JP2015175867A - 情報媒体 - Google Patents

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太朗 大塚
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嵩祥 横山
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健太郎 木村
隼一 杉本
Junichi Sugimoto
隼一 杉本
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Abstract

【課題】平滑基材の一方の面にフレームが配置されてなる筐体にインレットが収容されて平滑基材に接着された構成において、インレットを平滑基材に接着するための接着手段の厚さをインレットの全面にて均一にしながらも平滑基材とインレットとを確実に接着する。【解決手段】内側の形状がインレット30と略同一のフレーム20に囲まれた領域にインレット30が収容され、フィルム10上に塗布された溶融状態の硬化剤40によってインレット30がフィルム10に接着された構成において、フレーム20の内側の面に、インレット30に当接しない凹部21を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、平滑基材の一方の面にフレームが配置されてなる筐体にインレットが収容された情報媒体に関し、特に、インレットを平滑基材に接着する技術に関する。
従来より、情報を表示する表示媒体として、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等が用いられており、これらは、テレビ受像機に用いられることによりテレビ局から送信されたテレビ映像を表示したり、パソコンのディスプレイとして用いられることにより、パソコンに保存された情報やインターネットを介して配信された情報を表示したりすることができる。さらに、上述したような表示媒体に加えて、デジタル情報を紙のように薄い情報表示層に表示する薄型の表示媒体が普及しはじめている。このような薄型の表示媒体は、紙のように薄いために携帯がしやすいとともに、消費電力が少なく、また視野角が広く、さらには、電極に印加する電圧によって表示される情報を書き換えることができるとともに、電源を切断した場合でも表示内容を保持できることから、今後のさらなる普及が予想される。
図8は、情報媒体の一例を示す図であり、(a)は情報表示面側から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。
本例は図8に示すように、透明な材料からなるフィルム610の一方の面にフレーム620が配置され、このフレーム620内に、上述したような薄型の表示媒体を構成するインレット630が収容され、硬化剤640によってインレット630がフィルム610に接着されて構成されている。
上記のように構成された情報媒体601においては、フレーム620の内側の形状がインレット630の外形と略同一となっており、インレット630が、その情報表示面がフィルム610に対向するようにフレーム620内に嵌め込まれ、硬化剤640によってフィルム610に接着されている。そして、インレット630にて表示された情報が、フィルム610及び硬化剤640を介して視認されることとなる。
このように、薄型の表示媒体を構成するインレットを、フレームを具備する筐体に収容してタグ化することにより、表示媒体の耐環境性を向上させることができる。このようなタグ化は、表示媒体に限らず考えられている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2009−59072号公報 特開2006−31599号公報
図9は、図8に示した情報媒体601の製造方法を説明するための図である。
図8に示した情報媒体601を製造する場合は、フィルム610及びフレーム620として、まず、図8に示したものよりもその外形が大きなものを用い、インレット630をフィルム610に接着した後に、図8に示した形状に断裁することになる。
まず、フィルム610の一方の面上にフレーム620を配置するとともに、フレーム620に囲まれた領域に、溶融状態の硬化剤630を塗布する(図9(a))。
次に、インレット630を、その情報表示面がフィルム610に対向するようにフレーム620内に嵌め込み、フィルム610に対して加圧していく(図9(b))。フレーム620は、フィルム610上におけるインレット630の位置合わせを厳密に行うために、その内側の形状がインレット630の外形と略同一となっている。
すると、硬化剤640が溶融状態であることから、硬化剤640がインレット630に押圧されることによりフィルム610とインレット630との間にて延展し、インレット630がフレーム620に囲まれた領域に入り込んでいく。このように、溶融状態の硬化剤640が塗布されたフィルム610に対してインレット630を加圧していくことによってフィルム610とインレット630とを接着する方法は、インレット630とフィルム610との間に気泡等を生じさせず、それにより、フィルム610を介しての情報の視認性低下を回避するために有効なものである。
インレット630がフレーム620に囲まれた領域に入り込んでいくと、溶融状態の硬化剤640はインレット630の中央部分から周囲へと延展していき、インレット630がその全面にて硬化剤640によってフィルム610と接着されるとともに、フィルム610とフレーム620との間に硬化剤640が入り込んでフィルム610とフレーム620とが硬化剤620によって接着されることになる。
この際、インレット630をその全面にてフィルム610と確実に接着するためには、インレット630とフィルム610とフレーム620とで囲まれた領域の容積が、フィルム610上に塗布された硬化剤640の体積と同等またはそれ以下となるようにインレット630を加圧する必要がある。
しかしながら、そのようにインレット630を加圧すると、フレーム620の内側の形状がインレット630の外形と略同一となっていることから、インレット630の中央部分から周囲へと延展して余剰した硬化剤640の逃げ場がなく、インレット630の周囲にて硬化剤640が盛り上がった状態となってしまう(図9(c))。
その後、フィルム610及びフレーム620を、情報媒体601の外形に合わせて図中A点にて断裁し、硬化剤640が硬化することにより図8に示した情報媒体601が完成することになるが、上述したように、インレット630の周囲にて硬化剤640が盛り上がった状態となっていることから、硬化剤640の厚みが均一ではないものとなってしまう(図9(d))。硬化剤640の厚みが均一でないと、特に本例のようにインレット630が表示機能を有するものである場合、硬化剤640の光の屈折率の違いによって表示色が変色して見えてしまう等の問題が生じてしまう。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、平滑基材の一方の面にフレームが配置されてなる筐体にインレットが収容されて平滑基材に接着された構成において、インレットを平滑基材に接着するための接着手段の厚さをインレットの全面にて均一にしながらも平滑基材とインレットとを確実に接着することができる情報媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
平滑基材の一方の面にフレームが配置されてなる筐体と、該筐体の前記フレームに囲まれた領域に収容されたインレットとを有し、前記フレームの内側の形状が前記インレットの外形と略同一であり、前記インレットが、前記平滑基材の前記フレームに囲まれた領域に溶融状態の接着手段が塗布された状態で当該領域に収容されて前記平滑基材に対して加圧されることによって該平滑基材に接着される情報媒体において、
前記フレームの内側の面に、前記インレットに当接しない凹部を有することを特徴とする。
上記のように構成された本発明においては、平滑基材のフレームに囲まれた領域に溶融状態の接着手段が塗布された状態で、インレットがその領域に収容されて平滑基材に対して加圧されていくと、溶融状態の接着手段が、インレットの中央部分から周囲へと延展していく。インレットを平滑基材にその全面にて確実に接着するためには、インレットと平滑基材とフレームとで囲まれた領域の容積が、平滑基材上に塗布された接着手段の体積と同等またはそれ以下となるようにインレットを加圧する必要がある。そのため、インレットの中心部分から周囲へと延展した接着手段はフレームの内側近傍にて余剰した状態となるが、余剰した接着手段は、フレームの内側の面に設けられた凹部に入り込むことになり、それにより、インレットの周囲にて接着手段が盛り上がることがなく、接着手段の厚さがインレットの全面にて均一となった状態で、平滑基材とインレットとが確実に接着される。
本発明においては、フレームの内側の面に、インレットに当接しない凹部を有する構成としたため、平滑基材のフレームに囲まれた領域に溶融状態の接着手段が塗布された状態で、インレットがその領域に収容されて平滑基材に対して加圧された際に、インレットの中央部分から周囲へと延展していきフレームの内側近傍にて余剰した接着手段が、フレームの内側の面に設けられた凹部に入り込むことになり、それにより、インレットの周囲にて接着手段が盛り上がることがなく、接着手段の厚さをインレットの全面にて均一にしながらも平滑基材とインレットとを確実に接着することができる。また、そのような構成においても、フレームは、凹部以外の領域においては、その内側の形状がインレットの外形と略同一であるため、インレットの位置合わせが容易となる。また、接着手段の厚さをインレットの全面にて均一にするための構成を、フレームの内側の面に設けた凹部によるものとすることにより、インレットが情報を表示するものである場合、情報を表示可能な面積を狭くすることや表示領域の意匠性を損なわせることがない。
本発明の情報媒体の実施の一形態を示す図であり、(a)は情報表示面側から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はフレームの構成を示す図、(d)はインレットの外形を示す図である。 図1に示した情報媒体の製造方法を説明するための図である。 本発明の情報媒体の他の実施の形態を示す図であり、(a)は情報表示面側から見た図、(b)はフレームの構成を示す図である。 本発明の情報媒体の他の実施の形態を示す図であり、(a)は情報表示面側から見た図、(b)はフレームの構成を示す図である。 本発明の情報媒体の他の実施の形態を示す図であり、(a)は情報表示面側から見た図、(b)はフレームの構成を示す図である。 本発明の情報媒体の他の実施の形態を示す図であり、(a)は情報表示面側から見た図、(b)はフレームの構成を示す図である。 本発明の情報媒体の他の実施の形態を示す図であり、(a)は情報表示面側から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はフレームの構成を示す図、(d)はインレットの外形を示す図である。 情報媒体の一例を示す図であり、(a)は情報表示面側から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図である。 図8に示した情報媒体の製造方法を説明するための図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の情報媒体の実施の一形態を示す図であり、(a)は情報表示面側から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はフレーム20の構成を示す図、(d)はインレット30の外形を示す図である。
本形態は図1に示すように、平滑基材となるフィルム10上にフレーム20が配置されてなる筐体にインレット30が収容された情報媒体1である。
フィルム10は、透明な材料からなり、長方形の形状を有している。また、フィルム10は、透明な材料からなり、一方の面側から他方の面側が視認可能なものである。なお、平滑基材としてはフィルムに限らず、情報媒体の用途によってガラス等を用いることもできる。
フレーム20は、その外形がフィルム10と同一であり、その内側にインレット30の外形と略同一の形状を有する貫通孔を有している。この貫通孔の一側面には、その側面の他の領域よりも窪んだ凹部21が設けられており、それにより、フレーム20の内側の形状は、インレット30の外形と同一の形状に凹部21が設けられた「凸」形状のものとなっている。フレーム20は、フィルム10の一方の面上に配置され、接着手段となる硬化剤40によってフィルム10に接着されている。なお、略同一とは、後述するようにフレーム20に囲まれた領域にインレット30が収容された状態において、凹部21以外の領域がフレーム20に接する程度のものを言う。
インレット30は、電圧を印加することによってその表示色が変化する情報表示層(不図示)と、この情報表示層に電圧を印加する制御回路部(不図示)とを含み、情報表示層による情報表示面がフィルム10に対向する向きで、フレーム20に囲まれた領域に収容されており、凹部21以外の領域にてフレーム20と当接し、硬化剤40によってフィルム10に接着されている。
硬化剤40は、フレーム20及びインレット30とフィルム10との間に介在するとともに、凹部21内にも入り込んでいる。
以下に、上記のように構成された情報媒体1の製造方法について説明する。
図2は、図1に示した情報媒体1の製造方法を説明するための図である。
図1に示した情報媒体1を製造する場合は、フィルム10及びフレーム20として、まず、図1に示したものよりもその外形が大きなものを用い、インレット30をフィルム10に接着した後に、図1に示した形状に断裁することになる。
まず、フィルム10の一方の面上にフレーム20を配置するとともに、フレーム20に囲まれた領域に、溶融状態の硬化剤30を塗布する(図2(a))。
次に、インレット30を、その情報表示面がフィルム10に対向するようにフレーム20内に嵌め込み、フィルム10に対して加圧していく(図2(b))。この際、フレーム20の内側の形状が、凹部21を除いてインレット30の外形と略同一であることから、インレット30の位置合わせを容易に行うことができる。
すると、硬化剤40が溶融状態であることから、硬化剤40がインレット30に押圧されることによりフィルム10とインレット30との間にて延展し、インレット30がフレーム20に囲まれた領域に入り込んでいく。このように、溶融状態の硬化剤40が塗布されたフィルム10に対してインレット30を加圧していくことによってフィルム10とインレット30とを接着する方法は、インレット30とフィルム10との間に気泡等を生じさせず、それにより、フィルム10を介しての情報の視認性低下を回避するために有効なものである。
インレット30がフレーム20に囲まれた領域に入り込んでいくと、溶融状態の硬化剤40はインレット30の中央部分から周囲へと延展していき、インレット30がその全面にて硬化剤40によってフィルム10と接着されるとともに、フィルム10とフレーム20との間に硬化剤40が入り込んでフィルム10とフレーム20とが硬化剤40によって接着されることになる。
この際、インレット30をその全面にてフィルム10と確実に接着するためには、インレット30とフィルム10とフレーム20とで囲まれた領域の容積が、フィルム10上に塗布された硬化剤40の体積と同等またはそれ以下となるようにインレット30を加圧する必要がある。
そして、そのようにインレット30を加圧すると、フレーム20の内側の形状がインレット30の外形と略同一となっているものの、フレーム20の内側の面に凹部21が設けられているため、インレット30の中央部分から周囲へと延展して余剰した硬化剤40がこの凹部21に入り込み、さらに、余剰した硬化剤40の体積が凹部21の容積よりも大きな場合は、硬化剤40が凹部21からインレット30の反対側の面に回り込む。それにより、インレット30の周囲にて硬化剤40が盛り上がることなく、硬化剤40の厚さがインレット30の全面にて均一となった状態で、フィルム10とインレット30とが確実に接着される(図2(c))。
その後、フィルム10及びフレーム20を、情報媒体1の外形に合わせて図中A点にて断裁し、硬化剤40が硬化することにより図1に示した情報媒体1が完成することになる(図2(d))。
このように本形態においては、内側の形状がインレット30の外形と略同一のフレーム20に囲まれた領域にインレット30が収容され、フィルム10上に塗布された溶融状態の硬化剤40によってインレット30がフィルム10に接着される構成において、フレーム20の内側の面に、インレット30に当接しない凹部21が設けられているため、インレット30がフレーム20に囲まれた領域に収容されてフィルム10に対して加圧された際に、インレット30の中央部分から周囲へと延展していきフレーム20の内側近傍にて余剰した硬化剤40が、その凹部21に入り込むことになり、それにより、インレット30をフィルム10に接着するための硬化剤40の厚さをインレット30の全面にて均一にしながらもフィルム10とインレット30とを確実に接着することができる。
また、上記のようにして製造された情報媒体1においては、インレット30にて表示された情報が、フィルム10及び硬化剤40を介して視認されることとなるが、硬化剤40の厚さがインレット30の全面にて均一になることにより、表示色が変化する等といった問題が生じることがない。また、硬化剤40の厚さをインレット30の全面にて均一にするための構成を、フレーム20の内側の面に設けた凹部21によるものとすることにより、情報を表示可能な面積を狭くすることや表示領域の意匠性を損なわせることがない。
(他の実施の形態)
図3は、本発明の情報媒体の他の実施の形態を示す図であり、(a)は情報表示面側から見た図、(b)はフレーム120の構成を示す図である。
本形態は図3に示すように、図1に示したものに対して、フレーム120の内側の互いに隣接する2つの側面のそれぞれに、その側面の他の領域よりも窪んだ凹部121a,121bが設けられている点が異なるものである。
上記のように構成された情報媒体101においても、インレット130がフレーム120に囲まれた領域に収容されてフィルム(不図示)に対して加圧された際に、フィルムの中央部分から周囲へと延展していきフレーム120の内側近傍にて余剰した硬化剤140が、凹部121a,121bにそれぞれ入り込むことになり、それにより、インレット130をフィルムに接着するための硬化剤140の厚さをインレット130の全面にて均一にしながらもフィルムとインレット130とを確実に接着することができる。
図4は、本発明の情報媒体の他の実施の形態を示す図であり、(a)は情報表示面側から見た図、(b)はフレーム220の構成を示す図である。
本形態は図4に示すように、図1に示したものに対して、フレーム220の内側の1つの角部に、その角部から外側に向かって窪んだ凹部221が設けられている点が異なるものである。
上記のように構成された情報媒体201においても、インレット230がフレーム220に囲まれた領域に収容されてフィルム(不図示)に対して加圧された際に、インレットの中央部分から周囲へと延展していきフレーム220の内側近傍にて余剰した硬化剤240が、凹部221に入り込むことになり、それにより、インレット230をフィルムに接着するための硬化剤240の厚さをインレット230の全面にて均一にしながらもフィルムとインレット230とを確実に接着することができる。
図5は、本発明の情報媒体の他の実施の形態を示す図であり、(a)は情報表示面側から見た図、(b)はフレーム320の構成を示す図である。
本形態は図5に示すように、図1に示したものに対して、インレット330の外形が正五角形である場合に、フレーム320の内側の形状も正五角形となり、正五角形の1つ側面に、その側面の他の領域よりも窪んだ凹部321が設けられている点が異なるものである。
上記のように構成された情報媒体301においても、インレット330がフレーム320に囲まれた領域に収容されてフィルム(不図示)に対して加圧された際に、インレットの中央部分から周囲へと延展していきフレーム320の内側近傍にて余剰した硬化剤340が、凹部321に入り込むことになり、それにより、インレット330をフィルムに接着するための硬化剤340の厚さをインレット330の全面にて均一にしながらもフィルムとインレット330とを確実に接着することができる。
図6は、本発明の情報媒体の他の実施の形態を示す図であり、(a)は情報表示面側から見た図、(b)はフレーム420の構成を示す図である。
本形態は図6に示すように、図1に示したものに対して、インレット430の外形が楕円形である場合に、フレーム420の内側の形状も楕円形となり、楕円形の側面に他の領域よりも窪んだ凹部421が設けられている点が異なるものである。
上記のように構成された情報媒体401においても、インレット430がフレーム420に囲まれた領域に収容されてフィルム(不図示)に対して加圧された際に、インレットの中央部分から周囲へと延展していきフレーム420の内側近傍にて余剰した硬化剤440が、凹部421に入り込むことになり、それにより、インレット430をフィルムに接着するための硬化剤440の厚さをインレット430の全面にて均一にしながらもフィルムとインレット430とを確実に接着することができる。
図7は、本発明の情報媒体の他の実施の形態を示す図であり、(a)は情報表示面側から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)はフレーム520の構成を示す図、(d)はインレット530の外形を示す図である。
本形態は図7に示すように、図1に示したものに対して、平面部510とフレーム部520とが一体化して筐体502を構成している点が異なるものであり、少なくとも、平面部510は、インレット530を視認可能とするために透明となっている。
上記のように構成された情報媒体501においては、平面部510とフレーム部520とが一体化しているため、インレット530がフレーム部520に囲まれた領域に収容されて平面部510に対して加圧された際に、平面部510とフレーム部520との間には硬化剤540は入り込まないものの、上記同様に、インレット530の中央部分から周囲へと延展していきフレーム部520の内側近傍にて余剰した硬化剤540が、凹部521に入り込むことになり、それにより、インレット530を筐体502に接着するための硬化剤540の厚さをインレット530の全面にて均一にしながらも筐体502とインレット530とを確実に接着することができる。
なお、上述した実施の形態においては、インレットとして情報表示機能を有するものを例に挙げて説明したが、本発明のインレットはこれに限らず、ベース基材上にアンテナが形成されるとともに、このアンテナを介して非接触通信を行うICチップが搭載されたRFID機能を有するもの等、様々なものを適用することができる。
また、本発明の接着手段としては、上述した硬化剤のように、溶融状態で塗布され、その後、加圧されることによって延展していくものであればよい。
1,101,201,301,401,501 情報媒体
10,110,210,310,410 フィルム
20,120,220,320,420 フレーム
21,121a,121b,221,321,421,521 凹部
30,130,230,330,430,530 インレット
40,140,240,340,440,540 硬化剤
502 筐体
510 平面部
520 フレーム部

Claims (1)

  1. 平滑基材の一方の面にフレームが配置されてなる筐体と、該筐体の前記フレームに囲まれた領域に収容されたインレットとを有し、前記フレームの内側の形状が前記インレットの外形と略同一であり、前記インレットが、前記平滑基材の前記フレームに囲まれた領域に溶融状態の接着手段が塗布された状態で当該領域に収容されて前記平滑基材に対して加圧されることによって該平滑基材に接着される情報媒体において、
    前記フレームの内側の面に、前記インレットに当接しない凹部を有することを特徴とする情報媒体。
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