めた場合において、第1の筐体10が収納状態にあるときを0°とし、その位置から第1の軸J1を中心として第1の筐体10を右回転させたときの角度をいう。
図6Aは、手持ち自分撮り撮影モードに対応した撮像装置1の形態を表す斜視図である。また、図6Bは、手持ち自分撮り撮影モードに対応した撮像装置1の形態を表す右側面図である。手持ち自分撮り撮影モードは、使用者が表示部22の表示面を手前(使用者側)へ向けて右手で本体部21を把持しつつ、光入射部12(撮像レンズ11)をも被写体となる自分へ向けた状態で撮影する撮影モードである。この手持ち自分撮り撮影モードは、光入射部12が、表示部22の表示面(上面20E)が向く方向と同じ側へ向くこととなる状態である。具体的には、第1の筐体10と第2の筐体20とのなす角度θ1が0°よりも大きく180°未満である状態と定義される(図6B参照)。
図7Aは、据え置き通常撮影モードに対応した撮像装置1の形態を表す斜視図である。この据え置き通常撮影モードは、正面20Aを下方に向けて第2の筐体20を卓上などに立設させ、第1の筐体10を前方の被写体に向けた状態(角度θ1が180°以上360°未満の範囲である状態)で撮影する撮影モードである。第1の筐体10と第2の筐体20とのなす角度θ1が180°以上360°未満の状態である点において、手持ち撮影での通常撮影モードと共通する。この据え置き通常撮影モードでは、第2の筐体20の上面20E、すなわち表示部22の表示面22Sは手前(正面)を向いているので、使用者は撮影画像の確認をしつつ、撮影を行うことができる。
図7Bは、据え置き自分撮り撮影モードに対応した撮像装置1の形態を表す斜視図である。この据え置き自分撮り撮影モードは、卓上などに撮像装置1を据え置き、第1の筐体10を収納状態から第1の軸J1を中心として僅かに回転させ、上面10Eを前方上方の被写体に向けた状態で撮影する撮影モードである。第1の筐体10と第2の筐体20とのなす角度θ1が0°よりも大きく180°未満の状態である点において、手持ち撮影での自分撮り撮影モードと共通する。この据え置き自分撮り撮影モードでは、第2の筐体20の上面20E、すなわち表示部22の表示画面は上方を向いているので、使用者は撮影画像の確認をしつつ、撮影を行うことができる。
(再生モード)
再生モードには、投影再生モードと、画面再生モードとが存在する。図8は、投影再生モードに対応した撮像装置1の形態を表す斜視図である。この場合、例えば表示面22Sに表示される操作キーの操作により、あるいは第2の筐体20に設けられたメカキー(機械式ボタンなど)の操作により投影再生モードに切り替える。これにより、投影レンズ24からの画像光が光出射部23から外部へ出射され、スクリーンなどに再生画像が投影されることとなる。その際、併せて表示面22Sにも同じ再生画像を表示するようにしてもよい。また、操作キーやメカキーの操作により画面再生モードに切り替えることで、スクリーンなどへの投影は行われず、表示面22Sのみに再生画像が表示されるようにしてもよい。
[3.撮像装置1の内部構成]
図9は、撮像装置1の内部における回路構成を示したブロック図である。撮像装置1の内部には、撮像部50、画像信号処理部51、エンコード/デコード部52、メディアドライブ54、入力部55、制御部56、バス57、加速度センサ58、および回転角度センサ59が設けられている。バス57を除いた各部および表示部22はバス57によって相互に接続されており、各種データや制御信号等の送受信が行われるようになっている。なお、図9には記載がないが、外部との各種データや制御信号等の送受信を行う送受信部を設け、バス57によって上記各構成要素と相互に接続するようにしてもよい。
撮像部50は、撮影画像データを取得する機構である。撮像部50は、撮像レンズ11および撮像素子のほか、撮像素子により得られた電気信号についてゲイン調整や波形整形を行うサンプルホールド/AGC(Automatic Gain Control)回路やビデオA/Dコンバータなどを有する。さらに、撮像部50は、制御部56による制御に基づき、フォーカシング、ズーミング、シャッタースピード調整および絞り調整などを行う機能を有する。
画像信号処理部51は、撮像部50により得られた撮影画像データに対し、各種の画像信号処理、例えば階調補正処理、シェーディング補正処理、高域補正(輪郭補正)処理、あるいは手ぶれ補正処理などを施すものである。
エンコード/デコード部52は、画像信号処理部51による画像信号処理の施された撮影画像データについての圧縮処理、および圧縮され撮影画像データの伸張処理を行う。静止画については、例えばJPEG(Joint Photographic Experts Group)形式などの所定の静止画形式による圧縮処理および伸張処理を行う。一方、動画については、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)形式などの所定の動画形式による圧縮処理および伸張処理を行う。
表示部22は、制御部56による制御に基づき、各種情報、例えば各種操作メニュー画面、スルー画像または再生画像の表示を行うものである。
メディアドライブ54は、フラッシュメモリなどの半導体メモリ、または、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどの各種記録媒体に対する記録・再生機構である。メディアドライブ54は、制御部56による制御に基づき、エンコード/デコード部52で得られた静止画形式または動画形式の圧縮撮影画像データの記録媒体への記録と、その記録媒体に記録された圧縮撮影画像データの各種データの再生(読み出し)とを行う。
入力部55は使用者が撮像装置1に対する各種操作入力を行う部分であり、例えば表示部22に含まれるタッチパネルや、本体部21に設けられた操作部26である。入力部55は、使用者の入力操作を検出し、制御部56に入力操作に応じた情報(操作入力情報)を伝達する。
加速度センサ58は、重力加速度を検出して加速度検出信号を制御部56へ送信するものであり、例えば3軸センサである。この加速度センサ58による加速度検出信号のうち、例えばDC成分に基づいて重力が作用する方向が検出され、AC成分に基づいて振動の検出がなされる。
回転角度センサ59は、ロータリーエンコーダ等で構成され、第1の軸J1を中心とした回転における角度θ1(図5Dおよび図6B参照)を検出するものと、第2の軸J2を中心とした回転における角度θ2(図4E参照)を検出するものとを含む。回転角度センサ59は、第1の筐体10の回転や表示部22の回転を検出し、回転角度検出信号を制御部56へ送信する。
制御部56は、例えば中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)や読み出し専用メモリ(ROM:Read Only Memory)、あるいはランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)などを備えたマイクロコンピュータである。制御部56は、例えばROMなどに記憶されたプログラムに従った処理を実行し、撮像装置1の全体の制御を行う。制御部56は、例えば静止画の撮影時には、入力部55を介したシャッタ操作(レリーズ操作)に応じた操作入力に基づき、エンコード/デコード部52に対し、画像信号処理部51からの撮影画像データについて圧縮処理を実行するよう命ずる。さらに、これにより得られた圧縮撮影画像データを記録媒体に記録するよう、メディアドライブ54に命ずる。また制御部56は、動画の撮影時には、入力部55を介した録画開始操作に応じた操作入力に基づき、エンコード/デコード部52に対し、画像信号処理部51からの撮影画像データについて圧縮処理を実行するよう命ずる。さらに、これにより得られた圧縮撮影画像データを記録媒体に記録するよう、メディアドライブ54に命ずる。制御部56は、撮影モードの際には画像信号処理部51において得られる撮影画像データに基づく画像をスルー画像として表示部22に表示させるよう制御する。制御部56は、第2の軸J2を中心とした回転に伴う表示部22と本体部21との重なり領域の変化に応じて表示部22における画面表示の切り替えを行うように制御する。例えば閉状態では表示面22Sに操作メニュー画像と撮影画像(スルー画像または再生画像)とを分割して表示させる一方、開状態では、表示面22Sに、閉状態の撮影画像よりも大きな寸法の撮影画像を表示(例えば画面全体に亘り表示)させる。
[4.撮像装置1の動作モードに応じた処理]
本実施の形態の撮像装置1では、さらに、動作モードに応じて制御部56が以下のような処理を行う。
撮像装置1では、例えば第1の筐体10が第1の軸J1を中心として収納状態から所定の角度以上回転されると、すなわち、角度θ1が所定の大きさとなると撮像装置1の電源が自動投入されて撮影モードとなる。第1の筐体10が収納状態から回転されたのち、再び収納状態に戻ると、所定の期間に亘って何らの操作が行われない場合、電源が自動でオフとなる。あるいは、図示しないメカキーを操作することにより、電源のオン・オフがなされるようにしてもよい。また、この撮影モードから、例えば表示部22に表示される操作キーにより再生モードに切り替えることもできる。再生モードにおいても一定時間何らの操作が行われない場合、電源が自動でオフとなるようにしてもよい。
図10は、撮像装置1が撮影モードにおいて実行する処理についてのフローチャートである。図10に示した処理は、制御部56が、例えばROMなどに記憶されたプログラムに従って実行する。なお、制御部56は、図10に示したフローチャートを所定期間毎に繰り返し実行する。
制御部56は、まず、回転角度センサ59からの回転角度検出信号を取得する(ステップS101)。そののち制御部56は、その回転角度検出信号に基づき、現在の撮像装置1の状態が手持ち通常撮影モード、据え置き通常撮影モード、手持ち自分撮り撮影モード、据え置き自分撮り撮影モード、投影再生モード、または画面再生モードのいずれに該当するかを判別する。
具体的には、通常撮影モードに該当するか否かの判別処理は、角度θ1が180°以上360°未満であるか否かによって行う(ステップS102)。通常撮影モードに該当すると判別した場合、さらに、据え置き通常撮影モードに該当するか否かの判別を行う(ステップS103)。ここでの据え置き通常撮影モードに該当するか否かの判別処理は、例えば加速度センサ58からの加速度検出信号に基づく振動の有無によって行う。すなわち、加速度検出信号のうちのAC成分が、例えば所定値以上であれば手持ち通常撮影モードに該当し、所定値未満であれば、据え置き通常撮影モードに該当すると判別する。他の例として、据え置きした時に下側に向く箇所に発光部および受光部を設け、それらの発光部および受光部により判別するようにしてもよい。また、発光部や受光部を用いた光学的な方法により、もしくはタッチセンサ等を用いたメカニカルな方法により、第2の筐体20が握られているか否かを検出して判別するようにしてもよい。
制御部56は、ステップS103で据え置き通常撮影モードに該当すると判別した場合、現在、同モード(据え置き通常撮影モード)か否かの判別を行う(ステップS104)。ステップS104において、現在、据え置き通常撮影モードであると判別した場合には図10に示した処理を終了する。一方、現在、据え置き通常撮影モードでないと判別した場合には、据え置き通常撮影モードの設定に切り替える処理を実行(ステップS105)し、終了する。
また、ステップS103で据え置き通常撮影モードに該当しないと判別した場合、制御部56は手持ち通常撮影モードに該当すると認識する(ステップS106)。この場合、現在、同モード(手持ち通常撮影モード)か否かの判別をさらに行う(ステップS107)。ステップS107において、現在、手持ち通常撮影モードであると判別した場合には図10に示した処理を終了する。一方、現在、手持ち通常撮影モードでないと判別した場合には、手持ち通常撮影モードの設定に切り替える処理を実行(ステップS108)し、終了する。
また、ステップS102において、通常撮影モードに該当しないと判別した場合、制御部56は自分撮り撮影モードに該当すると認識する(ステップS109)。この場合、さらに、据え置き自分撮り撮影モードに該当するか否かの判別を行う(ステップS110)。ここでの判別処理は、例えば加速度センサ58からの加速度検出信号に基づく振動の有無によって行う。すなわち、加速度検出信号のうちのAC成分が、例えば所定値以上であれば手持ち自分撮り撮影モードに該当し、所定値未満であれば、据え置き自分撮り撮影モードに該当すると判別する。他の例として、据え置きした時に下側に向く箇所に発光部および受光部を設け、それらの発光部および受光部により判別するようにしてもよい。また、発光部や受光部を用いた光学的な方法により、もしくはタッチセンサ等を用いたメカニカルな方法により、第2の筐体20が握られているか否かを検出して判別するようにしてもよい。
制御部56は、ステップS110で据え置き自分撮り撮影モードに該当すると判別した場合、現在、同モード(据え置き自分撮り撮影モード)か否かの判別を行う(ステップS111)。ステップS111において、現在、据え置き自分撮り撮影モードであると判別した場合には図10に示した処理を終了する。一方、現在、据え置き自分撮り撮影モードでないと判別した場合には、据え置き自分撮り撮影モードの設定に切り替える処理を実行(ステップS112)し、終了する。
また、ステップS110で据え置き自分撮り撮影モードに該当しないと判別した場合、制御部56は手持ち自分撮り撮影モードに該当すると認識する(ステップS113)。この場合、現在、同モード(手持ち自分撮り撮影モード)か否かの判別をさらに行う(ステップS114)。ステップS114において、現在、手持ち自分撮り撮影モードであると判別した場合には図10に示した処理を終了する。一方、現在、手持ち自分撮り撮影モードでないと判別した場合には、手持ち自分撮り撮影モードの設定に切り替える処理を実行(ステップS115)し、終了する。
ここで、通常撮影モードの設定と自分撮り撮影モードの設定との切り替えを行う際、表示部22の表示面22Sに表示される画像(スルー画像)が上下(天地)逆転する。
また、手持ち通常撮影モードおよび手持ち自分撮り撮影モードの設定では、手ぶれ補正処理が実行される。一方、据え置き通常撮影モードおよび据え置き自分撮り撮影モードの設定では、手ぶれ補正処理を行わず、または手ぶれ補正の効果を弱める設定とされる。これにより、省電力化に有利となる。
また、図10に示した処理以外にも、撮像装置1では、表示部22が第2の軸J2を中心として回転されて角度θ2が所定の大きさとなると、表示面22Sでは分割表示から全画面表示に切り替わる処理がなされてもよい。
なお、上記した各処理は、制御部56が全て自動で実行するようにしてもよいし、一部または全ての処理を使用者によるマニュアル操作により実行するようにしてもよい。この場合、撮像装置1が動作モードの全てを認識している必要はない。例えば一部の動作モードのみを認識した状態であってもよい。
[5.撮像装置1の作用効果]
撮像装置1では、撮像レンズ11を有する第1の筐体10に対して第2の筐体20が第1の軸J1を中心として回転可能に支持されているので、第2の筐体20を静止した状態のまま、第1の筐体10の角度を自在に変化させることができる。このため、例えば使用者(撮影者)は第2の筐体10を握ったまま、持ち替えることなく第1の筐体10のチルト方向の角度を任意かつ自在に選択し、楽な姿勢で撮影することができる。また、パン方向については、使用者自身の体の向きを変えたり腕全体で撮像装置1の向きを変えたりすることで対応できる。ここで、第1の軸J1は、第1の筐体10における他端近傍に設けられているので、第2の筐体20や、それを握っている使用者の手などの映り込みが回避される。したがって、撮像装置1によれば、より操作性が向上し、使用者による様々なスタイルでの撮影を簡便に行うことができる。
より具体的には、撮影の際、使用者が第2の筐体20を握る手の手首を不自然な角度に曲げることなく、前腕の延在方向に沿った自然な手首の角度を維持することができる。撮像光学系を内蔵する筐体そのものを使用者が把持する従来の撮像装置の場合、ハイアングル撮影やローアングル撮影の際、手首を不自然な角度に曲げたり、あるいは把持する部分を持ち替えたりしなければならない。しかし、撮像装置1ではそのような問題は解消される。
また、撮像装置1では、使用者が把持する第2の筐体20に表示部22を設けるようにしたので、様々なアングルでの撮影を行う際であっても、表示部22と使用者の視点との位置関係を維持することができる。よって、スルー画像を視認しやすい状態が維持でき、利便性に優れる。さらに、通常撮影モードから自分撮り撮影モードへの切り替えを行う際にも、第2の筐体20を持ち替えることなく第1の筐体10のみを回転させればよいので、両モードの切り替えを瞬時に行うことができる。
さらに、撮像装置1では、第1の筐体10と第2の筐体20との角度θ1を任意に設定できるので、自由なアングルでの据え置き撮影を簡単に行うことができる。
さらに、撮像装置1では、第2の筐体20の本体部21を片手で把持しつつ、表示部22の表示面22Sでのタッチパネル操作および本体部21の操作部26でのメカキーの操作を、必要に応じて同時に行うことができる。
[6.撮像装置1の変形例]
本実施の形態では、第1の筐体10と第2の筐体20とを連結部30において連結した状態で使用する場合について説明したが、本技術はこれに限定されるものではない。すなわち、第1の筐体10と第2の筐体20とを相互に分離した状態での使用に対応した構成としてもよい。その場合、第1の筐体10および第2の筐体20の双方に送受信機能を設け、第1の筐体10と第2の筐体20との相互間での信号のやりとりや遠隔操作が可能とするとよい。この場合、第1の筐体10のみを任意の場所(例えば車両の先頭部分)に設置し、第2の筐体20を手元において操作することができるので、従来撮影困難であった画像を比較的容易に得ることができるなど、撮影シーンの選択の自由度が高まる。
<第2の実施の形態>
[1.撮像装置2の構成]
図11Aおよび図11Bは、本開示の第2の実施の形態としての撮像装置2の収納状態における全体構成を表す斜視図である。図11Aと図11Bとは、互いに異なる方向から眺めた外観を表している。すなわち、図11Aは正面が見える方向から眺めたものであり、図11Bは背面が見える方向から眺めたものである。
図12Aおよび図12Bは、図11Aおよび図11Bにそれぞれ対応する撮像装置2の分解斜視図である。
図13A〜13Fは、それぞれ、収納状態における撮像装置2の正面図、背面図、右側面図、左側面図、上面図および底面図である。また、図14は、撮像装置2の変化の態様を説明するための図である。
上記第1の実施の形態における撮像装置1は、第1の筐体10と第2の筐体20とが連結部30により、1つの軸(第1の軸J1)のみを中心として回転可能に連結されたものである。これに対し、本実施の形態の撮像装置2は、第1の筐体60と第2の筐体70とが連結部80により2つの軸(第3の軸J3および第4の軸J4)をそれぞれ中心として回転可能に連結されたものである。この点が撮像装置1と撮像装置2との主な相違点である。以下の説明では、撮像装置1と撮像装置2とにおいて実質的に同一の構成要素については同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
撮像装置2は、第1の筐体60と、第2の筐体70と、第3の軸J3を中心として第1の筐体60と第2の筐体70とを回転可能に支持する連結部80とを備える。この撮影装置2では、通常の使用状態において第1の筐体60が第2の筐体70の上方に配置され、第2の筐体70が第1の筐体60の下方に配置される。図14における左側に示した状態Aは、第1の筐体60と第2の筐体70とが重なり合った収納状態を表す。この状態Aから第1の筐体10は、第3の軸J3を中心として回転することができる。図14における中央に示した状態Bは、第1の筐体10を状態Aから矢印R3で示したように第3の軸J3を中心として略90°回転させた使用状態における一態様を表している。図14における右側に示した状態Cは、第1の筐体10を状態Bからさらに矢印R4で示したように第4の軸J4を中心として回転させた使用状態における一態様を表している。なお、第3の軸J3を中心とした回転および第4の軸J4を中心とした回転は、いずれも360°回転できるようにするとよい。また、第3の軸J3と第4の軸J4とは、互いに直交している。
第1の筐体60は、撮像光学系としての撮像レンズ61を有する。撮像レンズ61には、第1の筐体60の一端の近傍に設けられた光入射部62から外光(例えば被写体光)が入射されるようになっている。連結部80は、第1の筐体60の光入射部62が設けられた一端と反対側である他端に設けられている。光入射部62に入射される外光は、第1の軸J3と直交する成分を含む光である。撮像レンズ61の光軸は、第3の軸J3と直交する方向であることが望ましい。なお、撮像レンズ61は単レンズであってもよいし、複数のレンズ群からなるものであってもよい。あるいは、絞りやフィルタなどの光学部材を含むものであってもよい。第1の筐体60は、撮像レンズ61の像側に、所定の撮像素子(図示せず)をさらに有しているとよい。
第1の筐体60は、例えば略直方体形状を有する。具体的には、第1の筐体60は、正面60A、背面60B、右側面60C、左側面60D、上面60E、底面60Fの6面を有する。光入射部62は、正面60Aに設けられている。第1の筐体60において、正面60A,背面60B,右側面60Cおよび左側面60Dはいずれも第3の軸J3と平行であるが、それらの面のうち第3の軸J3から最も遠くに位置する面は、光入射部62が設けられた正面60Aである。なお、第1の筐体60の背面60Bと左側面60Dと底面60Fとの交点近傍には、切り欠き部65が設けられている。切り欠き部65には、第3の軸J3に沿って円柱状にくり貫かれた凹部(図示せず)が設けられている。また、左側面60Dには表示部64が設けられている。
第1の筐体60は、光入射部62と反対側の背面60Bに光出射部63を有すると共に、この光出射部63へ光を導く投影光学系としての投影レンズ64をさらに有する。光出射部63からは、第3の軸J3と直交する成分を含む光(画像光)が出射される。投影レンズ64の光軸は、例えば第3の軸J3と直交する方向である。なお、投影レンズ64は単レンズであってもよいし、複数のレンズ群からなるものであってもよい。あるいは、絞りやフィルタなどの光学部材を含むものであってもよい。
第2の筐体70もまた、第1の筐体60と同様に略直方体形状を有する。具体的には、第2の筐体70は、正面70A、背面70B、右側面70C、左側面70D、上面70E、底面70Fの6面を有する。閉位置において、第2の筐体70の上面70Eは第1の筐体60の底面60Fと対向している。第2の筐体70において、正面70A,背面70B,右側面60Cおよび左側面60Dはいずれも第3の軸J3と平行であるが、それらの面のうち第3の軸J3から最も遠くに位置する面は、正面70Aである。上面70Eには、例えば録画の開始および停止の操作を行うための操作部72やズーミングを行う操作部73などが設けられている。これらの操作部72,73は、上面70Eの一部に形成された凹部70EUの底部に設けられており、それらの高さが凹部70EUの深さと同等未満の寸法となっている。このため、操作部72,73が第1の筐体60の底面60Fと接触することがない。また、背面70Bには、連結部80が取り付けられるスペースとして切り欠き部74が設けられている。切り欠き部74の背面70B1には、第4の軸J4に沿って円柱状にくり貫かれた凹部70BUが設けられている。さらに、左側面70Dには表示部71が設けられている。収納状態において表示部71は表示部66と互いに同じ方向を向いた面に設けられているので、例えば表示部71および表示部66の全体で1つの画像を表示することもできる。また、例えば図示しない制御部により、収納状態では表示部66と表示部71とで連携した表示処理を行うようにしてもよい。一方、収納状態から第1の筐体10が第2の筐体20に対して回転された回転位置においては、表示部66のみを用いて表示処理を行うようにしてもよい。また、第2の筐体70には、左側面70Dのうちの表示部71以外の領域(額縁領域)には再生操作を行うための操作部75が設けられている。例えば操作部75を押すことにより撮影モードから再生モードに切り替わり、表示部71に再生操作のメニュー画面が表示されるようになっている。さらに、第2の筐体70の背面には、電源のオン・オフ操作を行うための操作部76が設けられている。
撮像装置2では、図11Aおよび図11Bなどに示した収納状態において、第1の筐体60の正面60Aおよび背面10B、ならびに第2の筐体20の正面20Aおよび背面20Bは、互いに平行である。収納状態において、右側面60Cおよび左側面60Dならびに右側面70Cおよび左側面70Dもまた互いに平行であり、いずれも第3の軸J3および第4の軸J4の双方と平行でもある。さらに、上面60Eおよび底面60Fならびに上面70Eおよび底面70Fもまた互いに平行であり、いずれも第4の軸J4と平行でもある。
収納状態とは、第1の筐体60の底面60Fと第2の筐体70の上面70Eとが完全に重なり合うように当接した状態をいう。収納状態では、正面60Aおよび正面70A、背面60Bおよび背面70B、右側面60Cおよび右側面70C、右側面60Dおよび右側面70Dは、ぞれぞれ、共通する平面を構成している。すなわち、収納状態では、第1の筐体60および第2の筐体70の外縁が形成する全体の寸法は最小となっている。
次に、連結部80について説明する。連結部80は、本体部81と、円柱状をなす回転軸部82,83とを有する。本体部81は、その上部に、第1の筐体60の下方に位置する切り欠き部65と係合する突起81Tを有する。突起81Tの頂面には円柱状にくり抜かれた溝84が形成されており、溝84には回転軸部82の下部が挿入される。また、本体部81の、切り欠き74における背面70B1と対向する面には、円柱状にくり抜かれた溝85が形成されている。溝85には回転軸部83の一端部分が挿入される。このような構成により、第1の筐体60は、本体部81に対して第3の軸J3を中心軸として回転可能に回転軸部82によって支持されている。また、第2の筐体70は、本体部81に対して第4の軸J4を中心軸として回転可能に回転軸部83によって支持されている。
[2.撮像装置2の動作モード]
撮像装置2においても、複数の動作モードが用意されている。動作モードとしては、撮影を行うための撮影モードと、画像を再生するための再生モードとに大別される。
(撮影モード)
撮像装置2においても、撮影モードとして、通常撮影モードと、自分撮り撮影モードとが存在する。
図15A〜15Fは、第1の筐体60を、収納状態から第2の筐体70に対して第3の軸J3と中心として90°回転させた状態を表すものであって、それぞれ撮像装置2の正面図、背面図、右側面図、左側面図、上面図、底面図である。この状態は、例えば使用者が前方正面を撮影する通常撮影モードに対応する。その際、使用者は例えば第2の筐体70の右側端部を右手で握り、右手の親指で表示部71に表示される操作キーを操作する。あるいは、右手の人差し指等で、上面70Eに設けられた操作部72,73を操作する。
図16は、通常撮影モードにおける一態様を表しており、図15A〜15Fに示した状態から、第1の筐体60をさらに第4の軸J4と中心として45°回転させた状態を表す右側面図である。この状態は、例えば使用者が正面上方を撮影する場合に対応する。
自分撮り撮影モードでの撮影は、第1の筐体60を、第3の軸J3と中心として収納状態から手前、すなわち図15A〜15Fに示した向きと反対向きに回転させた状態で行うことができる。
なお、撮像装置2は、例えば第2の筐体70の底面70Fを卓上面などの載置面に接触させるように載置することで、通常撮影モードおよび自分撮り撮影モードの双方において据え置き撮影が可能である。
(再生モード)
再生モードには、投影再生モードと、画面再生モードとが存在する。図17A〜17Cは、それぞれ、投影再生モードに対応した撮像装置2の形態を表す斜視図、左側面図および右側面図である。撮影モードから投影再生モードへの切り替えは、例えば表示部66,71に表示される操作キーの操作により、あるいは第2の筐体70に設けられたメカキーの操作により行われる。投影再生モードでは、投影レンズ64からの画像光L64が光出射部63から外部へ出射され、スクリーンなどに再生画像が投影されることとなる。その際、併せて表示部66,71にも同じ再生画像を表示するようにしてもよい。また、操作キーやメカキーの操作により画面再生モードに切り替えることで、スクリーンなどへの投影は行われず、表示部66,71のみに再生画像が表示されるようにしてもよい。
[3.撮像装置2の動作モードに応じた処理]
本実施の形態の撮像装置2は、撮像装置1と同様の回路構成を有しており、動作モードに応じて制御部56が所定の処理を行う。
撮像装置2では、例えば第1の筐体60が第3の軸J3を中心として収納状態から所定の角度以上回転されると、撮像装置2の電源が自動投入されて撮影モードとなる。第1の筐体60が収納状態から回転されたのち、再び収納状態に戻ると、電源が自動でオフとなる。あるいは、操作部76を操作することにより、電源のオン・オフを行うこともできる。また、操作部75を操作することで撮影モードから再生モードに切り替えることもできる。
[4.撮像装置2の作用効果]
このような撮像装置2においても、上記第1の実施の形態の撮像装置1と同様の機能を発揮することができる。すなわち、撮像装置2においても、撮像レンズ61を有する第1の筐体60に対して第2の筐体70が第3の軸J4を中心として回転可能に支持されているので、第2の筐体70を静止した状態のまま、第1の筐体60の角度を自在に変化させることができる。このため、例えば使用者は第2の筐体70を握ったまま持ち替えることなく第1の筐体60のチルト方向の角度、あるいはパン方向の角度を任意かつ自在に選択し、楽な姿勢で撮影することができる。ここで、第3の軸J3は、第1の筐体60における他端に設けられているので、第2の筐体70や、それを握っている使用者の手などの映り込みが回避される。したがって、撮像装置2によれば、より操作性が向上し、使用者による様々なスタイルでの撮影を簡便に行うことができる。
以上、いくつかの実施の形態および変形例を挙げて本開示を説明したが、本開示は上記実施の形態等に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上記実施の形態等では、第1の筐体の寸法と第2の筐体の寸法とをほぼ同一としたが、互いに異なるようにしてもよい。また、第1の筐体および第2の筐体の形状をいずれも略直方体状としたが、本技術はこれに限定されるものではない。例えば半円状や台形状などの断面形状を有するものであってもよい。
なお、本明細書中に記載された効果はあくまで例示であってその記載に限定されるものではなく、他の効果があってもよい。また、本技術は以下のような構成を取り得るものである。
(1)
光入射部を一端の近傍に有し、前記光入射部からの光が入射される撮像光学系を有する第1の筐体と、
表示部を有し、グリップ部として機能する第2の筐体と、
第1の軸を中心として前記第1の筐体と前記第2の筐体とを回転可能に支持する連結部と
を備え、
前記第1の軸は、前記第1の筐体の前記一端と反対側である他端の近傍に設けられており、
前記光入射部は、前記第1の軸と直交する成分を含む光が入射される
撮像装置。
(2)
収納状態における前記第1の軸と直交する方向において、
前記第2の筐体の一端の位置は、前記第1の筐体の前記一端の位置と一致し、
前記第2の筐体の他端の位置は、前記第1の筐体の前記他端の位置と一致している
上記(1)記載の撮像装置。
(3)
前記第1の筐体の一端および前記第2の筐体の一端は、共通する第1の平面を構成し、
前記第1の筐体の他端および前記第2の筐体の他端は、共通する第2の平面を構成し、
前記第1の平面および前記第2の平面は、互いに実質的に平行であり、いずれも前記第1の軸と実質的に平行である
上記(2)記載の撮像装置。
(4)
前記第1の筐体における前記一端を含む面から前記他端を含む面までの距離と、前記第2の筐体における前記一端を含む面から前記他端を含む面までの距離とが実質的に同一であり、
収納状態において、前記第1の筐体の前記一端を含む面と前記第2の筐体の一端を含む面とが、前記第1の軸と実質的に平行な面内に位置するように構成された
上記(1)から(3)のいずれか1つに記載の撮像装置。
(5)
前記第1の筐体と前記第2の筐体とは、前記連結部において相互に着脱可能となっている
上記(1)から(4)のいずれか1つに記載の撮像装置。
(6)
前記第2の筐体は、その他端の近傍に光出射部を有し、前記光出射部から前記第1の軸と直交する成分を含む光を出射する投影光学系を有する
上記(1)から(5)のいずれか1つに記載の撮像装置。
(7)
前記第2の筐体は本体部をさらに有し、
前記本体部は、前記表示部を、前記第1の軸と直交する第2の軸を中心として回転可能に支持する
上記(1)から(6)のいずれか1つに記載の撮像装置。
(8)
前記第2の筐体における前記本体部の、前記表示部と対向する面に操作部が設けられている
上記(7)記載の撮像装置。
(9)
前記第2の軸を中心として前記表示部が前記本体部に対して回転される回転量に応じて、前記表示部と前記本体部との重なり領域の大きさが変更可能であり、
前記表示部と前記本体部との重なり領域が第1の大きさである第1の状態において前記表示部に操作メニュー画像と撮影画像とを分割して表示し、前記表示部と前記本体部との重なり領域が前記第1の大きさよりも小さい第2の状態において前記表示部に前記撮影画像を前記第1の状態より大きく表示するよう制御する制御部をさらに備えた
上記(7)または(8)に記載の撮像装置。
(10)
前記表示部の全てが前記本体部と重なり合った閉状態において、前記表示部に操作メニュー画像と撮影画像とを分割して表示し、
前記第2の軸を中心として前記表示部が前記本体部に対して回転された開状態において、前記表示部に前記閉状態の撮影画像よりも大きな寸法の撮影画像を表示するよう制御する制御部をさらに備えた
上記(7)または(8)に記載の撮像装置。
(11)
前記第1の筐体は、撮像素子をさらに有する
上記(1)から(10)のいずれか1つに記載の撮像装置。
(12)
前記第1の筐体は、その他端の近傍に光出射部を有し、前記光出射部へ光を導く投影光学系を有する
上記(1)から(5)のいずれか1つに記載の撮像装置。
(13)
前記第1の筐体が前記第2の筐体の上方に配置され、前記第2の筐体が前記第1の筐体の下方に配置された
上記(1)から(5)のいずれか1つに記載の撮像装置。
(14)
前記連結部は、前記第1の軸と直交する第2の軸を有し、
前記第1の筐体および前記第2の筐体は、
前記第1の軸を中心として収納状態から相対的に90度回転された状態において、前記第2の軸を中心として相対的に回転可能である
上記(13)記載の撮像装置。
(15)
収納状態において、前記第2の筐体のうちの前記第1の筐体と対向する面に操作部が設けられている
上記(13)または(14)に記載の撮像装置。
(16)
収納状態において、前記第1の筐体は、前記第2の筐体の表示部と同じ方向を向いた表示部を有する
上記(13)から(15)のいずれか1つに記載の撮像装置。
(17)
前記収納状態において前記第1の筐体の表示部と前記第2の筐体の表示部とを連携した表示処理を行い、前記収納状態から回転された回転位置において前記第1の筐体の表示部のみを用いて表示処理を行う制御部をさらに備えた
上記(16)記載の撮像装置。
1,2…撮像装置、10,60…第1の筐体、11,61…撮像レンズ、12,62…光入射部、13…凹部、20,70…第2の筐体、21…本体部、22,64,71…表示部、23,63…光出射部、24,64…投影レンズ、25…回転軸部、26…操作部、30,80…連結部、31…回転部、32…係止部、32A…操作部、32B…中間部、32C…爪部、32J…回転軸、50…撮像部、51…画像信号処理部、52…エンコード/デコード部、54…メディアドライブ、55…入力部、56…制御部、57…バス、58…加速度センサ、59…回転角度センサ、72,73…操作部、74…切り欠き部、J1〜J4…第1〜第4の軸。

Claims (17)

  1. 光入射部を一端の近傍に有し、前記光入射部からの光が入射される撮像光学系を有する第1の筐体と、
    表示部を有し、グリップ部として機能する第2の筐体と、
    第1の軸を中心として前記第1の筐体と前記第2の筐体とを回転可能に支持する連結部と
    を備え、
    前記第1の軸は、前記第1の筐体の前記一端と反対側である他端の近傍に設けられており、
    前記光入射部は、前記第1の軸と直交する成分を含む光が入射される
    撮像装置。
  2. 収納状態における前記第1の軸と直交する方向において、
    前記第2の筐体の一端の位置は、前記第1の筐体の前記一端の位置と一致し、
    前記第2の筐体の他端の位置は、前記第1の筐体の前記他端の位置と一致している
    請求項1記載の撮像装置。
  3. 前記第1の筐体の一端および前記第2の筐体の一端は、共通する第1の平面を構成し、
    前記第1の筐体の他端および前記第2の筐体の他端は、共通する第2の平面を構成し、
    前記第1の平面および前記第2の平面は、互いに実質的に平行であり、いずれも前記第1の軸と実質的に平行である
    請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記第1の筐体における前記一端を含む面から前記他端を含む面までの距離と、前記第2の筐体における前記一端を含む面から前記他端を含む面までの距離とが実質的に同一であり、
    収納状態において、前記第1の筐体の前記一端を含む面と前記第2の筐体の一端を含む面とが、前記第1の軸と実質的に平行な面内に位置するように構成された
    請求項1記載の撮像装置。
  5. 前記第1の筐体と前記第2の筐体とは、前記連結部において相互に着脱可能となっている
    請求項1記載の撮像装置。
  6. 前記第2の筐体は、その他端の近傍に光出射部を有し、前記光出射部から前記第1の軸と直交する成分を含む光を出射する投影光学系を有する
    請求項1記載の撮像装置。
  7. 前記第2の筐体は本体部をさらに有し、
    前記本体部は、前記表示部を、前記第1の軸と直交する第2の軸を中心として回転可能に支持する
    請求項1記載の撮像装置。
  8. 前記第2の筐体における前記本体部の、前記表示部と対向する面に操作部が設けられている
    請求項7記載の撮像装置。
  9. 前記第2の軸を中心として前記表示部が前記本体部に対して回転される回転量に応じて、前記表示部と前記本体部との重なり領域の大きさが変更可能であり、
    前記表示部と前記本体部との重なり領域が第1の大きさである第1の状態において前記表示部に操作メニュー画像と撮影画像とを分割して表示し、前記表示部と前記本体部との重なり領域が前記第1の大きさよりも小さい第2の状態において前記表示部に前記撮影画像を前記第1の状態より大きく表示するよう制御する制御部をさらに備えた
    請求項7記載の撮像装置。
  10. 前記表示部の全てが前記本体部と重なり合った閉状態において、前記表示部に操作メニュー画像と撮影画像とを分割して表示し、
    前記第2の軸を中心として前記表示部が前記本体部に対して回転された開状態において、前記表示部に前記閉状態の撮影画像よりも大きな寸法の撮影画像を表示するよう制御する制御部をさらに備えた
    請求項7記載の撮像装置。
  11. 前記第1の筐体は、撮像素子をさらに有する
    請求項1記載の撮像装置。
  12. 前記第1の筐体は、その他端の近傍に光出射部を有し、前記光出射部へ光を導く投影光学系を有する
    請求項1記載の撮像装置。
  13. 前記第1の筐体が前記第2の筐体の上方に配置され、前記第2の筐体が前記第1の筐体の下方に配置された
    請求項1記載の撮像装置。
  14. 前記連結部は、前記第1の軸と直交する第2の軸を有し、
    前記第1の筐体および前記第2の筐体は、
    前記第1の軸を中心として収納状態から相対的に90度回転された状態において、前記第2の軸を中心として相対的に回転可能である
    請求項13記載の撮像装置。
  15. 収納状態において、前記第2の筐体のうちの前記第1の筐体と対向する面に操作部が設けられている
    請求項13記載の撮像装置。
  16. 収納状態において、前記第1の筐体は、前記第2の筐体の表示部と同じ方向を向いた表示部を有する
    請求項13記載の撮像装置。
  17. 前記収納状態において前記第1の筐体の表示部と前記第2の筐体の表示部とを連携した表示処理を行い、前記収納状態から回転された回転位置において前記第1の筐体の表示部のみを用いて表示処理を行う制御部をさらに備えた
    請求項16記載の撮像装置。
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