JP2015176740A - コネクタアッセンブリ及びコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】2つのコネクタを合体したり分離したりする際に要する力が大きくなることを抑えながら、それらのサイズを低減できるコネクタアッセンブリを提供する。【解決手段】第1コネクタ10の第1ハウジング11には係合部16が形成される。第2コネクタ50の第2ハウジング51には係合部16が係合するための被係合部53が形成される。第1ハウジング11は弾性部15を有している。弾性部15は第1延伸部15Aと第2延伸部15Bとを含んでいる。第1延伸部15Aは上方向に伸び、弾性部15の厚さ方向の撓むことができる。第2延伸部15Bは第1延伸部15Aから左右方向に伸びており、弾性部15の厚さ方向に撓むことができる。係合部16は第2延伸部15Bに形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は2つのコネクタを合体させるための構造に関する。
従来、回路基板に複数のケーブルを電気的に接続するためのコネクタや、複数のケーブルとそれとは別の複数のケーブルとをそれぞれ接続するためのコネクタが利用されている。下記特許文献1では、複数のケーブルを回路基板に接続するためのコネクタが開示されている。この文献では、ケーブルを保持するコネクタ本体(以下において第1コネクタと称する)と、回路基板に取り付けられ、コネクタ本体を受け入れるコネクタ受け部材(以下において第2コネクタと称する)とが開示されている。第1コネクタには突起が形成され、第2コネクタには穴(引用文献1においてコネクタ連結部)が形成されている。第1コネクタが第2コネクタに嵌まると、第1コネクタの突起が第2コネクタの穴に係合する。これにより2つのコネクタが互いに固定される。
特開2013−229252号公報
作業者が第1コネクタを第2コネクタに嵌め入れるときや第1コネクタを第2コネクタから抜くときに、突起が形成されている部分又は穴が形成されている部分が一時的に撓むことにより、第1コネクタの突起を第2コネクタの穴に係合させたり、その係合を解消することができる。突起が形成されている部分と穴が形成されている部分のうち一方の部分を板バネ状に形成すれば、その部分が撓みやすくなる。ところが、その板バネ状に形成した部分の長さを確保しようとすると、コネクタのサイズが大きくなる。反対に、その板バネ状の部分を短くすると、その部分が撓みにくくなるので、作業者が第1コネクタを第2コネクタに嵌め入れる際や第1コネクタを第2コネクタから抜く際に、大きな力が必要とされる。
本発明は、第1コネクタと第2コネクタとを合体したり分離する際に要する力が大きくなることを抑えながら、それらのサイズを低減できるコネクタアッセンブリとコネクタとを提供することにある。
本発明に係るコネクタアッセンブリは、係合部が形成されている第1のハウジングを有している第1のコネクタと、前記第1のハウジングの係合部に係合する被係合部が形成され、前記第1のハウジングと互いに嵌まり合う第2のハウジングを有している第2のコネクタと、を備える。前記第1のハウジングはその一部に板状の弾性部を有している。前記弾性部は、前記第1のハウジングの他の部分に接続されている基部から第1の方向に伸びており且つ前記弾性部の厚さ方向である第2の方向に前記基部を支点として撓むことができる第1延伸部を有する。また、前記弾性部は、前記第1の方向と前記第2の方向の双方に交差する第3の方向に前記第1延伸部から伸びており且つ前記第1延伸部に対して第2の方向に撓むことができる第2延伸部を有する。前記第1のハウジングの係合部は前記第2延伸部に形成される。
このコネクタアッセンブリによれば、弾性部は延伸方向が互いに異なる2つの延伸部を有し、第2延伸部に係合部が形成されている。この構造によれば、第1ハウジングのサイズを大きくすることなく、弾性部の長さを確保し、係合部の変位を大きくできる。その結果、第1コネクタと第2コネクタとを合体したり分離する際に要する力が大きくなることを抑えることができる。
本発明の一形態では、前記第1の方向は第1のコネクタと第2のコネクタとが互いに嵌まり合う方向であり、前記弾性部は前記第3の方向において互いに離れて位置している2つの第1延伸部を有し、前記第2延伸部は前記2つの第1延伸部に掛け渡され、前記第2延伸部には前記第3の方向において並んでいる複数の係合部が形成されてもよい。この形態によれば、作業者は、第2コネクタから第1コネクタを分離しようとするとき、第2延伸部を撓ませることにより、複数の係合部と被係合部との係合を解除でき、その作業性を向上できる。
本発明の一形態では、前記第2延伸部は、前記第3の方向において互いに離れて位置し、前記第3の方向における前記第2延伸部の中央部に向かって前記2つの第1延伸部からそれぞれ伸びている2つの弾性側部を有し、前記2つの弾性側部のそれぞれは、前記第1延伸部に対して前記第2の方向に撓むことができ、且つ前記係合部を有し、前記第2延伸部は、前記第3の方向における前記第2延伸部の中央部に形成され、前記2つの弾性側部よりも高い剛性を有している高剛性部を有してもよい。この形態によれば、作業者は第2コネクタから第1コネクタを分離しようとするとき、高剛性部を押すことにより係合部と被係合部の係合を解消できる。また、高剛性部は弾性側部よりも高い剛性を有しているので、作業者が高剛性部に加えた力が弾性側部に伝わり易くなり、係合部と被係合部の係合が解消し易くなる。
本発明の一形態では、前記高剛性部は前記第3の方向において伸びており、前記第1のコネクタを前記第1の方向に見た場合に前記高剛性部の端部は前記係合部に重なっていてもよい。この形態によれば、作業者が高剛性部に加えた力が弾性側部にさらに伝わり易くなり、係合部と被係合部の係合がさらに解消し易くなる。
本発明の一形態では、前記第1のハウジングには、前記第1延伸部の撓みと前記第2延伸部の撓みとを許容するための、前記第1の方向に伸びている第1スリットと前記第3の方向に伸びている第2スリットとが形成されてもよい。
本発明の一形態では、前記第1延伸部に接続されている前記第2延伸部の基部の幅が前記第1延伸部の基部の幅に近づくように、前記第2延伸部の基部の幅は前記第2延伸部の他の部分の幅とは異なる大きさを有してもよい。この形態によれば、第1延伸部と第2延伸部の全体を均等に撓ませることが可能となる。
本発明の一形態では、前記第1延伸部の基部の幅が前記第1延伸部に接続されている前記第2延伸部の基部の幅に近づくように、前記第1延伸部の基部の幅は前記第1延伸部の他の部分の幅とは異なる大きさを有してもよい。この形態によれば、第1延伸部と第2延伸部の全体を均等に撓ませることが可能となる。
本発明に係るコネクタは、ハウジングと、別のコネクタに形成されている被係合部に係合するための、前記ハウジングに形成されている係合部と、前記ハウジングの一部に形成されている板状の弾性部とを有する。前記弾性部は、前記ハウジングの他の部分に接続されている基部から第1の方向に伸びており且つ前記弾性部の厚さ方向である第2の方向に前記基部を支点として撓むことができる第1延伸部を有する。また、前記弾性部は、前記第1の方向と前記第2の方向の双方に交差する第3の方向に前記第1延伸部から伸びており且つ前記第1延伸部に対して第2の方向に撓むことができる第2延伸部を有する。前記ハウジングの前記係合部は前記第2延伸部に形成される。
このコネクタによれば、弾性部は延伸方向が互いに異なる2つの延伸部を有し、第2延伸部に係合部が形成されている。この構造によれば、ハウジングのサイズを大きくすることなく、弾性部の長さを確保し、係合部の変位を大きくできる。その結果、本発明のコネクタと別のコネクタとを合体させる際に要する力が大きくなることを抑えることができる。
本発明の実施形態に係るコネクタアッセンブリの分解斜視図である。 コネクタアッセンブリの斜視図である。この図ではコネクタアッセンブリを構成する第1コネクタと第2コネクタとが互いに組み合わされている。 第1コネクタが備える2つのケーブル保持部材を分離した状態を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態について説明する。以下の説明では、複数のケーブルを回路基板に接続するためのコネクタアッセンブリについて説明する。本発明が適用されるコネクタアッセンブリはこれに限られない。例えば、複数のケーブルと、それとは別の複数のケーブルとをそれぞれ接続するためのコネクタアッセンブリに本発明は適用されてもよい。
図1は本発明の実施形態に係るコネクタアッセンブリ1の分解斜視図である。図2はコネクタアッセンブリ1の斜視図であり、この図ではコネクタアッセンブリ1を構成する第1コネクタ10と第2コネクタ50とが互いに組み合わされている。図3は第1コネクタ10が備える2つのケーブル保持部材12A、12Bを分離した状態を示す斜視図である。以下の説明では、図1のZ1、Z2で示す方向をそれぞれ上方向及び下方向と称する。また、図1のX1、X2で示す方向をそれぞれ右方向及び左方向と称し、Y1、Y2で示す方向をそれぞれ前方向及び後方向と称する。これらの方向はコネクタアッセンブリ1の各部材の相対的な位置関係を表すために定義されているものであり、コネクタアッセンブリ1の使用状態での方向を定義するものでない。
上述したように、コネクタアッセンブリ1は第1コネクタ10と第2コネクタ50とを有している。第1コネクタ10は、図1に示すように、複数のケーブル90の端部を保持している(図1では、図の簡略化のため3つのケーブル90だけが示されている)。コネクタアッセンブリ1の一例では、第2コネクタ50は、ケーブル90の電気的接続の対象に取り付けられる。ケーブル90の接続対象の一例は回路基板である。その場合、第2コネクタ50は回路基板(不図示)上に配置される。ケーブル90の接続対象は別のケーブルでもよい。この場合、第2コネクタ50はそのケーブルの端部に取り付けられる。
第2コネクタ50は樹脂によって成型されている第2ハウジング51を有している。第2ハウジング51の一例は、図1に示すように、上方向に開いた箱状である。すなわち、図1に示す第2ハウジング51は複数(図1の例では4つ)の壁部51a〜51dを有し、それらは上方向に開口している。第2ハウジング51は複数の端子52を保持している。
端子52の一例は略L字形状であり、図1に示すように、第2ハウジング51の内側に配置され上方向に伸びているケーブル接続部52aと、ケーブル接続部52aの基部(下端)に接続され、ケーブル接続部52aに対して屈曲している取付部52bとを有する。ここで説明する例の取付部52bは回路基板に取り付けられる。図1に示す例では、複数の端子52は左右方向において並んでいる。また、複数の端子52は、前後方向で間隔を空けて配置される複数(図1の例では2つ)の列を有している。複数の端子52の形状や配置はこれに限られない。例えば、第2コネクタ50は、複数の端子52について1列だけを有してもよい。
第1コネクタ10は樹脂によって成型されている第1ハウジング11を有している。第1ハウジング11は複数の端子14を保持している(図3参照)。第1ハウジング11の一例は、図2及び図3に示すように、前後方向において向き合うように配置される2つのケーブル保持部材12A、12Bと、2つのケーブル保持部材12A、12Bを保持するホルダー13A、13Bとを有している。ホルダー13A、13Bは2つのケーブル保持部材12A、12Bの右端部と左端部とにそれぞれ取り付けられ、これらを保持している。第1ハウジング11の一例では、図3に示すように、2つのケーブル保持部材12A、12Bの端部に上下方向に伸びているガイド12aが形成されている。一方、ホルダー13A、13Bには上下方向に伸びている受け溝13a(図1参照)が形成されている。ガイド12aが受け溝13aに嵌められる。これにより、2つのケーブル保持部材12A、12Bはホルダー13A、13Bによって保持される。
第1ハウジング11の構造は上述のものに限られない。一例では、第1ハウジング11は2つのケーブル保持部材12A、12Bを有していなくてもよい。すなわち、第1ハウジング11は1つのケーブル保持部材だけを有してもよい。他の例では、2つのケーブル保持部材12A、12Bを保持するためにホルダー13A、13Bは用いられなくてもよい。すなわち、2つのケーブル保持部材12A、12Bのそれぞれに、これらを互いに保持する部分が形成されてもよい。さらに他の例では、第1ハウジング11は2つより多くのケーブル保持部材を有してもよい。
第1ハウジング11の一例では、図3に示すように、2つのケーブル保持部材12A、12Bは、それらの互いに向き合う側に、上下方向に伸びている複数のケーブル保持溝12bを有している。すなわち、前側に配置されるケーブル保持部材12Aは、その後側に、複数のケーブル保持溝12bを有し、後側に配置されるケーブル保持部材12Bは、その前側に、複数のケーブル保持溝12bを有している。複数のケーブル保持溝12bは左右方向において並んでいる。複数のケーブル90の端部はこのケーブル保持溝12bの内側で保持される。また、ケーブル保持溝12bの内側には、ケーブル90の端部(電線)を保持する端子14が配置される。端子14の一例は、図3に示すように、ケーブル90の端部を挟む保持部14aを有している。
図3に示すように、ケーブル保持部材12A、12Bのそれぞれは、ケーブル保持溝12bとは反対側の下部に、ケーブル保持部材12A、12Bの下端まで伸びている複数の嵌合溝12cを有している。複数の嵌合溝12cは左右方向において並んでいる。ここで説明する例のコネクタアッセンブリ1では、第1コネクタ10と第2コネクタ50は上下方向において互いに組み合わされる。コネクタ10、50が互いに組み合わされたとき、第2コネクタ50の上述した端子52のケーブル接続部52aは、嵌合溝12cに挿入される。嵌合溝12cの内側には端子14の接点14bが配置されており、端子52のケーブル接続部52aは端子14の接点14bに接触する。これにより、ケーブル90と第2コネクタ50の端子52とが電気的に接続する。
ケーブル保持部材12A、12Bがケーブル90を保持する構造や、端子14と第2コネクタ50の端子52とを接触させるための構造は、上述のものに限られず、適宜変更されてよい。一例では、ケーブル保持部材12A、12Bのそれぞれには、これらを上下方向に貫通する穴が形成され、その穴の上側からケーブル90とその端部に設けられた端子とが挿入され、穴の下側から第2コネクタ50のケーブル接続部52aが挿入されてもよい。
第1ハウジング11は弾性部15を有している。図1及び図3に示すように、第1ハウジング11の一例では、弾性部15はケーブル保持部材12Aに形成される。弾性部15は板状であり、その厚さ方向に撓むことができる。ここで説明する例では、弾性部15は前後方向において撓むことができる。弾性部15はケーブル保持部材12Aの外面(より具体的には、前面)を構成している。また、弾性部15は上述の複数のケーブル保持溝12bとは反対側に位置している。
弾性部15には係合部16が形成されている。第2コネクタの第2ハウジング51には、図1及び図2に示すように、被係合部53が形成されている。ここで説明する例では、被係合部53は第2ハウジング51の壁部51aに形成されている。第1コネクタ10と第2コネクタ50とが互いに組み合わされたとき、係合部16が被係合部53に係合し、これにより第1コネクタ10と第2コネクタ50が互いに固定される。コネクタアッセンブリ1の一例では、係合部16は図3に示すように突起であり、被係合部53は図1に示すように突起が嵌まる穴である。他の例では、被係合部53は突起が嵌まる凹部でもよい。さらに他の例では、係合部16が穴や凹部であり、被係合部53がその穴や凹部に嵌まる突起でもよい。第1コネクタ10を第2コネクタ50に嵌める作業工程においては、弾性部15が一時的に撓むことにより、係合部16が被係合部53に嵌まる。第1コネクタ10を第2コネクタ50から抜く作業工程においては、弾性部15が一時的に撓むことにより、係合部16が被係合部53から外れる。
図1に示すように、弾性部15は第1延伸部15Aと第2延伸部15Bとを有している。後において説明するように、ここで説明する例の弾性部15は2つの第1延伸部15Aを有し、第2延伸部15Bは2つの第1延伸部15Aに掛け渡されている。
第1延伸部15Aの基部は、ケーブル保持部材12Aにおける弾性部15を囲む部分に接続されている。ここで説明する例では、弾性部15はケーブル保持部材12Aの上部に位置している。第1延伸部15Aの基部は図3に示すようにケーブル保持部材12Aの下部に接続され、第1延伸部15Aはその基部から上方向に伸びている。第1延伸部15Aの上端(弾性部15の上縁)は自由端となっており、第1延伸部15Aはその基部を支点として弾性部15の厚さ方向に弾性的に撓むことができる。図3を参照すると、第1延伸部15Aはその基部を支点としてD1に示す方向に撓むことができる。
第2延伸部15Bは、第1延伸部15Aの延伸方向と弾性部15の厚さ方向(ここで説明する例では前後方向)の双方に交差する方向に、第1延伸部15Aから伸びている。ここで説明する例の第1延伸部15Aは上述したように上方向に伸びている。第2延伸部15Bは左右方向において第1延伸部15Aから伸びている。第2延伸部15Bは第1延伸部15Aに対して弾性部15の厚さ方向に弾性的に撓むことができる。図3を参照すると、第2延伸部15Bは第1延伸部15Aに対してD2に示す方向に撓むことができる。上述の係合部16は第2延伸部15Bに形成されている。係合部16の一例は、図3に示すように、第2延伸部15Bの下縁に形成される。第1延伸部15Aの上端と第2延伸部15Bの上縁は直線的に繋がっている。
このように、弾性部15は延伸方向の異なる2つの延伸部15A、15Bを有し、第2延伸部15Bに係合部16が形成されている。この構造によれば、第1コネクタ10と第2コネクタ50の嵌合方向での第1ハウジング11のサイズ(すなわちケーブル保持部材12Aのサイズ)を大きくすることなく、延伸部15A、15Bの全体の長さを確保でき、係合部16の変位を大きくできる。その結果、第1コネクタ10を第2コネクタ50に嵌める作業や第1コネクタ10を第2コネクタ50から抜く作業を円滑に行うことができる。弾性部15の上縁(延伸部15Aの上端と延伸部15Bの上縁)は、ケーブル保持部材12A(ケーブル90を保持している部分)の上面12kを上方向には超えていない。ここで説明する例では、弾性部15の上縁はケーブル保持部材12Aの上面12kよりも低い位置に位置している。
上述したように、弾性部15の一例は、図1に示すように、左右方向に離れて位置している2つの第1延伸部15Aを有している。第2延伸部15Bは2つの第1延伸部15Aに掛け渡されている。第2延伸部15Bには左右方向において並ぶ複数の係合部16が形成されている。第2コネクタ50の第2ハウジング51には複数の係合部16がそれぞれ係合する複数の被係合部53が形成されている。この構造によれば、作業者は、第2コネクタ50から第1コネクタ10を分離しようとするとき、第2延伸部15Bを撓ませることにより、複数の係合部16と複数の被係合部53との係合を解除でき、その作業性を向上できる。ここで説明する例では、第2延伸部15Bには左右方向において離れて位置する2つの係合部16が形成され、と第2ハウジング51には2つの被係合部53が形成されている。係合部16と被係合部53の数は2つに限られない。例えば、それらの数は1つでもよいし、2つより多くてもよい。
第1コネクタ10の一例では、弾性部15と係合部16は2つのケーブル保持部材12A、12Bのうち一方のケーブル保持部材12Aにだけ形成される。他の例では、弾性部15と係合部16は2つのケーブル保持部材12A、12Bの双方に形成されてもよい。
第1コネクタ10の一例では、図1及び図3に示すように、第1ハウジング11(より具体的には、ケーブル保持部材12A)に、第1延伸部15Aの上述の撓みと第2延伸部15Bの上述の撓みとを許容するためのスリット12f、12gが形成されている。第1スリット12fと第2スリット12gは互いに直交する方向に伸びている。具体的には、第1スリット12fは弾性部15の右端部と左端部とに形成され、ケーブル保持部材12Aの下部からケーブル保持部材12Aの上端まで上方向に伸びている。第1スリット12fの上端は開口している。第2スリット12gは2つの第1延伸部15Aの基部の間に形成され、左右方向において伸びている。この第2スリット12gの上側の部分が第2延伸部15Bとなっている。このように、第1コネクタ10の一例では、第1スリット12fによって第1延伸部15Aの上述の撓みを実現でき、第2スリット12gによって第2延伸部15Bの上述の撓みを実現できる。
延伸部15A、15Bの上述の撓みを実現するための構造はスリット12f、12gに限られず、適宜変更されてよい。一例では、弾性部15の全体がケーブル保持部材12Aの他の部分に対して前方に張り出していてもよい。この場合、これらのスリット12f、12gが形成されなくとも、延伸部15A、15Bの上述の撓みを実現できる。
第2延伸部15Bの基部は第1延伸部15Aに接続されている。図3に示すように、第2延伸部15Bの基部の幅W2が第1延伸部15Aの基部の幅W1に近づくように、第2延伸部15Bの基部の幅W2は、好ましくは、第2延伸部15Bの他の部分の幅W3とは異なる大きさを有する。こうすることにより、第1延伸部15Aと第2延伸部15Bの全体を均等に撓ませることが可能となる。図3に示す例では、第2延伸部15Bの基部の幅W2が第1延伸部15Aの基部の幅W1に近づくように、幅W2は幅W3よりも小さい。ここで幅W2、W3は第2延伸部15Bの延伸方向に対して直交する方向(上下方向)での幅である。また、幅W1は第1延伸部15Aの延伸方向に対して直交する方向(左右方向)での幅である。
第1コネクタ10の一例では、図1に示すように、上述の第2スリット12gの右端部の幅と左端部の幅は、右端部の間の部分の幅よりも大きくなっている。これにより、第2延伸部15Bの基部の幅W2は第2延伸部15Bの他の部分の幅W3よりも小さくなっている。
第1延伸部15Aの基部の幅W1が第2延伸部15Bの基部の幅W2に近づくように、第1延伸部15Aの基部の幅W1は第1延伸部15Aの他の部分の幅W4(図3参照)とは異なる大きさを有してもよい。この場合でも、第1延伸部15Aと第2延伸部15Bの全体を均等に撓ませることが可能となる。この場合、幅W1と幅W4とが異なるように、上述の第1スリット12fの幅が第1スリット12fの位置によって調整されてもよい。
第2延伸部15Bの一例は、図1及び図3に示すように、その右側部分と左側部分とに、左右方向において互いに離れている2つの弾性側部15cをそれぞれ有する。2つの弾性側部15cは2つの第1延伸部15Aからそれぞれ左右方向の中心に向かって伸びており、2つの第1延伸部15Aに対してそれぞれ撓むことができる。すなわち、右側の弾性側部15cは右側の第1延伸部15Aに対して撓むことができ、左側の弾性側部15cは左側の第1延伸部15Aに対して撓むことができる。上述の2つの係合部16は2つの弾性側部15cにそれぞれ形成されている。
図1に示すように、第2延伸部15Bの一例は、その左右方向の中心部に操作部15dを有する。操作部15dは弾性側部15cよりも高い剛性を有している(操作部15dは請求項における「高剛性部」に対応している)。ここで説明する例では、操作部15dの幅(弾性部15の厚さ方向での幅)は弾性側部15cの幅(すなわち、弾性部15の厚さ)よりも大きい。これにより、操作部15dは弾性側部15cよりも高い剛性を有している。
操作部15dは、第1コネクタ10と第2コネクタ50とを互いに組み合わせた状態において、コネクタアッセンブリ1から露出するように形成されている。作業者は第2コネクタ50から第1コネクタ10を分離しようとするとき、操作部15dを後方に押すことにより係合部16と被係合部53の係合を解消できる。また、操作部15dは弾性側部15cよりも高い剛性を有しているので、作業者によって操作部15dに加えられた力が弾性側部15cに伝わり易くなり、係合部16と被係合部53の係合が解消し易くなる。
係合部16は弾性側部15cの操作部15d側の端部に位置している。図3に示すように、ここで説明する例の操作部15dは左右方向に延伸している。係合部16は、第1コネクタ10を上下方向において見た場合に、操作部15dの端部15eと重なるように形成されている。図3を参照して説明すると、操作部15dの端部15eを通る上下方向の直線L1と係合部16とが交差している。係合部16と操作部15dのこのような位置関係によれば、作業者によって操作部15dに加えられた力が弾性側部15cにさらに伝わり易くなり、係合部16と被係合部53の係合が解消し易くなる。係合部16と操作部15dとの位置関係は必ずしもこれに限られない。例えば、操作部15dの端部15eは、係合部16よりも第2延伸部15Bの中心寄りに位置していてもよい。
操作部15dの一例は第2延伸部15Bからその厚さ方向に突出している。そして、図2に示すように、操作部15dは、2つのコネクタ10、50を組み合わせた状態で、コネクタアッセンブリ1の外側に向かって第2コネクタ50の第2ハウジング51を超えて位置している。これにより、作業者は操作部15dに容易にアクセスできる。ここで説明する例では、操作部15dは第2コネクタ50の上縁を超えてコネクタアッセンブリ1の前側に突出している。また、操作部15dは、第2延伸部15Bの上縁から突出している。操作部15dの位置や形状はこれに限られない。例えば、操作部15dは第2延伸部15Bの上縁から上方向に僅かに突出していてもよい。
図1に示すように、ケーブル保持部材12Aは、弾性部15の右側に位置する右側部分12Rと、弾性部15の左側に位置する左側部分12Lを有している。右側部分12Rと左側部分12Lは、弾性部15の前方に向かって突出する突部12hを有している。この突部12hによって弾性部15の可動範囲が限定され、弾性部15を保護することができる。
また、図1に示すように、右側部分12Rと左側部分12Lは、上下方向に伸びているガイド12jを有している。一方、第2コネクタ50の第2ハウジング51には溝51eが形成されている。このガイド12jと溝51eとによって、第2コネクタ50に対する第1コネクタ10の位置ずれを抑えることができる。このガイド12jはケーブル保持部材12Aだけに形成され、ケーブル保持部材12Bには形成されないことが好ましい。こうすることにより、第1コネクタ10と第2コネクタ50とを、それらの向きを過って、互いに組み合わせることを抑えることができる。
本発明は以上説明したコネクタアッセンブリ1に限られず、種々の変更がなされてよい。
一例では、弾性部15の2つの第1延伸部15Aはケーブル保持部材12Aの右側部分12Rと左側部分12Lとからそれぞれ伸びていてもよい。この場合、第2延伸部15Bは2つの第1延伸部15Aの端部から上方向や下方向に伸びてもよい。この場合でも、延伸部15A、15Bの全体の長さを確保でき、係合部16の変位を大きくできる。その結果、第1コネクタ10を第2コネクタ50に嵌める作業や第1コネクタ10を第2コネクタ50から抜く作業を円滑に行うことができる。
1 コネクタアッセンブリ、10 第1コネクタ、12A,12B ケーブル保持部材、13A,13B ホルダー、14 端子、15 弾性部、15A 第1延伸部、15B 第2延伸部、15c 弾性側部、15d 操作部、16 係合部、52 端子、53 被係合部。

Claims (8)

  1. 係合部が形成されている第1のハウジングを有している第1のコネクタと、
    前記第1のハウジングの係合部に係合する被係合部が形成され、前記第1のハウジングと互いに嵌まり合う第2のハウジングを有している第2のコネクタと、を備え、
    前記第1のハウジングはその一部に板状の弾性部を有し、
    前記弾性部は、前記第1のハウジングの他の部分に接続されている基部から第1の方向に伸びており且つ前記弾性部の厚さ方向である第2の方向に前記基部を支点として撓むことができる第1延伸部と、前記第1の方向と前記第2の方向の双方に交差する第3の方向に前記第1延伸部から伸びており且つ前記第1延伸部に対して第2の方向に撓むことができる第2延伸部とを有し、
    前記第1のハウジングの係合部は前記第2延伸部に形成されている、
    ことを特徴とするコネクタアッセンブリ。
  2. 請求項1に記載のコネクタアッセンブリにおいて、
    前記第1の方向は第1のコネクタと第2のコネクタとが互いに嵌まり合う方向であり、
    前記弾性部は前記第3の方向において互いに離れて位置している2つの第1延伸部を有し、
    前記第2延伸部は前記2つの第1延伸部に掛け渡され、
    前記第2延伸部には前記第3の方向において並んでいる複数の係合部が形成されている、
    ことを特徴とするコネクタアッセンブリ。
  3. 請求項2に記載のコネクタアッセンブリにおいて、
    前記第2延伸部は、前記第3の方向において互いに離れて位置し、前記第3の方向における前記第2延伸部の中央部に向かって前記2つの第1延伸部からそれぞれ伸びている2つの弾性側部を有し、
    前記2つの弾性側部のそれぞれは、前記第1延伸部に対して前記第2の方向に撓むことができ、且つ前記係合部を有し、
    前記第2延伸部は、前記第3の方向における前記第2延伸部の中央部に形成され、前記2つの弾性側部よりも高い剛性を有している高剛性部を有している、
    ことを特徴とするコネクタアッセンブリ。
  4. 請求項3に記載のコネクタアッセンブリにおいて、
    前記高剛性部は前記第3の方向において伸びており、
    前記第1のコネクタを前記第1の方向に見た場合に前記高剛性部の端部は前記係合部に重なっている、
    ことを特徴とするコネクタアッセンブリ。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載のコネクタアッセンブリにおいて、
    前記第1のハウジングには、前記第1延伸部の撓みと前記第2延伸部の撓みとを許容するための、前記第1の方向に伸びている第1スリットと前記第3の方向に伸びている第2スリットとが形成されている、
    ことを特徴とするコネクタアッセンブリ。
  6. 請求項1乃至5のいずれかに記載のコネクタアッセンブリにおいて、
    前記第1延伸部に接続されている前記第2延伸部の基部の幅が前記第1延伸部の基部の幅に近づくように、前記第2延伸部の基部の幅は前記第2延伸部の他の部分の幅とは異なる大きさを有している、
    ことを特徴とするコネクタアッセンブリ。
  7. 請求項1乃至5のいずれかに記載のコネクタアッセンブリにおいて、
    前記第1延伸部の基部の幅が前記第1延伸部に接続されている前記第2延伸部の基部の幅に近づくように、前記第1延伸部の基部の幅は前記第1延伸部の他の部分の幅とは異なる大きさを有している、
    ことを特徴とするコネクタアッセンブリ。
  8. ハウジングと、
    別のコネクタに形成されている被係合部に係合するための、前記ハウジングに形成されている係合部と、
    前記ハウジングの一部に形成されている板状の弾性部と、を有し、
    前記弾性部は、前記ハウジングの他の部分に接続されている基部から第1の方向に伸びており且つ前記弾性部の厚さ方向である第2の方向に前記基部を支点として撓むことができる第1延伸部と、前記第1の方向と前記第2の方向の双方に交差する第3の方向に前記第1延伸部から伸びており且つ前記第1延伸部に対して第2の方向に撓むことができる第2延伸部とを有し、
    前記ハウジングの前記係合部は前記第2延伸部に形成されている、
    ことを特徴とするコネクタ。
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